2014 年度 NPO法人岡山県介護支援専門員協会 受験対策講座チーム監修 介護支援専門員実務研修受講資格試験解答解説 介護支援分野 問題 1 3・5 解説(テキストP72 参照) 1、2-市町村地域福祉計画と調和する。市町村老人福祉計画は一体。と覚えましょう。 4-介護保険施設の定めは、都道府県介護保険事業支援計画。 問題 2 4・5 解説(テキストP83 参照) 「介護サービス情報の公表」制度は、法に基づく都道府県の自治事務の為、都道府県知事が行う。 2-調査事務は都道府県が指定を行うので、指定調査機関が行う。 3-居宅介護支援も対象。 問題 3 1・3・4 解説(テキストP78 参照) 2-1号保険者の保険料が財源 5-年度末に一括して返済ではない。3年間の分割返済。 問題 4 2・5 解説(テキストP86-87 参照) 1、2-要支援・要介護認定とも対象になります。 3-要介護認定に関する不服の審理は「公益代表委員」のみで行う。 4-被保険者代表委員ではなく、公益代表委員。 問題 5 1・4 解説(テキストP75-77 参照) 2-共済年金も特別徴収対象。 3-市町村特別給付は1号被保険者の保険料から。(テキストP51 参照) 5-年度ごとではなく3年に一度。 問題 6 2・3・4 解説(テキストP69 参照) 1-地域密着型サービスについては、市町村が地域の実情に応じた弾力的な指定基準・報酬設定が できる。 5-権限を持つのは、市町村長である。 問題 7 2・4 解説(テキストP65~参照) 1-訪問介護事業所は申請代行ができない。(テキストP38) 3-訪問介護事業所の職員は、介護福祉士以外でも可能(たとえば、ヘルパー2級等) 5-このご時世、こんなことはありえない。指定運営基準(第119条)に明記。 問題 8 1・3・4 解説(テキストP70) 2-想定外。 5-定められてる。 問題 9 2・5 解説(テキストP59-61) 1-表参照。 3-適応される。(テキストP62) 4-食費・居住費・宿泊費が含まれる。 問題 10 3・5 解説(テキストP47 表参照) 4-特例特定施設入所者生活介護サービス費ではなく、特例特定入所者介護サービス費。 よーく見ないと見落としますね。 問題 11 3・5 解説(テキストP58-59) 1-「福祉用具購入」「住宅改修」の 1 割負担は、対象にならない。基本的に現物給付の 1 割と考 えよう。 2-年単位ではなく、月額で定める。 4-市町村の条例で定める。 (テキスト P55) 問題 12 2・3・4 解説(テキストP54) 表参照 問題 13 3・4 解説(テキストP38) 1-1号被保険者は、「介護保険者証を添えて」。 2-身体障害者障害程度等級は含まれない。 5-市町村の指定する医師または市町村の職員である医師。 問題 14 1・5 解説 認定調査票を参考にしてください。4はひっかけです、項目としてはありません。 問題 15 2・3 解説(テキストP38・64) 「特別な医療」と「特定疾病」を混同しないように。 問題 16 1・2・3 解説(テキストP41) 4-認定審査会は「療養に関する意見をつけることができる」のでサービスの種類の指定権限は市 町村が持つ。 5-被保険者証は被保険者としての証明ですから、返還されます。 問題 17 1・3・4 解説(テキストP89~102.109.111.112) 2-最終的に決定するのは利用者本人または家族。 5-要介護度に変化があれば、区分変更申請。 問題 18 1・2 解説(テキストP101.111.112) 3-保険者に報告はしないが、記録を残す。 4、5-生活保護受給者であっても、ケアプランの作成は介護支援専門員が作成する。 作成の際は、当人のかかりつけ医の意見を聴収する。 問題 19 1・3・4 解説(テキストP114~) 2-目標指向型。 5-(テキスト P46 表参照) 問題 20 2・4・5 解説(テキスト P116) 1-定期的にではなく、必要に応じて随時。 3-記録の保存は、サービスが完結した日から 2 年間。ただし、市町村の条例によって 5 年間の 期間になっている場合がありますが、法令上は 2 年間です。 問題 21 2・4 解説(テキストP101.119) 1-含まれる。 3-介護認定審査会の意見が付記されている場合は含む。 5-他の施設から転入した場合は、新規利用として行う。 問題 22 2・5 解説 1-介護支援専門員に医療職・介護職の区分はない。 3-利用料の説明については、各事業所も重要事項等の説明時に必要だが、ケアプランの提示の際 に介護支援専門員も行う必要がある。 4-当該介護保険施設と連携を行う。 問題 23 3・4・5 解説(テキスト P51) 介護保険施設は、指定介護老人福祉施設、介護老人保健施設、指定介護療養型医療施設の 3 つです。 問題 24 1・2・5 解説 3-一方的に求めてはいけない。 4-サービスを減らすよう指示をしてはいけない。 問題 25 2・4・5 解説 1-居宅サービス計画は、居宅支援事業所の介護支援専門員が作成しなければいけない。 3-転倒防止とはいえ、ベッド上での生活を中心した計画は適切とは言えない。 医療サービス分野 問題 26 1・4・5 解説(テキストP256 参照) 2ー症状悪化の要因のうち、最も多いのは薬剤 37,7%、次が身体合併症 27,0%、家族や介護環境 10,7%である。 3-認知症で必ず出現するのは中核症状 問題 27 1・2・5 解説(テキストP260 参照) 2・3は昨年度の総合問題17を分解した問題。理解していれば解けたと思いますが、老年期うつ は、気分の落ち込みが目立たず認知症との区別がつきにくいが、不安・不眠・焦燥感、妄想などを 示しやすく、症状が悪化すると自責の念が強くなり自殺企図が見られることもあります。 問題 28 2・3・5 解説 この問題は、判断が難しいです。 1-パーキンソン病でホーエン&ヤールがⅢ度以上でかつ生活機能症度2・3 度以上が認定の対象 になるのは、特定疾患の場合。2 号被保険者が介護保険を申請する場合は、パーキンソン病の診断 があれば可能である。(テキストP200 参照) 3-介護職員がたん吸引ができるためには、研修を終了し、都道府県からの認定証交付後に、医師 の指示の下で看護師等と連携してから痰の吸引等の提供を行うことができます。 4-障害者総合支援法による障害者福祉サービス(自立支援給付と地域生活支援事業)は身体障害 者手帳の保持がなくても市町村審査会で認定されれば利用できます。 以上から、1と4は誤まりと判断しました。 問題 29 1・3 解説 これは簡単でしょう。 2-子宮頸がんワクチンは、20~30 歳代で発症する子宮頸がんを予防するために推奨されてい ますが、重い副作用が社会問題となっています。 4-BCGワクチンは結核予防目的で生後 1 歳までに接種 5-B型肝炎ワクチンは出産するときの母親からの垂直感染を予防するために生後すぐに接種す るワクチンです。 問題 30 1・4・5 解説 2-診断書が必要ですが、ほとんどの航空会社で持ち込みは可能です。 3-主治医の判断と指示が必要ですが、外来診察の結果で判断されることもあります。 問題 31 1・3・5 解説 この問題は、社会的に注目されているテーマを取り上げたものでしょう。 アルコール依存症は、ほかの薬物依存と同じように「脳の病」と定義されています。完治すること がなく、再燃しやすい疾患です。人格が原因ではなく、本人の意思だけでは治療も難しいのです。 精神障がい者保健福祉手帳の対象にもなります。 問題 32 1・4 解説(テキストP231~参照) 2-褥瘡のケアとは、患部の処置だけでなく、体位変換や排せつ、清潔のケアなどを指します。係 わるすべての介護者が褥瘡予防とケアに対する教育を受けることが必要です。 3-発赤部位は皮膚の下は炎症が起こっている状態なので、マッサージは悪化させる要因になるの で避ける 5ー円座は、そのあたる部分が圧迫されて褥瘡の発生リスクが高まるので使用は避ける。 問題 33 1・3・5 解説 1-胃ろうの方も、口腔内を清潔にして誤嚥性肺炎を予防することが重要(テキストP284) 2-医師・歯科医師も麻薬を処方するためには、申請して麻薬施用者(管理者)免許の取得が必要 ですが、この問題はテキストには記載されていません。 4-在宅自己注射が行えるのは、教育を受けた、本人か家族です。(テキストP278) 問題 34 1・3・4 解説 3-テキストP273 の表参照 5-経管栄養剤は、処方された時は医療費と同じく一部自己負担。 問題 35 1・4・5 解説 2-頭部後屈位は気道の確保時。そのため食道よりも気管へ食べ物が入りやすい。食事のときは顎 を引いた姿勢が望ましい。 3-注入後すぐは、体を起こしたファーラー位か、セミファーラー位が逆流防止にも望ましい。 (テ キストP284) 問題 36 3・4 解説 テキストP333 参照 1-緊急時訪問看護加算を算定できるステーションは 1 事業所。 2-訪問看護ステーションでは理学療法士や作業療法士、言語聴覚士も配置可能。 5-ターミナル加算の算定が可能なのは死亡日及び死亡前 14 日以内に 2 日以上ターミナルケアを 行った場合。 問題 37 1・2・3 解説 3-平成 24 年度の報告では、介護支援専門員が 32%、次いで家族 11,9% 警察 10,6%の順 4-養護者による虐待の続き柄で最も多いのは、息子である。(テキストP251) 5-設問1にもあるように、状況によっては命に関わる場合もある。緊急時は早急に市町村へ報告 することが義務付けられている。 問題 38 3・4 解説 1-短期入所療養介護は介護度に関わらず予防・介護サービスとして利用可能である。 5-認知症状により在宅での生活が困難であり、緊急入所が適当と医師が判断し介護保険施設サー ビスを行った場合、入所した日から 7 日間算定できる加算であり、医師の往診は要件ではない。 問題 39 1・2・5 解説 テキストP314 参照 この問題も悩みました。 1-介護老人保健施設の機能として、医療・福祉のサービスを統合して維持期の包括リハビリテー ションを実施し、チームケアで在宅復帰を目指し、家庭での生活が継続できるように支える機能も あるので、この問は〇 2-退所後に、在宅生活が継続できることを確認するために居宅介護支援事業所から情報提供を受 けることは要件にありますが、この設問の要件は見つかりませんでした。しかし自宅復帰時には担 当する居宅介護支援事業所との連携が必要なので情報提供は行われるはずと判断し、この問は〇と しました。 3-医師が配置されており、処方や必要な医療行為は行われています。包括報酬なので診療報酬と しての算定はできませんがこの問は間違いだと判断します。 4-薬剤師は必ず配置されています。 問題 40 2・4・5 解説 1-療養通所介護は、訪問看護ステーションに併設され、重度医療管理が行われる通所介護 3-すべての居宅サービスでそれぞれの介護計画の作成が必要である。 問題 41 1・4・5 解説 2-若年性認知症が取得できるのは、精神障碍者手帳である。 3-若年性認知症は周囲がおかしいと思っても受診に至らないケースが多く、診断は遅れがち。 4-平成 24 年ごろから始まった新しい取り組みです。地域で認知症を受け入れていくためにもこ の取り組みは要チェックです。 問題 42 2・3・4 解説 この問題も悩む問題です。 1-MRSAは保菌者は隔離の必要はありません。多量の痰や咳など周囲へ感染の危険性がある場 合は隔離を考慮する必要はあります。(テキストP296) 4-生活保護法・老人福祉法・障害者自立支援法などに規定される施設では65才に達した年度か ら毎年 1 回の結核定期健康診断を行い、管轄の保健所への報告が必要ですが、すべての社会福祉施 設で義務付けられているわけではありません。この設問は間違いではないのですが少し説明が不足 しているように思います。 5-ノルウェー型疥癬は感染力が強いので個室隔離が必要ですが、通常疥癬は過剰な消毒や隔離は 不要(テキストP217) 問題 43 1・5 解説 テキストP316~ 2-本人や家族の希望に沿って支援していくべきです。最近は独居でも自宅で最期を望む方が増え ています。 3-本人の状態によっては、不安を抱いたりさまざまな条件から希望は変化します。出来る限りそ の要望に添うことが満足できる看取りへつながります。 4-がんの疼痛剤の第一選択は、非麻薬性鎮痛剤です。痛みに応じて段階的に使用されることが多 いです。 問題 44 1・2・5 解説 3-薬局から内服薬と同じように点滴剤が届きます。 4-処方された麻薬剤を使用しなかった場合、自己判断で廃棄してはいけません。主治医あるいは 処方薬局へ持参する必要があります。 問題 45 1・2・4 解説 3-介護支援専門員が介護サービス計画作成に役立てることは可能である。 (テキストP236 参照) 5-これは制度論のP58 にあるように、1 年分を合算して一定額を超えた場合に給付するもので す。 福祉サービス分野 問題 46 3・4・5 解説(テキスト P423.436 例題 1・4) 1-チェックリストやクローズドクエスチョンは初回面接では不適切。 2-あくまでも、面接は本人の主訴が大切。必要であれば家族にも聞き取りを行う。 問題 47 3・5 解説(テキスト P439 例題 12・13・17) 1-クライエントの同意がない場合、他人に情報提供供すること不適切である。 2-個人的興味で質問してはいけない。 4-関連情報も個人情報です。 問題 48 2・4・5 解説(テキスト P424) コミュニティワークとしては、入院中であったり、入所者に限定したものより、地域住民らと共に 行う活動が地域援助技術としては、より適切なものである。 問題 49 4・5 解説(テキスト P429) 本人・家族の状況をまず確認すること。虐待のおそれがある場合には地域包括支援センターとの連 携が必要なので、より適切なもので選択。 問題 50 3・4 解説(テキスト P430) 1-身体介護、または生活援助であっても同居家族が傷害や疾病等の理由がある場合は、利用可能。 2-利用頻度が低い場合も訪問介護計画の策定は必要。 5-居宅サービス計画に位置づけられていないサービスについては、原則提供してはいけない。 問題 51 1・3・4 解説(テキスト P431・458 例題 91~94) 2、3-終末期や、気管切開創であってもかかりつけ医の意見があれば可能。 5-算定できない。 問題 52 1・5 解説(テキスト P431) 2-作成する必要がある。 3-家族の負担軽減も通所介護利用の目的の一つである。 4-入浴加算が算定できる。 問題 53 1・3・5 解説(テキスト P432) 2-家族の休養や外出が理由であっても利用可能。 4-看護師や柔道整復師でも可能 問題 54 2・4・5 解説 福祉用具販売品目、福祉用具貸与品目、住宅改修については、分類がされているのできちんと覚え ましょう。 特定施設入所者生活介護利用中は、福祉用具の貸与はできない。外部サービス利用型有料老人ホー ムやサービス付高齢者住宅では、貸与可能なので間違わないように。 問題 55 3・5 解説 1、2-「のみ」のような部分的な改善や「単に」など限定したサービスは適切ではない。 4-食事費用の徴収は可能。 問題 56 3・4・5 解説 1-併設型、ユニット型合わせて 4 形態。 2-明るく家庭的な雰囲気を有し、家族や地域との結びつきを重視した運営を行うこととされてい るので、含める。 問題 57 1・2・5 解説 3-受けなければならない、とされてはいない。 4-広告することは禁じられてはいない。 問題 58 3・4・5 解説(テキスト P427) 1-対象となる。 2-個人単位ではなく世帯単位。 問題 59 1・5 解説(テキスト P425) 2-都道府県社会福祉協議会。市町村社会福祉協議会とは協力して行う 3-施設入所者等も利用可能。 4-生活支援員ではなく、専門員。 問題 60 1・2・5 解説(テキスト P426) 3-許可なく処分することはできない。 4-できない。
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