地域資源名珪砂(硝子用原料）鉱工業品又は鉱工業分野日本シリカ工業株式会社お問合せ先〒699-2514 大田市温泉津町福光ロ１５０番地ホームページ http://www.nihonsilica.com/index.htm# NO Ａの生産に係る技術電話 0855-65-2822 FAX 0855-65-2823 [email protected] e-mail 日本シリカ工業検索地域資源の概要＜珪砂とは＞主に石英粒からなる砂で、花崗岩(かこうがん)などが風化して生じたものです。珪石を粉砕した人工珪砂もありますが、温泉津町で産出される珪砂は非常に品質が良く、不純物、バラつき等が少ない天然鉱物です。硝子用原材料として用いられるほか、鋳造用、建材用などにも使われます。＜製品紹介＞大田市温泉津町井田にある三子山鉱山から、珪砂の元になる原砂を温泉津町福光の工場に運び、精製して、様々な珪砂を製造しています。主製品である硝子原料用珪砂は、温泉津港から、船で京都府舞鶴港に運ばれ、日本板硝子㈱舞鶴工場へ運搬、溶解されて、自動車用硝子及び液晶硝子に加工されます。（製品品質表）組　成粒　度　（％）　ミクロン SiO2 Al2O3 Fe2O3 ｼﾘｶｱﾙﾐﾅ鉄 NSK20 95 1.6 0.16 0 3.4 35 30 20 9 2 0.3 0.3 NSK25 95 1.8 0.17 0 1.7 16 34 26 16 5 1 0.3 NSK40P 94 2.6 0.2 0 0 13 14 16 32 23 2 0.1 製品名 1180 850 500 425 355 250 125 75 PAN 微砂A 83 9.5 0.5 0 0 0 0.4 1 3 40 43 13 微砂C 89 4.5 1.5 0 0 0 0.5 1 10 25 57 6.5 NSK50A7 89 5 0.6 0 0 1 1.7 5 26 66 0.2 0.1 NSK50A11 82 10.5 1.2 0 0 9 10 14 25 35 6 1 NSK50A11M 83 10.5 0.15 0 0 12 10 14 25 34 5 0.5 NSK粘土 70 16 2 0 0 1 1.5 1.5 5 15 30 46 （生産概要）各種珪砂　月産10,000トン（板硝子用60%、鋳物砂用40%) ＜水洗工場＞原砂を水洗及び分級し、水洗珪砂を製造します。関係者の声＜新水洗工場＞温泉津珪砂が原料として製造されてている自動車用硝子は、国内自動車の約２０％で使用されていると考えられます。磁力選鉱装置を使また、温泉津珪砂が原料として使用用して、珪砂を脱鉄されている液晶硝子は、スマートフォンします。等で使用されています。温泉津町の天然珪砂は、重要な国内地下資源で、その特性を生かしながら、大切に使用していきたいと思います。管理部長　布広貴志さんトピックス、表彰、特許の取得、補助事業・アドバイザー制度の活用事例等 ○自動車硝子に｢ＮＳＧ｣の刻印があれば、その硝子は日本板硝子株式会社製の証です。すなわち日本シリカ工業製の珪砂が使われている証でもあります。 ○(H18)ふるさと大田産業振興アドバイザー（今田潔氏） 3