平成22年9月 建 設 経 済 委 員 会 会 議 録 平成22年9月17日(金曜日) 午前10時00分から 午後2時51分まで 第3委員会室 ◎出席委員(8名) 委員長 水 野 正 光 君 後 藤 幸 夫 山 本 熊 澤 宏 副委員長 久 世 高 裕 君 君 柴 山 一 生 君 誠 君 堀 江 正 栄 君 信 君 宮 地 繁 誠 君 ******************** ◎欠席委員(0名) ******************** ◎職務のため出席した事務局職員の職・氏名 議事課長補佐 宮 島 照 美 + 君 ******************** ◎説明のため出席した者の職・氏名 都市整備部長 河 村 清 君 生活環境部長兼防災監 酒 井 美 彦 君 経 済 部 長 中 田 哲 夫 君 水 道 部 長 岩 田 敏 己 君 都市計画建築課長 山 田 秀 雄 君 建 設 課 長 稲 垣 茂 樹 君 道路維持課長 今 井 祐 次 君 農林治水課長 小 川 正 博 君 観 光 課 長 青 山 行 宏 君 商工企業振興課長 小 澤 正 司 君 ごみ減量推進課長 鈴 木 茂 樹 君 ごみ減量推進課主幹 光 清 毅 君 公園緑地課長 大 澤 春都詩 君 地域活動推進課長 田 中 豊 明 君 防災安全課長 梅 村 治 男 君 水 道 課 長 丹 羽 忠 明 君 下水道課長 日比野 秀 光 君 ******************** ◎付託議案 第51号議案 犬山市民農園の設置及び管理に関する条例の制定について 第54号議案 犬山市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改 正について 第55号議案 尾張北部都市計画犬山下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正に ついて -1- + 第56号議案 犬山市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について 第58号議案 平成22年度犬山市一般会計補正予算(第3号) 第1条の第1表 第61号議案 歳入歳出予算補正中 歳 入 建設経済委員会の所管に属する歳入 歳 出 2款 総務費 4款 衛生費(2項清掃費) 5款 農林業費 6款 商工費 7款 土木費 10款 災害復旧費 平成21年度犬山市一般会計及び特別会計の決算の認定についてのうち 平成21年度犬山市一般会計中 歳 入 建設経済委員会の所管に属する歳入 歳 出 2款 総務費(1項総務管理費のうち1目一般管理費中 28節繰出金、6目災害対策費、8目地域 活動推進費、10目自然保護費、12目交通 防犯対策費及び14目新庁舎建設費並びに 5項統計調査費のうち6目農林業センサ ス調査費) + 4款 + 衛生費(1項保健衛生費のうち1目保健衛生総務 費中28節繰出金及び7目環境保全費並び に2項清掃費) 5款 農林業費 6款 商工費 7款 土木費 10款 災害復旧費 並びに特別会計中 平成21年度犬山市木曽川うかい事業費特別会計 平成21年度犬山市公共下水道事業特別会計 平成21年度犬山市農業集落排水事業特別会計 第62号議案 平成21年度犬山市水道事業会計の決算の認定について ******************** 午前10時00分 ◎水野委員長 開会 ただいまの出席委員は6名です。通告による遅刻が熊澤委員、宮地委員であり ます。 定足数に達しておりますので、直ちに建設経済委員会を開会いたします。 お諮りします。昨日に引き続き第61号議案、第62号議案にかかわる書類審査を続けるため、 会議は休憩とし、午後1時より再開することとしたいと思いますが、これにご異議ございま -2- + せんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認め、書類審査のため、午後1時まで会議を休憩いたします。 午前10時01分 再 開 午後1時00分 ◎水野委員長 休憩 開議 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 第61号議案、第62号議案に係る書類審査も終了いたしましたので、これより第61号議案に 対する質疑を行います。 発言を求めます。 堀江委員。 ◎堀江委員 私からは287ページの木曽川夢空間という4市1町と、それから295ページの使用 料及び賃借料の駐車場借り上げの1,100何万という、その件についてお尋ねをいたします。 木曽川夢空間事業のほうなんですが、これに関しましては、もう公式にはこの名称は終わ っていると、国交省か何かの所管の事業として展開されて終わっていると。終わっているけ ど、今でもこの連絡会負担金ということでお金が出ている、そのことについて、どんなふう であったかということをまずお願いします。 ◎水野委員長 ◎青山観光課長 青山観光課長。 それでは、お答えをいたします。 木曽川夢空間事業と申しますのは、当時、平成14年でございますが、小泉内閣、小泉総理 大臣が観光立国、これを唱えられまして、国土交通省が観光交流モデル事業ということで、 全国で募集しました。その中で8地区の選定をされまして、この地区がそのうちの一つとい うことで、平成15年から平成19年まで、各務原市、美濃加茂市、可児市、それから私ども犬 山市と坂祝町、4市1町で展開された事業でございます。 木曽川夢空間事業につきましては、平成19年度に一応事業は終了いたしました。しかし、 ほかの市町からも、せっかく愛知県、岐阜県という県をまたいだ枠組みで、せっかくこの5 年間やってきた連携を何とか今後も生かせないかというような話がございまして、この木曽 川夢空間という非常にすばらしいネーミングを残しながら、事業連絡会という形で、平成20 年から発足したものでございます。 それで、木曽川夢空間時代に、いろいろなハード、ソフト事業、特にソフト事業でござい ますが、そういうものの中から、平成20年以降、4市1町で連携して、広域の新しい連携を 取って、事業を展開していこうということで、いろいろな事業を展開したということでござ います。 この地域で観光マップの作成、それからウオーキングマップの作成、それからスタンプラ リー、それから4市1町の広域の観光のホームページの立ち上げ、こういうようなことをし -3- + + てまいりました。ですから、この木曽川夢空間事業の本筋を継承しながら、せっかくできた この木曽川を挟んだ4市1町の広域の観光を中心にした連携を取ってPRをしていくという ことで、こういう事業にも切りかえて、現在進めているところでございます。 以上でございます。 ◎水野委員長 ◎堀江委員 堀江委員。 ありがとうございます。業務内容とかいうことはわかりました。これも当初、今 ここに僕の隣の熊澤委員が議長のときに、これ率先して、よその市のほうでかけ合ってやら れたということも、私も当然伺っておりますから、知ってますが、終わった名前をまだその まま使うというのがどうかなと思いまして、僕も夢空間という、その名前は本当に魅力ある 名前だと思ってますから、そういう部分では一つそういうのを生かして、このままそっくり そのまま引き継ぐんではなくて、何かそれに見合う、夢空間というのを生かしたような名前 をね、ネーミングをね、やはりもう変わったんだから、変えていくべきじゃないかと思うん だけど、そういう点についてはどんなお考えか。 ◎水野委員長 青山観光課長。 ◎青山観光課長 この木曽川夢空間という名称でございますが、これは申しわけございません、 私ども犬山市だけではちょっと決めかねますので、この4市1町へ一度投げかけをいたしま して、名称等を今後検討していきたい、こんなふうに考えておりますが。 ◎水野委員長 + ◎堀江委員 堀江委員。 もう1点、先ほどの駐車場の借り上げ、これは所管違うな。当然、今の件につい + てですが、駐車場の関係ね、それはわかりましたから、改称のほうのは。地主さんとの契約 でお借りしているということはわかってますが、実はことしになってからだったと思ったん だけど、いろいろともう駐車場、ここら辺の駐車場は返したいんだけどというような、そん なお話も聞かせていただいたような記憶がありますので、契約してあるもんはどんなふうに 行政のほうは考えてみえるのか、そんなお話は行政のほうから若干出たような気がしとるも んで、決算とは違いますけど、それの流れとして、どんなふうにその部分に関して、契約が 3年なら3年とかというてあると思うんだけど、契約したのを今度要らんで返すというよう な話が来たもんで、その分に関してどんなふうにお考えを持っているのか、お聞かせ願いた いと思います。 ◎水野委員長 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 堀江委員の質疑にお答えしたいと思います。 国際観光センター駐車場につきましては、駐車場借地料ということで1,189万6,500円を払 い、8筆、民間から借地しております。その分について、平成21年から5年間、借地契約を 結んだばかりのところでございます。その中で、財政的なこともあり、この5年間の中でで きるだけ財政的な負担が軽減できるような方向で、少しでも考えられないかということで、 今、駐車場の利用状況等も勘案しながら、整理できるところはしていきたいなということを 考えているところでございます。 以上です。 ◎水野委員長 堀江委員。 -4- + ◎堀江委員 当然、お金の部分というのは考えないかんというのは、それはもうわかります。 ですから、契約しとって、僕はこれがただのうわさ話だったらいいんですが、そんなお話を されたようなということが頭に残ってましたので、ちょっとお聞きしたんですが、やはり行 政として地権者と、今21年ですから、まだちょっと前ですわね、契約というのは。だから、 契約して、すぐにそんなお話が耳に聞こえるというのは、いかがなもんかと思ったので、そ んなことが経費節減のためという部分はあると思いますけど、契約に対してはやっぱりある 程度責任を持って、行政というのはやっていただきたいということをお願いしておきます。 ◎水野委員長 続いて発言を求めます。 最初に質問項目、何点でどこということを言ってもらって、質疑は1問1答というか、一 つずつやっていきたいと思いますので。最初にどの項目であると言ってもらって、質疑は一 つずつやっていってもらうとわかりやすいと思いますのでお願いします。 山本委員。 ◎山本委員 3点ほど質疑をさせていただきます。 第61号議案でございますけれども、ページ数と言うと283ページ、商工費の中に、原材料 価格高騰対応等緊急保証制度保証料補助金というのがございまして、県の保証協会を使った ものだと思ってますけれども、一応175件あったということで、21年度の事故率というんで しょうかね、事故件数はどの程度あったのかということと、それから21年度終えて、市内の 企業の景況感というか、実際の企業の状況はどうなのかということがわかれば、わかる範疇 で結構でございますので、お示しをいただきたいと思います。 あと2つは、ページ数で285ページで、中心市街地活性化推進費の中の空き店舗活用事業 費補助金についてと、それから特別会計で木曽川うかいの特別会計についてお尋ねいたしま す。 ◎水野委員長 それでは1件目、小澤商工企業振興課長。 ◎小澤商工企業振興課長 それでは、ご質問にお答えいたします。 まず、原材料の関係、これは国のほうでは緊急景気対応保証制度なんですが、これについ ての市別の集計は、実は私どもいただいてはおりません。今、私のほうでお答えできる範囲 については、今からお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 愛知県信用保証協会、つまり愛知県下全体の本年3月末、つまり21年度末でございますが、 債務保証残高は7,058件、金額にしますと1,517億4,200万円の融資の保証をしております。 そのうちいわゆる信用保証協会でいうところの代弁債、つまりその企業が倒産等になったた めに払えなくなったということで、信用保証協会がかわりに弁済をした件数は171件、3,172 件というのが、まず景気対応保証に関するものであります。 ですから、事故率で言いますと、2.09%ということになります。 次に、もう1点、これは県下全体の話と緊急保証とは違いますが、私どもが市単位で持っ ているデータは、市を経由したものについては持っております。市を経由した、いわゆる商 工振興資金については持っておりますので、そちらのほうを参考までに申し上げたいと思い ます。 これは、本年、8月末現在で、私ども犬山市を通して出した商工企業振興資金のほうでご -5- + + ざいますが、債務保証残高は485件、15億1,300万円、それに対する代弁債、いわゆる焦げつ き等は現在ゼロでございます。緊急保証の部分だけを取り上げろと言いますと、データとし ては持ってないと。 次に、犬山市内全体の信用保証がきく制度というのは、実は20件を超すわけですが、それ を全体だけでいうことについては、資料を持っております。その件数を申し上げますと、こ れは8月末ですが、債務保証残高は1,774件、金額にしますと201億7,500万円であります。 そのうちいわゆる代弁債は11件、金額にしますと2億1,700万円という状態であります。 次に、市内の状況について申し上げますが、私のほうもデータとしては持っておりません が、犬山市は特に工業力が強い会社なんですが、今回、急激な円高が進んでおりますので、 そういった関係で、企業のほうは非常に厳しい局面がまた来てるんではないかというふうに 感じております。 以上です。 ◎水野委員長 ◎山本委員 山本委員。 2項目めに移りたいと思います。空き店舗の関係なんですけども、一応、592万 円あって、使用済額が319万円ということで、273万円執行残が残っているということで、要 因としては2つあって、1つは、借り手が少なかったのか、それとも貸し手が少なかったの か、どういう状況でこういう予算残になったのかお示しをいただきたいと思います。 ◎水野委員長 + 小澤商工企業振興課長。 ◎小澤商工企業振興課長 お答えいたします。 + 結論的には、貸し手側の問題でございます。今、本町通りに限って言えば、非常に借りた いという方は随分見えております。ただ、問題は、その借りたいという方の、じゃあどこが 借りたいんだと言うと、実は本町通りにほとんど集中しちゃうと、一番人が来るとこへ、当 然と言えば当然なんですが、ところがそこに対する物件が非常に今数が限られてきたという ことが1点と、犬山の場合は、お店は閉まっているんだが、中にはまだ住んでいるという家 がございまして、そういった形のところで、空き店舗として活用していくということについ ては、なかなか貸し手側の問題が結構大きいと、そういった状況です。 ◎水野委員長 ◎山本委員 山本委員。 せっかくニーズがあって、なかなかそれが形にならないというのは非常に残念な ことだと私は思ってますので、該当するエリアのローラー作戦じゃないんですけど、やっぱ り1件1件回って、そこら辺の話し込みをしっかりやってたいただくことが必要なのかなと 思ってますけれども、そういったことというのは、これからやれるお考えがあるのかどうか、 お示しいただきたいと思います。 ◎水野委員長 小澤商工企業振興課長。 ◎小澤商工企業振興課長 まず、本町通りについては、TMOが空き店舗対策の実際の空き家 の活用についての展開については、まちづくり株式会社のほうへ私どもお願いはしておるん ですが、本町通りについては、ほとんどのとこに声をかけております。問題は、それ以外の ところをこれからどうしていくかというところも、一つあると私ども感じておりますので、 私のほうでも何か一つ策を考えないかんなということは、私、思っております。 -6- + ◎水野委員長 ◎山本委員 山本委員。 それでは、次に、特別会計のほうについてでございますけれども、439ページ、 うかい事業の中の維持管理費で、鵜船・屋形船出船委託料ということで、船頭さんに関係す るところなんですけれども、この前、船頭さんとちょっと食事をする機会がございまして、 いろいろお話ししてましたら、今、10数名の方でやっているということで、昔は300名ぐら いおったと。なかなか船頭は非常に期間労務者みたいな形で、限られたシーズンしか仕事が ないもんで、なかなか担い手が少ないということを言われてて、うかい事業をやろうと思う と、やっぱり船頭さん、もう本当に必要な方だと思うんで、そのあたりについてどのように、 雇用についてお考えになってみえるのか、お示しをいただきたいと思います。 ◎水野委員長 青山観光課長。 ◎青山観光課長 それでは、まず、今、木曽川観光の船頭さんの現状でございますが、正規の 社員の方が13名、平均年齢が58から59ぐらいだということです。社員としては定年制65歳ま では社員として扱われるということです。そのほかに、あと臨時の船頭さんとして40名ほど キープをしてみえると。一番多いときには、やはり8月10日の花火のときでございますので、 このときにやはり40名ぐらいということでございます。 その臨時の船頭さんの中にも、以前、木曽川観光にお勤めになってみえた方とか、その船 頭さんの息子さん、こういう方の若手の方の臨時の方も4名ほど見えるということです。こ れはほかに定職を持ってみえますんですが、夜だけのお手伝いとか、そういうことで今賄っ てみえるというような状況でございます。 それで、今後につきましては、昨年もハローワーク等も通して募集をかけたそうなんです が、やはり条件が厳しいもんですから、条件としては経験者であることとか、会社に10年以 上は在籍してほしい。船舶免許が要るよということと、冬場ですね、先ほど言われました、 12月から3月の中ごろまで、これは自分でほかの仕事を探してほしいというような条件がご ざいまして、とてもやはりこういう条件では、今の若い方はお見えにならんということでご ざいます。 木曽川観光株式会社としても、正規の船頭さんというのはちょっと難しいのかな、今の現 状では難しいのかなと、やはり形態をきちっと何か根本的に変えないことには、やはり難し いのかなということは言ってみえますが。 市として、どうするかということでございますが、木曽川観光と連携を取りながら、もし 市の広報とか、市のインターネットとか、こういうもので募集をしてほしいというような話 がございましたら、その辺は木曽川観光と詰めて、少しでも船頭さん確保に協力をしたい、 こんなふうに考えております。 ◎水野委員長 ほかに。 宮地委員。 ◎宮地委員 全部で7点ぐらいになりますが、お尋ねします。 ページ数、先に言っておきます。177、271が環境センター、275は有害鳥獣の駆除、291は 国際交流プロデューサーと交流員について、295は駐車場の借地料について、それから水道、 下水と共通している問題が入鹿用水の支払い、借上料ですね、土地の借上料について、それ -7- + + から安楽寺の取水場についてお聞きをいたします。 まず最初に、177ページの防災対策費のうちの消耗品費が313万4,161円、これは災害時の 備蓄倉庫のいわゆる備蓄品のうちの消耗品費というふうだと思いますが、犬山市にある市が つくった備蓄倉庫と、それから町内でつくった備蓄倉庫と両方あると思うんですが、これの 市の対応について、どのようにやっておるのかお聞きします。 それから、271ページですが、これは環境センターですが、これ今、環境センターの管理 業務や脱臭装置、それから地元補償、合わせて300万円ぐらいになるんですが、し尿関係の いわゆる中継槽のあれだというふうに理解してますが、ピークからすれば、何十分の一の取 扱量になっているんじゃないかなということを考えると、それぞれどの程度、多分、タンク ローリーで集めてきて、中継槽へ入れるということをやっているんだけども、少々のことな ら、ここを中継槽をなくして、そのまま岩倉へ直送したらどうかと、見直したらどうかと、 そんなふうに考えるけれども、そこの点について、何か不便があるかどうか。 それから、275ページは、有害鳥獣の駆除ですが、いろいろと説明があったんですけれど も、実はそこの中にカワウが入ってなかったんですが、最近、カワウの被害というのは、各 地に出てるんですが、木曽川もそうですが、私どもの流れている半之木川にもカワウが押し 寄せて来て、小魚を食べてしまうという状況が起きてるんですが、カワウは対象としてない のかどうか、その辺だけお尋ねをします。 それから291ですが、国際友好交流費のうちの国際交流プロデューサー報酬420万円と国際 + 交流員報酬420万円、これは二人雇用されているということなんですけれども、国際センタ + ーの役割というのが低下してるんじゃないかなという感じが、以前とすると、建設当時と比 べると、どんな活動をして、どのぐらいそのプロデュースなんかをされているのか、そこら の状況をお聞かせをいただきたいと思います。 それから、295ページ、先ほど堀江委員からの質問がありましたが、ちょっと私は視点を 変えてお尋ねをします。先ほど5年契約ということでしたんですが、これまでもずっと5年 契約だったのかということが一つと、利用状況はどんなもんかということです。あそこの利 用状況、一日平均してどの程度の利用状況で、少なければ僕は返せばいいんじゃないかなと いうふうに思うんです。あるいは、返したらどうするかという問題もあるけれども、石作公 園、芝を張って、今、整備されているんだけども、多分、丈夫な芝だと思うんで、そこへ大 きな事業をやれば、そちらが駐車場をやるにしてもいいんじゃないかなという気がします。 その石作公園の利用状況と、借りるんだったら、むしろ5年というスパンじゃなしに、もう ちょっと長いスパンで、2階、3階建てのいわゆる市営駐車場として、これからの駐車場の 確保というんかな、そういう面でいけば、借りた価値があるんだけれども、この今の一面だ けで、それも有料にして、あそこを有料にすれば、1,000万円ぐらいは出てくるわけだから、 そういう建物を建てて、いわゆる駐車場の建物として利用できるか、その辺、地主との話し 合いがどういうふうになっているのかということ。 それから、水道、下水ですが、入鹿用水のほうへ払っているのは、来年から3年間、試行 期間ということで、犬山市は支払いをしないということで、ただし向こうの持っている水路 の整備なんかは60%、それから、まだ3つばかりありましたですね、その関係に移行すると -8- + いうふうに思ってますが、そういうふうになっていくかどうかということと、もう一つは、 安楽寺に昔、カドミが出て、取水場を閉鎖しているところがあるはずですが、ちょうど採石 とったところと、この間、堰が壊れたところのちょうど真ん中ぐらいのところにあるんです が、あそこの取水権はまだ残っているはずですが、実はこの前も言ったことあると思うんで すが、あそこの水質を検査して、水が出れば、その水を特に五条川なんかは通年流水をして くれという要望が強いんで、そういうふうな対応はできないかどうか、それを研究するため に、一度水質調査して、流せるものかどうかということも合わせて検討したことがあるかど うか、今後どうかということ、それだけ。 ◎水野委員長 梅村防災安全課長。 ◎梅村防災安全課長 それでは、宮地委員さんのご質疑にお答えいたします。 防災倉庫の状況等についてのお尋ねであったかと思いますが、まず、現在、防災用の備蓄 倉庫につきましては、市内に13カ所ございまして、その中で基幹となっておりますのが南部 倉庫、青少年ホームの中にある倉庫です。それから、天神町にあります倉庫、それから城東 倉庫につきましては、城東出張所の中にある倉庫の、この3カ所が基幹となる部分でござい まして、この中にはお話にございましたように、備蓄食料やら水関係も含めまして、そんな ようなものとか、最近は高齢者の方用の対策としての紙おむつ等なんかも備蓄をしている状 況でございます。あと、救助用の資機材等につきましては、先ほどの主要な備蓄倉庫のほう に備蓄をしておりまして、エンジンカッターとか救命ボート、救命ロープとか、そういうも のもこちらで備蓄をしておるところでございます。 それと、これ以外に、町内のほうで防災用倉庫の設置補助を受けていただいて、設置をし ていただいた倉庫のほうがございます。上限は事業費の2分の1の上限100万円という形で の補助をしておるところでございますが、基本的にはこちらにつきましては、自主防災会を 設置していただいたときに、一定の防災用品をお渡しをしておるところでございます。例え ばヘルメットとか、それから携帯マイクとか、強力ライトとか、救急セットなどでございま すが、こういうものを備蓄をしていただくというようなことで、その中に保管を今いただい ているというような状況であるんではないかというふうに考えております。それ以外に、消 耗品というんですか、今の備蓄用の食糧については、それぞれの町内のほうで手当をお願い しておるところでございますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 僕が聞いたのは、消耗品や備蓄品の食料費とかそういう交換品なんだけれども、 それは町内ということもわからんではないんですが、建てたときは2分の1の100万円まで ということの限度があって、町内で持ってるんですが、備品についても、食料品についても、 これある程度、そういった補助ができないのか、満額じゃなくてもね、2分の1ぐらいの補 助ができんかなあということを思うんだけども、どれだけ町内で、市内の町内で備蓄がある か、その点と2点、お聞かせください。 ◎水野委員長 梅村防災安全課長。 ◎梅村防災安全課長 お答えします。 -9- + + まず、私どものほうで備蓄をしている状況で、食料に限って説明をさせていただきますと、 乾パンが今4,644。 ◎宮地委員 数はいいで、どうするか、そういう町内が保有しているものの備蓄品で変えてい かないかんもんがあるでしょう、食料品なんかは。水とか乾パンとかそういうもん。量はい いわ。 ◎梅村防災安全課長 量のほうはいいですね、はい、わかりました。まず、基本的な考え方な んですが、乾パンとか備蓄食料につきましては、保存年限が大体5年ぐらいで切れてまいり ます。それを常時切りかえていかなければいけないというような状況もございまして、その 中で災害対策の基本的な考え方なんですが、まず、自助というものと、公助と共助という流 れの中で、今、対策を講じておるわけなんですが、食料等の備蓄につきましては、私どもの ほうの考え方としては、その町内としての共助の世界でお願いするのがベストではないかな というふうに考えておるところでございます。 と言いますのは、今、市内にですね、全町内270防災会がございまして、そこの中に食料 を備蓄してみえる町内自体は限りがあるとは思いますが、すべての町内に備蓄用の食料を提 供するということになれば、すごい数の食料を提供していかなきゃいけない。それが、当初 5年で済んでいく状況でございますが、それが5年後には毎年、全市内の一定容量ずつを切 りかえていかなきゃいけないような状況が発生してまいりますので、今申し上げたようなこ とから、共助の観点から町内のほうでお願いしたいというふうに考えております。 + ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 + 270幾つは町内の数でしょう。いわゆる備蓄をしている、こういう防災倉庫を持 っている町内は幾つあるかということを聞いたんです。防災倉庫、補助した。 ◎水野委員長 梅村防災安全課長。 ◎梅村防災安全課長 ◎水野委員長 ◎宮地委員 その数は後でもう一度再確認をいたしますが。 宮地委員。 そんなにね、町内で防災倉庫を持っているとこないと思うんだけども、恐らく10 あるかないかのところだと思うよ。片や市で設置しとる防災倉庫については、全額みんな補 助しているわけでしょう、入れ替えも。町内では2分の1ぐらいの補助はできんかというこ とを言ったわけだから、部長、そこらは一遍検討してもらう要素はないんかね。 ◎水野委員長 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 町内会で防災組織は今270で、我が町内防災会年間600円ですね。私ども は少しは町内会費の中でやってますわ。今言った市が補助した防災倉庫で備蓄品の入れ替え 補助ということですので、多分、数は10か20と思いますので、今、課長が共助ということも 言いましたけど、市が買うときに、その辺調べて、そういった補助でなくて現物ですね、市 が買ったときに、ついでに現物でそういった方について調査して、できるもんであれば現物 給付的なものを考えていきたい、検討させてください。 ◎水野委員長 2点目、それじゃ鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 宮地委員の質疑にお答えします。 宮地議員のご質問は、今、池野にあります環境センターにし尿を中継して愛北のほうへ持 -10- + って行っていると。環境センターは、年間、脱臭装置とか委託等で300万円近くかかってい ると。直接、愛北のほうへ運んだらどうだということだと思うんですけど、今現在、市内の し尿汲み取りは犬山衛生管理組合が汲み取りをやっておるんですけども、この犬山衛生管理 組合のバキューム車が今現在3台で稼働しております。この3台で市内全域のし尿汲み取り をして、愛北のほうへ往復という形になると、なかなか今の状況では、直接持っていくとい うことは難しいと思うんですけども、今現在は、環境センターのほうに中継槽を置いて、そ こから犬山衛生車のほうで、9500リットルのタンクローリーの方で愛北の方へ持っていって おります。 将来的には、当然、下水のほうが普及してくると、し尿の汲み取りもどんどん減ってきま すので、一時ちょっと考えたのはタンクローリーに積んで、中継槽を中継するんじゃなくて、 タンクローリーの方に積みかえて持っていったらどうだということもちょっと考えてはおり ますけども、今の段階ではちょっと、この状態でもう少し研究をしていきたいなと思ってお りますけども。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 結局、中継槽を借りることとともに、中継槽からまた岩倉へ持っていく運賃が必 要でしょう。だから、二重になっているわけだわ。だから、今ある各衛生車が持っている3 台が満タンになったら、そのまま向こうへ行くことについて、何か問題があるの。そういう やり方はいかん言っとるの、愛北は。そうでもないでしょう。その大きいタンク車しか持っ てきていかんとか言っとるかね。そうではなければ、恐らく3台が、月何トンか何立米が知 らんけども、おさめるやつで、そんなに頻繁に岩倉へ行くほどの量はないと思うもんで、満 タンになったときに、3台のやつがそれぞれ日にちを変えてでも向こうへやれば、クリアで きると思うがな。その中継のタンクローリーも必要だし、今の設備も維持管理していかない かんという。もうそのくらいの量に減っているんじゃないかということを思うんだけど、そ こを検討したことあるの。 ◎水野委員長 鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 今、21年度の衛生管理組合が汲み取った量というのは、2,622キロ リットルです。こちらについて、今、委員言われるように、3台でフル稼働して、愛北のほ うに往復したらどうだということについては、そこまでは検討しておりませんので、今後、 そういうことも含めて検討させていただきます。 ◎水野委員長 次はカワウかな。小川農林治水課長。 ◎小川農林治水課長 宮地委員の質疑にお答えいたします。 カワウの駆除につきましては、平成20年度から実施しております。ただし、カワウの駆除 は入鹿池のほうで駆除しておりますが、猟友会に委託して鉄砲で撃って駆除するわけなんで すが、カワウが卵を産んで子育てをしているときですね、するとまた山へ戻ってくるもんで すから、ちょうど鉄砲の射程距離に入るから撃てるということで、ゴールデンウィークに実 施してました。 ところが、21年度はゴールデンウィークはお客さんがいっぱいボートに乗りに来るから、 やめてほしいということで、猟友会と入鹿池のボート組合での日程の調整がつかなかったも -11- + + んですから、21年度は中止いたしました。それから、22年度、本年度は予定どおりゴールデ ンウィークの前の週の土日に実施しております。そういうことで、カワウにつきましては、 21年度は実施しておりません。 ◎水野委員長 次、移っていいですか。次は田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 それでは、宮地委員の質疑にお答えします。 国際交流プロデューサーと国際交流員の実績ということだったと思いますけれども、まず、 国際交流プロデューサーにつきましては、国際交流事業推進のために嘱託員として地域活動 推進課で雇用しております。昨年度の実績につきましては、プロデュース事業が主になりま すけれども、国内外姉妹友好都市の交流のプロデュース、あと多文化共生事業のプロデュー スを初め在住外国人支援事業の生活支援に関するアドバイス等のプロデュース、あと多言語 情報提供に関する事業のプロデュースとか、あとフロイデまつり等センター活性化事業、そ れらのプロデュースをしております。 あと、国際交流協会の事務局長としての立場にもあり、市でできない部分を補っていただ いているという関係上、必要な人材と考えております。 あと、国際交流員ですけれども、こちらも国際交流員として地域活動推進課のほうで雇用 しておりますけれども、ドイツ人の、さっき出ましたように、シュテファニーですけれども、 ドイツの文化等の紹介事業や翻訳、通訳、国外姉妹都市とのやりとり、あと毎月15日号に 「シュテちゃんの風だより」ということで、広報紙記事を掲載しております。あと、派遣申 + 請に基づきまして、年間31件ほど各小学校、保育園等へ講演及び講座等で出向いているとい + う実績もございます。 国際交流プロデューサー及び国際交流員に対する実績としては、以上の説明になりますけ れども。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 要するに、この二人が国際交流をより発展的に活躍しているかどうかという、そ ういう評価はどこで、どんな評価をどこで評価しているんかなあという。ただ、ただ雇って、 お任せするということだけだったら、その人の能力にもよって差が出てくるんじゃないかな という気がするんだわね。現実に、じゃあ、プロデューサーが国際交流の場としてあそこへ 誘致したとか、あるいは企画してあそこで実施したとか、そういう事業はあるかね。 ◎水野委員長 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 事業というか、例えばホームステイをしたいという外国人がいた場 合に、プロデューサーを通して、そのホームステイ先の紹介とか、企業の紹介とか、そうい ったプロデュースした事業は多々あります。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 ホームステイだったら、そんな人じゃなくても国際交流員もおるから、やろうと 思えばやれる話だけど、要は十分活躍しているかどうかということの評価をね、今までずっ と建設以来いろんなことに携わって、一度はIAEAも来たことがあるけれども、そんな事 業はしょっちゅう来るわけやありませんが、いわゆる企画して、そういう事業にやれるよう な人材なのかどうかということを見きわめて、何と言うか、契約期間もあるだろうけども、 -12- + 厳しい判断をしていかないかんじゃないかということを指摘しときます。 ◎水野委員長 それじゃ、今度フロイデの駐車場の件で田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 続きまして、フロイデの駐車場についてお答えいたします。 まず、利用状況ですけれども、今、手元に詳しい資料がないので詳しいことは申し上げら れませんけれども、確かに完全に満杯になる日というのは、年間では少ないかと見ておりま す。ただ、事業によってはその瞬間、満杯になるときもあるということで、必要だと思いま すけれども、ただ、先ほど2階、3階建ての駐車場等に建設したらというようなお話もあり ますけれども、ちょっと地主のほうとの契約では、そこまでのことにはなっていないような 状況です。ただ、市の所有がまだ1筆しかございません。あとは公社所有が、現状が市所有 1筆、公社所有3筆、あと借地が8筆という状況になっております。その借地を除いた市と 公社の、公社の上に建てるのもいかがなものかと思いますけれども、そちらのほうについて も、今後、利用状況、今後のことについて検討していきたいと考えております。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 公社と、それから借地とは、場所が違うんじゃないかなあ、所有している。パチ ンコ屋さんのほうじゃないかな、市のほうは。だから、位置的に違う話はだめだから、まさ に公社のほうは、そんなに面積も広くないんで、今、1,100万円というのは大きい金だから ね。今、体育館建設で1,200万円の固定資産税がどうだこうだと言われておるようなときだ から、シビアに考えていかないかんじゃないかなということで。 そういう特別なときは、私は石作公園へ入れたっていいと思う。というのは、同じように あそこ、文化会館も、あそこで行事やるときは、するすみ公園に駐車場して、一切何もやら せないようにしているわけだから、優先的にね。そうした有効的に公園の利用ができる。 1,100万円もうかるわけだわ。そうじゃなしに、私は犬山市の将来を考えたら、有料の駐車 場をつくっていくべきだと思う。100円か200円の安い値段でね。そうした利用も必ず満タン になると思うんです。それに地主の方に、そういう交渉をして、今後進めていくべきだとい うふうに思っているんだわね。だから、契約期間の5年というのは、いかにもそういうこと の配慮がされてない契約をしとるなということを思うんだけども、これは将来的なことで、 犬山城のあそこが満タンになって、にっちもそっちもならなんだときに、ここの駐車場も話 題になったはずだから、トータルで、犬山市全体でトータルで検討していく必要があるとい うことを言っておきます。これ何か部長。 ◎水野委員長 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 一応契約は5年というふうでなっておりますが、今、宮地委員が言われ たように、開館当初の目的と、今、指定管理になって、中の状態、貸し館ね、かなり、前は 国際観光センターフロイデという看板でしたけど、今、国際観光センターいう看板自体も、 貸し館業務と中身でかなり変わってきつつあるということで、当然、駐車場についても、ト ータルで、市全体の中で考えてみれば、あんないい場所で駐車場を持っているとこは犬山市 内でもないですわ。市役所より場所と立地と駐車場、借地ですけどね。それがトータル的に 有効にもし活用できずに、借地料を払っているということであれば、何らかの館全体の位置 づけと合わせて、駐車場だけ絞ってもいかんですから、館自体も合わせて今、検討委員会と -13- + + か、議員でも立ち上がってます、あれありますので、そういった中で、A案で、今あそこの 駐車場ね、キャスタの横のあそこが6,000万円か何かね、がらがらで空いとるとかね、そこ にそういったものもありますので、そういったものも含めて、トータル的にそういったあり 方委員会の中でも、地主の方は5年ありますので、その間には何らかの答えを、いい方向で 検討だけしておりますので。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 それは駐車場として利活用をぜひやってほしいということ。 一つだけ、国際観光センターの役割に変わったわけじゃない。ただ、指定管理にしただけ だから、そこはやっぱり部長もしっかり国際センターとしての役割、犬山市の国際交流とか、 そういった点で、もっと発展するように考えてくれんと、レベルは落としたわけじゃないは ずだから、しっかりやってほしいと思うね。それだけです。 ◎水野委員長 続いて、水道と入鹿用水の関係ですか。岩田水道部長。 ◎岩田水道部長 両方とも入鹿池に堤体使用料を払っておりますので、21年度については払っ ておりますので、私がお答えいたします。 現実に払っております。ちょっと休憩いただけますか。 ◎水野委員長 暫時休憩いたします。 午後1時50分 休憩 + + 再 開 午後1時51分 ◎水野委員長 開議 再開いたします。 最後、カドミ水質調査の件ですか、丹羽水道課長。 ◎丹羽水道課長 安楽寺のカドミ汚染の関係で、ちょっと古い話で、確かではありませんが、 専用水道が安楽寺の地区にあって、その水源のことを委員ご指摘だと思われますけど、はっ きり言って、そのときの水源が残っているのか、水利権がどうなっているのかというのは、 まだ衛生課当時から水道、上水のほうに移管されたと思われますので、ちょっとそのあたり が不明確ですので、ちょっとそのあたりの引き継ぎを確かめないとはっきりお答えできませ んので。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 丹羽君かわってわからんかもしれんけども、前、議会であそこの水を利用したら どうかということを私、一般質問した覚えがあって、水質を一遍検査して、流せるもんなら 流したいと、こういう答弁しとるんだわ。いわゆる新郷瀬川も半之木川も通年流水したらど うかということで、大分議論しとるで、それは引き継ぎが悪いね。ぜひ早急に、持ってる水 源だから、貴重な水源だから、それを生かせる方法をね。 こういうことはできんかな。今の入鹿のカドミがだめだから、ほかの水源として、例えば 日本コンクリートがすごい水源持っているんだわ。それとそれと入れかえるということはで -14- + きんかな。こっちのほうが大きいけども、安楽寺の水源の量だけこちらで取るということは できるかどうか、それわからなんだら調べて返事してちょうだい。 ◎水野委員長 丹羽水道課長。 ◎丹羽水道課長 調べて。いずれにしましても地下水の利用でございますので、そちらの許可 するのは県になっておりますので、そちらのほうで確かめた上で、検討させていただきます ので、よろしくお願いします。 ◎水野委員長 ◎宮地委員 宮地委員。 安楽寺だけはきちっと犬山市の水源だから、そこをよく調べて、多少、ポンプの 修理はしんなんかもいれんけれども、できるだけ有効な利用をしてほしいということです。 以上です。 ◎水野委員長 暫時休憩いたします。 午後1時55分 再 開 午後1時59分 ◎水野委員長 休憩 開議 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 引き続き質疑を行います。質疑ありませんか。 後藤委員。 ◎後藤委員 私からは3件の質問をさせていただきます。 283ページの消費生活対策費の中の報償費ですね。消費生活相談員の報償金30万について ちょっと質疑をいたします。どんな内容の相談があって、何件、件数があったかということ をお聞きいたします。 そして、次、285ページの中心市街地活性化推進費の負担金補助及び交付金ですね、空き 店舗活用事業費の補助金ですね。先ほど山本委員からの質疑の中で、本町はたくさん入るけ れどもというようなお話がありました。実は下本町も相当空き家ができまして、貸してもい いよというようなお話もあります。堀部家住宅も、これ一応購入されて、そして1,800万円 の修繕費ですか、それもあと2年ぐらいで何とかめどつけようと、使えるように活用しよう という方向性が出ておりますので、その辺についての下本町ビルについての空き店舗対策を どのようにされていくかということもちょっとお聞きいたします。 そして、あと残りですが、289ページの負担金補助及び交付金の神楽保存助成金120万円が 出ております。これも先ほどのお話の中で、30団体で4万円の補助が出ておりますが、例え ば大きな太鼓とか神楽が壊れたときには、どのような方法でやられるかということも、これ 今、別枠でどうも助成金というのが出ておりますが、今後、これがどこで今度支払われるか ということもちょっと内訳もお話を聞きながら質疑をいたします。 ◎水野委員長 小澤商工企業振興課長。 ◎小澤商工企業振興課長 それでは、後藤委員の1点目のご質問についてお答えいたします。 -15- + + 消費生活対策費の消費生活相談員の報酬費30万円についてでありますが、相談件数は昨年 は118件ございました。内容としましては、いわゆる詐欺的商法のものについてのものが大 体中心でございます。 続いて、空き店舗の活用事業の中で、下本町の空き店舗についての取り組みについてはど うかということでございますが、実は昨年度、空き店舗の対象範囲を拡大いたしました。そ れは南のほうは犬山口駅まで拡大いたしました。それとあともう一つは、拡大した範囲の中 には、大本町の通りと錬屋町の通り、そして、もう一本、寺内町通りということで、ある程 度城下町をさらに活性化を拡大していきたいということで考えたものであります。 当然、その中に、本町通りの交差点まで客は行くけど、そこから南へ行かないという今の 状況、非常に私も憂慮しておりますので、それは下本町を何とかしたいという気持ちも当然 ございました。その対象範囲を拡大するときに、私が部下に命じて、ざくっとした調査でご ざいますが、多分、空き店舗、かつては店舗であったろうと思われる物件は約60、そのうち の約3分の2が下本町に実は集中してございます。ですから、下本町をどうするかというの は、大きな課題であるということで、当然、今、空き店舗の活用事業の対象範囲にはしまし た。 問題は、先ほど申し上げたように、貸し手と借り手の問題がございます。貸し手について は、下本町協同組合の理事長に、こういう制度も拡大してるんだから、積極的に考えてほし いということで話をしてありますし、まちづくり株式会社のほうにも、下本町の協同組合の + 理事長と中を私がとって進めておる状態であります。 + 以上であります。 ◎水野委員長 青山観光課長。 ◎青山観光課長 それでは、お答えいたします。 先ほど申されたように、神楽保存助成金120万円でございます。これは市内30団体に一律 の4万円の補助をしておるものでございます。 ただ、先ほど申されました、神楽が壊れたときとか、太鼓が破損したときの修理、これは、 この当時、21年当時、私ども観光課では持っておりませんで、歴史まちづくり課が持ってお った補助だと思います。 そして、平成22年度から、この120万円、神楽保存助成金ですね、これは歴史まちづくり 課に移管をしました。そして、神楽のこの補助金と、先ほど申された壊れた太鼓だとか神楽 の修理、これと合わせた補助金が多分できているということだと思いますので、お願いをい たします。 ◎水野委員長 ◎後藤委員 後藤委員。 再質疑させていただきます。 空き店舗活用事業ですね、確実にともかく南のほうもこれから進んでいって初めて城下町 の再生がきくと思いますので、今の下本町に限らず、それからもっと大きなエリアの中での 活用方法が必要になると思います。 あと現実にはっきり言って、もう一度、下本町なら下本町で確実に入れるとこ、入居させ ていただけるとこが何件ぐらいあるかお尋ねいたします。 -16- + ◎水野委員長 小澤商工企業振興課長。 ◎小澤商工企業振興課長 個別に私が各店舗について、所有者に対してアンケートをしたわけ ではございませんので、確実だという数字は申し上げれません。ただし、理事長のほうから は、二、三なら話ができるかもしれないという話は聞いています。 ◎水野委員長 ◎後藤委員 後藤委員。 確実にやっぱり本町通りをしっかりやっていただいて、そして、徐々に南下して いくというのが一つの道筋だと思いますので、そのとこを埋めていただいて、今後、どうし ても入らないというような要請があった場合というか、徐々に城下町を広めていっていただ くことを指摘して質問を終わります。 ◎水野委員長 続いて質疑ありませんか。 久世委員。 ◎久世委員 5点ほど質疑させていただきます。 まず、1つ目ですが、292ページの国際観光センター費の中で、295ページの犬山市国際観 光センター運営委員会とあり方検討委員会ですが、行政側の委員会とあとは議会側の委員会 ということで、この2つでおおむねどのような方向性が示されたかということをお聞きした いと思います。 2点目ですけども、294ページ、国際交流村の支出、合計で417万1,000円、この交流村の 現在、どういうような使われ方をしているか、平成21年度の実績をお答えいただきたいと思 います。 + 3点目は、307ページ、住民意向調査業務委託料183万7,500円、これは五郎丸の治山地区 の地区計画についてのアンケートだと思いますけども、このアンケートの結果で、ここで規 制緩和をというよりは、その報告書の中では、新たな開発行為をするよりは、生活道路等の 整備という方向が示されたと思います。それを受けて、今後、具体的にどこの道路を整備し ていくかということをお尋ねしたいと思います。 269ページ、これ4点目です。プラスチック製容器包装処理委託料ですけども、処理委託 先が愛北リサイクルと、もう一つ容器包装リサイクル協会があると思います。これはなぜ二 つのところに委託しなければならないのかということをお尋ねしたいと思います。 5点目ですが、269ページ、犬山市都市美化センターの運転管理最適化及び施設管理委託 料の300万3,000円と、包括的運営管理業務発注仕様書の作成委託料の業務399万円。この委 託先がどちらも同じ株式会社エックス都市研究所というところでございます。現在、施設の 管理委託をしているところと、今後、これは包括的管理業務ですけども、委託をするときの 仕様書を作成するところが同じということで、こういうときよく今の管理者にとって都合の いい仕様書が作成されかねないということで、その後の入札についてもしっかり干渉してい かなければならないと思いますけども、これは入札がもう終わっているかと思います。その 結果を改めて確認したいということと、あと、こういった仕様書が同じところで作成された ということで、どういうような注意を払って入札に臨まれたかということをお尋ねしたいと 思います。 ◎水野委員長 田中地域活動推進課長。 -17- + ◎田中地域活動推進課長 では、久世委員の質疑にお答えしたいと思います。 まず、国際観光センターあり方検討委員会についてご説明いたします。 まず、21年度は、10月30日を皮切りに4回のあり方検討委員会を実施しました。この中で、 現状の把握と現状の問題点及び意見交換を行い、現状の問題点の洗い出しをまず行いました。 平成22年度になりまして、今のとこ4回実施しております。問題点から、今後の方向性につ いて、短期的、中長期的な分野に分けまして、今は短期的なものを検討しているというよう な状況です。議会のほうには、こちらの状況を報告しつつ、検討していただいているという ような状況です。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 その中身についてもお示しいただけますでしょうか。 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 まず、今後の中長期的、短期的なあり方の中身ですけれども、短期 につきましては、1階部分と、あとフィットネス部分、あと貸し部屋部分の3ブロックに分 けまして検討を重ねております。今のところ、こちらの事務局からたたき台ということで示 させていただいた案につきましては、短期的につきましては貸し部屋、フィットネスについ ては現状維持、1階部分につきまして、今後、人がたくさん寄れるような、活用できるよう な施設にしたいということを中心に提案を行っております。 ◎水野委員長 + ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 中長期的なことはまだ検討されていないということでよろしいでしょうか。 ◎田中地域活動推進課長 ◎水野委員長 ◎久世委員 + 田中地域活動推進課長。 これから検討に入るところでございます。 久世委員。 では、この流れからいって、まず行政側の委員会のほうでたたき台が示され、そ の後、議会のほうでそれをどうするかという流れになる、今のままだとなろうかと思うんで すけども、最終的にはどちらの委員会の答申を尊重されるんでしょうか。 ◎水野委員長 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 答申というか、市長に対する提案というような形で、どちらの意見 もある程度尊重した形で臨みたいと考えております。 ◎水野委員長 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 フロイデについては、指定管理いろいろありましたが、契約は3年間と いうことで決めましたので、議会のあり方委員会の方もそれでいいということで、あと2年 ありますので、その間に、直営か指定管理か、それともプールをどうするかということも含 めて、市の体育施設も含めてですね、そこをまずきちっと押さえないと、今のままではなか なか指定管理で手を挙げてくるところが、はっきり言って指定管理はある程度営利目的にな りますので、今の状況、貸し館とあれではもうけが出ないというのも業者は普通のことでい ろいろ聞いても、とも含めて、あと2年間の間に、実質1年半ですかね、1年半の間に根本 的に方針を決めて、かなり大規模な修理をかけないと傷んでおります。それをして直さない と、なかなか手を挙げてくれる事業所も、現状では、プール、フィットネスの器具も含めて -18- + ですね、その辺をきちっと押さえないと、ずるずるまた指定管理でいって、また事故が起き る、そういった、市民に迷惑かける古い施設ということもありますので、プールをどうする か、フィットネスをどうするかを決めて、指定管理か直営かを、そういうあり方検討委員会 のほうである程度、市の将来展望も出しつつ、議会の委員会のほうにも諮って、お互いにい い形で方針を決めていきたいということで、いろんな角度で今検討しておりますので、もう しばらく、状況は変わってきますので、両方の委員会で合意した検討結果ですね、方針を出 していきたいというふうに考えています。 ◎水野委員長 ◎久世委員 久世委員。 もう1年半て、本当に時間がないと思うんです。今まだ短期的なことばかりの話 で、それもまだ結論が出てない。中長期的と言ったら、この後、五、六年のスパンで考えて いらっしゃるのかどうかわからないんですけど、もう時間全然ないと思うんです。3年の契 約期間が終わった後のことを、今少なくとも今年度中には決めて、来年度にはその準備に入 らなければいけないと思うんですけども、非常にスピードが遅いと思います。議会のほうで もし、今のたたき台よりは進んだものが出てきた場合には、ぜひそれを尊重していただきた いなということをご指摘させていただきます。 ◎水野委員長 次、国際交流村について、田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 国際交流村につきましては、基本的に公園という位置づけになって おりますので、ふだんの利用状況については把握しておりませんけれども、国際交流村屋外 ステージのみにつきましては、有料で使用料をいただいております。平成21年度のその有料 における使用実績は5件、延べ12時間ということです。 以上です。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 内容は何でしょうか。 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 まず、中学校の校外学習のレクリエーションの場、あと幼稚園のキ ャンプファイアーの場、あとボーイスカウトにおけるイベントの場、あと学園の親睦を深め るゲームとか劇を行う場ということでございます。以上です。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 確認ですけども、ここで自由にキャンプしていいんでしょうか。 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 キャンプファイアー自体は、公園の真ん中にキャンプファイアーが できる位置がつくってありますので、それは自由です。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 5件で12時間使用されて、その使用料というのは発生してるんでしょうか。 田中地域活動推進課長。 ◎田中地域活動推進課長 ◎水野委員長 はい、年間9,720円です。1時間810円いただいております。 次は、地区計画住民意向調査、山田都市計画建築課長。 ◎山田都市計画建築課長 それでは、久世委員の質疑にお答えをいたします。 -19- + + 住民意向調査でございますが、五郎丸地区の西地区ですね、第1種低層住居専用地域で、 建ぺい率が30%、容積率50%に制限された区域で、土地の所有者全員を対象にアンケートを 実施をいたしました。アンケートの対象者数は136名、回収率は64%でございました。 それで、アンケートの結果でございますが、今後の土地の活用について、今後も土地を所 有して活用していきたいと考えている人が全体の69%、売却したいと思ってみえる方が24% でした。 それで、ご指摘の計画的なまちづくりの必要性について、計画的なまちづくりが必要と回 答された方が43%、計画づくりよりも必要な箇所の道路などを整備してほしいとおっしゃっ た方が26%、現状のままでよい、まちづくりが必要ない、特に考えてないと回答された人は、 それぞれ約15%でございました。それから、現在、不便、不安に感じていることということ で、暫定用途、建ぺい率が制限されていることにより、住宅の建てかえや新築ができないと 答えた方が約15%と、非常に少なかったです。道路が狭い、または少ないために不便だった とお答えされた方が62%と、これが非常に大きくなっております。 それで、私ども事業の評価としましては、今回のアンケート結果によって、この地区にお ける地権者の皆さんの意向は、暫定用途の解消のための計画的なまちづくりよりも、生活道 路の整備によるまちづくりであるということがうかがえる結果となっております。 それで、委員ご質疑の具体的な整備状況でございますけども、暫定用途の解消を視野に入 れるというよりも、住民の皆さんとの今後ちょっと話し合っていくというところからスター + トしたいなということで考えております。具体的な整備方針をまだ立てておりません。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 これから何年間でその計画をつくられるんでしょうか。 山田都市計画建築課長。 ◎山田都市計画建築課長 ◎水野委員長 ◎久世委員 + 久世委員。 住民の方と話し合って決めていきたいというふうに思っております。 久世委員。 私が知る限りは、まだそういう話し合いの場は持たれてないと思うんですけども、 少なくとも今年度中には、その場を設定していただいて、できるだけ、そんなに道路がそこ らじゅうにあるわけじゃないですし、計画に入っていながらも未整備の道路もあります。恐 らくそういった整備をしてほしいという要望が非常に強いと思いますし、土木常設や町会長 のほうからも上がっていると思うんですね、整備してほしい道路というのが。だから、話し 合いではなく、もうここの路線を整備するということで、できるだけそれを早くしていただ きたいと思いますので、これもご指摘でとどめさせていただきたいと思います。 ◎水野委員長 続いて、プラごみ、鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 久世委員の質疑にお答えします。 プラスチック製容器包装の処理委託ということで、3,150万8,085円ということで、こちら のほうの処理の仕方が愛北リサイクル、それから容器包装リサイクル協会という形になって おるんですけども、基本的にその中間処理、愛北リサイクルで、市内から集めたプラスチッ ク製容器を、不純物等を取ってこん包したものを、そのリサイクル協会に送るという、そう いうルートになっておりますので、そういう形で犬山市のほうは愛北リサイクルで中間処理 -20- + をして、リサイクル協会のほうへ送って、指定法人でリサイクルをしていただいておるとい う流れになっております。 ◎水野委員長 ◎久世委員 久世委員。 これも確認ですけども、リサイクル協会に通さなければいけないという根拠法は 何でしょうか。 ◎水野委員長 鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 容器包装リサイクル法に基づいて、指定法人というところを通して というのがありますので、そちらの法に基づいてやっておりますけども。 ◎水野委員長 ◎久世委員 久世委員。 これごみ袋の有料化のときにも、こういう議論をさせていただいたと思うんです けども、他市町もこの容器包装リサイクル協会を通してやってましたでしょうか。 ◎水野委員長 鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 プラ容器については、この近隣、小牧とか江南とか、そういうとこ ろはやっております。基本的にいろんなプラスチック容器包装だけじゃなくて、ペットボト ルとか、いろんなものもあるんですけども、犬山の場合、容器包装プラについては指定法人 で、近隣もやっております。 ◎水野委員長 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 指定法人ルートというのは法律が決められて、プラスチック製容器包装 については、集めたらそのまま持っていけないわけですわ。あくまでこん包した段階で指定 法人というのが法の趣旨ですので、中間処理を必ずしなければならないと。前は法律出たと きは市でそういう建屋をつくって、アルミ缶でもペットでも、全部中間処理をして、そこに 指定法人と契約して取りにくるということで、真に受けた市町村がひどい目くらったわけで すね、法律の不備ですね。ものすごい費用と労力かけて。ただ、犬山市はそうじゃなくて、 アルミ缶でもペットボトルでも独自ルートで指定法人は使ってません。それはそれでいいと、 そういった処理で一番有利な方法でやりなさいよということでやっています。 ただ、プラスチック製容器包装については、あれをこん包しなければなりませんから、ど うしても愛北リサイクルできちっと不純物を取り除いてこん包して、そこで指定法人と契約 して、そこで処理をしてもらうと、この方法しかとれないということです。だから、今、ア ルミ缶とかペットボトル、スチール缶は、独自ルートで一番有利な方法で指定法人を通さず、 それはそれでやっているということであります。それはそれでいいということですから、犬 山の自治上でそういうことをやっていると。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 これ罰則ってあるんですか。 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 罰則云々より、法律で集めなければならないという指定品目ですので、 プラスチックを集めて、例えば春日井あたりは燃やしています、リサイクルで。それは、い わゆる炉の中に燃料とかという、ケミカルリサイクルということですから、それはそれで一 つのリサイクルの方法ですよと。罰則じゃなくて、分別品目をどうリサイクルするかは、市 -21- + + の状況の中でやると。だから、春日井市は集めたものを燃料サブリサイクルで燃やしている と、それもリサイクルの方法で、熱源として回収をしているということですから、罰則はあ りません。 ◎水野委員長 ◎久世委員 久世委員。 部長、済みません、先ほど他市町も指定法人のルートで出しているということだ ったんですけど、それとは違うということでしょうか。 ◎水野委員長 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 だから、プラスチック製容器包装は基本的に指定法人ルートです。そう しないと、いわゆる出せる状態にこん包しないかんですから。たまたま春日井市なんかは、 その指定法人に出さずに、その熱源として回収しますよという方法で、これもリサイクルの 一つですから、そういうことをやっていると。 ◎水野委員長 ◎久世委員 久世委員。 犬山市でも、その方法を取ったほうが安い可能性もあると思うんですけど、そう いったことは試算、検討されたことはありますでしょうか。 ◎水野委員長 酒井生活環境部長。 ◎酒井生活環境部長 犬山のストーカー炉で、以前、分別する前は全部燃やしておりました、 プラスチックはですね。ただ、炉を直して、温度をダイオキシンのために高くしたと。あれ を燃やすとクリンカがものすごいつくわけですわ、プラスチックは。だから炉の壁に耐火物 + にせり出してくるんですね、溶けたものが。すると二、三週間で、炉のいわゆる耐火面積が + 取れないと。炉をとめて、それを取らないかんと。犬山の炉の形状でクリンカが張り出しま すので、と、法律ができた、もう分別しようということで分別してますから、燃やせば費用 は安くつきますけど、リサイクル費用は、ただし、炉の形状で、中でクリンカが発生して、 もう1週間でプラスチックが溶けたものがせり出してくるんですね、壁から。と、炉をとめ て冷やして、それを取ると。耐火物も傷むということですから、犬山では燃やせるんですけ ど、燃やす炉の能力的な問題がありますので、法律に基づいて分別収集をして、こういう指 定法人のルートで使ってやっているということです。 ◎水野委員長 次、都市美化センターについて、鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 包括的運営管理業務発注仕様書作成委託料と委託先と運転管理最適 化施設管理委託が同じところだということに対して、どうしてかということですか。そうい うことでよかったですよね。 ◎水野委員長 ◎久世委員 久世委員。 仕様書を市でつくるんですけども、以前にも新庁舎の情報ネットワークのときに、 既存の業者さんに委託をされて、その中身が有利だったということが、既存の業者さんに見 積もりをとってくれという中身だったんですね。市としては、そういったことは重々気をつ けてやっていくということで、議会の答弁もいただいてたんです。今回の運営管理に関して も、その仕様書を今の既存の運営管理をやってらっしゃる業者さんに委託をして作成をされ てますんで、そういったところで仕様書の中身のチェックだとか、入札に関して、監視をし っかりされたのかなというご質問です。 -22- + ◎水野委員長 鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 包括的運営委託の発注仕様書については、その委託先については、 簡易プロポーザルでまず業者を決定しました。それがたまたま今の最適化の運転管理をして る会社ということで、同じ会社になったんですけども、内容的に、今の発注仕様書の内容に ついて、今言われるのは、多分川崎技研というところが今運転管理をしているんですけども、 そこのところに有利な発注仕様書になっているんじゃないかというようなご指摘だと思うん ですけども、このことについては、今回包括的運営、ことし入札終わったんですけども、そ の段階で各公募をかけまして、入札の方法としてはインターネットで公募をかけて、その公 募したところに対して、技術審査、内容的な技術審査をします。これについては、各役所の 中の部長級で技術審査を一緒にしていただいて、そこの技術審査に合格したところを、改め て指名という形にして入札を行うと。今の技術審査についても、どこが入っているかという のは、当然わからないような形で、時間とかすべてそういうのをつかして、どこが加わって いるかというのが全くわからないような状態で指名まで進んでおりますので、全く今いる川 崎技研が有利なようなということは全くないと思っております。 ◎水野委員長 ◎久世委員 ◎水野委員長 久世委員。 結果として何社が応札されて、決まったんでしょうか。 鈴木ごみ減量推進課長。 ◎鈴木ごみ減量推進課長 ◎水野委員長 4社です。 他に質疑は。 + 〔「なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 質疑なしと認め、第61号議案に対する質疑は終わります。 続いて、第62号議案に対する質疑を行います。 発言を求めます。 質疑ありませんか。 〔「なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 質疑なしと認め、第62号議案に対する質疑は終わります。 これをもって全議案に対する質疑を終結いたしました。 続いて、委員会の冒頭に申し上げましたように、議会改革の中で議員同士の議論を深める ということで、討議の時間を設けるということになっておりました。 暫時休憩いたします。 午後2時32分 再 開 午後2時36分 ◎水野委員長 休憩 開議 それでは、再開いたします。 討議についての発言は今回ありませんので、議案に対する討議はこれで終わりたいと思い -23- + ます。 続いて討論を行います。 討論ございますでしょうか。 〔「なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 討論を省略することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認め、討論を省略いたします。 続いて採決を行います。 最初に、第51号議案の採決を行います。 本案は原案のとおりこれを可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第51号議案は原案のとおり可決すべきものと 決しました。 続いて、第54号議案の採決を行います。 本案は原案のとおりこれを可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第54号議案は原案のとおり可決すべきものと 決しました。 + 次に、第55号議案の採決を行います。 + 本案は原案のとおりこれを可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第55号議案は原案のとおり可決すべきものと 決しました。 次に、第56号議案の採決を行います。 本案は原案のとおりこれを可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第56号議案は原案のとおり可決すべきものと 決しました。 次に、第58号議案の採決を行います。 本案は原案のとおりこれを可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第58号議案は原案のとおり可決すべきものと 決しました。 次に、第61号議案の採決を行います。 本案は原案のとおりこれを認定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第61号議案は原案のとおり認定すべきものと 決しました。 -24- + 次に、第62号議案の採決を行います。 本案は原案のとおりこれを認定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 ご異議なしと認めます。よって、第62号議案は原案のとおり認定すべきものと 決しました。 以上で、本委員会に付託されました案件はすべて議了いたしました。 暫時休憩いたします。 午後2時39分 再 開 午後2時41分 ◎水野委員長 休憩 開議 それでは、休憩前に引き続き再開いたします。 本委員会に付託されました請願は1件であります。 請願第9号、公共事業を防災・生活関連予算に転換し、国道41号及び木曽川の国による整 備・管理について意見書提出を求める請願書を議題といたします。 紹介議員がこの委員会にお見えになりませんが、私のほうで読み上げましょうか。 請願事項は、1.国民の安心・安全につながる国道41号及び木曽川水系、木曽川の整備・ 管理は、国の基本的責務であり、地方に移管することなく、国の責任において行うこと。2. 公共事業費の予算配分を防災・生活関連維持管理に重点配備することであります。 どのように計らいますか、ご発言を求めます。 なければ暫時休憩いたします。 午後2時42分 再 開 午後2時50分 ◎水野委員長 休憩 開議 それでは、再開いたします。 この請願の取り計らいについてご発言を求めます。 採決するという方向でよろしいでしょうか。 〔「異議なし」の声起こる〕 ◎水野委員長 それでは、採決を行います。 請願第9号について、採択することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。 〔賛成者挙手〕 ◎水野委員長 挙手多数。よって、請願第9号は採択に決しました。 以上で、本委員会に付託されました案件はすべて議了いたしました。 -25- + + これをもって委員会を閉じます。 大変お疲れさまでございました。 午後2時51分 + 散会 + -26- + 本委員会の顛末を記載し、相違ないことを証するため、ここに署名する。 平成 年 月 日 建設経済委員長 + -27- + 建設経済委員会 本委員会に付託(送付)された事件及び審議結果 議案番号 第51号議案 件 付託(送付)年月日 名 犬山市民農園の設置及び管理に関す る条例の制定について 平22.9.15 犬山市地区計画の区域内における建 第54号議案 築物等の制限に関する条例の一部改 〃 正について 尾張北部都市計画犬山下水道事業受 第55号議案 益者負担に関する条例の一部改正に 〃 ついて 第56号議案 第58号議案 第61号議案 + 第62号議案 犬山市企業職員の給与の種類及び基 準に関する条例の一部改正について 平成22年度犬山市一般会計補正予算 (第3号) 平成21年度犬山市一般会計及び特別 会計の決算の認定について 平成21年度犬山市水道事業会計の決 算の認定について 〃 〃 〃 〃 審議結果 原案可決 (全員一致) 原案可決 (全員一致) 原案可決 (全員一致) 原案可決 (全員一致) 原案可決 (全員一致) 認定 (全員一致) 認定 (全員一致) 審査年月日 平22.9.17 〃 〃 〃 〃 〃 〃 + 公共事業を防災・生活関連予算に転 平22請願第9号 換し、国道41号及び木曽川の国によ る整備・管理について意見書提出を 〃 採択 (賛成多数) 〃 求める請願書 -28- +
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