平成27年3月第1回 坂井市議会定例会議事日程(第1号)

平成27年3月第1回
坂井市議会定例会議事日程(第1号)
平成27年2月24日(火)午前10時
開議
1.議事日程
〔第1号〕
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
諸般の報告
日程第4
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(平成2
6年度坂井市一般会計補正予算(第6号))
日程第5
議案第1号
平 成 2 6 年 度 坂 井 市 一 般 会 計 補 正 予 算 (第 7 号 )
日程第6
議案第2号
平成26年度坂井市国民健康保険特別会計補正
予算(第2号)
日程第7
議案第3号
平成26年度坂井市公共下水道事業会計補正予
算(第2号)
日程第8
議案第4号
平成27年度坂井市一般会計予算
日程第9
議案第5号
平成27年度坂井市国民健康保険特別会計予算
日程第10
議案第6号
平成27年度坂井市後期高齢者医療特別会計予
算
日程第11
議案第7号
平成27年度坂井市水道事業会計予算
日程第12
議案第8号
平成27年度坂井市公共下水道事業会計予算
日程第13
議案第9号
平成27年度坂井市農業集落排水事業会計予算
日程第14
議案第10号
平成27年度坂井市病院事業会計予算
日程第15
議案第11号
市道路線の認定について
日程第16
議案第12号
福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の変更
について
日程第17
議案第13号
坂井市健康なまちづくり条例の制定について
日程第18
議案第14号
坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館条例の制定
について
日程第19
議案第15号
坂井市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正
する条例の制定について
日程第20
議案第16号
坂井市情報公開条例の一部を改正する条例につ
いて
日程第21
議案第17号
坂井市行政手続条例の一部を改正する条例につ
いて
-1-
日程第22
議案第18号
坂井市手数料条例の一部を改正する条例につい
て
日程第23
議案第19号
坂井市立保育所条例の一部を改正する条例につ
いて
日程第24
議案第20号
坂井市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条
例について
日程第25
議案第21号
坂井市水道事業、公共下水道事業及び農業集落
排水事業の設置等に関する条例の一部を改正す
る条例について
日程第26
議案第22号
坂井市水道事業、公共下水道事業及び農業集落
排水事業の利益及び資本剰余金の処分等に関す
る条例の一部を改正する条例について
日程第27
議案第23号
坂井市下水道条例の一部を改正する条例につい
て
日程第28
議案第24号
坂井市立三国病院使用料及び手数料徴収条例の
一部を改正する条例について
日程第29
議案第25号
坂井市地区体育館使用条例の一部を改正する条
例について
日程第30
議案第26号
坂井市集会所条例等を廃止する条例の制定につ
いて
2.本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
3.出席議員(26名)
1番
小
原
慶
之
2番
後
藤
寿
和
3番
川
端
精
治
4番
渡
辺
竜
彦
5番
前
川
徹
6番
南
川
直
人
7番
上
坂
健
司
8番
戸
板
9番
吉
川
貞
明
10番
古
屋
信
二
11番
上
出
純
宏
12番
田
中
哲
治
13番
佐
藤
寛
治
14番
松
本
15番
東
野
栄
治
16番
伊
藤
聖
一
人
志
18番
川
畑
孝
治
雄
17番
進
朗
19番
前
田
嘉
彦
20番
橋
本
充
21番
永
井
純
一
22番
畑
野
麻美子
-2-
23番
山
田
栄
24番
広
瀬
25番
田
中
千賀子
26番
木
村
潤
一
(13:05退出、13:10出席)
4.欠席議員(0名)
な
し
5.説明のため出席した者の職氏名
市
長
坂
本
憲
男
副
長
北
川
貞
二
長
川
元
利
夫
総 務 部 長
新
開
和
典
財 務 部 長
野
路
良
二
生活環境部長
向
川
俊
邦
福祉保健部長
髙
嶋
優
文
産業経済部長
萬
道
正
之
建 設 部 長
恩
地
紀
上下水道部長
高
木
教 育 部 長
杉
田
輝
美
三国病院事務局長
直
江
正
一
会計管理者
小
川
茂
治
教
育
市
徹
6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事 務 局 長
小
林
憲
雄
事務局次長
木
下
和
憲
書
小
澤
清
和
書
坪
田
学
恭
記
7.議事の経過
午前10時
開
議
-3-
記
第1回坂井市議会定例会
(午前10時
○
開議)
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
○
議長(橋本充雄)皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員数は26人であります。
定足数に達しておりますので、これより平成27年第1回定例会を開会いた
します。
ここで、会議に先立ち、市民憲章を全員で唱和いたします。
○
事務局長(小林憲雄)御起立願います。
(起立)
○
議長(橋本充雄)前文は私が朗読いたします。以下各項目については、全
員で御唱和をお願いいたします。
坂井市民憲章。
彩り豊かな海・山・川と市民が融和する坂井市。
大空へ伸びる緑の木々のように
希望に満ちたまちの実現に向けて
ここに市民憲章を定めます。
一、
青い日本海のすがすがしさ
自然と住みよい環境に恵まれた
一、
白いユリのやさしさ
人々のきずなと安心が広がる
一、
坂井
桜に浮かぶ古城の気高さ
誇りある歴史と文化が息づく
一、
坂井
真っ赤な太陽の輝き
明るい笑顔と活力があふれる
○
坂井
黄金波打つ平野の温もり
感謝と思いやりの心を育む
一、
坂井
坂井
事務局長(小林憲雄)御着席ください。
(着席)
○
議長(橋本充雄)市長の招集挨拶を許します。
坂本市長。
○
市長(坂本憲男)おはようございます。
本日、ここに平成27年第1回議会定例会を招集いたしましたところ、議員
各位には、公私とも御多忙の中、御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
また、平素は市政運営にあたりまして各般にわたり御理解と御支援をいただ
-4-
いておりますことに対しまして、重ねて厚くお礼を申し上げます。
さて、国政においては、昨年暮れに第3次安倍内閣が発足し、「地方への好
循環拡大に向けた緊急経済対策」を閣議決定する中、経済の好循環を確かなも
のとするとともに、地方にアベノミクスの成果を広く行き渡らすことを目指す
としたところであります。
また、今月12日の第3次内閣発足後初の施政方針演説では、地方にこそチ
ャンスがあり、熱意ある地方の創意工夫を全力で応援することが安倍内閣の地
方創生であると述べています。
今後は、緊急経済対策がスピード感を持って行われ、景気回復基調を確かな
ものとするとともに、地方においても地域経済の活性化などが実感できること
を期待をするものであります。市といたしましても、国・県の施策の動向など
を的確に把握するとともに、創意工夫を行いながら、柔軟かつ的確、適切に対
応してまいりたいと考えております。
また、市政におきましては、坂井市が誕生して、間もなく節目となる10年
目を迎えようとしておりますが、現在、「笑顔」を市政のキーワードとしなが
ら、市民の皆様が健康で心豊かに、笑顔で安心して暮らせるまちづくりに取り
組んでいるところであります。
このような中にあって、厳しい財政状況はもとより、期限を迎えることとな
る地域自治区などの今後のあり方や、人口減少問題、北陸新幹線の敦賀開業3
年前倒しへの対応や、福井国体の開催準備など多くの問題が山積いたしており
ますが、これまで以上に、市民の皆様が、住んでよかった、また坂井市に住ん
でみたくなるようなまちづくりに全力を傾注してまいりたいというふうに考え
ております。
次に、平成27年度の予算編成について基本的な考え方を申し上げます。
国の経済対策などにより景気回復の兆しが見えてきたとはいえ、地方財政を
取り巻く環境は依然厳しい状況が続いております。
当市におきましても、市税の大幅な増収が見込めないことなどから、限られ
た財源を有効に活用し、持続可能な堅実な財政運営を図るために、第2次行政
改革大綱及び中期財政計画に基づき、さらなる行政改革を推進するとともに、
「選択と集中」による事業の重点化を図りながら、後期総合計画を着実に推進
する予算編成としたところであります。
それでは、平成27年度で実施する主な施策などについて、総合計画の施策
の大綱ごとに申し上げさせていただきます。
初めに、「住民とともに育むまちづくり」について申し上げます。
まず、市民と行政との協働によるまちづくり事業についてでありますが、平
成27年度から公民館をコミュニティセンターに移行することで、これまで以
-5-
上に協働のまちづくりを推進しながら、地域の学習活動や地域づくり活動に対
する支援や市民相互の交流を促進し、地域コミュニティの醸成を図ってまいり
ます。
次に、男女共同参画についてでございますが、笑顔で暮らせる心豊かな男女
共同参画社会の実現のため、今後も、市民講座や研修会の開催、地域などにお
ける推進啓発活動を積極的に実施して、市民の意識の醸成を図ってまいりたい
というふうに考えています。
また、行政改革推進事業については、第2次行政改革大綱に基づく119項
目の実施計画につきましては、設定期間も残すところ2年となりますが、期限
内の達成を目指し、さらに積極的に取り組みを推進してまいります。
特に、公共施設マネジメント白書に基づく中長期的な視点からの公共施設の
見直し、受益者負担金の適正化に関する基本方針に基づくコストの把握と受益
者負担の見直しにつきましては、関係者の皆様と十分協議を重ねながら、着実
に進めてまいりたいというふうに考えております。
次に、戸籍及び住民基本台帳事務につきましては、適正かつ迅速な対応に取
り組み、窓口対応については、「さわやか、親切、スピード」を心がけ、住民
サービス向上に努めてまいります。
特に、本年はマイナンバー制度の導入により、10月には住民一人一人にマ
イナンバーが通知され、平成28年1月からはマイナンバーの利用及び個人番
号カードの交付が始まるため、マイナンバー制度の円滑な施行・運用に向けて、
庁内の体制整備に一層取り組んでまいります。
次に、「多様な都市活動を支えるまちづくり」について申し上げます。
まず、昨年4月に新規事業採択された福井港丸岡インター連絡道路について
は、現在、地形測量、土質調査及び概略設計を完了し、その設計内容について
地元協議を実施しているところでございます。
また、新幹線と並行する県道福井森田丸岡線につきましても、福井市との市
境より県道板倉高江線までの区間において、地形測量、土質調査及び概略設計
を完了し、地元協議を実施をいたしておるところでございまして、平成27年
度においては、地元の了解が得られた中で、用地買収に向けた用地測量、物件
補償調査を進めてまいります。
そのほか、利便性の高い道路網の整備を進めるため、社会資本整備総合交付
金などの財源を活用し、幹線道路や通学路の整備を進めており、平成27年度
においては、従来より着手している道路整備に加え、新たに春江町中筋地係よ
り福井市森田北東部区画整理地を結ぶ市道沖布目森田線の整備を進めてまいり
ます。
北陸新幹線については、概略設計について年度内に了解を得るよう沿線集落
-6-
と協議をしているところでございますが、敦賀開業の3年前倒しが正式に決定
されたことにより、早期の用地取得が重要であり、そのためには、地権者及び
沿線集落の御理解を得なければならないと感じております。
次に、「地域の活力を創造するまちづくり」について申し上げます。
まず、農業振興についてでありますが、水田農業においては、全国的な米余
りの中、米価が下落し、転作面積は増加傾向にありますが、水稲については、
引き続き、安心・安全な消費者に求められるおいしい米づくりを推進していく
ほか、ブランド米「花あかり」については、作付及び出荷に対する奨励策によ
り、取り組みを促進しております。
畑作・園芸振興事業においては、三里浜砂丘地園芸産地育成事業が3年目に
入り、計画的な遊休農地対策事業、高品質な施設園芸の産地づくりに取り組ん
でまいります。
次に、農業従事者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などの課題につ
いては、人・農地問題解決推進事業により、各集落などにおける「人・農地プ
ラン」の見直しや、農地中間管理事業を活用した担い手への農地集積を加速し
てまいりたいと考えております。
また、認定農業者の育成や集落営農の組織化、法人化を進めるとともに、定
住促進などの支援策を講じながら、新規就農者の増加を図ってまいります。
また、林業振興につきましては、林道の改良工事、適正な維持管理を行い、
林道従事者や利用者の利便性向上及び安全性の確保を図るとともに、森林の有
する多面的機能を発揮させるための森林整備を継続して進め、林業の振興及び
森林の荒廃防止に努めてまいります。
水産業振興につきましては、漁業経営の安定を図るため、操業に要する燃油
や省エネ機器設備等の導入に要する経費に対する助成及び新規漁業就業者に対
する支援を実施していくほか、漁港については、安島・崎・梶3漁港の機能診
断を実施し、漁港の機能強化及び背後地区の安全確保を進めてまいります。
次に、農地整備事業につきましては、国営、県営パイプライン化事業の進捗
状 況 に つ き ま し て は 、 平 成 2 6 年 度 末 の 事 業 費 ベ ー ス で 、 国 営 が 9 1 .3 % 、
県 営 が 7 9 .3 % と な っ て お り ま す 。 今 後 も 事 業 の 早 期 完 成 に 向 け た 積 極 的 な
関係機関への働きかけを行ってまいりたいというふうに考えております。
また、今回の国営事業で整備された春江北部調圧水槽及び隣接するゆりの里
公園を地域農業の拠点として、地元農林水産物の直売所やレストラン、調圧水
槽を利用した眺望ポイントなどの整備を行うことにより農業の振興を図るとと
もに、市内外からの集客を促進し、あわせて地域の活性化を図ってまいりたい
というふうに考えております。
また、地籍調査事業についてでありますが、現在、6地区で事業を実施して
-7-
おりますが、平成27年度からは新たに丸岡町下長畝と坂井町上兵庫の2地区
を加え、全体で8地区で事業を行う予定となっております。本事業は地籍を明
らかにし、個人の財産を守るという重要な事業でございますので、さらなる事
業推進に努めてまいりたいというふうに考えております。
次に、企業振興事業につきましては、坂井市中小企業振興基本条例及び本年
度作成をしています坂井市中小企業振興計画に基づき、人材育成、販路拡大、
新商品及び技術開発に要する経費などに対する助成や、中小企業者の販路拡大
及びものづくりを推進し、経営の持続的な発展を支援してまいります。
次に、企画事務事業についてでありますが、人口減少対策については、国で
は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、人口減少と地域経済縮小の
克服を目指しています。人口と経済は密接に関係することから、人口減少だけ
でなく、地域経済を含めた課題の解決に向けた施策に取り組んでいきたいと考
えております。
また、旧竹田小学校については、今年度、実施設計を完了し、平成27年度
に改修工事を行い、平成28年春のオープンを予定をいたしております。
次に、シティセールス推進事業につきましては、人口減少問題や少子高齢化
が進む中、将来にわたり持続ある市の発展を目指し、交流人口及び定住人口の
増加を最終目標に、まずは本市の認知度の向上及び郷土への愛着と誇りの醸成
を図るため、市の魅力を発掘・創出し、関連企業などとの連携のもと、地元か
ら、首都圏から、そして各地方から、その魅力を市内外に戦略的、効果的に発
信いたします。
また、新たな出会い応援事業につきましては、結婚を考えながらも出会いの
機会が少ない独身男女が交流できる出会いの場を提供する事業として、婚活支
援の専門家によるセミナー形式の事業のほか、メールによる情報発信サービス
と、あわせて出会いの機会を設定する事業を新たに実施してまいりたいと考え
ております。
次に、「安全で快適な暮らしを支えるまちづくり」について申し上げます。
防災事業でございますが、本年度の坂井市地震避難訓練については、防災意
識の啓発と地域防災力の向上を目指して、坂井町全域を対象に8月30日に実
施の予定でございます。
また、防災行政無線デジタル化については、平成26年度に着工しました丸
岡町防災行政無線は、一部供用を開始するとともに、春江町につきましても本
年度より着手し、事業期間を平成28年度までの2ケ年と考えています。
消費者行政推進につきましては、市民の消費生活の安全・安心を確保するた
め、消費者相談を初め、世代に配慮した消費者教育に継続して取り組み、今後
も消費者団体連絡協議会との連携による消費者視点での啓発活動や自立した賢
-8-
い消費者の育成に努め、坂井市消費者センターの一層の充実を図ってまいりま
す。
また、上下水道事業でございますが、4月から上下水道事業を包括的業務委
託にすることで、事務の効率化とお客様サービスなどの一層の向上を図り、よ
り効率的な業務運営に取り組みます。
水道事業については、三国テクノポート地区や坂井木部地区への安定した水
道水の供給を図るため、木部配水池の新設に着手するほか、水道施設の根幹で
ある浄水場及び配水池の耐震化に取り組み、安全で安心な水の供給を図ります。
また、下水道事業については、引き続き「快適なまちづくり」に向けて、未
普及地区の解消に努め、汚水処理の普及拡大を図ります。
次に、コミュニティバス事業についてでありますが、コミュニティバスの利
用実績につきましては毎年利用者が増加しており、平成25年9月から平成2
6 年 8 月 ま で の 年 間 延 べ 利 用 人 数 は 8 万 7 ,3 4 0 人 で 、 前 年 同 期 と 比 較 し て
6 .6 % の 増 加 と な っ て お り ま す 。
昨年9月からは、契約更新に伴い、この5年間の運行実績を踏まえ、より利
便性が高く効果的・効率的な運行となるように見直しも行っており、今後もさ
らなる安全運行と利用者の利便性向上に努めてまいりたいと考えております。
次に、「美しい自然と共生するまちづくり」について申し上げます。
坂井市環境基本計画及び坂井市一般廃棄物処理基本計画に基づき、環境保全
対策、地球温暖化防止対策、環境衛生対策と、さまざまな施策を継続的に展開
してきたところでございます。
環境保全施策については、計画の柱でもあります「環境に優しい人づくり」
に引き続き取り組み、将来、坂井市を担う子どもたちに対する環境教育のさら
なる推進に努めるほか、地球温暖化防止対策では、可能な限りの省エネ推進や
再生可能エネルギーの普及啓発なども推進し、環境モラルに対する意識の醸成
に努めてまいりたいと考えております。
また、一般廃棄物対策につきましては、市民・事業者・行政が一体となって
ごみの減量化を進める中で、今回見直しを行いました坂井市一般廃棄物処理基
本計画に基づきながら、生ごみ、雑紙などの減量化、資源化に重点を置き、目
標の実現に向け努力してまいりたいと考えております。
平成24年度から市独自で実施しています小型廃家電回収事業につきまして
は、本年度から常時回収や希少金属含有量の大きい家電の優先回収など事業の
拡充を図り、引き続き、循環型社会の構築を目指していきたいと考えておりま
す。
次に、「誰もが笑顔で暮らせるまちづくり」について申し上げます。
平成27年度は社会福祉分野にとりまして大きな変革の年になるものと考え
-9-
ておりまして、生活困窮者自立支援法や子ども・子育て支援新制度が平成27
年4月から施行されるほか、介護保険制度においても地域包括ケアシステムを
構築するための重要な時期になっており、関係機関との連携を一層深めながら
適切に対応してまいりたいと考えております。
また、本年4月から実施されます生活困窮者自立支援制度については、自立
相談支援事業を中心として、生活保護との連携を行いながら、その自立の促進
を図り、障害者福祉事業では、第4期障害福祉計画に沿って、障がいを持つ方
が安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。
平成26年度に実施をしました臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付
金は、申請期間を平成27年2月2日まで延長し、未申請者に対しての制度案
内通知を再発送するなど受給率の促進に努めてまいりました結果、臨時福祉給
付 金 の 申 請 率 は 8 9 .3 3 % 、 子 育 て 世 帯 臨 時 特 例 給 付 金 は 9 8 .6 % で ご ざ い
ました。この制度は平成27年度も引き続き実施されることから、制度内容の
動向に注目しながら、多くの方に受給していただけるよう努めてまいります。
次に、高齢者福祉関係では、坂井地区広域連合で策定する第6期介護保険事
業計画に沿って、地域包括支援センターの機能を拡充するとともに、要支援者
の通所介護や訪問介護が平成29年度から市の事業に移行することを踏まえ、
地域で支える住民主体の通いの場事業を実施してまいります。
また、26年度の地区別敬老会は、区長会やまちづくり協議会などの皆さん
の協力のもと、市内23地区で開催され、各地域で創意工夫された楽しい敬老
会となり、前回を上回る多くの皆様に御参加をしていただきました。
次に、健康増進事業について申し上げます。
昨年開催をいたしました「健康都市宣言」において、市民一人一人の健康に
対する意識を高めることができました。これを契機に、なお一層の健康意識醸
成を図りながら、市民、地域、関係団体等との協働により、健康なまちづくり
を推進してまいりたいと考えています。
また、健康診査事業につきましては、保険年金課が実施していました国民健
康保険加入者の特定健康診査も含め、平成27年度から健康増進課で実施する
ことで、総合的な健診体制が整い、より一層、受診効果が図れるものと期待を
しているところであります。
また、がん対策といたしまして、三国病院では、がんになる可能性を早期に
予測することができる血液中アミノ酸濃度測定検査を新たに導入し、受診者に
対する助成を行うほか、昨年度から実施の受診者拡大や節目対象者の無料クー
ポン券の交付などを継続して進め、がん検診の受診率向上と早期発見に努めて
まいります。
子育て支援事業についてでありますが、子ども医療費助成事業について、本
-10-
年度は対象を小学校終了前から中学校終了前までに拡大し、完全無料化とする
ことで、子育てしやすい環境づくりを推進いたしました。
また、平成27年度からは、新たに子ども・子育て新制度が始まり、対象を
小学校6年生にまで拡大した放課後児童クラブや、保育所・幼保園などへの入
所・入園受付事務については、現在、順調に進めているところでございます。
保育所管理運営事業では、三国地区での病児・病後児保育施設の整備を予定
をしておりまして、三国病院の運営により、平成28年4月の開設を目指して
まいりたいと考えております。これで、次世代育成支援行動計画などが計画さ
れました市内3ケ所の病児・病後児保育施設の目標は達成することになります。
次に、「生涯を通じて学び・育つまちづくり」について申し上げます。
幼稚園・学校施設の整備につきましては、総合計画の基本施策となっていま
す「安全な教育・保育環境の整備」や教育振興基本計画の「幼児教育の推進」
「社会の変化等に対応した学校施設等の整備」に基づき各整備計画を策定し、
耐震補強工事及び大規模改修工事を平成27年度末までの完了を目指して計画
的に進めてまいりました。
小学校においては、平成27年度に、春江西小学校、大石小学校、兵庫小学
校及び木部小学校の校舎の耐震補強・大規模改修工事を、また、磯部小学校と
春江西小学校の屋内運動場については、天井落下防止対策など防災機能強化に
取り組み、平成27年度末で全ての小学校施設の耐震化が完了する予定でござ
います。
また、中学校においては、平成26年度で丸岡中学校及び三国中学校の南校
舎・屋内運動場の耐震補強・大規模改修工事も完成しており、平成27年度で
は、丸岡中学校のグラウンド改修工事と三国中学校の2期目の耐震補強・大規
模改修工事に引き続き取り組んでまいります。中学校施設においても、平成2
7年度末で全ての耐震化が完了する予定でございます。
また、幼稚園についても、平成28年度からの幼保園化に向け、平成27年
度には、三国南幼稚園・春江幼稚園及び春江東幼稚園の一部改修を含む耐震補
強・大規模改修工事に取り組みます。
次に、学校教育関係についてでありますが、少子化、人口減少、国際化など
大きく変化する社会の中で、坂井市の未来を担う子どもたちが、豊かな心と生
きる力を育み、将来に向かって夢や希望を持ち「笑顔で生き抜く力」を育むよ
うに、教育施策を進めてまいりたいと考えております。
また、子どもたち一人一人に応じたきめ細かな教育支援を行いながら、学ぶ
楽しさや挑戦する意欲を育成してまいります。
特に、小学校教科書改訂が実施され、指導内容が変更になるため、教師用教
科書及び指導書、教科用備品を整備し、新学習指導要領の実施に適切に対応す
-11-
るほか、学校給食においては、坂井市食育推進計画に基づき、地場の農作物な
どの使用について取り組んでまいります。
次に、国体推進事業についてでありますが、福井しあわせ元気国体に向け、
計画的に施設の整備を進める中、サッカー競技に使用される丸岡スポーツラン
ドサッカー場の管理棟改修を初め、三国運動公園多目的競技場人工芝化の実施
設計を行います。
また、バレーボール競技に使用される丸岡体育館及び三国体育館の耐震補強
を含む実施設計を行い、順次、改修を進めてまいります。
さらに、平成27年度に国体の開催及び会期が決定されることから、準備委
員会を実行委員会に移行し、本市で開催される競技会の円滑な運営を目指すと
ともに、さまざまな準備を行ってまいります。また、体育協会や競技団体など
と連携し、競技力の向上、競技スポーツの強化に取り組んでまいります。
次に、文化振興事業についてでございますが、今年夏に完成を目指しており
ます一筆啓上賞日本一短い手紙の館では、「一筆啓上賞」に寄せられた作品や
愛媛県西予市との「かまぼこ板の絵」とのコラボ作品の展示を行い、新たな感
動を伝えるとともに、手紙文化の発信や文化振興を図ってまいりたいと存じま
す。
また、丸岡城や丸岡図書館と連携をとりながら誘客を図り、歴史と文化が融
合した文化施設として、地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。
最後に、「地域全体でもてなすまちづくり」について申し上げます。
観光振興事業についてでございますが、坂井市観光連盟の法人化及び旅行業
の資格取得に伴い、観光客のリピート訪問を目指した着地型観光ツアーなどの
旅行商品の開発・販売を進め、観光事業の強化、拡大を図ってまいります。
また、北陸新幹線金沢開業に伴い、JRと北陸三県が共同開催する大型観光
キャンペーンに合わせ、県及び周辺自治体とも連携を図っていきながら、出向
宣伝・観光商談会などのPR活動を行ってまいります。
以上、私の平成27年度の市政運営にあたっての考え方と今年度取り組む主
な施策について申し上げました。
施策の推進にあたりましては、議会を初め、市民皆様の御意見を伺いながら
全力で取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、議員各位の温
かい御支援と御協力を賜りますようにお願いを申し上げまして、施政方針とさ
せていただきます。よろしくお願いをいたします。
○
議長(橋本充雄)これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、13番、佐藤寛治議員、
-12-
14番、松本朗議員を指名いたします。
日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日から3月25日までの30日間といたしたいと思い
ます。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、会期は30日間と決定いたしました。
日程第3、諸般の報告をいたします。
地方自治法第121条の規定により、議長から出席を求めた者を報告いたし
ます。
坂本市長、北川副市長、川元教育長、新開総務部長、野路財務部長、向川生
活環境部長、髙嶋福祉保健部長、萬道産業経済部長、恩地建設部長、高木上下
水道部長、杉田教育部長、小川会計管理者、直江三国病院事務局長。以上であ
ります。
次に、事務局長にその他の報告をさせます。
小林議会事務局長。
○
事務局長(小林憲雄)報告をいたします。
本定例会に市長より提出されました案件は、議案26件、承認1件でござい
ます。
本日までに提出されました請願は、さきに配付してあります資料のとおりで
ございます。
以上、報告を終わります。
○
議長(橋本充雄)次に、広域連合及び一部事務組合の議会報告を関係議員
にしていただきます。
初めに、坂井地区広域連合について、6番、南川直人議員、お願いいたしま
す。
6番、南川直人議員。
○
6番(南川直人)皆さん、おはようございます。6番、南川直人です。私
より、坂井地区広域連合議会定例会の概要について御報告いたします。
第50回坂井地区広域連合議会の定例会が、2月4日、広域連合会議場にお
いて開催され、議案10件が上程されました。その議案の主な内容と審議結果
について御報告いたします。
まず、議案第1号、平成26年度坂井地区広域連合一般会計補正予算(第2
号)については、派遣職員の人事異動などによる総務課及び環境衛生課職員の
-13-
人件費の増減、し尿処理量の減少によるさかいクリーンセンター維持管理・運
営委託料の減額の補正を行ったもので、歳入歳出予算にそれぞれ329万 3,
0 0 0 円 を 増 額 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 2 億 3 ,0 5 0 万 3 ,0 0 0 円 と す る
ものでございます。
次に、議案第2号、平成26年度坂井地区広域連合介護保険特別会計補正予
算(第4号)については、派遣職員の人事異動などによる人件費の減額、4月
からの制度改正と介護報酬改定に伴う介護保険システム関係業務委託料の増額、
保険給付費の執行見込みによる各介護サービス給付費の増額または減額の補正
を 行 っ た も の で 、 歳 入 歳 出 予 算 に そ れ ぞ れ 5 1 7 万 1 ,0 0 0 円 を 増 額 し 、 歳
入 歳 出 予 算 の 総 額 を 1 0 6 億 4 ,7 4 4 万 8 ,0 0 0 円 と す る も の で ご ざ い ま す 。
次に、議案第3号、平成27年度坂井地区広域連合一般会計予算については、
歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を そ れ ぞ れ 2 億 2 ,2 7 8 万 9 ,0 0 0 円 と す る も の で 、 広
域連合の運営に係る諸経費、代官山斎苑の管理運営に係る経費、し尿汚泥の収
集、運搬及び処理に係る経費が計上されております。
な お 、 歳 入 予 算 の 分 担 金 及 び 負 担 金 2 億 1 5 8 万 6 ,0 0 0 円 の う ち 、 坂 井
市 の 負 担 金 は 1 億 2 ,5 8 4 万 円 と な っ て お り ま す 。
次に、議案第4号、平成27年度坂井地区広域連合介護保険特別会計予算に
つ い て は 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を そ れ ぞ れ 1 0 6 億 4 ,5 3 0 万 7 ,0 0 0 円 と
す る も の で 、 対 前 年 比 2 億 2 6 万 4 ,0 0 0 円 の 増 額 、 率 に し て 1 .9 % の 増 と
なります。
主 な も の と い た し ま し て は 、 保 険 給 付 費 で 1 0 0 億 8 ,1 1 4 万 9 ,0 0 0 円 、
地域支援事業費で3億207万円などが計上されております。
な お 、 歳 入 予 算 の 分 担 金 及 び 負 担 金 1 5 億 2 ,6 8 7 万 6 ,0 0 0 円 の う ち 、
坂 井 市 の 負 担 金 は 1 1 億 1 ,5 1 9 万 4 ,0 0 0 円 と な っ て お り ま す 。
次に、議案第5号、平成27年度坂井地区広域連合代官山墓地特別会計予算
に つ い て は 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を そ れ ぞ れ 2 5 4 万 8 ,0 0 0 円 と す る も の
で 、 主 な も の と い た し ま し て は 、 指 定 管 理 者 委 託 料 2 0 5 万 8 ,0 0 0 円 な ど
が計上されております。
次に、議案第6号、坂井地区広域連合地域包括支援センターの人員及び運営
に関する基準を定める条例の制定について、議案第7号、坂井地区広域連合指
定介護予防支援などの事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援などに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準などを定める条例の制定に
ついての2議案については、地方分権一括法の関係により、新規に条例制定を
行うものであります。
次に、議案第8号、坂井地区広域連合介護保険条例の一部を改正する条例の
制定については、第6期介護保険事業に基づき、平成27年度から29年度ま
-14-
でにおける第1号被保険者の保険料率を変更するもので、現行の基準月額5,
4 0 0 円 を 5 ,8 0 0 円 に す る も の で あ り ま す 。
次に、議案第9号、坂井地区広域連合の事務局設置に関する条例の一部を改
正する条例の制定については、課の統廃合により事務の効率化を図るため、所
要の改正を行うものであります。
次に、議案第10号、代官山斎苑の設置及び管理に関する条例の一部を改正
する条例の制定については、生活保護受給者に対する代官山斎苑の使用料の減
免措置を講ずるため、所要の改正を行うものであります。
以上、10議案につきまして慎重に審議いたしました結果、いずれも妥当と
認め、原案のとおり可決いたしました。
なお、一般質問では、畑野議員より、介護報酬の引き下げによる介護現場の
状況をどう捉えているかについての質問がありました。
以上、坂井地区広域連合議会の現況報告といたします。
平成27年2月24日、坂井地区広域連合議会議員、南川直人。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)次に、嶺北消防組合について、1番、小原慶之議員、お
願いいたします。
1番、小原慶之議員。
○
1番(小原慶之)皆さん、おはようございます。1番、小原慶之です。嶺
北消防組合議会における審議状況について報告いたします。
平成26年11月28日に第3回臨時会が開会され、提案された議案などは、
報告案件2件、議案3件でございました。
まず、報告第1号、平成25年度嶺北消防組合一般会計継続費繰越計算書に
ついては、平成25年度の継続費に係る経費を翌年度へ逓次繰り越しとするも
の で 、 繰 越 額 は 嶺 北 消 防 署 移 転 改 修 事 業 の 4 2 万 3 ,9 0 0 円 で あ り ま す 。
次に、報告第2号、平成25年度嶺北消防組合一般会計繰越明許費繰越計算
書については、翌年度へ繰り越す事業が、消防・救急デジタル無線整備事業で
5 億 4 ,5 0 7 万 円 、 坂 井 第 1 3 分 団 消 防 ポ ン プ 車 整 備 事 業 で 1 ,6 3 0 万 円 、
消 防 資 機 材 搬 送 車 整 備 事 業 で 1 ,3 0 0 万 円 、 繰 越 額 は 合 わ せ て 5 億 7 ,4 3 7
万円であります。
次に、議案第11号、平成25年度嶺北消防組合一般会計歳入歳出決算認定
に つ い て は 、 歳 入 総 額 が 2 0 億 2 ,7 9 1 万 6 ,0 0 0 円 、 歳 出 総 額 は 1 9 億 9 ,
3 6 7 万 6 ,0 0 0 円 で 、 歳 入 歳 出 差 し 引 き 額 は 3 ,4 2 4 万 円 で あ り ま し た 。
決 算 額 を 前 年 度 と 比 較 し ま す と 、 歳 入 で 4 億 3 ,9 1 1 万 7 ,0 0 0 円 、 歳 出
で は 4 億 6 ,3 3 1 万 6 ,0 0 0 円 の そ れ ぞ れ 減 額 で あ り ま す 。
主な理由につきましては、前年度は嶺北あわら消防署庁舎新築工事などの大
-15-
規模建設事業がありましたので、減額となったものであります。
次に、議案第12号、平成26年度嶺北消防組合一般会計補正予算(第2
号 ) に つ い て は 、 1 8 2 万 9 ,0 0 0 円 の 増 額 補 正 を 行 い 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総
額 を そ れ ぞ れ 2 2 億 3 ,6 6 7 万 6 ,0 0 0 円 と す る も の で あ り ま す 。
歳 入 の 主 な も の は 、 分 担 金 及 び 負 担 金 で 2 2 0 万 9 ,0 0 0 円 、 消 防 債 で 7
1 0 万 円 を そ れ ぞ れ 減 額 し 、 使 用 料 及 び 手 数 料 で 1 4 0 万 5 ,0 0 0 円 、 繰 越
金 で 平 成 2 5 年 度 繰 越 金 6 6 4 万 4 ,0 0 0 円 、 諸 収 入 で 3 0 8 万 9 ,0 0 0 円
をそれぞれ増額しております。
また、歳出の主なものとしましては、職員手当などで720万円、共済費で
1 ,0 9 6 万 8 , 0 0 0 円 を 増 額 補 正 し 、 給 与 で 1 ,0 3 5 万 円 を 減 額 す る ほ か 、
事業確定に伴う減額補正を行うものであります。
次に、議案第13号、嶺北消防組合一般職の職員の給与に関する条例の一部
を改正する条例については、人事院が国家公務員の給与に関する勧告を行った
ことを踏まえ、嶺北消防組合一般職の職員の給与に関する条例の規定に所要の
改正を加えるものであります。
以上の議案につきまして慎重に審議した結果、原案どおり可決しましたこと
を報告いたします。
平成27年2月24日、嶺北消防組合議会議員、小原慶之。
○
議長(橋本充雄)次に、武生三国モーターボート競走施行組合について、
24番、広瀬潤一議員、お願いいたします。
24番、広瀬潤一議員。
○
24番(広瀬潤一)皆さん、おはようございます。武生三国モーターボー
ト競走施行組合議会の概要について、私の方から報告をさせていただきます。
平成26年第4回定例会は、三国ボート3号館大会議室において平成26年
12月22日に開議され、上程された議案3件について説明いたします。
まず、議案第2号、競走用ボート購入について及び議案第3号、競走用モー
ター購入については、両議案とも、平成27年度において使用する競走用ボー
ト 6 2 隻 、 モ ー タ ー 6 2 基 の 購 入 予 定 価 格 が 、 ボ ー ト で 3 ,9 6 9 万 5 4 0 円 、
モ ー タ ー で 4 ,1 9 5 万 4 4 0 円 と な っ て 、 い ず れ も 2 ,0 0 0 万 円 を 超 え る た
め、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例により、
議会の議決を求められたものであります。
次に、議案第4号、武生三国モーターボート競走施行組合特別職の職員の給
与及び旅費等に関する条例の一部改正について、人事院勧告により国家公務員
の 期 末 手 当 が 勧 告 に 基 づ き 0 .1 5 ケ 月 以 上 上 が る こ と に 準 じ ま し て 、 管 理 者 、
副 管 理 者 及 び 議 員 の 期 末 手 当 を 1 2 月 分 期 末 手 当 か ら 0 .1 5 ケ 月 引 き 上 げ る
条例の一部を改正するものであります。
-16-
以上の議案につきまして慎重に審議した結果、原案どおり可決しましたこと
を報告いたします。
平成27年2月24日、武生三国モーターボート競走施行組合議会議員、広
瀬潤一。
○
議長(橋本充雄)次に、五領川公共下水道事務組合について、8番、戸板
進議員、お願いいたします。
8番、戸板進議員。
○
8番(戸板
進)皆さん、おはようございます。それでは、五領川公共下
水道事務組合議会の報告をいたします。
平成26年11月27日、第92回組合議会定例会が開催され、議案第4号、
五領川公共下水道事務組合一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例の制定について、議案第5号、平成26年度五領川下水道事業会計補正予
算(第2号)についての2議案が上程されました。
まず、議案第4号は、国家公務員一般職の職員の給与に関する法律等が一部
改正されたことに伴い、これに準じた所要規定の整備を図るもので、妥当と認
め、原案のとおり可決いたしました。
次 に 、 議 案 第 5 号 は 、 当 初 予 算 に 定 め た 収 益 的 支 出 に お い て 2 5 万 8 ,0 0
0 円 の 減 額 補 正 、 資 本 的 収 入 に お い て 1 ,4 6 0 万 円 の 減 額 補 正 、 資 本 的 支 出
に お い て 1 ,4 2 0 万 円 の 減 額 補 正 を 行 う も の で あ り ま す 。
内容は、制度改正及び人事異動に伴う人件費の調整、企業債の減額及び国庫
補助金の減額によるもので、慎重審議の上、妥当と認め、原案のとおり可決い
たしました。
以上、五領川公共下水道事務組合議会の報告といたします。
平成27年2月24日、五領川公共下水道事務組合議会議員、戸板進。
○
議長(橋本充雄)以上をもって、広域連合及び一部事務組合の議会報告を
終わります。
次に、日程第4、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて(平成
26年度坂井市一般会計補正予算(第6号))について上程いたします。
理事者の提案理由及び議案内容の説明を求めます。
坂本市長。
○
市長(坂本憲男)それでは、承認第1号、平成26年度坂井市一般会計補
正予算(第6号)の専決処分の承認を求めることにつきまして、概要を説明さ
せていただきます。
一般会計補正予算(第6号)につきましては、1月11日に発生した竜巻に
よるパイプハウス被害の修復に係る補助金及び降雪により除雪対策事業に不足
額が生じたため、農林水産業費及び土木費について増額する補正予算を去る2
-17-
月3日に専決処分をいたしましたので、議会の承認を求めるものでございます。
補 正 予 算 の 額 は 、 農 業 費 で 4 5 0 万 円 、 除 雪 費 で 7 ,0 0 0 万 円 を 増 額 し 、
その財源といたしまして、国庫補助金で140万円、県補助金で300万円、
残 り 7 ,0 1 0 万 円 は 前 年 度 か ら の 繰 越 金 を 充 て 、 補 正 後 の 歳 入 歳 出 予 算 の 総
額 を そ れ ぞ れ 3 5 5 億 2 ,0 2 0 万 円 と し た も の で ご ざ い ま す 。
以上、平成26年度坂井市一般会計補正予算(第6号)の概要を説明させて
いただきましたわけでございますが、細部につきましては、御質問の内容に応
じ、副市長また関係部長がお答えをいたしますので、慎重に御審議をいただき、
妥当なる御決議をいただきますようにお願いをいたします。
○
議長(橋本充雄)これより質疑を許します。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)質疑なしと認めます。
次に、審議の都合上、承認第1号を、坂井市議会会議規則第37条第3項に
より、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略いたします。
次に、これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)討論なしと認めます。
これより、日程第4、承認第1号、専決処分の承認を求めることについて
(平成26年度坂井市一般会計補正予算(第6号))について採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、承認第1号は承認することに決定いたしました。
ここで、11時10分まで休憩をいたします。
○
(午前10時58分
休憩)
(午前11時09分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りします。
審議の都合上、日程第5、議案第1号から日程第30、議案第26号まで、
議案26件を一括上程したいと思います。
これに御異議ありませんか。
-18-
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、日程第5、議案第1号から日程第30、議案第26号まで、議案2
6件を一括上程いたします。
理事者の提案理由及び議案内容の説明を求めます。
坂本市長。
○
市長(坂本憲男)それでは、今定例会に提案しております議案第1号から
第26号までの概要につきまして御説明させていただきます。
最初に、議案第1号、平成26年度坂井市一般会計補正予算(第7号)の概
要につきまして御説明申し上げます。
今 回 の 補 正 額 は 、 歳 入 歳 出 と も に 1 億 9 ,8 1 0 万 円 を 追 加 し 、 補 正 後 の 一
般 会 計 の 予 算 総 額 を 3 5 7 億 1 ,8 3 0 万 円 と す る も の で あ り ま す 。
ま ず 、 歳 入 の 主 な 内 容 で ご ざ い ま す が 、 市 税 で は 固 定 資 産 税 を 5 ,0 0 0 万
円増額し、国庫支出金では、国の1次補正予算による経済対策交付金など2億
5 ,3 8 5 万 2 , 0 0 0 円 を 追 加 、 県 支 出 金 で は 1 , 1 7 6 万 円 を 追 加 す る と と
も に 、 繰 越 金 で は 2 億 1 ,3 8 6 万 1 ,0 0 0 円 、 市 債 で は 9 ,3 8 7 万 円 を 追
加 し 、 諸 収 入 で 3 ,5 0 1 万 9 ,0 0 0 円 を 追 加 計 上 い た し ま し た 。
その結果、財源確保の見通しができましたので、財政調整基金繰入金を4億
5 ,9 3 2 万 円 繰 り 戻 し し て 、 収 支 の 均 衡 を 図 っ た と こ ろ で あ り ま す 。
歳出につきましては、通常の各事業費の確定に伴う減額補正に加え、今回の
補正は、国の補正予算による経済対策交付金などを活用し、平成27年度で予
定していました事業の前倒し分や経済対策事業として、総額3億639万4,
000円を補正計上いたしております。
それでは、歳出補正予算の主な内容につきまして御説明させていただきます。
まず、総務費関係では、国の経済対策への対応としまして、シティセールス
事 業 で 2 ,9 3 5 万 5 ,0 0 0 円 、 企 画 事 務 事 業 で は 、 「 地 方 版 ま ち ・ ひ と ・ し
ご と 創 生 総 合 戦 略 」 策 定 事 業 で 1 ,0 1 0 万 円 を 追 加 計 上 い た し て お り ま す 。
また、防災行政無線事業や生活バス路線対策事業など、各種事業について、
事業費確定に伴う減額または増額を行っております。
次に、民生費関係では、障害児(者)の介護給付費支給事業で768万5,
000円、同じく訓練等給付費支給事業で950万円を増額計上しております。
また、児童福祉費では、国の補正予算に伴う事業といたしまして、多子世帯
子 育 て 支 援 事 業 で 4 ,6 3 0 万 円 、 多 子 世 帯 等 ク ー ポ ン 券 発 行 事 業 で 6 5 0 万
円を追加計上するほか、保育単価の改正に伴う私立保育所保育業務委託事業で
1 ,9 2 5 万 円 、 病 児 ・ 病 後 児 保 育 委 託 事 業 で 4 2 0 万 9 ,0 0 0 円 、 坂 井 こ ど
も 園 の 建 設 に 伴 う 施 設 整 備 事 業 で 2 ,9 9 2 万 4 ,0 0 0 円 の 増 額 と な っ て お り
-19-
ます。
次 に 、 衛 生 費 関 係 で は 、 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 繰 出 金 で 6 ,4 0 2 万 9 ,0 0
0 円 、 同 じ く 、 後 期 高 齢 者 医 療 広 域 連 合 へ の 負 担 金 で 2 ,9 5 4 万 6 ,0 0 0 円
を増額するほか、がん検診事業で350万円を増額し、また一般廃棄物収集処
理 事 業 で 5 ,4 5 5 万 円 を 減 額 を い た し て お り ま す 。
次に、農林水産業費関係につきまして、農業振興費では、国の補正予算に伴
う事業といたしまして、新規就農者定住促進等支援事業で474万円を追加計
上 す る ほ か 、 事 業 実 績 の 確 定 に 伴 い 、 水 田 農 業 活 性 化 担 い 手 育 成 事 業 で 1 ,8
9 0 万 8 , 0 0 0 円 、 企 業 的 園 芸 確 立 支 援 事 業 で 1 , 2 0 4 万 4 ,0 0 0 円 を 減
額 し 、 経 営 所 得 安 定 対 策 事 業 で 2 ,7 1 5 万 7 ,0 0 0 円 を 増 額 す る ほ か 、 水 産
業 振 興 費 で は 、 小 規 模 漁 場 保 全 事 業 で 2 ,5 0 0 万 円 を 減 額 を い た し て お り ま
す。
次に、商工費関係では、国の補正予算に伴う事業としまして、プレミアム商
品 券 発 行 事 業 で 1 億 4 ,9 0 0 万 円 、 B - 1 グ ラ ン プ リ 開 催 事 業 で 8 0 0 万 円
を追加計上いたしております。
次 に 、 土 木 費 関 係 で は 、 県 営 事 業 負 担 金 で 2 6 6 万 7 ,0 0 0 円 を 増 額 す る
ほ か 、 道 路 改 良 補 助 事 業 で は 、 国 庫 補 助 金 の 減 額 に 伴 い 、 4 ,1 3 9 万 7 ,0 0
0円を減額いたしております。
次に、教育関係予算につきまして説明させていただきます。
小学校施設整備事業においては、平成26年度で実施しておりました空調設
備 設 置 工 事 の 入 札 差 金 な ど に よ り 3 ,6 3 6 万 4 ,0 0 0 円 を 減 額 し 、 中 学 校 施
設整備事業においては、国の補正予算による前倒し分として、三国中学校の北
渡 り 廊 下 の 耐 震 化 な ど の 改 築 工 事 で 5 ,2 3 9 万 9 ,0 0 0 円 を 追 加 計 上 い た し
ま し た 。 ま た 、 国 体 推 進 事 業 で は 、 事 業 費 の 確 定 に 伴 い 、 1 ,8 0 0 万 円 を 減
額いたしております。
次 に 、 公 債 費 で は 、 償 還 元 金 及 び 償 還 利 子 に つ い て 、 合 計 で 7 ,6 6 9 万 8 ,
000円を減額するとともに、諸支出金では、寄附市民参画基金への積立金と
し て 、 3 0 2 万 3 ,0 0 0 円 を 補 正 計 上 い た し て お り ま す 。
続きまして、議案第2号、議案第3号の特別会計及び企業会計の補正予算の
概要について御説明申し上げます。
議案第2号、平成26年度坂井市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
につきましては、共同事業拠出金などの減額等により、歳入歳出総額をそれぞ
れ 4 , 2 0 7 万 円 を 減 額 し 、 補 正 後 の 額 を 9 1 億 4 , 7 2 3 万 7 ,0 0 0 円 と す
るものであります。
また、議案第3号、平成26年度坂井市公共下水道事業会計補正予算(第2
号)につきましては、国庫補助金の減額などに伴い、資本的支出の建設改良費
-20-
で 、 3 億 7 ,2 2 4 万 7 ,0 0 0 円 を 減 額 す る も の で あ り ま す 。
以上、平成26年度坂井市一般会計及び特別会計、企業会計の3月補正予算
の概要について御説明を申し上げました。
続きまして、議案第4号から議案第10号の平成27年度坂井市一般会計及
び特別会計、企業会計の当初予算の概要について御説明させていただきます。
平成27年度の予算編成にあたりましては、「笑顔でみんなが住みたくなる
まち」を目指し、誰もが「笑顔」で心豊かに健康で安心して暮らせるまちの実
現に向け、坂井市総合計画後期基本計画の着実な推進を図るとともに、学校の
耐震改修や国体関連事業など懸案となっていますハード事業が数多く控えてい
ることから、事業の「選択と集中」による効率的かつ効果的な行財政運営を目
指し、平成27年度の経常的経費については、人件費及び扶助費などを除き、
平成26年度当初予算額をベースとして、5%のマイナスシーリングを実施し
たところであります。
まず、議案第4号、平成27年度坂井市一般会計予算でございますが、平成
27年度が小中学校の耐震改修計画の最終年度となっていることに加え、防災
行政無線整備事業や国体関連施設整備事業、旧竹田小学校を改修する農山漁村
活性化プロジェクト支援事業、春江中コミュニティセンターの施設整備事業な
ど懸案となっていますハード事業に取り組むための予算を計上したことから、
当 初 予 算 総 額 で は 、 骨 格 予 算 で あ っ た 前 年 度 と 比 較 し て 、 金 額 で 4 3 億 8 ,0
0 0 万 円 、 伸 び 率 で 1 3 .8 % 増 の 3 6 0 億 3 ,7 0 0 万 円 の 大 型 の 予 算 規 模 と
なりました。
それでは、歳入の主な内容について申し上げます。
歳入の根幹となる市税につきましては、市民税では、景気・雇用の回復兆し
が 見 え て き た こ と に よ り 、 法 人 市 民 税 の 増 収 を 見 込 み 、 5 ,6 8 0 万 円 の 増 、
固 定 資 産 税 で は 、 評 価 替 え に 伴 う 既 存 家 屋 の 減 価 に よ る 減 収 を 1 億 2 ,4 0 0
万 円 を 見 込 む な ど 、 市 税 全 体 で は 前 年 度 比 8 ,0 6 0 万 円 減 の 1 1 7 億 4 8 0
万円を見込んでおります。
また、国の地方財政計画などに基づき、地方交付税につきましては、前年度
比 7 , 0 0 0 万 円 減 の 7 1 億 5 , 0 0 0 万 円 を 、 臨 時 財 政 対 策 債 で は 2 億 8 ,0
0 0 万 円 減 の 1 4 億 5 ,0 0 0 万 円 を 、 配 当 割 交 付 金 及 び 株 式 等 譲 渡 所 得 割 交
付金については、株価や配当などが好調なことから、前年と比較して大きく増
額 を 見 込 む と と も に 、 地 方 消 費 税 交 付 金 に つ い て は 、 3 億 6 ,0 0 0 万 円 増 の
1 3 億 6 ,0 0 0 万 円 を 見 込 ん で お り ま す 。 な お 、 歳 入 歳 出 の 不 足 額 に つ き ま
し て は 、 財 政 調 整 基 金 か ら 7 億 4 ,7 2 8 万 1 ,0 0 0 円 を 繰 り 入 れ て 、 収 支 の
均衡を図った次第であります。
次に、歳出予算の主な内容について申し上げます。
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まず、総務費についてでございますが、一般管理費では、ホームページを更
新 す る た め の 経 費 と し て 1 ,8 0 0 万 円 、 シ テ ィ セ ー ル ス 事 業 で は 、 フ ェ イ ス
ブックの開設PRなどの経費として418万円を計上いたしております。
また、公民館のコミュニティセンター移行に伴い、センターの維持管理・運
営 費 及 び 施 設 整 備 事 業 と し て 、 総 額 5 億 9 ,3 4 5 万 7 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し
ております。
企画費では、県のふるさと創造プロジェクト事業を活用して取り組んでいま
す 三 国 湊 町 家 活 用 プ ロ ジ ェ ク ト 事 業 費 で 9 ,3 7 9 万 6 ,0 0 0 円 、 旧 竹 田 小 学
校を活用して宿泊施設に改修する農山漁村活性化プロジェクト事業費で4億7
2 8 万 4 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
防災費では、丸岡地区及び春江地区の防災行政無線整備事業費として、2億
9 ,9 5 0 万 7 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
男女交流促進費では、男女の新たな出会い応援事業として、婚活セミナーや
イベント、情報ツールによる婚活関連情報の発信などの事業費200万円を計
上いたしております。
次に、民生費について申し上げます。
社会福祉総務費では、昨年に引き続き、臨時福祉給付金給付事業を実施する
こ と に な り 、 そ の 経 費 と し て 1 億 1 ,4 1 4 万 5 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り
ます。また、生活保護に至る前の生活困窮者自立支援事業として、294万6,
000円を計上しております。
障 害 児 ( 者 ) 福 祉 費 で は 、 重 度 障 害 者 ( 児 ) 医 療 費 助 成 事 業 に 4 億 1 ,0 7
0 万 7 ,0 0 0 円 、 介 護 給 付 費 支 給 事 業 に 8 億 3 ,3 4 8 万 4 ,0 0 0 円 、 訓 練
等 給 付 費 支 給 事 業 に 6 億 4 ,9 0 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
老人福祉費では、高齢者活動支援事業、敬老事業、在宅介護支援事業、介護
保 険 事 業 負 担 な ど の 高 齢 者 福 祉 事 業 に 1 2 億 3 ,3 6 3 万 4 ,0 0 0 円 を 計 上 し
て お り 、 地 域 支 援 事 業 費 で は 、 介 護 予 防 ・ 日 常 生 活 支 援 総 合 事 業 で 8 ,8 3 1
万 3 ,0 0 0 円 、 包 括 的 支 援 ・ 任 意 事 業 で 1 億 4 ,8 0 7 万 1 ,0 0 0 円 を 計 上
いたしております。
児 童 福 祉 総 務 費 で は 、 子 ど も 医 療 費 助 成 事 業 に 3 億 2 ,2 9 7 万 8 ,0 0 0 円 、
子 育 て 世 帯 臨 時 特 例 給 付 事 業 に 5 ,1 9 7 万 2 ,0 0 0 円 、 児 童 デ イ サ ー ビ ス な
ど の 障 害 児 通 所 支 援 事 業 に 8 ,1 3 5 万 3 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て い る ほ か 、
児 童 措 置 費 で は 、 児 童 手 当 支 給 事 業 と し て 1 6 億 9 ,2 6 8 万 9 ,0 0 0 円 を 計
上いたしております。
保 育 園 費 で は 、 公 立 保 育 所 管 理 運 営 事 業 に 7 億 6 ,0 4 2 万 1 ,0 0 0 円 を 計
上いたしました。また、民間保育園の保育所保育業務運営委託費として14億
6 ,7 5 8 万 5 ,0 0 0 円 、 平 成 2 8 年 開 園 予 定 の ( 仮 称 ) は る え 保 育 園 へ の 建
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設 事 業 補 助 金 な ど 私 立 保 育 園 施 設 整 備 事 業 と し て 2 億 8 ,1 7 9 万 1 ,0 0 0 円 、
また保護者ニーズに対応するための私立保育所特別保育事業の補助金として、
7 ,1 4 9 万 7 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
児 童 福 祉 施 設 費 で は 、 放 課 後 児 童 対 策 事 業 に 1 億 8 ,5 2 5 万 1 ,0 0 0 円 を
計上し、子ども・子育て支援法に対応した放課後児童クラブ等の受け入れに備
えたところであります。
次に、衛生費について申し上げます。
環境保全費では、公害対策事業の中で、三国町安島に設置しております大気
汚染常時観測局の測定機器の更新費として918万円を計上いたしております。
母 子 保 健 費 で は 、 妊 婦 と 乳 幼 児 の 健 康 診 査 事 業 に 8 ,0 7 2 万 5 ,0 0 0 円 、
特定不妊治療費の助成に800万円を計上いたしております。
健 康 増 進 費 で は 、 が ん 検 診 事 業 の 拡 充 を 行 い 、 そ の 経 費 と し て 7 ,4 1 0 万
7 ,0 0 0 円 、 ま た 、 健 康 都 市 推 進 事 業 で 3 9 1 万 6 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て
おります。
次に、労働費について申し上げます。
労働諸費では、非正規雇用などの正規雇用への転換や育児休業等取得者の原
職などへ復帰させた市内中小企業者に対する企業キャリア支援事業補助金を3
00万円を計上いたしております。
次に、農林水産業費について申し上げます。
農業振興費では、転作作物の団地化推進と周年作を奨励するため、生産調整
推 進 事 業 に 1 億 5 ,0 0 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
畑作・園芸振興では、三里浜砂丘地園芸産地育成事業及び企業的園芸確立支
援 事 業 補 助 金 と し て 、 2 億 1 ,2 4 8 万 2 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
経営支援事業では、農地中間管理機構を通じて行う、人・農地問題解決推進
事 業 の 経 費 と し て 、 2 ,1 3 5 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
農 地 費 で は 、 県 営 土 地 改 良 事 業 に 1 億 8 4 0 万 6 ,0 0 0 円 、 多 面 的 機 能 支
払 い 交 付 金 事 業 に 3 億 2 7 2 万 8 ,0 0 0 円 を 計 上 す る と と も に 、 ゆ り の 里 公
園 の 再 整 備 に 取 り 組 む 農 山 漁 村 活 性 化 プ ロ ジ ェ ク ト 支 援 事 業 に 6 ,0 0 0 万 円
を計上いたしております。
水産振興では、漁港施設の防災機能診断及び護岸補修工事などを実施するた
め 、 漁 港 施 設 管 理 事 業 に 2 ,8 2 0 万 円 、 海 底 耕 う ん を 行 う 小 規 模 漁 場 保 全 事
業 に 2 ,7 9 2 万 7 ,0 0 0 円 、 漁 業 の 経 営 支 援 、 省 エ ネ 対 策 推 進 及 び 新 規 漁 業
就 業 者 の 支 援 な ど の 水 産 業 経 営 安 定 事 業 に 1 ,9 3 8 万 6 ,0 0 0 円 を 計 上 い た
しております。
次に、商工費について申し上げます。
商工振興費では、中小企業の振興及び人材育成の支援として650万円を計
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上いたしております。また、企業立地促進のための企業立地促進助成金に、1
億 5 ,0 0 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
観光振興事業では、北陸新幹線金沢開業に伴い観光誘客を促進するなどの観
光 ビ ジ ョ ン 戦 略 事 業 に 、 3 ,8 7 4 万 4 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
次に、土木費について申し上げます。
道路橋りょう維持費では、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、五本跨線橋の長
寿 命 化 事 業 と し て 、 4 ,0 5 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
道路橋りょう新設改良費では、社会資本整備総合交付金を活用し、沖布目森
田 線 ほ か 、 道 路 改 良 補 助 事 業 に 3 億 3 ,5 7 0 万 円 、 石 油 貯 蔵 施 設 立 地 交 付 金
に よ る 三 国 6 0 号 線 の 整 備 に 4 ,0 9 4 万 4 ,0 0 0 円 、 市 民 に 密 着 し た 市 単 独
の 道 路 改 良 工 事 費 に 1 億 2 ,0 0 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
景観まちづくり事業では、従来からの三国湊町並み環境整備事業、丸岡城周
辺景観まちづくり事業に加え、竹田地区の伝統的民家普及促進事業として、補
助 金 1 ,1 0 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
次に、教育費について申し上げます。
教育委員会費では、不登校対策として、適応指導教室において早期の学級復
帰 へ の 支 援 を 図 る た め 、 教 育 相 談 事 業 に 1 ,2 4 6 万 6 ,0 0 0 円 、 学 習 面 、 学
校生活面などで特別な支援を必要とする児童・生徒のために支援員を配置する
学 級 運 営 支 援 事 業 と し て 7 ,5 4 3 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
教育振興費では、小学校の教科書改訂に伴う学習指導要領に対応するため、
教 師 用 教 科 書 及 び 教 師 用 指 導 書 を 整 備 す る 費 用 と し て 2 ,1 9 6 万 2 ,0 0 0 円
を計上いたしております。
耐 震 改 修 整 備 の た め 、 小 学 校 施 設 整 備 事 業 で は 9 億 1 ,9 4 6 万 6 ,0 0 0 円 、
中 学 校 施 設 整 備 事 業 で は 1 0 億 7 ,8 5 8 万 5 ,0 0 0 円 を 計 上 す る と と も に 、
幼稚園施設整備事業では、三国南幼稚園、春江幼稚園などの耐震補強・大規模
改 修 に 取 り 組 む た め 、 2 億 8 ,4 5 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
なお、学校施設の耐震化については、合併以来、計画的かつ順調に整備を進
めてまいりました。平成27年度が耐震改修計画の最終年度となっており、国
の事業採択が順調にいき、予定どおり事業が完了できれば、耐震改修事業は終
了することとなります。これまでの関係各位の御理解と御協力に対し、感謝申
し上げたいと思います。
社会教育費では、平成27年4月から公民館がコミュニティセンターになる
こ と に 伴 い 、 社 会 教 育 指 導 員 の 充 実 を 図 る た め の 賃 金 と し て 、 7 1 1 万 3 ,0
00円を計上いたしております。
文化振興事業では、一筆啓上日本一短い手紙の館設置に伴う運営事業として、
2 ,6 9 1 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
-24-
文化財保存事業では、坪川家住宅防災設備改修や瀧谷寺本堂の修繕などの補
助 金 と し て 4 4 4 万 9 ,0 0 0 円 、 丸 岡 城 貯 水 槽 な ど の 解 体 処 分 工 事 費 と し て
1 ,1 0 1 万 6 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。 ま た 、 六 呂 瀬 山 古 墳 群 の 遊
歩 道 整 備 を 進 め る 事 業 と し て 、 用 地 購 入 費 な ど を 含 め 、 4 9 4 万 4 ,0 0 0 円
を計上いたしております。
保健体育総務費では、福井国体に向けた施設整備として、丸岡スポーツラン
ド サ ッ カ ー 場 の 施 設 改 修 工 事 費 な ど 国 体 推 進 事 業 費 で 1 億 2 ,2 8 1 万 6 ,0 0
0円を計上いたしております。
また、特別会計の予算概要につきまして申し上げます。
議案第5号、平成27年度坂井市国民健康保険特別会計予算でございますが、
歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 前 年 度 に 比 べ 5 億 2 ,4 9 7 万 1 ,0 0 0 円 増 の 9 7 億
9 5 7 万 4 ,0 0 0 円 と い た し て お り ま す 。
歳入では、国民健康保険事業運営維持のため、一般会計からの法定外繰入金
と し て 、 1 億 5 ,0 0 0 万 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
歳 出 で は 、 保 険 給 付 費 で 6 1 億 2 ,9 8 4 万 8 ,0 0 0 円 、 共 同 事 業 拠 出 金 で
1 9 億 2 ,5 1 5 万 4 ,0 0 0 円 、 保 健 事 業 費 で 7 ,1 4 9 万 5 ,0 0 0 円 を 計 上
いたしております。
議案第6号、平成27年度坂井市後期高齢者医療特別会計予算につきまして
は、市が被保険者の保険料を徴収し、県後期高齢者医療広域連合に納付を行う
も の で 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 、 そ れ ぞ れ 前 年 度 に 比 べ 9 ,2 8 5 万 8 ,0 0 0
円 減 の 、 8 億 9 7 9 万 3 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し ま し た 。
次に、企業会計の予算概要につきまして申し上げます。
議案第7号、平成27年度坂井市水道事業会計予算につきましては、収益的
支 出 で 1 9 億 7 , 7 3 9 万 7 , 0 0 0 円 、 資 本 的 支 出 で 9 億 2 ,1 7 5 万 円 を 計
上いたしております。
収益的支出は主に維持運営経費でありまして、また、資本的支出は主に施設
整備などの経費でございます。資本的支出の主な内容は、木部配水池新設事業
で 6 , 3 5 9 万 6 ,0 0 0 円 、 浄 水 場 施 設 整 備 事 業 で 1 億 1 3 8 万 3 , 0 0 0 円 、
緊急時用連絡管の整備工事で1億300万円、石綿管等布設替事業で1億5,
7 5 5 万 5 ,0 0 0 円 、 企 業 債 償 還 金 で 3 億 4 , 4 1 6 万 6 , 0 0 0 円 を 計 上 い
たしております。
ま た 、 新 た に 上 下 水 道 事 業 の 包 括 的 業 務 委 託 料 と し て 1 億 2 9 8 万 1 ,0 0
0円を計上し、市民へのサービス向上と経営の効率化を図ります。
議案第8号、平成27年度坂井市公共下水道事業会計予算につきましては、
収 益 的 支 出 で 3 1 億 4 ,2 5 7 万 7 , 0 0 0 円 、 資 本 的 支 出 で 3 6 億 7 , 1 3 1
万 2 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
-25-
資本的支出の主なものでございますが、未普及解消下水道事業で14億2,
8 5 0 万 円 、 流 域 下 水 道 建 設 事 業 負 担 金 で 1 億 1 ,1 8 7 万 2 ,0 0 0 円 、 企 業
債 償 還 金 で 1 9 億 9 ,2 2 3 万 3 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
議案第9号、平成27年度坂井市農業集落排水事業会計予算につきましては、
収 益 的 支 出 で 3 , 9 0 3 万 9 , 0 0 0 円 、 資 本 的 支 出 で 8 2 7 万 7 ,0 0 0 円 を
計上いたしておりまして、資本的支出の主な内容は企業債の償還金であります。
議案第10号、平成27年度坂井市病院事業会計予算につきましては、収益
的 収 入 は 、 入 院 収 益 や 外 来 収 益 な ど で 1 9 億 9 ,9 5 3 万 7 ,0 0 0 円 、 収 益 的
支 出 は 、 給 与 費 、 材 料 費 、 経 費 な ど で 2 1 億 5 ,0 5 5 万 7 ,0 0 0 円 を 計 上 い
たしております。
ま た 、 資 本 的 収 入 は 、 一 般 会 計 か ら の 出 資 金 や 企 業 債 で 1 億 6 ,4 6 4 万 9 ,
0 0 0 円 、 資 本 的 支 出 は 、 医 療 器 械 備 品 等 整 備 費 で 4 ,0 0 0 万 円 、 企 業 債 償
還 金 で 2 億 1 ,5 7 8 万 5 ,0 0 0 円 を 計 上 い た し て お り ま す 。
以上が、平成27年度当初予算の概要でございます。
続きまして、議案第11号、市道路線の認定について、提案理由を説明いた
します。
開発行為により帰属した道路2路線について、道路法第8条第1項の規定に
より、市道路線として認定するため、議会の議決をお願いするものであります。
次に、議案第12号、福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の変更につい
て、提案理由を御説明申し上げます。
出資金総額相当額の処分の禁止に関する特例事項を設けることなどに伴い、
規約の一部を変更する必要があるため、地方自治法第290条の規定により、
議会の議決をお願いするものあります。
次に、議案第13号、坂井市健康なまちづくり条例の制定について、提案理
由を御説明申し上げます。
市民の健康に対する意識を高め、市民が生涯元気で生き生きと安心して生活
ができる社会を実現することを目的に、健康なまちづくりに関する施策を総合
的かつ計画的に推進するため、この案を提出するものでございます。
次に、議案第14号、坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館条例の制定につい
て、提案理由を申し上げます。
歴史と文化のまちを継承し、新たな手紙文化の創造と市街地のにぎわいを創
出するための「手紙の館」の設置及び管理に関して必要な事項を定めるため、
この案を提出をするものでございます。
次に、議案第15号、坂井市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条
例の制定について、提案理由を御説明申し上げます。
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27
-26-
年4月に施行されることに伴い、地方教育行政における責任の明確化を図るこ
となどから、所要の規定を整備するため、この案を提出するものであります。
なお、現在の教育長が委員の任期終了まで従前の例により在職する間は、こ
の条例の規定は適用されないこととなります。
次に、議案第16号、坂井市情報公開条例の一部を改正する条例について、
提案理由を御説明申し上げます。
独立行政法人通則法の一部を改正する法律が平成27年4月に施行され、新
たな独立行政法人の分類が定められることに伴い、所要の規定を整備するため、
この案を提出するものであります。
次に、議案第17号、坂井市行政手続条例の一部を改正する条例について、
提案理由を説明申し上げます。
行政手続法の一部を改正する法律が平成27年4月に施行され、国民の権利
利益の保護の充実を図るための規定が追加されることに伴い、所要の規定を整
備するため、この案を提出するものであります。
主な内容は、行政指導の中止などを求める手続及び処分等を求める手続の規
定を追加するものであります。
次に、議案第18号、坂井市手数料条例の一部を改正する条例について、提
案理由を御説明申し上げます。
福井県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例の規定により、平
成27年度から、租税特別措置法に基づく優良宅地、優良住宅の認定事務につ
いて県より委譲を受けて事務処理を行うことに伴い、所要の規定を整備するた
め、この案を提出するものであります。
主な内容は、手数料条例の別表に委譲を受けた事務処理の手数料を追加する
ものであります。
次に、議案第19号、坂井市立保育所条例の一部を改正する条例について、
提案理由を御説明申し上げます。
子ども・子育て支援法等が平成27年4月に施行されること並びに坂井市立
保育所の定員を変更し、施設を追加することに伴い、所要の規定を整備するた
め、この案を提出するものでございます。
改正の内容は、霞保育所の定員を改めるほか、高椋保育所、磯部西保育所を
追加するものであります。
次に、議案第20号、坂井市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例につ
いて、提案理由を御説明申し上げます。
子ども・子育て支援法等が平成27年4月に施行されることに伴い、幼稚園
保育料条例の所要の規定を整備するため、この案を提出するものでございます。
改正の内容は、幼稚園保育料を世帯階層区分ごとに保育料に変更するもので
-27-
あります。
次に、議案第21号、坂井市水道事業、公共下水道事業及び農業集落排水事
業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由を御説明申
し上げます。
取水地点変更に伴う坂井市水道事業基本計画の認可変更に伴い、所要の規定
を整備するため、この案を提出するものであります。
改正の内容は、水道事業における給水人口及び1日最大給水量を変更するも
のでございます。
次に、議案第22号、坂井市水道事業、公共下水道事業及び農業集落排水事
業の利益及び資本剰余金の処分等に関する条例の一部を改正する条例について
の提案理由を説明させていただきます。
地方公営企業法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、所要の規定を
整備するため、この案を提出するものでございます。
改正の内容は、積立金を使用した場合において、使用した積立金に相当する
額を自己資本金への組み入れる規定を追加するものでございます。
次に、議案第23号、坂井市下水道条例の一部を改正する条例について、提
案理由を説明申し上げます。
下水道法施行令の一部を改正する政令の施行により、下水道に排出される水
質規制の基準が変更されたことに伴い、所要の規定を整備するため、この案を
提出するものでございます。
改正の内容は、特定事業場から下水道に排出される水質基準を変更するもの
であります。
次に、議案第24号、坂井市立三国病院使用料及び手数料徴収条例の一部を
改正する条例について、提案理由を御説明申し上げます。
がんの可能性を調べるための血中アミノ酸濃度測定検査の実施することに伴
い、所要の規定を整備するため、この案を提出するものであります。
次に、議案第25号、坂井市地区体育館使用条例の一部を改正する条例につ
いて、提案理由を説明申し上げます。
公民館のコミュニティセンターへの移行により、これまで公民館と一体とし
て使用していた地区体育館の管理運営を市長部局へ移管することに伴い、所要
の規定を整備するため、この案を提出するものであります。
次に、議案第26号、坂井市集会所条例等を廃止する条例の制定について、
提案理由を申し上げます。
補助事業の趣旨により、それぞれの条例により設置され、公民館や地域のコ
ミュニティ施設として利用されている施設について、公民館のコミュニティセ
ンターへの移行等により、現状に合わせて条例の廃止手続を行うため、この案
-28-
を提出するものでございます。
以上、今回提案しました予算、条例その他の議案について概要を説明申し上
げました。細部につきましては、御質問の内容に応じまして、副市長、教育長
または関係部長がお答えしますので、慎重に御審議をいただき、妥当なる御決
議をいただきますようにお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきま
す。
なお、本定例会最終日には人事案件等について提案を予定しておりますので、
よろしくお願いをいたします。
○
議長(橋本充雄)次に、日程第5、議案第1号、平成26年度坂井市一般
会計補正予算(第7号)から日程第7、議案第3号、平成26年度坂井市公共
下水道事業会計補正予算(第2号)までについて質疑を行います。
質疑ありませんか。
14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)一般会計の補正予算でありますが、国の経済対策の補
正予算に伴う事業費も入っています。その中で、特にプレミアム商品券のこと
でお尋ねします。これ自体がいい悪いっていうことではありませんが、事業と
しては、これまでも繰り返し行われている使い古されたメニューだなというふ
うに思うんですね。
問題は、昨年度、当市でもプレミアム商品券の発行を行いました。これにつ
いてどういう検証がされたかということが大事だと思うわけです。
担当部長にお尋ねしますけども、このプレミアム商品券のそもそもの狙いは
何なのかということなんですね。消費者サービスなのか、地域内小売店舗の営
業活性化のための施策なのか、どちらでしょう。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)ただいまの御質問でございますけれども、この
プレミア、26年度までは商工会の補助事業でプレミアム商品券発行事業、今
回、補正予算では、市の事業ということで、プレミアム商品券ということで、
ちょっと事業名は違いますけども、これの狙いといたしましては、どちらかと
いうものではなく、事業者にしてみれば、事業の、また、売り上げの拡大、消
費者にしてみれば消費の喚起と、この2つを同時に狙ったものであります。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)両方の狙いがあるということであります。では、事業
者にとって、昨年度の実績に基づいてどういう効果があったのかということに
ついて坂井市として検証されていなければならないわけですけども、売り上げ、
消費総額が、坂井市内の業者の売上総額がふえているのならば一定の効果があ
ったとも評価できるわけですけど、そういう点での調査はされていますか。
-29-
それから、プレミアム、10%、今回、15%、補正では15%、これは当
然、消費者サービスという側面ではわかりやすいわけですよね。その点につい
ては論をまたないわけですが、では、さっきの質問とあわせてですけども、今
回、15%のプレミアムがつくということになると、消費者にとってより有利
ということで、商品券を購入する動機としては高まると思われます。そういう
場合に、商品券を購入する方の機会均等をどのように図るかということも対策
を考えておかなくてはならないわけですね。フットワークの軽い方がさっさと
購入して、買いたいと思ったけど、なかなか買いに行けない人は、結局、売り
切れて買えないということがないように手だてをとる必要があるというふうに
思うんですけども、この2点についていかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)ただいまの御質問でございますけれども、まず
検証の問題についてでございますけれども、検証の仕方といたしましては、い
ろんな効果について、プレミアム商品券を発行する場合において、各事業者の
方に、そのプレミアム商品券が発行前と後でどのような変化があったか、その
効果についてはどうかという、そういう現場の声としての内容をまとめてござ
います。
現在は、平成26年度8月と10月と2回やったわけですけども、結果が出
ておりますのは、発売また使用が締め切っております8月に発行した分、約3
億円の分でございますけども、これにつきましては、それぞれの対象としてい
る事業所の規模、そして、業種、これらの結果をいただいておりますとともに、
アンケートの中でどれぐらいの効果があったかということでいただいておりま
す。大体10%から20%ぐらいが、前年度の同時期と比べて、購買総額もし
くは販売単価が上がっているというような結果が報告されてございます。ただ、
後半戦にやった分につきましては、まだ今月いっぱい使うということで、集計
は3月末ぐらいになるのではないかなと思いますので、年間を通して、この2
6年度を通しての結果というのは、また後日御報告させていただくということ
になろうかと思います。
それと、今回、補正予算で27年度に行う予定としておりますこのプレミア
ム商品券発行事業につきましては、プレミアム率を25%、今回、特に、その
うちの15%については、市内の小規模商店でのみ使えるというような形で、
今後、特に大型店舗で使用が偏りがちでありますけども、特に中小の商店で使
ってほしいという配慮をしてございます。
それと、発行につきましても、商工会の補助事業としてやっていたこれまで
につきましては、大体、1セット5枚が個人上限ということで、1家族1セッ
トを購入したと仮定しますと、約20%から25%の世帯に行き渡っていると
-30-
いう計算になると思いますけれども、今回につきましては、そういう形でいろ
んなところに力を入れたいということで、市の事業として取り組むのは、もう
少し、1人あたりの上限を低く抑えて、大体3万円を上限として、そのかわり、
市民の多数の家庭に行き届くよというようなことで配慮しておりますので、今
回の発行事業は商工会の方への委託ということで、ノウハウとか、また、いろ
んな手続等も考えまして、商工会に委託しているわけですけども、その旨、商
工会の商工部会の方で実行委員会をつくって、そのいろんな市の要望も踏まえ
ながら、それを反映した形で運営してもらうということに努めております。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)そこ、今のところ、具体的には上限の枚数のことしか
言われませんでしたので、今後、よりきめ細かな対応を考えられるべきだとい
うふうに思います。
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで質疑を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
午後は1時より再開をいたします。
○
(午前11時56分
休憩)
(午後
再開)
1時00分
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第8、議案第4号、平成27年度坂井市一般会計予算から日程第14、
議案第10号、平成27年度坂井市病院事業会計予算までについて質疑を行い
ます。
質疑はありませんか。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)一般会計でありますが、一定の財源確保がされている
というふうに言われているわけですけども、対前年比で一般財源はふえている
と思われるんですが、どの程度ふえてますか。
○
議長(橋本充雄)野路財務部長。
○
財務部長(野路良二)ただいまの御質問でございますけども、一般財源に
ついては、この予算事業別説明資料の2ページで、いわゆる決算統計上の一般
財源と言われているものにつきましては、1番の市税から11番の交通安全対
策特別交付金までと、あと、16番の財産収入、そして、18番の繰入金、そ
して、19番の繰越金が一般的に一般財源等と言われております。その合計額
に つ き ま し て は 、 平 成 2 7 年 度 に つ き ま し て は 2 1 9 億 4 ,2 0 0 万 円 、 そ し
て 、 平 成 2 6 年 度 で は 2 1 0 億 7 ,8 0 0 万 円 と い う ふ う な こ と で ご ざ い ま す 。
-31-
約 8 億 6 ,4 0 0 万 円 ほ ど 昨 年 に 比 較 し て 増 額 し て い る と い う こ と で ご ざ い ま
す。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)あと、交付税が一般財源なんですけど、第2の交付税
と言われている臨時財政対策債も一般財源とみなすことが実際上は必要だと思
うわけです。いずれにしても伸びているわけです。それがどのように今年度の
施策に、積極的に市民生活あるいは地域経済活性化のために使われているのか
という点でお尋ねするわけですけど、もちろん、当初の予定どおりに、学校の
耐震整備とか、そういう計画に基づくところで建設事業費などもかなり伸びて
いるわけですね。それはそれとしてやりながらも、そういう、より積極的な施
策というのが求められると思うわけですよ。消費税も増税して、市民生活が苦
しくなったわけですから。その点でどういう手を打ってきたとかということを
お尋ねしたいわけです。いかがでしょう。
○
議長(橋本充雄)野路財務部長。
○
財務部長(野路良二)ただいまの御質問でございますけども、先ほど議員
もおっしゃられるように、ハード事業、小中学校の耐震改修計画の最終年度と
いうこともあって、そこも22億円ほど計上しております。また、防災行政無
線整備事業ということで、やはり、市民の安全を確保するという意味で、それ
のデジタル化の推進ということで、27年度につきましては、春江地区を新た
に整備するというふうな、丸岡地区に加えて春江地区を新たに整備するという
ふうなことの整備事業に思っております。
そして、また、旧竹田小学校の改修とか、あと、春江中コミュニティセンタ
ーの施設整備事業、そして、国体関連施設の事業ということで、数々のハード
事業に取り組むと。そのほかに、いつも議員がおっしゃられるように、国民健
康 保 険 特 別 会 計 に つ い て は 、 一 般 会 計 の 繰 り 出 し を 、 昨 年 、 5 ,0 0 0 万 円 だ
っ た も の を 1 億 5 ,0 0 0 万 円 に ふ や し て 計 上 し て お り ま す 。 そ の ほ か 、 各 種
扶助費の増嵩等もありますので、そこらも含めて事業に盛り込んだということ
でございます。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)全体的に予算がかたいわけですよね。ハード事業に偏
っていると。もちろん、それ一つ一つの事業を見れば、積極的な対応だと思う
んですよ。それから、学校耐震改修などは計画的に行われているので、それは
それでいいわけですけども。しかし、全体から見ると、どうしても、ハード事
業に偏っていることによって、起債残高も、今年も、来年も、さらには、ゆり
の里の業務委託料、設計委託料も出てますけども、これが本格的な事業化にな
りますと、さらに事業規模は大きくなるわけですよね。
-32-
だから、そういう点で、ここは市長にお尋ねしたいんですけど、こういうや
り方、こういう偏り方でいいのかということがあるわけですよ。もっと市民の
暮らしに、直接、暮らしを支えるようなきめ細かいソフトの施策の充実という
ところは非常に弱いと思います。あえて、今、部長は国保の法定外繰り入れの
ことを言われましたけど、これはやむにやまれぬ措置なんですよね。財政上の
国の制度上の問題で、療養給付費交付金が4億円も減るということで、実質的
に財源不足で仕方なしに入れてるわけで。もちろん、国保税を上げることで対
応することはあってはならないと思いますから、必要最低限の措置をされたと
いう点では、その部分では評価したいけども。だから、そういう意味で、私は、
今、教育費とか、社会保障費なんか、今、国の制度の中では、介護保険料も上
がるし、いろいろサービス切り捨てがあるわけでしょう。そういう中で、介護
保険料の一般会計からの繰り入れによって介護保険料を抑えるということも法
律上は可能なんですよね。あるいは、教育費の父母負担を、この際、もっと抑
えていくという積極的な施策も可能なわけです、財源上は。そういうところに
私は今後もっと前向きに取り組むことが必要だったんではないかと思うんです
けども、その視点で市長の見解をお尋ねしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)今、松本議員言われることは別に間違っていると思いま
せんし。ただ、今、どうしてもハード事業をしなきゃいけないっていうのはや
っぱりあるんですね。どうしても学校はもう27年度と、これはもうすぐにや
らないかんと思うし、また、今、住民生活に影響のある、将来的にっていうん
か、2、3年の間に、丸岡の消防署なんかも大変老朽化している、それもせな
いかんし、例えば、三国のそういう支所の問題についても、これなんかも、と
りあえず、今、だから、今、コストも、結構、将来的にもっと高くなるってい
う話もよく聞くんですよね。今でも人手不足また資材等も上がっていくという
ことで。そういった中で、今回、市民に直接生活するようなあれは余りないよ
うには私も感じていますが、まず、やらなあかんことは先にやっていかないか
んなと、私もそういう、頭の中で、今回、本当にハード事業っていうのは、こ
の2、3年大変かかるかなっていうふうに私は思っていますし。
そうした中で、今、全体的には5%シーリングをやっていきながら、また、
そういうハード事業、将来的なこの財政の確保っていうのは当然やっていかな
いかんと思うし、それについても、ハード事業をやったとしても、国の補助金
の少しでも率のいい国の補助とか、県の補助っていうんか、率のいいものを借
りるっていうんか、補助率のいいものをして積極的に働きながらやっていかな
あかんと思います。特別、今、市民生活にこれっていうのはありませんが、
徐々に、住民生活にそんなに何億ってかけるものは今のところないというふう
-33-
に思いますし。これまでも、私としては精いっぱいこの市民生活に少しでもプ
ラスになるように精いっぱい努力してきたわけでございまして、今回の特別な
目玉っていうのは、記者会見についてもそういう質問されたこともありますし、
特別、今回については目玉っていうのはありませんが、まず、そういったもの
を、もう決められているものを先行投資してやっていく必要があるというふう
に思っていまして、そういった中で今回の当初予算についてはこういう形にな
りましたので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑ありませんか。
○
14番(松本
○
議長(橋本充雄)3回終わってます。
○
14番(松本
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑ありませんか。
○
14番(松本
○
議長(橋本充雄)前回も認めました。何回も認められません。
朗)最後、一言。
朗)いいじゃない。
朗)議長が認めればいい。
ほかにありませんか。よろしいですか。
〔「何も議論しない問題議員もいるのに」と呼ぶ者あり〕
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)質疑なしと認めます。
次に、日程第15、議案第11号、市道路線の認定についてから日程第30、
議案第26号、坂井市集会所条例等を廃止する条例の制定についてまで質疑を
行います。
質疑はありませんか。
22番、畑野議員。
○
22番(畑野麻美子)議案第14号の手紙の館の条例の中に入館料の金額
が記載されていますけれども、大人と子どもだけの金額になっているんですけ
ど、障がい者とか、あと高齢者についての入館料については検討されたのでし
ょうか。
○
議長(橋本充雄)杉田教育部長。
○
教育部長(杉田輝美)今おっしゃられた障がい者の方とか、規則の方でう
たっていると思うんですが、その辺、今、規則、今、私、ちょっと手元にあり
ませんので、確認して、またお知らせさせていただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)22番、畑野議員。
○
22番(畑野麻美子)この館をつくるときに、障がい者の人はなかなか高
いところに上がることもできないので、丸岡城に上がることもできないので、
せめて、そういう人たちが上がった気持ちになれるようにっていう御説明があ
ったと思うので、障がい者または高齢者の入館料については、しっかり検討と
-34-
いうか、規則の方で、後でっていうことですけども、ぜひともやっていただき
たいなっていうふうに思います。
○
議長(橋本充雄)杉田教育部長。
○
教育部長(杉田輝美)先ほど申しましたように、規則で、ちょっと、うる
覚えっていう部分もございまして、間違ったことを申し上げますと大変申しわ
けないんで、確認してから、またお知らせさせていただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑はありませんか。
14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)何十本もの議案があるのに再質問が2回しかできない
というやり方は、いろいろ問題があると思いますが、第15号についてお尋ね
します。特別職の審議会条例の改正でありますが……。
○
議長(橋本充雄)3回したでしょ。
○
14番(松本
朗)だから、再質問は2回って言ったでしょう。再質問は
2回しかしてないよ。
○
議長(橋本充雄)あれは3回。
○
14番(松本
朗)いずれにしても、本会議の充実ということは必要だと
思います、今後の課題ですけど。
報酬の問題でありますが、法律に基づいて今の条例が出されているというこ
とについて踏まえた上での議論、質問をしたいと思います。
主な内容は、地方教育行政法の改正に伴って、教育長を市長が直接任命をし
て、教育公務員ではなくて、特別職にするというものであります。この教育長
という職務でありますが、教育長は非常に権限が強いとよく言われてました。
坂井市だけではありません。それをなおさら権限を強くするのが今度の法律の
改正なんですね。しかも、今まで、教育委員5名の互選の中で教育委員長をま
ず選び、同時に教育長という事務担当を選ぶという位置づけの教育長から、市
長が直接任命責任を負い、任免権を持っているわけですね、特別職。ですから、
市長の意向に基本的に従わざるを得ないという立場の方が教育行政の責任者に
なると、名実ともに、そういう位置づけになるわけですね。それが本当に、教
育行政という、選挙で選ばれる時の権力者は今後も変わり得るわけですけども、
そういう変わり得る状況の中にあって、教育行政という、本来、思想信条にも
影響されない、子どもの教育に従事する場所でありますから、不偏不党、政治
的思惑を持って教育行政が変わるということは絶対にあってはならないという
ふうに思うわけです。であるからして、こういう法律上の法律の制度改正とい
うのは、本来、問題があるというふうに私は思います。この点について、一度、
かつてお尋ねしたこともありますが、私は改めてこの場でお尋ねしたいんです
けど。教育長として教育長に対してまずお尋ねしますが、本来、やはり、教育
-35-
長たる者は教育委員からの互選で選ばれる教育公務員としてやることの方が、
教育行政に携わる者としては適格なのだと私は思います。その点についていか
がでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)この新教育委員会制度につきましては、大津のいじめ
問題であったり、大阪府のいろいろな教育委員会の制度の問題であったり、そ
ういう部分の中で、いわゆる教育委員会としての機能が発揮できていないとい
うような、そういうことがあって、こういう新制度ができてきたのではないか
なと。従来、この福井県であったり、坂井市であれば、当然、それぞれの教育
委員会が独自で、左の方向に行ったり、右の方向へ行ったりとか、そういうも
のでなくて、きちんと議員さん方の考えを聞いたり、あるいは、市長の姿勢に
合って、そして、中立性・公平性を保ちながら教育行政を進めていっているん
ですが、県によっては、あるいは、市町によっては違う部分があるということ
で、そうなったのではないかなと思っています。ただし、この新制度につきま
しては今年の4月1日から施行されるわけでありますが、現在の教育長が退任
をした段階で次のその新制度が始まるということになります。ただし、いつ何
どき、事故があったり、あるいは、やめなきゃならないとか、議会運営の面で
ストップするときに、その制度が運用していくわけでありまして、坂井市とし
ては、今のままであれば、僕はまだあと3年と4ケ月か5ケ月あるわけであり
ます。その終わった段階で、29年5月10日現在でこの制度ができてくるっ
ていうんですが、できてきても、今の制度とほとんど変わりません。しっかり
と連携をとりながら、議員さん方のお力をいただきながら教育制度をやってい
く、今のままだと思いますよ。ただし、制度としては、市長が教育長を選び、
今まで、私は教育委員の1人としてここで承認されてきたわけでありますが、
これからは4人の教育委員、僕は外れて新教育長となります。そして、あとの
4人が教育委員としてということになります。そして、合わせて5名で教育委
員会を運営していくという形になっていくわけでありますので、坂井市として
は何ら変わりがない、そう思います。そして、僕は。それ以上言いません。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)ぜひ、川元教育長には任期を全うしていただきたいと
思いますけども。制度の問題として言ってますからね。先ほど、事例に大阪市
のことを言われました。大阪市の事例って具体的にどういうことかっていいま
すと、今、大問題になってるのは、大阪市の教育長が教育委員会の席で、ある
教育委員の発言を、大阪市の教育行政についてある意見を言った教育委員を罵
倒したんですね、教育長が。今、それが問題になっていて、その教育長はやめ
ざるを得ない状況に追い込まれつつあるという状況なんですよ。つまり、今、
-36-
教育長の事例として言われたことは全く反対で、そういう横暴な教育長を増殖
しかねないのが今度の法改正なんですよ。市長が任命するということは、特別
職だという特別な位置づけにあることによって、ほかの4人の教育委員とは違
う立場になる。それが、より権限が強い位置づけでもって教育行政を携わると、
ワントップでやるっていうことなんですよ。今までは、教育委員の互選で教育
長は選ばれるから、4人の教育委員の任命責任、連帯責任があるから、それは、
選んだ、別の4人の教育委員に対する配慮といいますか、そういうことが必然
的に働くんですよ。それが、市長の任命になる教育長は市長の方に目が行きが
ちなんです。制度上ですよ。川元教育長がそうだっていうことではなくて、制
度上、そうならざるを得ないんですよ。だから、この制度は問題があると言っ
ているんですよ。
坂本市長、私の今のやりとり、私の発言についてのそういう点について御理
解いただけましたか。そういう問題点があるという私の指摘はお門違いと思わ
れますか、それとも一定の説得力があると思われますか。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)今回の改正された教育長の問題については、前にも、教
育長とも話をしましたし、ほかの人とも話ししました。基本的には、この坂井
市は今まで、法が改正されても、考え方とかやり方とか、私はそんなに変わる
ものでもないというふうに思いますし。私は、今までについても、教育長に対
しても、教育の問題についても、これはこれやってほしいというのは私の方か
ら言ってますし。今、例えば、新制度の問題についても議論した中でやってま
すし。だから、今のところ、法が改正されても、今までどおり、そういう中身
的には変わってない。今、5人の中で教育長が外れるって、それだけであって、
私も権限とか、そういう問題じゃなしに、あくまでも教育問題については、特
に、今、子どもたちの教育のために、私は私の考え方、また、教育長は教育長
の考え方でやっていくことであって、今までとそんなに考え自体は変わってい
くものではないと思いますし、変えるものではないというふうに思っています。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)私のそういう問題意識にストレートに否定される発言
もなかったですし、ある面では、余りこの制度上の問題点について突っ込んだ
認識を市長としては示されませんでした。私は、そういう意味では、そういう
法改正がどういう意味を持つのかということについては、当事者なんですから、
もっと深く認識されるべきだと思うし、問題点は問題点として自覚されるべき
ではないのかというふうに思い、その点を指摘しておきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑ありませんか。
杉田教育部長。
-37-
○
教育部長(杉田輝美)先ほどの畑野議員の御質問ありました日本一短い手
紙の館の大人の方の減免規定につきましてですが、規則でちょっとうたってお
りまして、身体障害者福祉法による身体障害者手帳を所持する方、また、精神
保健及び精神障害者福祉に関する法律の規定により交付を受けた方、また、知
的障がいで公的機関が発行する療育手帳等、また、それにかわる証明書を所持
する方については減免規定を設けておりますので、御報告いたします。
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで質疑を終わります。
次に、会議規則第37条の規定により、予算特別委員会に議案第1号から議
案第10号までを、総務教育常任委員会に議案第12号、議案第14号から議
案第17号まで、議案第20号、議案第25号から議案第26号までを、生活
福祉常任委員会に議案第13号、議案第19号、議案第24号を、産業建設常
任委員会に議案第11号、議案第18号、議案第21号から議案第23号まで
を、それぞれ所管の委員会に付託いたします。
次に、今回の議会に提出された請願は、配付されました請願・陳情文書表の
とおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。
お諮りします。
あす2月25日から3月8日まで休会とすることにしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、あす2月25日から3月8日まで休会とすることに決定いたしまし
た。
3月9日は午前10時より本会議を再開いたしますので、よろしくお願いを
いたします。
本日は、これをもって散会いたします。
○
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
(午後1時27分
-38-
散会)
地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相
違ないことを証するため、ここに署名する。
議
長
署 名 議 員
署 名 議 員
-39-
平成27年3月第1回
坂井市議会定例会議事日程(第2号)
平成27年3月9日(月)午前9時59分
開議
1.議事日程
〔第2号〕
日程第1
諸般の報告
日程第2
代表質問
2.本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
3.出席議員(26名)
1番
小
原
慶
之
2番
後
藤
寿
和
3番
川
端
精
治
4番
渡
辺
竜
彦
5番
前
川
徹
6番
南
川
直
人
7番
上
坂
健
司
8番
戸
板
9番
吉
川
貞
明
10番
古
屋
信
二
11番
上
出
純
宏
12番
田
中
哲
治
13番
佐
藤
寛
治
14番
松
本
15番
東
野
栄
治
16番
伊
藤
聖
一
人
志
18番
川
畑
孝
治
雄
17番
進
朗
19番
前
田
嘉
彦
20番
橋
本
充
21番
永
井
純
一
22番
畑
野
麻美子
23番
山
田
栄
24番
広
瀬
潤
一
25番
田
中
千賀子
26番
木
村
4.欠席議員(0名)
な
し
5.説明のため出席した者の職氏名
市
長
坂
本
憲
男
副
長
北
川
貞
二
長
川
元
利
夫
総 務 部 長
新
開
和
典
財 務 部 長
野
路
良
二
生活環境部長
向
川
俊
邦
福祉保健部長
髙
嶋
優
文
産業経済部長
萬
道
正
之
建 設 部 長
恩
地
紀
上下水道部長
高
木
教
育
-40-
市
徹
教 育 部 長
杉
田
輝
美
会計管理者
小
川
茂
治
三国病院事務局長
直
江
正
一
6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事 務 局 長
小
林
憲
雄
事務局次長
木
下
和
憲
書
小
澤
清
和
書
坪
田
学
恭
記
7.議事の経過
午前9時59分
開
議
-41-
記
第1回坂井市議会定例会
(午前9時59分
○
開議)
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
○
議長(橋本充雄)皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員数は26人であります。
定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1、諸般の報告をいたします。
去る2月24日の本会議において予算特別委員会に付託しました、議案第1
号、平成26年度坂井市一般会計補正予算(第7号)から議案第10号、平成
27年度坂井市病院事業会計予算については、予算特別委員長からの依頼によ
り、お手元の調査依頼案件のとおり、それぞれの所管の各常任委員長に調査依
頼をいたしましたので、御報告いたします。
日程第2、これより代表質問を行います。
所定の日時までに4会派の代表者より通告がありました。代表質問は、申し
合わせのとおり、順次行います。なお、質問時間につきましては、答弁を含め
て、志政会は1時間40分、政和会は1時間10分、政友会は1時間、日本共
産党議員団は50分であります。所定の時間内に質問並びに答弁が終わります
よう、御協力をお願いします。
まず、志政会代表、23番、山田栄議員の質問を許します。
23番、山田議員。
○
23番(山田
栄)皆さん、おはようございます。志政会の山田です。ち
ょっと花粉症になりましたんで、文化人の仲間入りしましたんで、ちょっと聞
きにくいかもしれませんが、精いっぱい質問させていただきます。
平成27年度は合併して10年目という節目の年であります。さらなる坂井
市の発展を願うべく、志政会を代表し、質問したいと思います。
今、世界では旧態依然としてロシアと欧米との代理戦争が行われ、ウクライ
ナでは、子どもを含めた多くの住民が難民となっております。また、表現の自
由という名のもとに、他の神をパロディー化した風刺画がテロ事件を起こして
おります。ISのテロにて2名のとうとい日本人が命を失った事件は、世界中
をも巻き込み、我々、やおよろずの神がいると考える日本では極めて理解しに
くい事件であります。
また、国内では、地方から川崎市に転校してきた中学生の子どもが痛ましい
事件に巻き込まれました。子どものけんかでは済まされない、若者が抱えた心
の闇から生まれた問題そのものであると考えます。リーダーの度量の狭さが悲
-42-
しい結果になってしまったと考えます。やはり、地域に支えられて育った純粋
な子どもはみんなと仲よくあろうとする性善説だったと考えます。
このような中にあって、坂井市は非常に恵まれた環境の中にあり、さらに、
坂本市長は「笑顔」を市政運営のキーワードとしながら、市民の皆様が健康で
心豊かに、笑顔で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいるところであり
ます。
特に、中学校、小学校、幼稚園の耐震対策の最終年度の総仕上げなので、大
型予算を編成されたと考えます。
そこで、以下の質問をいたします。
新幹線、福井港丸岡インター連絡道、県道南北線建設についてお伺いいたし
ます。
北陸新幹線金沢開通がいよいよ今週末の14日に迫り、敦賀までの延伸が3
年前倒しの平成35年と決定されました。8年後には新幹線が坂井市内を走り
ますが、工事の内容は明らかにされておりません。建設が迫る中、住民の不安
が徐々に高まってきております。世の中、風土千年風景百年と言われておりま
す。新幹線により、そこに住む文化の形成まで変わります。
私ごとでございますが、朝起きて東の山を見ると丸岡城が見えます。恐らく、
先祖から400年ほど同じ風景だったと考えます。それが見えなくなるんです。
やはり、地元にはいろんな課題があると思います。県と市と地元が一体となっ
た取り組みが必要です。そのような意味で、しっかりした地元窓口をつくって
いただきたい。
また、坂井市内においては、新幹線駅の建設もされず、それぞれ駅の建設さ
れる他の沿線市と比べ、新幹線を生かした地域の振興策に大きな差が生じよう
としているのではないかと感じられます。
このようなことから、坂井市においての重要な振興策は、平成26年度に都
市計画決定がされた福井港丸岡インター連絡道、福井森田丸岡線の早期整備に
あると考えます。福井港丸岡インター連絡道においては、昨年、舞鶴若狭自動
車道全線開通や、先日の3月1日の福井北ジャンクションと松岡インターチェ
ンジが開通した中部縦貫自動車道など県内高速道路整備が拡充される中、観光
客の丸岡城、東尋坊への誘導が見込まれます。
さらには、テクノポート福井からアクセス向上は、テクノポート福井内の企
業の活性化につながり、国の国土強靱化基本計画である、企業の地方拠点強化
事業にもつながると確信します。
また、福井森田丸岡線、通称、南北線整備では、国道8号線、福井あわら線
の朝夕の渋滞が緩和され、今まで以上に福井市内への通勤の利便性が向上され
ます。丸岡、春江は、これまで福井市のベッドタウン的要素から人口増につな
-43-
がったと思われ、この道路整備は、人口減少が続く中、定住人口増加につなが
るものと考えます。
以上のことから、次の4点について質問いたします。
1つ、新幹線の今後の用地買収など、地元説明開催について。
2つ目、福井港丸岡インター連絡道路福島陸橋以降の事業認可の予定につい
て。
福井森田丸岡線、通称南北線の県道板倉高江線から沖布目までの事業認可予
定について。
4、それぞれの事業を推進していく中で、住民の相談窓口や地元説明、地元
要望に対する丁重な対応が必要と考えられます。
このことから、本庁内に地元対応のための担当部署を設置すべきではないか。
以上です。
次に、まち・ひと・しごと創生総合戦略についてお伺いいたします。
平成26年12月27日に閣議決定された、まち・ひと・しごと創生総合戦
略について4つの基本目標が掲げられ、1つ、地方における安定した雇用を創
出する、2つ、地方へ新しい人の流れをつくる、3つ、若い世代の結婚・出産
・子育ての希望をかなえる、4つ、時代に合った地域をつくり安心なくらしを
守るとともに、地域と地域を連携するとあります。平成27年度、市長の掲げ
る「地域の活力を創造するまちづくり」を国と地方が力を合わせて動き出す、
まさにそんな年になろうとしてます。
そして、まず、農業振興についてです。
本市においての農業は基幹産業の1つでありますが、農業人口減少や高齢化、
そして、後継者不足に加え、農業所得の減少などで低迷が続いております。農
業振興についてでありますが、坂井のブランド米である「花あかり」は、緑肥、
クリムソンクローバーによる栽培方法があり、環境に優しい農業の普及と、ブ
ランド米としての知名度の向上を積極的に図らねばならないと思います。
また、農山漁村では、人口が減少し、活気も一昔よりなくなっているのが現
状であります。仕事の方策としては、特化型や専業型の促進も十分考えられる
と思われます。副業や兼業化も多い実態を踏まえれば、これらに対応した生業
を多様につくっていく施策も考える必要があるのではないでしょうかと感じま
す。
また、農村では、農業活動を通じて、食料の供給や国土の保全などの役割に
加え、再生可能エネルギーの蓄積や災害時のバックアップ機能、例えば、田ん
ぼをダムがわりにするなど、新たな可能性もあります。また、わずかながらも、
若年層の農業に対する考え方が変化しつつあります。安全でおいしい食を選ぶ
意識が高まり、こうした中、若者の農業へ就職したいという気持ちになってき
-44-
たことであります。これらが、仕事が生まれ、町が活気づき、人の触れ合いが
生まれるのではないでしょうか。
次に、水産業についてです。
本市の水産業は海の幸が豊富な海産物市でありますが、現状では高齢化や後
継者不足などで苦戦が強いられております。さきの新聞報道では、廃業者は6
0歳以上の小規模経営の漁師や海女さんらが多い、県の2015年度事業では、
県内外から後継者を募って人材を育成する、また、三国町の海女さんは海をき
れいにしている、海女がいなくなれば海は荒れるので新規事業は歓迎したい、
でも、冬場の就業や住宅対策など総合的な施策がなければ定住にはつながらな
いと言っています。
このような状況下の中で、燃料高騰などで経営も逼迫する中、消費の拡大を
することはもとより、学校給食もさらに積極的に導入し、食文化の定着を図る
ことが重要ではないかと思います。
本市においても、農林業業者と商工会との双方の価値観を踏まえ、生産向上、
付加価値増大といった共通の意識を持って取り組む施策が急務と言えます。
次に、中小企業振興についてです。
坂井市においては、いち早く中小企業振興基本条例を制定し、本年度、中小
企業振興計画を作成中でありますが、全国385万社の中小企業の中でも9割
の334万社が小規模企業であり、坂井市においても、平成24年度では19
人 以 下 の 事 業 所 が 3 ,4 9 3 事 業 所 あ り 、 従 業 員 数 が 合 計 で 1 万 5 ,7 2 5 人 で
あります。
このような中、円安による原材料価格の高騰や消費税増税の需要低迷という
アベノミクスの副作用に苦しむ小規模事業者が多く存在します。しかし、中小
企業振興計画が明るいきっかけを与え、新たな産業の創出、あるいは、地元の
大学生が地元企業への就職を促進するための支援など、シティセールス推進事
業と連携をとりながら、将来に安心が持てる中小企業支援を実施しなければな
らないと思います。
また、事業所の減少、後継者の育成の確保などの問題に直面している地場産
業においても、地域経済の安定と雇用確保のため、地域資源を活用した商品の
開発、販路開拓推進するなどの、地域を挙げての支援が必要となってくると思
います。
次に、観光振興事業についてです。
「地域全体でもてなすまちづくり」の中に、北陸新幹線金沢開業に伴いPR
活動とありますが、既に各地ではPR活動は始まっております。坂井市におけ
る、地域の歴史、町並み、文化といった観光資源を、一層、観光誘客のために
PRしなければならないと思います。
-45-
特に、坂井市における観光資源と文化、芸術、祭りなどの活動、例えば、子
供歌舞伎、一筆啓上賞など、あわせてPRすることにより、誘客の起爆剤にす
ることができるのではないでしょうか。
また、市内観光地を線で結ぶ観光ルートのPRとともに、滞在型観光へのた
めの観光資源の充実を図り、ボランティアガイドへの支援とともに広域的な連
携に努めるべきで、景観に配慮した案内板の設置など、国内・海外からの観光
客に優しい観光地を目指すべきであると思います。
一方、都市と農村との共生の時代を迎え、自然と歴史と文化のある場所での
癒やしをテーマに、豊かな自然環境を生かしたグリーン・ツーリズムを展開で
きると思います。これらをさらに広くPRするためにも、メディアを最大限利
用し、観光都市を目指すべきではないでしょうか。
次に、林業についてです。
本市の約3割を占める森林は、輸入材の増大に伴い、林業は衰退し、山村人
口の減少の一因になってきました。あわせて、森林地帯荒廃が懸念されるとこ
ろであります。林業振興の一例ではありますが、農業や畜産などと複合化した
り、まきや炭や山林生産物の促進、将来的には地元企業と連携したブランド材
木の取り組み、対策が必要と思われます。
以上のことから、次の5点について質問いたします。
1つ、ブランド米「花あかり」の作付及び出荷に対する奨励策と販売拡大へ
の取り組みについて。
2つ目、水産業者の設備更新への助成と新規漁業者支援策について。
3番目、坂井市中小企業振興計画での地場産業育成支援策について。
4つ目、観光誘客への強化策について。
5つ目、林業への具体的支援策について。
次に、人口減対策として特徴ある施策についてお伺いをいたします。
坂井市の人口推移と予測では、平成18年、旧三国町、丸岡町、春江町、坂
井町が合併したとき、人口は9万人、高齢化率は約20%でした。今後、少子
高 齢 化 は 進 み 、 平 成 3 7 年 に は 高 齢 化 率 3 0 .2 % 、 平 成 5 2 年 に は 人 口 7 万
6 ,0 0 0 人 に な り 、 高 齢 化 率 は 3 5 . 7 % 、 2 . 8 人 に 1 人 は 高 齢 化 に な る と
予想されます。このまま人口減少が進むと、町の活力が低下する、集落機能の
維持が困難になる、生産年齢人口の減少による産業活動が低迷する、少子化に
より学校の小規模がさらに進むなど、今後、さまざまな問題が生じるおそれが
あります。
日本は先進諸国の中でも人口減少対策を全くしてこなかった国であります。
残念ながら、手おくれに近い惨状だという声も多い中、やっと政府が人口減少
対策に乗り出すことは歓迎するところであります。
-46-
その国の対策が、まち・ひと・しごと創生総合戦略であります。その戦略の
策定に、各市町は、地方人口ビジョン・地方版総合戦略の策定があります。策
定にあたり、坂井市は、自然豊かな住環境に恵まれ、持ち家世帯比率が高く、
1住宅当たり延べ面積は全国トップ水準にあります。そして、近年行われたア
ンケートでは、市民約960人のうち9割以上が、住みよい、まあまあ住みよ
いと回答、さらに7割以上が定住の意向を示しております。
そのような理由から、住みよさランキングでは2位、裕福な街ランキングや、
出産、子育てしやすい街ランキング、どれをとってもトップランキングに位置
しております。しかしながら、人口減少を食いとめる要件にはなっていないの
が現状です。
今般の市長招集挨拶の中では、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定につい
ては、人口減少だけでなく、地域経済を含めた課題解決に向けた施策に取り組
んでいくとありますが、やはり、全庁一丸となり、各分野、すなわち、住宅・
子育て・雇用・教育・定住促進・婚活の取り組みが重要かつ有効と考えます。
正確に現状を把握し、なぜ人口が減るか的確にその要因を分析し、対策を策定
していただきたいと考えます。
そして、他の市の人口減少対策事例などの成功例を参考するのもよいのです
が、坂井市として特徴ある施策を協働の力で考えてみてはどうでしょうか。市
長のビジョンをお伺いいたします。ぜひ、市長にはリーダーシップを発揮して
いただき、労働や、教育、住宅、所得補償、子育て支援などの縦割り施策を横
ぐしに刺した取り組みを始めていただくことを期待しております。
次に、ゆりの里公園整備事業についてです。
本年度の大きな施策の1つになるゆりの里公園整備事業ですが、本会議初日
における市長の施政方針の中でも、国営かんがい排水事業で整備された春江北
部調圧水槽及び隣接するゆりの里公園を、地域農業の拠点として、地元農林水
産物の直売所や、農家レストラン、調圧水槽を利用した眺望ポイントなどの整
備をし、地域の特産物を販売、提供することにより、安定的な生産と農業所得
の向上、さらには市内外からの集客を促進し、あわせて地域の活性化を図ると
述べています。
坂井市としても、県外からも観光に訪れる東尋坊や丸岡城に続き、新たな観
光地としての拠点になってくれる場所であると感じるとともに、プロジェクシ
ョンマッピングでのライトアップや地元の地域農産物や水産物などの販売によ
り、県外の観光はもちろん、県内の人たちにも親しまれる、安全・安心の食物
の販売になると思われます。
しかしながら、ゆりの里公園のアクセスや、周辺道路、駐車場を含めた整備、
また、当初の話では、レストラン及び地元農林水産物の直売所は週2、3日の
-47-
営業のみともお聞きしております。今回の平成27年度一般会計当初予算事業
別資料の中でも、農山漁村活性化プロジェクト支援事業で6億円の予算を計上
しております。やはり、高額な予算を投じての計画なので、ハード面・ソフト
面を含めた構想や計画を十分に検討して立案していかなければならないのでは
ないでしょうか。
特に、農林水産物での直売所としては、坂井市のものが全てここで買えると
なるように、市の物産販売の拠点として確実な場所にしていかなければならな
いと強く感じております。
お土産としての購入としても、また、直売所で購入したものを隣のレストラ
ンで調理してもらえるなどのアイデアなども必要になってくると感じます。
また、旅行業と観光ルートの1つとして取り組むと同時に、市内外、県外の
観光客のリピート訪問を目指した着地型観光ツアーなどにも積極的に進めてい
くべきではないでしょうか。
このゆりの里公園の整備が完了したときには、県外の観光施設としてはもち
ろんのこと、同時に、県内の人には、何度でも繰り返して購入していただける
安全・安心の農林水産物、また、生産者の方たちには、安定的な生産と農業所
得の向上にも、県内外への新しい販路を積極的に開拓し、活性化の拠点にもな
り得るように期待している限りでございます。
以上のことから、次のことについて質問をいたします。
地域農業拠点として、地元農林水産物の直売所やレストラン、眺望ポイント
としての整備をすると表明されました。観光誘客の観点を含め、本格的な施設
として整備が必要との思いから、整備コンセプトを明確にした構想・計画の策
定が必要ではないでしょうか。
次に、坂井市内中学校教育強化についてです。
今年4月に福井市の高志高校に併設して開設する県立高志中学校の入学選抜
が、去る1月17日に福井市内の同校にて行われました。児童たちは、1期生
を目指し、国語・算数・理科・社会に相当する3種類の適性検査と作文に臨み
ました。受験生は小学6年生545人に上り、その結果、定員90人に対して
の 倍 率 は 6 .0 6 倍 に な る な ど 、 福 井 県 立 で の 初 の 併 設 型 中 高 一 貫 教 育 校 に 対
する保護者、児童の高い関心がうかがえました。
高志中学校の教育目標としては、地域社会、国際社会のリーダーとなる高い
学力と豊かな人間性、ふるさと福井への深い知識と大きな誇り、世界に通用す
る語学力と国際感覚といったものを掲げており、今後の国際社会を見据えた、
より高い観点に立った教育目標も注目されています。
また、昨今、福井市内の私立中学校においても、併設する高校への、高校受
験などの負担が少ない、学校の学習指導が6年間一貫してる、部活動なども6
-48-
年間続けられるなどといった中高一貫ならではの大きなメリットを生かし、ま
た、保護者もそういった私立中学校の持つ中高一貫の魅力に憧れていると聞き
ます。
このように、私立中学校や県立高志中学校などの中高一貫化が進む中、坂井
市内の児童も、私立中学校や県立高志中学校へ進学することが見受けられます。
また、坂井市内において、出生数の減少による少子化、人口流出(転出)など
の大きな影響を受け、坂井市内の小中学校の児童・生徒数も減少傾向にある中、
坂井市の優秀な子どもたちが坂井市から市外へと流出していくことは、坂井市
内の小中学校においても、学力、部活動面でマイナスになるのではないでしょ
うか。
以上のことから、教育長に質問をいたします。
1つ、福井市内の公立・私立の中学校の中高一貫中学への坂井市内の小学生
(児童)の進学状況はどうなっているのか。
2つ目、学力、スポーツに関し坂井市内トップクラスの児童が、福井市内の
公立・私立中学校への中高一貫中学へと進学してると想像されます。今後、学
力、部活とそれぞれにおいて、それらの子どもに負けないよう、坂井市内中学
校のレベルアップについての具体的な方策はあるでしょうか。
3つ目、児童・生徒数減少による小学校を含めた学区見直しの考えについて
お伺いいたします。
次に、2020年、東京オリンピック・パラリンピックの海外選手団の合宿
誘致についてです。
2020年に開催されるオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決
定したのは2013年9月であります。オリンピックスタジアムが新たに建設
されるなど、開催地決定以降、全国各地では歓迎ムードが一気に高まっており、
地域経済の活性化が期待されております。
2002年に開催された日韓ワールドカップでは、アギーレ氏が率いるメキ
シコ代表チームが、三国のテクノポート福井スタジアムでキャンプを実施しま
した。そのときには各地から多くの観光客や見物者が来たことは記憶に新しい
ところでございます。
この経緯もあり、サッカー日本代表チームの監督にアギーレ氏が就任した際
に、市長を初め坂井市民は、チームのキャンプ誘致とアギーレ監督の再訪を熱
望してました。しかし、2月のアギーレ氏監督契約解除により、再訪の道は絶
たれてしまいました。アギーレ氏率いる日本代表チームのキャンプ開催が実現
しなかったことは、私たちも非常に残念であります。
しかし、坂井市では、過去にいろいろなキャンプが開催された実績がありま
す。キャンプに使用されたテクノポート福井スタジアムは、Jリーグの公式試
-49-
合が行われるなど、福井県を代表する施設であり、維持管理面においても、サ
ッカー関係者から、芝生の状態が非常によいとの評判になってるとのことであ
ります。このような立派な施設が存在するのですから、2020年の東京オリ
ンピックでの海外選手団のキャンプ誘致が可能であると思われます。
福井県でも、平成26年度11月に、2020年オリンピック・パラリンピ
ック誘致推進会議が開催されて、さまざまな検討がなされております。ほかの
県の各自治体でも、地域の特色や利点を生かし、事前キャンプ誘致委員会など
を設立して積極的に誘致を検討しているようであり、福岡市や千葉県の山武市
などは、既にキャンプ誘致に成功しているようであります。
キャンプ誘致には、今週末の北陸新幹線の金沢開業の相乗効果もあり、日本
人観光客や外国人の観光誘客に期待が持て、観光業だけでなく、商工業や市内
の各産業のさらなる活性化をすることに期待が持てます。そして、何より住み
よさランキング2位の坂井市の認知度アップにもつながると確信いたします。
ただ、キャンプ誘致には、地域経済の活性化、国際交流、地域スポーツの発
展、スポーツ次世代育成など利点が多いのですが、誘致合戦の加熱や過度な設
備投資などの懸念があることも事実であります。坂井市には県内を代表するテ
クノポート福井スタジアムでの実績があり、過度な投資は必要がないと思われ
ますことから、何としても2020年の東京オリンピック・パラリンピックの
海外選手団のキャンプ誘致を必要と考えます。
以上のことから、次のことについて質問いたします。
これまで、メキシコサッカーチーム誘致について意欲を示されてきましたが、
今後の取り組みについてお伺いをいたします。
最後になりましたが、旧三国町庁舎の改修についてであります。
三国総合支所の庁舎を今後どのように扱うかを伺います。
坂井市本庁については、現庁舎を生かしながら増改築を検討すると、市長は
これまでの定例会の質問で答えておられます。丸岡総合支所は公民館との複合、
春江総合支所については消防指令本部などとの複合、地域のニーズを考慮した
改修整備が行われました。そして、三国総合支所の庁舎ですが、いまだに手を
加えておりません。昭和48年の建築ですから、既に42年を経過しておりま
す。その現状はというと、1階部分には、支所機能として3つの課が広い空間
に机を並べて、2階部分は保健センターとして、3階部分は会議室として、4
階部分は坂井市の公文書を収納しているようでございます。この庁舎について
は、昨年中は耐震診断を行い、その結果が既に報告され、その結果をもとに改
修計画案の作成に取りかかっていることと思いますが、まずはその耐震診断の
内容についてお答えをいただきたい。
また、平成28年3月をもって自治区制度が10年目を迎えるにあたって、
-50-
市長にはこれを継続しない方向と表明されておりますと同時に、総合支所のあ
り方についての検討も含め、職員で構成されるワーキンググループによる課題
や解決策などの議論が行われ、先般の全員協議会では、1課グループ制を自治
区制度の終了後の平成28年4月からとる予定との報告がありました。三国総
合支所においては、現在、25名の職員が配置されておりますが、1課グルー
プ制をとることにより、さらに職員が減少すると思います。となれば、あの大
きな建物において支所としての役割を果たす部分は少なくて済むと思われます。
このような現状や未来を見据えて、市長においては、耐震診断の結果を踏ま
え三国総合支所をどのように対応しようと考えているのか、改築での整備も検
討すべきではないかと考えます。
加えて、隣接する三国社会福祉センターは取り壊す方向と公共施設マネジメ
ント白書では示しておりますし、線路の向こうになりますが、障がい者による
授産施設希望園が入っているいきいき交流会館もかなり老朽化していると聞い
ております。これらの三国総合支所周辺の建物の今後もあわせた総合的な公共
施設再構築計画が必要と考えます。
以上のことから、次のことについて質問いたします。
旧丸岡、春江庁舎は複合施設として改修が行われました。旧三国町庁舎にお
いては、耐震結果と他の周辺施設のあり方もあわせて検討し、改修ではなく、
改築での施設再整備も検討すべきではないでしょうか。
以上、7項目の質問に対する答弁を求め、志政会の代表質問を終わります。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)おはようございます。志政会、山田議員の代表質問にお
答えをいたします。なお、市内中学校教育強化と2020年東京オリンピック
の海外選手団合宿誘致についての御質問は、後ほど教育長からお答えをいたし
ます。
初めに、年次計画と坂井市地係の工事終了年度の見込みについてお答えをい
たします。
まず、新幹線の建設につきましては、現在、概略設計について沿線集落と設
計協議を進めております。年度内に設計協議を終える予定としておりまして、
既に8集落から用地測量の了解を得ております。
年次計画の目標については、土地所有者を初め、関係者の了解が得られたと
ころから、順次、用地測量や建物調査を進めてまいります。その後、用地交渉
を行い、関係者の理解と協力をいただいて、28年度中に用地取得を完了させ
たいと考えております。工事は、用地取得を終えたところから、順次、発注す
ることとなっております。
開業前に試験走行を1年間実施することとしており、敦賀開業が平成34年
-51-
度末となったことから、平成33年度の工事完了を目指しております。
次に、福井港丸岡インター連絡道路の坂井町福島から丸岡町の八ツ口までと
県道福井森田丸岡線の福井市境から県道板倉高江線の交差部までにつきまして
は、今年度、県において事業の着手をしたところであります。
現在、地形測量と土質調査を終え、設計内容について地元協議を行っている
ところでございますが、今後、設計内容の同意が得られた地区から、順次、用
地測量、建物調査等に着手する予定であると県から聞いております。
なお、工事の施行につきましては、多くの用地取得や物件移転が必要である
ことから、関係集落及び地権者の御理解を得ながら、市と県が協力して事業の
早期完成に向け、精いっぱい努力してまいりたいというふうに考えております。
次に、担当部署を設置すべきとの御質問でございますが、北陸新幹線整備と
福井港丸岡インター連絡道路、県道福井森田丸岡線については、整備箇所が重
なるところがあり、これまで、同時に地元説明会を開催をしてきております。
新幹線の敦賀開業が3年前倒しとなり、道路についても整備が急がれる状況
となってきていることや、市民の対応窓口の一本化、技術的な問い合わせなど
に対応していくため、新幹線整備と道路整備を進めるための担当部署を建設部
内に設置し、体制の強化を図る予定でございます。
次に、各産業の持続可能な仕事創出に向けた具体策がまち・ひと・しごと創
生総合戦略にどのように反映されるのかの御質問にお答えをさせていただきま
す。
まずは、各産業の状況と今後の取り組みについて説明をいたします。
まず、ブランド米「花あかり」の作付及び出荷に対する奨励策と販路拡大へ
の取り組みについてでございますが、平成26年産の「花あかり」は、天候不
順などにより、期待された収穫量が確保できず、また10アールあたりの収穫
量も6俵から6俵半と低かったことから、来年度のクリムソンクローバーの作
付面積が減少しております。
こうした中、市では、クリムソンクローバーの作付に対する助成のほかに、
反 収 の 少 な い 分 を 、 1 俵 あ た り 1 ,0 0 0 円 補 助 す る こ と に よ り 生 産 農 家 に 安
定して栽培していただき、さらに「花あかり」と認定された場合には500円
を加算するなど、3段階の補助体系として、作付、出荷を奨励してまいりたい
というふうに考えております。
また、「花あかり」の条件である味度値が80を超えるように、営農技術の
指導やパイプライン夜間かんがいの活用により、県・JA・市の関係機関が一
体となって生産拡大に取り組んでまいりたいと思います。
さらに、販路拡大については、本年度は、限られた収穫量の中、きららの丘
において、キューブ型の2合パックをPR用、試食用、お土産用として380
-52-
円で発売をいたしました。お試し用や贈答用としては求めやすい価格設定とな
っていると思っておりまして、特に、関東圏の米穀店、消費者に対しPRをし
てまいりたいというふうに考えております。
今後も、坂井市をPRする商品としても活用してまいりたいと考えておりま
す。
平成27年度は、「花あかり」の収穫も3年目となることから、ブランド米
としての生産、販路拡大を図るために、根本的な対策を講じてまいりたいとい
うふうに考えております。
次に、水産業者の設備更新への助成と新規漁業者支援対策でございますが、
水産業を取り巻く環境は、漁業生産の減少や流通の変化などによる魚価の低迷
など収益性の悪化が進み、漁業経営は厳しい環境にあります。水産業者の設備
更新への助成につきましては、操業コストを抑えた高収益型漁業への転換を図
る意欲ある漁業者に対しまして、省エネ漁船用エンジンの導入支援を行ってま
いりたいと思います。
また、漁業就業者の減少・高齢化が進む中で将来にわたって持続的に発展し
ていくためには、意欲ある新規漁業就業者の確保が必要と認識をいたしており
ます。また、新規就業希望者を新人漁船員として雇用する漁業者、漁業経営体
に対して、漁業技術などの習得に必要な経費を助成してまいりたいと思います。
また、海女漁では、基礎知識、潜水技術など、研修に必要な経費を支援し、
漁業への就業と定着を図り、あすの漁業を担う人材確保、育成ができる体制づ
くりに取り組んでまいりたいと考えております。
次に、坂井市中小企業振興計画での地場産業育成・支援策という御質問でご
ざいますが、坂井市中小企業振興計画は、市内中小企業の支援を目的に制定さ
れた坂井市中小企業振興基本条例に基づき、各種支援策を総合的かつ計画的に
実施するための実行計画を策定し、地域経済の持続的な発展と地域活力を創造
するまちづくりの実現を目指すものであります。
また、人口減少に伴う地域活力の低下が懸念される中、安心して生活を営ま
れる社会環境をつくり出すことによって、活力にあふれた地方の創生を目指す
ことが急務の課題となっております。
市 内 の 全 事 業 者 約 3 ,8 0 0 社 の う ち 9 9 % 以 上 が 中 小 企 業 で あ る 状 況 の 中 、
振興計画策定のため、約2000社を対象にアンケートを実施をいたしました。
このアンケート結果によりますと、経営課題は、人材の確保や育成、また、次
いで、技術力や営業・宣伝の強化といった回答が多い状況でございました。
また、こうしたアンケート結果から、地場産業の育成や支援策については、
経営の革新や起業の促進、経営資源の強化、人材育成及び雇用の促進のための
各種施策の展開を図ることが重要であるというふうに考えております。
-53-
次に、観光誘客への強化策についてでございますが、日本全体で人口減少が
危惧される昨今では、観光による地域のイメージアップの向上や交流人口の増
加による各産業の活性化が期待されるところでございます。
坂井市においては、名勝「東尋坊」や現存する日本最古の天守閣を持つ丸岡
城を初め、越前加賀海岸国定公園の美しい海岸景観や自然豊かな山間景観、北
前船寄港でにぎわった三国湊町、地域の伝統文化を今に伝える文化財や三国祭
など、数多くの観光資源に恵まれております。
観光客の入り込み数では、坂井市全体で430万人を超え、県内ではトップ
となっておりますが、北陸新幹線の金沢開業に伴い、大都市圏からの観光客の
誘客のためには、坂井市だけでなく、隣接市町と連携してエリアとしての魅力
を発信する広域観光の推進が必要となってきております。
平成26年10月には、本年秋に実施する「北陸デスティネーションキャン
ペーン」に向け、全国の旅行会社、JRグループ各社及びマスコミ関係者など
を招き、東尋坊、三国湊町、丸岡城などの観光地視察を行い、誘客、観光情報
の発信をしてまいりました。また、11月には、坂井市の東尋坊や丸岡城など
の観光資源を含めた坂井市の魅力を全国に発信するため、首都圏のメディア9
社10人を招き、初のプレスツアーを実施をいたしております。
さらに、平成27年度におきましては、北陸三県とJRのタイアップによる
デスティネーションキャンペーンを展開し、坂井市を代表する東尋坊や丸岡城
など、既存観光資源の魅力を活用した坂井市の観光PRにつきまして、首都圏
などにおいて出向宣伝等を実施してまいりたいと思います。
御質問の観光誘客への強化策につきましては、法人化した坂井市観光連盟と
連携を図り、既存の観光資源を活用した観光客のニーズに応じた周遊コースや
滞在を要する観光プランを創出し、商談会を通じて旅行会社にPRをしていく
とともに、宿泊代金やツアー代金の一部を助成するモニターツアーの実施など
により、観光客の増加を図ってまいりたいと考えております。
最後に、林業の具体的な支援策についての御質問でございますが、林業を取
り巻く環境は極めて厳しい状況にありまして、木材価格の低迷、労働力の減少
や、高齢化、後継者の意欲の減退、生産活動の停滞などの問題が懸念をされて
おります。
林業への就業について、県では、森林整備支援センターにおいて、林業に興
味のある方や、林業への就職、転職を考えている方を対象とした就職ガイダン
スを実施をするとともに、意欲的に林業部門に従事する地域の中核的存在とな
り得る青年を青年林業士として認定し、社会的評価を高め、すぐれた林業後継
者の育成・確保も図っており、本市といたしましては、地域林業の担い手であ
る坂井森林組合や県と連携しながら林業従事者の支援を行ってまいりたいとい
-54-
うふうに考えております。
また、森林所有者などにより森林経営計画を作成し、小規模で分散している
森林の集約化に取り組むことや、間伐や、下刈り、造林など、一体的な森林の
施業を効率的かつ適切に行うことを目的とした坂井森林組合の作業経費補助を
通して、良好な森林の保全、水資源の確保及び自然環境の維持などの支援に取
り組んでまいりたいと思います。
また、今後も、森林資源を循環利用し、新たな木材需要の創出、加工流通施
設の整備を含めた多様な担い手による生産性の向上や、人材の確保及び育成な
どによる国産材の安定供給体制の構築を推進してまいりたいと思います。
また、各産業の状況と今後の取り組みについては以上のとおりでございます
が、まち・ひと・しごと創生総合戦略でどのように反映するのかについてお答
えをさせていただきます。
この、まち・ひと・しごと創生総合戦略、いわゆる地方版総合戦略は、政策
の目標設定や政策の検証を行うといった要件がございます。
先ほど述べた支援策などについては、策定する段階において検討し、できる
限り盛り込んでいきたいというふうに考えております。
次に、人口減の対策としての特徴ある施策についての御質問にお答えをいた
します。
坂井市の将来人口推計につきましては、国立社会保障・人口問題研究所によ
る デ ー タ で は 、 2 0 4 0 年 の 坂 井 市 の 総 人 口 は 7 万 6 ,5 4 4 人 、 2 0 1 0 年
と の 比 較 で 1 6 .7 パ ー セ ン ト の 減 少 と 推 計 さ れ て お り 、 日 本 創 成 会 議 の 推 計
においては、それより低い推計となっております。
これらの現状のデータを踏まえ、平成27年度に策定する地方版総合戦略に
おいては、坂井市独自の人口推計を行うこととしておりまして、総人口、年齢
別人口、出生数や転入出数、性別、地域間の人口移動、産業別の雇用状況など、
2060年を見据えた2040年の人口動向を分析し、出生率や移動率などに
ついて仮の数値を用いて将来人口を推計し、その将来人口に及ぼす自然増減、
社会増減などの影響度について分析を行うこととなっています。
また、現状の傾向のままで人口が推移した場合に将来において地域住民の生
活や地域経済、行政に与える影響について分析、考察することといたしており
ます。
次に、人口減対策の解決についてでございますが、昨年9月に人口減少問題
対策本部を立ち上げまして、職員によるワーキングチームにより課題などの洗
い出しを行ったところでございまして、これらの課題等について平成27年度
において課題解決の検討を引き続き行っていくとともに、将来の展望に必要な
調査として、結婚や出産に対する意識や就職に対する意識などについてアンケ
-55-
ート調査を実施してまいりたいと考えております。
将来ビジョンについては、これまで述べました、人口の現状分析、将来人口
の推計、人口の変化が与える影響、住民の意識などを踏まえて、人口減少の克
服に向けた現状と課題を整理し、人口の目指すべき将来の方向性を示してまい
りたいと考えております。
坂井市の人口は今後減少していくものと考えられますが、人口減少を克服す
るための施策等について地方版総合戦略に盛り込み、その施策の効果により、
減少率の抑制等を図っていきたいというふうに考えております。
次に、ゆりの里公園整備事業についての質問にお答えをさせていただきます。
整備のコンセプトを明確にした構想・計画の策定の必要性についての御質問
にお答えをいたします。
まず、国営事業で整備された春江北部調圧水槽と隣接するゆりの里公園の整
備計画についての基本的な考え方を申し上げたいと思います。
御承知のとおり、国営かんがい排水事業については、日本で最大級の事業と
し て 、 1 ,1 3 3 億 円 と い っ た 莫 大 な 事 業 費 を 投 じ て 、 効 率 的 か つ 安 定 的 な 農
業生産力の向上を図るため実施をしているものでございまして、平成28年3
月には完成予定となっているところでありますが、用水路がパイプライン化さ
れたことから、改めて、今日まで利用されてきた農業等に係る用水の歴史や水
に対する恩恵を、地域の方々を初め子どもたちや後世にまで伝えていくことは、
事業を行う私たちの責務であるというふうに考えております。
また、この国営事業にあわせ隣接した農村振興や都市住民及び農村住民の交
流の場であるゆりの里公園に、観光施設としての付加価値をつけて再整備する
ことで、これまで以上に市の農産物の販売力を強化し、地域農業振興の促進を
図っていくほか、「農と水のテーマパーク」として、市内にありますさまざま
な観光資源と連携をしていくことで、市の新たな観光スポットして、施設周辺
に県内外からの交流人口を増加させ、地域の活性化を目指してまいりたいとい
うふうに考えております。
米価下落が続き、農業改革など、農業者の取り巻く環境がさらに厳しくなっ
ていく中、農産物直売所など、生産者が継続して農業に取り組めることはもと
より、交流人口の増加を期待する観光的な要素を持った総合的な施設が必要で
あるというふうに考えたところでございます。
なお、ゆりの里公園の再整備につきましては、地元の農業関係者の意向を反
映するため、ゆりの里公園活性化協議会を立ち上げ、再整備に向けて、構想・
計画の策定について意見を頂戴をいたしておるところでございます。
整備の具体的な内容を申し上げますと、1つ目は、農産物直売所及びレスト
ランの設置及びユリーム内での季節ごとの体験教室や、用水に関する歴史や、
-56-
今を伝える情報・学習の展示・PRの場として活用するものでございます。
2つ目は、用水を利用したせせらぎ水路、親水池などを整備し、用水の魅力
を伝えていくとともに、用水に触れ合い、親しむことができる場を提供するも
のでございます。
3つ目は、体験農業の開催や既存施設の新たな利用価値を高めるものでござ
います。
このように、ゆりの里公園再整備については、市民の意向も十分に踏まえ各
種事業を展開するとともに、夜間景観を演出するライトアップを行うなど、観
光誘客の観点も含め、新たな農産物の生産拡大と、ブランド化、加工商品の開
発などを積極的に行い、地域の特産品を販売、提供することにより、安定的な
生産と農業所得の向上となるよう努力をしてまいりたいというふうに考えてお
ります。
このため、事業の実施にあたりましては、国・県の補助を活用し、市の負担
軽減に努めていくとともに、議員御指摘のとおり、市民が十分理解を得るよう、
持続可能なテーマパークを目指し、来場者皆様から親しまれる施設となるよう
考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
次に、旧三国庁舎の改修についての御質問にお答えをいたします。
三国庁舎については、今ほど山田議員からもお話がありましたように、昭和
48年に建築され、築後42年が経過をいたしております。今年度実施しまし
た耐震診断の結果は、耐震性は劣り、補強を要すると診断されました。そのた
め、庁舎機能を維持するためには、耐震性を強化するための改修または改築が
必要であると考えております。
また、三国庁舎に隣接する三国社会福祉センターは、公共施設マネジメント
白書においても示されているとおり、耐震性がなく、老朽化が著しいことから、
取り壊すことといたしております。
三国庁舎の耐震性を強化するための方策については市役所内部で検討してい
るところでございまして、現在の庁舎を活用し、耐震改修を行うこととした場
合、地盤改良や、利便性、快適性などの課題もあり、新築するほどの費用がか
かること、及び、耐震改修後の耐用年数などを考慮すると、改築による方法が
適当ではないかというふうに考えておるところでございます。
このようなことから、三国庁舎においては、市民の利便性なども考慮しなが
ら、庁舎機能とホール機能などをあわせ持つ施設として改築する方向で検討し
ていきたいというふうに考えております。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)議員の皆さん、こんにちは。私の方からは、市内中学
校教育強化についてと、メキシコサッカーチームの誘致についての御質問にお
-57-
答えをいたします。
初めに、福井市内の公立・私立の中高一貫中学への坂井市内小学生の進学状
況について、御質問にお答えをいたします。
今年度、平成27年度に開校される中高一貫校の高志中学校への進学者予定
数は10名であります。また、福井中学校や北陸中学校など私立の中高一貫校
への進学者数は14名であります。
そのほか、福井大学附属中学校への進学者数は12名であります。坂井市か
ら36名が区域外就学することになります。それによって予定されているクラ
スの数が、新中学1年生では2クラスの学級減となっています。
次に、学力・スポーツに関し市内トップクラスの児童がそれらの中学に進学
してしまうけれども、学力・部活動それぞれにおいて市内中学校のレベルアッ
プについての方策はどうなっているかについてお答えをいたします。
坂井市教育委員会では、市内全小中学校と連携しながら、日々、学力向上と
体力向上に努めているところであります。
学力向上のために最も必要なことは授業改善であります。福井の子は基礎学
力は高いが活用能力が低いと言われ、下位層の下位下のクラスの子は少ないが、
上位層の子も少ないと言われています。授業においては、知識の質や量に加え、
子どもたちの学びの質や深まりを重視した授業へと改善していく必要があると
考えています。これからは、子どもたちの判断力や、表現力、活用力を育てる
授業を強化し、教科ごとの研究会で議論しながら、よりよい坂井市スタイルを
確立していきたいと考えています。
中学校の部活動については、競技力向上のみならず、人間教育の場として大
変重要であると考えています。教育委員会といたしましても、これまで同様に、
その活動をしっかりと支援をしていきたいと考えています。
次に、小学校を含めた学区見直しの考えについての御質問にお答えをいたし
ます。
坂井市の学校区は、旧四町において定められた基準に従い、合併した後もそ
のまま引き継いでおります。学校区については、それぞれの地域の特性に合っ
た配慮した区分けとなっておりますので、現在のところ、見直しの予定はして
おりません。
しかし、合併からあっという間に9年が経過し、市民の融和が大変進み、地
域ごとのつながりが変化してきました。従来の旧町単位の学校区を超えて、地
域の状況に応じて、隣接の学校区の方が子どもたちにとってもよい選択である
と地区の総意があれば、もう一度言います、地区の総意があれば、学校区の変
更については十分対応していきたいと考えています。
次に、2020年東京オリンピック合宿誘致の取り組みについての御質問に
-58-
お答えをいたします。
現在、オリンピックなどの大規模なスポーツイベントの開催に合わせ、各国
の代表チームキャンプの誘致等を推進するために、県、全市町、県体育協会で
構成する2020年オリンピック・パラリンピック東京大会キャンプ誘致推進
会議が開催されているところであります。
坂井市におきましては、過去に、議員もお話しされておりましたが、198
8年、ソウルオリンピックの陸上競技ペルー代表がキャンプを張りました。ま
た、2002年サッカーワールドカップのメキシコ代表もキャンプを張り、い
ずれも旧三国町のときではございますが、受け入れをした実績があります。
そうした経緯を踏まえて、サッカー競技と陸上競技については、スポーツ施
設や宿泊施設等において、キャンプ地として十分受け入れが可能であります。
キャンプ誘致は、スポーツ振興並びに地域の活性化に大変有効なものである
と考えておりますから、正式にサッカー競技と陸上競技について誘致を表明し
たいと考えています。
今後の取り組みについてでありますが、誘致表明を行った後、大会組織委員
会が作成する世界各国の選手団がキャンプ候補地を選定するためのキャンプ候
補地ガイドに掲載されるよう、要請をしていきたいと考えています。
なお、キャンプ候補地ガイドは、2016年のリオデジャネイロオリンピッ
クに合わせて世界各国に公開されることになりますので、その間、県と連携を
図りながら積極的に誘致活動に取り組んでまいります。
また、御質問のありましたメキシコ代表サッカーチームの誘致につきまして
は、メキシコ代表が東京大会に出場できるかどうかはわかりませんので、今後 、
誘致活動を進める中で、メキシコ代表を含めて各国代表からの要請があれば、
議員の皆さん方の御支援をいただきながら、しっかりと交渉していきたいと考
えております。
以上です。
○
議長(橋本充雄)23番、山田議員。
○
23番(山田
栄)数多くあるんで、1点に絞りたいと思うんですが。
新幹線とインター線ですが、さっき、窓口をしっかりとつくっていただくと
いうことで回答いただきましたが、私ら地元でいろんなことがあったんですが、
あのパイプラインで経験あるんですが、ちょっとややこしい話になると担当者
が変わってしまうっていうんか、異動してしまう。そういうことがあって、そ
の地元と連携がうまくとれない、地元要望がなかなか伝わらないということが
ございました。そういう意味で、やはり、県と市、職員の窓口が頻繁に変わる
ということだけないように、少なくとも何年間ずっと継続してやっていただく
ように。地元のいろんなその細かい要望もありますんで、そういうことを、や
-59-
はり市が特に重点的に面倒を見てあげてほしいなというふうに思います。
それと、もう一つ、この福井港丸岡インター連絡道路、福島陸橋以降、あそ
こ、JRの橋がありますね。あそこの事業計画について、県に市としてもう少
ししっかりとした要望してほしいなと。さっきの話ではちょっと具体的な話が
なかったんですが、やはり、西長田までついて初めてのインター線でございま
す。途中で何かちょっとクエスチョンがついているような中身やというふうに
聞いてますんで、その辺は市としてもしっかりと確認といいますか、事業の内
容を把握していただきたいなというふうに思います。よろしくお願いしたいと
思います。
特に、窓口について、市長、一言、ちょっとお願いしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)先ほど市長がお答えしたように、今言う、新幹線とイ
ンター線と、いろいろ集落が重なり、また、同じ集落もございますので、いろ
いろ要望も重なる場合もあるわけでございますし、また、現在、考えているの
は、建設ぐらいにそういう窓口を設置したいということで。当然、これは、長
いインター線についても結構期間がかかりますので、職員については、そうい
うことを考えて継続性を持った人事配置を行っていきたいと思いますので、ひ
とつよろしくお願いしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)以上で志政会の代表質問を終わります。
ここで暫時休憩をいたします。
11時35分から再開をいたします。
○
(午前11時28分
休憩)
(午前11時35分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、政和会代表、19番、前田嘉彦議員の質問を許します。
19番、前田議員。
○
19番(前田嘉彦)皆さん、おはようございます。政和会の前田でござい
ます。政和会を代表いたしまして質問したいと思います。
日本経済は消費税増税後の落ち込みから持ち直してきており、生産や個人消
費など回復の兆しが見られます。今後も緩やかに回復すると予想されます。
しかし、企業の設備投資の動きはいまだに鈍く、中小・零細企業が中心であ
る地方経済は依然として厳しい状況下に置かれています。このことはアベノミ
クス効果が地方にまだ十分に浸透してきていないことを意味し、むしろ都市間
格差が広がってきているとも考えられるところであります。
一方、地方財政は、国の地方財政計画により、本年度の地方交付税の総額で
2 .2 % の 減 額 、 ま た 、 社 会 保 障 関 係 経 費 の 増 加 な ど に よ り 、 引 き 続 き 、 厳 し
-60-
い状況下にあります。
坂井市におきましては、今後、起債残高が年々増加する傾向にあり、市税収
入の増加も見込めない状況などから、市の財政は一段と厳しくなってくるので
はないかと予想されるところであります。
坂井市の一般会計における平成25年度の決算収支の状況を見てみますと、
歳 入 総 額 3 7 2 億 円 、 歳 出 総 額 3 5 7 億 円 で 、 実 質 収 支 約 1 0 億 9 ,0 0 0 万
円 の 黒 字 と な っ て い る も の の 、 市 税 収 入 が 前 年 度 に 比 べ 1 ,4 6 1 万 円 の 減 で 、
5 年 連 続 の 減 収 と な っ て お り ま す 。 自 主 財 源 比 率 は 4 4 .9 % で あ り 、 5 0 %
を割っている状況でございます。
このような状況の中、今後、予定されております大型事業を見ますと、平成
27年度まで続く小中学校の耐震改修事業、幼保一元化に向けた保育所設備の
整備事業、公民館などの公共施設の耐震改修事業などが予定されております。
さらに、国営パイプライン事業に係る一括負担金が、平成27年、28年に予
定されていること、市税収入の伸びが期待できないこと、引き続き、社会保障
経費の増加が見込まれること、合併に伴う普通交付税の特例措置が平成25年
度から5年間で段階的に削減される見込みであることなどから、今後の行財政
改革の断行や、選択と集中による効率的な財政運営が求められるところであり
ます。
そこで、まず初めに地方創生について質問いたします。
地方創生とは、「ひと」が中心で、「ひと」をつくり、その「ひと」が「し
ごと」をつくり、「まち」をつくるとしています。まち・ひと・しごと創生法
では、「まち」は潤いのある豊かな生活を営むことができる地域社会の形成を、
「ひと」は地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保、「しごと」は地域社
会における魅力ある多様な就業機会の創出を目的とし、それぞれの市・町・村
に、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定を努力義務としております。
その政策体系では、国が総合戦略を示し、自由度の高い新交付金を先進事例
となる戦略をつくった自治体に重点配分するなど、支援に差がつけられると見
られています。
本来、地域の振興策は、自治体が白いキャンパスに自由に地域の絵を描き、
みずからが決め、みずからが責任を負うものであります。しかし、地方創生は
本市においても重要施策であり、その施策の1つとして、今議会に提案の平成
26年度一般会計補正予算に計上しているプレミアム商品券の発行などは、消
費喚起策や生活支援策としては大変有効と認識しております。
また、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定では、本市が直面する構造的な
課題への実効ある取り組みや活性化を促す施策やその対策を示し、地方創生を
図るものと考えられます。
-61-
そこで、総合戦略策定の柱となるべき、次の施策について所信をお尋ねしま
す。
1点目は、「ひと」の視点から、少子化、人口減少対策についてお尋ねしま
すが、特に、若い世代の結婚・出産・子育てを中心にお答えいただければと思
います。
2点目は、「しごと」の視点から、農林水産業や中小企業の雇用創出の支援
策をお尋ねいたします。
3点目は、「まち」の視点から、コンパクトシティの推進についてお尋ねし
ますが、高齢者にも住みやすいまち、若年層にも魅力的なまち、財政面での持
続可能なまちについて、それぞれの視点からお答えいただければと思います。
4点目ですが、人口5万人以上の市が中心市となり、近隣市町村が連携し、
生活基盤の取り組みや、産業振興などに向けた定住自立圏構想や、地方中枢拠
点都市圏の形成など、広域連携の推進に対してのお考えをお尋ねいたしまして、
地方創生についての質問といたします。
次に、「多様な都市活動を支えるまちづくり」について質問いたします。
いよいよ、北陸新幹線金沢開業も秒読み段階になってきました。人口減少社
会の到来と急速な高齢化社会の進展の中で定住人口の減少が始まってきた地方
都市にとっては、移動人口確保の上では明るい話題と思われます。首都圏から
福井へのアクセスは東海道新幹線で米原を経由するのがまだまだ一般的である
と考えられますが、北陸新幹線経由では、福井・東京間は約10分程度の短縮
にしかすぎないものの、福井長野間は、これまで約4時間30分必要だったも
のが約2時間に、2時間半の短縮になります。福井・高崎間では約1時間20
分の短縮、福井・大宮間も約1時間の短縮になるとお聞きしているところであ
ります。これらのことは何かしらの経済効果があると、非常に期待していると
ころであります。
また、県外から福井県への平成25年度の観光客入り込み数は年間約450
万人、そのうち、関東からの入り込み数は約30万人にしかすぎません。これ
らのことより福井県の認知度の低さがうかがえるところでありますが、プラス
思考でいうならば、しっかりシティセールスを行っていけばまだまだ伸びしろ
があるということであります。
政府与党は、北陸新幹線金沢・敦賀間の開業を3年前倒しして2022年度
とする方針を決めました。さらに、福井駅までの先行開業も検討されることに
なっており、車社会の福井県や坂井市にとって観光誘客には交通網のインフラ
整備などが重要課題であり、北陸新幹線整備の3年前倒しに伴い、道路ネット
ワークや広域ネットワークの現状と今後について質問したいと思います。
まず1点目でありますが、北陸新幹線整備に伴う並行在来線についての協議
-62-
予定についてはどのようになっているのでしょうか。
次に、2点目です。
並行在来線運営の負担が発生していく中で、新しく駅を設けることも視野に
入れた検討が必要と思われますが、どのように考えているのでしょうか。
次に、3点目ですが、北陸新幹線整備敦賀開業3年前倒しに伴い、地域高規
格道路である福井港丸岡インター連絡道路や南北線の福井森田丸岡線の早期整
備を期待するところでありますが、整備完了予定は早くならないのでしょうか。
次に、4点目でありますが、観光誘客を目指し石川県境に向けて国道8号線
の早期4車線化が望まれますが、今後の展望はどのような状況でありますか。
以上、多様な都市活動を支えるまちづくりについての質問といたします。
次に、災害に強いまちづくりの推進について質問いたします。
毎日、日本国内ではどこかで何らかの地震が発生しております。福井大震災
から66年目、阪神・淡路大震災から20年目を迎え、悲しみを乗り越えて、
それぞれの町の姿はよみがえりましたが、関東・東北地方では、東日本大震災
から約4年が経過しようとしている今なお、生活を取り戻せぬ被災者も少なく
はありません。また、復興の教訓を風化させてはなりません。今日、このまま
温暖化が進行しますと、災害の要因はますますふえていきます。
坂井市では、地震・津波の被害はなかったものの、ゲリラ豪雨、竜巻の被害
が見られ、まさか竜巻がここで起きるとはと住民を驚かせておりました。今後
の予防計画が急務であり、市民に周知徹底する必要が感じられるところであり
ます。災害に強いまちづくりの推進には、住民や地域による自助・共助・公助
の大切さと、地域防災計画づくりなど、地域社会のつながりを強めることが重
要と考えられることから、次の4点について質問いたします。
まず1点目でありますが、災害対策基本法改正に基づく避難勧告等の判断・
伝達マニュアルについてどのように計画しているのでしょうか。
次に、2点目でありますが、災害対策基本法改正に基づく避難行動要支援者
の支援体制についてはどのように計画しておりますでしょうか。
次に、3点目でありますが、竜巻「藤田スケール」などに関する避難行動の
啓発や減災に対する予防計画はどのように考えておるのでしょうか。
次に、4点目ですが、防災拠点である市庁舎など公共施設のバックアップ電
源の確保はどのように考えているのでしょうか。
以上、災害に強いまちづくりの推進についての質問といたします。
次に、コミュニティセンターについて質問いたします。
市の重点施策である協働のまちづくりのさらなる推進を図るため、住民を初
め、地域づくり団体と市が協働して地域課題に取り組むことができる体制を構
築するとしています。
-63-
市は、地域まちづくり活動の主体的役割を担うまちづくり協議会の活動拠点
である公民館を、地域コミュニティの拠点、いわゆる協働のまちづくりを実践
する中心的な場と位置づけ、コミュニティセンターへと移行し、これまでの公
民館活動を継承した社会教育の推進に加え、地域づくり、まちづくりの活動を
通じた地域のきずなの醸成と地域コミュニティの活性化を図ることといたしま
した。
これまで、公民館では、定期講座や自主サークル、社会教育、生涯学習など、
さまざまな活動が展開されてきましたが、まちづくりや地域の課題に取り組む
ため市長部局へ変わるために、次の3点について質問をいたします。
まず1点目でありますが、社会教育事業と地域づくりの融合を図るとなって
おりますが、どのような考えでしょうか。
次に、2点目であります。
社会教育指導委員の拡充と研修の計画はどのように行うのでしょうか。
次に、3点目ですが、将来にわたって公設公営でいくのか、市が目指してい
るコミュニティセンターの運営主体はどのようなものとなるのでしょうか。
以上、コミュニティセンターについての質問といたします。
次に、子どもの健康管理と保持増進の推進について質問いたします。
次の次代を担う子どもたちが個性と能力を発揮できるよう、育つように、将
来を見通した自己形成ができるように、その健康状態に応じて適切に自己管理
できるよう健康教育を推進するとともに、健康に甚大な影響を及ぼす問題につ
いての対策を進める必要があると思われます。
そこで、次の2つについて質問いたします。
まず1点目でありますが、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につ
け、豊かな人間性を育むための食育の普及促進をどのように推進していくので
しょうか。
次に、2点目ですが、生涯を通じ自己の健康を適切に管理・改善するための
健康教育をどのように推進していくのでしょうか。
次に、高齢者福祉の充実についてお尋ねいたします。
平成27年4月の介護保険制度の改正により、要支援者が利用できる予防給
付によるサービスのうち、通所介護と訪問介護の2つの事業が平成29年4月
までに、市の介護予防・日常生活支援総合事業へと移行することになっており
ます。
これまで、介護保険事業者が全国一律の介護予防給付として提供していたサ
ービスを、今後は、市が地域の実情に応じ、住民主体の取り組みを含めた多様
な主体による柔軟な取り組みにより、効果的かつ効率的にサービスを提供する
仕組みになるのであります。
-64-
つまり、市の判断で、社会福祉法人や、民間企業、協同組合だけでなく、ボ
ランティア、NPO、自治会など地域資源を効果的に活用できるようになって
くるわけであります。このことにより、受けられる支援やサービスが全国一律
でないため、地域間格差が出てくるのではないかとか、現在の介護保険給付と
同じようなサービスの量や質が賄えるのかといった懸念もありますが、市の事
業になることで、より利用者の実態に合ったサービスが提供できるといった期
待もあるわけであります。これまで、市は地区サロンを開いて介護予防教室を
行っておりますが、平成27年度新規事業として、行政区を単位とした、地域
住民が主体となって介護予防事業に取り組む通いの場事業を20地区でモデル
事業として実施することになっております。
介護予防は、高齢者の健康寿命を延ばし、生活の質を高めていくには、高齢
者が可能な限り自立した日常生活を送り続けていけるような地域づくりの視点
が重要であると考えます。
そこで、次の3点について質問いたします。
まず1点目でありますが、要支援者の増加が予想される中、住民主体、住民
運営の介護予防事業の開発、育成、発展のための具体的な方針と将来ビジョン
はどのように考えているのでしょうか。
次に、2点目でありますが、地域で介護予防事業を積極的に担う人材の育成
及び支援の方策はどのように考えているのでしょうか。
次に、3点目であります。介護予防教室や地区のサロンに男性の参加が少な
いという課題への対策はどのように考えているのでしょうか。
以上、高齢者福祉の充実についての質問といたします。
次に、「生涯を通じて学び・育つまちづくり」について質問いたします。
教育委員会改革については、滋賀県大津市のいじめ問題への教育委員会の対
応のまずさなどが発端に議論が活発になり、改正法案が国会で審議・可決され、
平成27年4月1日に施行されます。
その主な内容は、教育長と教育委員長を統合した新教育長ポストを置き、首
長が議会の承認を得て直接任命・罷免できることや、首長と教育委員会で構成
する総合教育会議を新設し、教育行政の大綱や施策を策定することなどであり
ます。
教育委員会制度は昭和23年に創設され、その後、幾度となく見直されてき
ております。現在の教育委員会の制度と機能の問題点として、教育行政の権限
と責任の不明確なこと、児童・生徒、保護者、地域住民などの要望、悩みなど
に迅速に対応できないこと、教育委員会が形骸化し、事務局案を追認する傾向
が強いこと、意志決定に迅速性、機動性に欠けることなどがあると思われます。
今回の議論では、学校教育や教育行政の閉鎖性、隠蔽体質がはびこっている
-65-
という批判が強く出されておりました。このことは、政治的中立という大義名
分のもとに責任の不明確さが露骨にあらわれた結果に対する批判だと思われま
す。
そこで、1点目の質問をいたします。今回の改革により、政治的中立をどの
ように考えているのでしょうか。
今回の改革では、新教育長の任期は3年となり、首長が任期中に少なくとも
1回は教育長を任命できるようにしました。さらに、総合教育会議での首長、
教育委員会の合議制が成立しました。このことは、責任が明確になった反面、
首長の教育理念が教育に今までより反映されることになります。
そこで、2点目の質問をいたします。今回の改革により、市長の教育理念に
よって市の教育行政は変わるのでしょうか。
今回の改革では、首長も責任と権限を有することになりました。そのことは、
都道府県と市町村の関係でいうならば、それぞれの教育委員会に首長の教育理
念を反映できると考えられます。
そこで、3点目の質問をいたします。今回の改革により教育行政の縦割りを
解消できると考えているのでしょうか。
市長は、施政方針の中で、少子化、人口減少、国際化など、大きく変化する
社会の中で、坂井市の未来を担う子どもたちが豊かな心と生きる力を育み、将
来に向かって夢や希望を持ち、笑顔で生き抜く力を育むように教育施策を進め、
子どもたち一人一人に応じたきめ細かな教育支援を行いながら、学ぶ楽しさや
挑戦する意欲を育成するとしております。
そこで、4点目の質問をいたします。この改革を通じ、本市の教育行政をよ
りよい方向に向かわせるための施策は何でしょうか。また、今回の改革は首長
の教育行政の権限を強化することになり、地域の特色ある教育を推進すること
だと思います。
そこで、5点目の質問をいたします。特色ある教育をどのように推進してい
くのでしょうか。
以上、「生涯を通じて学び・育つまちづくり」についての質問といたします。
以上、政和会の代表質問といたしまして、市長並び教育長の答弁を求めたい
と思います。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
午後は1時より再開をいたします。
○
(午前11時57分
休憩)
(午後
再開)
1時00分
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
坂本市長。
-66-
○
市長(坂本憲男)政和会、前田議員の代表質問にお答えをいたします。な
お、コミュニティセンターについては副市長から、子どもの健康管理と保持増
進の推進と教育行政についての縦割り解消、また、よりよい方向に向かわせる
ための施策、特色のある教育の推進については教育長からそれぞれお答えをい
たします。
初めに、少子化・人口減少対策ついての御質問にお答えをさせていただきま
す。
若い世代の結婚・出産・子育てについてでございますが、何よりも、若い世
代が坂井市で結婚し、子どもをもうけ、子育てしていきたいと思わせる環境づ
くりが大切であると考えております。そして、そのような環境の中で育った子
どもたちが、坂井市で育ったことに誇りを持ち、また、自分も坂井市で子育て
がしたいと思えるまちを目指していくことが重要であるというふうに考えてい
るところであります。
子育て支援施策については、合併以降、坂井市総合計画や次世代育成支援行
動計画などに基づきまして、重要施策として位置づけ、推進をしてまいりまし
た。
議員各位の御理解と御協力を得ながら、平成23年度からは、全国的にも珍
しい多子世帯支援の子育てすくすく支援商品券支給事業を実施してきたところ
でありますが、本年度からは、新たに、子ども医療費助成事業において中学3
年生までの医療保険における自己負担分の完全無料化を県内9市で初めて実施
することができました。
また、平成23年度から計画的に実施しております公立保育所民営化事業に
お き ま し て も 、 5 ,0 0 0 平 米 程 度 の 土 地 を 用 意 し て の 事 業 推 進 な ど 、 ほ か の
自治体にはない制度設計となっております。
今後は、公立・私立保育所での生後8週からの受け入れや、病児・病後児保
育施設の拡充、また、子育て相談体制の充実など、ハード・ソフトを含め、時
代に即した子育て環境のさらなる充実に取り組んでまいりたいと考えておりま
す。
次に、農林水産業や中小企業の雇用創出の支援はという御質問でございます。
雇用創出の支援策として、新たに農林水産業に従事する方を対象としたもの
があります。
まず、農業関係でございますが、国の青年就農給付金、県の新規就農者支援
事業のほか、新たに市単独の助成制度を設けました。市外から市内に転入した
新規に就農する方を対象とするもので、国及び県の助成制度に上乗せなどをし
て助成をするものであります。さらに、市内の空き家を活用した場合は、家賃
相当として、年間60万円を追加支援するものでございます。また、国または
-67-
県の制度と含めて、1年目で年間最大295万円となります。
新規就農者を支援する制度は各地にありますので、本市においては、国及び
県の補助制度に上乗せするような形で、新規就農者が坂井市において農業を開
始することを選択していただければと考えております。
また、林業関係では、就業を目指し研修する者を対象にした緑の新規就農総
合支援事業がありまして、最大2年間、年150万円が支給されます。漁業関
係では、就業に向けた準備を行う者を対象とした新規漁業就業者総合支援事業
がございまして、同じく最大2年間、年150万円支給するほか、就業研修生
を受け入れる指導者に対する支援もございます。
なお、新年度より、市の単独事業として、研修生を雇用する漁業者に対しま
して、1年間、研修経費として年84万円を限度に、独立自営を目指す研修生
の指導者への研修経費として、最長3年間、年84万円を限度に、浅海型とし
て海女を目指す研修生の指導者への研修経費の2分の1を助成する制度を設け、
雇用創出を支援してまいりたいと考えております。
また、中小企業振興計画策定時に調査した市内中小企業者へのアンケートに
よりますと、最近の社会経済情勢の中で懸念をしていることの上位に、従業員
の高齢化、人手不足・求人難が課題として挙げられております。
こうした状況を踏まえ、中小企業振興計画の中で、各種支援策を総合的かつ
計画的に実施し、地域経済の持続的な発展と地域活力を創造するまちづくりの
実現を目指すとともに、計画の具体的な施策の展開により、中小企業の経営の
革新や起業の促進、人材の育成や雇用促進を図ってまいりたいと考えておりま
す。
中小企業の雇用創出の支援といたしまして、販路開拓事業や新商品開発事業、
人材育成支援事業などの補助により中小企業の経営強化や成長を促すことで、
新たな雇用の確保を図りたいというふうに考えております。
また、中長期的な視野においては、教育機関と連携したキャリア教育など、
今後、中小企業の雇用創出に寄与する施策を実施していきたいと考えておりま
す。
次に、コンパクトシティの推進についての御質問にお答えをさせていただき
ます。
平成20年に策定をされました都市計画マスタープランでは、本市の将来都
市像を、これまで4つの地域の中心拠点であった市街地や、さまざまな強みを
有する都市拠点が、一定の自主性と個性を保ちながら、目的に応じて相互に連
携・補完し合い、相乗効果を発揮して、市全体の総合的な魅力を高めるネット
ワーク型の都市構造を目指しました。
近年におきましては、本市を初め多くの地方都市では、少子高齢化の進展を
-68-
初め、人口減少と相まって、市街地が拡散して、健康で快適な生活や持続可能
な中心市街地の確保に苦慮している都市が増加の傾向にあります。
こうした社会経済情勢の著しい変化に多くの都市が十分対応できていないこ
とに鑑み、昨年8月に一部改正された都市再生特別措置法が施行され、住宅及
び医療施設を初め、居住に関連する施設の立地の適正化を図るため、市町によ
る立地適正化計画の作成について定めるとともに、当該施設についての容積率
及び用途の制限の緩和など、所要の措置を講ずることができるようになりまし
た。
この立地適正化計画とは、市町村が都市全体の観点から作成する、居住機能
や、福祉・医療・商業などの都市機能の立地、公共交通の充実などに関する包
括的なマスタープランであります。計画を策定し、居住区域や都市機能の誘導
が進められれば一定区域で人口密度を維持することも想定され、生活サービス
や地域コミュニティが持続的に確保されるとともに、相乗的な経済交流活動が
活発化され、持続可能な暮らしやすい、高齢者に住みよいまちになると考えま
す。
また、インフラへの投資が抑制されることにより財政面の持続可能なまちに
なり、結果的に若年層にも将来に希望が持てる魅力的なまちになると期待をす
るものでございます。
しかしながら、事業取り組みにあたりましてはいくつかの課題が考えられま
す。まずは、立地適正化計画の策定手続が非常に煩雑なことが挙げられること
と、議会の議決を経て定められた市の総合計画や都市計画マスタープランとの
調和が必要となること、さらに、これに加えて、特定用途誘導地区などの都市
計画決定が必要となるなど、相当の期間を要することであります。また、時間
をかけて複雑な要素が絡み合うこれら各種の計画などとの整合性を確保・充足
させた上で都市計画決定を経たころには、立地適正化計画に係る市街地の条件
が変化してしまうおそれが想定されることでもございます。
このことから、本市といたしましては、現行の都市計画マスタープランで掲
げる都市づくりの目標であります、ネットワーク型の都市構造の確立、安心し
て快適に暮らせる生活環境の創出、地域特性を踏まえた資源循環型都市づくり、
及び、自治意識が培われ、まちづくりの意欲が生かされる都市づくりの着実な
推進を図っていきながら、ネットワーク型の都市構造の実現に向けて、議会を
初め関係機関とさらなる協議を深める中、具体的な計画を実施してまいりたい
というふうに考えております。
なお、御質問のコンパクトシティの推進につきましては、4つの中心市街地
から形成される本市の特徴的な都市構造を踏まえると、まちづくりを推進して
いく上で、真に必要なものか、導入すべきものなのかにつきましては、先進事
-69-
例を調査、研究をする中、結論を見出してまいりたいというふうに考えており
ます。
次に、定住自立圏構想、地方中枢拠点都市圏に対する考え方の御質問でござ
いますが、定住自立圏構想における中心市の要件において、昼夜間人口比率、
お お む ね 1 以 上 と う た わ れ て お り 、 坂 井 市 の 昼 夜 間 人 口 比 率 は 0 .8 9 で ご ざ
いまして、中心市の要件は満たしていないのが現状でございます。
中心市になり得るのは福井市のみでありまして、福井市が中心的な役割を果
たすことの意志などを公表すること、また、近隣市町が福井市と連携する意思
を有することにより、定住自立圏が形成されることとなります。
しかしながら、平成21年に嶺北の市町により定住自立圏について検討を行
ったこともあることから、地方創生による定住自立圏構想については、福井市
や近隣の市町の動向を注視する必要があるというふうに考えております。
地方中枢拠点都市圏につきましては、中枢都市として福井市が条件を満たし
ておりますが、都市圏の範囲や支援などについて国から示されていないことも
ございまして、地方版総合戦略の策定にあたっては、国の動向を注視していき
たいというふうに考えております。
また、定住自立圏構想、地方中枢拠点都市圏のいずれも、施策などを広域的
に実施する場合には、効果的かつ効率的であることから、近隣市町との連携に
ついて重要性を踏まえて検討してまいりたいというふうに考えておりますので、
御理解をいただきたいと思います。
次に、並行在来線の協議予定、国に対して財政支援措置の拡充をどのように
求めていくかとの御質問にお答えをさせていただきます。
並行在来線の協議については、並行在来線の経営形態、列車の運行形態など、
負担及び支援に関する検討の場として、平成24年度に並行在来線対策協議会
が設置をされております。
これまでに、駅や線路などの鉄道施設の整備状況などの現況を調査し、今年
度、先行事例の調査を行ったところでございまして、今後、旅客流動調査や将
来の需要予測調査などを実施し、国やJRと協議し、収支を試算した上で、第
三セクターの経営計画を策定することとしております。
国に対する財政支援措置の拡充については、国では並行在来線に対する支援
制度として貨物調整金制度があり、平成23年6月に制度が拡充されたところ
でございます。
1日に30本余りの貨物列車が走行する北陸本線は、国家的観点からも国が
支援すべきものであり、県と連携して並行在来線の経営の維持・安定化に必要
な施策を国に要請してまいりたいというふうに考えております。
次に、新しく駅を設けることも視野に入れた検討が必要という御質問でござ
-70-
いますが、第三セクターとしての並行在来線を将来にわたって維持していくた
めには利用促進策を検討していくことが大変重要でございまして、新駅を設け
て利用者の増加を図っていくことも大切な検討要因でもあるというふうに考え
ております。
新しく駅を設置することは、その周辺の土地利用に大きな影響を及ぼし、駅
周辺の宅地化が進んでくるものと考えられますので、これからの人口減少社会
に向かってのコンパクトシティの考え方、既存市街地の空洞化などの影響を見
据え、慎重に検討し、多くの議論が必要なことであるというふうに考えており
ます。
次に、福井港丸岡インター連絡道路、県道福井森田丸岡線の早期整備につい
ての御質問にお答えをいたします。
地域高規格道路・福井港丸岡インター連絡道路及び県道福井森田丸岡線につ
きましては、志政会の山田議員の答弁でもお答えをさせていただいていますよ
うに、地形測量、土質調査を終え、設計内容について地元協議を行っていると
ころでございます。
北陸新幹線整備敦賀開業3年前倒しによりまして、新幹線においては平成3
4年度末開業を予定しているところでございます。
いずれの道路につきましても、市の骨格となる道路網の整備となることから、
坂井市としても、県と協力しながら事業の早期完成に向けて努力してまいりた
いと考えております。
次に、国道8号線の早期4車線化の展望についてお答えをいたします。
国道8号につきましては、現在、坂井市地係においては、丸岡町玄女、千田、
堀水地係の工事が完了していない状況でございます。
昨年は、前田議員にも同席をしていただき、福井県福井バイパス道路建設促
進協議会において、国への早期供用開始を要望したところでございます。
なお、国土交通省福井河川国道事務所においては、従来より国道8号線の完
全4車線化整備を目標としておりましたが、平成30年度に福井国体が開催さ
れることや、事業の早期費用対効果を上げたい意向により、今年2月に事務所
より市に対し、あわら市笹岡地係から丸岡町玄女地係まで暫定2車線の整備を
実施したいとの報告がございました。
未整備区間においては、用地買収が完了していることから、市としても国と
協力していきながら事業の早期完成に向けて努力をしてまいりたいというふう
に考えております。
次に、避難勧告の判断・伝達マニュアルについての御質問にお答えをいたし
ます。
非常災害時においては、住民がみずから避難行動をとるための最適の判断が
-71-
できるような知識を培い育むための支援と、最適な情報を提供することと考え
ています。
内閣府が平成25年に「避難勧告等の判断・伝達マニュアル作成ガイドライ
ン」を改訂し、全国の市町村に対してマニュアルを作成する旨の依頼をしてい
ます。避難勧告などの対象となる自然災害は、水害、土砂災害、高潮、津波と
なっておりまして、市町村長は県や国の機関へ助言を求めることができると規
定されています。
本市においては、平成26年度に津波・土砂災害のマニュアルを作成するよ
う依頼を受け、同年6月に作成し、庁内及び関係機関に配布した上で運用を行
っています。
なお、現在進めています丸岡地区防災行政無線のデジタル化工事につきまし
ては、土砂災害のおそれのある地域を優先的に実施し、避難勧告などが伝達で
きる体制を構築しているところでございます。
次に、水害については、平成26年度に、河川管理者である国土交通省や福
井県において基準の見直し作業が実施され、新たな基準が公開されるため、平
成27年度に水害に関するマニュアルを作成することにしております。
また、高潮に関しましては、平成27年度より、海岸管理の国土交通省にお
いて危険潮位や避難対象区域の見直し作業が実施され、新たな基準が示された
後にマニュアルを作成することにしております。
次に、避難行動要支援者の支援体制についてお答えをいたします。
避難行動要支援者の避難行動は時間を必要とすることから、通常の避難勧告
の前に避難準備情報としてお知らせすることとなり、実際に避難に要する時間
を確保する目的で行います。
ただし、要支援者の避難行動につきましては、地域の方の支援が必要不可欠
となることから、区長を初め、民生児童委員や、福祉委員、自主防災組織の方
へ要支援者の情報を提供し、避難支援をお願いしているところであります。
毎年実施しています地震避難訓練の説明会においても、三国町区長会連合会
が策定をした先進的な避難所マニュアルを参考にしながら、実際に要支援者の
方に参加を要請し、避難行動を実践していただいているところでございます。
次に、竜巻などに関する避難行動の啓発や減災に対する予防計画についての
御質問にお答えをいたします。
近年、県内や市内においても竜巻被害が発生し、家屋などへの被害が発生を
いたしております。
予防計画として、本年度改訂中の地域防災計画の中で暴風・竜巻予防計画と
して組み入れる予定であります。
さて、竜巻は極小地域における急激な上昇気流により発生し、短時間のうち
-72-
に消滅することから、気象庁においても竜巻の発生予測が困難な状況となって
おります。
竜巻発生時には、シャッターや雨戸を閉め、窓ガラスから離れて屋内に退避
することが最適な避難行動と言えます。また、屋外にいる場合には、堅固な建
物に避難することが最適な行動と言われています。
竜巻被害に対応するには、建物や工事現場などの資材が倒壊また飛散しない
ようにすることが被害予防策と考えます。
市といたしましては、気象台との連携をとりながら、急激な気象変化の際に
市民への情報提供を適切に図るとともに、あらかじめ、ホームページやケーブ
ルテレビ自主放送で対応方法を掲載・放映するなどして周知をしていきたいと
いうふうに考えています。
次に、公共施設のバックアップ電源の確保についての御質問にお答えをいた
します。
東日本大震災や阪神淡路大震災において、防災の拠点となる庁舎等の公共施
設については、停電してから復旧するまでの間の電源確保が重要であることを
認識させられたところでございます。
本庁舎においては、停電時の消防施設、非常灯、誘導灯など非常用の電源は
確保をいたしておりますが、長時間の停電に対応する電源などを維持できるよ
うな設備は整っていないのが現状でございます。
このため、本庁舎のバックアップ電源確保対策については、財政的なことも
考慮しながら、施設の大規模改修に合わせて検討してまいりたいというふうに
考えております。
また、各小学校や公民館、図書館、文化施設などにおいてもバックアップ電
源はございませんが、避難所開設時の非常用電源として、ガス式発電機が各小
学校に配置されています。
次に、住民主体、住民運営の介護予防事業の開発、育成、発展のための具体
的な方針と将来ビジョンについてお答えをいたします。
今回の介護保険制度改正により、要支援者の訪問介護・通所介護は市が担う
地域支援事業に移行し、現行のサービスに相当するものは残していきながら、
緩和した基準によるサービス、住民主体による支援、短期集中予防サービスな
ど、多様なサービスの創出について知恵を絞っていくことになったところであ
ります。
坂井地区広域連合では、平成27年度から3ケ年の第6期介護保険事業計画
において、地域支援事業への移行は平成29年度とする中で、構成市は移行時
期に照準を置きながら多様なサービスを模索する段階に来ております。
こうした状況を踏まえ、今回、モデル事業として新たに通いの場事業に取り
-73-
組むこととしておりまして、高齢者が歩いて行ける身近な場所を「通いの場」
として、交流や体操など、社会参加活動に参加することで、閉じこもりや認知
症予防など、介護予防に結びつけていきたいというふうに考えております。
一方で、こうした通いの場と同様に、介護予防事業を実施するNPO団体や
介護事業所の協力を得て、高齢者が集い、介護予防に取り組む地域を支援する
ことで、地域全体で高齢者を支え見守る体制が整備されるものと考えておりま
す。
以上のことから、活動の担い手となる地域の元気な高齢者や区民・役員がこ
うした活動に参画し、支援が必要な高齢者を支える仕組みを関係者でつないで
いくことで、将来的なビジョンとして、地域で支えるまちづくり・人づくりに
結びついていくものと考えております。
次に、地域で介護予防事業を積極的に担う人材の育成及び支援の方策につい
ての御質問でございますが、地域で介護予防を積極的に担う人材の育成につい
ては、介護予防の必要性を広く市民に普及啓発することで、担い手となる人材
を発掘し、担い手として必要な養成研修などを通じて活動につなげていくこと
を考えております。
なお、担い手は、地域住民のほか、有償無償のボランティアなど、協力を得
られる人材に対して、関係団体と連携してその確保と資質向上を図っていきた
いと考えております。
次に、介護予防教室や地区のサロンに男性の参加が少ないという課題への方
策についてお答えをいたします。
介護予防教室や地区のサロンは、男女問わず介護予防の必要性を引き続き啓
発していくことが重要であるというふうに考えております。特に男性の参加が
少ないことから、男性ニーズに沿った企画を模索しており、平成25年度から
は、男性をターゲットとして、手軽に使えるトレーニングマシンを使った筋力
トレーニング事業を実施しております。
また、栄養教室では、男性・女性を区別することで男性の参加や活動をふや
すことを目的に企画をしておりまして、今後も男性に対し普及活動を行い、参
加しやすいものを企画していきたいというふうに考えております。
次に、教育委員会制度改革についての御質問でございますが、初めに、教育
委員会制度改革により政治的中立をどのように考えているのかとの御質問でご
ざいますが、教育行政における市長としての役割としては、教育委員会の所管
事項に関する予算の編成や執行、条例提案などについてその権限を有しており、
このことは教育行政に対して現在でも大きな権限を持っているものと考えられ
ます。
一方、教育委員会は独立した執行機関として位置づけられており、教科書採
-74-
択の方針や教職員の人事などについて、特に政治的中立等の観点から、教育委
員会が必要な権限を有しています。
制度改正後の総合教育会議での大綱の策定については首長が策定することが
趣旨となっておりますが、法に定められた教育に関する事務の執行権限は、引
き続き教育委員会が有していることとなりますので、改正後も政治的中立は保
てるものと考えております。
次に、市長の教育理念によって市の教育行政は変わるのかについてお答えを
させていただきます。
総合教育会議の運営や大綱の策定にあたっては、今後、福祉や地域振興など、
一般行政と教育行政の密接な連携が必要と考えております。また、地域住民の
意向を反映させるなどの観点からも、市長としての意向を教育行政に反映させ
ていくことは必要であるというふうに考えております。しかしながら、大綱は
教育委員会との方向性を共有しながら策定することがよりよい教育施策の推進
につながるものと考えておりますので、今後も中立性、安定性を確保しつつ、
必要な協議、調整を行ってまいりたいというふうに考えております。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)私の方からは、コミュニティセンターについての御質
問にお答えをいたします。
初めに、社会教育事業と地域づくりの融合についてでありますが、近年、社
会経済情勢の変化により少子高齢化や家族形態の多様化が進む中、社会教育、
生涯学習においても、そこで得た学びや技術を個人の生きがいにするだけでな
く、学習の成果を地域に生かすことで、地域の活性化や特色ある地域づくりに
つながる役割を果たすものと期待されているところでございます。
コミュニティセンターでは、センターが実施する社会教育・生涯学習事業で
得た学びを、人づくり、地域づくりにどのように生かしまちづくり活動を展開
するかが重要であり、社会教育・生涯学習と地域づくりを融合すべきと考えて
おります。
例えば、地域課題への取り組みをテーマとした講座やワークショップを開催
することにより、地域住民がみずから考え、学び合い、話し合う機会を提供し
ていきます。このような、地域住民の声を反映していく過程が、地域住民の小
さな経験を生み、その積み重ねにより、地域全体の意識向上と人材育成を図る
ことができるものと考えております。
なお、平成27年度には、地域づくりのリーダー育成を目的に、仮称でござ
いますけども、人づくり大学の開校準備のため、先進地の視察研修を実施する
予定でございます。
次に、社会教育指導員の拡充と研修の計画についてお答えをいたします。
-75-
現在、社会教育指導員を各拠点公民館に計4名配置しており、コミュニティ
センター移行後も継続して配置をしていきます。現在の勤務時間を週20時間
を30時間に拡充し、センターが実施する社会教育・生涯学習事業を企画運営
するとともに、あわせて、地域づくり活動において社会教育の視点から参画し、
まちづくり協議会を初めとする地域活動に助言を行い、社会教育の推進と豊か
な地域づくりに取り組んでいきたいと考えているところでございます。
社会教育指導員の研修につきましては、県や県公民館連絡協議会が主催しま
す研修に参加し、資質の向上に努めるとともに、まちづくり協議会地区連絡会
やコミュニティセンター運営協議会に参加し、地域の実情を把握しながら、社
会教育の推進を図ってまいりたいと思っております。
次に、市が目指しているコミュニティセンターの運営主体とはどのようなも
のかについてお答えをいたします。
コミュニティセンターは、公設公営の施設として施設の維持管理を行うとと
もに、地域づくりと融合した社会教育・生涯学習事業を推進していくこととし
ております。
4月には公民館がコミュニティセンターに移行されますが、市といたしまし
ても、公設公営を維持しながら地域づくりの活動主体であるまちづくり協議会
の組織強化を図り、地域が一体となった取り組みができるよう全庁的に支援し
ていきたいと思っております。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、子どもの健康管理と保持増進の推進に
ついてと、新教育委員会制度についての御質問にお答えをいたします。
初めに、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけ、豊かな人間性
を育むための食育の普及促進をどのように推進するのかについての御質問にお
答えをいたします。
次世代を担う子どもたちにとって食生活や食習慣を通してよりよい生活習慣
を確立することは大変重要なことであると考えております。
坂井市では、平成26年3月に第2次食育推進計画を策定しました。この計
画では、学校教育における重要な点としてどういう取り組みをしているかと申
しますと、早寝・早起き、家族そろって朝ごはんの運動を進め、伝統的な食文
化の料理に触れることで食の持つ文化的な側面も楽しむなど、豊かな人間性を
育む食育を目指しているところであります。
学校においては、食生活改善推進員と一緒に調理する食育教室を開催したり、
栄養教諭や栄養士が学校を訪問し、朝ごはんの大切さや食べ物の働きによる栄
養バランスの重要性など、児童・生徒の食生活に対する意識を高め、生涯にわ
-76-
たる食習慣の育成を図っているところであります。
今後も、学校と家庭と地域としっかりと連携をとりながら、食育の推進に取
り組んでいきたいと考えております。
生涯を通じて自己の健康を適切に管理・改善するために健康教育などの推進
はどうなっているかについてお答えをいたします。
健康を適切に管理するための健康教育は、日常生活を営む上で最も重要なこ
とであると考えております。
学校教育においては、生命の誕生の大切さなど、性に関する教育及び生活習
慣などの健康教育を推進しております。体育保健教科の性の指導では、学年に
応じて、体の発育、発達、心の発達などのことを、児童・生徒の受容能力、発
達のステージに合わせて学習を進めることが大事であると考えております。特
に、中学生を対象にした思春期教室を通して健康教育を実施しているところで
あります。
また、食に関する指導といたしましては、食生活と心身の発育・発達などの
内容について、給食の時間はもとより、各教科や道徳、総合的な学習の時間、
特別活動など、学校の教育活動全体の中でしっかりと取り組んでおります。
学校給食の時間には、給食の献立内容を生きた教材として、元気な毎日を過
ごすためには、子どもたちに食事のバランスを考えることも指導しております。
多様化している生活スタイルの中で、自分の生活と食べ物とのかかわりや、
肥満などの生活習慣病にならぬように、健やかな毎日を過ごすことの大切さを、
学級担任並びに教科担任が中心になりまして、栄養教諭と連携しながら行って
いるところであります。今後とも、栄養教諭や学校栄養職員、また栄養士との
連携を図りながら、食に関する充実をしっかりと指導していきたいと考えてい
ます。
最後に、私の方からも教育委員会制度改革についての御質問にお答えをいた
します。
まず、教育行政の縦割りを解消できるのかについてお答えをいたします。
現行制度では、文部科学省、県教育委員会、市教育委員会と階層化された行
政体系となっております。このため、地域の実情に応じた臨機応変な教育行政
の展開が難しい一面もありますが、法改正により、市長及び新教育長の責任の
もとで、総合行政の一環としてより地域に応じた施策展開が図られることが可
能になってくると考えております。
次に、この改革を通じて本市の教育行政をよりよい方向に向かわせるための
施策はどうかについてお答えします。もう一つ、特色ある教育をどのように推
進するかについても、あわせてお答えします。
近年の教育行政については、教育部局単独で解決できない問題が発生してき
-77-
ていることから、先ほど申し上げましたように、教育行政を総合行政の一環と
しての取り組みが必要であると考えております。
そういった面において、今回の改正は、市長と教育委員会が今まで以上に施
策での連携を図ることも意味づけられております。本市においては、現在にお
いても、市長と教育委員会で密なコミュニケーションをとりながら教育行政を
推進しているところであります。
今後も、これまで進めてきた施策等を検証しながら、また市長部局との連携
をとり、一層強めながら、坂井市らしさのある事業展開を図ってまいりたいと
考えています。議員各位のなお一層の御支援をお願い申し上げまして、答弁と
させていただきます。
終わります。
○
議長(橋本充雄)以上で政和会の代表質問を終わります。
ここで暫時休憩をいたします。
1時55分より再開をいたします。
○
(午後1時44分
休憩)
(午後1時55分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
政友会代表、9番、吉川貞明議員の質問を許します。
9番、吉川議員。
○
9番(吉川貞明)議席番号9番、政友会の吉川貞明です。きょうは、政友
会を代表して質問させていただきます。
歳入が減少する中、複雑多様化する市民ニーズに対応していくには、目先の
毀誉褒貶に執着することなく、次の時代を見据えた政策が求められると考えま
す。政友会を結成し活動を始めて間もなく1年になりますが、決意を新たにし、
次の時代を見据えて政策提言を行い、今後も議員としての責務を果たしてまい
りたいと思います。
それでは、質問に入らせていただきます。
第1点目は、災害に強いまちづくりについて質問します。
これまでの災害の経験と今後予想される大規模震災や津波に対して、自治体
や、市民、地域のコミュニティ、NPOなどが連携し、地域の実情に見合った
実効性のある防災体制の構築に取り組まなければならないという観点から、以
下、7項目の質問をいたします。
最初に、災害対策に精通した職員を計画的に養成し、災害時対応要員として
活動ができるような体制を整備しているのかお尋ねします。
2番目に、災害用トイレや臨時ヘリポートなどが設置可能な公園や農地、空
き地等の空間の保全を災害対策の観点から強化すべきだと考えますが、所見を
-78-
お伺いします。
3番目に、大規模災害時に携帯電話等の通信機器を使用した情報収集が困難
になることを想定して、それに対応できる情報収集力を平時から確保している
かお伺いしたいと思います。
4番目には、災害に対して対応力が弱い人や避難生活環境に対応しにくい人、
日本語が不自由な外国籍住民への啓発、災害的対応は確立されているのか、お
尋ねをしたいと思います。
5番目に、災害時に、市民と、社協、NPOなどが速やかに連携をできるよ
う、横断的な防災研修やワークショップを開催してはどうかと思いますが、所
見をお伺いします。
6番目に、災害発生時の具体的なシミュレーションを想定し、まちづくりと
防災の観点で、住民参加によるまちづくり計画を策定し、事前復興を図るべき
と考えますが、いかがでしょうか。御意見をお伺いします。
7番目に、災害時に備え、学校給食施設などに炊き出し用の備蓄品を確保す
るなど、必要な体制を整えているのかお伺いしたいと思います。
2点目には、選挙年齢の引き下げについて質問いたします。
選挙権年齢を18歳以上に引き下げる法案が今国会で成立する見通しで、来
年の参議院選挙から実施される可能性が高まっています。
若い世代の投票率は他の年代よりも低く、それをどのように打開していくか
が課題となっている一方、学校現場においては、教育基本法の政治的中立を守
りつつ、政治に対する知識や判断力を培っていかなければならないと考えます。
そこで、まず、公職選挙法が改正され、選挙権年齢が18歳以上に引き下げ
られた場合、坂井市において有権者がどのくらいふえると想定されているのか、
お伺いしたいと思います。
そして、選挙権年齢が引き下げられることによって市はどのような対応を行
う必要があるかと考えますが、お尋ねしたいと思います。
3点目は、労働政策についてであります。
働くことを軸とする安心社会を構築するには、健全な社会を築き、維持をす
るための必須インフラであると考え、以下、質問いたします。
まず、政府が導入を計画してるホワイトカラー・エグゼンプション、いわゆ
る残業代ゼロ法案について、導入された場合の課題及び導入に対する御意見を
伺いたいと思います。
次に、市職員の男女別育児休業取得状況をお伺いいたします。そして、男性
の取得状況が少ない原因と取得推進のための対応策をお伺いします。
3番目には、ハローワークや職業訓練機関と関連し、職業紹介や職業訓練に
取り組み、離職者の早期復職を支援するべきと考えますが、それについて市の
-79-
見解をお伺いいたします。
4点目に、学校給食について質問いたします。
子どもたちが食に関する正しい知識と食習慣を身につけた学校給食は大変重
要であると認識しています。学校給食における食材の安全性や衛生管理につい
ての取り組みや、子どもたちへの食に関する指導はどのように行っているのか、
次の4項目について伺います。
最初に、学校給食センターなどにおいて給食に使用する食材や調味料などを
どのように決定し、どのような方法で調達しているのでしょうか、お伺いいた
します。
2番目に、市内の学校給食における地場産食材の使用状況をお伺いしたいと
思います。安定した供給体制が確立されているのかお尋ねします。
3番目には、食の安全・安心を確保するためにはどのような取り組みを行っ
ているのかお伺いします。
4番目には、学校給食を通じ子どもたちにどのような食育を行っているのか、
お伺いします。
最後に、子どもの安全を守ることについてお伺いいたします。
先般、川崎市の中学1年の男子生徒殺害事件は、その報道に接するたびに心
が痛みます。この事件では、被害者が発信したSOSが保護者や学校、周囲の
大人に届きませんでした。
子どもは生きて教育を受ける権利を持っています。保護者や学校・地域社会
は、その子どもの権利を守る義務があることを強く認識しなければならないと
思います。
児童・生徒を虐待や犯罪から守るために学校や社会は何をすべきか、川元教
育長の御所見を詳しくお願い申し上げます。
以上、5項目についてお伺いします。政友会の代表質問といたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)政友会、吉川議員の代表質問にお答えをいたします。な
お、学校給食及び子どもの安全についての御質問は、後ほど教育長からお答え
をいたします。
初めに、災害に強い地域づくりについてお答えをいたします。
災害対策に精通した職員を計画的に養成し災害対応要員として活動ができる
体制の整備につきましては、災害対策には、本市災害対策本部に消防機関や警
察などの関係機関も参画をしておりまして、総合的に災害対応の判断をしてい
くこととなります。また、災害時の職員体制は、各所属で組織的に対応する体
制となっております。
次に、空き地などの空間の保全を災害対策の観点から強化すべきとの御質問
-80-
でございますが、本市には災害時の航空機発着の拠点となる福井空港が設置さ
れておりまして、臨時的なヘリコプターの発着所として、三国運動公園、丸岡
運動公園を指定しているほか、市内小学校に設置した防災備蓄倉庫には、災害
用トイレも準備をしているところであります。
次に、大規模災害時に対応できる情報収集能力の確保についてでございます
が、大規模災害時における情報収集活動は、市のみならず、警察や消防機関と
連携して行うこととなっており、相互に情報交換しながら対応していくことと
しています。
また、地域の被害状況については、迅速に情報を収集し対応するために、お
おむね、小学校区単位を中心とした地域との連絡体制を整えており、毎年の地
域避難訓練時に連絡訓練を行っておりまして、定期的な実践体制の確認をさら
に進めてまいりたいと思います。
なお、携帯電話などの通信手段が万が一寸断されたとしても、各支所には防
災無線機と衛星電話を配備しており、情報伝達手段が確保されております。
次に、災害に対して対応力が弱い人や避難生活環境に対応しにくい人、外国
籍住民への啓発、災害時対応の確立についてをお答えをいたします。
災害への対応力の弱い人は、乳幼児や高齢者、障がいを持たれた方などが考
えられますが、これらの方には避難所内での専用スペースや福祉避難所を用意
をいたしております。
福祉避難所については、災害協定により17施設を確保しており、避難所で
の弱者専用スペースの確保についても、毎年の防災訓練を通して実際に避難所
運営に携わる地域の方に説明を行いながら、平時から対応を行っているところ
であります。
また、要配慮者の個別の支援体制につきましては、今年度策定予定の地域防
災計画を実施に移していく中で具体的な方策を検討していきたいというふうに
考えているほか、避難場所や避難所を示す表示板などに外国語の表記も行いた
いというふうに考えております。
次に、災害時の市民、社協、NPOなどの横断的な防災研修やワークショッ
プの開催についてお答えをいたします。
災害発生直後には、各地域の自主防災組織やまちづくり協議会が中心となり、
地元消防団や日赤奉仕団などの団体も参画し対応行動を行うことになることか
ら、毎年の地震避難訓練においては、地域と各種団体が連携を図りながら訓練
計画を策定し、実施をしているところであります。
また、市が行う地震避難訓練は、災害発生時の対応を習得するきっかけと位
置づけし、地域において自主的に継続して訓練を実施していただくことが地域
における防災力の向上につながるものと考えておりまして、これまで以上に、
-81-
各種団体との横断的な協議を行ってまいりたいというふうに考えております。
次に、住民参加によるまちづくり計画を策定し事前復興を図るについての御
質問にお答えをいたします。
事前復興とは、災害が発生した際のことを想定し、被害を最小化につながる
都市計画やまちづくりを推進することでありまして、建物の耐震性・耐火性の
強化や、道路拡張、防災拠点の設置、災害に強い地域の体制を整えていくこと
となります。
まずは、地震避難訓練や自主的な防災訓練を通して防災意識を高めるととも
に、個人ができる「自助」、地域でできる「共助」、行政が行う「公助」を仕
分けしていただくことが防災対策の第1歩であるというふうに考えております。
その上で、地域における現状の把握や危険箇所の洗い出しなどを行った上で
どのようなまちづくりを行うか検討することが第1歩と考えておりまして、そ
れぞれの集落や自主防災組織、まちづくり協議会などへ呼びかけていきたいと
いうふうに考えております。
次に、学校給食施設等に炊き出し用に備蓄品を確保するなど、必要な体制を
整えているのかとの御質問でございます。
平成25年度において、避難所となる市内小学校には防災備蓄倉庫を設置し、
避難生活に必要となる非常食や資機材を備蓄したところでございまして、また、
小中学校の耐震化工事にあわせて、貯水槽に緊急遮断弁を設置し、飲料水の確
保も行っているところでございます。
市内には2つの学校給食センターがあり、春江坂井学校給食センターは、新
築により耐震化構造となり、大規模地震が起きても運用可能な状態であるとい
うふうに考えております。
しかし、大規模災害時には、道路状況や車両の確保などにより、市内全域へ
の調理食の配送は極めて困難が予想されます。
平成26年度に避難所となる市内4つの小学校にガスヒートポンプを利用し
たエアコンを設置をいたしましたので、このガスを活用した炊き出し用品を平
成27年度に配備する予定としております。
物品の配備だけでなく、今後、地震避難訓練時に実際に地域の方に使用して
いただくことで、非常時にも円滑に対応できるよう対処していきたいというふ
うに考えております。
次に、選挙権年齢の引き下げについての御質問でございますが、初めに選挙
権年齢が18歳以上に引き下げられた場合の増加する有権者数についてでござ
います。
選挙権年齢を18歳以上に引き下げる公職選挙法改正案につきましては、一
部の政党を除く与野党が今国会に提出することとなっており、成立の見通しが
-82-
強いものとなっております。
この改正法は公布から1年後に施行され、来年夏の参議院議員通常選挙から
適 用 さ れ る 予 定 で ご ざ い ま し て 、 本 市 に お き ま し て は 、 約 2 ,0 0 0 人 の 1 8
歳及び19歳の方々が新たな有権者として選挙人名簿に登録されるものと予想
されているところでございます。
次に、選挙権引き下げに伴う市の対応についての御質問でございますが、選
挙は民主主義の根幹をなすものでございまして、選挙が公正かつ適正に執行さ
れなければ、その健全な目的達成を期することはできません。このことにつき
ましては、市民一人一人が常日ごろから政治や選挙に関心を持ち、与えられた
自分の1票を進んで投票することによって初めて達成できるものであります。
また、公職選挙法第6条では、選挙管理委員会は選挙が公明かつ適正に行わ
れるように、常にあらゆる機会を通じて選挙人の政治常識の向上に努めなけれ
ばならないと規定されており、常時啓発を選挙管理委員会の責務としていると
ころでございます。
このことからも、選挙啓発につきましては、選挙時だけでなく、常日ごろか
らあらゆる機会を通して選挙に関する意識の醸成を図っていくことが非常に大
切であると認識をいたしておるところでございます。
現在、選挙権の引き下げに伴う関係法令などの整備に向け、政権与党内で主
権者教育のあり方を検討する小委員会が設置され、必要な法改正などの検討に
入ったところでございまして、今後、政府に提言する方向で事務が進められて
いるところであります。
市としましては、今後、県の選挙管理委員会を初め市選挙管理委員会や市明
るい選挙推進協議会などとのさらなる情報の共有を図るとともに、関係法令の
改正動向に注視しつつ、自立した責任ある主権者を育成するため、教育現場と
の連携強化を図り、意義のある効果的な啓発活動を展開してまいりたいという
ふうに考えております。
次に、労働政策についての御質問にお答えをいたします。
初めに、ホワイトカラー・エグゼンプションについての御質問でございます
が、ホワイトカラー・エグゼンプションは、いわゆるホワイトカラー労働者と
呼ばれる事務従事者に対する労働法上の規制を緩和するもので、先進諸国では
既に導入されているところもございます。
労働時間ではなく成果に対して賃金を支払うといった労働時間に関する規制
緩和を行うことで、企業側は無駄な残業代がなくなり、労働者側は規定の労働
時間に縛られることなく柔軟に仕事を進められるようになるといったメリット
があるとされていますが、実際は賃金に反映されない長時間労働が助長される
のではないかとの批判もあるようでございますが、導入する企業側の条件とし
-83-
て、年104日以上の休日、終業から次の始業まで一定のインターバル時間を
置く、働く時間に上限を設けるのいずれかを労使で選択することになっており
ますが、こうした措置がしっかり機能するかどうかが当面の課題と思われます
ので、これから慎重な議論が行われることが望まれます。
次に、市職員の男女別育児休業取得状況及び男性の取得状況が少ない要因と 、
取得促進のための対応策についての御質問でございます。
まず初めに、今年度の取得状況でございますが、平成26年度に新たに育児
休暇を取得した職員は17名でございまして、全員女性でございます。また、
昨年度の取得者は25名で、これも全員女性となっております。男性対象者に
つきましては6名おりましたが、取得した者はおりませんでした。
今までの男性育児休業者につきましては、平成22年度に1名、平成25年
度に2名の取得実績がございます。
男性職員の取得実績が少ない要因としましては、一般的に仕事優先意識や家
事処理能力に差があるといったこと、あるいは、経済的または昇進に不利とい
った意識などから少ないと言われております。
しかしながら、本市の場合、最も大きな要因としては、子どもの世話ができ
る親族が同居していたり、近隣に住んでいることが挙げられています。
なお、市では、育児休暇の取得促進と人口減少対策の観点から、昨年11月
に「男性職員の子育て応援ブック」を独自に作成をしまして休暇制度の解説と
ともに、経験者の意見を紹介し、職員に周知したところであります。
今後も、男性も育児休暇を取得しやすい環境づくりに向けて継続して検討し
てまいりたいというふうに考えております。
次に、離職者の早期復職支援についてでございます。
平成27年1月の雇用失業情勢では、ハローワーク三国管内の有効求人倍率
は 2 .7 5 倍 、 ま た 、 福 井 県 全 体 で は 1 .5 5 倍 と 、 東 京 都 に 次 い で 全 国 2 番 目
の数字となっております。さらに、離職率の問題として、3年以内に仕事をや
めてしまう新卒者の割合が3割にも達している状況であります。
このように、求人倍率は高くても希望する求人情報が見つからない、スキル
が足りないなど、求職者と企業のミスマッチが生じている現状を踏まえ、ハロ
ーワークなどの国の機関では、求人情報の発信、能力開発や職業訓練といった
人材育成を行っております。
また、県が設置しているふくいジョブカフェでは、新入社員の職場定着と早
期即戦力化を図るため、新入社員向けのセミナーを行っており、坂井市として
は、こうしたセミナーなどの周知だけでなく、ふくい若者サポートステーショ
ンとの連携の中で、仕事が定着しないなどの悩みを持つ若者向けの出前相談会
を開催しているところでございます。
-84-
離職者の増加は社会における大変な損失であるため、社会情勢を踏まえなが
ら、関係機関との連携の中で必要に応じ雇用機会を確保する施策などを通じ、
安定的な雇用社会の維持を図っていきたいというふうに考えております。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、学校給食についてと、子どもの安全を
守ることについての御質問にお答えをいたします。
初めに、学校給食センター等において給食に使用する食材や調味料等をどの
ように決定し、どのような方法で調達しているのかの御質問にお答えをいたし
ます。
市内の2つの学校給食センターにおいて、食材、調味料の納入は、坂井市給
食材料納入登録業者より事前に業者より献立に基づいた見積もりを提出しても
らい、価格、規格、数量等を取り決めた上、指定された期日に給食センターの
指示により、所定の納入をしていただくことになっております。
次に、市内の学校給食における地場産食材の使用状況は、また安定した供給
体制は確立しているかについての御質問にお答えをいたします。
市内の学校給食における地場産食材の使用状況につきましては、11月の県
の 学 校 給 食 食 材 産 地 別 使 用 料 調 査 に お い て 、 市 学 校 給 食 全 体 で 5 2 .1 % の 地
場産食材使用率となっております。これは県内でも上位となっております。ま
た、品目では、大根、カブ、ニンジン、ネギ、ホウレンソウなど、100%を
地場産の使用となっています。
給食センターにおきましては、大量調理による給食提供のため、安全な食材
はもちろんのこと、安価で一定量・一定規格の食材を計画的に確保することが
重要な課題となっております。献立によりあらかじめ決まった量を決まった時
期に確保できるよう、これからも地場産の食材提供について、今まで以上に農
林水産課と連携しながら、生産者と農業関係団体と協議を行い、安定的な供給
体制の確立を図っていきたいと考えております。
次に、食の安全・安心を確保するためにどのような取り組みをしているかに
ついてお答えをいたします。
食材の安全を確保するために、食材の納入時において、鮮度、衛生状態、賞
味期限などについて確認を行って納入をしております。また、加工食品につい
ては、検査基準を満たしているのか、製造業者の明記があるかなど、給食衛生
管理基準により確認して食材の購入を行っているところであります。
調理師や栄養士など給食従事者については、腸内細菌検査を月2回、いわゆ
る検便だと思いますが、ノロウィルスの抗原検査を年2回実施しており、定期
的に細菌保持者がないかを検査しております。また、職員の毎日の健康状態の
把握や管理に努めており、調理作業前の手洗いを励行し、毎日の調理業務に当
-85-
たっていただいているところであります。
また、職員の健康状態で良好でないと確認された場合は調理業務から外れて
いただくことになっており、安全で安心な給食提供に万全を期していきたいと
考えております。
給食提供業務を委託している民間業者に対しましても、給食施設・設備や調
理従事者の衛生管理状況など、学期ごとに立ち入り検査をさせていただいてい
ます。
このほか、調理従事職員研修を開催し、給食施設における衛生管理について
の研修を取り入れながら、職員の意識啓発に努めているところであります。民
間委託施設に対しては、学期ごとに市関係職員が立ち入り検査を実施しており
ます。また、健康福祉センターによる給食施設の立ち入り検査を受けるなど、
施設面からも衛生管理体制に万全を期しているところであります。
次に、学校給食を通じて子どもたちの食育をどう行っているかについてお答
えをいたします。
学校教育における食に関する指導は、食生活と心身の発達・発育などの内容
について、給食の時間はもとより、各教科や、道徳教育、総合的な学習の時間、
特別活動など、学校の教育活動全体を通して行っているところであります。
また、体育では、体の発育・発達の観点から、学校給食のように多くの種類
の食品をとることにより、調和のとれた食事が必要であるということも指導し
ております。
食育指導については学級担任及び教科担任が中心に行い、栄養教諭と連携し
ながら行っているところであります。
栄養教諭は、それぞれ、担当の学校を訪問し、直接、児童・生徒に食に関す
る指導を行っています。生きた教材として学校給食を活用することにより、教
育上高い効果を上げていると思います。また、学校栄養職員や栄養士について
も、単独では授業はできないわけでありますけれども、担当教諭をサポートし
ながら、食に関する指導を行っているところであります。
今後とも、栄養教諭や学校栄養職員、栄養士と連携しながら食に関する指導
を充実させていきたいと考えています。
最後に、児童・生徒を虐待や犯罪から守るために学校や社会は何をなすべき
か、教育長の所見はどうかについて、御質問にお答えをいたします。
神奈川県川崎市で起こった、中学1年生が遺体で発見されたという痛ましい
事件が連日報道されております。亡くなられた生徒の御冥福を心からお祈り申
し上げますとともに、親族の方々にも心よりお悔やみを申し上げます。
事件については、現在、警察による捜査が行われ、詳しい内容や原因につい
ては、今後、明らかになってくると思われます。いずれにいたしましても、何
-86-
らかの方法でこの事件を未然に防ぐことができなかったかと、残念な思いでい
っぱいであります。
今回の事件は、不登校を続けている生徒が被害者になったものであります。
学校では、常に教職員のアンテナを高くし、不登校など気がかりな様子が見ら
れる場合には速やかに対応できる、そういう体制を整える必要があるわけであ
ります。
坂井市内の学校では、児童・生徒の欠席が続く場合には、家庭訪問をするな
ど、絶えず子どもの状況を把握し、つながりを絶やさないように努力している
ところであります。
また、学校では、全員の児童・生徒と定期的な面談を行い、子どもたちの一
人一人の悩みにしっかりと耳を傾けているところであります。
さらに、毎月の職員会議においても、気がかりな児童・生徒についての情報
を交換し、職員で共通理解を図るように努めていただいているところでありま
す。
学校においては、こうした取り組みを一層強化し、特に長期欠席者の家庭で
の状況や交友関係を把握していく必要があります。しかし、これにはなかなか
難しい面もあって、家族の協力が絶対必要であります。
教育委員会においては、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカ
ーを派遣して、子どもたちの心の悩みに速やかに対応できる体制を整えている
ところであります。
また、保護者対象のセミナーを実施し保護者への啓発を行っていますが、対
象になる保護者の参加が見込まれないのでありますので、その方法をいかに考
えていくかが今後の課題であります。
例えば、昨年2月には「ネット依存を考えるセミナー」を開催し、ネット依
存による生活習慣の乱れやネットに潜む危険性など社会的問題についての講演
を行い、保護者へのアドバイスをいただいています。
今後とも、学校・家庭・地域が子どもたちのSOSをしっかりと受けとめ、
今回のような痛ましい事件が二度と起こらないように努力していくことが大切
であります。
将来を担う子どもたちを犯罪から守り、安全で安心な環境の中で心豊かに成
長できるよう、学校・家庭・地域・教育委員会が一体となって努力をしていき
たいと考えています。全ての子どもが一番願うことは、楽しい家庭であり、安
心して家族とともに食事ができる場所であり、眠れる場所であります。そのこ
とが一番大事であると考えています。
以上です。
○
議長(橋本充雄)以上で政友会の代表質問を終わります。
-87-
次に、日本共産党議員団代表、22番、畑野麻美子議員の質問を許します。
22番、畑野議員。
○
22番(畑野麻美子)22番、畑野麻美子です。日本共産党議員団を代表
して質問いたします。坂井市政をチェックし、国政にも住民の声を届ける立場
で、大きく5つの項目に分けて質問いたします。
まず1点目、自治体が住民の暮らし、福祉、子育てを守る防波堤の役割を。
来日して話題を集めたフランスの経済学者、トマ・ピケティ氏は、アベノミ
クスが格差を拡大させると警鐘を鳴らしました。暮らしが大変になっていると
きだからこそ、自治体が安倍政権の社会保障大削減など暮らしを圧迫する政治
をそのまま持ち込み住民に負担をかけるのか、それとも住民を守る防波堤とし
ての本来の役割を果たすのかが鋭く問われています。
1点目、少子高齢化・人口減少における子育て支援策は、総合的な支援策が
求められます。非正規雇用が生み出す若者の貧困や、子どもの貧困が連鎖して
いくなど、結婚し、子どもを産み育てられない社会的背景があります。
そのような状況の中、3人目政策だけでなく、1人目であっても支援すべき
です。1人目を産み、お金の心配なく安心して育てられてこそ、2人目、3人
目と産み育てる自信と安心が生まれてくるものです。通学バスの無料化など、
子どもの教育の無償化、保育料の引き下げ、非正規雇用から正規雇用への転換、
医療費の窓口無料化など、総合的な施策が求められます。坂井市の積極的な取
り組みを求めます。
2点目、介護現場の実態について。
過去5年間で、介護・看護疲れによる殺人、自殺は1741件、年平均34
8件に上ります。毎日のように痛ましい事件がどこかで起きています。異常だ
と思いませんか。介護報酬の引き下げはこの事態に一層拍車をかけるものです。
政府がやるべきは、介護を必要とする全ての人が安心して介護を受けられるよ
うな体制を整備すること。その鍵を握るのは介護職員の待遇を改善することで
す。介護職員の確保ができなくて、介護を受けられないということになりかね
ません。
介護現場の実態を把握し、広域連合ともしっかりと連携し、一般財源からの
繰り入れも視野に入れ、介護施策の充実を求めます。
3番目、安倍総理は10%への増税を2年後に必ず実施するとしています。
1997年の5%への増税は、大不況への引き金を引きました。昨年の8%へ
の増税も景気悪化の引き金を引きました。二度も失敗しているのに、三度目で
景気が悪くならないとどうして言えるのでしょうか。消費税は低所得者に負担
が重い逆進性の高い税制です。
市長は、消費税10%増税に強く反対し、市民の暮らしを守るべきです。ま
-88-
た、暮らし応援の施策に取り組むことを求めます。
大きな2点目、不要不急の事業ではなく、生活密着・地域密着型で地域の力
を生かす産業振興を。
1つ目、平成27年度の予算における中期財政計画では起債残高がふえてい
ます。その中で、平成28年、29年度で、農山漁村プロジェクト支援事業と
して、6億円規模のユリ-ム施設周辺整備が計画されています。
平成27年度の事業では、本会議の松本議員の質疑でも、市長は市民生活に
密着した事業はないと認めました。この事業は、用水の魅力を示し、そして、
市長が子どもから高齢者までに夢を与える、市長のキーワードの「住民が笑顔
になる」ことを趣旨としていることはよく理解できますが、多額のお金をつぎ
込みます。市長は先ほど、国や県の補助金を活用しますと言われていましたが、
大丈夫でしょうか。市の負担を軽くするとも言っておられましたが、それでも
多額のお金をつぎ込みます。財政が厳しいときには、不要不急の事業をやめ、
市民生活に密着した「笑顔」事業に置きかえるべきではないでしょうか。
2点目、今年度の予算には、地域の活力を創造するまちづくりの新規事業と
して、企業キャリア支援事業や中小企業支援事業などがあります。非正規社員
を正規社員に転換した場合や、市内中小企業の持続的な運営と発展を支援する
事業でもあり、必要な事業と考えます。
さらに、地域の力を生かすとは、自治体の仕事興しとして地域の中小企業の
活性化を図り、経済を回すことです。
3月補正の交付金でプレミアム商品券が発行されますが、昨年8月に発行さ
れたプレミアム商品券発行におけるアンケートでは、10%ないし20%の業
者だけが売り上げが伸びたにすぎません。消費者サービスとしてのプレミアム
券としては有効ですが、業者の売り上げにはなかなかつながりません。交付金
のメニューには、総合戦略における仕事づくりなどが挙げられています。まさ
に、地方創生として仕事の量がふえ、プレミアム商品券よりも、業者に仕事が
ふえる住宅リフォーム助成制度は経済効果抜群です。改めて、住宅リフォーム
助成制度を求めます。
大きく3点目です。政府の2つの改革、農協改革と教育委員会改革、そして
道徳の教科化について。
農協改革について。
安倍総理は、農協改革を戦後以来の大改革としています。しかし、この改革
は、現場の声や必要性から出発したものではありません。一体、安倍政権は農
協改革の名で何をやろうとしているのでしょう。
まず第1弾として進めようとしているのは、JA全中(全国農業協同組合中
央会)から、指導、監査機能を奪ってしまうことです。
-89-
政府は、TPP反対の中心となっているJA全中、農協を潰そうと考えたの
ではないでしょうか。
そして、次に第2弾としてやろうとしていることは、1つ目に、これまで農
産物の共同販売などを行ってきた全農を株式会社にしてしまうことです。2つ
目は、単位農協から、JAバンク、JA共済を分離してしまう。3つ目は、準
組合員の農業事業利用を制限する。このようなことがやられれば、農協は存続
できなくなってしまいます。農協の改革は、協働組合にふさわしく自主的に行
うべきです。
政府は、JA全中が単位農協が自主的に活動するのを阻害しているというこ
とで、改革をするとも言っています。市長の見解を求めます。
2番目、教育委員会改革について。
地方教育行政の組織と運営に関する法律は、今まで一般職であった教育長を
首長が任命し、特別職とし教育委員会のトップに据え、教育長に対する教育委
員会の指揮監督権限を奪うものとなってしまいました。
教育は、子どもの成長発達のための文化的な営みであり、自由と自主性は不
可欠です。本会議の質疑で、今までと何も変わらないと、市長、教育長の答弁
でした。現在の坂本市長と川元教育長の関係は問題ないとしても、次の市長、
教育長の関係は保障できません。
この法律は、教育委員会や学校現場との関係で自由と自主性を侵害するもの
です。私が現職で幼稚園の現場で働いているとき、突然、幼保園の試行園にな
ってしまいました。このとき、幼保園は、愛称でしたけれども、市長部局の子
育て支援課に移されました。そして、クラス担任を決めるときに、子育て支援
からの介入がありました。当時の校長兼園長は、クラス担任は現場が決めるも
の、そんなことに役所が口出しすべきでないとはねのけましたが、これからは
このようなこともあり得るようになるかもしれません。教育長の見解を求めま
す。
3、道徳の教科化について。
市民道徳の重要なことは言うまでもありません。しかし、国民が主権者とな
った民主主義社会にふさわしい道徳は、国家が押しつけるものではなく、国民
みんなで考え、一人一人が主体的に選び取っていくものでなければなりません。
ところが、安倍内閣は、道徳を教科に位置づけて検定教科書を導入、評価も行
って、特定の価値観を国が押しつける体制を確立しようというのです。評価の
基準は何なのか。
道徳の教科化は、教師の主観を押しつけることにならないか。道徳の教育は
特定の教科ではなく、教育活動全体を通じて行うものです。教育長の見解を求
めます。
-90-
大きく4点目。住民の命と財産を守ることを最優先に。
1 点 目 、 も う す ぐ 、 あ の 3 .1 1 が 近 づ い て き ま す 。 東 京 電 力 福 島 第 一 原 発
事故から、間もなく4年。福島県では今も12万人近い人たちが避難生活を強
いられています。将来の見通しが立たず、自宅の再建も避難先での再起もまま
ならないという、原発事故特有の苦悩が横たわっています。
1 9 9 5 年 の 阪 神 大 震 災 で は 4 万 7 ,0 0 0 戸 が 仮 設 に 避 難 し ま し た が 、 発
生から4年の段階では9割が退去し、4年11ケ月で解消されました。現在も、
福島第一原発で放射能汚染水が外洋に流出した問題が公表されていなかったこ
とが明らかになりました。震災と原発事故はこれからの生活の見通しが立つか
どうかの点で本質が全く違います。
政府は、福島仙台原発、福井県高浜原発を再稼働させようとしています。し
かし、福島第一原発の事故はいまだに収束しておらず、事故原因も明らかにな
っていません。国民の多数は再稼働に強く反対しています。「もう動かすな原
発!福井県署名」に取り組む「いらんざ原発!坂井市民の会」は、1月30日、
坂本市長に原発再稼働に反対する意思表示をするよう要請しました。
坂本市長は、賛否の意思表示は避けながらも、運転開始から4年以上たった
原発の運転を認めない立場などをこれまでに示してきたことに触れ、原発はな
い方がいい、一番心配なのは坂井市の農業、観光への風評被害だと述べました。
坂本市長はこの要請に真摯に対応してくださいましたが、西川一誠県知事は、
100人近い住民が20万人分を超える署名用紙を持って県庁を訪れたにもか
かわらず、署名用紙を受け取ることはしませんでした。
1 月 3 0 日 現 在 で 、 署 名 は 坂 井 市 内 で 、 も う 7 ,0 0 0 人 分 を 超 え て い ま す 。
市長が原発再稼働は許さない意思表示をし、安定ヨウ素剤の各家庭配布や、ま
た県の原発の避難計画では、鯖江市が坂井市に避難するとだけしか書かれてい
ませんが、鯖江市民が坂井市に避難してきたときなどの住民避難の計画や訓練、
そして、用水やパイプラインなどを活用した水力発電を含め、自然エネルギー
の開発普及への支援体制の構築を求めます。
最後、5点目です。戦後70年、市長の歴史認識をお尋ねします。
まず1点目として、今年は第2次世界大戦が終結して70年の歴史的節目の
年です。この年が日本とアジアの諸国との和解と友好に向かう新たな一歩とな
ることを、アジアを初め世界の多くの人々と大多数の日本国民が願っています。
日本とアジア諸国との和解と友好に向かう新たな一歩になるために何が必要か。
政府が「村山談話」の核心的内容である植民地支配と侵略への痛切な反省の
態度を堅持すること、日本軍「慰安婦」問題について、被害者への謝罪と賠償
など、人間としての尊厳が回復される解決に踏み出すことが大切と考えます。
市長の見解を求めます。
-91-
2点目、憲法9条と集団的自衛権について。
ISを名乗る過激武装組織による人質事件が突きつけたのは、日本が「殺さ
れる国」になったということ、そして「戦争に加担する国」になっているとい
う現実です。
未曾有のテロの温床を広げたのは、報復の名によるアメリカのアフガニスタ
ン戦争であり、イラク侵略戦争です。当時、アメリカ軍が危険人物だとして現
地の人に銃を押しつけ、逮捕していき、一方的に収容所に押し込んでいった経
緯があります。日本はこれらの戦争を無条件に支持し、イラクへの自衛隊派兵
を強行しました。
この2つの戦争と今日の事態を通じて明らかになったのは、戦争でテロはな
くせないということです。日本政府はこの事実に正面から向き合うべきです。
「仕返ししてどうするの、たくさん人が死んで、もっと悲しむだけじゃん」
と 、 9 .1 1 事 件 後 の 一 筆 啓 上 賞 の 中 学 生 の 作 品 で す 。 中 学 生 は 本 当 に 感 性 が
豊かです。私の父も男5人兄弟でしたが、4人を戦争で亡くしました。20歳
と19歳の弟の名前は殉死としてお墓に書かれていますが、あとの2人の名前
はお墓にありません。いまだに、どこで死んだのか、いつ死んだのかもわかり
ません。
戦後70年間、日本が戦争によって1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も
出さなかったのは、日本国憲法、特に戦争を放棄した第9条があったからだと
思います。
その9条を拡大解釈する集団的自衛権の行使容認は、海外で戦争する国づく
りにほかなりません。現在、与党協議だけで集団的自衛権の行使に関する議論
が始まりました。日本の存立が脅かされ、国民の生命や権利が根底から覆され
る明白な危険があるとはどういう事態を指すのか、そもそも明白ではありませ
ん。
日本人を輸送中の米艦を防ぐためにということを安倍首相は時々例に出しま
すが、米艦で日本人を輸送するなんていうのは現実性も切迫性もありません。
集団的自衛権の行使容認を認めるという首相官邸の意向ばかりを酌もうとする
から、議論が先走りするのではないでしょうか。安倍首相は戦争に行きません。
国会議員も戦争に行きません。戦争に行くのは若者です。
昨年は、憲法9条を守る国民がノーベル平和賞にもノミネートされました。
どんな戦争にも正義はありません。戦後70年間、日本の宝、世界の宝として
の憲法9条を拡大解釈する集団的自衛権の行使容認は認められません。市長の
見解を求めます。
以上、代表質問とします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
-92-
○
市長(坂本憲男)日本共産党議員団、畑野議員の代表質問にお答えをいた
します。なお、教育委員会改革と道徳の教科化につきましては、後ほど教育長
からお答えをいたします。
初めに、少子高齢化・人口減少における子育て支援策についてお答えをいた
します。
まず、子どもの教育については、国の制度において所得制限があるものの、
高等学校までは無償化の制度がございます。
保育料につきましては、昨年9月の定例会で説明をさせていただきましたと
おり、平成27年度から判定基準が所得税から市町村民税に変更いたしますが、
おおむねこれまでどおりの水準となるような設定をさせていただきました。
また、保育料の算定には、所得に応じて階層区分を設定をいたしております
が、階層ごとの金額も他自治体と比較して高い水準ではないと認識をいたして
おります。
また、雇用対策として、市内の中小企業が市内居住の非正規雇用労働者を正
規雇用とした場合に一定額を支給する制度や、育児休業取得者の代替要員を確
保し、当該休業取得者を原職に復帰させた場合に一定額を支給する制度もござ
います。
また、医療費の窓口無料化についてでございますが、システム構築をスムー
ズに行うためにも、少なくとも県内の制度の統一や各市町が一斉に取り組むこ
とが必要と思われますので、今後とも、県や他市町の動向を確認しながら検討
していきたいというふうに考えております。
次に、介護現場の実態把握と介護の充実についての御質問でございますが、
介護保険制度は、高齢化の進展に伴う要介護高齢者の増加、介護期間の長期化
など介護ニーズが増加し、一方で、核家族化の進行、介護家族の高齢化など要
介護高齢者を支える家族の状況も変化する中で、高齢者の介護を社会全体で支
え合う仕組みとして創設されたものでございます。
また、単に介護を要する高齢者の身の回りの世話をすることを超えて、高齢
者の自立支援を理念に、利用者の選択により多様な主体から、保健医療サービ
ス、福祉サービスを総合的に受けられる給付と負担の関係が明確な社会保険方
式を採用したものとなっております。
介護保険制度は、創設以来、平成17年、平成20年、平成23年の改正を
経 て 、 今 回 の 改 正 で は 、 特 に 介 護 報 酬 改 定 は 平 均 2 .2 7 % 引 き 下 げ ら れ る と
さ れ 、 一 方 で 、 介 護 職 員 の 処 遇 に つ い て は 、 月 額 1 万 2 ,0 0 0 円 相 当 の 改 善
が図られるとされております。こうした状況を踏まえ、御質問にお答えをさせ
ていただきたいと思います。
まず、介護報酬引き下げに伴う介護現場の状況でございますが、サービス単
-93-
価が下がる一方で、事業者が職員の賃金を引き上げる処遇改善や充実したサー
ビスの提供に取り組めば報酬が上積みされることにもなり、介護職員の処遇に
直接影響するとは考えられず、今後、県、広域連合が実態把握を進めていく中
で適切な対応が図られるものと考えています。
また、介護保険は、福祉方式ではなく、給付と負担の関係が明確な保険方式
であることに鑑み、利用者の状態に応じた適切な保険給付を行うことで、介護
予防を最優先に低所得者に配慮した持続可能な介護保険制度を目指していくこ
とが重要であるというふうに考えております。
今後、さらに高齢化が進む中で、地域支援事業の介護予防・日常生活支援総
合事業において、住みなれたところで末永く住み続けられるよう、多様な主体
による多様なサービスの充実が求められるところでございまして、こうした新
たな体制をつくっていくことで介護の充実に結びつけていきたいというふうに
考えております。
なお、坂井地区では広域連合が保険者となっているため、保険料については
広域連合で議論されるものと認識をいたしております。
次に、消費税と市民の暮らしの御質問にお答えをいたします。
政府は、年金や医療などの社会保障の安定化と充実の財源確保のために、段
階的に消費税率の引き上げを行う政策をとっております。
社会保障制度は、年金、医療、介護、雇用、生活扶助、子ども・子育て支援
などで構成され、国民の生涯設計における重要なセーフティネットであり、最
も大切な生活インフラであると言うことができます。この社会保障制度の信頼
なしに国民生活の安心と安定はあり得ず、安定的に社会保障を受けることがで
きることは誰もが望んでいることであると考えております。
少子高齢化により、社会保険料など現役世代の負担が既に年々高まりつつあ
る中で、社会保障の財源を所得税や法人税等の税収に頼ることは、一層、現役
世代に負担が集中することになると同時に、景気変動による税収の増減により
安定的な財源の確保が困難となることが予想されます。
このため、特定の者に負担が集中せず、幅広く国民全体で負担する消費税が、
高齢化社会において安定的な社会保障を実現していく上で財源としてふさわし
いものであると考えられております。
しかし、消費税増税による市民生活への影響は否めないものがあると考えて
おります。昨年4月に消費税率を8%に引き上げた際には、生活保護費や就学
援助費の増税分の増額、低所得者への臨時福祉給付金や子育て世帯臨時特例給
付金などの経済対策、消費者への消費喚起と景気の下支え、事業所の売り上げ
拡大、市内商工業の活性化などのため坂井市商工会が取り組んだプレミアム付
商品券の発行事業に対して、プレミアム分の3分の2の助成など、国と自治体
-94-
が一体となった対策を行ってまいりました。
今後も、国や県の政策動向を注視しつつ、幅広い観点から市民が安心して生
活できる環境づくりに適切な対応をしてまいりたいというふうに考えておりま
す。
次に、農山漁村プロジェクト支援事業のユリーム春江施設の周辺整備計画に
ついてでございますが、基本的な考え方につきましては、先ほど、志政会の山
田議員の代表質問に答弁をさせていただいたとおりのものでございまして、ゆ
りの里公園活性化協議会の中で、再整備に向けての構想・計画の策定について
意見を頂戴しているところでございます。
国 営 か ん が い 排 水 事 業 に つ い て は 、 先 ほ ど も お 話 し し た よ う に 、 1 ,1 3 3
億円の事業費を投じて実施をしており、そのうち、坂井市の負担額は約60億
円であります。平成28年3月に完成し、4月からは供用開始となる中、用水
の歴史や魅力について情報を発信し、地域農業の振興や観光の振興あるいは市
民福祉向上などにも活用してまいりたいというふうに考えております。
また、事業規模については、国・県補助を受けながら進めてまいりますので、
今後詰めていきますが、来場者の皆様から親しまれる施設となるよう考えてま
いりますので、御理解をいただきたいと思います。
次に、プレミアム商品券について。今回、国が行う緊急経済対策交付金の対
象としては、地域消費喚起・生活支援型と地方創生先行型の2つに分けること
ができますが、今回のプレミアム商品券発行事業においては、地域消費喚起・
生活支援型の政策メニューとして国が推奨するものであります。
プレミアム商品券を発行することによる経済効果は、消費刺激を高めること
にあり、当該商品券があることにより新たな購買意欲が生まれる、新規の消費
誘発効果を期待をしているところであります。
また、事業所における効果としては、平成26年8月に実施したプレミアム
商品券発行事業の取扱店が行ったアンケート結果によりますと、事業所におい
て、前年同時期と比較して、売り上げふえた、プレミアム商品券を利用したお
客様の購買単価がふえた、新規の顧客がふえたなどの回答が見受けられました。
消費低迷による売り上げ低下が懸念されていることを考慮しますと、消費者へ
の消費刺激に伴う事業所の売り上げには一定の効果があったものと考えており
ます。
また、平成27年度実施予定のプレミアム商品券発行事業は、プレミアム率
を25%にアップした内容になっておりますので、市内の小規模店を含めた事
業所におけるさらなる経済効果を期待をしているところであります。
次に、住宅リフォーム助成制度につきましては、これまでも幾度となく質問
にお答えてまいりましたが、現在、市では、子どもを安心して産み育てられ、
-95-
高齢者が安心して暮らすことのできる良好な住環境を創設するための多世帯同
居のリフォーム支援事業や、坂井市への定住を促進するとともに空き家の有効
活用を図るための定住促進空き家リフォーム支援事業などの事業を実施をいた
しております。
また、大地震により倒壊の可能性がある高い木造住宅については、被害の軽
減や住民の安全性の確保を図るための木造住宅耐震改修促進事業に取り組んで
いるところでありますので、御理解をいただきたいと思います。
なお、平成27年度において、多世帯同居のリフォーム支援事業と定住促進
空き家リフォーム支援事業において、国の補助により補助上限額の引き上げが
可能となる場合には、国・県と連携を図りながら制度拡充を検討していきたい
というふうに考えております。
次に、農協改革についての御質問であります。
政府は、今の国会に農業協同組合法改正案を提出し、JA全中の監査・指導
権をなくし、平成31年3月末までに一般社団法人に移行させると聞いており
ます。JA全中の統制をなくし、地域農協の組合長が経営感覚を磨き、競い合
って生産性を高めるように促したい考えとのことでございます。
各地の農協が独自のアイデアと努力で売り上げをふやし、組合員の手取りを
ふやす取り組みにより、農家の所得をふやすために農協も大切な役割を果たし
ていただけるものと考えております。
次に、原発再稼働、原子力災害への対応についての御質問にお答えをいたし
ます。
原子力発電所の再稼働に関する事項については、原子力規制委員会を初め国
の各種機関において総合的に検討されており、原発立地県の1つの市として、
今後の動向を注視しています。
原子力発電所の再稼働については、原発立地市町の考え方や関係団体の立場
など、多様な意見のある中で国・県が最終判断すべきと考えていますので、コ
メントは差し控えさせていただきたいと思います。
また、本市は原発から30キロ圏外に位置しており、現在、国が示している
緊急対応計画の策定は求められていません。
現在、原子力規制委員会において30キロ圏外の防護対策の考え方について
新しく検討されているところであります。
この30キロ圏外の放射性物質における防護対策は、防護地点を正確に特定
できないため、屋内退避が必要な範囲を原子力規制委員会が事故後に判断する
こと、また、必要性を判断してから防護措置を実施しても十分な効果を得るこ
とができないと認識すべきとの考えでありまして、本市といたしましては、原
子力規制委員会で論議され全国に示された結果や福井県地域防災計画などを十
-96-
分踏まえた上で原子力災害防護対策を検討すべきと考えており、今のところ、
安定ヨウ素剤の配備する予定はなく、住民避難計画と訓練も国の方針が明確に
なった上で策定すべきであると考えます。
次に、戦後70年の歴史認識の御質問でございます。
1945年8月15日に太平洋戦争が終結してから、本年は70年の節目の
年となります。戦争を体験しない世代が国民の大半を占める今日においても、
多くのとうとい命が犠牲となった悲惨な戦争の現実から目を背けることなく、
常に恒久平和に向けて努力することが私たちの責務であると考えております。
また、我が国とアジア諸国との関係は、歴史的にも、文化的にも、また経済
的にも交流が深く、アジア諸国とのパートナーシップの強化は、我が国の国際
社会における地位の安定だけではなく、アジア地域の安定のためにも重要なこ
とであると考えております。
また、「村山談話」については、閣議決定に基づき発表された政府の公式な
歴史的な見解として位置づけられたものと認識をいたしております。
また、慰安婦問題については、政府見解として河野談話がある一方で、現在、
さまざまな議論があることは承知をいたしておりますが、この問題は国際社会
においても女性の人権問題であると捉えられておりまして、女性の尊厳と人権
は世界の普遍的な価値であるとされております。20世紀中において、人類は
二度にわたる世界大戦を経験し、平和のないところに人権は存在し得ない、人
権のないところに平和は存在し得ないという大きな教訓を得ております。
人権の尊重が平和の基礎であるということが世界の共通認識となっておりま
して、21世紀は人権の世紀と言われておりますが、この問題が議論されるご
とに、国際社会、特に日韓との友好関係が損なわれていることから、国におい
て一日も早い解決を期待をするものでございます。
次に、集団的自衛権の行使容認についての御質問でございますが、日本国憲
法は、過去の悲惨な戦争の教訓から、世界人類の平和と共存を願う戦争の放棄
をうたい、我が国は国際社会の中でも平和国家としての信頼を得てきた歴史が
あります。
集団的自衛権については、昨年7月1日、安倍内閣による、国の存立を全う
し、国民の命と平和な暮らしを守るための必要最小限度の自衛の措置を認める
だけとして、閣議決定されております。
閣議決定に至るまで、与党内でもさまざまな考え方が示され、非常に難しい
問題として議論されてきた経緯があるのは御承知のとおりでありまして、また、
政府は今月5日に関連法の概要を与党に示し、与党協議で正式に議論を始める
と報じられております。
この問題は、国民の権利、利益を守るという国の責務である防衛安全保障の
-97-
分野に属するものであり、基礎自治体としてお答えするものではないと考えて
おります。しかし、我が国の安全保障に関わる外交上、防衛上の重要な問題で
ありまして、今日の国際社会において世界の恒久平和をいかに実現していくか
という観点から、我が国の基本的な枠組みや進むべき将来に大きく影響する重
大な事案でありますので、国政の場において幅広く慎重に審議をしていただき
たいというふう考えております。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、教育委員会改革についてと、道徳の教
科化についての御質問にお答えをいたします。
まず、教育委員会改革についての御質問にお答えをいたします。
平成26年3月に永井議員から、そして6月議会には松本議員からの代表質
問でお答えしましたが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改
正する法律は、平成26年6月20日に公布され、今年4月1日から施行され
ることになっています。
改正後は、教育委員長と教育長が別々に存在することで組織構成がわかりに
くいということや、責任の所在が曖昧であるといったことから、教育委員長と
教育長の職を一本化した新教育長が新たに責任者となり、教育行政の責任の明
確化が図られるところであります。また、新教育長の任命は、議会の同意を得
て、首長である市長が直接任命・罷免を行います。
そのほか、新制度では、首長、教育委員会で構成する総合教育会議を設置し、
その中で教育の振興に関する施策の大綱を策定し、教育委員会は大綱に沿って
具体的な教育行政に当たるということになっています。
しかしながら、これについては、あくまでも、教育委員会の政治的な中立、
そして継続性・安定性が確保された上で推進されていくものであると考えてい
ます。
本市では、これまでも私が市長や教育委員と連携を密にして教育行政を行っ
てきましたが、新制度下においてもなお一層の連携を図りながら教育行政を進
めてまいりたいと考えています。
次に、道徳の教科化についての私の見解を述べさせていただきます。
坂井市では、これまでも、豊かな心を育む教育の推進として、各小中学校に
道徳の時間の充実を指導しており、各学校においては、指導方法の工夫や親子
道徳の実施など、さまざまな取り組みを実施しているところであります。
平成30年度より、特別の教科・道徳(仮称)がスタートする予定でありま
すが、道徳授業においては、決して教師の主観を押しつけるものではなくて、
道徳の時間の特質を踏まえつつ、児童・生徒が意見を交流する言語活動や表現
活動など、多様な学習活動を通じて、物事を多面的にそして多角的に考えさせ
-98-
るような工夫した授業を進めるように指導してまいります。
また、評価は数値で行うのではなく、つまり、5とか4とか3とかいった、
あるいは、3、2、1のそういった数値で行うのではなく、児童・生徒のよい
ところや道徳的な成長に対する理解と把握のために言葉で行われます。児童・
生徒の評価は、先生方の指導の改善に生かされていきます。道徳の評価につい
ては、児童・生徒の道徳的心情、道徳的判断力、道徳的実践意欲と態度及び道
徳的な習慣の観点から、言葉での表現による評価を行い、子どもたちがよりよ
く生きようとする姿を把握することが大切であります。
これからも、道徳については、週1時間で年間35時間と変わりはございま
せんが、道徳の時間はもとより、各教科や総合的な学習の時間、特別活動など、
学校の教育活動全体の中で道徳的資質を養うよう努力をしてまいりたいと考え
ています。
以上です。
○
議長(橋本充雄)以上で、各会派代表による代表質問は全て終了いたしま
した。
3月11日は午前10時より本会議を開会いたしますので、よろしくお願い
をいたします。
本日は、これをもって散会いたします。
○
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
(午後3時23分
-99-
散会)
地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相
違ないことを証するため、ここに署名する。
議
長
署 名 議 員
署 名 議 員
-100-
平成27年3月第1回
坂井市議会定例会議事日程(第3号)
平成27年3月11日(水)午前9時59分
開議
1.議事日程
〔第3号〕
日程第1
一般質問
2.本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
3.出席議員(26名)
1番
小
原
慶
之
2番
後
藤
寿
和
3番
川
端
精
治
4番
渡
辺
竜
彦
5番
前
川
徹
6番
南
川
直
人
7番
上
坂
健
司 (11:34退出、11:36出席)
8番
戸
板
9番
吉
川
貞
明
10番
古
屋
信
二
11番
上
出
純
宏
12番
田
中
哲
治
13番
佐
藤
寛
治
14番
松
本
15番
東
野
栄
治
16番
伊
藤
聖
一
人
志
18番
川
畑
孝
治
雄
17番
進
朗 (16:15退出)
19番
前
田
嘉
彦
20番
橋
本
充
21番
永
井
純
一
22番
畑
野
麻美子
23番
山
田
栄
24番
広
瀬
潤
一
25番
田
中
千賀子
26番
木
村
4.欠席議員(0名)
な
し
5.説明のため出席した者の職氏名
市
長
坂
本
憲
男
副
長
北
川
貞
二
長
川
元
利
夫
総 務 部 長
新
開
和
典
財 務 部 長
野
路
良
二
生活環境部長
向
川
俊
邦
福祉保健部長
髙
嶋
優
文
産業経済部長
萬
道
正
之
建 設 部 長
恩
地
紀
上下水道部長
高
木
教 育 部 長
杉
田
美
三国病院事務局長
直
江
教
育
輝
-101-
市
徹
正
一
会計管理者
小
川
茂
治
6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事 務 局 長
小
林
憲
雄
事務局次長
木
下
和
憲
書
小
澤
清
和
書
坪
田
学
恭
記
7.議事の経過
午前9時59分
開
議
-102-
記
第1回坂井市議会定例会
(午前9時59分
○
開議)
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
○
議長(橋本充雄)皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員数は26人であります。
定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1、これより一般質問を行います。
通告順により質問を許します。
3番、川端精治議員。
○
3番(川端精治)皆さん、おはようございます。議席番号3番、志政会の
川端精治でございます。
ちょうど4年前の2011年のきょう、決して忘れてはいけない、未曾有の
被害をもたらした東日本大震災が発生いたしました。亡くなった方々の御冥福
をお祈りいたしますとともに、被災された地域のいち早い復興を願っておりま
す。
さて、昨日、坂井市内の中学校の卒業式が挙行され、ようやく春めいていく
かと思われましたが、昨日からの悪天候で冬に逆戻りしてしまいました。タイ
ヤ交換などをされた方もいるとお聞きします。皆様も交通事故や体調管理には
改めて十分に気をつけていただきたいと思います。自分としては初めてのトッ
プバッターであります。改めて身が引き締まる思いであります。元気よく、通
告書に従い、一般質問をいたします。
先ほど触れましたが、4年前の東日本大震災では、東北地方に甚大な被害が
もたらされました。残念なことに、地震発生の1時間後には、津波によって東
京電力福島第一原発の事故が発生してしまいました。この原発の事故を教訓に、
福井県は、2013年7月の防災会議で災害対策の重点地域を原発の半径10
キロ圏から30キロ圏に拡大する内容の県原子力防災計画を改定いたしました。
その30キロ圏拡大の決定をもとに、福井県では、事故で被ばくのおそれが
ある人たちを受け入れて除染を行う初期被ばく医療支援機関として、三国病院
を含む嶺北と嶺南の5つの病院を年度内に追加指定し、県原子力防災計画に位
置づけるといたしました。
そこで、1点、伺います。
住民避難の広域化や多くの人たちに対応できるようにするため、三国病院は
被ばくのおそれがある人や軽度の被ばくをした傷病者の除染、応急処置を担う
被ばく初期機関、いわゆる嶺南の4つの病院で対応し切れない患者を受け入れ
-103-
る初期被ばく医療支援機関として指定されたことに対しまして、三国病院とし
て具体的な対応をどのようにするのか、坂井市の所見をお伺いいたします。
次に、坂井市内の学生の通学手段についてであります。
平成26年4月に、春江工業高校、坂井農業高校、金津高校の経理科、情報
処理科、三国高校の家政科が統合され、坂井地区初の総合産業高校として坂井
高校が開校いたしまた。
昨日、県立高校の合格発表があり、歓喜に湧いた1日であったようです。今
年度の坂井高校の第一志望倍率は、定員割れしている科もありますが、大抵の
科が定員オーバーとなっています。昨年度に関しては、全科において定員オー
バーでありました。この結果からも、非常に魅力のある高校であるとうかがえ
ます。
以前、川元教育長の答弁にもありましたが、1学年の人数が280名という
ことであり、開校2年目となる今年4月には2学年を合わせて560名と、坂
井農業高校の3年生を合わせて約660名になります。そして、平成28年度
には、3学年が全てそろい840名となるわけです。この生徒数からしても、
福井県でも有数な大規模な高校になるわけであります。受験希望者数が多いこ
とからも鑑みると、中学生には非常に人気のある、時代のニーズに合った高校
であるとうかがえます。
ですが、昨年の倍率と今年の倍率を比較すると、今年の倍率が確実に低下し
ているのも現状であります。その理由として、昨年が開校1年目という理由で
希望者が多いことも関係すると思われますが、通学手段の不便さというのも否
定できないのではないでしょうか。県の方針で、グローバル化や情報化の進展
などにより予想を超えたスピードで変化していく社会、また多様化が進む社会
を生き抜くための教育という理由で高校の統合に至ったのは当然のことである
と思います。
しかし、この統合で通学手段が不便になった地域もあることも事実でありま
す。現在、坂井高校への公共交通機関を利用した通学手段としては、JR、え
ちぜん鉄道、コミュニティバスであります。特に、コミュニティバスは多くの
生徒が利用していると聞いておりますが、丸岡方面から利用する生徒は、時間
帯が早過ぎるため、利用頻度が余り見られていないのが現状であります。三国
地区の場合、利用している生徒の数は今年度で約30名ほどとお聞きしていま
す。今年卒業した生徒を差し引きますと、約20名ほどになる予定です。来年
度はさらに30名ほどが坂井高校に進学すると聞いており、三国地区からのコ
ミュニティバス通学者は50名程度になる可能性があります。
そこで、1点伺います。
県立高校の通学問題ではありますが、坂井市の生徒たちのために坂井市とし
-104-
て今後どのように対応していくのか、所見をお伺いいたします。
次に、睡眠教育、いわゆる眠育についてであります。
日本全体で昨年度の小中学生の不登校は約12万人と言われています。前の
年 よ り 7 ,0 0 0 人 ふ え て い る の が 現 状 で す 。 不 登 校 の 理 由 は 個 々 さ ま ざ ま で
はありますが、その一因として、今、注目されているのは睡眠障がいです。真
面目に部活や勉強に打ち込む子どもが、突然、朝起きられなくなると聞きます。
睡眠障がいが悪化すると、脳の発達に影響を及ぼす発達障がいだけではなく、
糖尿病など、将来にわたる病気のリスクも高まることがわかってきました。
坂井市でも、昨年10月に「睡眠と子どもの育ち」と題して子育て講演会を
開催しております。私も参加をいたしました。保育士、教員、市の職員、PT
A関係など、多くの方が参加されておりました。
また、今年1月にはその講演会がケーブルテレビで放送されており、保護者
たちも関心を持ち始めているようであります。
講演会では、睡眠のメカニズムや自分の睡眠スタイルを表に記入していく睡
眠ログというものを活用し、自分の睡眠を分析、判断していくというものでし
た。驚いたことに、携帯のアプリケーションでも睡眠ログというものが存在し
ています。利用しているユーザーもふえ続けているとのことです。このことか
らも、子ども、大人など、年齢を問わず関心が高まってきていると思われます。
坂井市内では、ある小学校が家庭と連携し睡眠教育に取り組んでいます。年
に何回か子どもの睡眠ログをつけて、その結果を診断し、改善策を家庭も一緒
に勉強していくというものであります。福井県内では若狭町の三宅小学校がこ
の眠育を積極的に取り入れています。
このような現状を踏まえ、坂井市の全ての保・幼・小・中へ眠育を取り入れ
るべきと考えます。教育委員会としての所見をお伺いいたします。
以上、3点を私の最初の一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)おはようございます。川端議員の御質問にお答えをいた
します。私の方からは三国病院の被ばく医療機関追加指定についての御質問に
お答えをさせていただき、睡眠教育及びコミュニティバス等についての御質問
は、教育長また生活環境部長からお答えをいたします。
まず、三国病院の福井県初期被ばく医療支援機関の指定の経緯につきまして
御報告をさせていただきますと、平成26年10月14日付で、福井県健康福
祉部地域医療課長名によりまして、被ばく医療機関の指定について依頼がござ
いました。
これは、これまでの、初期、初期支援及び二次被ばく医療機関の10医療機
関に加え、新たに、県内全ての公立・公的病院を初期被ばく医療支援機関とし
-105-
て指定をするものでございまして、この三国病院でも、平成26年10月27
日付で福井県知事宛て同意書を提出したものでございます。
今後の課題といたしましては、医療資機材の確保あるいは人材育成が最も重
要となってまいりますが、福井県による基礎的な資機材の貸与、研修会の実施
などの情報もありますので、県担当課と密接に連携をとりながら進めてまいり
たいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)議員の皆さん、おはようございます。なお、昨日の市
内の中学校の卒業式に御参列をいただきまして、本当にありがとうございまし
た。また、来週の火曜日・水曜日、17日、18日だったと思いますが、小学
校、2日間にわたって卒業式が行われますので、またよろしくお願いをいたし
ます。子どもたちの活躍する姿、そして巣立つ姿を見てやっていただけたらい
いなと思っています。
もう一つ、報告をさせていただきます。
きょう、朝6時に英国派遣団が無事出発をいたしました。引率者5名、子ど
もたち25名、元気に出発をし、羽田に向かいました。11時半ぐらいにイギ
リスに向けて出発する予定であります。
では、早速、川端議員の睡眠教育についての御質問にお答えをいたします。
睡眠を含め、子どもたちの生活リズムを整えることは、学習意欲の向上や不
登校の予防として大変大切なことであると考えています。
議員御提案の睡眠教育とは、子どもたちに睡眠の大切さを伝え、睡眠チェッ
ク表を用いて自分の睡眠時間を毎日調べて、生活リズムを整える教育でありま
す。現在、雄島小学校で先駆的な取り組みが進められているところであります。
生活リズムを整える取り組みは、例えば、ノーテレビデー・ノーゲームデー
など生活習慣アップ作戦、いわゆる、早寝早起き朝ごはん運動など、それぞれ
の学校でも家庭としっかりと連携をとりながら工夫をしながら進めているとこ
ろであります。
また、坂井市では、広報紙において全国学力・学習状況調査の結果を公表さ
せていただきました折に、規則正しい生活の維持を家庭に呼びかけたり、子育
て講演会において睡眠の大切さも伝えさせていただいています。
今年度実施された全国学力・学習状況調査における実態調査においては、毎
日同じ時刻に寝るなど、規則正しい生活を送っている児童・生徒の割合は、全
国や県に比べて高い傾向にありました。これは、まさに家庭の協力のおかげで
あるものと感謝をいたしております。
今後は、雄島小学校での効果も検証しながら、川端議員がおっしゃるように、
睡眠教育の導入についてしっかりと検討していきたいと思いますので、また御
-106-
協力のほど、お願いを申し上げます。
終わります。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)おはようございます。私からは、コミュニティ
バスについての御質問にお答えをさせていただきます。
平成26年、昨年4月に坂井高校が開校いたしました。その際、調査いたし
ました、坂井高校、坂井農業高校生徒の通学手段の状況によりますと、両校合
わせての生徒数は25年度と比較をいたしまして210名の増加と、約450
名となっております。その約8割が自転車またはJRを利用しての通学をして
おります。コミュニティバスの利用は、約1割弱の38名という結果でござい
ました。その38名のうち約8割の30名が三国町在住の生徒さんで、その多
くが三国坂井ルートの右回りを利用している状況でございます。
市では、坂井高校開校への対応といたしまして、生徒数増加を見越し、昨年
4月から、通学利用が多い三国坂井ルートの第1便の運行車両を定員が35人
乗りから54人乗りの中型バスに変更しております。
坂井高校への通学に関しましては、当初、朝の多いときで30名の乗車がご
ざいましたが、現在は平均20名程度と、ほぼ全員が座った状態でバスに乗れ
るようになっております。また、このバスは坂井高校を回った後にまた三国方
面へ向かうため、三国高校へ通学する生徒も多く利用している状況でございま
す。
27年度につきましては、議員がおっしゃられるとおり、坂井高校、坂井農
業高校の両校で660名の生徒となります。現在の状況から考えますと、54
人乗りの中型バスで対応が可能ではないかと想定はしております。しかしなが
ら、28年度におきましては、当然、三国坂井ルート(右回り)については定
員を超えることも十分考えられますので、その際には、大型バスの導入も含め、
本年4月以降の利用状況を調査、確認をしながら適切な対応を図ってまいりた
いと、現在、考えておるところでございます。
以上です。
○
議長(橋本充雄)3番、川端議員。
○
3番(川端精治)それでは、再質問をさせていただきます。
まず、三国病院の初期被ばく医療支援についてであります。
市長の答弁で、県からの依頼というか、要請ということは想像どおりであり
ました。市長の答弁のとおり、これから何をどうするべきか、これからいろい
ろ検討していかなければいけないということだと思います。例えば、知識の習
得とか、研修会の参加、人材育成、多くのやるべきことが必要と思われます。
この具体的な対策は、後の質問にちょっと関連がありますので、また改めて関
-107-
連として質問させていただきます。
それでは、また、視点を変えて質問させていただきます。
三国病院において4月から血液中アミノ酸濃度測定検査というものが行われ
ます。先日の全員協議会、予算特別委員会でもいろいろ御説明がありました。
検査予定者の見込みが約500名ほどという説明がありましたが、再度、どの
ような検査でどのような体制をとられるのか、三国病院の事務局長の方から説
明をお願いしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)直江三国病院事務局長。
○
三国病院事務局長(直江正一)ただいま御質問のありましたこの検査は、
血液中のアミノ酸濃度を測定、分析し、そのバランスの変化からがんの可能性
を調べる検査でございます。わずか5CCの採血で複数のがんのリスクを早期
に発見できることや、従来の胃カメラ、大腸内視鏡検査、婦人科の内診などと
比べ、身体的・心理的負担が少ないといった利点があるものでございます。
しかしながら、疑いのある場合には、改めて精密検診などの再検査を受けな
ければ確定しないものでもあります。検査日等につきましては、週2回実施日
を設け、1回につき5人までとし、予約の上、行うことといたします。また、
結果につきましては、2週間後に来院していただいて、報告書に基づき医師が
説明をいたします。年間の検査予定見込み数でございますが、これは現状の三
国病院の診療検診業務などの提供体制の中で新たに実施するため、実施可能な
予定人員を、先ほど申し上げました、週2回、1回あたり5人、これを年間5
0週として見込んだものでございますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(橋本充雄)3番、川端議員。
○
3番(川端精治)今の局長の答弁ではちょっと触れていませんでしたが、
この血中アミノ酸の検査というのは全員協議会や予算特別委員会でもお話があ
りましたが、福井県では三国病院を含めて3ケ所になるということでありまし
た。既に現段階で検査を希望している方もいらっしゃるとお聞きしています。
隣の石川県では20ケ所ほどの病院が既にこの検査を実施しており、検診率も
相当高いというふうに聞いております。そして、なおさら坂井市では、この三
国病院の検査を実施するにあたって助成するというようなこともありますので、
相当、検診者が見込めるんではないかというふうに思っています。
こういったことも含めまして、今後、三国病院では、その初期被ばく医療支
援、血液中アミノ酸濃度測定検査、また、平成28年度開設予定である三国地
る院内保育等のこともありますが、これから多くの事業が予定されております。
今現在、三国病院の体制の中での問題として医師不足とか看護師不足と言われ
ている中、三国病院としてどのような対応をしていくのか、再度、事務局長の
-108-
所見を伺います。
○
議長(橋本充雄)直江三国病院事務局長。
○
三国病院事務局長(直江正一)御指摘のこれらの予定される業務を瑕疵な
く実施していくためには、施設、資機材等の整備はもとより、人材の育成、確
保が最も重要となってまいります。医師・看護師を初めとした医療従事者の確
保、充実につきましては、先般、締結いたしました福井大学との包括的連携協
定の中でも、これまで以上に連携強化を図っていくこととしておりますし、引
き続き、計画的な職員採用を図るために、受験機会の拡充、広報・ホームペー
ジによる募集、看護学校への訪問などに加えまして、就職斡旋業者の利用など
を通して継続的に適正な人員の確保に努めてまいりたいと思っております。
○
議長(橋本充雄)3番、川端議員。
○
3番(川端精治)今ほどの答弁にもありましたが、新聞報道にもあったよ
うに、坂井市と福井大学が包括協定を結んだということで、スタッフの交流を
深め、医師・看護師の確保が、今後、重要な要素になってきています。本当に
喫緊の課題であるんではないかと思われます。そして、何より、市民に愛され
る、必要とされる医療サービスの向上を切にお願いしたいと思います。
そして、この検査をするにあたって、収益面に関してのお話なんですけれど
も、この検査には、事務局長の答弁にあったとおり、再度、再検査が必要だと
いうことであります。ただ、坂井市が助成するということで検診率を高めなけ
ればいけないと思います。そうすることで三国病院の収益が少しでも改善され
ればなと期待しているところでありますが、昨年11月に健康都市宣言を行っ
た経緯から、その市民の健康に対する意識の向上、早期のがん発見、市民への
周知徹底が最大のポイントになるわけでありますが、そういった市民への周知
に関して、簡単で結構ですので、福祉保健部長の所見をお伺いします。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまの御質問にお答えいたします。
今回の三国病院の新たな取り組みは、市民の皆様のがん検診の機会がふえる
ことでありまして、市といたしましても、市民の方が検査を受けた場合には、
費用の4分の1程度を補助させていただきたいと考えております。
今、川端議員おっしゃいましたように、昨年の健康都市宣言、また、本3月
議会で提案をさせていただいております健康なまちづくり条例と、市民の皆様
や関係機関と一緒に、健康づくりに対する施策の充実に今後も努めてまいる必
要があると思っておりますので、今おっしゃられたことも含めて、福祉保健部
といたしましても、広報等を行いながら、1人でも多くの方が受診していただ
けるように進めてまいりたいと考えております。
○
議長(橋本充雄)3番、川端議員。
-109-
○
3番(川端精治)ぜひよろしくお願いします。
次に、バスの件に先に行かせていただきたいと思います。
答弁の中で、中型バスということで数的には問題ないという答弁でした。私
がこれを取り上げたその最大の理由としまして、平成23年度にいねすで坂井
高校の説明会があったんです。そのときに、PTA関係者から、その統合によ
って交通が不便になるということで、三国地区の通学手段というのを、その当
時の広部教育長さん、県の教育長さんに話をされました。そのとき、広部教育
長さんは、県が責任を持って対応するという答弁をされています。今は林教育
長になっているわけですけれども。それで、平成25年の夏ぐらいに、エンゼ
ルランドで、またそういった説明会といいますか、市の教育委員会、PTA関
係、学校関係が集まった。そこにちょうど川元教育長もいらっしゃったと思う
んですけど。そこで、中学校の校長先生からも同様な質問がありました。その
ときには、教育長じゃなくて、企画幹がお話をされて、今の坂井高校の校長が
坂井市と連携をしていくという答弁があったんです。とにかく、県立高校の県
の問題であるので、坂井市としてはこれ以上介入できないという問題はもう
重々承知しています。その県の教育長がそういう答弁を明確にしたわけですか
ら、県にこれを要望していかなあかんなということで、今回、ちょっとこれを
取り上げさせていただいておるということで、了解をお願いします。
それからあと、調べたところ、福井の方の羽水高校とか、小浜の小浜水産に
は、レイニーバスといって、雨の日にバスが出るわけです。それが県の補助が
あるかどうかは、ちょっと私もそこまではわかっていません。ただ、平成23
年の奥越明成高校が開校したとき、これは、県の当初予算の事業として、主要
事業として、高校生バス通学利便向上事業として56万円ほど予算計上されて
いるわけです。このお金が奥越地区の自治体に行ったのか、バスの業者に行っ
たかはわからないんですけれども。今後、この坂井高校は約900名ぐらいに
なる大きい高校ですから、そこら辺をやっぱり県もしっかりしていただきたい
という思いから、坂井市として本当に県に要望しなければいけないというふう
に思っています。
本来なら、これは、PTA、保護者が学校側と話ししてやっていくべきが当
然の筋です。それを私たち議員も、坂井市も応援するというふうな形が絶対必
要なわけであります。そういったことを県にこれから要望していくことに対し
て、教育長の何かお考えがあれば、一緒にやっていこうとかっていうことでお
言葉があれば、いただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)経過につきましては、今、川端議員がおっしゃるとお
りであります。そして、私たちも、何とか交通の便を図る意味でもスクールバ
-110-
スを出してくれという話をさせていただいて、きょうまで来ているわけであり
ますが、でも、県立高校は義務制度もないんだから、いまだかつてスクールバ
スというものは出していません、どこの高校も出していませんっていう回答が
あったわけであります。でも、それは、今まではそれでいいけれども、今回、
こういう坂井高校ができて、交通の便もなかなか悪い面で、例えば、えちぜん
鉄道の下兵庫駅と、いねすと、そして学校を結ぶラインの、朝、夕方の分の便
と、そして、丸岡はちょっと近いようですが、なかなか不便な部分があります
ので、丸岡の総合支所と学校を結ぶ便と、これを何とかすればうまくいくんで
すよっていう話をさせていただいているんですが、なかなか、その部分が、
「はい、わかりました」とは言わないんです。そして、いつの間にか、県は市
にお願いしたい、坂井市は非常に交通網で努力されてコミュニティバスが非常
に今頑張っていただいているので、その中で何か助けてもらえんやろかとか、
そして、時間帯が合わない部分は時間帯も何かうまく工夫してお願いしたいっ
ていうなことで、できる限りのことはお手伝いしたいし、坂井市で頑張っても
らうわけですからっていうことで、今、お話をさせていただいて、大分、この
便としてはいい便になっているわけですが、僕んところも、いわゆるこれから
もスクールバスを出してほしいと、今ある、何か、どうしても春江工業に行く、
その実習のためのそういうスクールバスも必要だと思いますよ。そういう部分
も含めて1回検討してくださいということはどんどん今までも話ししています
し、これからも話をしていきたいと思いますので、また御協力をお願いしたい
と。バックアップをお願いします。
○
議長(橋本充雄)3番、川端議員。
○
3番(川端精治)ありがとうございます。この問題に関しては、いつも市
民生活課の担当者が本当に地図を見ながら頭抱えてやっているんですね。坂井
市だけが苦労しているというのは重々僕もわかっています。これは、28年4
月からは本当にどうにもならないような状況になるかもしれないということで、
保護者、それから坂井市と私たちが協力して県に要望していきたいと思います
んで、協力の方、またよろしくお願いしたいと思います。
それから、最後の睡眠教育について再質問させていただきます。
今、教育長の答弁でこれから少なからず取り組んでいこうという姿勢がうか
がえました。これは本当にいいことだと思います。三宅小学校というのは、大
体100人ぐらいの学校で、どちらかというと小規模なところで、その学校が
不登校ゼロになったという実績があって、それが坂井市の学校に比例して合う
かどうかというのは別としましても、睡眠教育、1月にケーブルテレビで放送
されました。ちょうど1月にまたNHKのクローズアップ現代でも、この眠育、
睡眠教育、三宅小学校のことも含めて放送されています。かなり、皆さんの、
-111-
本当に保護者の意識が高いと思われています。私も今までは、寝る子が育つと
いうことで、そういう感覚でいたんですけれども、お話を聞くと、いろんな、
そういう、メロトニンとか、セロトニンか、何か、そういった感じで、睡眠の
リズムっていうのは本当に大事だというふうに思います。坂井市でも推奨して
る「早寝早起き家族で朝ごはん」っていうのは食育から来ている言葉でありま
すけれども、この食育の次に今度は眠育っていうのをあわせて継続していきた
いなというふうに思います。
ですので、こういった形で積極的に子どもたちの問題を未然に防げるような
ことを、私たちも、保護者ももっともっと勉強していきたいと思いますので、
教育委員会としても、それから福祉保健部としても、ゼロ歳児からのそういっ
た教育というのを含めて、今後、周知をしていただきたいということを切に願
いたいと思います。
いずれにしても、やはり、家庭教育っていうのが根本的にないとだめな部分
であります。ですんで、そこら辺を連携をとりながら、今後、こういった問題
に取り組んでいきたいなというふうに、自分たちも協力しますので、今後とも、
引き続き、強力なバックアップをお願いしまして、私の一般質問とさせていた
だきます。
○
議長(橋本充雄)次に、4番、渡辺竜彦議員。
○
4番(渡辺竜彦)議場の皆さん、おはようございます。また、この放送を
ケ ー ブ ル テ レ ビ を 通 し て ご ら ん の 9 万 4 ,0 0 0 人 の 坂 井 市 民 の 皆 さ ん 、 改 め
まして、おはようございます。議席番号4番、志政会の渡辺竜彦です。
今回、3月の一般質問で、花粉病と闘いながら、また、春に吹く春風のよう
に爽やかに、そしてしなやかに一般質問を行わせていただきます。
さて、きょう、3月11日は、先ほど、川端議員も言いましたように、東日
本大震災が発生した日です。未曾有の東日本大震災発生から4年の歳月がたち
ました。今なお、あの震災を思い起こすたび、悲痛の思いが胸に迫ってきます。
ここに、改めて、心から哀悼の意をささげたいと思います。
しかし、そんな中、被災地では、復興に向け、全ての人たちが未来に向かっ
て懸命に頑張っています。私たちも、今を生きていること、生かされている命
に心から感謝をし、議会活動に夢と希望と誇りを持って臨んでいきます。
それでは、一般質問を行います。
今回は、坂井市の教育の現状についてお尋ねをいたします。
まずは、小中学校の統廃合について質問いたします。
今年1月19日に、少子化が進んでいることなどから、文部科学省は、59
年ぶりに、公立小中学校の統廃合に関する基準、手引を見直しました。これは、
小学校で6学級以下、中学校は3学級以下しかない学校は廃校や別の学校と統
-112-
合することを検討するよう、学校を設置する自治体に求めたとあります。公立
小中学校の学級数は1校あたり12以上18以下がよいとされていて、もとも
と 、 こ の 基 準 が つ く ら れ ま し た 1 9 5 6 年 は 、 全 国 の 公 立 小 学 校 に 1 ,2 5 3
万人の児童がいましたが、2014年度の公立小学校の児童数は648万人と、
ほぼ半数に減っています。
現在は、全国の公立小学校の約半数の小学校は省令で標準とされる12学級
を下回り、政府の教育再生実行会議は、昨年、学校規模の適性化を検討するよ
う提言していました。手引によりますと、児童・生徒数が少ないと、クラスが
えができず、人間関係が固定化されやすい、学校行事が制限される、教職員が
確保しにくいなど、約40項目を列挙しています。また、統廃合をしやすくす
るため、通学基準も緩和しました。同省が1956年から57年に示した従来
の通学範囲は、小学校は4キロ以内、中学校は6キロ以内と学校からの距離で
決めていましたが、新たな手引は、スクールバスを使うことも考え、おおむね
1時間以内と時間による基準も新たに加え、検討にあたっては、住民や保護者
を交えた検討委員会を設置したり、アンケート調査を実施したりして地域の意
向を反映させる工夫も求めています。
一方、手引は、地理的な事情や地域コミュニティの核として、小規模校を残
す選択も尊重される必要があると強調しています。テレビ会議システムを使っ
た他校との合同授業や小中一貫教育の導入を提案したともあります。また、先
月17日には、県教育委員会が福井県内には統廃合対象校は小学校で64校、
中学校で11校あると明らかにしました。その中で4つの市町が今後学校の統
廃合を予定し、また、3つの市町が検討委員会を設けたり、統廃合に向けた計
画を策定したりすると、あわせて発表いたしました。
それでは、質問いたします。
まず1つ目には、文部科学省が新しく発表した基準に該当する学校が坂井市
内にどれだけあるのか。
2つ目は、坂井市としてはこの基準を受けどう対応するのか、具体的に統廃
合予定校はあるのか。以上について質問いたします。
次は、児童・生徒の家庭でのインターネット及びスマートフォンなどの使用
状況について質問いたします。
文部科学省が公表いたしました全国学力テストの児童・生徒アンケートで、
平日に携帯電話やスマートフォンで1時間以上、通話やメール、インターネッ
ト を す る の は 、 小 6 で 1 5 .1 % 、 中 3 で は 4 7 .6 % に 上 る こ と が 判 明 し ま し
た。また、テスト結果と比べると、使用時間が長いほど成績が低い傾向が浮か
んだとあります。
そこで、質問いたします。
-113-
このように、インターネット及びスマートフォンの利用と児童・生徒の成績
は密接な因果関係にあると見受けられます。そこで、次の質問は、児童・生徒
の家庭でのインターネット、スマートフォン利用時間は、また、学校、保護者、
教育委員会はどの程度そのことを把握しているのか、また、それに対しての改
善対策、利用への指導方法はについてお尋ねをいたします。
また、インターネット、スマートフォンに関連した事項で近年大きな問題に
なっているものに、オンラインゲームなどによるインターネット、スマートフ
ォン使用がやめられない、いわゆる、インターネット依存、スマートフォン依
存が挙げられます。
昨年8月に厚生労働研究班が発表しました推計では、依存傾向の成人は、2
0 0 8 年 の 調 査 の 1 .5 倍 、 中 高 生 で は 5 2 万 人 が 依 存 と の 推 計 も あ り ま す 。
そこで、次の質問は、教育現場における児童・生徒のインターネット、スマ
ートフォン依存対策は、インターネット、スマートフォンと子どもたちが上手
な距離感を保つための指導方法などはどのようにお考えでしょうか。
そして、最後に防災教育についてお尋ねをいたします。
冒頭の挨拶でも述べさせていただきましたように、きょうは東日本大震災が
発生した日です。あの惨劇を二度と繰り返さないためにも、日ごろから、震災
・災害に対しての心構え、そして、有事に備えての訓練、教育が必要だと強く
認識をしています。
昨年夏、全国の学校などで防災教育を行っています群馬大学災害社会工学研
究室が全国の小中学校を対象に実施した、防災教育、訓練の実態調査によりま
すと、東日本大震災以前と比べ、避難訓練が6割、校外学習が2割、それぞれ
増加したことがわかりました。東日本大震災で小中学生ほぼ全員が避難した岩
手県釜石市の「釜石の奇跡」に学び、実践学習への取り組みがふえていること
が実証されたとあります。
当然、我が坂井市でも想定外の出来事に備えた防災教育には取り組んでいた
だいていることと認識をしています。
そこで、質問いたします。
坂井市の現在の防災教育の具体的な取り組みは。取り組み数、具体例などに
ついて御説明をお願いいたします。
また、この調査では、防災教育の実施効果の副産物として、学業成績の向上、
自主性、地域愛の向上、いじめの減少などがあったと報告をされていますが、
坂井市で防災教育を実施したことによる実施効果はどのように報告をされてい
るでしょうか。
以上、御答弁をよろしくお願いしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
-114-
○
教育長(川元利夫)渡辺議員の坂井市の教育の現状についての御質問にお
答えをいたします。
まず、文部科学省が新しく発表した基準に該当する学校は坂井市内において
どれだけあるのかについての御質問にお答えをいたします。
文部科学省が示した1学年1学級以下の公立小中学校の適正規模・適正配置
等に関する手引に該当する学校は、平成27年度において、つまり、今年の4
月1日現在で、三国西小学校・鳴鹿小学校・明章小学校・大関小学校・兵庫小
学校・木部小学校の6つであります。つまり、1学年1学級、だから、全部で
6学級ということになります。
次に、坂井市としてはこの基準を受けどう対応していくのかという御質問に
お答えをいたします。
文部科学省が示した、この1学年1学級以下の公立小学校・中学校の適正規
模・適正配置等に関する手引で、学校規模の適正化や学校の適正配置、学校統
廃合に関する留意すべき点は、基本的にその方向性を示したわけでありますが、
坂井市においては、地域性による学校の規模等における実情や課題はさまざま
でありますから、1学級あたりの児童・生徒数や、学校全体の児童・生徒数の
推移などを考えながらこれから検証していきたいなと考えていますが、今のと
ころ、統廃合するつもりはありません。近い将来、また、あと5年か10年し
てということになりますと、それは、また、その限りではないと思いますが、
今のところ、推移を見ますと、これからの10年を見ますと、その必要はない
んでないかなと思っています。
次に、児童・生徒の家庭でのインターネット、スマートフォンも含めてであ
りますが、その利用時間は、その現状を、学校、保護者、教育委員会はどの程
度把握しているかという御質問にお答えをいたします。
平日の1日あたりの利用時間は、議員さんのところにこのグラフをちょっと
示させていただいたんですが、小学校3年生以上で3時間以上使っている者は
4 .5 % 、 そ し て 、 1 時 間 か ら 3 時 間 ま で の 子 ど も が 1 9 .3 % 、 3 0 分 以 上 1
時 間 未 満 は 4 2 .9 % 、 使 用 し て な い が 3 3 .3 % 、 小 学 校 は あ る わ け で あ り ま
して。中学生はどうかというと、上の方でありますが、3時間以上は11.
8 % に な り ま す 。 そ し て 、 1 時 間 以 上 か ら 3 時 間 未 満 は 4 1 .2 % 、 大 変 ふ え
ています。2倍ぐらいになっています。そして、30分以上1時間未満は35.
1 % 、 何 も 使 っ て な い 者 は 1 1 .9 % い る と い う こ と で あ り ま し て 、 こ れ は 年
を追うごとにふえています。
ま た 、 自 分 専 用 の 携 帯 な ど 何 ら か の 通 信 機 器 を 、 小 学 生 で は 8 0 .5 % 、 さ
っ き も 言 っ た と お り で あ り ま す が 、 中 学 生 で 8 4 .2 % の 者 が 所 有 し て い る と
いうことになります。ふえる可能性は十分あります。
-115-
次に、教育現場における児童・生徒のインターネット、スマートフォンの依
存対策についてどう考えているかについてお答えをいたします。
坂井市では、平成26年2月に保護者を対象とした「ネット依存を考えるセ
ミナー」を開催したり、SNSをめぐるトラブル対応に関する研修会等を開催
し、児童・生徒のネット依存による生活習慣の乱れや体調不良などの社会的問
題について親はどうすればいいのかということに集中しながら、専門の講師を
お招きしてアドバイスをいただいているところであります。
坂井市のインターネット依存対策の独自の取り組み方針といたしましては、
スリールール運動、つまり、自分でルールを決め、家庭でルールを決め、学校
でルールを決めるという、スリールール運動を提唱しています。どんな厳しい
ルールを決めたとしても守らなければ意味がありませんので、自分で、家族で、
そして学校で力を合わせてルールの決定をしていくということが大事になって
くるんではないかなと思います。この運動では、自分のルールを自分の意思で
行動をコントロールできよう学ばせていくことが大事でありまして、みずから
のルールが習慣化できるように主体性を持たせていくことを主眼としています。
坂井市内の学校では、例えば、丸岡中学校での「to22宣言」(トゥート
ゥートゥー宣言)、「夜の10時以降はもう通信させません・しません」とい
う取り組みや、それぞれの学校でも、いろいろ工夫を凝らして児童・生徒を指
導しているところであります。
今後も、学校とか、保護者とか、そして、関係機関、地域社会との連携をし
っかりと図りながら依存対策と指導を強めていきたいと考えておりますので、
また、議員の御協力もお願いしたいと思います。
次に、防災教育はどうなっているのかについて御質問にお答えをいたします。
防災教育の学習については、道徳、学級活動、学校行事、総合の時間などを
利用しながら、次の6つの項目に分けて取り組みをしているところであります。
1つ目はどんなことかと申しますと、防災訓練の行い方とか、地震発生のメ
カニズムを知るとか、津波発生のメカニズムを知るとか、また、神戸で起こっ
たような水害・土砂災害のメカニズムを知るというような項目であったり、自
然災害の体験談とか言い伝えなどをゲストティーチャーから聞くとかいった、
そういうものもあります。そして、日常における災害発生時の対応の仕方につ
いて学ぶなど、学年に応じた内容で学習をしながら、児童・生徒の防災意識を
高めているところであります。
これまで地震や火災を想定した訓練がほとんどでありましたけれども、広い
地域で多くの犠牲者や甚大な被害をもたらした東日本大震災での教訓を受けて、
津波や水害・土砂災害を想定した防災訓練や下校時における保護者への児童引
き渡し訓練を平成26年度において新たに実施しているところであります。
-116-
次に、坂井市で防災教育を実施したことによるその実施効果はどうなってい
るかについてお答えをいたします。
防災教育における実施効果といたしましては、児童・生徒が防災訓練で災害
に備える大切さを自覚するようになりました。また、災害時の家族の集合場所
や非常持ち出し品の準備とか、家族としっかりと話し合うようになったという
家族の御意見も聞いています。また、地域の自主防災組織の活動による訓練に
は地元の児童・生徒が積極的に参加している姿が多く見られ、近所の方と触れ
合うことが大事である、そして、お互いを助け合う「共助」の意識が芽生えて
きているのではないかなと思っています。この4月からコミュニティセンター
化が進んで、まちづくり協議会の活動の中でもそういった活動がなされて、子
どもたちがたくさん参加することを望んでいます。
防災教育を受けた小中学生が、いつか成人となり、家庭を持つことになるこ
とで、将来には社会全体の防災意識の底上げにつながっていき、家族や地域に
防災教育の成果が広がっていくものと信じています。
自分の命は自分で守り、状況に応じて主体的に判断できる力を形成できるよ
うに、今後も、学校が家庭や地域と一体となって子どもたちの命を守る防災教
育を着実にまた効果的に推進していくようまた努力をしてまいりたいと考えて
います。
以上です。
○
議長(橋本充雄)4番、渡辺議員。
○
4番(渡辺竜彦)今、教育長の御答弁の中で、まず、学校統廃合なんです
が、当面のところはないといったお答えをいただいて、すごくほっとしており
ます。それに関連して再質問をさせていただきます。
せんだって、私なりに坂井市の今の将来の児童・生徒数の予想数というもの
を探していましたら、平成24年3月に坂井市より刊行されました坂井市公共
施設マネジメント、その項目の中に、坂井市内の児童・生徒数の将来予想数と
いった項目がありました。それによりますと、2011年までの出生数をもと
に、それから6年後の2017年、もう2年後です、の児童・生徒数を予想し
たという項目がありました。
それによりますと、2017年には、2011年と比較して、市内24の小
中 学 校 の 中 で は 1 2 % 減 少 、 1 ,0 5 2 人 の 児 童 ・ 生 徒 数 が 減 少 す る だ ろ う と
予想されていました。唯一、春江小学校のみ45人、8%が増加して、残りの
23の小中学校、先ほど教育長からも御説明ありましたように、5つの小学校
は 特 に 減 少 率 が 高 い で す が 、 1 ,0 9 7 人 、 1 3 % が 減 少 す る だ ろ う と 明 記 さ
れていました。それに合わせて児童・生徒数が減ってくれば、坂井市内の小中
学校も、各学校の中の教室が、余裕教室、いわゆる空き教室が出てくるだろう
-117-
というふうに書いてありまして。これも、2011年までの出生数をもとに、
2017年時点での坂井市内の小中学校の空き教室を算出したという項目があ
りまして、これは、福井県教育振興基本計画が掲げています「元気福井っ子新
笑顔プラン」の児童・生徒数を算出したものですが、これによりますと、19
の小学校で31の空き教室が、それから中学校では6つの空き教室が出るだろ
うということが予想されているというふうに明記されていましたが、せんだっ
ての代表質問にもありましたように、それから事態は目まぐるしく変化しまし
て、高志中学校であるとか、私立中学校に進学していくといった子もどんどん
ふえていると伺っております。そういったことも鑑みまして、もうあと2年後
に迫っております坂井市内の、今後、統廃合というよりも、今、まず、余裕教
室、空き教室の利活用、具体的な活用方法とかプランがありましたら、お示し
していただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)平成18年、合併当初は、小学校の場合ですが、1学
年 、 1 ,0 3 0 人 前 後 で あ り ま し た 。 そ し て 、 小 学 校 で 言 う な ら ば 、 全 部 で 6 ,
0 0 0 人 で あ り ま し た 。 2 7 年 度 に は 5 ,3 8 0 人 程 度 と い う こ と に な り ま す
ので、この約10年間で600人前後減ったということでありますが、その減
少率は他市と比べてそれほど多くありません。
そして、今、子どもが減少することによって空き教室がふえるんではないか
ということでありますが、だんだん減少するごとによって県の定数法が変わり
まして、今まで40人学級が35人学級になったり、30人学級になったりし
て、1つの学級に入る子どもの数が少なくなることによって、子どもが少なく
なってもクラスは1つふえるとかっていう感じになりますので、現在、その余
裕の空き教室というのはありません。また、出てきても、2つある学年を、例
えば、3年生が2クラスあるとすると、この2クラスを3つに分けて少人数で
算数を教えていくとかっていう、そういうことをとっておりますので、空き教
室をそこに持っていきます。本来であれば、同じ時間に2教室でやればいいん
ですが、それをもう一つ足して3クラスということになりますので、そういう
部分では空き教室は使用できるということであります。
それから、もう一つ、今、放課後児童クラブ等で多くの子どもたちを預かる
という場合に、今後は学校でその空き教室を利用してということでありますが、
なかなかそれが思うようにふえていかないという部分も、そういうことでふえ
ていかないと、形の上では、子どもが減ったんだから教室は減るだろうと思い
ますが、そうではないということだけ御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)4番、渡辺議員。
○
4番(渡辺竜彦)今ほど、空き教室の活用方法といいますか、そういった
-118-
形で活用されているということを聞きまして安心しました。
先ほどの統廃合もそうなんですが、変化の目まぐるしい現代社会にあって、
国として、また自治体として、今後の小中学校等の統廃合を示す基準として必
要な物差しといいますか、指針として今回の統廃合基準は出てきたものだと思
っております。
この統廃合というのは、子どもたちにとっては、学習環境が大きく変わる、
それから、当然、通学距離が伸びる、通学距離が伸びるということは通学時間
が長くなりますから、子どもたちにとっては大きなデメリットがいくつか考え
られます。
また、地域から学校がなくなるといったことは、子どもたちの声が聞こえな
くなる。そうなりますと、地域から、極端な言い方かもしれませんが、子ども
たちの声が聞こえなくなるということは、活力が失われるといったことにもな
りかねないと思っております。今後、どんどん減少していく流れの中で、この
統廃合というのはいずれは避けて通れない問題かもしれないと思いますが、先
ほどの教育長の御答弁にもありましたように、この統廃合に関しましては、慎
重かつ慎重にまた取り組んでいただくことを強く希望いたします。
次に、ネット関係、スマートフォン関係について再質問いたします。
その前に、せんだって、ある奇妙な風景を見ました。本当に久しぶりなんで
すが、家族で食事に行きまして、そのときに、多分、中学生、高校生ぐらいだ
と思われる7、8人ほどの男女が隣の席に座りまして、正直、うるさくなるだ
ろうなというふうに思っていたんです。たまに家族で食事に来たときぐらいは
静かに食事したいなというところがありまして。
ところが、彼らは席に着くや否や、ある子はポケットから、ある子は胸のポ
ケットから、また、ある子はかばんの中から携帯電話やスマートフォンを取り
出して、全員、7、8人の子がそのまま携帯電話と向き合って、ずっとこうい
う状態なんですね。当然、食事が運ばれてきてからもそうですし、これは本当
に異様な風景だなと思いました。全く会話がなされないまま、コミュニケーシ
ョンがないまま、そういった状況が続いていて、淡々と7、8人でいる。今は
といいますか、彼らも、5年後、10年後には大人となって世の中に出て行き
ます。そういったときに、そういうコミュニケーションがない中で育ってきて、
そういった子どもたちが世の中を支える時代が来たときに、そういうコミュニ
ケーションのない、新たなコミュニケーションのとり方かもしれないんですが、
そういった世の中になったときにこの世の中はどうなるんだろうというふうに、
非常に私はそら恐ろしい気がしました。そういったことが、日常茶飯としてこ
の子どもたちの風景としてあるといったことを受けて、教育長、どうお思いに
なられるでしょうか。
-119-
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)そのお答えの前に、さっき、統廃合とかっていう問題
の中で、ちょっとつけ加えさせていただきたいのは、1学年1学級の学校がこ
こでは6つあると、それは悪いっていう意味でないんですからね。これは、標
準として、理想的な教育システムは1学年で2クラスあった方が、いじめの問
題なんかあったときに、クラスがえができるとか、それから、スポーツなんか
でも対抗ができるとか、あるいは、社会性が育つとかって、そういうようなこ
とも含めて標準的なそういうものを出しただけであって、1学年1クラスだけ
じゃだめだとか、そういうことではないです。でも、それが小さくなって、1
学年10人を割ってしまうようであれば、それは社会性の問題では問題がある
んでないかということでこうなってきているんであって、全部見直しなさいと
いうことではないので、御理解をいただきたいと思います。
それから、今のスマホの問題、僕も実際何もしてないんですが、至るところ
でそれが見受けられます。一緒に若者が2人で食事していながら、2人で話を
しているんでなくて、スマホをしてます。それから、僕が一番腹が立つのは、
いろんな会議中、研修中に携帯が鳴るんでしょうね。そうすると、会議中であ
りながら、出て行ってそれを聞きます。そして、終わってまた戻ると。それは、
やっぱりルール違反でないかなと思いますよ。そして、子どもたちもそうであ
ります。やっぱり、顔と顔を合わせていっぱいいろんなことを話ができるのに、
何も話しせずにスマホでやっていきます。そして、例えば、夜ちょっと福井へ
行って、帰りにとなると、えちぜん鉄道の中はもう95%スマホを見ています。
95%、もっと超えるでんないかな。朝はラッシュだからあれでしょうけど、
夜はもうっていうことになります。
そういう部分で、子どもたちもそういった環境の中でということになります
と、先ほどお話しさせていただいたように、家庭の中でもそういう事態になっ
ていくと、ネット依存にはまっていくということになりますので、その部分は、
子どもだけの力ではなかなか難しいものがあるので、保護者、特にお母さんや
お父さんのお力をかりて、しっかりと見ていただきながら、悪いっていうわけ
ではなくて、その使い方とか、その部分を家族で話し合いしながらやっていく
ことがこれからの大きな課題になっていくんじゃないかなっていうことを思っ
ています。
以上です。
○
議長(橋本充雄)4番、渡辺議員。
○
4番(渡辺竜彦)まず、統廃合の件に関して訂正のお話、確かに承りまし
た。それから、あと、スマホの教育長に関する所見、私も全く同意見です。再
質問させていただきますが、ネット・スマホ依存のことに関してです。
-120-
依存傾向にある全ての人が問題傾向にあるわけではないと思っております。
先ほど、教育長の御説明にもありましたように、そういったことに深く入り込
んでしまうがために、睡眠不足であったり、あるいは健康に影響が出たり、ま
た社会生活に支障が出たり、もっと恐ろしいのは、そういったことから家庭内
暴力につながるといった深刻なケースも伺っております。
このネット依存・スマートフォン依存の非常に難しいといいますか、問題な
のは、現在、これをはっきりと病気として定義づける、位置づけるものがなく、
治療としては、衝動性のコントロール障がいとして行うしかないそうです。
それに関連したことで、先ほど、教育長の方から、丸岡中学校の「to22
宣言」、遅くても夜10時までには通信機器を使用しません、使用させません
といった取り組みを御紹介していただきました。それが現在は坂井市内の小中
学校にもどんどん広がりつつあるというふうにお聞きいたしました。
あわせて、教育委員会としては、スリールール運動、「ルールはあなたを守
ります」ということで、そういったものへの、自分でルールを決め、それから、
家庭でルールを決め、学校でルールを決めるということをお聞きいたしました。
それにあわせて、これは提案といいますか、お願いの部分も大きいんですが、
そこからもう一歩、二歩、三歩踏み込んでいただいて、そういったネット依存
あるいはスマホ中毒から来る学業成績の悪化、及び、対人関係のトラブルを防
ぐためにも、そういった、ネット・スマホ等を、思い切ってまずは1週間に1
日だけでも、それをどんどんふやしていけたらいいんですが、10日に1回で
もいいです、それを教育委員会とPTAとが連携していただいて、完全オフに
する、そういった日を提唱していただくことは可能でしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)今までも、例えば、春江小学校とか、春江町内の小中
連携の中で、「ノーテレビデー・ノーゲームデー」とか、いろんな工夫をしな
がら、学校の中で決め、子どもたちが決めて、それを今度は家族におろして、
家族でも話し合っていただいていきます。ただし、これは、小学校のPTAで
やっても、中学校はやらないということになると、お兄ちゃんと弟の兄弟で見
るとか見ないとかってありますから、やっぱり小中連携しながらやっていって
いただくと非常に効果があるということであります。それも含めて、やっぱり、
PTA連合会議にも働きかけ、あるいは、校長会にも働きをかけて、小学校も
中学校も連携しながら、そういったルールづくりを、もう1回、今まで以上に、
スリールールやらto22(トゥートゥートゥー)はもちろんのこと、もっと
もっと工夫しながら、できる範囲の部分を検証しながらもっと具体的にいきた
いと思いますので、来年のときにはいい結果を出せるんでないかなと思います
ので、よろしくお願いします。
-121-
○
議長(橋本充雄)4番、渡辺議員。
○
4番(渡辺竜彦)ぜひとも早急に取り組んでいただきたいと思います。御
参考までに。御存じだと思いますが、他県の例なんですが、愛知県の刈谷市内
では、昨年4月から、市内21の小中学校、規模的には坂井市内の24の小中
学校とほぼ似通った規模ですね。が、保護者と連携をして、夜9時以降は携帯
電話を使用させない、スマートフォンを持たせないといった取り組みを始めた
そうです。ここまでは丸岡中学校の「to22宣言」とそんなに変わらないと
思いますが、ここのすごいのは、そこからより一歩踏み込んで、刈谷市教育委
員会、それから小・中・高、警察等でつくります市児童・生徒愛護会が発案い
たしました3つの取り決めというのがありまして、それを、今、徹底してやっ
ている。
この3つの取り決めといいますのは、1つ目は、必要のない携帯電話、スマ
ートフォンは子どもに持たせない。2つ目は、どうしても必要な場合には、携
帯電話を購入する必要性が生じてきたときには、親とそういう携帯電話等の使
用の取り決めを交わす、それに関連して、あと、必ず有害サイトに向けてフィ
ルタリングをかける。3つ目は、すごいなと思いましたけど、夜9時になった
ら携帯電話やスマートフォンは親が預かる。ここまで徹底するとすごいなと思
いました。これを、教育委員会とPTAとの連盟のもと、全ての保護者に出し
たそうです。当然、これに関しては賛否両論ありましたが、聞きますと、おお
むね経過としては良好で、現在は、それに追随した形で兵庫県の多可町も行っ
ているというふうに伺っております。ぜひとも取り組んでいただきたいと思い
ますが、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)坂井市内においても、例えば、10時以降になったら、
食卓のところに、皆、スマートフォンを置いて寝るんだっていう、そういう学
校もあるみたいで。でも、それはなかなか御理解をいただかなきゃならない部
分があるんですが。とにかく、学校だけではもうだめであります。やっぱり、
家族の、お父さん、お母さんの御理解をいただかなければできませんわ。そう
いう点で、PTAとしっかりとお話をさせていただいて、みんなで取り決めを
し、みんなで頑張っていかなければこれはならんのでないかなと。そういう中
で、坂井市の教育委員会としてどうあるべきかとか、どうすべきかってことも
含めて、この27年度はもう一度しっかりと考えていきたいと思いますので、
また御理解いただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)4番、渡辺議員。
○
4番(渡辺竜彦)確かに、本当に、教育長がおっしゃるように、教育委員
会だけ、学校だけでは難しいと思います。当然、家庭、地域を巻き込んでやっ
-122-
ていかないといけないと思います。私は、インターネット、それから、携帯、
スマートフォンを子どもたちが使用することに関しては全く反対というわけで
はありませんが、そういったものというのは、先月、2月に川崎市内で起きた
中一の子が殺傷された事件、本当に痛ましい事件でした。その事件のキーワー
ドとしていくつか上がってきたものの中に、絶えず、携帯電話であるとか、通
信機能のアプリ、LINEというものが出てきました。これは私も使わせてい
ただいておりますが、非常に便利なものですが、一方、使い方を誤れば諸刃の
剣となりかねません。そういったことを子どもたちに理解していただくために
も、やはり、家庭、学校、地域と、そういった形で子どもたちを守っていって
いただきたいと思います。その件に関しましては私も目いっぱい御協力をさせ
ていただきます。
防災教育のことについてお尋ねをいたします。
先ほど、そういった形で聞きましたが、隣の石川県の実例で、防災教育をや
ってから非常に成績が上がったというようをことがありました。それは、子ど
もたちに自主性を任せて、そういった避難経路の確認であるとか、中学校なん
ですが、小学生たちとの連携、PTAとの連携、それから、高齢者との聞き取
り調査を子どもたちに自主的にやらせた。その結果、子どもたちから、すごく
自主性が芽生え、それが知的好奇心に変わり、総じてそれが学業成績のアップ
につながったというふうに伺ったというふうに伺っております。
それから、関連して、当然、自分を守るという意識も非常に芽生えてきて、
自分を守るということは、次に、他者を守るといったことへのいい連鎖反応を
示していったそうです。それが、先ほど、冒頭申し上げましたように、学業成
績の向上であるとか、地域愛、自主性の向上、それから、いじめの減少につな
がっていったと思います。
今後、そういったことも含めて、坂井市の方でも、学校また防災教育の中で、
先ほど、教育長、道徳的なこともあるというふうにおっしゃってましたが、そ
れも含めて、より強く防災教育の中でそういったことを浸透させていっていた
だくということを強く希望いたします。御答弁、お願いいたします。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)これからもしっかりと頑張っていきたいと思いますが。
今、防災教育をしっかりやることによって学力につながるかどうかということ
については、まだまだ、これから、現場に体験学習をすることとか、いろんな
そういう部分の中でいい感じになる、自分で考えるとか、自分が行動するとか、
人のためにどう動くべきかとかっていう一番大事な部分が養われるのではない
かなと思っておりますので、そういったことも含めてしっかりと防災教育に当
たるように校長先生や教頭先生にお願いをして、学校一丸となって取り組んで
-123-
いだたけるように指導していきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)4番、渡辺議員。
○
4番(渡辺竜彦)ぜひとも進めていただきたいと思います。
今年1月末に、読売新聞の記事なんですが、「福井っ子幸せ日本一」といっ
た記事が出ていました。これは、慶応大学の小林教授が、子どもの貧困といっ
た問題の解決策を探るために次に申し上げます5つ項目について調査をしたと
ころ、福井県が日本一だったと、非常にうれしいニュースでした。
1つは健康、そして、2つ目は地域・家庭、3つ目は安全・安心、4つ目は
教育、そして、5つ目に豊かさ、この5分野74項目に関して実施を行ったと
ころ、福井県が、非常にうれしいことです、日本一になったそうです。
昨年、福井県は幸福度ランキングも1位になりました。我が坂井市も住みよ
さランキング2位というふうになりました。今後、子どもたちが、いつまでも、
福井っ子、坂井っ子が幸せ日本一であって、なおかつ幸福と住みよさを享受で
きるように、そういった土壌づくりといいますか、環境づくりをしていくのが、
我々であり、教育ではないかと思っております。
今後も、そういった意味では、我々も真摯に、より教育関係に一生懸命取り
組んでいく所存です。どうか、教育委員会の方でも今まで以上頑張っていただ
きたいと思います。今のことに関して教育長の御意見は結構です。
それでは、以上で私の一般質問を終わらせていただきます。
○
議長(橋本充雄)次に、2番、後藤寿和議員。
○
2番(後藤寿和)皆さん、お疲れさまです。2番、志政会の後藤寿和です。
本日、3月11日ということで、皆さんもおっしゃっていたとおり、東日本
大震災から4年がたちました。あの日見たテレビのニュースの映像は今でも忘
れることはできません。しかし、時間は過ぎております。これからも、前向き
に、ポジティブに真っすぐに進んでいきたいと感じております。
春の訪れがひしひしと感じられる暖かい日が続き始めたと思いましたら、き
のう、また冬に逆戻りする気候になってしまいました。しかし、春はもうすぐ
そばに来ております。気候が暖かくなると、気持ちも爽やかに、周りの景色も
ふだんと違って見えてくるのではないでしょうか。
今、地方統一選の話題が多く聞かれております。1年前の自分も必死で走り
回っていたなと感じております。1年間活動させていただいて、毎回、この本
会議では一般質問をさせていただき、そして、きょう、4回目の一般質問をさ
せていただきます。毎日が本当に勉強になり、とても充実した日々を過ごさせ
ていただいているきょうこのごろでございます。
それでは、通告どおり、質問に移らせていただきます。
坂井市のシティセールスが本格的に始まります。情報発信だけがシティセー
-124-
ルスではありませんが、まずは、情報を流して、知ってもらうために、また、
知りたい情報を調べてもらうということを広く市民の人に活用してもらうため
に、主に、広報さかいなどのアナログ媒体、坂井市ホームページのデジタル媒
体をうまく使い分けていかなければならないと感じております。
情報を皆様はどこから得ていくのか。ホームページは情報発信の入り口とし
ては大事な役割を持っています。知りたい情報を得るためにも、窓口としては
わかりやすくなければならないと感じております。自治体のホームページ、福
井県だけで見渡しても、ほかの県や市町のホームページはどれも同じようなつ
くりになっていると感じております。ホームページの滞在時間を判定するとき
によく言われることなのですが、見たときに、見やすいか、見にくいというの
を瞬間的に判断して、人はホームページを選んでいくと言われております。そ
のためにも、坂井市のホームページは、瞬間的に視覚で訴えられるようなつく
りにしていく必要性というものを感じています。イラストや、写真、使い方、
また、視覚的に判断できてすぐに検索できるようなアイコンや、また、観光名
所など、見に行きたくなるような、サブページのバナーひとつとっても、入り
口で見やすく、なお直観的にわかりやすいつくりにしていくべきではないでし
ょうか。
ソーシャルメディアの発達やスマートフォンの普及率の高さ、若年層はもち
ろん、最近では、高齢者の方までもスマートフォンを活用している時代にもな
りつつあります。今までとは情報発信の方法も環境も激変しています。すなわ
ち、今までの方法ではもう通用していかないということでもあります。
余談ですけど、1994年に発表されたマッキントッシュの性能の何十万倍
もの性能を持っているのが、今、皆さんが使っているスマートフォンであり、
アイフォン6と言われております。このアイフォン6、1994年当時だと1
00億円ぐらいの値段になるとも言われております。10年前に、スマホと言
われるこの小さな端末器を皆さんが持っていたということを考えた人はいるの
でしょうか。手元でいろんな情報が瞬時に見れて、まさしく字のごとく手にと
るように情報が入ってくることを誰が予測しましたか。そして、この10年後
には、次はスマホが時代おくれになり、新しい何かが発達している可能性も高
いと感じられます。だからこそ、時代の流れにしっかりと対応できる力をつけ
ていき、時代の流れに合ったやり方、PRをしていくことで、坂井市の情報発
信、しっかりと多くの人に伝わっていくのではないのかと感じております。
そこで、1点目の質問です。
坂井市のホームページが見づらい、調べにくいという意見が多く聞かれます。
今後、リニューアル計画も聞いておりますが、どのようにつくり直していくの
かお聞きしたいと思います。
-125-
そして、2点目。
議員になってからずっと言い続けてきた坂井市版のフェイスブックが、つい
に4月開通となります。しかし、他市に比べるとかなりのおくれもとっていま
す。坂井市としては、ただ始めるのではなく、他市以上に盛り上げていってほ
しいとの願いから、今後、どのように展開していくかを考えていますか、お聞
きします。
次に、大きな2点目の質問をさせていただきます。
坂井市には、いろいろな団体、そして、そこに所属しているメンバーや各リ
ーダーがいます。私が坂井市商工会青年部の部長時代には、いろんな事業やま
た団体間交流などもさせていただきました。団体が違うと考え方も多種多様で
す。しかし、根底にあるのは、若い力や発想力で坂井市を盛り上げたいという
気持ちだけは、皆、一緒な考え方でした。そして、何よりも、仲間ができ、仲
間と楽しく行動していることで、まちおこし、まちづくりをしていたのだと感
じられました。先ほども述べさせていただきましたが、いろいろな団体があれ
ば、リーダーやメンバーの考え方、行動力も違ってきます。
そこで、若い次世代リーダー、そこには、各種青年部や女性部、また、いろ
いろな団体、市役所の若い職員たちも交えて意見を交換できる場をつくり、な
おかつ、定期的に開催することを提案したいと思います。今までは、一度きり
の開催で、打ち上げ花火のように終わっていた感じもありました。しかし、こ
のような会議も、点と点を結んでいけば線になります。線になれば形がしっか
りとでき上がり、大きな事業にも展開していくのではないのかと感じます。そ
こから、新しい若い人たちの感性や生まれてくる発想や行動力でほかの市町に
はない事業も生まれてくるのではないでしょうか。また、こういう事業を続け
ていくことで、新たなニューリーダー、人材育成の場にもつながっていくと感
じます。
そこで、以上の点でお伺いいたします。
他市ではJK課というものあり、話題にもなってました。そこから、ゆるく
も若者目線で発信している事業なども成功していると聞いております。本市で
は、多種多様な団体の青年や女性を集めてニューリーダー課なるものをつくり、
定期的に開催して意見を反映することでシティセールスの1つの意見になると
考えます。坂井市としての所見をお伺いしたいと思います。
以上、3点の質問とさせていただきます。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)後藤議員の坂井市情報発信についての御質問にお答
えをさせていただきます。
まず1点目のホームページのリニューアルについてでございますが、現在の
-126-
当市のホームページについては、平成23年4月にリニューアルいたしました
ホームページ更新システムでございまして、CMS(コンテンツ・マネジメン
ト・システム)というものを導入し、運用しております。
これは、ホームページ全体を一括管理でき、かつ担当職員でページの作成が
ほぼ統一されたデザインで管理できるといった面など、運用面では非常に作業
効率のよいシステムとなっております。
今回の更新は、前回から5年の機器リース期間が終了することから、平成2
8年4月に向けたリニューアルのための準備を進めているものでございます。
現在、庁内におきまして検討会議を設置しております。中堅・若手職員10
名によりますワーキングチームで構成してございます。問題点や課題を洗い出
し、インターネット上の坂井市の玄関口としての役割を重視しながら、よりよ
いホームページとなりますよう検討を行っているところでございます。
例えば、今、御質問ありましたように、スマートフォンへの対応、より見や
すい情報の配置、また、高齢の方や障がいのある方を含め、誰もが使いやすい
サイトへの対応など、これまでもいただいている御意見や検討材料が挙げられ
ることを踏まえまして、再構築に向けて取り組みたいと考えております。
次に、2点目の本市のフェイスブックについてどのように展開していくのか
の御質問でございます。
本市のフェイスブックにつきましては、神奈川県相模原市、三重県名張市や
岐阜県関市などの先進地を参考に構築し、合併10年目を迎えます本年4月1
日から開設したいと考えております。他市の多くのフェイスブックと同様に、
市内外の幅広い年齢層に向けたコミュニケーションツールとしての活用に加え、
関係部署等との連携のもと、「食」「文化」「教育」「子育て」など、住みよ
さや、幸福感、本市の活力などを全国に発信するツールとしても活用してまい
りたいと考えております。
また、ページの開設にあたり、本市の特産品をPRするという観点から、一
定期間、プレゼントキャンペーンを実施したいと考えております。市商工会、
JA、漁連など、市内団体等の協力を得ながら本市の魅力ある特産品等を週が
わりで景品として提供し、全国に向けた坂井市のPRとファンの拡大につなげ
てまいりたいと考えております。
最後に、3点目のまちおこしの団体などのリーダーを集めたニューリーダー
課なるものを定期的に開催して意見を反映させていくこともシティセールスの
1つの意見になるのではというお考えについてお答えをさせていただきます。
市では、これまでも、市長と直接に対話する形としまして、わがまち懇談会
を開催し、高校生、大学生、また区長や地域協議会といった皆さんとの懇談の
場を設けたり、各種団体の会合の場に出席するなどをし、市民の皆様からの御
-127-
意見などをお伺いしてきております。
新年度におきましても、広聴事業の一環として、若年層を対象にリラックス
した雰囲気の中でテーマに集中した対話を行うワールドカフェの方式を採用し、
開催して広く若者たちの御意見や御提案をいただく予定をしておりますので、
この中で各種団体のニューリーダーの皆さんの御意見などもお伺いをしてまい
りたいと考えております。
そして、もう1点、新たな取り組みといたしまして、地元の坂井高校のカリ
キュラムと連携し、高校生の考えを反映した事業の取り組みを考えております。
具体的には、地方創生の一環として、これから市が進めようとしております
暮らしやすいPR事業において、高校生の柔軟な発想による企画立案や、フェ
イスブックにおける高校生目線での魅力の発信などを考えております。
御提案いただきましたニューリーダー課なるものの定期的な開催につきまし
ては、シティセールスの事業推進のための1つの選択肢とは考えますが、新し
く専門組織ができたばかりでもございますので、まずは各団体から積極的に市
の魅力発信にかかわる御意見をいただき、その連携のもと事業をスタートさせ
てまいりたいと考えております。
今後とも、いろいろな機会を捉え積極的に若者たちの意見や提案をお伺いし、
シティセールスを初め市政に生かしてまいりたいと考えております。御理解を
賜りますよう、お願いをいたします。
以上です。
○
議長(橋本充雄)2番、後藤議員。
○
2番(後藤寿和)それでは、再質問の方をさせていただきます。
先ほど、渡辺議員と教育長のやりとりを聞いてなかなかスマホの話を切り出
すのは難しいかなと思うんですけど、渡辺議員と後で意見交換しながら話をし
ていきたいと思います。また、スマホ対応も考えているということで、安心し
ました。
先日、ちょっと調べさせていただいたところ、福井県の自治体の方では、ホ
ームページ18ありまして、スマホ対応というのがその半数以下になって、7
つだけになっておりました。また、スマホの方も、今では、先ほど、教育長が
95%スマホを見ていたとおっしゃってましたけど、そんだけ情報が飛び交っ
ているということでもありますので、スマホ対応になれば情報というのは向こ
うからやってくる、そういう時代になってきていると思います。自分からとり
に行くのではなく、向こうからやってくるということを逆に使いながら、この
坂井市としても情報発信していくべきではないのかなと感じております。
また、そのスマホの方でも、今、坂井市のホームページのサブページの方も
いろいろと充実していました。その中でも、自分的にいろいろと感じたのが、
-128-
ウェブマップというものがありました。それを次回のリニューアルのときには、
このグーグルマップやヤフーマップなどと連携できるような組み合わせができ
れば、観光案内、県外から来る人たちも、そこを見て、グーグルマップやヤフ
ーマップというものはナビゲーションにもなります。それを利用して観光案内
などもできるのではないのかなと感じております。そういうところでも、この
カーナビゲーションというものはすごく高価なものですけど、アプリのナビゲ
ーションは無料で使えます。無料で使えるということで、そういうことをうま
く利用しながらやっていければいいのかなと思いますが、そういう点では、そ
ういうアプリと連動するというところは何か検討とかはしているのでしょうか。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)ただいまの御質問でございます。先ほど御説明いた
しましたワーキングチームの中で検討している基本方針としまして、繰り返し
になるかもしれませんが、まず、利用者視点に立った見直し、それから、2点
目にユニバーサルデザインの向上、3点目に情報公開の運用についてといった
ところを柱に取り組んでおります。3月中に全体の取りまとめが行われるとい
う予定でございます。今、御質問がありましたアプリとの連携というものを進
めていく上で、どういった課題が残るかといったことを含めて参考に、対応し
てまいりたいと思っております。
○
議長(橋本充雄)2番、後藤議員。
○
2番(後藤寿和)ありがとうございます。また、坂井市の現ホームページ
の中でも、サブページ、いろいろ充実しています。その中でも、なかなか自分
的にはおもしろいなと思いましたのが、「歩こっさ!さかい」のページなんで
すけど、今、健康都市宣言をしたということで、こういうページがふえていく
と、また、利用する、見てくれる機会がふえると思います。
その中で、見ていて、お薦めウォーキングコースがありまして、そこをクリ
ックして見ると、県の情報冊子ですか、それのPDFに移動しちゃうんですよ
ね。それですと、何かちょっとおもしろみもなくなるのかなと思います。そこ
は、やはり、逆に、今度は、そのフェイスブックなんかと連携していき、市民
がこういうところはお薦めですよとか、職員がこういうところを歩きました、
こういうところを歩いたら、こういうものが、ふだん見れてないものが見えま
したなどというようなウォーキングコースをつくっていくと、また、これも、
市民がつくる、また坂井市と協働でつくっていくホームページになるのではな
いかなというふうに、すごくおもしろみがあるのかなと感じました。
そこで、サブページなんですけど、まだまだ、今から、坂井市の魅力という
ものもあります。観光であったり、食であったり、もちろん、教育でもあった
りとか、そういう部分で、サブページというものも、リニューアルしたときに、
-129-
据え置きではなくて、さらにふえていくような予定というものは考えておられ
ますか。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)今ほどお話ありましたようなことも当然ですが、観
光情報のページであるとか、いろいろ、最初に設定したものを最新のものにそ
れぞれ更新していくということが非常に大事であると考えております。そうい
った面も含め、職員の技術向上も含め、ホームページ全体を更新するだけでな
くて、研修等も含めて、その後の対応も十分してもらいたいと考えております。
○
議長(橋本充雄)2番、後藤議員。
○
2番(後藤寿和)ありがとうございます。坂井市のホームページのリニュ
ーアルということで、本当に僕も楽しみにしております。ホームページの方は、
窓口というか、玄関口になる、そして、情報がそこから得られるということで、
いろんな人が見ていくのかなと。もちろん、市内の人も、市外の人、県外の人
も見て情報をとっていくのかなと思います。そういう中で、スマホとの連携で
あったり、サブページの充実であったりと市の魅力をいっぱい使っていければ、
他市にはないものができ上がってくるのかなと思います。
スマホに関して言わせてもらいましても、例えば、うちの80歳になる僕の
父親が先日アイフォンに機種変更して、80歳にもなるのにアイフォンで何か
毎日さわっているという、そういう時代にもなってきてるのかなと感じますの
で、そういう部分ではいろんな方がこれから情報を見られるようないい形でつ
くり上げていけると、僕も楽しみにしております。
次に、フェイスブックのお話の方をちょっとお聞きします。
フェイスブック、4月から本格ということで、すごく楽しみにしております。
その中で、スタートキャンペーンのときのPRの景品であったりとか、そうい
うものもすごくスタートしては魅力的かなと思います。ただ、やはり長く続か
ないものにもなってくるのかなと思います。プレゼントキャンペーンは、やは
り、最初の、目で見て話題性としては高いですけども、それがずっと続くもの
でもないのかなと。もちろん、予算もかかってきますし。そういう部分では、
逆に、また違ったキャンペーンであったりというものを打っていくのも1つの
話題性になるのかなと思います。
ほかの市では、例えば、一日市長というものを応募したところ、午前中で応
募者が多数になってしまい、打ち切ってしまったとか、そういう話も聞いてお
ります。そういうな部分でも、いろんなマスメディアにも話題にもなってくる
し、また、子どもたちや親にも、この坂井市のどういうことをしているかとか、
情報的なものも見ていけるような企画になるのかなと思います。
そういう部分で、先ほども御答弁いただきましたように、坂井市の魅力を発
-130-
信するだけではなく、より身近な、職員であったり、我々であったり、そうい
う目線での訴え方というのも大事になってくるのかなと思いますので、そうい
う部分でそのフェイスブックっていうのを運用していけると、またおもしろい
かなと思います。
また、先日、予算特別委員会で前田議員が、越前加賀宗教のプロモーション
ビデオが坂井市のホームページで見れないということもお話ししていました。
ホームページの方に載せるのに時間がかかったり、予算がかかるのであれば、
ユーチューブに上げて、そこからフェイスブックにリンクをつけたりとか、そ
ういう部分では予算も時間もかからないものだと思います。そういう形で、い
ろんなSNSを利用してフェイスブックと連動していくという形もこれから考
えていくことではないのかなと思いますけど、その部分では部長の方ではどの
ようにお考えでしょうか。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)今、御提案の内容で内容を充実していくということ
が非常に大切だと思っておりますが、公的なフェイスブックあるいはホームペ
ージという中で、どういう課題があるのかを含めて検討させていただきたいと
思っております。
○
議長(橋本充雄)2番、後藤議員。
○
2番(後藤寿和)先日、永平寺の方のユーチューブもスタートしたという
ことで、永平寺の方でちょっとお話を聞かせてもらったところ、各課に担当を
1人ずつつくって、その中でフェイスブックやツイッターなどの情報発信をし
ていく人をつくっていったそうです。その中でワーキンググループもつくって、
情報の交換であったりとか、そういうものをしていき、連携をとっているとい
う話もお聞きしました。やはり、その中でも、自由さ、そして、楽しさ、そし
て、緩さというものを必要として、楽しんでやるということを第一前提として
行っているそうです。今後、この坂井市もフェイスブックを立ち上げるのです
から、やはり、他市にはないようなおもしろみ、そして、情報をそういうもの
で得て、若い人たちが1つでも興味を持っていただけるようなフェイスブック
になれば、僕はすごく訴えてきた感があるかなと思いますので、どうぞそちら
の方はよろしくお願いいたします。
次に、ニューリーダーの方の御質問をさせていただきます。
今、部長から御答弁いただいたように、いろんな事業の方をしているのだな
というふうに感じました。僕も、青年部の部長をしているときに、そういう、
いろいろな懇談会であったりとかに参加させていただいた覚えもあります。今
回、このワールドカフェというものを何回か開催するということで、そちらの
方のメンバーというのはどのような形で選定するのか、ぜひ教えていただきた
-131-
いなと思います。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)これから開催していこうとする、そのワールドカフ
ェのテーマの設定であるとか、あるいは対象者の考え方といったものを含めて、
これから具体的なものを検討してまいりますので、できるだけ市民の皆さんに
参加していただけるような、そういった方向を検討していきたいと思っており
ます。
○
議長(橋本充雄)2番、後藤議員。
○
2番(後藤寿和)そのワールドカフェということで、若い人たちやいろん
な各種団体の方にもお声がけして定期的に同じメンバーが集まれるような形で
やれるのが一番その話も膨らんでいくのかなとも思いますし、ぜひ、そういう
形でワールドカフェというものを開催していっていただきたいなと思います。
先日、若いお母さんなんですけど、ちょっと用事があってお話をしていたと
きに、広報紙とかを見ないようなタイプの人だったんですよ。しかし、「議会
報告会を見ました」と、「SNSのことを、後藤さん、すごい言ってくれてて、
すごく期待してます」というお言葉もいただきました。そういうところで、や
はり見ている人は見てるんだなと。SNSを利用して情報を得られるのは、私
らとしてはすごい便利ですということも言ってくれてました。そういう声もこ
のワールドカフェなんかでも上がってくれるような人たちを集めてやっていけ
れば、またおもしろいこともできるのかなと思います。
そういう部分では、坂井高校とのカリキュラムのお話、すごく期待できます。
こちらの方も、高校生の目線ということで、我々が考えられないいろいろな発
想のものが出てくるのではないのかなと期待しております。そういう部分で、
坂井市の情報発信やニューリーダーになるような人たちを人材育成できていく
ということを坂井市がこれまで以上に考えてくれているのだなと思いまして、
今回の一般質問を終了させていただきたいと思います。ありがとうございまし
た。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
午後は1時5分より再開をいたします。
○
(午後0時03分
休憩)
(午後1時04分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
6番、南川直人議員。
○
6番(南川直人)皆さん、御苦労さんでございます。午前中、私の地元か
ら傍聴の方もいらっしゃいましたけれども、帰られたようでございますけれど
-132-
も、頑張って進めます。6番、志政会、南川直人でございます。
昨日、私の母校でもあります丸岡中学校の卒業式に出席をさせていただきま
した。大変厳かなすばらしい式典の中、216名の卒業生が巣立っていきまし
た。特に、最後に生徒と先生方が全員で合唱した「旅立ちの日」には、丸中全
体の温かい和と結束力を感じ、大変感動いたしました。思わずもらい泣きをし
ました。この生徒たちが大きく成長してほしいと願わずにはいられません。
その卒業生も4月からは高校生でございます。新聞などで報道されていまし
たけれども、早ければ来年の参議院選から、現在20歳以上の投票年齢が18
歳以上に引き下げられるとの記事がありました。高校3年生で選挙に参加する
有権者も出てくるわけでございます。これを受け、我々は将来の日本を背負う
若者に何を託せるのか、若者がこの坂井市において成長する過程において市は
どうかかわっていくのか、あるいは、かかわれるのか、選挙権が引き下げられ
る今こそ考えるべきであると思い、次の質問をいたします。
表題1のキャリア教育における市内高校生に対する資格取得についてですが、
キャリア教育とは、経済産業省のホームページの中で、一人一人の社会的・職
業的自立に向け必要な基盤となる能力や態度を育てることを通してキャリア発
達を促す教育とあります。
つまり、自分の将来への夢や希望に向けて、学ぶ目的や働く意味を考え、自
分の生き方を探すための教育であると思います。坂井地区では、キャリア教育
推進協議会が設置され、産学官が共同して職場体験学習を初め地域の実情を踏
まえたキャリア教育が実践されようとしています。
また、坂井市においては、県立坂井高等学校が開校し、総合産業高校として
歩み始めています。人口減少あるいは若者の県外定住などの問題を抱える今、
地元高校生に対する支援は、日本の将来の生産性の向上のためにも必要なこと
であると考えます。市のキャリア教育の取り組み、また高校生の資格取得支援
について質問をいたします。無論、先ほど川端議員の質問の中にありましたよ
うに、坂井高校は県立高校でございます。市としての取り組みとして何らかの
問題があるかもわかりませんし、また、キャリア教育推進協議会においては、
商工会の会長が会長をし、また、その組織の中には各企業等々もございます。
ただ、教育という面から見ますと、やはり教育委員会がリーダーシップをとる
べきはないかという思いがあります。
そういった意味も含めまして、4つの質問をいたします。
まず1番目ですけども、キャリア教育推進協議会に坂井市教育委員会として
どのようにかかわっていくのでしょうか。
2番目に、坂井高校の第1期生は82%が坂井地区からの入学と聞いており
ます。在学中に広く市内企業を知ってもらうための企業訪問の際のバスの手配
-133-
ですとか、企業PRについて市として何らかの支援ができないでしょうか、お
尋ねいたします。
次に、3番目として、保護者と企業のミスマッチをなくすため、市内企業に
ついて、保護者に対して企業の情報などの発信ができないかお尋ねいたします。
4つ目といたしまして、坂井高校においては、工業科だけでも、取得可能な
資格が技能検定士など25種類以上あると聞いております。教育は投資である
という観点から、人生の糧となる資格を取ろうという意欲を持ってもらうため
にも、受験料などに対する支援ができないかお尋ねいたします。
次に、表題2でございますけれども、坂井市における商標、地域団体商標に
ついてお聞きいたします。
昨年末より、各新聞紙上で「悪意の商標出願」という形で、これは中国での
問題でございますけれども、地方創生に欠かせない地域ブランドをどう守り、
どう育てるかという問題が提起されています。また、同時に、地名は財産であ
るという意識も必要であると指摘されております。
坂井市においても、多くの地域ブランドを有し、民間、各企業、各団体が商
標あるいは地域団体商標を登録しておりますけれども、市として先頭に立ち、
シティセールスを企画推進する上でこの問題にどう取り組むか、質問をいたし
ます。あくまで民間企業ということで考えることであるというふうにもとりま
すけども、やはり地方創生の中で行政の果たす役割もふえてくると思います。
そういった意味も含めまして、3つの質問をします。
1つ目ですけれども、地域ブランド力を高めるため、市としての知的財産保
護にどのようにかかわるのか、お尋ねをいたします。
2つ目、市において知的財産戦略の策定の計画はないのでしょうか。
3つ目といたしまして、本年施行が予定されている地理的表示法に関してど
のように取り組むのかお尋ねをいたします。
以上、よろしくお願いいたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)南川議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは、
商標、地域団体商標についての御質問にお答えし、キャリア教育における市内
高校生に対する資格取得支援については、後ほど教育長からお答えをいたしま
す。
まず、地域ブランド力を高めるため市としての知的財産保護にどのようにか
かわるのかの御質問でございますが、知的財産権は、産業の発達を図るための
権利として、特許、実用新案、意匠、また、商標の4つの産業財産権がありま
して、特許庁で管理されています。
また、坂井市に関連する地域団体商標としては、越前竹人形、越前がに、越
-134-
前織などが登録をされておりまして、魅力的な地域資源が豊富で、商工業振興
の観点はもとより、地域の力を発揮していく上でも知的財産権を保護し適切に
運用していくことが重要であるというふうに認識をいたしております。
本市では、中小企業の活性化を図る上で、平成27年度から、中小企業振興
支援事業の中で、知的財産権などを取得した際に費用の一部を助成することと
しております。中小企業の地域ブランド力を高めるため、商標登録する場合に
負担となる商標出願料、商標登録料についてや、出願手続を弁理士に委託する
場合の経費などの補助対象経費の2分の1以内で20万円を上限として支援を
してまいりたいというふうに考えております。
また、商標登録制度の必要性や手続、保護については、専門的な知識を要す
るため、知的財産取得に関する公的機関の県発明協会の知財総合支援窓口を紹
介するなどの支援をしていきたいというふうに考えております。
次に、市における知的財産戦略の策定計画についての御質問にお答えをいた
します。
知的財産基本法では、経済社会において知的財産が積極的に活用される中で、
その価値が最大限に発揮される必要な環境整備を行うこととしております。ま
た、地方公共団体の責務として、知的財産の創造や保護及び活用に関し、国と
の適切な役割分担を踏まえて、地域の特性を生かした自主的な施策を策定する
こととされています。
市では、中小企業振興基本条例の基本理念の中で、経営の革新及び起業の促
進を図るための施策について振興を図ることとしておりまして、平成27年度
に、知的財産取得の際の経費の一部助成により支援してまいりたいというふう
に考えております。
知的財産戦略については、特許庁において、中小企業やベンチャー企業の経
営者や支援者に対して戦略マニュアルを策定をしております。その中で、知的
財産は、特に物づくりを進める中小企業にとって、重要な経営戦略とされてい
るところでございます。
知的財産戦略の策定に関しましては計画策定の予定はございませんが、中小
企業者等が知的財産取得を進めていくことは重要な問題として認識しておりま
すので、特許庁が策定した知的財産戦略マニュアルの周知や専門機関の相談窓
口を紹介するとともに、計画策定につきましては今後の研究課題として取り組
んでまいりたいというふうに考えております。
続きまして、地理的表示法にどのように取り組むかについてお答えします。
特定農林水産物等の名称の保護に関する法律、いわゆる地理的表示法でござ
いますが、昨年6月26日に公布され、本年6月に施行の予定でございます。
地域ブランドには、地域内において品質の統一化が図られず、産品のブラン
-135-
ド価値の向上が図られていない、また、有名な商品などについてはブランドへ
のただ乗りが行われているなどの課題があります。産品の名称を国が登録し、
その表示などの不正使用を防止する措置を講じる地域団体商標制度では、品質
を守る取り組みは、あくまでも自主的な取り組みにすぎず、品質を制度的に担
保することはできないことや、商標権はあくまで私権でございまして、侵害へ
の対応は訴訟などによる自力救済ということで、農林漁業者などが行うには一
定の限界があるなど、これらを克服する制度として創出されたのが地理的表示
法でございます。
福井県においては、地域団体商標されているものは15余りありまして、本
市の農林水産物に関するものでは越前がにがあり、申請主体は県の漁業協同組
合連合会などの協同組合、商工会などですが、地理的表示の場合は、生産・加
工業者の団体や法人格を有しない地域のブランド協議会などであります。
地理的表示法は、地域共有の財産として、品質などの基準に関して、登録申
請にあたり基準を定め、その内容を公示し、品質管理に関しても登録された生
産者団体が生産工程管理業務規定に従って行うことが必要であるなど、地域団
体商標に比べ、条件が厳しくなってきております。反面、保護の期間が、地域
団体商標の10年に比べ、取り消されない限り無期限で存続し、不正表示への
対応は農林水産省が取り締まるなど、強い保護制度であります。
今後、法施行に向け政省令が交付され、農政局別ブロック説明会などを経て
施行される予定で、地理的表示保護制度の普及啓発に係る情報提供や登録申請
に係る産地からの相談を一元的に受け付ける相談窓口も整備されるようであり
ますので、本市においては、この制度に関して、登録するメリットがある地域
ブランド産品があるか、生産・加工業者団体などから情報収集を行いながら、
制度の有効活用に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解
をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、キャリア教育における市内高校生に対
する資格取得支援についての御質問にお答えをいたします。
まず、キャリア教育推進協議会に坂井市教育委員会がどのようにかかわって
いくかの御質問にお答えをいたします。
坂井地区キャリア教育推進協議会は、本年2月に、職業教育に取り組む産官
学連携による協議会として県内で初めて発足したものであります。
この協議会では、坂井地区の次代を担う中・高校生が、良好な職業感、勤労
観を持ち、みずからの人生を切り開く力を備え、地域貢献の意欲を抱くことを
目指しております。この協議会は、坂井市教育委員会が中高連絡事業の一環と
して積極的に働きかけて実現したものであります。産・官・学が協働し、職場
-136-
体験、インターンシップ等を初め、地域の実情に合ったキャリア教育を推進す
るために、これから関係機関が一丸となって進めることになりました。
坂井市教育委員会としては、協議会の活動はもちろんのこと、特に中学校職
場体験等の充実やキャリア教育の推進に主にかかわっていきたいと考えていま
す。また、平成27年度には、坂井市として独自に、市内の中学校のキャリア
教育推進のため、企業から講師を招いて講演会や研修会を開くための費用支援
を予定しております。
次に、広く市内企業を知ってもらうための企業訪問の際のバスの手配や企業
PRについて市として支援できないのかについての御質問にお答えをいたしま
す。
坂井地区キャリア教育推進協議会として、企業見学会などの実施を計画して
いるところであります。今後、実施段階での内容を確認した上で協議をしてい
きたいと考えています。また、企業PRにつきましては、生徒に対して坂井市
の企業について紹介することは大変重要なことだと考えています。協議会とし
て、構成員であります、商工会、企業会を初め企業関係者によりまして積極的
にPRを実施していきたいと考えています。
次に、ミスマッチをなくすため、市内企業について保護者に対して企業の情
報などを発信してはどうかという御質問でありますが、先ほど申し上げました
とおり、企業を幅広く知ってもらうため、企業関係者を初め商工会などの協力
を得て企業PRを実施していく中で、職業のミスマッチをなくすためにも、生
徒だけでなくて、保護者に対しましても企業の情報を発信していきたいと考え
ています。
次に、坂井高校においては、工業科だけでも取得可能な資格が技能士検定な
ど25種類以上あると聞いております。教育は投資であるという観点から、受
験料を免除してもらうとか支援したらどうかという御質問にお答えします。
現在、工業高校には4学科ありまして、取得可能な資格が、技能士検定など、
確かに25種類ほどあるわけであります。生徒の資格取得につきましては、生
徒の資質向上にはもちろんのこと、就職にあたっては大変有利な条件の1つで
あります。しかしながら、資格、検定受験にあたり、受験料の支援については、
対象者が限定され、多くの高校生が対象にならないことから、公平ではないの
ではないかという意見もあります。今後、支援につきましては、県並びに高校
など関係機関ともしっかりと協議をしながら対応を考えていきたいと思います。
以上です。
○
議長(橋本充雄)6番、南川議員。
○
6番(南川直人)それでは、順番どおり、1番のキャリア教育の方から再
質問をさせていただきます。
-137-
先日、私どもの会派の研修で内閣府の担当者よりお聞きした説明の中で、ま
ち・ひと・しごと創生総合戦略のアクションプランの中で、地域人材育成プラ
ンとして、高等学校などの人材育成機能の強化や地域産業の振興を担う人材育
成とございます。
地域の中でそういった人材を育てていかなければならないというような方向
性かと思いますけれども、私の持論で申しわけないんですけども、財務部長に
お聞きしたいわけでございますけれども、人口減少により、国力といいますか、
地域力が落ちていくと、生産力、国でいうとGDPが落ちていくというような
状況において、私も含め、一人一人の人間の国民の生産性を上げるということ
が、そのGDP減少に、これは机上の上の数字でございますけれども、貢献す
るのかどうかというところを財務のプロとしての所見をちょっとお伺いしたい
と思います。
○
議長(橋本充雄)野路財務部長。
○
財務部長(野路良二)ただいまの御質問でございますけども、経済の成長
そして生産性の向上ということでの御質問で、私が答えるのが適当かどうかは
わかりませんけども、確かに、経済成長っていうものにつきましては、生産性、
そして、資本、そして、労働力というふうな3つの要素が必要になってきます。
そこで、人口減少によって労働力が減少することは、確かに経済成長の阻害要
因にはなりますけども、生産性とか資本力を向上させることによって、それの
問題についてを補えるというふうに考えております。
したがいまして、年率1%の人口が減少したとしても、生産性が1%上がれ
ば同じような結果になるというふうなことであるというふうに考えております。
以上です。
○
議長(橋本充雄)6番、南川議員。
○
6番(南川直人)あくまでも机上の論理であるとは思いますけれども、や
はり、そういった意味も含めて、この坂井市内における中高生、特に、高校生、
坂井高校は県立高校ではございますけれども、総合産業高校ということもあり
まして、そういうところへの支援、そして、レベルアップといいますか、そう
いうスキルアップを図るということは重要になってくるかと思います。
そういった意味も含めまして、この市と市内の子どもたちが成長していく過
程においてのかかわり方というのを見てまいりますと、幼稚園、幼保園、小学、
中学と、義務教育ということもありまして行政がかかわるのはこれは当たり前
でございますけれども、中学校を卒業して高校になり、その後、市としてかか
わるのは成人式になってしまうのかなと思っております。その成人式において、
例えば、クラス会をしようとか、また、成人式、20歳になって、また戻って、
この市とのかかわりを行政の方から働きかけるというような、この経緯を見ま
-138-
すと、この子どもたちが、生徒が、高校時代に関する行政とのかかわりという
のがぽっかりあいてしまっているような、そんな印象を私は受けております。
我々の高校時代はそれでよかったわけですけども、人口減少時代も迎え、いろ
んな情報が頻繁になる中で、やはり、中学校を卒業してから成人式までのかか
わり方、その中で、大学は広く国外や県外に子どもたちも拡散していきますし、
日本の大学進学率もOECDの中では51%と決して高くはないということも
踏まえ、やはり、高校におけるかかわり方というのをもっと密にすべきではな
いのかなと、そういう意味も含めて今回のこの質問をさせていただいたわけで
すけども、教育長、私の今の意見に関してどのようにお考えでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)教育委員会としては、いわゆる幼少連絡協議会とか、
連携もやっています。それから、次は小学校と中学校の連携も非常に頑張って
やっています。そういう中で、今、南川議員がおっしゃられたように、高校と
いうことになると、県の方とのかかわりが強くなって、坂井市として手を伸ば
すとか、連携を深めていくってなかなか今までは難しかったわけでありますけ
れども、今、坂井市に大きな840名の坂井高校ができたということもあって、
これからはしっかりと連携していったらいいんでないかというみんなの御意見
もいただきながら、中高連絡協議会というのをつくりながら、三国高校も、そ
して、もちろん、丸岡高校も、そして、現在の春江高校、坂井高校、この4つ
がしっかりと中学校も含めて連絡をしながらやっていくと、その中で、特に坂
井高校ができてきて密になりました。その中で、キャリア教育というものもク
ローズアップしてきたわけでありますし、魅力的な学科も出てきて、今、坂井
高校に進学する者は、坂井市出身は80%以上超えているわけでありますので、
我らの高校ということも含めて、いろいろ、魅力のある事業ができたらいいな、
そして、どんどん地元に根差した、そういう我が町の高校ということになって
いけたらいいかな。そのためには、やっぱり、学力はもちろんのこと、いろん
な部活なんかで、野球であったり、バレーであったり、サッカーであったり、
いろいろな部分でどんどん活躍してくれることによって、坂井市の知名度も上
がっていくのではないかなと。それこそ、相乗効果がどんどん上がって、普通
高校である丸岡高校も向上していくのではないかな、そんなことを、今のとこ
ろ、夢見ているわけであります。
○
議長(橋本充雄)6番、南川議員。
○
6番(南川直人)何遍も申しますけども、あくまで県立高校ということも
ございまして、市としてのかかわりというのは難しい面もあるかもわかりませ
んけれども、すぐには結果が出るようなわけではないかもわかりませんけれど
も、やはり、行政として、市として、高校の子どもたち、坂井市の子どもたち、
-139-
今、教育長が言われた丸岡高校、三国高校も含めたそういった子どもたちへの
かかわり方というのもさらに考えていただきたいということを要望します。
次に、商標の問題でございますけれども、坂井市において、市内の、この、
先ほど、市長の方から地域団体商標については、越前竹人形、越前織、また越
前がにという御答弁がございましたけれども、これは非常に難しいと思うんで
すけども、坂井市内においての商標の登録がおおむね把握されているかどうか
をお尋ねいたします。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)ただいまの商標の坂井市内の登録でございます
けども、現在、きちんとした数字はちょっと把握してございません。今ほど、
市長が答弁されましたように、地域商標の登録については県の方で一括して把
握しているところもございますので、それはきちんとしておりますけれども、
あくまでも私権に基づく権利でございますので、今のところ、把握はしてござ
いません。
○
議長(橋本充雄)6番、南川議員。
○
6番(南川直人)商標にもいろんな分類がございますので、なかなかそれ
は難しいと思うんですけども。例えば、この地域団体商標、これは、地域とい
うからには、地名がついた商標でございます。越前竹人形、越前織と、越前が
にと、越前がつくのはあるんだけども、坂井はないと。今、予算書なんかにも、
いろんな形で行政が支援していくという中で、坂井の地域団体商標がないのは、
ある意味、ちょっとさみしいところかなという思いもしておりますけれども、
実際、そういった商品等々がなければいけませんし、また、そういった団体が
そういったものを登録しなければならないんですけれども、今後、そういった
地域団体商標等について市としてそれを支援するというような、行政としてそ
れを支援すると、先ほど市長の御答弁にもいろんな補助的なものはございまし
たけれども、金銭的なものだけではなくて、いろんな意味でのアドバイス等も
含めたきめ細かいような支援というのは行政として可能なのかどうかというの
を、部長、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)ただいまの御質問でございますけれども、知的
財産の登録とまた保護につきましては、平成27年度から、新たな、中小企業
における技術革新を支援するという立場から、経費の一部について助成をして
いくということにしております。経費の助成ばかりではなく、中小企業のこれ
からの物づくりの大事な武器となるようなことでございますので、できる限り、
知的財産につきましては、市の方としても保護につきましては支援をしていき
たいというように考えておりますけれども、何分、これは専門的なもので、法
-140-
的知識も十分踏まえた中で対応していくということが求められておりますので、
市といたしましては、知的財産の保護につきましては、福井県の中での窓口と
なっております県の発明協会、これは全国組織のうちの福井県の支部でござい
ますけれども、ここが一括していろんなサービスをやっておりますので、ここ
の窓口となるような形で応援をしていきたいと思います。この県の発明者協会
におきましては、知的財産に関するいろんなアドバイス、また、専門家の派遣、
それと、中小企業のいろんな関係する機関との連携、登録されております弁理
士とのマッチング紹介事業、あるいは、出願、登録、手続等のときのいろんな
支援というような、主にこの5つの分野での支援をしております。こういう団
体への総合的な窓口として、これからも支援をしていきたいというように考え
ております。
○
議長(橋本充雄)6番、南川議員。
○
6番(南川直人)発明協会の方々などは私などもよく存じておりますけれ
ども、ただ、その中で、これは例えばなんですけども、今、「花あかり」が坂
井市の中でもブランドとして出ております。この「花あかり」を検索いたしま
すと、確かに商標なんかも取られております。ただ、いろんな形での分類で登
録されているわけですけれども、お米という形では、たしかなかったと思うん
ですけども、そういったことも、やはり、市として、これはどうなんだ、こう
なんだというようなことも先持っていろんな団体に指導するというようなこと
も必要ではないのかなと思っているわけですけども。最後にしたいんですけど
も、その辺に関しては、部長、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)ただいまの御質問につきましては、ある程度、
専門的な知識、また、人材も必要でございますんで、今後の研究課題として取
り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解、お願いします。
○
議長(橋本充雄)6番、南川議員。
○
6番(南川直人)よろしくお願いします。一筆啓上賞とか、あるいは、こ
のゆりの里なども、どういった形の商標になるかはわかりませんけれども、市
としてある程度のその把握はしていただきたいと思っておりますので、よろし
くお願いいたします。
坂井市は越前織という世界のブランドを持っている、そういった産地でもご
ざいますので、そういったブランドに対する商標等に関しても行政として一層
かかわっていただきたいということを要望いたしまして、一般質問を終わりま
す。
○
議長(橋本充雄)次に、8番、戸板進議員。
○
8番(戸板
進)議席番号8番、志政会の戸板進でございます。よろしく
-141-
お願いいたします。
私、昨年、議員としてきょうまで充実した議員活動を行っているなというふ
うに思っております。2年目である今年もまた頑張っていきたいと思っており
ますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。
まず、JR丸岡駅周辺整備についであります。
市長は、これまでの庁舎建設等の中で、新庁舎の建設に対しては現在の場所
で増改築等を検討するというふうに答弁をしているというふうに思います。そ
の市の庁舎であるとか、その市にあるJRの駅は、その市の顔であり、また玄
関口であるというふうに思っております。この坂井庁舎に近いJRの丸岡駅は、
坂井市の玄関口であり、また坂井市の顔というべきものであるというふうに私
は思います。
先般も、新聞などを見ますと、金沢駅では、もてなしドームと鼓門が建設さ
れてから10年が経過し、金沢の顔となり、きょうのような雪の降る中でも、
記念写真を撮りに来る観光客が後を絶たないというふうに聞いております。
また、先般の新聞にも、福井駅西口にも恐竜のモニュメントが建設されたと
いう記事もありました。きっと、この福井駅の恐竜も、福井駅を降りた人には
福井県が恐竜王国であるということを実感をさせられるものであるというふう
に思っております。
坂井市においても、これからの10年、20年後のためにも、坂井市の玄関
口であるJR丸岡駅の整備が必要であるというふうに考えております。また、
現在の丸岡駅の駅南側の踏切付近でありますけども、道幅も狭く車の対面もで
きないという、交通の便が非常に悪いのが現状であります。市の玄関口である、
そういう西口を整備するということはこれから必要ではないかなというふうに
思っております。また、こういうJR駅については、公共交通機関の発着点と
なるべき施設でもあるというふうに思っております。JR丸岡駅を利用した人
がそのままコミュニティバスを利用することができるなど、現在のコミュニテ
ィバスの起点が道の駅さかいになっておりますけども、JRを利用した人がコ
ミュニティバスを利用するなど、JR丸岡駅を起点とすべきであるというふう
に思います。
このことから、JR丸岡駅西側整備について、次のことについて質問をさせ
ていただきます。
まず、コミュニティバスの発着点となるようなロータリー的広場になるよう
な整備ができないか、また、先ほども申しましたように、福井駅に恐竜のモニ
ュメントができるように、坂井市の観光ブランドである丸岡城、東尋坊、そし
て、越前がになどの、何かそういう、市を代表するようなモニュメントの建設
-142-
はできないか。
次に、現在、法人化を進めていると聞いております坂井市観光連盟の事務所
を兼ねるような、仮称ではありますけども、坂井市観光会館の建設などができ
ないか。
次に、先ほど申しましたように、南側踏切も含め、福井港丸岡インター連絡
道路から利便性がよくなるような整備ができないか。それから、現在、JRは
JR丸岡駅という地名であります。以前からも、知らない人がこの丸岡という
のを聞くと、歩いて丸岡城へ行けるというふうに勘違いする人が多くいると聞
いております。この駅名を変更するということはかなり経費がかかるというこ
とも聞いております。在来線が第三セクターに変更するには、路線名の変更な
ど、当然、変更に経費がかかると思われます。例えば、北陸新幹線の中にも、
黒部宇奈月温泉というような、その地を代表するような駅名があります。それ
にあわせて、駅名の変更はできないか。例えば、越前坂井であるとか、例えば、
丸岡城、東尋坊などと、そういうふうなその地を代表するような駅名はできな
いかということでございます。
次に、京福本丸岡駅周辺整備について御質問をいたします。
丸岡城への有料入場者数も年々増加傾向にあり、近年は10万人を超えてい
るというふうに聞いております。今年7月に一筆啓上手紙資料館が完成すれば、
今まで以上に観光客の増加が見込まれるわけであります。
平成20年に作成されました坂井市都市マスタープランを見ますと、市街地
内の丸岡城周辺や丸岡図書館、総合支所、バスターミナル等の公共公営施設が
集積する一帯を、安全快適歩行エリアと位置づけ、城下町の雰囲気を感じなが
ら歩くことができる交通環境の整備を進めるとされております。これに基づい
て、本丸岡駅から丸岡城までの、今現在、道路のカラー舗装であるとか、また、
この駅近くに、観光案内板を設置すると思われるわけであります。この安心快
適歩行エリアの実現に向け、日本最古の天守閣、丸岡城をもっと県外にPRす
るため、町なかを散策するための拠点づくりが必要であるというふうに考えま
す。
その核となるものとして、京福バスとの協議になるかとは思いますけども、
本丸岡駅舎をぜひ建設をしていただいて、その中に丸岡観光協会の事務局を独
立させるなど、まち協とともに丸岡町内のまちづくりに取り組んではどうかと
いうふうに思いますけどもいかがなものか、御答弁をいただきますよう、よろ
しくお願いをいたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)戸板議員のJR丸岡駅周辺整備と京福本丸岡駅周辺整備
についての御質問に御答弁をさせていただきます。
-143-
まず、JR丸岡駅西側整備計画についてお答えをさせていただきます。
我が国は、2006年をピークに人口が減少する局面に入っておりまして、
人口構造においては、少子高齢化が進み、高齢者の比率が高い社会構造となっ
ておりまして、この人口構造の変化は、社会保障費の増大を招き、我が国のあ
らゆる分野の社会システムの見直しを迫るものであります。
都市の基盤整備においては、人口の増加を前提とした、農地などを埋め立て、
都市基盤の拡大を進める手法が用いられてきましたが、高齢者の比率が高く、
人口減少が進むこれからの時代においては、既存の都市インフラや空き地・空
き家・空き店舗などを有効に活用しつつ、持続可能で都市機能が集約され効率
的かつ質の高い暮らしを営むことができる住環境の整備が必要であるというふ
うに考えています。
特に、身体的機能の低下などにより運転ができない方の移動手段の確保や子
育てしやすい環境づくりなど、ソフトとハード両面から、弱者に優しい住環境
を整備することが、今、求められているところであります。
御質問のJR丸岡駅西側周辺整備につきましては、具体的な整備計画がなく、
都市計画マスタープランにおいて土地利用の整備・誘導方針のみが示されてい
るところであります。
JR丸岡駅は坂井市の玄関口として重要な役割を担っておりまして、近隣に
は幼保園、小学校、高校、中央公園などがあり、良好な居住環境が整備されて
います。このような地域においても、今後、人口減少により、空き家・空き店
舗等が増加することが懸念されているわけでございます。このため、駅周辺の
整備に関しましては、先ほど申しましたように、既存の都市インフラや空スペ
ースなどを有効に活用するという視点を持ち、都市機能が集約され効率的で質
の高い暮らしができる環境整備を進めてまいりたいというふうに考えておりま
す。
次に、JR丸岡駅をコミュニティバスの起点とする考え方についての御質問
でございますが、現在のルートは、基幹ルートが4ルート、接続ルートが10
ルートの計14ルートを、バス6台、ワゴン車2台で運行いたしております。
現在のこのコミュニティバスの運行体系におきましては、基幹ルートの起点
と終点を同一にすることで、基幹ルートの運行後、そのバスを回送することな
く、引き続き、接続ルートに切りかえて運行することができ、運行費用のコス
ト削減にもつながっております。
したがいまして、現在において、起点となっている三国総合支所、丸岡バス
ターミナル、霞の郷が、基幹ルートの運行上、位置的にも適しており、さらに
駐車スペースも備えていることから、コミュニティバス事業の効率的な運用を
図っているものと考えております。今後も、積極的に市民ニーズを取り入れた
-144-
運行を行っていきたいというふうに考えております。
次に、坂井市を代表する東尋坊、丸岡城のモニュメント設置についてでござ
います。
現在、JR丸岡駅を利用する観光客の利便性を図るため、JR丸岡駅構内に
観光パンフレットを置いたり、駅前には観光案内板を設置して近隣の観光施設
やモデルコースの紹介をするなど、観光客に配慮した取り組みを行っておりま
す。
このような中、3月14日の北陸新幹線の金沢開業より、JRを利用した首
都圏から北陸に多数の観光客の来訪が想定され、本市といたしましても、東尋
坊、丸岡城など坂井市を代表する観光資源を活用し、これら首都圏から観光客
の誘客の取り組みが重要であるというふうに認識をいたしております。
現在のJR丸岡駅に観光PRに効果的な大きさのモニュメントを設置するこ
とになると、スペース的に余裕のないJR丸岡駅においては、利用者に不便を
かけることになることも予想されるため、設置は困難であるとも考えておりま
す。
次に、仮称でありますが、観光会館建設についてでございますが、現在、本
市の観光情報拠点施設としては、東尋坊交流センター、丸岡観光情報センター、
竹田水車メロディーパークなど、既存施設によるさらなる観光情報発信の充実
に取り組んでおり、観光情報のPRの役割は重要であるというふうに感じてお
ります。
一方、市が取り組んでおります公共施設マネジメント白書においては、新た
な公共施設の建設に関しましては、慎重に対応すべきとの考えも示されており
ます。このことを踏まえ、(仮称)観光会館建設については、慎重に検討する
必要があるというふうに考えております。
次に、JR丸岡駅南側踏切周辺の道路拡幅についての御質問にお答えをいた
します。
JR丸岡駅前の線路を横断する県道春江・丸岡線につきましては、現道の幅
員が狭く、地元区からも通学道路としての道路拡幅の要望が出ている状況でご
ざいます。
道路管理者である福井県三国土木事務所においては、小中学校の通学道路で
もあることから、平成25年度に路側帯の拡幅のため、外側線の引き直しを実
施したところでございます。
現在は、朝、夕の通勤通学時間帯以外は比較的交通量が少ない状況でありま
すが、県に対し継続的に要望もしてまいりたいというふうに考えております。
次に、在来線が第三セクターになることに合わせて丸岡駅名の変更は考えら
れないかとの御質問でございます。
-145-
北陸新幹線の開業と同時に現在の北陸本線については第三セクター化されま
すが、開業の2年前ごろに第三セクターを設立し、1年前には経営計画を策定
しなければならないこととなっています。
議員御質問の丸岡駅名の変更についてでございますが、駅名については第三
セクターが決めることとなっており、変更への検討を行っていくことは可能で
ありますが、これまでに第三セクターとなったところでは、ほとんどが一般的
になれ親しんだ駅名をそのまま使用しているのが現実であります。
また、仮に駅名を変更する場合には市民とのコンセンサスが必要であります
し、また、あわせまして、他交通機関のシステム上の駅名の変更などに伴う多
額の費用が必要となります。
最後に、京福本丸岡駅舎を建設し、駅舎内に丸岡観光協会事務所を設置して
はどうかについてお答えをいたします。
丸岡地区の観光誘客の一環としましては、丸岡城への観光客の町なか誘導の
起点としての丸岡総合支所周辺の整備、及び丸岡総合支所から丸岡城に至る市
道の美装化を、国の補助事業を活用し、整備を進めてまいりました。
現在、丸岡観光協会の事務所は丸岡観光情報センターを利用しておりまして、
当協会が主体となって実施する丸岡城桜まつり開催の利便性を考慮した場合、
現状では当該箇所が妥当であると思われます。
また、京福本丸岡駅については、これまでに事業者と協議をした経緯がござ
います。事業者にもある程度の費用負担が必要なことや敷地が借地であること
など、さまざまな課題があり、重要な施設であるとは認識をしておりますが、
現在、着手できる状況ではございませんし、今後も協議を継続していきたいと
も考えておりますので、その点、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)ありがとうございます。1つ、先ほどの駅の北側の県道
春江・丸岡線ですか、歩道の拡幅等をしているということでありますけど、こ
れは南側にある踏切も含めての県道になるのかどうか、お答えをいただけます
か。
○
議長(橋本充雄)恩地建設部長。
○
建設部長(恩地
紀)ここは踏切も含めた県道となっております。ですか
ら、三国土木管理ということで、よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)わかりました。それでは、今ほどの、アクセスといいま
すか、まずは、マスタープランの中で、JR丸岡駅は東西自由通路を整備する
など、西側からの利便性向上を検討しますというふうに、この都市マスタープ
ランの中では書かれているわけでありますけども、その検討された内容につい
-146-
てお答えをいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)恩地建設部長。
○
建設部長(恩地
紀)検討しますと書いてあります都市計画マスタープラ
ンは、平成20年度に策定いたしております。このときに、坂井市全域を都市
計画マスタープランとして、各地区ごとにそういう整備計画というのをプラン
をつくらせていただきました。JR丸岡駅付近は、東側は坂井高校まで行く道
がありますけども、反対側は農道と田んぼの地区でございます。ですから、交
流をするためには、そういう東西自由通路というのが必要だという観点でそう
いう計画を検討しているということで、ここの地区については、やはり、今後、
具体的な周辺整備計画については、地区の方、まちづくり協議会等の理解を得
ながら、駅周辺の環境整備をこれから検討していきたいという考えをしており
ます。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)先ほどの最初の質問でもお願いしましたように、今の福
井港丸岡インター連絡道路が福島の陸橋までつき、そこからこのJR駅の方に
乗り入れができやすいような利便性の整備をしていただきたいなというふうに
思っております。
それと、コミュニティバスのロータリー化というようなことでありますけど
も、先ほどの市長の答弁の中では、現在の霞の郷であるとか、丸岡支所である
とかが一番利便性がいいというような御答弁であったかと思いますけども、こ
の同じく都市マスタープランの中で、各鉄道駅ではコミュニティバスの快適な
乗り継ぎ環境を整備しますというふうに書かれております。JR春江駅につき
ましてはロータリー化の計画が進んでいるかというふうに思いますけども、こ
の快適な乗り継ぎ環境整備というものを、もし具体的なことがあれば教えてい
ただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)恩地建設部長。
○
建設部長(恩地
紀)今現在、JR丸岡駅周辺ではまだ具体的なそういう
整備計画は検討されておりません。今後の課題だと思っております。
以上です。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)これにつきましても、JRを利用した方がコミュニティ
バスに乗り継ぎがしやすいような、そういうことも考えていただきたいなとい
うふうに思います。
このコミュニティバスに関してでありますけども、今現在、坂井市において
は、東西の交通アクセスが悪いと言われております。観光客が多いと思われる
-147-
土曜日それから日曜日に、丸岡城、東尋坊を結ぶコミュニティバスの運行とい
うものは可能かどうかお聞きをいたします。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)今ほどの御質問でございますけれども、コミュ
ニティバスにつきましては、土日は、今、実際、運行はしておりません。その
かわり、今、坂井市内の中で、ちょっと広域的にはなりますが、観光客を対応
するという形では、一概には言えませんけれども、いわゆる路線バスが、東尋
坊、それから芦原温泉駅、湯のまち駅、そして、永平寺をつなぐ路線がござい
ます。一般的に、県外からの観光客の対応としては、基本的には路線バスの方
がJRの特急駅を停車駅を中心にダイヤを組んで運行しているというのが実情
でございます。したがいまして、その対応をこれから坂井市内のコミュニティ
バスでやろうとしますと、それはまた大変な経費のこともございますので、今
のところ、土日の運行は今現時点では考えていないところでございます。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)確かに、土曜日、日曜日もコミュニティバスを走らすと
なると、かなり経費もかかるかというふうに思いますけども。実際問題、丸岡
城なんかに来た人が、例えば東尋坊へ行こうと思うと、一度、福井まで出て、
福井から私鉄に乗って東尋坊へ行くというような、そういう話も聞いたことが
あります。そういうのも、かなり遠回りするなということだなというふうに思
っています。
今ほどの部長の答弁で、既存の京福バス、路線バスを利用するというような
答弁だったかと思いますけども、今現在、丸岡城から東尋坊、それから、逆に
東尋坊から丸岡城へ行く路線等が1日どれぐらいあって、例えば、先ほどの市
長の答弁であるように、丸岡城であれば、一筆啓上茶屋、案内所になっており
ますけども、それとか、今、東尋坊ですと交流センターがそういう案内所の役
目をしてるかというふうに思いますけども、そういうセンターに勤めてる方が、
そういう路線バス、例えば、そこに来たときに東尋坊に行くにはどうしたらい
いですかっていうようなことを聞いたときに、路線バスがこういう路線があっ
て、ここでおりて、こう行けますよとか、そういうものが把握できてるのか、
また、すぐ答えられるような略図であるとか、そういうものが、今現在、配置
しているのであるかどうか、その辺をお答えをお願いいたします。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)今、いわゆる路線バスのダイヤ表は、所定のと
ころといいますか、どこに配置されているかっていうことは、申しわけござい
ませんが、今現時点では私もちょっと把握はしておりませんけれども、一般的
に、インターネットで見る場合もございますし、バスターミナルにはダイヤ表
-148-
が置いてあると思います。ちなみに、例えば、丸岡から東尋坊へ行く場合です
と、今、平日ですと、実際、本丸岡駅のターミナルからJRの芦原温泉を経由
して東尋坊へ行くのは、日中は9本ございます。土日になりますと若干減ると
思います。逆に、同じように、東尋坊から丸岡城へ来る場合は、JRの芦原温
泉駅を経由してバスが通ってますので、そういう路線になろうかと思います。
本数は8本か9本、大体、それぐらいは、1日の本数ですけれども、確保され
ているというのが実情でございます。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)土日が減るというのは、ちょっと。せっかく観光客が多
くなる土日が減るというのは、非常にさみしいなというふうに思っております
けども。先ほど、丸岡から東尋坊へ行く芦原温泉駅経由であっても、そういう
時間帯等、わかりやすい時刻表というか、そういうものを、先ほどの一筆啓上
茶屋であるとか、三国の交流センターにぜひ備えつけて、お客さんが来たとき
にすぐに対応できるような、そういう対応をぜひとっていただきたいなという
ふうに思います。
それと、先ほど来も、坂井高校の利用者の約8割がJRを利用するというよ
うな御答弁だったかというふうに思いますけども、今、JR駅とその到着する
電車とコミュニティバスの連携というものが、当然、朝夕に限られてるのかな
というふうに思いますけども、1日何本ぐらいあって、その利用はどの程度に
なっているか、その辺についても教えていただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)今、議員さんがおっしゃられました8割がJR
というのは、8割がJRと自転車の利用者ということですので、お間違いない
ようにお願いいたします。
それと、基本的に、今、丸岡駅でコミュニティバスの連携といいますか、い
わゆるJRが来てすぐコミュニティバスに乗れるかっていうことが、先ほどの
質問だと思います。JRは、大体、日中ですと1時間に1本、それから、朝晩
ですとちょっと本数がふえます。基本的に、コミュニティバスの基幹ルート、
いわゆる三国・坂井ルート、それから丸岡・春江ルート、両方とも1日6便ず
つ運行しておりますので、その6便は全て丸岡駅で連絡は可能です。ただ、今
言うように、すぐ乗れるかっていいますと、10分以内の待ち時間っていうの
もあれば、日中ですと30分ほど待ち時間が出るというダイヤになっておりま
す。基本的には、今、朝夕の通勤・通学の時間の結節をなるべくうまくやりた
いというか、接続したいということでやっておりますので、それでも10分か
ら20分近くなる場合もあります。全ては、大体、うちのコミュニティバスの
方が6便ずつしか動いておりませんので、それはJRには問題なく接続します。
-149-
ただ、待ち時間に多少の長短があるということで御理解いただきたいと思いま
す。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)ごめんなさい。8割というのは、確かに、自転車、それ
からJRということであります。6便でありますけども、先ほどの路線バスと
同様に、例えば、それについても、その6便がバスとの接続であるとか、そう
いうものを、今現在、JRの丸岡駅に、接続表というか、よく、ほかに行くと、
どことの接続とかそういうものはあるかなというふうに思いますけど、今現在、
すぐわかるような早見表みたいなのがあるのかどうか、ひとつお願いします。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)基本的に、ここにあるんですが、こういうダイ
ヤ表そのものがあると思います。ただ、これは、やはり見なれてないと、接続
の関係が非常に見にくいのも事実でございます。これにつきましても、バス事
業者に対して今ほどの御意見はこれからちょっと連絡をして、そういう体制を
とれないかということと、実際、京福のバスの事業者もそれなりの対応をして
いるかとは思いますけれども、充実を図るようにまた申し添えたいと思ってお
ります。
また、バス事業者なんですが、今、新幹線の金沢開業に向けて、そういうこ
とも、バス事業者として何らかの対応したいということで検討はしてるという
ことを今聞いております。ただ、バスのダイヤにつきましては、国の許可とか
申請がございますので、今すぐになるわけではないですけれども、そういう体
制を組みたいということで検討を始めているということだけは聞いております。
以上です。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)観光客っていうか、そういう利便性も考えて、早見表で
あるとか、そういうものをぜひつくっていただきたいなというふうに思います。
それと、丸岡駅の駅名の変更でありますけども、今、市長の答弁の中で、第
三セクターが決めることであるということと、今まではそれぞれの名前を使っ
ているということでありますけども、例えば、もしこれを変えるとするといく
らぐらいの経費がかかるかというような、そういう試算をしたことがあるかど
うか、一度お聞かせ願いたいと思います。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)ただいまの御質問でございます。並行在来線の三セ
ク化のタイミングで駅名変更した事例があるか、それに要した経費はどれぐら
いかという御質問だと思います。先行事例を今探しましても、直接参考となる
事例を持ち合わせていないのが実情でございます。
-150-
それで、参考となりますかどうかわかりませんが、JR路線内での駅名変更
をした事例を調べてみますと、基本的には、地元の要望による駅名変更のコス
トは、原則的に地元負担というものがあるようです。これまで最高額でかかっ
た経費は、平成15年10月に山口県の方で新山口の駅名をつくったというと
こ ろ が ご ざ い ま し て 、 そ れ に は 4 億 2 ,0 0 0 万 円 ほ ど 経 費 を 要 し て い る と い
ったような事例がございます。平成20年3月には、大津市がJRの湖西線の
中で2駅駅名を変更している事例がございまして、当初、JRが大津市に対し
まして、2億円の経費の要求をしているようでございます。ただ、変更の時期
などで、ほかの駅で同様の駅名の改修があるような場合、あるいは、新駅の設
置、JR独自のダイヤ改正の時期といったような変更要因があれば、システム
変更等の費用を関係者で案分するといったようなことで、最終的には1億3,
000万円の費用負担をしたという事例があるようでございます。
先ほど言われたように、三セク化になったときにJRとのシステム連携がど
んな具合なのかといったような要素もあると思いますので、これから、その三
セク化、あるいは、その敦賀までの開業に向けた対応の中で、そういった三セ
クへ駅名の変更についての検討といったものはやっていけると思います。ただ、
多額の費用負担が発生するということは予想されます。
以上です。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)我々も、視察等に行きますと、「さかい」と言うと大阪
の堺を連想する人が多いようであります。名前を聞いただけで、我々のふるさ
との坂井を連想するような、そういう名前に、今ほど聞きますと億単位の経費
がかかるようでありますけども、やはり、将来長く続く駅名でありますので、
ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。
最後になりますけど、先ほどの丸岡の駅の整備につきましては、いろいろと
問題もあるようであります。なかなか難しいなと思うのが実感でありますけど
も。これは私の考えでありますけど、あの近くに今使われてない織物会館があ
ります。丸岡は繊維の町と言われるように、今まで繊維で栄えてきた町であり
ます。そういう、歴史を紹介するような歴史的建物に改修等ができるか、また、
もし地元が改修等をするんであれば、それに対する支援等があるのかどうか教
えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)ただいまの織物会館ですか、これは、以前は織物検査
場、広幅織物で検査場として活用したということで、建物、市長ともよく現場
へ行って、いろいろ見てきた経緯がございます。非常に古いっていうんですか、
それは、今、所有者が一般財団法人になっているわけでございますし、土地と
-151-
建物があるわけでございます。今の活用は、一部、ほかのところへ貸している
という部分もございますけども、その組合の中で何か活用できないかというこ
とで、昔の織物を、今言う勝山の「ゆめおーれ」か、あれのミニ版みたいなの
をしたいんやっていう話はこちらの方へ伝わっておりました。ただ、現場を見
ますと、非常に古いし、耐震もないし、改修しても目的が達成できるかという
ことを内部で検討いたしました。そういう中で、維持管理の問題もあるし、い
ろんな課題もございますので、そういう中で組合の方とお話をさせていただき
ました。そうするなら、市としても財政支援も考えたわけでございますけども、
組合としても再度考えてみたいっていうことで、現在は中断しているわけでご
ざいますけども、組合の意思としては、どこかでそういうなのをできないかと
いうな要望もございますので、また、ほかの組合との関連もございますんで、
そこらを、今後、検討していきたいと思いますので、御理解いただきたいと思
います。
○
議長(橋本充雄)8番、戸板議員。
○
8番(戸板
進)ぜひ、今、丸岡地区でありますけども、先ほど言います
ように、一筆啓上の手紙資料館、その次に、お城、そして、今の織物会館って
いうか、そういう織物の歴史館というなものがあれば、町なかを歩く人も出て
くるのではないかなというふうに思いますので、再度、検討ということであり
ますので、前向きに検討していただきたいというふうに思います。
先ほども言いましたように、坂井市と言うと大阪の堺と間違うようなそうい
うことでありますけども、この坂井市が全国に知名度が上がるような、そうい
うことで、シティセールスもできたということであります。そのシティセール
スを中心に、県外全国にこの名前が知れ渡るような、そういうことをお願いを
いたしまして、一般質問を終わります。よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
2時35分より再開をいたします。
○
(午後2時26分
休憩)
(午後2時35分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
18番、川畑孝治議員。
○
18番(川畑孝治)18番、政友会の川畑孝治です。今回、私は、地方教
育行政制度の改革について、ごみの減量化について質問します。
まず、地方教育行政制度の改革についてですが、この件に関しましては、9
日の代表質問でも多く取り上げられており、多くの人が関心を持っています。
来月4月1日より施行される地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一
-152-
部を改正する法律の概要では、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保し
つつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長
との連携強化を図るとともに、地方に対する国の関与の見直しを図るためとな
っております。
今回、教育委員会制度をおよそ60年ぶりに改正するきっかけになったのは、
御存じのとおり、滋賀県大津市で起きました中学生のいじめ自殺問題でした。
全国で児童・生徒に関する事件や問題がマスコミ等で報道されており、特に
先日、川崎市での中学1年生がたび重なる暴力を受け、寒い深夜の川を裸で泳
がされ、殺傷された事件では、本当にいたたまれないことです。亡くなられた
中学生の御冥福をお祈りいたします。
そこで、今回の改革で市長も今まで以上に責任と権限を有することとなりま
したが、率直に市長はどのように考えますか。
また、市長が主宰する総合教育会議を新たに設置することとなっていますが、
どのようなメンバーで何人の総合教育会議を設置されるのでしょうか。
今回の改革では、市長が必要と認めれば有識者を委員に加えることができる
とあります。今回の見直しのきっかけとなったいじめや体罰などの問題が起き
たときに、迅速な対応を行なうために、こうした問題に詳しい有識者が必要で
はないでしょうか。現在の教育委員会との役割についてもあわせてお聞きしま
す。
次に、ごみの減量化について質問します。
坂井市において、環境問題、ごみの減量化については、今日までの取り組み
に関しましては評価したいと思いますが、満足することなく、より一層のごみ
の減量化に取り組んでいただきたいと思います。
そこで、具体的な提案ですが、現在、小中学校などで行なわれている資源回
収時に、現在の古紙やビン類に加えての布類の回収は行なえないのでしょうか。
過去には、少なくとも春江地区内においては布類も回収していましたが、現
在は行なわれていません。回収後の行き先などが大きな問題ですが、担当部局
において取り組んでいただき、集団回収時に布類の回収を行えるようにしては
どうかと思いますが、いかがでしょうか。
次に、エコステーションの設置をふやしてはどうでしょうか。
先日、春江町内にあるエコステーションに紙類を持ってこられた若い御夫婦
に、どのくらいのペースでエコステーションに持ってこられるのかをお聞きし
ましたら、しょっちゅう来るとのことでした。紙類をためておきたくない、少
しでもたまったら持ってくるとのことでした。
そこで、昨年1年間でどれだけの量がエコステーションに集まったのかにつ
いて調査をさせていただきました。その結果、プラントさんのところでは72
-153-
トン、ビックマートさんのところでは138トン、ハーツ春江さんのところで
は205トンもの量が集まっておりました。また、回収かごを置いただけの場
所、春江町昭和地籍のところで94トン、そして坂井町の古紙回収業者のとこ
ろでは108トンもの量が集まっておりました。
そのほか、スーパーなどで、古紙の重さでポイントがつくところや、その他、
無料回収所での数量は調査できませんでしたが、市民が古紙類をいつでも持っ
ていくことのできるエコステーションは、ごみの減量化には非常に有効です。
今後もエコステーションの設置を積極的に進めるべきと思いますが、いかがで
しょうか。
以上、前向きな答弁を期待いたしまして、私の一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)ここで、一般質問の途中でありますが、暫時休憩をいた
します。
○
(午後2時41分
休憩)
(午後2時47分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは地方教育行政制度の改革についての御質
問にお答えをし、ごみの減量化については生活環境部長がお答えいたします。
まず、今回の改革についてどのように考えるかについての御質問にお答えを
いたします。
さきの畑野議員の代表質問にもお答えいたしましたが、地方教育行政の組織
及び運営に関する法律の一部を改正する法律は、平成26年6月20日に公布
され、平成27年4月1日、今年の4月1日から施行されることとなりました。
今回の改正は、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、地方教
育行政における責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長と教育委
員会との連携の強化、地方に対する国の関与の見直し等、制度の抜本的な改革
を行うこととなっています。
法改正により、首長である市長は、総合教育会議の設置、及び、教育、学術
及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めることが義務づけられてい
ます。現在の教育委員長と教育長の職を一本化した新教育長を、首長が議会の
同意を得て直接任命することとなります。また、地域住民の意向をより一層反
映させた教育行政の推進を行う必要などから、今まで以上にその責務は重くな
るものと考えています。
なお、合併以来、現在までも、市長部局と教育委員会は必要に応じた連携を
とっております。今後も、より一層の連携強化を図りながら、教育行政の推進
-154-
に邁進していきたいと考えています。
次に、総合教育会議を設置するが何人での会になるのかという質問でありま
す。そして、あわせて総合教育会議はどのようなメンバー構成で行なうのかに
ついてもお答えをいたします。
改正法においては、総合教育会議の構成員は、地方公共団体の長と教育委員
会で構成することとされています。一方、教育委員会は、教育長及び4人の教
育委員をもって組織すると規定されています。このことから、総合教育会議は、
市長、新教育長、教育委員4人の計6人で構成されることとなります。ただし、
経過措置により、私の在任期間においては、市長と私を含む教育委員5名の計
6人で構成されることとなります。
最後に、現教育委員会との役割についてどのように考えているのかについて、
お答えをいたします。
教育行政における首長としての役割としては、教育委員会の所管事項に関す
る予算の編成や執行、条例提案などについてのその権限を有しております。こ
のことは、現在においても教育行政に対して大きな権限を持っているものと考
えています。
一方、教育委員会は、独立した執行機関、いわゆる行政機関として位置づけ
られており、教科書採択の方針や教職員の人事等について、特に政治的中立な
どの観点から教育委員会が必要な権限を有しておりますので、首長からは独立
しているということになります。
例えば、市内の小中学校の管理運営について、財政的な権限といったことつ
いては市長に委ねられることとなりますが、教育内容については教育委員会に
委ねられるということになります。
しかしながら、幼児教育や青少年の非行防止、就職対策などについては、教
育委員会のみならず、市全体として取り組まなければならない施策でもあり、
これらのことについては、相互に連携を図りながら事業を進めていくところで
あります。
以上です。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)川畑議員のごみの減量化についての御質問にお
答えをさせていただきます。
まず、資源の集団回収時に布類も回収できないかについてお答えをさせてい
ただきます。
市民の皆様方には、ごみの分別収集に御理解、御協力をいただいているとこ
ろでございますが、燃やせるごみの中には、まだまだリサイクル可能なものが
多く含まれていると思われます。その中には布類も含まれていると思います。
-155-
布類につきましては、以前は、地区の子ども会、あるいは、女性の会、各種
団体などが行っている古紙類などの資源ごみの集団回収の中で一緒に回収を行
っていたところもございましたが、現在は、残念ながら回収は行っておりませ
ん。
その理由としましては、綿製品の衣類等が少なくなり再生資源化が難しくな
ってきているということや、古着のリサイクルショップができたというような
ことなどが考えられるところでございます。
川畑議員御指摘のように、布類などを新たに集団回収の中で回収することが
できれば、市としましても、ごみの減量化には大変有効な手段であると考えて
おります。古着などの布類の受け入れ等が可能かどうかなどについて、現在、
収集業者に調査をしているところでございます。
回収を実施する場合は、まずは、回収後のいわゆるリサイクルあるいはリユ
ースルートが確保できるかどうかが大きな課題となります。次に、ルートが確
保できましても、今度は、集団回収の実施団体がこれまでの回収とあわせて実
施できるかどうか、それから、集める方法、回収後の分別、いわゆる仕分けの
問題など、今後、収集処理業者や実施団体との協議も含めて慎重に検討してい
きたいと考えておるところでございます。
次に、エコステーションの設置を進めるべきではについてお答えいたします。
エコステーションは、空き缶、空き瓶、ペットボトル、古紙類などの資源ご
みについて24時間体制で自己搬入ができるようになっており、大型店舗等に
設置されている場合が多うございます。買い物の際に資源ごみを持ち込めるよ
うになっております。このことは利用者にとっては非常に利便性が高く、ごみ
の減量化と資源化に大きく貢献していると思われます。
市内では、現在、大型店舗の3ケ所に設置がされております。さらに、1ケ
所が設置をしたいということで、予定と聞いています。このほか、市内の多く
の食品スーパーの店舗において、店頭に資源ごみの回収ボックスが設置されて
おり、分別に御協力いただいております。
市では、現在もエコステーションの設置等に対して助成を行っているところ
ですが、1つでも多くのエコステーションが設置されるように努めていきたい
と思います。さらに、回収品目をふやすなどの協力をお願いできないかなど、
さらなる資源ごみの回収を促進していきたいと考えているところでございます。
また、現在、既に設置されている店舗等の情報についても、今後、ホームペ
ージ等で公表するなど、市民の皆さんに周知していけるよう準備を進めている
ところでございます。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
-156-
○
18番(川畑孝治)それでは、教育長に確認をさせていただきますが、今
回、国の方でも、例えば、いじめの専門家とか、そういった有識者を入れるこ
とができるとなっておりますが、今回、坂井市においては、そういった有識者
をメンバーに加えることは現在のところは考えていないという理解でよろしい
のか、確認をさせていただきます。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)総合教育会議は、今、首長と新教育長と4人の委員さ
んで構成されるんです。そして、今言われるように、緊急の場合であったり、
いろんな部分がありますよね。いろんなことで対応していかなきゃならないと
いうときには、意見聴取者という形で中に入っていただいて御意見をいただき
ながら、それを参考にして決定していくということですので、メンバーの中に
入るというわけではありません。そのときに応じ臨機応援に入っていただいて、
そこで意見を聞くということになるわけであります。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
○
18番(川畑孝治)了解いたしました。今回の、国において仕組みが変わ
ったわけでありますが、坂井市においてもそのように対応されるべきと思いま
すが、いろいろな面で、リスク管理においては、こういった仕組みが首長が入
ることでよりやりやすくなるのかなというふうに感じております。
しかし、私の本音でいいますと、実は、こういうなところに福井が余り合わ
せるというよりも、実は、我々、議員いろんな他の県や自治体へ視察に行かせ
ていただきますと、視察が終わってから、その他みたいなところで話をしてい
ますと、「ところで、福井県の子どもたちはどうしてそんなに優秀なの。体力
がいいのか」と逆に聞かれるくらいであります。また、県の方でせんだってお
聞きしましたら、福井県への行政視察が、その中で、子どもたちの教育関係、
こういった子どもたちが優秀なことでの教育関係の視察が非常にふえてる、そ
ういうなこともお聞きをいたしました。
そこで、以前、テレビなんかでも、この子どもたちの教育に関して、秋田方
式とか、福井方式とかいう言葉が使われております。国の制度が変わったこと
で、それに対応することは必要ではないかと思いますが、坂井市としては、ま
た福井の子どもたちを取り組む行政側としては、自信を持って今までの教育を
進めればいいのではないかなと僕はそのように思っておりますが、教育長の本
音のところではどのようにお感じになっているのかをお聞かせ願いたい。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私も全くそのとおりでありまして。今現在まで、市の
教育委員会は、市長さんといろいろ協議をしながら迅速に対応しているところ
であります。これは、国の方向性がこうなったということで、この方向性に合
-157-
わなかった部分がいっぱいほかの県ではあったということですよ。全く首長と
分離してしまっているとか、教育長と教育委員長の責任が何か曖昧であるとか、
あるいは、閉鎖的であって、そして、民意がその教育委員会の中に入っていな
い、だから、民意を代表する市長さんに入っていただくことによって民意が反
映するとか、そういう部分もあるわけでありまして。また、ほんで、迅速って
いう部分があるんですが、いじめなんかがあったときに、それぞれの教育委員
会では力いっぱいやってるんやろうと思いますが、それが評価されてないし、
迅速性がないということもあって、その迅速性という面も含めて、こういうよ
うな改革になってきたのではないかなと思います。でも、今までとおり、私の
ところも、そういう形で、ずっと、何かあったらすぐ連絡しながら、こういう
ことがありますと、議員さん方にも逐一報告させていただきながら、御理解い
ただいて、御支援いただきながらやっているわけですので、今までも、これか
らも変わることはないと思います。ただし、よりよいものに持っていくために
も、いろいろいいところをしっかりと取り入れながら、あくまでも政治的な中
立とか、いろんな公平性とか、そういうことは常に念頭に置きながら頑張って
いきたいと思います。
以上です。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
○
18番(川畑孝治)心強い答弁でありましたので、安心をしています。
教育は、国の根幹とも言われるくらい、非常に教育は大事であろうかと思い
ます。そういった中で、この福井の子どもたちが優秀なのは、県の施策であり
ます、この少人数学級であったりとか、いろんなことを感じますが。当然、行
政、また、地域、親、家庭、いろんなところが総合的にいいかと思いますが、
教育長の指導もあるのかどうかわかりませんが、各学校内で教職員の先生方が
非常に仲がいいと、世に言われる労使関係みたいなように、校長と一般職員の
先生方が仲が悪かったりとか、他県ではそういうことをたまに耳にするんです
が、福井県の中においては、そういった職員の先生方が学校内で非常に仲よく、
子どもたちのために本当に一生懸命されているのも子どもたちの教育には非常
にプラスになっているのかなと思いますので、今後とも、これが実施されてこ
の福井の教育が日本全国のモデルとなりますよう御期待をしておきます。
次に、ごみの減量化の方について質問をさせていただきます。
今ほど、最初の質問で、いろんなところの回収量を、5ケ所の事業者の方に
電話して、5ケ所の事業者から数字を聞きましたが、今ほど部長の答弁にもあ
りました、食品スーパーの前なんかに、持っていった重量がそこのポイントに
なるとか、そういったところは、残念ながら調べませんでした。また、先ほど
答弁でもありましたが、今、ショッピングセンターでは、食品トレーとか、透
-158-
明の食品容器、ペットボトル、ペットボトルのキャップなどが回収されており
ますし、金融機関においても、その金融機関としてペットボトルの回収もして
いるところであります。そういうな面で、ごみの減量化を考えるときには、リ
サイクル率、これがよく話題になることがありますが、私個人的には、少なく
とも、私どものこの地域においては、行政側では把握のできない、一般の方々
がいろんな形でのリサイクルを取り組んでいるわけでありますので、私は余り
このリサイクル率にこだわる必要はないかと思うのですが、担当部長としては
いかがお考えか、お知らせ願いたい。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)議員さん、おっしゃられるとおり、リサイクル
率については、県も把握に非常に心配といいますか、把握できないなというこ
とを実感しております。ただ、そう言ってばかりもおられませんので、県と市
も連携をして、これから、いわゆる一般的なスーパーなんかで分別されている
ものについては何とか量を把握したいという考えでおります。県と県の協議会
でもこれは話題になっておりまして、市もこれと一緒に把握に努めていきたい
というふうに思っております。ただ、これまでは、リサイクル率が上がらない
ので、再資源化は進んでないんじゃないかというようなお話をされておりまし
たけれども、それはただ把握ができないというお話だけで説明がつく時代では
もうございませんので、そういう形を含めて、何とか少しでも把握に努め、そ
して、目標としているリサイクル率に少しでも到達できるような努力に努めて
いきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
○
18番(川畑孝治)このごみの減量化について、部長としてはリサイクル
率も言わなくてはならないのかもしれませんが、私が一番注目しているのは、
やはり、1人が1日に出すごみの排出量が一番注目をさせていただいておりま
す。
県内の17の市と町の中で坂井市がどのくらいの位置にいるかというと、全
ての市町で、1人1日あたりの排出量を見ますと、坂井市は、現在、17の市
町のうち11番目。池田町は極端に少ないわけでありますが、坂井市は現在の
ところ11番目にあって、僕は結構健闘しているのかなというふうに思います。
ただ、僕の感覚では、他の市町がどれだけであっても、僕はそのように気にせ
ず、坂井市として果たして1日何グラムが妥当なのかどうかは、私も具体的な
数字は持っていませんが、やはり、この1日1人あたりの排出量が1つの大き
なバロメーターになるのではないかなと思いますが、その件に関して部長の思
いを聞かせていただきたい。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
-159-
○
生活環境部長(向川俊邦)この1人あたりの排出量につきましては、我々
も非常に心配しております。808グラムを目標ということで、これから努め
ていかなければならないなと。そして、今年の今回の一般廃棄物の処理基本計
画の見直しにおいても、やはり、これは話題になっております。少しでもその
量を減らすという方策で、水切りとか、それから、今言うようなリサイクルの、
そういう実際の量の把握、それから、事業系ごみがふえているというようなこ
とも踏まえて、取り組んでいきたいというふうに思っております。確かに、こ
の1人あたりのごみの量は非常に大きいことでございますので、目標としては
非常に大切にして努めていきたいというふうに考えております。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
○
18番(川畑孝治)そして、エコステーションのところで、部長答弁で、
新たに1ケ所、エコステーションの設置が見込めるということで、非常にうれ
しく思っております。
しかし、実は、他方、こういうようなエコステーションなんかで古紙の回収
を進めてきたことから、PTAの方々から非常に苦情をいただきました。本当
に、PTAの方々の資源回収でのこの回収のお金は非常にPTAの活動の大き
な財源となって、そういうような、子どもたちの教育環境を支えることにもつ
ながっております。そこで、私なんか、そこのエコステーションに集まってる
古紙を取ってきてもいいんかと、実はそこまで詰め寄られたこともあります。
そういったことで、いろいろ周辺との関係を考えますと、端的に言えば、今
集めている古紙の回収に対する補助金を上げれば収入は端的にふえるわけであ
りますが、それは坂井市としては余りやってほしくない、得策ではない手法や
と思います。他の地域からこの坂井市へ入り込んだんでは何の意味もない取り
組みになりますので、それはできないかわりに、例えば、先ほど言いました古
紙類などに加えて、布類の回収にあたって、少なくとも古紙類並みに、またそ
れ以上の補助をつけてあげることができれば、ごみの減量化にもなりますし、
そういった教育関係のPTAの収入源にもなろうかと思いますが、そういった
回収したときの補助についてはいかがお考えでしょうか。
○
議長(橋本充雄)向川生活環境部長。
○
生活環境部長(向川俊邦)確かに、奨励金を出すことによって収集が上が
ると、そして、最終的にPTAの活動の助けになるということの流れで来てい
るのは事実だと思います。今、布をその対象としてやるかどうかについてやっ
ておりますし、まして、布の場合は、いわゆる、資源ごみの新聞とかそういう
雑誌と比べまして、重さ的には非常に軽くなると思います。どれだけ集まるか
とかいろんなことも踏まえて検討しなければいけないというふうには考えてお
りますので、奨励金については、今現在、出しますとかっていうことは申し上
-160-
げられません。といいますのは、予算的なこともございますし、今後、検討の
中で、そういうことができるかどうかも踏まえて十分検討させていただきたい
というふうに思っております。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
○
18番(川畑孝治)もしも、この布類が集団回収で回収されないと、一部
いいものはそのリサイクルショップなんかへ洋服なんかを持っていかれる方も
あろうかと思いますが、ほとんど、1つ持っていっても10円とか、5円の世
界で、余りよくないものは、もうほとんど持っていかずにごみ袋に入ってしま
う。そこで、ごみ袋に入った場合には清掃センターで燃やされるわけでありま
すが、少なくとも、それに見合うか、それより若干少な目でもいいんですが、
にかかる費用分ぐらいは、そちらの方に回してもよいのではないかと思います
ので、ぜひとも検討していただきたいと思います。
また、その布の行き先ですが、先ほど部長が言われたように、綿類から石油
系のナイロン系の繊維が多くなっているのは確かに事実であります。過去に、
テレビなどで、日本の古着、Tシャツとか、いろんなそういうなものが海外で
着られているみたいな、そういった形のリサイクルで実際物が回っていたり、
今、少し原油等の値段が下がってきましたが、そういったナイロン系とか、石
油系でありますと、燃料化、RPF化されて非常に流通していることを聞いて
おります。現在、いろいろな業界の中で、このRPFに関しては、ある程度聞
きますと不足ぎみだそうであります。ですから、このRPFに関しては、つく
った後がどうなるんだという心配はほとんどなく、現在のところ、この燃料と
してのRPFが少ないような状態でもあります。
私もごみのことでいろんな事業者と話しして、そういうなプラ系が残った場
合、何とかなるかって聞いたら、自分の、その業者さんの関連しているところ
でRPFもつくっている、そういうなところへ持ってきてもらえれば一緒に加
工できると。そこは、木材なんかも粉砕して、ほかのものとまぜてRPFをつ
くる事業者さんだったわけでありますが、そういうなことで、行き先に関して
はそれほど心配をすることなく需要はあるのかなと思っておりますので、あと
は、PTAの実施団体が、財源不足といいますか、活動資金のためにも、また
ごみ減量化の環境教育のためにも取り組んでいただけたらありがたいと思うの
ですが、教育長、教育の面の方からは今のやりとりを聞いていていかがでしょ
うか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私も、学校で校長とか教頭をしていて、資源回収で大
変PTAが頑張ってくれて、その頑張った分だけお金が入ってきて子どもたち
に還元できるという面では、あれは本当にいいなと、還付がなくなった分、そ
-161-
れがっていう部分があって、非常に頼りにしてたわけでありますが。こうして、
今、行政に入って、補助金の問題とかいろんなことを思うと。こんなもんです
わ。いいなと思いながらも、なかなか難しい面もあります。でも、少しでもP
TAの方が頑張ってやっていっていただけるような方策を考えていただけたら
いいかなと。もうこれだけで堪忍してください。
○
議長(橋本充雄)18番、川畑議員。
○
18番(川畑孝治)今回、比較的集めやすいもので、なかなか集められて
いないもので、ペットボトルのキャップがありました。これは、今年6月の議
会なんかでも、ペットボトルのことはちょっと質問をさせていただきましたが、
PPという材質で非常に使い勝手のいい材質でありますので、また、こういう
なことも、教育現場で、子どもたちに、大きくかさばらんので、集めていただ
いてもいいのではないかと。担当部長の方はいろんな情報が集まろうかと思い
ますので、そういった情報も、また、教育委員会などを通じて、こういうな取
り組みもできますよと、そういうなことで、PTAの活動がより充実するよう
に、そんな環境とあわせて取り組まれると、この坂井市が環境都市宣言をした
町にふさわしい取り組みになるのかな、そんなふうなことを御期待しておりま
す。
以上で私の質問を終わります。
○
議長(橋本充雄)次に、11番、上出純宏議員。
○
11番(上出純宏)議席番号11番、志政会の上出純宏でございます。長
丁場、いましばらくお願いします。
3月の声を聞きまして、水ぬるむ季節となってまいりましたが、きょうのこ
の天気は、世の中、そんなに甘くないということを教えてくれております。し
かし、今、ようやく春を迎えて心機一転を図る機会でもあります。全ての人々
に暖かい日差しが差し込んで、平穏な日常がありますことを強く祈っておりま
す。
先ほど、東日本大震災でお亡くなりになった方々に向けまして黙禱をさせて
いただいたところでございますけれども、このときに、この後、「花が咲く」
という歌がつくられまして、その中に、僕がいつもぐっとくる歌詞があります。
それは、「かなえたい夢もあった」という言葉です。本当にいろんな夢や希望
を持って頑張ろうとしていたやさきに、不条理に次の未来を奪われてしまった
というようなことに対しまして、本当に胸がいつも詰まるのでございますが、
こういう人口減少のこの時代、子どもたちには、夢をかなえられる自治体、そ
ういうもので坂井市があってほしいなということから、今回の一般質問をさせ
ていただきます。
日本の政治は、明治以来、長らく首都東京に置かれた政府機関で決定されて、
-162-
県・市・町・村と縦の流れの上下関係が政策をつくって行われてきました、い
わゆる中央集権政治体制で続いてきたわけでございますが、地方は地方の自然
環境やら、歴史、地理、産業、経済に即した政策が実現できる、そして、政府
と地方自治体が対等の関係で政治を行う、いわゆる地方分権が求められ、さま
ざまなプロセスの中で、1995年、平成7年、地方分権推進法が制定されて、
日本は法律的に中央集権体制から地方分権体制へと移行をしたところでござい
ます。以来、本年で20年。この間に国の機関から地方自治体へ権限委譲した
事案は相当進んだとは思います。しかし、実質的に地方自治体が決定をして、
自己責任において住民自治を進めるまでには十分とは至っておりません。それ
は、財政制度や国の機関の整理統合がまだまだ進んでいないところからです。
つまりは、いまだに構造転換ができていないことに原因はあると思います。
そして、この20年は地方分権というお題目のもとで行財政改革が急ピッチ
で進められた期間でもありました。無駄を省くという言葉が市民から行政当局
に求められてきたわけです。もちろん、今も続いております。
そこで、思いますのは、坂本市長におかれては、旧三国町の時代、平成10
年に町長となられ、さらに坂井市長として今に至るこの間は、まさに、地方分
権推進、行財政改革という御旗のもとでの自治体運営にあたっては、いろんな
縛りや制限があって、市長には、自分が描く地方自治体のあり方を具現すると
いうより、まず、スリムな自治体に変身を図るということが求められた期間で
はなかったかなと思います。
市長には、この間の政治活動や御苦労などについて御自分の思いをお聞かせ
ください。
また、次の時代は、坂井市においては、地方交付税の減額などによって財政
的にかなり厳しい自治体の運営が予想されます。先ほども申しましたが、夢が
かなえられる力強い自治体であるためには、今の段階から坂本市長には強いリ
ーダーシップで坂井市を牽引していただかなければなりません。その意気込み
とともに、坂井市の自治力の現在と未来についての所見を伺います。
次に、教育長に伺います。
坂井市教育委員会では、平成22年、坂井市教育振興基本計画を策定いたし
ました。これは、平成18年、国の教育基本法改正に伴うものとして、総合的
かつ計画的に取り組むべき各施策を示しました。これによれば、全ての計画は
平成27年度までの5年間を見通したプランが示されています。とすれば、2
7年以降のあり方については、これまでの成果を精査し、第2次の基本計画を
策定する時期に来ていると思います。
教育長には、この第1次である5年間をどのように精査し、第2次の基本計
画をどのように策定を進めますか、また、この中で文化事業や文化財事業につ
-163-
いては、5年という期間とは別に、10年後、20年後を見据えた中長期的な
計画で人材の育成や環境の整備が必要と考えます。教育長の所見を伺います。
以上の2点について、私の一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)上出議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは
地方分権推進法制定から20年についてお答えし、坂井市教育振興基本計画の
見直しについては、後ほど教育長よりお答えをいたします。
まず、20年を振り返っての私の所見でございますが、今ほど上出議員から
もお話ありましたように、私が旧三国町時代、町長に初当選させていただきま
したのは平成10年の3月でございまして、議員の皆様の記憶にもありますよ
うに、我が国はバブル経済崩壊後の長引く景気の低迷によりまして大変厳しい
社会情勢にありまして、特に、地方行政においては、中央集権システムから地
方分権時代が到来しようとしていた時期でございました。
三国町においては、それまで町の財政を支えてきた競艇事業収入の落ち込み
や税収の伸び悩みなどにより、財政状況が年々厳しさを増していたところでご
ざいまして、徹底した行財政改革に取り組み、町民福祉の向上に全力を注いで
きたつもりでございます。
その後、地方分権の推進や少子高齢化の進展等に対応するために合併に関す
る議論が活発化する中、平成16年の8月には坂井郡四町合併協議会が設置さ
れまして、平成18年に合併するまでの間、合併協議会の会長として、四町の
調整等に誠心誠意努力をし、関係各位に御協力をいただく中、合併が実現でき
ましたことは、これまでの私の政治人生の中においても最も重要なものの一つ
であるというふうに思っております。
合併後の平成18年4月には、合併により県下第2位の人口を有することと
なった坂井市の初代市長に、不肖、私が就任し、1期目は「四町融和のまちづ
くり」を基本としながら、新市としての連帯感と新たなきずなを育むことを第
一に考え、2期目は「融和から発展・飛躍へ」を念頭に置きながら、「心」と
いうものをキーワードとして「誰もが住みやすく、健康で心豊かに安心して暮
らせるまちづくり」の実現に専心してきたところであります。
そして、この3期目においては「笑顔」というものを市政運営のキーワード
として、「笑顔でみんなが住みたくなる
ふるさと坂井」を目指し、「誰もが
笑顔で心豊かに健康で安心して暮らせるまち」の実現に向けて全力を傾注して
いくとともに、市民の皆さん方が、全国的に高い評価を得ている「住みよさ」
をより一層実感できるように全力を傾注してまいりたいと考えております。
私は、この20年間を「創意工夫は人生の発展なり」という言葉というもの
を大切にしながら行政運営に邁進してまいりましたが、これからも、この言葉
-164-
が意味する、現状に妥協せず、思考を凝らし、常に新たなものや、よい方法を
考えようとする前向きな心で市政運営に全力を傾注してまいりたいというふう
に考えておりますので、議員各位の皆様方を初め、市民の皆様方の変わらぬ御
支援、御協力をいただきたいというふうに思います。
次に、今後、地方交付税の減額などの課題を克服するための自治力の充実に
ついての御質問にお答えをいたします。
少子高齢化が進展し、地方を取り巻く課題はますます複雑多様化していく中
で、地方分権一括法が施行され、国と地方公共団体は対等・協力の関係に立つ
とともに、住民にとって最も身近な基礎的自治体である市町村の役割はますま
す重要となってきました。
このような流れの中、地方自治体においては、自治力を身につけ、住民本位
の自主的で具体的な政策を示すことができるようになることが求められていま
した。
坂井市におきましては、国の三位一体改革の推進と地方分権社会に適応する
ため、基礎的自治体である市町村の規模の拡充と能力の向上、行財政基盤の強
化のため、平成18年に坂井郡四町が合併し、自治力の向上を目指したところ
でございます。
合併後9年が経過しようとしておりますが、議員御指摘のとおり、地方交付
税の減額につきましては、国の特例措置による10年間の合併算定がえを経過
しますと、5年間の段階的な減額を経て一本算定となります。
このことにつきましては、当初は22億円の削減を見込んでおりましたが、
本年度、支所に要する経費を算定する見直しが行われたことによりまして、1
2億円の削減にとどまる見込みとなりました。
さらに、平成27年度からは、合併した市町村の姿に対応した交付税算定と
なるよう見直しが図られ、減額の影響はさらに縮小される見込みとなっており
ます。
しかしながら、平成28年度からは確実に交付税の減額が始まり、市税等の
大きな増収も期待できないことから、財政状況は今後さらに厳しさを増すもの
と予想されます。
この財政課題を克服するためには、税収などの自主財源の確保はもとより、
地方への税源移譲を国に強く求めていくことはもちろんでございますが、歳出
面ではより一層の経費の削減を図り、持続可能な行財政運営に取り組んでいく
ことが重要であると考えております。
本市の自治力についてでありますが、現在、我が国の抱える将来の問題とし
まして、人口減少問題、また少子高齢化があります。本市も例外なく、自治力、
地域力をさらに高めていくためには大変重要な課題であると考えております。
-165-
現在、本市は県内2番目の人口を持ち、全国住みよさランキングでは毎年上
位にランクされております。26年度のランキングにおいては、全国第2位と
いうことでございます。このことからも、地域力は十分備えており、潜在的魅
力もまだたくさんあるというふうに考えております。
今後も、シティセールスを推進するとともに、本市の魅力を全国に発信し、
地域、経済、産業などの活性化を図っていくとともに、市民に対しましても、
郷土愛やまちへの誇りを醸成しながら、市民満足度を向上させ、住んでみたい、
また、いつまでも住み続けたいと思えるような定住施策を展開してまいりたい
というふうに考えております。
また、坂井市まちづくり基本条例の趣旨に基づきまして、今後も地域コミュ
ニティのさらなる向上を目指していくとともに、市民との協働によるまちづく
りを推進することにより、自治力、地域力を高めながら、誰もが住みやすく、
健康で心豊かに笑顔で安心して暮らせるまちの実現に向けて取り組んでいきた
いというふうに考えておりますので、議員各位の変わらぬ御指導とまた御支援
を賜りますようにお願い申し上げたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、坂井市教育振興基本計画の見直しにつ
いての御質問にお答えをいたします。
まず、平成27年度は計画を見直す準備の年であるが、どのように進めてい
くかについての御質問にお答えをいたします。
坂井市教育振興基本計画は、「豊かな心と生きる力を育み、未来を拓く都市
づくり」を基本目標に掲げ、平成23年3月に策定されました。
この基本計画は平成27年度を最終年度としており、本来であれば平成27
年度は全面的な見直しを行う時期であります。しかしながら、坂井市総合計画
また教育振興基本計画における基本構想が平成29年度を最終目標年度として
いることから、これと整合性を図るために、現基本計画を2年間延長したいと
考えております。
なお、現在、取り組んでおります国体に向けた推進、整備や文化施設の整備
などにつきましては、追加、修正を行ってまいりたいと考えておりますので、
御理解をいただきたいと思います。
次に、文化事業や文化財事業の中長期的計画についての御質問にお答えをい
たします。
坂井市教育基本計画で、芸術文化の振興、歴史的資源の継承と活用につきま
しては、平成27年度までの5年間の基本計画を策定し、文化事業や文化財事
業を推進してまいりました。
主な成果といたしまして、坂井市の指定文化財再整備や登録文化財制度の創
-166-
設、坂井市の文化財冊子の発刊、地域念願のたかむく古城ホールの整備やハー
トピア春江、及び、みくに文化未来館の改修、丸岡城の防災設備の改修、六呂
瀬山古墳群の史跡公園整備に向けた埋蔵文化財調査、そして、登山道の整備な
どを行ってまいりました。そして、平成27年度夏に開館を予定しております
「一筆啓上
日本一短い手紙の館」建設など、順調に事業を推進しております。
文化事業につきましては、平成24年3月に設置されました坂井市文化未来
会議の委員の皆様から、若年層への文化の継承をどうしていくか、誰もが文化
に親しむことのできる環境をどのようにつくっていくかなどの御意見を頂戴し
ております。文化未来会議での御意見を参考にし、市民が文化に親しめる環境
整備や文化に携わる人材の育成とネットワークづくりについて中長期的に検討
してまいりたいと考えております。
また、六呂瀬山古墳群、丸岡城周辺整備など大規模な整備を伴う事業につき
ましては、史跡単体で考えるのではなくて、他部局と連携しながら史跡として
の価値を高めるように努力をしながら、長期的展望に立って考えてまいりたい
と思います。議員の皆様のお力添えをお願い申し上げて答弁とさせていただき
ます。
○
議長(橋本充雄)11番、上出議員。
○
11番(上出純宏)それでは再質問をさせていただきます。
今ほど、市長の方から創意工夫という自分の政治信条についてお答えがござ
いましたけれども、私も議員になりましてから、それまでは職員であったわけ
ですけれども、やはり、この行財政改革の中で厳しい時代を乗り切るために、
本当に、職員にはシーリングとかいろんな形で職員がものすごく創意工夫をし
てきたと思います。
そういう意味では、この自治体の運営においては、やはり職員がすごく賢く
なって市長を支えていくというようなことでの、これからも、現在も、過去も
現在も未来もあるかなと思います。そういう意味では、これから職員数もだん
だん少なくなっていきますし、今ほど、財政の厳しさもありますけど、何でも
がこれから厳しいというような中において、職員と市長とのこれまでの歩みな
んかでちょっと思うところがあったら。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)基本的には、私は冗談抜きにして職員を信用してますし、
職員を信用してないと、自分の思うようなっていうんかな、こういう財政運営
にしても、市政の運営というのは難しいと思う。私がここまで来たのも、職員
の皆さん方、もちろん議員さんの御指導もありましたが、そういったつもりで
いますし。私も、民間にいたときも、従業員やね、民間ですと。それなんかは、
従業員が働いてくれるから私らもいるっていうことで、人間同じですから、そ
-167-
ういう気持ちは今でも変わっていませんし。
そういった中で、今、上出議員言われる財政問題についても、ときどき、財
政とか、総務なんか、先週でしたか、財政、将来の53年までのそういう計画、
将来どうなるんやって、財調なんかどうなるんか、そういうなんかも、常に、
そういう、顔に似合わん、どっちかっていったら堅実な市政運営をしていきた
いなというふうに思いますし。余りばくちもしないけど、会社でもあんまりば
くちもしないけど、派手なこともないけど、どっちかっていったら、地味で確
実に堅実にいきたい、外れか当たりかって、私はそういうことをするタイプじ
ゃないですから。そういった意味においても、これから、ますますそういうの
は大事。何年までによければいいって、将来の子どもが、ずっと坂井市がいい
ものになっていくためには、将来のこともずっと考えて計算してやっていかな
あかん。そういった意味においては、常に、将来、職員との常にきちんとした、
本当の意見も言ってもらわんといかんし、そういった職員との連携っていうん
か、意見交換っていうのは必ずやっぱり必要であろうというふうに私は思って
います。
○
議長(橋本充雄)11番、上出議員。
○
11番(上出純宏)創意工夫という面では、このまちづくり協議会、最後
の方で述べられましたけども、これなんかは、市民の人の発想に地域づくりを
委ねるという意味では、中央集権が地方分権のミニマム型といいますか、そう
いう方式に似ていると思います。まさに、これから時代が求めた地域のあり方
を坂井市はまちづくり協議会という形で取り上げたという意味では、先ほど、
未来という言葉の中では、僕もそういう方式が未来を明るくするという意味で、
本当に、市民の人たちの知恵、もちろん、議員も知恵を使わなあかんし、職員
の人たちも知恵を使わなくちゃいけないけれども、基本的には、地域のことは
地域でということをまちづくり協議会というシステムで運んだということは、
僕は未来が明るくなるかなと思っていますが、このまちづくり協議会のこれか
らの活動、これまで何年かやってきましたけれども、これも、また、今度から、
4月からコミュニティセンターになるというところで、これまでとはまた違っ
た意味で、いろんなアイデアが湧いてくるんではないかな、そういうものにつ
いて、また、市の方でも、そういうアイデアを取り入れて、あるいは認めてい
ろんなことをやっていかなあかんやろなと思うんですけども、このまちづくり
協議会のこの4月からに対する期待というなことで、副市長、一言。きょうは 、
しゃべっておられんので。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)今、上出議員の質問でございますけども、4月からい
よいよコミセンとしてスタートするということでございます。これは県下始ま
-168-
ってのコミセンということで、市としても非常に期待をしているところでござ
います。
まちづくり協議会ができてから6年か7年経過しているわけでございますけ
ども、見ますと、いろいろ、地域では工夫して、いろいろな人が参加して、私
としてはだんだん進歩していると思っているところでございますし、また、い
ろんな市の課題についても、いろいろ協力もしていただいているところでござ
います。
目的はいろいろあるわけでございますけども、公民館がコミセンになるわけ
ですけども、これを地域の方が活発にいろんな事業の中で使っていただいて、
多くの方が公民館へ通っていただくっていうんか、参加してもらうっていうの
が1つの大きな目的でございますので、そこらは、1年目でございますので極
端にそんなに変わるとは思っていませんけども、市としても、全庁的にいろい
ろな部署がございますけども、このコミセンについては、力いっぱい支援もし
て、また、いろいろな面で側面的にも協力して、今後、まちづくり協議会を発
展させて、コミセンにしてよかったなというなことに結びつけていきたいと思
いますんで、また、議員の皆さんも地域の中でそのいろんな指導もしていただ
いて、御協力もよろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)11番、上出議員。
○
11番(上出純宏)先ほど申しましたけども、行財政改革、まだまだこれ
から続いていきますし、いろんな意味で、よく市長部局、選択と集中という言
葉を使います。今後ともよく精査をされまして頑張ってもらわなければいけな
いなと思っております。健康都市宣言をした坂井市でございます。市長には、
健康に留意されてますます頑張ってください。
次に、教育長に再質問をさせていただきます。
安心・安全とか、福祉とか、健康といったそういう部分では、中長期計画と
いうものを目で見て、我々はこういう計画で何年後にはこんなのをやるんやな
みたいな形を具体的に示されていると思うんですけども、あの基本計画の中身
を見ますと、ほかのいろんなものに比べて随分とアバウトと申しますか、やは
り、いろんな、文化事業と、それから文化財とか、そういうものも、いつどう
いう形でそういうのがっていう形で、我々、議員にも、何か、そういう、何年
後にはこんなこといくんやろのっていうようなイメージがないんですね。
この前も、豊原のこととか、六呂瀬山のこととか、そういう話につきまして
は、代表質問でもありましたけども、将来どうなるんかなっていう形が見えて
きてないと、将来やります、将来、これはこんなんやりますわねって言われて
も、大体、こんなふうにいくんやなっていう形が必要やと思う。そういう意味
-169-
での中長期計画が欲しいと思いますし。それから、例えば、音楽とか、美術と
か、いろんな、文化的な、教育も含めてですよ、あると思うんですけど、そう
いうものも、それぞれのジャンルで、大体こんなふうにいく、例えば、ホール
はこんなふうに直していく、何年後に、耐用年数やったら、こんなぐらいに直
すんやっていうところにあるから、今、これ直さなあかんのやっていうような
説得力がどうもやっぱり欠けていると思います。そういう意味で、やはり、こ
の中長期計画は、もっとわかりやすく、そして、よく練られて説得力がある中
長期計画をぜひ見せてほしいと思うんですが、教育長の所見をお願いします。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)そのとおりでありまして。今、今度、27年度までの
計画が来年度で終わって、あと29年に向けて2年間まだ延長させていただき
ながら、今、上出議員がおっしゃるように、文化行政っていうのはなかなか難
しい面があるんですね。豊原寺の発掘であったり、今の六呂瀬山古墳であった
り、丸岡城の周辺部の整備についても、やはり、10年、20年あるいは50
年というその展望に立って計画を立てていかなきゃならないなと思いますので。
やっと坂井市が今10年目を迎えているということもありまして、この28年、
29年に向けてしっかりと計画を立てながら、市の総合計画の中にも織り込ん
でいくような、そういう方向は示したいなと思っています。
ただし、今まで、文化事業だって、文化協会が大変頑張ってくれておりまし
て、いろいろな部分で文化振興には力をそいでいただいていますし、積極的に、
自分たちの発表だけでなくて、子どもたちを巻き込んだり、地域を巻き込んい
だり、大変な努力をしていただいています。こうして四町の融和がとれてきた
というのは、文化協会のいち早いその合併であったり、それに付随して、体育
協会であったり、いろんな部分が、いち早く、その合併しながら、融和の中で
そういう市に協力していただいたということが非常に大きい部分もあります。
そういう部分も感謝しながら、これらもどんどん文化行政については努力を
していきたいと思いますし、未来会議の方々のいろいろなアドバイスもいただ
きながら、上出議員が期待するようなそういう計画へ持っていたらいいなと、
そんなことを思っています。
○
議長(橋本充雄)11番、上出議員。
○
11番(上出純宏)先ほども、市長の方から、財政計画とか厳しいですし、
これからも、また、ここしばらくは、合併債のあれでは、公民館の改修、教育
委員会のいろんな事業の中で経費がかかっていくのもありますし、そういうよ
うなことも含めて、やはり、今ほど言った総合計画とこの教育振興基本計画が
リンクして、同じ速度で内容に整合性があるということはもちろん大事なこと
だと思いますんで、この2年間、本当に、各部局、横の連絡をとって、そして、
-170-
その計画にのっとって予算化して、いろんな事業がスムーズに円滑に進むこと
がやっぱり望ましいと。今の場合だと、やはり、いろんな意味でちょっと唐突
なイメージが、これまでも、教育の、いろんな、例えば、ホールの天井を直す
んやとか、そういうのも大体めどとしてはわかって、直さなあかんのはわかり
ますけど、そういうような内容、財政のそういう位置づけもちゃんと計画的に
やれば、みんなが理解して進められるんじゃないかなと思っております。
今ほど、文化未来会議ありました。これは、これまで何回ほど開かれている
んですか。
○
議長(橋本充雄)杉田教育部長。
○
教育部長(杉田輝美)文化未来会議でございますが、24年3月に設置さ
れまして、これまで、大体ですが、年間3遍程度の会議を開いております。2
6年度につきましては、会議は2回行いました。初めて、今回、市外の文化と
いうことも一応見てみたいということで、文化芸術がまちづくりに与える影響
の可能性ということで、それを考察するということで、金沢市民芸術村の視察
を行っております。
○
議長(橋本充雄)11番、上出議員。
○
11番(上出純宏)この文化未来会議で、今ほど、若い力の話が出てきて、
その議論がそういう形で進んでいるということは頼もしいことだし、的を射て
いることだと思います。私も、前、ここで、若い人の力のことについて、文化
力の向上について質問したところでございますので、この未来会議の方で、で
きればもうちょっと会議の回数とかをふやしていただいて、もうちょっと、今
の中長期計画を練るのに、この文化未来会議が力となって内容の深い計画が立
てられて、今言った、文化協会の皆さんも、市のそういう文化行政の流れとい
うものを踏まえていろんなことを企画するともっと効率がいいようなこと、今
の文化祭のあり方もほんならこんなにしようさとかいうな形になっていくんじ
ゃないかなと思いますので、今後の文化振興と人材育成、これは坂井市の活性
化に欠かせないものだと私は思います。どうかしっかり計画を練って文化行政
を推進していただきたいと思います。終わります。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
4時10分より再開をいたします。
○
(午後3時58分
休憩)
(午後4時08分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
1番、小原慶之議員。
○
1番(小原慶之)議席番号1番、政友会の小原です。よろしくお願いいた
-171-
します。私は、今回、アウトレットモールの誘致についてと坂井市のスポーツ
振興についての2点について質問させていただきます。
まず最初に、アウトレットモールの誘致について質問いたします。
今週末の14日に北陸新幹線金沢駅開業を迎え、連日、メディアでは金沢駅
周辺について毎日のように取り上げられ、金沢のことをよく目にします。北陸
新幹線が開通することにより、関東圏からの北陸地方への観光客などの誘客は
ふえると思います。
そんな中、富山県の小矢部市にアウトレットモールが7月に開業予定のほか、
同じく富山県射水市にコストコという、アメリカ発の会員制による格安の業務
用スーパーが8月に開業予定をしているということで、石川県だけでなく、富
山県も北陸新幹線開業に合わせて誘客の動きを見せているように思います。福
井県も何かしらのアクションを起こすべきではないかと思っております。
自分たちの若年層は、服などの身の回りの買い物に関して、6割から7割の
方が、金沢、名古屋、大阪などの県外にて購入している傾向にあります。さら
には、家庭や携帯電話のスマートフォンなどのネット環境が充実したことによ
り、インターネットなどの通販などで購入しているのも現状です。
このような現状を踏まえ、質問いたします。
県内、県外の若者や家族連れなどをターゲットにしたアウトレットモールを
誘致することにより、観光客の誘客と、アウトレットモールができることによ
る坂井市に雇用の創出ができると考えられますが、市長の所見をお伺いします。
次に、坂井市のスポーツ振興について質問いたします。
福井国体の開催に向けて、毎年、体育施設の改修や整備、さらには、選手の
強化、育成に対して、たくさんの予算をつけていただいております。そのおか
げで、子どもたちはとてもいい環境でスポーツなどに取り組むことができてい
ます。
皆さんも御存じだとは思いますが、陸上競技の選手でウサイン・ボルトとい
う選手がいます。彼が世界記録を出してオリンピックで金メダルを取って以後、
ジャマイカの子どもたちは、至るところで駆けっこをし、ボルト選手のように
なりたいと夢を持って駆けっこをしているそうです。こういったヒーローが子
どもたちの夢をつくり、時として一国の文化や環境までも変えてしまいます。
その環境が人の能力を飛躍的に伸ばし、また新たなヒーローを誕生させます。
ジャマイカだけでなく、ドミニカ共和国やキューバの野球、ケニアのマラソン
など、ヒーローがたくさん誕生し、子どもたちにたくさんの夢を与えることが
できていると思います。
阪神・淡路大震災が起きたとき、「頑張ろう!神戸」という合い言葉を胸に
オリックスブルーウェーブが頑張り、神戸の人たちに夢や希望を与えました。
-172-
そして、2011年3月11日に起きた東日本大震災によって、楽天イーグル
スなどが復興のために夢や希望を与えてくれました。さらには、フィギュアス
ケートの羽生結弦選手など、東北のために頑張って、スポーツ選手が地方にも
夢を与えていると思います。
そして、このスポーツ選手の夢と子どもたちの夢というのは、坂井市の宝に
つながると私は思います。
以上のような観点から、2点質問いたします。
まず1点目に、スポーツリゾート地として、県外または各スポーツの協会に
合宿などの誘致を促してはいかがでしょうか。
2点目に、学校減少や学級の減少に伴い教員になることが難しい中で、国体
やオリンピックなどで活躍したスポーツ選手のセカンドキャリアとして、坂井
市の中学校の外部指導者として市で支援していく考えはいかがでしょうか、教
育長の御所見をお伺いします。
以上、私の一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)小原議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは、
坂井市にアウトレットモールを誘致してはどうかとの御質問でございますが、
また、坂井市のスポーツ振興につきましては、後ほど教育長からお答えをいた
します。
アウトレットモールは、大規模小売店舗のうち、メーカー品・ブランド品の
型落ち品などを安価で販売する店舗を集積させたものでございまして、現在、
全国38ケ所で営業をしているほか、今年の7月には、今ほど小原議員申し上
げたように、富山県の小矢部市で開業する予定があるようであります。
福井県内においてはアウトレットモールと定義づけられる施設はありません
が、アウトレットモールが進出した際のメリットには、坂井市の知名度向上、
交流人口の増加、雇用の創出など、魅力的なものがあると思います。
しかし、進出に伴う環境及び交通量の変化などによる市民生活や、既存の小
売店などの中小企業の経営に与える影響なども大きいものと考えられます。
アウトレットモールの誘致については、これまでに閉店しているアウトレッ
トモールが4店舗ある現状や、経営が維持できるだけの顧客の確保や立地条件
などの諸問題、また、開発業者の事前のリサーチによる結果など、これらを踏
まえますと、現時点では、今、積極的に誘致を働きかけることは困難であると
いうふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、坂井市のスポーツ振興についての御質
問にお答えをいたします。
-173-
まず、スポーツリゾートとして、県外、各協会に合宿などの誘致を促しては
どうかについての御質問にお答えをいたします。
スポーツ施設の合宿利用については、市体育協会との連携を密にしながら、
一般市民の利用に配慮し、県外からの合宿による施設利用者に円滑に応えられ
るよう取り組んでいるところであります。
市体育協会においては、昨年度より、関西方面の旅行会社に直接出向いてP
Rを行うなど、合宿誘致活動に積極的に取り組んでおります。その結果、合宿
利 用 団 体 の 実 績 を 見 る と 、 平 成 2 5 年 度 は 8 3 団 体 の 3 ,1 8 8 人 、 次 の 翌 年 、
平 成 2 6 年 度 は 3 月 現 在 で 1 0 1 団 体 、 3 ,7 2 2 人 と 、 利 用 す る 団 体 や 問 い
合わせもふえてきております。
また、10人以上の団体で市内の宿泊施設に2連泊以上する場合において、
1 人 1 泊 あ た り 1 ,0 0 0 円 の 補 助 を 受 け ら れ ま す 坂 井 市 学 生 合 宿 促 進 事 業 費
補助金制度を活用しスポーツ合宿をした団体の実績は、平成25年度において
は 、 2 8 団 体 の 1 ,0 7 3 人 が 利 用 さ れ て お り ま す 。
福井国体に向けて整備され県外にも誇れる施設となりました丸岡スポーツラ
ンドの合宿利用についても、旧竹田小学校の利活用において100名以上が宿
泊できる施設が整備されますので、利用促進にますます期待が持てるところで
あります。
今後も、各関係機関と連携を図りながら積極的に誘致活動に努めるとともに、
リピーターの確保につながるような取り組みも検討していきたいと考えており
ます。
次に、スポーツ選手のセカンドキャリアとして、市が中学校の部活の外部指
導者として支援してはどうかについてお答えをいたします。
坂井市としてスポーツ選手のセカンドキャリアを外部指導者として支援する
ことは、中学校の部活動では、競技数が多いため、全ての学校で公平に配置す
ることは財政的にかなり難しいと考えます。福井国体時に活躍した選手につい
て、人材登録バンクのように指導者として管理する場合には、子どもたちの競
技力向上に有効に利用していきたいと考えています。
現在、中学校の部活動では、選手として活躍し、一線を退いた方々が外部指
導者としてボランティアで指導していただいている競技もあります。今後は、
福井国体に向けての運動部活動強化校の状況を見ながら、福井国体後のスポー
ツ選手のセカンドキャリアについて、県と福井国体への準備を進めながら、情
報の収集に努めてまいりたいと考えています。
以上です。
○
議長(橋本充雄)1番、小原議員。
○
1番(小原慶之)再質問の方をさせていただきます。
-174-
アウトレットモールのことについて再質問させてもらいますが、福井県とか
坂井市というのは繊維の町であり、服飾などに関係するものをつくっている町
であります。それなのにと言っては申しわけないですが、それなのに、金沢や
県外で買っているっていうのはもったいないなと自分はそういうふうに考えて
おります。なので、坂井市に、そういう服飾、身の回りのものを買う施設が少
しでもあれば、若者ものたくさん外へ出て、そこで食事をしたり、または、県
外からだと、そこに滞在して滞在型観光とかにつながると思うのですが、市長
はどうお考えでしょうか。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)実は、3年か4年前に某銀行の人と相談したことがある
んですよ、今の富山が決まる前に。今、竜王があるんです。竜王があったとき
は、もちろん本当にいろんな耳に入りました。だから、そのいろんな業者とし
ては、北陸三県っていったら、私がそこの業者やったら、悪いけど、福井は人
口密度も低いし、竜王まで2時間ぐらい、多分、私は行ったことないですけど、
2時間ぐらいでしょう。富山っていったら、ここから1時間半で行っちゃうん
です、富山まで。そんな距離感が狭すぎて、だから、多分、福井では、そうい
う商売って成り立っていかんのじゃないかなというふうに思いますし。今、小
原議員言うように、例えば、今、私も、丸岡のあそこ、高速に近いからそこが
いいんじゃないかなって結構動いてはいたんです、誰も知らないと思うけど。
だけど、こういう密度が低いと、それは余りばっと出ると、今、福井、小さい
県ですから、だから、こういうものを、どんどん、今、買い物なんかは、今、
大阪とか金沢に行くってお話があったけど。そうすると、今、小売業なんて大
変なんです。景気はよくなったって言われていますけど、小売業なんか、特に、
この福井地方なんていうのは悪い状況にありまして、金沢はちょっと別ですけ
ど、地方においても。そういったことを考えると、ますます、そういう現在の
福井で御商売なさっているそういう関係の人っていうのはどうなっていくんか
なって、ますます悪くなるんではないかなっていうふうに思いますし。福井で
おくと、商売っていうのは、多分、福井、富山から1時間ですから、じゃあど
っち行くかっていったら、福井っていっても多分行かないと思います。私がや
ったら、やっぱり、富山か、金沢はちょっと近いですけど、金沢は今新幹線の
ことばかりやってますけど、金沢、富山っていうのは、横に長野とか、新潟と
かってあります。だから、北陸の中間ぐらいになりますから。私やったら、福
井はちょっと手は出せないんじゃないかなというふうに思って、そういうこと
で私も余り動かんかったっていうのは事実なんですよ。また意見があったらど
うぞ。
○
議長(橋本充雄)1番、小原議員。
-175-
○
1番(小原慶之)市長がそのように動いていたというのは初耳で、ありが
たい話であり、うれしい話でもあります。自分が議員になって、坂井市の特産
物って何だろうかっていうふうなことを考えたときに、そんなに詳しく知らな
かったんですけど、繊維が本当に有名だっていうことに気づきました。自分の
東京の友人とかに聞きますと、ファッションデザイナーとかが昔は北陸の繊維
が欲しいっていう話があったんですが、最近は福井の繊維が欲しいっていうよ
うな、北陸から福井っていうふうに場所が変わってきているというか、これが、
今、坂井市でもいろんな繊維をつくっていて、先月、ミラノでその繊維の展示
会があったみたいなんですが、そこで坂井市の企業が出展している繊維がミラ
ノの展示会で売れたりして、それがエルメスとか、そういうブランドの生地に
なっているっていう話も聞いたので、そういう生地をつくっている町っていう
ことを、シティセールスの27年度の予算の中にもありましたが、シビックプ
ライドにもなるのかなと、そういう、自分らが今着てる服が坂井市のものだっ
ていうようなシビックプライドになると自分は感じているので、また、違った
視点からシティセールスしていっていただきたいなと思いますが、いかがです
か。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)今、南川議員、目の前にいますけど、南川議員が本職で
すから、十分、私も承知していますし。昔は何百軒ってあったんですよね、繊
維。丸岡っていったら、本当に、九州の人が集団就職で来て、それぐらい丸岡
っていうのは繊維で有名だったんです。南川議員、目の前で悪いんですけど、
今、本当に大変な御苦労をされていると思います。私も、だから、そういうふ
うになって、合併して9年たちます。何とかして、この丸岡の繊維、丸岡って
いうんか、ほかでもやってるところもありますけど、丸岡って限定はできない
けど、そういう越前織というものを今宣伝しようということで、私ももちろん
してますし、今、一筆啓上の日本一短い手紙のコラボの書いたあれの裏は、越
前織なんです。見たことあると思いますけど。私の名刺も結構ただでもらった
んですけど、これは。だから、都会で使うためのPRするために持っていって
る。だから、すごく、これは何かすごいっていう。ちょっとずつだけど、本当
にまだPR不足っていうんか。せっかく、シティセールスなんかも今できまし
たから、それなんかも含めてこれから本当にしていくべきやと思います。最も
大事なことやと思いますし。さっきの質問あったですね。今の越前織でも織物
の、それなんかも昔のあれがありますし、あれなんかも本当に大事にしていき
ながら、という意味でありますし、少しでもっていうことで、今、丸岡のあっ
このところでも売ってますし、これは、小原議員以上に私も本当に心配して、
いろんなことを、そういうブランド品つくれないか。もう一つは、今、東京オ
-176-
リンピックとか、国体なんかもあるんで、それなんか、今の回るとか、それな
んかもこれから働きかけていかないかんなと思いますし、また、小原議員も若
いですから、そういった中で、いろんな知恵を出し合って、またいろんな御意
見をいただければありがたいなというふうに思っています。
○
議長(橋本充雄)1番、小原議員。
○
1番(小原慶之)ありがとうございます。自分もいろんな若い知恵を出し
て何とか坂井市の発展に尽力できたらなと思っております。
続いて、坂井市のスポーツ振興について再質問をさせていただきます。
先ほど、合宿のことについていろいろと答弁していただきまして、25年に
83団体、26年度は現在で101団体が来ていますが、もっとふえていって
ほしいなという思いもありますし、そうすることによって、せっかく予算を投
じたというか、整備していったものをいろんな人に使っていただきたいなと思
いますので、どんどん誘致をしていただきたいんですが。2015年、今年の
夏、北京の方で世界陸上がありまして、それの、今、日本で合宿の誘致が行わ
れています。ジャマイカは鳥取に来たりとか、アメリカは千葉に来たりってい
うふうな動きがありまして、この中でなぜそういう合宿の誘致に動いているか
というと、先日の代表質問の中でもありましたが、2020年の東京オリンピ
ックの合宿誘致につなげるということでいろんな県が動いているみたいです。
2007年の大阪の世界陸上のときに、ギリシャが福井県で合宿をしたんです
が、今、福井の県営の方で合宿をしたんですが、県は今改修中なので使えませ
ん。なので、1988年にペルーが来たという実績もあるので、ぜひ、そうい
う世界代表クラスの選手の合宿の誘致ができないかということについてお伺い
します。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)今度の東京大会、オリンピック大会に向けてのそうい
ういろんな合宿誘致に向けて今やっているところでありまして、手を挙げてい
るという中で、その準備の中でそういう話も僕は出てくるのではないかなと思
っておりますので、そういう面で、坂井市は、今度、今、陸上競技場をちょっ
と改修しなきゃならんので、27年度は使えるんですが、28年になると使え
ない部分もあったりして、新しく2種の認定がされ、新しくよみがえったとき
には、どんどんそれに誘致活動を進めていきたいなと思っております。
○
議長(橋本充雄)1番、小原議員。
○
1番(小原慶之)ぜひ、本当にいろんな誘致をして、そういう世界のトッ
プ選手を子どもたちに生で見せてあげることで、先ほど質問の中でもありまし
たが、夢を持たせて何とか元気になってほしいなと思います。
次の質問で、セカンドキャリアの外部指導員のことについて質問させていた
-177-
だきます。
教育長の答弁の中に公平に配置することは難しいということがありましたが、
確かに自分もそれは思いました。しかし、今、福井国体に向けて子どもたちに
いろんな強化をさせていただいている中で、自分たち、スポーツ選手というの
は、そのスポーツで恩返しがしたいという思いを持っている人たちが多く、ま
た、教員になる理由として、その部活動で子どもたちに恩返しがしたいという
思いの先生方がたくさんおられるように思います。
その中で、本当に体育の教員になることがかなり難しく、部活を教えたいと
思ってもなかなか教える環境がなかったりと、スポーツ選手が、有名なスポー
ツ選手というか、現役でトップまで詰めた選手が子どもたちを教えるというこ
とも本当にひとつ大事なことだと思うので、何とか支援することはできないで
しょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)ちょっとお答えがなかなか難しい面があるわけであり
ますが。それぞれの大学で陸上を学んで頑張って記録を出して、それぞれの大
学で記録を持っている人たちが、今度は夢を持って教員になりたいということ
で、教員試験を受けて福井に受けるわけでありますが、なかなか受からない。
特に、今、国体であっても受からないという状況であります。
そういう中で、今、彼らが今度は講師として入ってくれて、坂井市の中に、
あるいは坂井地区の中に入っていただいて、育休の代理であったり、いろんな、
そういう講師の面もあるんですが、そういうところに入っていただいたその方
がそれぞれの学校で活躍してくれるという例はいくらでもあるんですが、実際、
ほかのところにいても、僕のところにその部活だけ外部指導者として入ってい
ただくっていうのはなかなか難しい面があります。それから、それぞれ、その
国体なんかで活躍した、いわゆるセカンドキャリアっていいますか、それを生
かしていただくというふうになると、ある程度の給与の保障とか、そういうな
面もあったりして、非常に難しい面があります。
もう一つだけお話しさせていただくのは、中学校は部活が非常に大事になっ
てきます。これはもう当然であります。スポーツの向上だけでなくて、生徒指
導の面でも、いろんな人間形成の面でも非常に大事であります。でも、それぞ
れの種目の全ての種目において、それぞれの学校で、先生が監督として、顧問
として、指導者としてというのは難しいんです。いないんです。それは、学校
の先生として教科として入りますが、この学校はサッカーがいないから、英語
の先生が、今、異動していなくなった、そこへ入れるときに、英語の先生でサ
ッカーができる者というのは、ほとんど、もう皆無に等しいです。反対に、バ
ドミントンがこの春江中学校へ絶対必要なんやと、顧問がいないんで、教える
-178-
者がいないんで、外部指導者としてっていうんか、先生を入れようとしたとき
に、バドミントンはできるけど国語の指導者であったというと、国語の指導者
の先生を、今いる先生をどっかに出さなあかんです。そんな、いろんな、つな
がり、非常に中学校って難しいんです。
そういう点で、少しずつ努力をしながら、今、来年度の人事をやっと終わろ
うとしているわけでありますが。例えば、丸岡南中学校で、例えばの話ですが、
念願のサッカーを教える先生が入るんでないんかなって、これも念願でありま
す。それも教科とのかかわりでうまくなったので入れた場合がありますので、
そういうふうにして、一遍にはなかなか難しいので、努力しながら、こつこつ
と、それぞれの5つの中学校で5人、この種目とこの種目とこの種目が足らん
ので、この種目の先生を絶対入れてくんねっていうんですが、教科とのかかわ
りがありますので、1つないしは2つうまくいくように毎年努力をしながらバ
ランスをとっているところでありますので、その点、また、いろんな面で御協
力をいただいて、いい外部指導者がいれば御紹介いただけたら、もうしていた
だくんでないかなと思います。ただし、どんどん外部指導者を入れて強くなっ
ていくと、今度は学校の教育課程の全体の中でバランスが崩れてトラブルが起
こるんです。強くなればなるほど今度は難しいんですわ。そういうトラブルが
いっぱいあったりして、もうそんなら強くなくてもいいわっていう感じになる
部分もあったりするので、そのバランスは、保護者とあるいは学校とPTAと
いろいろ協議しながら最善の努力はしていきたいと考えています。
以上です。
○
議長(橋本充雄)1番、小原議員。
○
1番(小原慶之)教育長の苦労と努力がすごい身にしみました。本当に、
きのうの卒業式の中でも、三国中学校の答辞の中で、部活動がすごい思い出に
残っているという言葉もあったので、やっぱり、部活動というのは学校生活の
中で、本当に、1番、2番のウェートを占めていくなと、自分も卒業式を見て
さらに感じました。錦織圭選手も、やっぱり、いい指導者というか、松岡修造
選手のような熱いトップ選手に出会って指導されたことによって、世界を目指
そうとか、そういうふうに思えたきっかけになったかもしれないので、また、
ちょっとずつでもいいので、外部指導がふえるような支援策が出てくれば、自
分もうれしく思います。
これで、私の一般質問を終わらせていただきます。
○
議長(橋本充雄)お諮りします。
本日の会議はここであすに延会したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
-179-
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、本日はこれで延会することに決定いたしました。
あすは午前10時より本会議を再開いたしますので、よろしくお願いをいた
します。
○
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
(午後4時40分
延会)
地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相
違ないことを証するため、ここに署名する。
議
長
署 名 議 員
署 名 議 員
-180-
平成27年3月第1回
坂井市議会定例会議事日程(第4号)
平成27年3月12日(木)午前9時59分
開議
1.議事日程
〔第4号〕
日程第1
一般質問
2.本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
3.出席議員(26名)
1番
小
原
慶
之
2番
後
藤
寿
和
3番
川
端
精
治
4番
渡
辺
竜
彦
5番
前
川
徹
6番
南
川
直
人
7番
上
坂
健
司
8番
戸
板
9番
吉
川
貞
明
10番
古
屋
信
二
11番
上
出
純
宏
12番
田
中
哲
治
13番
佐
藤
寛
治
14番
松
本
15番
東
野
栄
治
16番
伊
藤
聖
一 (11:20退出、11:22出席)
人
志
18番
川
畑
孝
治
雄
17番
進
朗
19番
前
田
嘉
彦
20番
橋
本
充
21番
永
井
純
一
22番
畑
野
麻美子
23番
山
田
栄 (11:22退出、11:24出席)
24番
広
瀬
潤
一 (11:19退出、11:22出席)
25番
田
中
26番
木
村
千賀子
4.欠席議員(0名)
な
し
5.説明のため出席した者の職氏名
市
長
坂
本
憲
男
副
長
北
川
貞
二
長
川
元
利
夫
総 務 部 長
新
開
和
典
財 務 部 長
野
路
良
二
生活環境部長
向
川
俊
邦
福祉保健部長
髙
嶋
優
文
産業経済部長
萬
道
正
之
建 設 部 長
恩
地
紀
上下水道部長
高
木
教 育 部 長
杉
田
美
三国病院事務局長
直
江
教
育
輝
-181-
市
徹
正
一
会計管理者
小
川
茂
治
6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事 務 局 長
小
林
憲
雄
事務局次長
木
下
和
憲
書
小
澤
清
和
書
坪
田
学
恭
記
7.議事の経過
午前9時59分
開
議
-182-
記
第1回坂井市議会定例会
(午前9時59分
○
開議)
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
○
議長(橋本充雄)皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員数は26人であります。
定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程第1、一般質問を昨日に引き続いて行います。
通告順により質問を許します。
○
17番(
人志)おはようございます。議席ナンバー17番、政友会の
ました。卒業式のシーズンであります。私も、この年になりまして、だんだん、
涙腺、涙の腺が緩んでまいりました。最近は、卒業式に出るたんびに、もう、
最後、きのうもお話が出てましたけども、「旅立ちの日」を皆さんで合唱され
ますよね。あれを見ると、目の前にいる女の子はほとんど半分以上泣いている
んですよね。あれを見てると、私もじわっと来まして、毎回、ハンカチに目を
当ててしまう。この後、小学校や保育所の卒業式、卒園式もあります。しっか
り旅立ちを見送ると、祝うということはすばらしいことでありますが、涙もろ
くなるというつらさもございます。
それはさておき、私は、今回、三国地区における公共施設の再編整備につい
てと、図書館の戦略性について質問をさせていただきます。
1点目に、三国地区における公共施設の再編整備についてお伺いをします。
三国地区におきましては、三国まちづくり協議会の拠点施設である三国公民
館の耐震整備を考えていく上で、老朽化の進んだ三国社会福祉センターや三国
総合支所などの公共施設整備に加え、えちぜん鉄道の三国駅及びその周辺整備
も考慮し地区全体を面で捉えた施設配置を検討すべきと考え、以下、質問をさ
せていただきます。
三国公民館や三国総合支所の耐震整備を行うにあたっては、三国公民館や三
国社会福祉センター、三国総合支所などの機能を保持しながら、えちぜん鉄道
三国駅及びその周辺整備も視野に入れ、市民ニーズに合った利用者満足度の高
い施設配置を検討し整備していくべきと考えますが、これについて市長の御見
解をお伺いします。
2点目は、図書館の戦略性についてであります。
高度化する情報化社会の中にあって、市民がより文化的な生活を送るために、
-183-
図書館が市民に役立つ情報拠点にならなければならないことは、言うまでもあ
りません。
図書館が、一部の本好きの人たちのための施設、言葉は悪いかもしれません
が、暇潰しの場所、無料の貸し本屋であってはいけません。
インターネットが普及して、家庭にいながらさまざまな情報を入手できる時
代にあって、図書館は、単に本を貸し出す施設だけではなく、今後、どのよう
にしていけばいいか、中期的な視野に立ち新たな戦略を考えていくべきである
と考え、以下の質問をします。
1番目、市内の図書館において、本の貸し出し以外にどのような事業を行っ
ているのでしょうか。
2番目、坂井中学校に市立図書館を併設したことによって、これまでにどの
ような効果が得られたでしょうか。
3番目、レファレンスサービス、平たく言えば、調べ物のお手伝いっていい
ますか、こんな資料を探してますとか、あるいは、こういうことを知りたいん
ですがどうやって調べたらいいですかといったこと、利用者の相談に対して、
図書館員が資料に基づいて、利用者に情報提供するっていうことです。そうい
ったレファレンスサービス、そして、アウトリーチサービス、これは以前にも
一般質問で私お伺いしたことがあるんですけども、アウトリーチサービス、聞
きなれない言葉ではございますけども、これは、図書館のサービスの圏域内で
あるにもかかわらず、これまで図書館サービスが及ばなかった人たちに対して
サービスを広げていく活動を行うということです。そういったアウトリーチサ
ービス、こういったことを、図書館の利用促進にあたり、この2つのサービス
の充実を図るべきであると考えますが、既に実践している事柄やあるいは検討
予定の具体的があれば、お聞かせください。
以上、お伺いをしまして、私の一般質問とさせていただきます。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)おはよ
の御質問にお答えをいたし
ます。私の方からは三国地区公共施設の再編整備についての質問にお答えし、
図書館の戦略性に関する質問については、後ほど教育部長からお答えをいたし
ます。
初めに、三国地区公共施設の再編整備についてでございますが、先日の志政
会、山田議員の代表質問にもお答えをさせていただきましたように、三国庁舎
及び三国公民館の耐震診断結果については、耐震性は劣り補強を要すると診断
されました。そのため、庁舎機能を維持するためには、耐震性を強化するため
の改修または改築が必要であるというふうに考えております。
また、三国庁舎に隣接する三国社会福祉センターは、公共施設マネジメント
-184-
白書においても示されているとおり、耐震性はなく老朽化が著しいことから、
今後、取り壊すことといたしております。
三国庁舎の耐震性を強化するための方策については庁内で検討しているとこ
ろでございますが、現在の庁舎を活用し、耐震改修を行うこととした場合、地
盤改良や利便性、快適性などの課題もあり新築するほどの費用がかかることと、
及び、また、耐震改修後の耐用年数などを考慮すると、改築による方法が適当
ではないかと考えております。
このような中、三国庁舎においては、市民の利便性などを考慮しながら、庁
舎機能とホール機能などをあわせ持つ施設として改築する方向で検討していき
たいというふうに考えております。
また、えちぜん鉄道三国駅前周辺整備については、三国湊にふさわしい景観
を残しつつ、駅舎及び三国コミュニティセンターなどを含め駅周辺の事業計画
を策定し、今後、まちづくり交付金事業などの採択に向け、取り組んでいきた
いというふうに考えております。
三国地区の公共施設の再編整備につきましては、施設の利用目的や市民ニー
ズなどを的確に捉えながら、効率的かつ利用者の満足度の高い施設配置となる
ように検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただ
きたいと思います。
○
議長(橋本充雄)杉田教育部長。
○
教育部長(杉田輝美)
図書
館の戦略性についての御質問にお答えさせていただきます。
まず、1つ目の、本の貸し出し以外にどのような事業を行っているかについ
てお答えいたします。
坂井市立図書館では、本の貸出・返却サービスや本の予約・リクエストサー
ビス、レファレンスサービスなどの基本業務を行っております。このほかに、
4館の合同事業としまして、市民を対象としました文学講演会、小学生を対象
とした図書館見学ツアー、図書館お薦めの本を入れた福袋の貸し出し、本を6
回借りた人に手づくりのしおりをプレゼントする「めざせ!どくしょめいじ
ん」などを実施しております。
各図書館では、子どもの読書活動推進事業としまして、毎週土曜日に、幼児
・児童を対象にしたおはなし会や、子育て支援センターに通う児童を対象にし
たおはなし会を月1回開催しています。
年間を通したイベントとしましては、人形劇を見る会、七夕飾りづくり、植
物の名前を聞く会、読書感想画展、クリスマス会など、数多くのイベントを開
催しております。また、図書館ボランティアを対象にした読み聞かせ講座や研
修会なども行っております。
-185-
また、昨年10月からは、生後5ケ月から6ケ月児の育児相談時に、図書館
から職員4名が会場に出向きまして、赤ちゃんやお母さん方を対象に絵本の読
み聞かせをするブックスタート事業も実施をしております。
さらに、図書館には中野重治記念文庫や古谷・吉沢文庫などがあり、ふるさ
とゆかりの作家や、偉人の文庫運営や、文学者を啓蒙する講演会などの顕彰事
業にも取り組んでいるところでございます。
次に、2つ目の、坂井中学校に市立図書館を併設したことによって、これま
でにどのような効果が得られたかについてお答えいたします。
平成25年5月に、坂井中学校に併設しました坂井図書館が開館し、間もな
く2年が経過しようとしております。
併設したことによる効果としましては、生徒が、国語や社会、総合学習など
の授業の調べ学習などで坂井図書館を気軽に利用できるようになったことが挙
げられます。また、授業以外でも中学生の坂井の図書館利用が大幅にふえまし
て 、 平 成 2 5 年 度 に 坂 井 図 書 館 で 本 を 借 り た 中 学 生 の 数 は 1 ,9 0 4 人 で 、 平
成23年度と比べますと約4割ふえております。貸し出し冊数も1万174冊
と、6割ふえているような状況でございます。
さらに、昨年度は、坂井中学校におきまして、市立図書館主催の児童文学研
究家を招いての講演会を開催したり、坂井中学校の文化祭の一環としまして、
坂井図書館において、ボランティアによる「宮沢賢治を知る」と題した講演会
などを開催したり、両施設を有効に活用しながら、中学生の読書活動を推進し
ているところでございます。
今年度につきましては、国語の教科書で紹介されております図書を坂井図書
館の特設コーナーで展示し中学生に貸し出したり、国語の授業や文化祭で創作
した生徒の作品を坂井図書館で展示したりして、広く一般の利用者にも見ても
らえるような事業にも取り組んでいるところでございます。
さらに、司書同士の情報交換が行いやすくなり、中学生に読んでもらいたい
図書の選書におきましても、両者が連携することでより効果的な図書の購入が
できるようになりました。
このように、中学校併設の坂井図書館の特長を生かした交流・読書普及事業
に今後も取り組んでまいりたいと思います。
最後に、3つ目の、図書館の利用促進にあたりレファレンスサービスやアウ
トリーチサービスの充実を図るべきと考えるが具体策はについてお答えします。
坂井市立図書館では、職員がカウンターや電話による利用者の質問に対し図
書館資料を活用しまして調査・回答するレファレンスサービスを行っておりま
す 。 約 年 間 4 館 で 3 ,3 0 0 件 ほ ど の サ ー ビ ス を 行 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま
す。
-186-
また、利用者自身がインターネットを活用して調査できるように、市内全図
書館にパソコンの端末、公衆無線LANを設置しまして、電子情報へのアクセ
スを提供しているところでございます。
今後、ますます利用者からのレファレンスサービスへのニーズが高まると考
えられますので、これらの要求に応えられるように、司書のレベルアップ、職
員体制の充実を図ってまいりたいと考えております。
アウトリーチサービスにつきましては、市内全域の幼稚園・小学校に対しま
して、クラス単位で図書館で選集し、団体貸し出しを行っております。学期ご
とに入れかえし、読書の普及活動に努めているところでございます。
また、図書館から離れた地域に住んでおられる方で交通手段を持たない高齢
者の方、また、障がいのある方、子育てで長時間家をあけられない保護者の方
などを対象に、最寄りの地区公民館で図書館サービスが受けられるように、市
内16の地区公民館等に対して団体貸し出しを行っているところでございます。
しかしながら、どうしても地区公民館へ行けない方に対しましてどのような
サービスが可能なのかにつきましては、今後の課題として検討してまいりたい
と考えております。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)
○
17番(
人志)今の市長の御答弁の中で、三国地区、この前の代表質
問の際の御答弁にもありましたとおり、市長は改築ということで検討されてい
るということで、ぜひその方向でお願いしたいと思っているところであります。
また、駅前地区は、現在の三国駅の駅舎というか、駅舎らしくないという御
意見がかなり多くございます。また、公民館についても耐震診断の結果が必ず
しもよくなかった、そういうことを踏まえて、十分、周辺一帯整備として考え
ていただきたいと思います。
これには、まち協や公民館の方々を中心とした検討委員会もありますので、
十分、そういった人たちの御意見も取り入れていただきたいと思います。
さて、図書館についてでありますけども、今、部長おっしゃった、高齢者と
か、交通手段を持たない利用者、そういった方々に対してはこのアウトリーチ
サービスをしっかり受けているということはよく理解できました。
ちょっと確認なんですけども、例えば、長期の入院患者、病院ですね、それ
から、介護施設入所者、そういった方々から要請があった場合は貸し出しに応
じているのかどうかお伺いします。
○
議長(橋本充雄)杉田教育部長。
○
教育部長(杉田輝美)今、長期入院の方とか施設に入っておられる方から
のそういう要望に応えているのかという御質問ですが、今、確認ができません
-187-
のでお答えできませんが、もしそういうなサービスができてないようであれば、
先ほど申し上げましたが、いろいろ課題もございますので、その中の課題の1
つとして捉えまして、今後、検討させていただきたいというふうに思います。
○
議長(橋本充雄)
○
17番(
人志)ぜひお願いします。アウトリーチ活動っていうのは、
まず、その不便を強いられている人の存在とかニーズに気がつくところから始
まると思っています。そういった図書館活動の基本っていうのは、今申し上げ
た、単に図書館を普通に利用している人だけじゃなくて、全ての人に図書館サ
ービスを届けることだと思っています。特に、アウトリーチ活動っていうのは、
不利益って言ったら大げさかもしれませんけども、そういった人への不自由と
か、そういったものを解消することだと思っていますので、少数化、いわゆる
マイノリティーかもしれませんけども、そういった方々の利用環境を整備する
ということは、やはり、多数派、マジョリティーの方々の利益にもつながるん
じゃないかと思っています。
それから、さらに、図書館なんか行かんわっていう人、そういった方に、あ
るいは、一遍も私は図書館に行ったことないんやという人に対して、やはり、
図書館を利用してくださいと。そういう人に図書館の存在を知ってもらって、
今、伺うと、かなり、いろんな、貸し出し以外の行事もやってらっしゃるんで、
そういった1回も行ったことないんやっていう人たちに対して、図書館を暮ら
しの中に位置づけるまではいかないまでも、そういった宣伝とか広報も大事だ
と思っています。でも、なかなか、ふだん、忙しいし、インターネットが普及
しているし、行ったことない人に行ってくださいっていうのは難しいかもしれ
ないけども、さらに大きなお世話だと言われる方もいるでしょう。でも、あえ
て、図書館で働く司書とか職員の方には、そのための、図書館に来たことがな
い人を来させるための創意工夫をぜひしてもらいたいと思っています。
そこで、お伺いしますけども、この4つの図書館の司書さん、職員さんの研
修ですとか、あるいは、ボランティアグループなどもいるとおっしゃってまし
た。そういった方々も含めた図書館同士の情報交換といいますか、研修とか、
横の連携というものがとれているのかどうかお伺いします。
○
議長(橋本充雄)杉田教育部長。
○
教育部長(杉田輝美)図書館の職員同士の連携ということですが、それに
つきましては、各図書館のリーダーであったり、皆さん集まって、これからの
毎月の行事であったり、今後、図書館のいろんなことに対しまして、いろいろ
話もしておりますし、職員同士においても、そういうふうな交流っていいます
か、皆さんが意思統一ができるというようなことで、そういうふうな研修、お
話をしているところでございますし、また、各種、いろんな研修会もございま
-188-
すので、そのような研修会も利用して資質を高めているというような状況でご
ざいます。
○
議長(橋本充雄)
○
17番(
人志)わかりました。それから、レファレンスにつきまして、
今ほどの御答弁で、一定のサービスが行われているんじゃないかと感じました。
ただ、つけ加えて申し上げるならば、情報提供に関してインターネットを活
用すべきだと。例えば、電子メールによってレファレンスを受けたり、メルマ
ガを発行するなどして積極的に情報発信するような取り組みが必要だと思って
ますので、検討してください。
それから、今ほど研修の話も出ましたけども、いわゆる、マーケティングコ
ンセプト、つまり、利用者の利益が重要であるという考え方、そういったこと
を考えると、やはり、市民ニーズ、あるいは、利用者ニーズがどのようなもの
かっていうのを先取りすることが求められていると思っています、リファレン
スには。つまり、利用者が、今、どういう情報を求めているのか、それから、
社会情勢に鑑みて、ある程度、図書館側も把握してなきゃいけない。市民の方
が聞きに来たときは、「はい、こうですよ」と提供できる体制になっているか
ということです。
例えば、聞いて、初めて、慌てふためいて「わかりません。ちょっと、また
この次までに」と連発するのでは、やはり、余計な手間になってしまうし、よ
くないと思っています。しっかりしたレファレンス体制を整えておくことが図
書館員のスキルアップにもつながると思いますので、ぜひその辺をお願いいた
します。
先ほど申しましたとおり、図書館がただ本を貸し出すと無料の貸し本屋で終
わってしまうのではなく、その先の、利用者が知りたい情報、それを提供して
いく、それが、大げさな言い方かもしれませんけども、ビジネス支援とか政策
決定にもなっていくんじゃないかと、そういった施設になると思います。ぜひ、
レファレンスを強化して、図書館に戦略性を持たしていただきたいと思ってい
ます。
最後に、坂井図書館でございますけども、学校との相乗効果っていいますか、
先ほどの御答弁のとおり、とてもいい効果が出ているんじゃないかと思ってい
ます。
そんな中で、地域に開かれた学校という言葉をよく耳にします。きのうの一
般質問の中でも、そういった地域や学校が一体となるという言葉をよく耳にし
ました。ただ、開かれた学校といいましても、体育祭や文化祭とか、あるいは
授業参観のときだけ学校へ来るんじゃ、その本質はわからないと思います。も
っと日ごろから、学校が地域に開かれた存在であるべきだと思っています。坂
-189-
井中学校のように、公立図書館が中学校に併設されているっていうのは、地域
に開かれた学校という意味ではもってこいの環境ではないかと思ってます。し
かし、まだ併設したことによるメリットを最大限に生かしてないんじゃないか
と思っています。つまり、工夫次第でもっともっと大きな効果が出るんじゃな
いかと思っています。
例えば、今後、異世代交流の場としても可能性が広がるんじゃないか。図書
館には、職業や性別を問わず、親子連れ、高校生、高齢者まで、たくさん、多
くの人が訪れます。つまり、絶えず新しい空気が流れ込んでいるんじゃないか
と思っています。さらに飛躍して言えば、坂井市図書館の場合、学童保育の場
として可能性があるんじゃないか。児童ルームつきの図書館といいますか、放
課後児童クラブとか、あるいは、児童館とのすみ分けは必要ですけども、子ど
もたちにとっては、ある意味、快適な放課後の居場所づくりになるんじゃない
かと思っています。もっと学校との連携を強化して模索するべきだと思います
が、教育長、いかがですか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)
いかなきゃならんのでないかなと思いますが、幸い、坂井市は住みよさランキ
ング第2位と、この大きな条件の中に、4つの町が合併したことによる効果っ
ていうのは非常に大きいんでないかな。それをいかに利用していくかっていう
こ と が 大 事 か な と 。 そ の 点 で も 、 こ の 9 万 4 ,0 0 0 人 の 市 の 中 で 4 つ の 図 書
館があるということがすごいことだという評価は高いと思いますよ。しかし、
いろいろ、主事が努力しながら、図書館協議会の方々の、地域の方々の御協力
をいただきながら、いろいろ工夫をしながら、模索をして、そして、いかに住
民のニーズに合った図書館活動していくかということが大事だということで、
そういう点でも、誇りを持って主事さん方には頑張っていただきたいというこ
とをお話しさせていただいています。
「広報さかい」にも図書の新刊のいろんなことが記事として出ていたり、あ
るいは、4つの図書館が、それぞれ図書館だよりを出しながら工夫をしていっ
ておりますし、そういう点でも、研修を重ねながら、よりよい図書館になるよ
うに努力していきたいなと思っています。
そして、もう一つ、図書館は、もちろん、本を読むっていうことだと思いま
すが、でも、暑い日には、癒やしの場として図書館に来ていただけばいいと思
いますよ。それから、寒かったら、家から出て暖かい図書館に来ていただいて、
そこで、憩う場所、それでも僕はいいと思います。そんなことも含めていろい
ろな活用方法があるだろうと思いますので、またいろいろ工夫をしながら取り
組んでいきたいと思います。
-190-
○
議長(橋本充雄)
○
17番(
人志)教育長、今おっしゃるとおり、この文部科学省が出し
ている「これからの図書館像」「これからの図書館のあり方」っていう文書の
中で、図書館サービスを受けることができるようにするためには、図書館の設
置を促進する必要があるという文言があります。その中で、中学校区単位の生
活圏に図書館を整備するのが望ましいということが書いてある。坂井市はまさ
にそういった理想的な環境にあると思いますので、引き続き、大きな教育の政
策の中に取り組んでいただきたいと思っています。
最後に、私からのリクエストといいますか、ぜひともお願いしたいことがあ
るんですけど。例えば、図書館の中には、お知らせ版も含めて、この「広報さ
かい」が置いてあります。それから、県の広報誌、「県政広報ふくい」、これ
も置いてあります。御丁寧に「福井市県議会だより」も置いてあります。ただ、
私なんかが一番置いてほしいなと思うこの「坂井市議会だより」が置いてない
んですよ。ただ、これは私が見つけられなかったのかもしれない。どっかに置
いてあるのを私が見つけられなかったかもしれません。どっか片隅にちょこっ
と置いてあるなら、もうちょっと目立つところに、この坂井市議会だよりを。
ほかの広報誌をどけてまで置けとは言いませんから、もうちょっと、せめて、
そういった横にも、多少、県議会だよりよりも目立つところに坂井市議会だよ
りを置いていただきたいなというお願いであります。市民の皆さんに、市議会
でのこういった議論がどうだっていうことをごらんいただくためにも。これ、
決して子どもに害のある書物ではないと思っております。選挙権を18歳に引
き下げる日が遠くない中で、子どもたちに政治の関心を持ってほしいというふ
うに思いますので、ぜひお願いしたいんですが。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)4つの館を一回確認させていただいて。いってるとい
うことですので、もっとわかりやすいように、市民の目にとまるような工夫を
していただくようにお願いをしておきますので、また、図書館へ行って置いて
あるなというようなことを確認してください。よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)
○
17番(
人志)ありがとうございます。ぜひお願いいたします。有権
者の方々とか子どもたちに政治に関心を持っていただくように、私たち議会も
しっかり頑張りますので、よろしくお願いします。
終わります。
○
議長(橋本充雄)次に、7番、上坂健司議員。
○
7番(上坂健司)皆さん、おはようございます。7番、政和会、上坂でご
ざいます。
-191-
それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。
高齢社会と子育て問題の2点について質問いたします。
まず、認知症についてでございます。
国では、急増する認知症への対策を国家戦略の1つに位置づけ、各省庁を挙
げ取り組む強い考えを表明しました。10年後、高齢者の5人に1人が認知症
となり、700万人を上回ると推定しています。これにつきましては、6月の
議会で畑野議員も質問されました。
また、警視庁によりますと、認知症が原因で行方不明になった方は、平成2
6年度は1万人を上回ったとしています。本市ではこれに対しどのように取り
組むでしょうか。
まず1点目として、本市の認知症・徘徊行方不明者の現状、及び、今回、新
規事業で示された徘徊高齢者SOSネットワーク事業をどう支援していくのか。
2点目として、従来の認知症GPS端末の利用状況をお伺いします。
次に、孤独死についてでございます。
国では、高齢化と未婚化が進んで、単身世帯や老夫婦だけの世帯、母子世帯
など、社会から孤立リスクを抱かえる人たちが今後もますますふえ続けると見
込まれています。また、近年、誰にも気づかれずに亡くなる孤独死が年間約3
万人います。本市ではこれらに対しどのように取り組むのでしょうか。
まず1点目として、孤独死の本市の現状と今後の対応について。
2点目として、パラサイトシングル(親同居未婚者)の現状と今後の対応に
ついてお伺いします。
次に、特殊詐欺についてでございます。
オレオレ詐欺など、特殊詐欺の被害が高齢女性に集中しています。家庭の金
庫番だからでしょうか、それとも、だまされやすいのでしょうか。事あるにつ
け、広報やチラシなどで注意喚起また未然防止の呼びかけが行われているにも
か か わ ら ず で あ り ま す 。 全 国 の 警 察 の 把 握 で は 、 被 害 者 1 万 3 ,3 7 1 名 、 被
害 総 額 5 5 9 億 4 ,0 0 0 万 円 。 悪 質 な 一 大 産 業 化 し 、 ぐ ん ぐ ん ふ え 続 け て い
ます。本市では、これらに対しどのように取り組むのでしょうか。
まず1点目として、オレオレ詐欺など特殊詐欺の現状と今後の対応について。
2点目といたしまして、通話録音装置の貸し出しを検討したらどうかについ
てお伺いします。
次に、子育てするなら坂井市で「子どもの環境ナンバーワン」に向けてでご
ざいます。
子どもは、坂井市の宝であり、希望です。人は誰でも生まれながらにして幸
せに生きる権利を持っています。しかし、世界では、貧困、飢え、虐待等の困
難な状況に置かれている子どもがたくさんいます。このような子どもたちを救
-192-
うため、国際連合では児童の権利に関する条約が採択されました。我が国でも
この条約を批准していますが、いじめ、体罰、虐待、そして、子どもが当事者
となる事件の多発、不登校、核家族など、子どもを取り巻く環境はますます複
雑になっています。我が坂井市でも例外ではありません。社会全体で子どもた
ちを支援する体制づくりが必要です。
そのためには、学校・行政・家庭・企業・地域が一体となり連携しなければ
なりません。また、育児や出産をしやすい環境を整え、少子化に歯どめをかけ
なければなりません。
次代を担う坂井市の全ての子どもたちと、その子どもたちを育てる家庭を応
援する環境整備を進めなければなりません。その中で、本市は、平成22度年
から26年度までを、次世代育成支援後期行動計画として推進されました。
そこで、お伺いします。
まず1点目として、この計画の3つの基本目標である「子どもを育む」「家
庭を育む」「まちを育む」について、施策の検証を踏まえた、それぞれの主な
効果や改善点についてお尋ねいたします。
次に、2点目として、全ての子どもが自分の持てる力を発揮して、生き生き
と自分の可能性を追求し、幸せな人生を送ることができるようにしなければな
りません。
坂井市まちづくり基本条例では、第9条、子どもの権利、子どもは人格を持
った1人の人間として尊重されるとともに、自発的にまちづくりに参画する権
利を掲げていますが、さらなる、子どもの権利を保障・支援する取り組みが大
切です。
昨年の、子どもの声がうるさいとの保育所への苦情による騒音問題、先月に
は、福井市で新生児の死体遺棄事件が、また、この原稿を書き始めた途端、き
のうもございました、川崎市の河川敷での中学1年生が殺害されるという大変
ショックな事件がありました。加害者までもが少年少女であることは、周りの
大人の責任は余りにも重く、救えた命だったのではと悔やまれます。
これらを踏まえ、子どもの権利に関する条例の制定をする必要があると考え
ますが、所見をお伺いします。
次に、3点目として、先ほども出てましたけども、福井県は幸福度ランキン
グ全国1位、坂井市は住みよさランキング全国2位や、子育て環境面でも市民
から一定の評価を得ています。「子育てするなら坂井市で」、主人公は子ども
であるという共通認識のもと、家庭・地域・学校・企業・行政が一体となり、
住んでよかった坂井市、孫にも住ませたい坂井市を目指し、坂井市が文字どお
り子育て環境ナンバーワンのまちになるようプロジェクトをお願いしたいと考
えます。所見をお伺いします。
-193-
以上、質問とします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)上坂議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは、
子育てするなら坂井市での御質問にお答えをさせていただき、また、高齢社会
問題につきましては、後ほど福祉保健部長からお答えをいたします。
初めに、3つの基本目標であります「子どもを育む」「家庭を育む」「まち
を育む」について、施策の検証を踏まえた、それぞれの主な効果や改善点につ
いてお答えをいたします。
平成22年度からの次世代育成支援行動計画の後期計画は、議員おっしゃい
ますように、「子どもを育む」「家庭を育む」「まちを育む」を基本目標に施
策を展開してきたところであります。
平成27年度からの新たな坂井市子ども・子育て支援事業計画の中でも触れ
ていますが、パパママレッスンや子ども医療費助成事業など、目標を大きく超
えて実施できた事業も多く、おおむね計画どおり事業が推進できたものと考え
ております。
また、平成27年度からの国の子ども・子育て新制度では、地域子育て支援
拠点事業や病児・病後児保育事業など10項目の地域子ども・子育て支援事業
について、量の見込み、確保の内容、実施時期を定めることとされておりまし
て、子ども・子育て会議において、計画の進捗等について毎年度確認する機会
を設けることになっています。項目外の事業計画についても、あわせて進捗等
について調査また検討し、実効性のある計画の推進を図っていく考えでありま
す。
次に、子どもの権利に関する条例についてお答えをいたします。
平成元年、国際連合総会におきまして「児童の権利に関する条約」が採択さ
れ、日本は平成6年にこの条約に同意をしたところでございます。
その後、平成12年には、川崎市において、子どもの権利を総合的に保障す
る「子どもの権利に関する条例」が制定されておりまして、以来、子どもの権
利を保障する条例を制定する自治体もふえてきております。
これらの条例には、子どもが安心して生きる権利、自分らしく生きる権利、
守られる権利、社会参加できる権利など、自治体によりまして、さまざまな子
どもの権利について定められているわけでございます。また、保護者や地域、
自治体、事業者などの責務についても明記されている条例も見受けられていま
す。
しかし、一方で、権利の尊重は重視されるが、子どもの義務については特に
定められていないわけでございまして、また、その条例を策定したことによる
効果についても検証しにくいなどの問題点も挙げられています。
-194-
子どもにとって最もいいことは何かを第一に考え、子どもの健やかな成長を
支援し、子どもの権利を実現していくことは当然のことであるというふうに考
えますし、坂井市においても、これまでの施策については、この点を重視しな
がら事業を推進してきたところでございます。
これらのことから、「子どもの権利に関する条例」の制定につきましては、
条例を制定しています他自治体を参考にしていきながら、また、その効果など
を確認しながら今後検討してまいりたいというふうに思っておりますので、御
理解をいただきたいと思います。
最後ですが、「子育てするなら坂井市で」子どもの環境ナンバーワンの所見
についてという御質問にお答えをさせていただきます。
子育て支援につきましては、政和会の代表質問でも申し上げましたとおり、
合併以降、坂井市総合計画や次世代育成支援行動計画などに基づき、重要施策
と位置づけ、推進をしてまいりました。
議員各位の御理解と御協力を得ながら、平成23年度からは全国的にも珍し
い、多子世帯支援の子育てすくすく支援商品券支給事業の実施、また、本年度
からは、子ども医療費助成事業において、県内9市で初めて、中学3年生まで
の医療保険の自己負担分の完全無料化を実施することができました。
また、平成23年度から計画的に実施しています公立保育所民営化事業にお
い て も 、 5 ,0 0 0 平 方 メ ー ト ル 程 度 の 土 地 を 用 意 し て の 事 業 推 進 な ど 、 ほ か
の自治体にはない制度設計となっております。
今後は、公立・私立保育所での生後8週からの受け入れの完全実施や、病児
・病後児の保育施設の拡充、子育て相談体制の充実など、ハード・ソフトを含
めた時代に即した子育て環境のさらなる充実に取り組んでまいりたいというふ
うに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)それでは、私からは高齢社会問題についてお答
えをいたします。
初めに、認知症・徘徊行方不明の現状及び徘徊高齢者SOSネットワーク事
業をどう支援していくのかについてでございますけども、近年、認知症の行方
不明者が全国的に増加をいたしまして、平成26年度は約1万人に上ると言わ
れております。幸い、坂井市では、認知症による行方不明者や行方不明の高齢
者を保護したという情報は受けていないのが現状でございます。
昨今、国や県では、地域の見守り体制を構築していくことで家族の安心に結
びつけていく、全国レベルのネットワークを早期に構築することを求めており
ます。
坂井市としましても、平成27年度中に、坂井市徘徊高齢者SOSネットワ
-195-
ークを、警察署を初め関係機関の御協力をいただきながら、必要な組織づくり
を進めてまいりたいと考えております。
この組織を通して情報の提供や捜索協力など迅速な対応を図っていく一方で、
徘徊のおそれのある高齢者を事前に登録していただき、登録番号が書かれたス
テッカーを靴など張ることで、所在不明となった場合の早期発見や事故防止に
つなげていこうとするものでございます。
次に、認知症GPS端末の利用状況についてお答えをいたします。
坂井市では、認知症高齢者の徘徊に備えて、その居場所を家族が早期に発見
できるよう、GPSによる位置確認装置を貸し出す徘徊高齢者家族支援事業を
実施しておりました。
しかし、事業の利用者が毎年3名ないし4名にとどまり、また、徘徊時、こ
の装置を携帯しないということで、利用実績がほとんどなかったということか
ら、現在は実施していない状況でございます。
こうした経過を踏まえまして、今回、これにかわる事業として、先ほど御説
明をさせていただきました徘徊高齢者SOSネットワーク事業を進めてまいり
たいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
次に、孤独死の現状と今後の対応についてでございますけども、現状では、
坂井市でも孤独死と言われるケースもありますが、孤独死の原因といたしまし
ては、高齢者世帯や単身世帯の増加、子どもが都市部へ流出することによる介
護力の不足、地域住民の関係の希薄化、介護サービスとインフォーマルサービ
スのはざまでの見守りの低下などが考えられます。
これらへの対応といたしましては、高齢者1人でも住みなれた地域で安心し
て生活していくために、地域住民全体で地域の高齢者を気にかけ、見守ってい
く体制が重要であると考えております。地域住民が高齢者や在宅ケアに理解を
示して意識を高めていくということが必要と考えられます。
具体的には、地域で高齢者が集う場所を設定をする、また、地区の皆さんが
日ごろから高齢者を見守る体制や、気がかりな高齢者の把握のために市と地域
と関係機関で情報を共有するなど、地域全体で支援体制をさらに強化してまい
りたいと考えております。
次に、パラサイトシングルの現状と今後の対応についてお答えをいたします。
まず、パラサイトシングルとは、学卒後もなお親と同居して基礎的生活条件
を親に依存している未婚者を示す造語あるいは概念となっております。地域包
括支援センターでかかわる支援困難なケースや、高齢者を身体的、経済的に虐
待するケースの中には、基礎的生活条件を親に依存する、いわゆるパラサイト
シングルの存在が確認をされてきております。
具体的には、無収入のために高齢者の親の経済力に依存したり、生活能力が
-196-
低いために、炊事、洗濯、掃除などの家事労働を親に依存したりするなどのケ
ースが見受けられております。
虐待や支援困難な状況になるまでに閉じこもりや定職がない状態にあったこ
とを考慮して、早期のかかわりが重要だと認識しております。
今後は、関係団体と情報の共有、連携をしていく中で必要な対応をしていく
ことが大切だと考えております。
次に、オレオレ詐欺など特殊詐欺の現状と今後の対応についてお答えをいた
します。
福井県警察の発表によりますと、平成26年中の県内における特殊詐欺の被
害 認 知 件 数 は 5 1 件 で 、 前 年 に 比 べ 2 2 件 増 加 し 、 被 害 金 額 は 2 億 8 ,5 4 0
万 円 で 、 前 年 度 に 比 べ て 1 億 1 ,1 8 5 万 円 の 増 加 と な っ て お り ま す 。
また、詳細は把握しておりませんけども、坂井市におきましても、被害認知
件数・被害金額ともかなりの増額となったことが想定されております。昨年中
は、広報紙、ホームページ、防災情報メール等による注意の喚起のほか、6月
には坂井警察署と連携し被害防止広報チラシを各地区に回覧をさせていただき、
被害防止を呼びかけております。
また、高齢者交通安全教室の機会に、特殊詐欺を防止するためのワンポイン
トアドバイスを行うなどの取り組みも行ってきております。
本年、2月18日に開催をいたしました坂井市安全で安心なまちづくり推進
会議におきましても、特殊詐欺を含め、犯罪抑止のための情報の共有と連携・
協力を確認したところであり、警察を初めとした関係機関及び関係団体との連
携を一層強化して各種広報をするなど、あらゆる機会を通じた効果的な啓発に
今後とも努めてまいりたいと考えております。
次に、通話録音装置の貸し出しの検討についてお答えをいたします。
高齢者を含め、特殊詐欺の被害に遭わないためには、心当たりのない相手先
からの電話には出ないということが重要でありまして、ナンバーディスプレイ
サービスの利用や留守番電話機能の活用などが考えられるほか、電話機につな
ぐことにより「防犯のために録音される」旨のメッセージが流れる防犯用録音
装置等も市販をされているようでございます。
また、福井県警察では、ナンバーディスプレイつきの電話機に設置をします
迷惑電話チェッカーを坂井警察署に配備していますが、これまでの貸し出し実
績はないと聞いております。
これらのサービスや防犯機器を利用すれば被害の防止に一定の効果があると
考えますが、重要なことは誰もが被害者となり得るとの当事者意識を持つこと
であり、録音装置の貸出については、今後、検討課題とさせていただきたいと
考えております。
-197-
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)それでは、再質問をさせていただきます。より詳細にお
答えいただきまして、ありがとうございます。
高齢化社会ということで、大変大きい問題を御質問させていただきましたけ
ども、この高齢社会の各論、3つのテーマに入る前に、少し大きなテーマでお
尋ねしたいと思っております。
この、弱い人を助けるといいますか、この高齢社会を支援するということで、
昨年、福井県警の本部長は、新聞で知った限りでございますけども、新任会見
で、県警としても弱者を狙う対策に力を入れると述べておられるということで
ございます。
これは市長にお伺いをしますけども、高齢者が安全で安心して暮らせる社会
の実現のために、通告はしてないんですけども、虐待を含めて、この坂井警察
署と坂井西警察署と本市が相互に協力する、そして、情報収集とか情報の共有
を行って、適切な対応、また、いろいろと、プライバシーとか個人情報がある
わけでございまして、命の例外規定っていうんですか、そんなのを含めた、交
番と駐在所が連携して高齢者を支援の協定という、高齢者の支援に係る相互連
携協定、これらを結ぶことはいかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)今ほど、上坂議員、いろいろ、高齢者について御質問が
あったわけでございますが、本市においても高齢化が加速度的に進展をいたし
ておりまして、また、高齢者を取り巻く環境も複雑多様化となっておりまして、
そういった中でありますが、何といっても、高齢者の方々が、まずは健康で、
そしてまた安全で安心して暮らせるまちづくりというものが本市にとっても大
変重要なことであるというふうに思っております。
そうした中で、今ほどお話がありましたように、こういう協定は福井市と永
平寺が今協定を結んでいるんですけど、そういった中で、今後とも、福井市等
の調査も研究していきながら、前向きな姿勢で、そういった中で、もちろん、
連携とか情報の共有等を図っていきながら進めていきたいというふうに、今の
ところ、考えていますので、また、いろいろと、御意見また御指導をいただけ
ればありがたいというふうに思ってますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)ありがとうございます。
次に、認知症でございます。
政府が急にこの認知症対策に乗り出したと、表明したというのも、やはり、
この鉄道事故による、認知症の男性が電車にはねられたということで、名古屋
-198-
高裁のこの損害賠償が被害者である妻の91歳の女性に360万円の支払いを
命じたというのが、政府が慌てたという発端がございます。まだ最高裁の結論
は出ていませんけども、そういった形で、この認知症対策というのは非常に大
事だということで。私もこの新しい新規事業は大変すばらしい事業だと思うん
ですけども、徘徊が坂井市を越える場合っていうのが想定されると思うんです
ね。広範囲に移動すると、徘徊者が。そういった場合に、この広域圏の見守り、
連携っていうんですか、広域圏連携というものが必要だろうと。そうすると、
また、この行政の縦割りとか、先ほど申し上げた個人情報とか、温度差とか、
そういったものがこの市町村で共同の実施が不可欠と思うんですけども、その
辺はいかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまの御質問でございますけども、広域的
なネットワークが必要ではないかというようなことでございますけども、実は
県が中心となりまして、本年度中に高齢者等の徘徊SOSネットワーク広域情
報提供というのを締結しようとするということを伺っております。市では、高
齢福祉課が窓口となって、近隣の市町、さらには、近隣の府県を連携した、そ
ういうふうな情報ネットワークを進めてまいりたいということを伺っておりま
すので、本市といたしましても、それらに積極的に参加させていただきながら、
広域的な対応を進めてまいりたいと考えております。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)先ほどの答弁のGPSの関係でございます。3、4名と、
非常に会員の方が少ないな、そして、この新規事業に切りかわったということ
でございました。やはり、認知症になったとか、私は認知症ですとなかなか言
いにくいとか、家族の方も、恥ずかしいとか、世間体があってなかなか申し出
がないのかなという面もあるかと思うんです。そこで、検証についてお聞きし
たいんですけども、やってますよという啓発とこの周知についてお伺いしたい
と思っております。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)啓発及び周知等でございますけども、当然、最
近、国のオレンジプラン、あるいは、新オレンジプランで認知症の方をまず正
しく理解をしていただこうというような活動は進めてきております。
市といたしましても、高齢福祉課が中心となって広報啓発活動を進めており
ますし、例えば、認知症のサポーターの養成等も行っていきながら認知症の正
しい理解普及に努めておりますけども、議員おっしゃいますように、自分の身
内から認知症の方が出た場合に、みずから進んで出しにくいというようなこと
もあると思っております。これらも含めて、今年進めようとしておりますネッ
-199-
トワークの中でいろいろ検討させていただきながら、正しい普及啓発を進めて
まいりたいと思っております。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)わかりました。認知症サポーターのさらなる養成ってい
うんですか、それとともに、認知症予防というのも視野に入れながら、より一
層の対策をお願いしたいなと思っております。
次に、孤独死でございます。
この日本の社会というのが、御縁というんですか、地縁、血縁、社縁という
ように結びつけるとすれば、それが共同体主義っていうんですか、そういうも
んになろうかと思っております。孤独死というのは、これまで、先ほど答弁あ
ったとおり1人だったわけなんですね。しかしながら、昨今では、同居をして
いた家族そのもの全てがなくなってしまうという事例も全国的に発生している
わけでございまして、この心の閉ざされた家族、人の命は地球より重いなんて
いう言葉もあるわけなんですけども、そういうことで、また、今後は、この地
域福祉として、社協さんの地域福祉マップづくりなんかにも、このパラサイト
の御家庭とか御高齢者とパラサイトの方と、そういった組み合わせの方もこの
マップに入れていただいて、見守り活動をお願いしたいなとそんなふうに思っ
ています。
それと、私も議員になりまして、いろいろとこの結婚の相談というのをしば
しばでございますけども受けるようになりました。それで、対象というのが、
壮年世代っていうんですか、このパラサイトシングルのことを御相談される場
合もあるんですね。実は。なかなか、これ、本当に難しい問題でございまして、
これの結婚問題っていうのは、当然、その親御さんっていうのは非常に御心労
があるということも考えますと、この少子化対策の1点でもあるわけなんです
けども、この婚活支援っていうんですか、昔はお見合いもあって、その後、時
代背景として恋愛時代を迎えて、ここに来て、若者の結婚とか結婚支援、また、
行政の方で結婚支援をしていくという流れの中で、このパラサイトシングルの
結婚っていうんですか、何とかこの部局内に定住促進室みたいなのをつくって
いただいて、そこを起点として、結婚による定住支援とか、移住とか、交流体
験とか、市内外の広域圏に発する地域協力隊っていうんですか、そのような人
員の配置はできないのかなということなんですが、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)ただいまの上坂議員の御質問でございます。市の方
では、これまでも御説明してきておりますが、昨年9月から、人口減少問題の
対策本部を設置いたしまして、移住定住促進対策や少子化・高齢化対策などを
含め5つの分野に分けまして、現状分析、課題の洗い出し等を行っております。
-200-
御質問の定住促進室等の設置のあり方については、この対策本部での検討を
通じまして、組織全体として、今後の方向性を見出してまいりたいと考えてお
ります。そのほか、今ほど触れられました緑のふるさと協力隊であるとか、地
域おこし協力隊等については、竹田地区へも隊員配置をしたり、いろんな活動
を進めております。また、そういった面も含めて全体的な方向性を見出してい
きたいと考えております。
以上です。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)ありがとうございます。ちょっと時間もあれなんで、次、
特殊詐欺に移りたいと思うんですけども。
先ほどの御答弁で、福井市が22件でしたか、大変ふえていると、ちょっと
坂井市の状況はお伺いすることはできなかったんですが、先般の区長会の説明
資料の中に、坂井市はたしか8件の被害があったような、坂井署だけです、さ
すがに、西署は、資料をいただいたんですけど、ちょっと確認できなかったわ
けなんで。坂井警察署だけでも8件被害をこうむっているということでござい
まして、前年より5件多いというのが書かれてました。
このオレオレ詐欺というのは検挙率が約25%ぐらいしかないということで、
新聞報道を見てますと、大体2日に1回ぐらい、また、12月のときなんかは、
もう毎日のように新聞記事が出てて、被害が出てるというな、全国的にでござ
いますけども。やはり、ここは、しっかり、行政がっていうんですか、公の機
関がしっかり対策を立てていく、国かもしれませんし、県かもしれませんし、
私はこの坂井市として、先行してこの通話録音装置の貸し付けというものがも
う必要じゃないかなと、それは、ある意味では見せる警戒ということになろう
かと思うんですけど。
副市長にお聞きしたいと思うわけなんですけど、この録音、大体100台ぐ
ら い で 8 6 万 4 ,0 0 0 円 ぐ ら い が 私 が 調 べ た 金 額 で ご ざ い ま す 。 そ し て 、 こ
の録音装置の中には、電話がかかってきましたら、「振込詐欺などの犯罪被害
防止のため会話内容が自動録音されます」という警告アナウンスも流され、さ
らには緊急ボタンもついているというすぐれものというんですか、もう既に警
視庁等々は導入を検討し始めてるということもございますので、この辺、行政
としてどうでしょうか。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)上坂議員のオレオレ詐欺、結構、これ、オレオレ詐欺、
もういろいろ種類が今あるわけですね。最近、非常に報道もされますし、また、
いろんなテレビでも注意喚起がなされてますけども、なかなか知らない、まだ
ふえているような状況でございますし。また、特に、これはほとんどが高齢者
-201-
が対象になっているわけでございますけども、高齢者は大体在宅してるってい
う中で、電話を受けて、それにかかる率が非常に高いっていうことが考えられ
るわけでございますけども。これは、これが一番この効果があるっていうのは
なかなかないと思いますけども、1つ、上坂議員提案しました、この通話録音
装置つきの装置っていうんですか、これが一定の効果があるっていうことは十
分承知しているところでございます。私も、以前、このオレオレ詐欺について
は、自宅にいたときに1回電話がかかってきまして、これは本当かなというよ
うな感じを受けたわけでございますけども、ただ、私、そこに携帯電話があっ
て長男に連絡したことがその防止につながったということで、これは家庭でま
た話し合うなり、また、今、銀行でもいろいろやっていますけども、これも先
ほど部長から答弁してますけども、一番いいのはどこやっていうこともまた研
究して、この装置も効果があると思いますけど、1回研究させていただいて、
また検討して、また、いろいろな面で、警察やら、いろいろ連携をとって、少
しでも防げるようないろいろな対策もあると思いますけども、そこらを含めて
研究したいと思いますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)ありがとうございます。大体、1つの被害あたり四百二、
三十万の被害額で、先ほど、559億円、1人あたりそれぐらいになるという
ことでございますので、この検挙率25%を考えると、やはり、坂井市もそれ
相応の億単位で被害に遭ってるということでございますので、またひとつ導入
方、検討よろしくお願いしたいと思います。
続けて、子どもの条例について御質問させていただきます。
実施条例、先ほど、第9条にあるとおり、この実施条例を一歩進めて具体的
に条例化するということなんですけども、例えば、この権利等は当たり前のこ
とをいう意味なんですね。だから、子どもにとって当たり前のことが子どもの
権利なんだよと。先ほど、市長もおっしゃられた4つのこの権利というものが、
市の役割保障、支援の取り組みなんだなと思っております。
私は、今、教育長の愛護センターの補導員もやっているんですけども、なか
なかこの子どもの姿がよく見えない、そして、なかなか会えないんですね、補
導してても。本当に見えにくくなっている。そして、家庭の中におさまってい
るのか、塾に行ったのか、部活もありますから、外にいないというな状況の中
で、この子どもの声をすくい上げるというのが非常に大事だと。そして、大人
側がより関心を持って働きかける必要があるんだろうと、そのことが、きのう
もいろいろと議論がありました川崎市の中一殺害事件だと、そして、今、教育
長も答弁ありましたとおり、最後は家庭なんだということでした。
やはり、被害者の友人も異変が気づいていたわけですけども、結果的には、
-202-
学校、その他、周囲の大人が危機感を共有できなかったのは、新聞で見る限り、
事実ありまして。このひとり親の問題、今、私も坂井中学校の卒業式に行って
ま い り ま し た け れ ど も 、 中 学 3 年 生 、 1 ,0 5 0 名 の 中 で 、 ひ と り 親 っ て 、 1
05名の、10%も占めているわけなんですね、坂井市の。そして、今、不登
校が小学生で15名、中学生は何と82名、坂井市におられて、合計97名も
不登校があるんだという中で、スマートフォンのLINEという、この子ども
を取り巻く環境の変化と、そして、大人との距離、溝が深まっていると。そこ
で、いろいろと、さっき、市長の答弁もありましたけど、この親や子を支える
っていうんですか、そういうこと、環境の充実になると思われますけども、1
つ、ここで教育長にちょっとお聞きしたいんですけど、子どもでもわかるこの
子ども権利条例をつくっていって、そして、子どもさんと一緒に家庭の中で親
御さんが考える、そして教材にしていく、その辺が大事なのかなと思います。
子どもは母親の膝で教育が始まって、そして両親の後ろ姿で育っていくという
こともございますので、この辺、教育長、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)今、上坂議員がおっしゃられたように、不登校が少し
ずつふえてきています。23年、24年、25年、26年と、この26年のと
きには、小学校は15名、中学校は80名ぐらいということになります。かつ
ては、中学校の場合であれば60名か60名弱であったんですね。それが少し
ふえてきています。大体、生徒の2%ということであります、中学校の場合で
す よ 、 と い う こ と に な り ま す 。 3 ,0 0 0 人 お り ま す か ら 、 6 0 人 が 2 % 、 だ
か ら 、 最 近 は 2 .5 % ま で ぐ ら い い っ て い る か な と い う 感 じ が し ま す 。
この不登校は、1年で30日以上休んだ子どもたちをいいまして、けがとか
病気とか、それから経済的な部分で休んでいる部分は抜いていますから、いわ
ゆるトラブルを起こして来ないという子どもたちが、今、不登校としてそれだ
けいるということであります。ということになると、その子どもたちは、ステ
ップスクールさかいで頑張るとか、あるいは、学校の先生方、ソーシャルワー
カーであったり、あるいは、心のパートナーであったり、カウンセラーとか相
談員とか、いっぱい中学校にいていただいて、そこでフォローしながらやって
いっているわけでありますが、やはり、家庭での部分が大きいわけであります。
そこで、子どもたちの権利に関する条例をつくってはどうかということで、
今、市長さんは、そういう近隣の市の状況も考えながら検討していきますとい
うことだと思います。そういうお答えがあって大変うれしかったんですが。こ
の近隣でいうと、白山市なんかがその条例を出しています。そのリーフレット
を見ますと、全部、振り仮名、ルビを全て打ってあって、子どもたちがそれを
十分読めるものであります。守るとか、いろんな権利があるわけでありますが、
-203-
それが自分の目で確かめることができるということは、恐らく、家族で、お父
さんや、お母さんや、おじいちゃんや、おばあちゃんと一緒にそのリーフレッ
トを見てしっかりと検討できるっていうんかな、そういう点でも大変効果的で
ないんかなと思っておりますので、またそういう点で検討していきたいと思い
ます。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)最後の質問に移りたいと思います。子どもの環境につい
てでございます。子どもの環境を考えるときに、この未来の人口、子どもの将
来、政府は50年後に人口1億人程度の以上を目指すということで、合計特殊
出 生 率 2 .0 7 を 目 標 に し て お り ま す 。
これは市長にお聞きしたいと思います。
坂 井 市 は 、 平 成 2 4 年 度 が 1 .5 7 の 合 計 特 殊 出 生 率 で ご ざ い ま す 。 福 井 県
の 方 は 1 .6 2 で 、 平 成 2 4 年 度 の こ と で す よ 。 本 市 の 目 指 す 人 口 、 ど の 辺 か
というのを、ちょっとあれなんですけど、特に、この合計特殊出生率、目指す
姿と、なかなか難しい判断かと思うんですが、もしお考えがあれば承りたいと
思っております。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまの上坂議員の御質問でございますけど
も、合計特殊出生率につきましては、今おっしゃいましたように、坂井市の出
生 率 は 1 .5 7 、 全 国 平 均 の 1 .3 8 よ り も 上 回 っ て お り ま す け ど も 、 県 の 平 均
の 1 .6 2 を 下 回 っ て い る と い う よ う な 状 況 で ご ざ い ま す 。
また、先日、全国の自治体の長への調査としまして、出生数の目標の平均が
1 .6 7 と い う な 報 道 も さ れ て お り ま す け ど も 、 現 在 、 坂 井 市 で は 合 計 特 殊 出
生率の目標値については設定をしておりません。先ほど、総務部長が説明いた
しました今後の人口減少問題対策本部におきまして、全体の目標とする人口、
あるいは、それに合わせた合計特殊出生率等の設定をしていきながら、子ども
を産みやすい、あるいは、育てやすい環境の整備を努めてまいりたいというこ
とを考えておりますので、今現在、目標数値は持ち合わせしておりませんので、
御理解いただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)7番、上坂議員。
○
7番(上坂健司)ここは、数字を出していただくっていうんですか、設定
することでいろいろと対策が出てくるんじゃないかなと思うので、また、いろ
いろと御検討いただくということで、坂井市の住みよい発展を願って、私の一
般質問を終わります。
○
議長(橋本充雄)次に、5番、前川徹議員。
○
5番(前川
徹)議席番号5番、政和会の前川徹です。よろしくお願いし
-204-
ます。私も、先日、母校、丸岡中学校の卒業式に行ってまいりました。3年前
にPTAの役員として入学のお祝いの言葉を贈った生徒たちの卒業式で、とて
も感慨深いものでした。
卒業、別れ、旅立ちがあれば、新たな出会いもあります。将来は心豊かな人
格者になって社会を発展させることのできるような人になってほしいなと思っ
ております。
それでは、通告に従いまして、一般質問を行います。私からは、小中学校の
道徳教育、保健教育についてです。
まず最初に、学校における道徳教育、情報モラルの指導についてお聞きしま
す。
現在、我が国は、グローバル化や情報通信技術の進展、かつてないスピード
での少子高齢化の進行、予想困難な自然災害の発生など、与えられた正解のな
い社会状況に直面しています。
このような社会状況に対応するには、絶え間なく生じる新たな課題に向き合
い、自分の頭でしっかりと考え、また、他者と協働しながら、よりよい解決策
を生み出していく力を身につけることが不可欠です。
一方で、我が国の児童・生徒は、身につけた知識を生かして、みずから考え
る力や学ぶ意欲に課題が見られること、また、他国の若者に比べて自己肯定感
や社会参画に対する意識・意欲が低いことなどが指摘されています。
情報通信技術の進展に伴い、多くの若者が他者とのコミュニケーションや対
人関係に悩んでいるとの指摘もあります。
そして、昨今、大きな社会問題となっている未成年者による傷害、殺人、い
じめ防止の観点からも、子どもたちに、社会性や規範意識、善悪を判断する力、
思いやりや弱者へのいたわりなど、人間として踏まえるべき倫理観や道徳性、
人権意識が求められています。豊かな心を育むことが求められているのです。
そこで、教育の目指すものは人格の形成であり、公教育の使命であるという
ことを踏まえ、質問をいたします。
1点目、命の大切さや規範意識、人権意識を育てるために、どのような道徳
教育、人権教育を小中学校で行っているのか。
2点目、インターネットやモバイル通信が手軽に操作できるようになり、個
人情報の侵害やネット犯罪の低年齢化が懸念されるが、児童・生徒への情報モ
ラルの指導がどのように行われているのか。
次に、3点目は、学校における性に関する指導についてお聞きします。
近年、国民の性に関する意識や価値観が多様化するとともに、児童・生徒を
取り巻く家庭環境や社会環境も大きく変化しています。特に、メディアなどか
らの誤った性情報の氾濫、そして、それらの情報を簡単に入手できるインター
-205-
ネットや携帯電話の普及などの影響を受け、10代の望まない妊娠、人工妊娠
中絶、性感染症、性犯罪の被害など、性に関する健康問題が深刻化しています。
厚生労働省の統計によりますと、平成25年度の人工妊娠中絶件数は、18
万 6 ,2 5 3 件 と 年 々 減 少 し て い ま す 。 1 0 代 の 人 工 妊 娠 中 絶 件 数 も 、 平 成 1
3 年 の 4 万 6 ,5 1 1 件 を ピ ー ク に 年 々 減 少 し 、 2 5 年 度 は 1 万 9 ,3 5 9 件 と 、
2万件を割りました。しかし、妊娠した女性のうち、中絶を選ぶ未成年者の割
合は依然と高く、半分以上の60%を占めています。
また、警察庁によると、平成25年にスマートフォンや携帯電話、パソコン
を 利 用 し て 性 犯 罪 の 被 害 に 遭 っ た 子 ど も の 数 は 1 ,2 9 3 人 で 、 前 年 比 2 0 %
増と急増しています。
平成26年上半期に摘発された児童ポルノに関する犯罪件数は過去最多の7
88件に上り、増加傾向に歯どめかかっていません。
そこで質問です。
性に関する情報がインターネットの普及により手軽に収集される現状を踏ま
え、児童・生徒に対する性に関する指導内容が検討されているのかお伺いしま
す。
4点目は、健やかな体を育む教育の推進についてお聞きします。
小中学生の全国体力テストでは、福井県は連続して全国トップレベルにあり、
坂井市の結果も全国平均を上回っていると聞いております。しかし、健康状態
を見ると、平成26年度学校保健統計調査福井県の概要(速報)では、全国平
均より、依然として視力が低く、虫歯が多い結果となっています。
全 国 平 均 値 と 比 較 を し て み ま す と 、 裸 眼 視 力 1 .0 未 満 の 子 ど も の 割 合 は 、
小 学 生 で 、 福 井 県 は 3 3 .1 % 、 全 国 平 均 は 3 0 .2 % 、 中 学 生 で 、 福 井 県 は 6
0 .2 % 、 全 国 平 均 は 5 3 % で す 。
1 0 年 前 の 平 成 1 6 年 度 の 統 計 と 比 べ て も 、 福 井 県 は 、 小 学 生 で 1 .8 ポ イ
ン ト 、 中 学 生 で 2 .7 ポ イ ン ト ふ え て い ま す 。
虫歯の児童・生徒の割合、処置完了者も含めた割合になりますが、小学生で
は 、 福 井 県 は 6 3 .4 % 、 全 国 平 均 は 5 2 .5 % 、 中 学 生 で 、 福 井 県 は 5 3 .
0 % 、 全 国 平 均 は 4 2 .4 % と な っ て い ま す 。
平成16年度の統計に比べると、小学生は14ポイント、中学生は19ポイ
ントよくはなっているのですが、依然として全国平均に比べますととても悪い
結果となっています。
ちなみに、12歳の平均虫歯の本数は、全国平均が1本に対して、福井県は
1 .4 本 と 、 大 き な 開 き が あ り ま す 。 丸 岡 中 学 校 の 生 徒 は 、 視 力 、 虫 歯 と も 、
残念ながら県平均よりもさらに悪い実態があります。
そこで、お聞きします。
-206-
福井県の児童・生徒は全国平均に比べて依然として視力が低く、虫歯が多い
現状です。本市においても、積極的な保健指導の取り組み、強化・充実の必要
性を感じるが、どのように考えているのか。
5点目は、道徳教育に戻りまして、主権教育との連携から、18歳選挙権に
ついてお聞きします。
今国会で、選挙権を持つ年齢を18歳に引き下げる公職選挙法の改正が成立
する見通しです。早ければ来年夏の参院選から、高校生を含む18歳以上が有
権者に加わることになります。
昨年の衆院選で、20歳から24歳の投票率は30%を下回り、改めて、若
年層の政治離れが浮き彫りになりました。
総務省や文部科学省は、模擬投票など体験型の学習を含め、憲法や政治に関
する教育の充実を教育委員会や学校に促していますが、今後ますます投票率が
低い若者世代の政治や選挙への関心をいかに高めるかが問われてきます。
そこで質問です。
国では18歳選挙権が議論されていますが、政治や社会参加への意識を育て
る主権者教育についてどのように考えているのか。
以上、5点について答弁を求め、私からの最初の一般質問とさせていただき
ます。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)おはようございます。では、前川議員の小中学校の道
徳教育、保健教育についての御質問にお答えをいたします。
まず、命の大切さや規範意識、人権意識を育てるためにどのような道徳教育、
人権教育を小中学校で行っているかの御質問にお答えをいたします。
各学校ともに、週1時間、年間35時間の道徳の時間を中心として、教育活
動全体を通して、子どもみずからが自己の生き方を考え、未来へよりよく生き
る力をつけるための道徳教育が展開されているところであります。
特に、命の教育については、家族の話からみずからの誕生について考えるな
どの授業が行われています。また、いじめなどの人権教育に関しては、人権集
会などを開き、全校で取り組んでいる学校も大変多うございます。今年は、三
国西小学校が、県の指定を受けて人権教育研究指定校の指定を受け、児童、教
職員、保護者が一緒になって地域ぐるみで人権教育を進めています。今年の秋
には、県内の先生方が参加して研究発表会が行われますので、また、議員さん
方も御参加いただけたらいいなと、そう祈っているところであります。
また、道徳教育では、加戸小学校、平章小学校、春江小学校、大関小学校の
4校が、県の道徳教育推進校の指定を受け、親子で「生命」や「親子のきず
な」を取り上げたコンサートを鑑賞するなど、生きることの喜びや生命を大切
-207-
にする心を育てながら、全ての学校において道徳教育の推進を図っているとこ
ろであります。
丸岡南中学校では、学年・クラスごとの取り組みだけでなく、異学年縦割り
制による、つまり、1年生、2年生、3年生がまじった集団において、愛校心
をテーマに、法や決まり、社会とのかかわりについて議論をしたり、ある人物
から生き方や人生訓についての討論をしたりするなど、多様な学習に取り組ん
でいるところであります。
次に、インターネットやモバイル通信が手軽に操作できるようになり、個人
情報の侵害やネット犯罪の低年齢化が懸念されるが、児童・生徒への情報モラ
ルの指導がどのように行われているのかについてお答えをいたします。
インターネットやモバイル通信が手軽に操作できるようになり、特に携帯電
話によるLINEなどが小中学生のコミュニケーション手段として盛んに利用
されている実態は把握しているところであります。
各学校では、警察、通信関係会社などの関係機関との連携を保ちながら、情
報モラル教室を実施したり、保護者に対しても、保護者会等を通じて啓発を行
っているところであります。また、専門家を招いて関係教員等への研修会を実
施するなど、これらの情報を保護者や学校と共有しながら、さまざまな指導を
行っています。
きのう、渡辺議員の一般質問でお答えしましたとおり、坂井市教育委員会と
いたしましては、独自に「スリールール運動
ルールはあなたを守ります」と
いう3つのルールを提唱しました。自分でルール、家庭でルール、学校でルー
ルのスリールール、この運動を通しながら、自分、家庭、学校が連携してルー
ルを決めることを強く呼びかけているところであります。
何といっても、きのうもお話ししたとおり、家庭の理解と協力が欠かせませ
ん。家庭、学校と協力してスリールール運動を広く推進しながら、一定のルー
ルの習慣化ができるように指導しているところであります。
次に、性に関する情報がインターネットの普及により手軽に収集される現状
を踏まえ、児童・生徒に対する性に関する指導内容検討はされているのかの質
問にお答えをいたします。
インターネットなどに過激でゆがめられた性情報が氾濫している状況を踏ま
えると、学校における性に関する指導では、豊かな人間性を目指し、児童・生
徒が性について正しく学び、性に関するさまざまな問題を自分のこととして考
えることができるようにならなければならないと考えています。
体育保健教科の性の指導では、4年生では体の発育・発達についての理解、
6年生では心の発達及び不安、悩みへの対処の仕方など、児童・生徒の発達段
階に応じた受容能力を十分に考慮しながら、学級の実態に合った時期と内容で
-208-
実施していくことが必要であると思います。
また、教職員の共通理解だけではなく、保護者や地域の方々の御理解をいた
だきながら、指導を進めていきたいと考えています。
次に、福井県の児童・生徒は全国平均に比べて依然として視力が低く、虫歯
が多い。本市において積極的な保健指導の取り組み、強化・充実の必要性を感
じるが、どのように考えているかについての御質問にお答えをいたします。
視力の低下改善、虫歯の予防につきましては、児童・生徒の学校生活の上で
とても重要だと考えております。坂井市において、視力については、県の「目
の健康を守る3か条」姿勢、休める、規則正しい生活を推奨し、学校において
は目のリフレッシュ体操などを取り入れ、視力低下の予防対策を実施している
ところであります。
虫歯予防については、小学校1、2年を対象に「正しい歯の磨き方教室」を
取り入れ、歯垢テストをしながら、正しい磨き方の習慣化を図っています。ま
た、歯の衛生に関して子どもたちへのアンケートなどを実施し、子どもたちの
生活状態を把握することで、指導案や教材を作成し、個に応じた保健指導を行
っています。
今後とも、学校医、歯科医との連携を強化しながら、小中学校が連携して一
貫した保健指導をしていくようにまた指導していきたいと思います。
最後に、国では18歳選挙権が議論されているが、政治や社会参加への意識
を育てる主権者教育についてどのように考えているかについてお答えをいたし
ます。
主権者教育については大変大切なことだと考えております。まず、小学校の
6年生の社会科では、国民生活において地方公共団体や国の政治の役割が大き
く関係していることを学びます。また、中学校3年生の社会科では、公民分野
において政治の制度のあり方や民主政治の意義を学びます。
学校においては、模擬選挙などの手法を取り入れるなど、政治・経済への興
味・関心を高める工夫をしながら、それぞれの年代に応じた社会の一員として
の自覚ができるように今後も進めてまいりたいと考えております。
以上です。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)それでは、再質問をいたします。
まず、道徳教育についてです。
道徳教育を真に効果的なものにするためには、学校・教育委員会はもちろん
のこと、児童・生徒自身、保護者・家族自身が道徳教育について確かなを正し
い理解していかなきゃならないと思っております。その点で、ただいまの答弁
で、三国西小学校の人権教育、そして、加戸小学校、平章小学校、大関小学校
-209-
での親子を交えた道徳教育の推進、南中学校では縦割りで児童みずからが学ん
でいるという答弁をいただきました。とても私はいい活動であり、効果的なも
のになると感じてます。
そこで、こういった活動をほかの学校にも普及させる、そういった取り組み、
指導、あるいは継続して続けることができるような支援、それを教育委員会で
すべきだと思いますが、どうでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)学校のみならず、家族も家庭もそして地域も巻き込ん
だ道徳教育というのは非常に大事であります。そういう方向性を必ず示しなが
ら、何かいい手段があればそれをもとに広げていくということで、それぞれの
PTAの方々も横の連絡をとりながら、役員会なんかで、こういうものをやり
ましたよとか、これで非常に効果がありましたよというような、そういう連絡
協議会での話もあります。
そんな中で、例えば、春江小学校なんかでは、命のコンサートというのを保
護者と地域とまち協も含んでやりました。それから、親子道徳教育をやったり、
あるいは、視聴覚障がいの講師をお招きして、そのことについていろいろ話し
合うとか、あるいは、加戸小学校や平章小学校なんかは、兄弟の「一途」とい
う音楽家がいるわけでありますが、兄弟3名がいるんです。その「一途コンサ
ート」をやって、大変よかったということで、そのコンサートをいろんなとこ
ろでやられています。そんなこともあります。また、大関小学校なんかでは、
親子で絵日記を描きながら、きずなとか、心の教育というような、そんなこと
もやっておりますので、それぞれの学校でやった、PTAも含めてやったこと
でいいなというのは、すぐ情報発信しながら、ほかのところでも地域に合った
ものをしていきたい、していってほしいとそう思っています。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)ぜひ、そういったいい活動については、各学校にすぐに
情報を提供したり、あるいは、活動するにあたってのサポートを教育委員会も
お願いしたいと思います。
今のお話にもありました、まち協と連携してということもありました。豊か
な心の育成は、当然、学校だけで実現されるものではないと思っています。公
民館がコミュニティセンターになり、まちづくりと地域の教育力とが一体とな
った活動がこれから期待されると思います。
そこで、コミュニティセンター活動における道徳教育の推進について、教育
長のお考えをお聞きしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)これから、4月1日から、それぞれの23のコミュニ
-210-
ティセンターがいろいろ工夫をしながら、まち協とそして区長さんと、今まで
の公民館の生涯学習のそんなことを踏まえながら新しい活動がなされるんでな
いかなと。そういう中で、地域を挙げて頑張る、その中の1つの部会の1つと
して、地域の子どもをしっかりと巻き込んでいただいて、そして、そこで、地
域で考えていただく。もちろん、道徳教育だけでなくて、いろんな部分の、安
全・安心のそういう見守り隊のこともそうだろうと思いますし、心の教育につ
いてもどんどん工夫をしたことがいっぱいできるんでないかなと、だから期待
をしています。
そういう部分で、坂井市は、県で初めてコミュニティセンター化されるわけ
でありますので、非常にその期待は大きいと思いますし、頑張ってくれるんで
ないかなと思っています。また働きかけていきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)コミュニティセンター活動の1つの方向性が、今のお話
でまた確認されたんじゃないかなと思っております。
それでは、性教育に関連して再質問をさせていただきます。
先月、福井市の河川で生後間もない乳児の遺体が見つかりました。亡くなっ
た赤ちゃんは本当にかわいそうですが、母親である17歳の少女がどうしてこ
のような状態になってしまうまで助けてあげることができなかったのか残念で
なりません。教育長はどのようにお考えでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)大変不幸なことだなと思いますし、なぜ、周りにいる
人たちが、家族が、それを見破るっていうんか、赤ちゃんを授かったという部
分で、1人だけで悩むんでなくて、なぜ家族がそれを見守らなかったんかなっ
ていうことになると、家族のきずながないっていう形になるかな。そうなると、
その周りの地域の人たちだってわかるはずでありますよ。そういう部分も含め
て、もちろん、その本人の心の問題なんかはありますが、それはそれとして、
やっぱり周りの者がどう対応していくかということが大事になってくるんじゃ
ないかなと思います。本当に不幸なことだと思いますので、何かの形で助けら
れなかったんかなと、そんな思いはします。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)このような事件というか、ことが、坂井市でも、福井県
でも、全国でも起こることのないように、教育関係あるいは福祉関係、協力し
合って、今後、考えていただきたいなと思っております。
性教育に関連して、中学生の実態についてお話をさせていただきます。
東京都幼・小・中・高・心性教育研究会が「児童・生徒の性」実態調査を行
い、一昨年、25年末に実施した調査ですけれども、その結果が昨年末にまと
-211-
まりました。そこに中学生に大きな変化と特徴があらわれていたようです。
「男の子に質問します。初めて射精があったのはいつですか」「女の子に質
問します。初めて月経があったのはいつですか」の問いに、中学3年生までに
ほとんどの女子が初経を経験しているのに対し、男子は中学3年生でも射精を
経験していない生徒が年々増加し、とうとう50%を超えてしまったというこ
とです。質問の意味さえわからない中学3年生の男子がいたそうです。
また、「あなたは、今まで性的接触(性交)をしたいと思ったことがありま
すか」の問いでは、3年の男子で「ある」と答えた生徒の割合が、1987年
の 8 6 % を ピ ー ク に 激 減 し 、 今 回 の 調 査 で は 2 5 .7 % と 5 0 ポ イ ン ト も 減 っ
ています。3年生の女子も約25ポイント減っているとのことです。
このことについて、次代を担う世代がさらなる少子化を進行させるといった、
大きな社会問題につながる可能性があると分析をされています。
私も、人口減少・少子化対策として、若者の結婚、出産にこのデータが大き
な影響を及ぼす要素になっているんじゃないかなと感じております。原因はわ
かりません。しかし、今後の児童・生徒の性教育、あるいは、保健体育の指導
に1つの何らかの課題を示したものじゃないかなと思っております。
丸岡中学校では、2年生になりますと職場体験学習があります。保育所にも、
職場体験に行く生徒があります。そこでは小さな赤ちゃんをだっこします。女
子生徒はぎこちなく小さな赤ちゃんを抱えるんですけれども、しっくりと抱け
るようになると、その女子生徒の顔が母親の表情になってきます。男子生徒も
ぎこちなくだっこするわけですけれども、その赤ちゃんがシャツを握ったりす
ると、男子生徒も幸せな平和な顔になります。
中学生のころに小さな赤ちゃんをだっこした経験のある人は、将来、大きく
なってから、結婚し親になる可能性が高いということを以前聞いたことがあり
ます。子どもをいとしく、小さな赤ちゃんをいとしく、かわいく、そして、こ
んな赤ちゃんが欲しいなと思うからだそうです。ぜひ、坂井市でも、中学校で、
小さな赤ちゃんを育てているお母さんに協力をいただいて、学校でそういった
赤ちゃんをだっこできるような学習の場を設けていただけたらなと思っていま
す。中学校1年生を対象にそういうことをしているっていうことをお聞きしま
したけれども、大人になりかける中学2年生、心も体も大人に近づく中学2年
生、14歳を対象にすることでその効果はあると思いますが、どうでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)性教育については大変重要な課題でもありますし、い
つやるべきか、どこまでやるべきかと、いろいろ課題が多いわけであります。
今、議員さんが言われたとおりであります。そして、昔であれば、兄弟が多い
から、中学校2年生か3年生になっても、まだ小さい1歳、2歳の弟や妹がい
-212-
てだっこができたり、いろんなことで、そこでその性的な部分についてもいろ
いろ経験できるわけでありますし、外へ出れば仲間がいて、射精のこととか、
初潮のこととか、いろんなことを、どんどん、そこで遊びながら学ぶとか、先
輩から聞くとか、マスターベーションが何とかって、当然、そこでやることな
んです。ところが、今は全くひとりぼっち、全て自分が取り入れなければ入っ
てこないような状況の中で、そういう情報っていうものが偏って入ってきてし
まう部分の中でこういう問題が出てきてるんでないかなと思います。そういう
ことも含めて、いろいろ工夫をしながら、学校としてどうしていくべきなんか、
そして、職場体験であったり、あるいは、乳幼児を抱えたお母さんに来てもら
ってって、それぞれの学校でもいろいろ工夫はしてやっていただいていますの
で、どんどんそういうことの体験も通しながら、命のとうとさであったり、あ
るいは、性に関することについて、もっともっと、それぞれの学校で積極的に
やっていただくように僕はまた話をさせていただきたいと思います。非常に重
要なことだと思います。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)ぜひ積極的に取り組んでいっていただきたいなと思って
おります。
次に、視力と歯について再質問します。
先 ほ ど で は 、 裸 眼 視 力 1 .0 以 下 の デ ー タ を 全 国 平 均 と 福 井 県 の 平 均 と で 紹
介 を い た し ま し た 。 0 .3 以 下 を 全 国 平 均 と 比 べ ま す と 、 福 井 県 の 小 学 生 は 、
何 と 1 0 . 1 % 、 全 国 平 均 は 8 . 1 % 、 福 井 県 の 中 学 生 は 3 2 .6 % 、 全 国 平 均
は 2 5 .0 % と 、 非 常 に 深 刻 で す 。 今 後 も 効 果 の あ る 取 り 組 み を ぜ ひ 続 け て い
ただきたいと思います。
そこで、福祉保健部長にお聞きします。
昨年、健康都市宣言をいたしました。そして、この3月定例会においても、
坂井市健康なまちづくり条例の制定について議案が提出されています。市民ぐ
るみで、視力低下予防のために、先ほど教育長の答弁にもありました「目の健
康を守る3か条」、これを啓発・推進していってはどうか。また、歯は健康づ
くりの基本となる食生活の支えとなるものです。「歯と口の健康週間」、6月
4日から10日に徹底的に集中して、家庭、学校、職場で虫歯予防の運動、歯
と口の健康運動を展開していってはどうかと思いますが、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいま御提案がありました口腔あるいは視力
の低下の予防でございますけども、特に口腔に関しましては、福祉保健事業で、
1歳半あるいは3歳児健診のときから、いろいろお母さん方に指導させていた
だいております。確かに、1歳半、3歳児においても、県の平均と比べますと、
-213-
虫歯の率が高い、あるいは、虫歯を持っている方の本数が多いというような状
況が出てきておりますので、今後とも、今、おっしゃられた部分を含めまして、
健康都市宣言もさせていただいておりますし、今議会でも条例の制定もさせて
いただいておりますので、効果のある対策を講じてまいりたいと考えておりま
す。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)今、部長の方から効果のある取り組みを考えていきたい
ということですので、その取り組みが検討されたり、あるいは決まってきまし
たら、また教えていただきたいなと思います。
18歳選挙権についての再質問をいたします。
学校現場では、リアルな政治を授業で扱うことへの懸念があるということを
お聞きしています。どのような授業をすべきか、教育と政治参加のあり方につ
いて、教育長の考えを改めてお聞きいたします。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)大変難しい質問ですが、国民として、あるいは、市民
としてどうあるべきかということについてみんなで考えていくということであ
りますし、今度は18歳になって、今までは成人で20歳で選挙権があったん
ですが、これから18歳ということになりますと、その2歳の差は大きいと思
います。そういう部分で、これから指導要領そのものも変わってきて、早めに
しっかりと取り組む、そういう指導内容も変わっていくんではないのかなと思
っていますが、政治のあり方とか、中立性とかいろんな部分はしっかりと学び
ながら、偏った考え方とか、そういうことではないので、やっぱり、政治のこ
とについてもしっかりと学びながら、自分としてどうあるべきなんかという、
そういう一番大事な部分を押さえていかなきゃならんのじゃないかな、そうい
う中で、どう考えるかについては、それは子どもたちの成長の過程によってい
ろいろ変わっていくわけでありますので、そういう点では、一番根幹になる部
分をしっかりと教えていくよう、公民の部分であれば中学校3年生なんですが、
早い段階でそういうものに触れさせることが大事になってくるんかなと思いま
す。
○
議長(橋本充雄)5番、前川議員。
○
5番(前川
徹)選挙権は、主権者の国民が行使する民主主義の基本であ
り、70年ぶりに年齢を引き下げる意義は大変大きいと思います。将来を担う
若者が国づくりの責任を自覚し、公平な1票を投じることができるような教育
の配慮をぜひお願いしたいと思います。
私、一般質問の冒頭で、丸岡中学校の卒業式のお話をさせていただきました。
この卒業式に佐賀県から教員の方が1人参加されていました。昨年度、平成2
-214-
5年度、福井県の教育を研究するということで、1年間、丸岡中学校に赴任さ
れてきた方です。その先生が、佐賀県は丸岡中学校をモデルに学校づくりをし
てまいりますというお話をされてました。モデルになるような教育環境、学校
づくりをしている坂井市の教育行政に、そのときすごく感謝し、誇りに思った
次第です。これからも、児童・生徒の目線に立った、児童・生徒が主役の教育
を推進していただきたいと思います。
これで、私からの質問を終わりにいたします。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
午後は1時より再開をいたします。
○
(午後0時00分
休憩)
(午後0時59分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
25番、田中千賀子議員。
○
25番(田中千賀子)皆さん、こんにちは。25番、田中千賀子、政和会
です。
通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。今回は2点行います。
まず最初に、1点目といたしまして、男女共同参画センターのさらなる充実
について質問をいたします。
男女共同参画センターのさらなる充実のために、事業内容の拡大、センター
は庁内での男女共同参画施策の推進センター機能も担うべきと考えます。正職
員がいて、他の部署との連絡調整、責任を持って判断し、設置目的を達成する
ために、講座の企画運営、資料収集、それなりの知識・情報を持ち、なおかつ、
来館者の相談に応じられるような職員が必要だと思いますが、市長の見解をお
伺いいたします。
2点目に行きます。
子育ち支援、親育ち支援について質問をいたします。
近年、子育て支援の必要性が認められ、社会的関心が高まっていますが、そ
の背景を見ると、社会的条件の変動が大きく、子育てをめぐる困難現象が深刻
化しているようであります。
子育てをめぐる事態を打開するためには、親と子の実態に即した有効な支援
を確立し、地域に根差した形で展開することが求められております。
子育て支援として、今、最も求められているものは、子どもが安心して健や
かに育つ権利と環境の保障「子育ち支援」であり、同時に、親が子どもととも
にあることに喜びを見出し、親として育っていける「親育ちの支援」にほかな
りません。
-215-
そのためには、従来の性別役割分業を脱し、男女がともに育児にかかわれる
社会の構築が求められております。とりわけ、閉塞的状況で育児に孤軍奮闘し
ている母親にとって、1人の人間として自立し、育児中であっても社会参画が
可能となる支援が重要と考えます。
同時に、全ての人が親と子を温かく見守り、支援の手を差し伸べることも欠
かせません。親や家庭が直面している問題が複雑化し、解決方法を見出すこと
が難しい状況にあって、地域の人々が支援力を向上させることで地域の育児力
の回復を図ることが緊急課題と言えます。
親と子を見守り、必要な人に必要な支援を的確に届けられる体制の構築に向
けて、子どもたちが安心して育つことができるまち、親が人間らしく生きられ
るまち、そして、全ての人が子どもとともにある暮らしの豊かさを享受できる
社会の構築について、市長の見解をお伺いいたします。
以上で私の一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)田中議員の御質問にお答えをいたします。
初めに、男女共同参画センターのさらなる充実についてという御質問でござ
いますが、現在、坂井市では、「春江女性の家」において男女共同参画社会の
形成を図っていくため、平成22年度から事務所を設置し、職員を配置すると
ともに、平成23年度からは、名称を男女共同参画センターとして、職員1名
を配置して業務に当たっております。
男女共同参画センターでは、男女共同参画講座の開催など市民に啓発を行う
業務を担当し、また、まちづくり推進課では、坂井市男女共同参画推進計画の
策定や男女共同参画審議会、男女共同参画推進委員会などの政策的な業務を担
当をいたしております。男女共同参画センターとまちづくり推進課は、常に連
携を図りながら、年間を通して、興味深い、親しみのある題材をテーマとした
講座を開催をするなど、男女共同参画の啓発及び推進に取り組んでいるところ
でございます。
今後も、さらに、まちづくり協議会への働きかけや各地域での出前講座など
を通して、市民一人一人の男女共同参画に対する意識の醸成や理解を深めてい
きたいというふうに考えております。
また、子育てや人権に係る相談体制については、現在、福祉保健部子育て支
援課において、専門の女性相談員のほか、家庭相談員、また、母子自立支援員
の3名が連携し、子育てや女性に関する総合的な相談に応じております。また、
人権に関することについては、社会福祉課において、人権擁護委員15名が各
地区で個別の相談に対応をしているところでございます。
さらに、今年度4月には、坂井市DV対策庁内連絡会議を設置いたしまして、
-216-
県及び関係する各担当課との情報の共有、意見交換を図り、関係機関が密接に
連携を図りながら迅速かつ機動的に取り組むことにより、DVの防止並びにD
V被害者の保護及び自立支援に努めているところであります。
今後、男女共同参画ネットワークなどの関係団体などと連携を図っていきな
がら、男女共同参画センターが市民の方々にとっての交流の場、また、男女共
同参画の情報を得る場となるよう取り組んでいきたいというふうに思います。
また、職員の配置につきましては、男女共同参画センターに配属となる職員
が研修を通して専門的な知識を取得し、研修で得た知識や情報を男女共同参画
の推進事業に生かしていきたいというふうに考えております。
次に、子育ち支援、親育ち支援の御質問にお答えをさせていただきます。
子どもは次代を担う社会の宝であり、これからのまちをつくる大切な存在で
もあります。子どもたちが健やかに育つためには、社会全体で子どもを支え、
環境を整備していくことが大変重要となっているところであります。
子どもの健全な育成や子育て支援の方策としては、平成21年度に坂井市次
世代育成支援行動計画の後期計画を策定をしまして、本年度まで計画を推進し
てまいりました。平成27年度から国の新制度が施行されるため、議会全員協
議会においても説明をしていただいているわけでございますが、坂井市でも子
ども・子育て会議を立ち上げ、新たな坂井市子ども・子育て支援事業計画を審
議していただき、パブリックコメントの御意見等も反映させ、去る2月26日
に報告をいただいたところでございます。
これまでの計画は保護者による子育てを支援することを目的とするものが主
なものでございますが、新たな計画では子どもの最善の利益が実現される社会
を目指しています。今後は、一層、子どもにとっての幸せという視点を強化し、
施策を展開していく内容となっております。
新たな計画には、「笑顔が育てる
笑顔で育つ
未来を担う坂井っ子」とい
う基本理念を掲げています。また、基本的施策は「子どもが笑顔で育つまち」
「家庭が笑顔で育つまち」「地域が笑顔で育つまち」の3つで構成され、詳細
には触れませんが、新たな項目として「親育ちの支援」も設けられています。
「みんなが笑顔で暮らせるまち」を目指す坂井市としては、子どもの笑顔を
育んでいくことが子どもにとっての幸せの実現につながるものと考えておりま
す。家庭や地域の人々が子育てを楽しむことができる環境づくり、そして、実
際に子育てを楽しむことによって、その皆さんの笑顔が子どもたちを生き生き
と育てることになると思います。そして、その子ども自身が笑顔で育つことが、
必ずや未来の坂井市の魅力と活気につながっていくものというふうに考えてお
ります。
この新たな「坂井市子ども・子育て支援事業計画」を着実に推進していくこ
-217-
とが、議員がおっしゃる「子どもが安心して育つことができるまち」「親が人
間らしく生きられるまち」そして「全ての人が子どもとともにある暮らしの豊
かさを享受できる社会」の構築につながっていくものと考えておりますので、
御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)それでは、さらによくなっていくことを願いまして、
再質問をさせていただきます。
今ほど、市長からいろいろな課を連携しながらやっている答弁をいただきま
したけれども、1月17日に男女共同参画のネットワークの集いが盛大に開催
されました。そのときですか、アンケートを行ったわけでありますが、アンケ
ートの結果を見ますと、参画センターの場所を知らないっていう回答が知って
いると答えた方より多くなっているのが現状であります。センターの位置づけ
につきまして考え方を伺います。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)先ほど市長の方から御答弁させていただきましたと
おりでございますが、市の男女共同参画センターの所在がなかなか浸透してい
ないというアンケートの結果の御指摘を踏まえまして、これからもっと市民の
皆さんにわかっていただけるような手だてを講じていく必要があると思ってお
ります。
基本的には、男女共同参画センターの機能としまして、大きく4つ柱として
今までも活動しております。まず、講座・研修等の開催、あるいは、市民の皆
さんへの啓発活動、それから、情報提供、それから、交流活動の促進、あるい
は、相談機能の強化といったようなところが4つの大きな柱となっております
ので、その辺を含めて皆さんへお知らせが十分伝わるように、これからも努め
てまいりたいと思います。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)今までは別といたしまして、これから要項などをつ
くりながらしっかりとやっていっていただきたいなと思ってるんですけども、
その点についてはいかがですか。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)今ほど、要項と議員おっしゃいましたけれども、ど
ういうことについての要項か、もう少し教えていただけるとありがたいと思い
ます。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)いろいろネットで調べてみますと、参画センターは、
大きいところでは条例とかそういうのがあるんですけども、やっぱり、要項っ
-218-
て、運営の方法とか、そこには、今、1名いらっしゃいますけども、参画セン
ター長と職員がいますと非常にスムーズにこの参画センターとしての機能を果
たすことができるということで、そういう要項をつくって、その要項をつくっ
た上できちんと運営をしていくということで、今、実態がわからないなら、総
務委員会のときにまたいろいろと教えていただきたいと思います。
それから、職員の配置の体制なんですけれども、今、再任用でやっているん
ですけども、今後、どんなふうな体制でいくのかお聞きしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)ただいま議員御指摘ありましたように、男女共同参
画の事務事業の推進については総務部のまちづくり推進課が母体となっており
まして、先ほど、御答弁の中でございました、男女共同参画センターを設置し、
職員全体としては課長を含めて4人で、参画センターの方へは、現在は再任用
の職員1名配置してございます。女性の職員で経験の豊富な方を配置しており
ますので、十分対応はできているかなと思っておりますが。と申しますのも、
県内の各市の配置状況等を含めて見ますと、特に遜色のないといったような、
今、状況かと思います。
ただ、議員御指摘のような課題、これからの方策の充実等もありますので、
その点を含めて、これから、組織全体としてどういう方向が望ましいか、先ほ
どから何人かの議員の皆さんの御意見等もございますとおり、その点を含めて
全体として検討していくことが大切なことだと思っております。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)今ほどの説明のところで大体の考え方はわかりまし
たけども、合併して10年目ということで、来年はいろんな企画が催しされる
と思うんですけども、やはり、市長も常々言っておられるように、女性の活躍
が本当に元気な坂井市をつくるんだということでいつも言っておられますので、
この点につきましても、しっかりと職員の配置もいろいろと専門的な要素を持
っている方を体制といたしましてお願いをしていきたいと思いますので、よろ
しくお願いいたします。
それでは、親育ち、子育ちのところの再質問をさせていただきます。
今ほど、いろいろと市長の方からも、笑顔ということで、笑顔をキーワード
に、親、そして、子ども、親、また、地域の笑顔ということで、いろいろとお
話がありましたけども、若いお母さんの声を聞いておりますと、1つ目といた
しまして、例えば、子育て支援を今やっているんですけれども、他市と比べま
すと時間が短いとか、お昼のときに一遍坂井市はおうちの方に帰らなければな
らないとか、いろんな制約があってなかなか使いづらいということをお聞きし
ていますけども、今後、この点につきまして改善する考えはありますか。
-219-
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまの子育て支援センターのことでござい
ますけども、市内では、6ケ所、子育て支援センターを開設をさせていただい
ています。公設で3ケ所、私立で3ケ所、それぞれ開設をさせていただいてお
りますが、一般の方が利用するのは3時までということになっておりまして、
今、御指摘ございましたように、時間が短いので使いづらいというようなこと
が御意見としてあるのかなと思っております。
今後、保護者の御意見等をいただいて、時間の延長等も含めて検討ができれ
ばなということは考えております。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)お母さんたちが希望している4時ごろまでとかをぜ
ひ検討して、改善していってほしいと思っております。
それから、放課後児童クラブのことについても、その規定に当てはまらない
自営業の人がなかなか放課後児童クラブに入ることができないというお話をお
母さん方からたくさん聞いております。それで、地域の中で子育ての悩みを聞
いたり相談する場所が必要となりますけども、高齢者の方には予防のカフェ等
がありますけども、若いお母さん方のそういうママカフェみたいなものを設置
するような考えがあるのか、ないのか、お聞かせください。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまのカフェのことでございますけども、
放課後児童クラブに関しましては、両親が働いていらっしゃる方に対して放課
後児童クラブというようなサービスを提供させていただいていますけども、そ
のほか、例えば、各公民館では放課後子ども教室も積極的に開催をしていただ
いております。いろんなサービスがございますので、例えば、放課後、家に保
護者の方がいらっしゃっても、公民館で行っております子ども教室等に参加し
ていただいているというような事例もございますので、それぞれがサービスに
ついて御利用いただければということを思っております。
それと、カフェでございますけども、市が、直接、例えば、子どもさんを育
てている若いお母さん方のカフェをつくっていくとかっていうことに関しては、
今現在のところは考えておりません。他市でそういうふうなカフェを行ってい
るところもあるようでございますけども、そういう運営については例えばNP
Oで自主的に行っているというようなこともございますので、今現在、本計画
の中でもお母さん方に集まっていただくそのカフェ的なものはございませんが、
先ほど御説明しました子育て支援センター等がそのような役割を今後果たして
いく必要があるのかなということも考えておりますので、繰り返しになります
が、子育て支援センターの運営の内容等も精査しながら対応することができれ
-220-
ばということは考えております。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)放課後児童クラブとほかに公民館でいろいろやって
いるということなんですけれども、公民館も土日お休みですし、その開館時間
っていいますか、そういうところも、今のところ、制約がありますので、この
点につきましても、お母さん同士が本当に悩みを相談したり、きょうも、いろ
いろ、きのうから、子どもたちの虐待の問題とか、いろんな子どもたちの事件
なんかも出ておりますので、ぜひそういう小さなことから解決していけば大き
な問題にならないっていうことで、国のそういう予算があるならば、そのNP
Oでできるようなことがあるならば、そういうことを市民に情報として発信し
てほしいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。
それから、団塊の世代の方がいるわけでありますが、企業人、職業人として
培ってきた技術、経験は、本当に地域や国の大きな財産、宝であります。その
宝を、これから、地域の子どもたちのために、地域のまちづくりのためにぜひ
生かしていただきたいなと思いますけれども、この点につきまして、担当課の
考えっていうんですか、そういうことがありましたら、聞かせてください。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまおっしゃられました団塊の世代の方が
就業を終えられて地域に戻るというようなことでございますけども、これらに
ついては、これまで、高齢の方でいろいろ話をさせていただいておりました地
域包括ケアシステムの中で、実は、子育てに関してもいろんな地域の課題とし
て取り上げていくことが重要だというようなことが言われております。当然、
その中には、現役を退任された方々、非常に有能な方がたくさんいらっしゃい
ますので、そういう方が一緒になって地域の課題を解決していただくというよ
うな1つの方法として考えることができると思っておりますので、今後、高齢
とあわせて少し多面的に地域包括ケアシステムについて検討ができればなとい
うことは考えております。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)この間、昨年の12月6日、男女共同参画のイベン
トがありまして、そこで、大日向雅美先生のお話を、皆さん、ここにいらっし
ゃる方は聞いているかなと思うんですけれども。やはり、人材養成のためのカ
リキュラムっていうんですか、そういう講座なんかもぜひ開いていただいて、
きちんと子どもたちに対応できるような、そういうことを求めていきたいなと
思うんですけども、その点について、いかがですか。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)申しわけありません。今現在、具体的なカリキ
-221-
ュラムであるとか、あるいは、計画等については準備はできておりませんけど
も、ただいま、いろいろお話をいただきましたことを、今後、検討できればな
ということは考えております。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)検討するっていうところなんですけれども、その進
捗状況についてぜひお知らせをしてほしいなと思います。検討するというとな
かなか時間がかかるわけでありますので、その進捗状況、1ケ月ごとでもいい
ですので、今回はここらまでお話が進んでいるとか、そういう進捗状況をぜひ
お知らせしていただきたいと思います。
それから、関連なんですけれども、これは加賀市でありますが、家庭教育支
援条例っていうところで、条例の案ですけれども、子どもを地域の宝と位置づ
け、保護者は子どもの教育に責任があり、愛情を持って接し、みずからも親と
して成長するよう努めると規定していたり、市は家庭教育を支援するさまざま
な施策を行い、子育て教室の開催やサポートする人材の育成などに取り組むこ
と、そして、条例制定の背景には、全国的に少子化や核家族が進行している中
で、地域住民との関係が薄くなったことで家庭と地域の教育力が低下した結果、
過保護や過干渉、育児放棄、児童虐待にとどまらず、子どもがいじめを引き起
こす一因にもなっているということで、市の教育委員会は、条例に基づき、家
庭教育を支える取り組みを強化したいという方針を出しまして条例を制定して
いるそうですけれども、今後、坂井市としてこのようなことも大切かなと思う
んですけども、この点につきましてお願いいたします。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまおっしゃっておりました加賀市の家庭
教育支援条例のことでございますけども、今現段階で条例については検討して
はおりません。先ほど、市長も申し上げましたとおり、今、坂井市の次世代育
成支援行動計画を変更いたしまして、子ども・子育て支援計画を策定をさせて
いただいたわけでございますけども、その中に、安心して生きる権利であると
か、守られる権利、よりよく育つ権利とか、参加する権利等、それぞれの権利
が明確にうたっておりますので、まずはこの計画をしっかり実行に移してまい
りたいと思っております。申しわけありませんが、今、現段階では条例につい
てまでは検討いたしておりませんので、また、今後、子ども・子育て会議につ
いては、継続的に会議を開催をしていくというようなことになっておりますの
で、そういう話題も会議の中で提供できればなということは考えております。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)教育長にお尋ねいたしますけど、今ほど、この加賀
市は市教育委員会でこのような条例をつくっているということですので、一言、
-222-
何か考えっていうんか思いがありましたら、お願いいたします。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)先ほどは、上坂議員には白山市の条例を紹介したわけ
ですけども、加賀市にもそういうなものがあるということで、また、1回、よ
く検討しながら、何かいいものができ上がるなり、あるいは、参考にすること
ができれば、学校教育の中に取り入れることができたらいいかなと思っており
ますので、資料等につきましても、また、議員さんにお願いをして集めるよう
に努力します。
○
議長(橋本充雄)25番、田中議員。
○
25番(田中千賀子)いろいろと今回提案などもたくさんいたしましたの
で、またこの点につきましても、各関係が連携をとりまして、坂井市の子ども
たちが健やかに健康で生きられるような、そんなことを期待いたしまして、私
の一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)次に、21番、永井純一議員。
○
21番(永井純一)皆様、こんにちは。公明党の永井でございます。昨日
は、東日本大震災から4年ということで、各テレビ・新聞等も特集を組んで報
道しておりました。この亡くなられた方々の御冥福を心よりお祈りしたいと思
います。
また、私も当時この場でも報告をさせていただきましたけれども、発災から
2ケ月半たった5月の終わりに、ボランティア視察を兼ねて陸前高田市の方に
寄せていただきました。2ケ月半たっても道路が少しあいてるだけで、あとは
もう瓦れきの山という状態で、本当に家が1軒もなく、唖然といたしました。
そういうことを鮮明に覚えておりますけども、この陸前高田市の市長を訪ねさ
せていただいて、そこで私たちに何ができますかということをお伺いをしたと
ころ、視察でも何でも結構ですから来ていただきたいと、また、このことをず
っと忘れないでいっていただきたいっていうふうにおっしゃっておりました。
私もあれからまだ行ってはおりませんが、本当に事あるごとに思い出して、ま
た、阪神・淡路大震災から20年ということでもありますし、この坂井市も、
その大きな犠牲の上に立った教訓を生かして、しっかりとした防災、力を入れ
ていかなければいけないなっていうふうに思っておりますので、また、よろし
くお願いいたします。
それでは、質問をさせていただきます。きょうは、地方創生戦略の推進につ
いてということで。我が国の人口は減少局面に入っています。また、若者の地
方からの流出と東京圏への一極集中が進み、首都圏への人口の集中度は、諸外
国に比べて圧倒的に高くなっています。このままでは、人口減少を契機に、消
費市場の縮小、人手不足による産業の衰退などを引き起こす中で、地域のさま
-223-
ざまな社会基盤を維持することも困難な状態に陥ってしまいます。
このような状況を踏まえ、政府は、昨年11月に成立した「まち・ひと・し
ごと創生法」に基づき、日本全体の人口減少を示した長期ビジョンと地方創生
のための今後5年間の総合戦略を、昨年12月27日に閣議決定しました。さ
らに、都道府県や市町村には、2015年度までに地域の実情を踏まえた地方
版総合戦略の策定が努力義務として課せられています。
まち・ひと・しごと創生法の主な目的として、少子高齢化の進展に的確に対
応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を
是正すると記されております。
その上で、国民が出産や育児に前向きになれるような制度の整備、地域にお
ける社会生活インフラの維持、地域における雇用創出、国と地方自治体の連携
などが基本理念として掲げられています。
この地方創生の鍵は、坂井市が自立につながるよう、地域の資源を生かし、
責任を持って戦略を推進できるかどうかではないでしょうか。坂井市において、
人口減少問題対策本部、シティセールス室などを立ち上げ、課題に果敢に挑む
取り組みが開始されたところであります。
その中で、今回の坂井市版まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定にあたっ
て、以下の5項目についてお伺いをいたします。
1つ、先般、総合戦略会議のメンバーとして、15名程度とお話がありまし
た。戦略を立てるための人材の確保についてどのように考えていますか。
2つ、周辺市町との連携の必要性、あり方についてお伺いをいたします。
3つ、坂井市移住の推進について、現状と今後についてお伺いをいたします。
4つ、結婚・出産・子育て・教育の環境整備の現状と今後についてお伺いを
いたします。
5つ、地元産業・企業の一層の努力も必要ですが、地域産業の競争力強化や
企業誘致への取り組みについてお伺いをいたします。
さらに、4番目のところでさらに細かくお伺いをいたします。
1つは、新たな出会い応援事業ですが、市長もこれまで以上に力を入れてい
くと話されております。27年度予算では増額をされていますが、新たな展開
が必要ではないでしょうか。福井県あるいは他県でも、地域の縁結びさん、地
域のお世話やきの仕組みづくりが始まっています。坂井市において、男女を引
き合わせるような役目の方に活躍をしていただく仕組みづくりを取り組んだら
どうでしょうか。集落単位にいていただいたら大変によいのですが、まちづく
り協議会や企業などと連携をしてできないものでしょうか。
2つ目に、議会報告会でも市民の方から声がありましたが、人口減少問題等
について、教育段階での取り組みが必要ではないかという声がありました。私
-224-
も同じように思います。教育的観点から、教育長の所見をお伺いをいたします。
以上、一般質問といたします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)永井議員の御質問にお答えをいたします。なお、人口減
少問題などについての教育段階での取り組みにつきましては、後ほど教育長が
お答えします。
初めに、総合戦略会議のメンバー15名程度の人材の確保についての御質問
でございます。
総合戦略については、人口減少と地方創生といった幅の広いものであるとい
うことから、総合戦略会議の人数については、平成24年度に設置をいたしま
した総合計画審議会のメンバー数を目途として、15人程度と考えております。
また、人材の確保につきましては、適任者として個人にお願いする場合もあ
ると思いますが、基本的には、各種団体や産業界などからの御参加をいただき
たいというふうに考えています。
次に、周辺市町との連携の必要性、あり方についてお答えをいたします。
総合戦略の国の施策の中に連携中枢都市圏の形成や定住自立圏の形成の促進
の考え方があり、中心市と近隣市町村のそれぞれの魅力を活用して、相互に役
割分担し、連携協力することが重要であるとされておりまして、そのことが地
域住民の命と暮らしを守り、圏域全体で必要な生活機能を確保し、地方圏への
人口定住を促進することにつながるとなっております。
人口減少社会を乗り切るためには、これらの視点を持って近隣市町とも情報
の共有を行いながら連携強化を図っていくということが大事であるというふう
に考えておりますので、地方版総合戦略の中で十分検討を行っていきたいとい
うふうに考えております。
次に、坂井市移住の推進についての現状と今後についてお答えをいたします。
平成26年度において、市のホームページ上の坂井市定住情報サイトを、住
まい・子育て・仕事などの定住にかかわる必要な情報を得られるように一新し
たところでございます。
また、移住交流に関する情報発信やイベントなどを実施している移住・交流
推進機構のホームページからも坂井市の情報を発信できるようにするなど、全
国に坂井市をPRしております。
さらに、大阪市で開催されました県市町合同の移住定住相談会に出向き、大
阪在住で田舎暮らしに関心のある方に坂井市のよさをPRする取り組みも始め
たところであります。
今後は、首都圏や関西圏での移住定住相談会において、全国でも上位の住み
よい環境であることを積極的にシティセールスしていきながら、移住定住の推
-225-
進に努めていきたいというふうに考えております。
また、これまで以上に相談体制の充実を図っていくとともに、安心して子育
てができる環境の充実や就労の場の確保など、若年層や子育て世代にとって魅
力あるまちづくりに取り組んでいきたいと考えております。
次に、結婚・出産・子育ての現状と今後についてお答えをいたします。
若い世代の結婚・出産・子育てにつきましては、何よりも、若い世代が坂井
市で結婚し、子どもをもうけ、子育てしていきたいと思っていただけるような
環境づくりが大切であるというふうに思っております。
そして、そのような環境の中で育った子どもたちが、坂井市で育ったことに
誇りを持っていただき、自分も坂井市で子育てがしたいと思えるまちを目指し
ていくことが重要であるというふうに考えております。
市が行っている子育て支援施策としましては、多子世帯支援の、何回も言っ
てますが、子育てすくすく支援商品券支給事業や、子ども医療費助成事業にお
ける中学3年生までの医療費自己負担分の完全無料化などを実施しており、今
後も、公立・私立保育所での生後8週からの受け入れ完全実施や、病児・病後
児保育施設の拡充、子育て相談体制の充実など、時代に即した子育て環境のさ
らなる充実に取り組んでまいりたいと考えております。
また、婚活につきましては、平成23年度から「新たな出会い応援事業」と
して事業展開を図っておりまして、事業概要としましては、未婚化や晩婚化が
高まる中、結婚を考えながらも出会いの機会が少ない独身男女に、出会いの機
会を提供し、結婚のきっかけづくりを行うとともに、社会全体で結婚を応援す
る気運を高めることであります。
これまでの事業成果といたしましては、83組のカップルが成立し、うち5
組が成婚に至っており、一定の成果を見ているところであります。
27年度におきましては、新しい取り組みとしまして、婚活支援の専門家に
よるセミナーを開催し、出会い術や交際術を初め、会話術や異性とのコミュニ
ケーションテクニックなどを学ぶとともに、自己分析を実践していただき、最
高の自分を引き出す機会を創出し、成婚につながるように事業展開を図ってま
いりたいと考えているところでございます。
また、定住の地としての快適さや安心して子育てと仕事が両立できる充実し
た環境など、住みよさランキングの上位に位置する本市の魅力を情報として発
信することにより、成婚後の定住化につなげ、人口減少問題や少子化問題に歯
どめをかけ、地域活力を高めてまいりたいというふうに考えております。
このように、新しい取り組みを展開していく中で、既に県において活動を展
開しております地域の縁結びさんや市婦人福祉協議会との事業の連携を、今ま
で以上に積極的に図ってまいりたいと考えております。
-226-
なお、まちづくり協議会や企業などとの連携につきましては、今回の事業取
り組みの中で調査研究し、検討してまいりたいというふうに考えております。
最後に、地域産業の競争力強化や企業誘致の取り組みについてお答えをいた
します。
地域の自立的で個性豊かな発展を目指す上で、地域産業の競争力強化や企業
の誘致は、地域経済の安定と市民生活の向上・交流の促進に寄与する重要な役
割を担っています。また、将来の人口減少が課題となる中で、労働力の人口を
確保することで、その歯どめについても期待をできるところであります。
地域産業の競争力強化は、それぞれの事業者の自助努力が第一でありますが、
経営基盤の弱い地元中小企業の経営の安定化を図るとともに、持続可能な経営
の支援を実施するため、坂井市中小企業振興計画の策定に取り組んでおります。
この中で、中小企業者の経営革新や起業の促進、経営資源の強化、創造的な
事業活動の促進及び人材育成や雇用の促進、さらに、教育・学術研究機関との
連携強化を図るための基本的な施策を示し、より効果的で具体的な支援の策定
に努めています。
企業誘致については、工場用地や空き施設の状況を整理する中で、県や不動
産会社、また、銀行などとの連絡を密にし、企業の進出状況をいち早く入手で
きる体制を整えるとともに、進出予定企業のみならず、既に操業している企業
に対しても迅速な情報提供と丁寧な制度説明に努めております。
また、都心部において開催された大手企業が参加する県主催の企業立地セミ
ナーや経済連主催の企業誘致に関するフォーラムなどにも積極的に参加するこ
とにより、県外企業の動向を把握することに加え、坂井市で操業することのメ
リットを強くPRしております。
また、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定にあたりましては、政策の目
標設定や検証を行うといった要件がありますので、ただいま申し上げました取
り組みにつきまして、策定する段階において検討し、できる限り盛り込んでま
いりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)私の方からは、市民からの人口減少問題等について教
育段階での取り組みが必要ではないかという声について、教育的観点からの教
育長の所見はどうかについてお答えをいたします。
人口減少の問題を解決するには、いろいろな取り組みと長い時間が必要だと
考えています。坂井市においても、人口減少問題対策本部を立ち上げて、テー
マごとにワーキンググループを立ち上げ、さまざまな課題について議論を今重
ねているところであります。
人口減少問題を考えるにあたって、次代を担う世代が将来に明るい夢と希望
-227-
を持つことのできる社会をつくっていくことが問題解決の基本にあるのではな
いかな、そんなふうに考えています。そのためには、次代を担う子どもを育て
ることに対して、市民一人一人が家族や社会とのきずなを深めて、社会全体の
間で「子どもは社会の宝」という価値観が共有されることが必要であると考え
ています。
人口減少問題対策といたしまして、子育てのしやすい安全な住環境の整備や
魅力にあふれた教育環境の充実など、安心して学校に預けられるようなさまざ
まな施策について、積極的に模索をしていきたいと考えています。
自分たちが住む地域を存続させ発展させていくためにも、市民の方々と力を
合わせて、心豊かな子どもたちを育むため、家庭や社会全体で子どもたちと触
れ合い、そして、話し合い、そういう機会を充実するなどして、日ごろのかか
わりの中で粘り強く努力していくことが大切だと考えています。
以上です。
○
議長(橋本充雄)21番、永井議員。
○
21番(永井純一)ありがとうございます。総合戦略、最初にお願いって
いうのか、先日もちょっと口頭で議長にはお願いさせていただきましたけども、
メンバーが、先ほど、いろんな各種団体とかっていうお話ありましたけども、
当然、議会も議員も携わらなければいけない本当に大事なことだと思っており
ますので、形は、例えば15人の中に入るのかどうかはまた別にいたしまして
も、この住民の代表、また、地域の声を拾い上げる議員がいろんな知恵を出し
ていかなければいけないと思っておりますので、しっかりと議員がかかわれる
ような体制をお願いしたいと思います。その辺、どうでしょうか。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)今回の総合戦略会議においても、これから本当に大事な
ことですし、少子化問題については、今さら何やっていう気も当然するんです
けど、慌てることもないし、そういった中で、そんなことを言ってもどうしよ
うもないことですから、大変、これから将来にとっても大事なことですから、
当然、その坂井市の展望っていうんか、目指していくには、もちろん、議会と
しても、関係ないんやっていうことじゃなしに、責任持って会議にも入ってい
ただいて取り組んでいくことが当然だろうというふうに私は考えています。
○
議長(橋本充雄)21番、永井議員。
○
21番(永井純一)私たちもしっかりと取り組みたいと思いますので。内
容については、今、きょう、市長が答弁いただいたことが、具体的に、今後、
そういった会議で討論されていくというふうに思っております。これは、ある
意味、すぐに結果が出るようなことではない方が多いので、当然、国もそうで
すけども、例えば、2050年とか、2060年を見据えてという形でもあり
-228-
ますので、当然、市長もそこまで頑張って市長やるんやっていうことでもない
と思いますので。私ら議員も一緒です。その間には議員もやめていくっていう
長い期間の中で、その中で、いろんな戦略、施策を打ちながらいかなければい
けないっていうことになると思いますので、自分の代だけでないということも
含めて、しっかりとした長期的戦略を練っていかなければいけないというふう
に、そういう観点はやっぱり大事かなというふうに思っておりますので、とも
どもに、そういったものをつくり上げていきたいなというふうに思っておりま
す。
あと、いろんなお答えがありましたけれども、内容的には、私も、現状も踏
まえてこれから協議していく内容っていうのはそういうことだと思います。特
に、若者にとって、結婚、出産、子育て、いろいろありますけども、やっぱり、
仕事というのか、地元に仕事があって安定した収入が得られるという、この辺
がやっぱり非常に大事かなっていうふうに私は思ってますので。これ、大変な
ことだと思うんですよ。地方にとってはその場をいかに確保しということも大
事ですし、行政がいかにそこにかかわっていくかということも非常に難しい問
題だとは思いますが、そういった意味で、企業とかいろんなところとの連携と
か必要だと思いますし、国においても、これは大企業に対してですけども、政
府が賃金アップまで、そこまで関係しているというのか、要請をしているって
いう時代になりましたので、この坂井市においてもいろんなところにお願いと
か要請とかしていかなければいけないんじゃないかなって。もちろん、その企
業さんたちが頑張れるような、そういう環境とか、環境づくりとかいうことも、
お手伝い、当然、しなければいけませんけれども、企業さんに対して、行政が
いわゆる賃金のアップの要請とか、そういうことっていうのはこの坂井市とし
てかかわっていく思いがあるのかどうかだけ、今の時点で難しいかもわかりま
せんけど、お考えを聞かさせてほしいと思います。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)私も以前は企業の方でもしてましたし、だから、行政か
ら賃金アップというのは、私は逆の立場にした場合、大きなお世話って言いた
くなります。その企業の内容、状況にもよるんですね。だから、成績がよくな
っていけば、嫌でも、みんな家族を抱えてますから、当然、そういう各企業に
対しても賃金上げろと言わなくても、上げてる企業もありますし。特に、今、
地方における中小・零細企業っていうのも、今、全国的には景気もよくなって
きたっていろんな面で騒いでいますが、そういった中で、この地方においては、
特に、零細企業、昨日もお話も越前織とかありましたけど、大変厳しい状況っ
ていうのもありますから、今の時点で賃金を上げるっていうのは、私の立場か
ら言うのは、企業によりますよ、上げてもいいんじゃないかなって、だけど、
-229-
思ってても、私からは、行政からは言える、じゃあ下がったらどうするんやっ
て、下がったら行政が責任持つんかっていったら、持てないと思いますから、
そういった意味においても、なかなかそういう点は厳しいものがあるんじゃな
いかなっていうふうに思いますし。また、先ほど、余談になりますけど、今、
結構、企業誘致って言葉、議員さんからも出てますし。今、企業誘致しても人
が足りないんですよ。一番大変なのは人がいないっていうか。例えば、テクノ
ポートなんかも、企業入れてきても、人がいないんですよっていうのを結構最
近聞くんですよ。誘致する前に人材確保っていうのを、もうちょっと真剣に行
政として取り組んでいくべきかなというふうに私は思っています。
○
議長(橋本充雄)21番、永井議員。
○
21番(永井純一)ありがとうございます。その課題点も話していただき
まして。坂本市長はすばらしい経営者でもありましたので、もうかったら喜ん
で還元する方だと思いますけども。そういった意味で、もちろん、企業さんが
もうかればそれなりに波及していくっていうのは当然のことですけども、私は
経営した経験はないので、私から申し上げるのは大変恐縮なんですが、やっぱ
り、理念として、せっかく、この坂井市、中小企業が多いですから、家族的っ
ていうんか、雰囲気っていうんか、だから、そんな人はいないと思いますけど、
自分だけもうかればいいというんでなくて、やっぱり、働いている人にももう
かった分は還元していこうという、そういう心っていうのか、それを出してい
ただくっていうのか、醸成をするという形で、上げるとか下げるとかいう問題
じゃなくて、そういったことを従業員さんに還元していただくような坂井市の
企業さんであってほしいなという思いで、ちょっと言わさせていただきました
けれども。人が足りてないっていうことで、ここに、だから、こういう総合戦
略でいかに近くの市町とかも連携しながらということも、そういった課題がい
ろんなことで生まれてきて、戦略として成り立っていくのかなというふうに思
ってますので、きょうはいろんな課題等も挙げていただきましたので、しっか
りと協議をして、今後、協議をしてまいりたいというふうに思っております。
総合戦略会議、非常に大事な会議になってまいりますので、本当にこれからの
坂井市をどうするのだという大事なところだと思いますので、私もしっかりと
臨みたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それからあと、教育長から発言いただきまして、きのうも、きょうも、教育、
たくさんの質問や答弁がございました。きょうも、前川議員の質問の中で、さ
まざまに教育現場で頑張っていただいているなっていうふうに思って聞かさせ
ていただきました。これ以上要求すると現場は大変かなっていう思いにも、日
ごろから先生の負担軽減とか叫んでますので、余計、負担を強いるような形の
発言になってしまわないかなっていうふうに思ってますけども、きょうは人口
-230-
減少問題ということでしましたけども、さまざまな、道徳とか、いろんなこと、
また、昨今のいろんな少年の事件とか、事故とかで、私もすぐそれはやっぱり
家庭教育やろうっていうふうに、家庭の問題やろうとか、家庭教育が大事やっ
ていうふうに、その一言で片づけてしまうんですが、教育長もおっしゃってた
ように、昔、僕らから以前の時代は、やっぱり、いっぱいね、多世代で、みん
なで子どもを見守りしたりとか、近所で見守りしたりとか、そういう環境があ
ったっていえばあった。その自然な環境の中で家庭教育がなされてきたってい
う部分が、今、核家族化とか、そういった社会環境の変化で、家庭教育が大事
なんだけども、手が届かなかったりとか、できなかったりとかいう場面が出て
きて、そこで、学校教育、学校の担う役割っていうのがふえたっていうんか、
重くなってきたっていう部分があると思うんです。いわゆる、家庭教育の部分
まで学校が担わなければいけないというんか、そういったことを考えたときに、
家庭教育が大事やと。じゃあ、それを具体的にそうするにはどうしたらいいん
や、先ほど、若干、地域と協力しながらとか連携をとりながらっていうふうに
お話がありましたけども。だから、実際にそうするためにどういうふうにやっ
ていくかっていう、これも、ある意味、総合戦略っていうのか、教育現場から
の家庭教育等に対しての具体的な戦略を立てながらっていう、どっちかという
と、こうした方がいいとか、こういうふうにしたいとか、やってらっしゃる場
面もいっぱいありますけども、それをちょっと体系的にっていうんか、戦略的
にやる必要があるんじゃないかなって思うんですけども、いかがでしょうか。
○
議長(橋本充雄)川元教育長。
○
教育長(川元利夫)教育的課題が出てきた場合に、これは、お父さん、お
母さん、保護者が解決しなきゃならん問題やとか、これは家庭での問題やとか
っていうようなことを言ってると、それは解決になりません。やっぱり、学校
教育の中でどこまでできるか、しっかりと学校でやって、その上で家庭でもこ
ういう部分はやってほしいということを投げかけて、そして、それを今度は受
けとめて、またお願いするという形にならなければ、この問題は誰々があかん
からこうなったんやとか、よく僕たちも失敗したときには人のせいにしてしま
う、社会のせいにしてしまう部分が非常にあるんですが、これはまず自分が変
わっていかなきゃならん部分もありますので、学校の教育においてもそういう
ことが言えるんではないかなと思っています。だからこそ、人口減少問題にお
いても、子育てしやすい環境をつくるとか、安全な住環境をつくるとかってい
う、そういう課題もあるけれども、僕はやっぱり魅力的な教育環境づくりを僕
らはきちんとしていかなきゃならんし、例えば、学校給食の豊富なメニューを
していくとか、子どもたちが喜んで食事ができる給食ができるというような、
そういうことをやったり、あるいは、通学支援なんかのスクールバスが非常に
-231-
充実しているとか、そういう部分も含めて、できる限りのことをやりながら、
今度は先生方にも頑張っていただく、先生方にも力いっぱい頑張っていただい
て、魅力のある授業であったり、楽しい授業とか、わかる授業をどんどんして
いくことによって、安心して子どもを学校に任せることができるという、そう
いう環境づくりをすることによって、少しずつ、安心して子どもを産める、そ
ういう環境になっていくんではないかなということですので、これは長い時間
の中で、毎日、こつこつジャブを打つ、種をまいて、いつの間にかそれが実っ
ていくという形になっていくんでないかなっていうことを思っています。これ
はもう全ての先生方にも自分の考えは話をしているところであります。
○
議長(橋本充雄)21番、永井議員。
○
21番(永井純一)すばらしいお答え、ありがとうございました。本当に、
使命感、責任感あふれるお言葉だったと思います。私もそう思うんです。そう
いう回答でなかったら、ちょっと話ししようかなと思ったんですが。
実は、震災のことを通して、きのうも出てました、釜石市の奇跡、当時、片
田教授っていう方が防災教育アドバイザーで入られて、その釜石小学校の児童
たちに、最初、津波が来たらどうするって聞いたんです、子どもたちに。学校
に残ると、ここで待機するっていう答えがほとんどで、何でかって聞いたら、
親が心配して学校に向かいに来るっていうことで、そういう回答があって、そ
こから、「まず逃げなさい」っていうことが始まって、子どもがしっかり逃げ
ているっていうことがわかれば親は迎えに来ないと、子どもは逃げてるんやと、
親も逃げられるっていうことで、そのことが、子どもが家へ帰ったら、お母さ
ん、お父さん、学校から高いところに逃げるから心配しないでっていう話し合
いができてということがあります。逆に、もう一つの事例を言うと、残念なが
ら、大川小学校っていう、ほとんどが亡くなられた。あそこ、校庭に50分間
待機してたんですって。だから、逃げる時間は十分あったにもかかわらず。ま
た、教育っていう面では、ちょっと先生方もすごく後悔している面があるらし
いんですが。そのさっきの釜石の例をひくと、今、教育長がおっしゃったよう
に、学校でしっかりと教育すれば、それが家庭につながって、その家庭教育に
もつながっていくという事例だというふうに思いますので。僕、今、教育長の
お言葉を聞いて安心しました。そういった教育を坂井市でしっかりとやってい
ただければ、また、家庭にも波及しながら、すばらしい子ども、また家庭にな
って、逆に、教育から家庭の方にという、そういう流れが、昔とは逆ですが、
できてくるのかなっていうふうに私も今感じましたので、ぜひともその思いで
今後ともよろしくお願いしたいと思います。
時間もありませんので、しっかりと、私どもも、総合的に教育も含めて、総
合戦略、本当に坂井市に住んでよかったと思えるような市を目指して頑張って
-232-
まいりますので、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
2時20分から再開をいたします。
○
(午後2時10分
休憩)
(午後2時21分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
○
26番(木村
せていただきます。
私は、九頭竜川下流域パイプライン工事について質問させていただきます。
前回、3年前ですが、国営パイプライン工事で定旨区にある調圧水槽タンク
の敷地について質問をいたしましたが、3年たった今でも何も見えてないので、
再質問をさせていただきます。
御案内の全国でも有数の大規模なパイプライン工事が、地元、坂井平野を中
心に施工されています。
広大な坂井福井平野の農地をくまなく潤す用水群のその歴史は、はるか平安
時代までさかのぼり、千年水路と呼ばれている施設もあります。先人が命がけ
で築き千年にわたって守り抜いてきたこれらの用水は、人間の体の血管にたと
えられます。土地の血管として、今後もこの坂井平野にはかり知れない恩恵を
もたらせてくれるでしょう。
坂井平野が永久に生きた土地であるために、また、緑豊かな平野であるため
に、農業水利施設は社会全体の共有財産として次世代に継承していくことが大
切です。
しかし、これまでの用水路は老朽化が激しく、補修などでは水路の機能を維
持できなくなっており、このままでは、近い将来、水田を潤すことができなく
なると懸念され、今回のパイプライン事業に着手し、今日、現在、その工事の
進捗率も9割以上と聞いており、地形の高低差を利用した自然圧により送水す
る施設は、農地を走る水道、土地の血管と言えます。
今までの開水路では不可能とされた地域への送水、また、冷たくてきれいな
水での米づくり、野菜づくりができるようになり、米の食味も大きく上がるな
ど、大きな効果が発揮されています。
さて、御案内かと思われますが、当市役所近くの坂井町定旨地区で下流の2,
800ヘクタールという膨大な農地を潤すために必要な十郷調圧水槽が地元の
大きな協力のもとに建設され、それに伴い調圧水槽の敷地整備をする中で、地
-233-
域 で 有 効 活 用 で き る 約 4 ,0 0 0 平 米 の 敷 地 が 生 ま れ 、 こ れ ま で に 、 市 の 担 当
職員も加わり、地域住民の多様な意見なども踏まえつつ策定しているようです
が、この水槽の立地場所が北陸本線のすぐ脇であることから、坂井市の広告塔
や地域のシンボル的役割を担う施設としての利用をしてはどうか、また、市民
の憩いの場として、春江のゆりの里公園脇の春江調圧水槽の整備とあわせ、坂
井市景観づくり基本計画に組み込み、整備も含めて利用してはどうか、また、
その維持管理はどの部署でやるのか、お伺いしたいと思います。
次、2点目に、近年多発しているゲリラ豪雨対策について。
坂井市の東側の農地を潤している高椋用水路、新江用水路は、豪雨のたびに、
大変な量の山地からの水、道路排水、宅地排水などの大きな受け皿となってい
るため、今回のパイプライン工事が計画されたとき、当時は丸岡町時代になり
ますが、この水路がパイプ化されるのを機に、丸岡町の排水路として坂井市が
管理をし、利用すべく取り決めがなされているようですが、いよいよ来年より
用水の機能がなくなるという事態を目の前にして、その施設財産の管理協定や
坂井市としての管理方法についてどうなっているかお尋ねいたします。
また、当施設は、もともと用水路であるため下流部の方が川幅が狭くなって
おり、排水路としての機能は落ちるので、今後の改修などの計画について、ま
た、この高椋用水路から石上地区は田島川の出発点となっており、排水路の機
能が落ち、また、五味川排水ができなくなると、田島川にも流れるおそれがあ
ります。どうするのか市の意見をお聞かせください。
次、3番目に、平成28年3月には、東十郷用水路の若宮から下新庄、今の
市役所の東側までですが、副管工事も終わり、28年5月からはせせらぎ水路
などをつくる工事に入りますが、その維持管理はどの部署が担当するのかお聞
かせ願いたいと思います。
次に、4番目に、あさって14日には北陸新幹線が金沢まで開通します。今、
石川県また福井県は観光客誘致にテレビなどでにぎわっておりますが、福井開
通にはまだ8年ほどかかると聞いております。本年度から坂井市も新幹線用地
買収に入るようですが、坂井市にとって新幹線が来ても余り利益になるといい
ますか、そういうことは私はないと思っております。なぜなら、新幹線は坂井
町の平野の真ん中を通っております。坂井町は農業の町として言えるように、
昭和35年ごろに基盤整備をし、美田にした田畑を、新幹線のために美田も損
なわれ、また、騒音や日陰などの迷惑もこうむり、農家にとっては非常に迷惑
がかかります。また、問題の田島川に2ケ所の橋がかかる、新幹線の排水も田
島川に流すようです。ただでさえ水害で迷惑する田島川、新幹線の水を流され
ると、地元として反対をしなくてはならなくなります。市としての対応をお聞
かせください。
-234-
以上、私の一般質問とさせていただきます。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)木村議員の九頭竜川下流域パイプライン工事についての
御質問にお答えをいたします。
まず、定旨区にあります調圧水槽敷地の整備についてをお答えをさせていた
だきます。
十郷調圧水槽は、国営九頭竜川農業水利事業で造成された土地改良施設でご
ざ い ま し て 、 平 成 2 3 年 春 か ら 供 用 開 始 し 、 約 3 ,0 0 0 ヘ ク タ ー ル に 農 業 用
水の供用を開始する施設でございます。
十郷調圧水槽の敷地につきましては、北陸農政局九頭竜川下流農業水利事業
所より、平成27年度に行う十郷用水路副管工事の際に土の仮置ヤードとして
利用し、平成28年度には敷地内の上部整備を行うと聞いております。
本市といたしましては、県や関係機関とともに、北陸農政局九頭竜川下流農
業水利事業所に対し、その後の施設敷地の積極的な利活用の方法につきまして
示していただくよう働きかけてまいります。
次に、高椋、新江用水及び十郷用水のせせらぎ水路の維持管理についてをお
答えをさせていただきます。
国営パイプライン事業に伴い用水路が多面的な排水機能を有する水路となる
施設については、高椋、新江用水以外においても、四郎丸分水工から下新庄分
水工までの十郷用水がございます。
これらの施設は市が管理することとなりますので、維持管理の体制につきま
しては、今後、十分に検討してまいりたいというふうに考えております。
最後に、新幹線排水の田島川への放流に係る市としての対応についてという
御質問にお答えをさせていただきます。
現在、27年度初めに測量を実施するために沿線集落と概略設計による協議
を実施しており、これまでに用地測量について、沿線8集落の了承を得ている
ところでございます。
御質問の内容につきましては、協議の際に、新幹線の排水はどのようになる
のか、最近のゲリラ豪雨などでは田んぼに水がつくことがある上に、新幹線が
整備されることによりさらに被害が拡大するのではないかなどの御質問を受け
ております。
鉄道・運輸機構は、新幹線の排水は既設の排水路を利用する、排水量が多け
れば、貯水槽を設置して一時的に貯水し、水がはけたころに貯水した水を流す
などの対応をしていくとの回答であります。
市といたしましては、新幹線整備の事業者である鉄道・運輸機構、また、田
島川を管理しています県に対しまして、昨今の状況等を踏まえ、適切な対策な
-235-
どを行っていくよう要請してまいりたいと考えておりますので、御理解をいた
だきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)26番、木村議員。
○
26番(木村
では、再質問させていただきます。
最初に、下新庄の調圧タンクの敷地ですが、3年前にもちょっと申しました
が、今回は、28年度に整備をするというなことは、これもほん最近になって
言ったことで、それも地元の方も全然これ知らなんだんですね。1週間ほど前
に地元の方と農政局へ行って、そして初めて地元の方がわかったということで。
この国営パイプラインは平成27年度中に完成させるということが目的であり
ます。28年度っていうことは今まで一切言っておりません。ただ、28年度
に延びたのは、小水力発電を4ケ所やると、国営事業でやるといった事業で2
8年度まで延びて、それの整備で、結局、今の定旨も28年度でやるというよ
うな計画が上がったんで、一番最初は27年度中にやるという計画でした。
それを、私は3年前にここで通告したのにもかかわらず、行政の方はそのま
まうのみにしただけで、何も動いていなんだ。怠慢ですよ、これは。一切言う
てないっていうのは。それで、28年度になることに対してはもう地元の方も
承諾しておりますんでいいんですが、ただ、定旨に持ってくるときの当時の約
束があったんですね。その下へどういうふうなことを設置するとか、管理をど
うするかっていうな約束があったんですが、その約束も、約束を交わして1年
か2年たってからちょうど民主党政権にかわり、結局、予算も減額されたもん
で、その上層の施設をつくるとか、その看板をつくるとかっていうことは全部
見直しということで、廃止されたんですね。
ところが、先日、定旨の方と事業所へ行きまして、話をしました。そのとき
に、事業所の課長が、そういう約束事がある念書を見せまして、それならば、
地元が前回取り交わしたまちづくり協議会とか、そういうようなところでつく
りましたそういうテニスコートとか、そういうなことは、やっぱり何かある面
でやらなくてはならないだろうというような意見を聞いております。
そういった中、そういうことを28年度中にはやってもらえるような格好に
なっておりますが、市としての応援といいますか、市はどういうふうな考えで
おるか、ちょっとお聞かせ願います。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)ただいま、議員おっしゃるように、3年前の2
2年度12月議会だったと思いますけれども、会議録等を見ますと、確かにそ
のような御質問の内容、そして、答弁の内容がございます。
それで、あくまでも、国営事業所の、事業主体は国営ということで、どのよ
うにするか、それの提案を地元の方からいろんなことをいただいております。
-236-
ワークショップをつくって、いろんな公園整備つくる、また、憩いの場をつく
るというような、また絵を描くというようなことでも、事業提案を進めるため
に、いろんな行動を起こされていたというように聞いております。それにもか
かわらず、その後のいろんな変更等、見直し等によりまして現在まで手つかず
におき、なお、現在は敷地内にパイプラインの工事、副管、布設するための残
土が置いてあるというような現状で、遅々として進んでないというな状況で、
これも、再々、国営事業所にどうなってるかというようなことは、これまでも
話は持っていってるわけでありますけれども、実際、進んでいないということ
で、まだ、我々のまだ一押しが足らなかったということは、そういう事実は否
めないものというように反省はしております。
今後、当初、この3年前にもお答えさせていただきましたように、基本的に
は、管理については、地元の提案を受けて地元の管理というのを基本とすべき
ということは回答させていただいたわけでありますけれども、面積的にも大き
いですし、この受益面積というのは1つの区だけの受益面積ではございません
ので、どういうふうな事業の内容にするかというのは、今後、詰めていく中で、
市としても、地元の要望ができるだけ通る、また、地元の軽減ができるだけ少
ないように、できる限りのバックアップ、応援はしていきたいと考えておりま
すので、御理解願いたいと思います。
○
議長(橋本充雄)26番、木村議員。
○
26番(木村
地元の方とそういう話をしてほしいっていうがですか、
これから、綿密に、28年度にやるというんで、まだ1年は余裕がありますん
で、その間に、また、国営の課長も、やっぱり、そういうなことは、今の課長
は、そういうこともわかって、結局、1年おくれたこともあるし、そういうな
ことで精いっぱい応援するということを言っております。そういった中で、タ
ンクに、一番最初、市民から要望された稲穂の絵とか、ああいうなことを描く
っていうようなことを言っておりましたが、結局、民主党のあれで削減されて
流れましたが、今回、またそういうことを要望しましたら、そういうな福井県
のコシヒカリは福井県のふるさとっていいますか、発祥の地なので、そういう
なことをタンクに描いてもいいですかって言ったら、それはこちらの方も考え
て一緒に何かやりましょうというようなことも言っておりますし、また、JR
のほん際ですので、やっぱり、いろんな広告とか、そういうなことも何か考え
れば坂井市にとってのメリットがあると思います。そういうことを視野に入れ
て策定してほしいと思います。
それと、言っときますが、地元では、定旨地区ではあそこは管理はできない
と言っております。それは確かなんですで、それをできないのなら、やっぱり
市で何かやってもらうか、何かそういうことを考えてもらわないとだめですが、
-237-
そういうことはどう思いますか、考えてますか。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)調圧水槽の敷地の整備のぐあいによりまして、
どのような管理をしなければならないのか、また、どのような受益者でもって
それを使っていくのかと、そういうことを、この27年、28年の実施計画あ
るいは工事の内容をきちんと把握する中で、できるだけ地元の負担にならない
ような形で市としても考えていきたいというふうに思っております。
○
議長(橋本充雄)26番、木村議員。
○
26番(木村
地元と親密な話をしながら、あとをやってもらいたい
と思います。
次に、2点目の高椋新江用水路のことについてお伺いいたします。
これは副市長に聞いた方がいいかなと思いますが、副市長が丸岡町時代に町
長をやっていたときにこの話は持ち上がっていたと思いますが、このパイプラ
インをするときに、今の高椋、新江の用水路、これは、台風とかそういうなの
が来たときには、今の福井カントリーのゴルフ場のあこの雨水とか、そういう
なもんが出てきて、用水路をとめても、やっぱり、うちらのところまで満水に
来てるんです。それが、今回は、末端のところでというんか、あそこでとめて
しまいまして、五味川へ流すようになります。そうしますと、やっぱり、どう
しても、川幅が下になりますので狭いですね。そうすると、石上地区とかそん
なところで、上部から漏れるっていうか、こぼれ水が、結局、田島川なり何な
りに入るんです。そうしますと、今の丸岡のお神明さんのあこら近辺に水がつ
くというようなことが昔からたびたびあったもんで、これを排水路にするとい
うようなことで丸岡町と取り組みをやっておりましたが、今、話を聞いてます
と、そのままで排水路に使うというようなことになっておりますが、もうちょ
っと何か工夫をしないとこれは何の役にも立たないと思いますが、副市長、ど
うお思いですか、意見を聞かせてください。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)今、パイプラインが27年に終了するという中での、
今までの排水機能を持っていた高椋用水、また、新江用水、これが用水機能で
なくて、山水やら雨水の排水を受け持つ排水機能がなるわけでございますけど
も、これは、先ほど、市長が、管理については市がやるという考え方ですけど
も、これについては、2年ほど前か、1回、私らもその現地へ行って、高椋用
水やら新江用水を見てきた経緯もございます。その中で、どこに問題点あるん
か、また、どこを、今後、27年度中に修繕っていうんか、一部改修っていう
んか、そこらは前に検証した経緯もございますので、そこらは、27年度に、
いろいろそういう問題も指摘して、これは土地改良区の協力も得ながら、市と
-238-
して万全の体制で受けるような形で今後したいと。
今まで、木村議員言うように、ゲリラ雨で新江がオーバーフローしたり、高
椋用水がオーバーフローして非常に付近に被害があった経緯もございますので、
そこらを今後検証して、川を一遍に改修するのはなかなか難しいわけですね。
それはそれとして、どういう工法があるんか、また、一部はかさ上げした方が
いいんでねえんかという面もございますので、そこらは、今後、新年度に入っ
て体制の課を定めて、今後、その対応をしていきたいと思いますので、ひとつ
御理解いただきたいと思います。また、土地改良も、今言う、市が移管したっ
ていうだけでなしに、いろんな面でまた協力していただきたいと思いますので、
ひとつよろしくお願いをいたします。
○
議長(橋本充雄)26番、木村議員。
○
26番(木村
これは、副市長、もう27年度から、土地改良はもう
一切関係ございませんので、それを土地改良にまた振るっていうことはちょっ
と何か問題があるようになってきますんで、それだけちょっと置いといてくだ
さい。
それと、27年度いっぱいまでは、今、高椋新江も副管工事をやっておりま
す。その中で、今の高椋新江の水漏れとかそういうなところは全部国営で手直
しすると言ってますんで、そういうな点も今は農政の方でやってますが、やっ
ぱり、これは排水になると今度は建設になりますんで、建設とどっちがするか
っていうんでなしに、今から建設やったら建設に渡してそういうなことを考え
ていかんと、今、農政でやらしといて、受け取ってから建設でやるっていった
って、国営がそこへ頼むときには、やっぱりそういうなことをわかってる者が
やっていかんと、後で引き継ぐときにも連絡がとれないんで、早め早めにそう
いうことをやっていかなあかんのでないかなと思いますんで、よろしくお願い
します。
それと、3点目のせせらぎ公園、これも、27年、28年度に一緒にせせら
ぎ公園やるというようなことになって、国営も上部を国営がやるというような
ことになっております。そういった中でこの維持管理をどこの部署でやるんか、
ちょっとお聞かせ願えませんか。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)先ほど、市長が答弁していると思いますけども、今言
う排水、上部利用とまた若干目的が違いますので、そこらは、市として、4月
早々、担当部局を決めて対応していくと思いますけども、1つお願いしたいの
は、また、そのせせらぎ水路という目的もございますので、地域の皆さんもひ
とつ協力のもとやっていただきたいと思いますので、お願いします。
○
議長(橋本充雄)26番、木村議員。
-239-
○
26番(木村
というのは、これ、4月からやるにしても、せせらぎ
水路といいましても、下のところは生活排水が流れてます。生活排水なり地元
の農排水もやっぱり少しは流れると思いますが、今度は、今までと違って、こ
れは逆に流すんですね。そうしますと、今まで上におった、結局、若宮地区と
か、あこらの方が、水が少ないとき、夏場のそういう水の少ないときに、生活
排水を流すんで、悪臭なり何なりの出る可能性があるんやね。距離も長いし。
そういうなことをうまく管理してもらうっていうか、やってもらわないと、や
っぱり、あと、市民に苦情が出るんではどうもならないんで、やっぱり、どこ
の部署でやるかっていうのを4月に決めたら、その決めた部署がしっかりとそ
ういうなことに集中してやってほしいなと思っております。
それと、やっぱり、せせらぎ、今までにない、坂井町の真ん中にあって、ま
た、丸岡駅の乗客なり何なりが来たときに、何といいせせらぎやというような
立派なものをつくってほしいと思いますが、また何か構想でもあって、あれに
しろ、また4月からと言いますんなら、やっぱり、その部署のあれでしっかり
とした人を、排水とはまた別問題でございますんで、そういうなところもわき
まえたことをやってほしいなと思っております。答弁はいいです。
それから、あと、4回目の新幹線ですが、本当言うと、坂井町、うちらの田
んぼが三角になったり、トラクターが回れないといった、3メートル、4メー
トルの長さが70メートルも80メートルもあって、田んぼがつくれない状態
のところが出ます。そういったことを、今の用地買収の話の中で一切何もまだ
教えてくれません。ただお願いしますと言うだけのもので、一切教えてくれな
いんです。これではちょっとおかしいやろうと。地係係った者にだけ教えるっ
ていうんで言ってはいますが、それは地係係った者はいいですが、やっぱり、
近所っていうんか、その隣、田んぼの係らなんだ人が、今度、なお迷惑になる
というようなことも考えますんで、そういった面はどう思いますか、答弁お願
いします。
○
議長(橋本充雄)新開総務部長。
○
総務部長(新開和典)代表質問の中でも、市長の方からも答弁させていた
だいた経過もございます。今、議員御指摘のように、地権者だけでなく、集落
全体が確認をして了解していただくということが大前提でございますので、こ
れまでも何度となくその地域へ入って協議させていただいておりますが、さら
にその辺を詰めて、御了解いただけるような作業を続けてまいりたいと思いま
す。
○
議長(橋本充雄)26番、木村議員。
○
26番(木村
これ、2年か3年で用地買収せなあかんというような
ことになっておりますが、みんなにするどうのこうのって言うてたって、1年
-240-
ぐらいはすぐたってまいますよ。それと、ある程度の条件がなかったら、誰も
そんな賛成しませんよ。坂井町だけ、そういうなあれがなかったら賛成しませ
んって出しますと、どうなりますか。別に新幹線なんて要らんでいいんです。
うちらは、東京行くにしたって、何も、時間も、きのうかな、福井新聞に載っ
てたけど、おとといか、福井新聞に載ってたけど、時間的には何も変わらんし、
料金は東海道周りの方が安いし、飛行機の運賃は安なるし、よっぽど、新幹線
が来ん方が利益があるっていうんか、うちらにとっては。それは観光に対した
ら、東尋坊やそこらあれするで、観光はちょっとあれになるのか知りませんが、
うちらにとったら何にもいいことはないです。そんなもんよりかは、美田を守
って、生涯、こういううまい米をつくってた方がよっぽど地元のためになると
思います。僕も立場上反対もできませんが、余り賛成もできないといった、中
立で今のところいる状態でございます。自分もいろんなところへかかわりがあ
るんで、影響が大きいんで、皆の見る目を見ていますが、そういったことで、
新幹線が来て、やるんなら、やっぱり、地元にいろんな貢献っていいますか、
ことをやってもらわんとできないと思います。今、福井の高柳地区あこら近辺
のちょっと聞きました。そうしたところが、最初は反対してたんですね。反対
してたんですが、金を見たら思うよりかよかったで判を押したんやっていうよ
うなことを言っております。その隣で、係らなんだ人は何でそんな判こ押した
んやって、部落の中でもそういう言い合いをしているような状況がまたうちら
のところも続くんでないかなと思うんであれしますが、なるべく、ああいう田
島の一件がありますんで、そういうなことを、あこの水はけをうまくすれば、
地元の人としても、舟寄にしたって賛成すると思いますんで、やっぱり、そう
いうなふうに向けてしっかりとやってほしいと思います。
これで、一般質問を終わります。
○
議長(橋本充雄)次に、12番、田中哲治議員。
○
12番(田中哲治)皆さん、こんにちは。議席番号12番、志政会の田中
哲治でございます。
通告に従いまして、今回は、農林漁業賞制定で元気と活力ある坂井市をと、
農福連携事業についての一般質問をいたします。
初めに、農林漁業賞の制定で元気と活力ある坂井市をについて質問をいたし
ます。
我が愛する日本の農林水産業は、食料を安定的に供給することはもちろんで
ありますが、地域の経済や町を支えています。また、持続性にすぐれた生産装
置であります水田、さらには、ユネスコ無形文化遺産に登録されました和食を
初めとする農畜産物や海産物、そして、林産物など、世界有数の森林・海洋資
源など、すばらしい潜在力を有しております。
-241-
また、農林水産業の生産額は世界でも10指に入っている、世界的レベルの
産業と言っても過言ではないと私は思っております。
では、本市については、山、海、里と非常に恵まれた地形であり、豊富な食
文化でもあります。農畜産物は、美味しい米や砂丘地・丘陵地の野菜・果実、
また、海産物は、エビ類・カニを初め、イカ・カレイ類など、年間約580ト
ンの水揚げがあります。また、林産物では、ナメコ・ぜんまいや生シイタケで、
年間約43トンと聞いております。これにつきましては、県内唯一の三拍子そ
ろった「食のまち」と豪語してもよいと私自身はそう思っております。
しかし、現状を見ますと、農林水産業を取り巻く環境は、御承知のとおり、
高齢化や後継者不足などで、年々、厳しさを増していることも事実であります。
農業では、米価の下落などで生産額が大きく減収し、先ほども申し上げまし
たが、基幹的農業従事者が高齢化されているのが実情であります。
一方、明るい話題もあります。それは、県内で若い農業者がふえて、それも、
家業を継ぐだけではなく、職業として農業を選ぶ時代になってきているのも事
実であります。
また、県内には、地域の文化・歴史を大切にしながら、経済社会や時代のニ
ーズに対応した組織を若い人が中心となっております。また、元気ある農業法
人も県内に35、6社あり、未来の農業を創造する仲間がおります。
林業では、国土の7割が森林で、特に森林づくりには半世紀から1世紀以上
の年月と多大な労力を要し、植林・下刈り・枝打ちなど間伐等の森林施業、ま
た、木材搬出用の作業道開設の実施や病虫獣害防除等の作業が多く、あわせて
木材価格の低迷で山離れも少なくないのが現状でございます。
県外の一例ではありますが、林道沿いにキノコ類を植栽して地域の活性化に
努 め て い る 地 区 も あ り ま す 。 本 市 に お い て も 、 約 7 ,0 0 0 ヘ ク タ ー ル の 森 林
面積の中で、林業の活性化に結びつけるものを見出せないかと思うところであ
ります。
水産業では、2013年漁業センサスの統計によると、県内の漁業者は半数
近くが年間売上高が100万円未満で、漁師数はこの20年間で4割減少との
ことですが、本市においても例外ではなく、高齢者の割合が高くなっていると
お聞きしております。カニ祭りやさかな祭りは盛大で反響もよく、何と言って
も、本市の水産業の強みは鮮度がいいこととよく聞いておりますが、今後の対
策はやはり後継者がふえればと考えている1人でございます。
一例を申し上げますと、先般のテレビでテレビ報道がありまして、青森県の
大間地区では、21、2歳の若い人が漁師を営んでおります。そして、その先
輩、27、8歳だと思いますけれども、このマグロ釣りをやりたいというふう
なことで、今、その漁師の勉強して頑張っている青年もおります。
-242-
そこで、元気と活力ある坂井市のためには、すぐれた農林水産業に携わる生
産者・漁師などを育成することや、市の産業の活性化をするためにも、現在、
農林水産業者で模範となるべき方や組織に坂井市農林漁業賞等を贈呈し、その
方から技術やノウハウを学べる環境や仕組みをつくる考えをお伺いします。
次に、農福連携事業についてお伺いをいたします。
近年、農業と福祉の連携、いわゆる農福連携事業に関心が高まっております。
この連携事業は、障がい者の経済的自立という福祉の課題と高齢化や後継者不
足で悩む農業の課題を掛け合わせて解決を試みる農福連携事業で、動き出して
間もない取り組みなので、期待する一方、課題も少なくないようとお聞きして
おります。
昨年は、農福連携元年と言われる中、障がい者を支援する社会福祉法人やN
PO法人が農業生産法人を設立する例も増加しております。これは、地域農業
を支える意味でも期待が持てると言われております。
農業ですと、障がいの程度に応じた作業が可能であり、自然や動植物との触
れ合いで、情緒の安定や心身の回復効果が期待できます。この事業では、農業
団体等の協力が不可欠と考えます。地域農業の新たな仲間、担い手としての育
成をしなければならないと私自身は考えております。
厚生労働省による障がいのある人は全国に744万人で、うち18から64
歳の在宅者は約332万人に上り、就労支援施策の対象となっております。
本 市 の 現 状 を 見 ま す と 、 平 成 2 1 年 度 は 4 ,4 5 0 人 、 平 成 2 6 年 度 で は 5 ,
051人と、5年間で601人の増加となっております。このように増加傾向
にある中、障害者福祉の取り組みで、農業に就労する場を求める動きが強まっ
ており、特にハローワークを通じて農林漁業に就職する例は着実に増加傾向に
あります。
今 か ら 3 年 前 の 平 成 2 4 年 実 績 で 2 ,4 9 5 件 、 平 成 2 3 年 よ り 3 割 増 加 し
ておりますし、平成20年と比較しますと3倍強になっております。ただ、障
害福祉施設で農業に取り組むのは今は約1割強と見られ、今後は増加が見込ま
れると思われます。
先ほども申し上げましたが、地域農業の新たな仲間、担い手として育成する
には時間がかかるかもしれませんけれども、地域に根づき地域の一員として活
躍できるよう、支援または協力すべきと考えます。
そこで、1点目、障害者福祉の取り組みで、農業あるいは農林漁業に就労の
場を求める動きが強まっているが、本市の現状はについてお伺いをいたします。
2点目は、農福連携事業を、今後、坂井市としてどのように考えていくのか
をお伺いいたします。
以上のことについて答弁を求め、私の一般質問といたします。
-243-
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)田中議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは
農福連携事業の御質問にお答えし、農林漁業賞の質問につきましては、後ほど
産業経済部長からお答えをさせていただきます。
まず、農業に就労の場を求める障害者福祉の取り組みについて、本市の状況
をお答えをさせていただきます。
市内には、障がい者の就労支援事業所が14事業所ございまして、そのうち、
農業関係の事業所は1事業所でございます。
農業は、自然を通して土づくりから収穫までの全工程を他人と比較せず取り
組むことができることから、情緒の安定化、仕事の見通し、達成感などを得る
ことができるといったメリットがあると言われています。
農業関係の事業所には、現在、精神及び知的障がい者の方8名が通所してお
ります。主な作業内容は、事業所のピザ販売のための材料であります、タマネ
ギ、ニンニク、トマトなどの野菜づくりやまた梨栽培をしておりまして、1年
を通して切れ目なく作業をしているというふうにお聞きをいたしております。
次に、今後の考え方についての御質問でございますが、坂井市における障が
い者就労支援の状況は、市が委託する坂井市障がい者雇用ネットワークセンタ
ーが、市内の障がい者就労支援事業所、坂井地区障害児・者総合支援協議会、
ハローワークなどの関係機関と緊密な連携を図っていきながら、一般就労に結
びつくような支援をしているところであります。
今後は、関係機関と現状・課題を共有し、障がい者雇用について農業分野の
経営者の方に一層の御理解と御協力をいただけるように、就労の場の開拓と地
域農業の活性化と双方にメリットがあるような連携について、協議、検討を進
めてまいりたいというふうに考えておりますので、また、御理解と御協力もい
ただきますように、お願いをいたします。
○
議長(橋本充雄)萬道産業経済部長。
○
産業経済部長(萬道正之)私の方からは、農林水産業経営で模範のなるべ
き方や組織に農林水産業賞を贈呈し、その方から技術やノウハウを学べる環境
や仕組み等をつくる考えはないかとの御質問にお答えをさせていただきます。
議員御指摘のとおり、我が国の農林水産業を取り巻く環境は年々厳しさを増
してきており、市といたしましても、国や県の施策を活用するとともに、市独
自の振興策に取り組んでまいりたいというように考えているところでございま
す。
御提案の模範となる生産者等への褒賞制度についてでございますけれども、
現在、農林水産業経営者にとりまして県内で最もはえある賞といたしましては、
福井県農林漁業賞受賞制度がございまして、経営者部門と活性化部門という2
-244-
つが設けられております。これまで、市からの推薦によりまして数名の方々が
受賞されてきております。
また、農林水産省大臣賞や経営局長賞など国における表彰制度もございまし
て、これら表彰された方々につきましては、市の広報等で積極的に市民の方々
にお知らせをしているところでございます。
本市の農林水産業の発展のためには、このようなすぐれた取り組みを行い、
意欲を持って工夫を凝らした活動を行ったり、経営で模範となる団体や経営者
を広く紹介し顕彰することにつきましては有意義なことであるというように考
えております。しかし、このような市からの推薦に基づく国・県等の受賞制度
に加えまして、さらに市レベルで独自の賞を設けていくということについては、
内容的にはなかなか難しいものがあると考えております。
なお、国・県等の表彰を受賞された方々には、特別にお願いをいたしまして、
今後、研修の講師あるいは新規就農者の里親等として技術やノウハウを学べる
環境や仕組みづくり等を考えていきたいというように思っておりますので、御
理解のほど、よろしくお願いいたします。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)12番、田中議員。
○
12番(田中哲治)じゃあ、再質問をさせていただきます。
まず、褒賞制度の件についてでございますけども、今、部長言われましたと
おり、平成26年度には県農林漁業賞では6件ありました。坂井市に農業で1
件ありました。農業者で4件、そして、漁業者で1件、そして、林業者で1件
と、25年度はたしか3件だったと思います。去る、市長が会長を務める水田
農業ハイグレード大会がありました。そのときにも、お米のコンテスト大会で
6人ですか、表彰されました。これはお米ですけれども、いろいろ、ブランド
米とか、先ほど来、いろいろ話もした「花あかり」のそういうなことで、この
人らにお聞きしますと、若い人もいたんですけれども、やはり、賞を受けたら、
これから恥じないように頑張っていきたいと。それが、農畜産、農業、林業、
漁業のそういうなレベル向上になるんじゃないかなというふうに私自身はその
ように思っております。ただもらうだけじゃなしに、今、部長の回答にありま
したとおり、やはり、農林水産業のレベル向上をアップするならば、そういう
ことも大事でないんかなと。全国的に市で農林漁業賞を制度してるところもあ
ります。これは、県にあるかないかは別にいたしまして、これから、違う角度
で、いろいろと、また、研究、調査していただきたいなと、そのように思って
いるところでございます。
次に、農福連携事業についてであります。
今ほど、市長から御答弁がありましたけれども、これについて再質問をさせ
-245-
ていただきます。
これにつきましては、本市の現状につきましては、今、14事業所ありまし
て、1事業所だけが取り組みされているというふうな回答でございました。そ
の事業所で、事業所以外での農業就労は行っているのかお伺いをします。
また、坂井市障がい者雇用ネットワークセンターが関係機関と緊密な連携を
図っているとの御答弁でございましたけども、例えば、会社以外の農業法人等
に対して求人募集や仕事の有無についてなどのニーズ調査を行うといったこと
はあるでしょうかということと、もう一つは、やはり、ネットワークセンター
では、もっと人を雇っていただきたいということもお聞きししております。御
承知のとおり、一等級で2人のカウントですわね。それと、今、50人の企業
で1名を雇わなあかんという、そういう法律もございますけども、その点を含
めてお伺いをいたします。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)まず1点目の、今、農業に取り組んでおられる
事業所で事業所外の就労を行っているかということでございますけども、現段
階では行っていないということを聞いております。
次に、障がい者雇用ネットワークセンターで、製造業あるいはサービス業の
一般企業に対して雇用調査とか就労依頼は行っているかということと、農業法
人組合に対しての調査でございますけども、今、障がい者のこういうようなネ
ットワークセンターでは、やはり、製造業とか一般の企業に対する雇用調査を
行っておりますが、農業に関しての農業法人等に関するニーズ調査までは行っ
ていないというような状況であります。
また、障がい者雇用ネットワークセンターの人員の整備等につきましては、
いろいろ御意見等も今いただいております。今、三国の福祉センターを拠点に
しまして、ハローワークが近いというようなこともございまして、障がい者の
方の雇用について、いろいろ企業を回ったり、あるいは、ハローワークとの連
携もとっていただいており、いろいろ課題も伺っておりますので、その課題解
決に向けて、調整できるところは調整する、整備できるところは整備させてい
ただきたいと考えております。
○
議長(橋本充雄)12番、田中議員。
○
12番(田中哲治)じゃあ、調整するところは調整していただきたいと、
さように思っております。
それと、もう1点、農福連携事業で助成制度についてであります。
今、国の制度では、たしか、農林水産業が創設したと思うんですけれども、
今後、市単独でのそういうふうな助成制度は組めないか、その点をお伺いいた
します。
-246-
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)市独自の障がい者の方を雇用した際の奨励制度
あるいは、例えば、障がい者の方が企業の業務を担った場合の奨励制度かと思
いますけども、現在、障がい者の方が一般企業に雇用されたときには、障がい
者に関する雇用の法律が最近整ってきておりますので、いろんな制度が出てき
ていると思います。ただ、市としまして、独自に企業の方が障がい者の方を雇
用した際の福祉としてのその奨励制度は現在ありませんし、また、逆に、例え
ば障がい者の支援施設で企業が行っている方の業務を実施した場合に対する奨
励制度もございません。今は、国の制度の中でその奨励等については動いてい
るだけでございますので、今のところは奨励制度的なものはないというのが現
状ですし、雇用と障がい者の方の結びつきというのは非常に関心が高まってき
ていると思いますし、どうしても労働法の方で見ていることが多くなっており
ますので、福祉の施策としてまだそこまでは至っていないというような状況だ
と思っております。
○
議長(橋本充雄)12番、田中議員。
○
12番(田中哲治)今のところはちょっと難しいというふうなことであり
ますけれども、これからこの事業はだんだんふえてくるかなというふうに私自
身はそういうふうに考えておりますので、また、今後、期待をしております。
次に、本市の主要産業であります農業は、先ほど申し上げましたとおり、高
齢化や後継者不足ということで非常に厳しい時代を迎えることが予測されます。
また、6次産業化に代表されるような複合的な農業が求められる時代にあって、
就労可能な障がいを持っている方が生きがいを持って農業に従事していただけ
ると大変意味深いものだと考えておりますけども、再度、今後の市の考え方に
ついてお伺いをいたします。
○
議長(橋本充雄)髙嶋福祉保健部長。
○
福祉保健部長(髙嶋優文)ただいまの田中議員がおっしゃいますように、
農業と福祉の連携は非常に関心が高まっているものと認識をいたしております。
国においては、障害者基本法に基づく重点施策実施5か年計画が平成20年度
から実施をされまして、その中で、福祉から雇用への流れを踏まえて、障がい
者の方の雇用、就労に係る施策を一層重点的に行うことが明記をされておりま
す。
しかし、現段階では、市内の農業法人等の方が障がいのある方を正規雇用し
たり、あるいは、作業の一部を福祉施設等に委託するまでには至っていないと
いうような現状がございます。
国におきましては、平成21年3月に農業分野における障害者就労マニュア
ルを作成をいたしまして、具体的な事例紹介も行っております。農業について
-247-
も、1つの産業として、今後、複合的な取り組みが求められ、その中で、障が
いを持つ方々が積極的に農業にかかわることによりまして生きがいを持ってい
ただくということは非常に有益だと考えております。
また、障がいを持つ方々の雇用の促進という意味でも、両者がそれぞれの特
性を理解して適切な形態を保っていけるための具体的な準備を進めるというこ
とが必要だと考えております。
先ほど御説明しましたように、現在、本市では、障がい者雇用ネットワーク
センターが、市内の就労者支援事業所、ハローワーク等の関係機関と緊密な連
携を図りながら、障がいを持つ方々の就労支援を行っております。今後は、農
業分野との新たな連携を図っていく中で、現状分析、あるいは、課題の整理、
さらには、先進的な事例を参考にして検討を進めてまいりたいと考えておりま
す。
○
議長(橋本充雄)12番、田中議員。
○
12番(田中哲治)じゃあ、もう最後にしますけれども。
まずは、農林漁業の表彰制度でございますけども、これは市からの推薦とい
うことで、これから、若い人をどんどんそのような市で推薦していただいて、
やはり、県の農林漁業賞にそういうなことで参画して、農林漁業のそういうな
産業振興にこれから後継者ができるように努めていただきたいと、そのように
思っているところでございますし。
また、農福連携事業につきましても、これから、農業団体またJA等々と一
体感となってその事業を進めなければならないと。今、先ほども申し上げまし
た と お り 、 約 5 ,0 0 0 人 ほ ど 市 内 に お る わ け で ご ざ い ま す の で 、 こ の よ う な
ことを含めまして、これから、農業また漁業また林業にいろいろと我々も勉強
しなければなりませんし、また、行政側としても一体となって取り組んでまい
りたいと、そのように思っているところでございます。
これで一般質問を終わります。
○
議長(橋本充雄)ここで暫時休憩をいたします。
3時35分より再開をいたします。
○
(午後3時25分
休憩)
(午後3時34分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般質問を続けます。
14番、松本朗議員。
○
14番(松本
朗)日本共産党の松本朗です。私は、坂井市政のあり方に
ついて、転換を求める立場で市長にその見解をお尋ねします。
最初に、行政の民間化、自治体のあり方が問われる、このことについてお尋
-248-
ねします。
市は、保育所の民営化、上下水道の業務包括委託、職員の非正規化などを進
めています。行政改革に基づいて進めてきたのですが、これらは地方公共団体
の本来の趣旨にそぐわないものです。
この行政改革の大もとには、2005年に行政改革推進法が制定され、これ
に基づいて、集中改革プランという形で国から地方に行革の推進が事実上強行
されたということも指摘しておきます。
いずれにせよ、行革により経費の削減のために行っていることが現場で諸矛
盾を引き起こし、ひいては、市民サービスへの影響を及ぼすことになっていま
す。
正職員を削減し、臨時職員に置きかえ、施設の民営化あるいは業務委託を行
っている、結果として、官製ワーキングプアを生み、公務員の専門性を低下さ
せているのではないでしょうか。
こうした行政の民間化の転換を求め、市長にお尋ねします。
その第1は、保育所の民営化についてです。
第1に、市は、坂井市幼保一元化計画によって、これまで、三国運動公園保
育所の民営化以来、大規模に民営化を進めてきました。今、春江南保育所と春
江保育所を廃止、大規模民間保育所の建設に入ろうとし、さらに、民営化計画
は続きます。春江保育所の民営化となる28年度には、保育児童数で公立と私
立が逆転するまでになりました。
そこでお尋ねしますが、第1に、市にとって民営化を進めるのは、市の負担
が削減できるからか、あるいはそうでないのか。
第2は、公立保育所が私立より保育水準が劣っているから民営化を進めるの
か。
第3は、民営化された公立保育所に問題があったからか。
第4は、地域住民から民営化の要求があったのか。
以上の点について明確な答弁を求めます。
保育所の第2でありますが、現行の幼保一元化計画により、私立と公立の児
童数の比率はどう変化しますか。
市長がこれまで発言をしてきた、公立と私立を5対5ぐらいにするというふ
うに言われてきていますが、今後の幼保一元化計画が全て終了すると、5対5
どころではないのではありませんか。この点についての見解をお尋ねします。
これは、明らかに私は民営化をやり過ぎというふうに思うんですけども、この
民営化計画は改めて検討し撤回する必要があると思いますが、この点について
いかがでしょうか。
民間化の第2の点は、上下水道事業の包括的業務委託についてであります。
-249-
市は、27年度から包括的業務委託を本格実施することになります。これも、
政府の要請に基づき、民間委託するものです。
予 算 特 別 委 員 会 で の 答 弁 で は 、 こ の 業 務 委 託 に よ っ て 年 間 2 ,1 0 0 万 円 の
経費削減効果があるとのことですが、これは、両企業会計の総務経理と維持課
経費削減効果があるということであります。これは、両企業会計の総務経理と
維持課の7名の職員を削減し、その業務を民間に委託するということです。結
局、公務労働を民間業務に置きかえて経費を削減するということは、民間労働
者の賃金水準が公務員より低いことが前提になって成立するものであり、それ
自体が問題であると考えます。
そこで、この件についてお尋ねします。
第1、これまで市の職員で携わってきた業務について、職員のスキルの低下
は避けられないのではないでしょうか。スキルがおちないように手だてをとる
との予特での部長の答弁がありましたが、それをとってさえすらスキルの低下
が避けられないと思うわけですが、いかがでしょう。
第2は、委託業者の従業員の給料は、公務員と同一の職務、同一年齢と比較
してどの程度低いことになりますか。
第3、同一労働をして民間業者の従業員の給料が低いことに市長は矛盾を感
じませんか、また、現場の労働者は矛盾を感じないのでしょうか。
第4、上下水道の運営は極めて公的業務であります。水道法に明確に規定さ
れています。その業務を民間業者に委託するということは公的責任を曖昧にす
ることになりませんか、この点についてお尋ねします。
第3には、自治体が大量の臨時職員を恒常的に従事させているという問題に
ついてであります。
市は、保育所、児童クラブ、給食、公民館、そして、本庁の諸業務など、3
00名以上の臨時職員を任用しています。それぞれに重要な公務労働であり、
保育所では担任を受け持つ場合もあるなど、多くの場合、重要な役割を担って
います。
しかし、臨時職員は低賃金であり、ほとんどが年収が200万円以下の方も
いらっしゃるし、上回ってもわずかなものであります。
そこでお尋ねしますが、第1に、同一労働を行って極端に賃金の低い現行の
臨時職員の状態に問題はないと市長は考えますか。
第2、公務員は、正規職員としての安定した身分でこそ、市民への奉仕、公
務員としての誇りを持って義務を守れる保障があると私は思いますが、いかが
ですか。
第3、官製ワーキングプアを生むことは、日本や地域の労働環境を悪くし、
結果として地域経済の疲弊を招くことにつながるとは考えませんか。
-250-
以上の点をお尋ねします。
大きな第2の点は、ゆりの里整備計画についてです。
市は、ゆりの里公園、ユリーム春江を改修して、公園の中にパイプラインか
らせせらぎを流し、ライトアップし、施設内にレストランをつくり、これをテ
ーマパークとして観光客を呼び込むなどの計画を立てています。6億円に上る
事業計画であり、今年度は設計、来年度、再来年度が事業の実施ということで
あります。
しかし、こうした計画を6億円もかけて行うことを市民が果たして望んでい
るでしょうか、甚だ疑問であります。
起債残高が増額し続けている財政状況のもと、再検討が必要であると考えま
す。
以上の点からお尋ねします。
第1に、事業の費用対効果を明確に示していただきたい。
第2は、設計に入る前にレストランの業者をまず決めるべきであることが当
然でありますけど、その点についてはいかがですか。
第3、この事業について展望を示し、住民の意向を把握することが必要であ
ります。
第4、私はこの事業は今の坂井市の財政状況から見ても不要不急な事業であ
ると思います。中止をするべきだと思いますし、少なくとも凍結をするべきだ
と思いますが、この点について明確な答弁を求めます。
第4は、公営住宅の老朽化対策についてであります。
市は、全部で600戸以上の市営住宅を管理しています。市は、住宅の老朽
化によって部屋があいているのに入居を募集してない、いわゆる政策空き家と
しているところが、丸岡町の一本田改良住宅と春江中筋団地があります。これ
らの住宅の入居者は、ほとんどが高齢者で、年金暮らし、住宅を出て民間アパ
ート等に移る経済的見通しがない方であります。そして、長く住みなれた方で
ありますから、その地域から離れたくないとの願いも当然のことであります。
この老朽住宅の対策について市は入居制限だけでやり過ごすという現状の方
針のようでありますが、そのまま入居者が亡くなるのを待ってあきを待つとい
うようなやり方を過ごす時期からは、もう次の段階に進むべき時期になってい
ると思うわけです。この木造の老朽住宅についていえば、二軒長屋でありまし
て、片方が火事を起こせば両方とも瞬く間に全焼すると、もちろん、耐震基準
もクリアしていない、そういう住宅であります。入居者の生命と安全を守る上
でも、あるいは地域の環境を守る上でも、具体的な手だてが必要だと考えます。
そこでお尋ねしますが、今後の計画をどのように考えていますか。
第2は、入居者が安心して次の住居を見つけられる支援を検討すべきであり
-251-
ます。
以上の点についてお尋ねして、質問とします。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)松本議員の御質問にお答えをいたします。私の方からは
ゆりの里整備の事業計画についての御質問にお答えし、行政の民営化及び老朽
化公営住宅についての御質問は、副市長並びに建設部長からお答えをいたしま
す。
代表質問でもお答えをさせていただいたところでございますが、ゆりの里公
園の整備計画について、私の基本的な考え方を申し上げたいと思います。
御承知のとおり、国営かんがい排水事業については、日本で最大級の事業と
し て 、 1 ,1 3 3 億 円 と い っ た 莫 大 な 事 業 費 を 投 じ て 、 効 率 的 か つ 安 定 的 な 農
業生産力の向上を図るため実施をしているものでございまして、平成28年3
月には完成予定となっているところでございます。
用水路がパイプライン化されたことから、改めて、今日まで利用されてきた
農業などに係る用水の歴史や水に対する恩恵を地域の方々を初め子どもたちや
また後世にまで伝えていくことは、事業を行う私たちの責務であるというふう
に考えておりまして、このことがゆりの里公園の整備を行う大きな目的でもあ
ります。
また、この国営事業にあわせて、隣接する農村振興と市民の交流の場である
ゆりの里公園に観光施設としての付加価値をつけて再整備をすることで、これ
まで以上に、市の農産物の販売力を強化し、地域農業振興の促進を図るほか、
「農と水のテーマパーク」として市内にありますさまざまな観光資源と連携す
ることが、市の新たな観光スポットして、施設周辺に県内外からの交流人口を
増加させ、地域の活性化を目指してまいりたいというふうに考えております。
そういった中で、まず費用対効果の御質問でございますが、ゆりの里公園の
再整備は、地域資源であるゆりの里公園を活性化させ、農産物の地産地消や販
路拡大につなげ、さらに観光的な要素を持たせた総合的な施設として整備する
ことにより交流人口の増加を期待をするものでございます。
整備内容は、農産物の直売所及びレストランの設置、施設内部では用水に関
する歴史や今を伝える情報・学習の展示、PRの場の設置、用水を利用したせ
せらぎ水路の親水池などの整備などでございます。
なお、この再整備事業の財源として国・県の補助が活用できるため、市の負
担の軽減が図られるものと考えております。
次に、レストラン業者及び事業の展望と住民意識の把握についての御質問で
ございますが、ゆりの里公園再整備につきましては、地元や農業関係者の意向
を反映するため、ゆりの里公園活性化協議会というものを立ち上げ、再整備に
-252-
向けての構想・計画の策定について意見を頂戴しているところでございます。
現在、全体計画を通して協議中であり、レストラン業者の募集・決定方法に
ついては、具体化する中で検討してまいりたいというふうに考えております。
最後ですが、不要不急な事業で、中止するべきとの御質問でございますが、
ゆりの里公園再整備事業は、米価の下落が続き、農業改革など農業者を取り巻
く環境がさらに厳しくなっていく中、農産物直売所など生産者が継続して農業
に取り組むことができる拠点施設として、また、新たな観光スポットとして市
民に十分理解をしていただき、来場者の皆様方から親しまれる施設となるよう
に十分努めてまいりますので、御理解をいただきたいと思います。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
○
副市長(北川貞二)私の方からは行政の民間化についての御質問にお答え
をいたします。
初めに、保育所の民営化についての御質問にお答えをいたします。
これまでも幾度かお答えさせていただいておりますが、保育園の民営化につ
きましては、小泉内閣での「三位一体の改革」により、「地方にできることは
地方に、民間にできることは民間に」という、地方分権と財政再建を目指した
構造改革が示されたところでございます。
その改革によりまして、公立保育所の運営費が一般財源化され、また保育所
の新築・改築等の施設整備に対する国の補助金や民間助成団体からの施設整備
補助金は、民間保育所のみが対象となり、公立保育所の改築等は該当しなく、
このような国の政策の転換が、保育所の民営化を進めていく大きな一因となっ
たところでございます。
また、坂井市における幼児教育及び保育検討委員会の報告書や、それを受け
ての坂井市公立保育所民営化推進委員会の報告書で示されているとおり、核家
族の進展、共稼ぎ世帯の増加、就労形態の変化などにより、多様化する保育ニ
ーズに柔軟かつ迅速に対応するためにも民営化への移行を進めているところで
ございまして、したがって、公立保育所の保育水準が劣っているとか、問題が
あったからという理由では全くありません。
また、保育所の民営化については、坂井市次世代育成支援行動計画や平成2
7年度からの坂井市子ども・子育て支援事業計画に明記されていることはもち
ろん、坂井市総合計画などにも反映されており、市民の皆様にも理解されてい
るものと考えております。
次に、現行幼保一元化計画により私立と公立の児童数の比率はどう変化する
かについてお答えをいたします。
まず、児童数の比率でございますけども、平成27年度の入所状況を見ます
と、私立と公立の児童数の比率は、私立が46、公立が54、施設数の比率は、
-253-
私立が14、公立が18となります。平成27年度からの子ども・子育て支援
事業計画の最終年度であります平成31年度では、私立と公立の児童数の比率
は5対5、また、施設数の比率は、私立が16、公立が17と見込んでおりま
す。したがって、現行の計画どおり進めますと、児童数、施設数ともおおむね
5対5となる予定であります。
また、民営化し過ぎとの認識にございますけども、ただいま申し上げました
ように、児童数、施設数とも、以前から申し上げてきました私立と公立の比率
5対5へ向けての計画となっており、また、県内他市の私立と公立の比率を見
ても、私立が58、公立が42となっており、民営化し過ぎるとの認識は持っ
てございません。
次に、上下水道事業の業務包括委託についての御質問にお答えをいたします。
まず、職員スキルの低下は避けられないのではについてのお答えをいたしま
す。
市職員が業務マニュアルを有効に活用し、受託業者をしっかりモニタリング
しながら、逆に民間のノウハウを吸収することで、スキルアップを図ることが
できると考えています。
また、これまでどおり、上下水道事業に係る調査・研究等を継続し、日本水
道協会などの開催する各種の研修等に参加し、職員の人材育成も図っていきた
いと思っております。
特に、窓口業務につきましては、職員を定期的に窓口につかせることで、知
識レベルと市民対応能力は継続して育成していきます。
次に、委託業者の給料水準及び民間業者の従業員の給料水準の考え方につい
てお答えをいたします。
今回の包括的業務委託は、4社で構成します共同企業体への委託でありまし
て、配属される職員の個々の労働条件等につきましては、各企業が労働関係法
令を順守し、適正な労働条件下で雇用されていると考えております。
委託業者の行う業務につきましては、例えば、上下水道料金関係では単に賦
課徴収を行う単一業務でありますが、市職員は、そのほかに、休日・夜間の事
故等の対応や洗管作業など、部・課内のほかの業務にも広く携わっており、同
一労働ではありません。市と委託業者それぞれの採用条件も異なっており、単
に年齢や給料の額だけで矛盾点等を含めて比較することはなかなか難しいと考
えております。
また、今回の民間委託は市民の雇用機会の確保にもつながっており、応募さ
れた従業員の方々は、企業から示された労働形態及び労働条件等を了承して採
用されたもので、給料水準に対する矛盾は感じていないものと考えております。
次に、上下水道事業の公的責任についてお答えをいたします。
-254-
今回の包括的業務委託は、水道法に定める第三者委託とは異なりまして、民
間に業務を委託しても、その責任は全て坂井市が負い、業務全体にわたって職
員が指揮監督の権限を持っております。
例えば、給水停止業務では、対象者のリストや資料の作成は委託業者が行い
ますが、給水停止を行う最終的な判断は水道事業者である市が行います。
また、滞納整理業務につきましても、強制執行などの法令上行政職員が直接
実施することとされている事務は、いかなるときでも市の職員が行います。
このように、業務を委託したからといって、各業務の全てを委託業者に任せ
てしまうわけではなく、委託前と同様に、上下水道に関する業務責任は全て坂
井市にあります。
水道事業の使命は、水道水の安定供給とともに、本来の目的である公共の福
祉増進であり、そのために水道事業者としての行政責任を果たしながら、今後
も事業を進めてまいりたいと思っております。
次に、臨時職員の雇用についてお答えをいたします。
最初に、同一労働を行っても極端に賃金の低い現行の臨時職員の状態に問題
はないと考えるかについてお答えをいたします。
正職員は終身雇用であり、定年退職するまで公務員としての責務を全うする
ことを求められ、業務内容も時には変更することがあります。対して、臨時職
員は、採用時に示した業務内容や処遇により本人納得のもと任用しております
ので、契約以外の業務を課したり、処遇について一方的に変更はできません。
このように、同一と見える業務を行っていても、正職員と臨時職員には、任
用形態の違いにより、課される責任が異なっております。
また、臨時職員の賃金については、近隣自治体や管内ハローワークの求人募
集に係る応募条件等と比較しても何ら遜色がないものと理解しております。ま
た、毎年、臨時職員組合と労働条件について話し合いを行っており、待遇改善
に努めているところでございまして、来年度においても、給料及び時給の一部
を見直したところでございます。
次に、公務員は、正規職員として安定した身分でこそ、市民への奉仕、公務
員としての義務を守れる保障があると思わないかについてお答えをいたします。
正職員には、常に公務員としての自覚を持ち、全体の奉仕者としてふさわし
い態度で業務に精励することはもとより、業務外においても市民や地域の生活
向上に努めることが求められています。
議員がおっしゃる安定した身分は、このような意義と行動から市民からの信
頼と御理解をいただき、それを喜びに感じる姿勢から得られるものだと考えて
おります。
したがって、このような正職員が公務を担うことが望ましく、現在の正職と
-255-
臨時職の割合については、正職員の比率を上げていく方向で努力してまいりた
いと考えております。
次に、官製ワーキングプアを生むことは日本や地域の労働環境を悪くし、結
果として地域経済の疲弊を招くことにつながるんではないかという考えについ
てのお答えをいたします。
臨時職員の配置については、市民ニーズへの対応や業務量増加等のため採用
してきた経緯がございます。
その賃金水準につきましては、市場原理に基づいた労働時間や内容等に合わ
せた求人情報、あるいは、近隣の自治体と比較検討しながら行っており、先ほ
ども申し上げたとおり、今後も継続して見直してまいりたいと思いますので、
ひとつ御理解をいただきたいと思います。
以上であります。
○
議長(橋本充雄)恩地建設部長。
○
建設部長(恩地
紀)私の方からは、老朽公営住宅の対応についての御質
問にお答えをいたします。
厳しい財政状況下において、更新期を迎えつつある老朽化した公営住宅につ
いて、効率的かつ円滑な更新を行いつつ、公営住宅の需要に的確に対応するこ
とは、地方公共団体の住宅政策の課題となっております。
公営住宅等の長寿命化を図るためには、建物の老朽化や劣化による事故、居
住性の低下等を未然に防ぐため予防保全的な維持管理が重要であり、予防保全
の観点に基づく日常的な保守点検や計画修繕、改善事業の充実により長寿命化
を図ることは、従来型の短いサイクルでの更新に比べて、ライフサイクルコス
トの縮減につながるものと考えております。
初めに、どのように計画しているかですが、坂井市では、公営住宅等の適切
なマネジメントを行うべく、状況を把握し、その役割やあり方を考慮した上で
団地別の活用方針を定めるとともに、長期的な視点を持って、長寿命化のため
の維持管理計画として、平成23年3月に坂井市公営住宅等長寿命化計画を策
定しました。
耐用年数を超えない既存の公営住宅については、長寿命化計画に基づき定期
的な点検を行いながら、適切な管理・運営を行っております。
また、耐用年数を超えた木造住宅や新耐震基準に基づかない耐火構造物のう
ち、需要または高度利用の可能性が低く大規模な改善も行っていない住宅につ
きましては、基本的に用途廃止とし、市営住宅全体の健全化を図ってまいりた
いと考えております。
市としまして、用途廃止を決定し今後に取り壊しを予定しています公営住宅
等は、三国地区においては立田団地の4号棟、丸岡地区では一本田改良団地、
-256-
それと、春江地区では中筋団地及び江留上改良団地1号棟の計22棟でござい
ます。議員の御指摘のとおり、これらの住宅に関しては、新たな入居の制限を
行っております。
次に、入居者が安心して次の住居を見つけられる支援を検討すべきについて、
お答えをいたします。
先ほど申し上げましたとおり、取り壊しを予定しております団地には、現在、
81世帯の方々が生活しております。これらの方々は基本的に市営住宅への引
っ越しをしていただくことを検討しておりますが、先ほど議員もおっしゃいま
したように、入居期間が長い傾向にあり、高齢者世帯が多いことから、その転
居につきましては、経済状況や身体的な事情などを考慮する必要があると考え
ております。
今後とも、入居者が安心して次の住居を見つけられるように、移転等につい
て配慮してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。
以上、よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)市長にまず再質問します。ゆりの里のことです。
今の答弁は、代表質問の答弁と基本的に同じであります。私はそれを踏まえ
て質問をしたつもりです。費用対効果の質問に対する市長の答弁は、費用対効
果の答弁になっていないと思うんです。例えば、新幹線でもパイプラインの事
業でも、基本的には国が行う公共事業は、全部、B/C、コストと効果もきち
っと数値化して1以上でないと事業を行えないというのがもうルールになって
いるわけですよ。そういう視点から、ちゃんとゆりの里公園は費用対効果があ
るのかって聞いてるんです。この点はいかがですか。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)費用対効果のその前に、何回も言ってますように、今、
1 ,1 3 0 億 円 も か か っ て る ん で す ね 。 膨 大 な 金 な ん で す よ 。 坂 井 市 の 負 担 も
60億円、そのまま何もしないと、みんな土の中に入ってくる、見えないです
から、ほとんど見えてこないですから、その工事したのは。そのまましとくと
1 ,1 3 0 億 っ て い う の は 、 本 当 に 、 将 来 的 に 見 え て こ な い で す よ 。 そ れ は だ
めやっていうことで、やっぱり、そういう将来の子どもたちにも、何かの形で、
こういう事業でたくさん、農業に関してはこれだけたくさんのお金を投資して
農業っていうものを大事にしてるんですよというのを、やはり将来の子どもた
ちに知らすことが大事だというふうに思っていますし。
松本議員、費用対効果って言います。じゃあ、今のゆりの里公園、これは、
松本議員、町会議員にしたときにつくったと思うんです。私から見たら、あれ
費用対効果あるんかなというふうに私は思っております。だから、今までずっ
-257-
と、私も10年間見てきて、ほんで、今、何回も行ってるんですよ、あそこに
も。もう一度、今、ゆりの里、6月ぐらいにです。そういった、その当時はい
いけど、後までこの子どもさんがちょっと遊びに来てくれて。だから、本当に
もったいないなと思って。結構お金かかってると思うんですよ。これもやっぱ
り生かして、あの場所しかないと思うんですよ。新しく公園なんかをつくった
ら大変な費用かかりますから。せっかく子どもさんとか来るんやったら、そう
いうものを、これからはいろんな考えありますよ。今、具体的に、これします、
これしますって言ってますけど、それもまたこれからの問題ですから、ありま
すけど。
それと、やはり今、少子高齢化が進んでいますし、私は、今、高齢、65歳
以 上 、 私 も 含 ん で ま す け ど 、 6 5 歳 以 上 で 1 万 5 ,0 0 0 人 ぐ ら い お ら れ る ん
で す よ 、 坂 井 市 に 。 そ の う ち 3 ,0 0 0 人 ぐ ら い は 、 単 身 っ て い う ん か 、 一 人
暮らしなんですよね。だから、テレビも何ケ月前にもちょっと見てて、本当に
一人暮らしで、ずっと朝から晩までテレビ見て毎日過ごす。そういった間に、
せめて夜ぐらいこういうものをして、本当にこういうふうにしたら、多分喜ん
でくれるのかなというふうに私は思ってはいるんです。必ずそういうふうには
していきたいなというふうに思いますし。今、私っていうんか、市政のキーワ
ードを今、笑顔っていうことにしてますから、そういった点でも、また障がい
者も含めてですよ。そういう中でも、少しでもそんな人を元気づけてくれれば
いい、1人でも多くの笑顔を見たいっていうこともありますし。
今、タンクの上、松本議員上がったかよくわかりませんが、タンクも今上が
れるようになって、それも事前に国の方にお願いして、20メートルあります
けど、ちゃんとした安全柵もちゃんと用意も国の言うようにしてますし、私も
結構怖いんですけど、結構いいところやなというふうに思いましたし、そうい
った中で、観光、三角形結ぶと、丸岡とか、例えば、そこの春江の1つの一角、
迷惑はかからないと思います。多分、真ん中ありますから。そうした、三国に
行けば観光のルートにもひとつつながっていくかなというふうに思いますし。
先週も、エンゼルランド、56万人、所長とも話をしてて、ダブったらいか
んなと思って、65万人来てるらしいです。5億円から6億円かけてまた整備
するらしいですけど。そういった、エンゼルランドも、これは5時ぐらいには
閉まってしまいますから、たくさん、石川県とかから来てるんですよ、バスで。
そのままみんな帰っちゃうんですよ、ほとんど。多少、食事もするやろうけど。
そういったものをやっぱり農業生かして、お金を落としてもらうって、言い方
おかしいんですけど、ずっと使うて、経済効果なんかも少しはあのようにした
いなっていうふうに思いますし。そういった中で、経済効果っていうのはこれ
から出ると思いますし、お金だけじゃないんですけど、いろんな人に経済効果
-258-
っていうんか、そういう意味じゃなしに、皆さんに喜んでもらう、やっぱり経
済っていうんか、お金のプラスマイナスじゃなしに、そういう人に少しでも喜
んでもらう。
まずは、大事なことは、何回もくどいようですけど、こんなにいっぱいお金
を使って、みんな、下、なくなってしまうんです、今のままほっといたら。こ
れはちょっとだめやろうというふうに私は思ってますから。将来の子どもたち
に、こういうことをやって、子どもたちの学習の場にもしていきたいというふ
うに思います。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)答弁の時間が非常に残り少なくなってるわけですけど
も。市長の思いは思いとして受けとめますが、あのゆりの里自体が、当時の春
江町でも、本当に、計画を立てた段階でいざやるかどうかは大いに迷った。当
時の松浦町長も、議会と相談して迷った。つまり、見通しが初めから余りなか
ったんですよね。だから、迷いがあったわけですけど。そういう状態で、町民
の評価も決して高くないんです。それを、今度、そういう理由を挙げられて何
とかしないとあかんという思いがあったとしても、これが本当に見通しを持っ
て、レストランを民間業者がちゃんと運営できるように人が来るのか。民間業
者はもっと冷徹に物事を考えますからね。そういう意味では、思いだけでは、
これを、補助金とかいろいろあるから市の負担は少ないかもしれませんが、そ
れ で も 1 億 5 ,0 0 0 万 円 と か 、 プ ラ ス 起 債 の 分 と か あ る わ け で し ょ う 。 そ う
なると、改めてここは本当に吟味して厳しく見ていかなくてはならないんでは
ないかということを指摘しておきたいと思います。
それから、民間化の問題でありますけども、答弁は、いわゆる、小泉以来の
三位一体改革、民にできることは民に、結局、国の方針のまま動いているんで
すよね。それでいいのかっていうのが、今、問われているんだと思いますよ。
当時、小泉総理のときに、交付税は減らす、補助金は減らす、財源移譲はちょ
ろっと、そうやって自治体の財政状況を厳しくしておいて合併に追い込む、そ
ういうやり方でしたよ。それが、今、合併を行ってきた自治体がどういう大変
な目に遭っているか。もう、職員を本当に削減しないとやっていけないんでし
ょ。ただ、一定、地方財政計画で地方交付税総額は取り戻しまして、ある程度
のゆとりができているという面はあるわけですけども。だから、副市長言われ
たように、公務員の本来の値打ちっていいますか、全体の奉仕者としての値打
ちっていうのは何事にもかえがたいもの、だから、臨時職員をたくさんふやし
て、その見かけだけの仕事をやる人をふやせばいいのかっていうのは、そうで
はないっていう方向を答弁されたと思いますので、比率は下げていきたいと、
これは頑張ってもらいたいんです。しかし、同時に、同じ仕事ではないんだっ
-259-
て言われました。しかし、例えば、保育労働なんかを見ると、局面では同じ仕
事をしているわけですよ。それで3倍も賃金格差があっていいのかっていう問
題なんですね。だから、そこはよく考えていかないとあかん。欧米諸国では同
一労働同一賃金が常識なんですが、日本では公務労働の中でそういう格差が認
められている。これも、大もとには、この自民党政府、日本政府の問題がある
と思いますよ。しかし、それをそういう国の責任にして甘んじていいのかと、
坂井市は坂井市としてもっと考えないとだめなんじゃないかっていうふうに思
います。
それで、坂本市長に改めてですけど、ゆりの里についてですが。答弁は短く
してくださいよ、思いはわかりましたから。ちゃんと運営できるようなレスト
ランがちゃんと来ますか。一言。
○
議長(橋本充雄)坂本市長。
○
市長(坂本憲男)今、松本議員心配しているように、私も、レストランの
ことは、十分、これ、多分、せなきゃいかんと思います。それ、今の国の予算
をもらうために、そういうものをっていう必要条件がありますから、だから、
そんなに大きなお金をかけてする私も自信も余りないですし、そこらはもう十
分検討する余地がある。私も、今、松本議員と同じように、あの中で一番ちょ
っと懸念してんのは、レストランをどうするかって。そんな甘いもんじゃない
と思います、経営は。食べ物たくさんありますし。今のああいうところで、中
で、今、丼出したって、誰も多分来ないと思います、私はね。素人ですから、
わからないですけど。そういうイメージじゃないですけど。どっちかっていっ
たら洋食みたいな形で、コーヒー飲んだりとか、こんな感じですから、私も、
それが一番、いつも、いろいろばっと見てこれ考えるんですけど、デッサンだ
けはどうしたらいいかっていうのは、本当に松本議員と同じ考えで、これから
もっと慎重にどうしたらいいかっていうのは専門家も含めて話ししていく必要
があるというふうに思います。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)道場六三郎のろくさん亭の支店でも持ってくれば、そ
れだけでも来るかもしれませんが。本当に慎重によく考えるべきだと思います
し。国からの補助金だろうと、県からの補助金だろうと、あくまでも国民の税
金なんですから、そこはしっかりとした対応をすべきだし、私は事業の展望が
明確に描かれるまでは凍結すべきだというふうに思います。
副市長にお尋ねしますが、その時々の見かけの労働としては同一の労働でも、
臨時職員との格差は3倍以上、それは大きな問題があるっていうふうには思い
ませんか。
○
議長(橋本充雄)北川副市長。
-260-
○
副市長(北川貞二)今、松本議員、3倍の格差って。3倍の格差はちょっ
と意味がわからんのですけども。正職員のどこを比較して、それ等の考え方は
いろいろあると思いますけども。市としては、今、臨時職員、非常に多いと。
これは、なるべく、必要なところは正職員にする必要、比率を上げる必要はあ
ると思います。ただ、今の臨時職員の待遇そのものは、先ほども申し上げまし
たとおり、臨時の職員組合といろいろな話し合いの中で、給料また労働条件等
を、今まで、毎年改善をしておりますし、また、給料も、今言う、月額、臨時
でございますけども、これについては短大の卒業の初任給に格付をしておりま
すし、決して、その臨時職員と、雇用期間が1年っていうことも問題もござい
ますけども、決して高いとは言いませんけども、そんなに松本議員指摘するよ
うなことは私はないと思います。ただ、パートたら、時間給のことは、家庭の
事情において、その時間から勤められんということもございますので、それは
多少そういうもんもあると思いますけども、市としては、市長も申し上げまし
たとおり、臨時もいろいろ仕事もやっていただいておりますし、結構責任も持
っていただいておりますので、その点は評価して今後ともまた待遇改善に積極
的に取り組んでいきたいと思いますので、ひとつ御理解をいただきたいと思い
ます。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)臨時職員の問題は、終身雇用ではない、将来にわたっ
て仕事を続けられない状況にあるっていうことなんですよ。その同一年齢の若
い職員と比べてそんなに大きな開きがないというのはそうかもしれませんが、
こういう状況では、結婚して子どもを産んで、それを3人産めって言うんでし
ょう、市長は。3人産んだら商品券をもらえるんでしょう。だから、そういう
ことは、現実にはそういう社会が求められているのに、逆行しているシステム
だっていうことを言ってるわけです。
次に行きます。
高木部長にお尋ねしますが、先ほど、上下水道の業務委託で、スキルアップ
を低下させないために、モニタリングをしっかりやるんだという答弁がありま
した。私は、このモニタリングが、現在までは、市の職員が直接いろんな業務
に携わっていて、住民との対話もする、いろんな専門的な業務に携わっている
から管理監督が可能なんですけども、そういう基本的なノウハウもない、それ
が人事異動で来た職員がモニタリングして、そのスキルを獲得できるかという
問題があるんですよ。その点はいかが考えますか。
もう一つ、国や関係機関が主催する研修なんかにも、業務委託の職員は行け
ないわけですよね。こちらが行きますよ。それをまた的確に伝えないとあかん
とか、そういうところには、どうしても乖離があるといいますか、ストレート
-261-
じゃない面があったりするわけですよ。国からの情報なんかも、市には来るけ
ども、業務委託会社には来ないわけですよね。そういう問題なんかをやっぱり
どう自覚するか、そういう問題があるっていうことを認めた上できちっと対応
するべきだと思うんですけど、その点いかがですか。
○
議長(橋本充雄)高木上下水道部長。
○
上下水道部長(高木
徹)初めに、研修のことですけども、今、議員御指
摘のとおり、受託者は研修等は参加できませんので、私たち職員がその研修に
参加しまして、今、業務主任っていうのがいらっしゃいますので、その会議等
を数回開催しまして、業務主任を通じて社員の方に伝えて業務を行っていくよ
うな形になると思います。
モニタリングの話ですけども、これは、今、業務委託したから、そういう問
題でなくて、我々の定期異動でもそういうことが考えられることがあります。
それで、今年もお願いしたんですけど、人事異動なんかである程度経験年数を
積んで、次の方がその経験を学んだ後で、上の方が異動されるとか、そういう
ことも含めて人事職員課とお話しして、対応していきたいと考えております。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)だから、そういう懸念があるということなんですよね。
今までは、別の部局から来た新人の方も、直接業務に携わりながらスキルをア
ップできたんですよね、専門的な知識も。そういうことができにくくなるわけ
でしょう。業務委託の大きな部分ですると。だから、問題があるって言ってる
んですよ。その点についてはよく考えていかんとあかんのじゃないかなという
ふうに思います。
次、建設部長にお尋ねします。
私は、この一般的な老朽住宅対策ではなくて、今、入居制限をしているとこ
ろでどうするのかということでお尋ねし、最後、答弁されました。それで、お
尋ねするんですけども、やはり、今のような、一本田の改良住宅は、一応、鉄
筋で、耐震は危ないんでしょうけど、火災はそれなりに対応するかもしれませ
んね。中筋団地なんかは、本当に火災という心配もあるし、それから2戸が1
棟分ですから、片方は空き家の状態でたくさん残っているんですよね。そうい
うことに対して、地域のいわゆる通学の見守りのボランティアの方なんかは、
子どもが空き家に連れ込まれたらわからない、そういう意味でも気持ち悪いっ
て言うんですよね。心配だと。だから、こういう状態をいつまでも放置してお
くべきではないっていうことを改めて言いたいんですよ。もちろん、その入居
者の条件は非常に大変なんですから、そういう方々に対して何とか対応できる
メニューをちゃんと坂井市として考えるべきだと思うんですけども、その点い
かがでしょう。
-262-
○
議長(橋本充雄)恩地建設部長。
○
建設部長(恩地
紀)先ほども申し上げましたが、やはり、高齢世帯では、
今現在、あそこに住んでられる方がほかへというのはなかなか難しい。それで、
今、中筋住宅に関しては、片方だけ入ってられるという方もございます。です
から、今後は、それをかためるという、そういうことも検討して、2戸が住ま
なくなったら取り壊すという形で、できるだけ空き家を減らしていくというの
も今後は検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)今のやり方は余りいい手じゃないと思いますよ、入居
者にとって。それは、かなり古い建物で、それぞれ居住性は悪いですよ。それ
でも、長年住んでいた自分の部屋だから、自分のうちだから一定の自分のお金
もつぎ込んでいろんなことをしてるわけですよ。だから、単純に、あいてると
ころに移ってくれっていう話は、本人が本当に納得するんなら、そういうこと
はあり得るんでしょうけど、余り単純にそれでどうですかっていう提案は、筋
がいい提案ではないと思いますよ。
そこで、私からの提案ですけども、入居者の方々から、そういう行政からの
意見も聞きたい、あるいは、こちらから意見も言いたいって、そういう場を求
めるならば、そういう場を市としてちゃんと設定する、そういうことが必要だ
と私は思いますが、いかがですか。
○
議長(橋本充雄)恩地建設部長。
○
建設部長(恩地
紀)中筋に関しましては、今はまだそういう聞き取り調
査ということは行っておりませんが、今後はそういう対応をとっていきたいと
思います。それから、ほかの立田団地については、もう、今現在、そういう形
というか、立田団地は、1号、2号、3号棟のあいている部屋というのと、4
号棟では、料金の比較的問題がないという形で、建物も似ているという形で移
転という話も進みやすい。ですけど、中筋に関しては、料金も安いということ
で、なかなかほかの団地への移転というのが難しいかなと思います。そういう
ことで、聞き取り調査はこれからすぐにでも始めていきたいと思いますので、
よろしくお願いしたいと思います。
○
議長(橋本充雄)14番、松本議員。
○
14番(松本
朗)ぜひ、本人が経済的な負担も対応できる範囲で、そう
いう方向性が見出せるような検討を深くしていただきたいと。場合によっては、
民間住宅を借り上げて安く提供するとか、そういうことも含められるんではな
いかと思います。
最後になりましたけども、いずれにしても、行政の民間化っていう問題は、
これは本来そもそも考えるべき問題だと思うし、ゆりの里でいうと、来年度の
-263-
一般建設事業費、50億円を超えてるんですよね。だから、財政計画からして
も、起債残高はどんどんふえていると。そういう中でこういう事業を今やるこ
とに市民の理解が得られるかどうか、そのこと自体もよく改めて問われるんで
はないのかということを最後に指摘して、質問といたします。
終わります。
○
議長(橋本充雄)以上をもって、一般質問を全て終了いたしました。
お諮りいたします。
各委員会に付託しました議案等の審議のため、あす13日から24日まで休
会することにしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、あす13日から24日まで休会することに決定いたしました。
3月25日は午前10時より本会議を再開いたしますので、よろしくお願い
をいたします。
本日は、これをもって散会いたします。
○
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
(午後4時34分
散会)
地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相
違ないことを証するため、ここに署名する。
議
長
署 名 議 員
署 名 議 員
-264-
平成27年3月第1回
坂井市議会定例会議事日程(第5号)
平成27年3月25日(水)午前10時20分
開議
1.議事日程
〔第5号〕
日程第1
議案第1号
平 成 2 6 年 度 坂 井 市 一 般 会 計 補 正 予 算 (第 7 号 )
日程第2
議案第2号
平成26年度坂井市国民健康保険特別会計補正
予算(第2号)
日程第3
議案第3号
平成26年度坂井市公共下水道事業会計補正予
算(第2号)
日程第4
議案第4号
平成27年度坂井市一般会計予算
日程第5
議案第5号
平成27年度坂井市国民健康保険特別会計予算
日程第6
議案第6号
平成27年度坂井市後期高齢者医療特別会計予
算
日程第7
議案第7号
平成27年度坂井市水道事業会計予算
日程第8
議案第8号
平成27年度坂井市公共下水道事業会計予算
日程第9
議案第9号
平成27年度坂井市農業集落排水事業会計予算
日程第10
議案第10号
平成27年度坂井市病院事業会計予算
日程第11
議案第11号
市道路線の認定について
日程第12
議案第12号
福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約の変更
について
日程第13
議案第13号
坂井市健康なまちづくり条例の制定について
日程第14
議案第14号
坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館条例の制定
について
日程第15
議案第15号
坂井市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正
する条例の制定について
日程第16
議案第16号
坂井市情報公開条例の一部を改正する条例につ
いて
日程第17
議案第17号
坂井市行政手続条例の一部を改正する条例につ
いて
日程第18
議案第18号
坂井市手数料条例の一部を改正する条例につい
て
日程第19
議案第19号
坂井市立保育所条例の一部を改正する条例につ
いて
日程第20
議案第20号
坂井市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条
-265-
例について
日程第21
議案第21号
坂井市水道事業、公共下水道事業及び農業集落
排水事業の設置等に関する条例の一部を改正す
る条例について
日程第22
議案第22号
坂井市水道事業、公共下水道事業及び農業集落
排水事業の利益及び資本剰余金の処分等に関す
る条例の一部を改正する条例について
日程第23
議案第23号
坂井市下水道条例の一部を改正する条例につい
て
日程第24
議案第24号
坂井市立三国病院使用料及び手数料徴収条例の
一部を改正する条例について
日程第25
議案第25号
坂井市地区体育館使用条例の一部を改正する条
例について
日程第26
議案第26号
坂井市集会所条例等を廃止する条例の制定につ
いて
日程第27
請願第1号
「高浜原発3・4号機の再稼働を認めない意見
書」採択を求める請願
日程第28
請願第2号
TPP交渉に関する請願
日程第29
請願第3号
政府に米価対策に関する意見書提出を求める請
願
日程第30
同意第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第31
同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第32
同意第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第33
同意第4号
教育委員会委員の任命について
日程第34
諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について
追加日程第1
議案第27号
坂井こども園建設工事(建築)請負契約の変
更について
2.本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
3.出席議員(26名)
1番
小
原
慶
之
2番
後
藤
寿
和
3番
川
端
精
治
4番
渡
辺
竜
彦
5番
前
川
徹
6番
南
川
直
人
-266-
7番
上
坂
健
司
8番
戸
板
9番
吉
川
貞
明
10番
古
屋
信
二
11番
上
出
純
宏
12番
田
中
哲
治
13番
佐
藤
寛
治
14番
松
本
15番
東
野
栄
治
16番
伊
藤
聖
一
人
志
18番
川
畑
孝
治
雄
17番
進
朗
19番
前
田
嘉
彦
20番
橋
本
充
21番
永
井
純
一
22番
畑
野
麻美子
23番
山
田
栄
24番
広
瀬
潤
一
25番
田
中
千賀子
26番
木
村
4.欠席議員(0名)
な
し
5.説明のため出席した者の職氏名
市
長
坂
本
憲
男
副
長
北
川
貞
二
長
川
元
利
夫
総 務 部 長
新
開
和
典
財 務 部 長
野
路
良
二
生活環境部長
向
川
俊
邦
福祉保健部長
髙
嶋
優
文
産業経済部長
萬
道
正
之
建 設 部 長
恩
地
紀
上下水道部長
高
木
教 育 部 長
杉
田
輝
美
三国病院事務局長
直
江
正
一
会計管理者
小
川
茂
治
教
育
市
徹
6.職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名
事 務 局 長
小
林
憲
雄
事務局次長
木
下
和
憲
書
小
澤
清
和
書
坪
田
学
恭
午前10時20分
開
議
記
7.議事の経過
-267-
記
第1回坂井市議会定例会
(午前10時20分
○
開議)
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
○
議長(橋本充雄)おはようございます。
ただいまの出席議員数は26人であります。
定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
お諮りします。
審議の都合上、日程第1、議案第1号から日程第29、請願第3号まで、議
案26件、請願3件を一括上程したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、日程第1、議案第1号から日程第29、請願第3号まで、議案26
件、請願3件を一括上程いたします。
これより、各常任委員会に付託いたしました案件について、各常任委員長よ
り審査結果の報告を求めます。
初めに、総務教育常任委員長の報告を求めます。
11番、上出純宏議員。
○
11番(上出純宏)皆さん、おはようございます。総務教育常任委員会の
報告を申し上げます。
さきの本会議において本委員会に付託された案件の審査結果と審議内容につ
いて御報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、議案8件、請願1件、また予算特別委員会か
らの調査事項「予算議案の全般について」の対象議案2件であります。
去る3月19日、委員会を招集し、市長、副市長、教育長を初め担当部課長
ほかの出席を求め、全委員出席のもと委員会を開会いたしました。
審査は、所管の各担当部課長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入
りました。
その主な審議内容は、次のとおりであります。
最初に、総務部所管について。
議案第17号、坂井市行政手続条例の一部を改正する条例についてでは、過
去に該当するような事例はあるのか、また、議案第26号、坂井市集会所条例
等を廃止する条例の制定については、各省庁の補助事業で建設した施設につい
て手続上の報告義務があるのかについて、それぞれ質疑が交わされました。
-268-
なお、規約変更や条例改正に係る、ほかの議案第16号、議案第19号及び
議案第25号については、特段の質疑、意見はありませんでした。
次に、請願第1号、「高浜原発3・4号機の再稼働を認めない意見書」採択
を求める請願について、参考人として請願提出者の関係者を招致し、請願の趣
旨説明を受け、その審査を行いました。
委員から、規制委員会の判断は基準に基づくものであり、原発そのものの安
全性を保障するものでないということ、稼働している原発と冷温停止している
状態の原発で事故が起こった場合の危険度は再稼働しないことの方が安全と言
われており、この請願に賛成という意見、また、別の委員からは、裁判も係争
中、知事の判断もこれからであり、継続審査にすべきとの意見、ほかに、高浜
町議会が再稼働に同意したこと、また再稼働を認めないことで地域経済や雇用
に与える影響が心配であり論議の余地があるとの意見。
以上のことから、本委員会は、採決の結果、この請願の内容について不採択
とすることに決しました。
次に、予算特別委員会より調査依頼を受けました予算議案について、委員か
らサイン更新工事における旧四町時代のサイン塔についての統一的な具体的計
画はあるのかとの問いに、理事者から、平成25年度に統一したデザインを決
定、平成26年度でサインの一番効果的な設置場所について調査設計を行って
いる。この計画に基づき平成27年度からサインの更新や撤去に着手するとの
答弁がありました。
また、シティセールス事業について、委員からフェイスブックPR景品郵送
代 1 9 万 2 ,0 0 0 円 に つ い て ど れ だ け の 数 を 予 定 し て い る の か と い う 問 い に
は、理事者から、プレゼントキャンペーンの期間は4月から9月の6ケ月間を
週がわりで商品をプレゼントする計画であり、5商品を30週間、東京へ送付
する郵送コストで計算しているとの答弁がありました。
次に、財務部所管についてですが、予算特別委員会より調査依頼を受けまし
た予算議案に関しましては、委員から公共事業を行うにあたり費用対効果を判
断する仕組みづくりが求められているのではとの問いに、理事者から新規事業
について費用対効果をどのように推しはかっていくのかも含めて検討していき
たいとの答弁がありました。
ほかに、インターネット公売手数料について、税外債権の取り組みを強化し
てから滞納額はどのように変化しているのかについてなどの質疑がありました 。
次に、教育委員会所管について。
議案第14号、坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館条例の制定については、
入館料200円の算出根拠についての説明や手紙の館の入館券と丸岡城と歴史
民俗資料館共通券との取り扱いについて、また、館長について。
-269-
議案第20号、坂井市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例については、
第2子、第3子の幼稚園保育料の減免について、それぞれ質疑が交わされまし
た。
議案第15号、坂井市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条例の制
定についてでは、特段の質疑、意見はありませんでした。
次に、予算特別委員会より調査依頼を受けました予算議案に関しましては、
委員から複式学級に関し今後の市の方針はどのように進めていくのかの問いに、
理事者から地域や保護者のことを思うと努力しながら複式学級は解消していき
たいとの答弁がありました。
また、委員から三国の学校給食センターについて、古くなってきているので
改築などの考えはあるのかとの問いに対し、理事者から、今のところ、計画的
なことは考えていない、緊急を要する修繕については対応していきたい。今後、
財政とも協議しながら計画を立てていかなければならないのではと考えている
との答弁がありました。
ほかに、自転車保険の加入促進について、コミュニティセンター化に伴う4
月からの社会教育活動の体制と具体的な取り組みについて、小学校教諭の業務
の多忙化を解消するためにも図書館司書を置くべきではないかなどの質疑があ
りました。
以上、それぞれの所管で質疑、意見が交わされ、採決の結果、本委員会に付
託された議案8件は全て原案のとおり可とすることに決しました。
また、予算特別委員会から依頼のあった調査事項「予算議案の全般につい
て」、本委員会は、対象議案2件のうち、議案第1号、平成26年度坂井市一
般会計補正予算(第7号)については異議はありませんでしたが、議案第4号、
平成27年度坂井市一般会計予算については、一部で異議があったものの、異
議なしの意見が多数を占めましたので、2議案について原案が適当であると報
告することを確認しました。
次に、そのほかの主な協議について、次のとおり申し上げます。
総務部所管では、理事者からシティセールスを推進する組織体制についての
説明及びシティセールス事業の進捗状況の報告がありました。
財務部所管では、理事者から、税条例改正について、坂井市税減免規則の概
要について、坂井市国民健康保険税減免取扱要綱の概要について、それぞれ説
明がありました。
なお、税条例については、平成26年度の条例改正で既に改正されている原
動機付自転車及び二輪軽自動車に係る税率の適用開始を1年間延ばすことと国
民健康保険税の基礎課税等に係る課税限度額の引き上げ及び減額対象世帯の拡
大に対しての専決処分を行うとのことでした。
-270-
次に、教育委員会所管では、学校給食における地産地消について、生産者と
の契約栽培についても農林水産課と十分協議をして進めてほしいとの意見があ
りました。
以上、本委員会に付託された案件の審査結果と主な審査経過を申し上げ、総
務教育常任委員会の報告といたします。
○
議長(橋本充雄)次に、生活福祉常任委員長の報告を求めます。
13番、佐藤寛治議員。
○
13番(佐藤寛治)生活福祉常任委員会の報告をいたします。
さきの本会議において本委員会に付託された案件の審査結果と審議内容につ
いて御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案3件と予算特別委員会からの調査事
項「予算議案の全般について」の議案6件であります。
去る3月16日に委員会を招集し、市長、副市長を初め担当部課長の出席を
求め、全委員出席のもと委員会を開会いたしました。
審査は、所管の担当部課長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入り
ました。
その主な審議内容は、次のとおりであります。
最初に、生活環境部所管の予算特別委員会より調査依頼を受けました議案第
4号、平成27年度坂井市一般会計予算の議案に関して、委員からはコミュニ
ティバスの乗降所について歩道の上への雨よけ対策は考えられないかとの問い
があり、理事者からは、乗り合いの人数や路線の上り下りの関係もあり、費用
をかけて整備するだけの利用度が整っていないと感じているとの答弁があり、
委員からは、費用面や道路管理者とのこともあるが、長い視点で考えて対応で
きることがあればしてほしいとの意見がありました。
次に、委員から、コンビニで証明書の発行について、市民の利便性を考える
と、時間を気にせず利用できるので、総合支所等の再編もあるので、29年と
言わず前倒してお願いしたいとの意見がありました。
また、レセプトのデータ活用について健康増進課との連携はどうなっている
かとの問いにつきましては、理事者から、平成27年度から健康診断の体制を
一体化して実施するので、国保連合会からの端末としてデータを健康増進課で
見られる体制となるとの答弁がありました。
別の委員からは、特定小型家電収集について、デスクトップ型のパソコンも
回収ボックスに入るのであれば回収した方がいいのではとの問いに、理事者か
らは、デスクトップ型はボックスに入らないことも考えられるため率先してう
たっていない状況であるが、ボックスに入るものについては入れてもよいとの
答弁がありました。
-271-
次に、議案第5号、平成27年度坂井市国民健康保険特別会計予算の議案に
関して、委員から、保険財政共同安定化について、平準化すると医療費が少な
い自治体には負担が大きくなり、医療費を下げようとしている自治体は努力し
なくてもいいように感じるのではとの問いがあり、理事者からは、各市町で負
担を平準化する考えのもとで行っている事業であり、保険者が医療費の削減に
取り組まなくていいという考え方ではないということで、対象の医療費の拡大
をしているものではないということでございます。保険者である市町が医療費
の削減に積極的に取り組む考え方は変わらないとの答弁がありました。
次に、福祉保健部所管では、議案第13号、坂井市健康なまちづくり条例の
制定についてでは、基本計画の位置づけ、また健康なまちづくり推進協議会の
考え方について、議案第19号、坂井市立保育所条例の一部を改正する条例に
ついてでは、保育所と幼稚園の共存の施設なることに伴う職員体制について、
それぞれ質疑が交わされました。
予算特別委員会より調査依頼を受けました議案第4号、平成27年度坂井市
一般会計予算の議案に対しては、委員からは、生活困窮者自立支援事業に関し、
任意事業では一時生活支援事業と学習援助事業を選んでいるが、一番大切だと
思われる就労準備支援事業については今後どのように考えているのかとの問い
に、理事者からは、現在雇用している就労支援員を中心に、ケースワーカーと
連携をしながら実施していきたい。被保護者就労支援事業と兼ねることになる
ので、27年度中に相談内容やケースワーカー、相談支援員の負担などを検証
し、より望ましい自立相談支援事業を実施していけるように努めていきたいと
の答弁がありました。
また、委員からは、いろいろな家庭環境の中で働けない事情の人が少しでも
働けるような環境づくりのために、就労に関してしっかり相談事業をしてほし
いという意見がありました。
ほかに、委員から、通所型サービス事業について、商店街の空き店舗を活用
した触れ合いの場というようなことは考えていないのかについてなどの質疑が
ありました。
次に、三国病院所管では、議案第24号、坂井市立三国病院使用料及び手数
料徴収条例の一部を改正する条例についてでは、委員から血液中アミノ酸濃度
測定の対象は市内外全ての人が対象となるかの問いに、理事者からは、検査は
坂井市民にこだわらず、申し込みがあれば先着順となる。補助の対象は坂井市
民であるとの答弁がありました。
予算特別委員会より調査依頼を受けました議案第10号、平成27年度坂井
市病院事業会計予算の議案については、特段の質疑、意見はありませんでした。
以上、それぞれの所管で質疑、意見が交わされ、採決の結果、本委員会に付
-272-
託されました議案3件について全て原案のとおり可とすることに決しました。
また、予算特別委員会から依頼のあった調査事項「予算議案の全般につい
て」では、本委員会は、対象議案6件のうち、議案第1号、議案第2号、議案
第5号及び議案第6号の4議案については異議がありませんでしたが、議案第
4号、平成27年度坂井市一般会計予算及び議案第5号、平成27年度坂井市
国民健康保険特別会計予算の2件につきましては、一部異議がありましたが、
異議なしの意見が多数を占めましたので、6議案について原案が適当であると
報告することを確認いたしました。
次に、その他の主な協議について、次のとおり申し上げます。
生活環境部では、理事者から、コミュニティバス利用状況についての報告に
対し、委員からは、特に接続ルートについては便数が同じであるが、利用状況
によっては、増便するなどメリハリをつけた運行もよいのではとの意見があり
ました。
また、理事者から坂井市国民健康保険一部負担金の減免取扱要綱についての
説明に対して、委員からは、災害の範囲は例えば火災などでは単独火災の人で
もよいのかとの問いに、理事者からは、国の災害適用とならないような火災や
竜巻のような局所的な災害なども場合によっては対象になるとの答弁がありま
した。
ほかに、坂井市一般廃棄物処理基本計画中間改定についての説明では、委員
から、リサイクル率が下がってきている要因についてなどの質疑がありました。
次に、福祉保健部所管では、理事者から坂井市第4期の障害福祉計画のパブ
リックコメントの提示資料について説明がありました。
次に、三国病院所管では、理事者から、1月までの入院、外来別の医業収益
の目標及び達成度についての説明がありました。委員からは医師や看護師の接
遇についての質疑がありました。
以上、本委員会に付託されました案件の審査結果と主な審査経過を申し上げ、
生活福祉常任委員会の報告といたします。
○
議長(橋本充雄)次に、産業建設常任委員長より報告を求めます。
12番、田中哲治議員。
○
12番(田中哲治)では、私より産業建設常任委員会の報告を申し上げま
す。
さきの本会議において本委員会に付託された案件の審査結果と審議内容につ
いて御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案5件、請願2件、また予算特別委員
会からの調査事項「予算議案の全般について」の対象議案6件であります。
去る3月13日に委員会を招集し、市長、副市長を初め担当部課長ほかの出
-273-
席を求め、全委員出席のもと委員会を開会いたしました。
審査は、所管の担当部課長からそれぞれ詳細にわたる説明の後、審議に入り
ました。
その主な審議内容は、次のとおりであります。
最初に、産業経済部所管では、請願2件について、参考人として請願提出者
の関係者を招致し、請願の趣旨説明を受け、その審査を行いました。
請願第2号、TPP交渉に関する請願については、委員から、国益を全面的
に投げ捨てるという文面が必ずしもそうなのか理解できないという意見、また、
委員から、政府は農産品5品目について関税撤廃が除外できない場合は交渉か
ら離脱すると約束しているのだから改めて言う必要はない、ほかに、交渉中で
あるので国の動向を見守りたいなどの意見があり、採決の結果、不採択とする
ことに決しました。
次に、請願第3号、政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願につい
ても、参考人として請願提出者の関係者を招致し、請願の趣旨説明を受け、そ
の審査を行いました。
委員から、請願事項に流通の停滞とあるが流通は機能していると感じている、
別の委員からは、直接支払い交付金を半減し米価変動補塡交付金を廃止したが、
ならし対策により十分な補償があるなどの意見があり、採決の結果、不採択と
することに決しました。
次に、予算特別委員会より調査依頼を受けました議案第4号、平成27年度
坂井市一般会計予算の議案に関して、委員から、有害獣の処理について今後に
おける対策の中で他市で報道のあった奨励金措置も含めてどのように考えてい
くかとの問いに、理事者から、イノシシの捕獲処分については地元で埋設処分
をお願いしているのが現状である。現在は、ネット柵やおりを設置し対応を行
っているが、さらに増加する傾向が見受けられるのであれば、先進事例を研究
した上で検討を行っていくとの答弁があり、委員からは、県では小浜の方で焼
却せずに微生物を機械で分解することを検討しているとのことなので市でも考
えてほしいとの意見がありました。
また、委員から、ゆりの里公園を農業の拠点施設として整備していく中でゆ
りの展示圃場の花の植栽スペースに関してどのように考えているかとの問いに、
理事者から、ゆりの里公園は市民の潤いや癒やしの空間になっており、植栽ス
ペースについては、詳細設計をする中で圃場が減少しないようにしていきたい
と考えているとの答弁がありました。
また、委員から、観光ビジョンの戦略事業について福井県との連携はどのよ
うに考えているのか、ほかに、生産調整推進事業補助金についてなどの問いが
ありました。
-274-
次に、建設部所管についてですが、議案第11号、市道路線の認定について、
委員から、地域から橋をかけてほしいという要望と、市道認定については問題
がないかとの問いに、理事者から、市道に認定して、平成27年度でこの路線
と福井市の森田北部をつなぐ路線の概略設計を実施する予定であるとの答弁が
ありました。
次に、議案第18号、坂井市手数料条例の一部を改正する条例については、
県からの事務事業の移行による市としてのメリットについての質疑がありまし
た。
次に、予算特別委員会より調査依頼を受けました議案第4号、平成27年度
坂井市一般会計予算に関して、委員から、春江随応寺東部土地区画整理事業に
つ い て 、 保 育 所 建 設 予 定 地 隣 に 深 さ 1 .5 メ ー ト ル 、 幅 が 4 .3 メ ー ト ル の 2 号
調整池があり非常に危険、この調整池の上をふたがけして駐車場などにして利
用してはどうかとの問いに、理事者から、今後、組合側と別の場所への変更も
含めて協議していきたいとの答弁がありました。
次に、上下水道部所管では、議案第21号、坂井市水道事業、公共下水道事
業及び農業集落排水事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について、
委員から、1日の最大給水量を変更することによる市内の給配水場計画への影
響はどのように考えられるかとの問いに、理事者から、新しく設定される人口
をもとに配水池の規模の設定、施設の整備等を進めていく予定であるとの答弁
がありました。
議案第22号、議案第23号については特に質疑はありませんでした。
次に、予算特別委員会より調査依頼を受けました議案第3号、議案第7号、
議案第8号及び議案第9号の議案については、特段の質疑、意見はありません
でした。
以上、それぞれの所管で質疑、意見が交わされ、採決の結果、本委員会に付
託されました議案5件は原案のとおり可とすることに決しました。
また、予算特別委員会より依頼のあった調査事項「予算議案の全般につい
て」、本委員会は対象議案6件について原案が適当であると報告することを確
認しました。
次に、その他の主な協議について、次のとおり申し上げます。
産業経済部所管では、理事者から坂井市中小企業振興計画についての説明が
ありました。委員からは、商工業の振興を市が中心となっていくのか、商工会
に任せていくような形になるのかとの問いに、理事者から、商工会や県の産業
支援センターなどなどととも連携を密にしながら継続的商業の振興を図ってい
きたいとの答弁がありました。
次に、建設部所管では、委員から橋りょうの安全点検及び維持管理の進捗状
-275-
況についての問いがあり、理事者から、昨年の道路法の一部改正により道路の
維持及び修繕に関する法律が強化され、2メートル以上の橋りょうを対象に点
検基準等が変更されている。26年度に続き27年度も詳細点検を実施する計
画であり、継続して橋りょうの安全点検と維持管理を実施していきたいとの答
弁がありました。
次に、上下水道部所管では、理事者から、水道施設の整備、耐震化事業計画
についての報告がありました。委員から新設予定の配水場の位置についての問
いに対し、理事者から、坂井町木部地区の水圧不足をカバーする必要があり、
管網的にも管が布設されている予定地で行っていきたいとの答弁がありました。
以上、本委員会に付託された案件の審査結果と主な審査経過を申し上げ、産
業建設常任委員会の報告といたします。
○
議長(橋本充雄)次に、予算特別委員会に付託をいたしました案件につい
て、予算特別委員長より審査結果の報告を求めます。
10番、古屋信二議員。
○
10番(古屋信二)私の方から予算特別委員会の報告をさせていただきま
す。
さきの本会議において本委員会に付託された案件の審査結果と審議内容につ
いて、御報告を申し上げます。
本委員会に付託されました議案は10件であります。
去る2月25日、26日及び27日の3日間、委員会を招集し、担当部課長
ほかの出席を求め、委員会を開会いたしました。
審査は、部局ごとに平成26年度補正予算及び平成27年度当初予算の議案
内容について各会派の議員が質疑し、それぞれの所管の部局長及び課長がそれ
ぞれ対応する一問一答方式で審議を進めてまいりました。
審議されました主な内容について、次のとおり申し上げます。
最初に、総務部所管について。
委員から、シティセールス事業においてシビックプライドの醸成を図るため
に具体的に何を考えているかの問いに、理事者から、シティセールスを行う上
では、行政だけでなく、地域の皆さんが主役になって発信することがベストで
ある。地域のみんなが主役になるような形で情報発信していくとの答弁があり
ました。
また、委員会から定住人口増加につなげるための出会い応援事業について新
たな施策はあるのかの問いには、理事者から、市内の独身の方に登録してもら
い、携帯電話等を使って、市が行う事業、婚活の出会いの機会を情報発信して
いきながら、出会いの機会を設定していきたいとの答弁がありました。
ほかに、まち・ひと・しごと創生総合戦略会議と総合計画との関連性につい
-276-
て、ホームページのリニューアルについてなどの質疑があり、それぞれ議論さ
れました。
次に、財務部所管について。
委員から昨年度の私有財産の売却と有効利用状況及び今後の計画はどうなっ
ているかとの問いがあり、理事者から、平成26年度の売り払い状況は、1月
末 現 在 で 、 前 年 度 未 売 却 の 北 保 育 所 や 松 川 住 宅 跡 地 な ど の 7 件 で 2 ,6 6 1 万
円となっている。今後も積極的に売り払いを行い、財源確保に努めたいとの答
弁がありました。
また、委員から公共事業中心になり建設事業が大きくなるとサービスの提供
にしわ寄せが来るのではないかとの問いには、理事者から、直接市民サービス
に影響するものは対象外としているので、市民サービスの低下につながる内容
にはなっていないとの答弁がありました。
ほかに、公用車のリースと買い取りの基準や灯油サービス補助金制度などの
質疑がありました。
次に、生活環境部所管について。
委員から路線バスについて廃線などの方向性があるのかの問いに対して、理
事者から、事業者として路線の再編として統合できるものは統合していきたい。
乗客の利用がない路線については、代がえ等も検討しながら、地元の同意を得
られれば一部廃線も視野に入れているとの答弁がありました。また、マイナン
バー制度の市民への周知や運用などの質疑がありました。
次に、福祉保健部所管について。
委員から、通所型サービス事業における通いの場事業について、モデル地区
に20地区を指定する際の選定の方法と実施主体はどこを想定しているのかと
の問いに、理事者から、モデル事業は今後想定される介護保険法に対応してい
くということで、要支援の方が通える範囲の区での整備を進めていきたい。運
動療養士等の専門職の派遣も行い、平成29年の4月からの本格移行に向けて
先駆的に課題の整理を含め実証するとの答弁がありました。
また、委員からウォーキング推進事業に対しての費用対効果はとの問いに、
理事者から、運動を習慣化することで生活習慣病の予防と健康寿命を延ばすこ
とを目的としている。平成26年度からIT歩数計の利用者対象者を市内企業
から市内通勤者や通学者にも拡大して取り組んでおり、一定の効果があらわれ
ると考えているとの答弁がありました。
また、がん検診、基本健診、受診率向上のための対策、放課後児童クラブの
受け入れ態勢や職員研修などの質疑があり、それぞれ論議されました。
次に、産業経済部所管について。
委員からゆりの里整備について観光も含めた総合的な戦略は考えているかの
-277-
問いに対し、理事者から、観光連盟などとタイアップし、管内の観光施設との
連帯を保ちながら、交流人口の増加につながる取り組みを検討中である。旅行
会社やバス運行会社にもお願いしていきたいとの答弁がありました。
また、委員から花あかりの販路拡大をどのように考えているのかの問いには、
理事者から、坂井地区農業振興協議会で協議することになっている。きららの
丘等の直売所販売、関東圏で米屋での取り扱いのほか、291青山等でのアン
テナショップで、キューブ型の2合サイズでのパッケージ米の販売を計画して
いるとの答弁がありました。
また、企業キャリア支援事業、企業誘致の戦略をどのように考えているなど
の質疑があり、それぞれ議論されました。
次に、建設部所管について。
委員から、入居制限をしている老朽住宅について、入居者が別のところに移
れる条件整備をしていくことを考える時期に来ているのではないかとの問いに、
理事者から、公営住宅の長寿命化計画の中で将来的に取り壊しと判断された住
宅については、入居者保護の観点から入居者がいなくなった段階で取り壊すこ
とになっている。今後は退去の誘導を図っていく必要と考えるとの答弁があり
ました。
また、委員から市が管理する大きな公園に健康面も含めて高齢者が利用でき
る健康遊具を設置したらどうかとの問いには、理事者からは、近年、大人も健
康づくりで楽しめるように設置するケースもあるようだが、子どもがその器具
でけがをする事故が発生しているとの国土交通省からの通知もあり、健康遊具
は設置されていない。今後、遊具を更新する際には健康遊具に切りかえること
も検討していきたいとの答弁がありました。
また、市営住宅の入居者の駐車場の除雪について、ほかに、JR春江駅周辺
整備事業の進捗状況についてなどの質疑がありました。
次に、教育委員会所管について。
委員から学級支援員と子どもたちとの信頼関係を保つための研修は実施して
いるかとの問いに、理事者から、春休みの間に支援員のスキルアップを図ると
いうことも含め、支援員全員の研修会を実施しているとの答弁がありました。
また、委員から、中学校通学支援事業について、冬期間では3キロ以上離れ
ている地区の生徒はバス通学ができることになっているが、地理的に地域性に
差があるので距離の見直しができないかとの問いに、理事者から、距離の見直
しについてはかなり厳しい状況と理解している。距離を2キロにした場合に、
乗車する生徒数がふえることも考えられるので、調査をしながら進めていきた
いとの答弁がありました。
ほかに、小中学校のデマンド設置などの質疑がありました。
-278-
次に、上下水道部所管についてでございますが、委員から三国町下水道管の
更新計画委託業務の内容と今後の整備計画がどのようになっているかとの問い
があり、理事者から、主な業務は基礎調査であり、現地調査や経過年数、耐用
年数、改築費用などを実施する。また、国庫補助の事業採択に向け、優先順位、
施工方法と年度別事業計画を策定するとの答弁がありました。
また、委員から、耐震管の布設について概要と今後の計画についての問いに
は、理事者から老朽管についてはダクタイル鋳鉄管等にかえているとの答弁が
ありました。
ほかに、包括的業務委託について財政上どの程度の効果になるかについての
問いがありました。
次に、三国病院所管について。
委員から、三国病院が市民病院、地域病院として市の特色ある病院づくりを
検討していく時期に来ているのではとの問いに対して、理事者から、平成26
年4月の診療報酬改定時に創設された地域包括ケアシステムの中で、地域と医
療機関が担う在宅医療とのつながりを重視した地域包括ケア病床導入なども準
備を進める。現在、病床導入の必須条件であるデータ加算の取得に向けて取り
組んでいる。厚生労働省の認可まで早くて半年かかるため、11月からの算定
開始を予定しているとの答弁がありました。
以上、それぞれに質疑、意見が交わされました。
また、本特別委員会では、3日間の質疑が終わった後、総務教育、生活福祉、
産業建設の3常任委員会に、各所管分の疑問や課題など、予算議案の全般につ
いて調査を依頼しました。
各常任委員会からの調査結果につきましては、先ほど、それぞれの委員長の
委員会報告の中にあった内容のとおりでございます。予算関係の10議案全て
に原案が適当であるとの報告を受けました。
各常任委員会からの調査結果の報告を踏まえ、質疑において、議案第4号、
議案第5号、議案第7号及び議案第8号について反対討論がありましたが、本
委員会に付託された議案10件につき、採決の結果は全て原案のとおり可とす
ることに決しました。
以上、本委員会に付託されました案件の主な審議経過と結果を申し上げ、予
算特別委員会の報告とさせていただきます。
○
議長(橋本充雄)以上で、各常任委員長及び予算特別委員長の委員会審査
結果の報告を終わります。
これより、各委員長の報告に対する質疑を許します。
質疑ありませんか。
22番、畑野議員。
-279-
○
22番(畑野麻美子)産業建設常任委員長にお尋ねをいたします。
請願のところで流通の停滞はないっていうことでしたけれども、流通の停滞
はないということにしても、過剰米についてはどのように意見が出されました
でしょうか。
○
議長(橋本充雄)12番、田中議員。
○
12番(田中哲治)今の過剰米の対策についての御意見でございますけれ
ども、これについては委員の中からは何もなかったです。
○
議長(橋本充雄)ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで質疑を終わります。
これより、日程第1、議案第1号から日程第26、議案第26号までの26
議案の討論を行います。
14番、松本朗議員より討論の通告がありますので、発言を許します。
14番、松本朗議員。
○
14番(松本
朗)おはようございます。日本共産党議員団を代表して、
議案第4号、同5号、7号、8号について反対の討論を行います。
坂井市は重要な岐路に立っていると考えます。小泉構造改革以来、民にでき
ることは民に、地方を弱肉強食にさらす規制緩和など、新自由主義に基づく国
家政策が今地方の疲弊をもたらしています。
坂井市は、政府の方針そのままにこれを進めてきました。来年度、合併から
10年目となります。市は、新市が発足以来、職員を削減し、臨時職員を増大
させ、指定管理制度や外部委託など、いわゆる行政の民間化を進めてきました。
今、政府はこうした地方疲弊の原因をつくっているわけでありますが、この
一斉選挙を前にして地方創生などと言っています。しかし、この地方創生も、
現状に対する反省がないのに、正しい政策は打ち出せません。改めて、今、坂
井市は、こうした政府追随の方向性が正しいのかが問われています。
経常収支比率が高いと、財政が硬直化していると一般に言われ、その数値を
改善するような行政指導がされてきました。財政健全化法などがそうでありま
す。そのために、地方自治体は人件費や扶助費を抑制し、投資的経費を拡大さ
せる政策がとられてきたのです。普通建設事業が拡大すれば、起債を発行し、
公債費が拡大します。公債費がふえれば経常経費が高まるので、さらに人件費
や扶助費の抑制をする圧力が強まるという悪循環が繰り返されます。まさに、
坂井市が陥っている状況ではないでしょうか。
27年度予算もこの立場から編成され、行政の民間化を一層進め、浮いた財
源を公共事業に回す、そういう図式が当てはまります。
具体的に言えば、27年度の普通建設事業費は52億円を超える過去最高と
-280-
な り ま し た 。 起 債 残 高 は 、 2 1 年 度 末 に は 3 1 3 億 2 ,4 0 0 万 円 だ っ た の が 、
毎 年 ふ え 続 け 、 2 7 年 度 末 見 込 み で 3 9 5 億 9 ,3 0 0 万 円 と 、 8 2 億 円 、 2
6%も増加しています。この27年度予算、単年度だけ見ても、前年比21億
円の起債残高が増額するわけです。
坂本市長は、一般質問の答弁の中で、三国町時代を振り返って財政運営につ
いて堅実にやってきたと答弁をされました。今、坂井市の財政運営を、その当
時の三国町長時代に立ち返って、改めて考え直すべきではないでしょうか。
特に問題なのは、28年度からゆりの里公園整備に6億円かけるという事業
で す 。 2 7 年 度 、 2 ,0 0 0 万 円 の 設 計 委 託 費 を 計 上 し て お り ま す が 、 こ の 審
議の中では、この事業に対する坂本市長の思いは伝わりましたけど、この事業
に対して厳密な費用対効果については全く配慮されていないことが明らかにな
りました。これでよしとするわけにはいきません。
財務部長は、委員会審議の中で、今後、公共事業に対する費用対効果の算出
の仕組みについて研究すると答弁しましたが、ぜひ早急に具体化することが求
められます。
いずれにしても、財政運営上、不要不急のゆりの里公園整備事業は、財政状
況からして見合わせるべきであります。
また、職員を合併後100人以上減らし、その一部を臨時職員に代替し、全
体の非正規職員比率を高めています。現在、普通会計の正職員は720名余り
に対し、保育所や学校給食など臨時職員は300名以上、余りにも多過ぎます。
まさに、自治体が官製ワーキングプアを生み出しているわけです。
さらに、その他、個別の具体的な問題点はいくつもあるわけですが、通学バ
スの父母負担を相変わらず廃止しない問題、小学校の図書館司書を配置してい
たのを外し、そのまま放置している問題など、今、本来やるべきことに対して
真剣に善処すべきであります。
市長は、来年の新年度の予算について、市民生活を具体的に支える新たな事
業はないとみずから認められました。しかし、今、消費税が増税され、市民の
生活が厳しくなっている中で、市民の暮らしを支える制度の充実こそ図るべき
ではないでしょうか。あえて反対はいたしませんでしたけども、26年度の今
回の補正予算について関連しますと、この補正予算では政府の経済対策事業が
多 く 含 ま れ て い ま す 。 そ の 中 に は 、 1 億 5 ,0 0 0 万 円 の 経 費 を 予 算 で プ レ ミ
アム商品券の発行事業がありますが、今年度でありますけど、昨年、坂井市が
プレミアム商品券の事業を行いましたけども、この中で明らかになったのは、
小売業の売り上げが伸びている事業者は2割にしかすぎないということであり
まして、地元小売業者の経済波及効果という点では大きくはないということも
ありました。1億数千万円も坂井市が予算を組む、こうした事業をやるならば、
-281-
地元業者への事業効果の大きいと言われている住宅リフォームの助成制度など
こそするべきではないでしょうか。
また、国のこの経済対策の中のメニューには、低所得者に対する灯油の補助、
こういうものもありましたけども、あえてこういうものを採用しなかった、こ
ういう姿勢でいいのかが問われるわけであります。
次に、国民健康保険会計であります。
27年度から、共同安定化事業が、医療費のこれまで30万円以上の医療費
に対する者を対象にしたこのものから1円以上に拡大され、保険者の医療費負
担が全県的に平準化されることになりました。これは、国民健康保険の運営を、
今後、県一本化するという国の方針の具体化の第一歩であります。私は、自治
体が独自に健康保険をしっかり運営する上で、それぞれの地域の医療費の削減
に努力をすることが重要であって、全県的な平準化は、決して、医療費の削減、
健康づくり、そういう方向に向くものではないということがありますし、県一
本の国保運営やり方そのものについて反対であります。
さらに、上下水道の会計についてであります。
来年度、包括的業務委託が本格導入をされます。この業務委託の内容につい
ては、例えば、電話の受け付け業務、あるいは、滞納整理業務など、守秘義務
に関することなどもいろいろあるわけです。これも、この包括的業務委託とい
うのも、国の方針に沿ったものであります。
この導入によって、正職員を7名減らし、民間業者に委託し、単年度で2,
100万円の経費を削減するというものであります。これによって、これまで
公務員が行ってきた業務について、受託者が業務を、公務員が行ってきた業務
について、公務員のスキルが徐々に低下することは避けられません。
本来、受託者の業務を監督するには、より高い技術力が市職員に要求される
わけであります。しかし、これをスキルを落とさない対策について、担当部長
は努力をするということで、いろいろ言われました。しかし、本質的に、長い
目で見れば、専門の業務にかかわる職員がだんだんいなくなるわけであります
から、スキルが低下するリスクは避けられないのではないでしょうか。
本来、全ての会計について言えることでありますが、行政の民間化の本質的
な問題として、やはり、公共業務というのは公務員がやってこそ市民の信頼に
応えることができるということであります。なぜそう言えるのか、公務員は職
員採用の際に、憲法を遵守する旨の宣誓を行って、公の奉仕者として自覚を持
って職務につくからであります。こうしたところを、そうした公務員の業務の
範囲をどんどんと狭めるやり方は、結局、この坂井市という自治体の変質につ
ながりかねない、こういう危険を伴っている、そのことを指摘して反対の討論
といたします。
-282-
○
議長(橋本充雄)次に、22番、畑野麻美子議員より討論の通告がありま
すので、発言を許します。
22番、畑野麻美子議員。
○
22番(畑野麻美子)22番、畑野麻美子です。日本共産党議員団を代表
して、議案第15号、議案第26号について反対の立場で討論します。
議案第15号、坂井市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条例の制
定について。
教育委員会法案は、市長が任命する新教育長を教育委員会のトップに据え、
国や市長が教育内容に介入する仕組みをつくり、憲法に保障された教育の自由
と自主性を奪うものです。教育委員会は、独立した執行機関として維持し、政
治的対立を持ち込まないことが大事です。この条例はそれらを変えるための関
連の条例であるため、賛成できません。
次、議案第26号、坂井市集会所条例等を廃止する条例の制定について。
6つの条例廃止が一括されていますけれども、1番の坂井市集会所条例と3
の坂井市生活改善センター等条例、また、6の坂井市地域交流会館条例の中の
地区集会所の廃止については異議はありませんが、現在の春江東、西、坂井、
木部、磯部、高椋西部、大石、大関、鳴鹿、丸岡、竹田公民館のコミュニティ
センター化による条例の廃止については賛成できません。
以上を指摘し、討論とします。
○
議長(橋本充雄)ほかに討論はありませんか。
21番、永井議員。
○
21番(永井純一)公明党の永井でございます。議案第4号、平成27年
度坂井市一般会計予算に賛成の立場で討論をさせていただきます。
今回の予算は、一般会計過去最大の360億円余りを積んだ予算となってお
ります。これは、市民の安心と安全を守る小中学校の耐震改修など、大型の事
業が盛り込まれておられます。また、年々ふえていく社会保障、民生費が特に
大きな割合を占めた予算となっております。その中で、限られた財源、また税
収も伸びないっていうふうにされておりますけども、市長が誰もが笑顔で暮ら
せるというふうな形で進めておりますが、事業といたしまして、通いの場の事
業、住民主体の介護予防を促す新たな取り組みや、また、認知高齢者を見守る
体制の構築の事業、また、生活保護に至る前のセーフティネットとする生活困
窮者自立支援事業など、細かな事業でもありますが、積極的に市民のための事
業がなされるというふうに判断をいたしております。
また、先ほど、反対討論の中でもありましたけども、ゆりの里の事業であり
ますが、これも、今回、日本最大のパイプラインという事業が完成をいたしま
すけれども、この坂井市にあっても、地元のよさを見た場合に、農業等を中心
-283-
とした産業を何としても振興させていかなければならないというふうに認識を
しておりまして、また、この大きな予算のかかったパイプライン事業を、農業
者だけでなくて、坂井市民の皆さんが共有して、地元のよさをわかり、また、
発信していくという大事な場になるんではないかなっていうふうに捉えており
まして、もちろん、これを成功させていかなければならないっていうふうに思
っております。
また、最近、坂井高校の高校生との協定等も積極的に進められておりまして、
若い人の力や、また、雇用の場を生み出すなどの期待も大いにできますので、
しっかりとこの事業を進めていただきたいっていうふうに思っております。
また、今後の課題として、地方創生ということもありますけれども、人口減
少問題、これに取り組むことはもちろんでございますけれども、一番大事なこ
とは、まさしく、市長が笑顔をキーワードにされているように、市民お一人お
一人が健康で笑顔で暮らせる、これが地方創生の第一条件ではないかというふ
うに思っております。そのための施策をまた今後ともしっかりと的確に打って
いただきたい。また、地域包括ケアシステム等の確立を目指して、本当に誰も
が住みよい坂井市を目指していただくことを願って、賛成の立場の討論とさせ
ていただきます。
以上でございます。
○
議長(橋本充雄)ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで討論を終わります。
次に、日程第1、議案第1号、平成26年度坂井市一般会計補正予算(第7
号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第2、議案第2号、平成26年度坂井市国民健康保険特別会計補
正予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第3号、平成26年度坂井市公共下水道事業会計補正
-284-
予算(第2号)を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第4号、平成27年度坂井市一般会計予算を採決いた
します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立多数であります。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第5号、平成27年度坂井市国民健康保険特別会計予
算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立多数であります。
よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第6号、平成27年度坂井市後期高齢者医療特別会計
予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第7号、平成27年度坂井市水道事業会計予算を採決
いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立多数であります。
よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第8号、平成27年度坂井市公共下水道事業会計予算
を採決いたします。
-285-
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立多数であります。
よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第9、議案第9号、平成27年度坂井市農業集落排水事業会計予
算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第10、議案第10号、平成27年度坂井市病院事業会計予算を
採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第11、議案第11号、市道路線の認定についてを採決いたしま
す。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第12、議案第12号、福井坂井地区広域市町村圏事務組合規約
の変更についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第13、議案第13号、坂井市健康なまちづくり条例の制定につ
いてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
-286-
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第14、議案第14号、坂井市一筆啓上日本一短い手紙の館条例
の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第15、議案第15号、坂井市特別職報酬等審議会条例等の一部
を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立多数であります。
よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第16、議案第16号、坂井市情報公開条例の一部を改正する条
例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第17、議案第17号、坂井市行政手続条例の一部を改正する条
例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第18、議案第18号、坂井市手数料条例の一部を改正する条例
についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
-287-
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第19、議案第19号、坂井市立保育所条例の一部を改正する条
例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第20、議案第20号、坂井市立幼稚園保育料条例の一部を改正
する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第21、議案第21号、坂井市水道事業、公共下水道事業及び農
業集落排水事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決い
たします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第22、議案第22号、坂井市水道事業、公共下水道事業及び農
業集落排水事業の利益及び資本剰余金の処分等に関する条例の一部を改正する
条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第23、議案第23号、坂井市下水道条例の一部を改正する条例
についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
-288-
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第24、議案第24号、坂井市立三国病院使用料及び手数料徴収
条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第25、議案第25号、坂井市地区体育館使用条例の一部を改正
する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第26、議案第26号、坂井市集会所条例等を廃止する条例の制
定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決するこ
とに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立多数であります。
よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第27、請願第1号「高浜原発3・4号機の再稼働を認めない意
見書」採択を求める請願についての討論を行います。
14番、松本朗議員より討論の通告がありますので、発言を許します。
14番、松本朗議員。
○
14番(松本
朗)日本共産党議員団を代表して賛成の討論を行います。
請願は、高浜原発3・4号機の再稼働を認めないことを政府に求める意見書
の採択を要請するものです。
昨年5月21日、大飯原発再稼働差しとめ訴訟で福井地裁は、原告の主張を
認め、再稼働を認めない判決を下しました。この判決論理は、日本全国の原発
の再稼働についての適否の判断にも適用されるものであると言われています。
判決では、原発の安全性について、国民の生存を基礎とする人格権を放射性
-289-
物質の危険から守るという観点から見ると、本県原発に係る安全技術及び設備
は万全ではないのではないのかという疑いが残るというにとどまらず、むしろ、
確たる根拠のない楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆弱なものであ
ると認めざるを得ないと厳しく断罪しました。
原子力規制委員会の田中委員長は、規制に合格しても安全を保障するもので
はないとし、安倍首相が日本の安全基準について世界一厳しいとしているのは、
政治的発言と明言しています。
こういう中で、原発再稼働は余りにも無責任ではないでしょうか。福島原発
事故は全く収束していません。事故原因も究明されていません。汚染水は海洋
に垂れ流され、コントロールできていないことは、国民の大多数の認識であり
ます。
問題なのは、こうした現状にもかかわらず、政府がしゃにむに原発を再稼働
させようとしていることです。だからこそ、政府に対し住民の声を届けること
が求められるのではないでしょうか。
請 願 者 は 市 内 外 か ら 7 ,0 0 0 筆 を 超 え る 再 稼 働 反 対 の 署 名 を 集 め て い ま す 。
福井県全体では20万を優に超える署名であります。市民から再稼働を認める
なとの声が坂井市議会に届けられた、今、当議会の良識が発揮されるべきです。
総務教育常任委員会における審議は、不採択を主張する委員が5名でありま
した。反対された委員のほとんどが、原発それ自体の危険は承知するとする一
方で、地元雇用などの経済が心配だという意見でした。しかし、この主張は原
発の危険とてんびんにかける議論とするべきではないのです。
福井地裁判決ではこの点について明快に下しています。被告は本県原発の稼
働が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、当裁判所は極
めて多数の人の生存そのものに係る権利と電気代の高い低いの問題等を並べて
論じるような議論に加わったり、その議論の当否を判断すること自体、法的に
は許されないことであると考えている。このコストの問題に関連して、国富の
流出や喪失の議論があるが、たとえ、本県原発の運転停止によって多額の貿易
赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国
土と、そこに国民が根をおろして生活していることが国富であり、これを取り
戻すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えていると述
べています。
そして、地元経済という観点からも、廃炉作業を進めている浜岡原発、ドイ
ツの原発で雇用が減らないどころか、むしろふえているし、地元雇用の地元企
業の直接雇用の比率が高くなっています。
ドイツの南西部にあったオブリッヒハイム原発は、2005年5月に閉鎖さ
れ、2008年から廃炉作業が始まっています。同原発での雇用は、稼働中だ
-290-
った2002年には249人でしたが、2011年には350人へとふえ、し
かも、地元企業の雇用がふえているのです。
以上の点から、浜岡原発でも、今後、当面は従事する従業員は減らないとい
うふうに担当者が答えているということであります。
以上の点からも、危険がわかっている原発の再稼働をするなという市民の当
然の要求に応えることは坂井市議会の責務であると主張したいと思います。同
僚議員の賛同を求めて討論といたします。
○
議長(橋本充雄)ほかに討論はありませんか。
○
人志)議席ナンバー17番、
です。反対討論ではあります
けども、可否の判断をするにはまだ審議が不十分という立場です。安全性が確
保されないままで、経済性を優先した安易な原発再稼働は認めるべきではない
と私は考えています。しかしながら、いわゆる原発依存体制に問題はあるもの
の、原発やその関連産業で働く労働者やその御家族の生活、また、原発廃止に
伴ってフル稼働している火力発電所から排出されるCO2が影響する環境問題、
関西電力高浜原発3・4号機の運転を差しとめを求めて周辺住民の方が仮処分
を求めた裁判が係争中であること、さらに福井県知事の最終判断の行方などを
考えた場合、私はこの問題については、今は可否の判断をせず、さらに議論を
深めるべきと考えます。
したがいまして、さきの総務教育常任委員会での採決同様、原案に対する採
決においては賛成することはできません。
以上を申し上げまして、私の討論といたします。
○
議長(橋本充雄)ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで討論を終わります。
これより、請願第1号、「高浜原発3・4号機の再稼働を認めない意見書」
採択を求める請願について採決をいたします。
この請願に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案につ
いて採決いたします。
請願第1号は原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立少数であります。
よって、請願第1号は不採択とすることに決定いたしました。
次に、日程第28、請願第2号、TPP交渉に関する請願についての討論を
行います。
22番、畑野麻美子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。
-291-
22番、畑野麻美子議員。
○
22番(畑野麻美子)22番、畑野麻美子です。日本共産党議員団を代表
して、請願第2号、TPP交渉に関する請願に賛成の立場で討論します。
この請願は、国にTPP交渉の政府与党が約束したことを守れという請願で
す。大学研究者がつくった大学教員TPP影響試算作業チームの試算で、影響
の大きい上位10県が挙げられています。生産者ベースでは、1番が富山、2、
福井、3位、北海道となっています。福井はオール北海道でTPPに反対して
いる北海道よりも影響が大きくなっています。減少額は212億円、所得額ベ
ースでも3位、減少額は44億円、そのうちの約6割ないし8割がお米です。
どちらにしても、福井県は上位にあり、悪影響を受ける県であることは明らか
です。改めて、TPPへの怒りが湧いてきます。絶対に参加してはなりません。
政府は、この間、交渉にあたっては、農産品5品目の関税撤廃が除外できな
い場合は交渉から離脱することなどを明記した衆参両院の農林水産委員会決議
を遵守することを約束し、与党も一連の選挙公約で繰り返し同様のことを国民
に約束してきました。その約束を守ることを要求する請願であります。
以上、討論とします。
○
議長(橋本充雄)ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで討論を終わります。
これより、請願第2号、TPP交渉に関する請願について採決いたします。
この請願に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案につ
いて採決をいたします。
請願第2号は原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立少数であります。
よって、請願第2号は不採択とすることに決定いたしました。
次に、日程第29、請願第3号、政府に米価対策に関する意見書提出を求め
る請願についての討論を行います。
22番、畑野麻美子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。
22番、畑野麻美子議員。
○
22番(畑野麻美子)22番、畑野麻美子です。日本共産党議員団を代表
して、請願第3号、政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願に賛成の
立場で討論します。
米の需給と価格の安定対策を求めようとするなら、過剰米処理が求められま
す。主食の米の需給と価格の安定を図るのは政府の責任であり、緊急の過剰米
処理によって農家の苦境を救うことを強く求めます。
-292-
政府がさらなる緊急対策を打ち出し、米の需給対策を放棄する方針を撤回し、
需給と価格の安定に責任を持つ米価対策を確立することが求められます。米つ
くって飯食えねえ、生産者の暮らしは成り立たなくなります。
以上を指摘し、討論とします。
○
議長(橋本充雄)ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)これで討論を終わります。
これより、請願第3号、政府に米価対策に関する意見書提出を求める請願に
ついて採決いたします。
この請願に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案につ
いて採決いたします。
請願第3号は原案のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立少数であります。
よって、請願第3号は不採択とすることに決定をいたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
午後は1時より再開をいたします。
○
(午前11時56分
休憩)
(午後
再開)
0時59分
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第30、同意第1号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてから
日程第34、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてまで、同意4件、
諮問1件を一括上程することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、日程第30、同意第1号から日程第34、諮問第1号まで、同意4
件、諮問1件を一括上程いたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
坂本市長。
○
市長(坂本憲男)まず、同意第1号から同意第3号までの固定資産評価審
査委員会委員の選任について、提案理由を御説明申し上げます。
同意第1号は、固定資産評価審査委員会委員、木村昌弘氏の任期が平成27
年5月10日をもって満了するため、同氏を引き続き次期委員として選任した
いので、地方税法第423条の規定により、議会の同意を求めるものでござい
ます。
同意第2号は、固定資産評価審査委員会委員、
-293-
川
三氏の任期が平成27
年5月10日をもって満了となるため、同氏を引き続き次期委員として選任し
たいので、地方税法第423条の規定により、議会の同意を求めるものでござ
います。
同意第3号は、固定資産評価審査委員会委員、小林和裕氏の任期が平成27
年5月10日をもって満了となるため、次期委員として、坂井市春江町本堂第
3号11番地、原田幸治氏、昭和25年9月17日生まれ、64歳を次期委員
として選任したいので、地方税法第423条の規定により、議会の同意を求め
るものでございます。
続きまして、同意第4号、教育委員会委員の任命について、提案理由を御説
明申し上げます。
教育委員会委員、青柳裕氏の任期が平成27年5月10日をもって満了とな
るため、次期委員に経験豊富で識見の高い牧田靖夫氏を任命したいので、地方
教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意
を求めるものでございます。
続きまして、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを説明申し上
げます。
平成27年6月30日をもって、人権擁護委員、髙塚英男氏の任期が満了い
たしますが、引き続き次期人権擁護委員候補者として推薦をいたしたいので、
議会の意見を求めるものでございます。
以上、人事案件5件につきまして説明をさせていただきましたが、慎重に御
審議をいただき、妥当なる御決議を頂戴できますようにお願いを申し上げまし
て、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○
議長(橋本充雄)お諮りします。
本案は、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、御異議
ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
これより、日程第30、同意第1号、固定資産評価審査委員会委員の選任に
ついてを採決いたします。
同意第1号は原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、日程第31、同意第2号、固定資産評価審査委員会委員の選任につい
てを採決いたします。
同意第2号は原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。
-294-
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、同意第2号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、日程第32、同意第3号、固定資産評価審査委員会委員の選任につい
てを採決いたします。
同意第3号は原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、同意第3号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、日程第33、同意第4号、教育委員会委員の任命についてを採決いた
します。
同意第4号は原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、同意第4号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、日程第34、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを採決
いたします。
諮問第1号は、お手元に配付しました意見のとおり答申することに賛成の議
員は起立願います。
(賛成者起立)
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、諮問第1号は、お手元に配付しました意見のとおり答申することに
決定いたしました。
ここで暫時休憩をいたします。
○
(午後1時05分
休憩)
(午後1時06分
再開)
議長(橋本充雄)休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りします。
ただいま、坂本市長から、議案第27号、坂井こども園建設工事(建築)請
負契約の変更についてが提出されました。
これを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題にしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、議案第27号は、日程を追加し、追加日程1として議題とすること
に決定いたしました。
-295-
理事者の提案理由及び議案内容の説明を求めます。
坂本市長。
○
市長(坂本憲男)本日、追加議案として提案いたしました、議案第27号
坂井こども園建設工事(建築)請負契約の変更について御説明申し上げます。
坂井こども園建設工事(建築)請負契約につきましては、先ほど、平成26
年度坂井市一般会計補正予算(第7号)について議決をいただいた後、株式会
社伊藤工務店・松栄建設株式会社特定建設工事共同企業体、代表者、坂井市坂
井町下新庄第1号30番地、株式会社伊藤工務店代表取締役、伊藤浩一氏を相
手方とし、坂井こども園建設工事(建築)請負契約の変更の仮契約を締結させ
ていただきましたので、坂井市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得また
は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございま
す。
変 更 契 約 の 内 容 に つ き ま し て は 、 既 存 の 契 約 金 額 に 2 ,9 8 9 万 円 を 増 額 し 、
変 更 後 の 契 約 金 額 を 2 億 5 ,4 5 3 万 円 と す る も の で あ り ま し て 、 変 更 工 事 の
内容は、遊具の設置工事、表層土入れかえ工事の追加などを行うものでありま
す。
以上、御説明をいたしましたが、細部にわたっての御質問につきましては、
副市長、関係部長よりお答えさせていただきますので、よろしくお願いをいた
します。
○
議長(橋本充雄)これより質疑を許します。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)質疑なしと認めます。
次に、審議の都合上、議案第27号を、坂井市議会会議規則第37条第3項
により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略いたします。
次に、これより討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(橋本充雄)討論なしと認めます。
これより、追加日程第1、議案第27号、坂井こども園建設工事(建築)請
負契約の変更についてを採決いたします。
本案は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
-296-
○
議長(橋本充雄)起立全員であります。
よって、議案第27号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
ここで、市長の挨拶を許します。
坂本市長。
○
市長(坂本憲男)平成27年第1回議会定例会の閉会にあたりまして、一
言御挨拶を申し上げます。
いよいよ春めいてまいりましたが、議員各位には、何かとお忙しい中、2月
24日から本日までの30日間にわたり本会議や各委員会に御出席をいただき
まして、平成27年度坂井市一般会計予算を初め諸案件について終始熱心に御
審議を賜りましたとともに、妥当なる御決議を賜り、厚くお礼を申し上げたい
と思います。
平成26年度も残りわずかとなってまいりましたが、議員各位並びに市民の
皆さん方の御理解と御協力によりまして、計画をしました事業もほぼ順調に推
移をいたしております。
坂井市は合併してから節目の10年目を迎えておりますが、施政方針でも申
し上げましたとおり、厳しい財政状況はもとより、この人口減少問題、あるい
は北陸新幹線の敦賀開業の3年前倒しへの対応や福井国体の開催準備など多く
の課題があるわけでございます。
このような中において、3期目の市政運営のキーワードであります「笑顔」
を大切にし、市民の皆さん方が健康で心豊かに笑顔で安心して暮らせるまちづ
くりに全力を傾注してまいりたいというふうに考えておりますので、議員各位
におかれましては、引き続き、温かい御支援また御協力を賜りますようにお願
いを申し上げまして、まことに簡単ではございますが、閉会にあたっての挨拶
とさせていただきます。ありがとうございました。
○
議長(橋本充雄)30日間にわたる会期も終了いたしました。その間、各
常任委員会及び予算特別委員会においては慎重に審議をいただき、大変御苦労
さまでございました。
これをもって、平成27年第1回坂井市議会定例会を閉会いたします。
○
事務局長(小林憲雄)御起立願います。一統、礼。
(起立・礼)
(午後1時13分
-297-
閉会)
地方自治法第123条第2項の規定により、会議の経過を記録して、その相
違ないことを証するため、ここに署名する。
議
長
署 名 議 員
署 名 議 員
-298-