企画提案書作成要領 防府市文書管理システム構築事業に係る企画提案書作成要領 この企画提案書作成要領は、防府市文書管理システム構築事業に係る企画提 案書(以下「企画提案書」という。)の作成方法等を示すものである。 1 提案書類の様式等 (1) 企画提案書は、A4 版縦とし、横書き、左綴じに製本すること。印刷方法 は両面印刷長辺綴じとする。ただし、図表等については必要に応じ A4 版横、 A3 版横(A3 版の場合、片面を A4 版 2 ページとして数える。)も利用でき るものとする。文字の大きさは、10.5 ポイント以上とする。 (2) 様式等が示されたものは、その様式を用い作成すること。 (3) 記述内容については、専門的知識を有しない者に対する配慮をし、専門用 語や略語等においては、説明書きをつけること。 (4) 企画提案書は図表等を含め 50 ページ以内とする。 (表紙、目次、様式 6~ 9、資格者証の写しはページ数に含めない。) (5) 製本に際しては「企画提案書(様式 5) 」を 1 ページ目とする。ただし、 審査用 15 部については、複写したものでも差支えない。 2 企画提案書記載項目 2.1 企画提案書の構成 防府市文書管理システム構築事業に係る要求仕様書(以下「仕様書」 という。)により、企画提案書は以下の章立てで作成すること。 第 第 第 第 第 第 第 第 第 1 2 3 4 5 6 7 8 9 章 章 章 章 章 章 章 章 章 会社概要について 開発体制について 提案システムの特徴と概要について システム構成について システム構築について 教育・研修について 運用サポート・保守について セキュリティ対策について その他の追加提案について 2-1 企画提案書作成要領 2.2 各章の記載内容 2.2.1 第1章 会社概要について (1) 企業名、本社所在地、設立年月、資本金、会社の来歴を示すこと。ま た、以下の項目についても記載すること。 ① 本事業を受注した場合のサービス拠点(ソフトウェア・ハードウェ ア・営業・総合窓口等) ② 取得している公的資格並びにセキュリティ及びシステム品質に関 する資格等 ③ 資格及び品質を維持するための取組み (2) 業務実績書(様式 6)を記載すること。 (3) 本事業の目的を実現するための基本的な考え方について記載すること。 2.2.2 第2章 開発体制について (1) 提案システムの開発にあたり、自治体業務に精通した要員により円滑 に進行すること。以下のとおり貴社側の体制を提案すること。 ① 開発体制図 ② 開発要員(様式 7、様式 8) ※ 様式 8 で保有資格等を記載した場合は、それを証する資格者証の写 しを添付すること。 ③ プロジェクト管理手法 2.2.3 第3章 提案システムの特徴と概要について 提案するシステムについて以下のことを記載すること。 (1) パッケージソフトウェアの特徴 (2) パッケージソフトウェアの概要 (3) 本調達における問題点及び解決策 (4) カスタマイズの必要が生じた場合のカスタマイズ方針 (5) パッケージソフトの運用に必要なライセンス(ミドルウェア・フォン トのライセンスを含む) (6) クライアント端末の運用に必要なライセンス(ミドルウェア・フォン トのライセンスを含む)及び設定方法 (7) 人事異動などに伴う権限の変更(年度・随時)の運用方法 (8) 地域情報プラットフォームへの準拠の有無(予定も含む) 2-2 企画提案書作成要領 2.2.4 第4章 システム構成について (1) ハードウェア仕様について ① 仕様書をもとに、新システム稼動に必要と思われるサーバ機器等を 提案すること。ただし、提案内容には以下の性能仕様を明記するこ と。また、各機器の役割、機種名、型番、数量等も明記すること。 (ア) ラックごとの機器構成図(1 ラック 10U とする。) (イ) CPU、メモリ容量、ディスク容量 (ウ) RAID システム仕様、バックアップ装置仕様 (エ) 環境配慮に関する事項(省エネ、リサイクル等) (2) 周辺機器について(必要な場合) 必要となる周辺機器について仕様を明記すること。 (3) ソフトウェア仕様 仕様書をもとに、システム稼動に必要と思われるソフトウェア(O Sを含む)仕様を明記すること。(パッケージは除く) (4) 信頼性について ① 障害による業務停止を最小限に抑えるために、システム全体の信頼 性をどのように維持するのかを提案すること。 ② 障害が起きた際の復旧方法について明記すること。 2.2.5 第5章 システム構築について 本稼動までのシステム構築について以下の項目の提案をすること。 (1) 仕様凍結までのプロセスについて明記すること (2) システム構築スケジュールについて、以下の項目を記載すること。ま た、本市との作業分担についても明記すること。 ① 構築時期 ① テスト時期 ② データ移行時期 ③ 本市職員の操作研修時期 ※ その他の作業が発生する場合はその時期を記載すること。 ④ 既存システムのデータ項目の不足や不整合があった場合の整備対 応について ⑤ その他、本市に要望する事項とその理由 2.2.6 第6章 教育・研修について 本市職員の教育や研修の内容及び期間について提案すること。 2-3 企画提案書作成要領 2.2.7 第7章 運用サポート・保守について 提案するシステム稼動後の運用サポート・保守(ハードウェア・ソフ トウェア・パッケージ保守・システム保守)についての考え方を提案す ること。また、以下の点についても明記すること。 なお、保守の時間帯は通常、月~土曜日の午前8時30分~午後9時 を想定している。その他、本市にとって有用な提案があれば記載するこ と。 (1) 保守に対する基本的な考え方 (2) 障害発生時の対応 (3) 運用サポート体制について (4) 緊急時の対応について (5) 開発過程で新たに作成されたものについての著作権の考え方 (6) 契約期間終了後のパッケージソフト使用権の考え方 2.2.8 第8章 セキュリティ対策について 提案するシステムにおける、セキュリティ対策について明記すること。 (1) 個人情報保護対策(職員認証機能、アクセス制御、アクセスログ等) (2) データ保護対策(不正アクセス、データ持ち出し及び誤操作によるデ ータ書き換え等の対策、サーバのデータ保護、バックアップ、ウィルス 対策等) (3) その他取り組むべき対策の提案 2.2.9 第9章 その他の追加提案について 本市にとって、有用と思われる提案をすること。 追加提案については、今回の見積範囲内の提案とすること。 2-4
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