ステークホルダー・ダイアログ 「大成建設のCSRを

ステークホルダー・ダイアログ (2006年5月26日 開催)
「大成建設のCSRを問う〜期待と課題〜」
大成建設は、2002年よりステークホルダーミーティングを開催してきました。今年は、ステークホルダー
とのコミュニケーションを深化し、大成建設のCSR経営をさらに推進すべく、より一歩踏み込んだダイア
ログ(対話)形式としました。地球環境、社会性分野、コンプライアンス等の各分野の第一線でご活躍中の
方々6名と、当社CSR委員会委員長他9名の当社側メンバーとが率直な意見交換を行いました。
ステークホルダー・ダイアログに先立ち、建設業
Q:廃棄物を51種類に分別している状況を見ま
への理解を深めて頂くために、大成建設の代
したが、最終的にはどれぐらいのリサイクル
Q:グリーン調達は行っていますか?
表的な建設作業所として霞ヶ関にある
「中央合
率をめざしていますか?
A:設計段階で取り組んでいますが、さらに増
同庁舎第7号館整備等事業建設工事作業所」
A:現在施工中のため、数値は把握していませ
確認も行っています。
加させたいと考えています。
の見学会を開催しました。高瀬・青木両作業
んがリサイクル率100%を目指しています。そ
Q:保存している江戸城の石垣を展示するよう
所長以下、作業所スタッフ及び設計スタッフか
の方策として、リサイクルの推進をはかるため
ですが、本来は元からあった石垣のライン
らのプロジェクト概要、建築工事の概要説明
分別数を約70品目に増やすことや廃棄物
等のルートがわかるようにすべきではないで
後、作業所内での外装板の取り付け状況、江
の発生量を少なくする活動を行っています。
しょうか?
戸城外堀の石垣の保存状況、廃棄物の収集・
なお、一般的な建築作業所の廃棄物の分
A:完全に再現することはできませんが、学術的
分別ヤード及び専門工事業者の通門管理シス
別数は約11品目程度です。また、廃棄物の
な検討を行って、当時の石垣が建っていた
テム
(生体認証)
を見学して頂きました。
分別段階で埋め立て処理品目を明確化
位置などがわかるようなランドスケープを
し、埋め立て処理品となる材料の使用を
計画しています。
見学後、以下のようなステークホルダーの質問に
抑える等の努力をしていますが、リサイ
対して作業所スタッフ、設計スタッフからの回答
クルできずに最終処分場で埋立られる場合
その他、職長会でごみの分別とか安全管理について
がありました。
もあるので、適正な最終処分場であるかの
教育が徹底して行われている等の説明がありました。
事務所内での概要説明
建方ヤード見学風景
廃棄物の収集・分別ヤード見学風景
中央合同庁舎第7号館の概要
■ 施設
敷地面積: 24,232.1m2
建築面積: 13,556.4m2
延床面積:253,424.5m2
官庁棟:地上33階+搭屋、地下2階
官民棟:地上38階+搭屋、地下3階
保存棟:地上6階+搭屋2階
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大成建設CSR報告書
2006
■ 環境配慮事項
・ 「グリーン庁舎」を目指す国の庁舎部分をはじめとし
て、施設全体で環境配慮を追求
・ 旧文部省庁舎の一部保存・改修、江戸城外堀の石垣
保存等、まちの歴史と記憶を伝承
作業所見学に引き続き、午後からは大成建設の本社にてダイアログを開催いたしました。
(ファシリテーター:大和総研
ファシリテーター
河口真理子氏)
ステークホルダーダイアログに参加していただいた方々
大和総研 経営戦略研究所
主任研究員
ニッセイ基礎研究所
上席主任研究員
GRI理事
環境監査研究会代表幹事
弁護士(石井法律事務所)
国土交通省中央建設工事紛争
審査会特別委員
河口 真理子氏
川村 雅彦氏
後藤 敏彦氏
佐藤 りえ子氏
フランス政府公認建築家
一級建築士
(SKM設計計画事務所)
滋賀県立大学環境科学部教授
柴田 いづみ氏
エコマネジメント研究所
代表取締役
森下 研氏
CSRを考える上で重要なことは?
後藤:日本ではコンプライアンス重視ですが、国際的
Check,Action)すべてを報告することがCSRとして
河口:CSRとは、企業の内側と外側から企業のあり
にはそうではありません。ましてCSR=コンプライアン
報告することではないでしょうか。
方を再確認することだと思います。内側からと本業の
スではありません。それを超えた別のものであるとい
佐藤:企業が個人と並んで、またはそれ以上に社会
ミッション、外側からとはステークホルダーの声に耳を
う認識が必要です。
に貢献していかなくてはならないという認識がありま
傾けること。その観点で、今大成さんに期待したい
川村:ポイントは2つあります。企業にはそれぞれの業
す。しかし、企業がどのような取り組みを行っている
ことは、
「安心できる建物」
。
種が持つミッションがありますが、本業を全うすること
のかは一般にわかりにくいのでこうした報告書で発信
建物の安全性や耐震性は自分ではチェックできない
とCSRとは別のものです。CSRは、本業の中でポジ
するのは価値があると思います。
ので、業界のリーダーとして安心できる形で説明して
ティブにどれだけステークホルダーの価値を高めるか
柴田:企業として本業を離れてでも社会に貢献する
いただきたいですね。
ということです。もう1つは、体制や組織だけではなく、 という姿勢が欲しいですね。
何が問題で、何の課題をどう改善していくかを語る
森下:業界のリーダーとして困難な課題に対してできる
大成:大成建設という一企業としてやるべきこと、で
きることとできないことの線引きは、難しいことですが、
のが重要ではないでしょうか。PDCA
(Plan,Do, ところから、例えば実態調査からでも取り組んで欲しい。 CSRを実行するうえで必要なことです。
大成におけるコミュニケーションのあり方は?
柴田:過去のダイアログで指摘された問題点がその後
のネガティブ情報を開示していきたいと思っています。 開示するときの社内的な基準があるのかどうかとい
いかに改善されたのかという点も重要だと思います。
川村:ネガティブ情報開示をすすめることは意義があ
うことです。
大成:どのように本業で社会貢献をしているかを入
ることですが、2点質問があります。事実だけ出す
大成:事実と対応を両方出さなければ意味がない
れていきます。昨年の報告書でネガティブ情報の開
のでしょうか。それともこれに対する対応まで含め
と考えています。ネガティブ情報を開示するルールは
示が少ないという指摘がありました。今年はより多く
て出すのでしょうか。もう1つは、ネガティブ情報を
決めています。
談合問題をどう捉えるか?
森下:談合問題は、いまや大きな社会問題です
設業に必要な高度な技術やその蓄積が世間一
底の方法、コンプライアンス委員会の運営、社員
が、正直なところ、談合と決別して成り立っていく
般の人に理解されてないからではないでしょうか。 からの報告制度における情報の上がり方などに
のでしょうか。やっていけるのでしょうか。
後藤:グローバリゼーションの中で政府や企業の
ついてお伺いしたいです。
大成:談合問題は建設業だけではないと思いま
役割分担の見直しがすすんでいます。入札と談
後藤:コンプライアンスとは永遠に達成できない命
すが、日本の国全体の仕組みが談合のようなや
合に代わる仕組みの提言まで大成建設としてC
題であり、不断の改善が必要です。コンプライア
り方で運営されてきた部分があります。一社だけ
SR報告書の中で主張して欲しいと思います。
ンスは経営者側で、
「これは企業価値を上げるた
の取り組みではなく、社会という1つのシステムの
河口:業界の仕組みの中で一社だけ抜け駆けで
めに必要な支出、もっと言えば投資なんだ。
」
とい
中で考えていかねばならない問題であり、社会の
きるのでしょうか。しかし逆に言えばそれを突き
う意識を持つことが重要です。
中で契約制度などができ上がっていかなくてはな
破るような提案を出していただいて、談合のいら
大成:コンプライアンス委員会はできたばっかりで、
らないと思っています。技術的なものを含めた入
ない仕組みを構築するという意気込みをみせて
どうしたらいいか社外の有識者に聞きたいという
札になれば、談合はなくなっていくと思います。
いただきたいと思います。
姿勢です。今は問題が立て続けに起こっている
森下:今の説明を業界団体としてではなく、大成
佐藤:これまでも法令遵守に取り組んできたはず
ため、いわば緊急事態であると認識しています。
建設としての見解をこの報告書で述べてもらいた
であるにもかかわらず、談合・独禁法問題が繰り
今、必要なことは、会社の従業員として守るべき
いです。
返し発生しています。徹底していなかったのでは
規則を再度徹底することです。
国民が談合に厳しく批判的な態度をとるのは、建
ないでしょうか。今後の企業倫理、法令遵守徹
大成建設CSR報告書
2006 50
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地震に対する備えはどうなっているか?
柴田:BCP(Business Continuity plan;事業継
員とその家族に対応しています。BCPは就業中の
問題ないことを確認しています。ただし、これをチャ
続計画)
についてどう取り組んでいるのか説
マニュアルとは別にしています。
ンスにビジネスに利用していると捉える人がいるの
明してください。非常時のデータバックアップ、従業
河口:耐震偽装問題についてはどうでしょうか。
で、当社としては公表していません。
員の安全面はどうなっているのでしょうか。また、 大成:耐震については、当社の耐震ネットというホー
(Community Continuity Plan;まちの継続
ムページでわかりやすく説明しています。偽装事件
計画=造語)という考え方も重要だと思います。
以来、信頼のおけるところでの診断や補強工事を
大成:大成建設のBCPは、内閣府の考えに対応し
ということで我々のところにも問合せが増えていま
て構築しています。建設業には2面性があり、お客
す。診断をしないと本当に安全かどうかはわかりま
様(顧客)
と共に社会インフラに直接対峙していま
せん。当社は営業を通しての依頼で診断等の業
す。建設業としての自助と地域との共助にどうバラ
務を実施していますが、一般的な問合せがあった
ンスをとるかが課題です。非常時データについては
場合には、こういう機関がありますという紹介をして
大阪と東京で二重化して保全されています。人の
います。大成建設では当社設計、他社設計を含め
安全面では、大規模災害マニュアルに沿って全社
て自社施工の建築物の計算書を全てチェックして
後藤:問題なかったということを積極的に公
表すべきだと思います。
環境保全にどのように取り組んでいるか?
柴田:ヒートアイランド問題対策として、クールウォ
と考えているが、生物多様性については4%の
物多様性が損なわれているようです。
ール等を使うことを使命として建物を作る企業の
人しか重要と考えていないというアンケート
森下:生物多様性は、
3年から5年後に確実に問
存在自体が社会にとってプラスになるという考え方
結果がある。生物多様性は重要なので、もっ
題になるテーマです。
があると思います。
と報告書の中でも採り上げて欲しいと思いま
大成:よく承知しております。環境方針に謳ってお
大成:開発および建設計画を進める場合、計画
す。
り、実質な問題としては計画設計段階および施
地域の環境をどう読み取って、どう活かして、計画
柴田:会社として、もっとそういうキーワードや
工段階で対応はしていますし、海外でのプロジェ
に自然をどう取り込んでいくかという視点で日常
概念を社会に対して発信してよいのではない
クトや国内の多くのプロジェクトで実際に生物多
的に携わっています。出来た計画が環境にどのよ
でしょうか。
様性の取り組みを実施し、社外からも評価されて
うに影響を与えるのかというアセスメント的なこと
川村:規模を維持するには、国内だけではジ
います。公益信託基金で、かなり生態系保全の
にも取り組んでいます。生態系にどう配慮したか
リ貧になるので海外展開が重要になると思い
支援をしています。生物多様性への社内の指針
言葉だけではなく、実施後の観察をする仕組み
ます。それにあたり、規制の弱い途上国で、 等は検討して参ります。
も持っています。
生態系の観点から環境問題をどのように考え
河口:環境土壌汚染について、最近法律ができて
河口:御社の環境対策に関しては、サイトのゼロ
ていくのかを会社として整理しておくべきで
きて重要なテーマとなっていますが、その対応につ
エミや、省エネビルなど、すでに随分取り組んで
はないでしょうか。
いてはいかがでしょうか
いるという印象があります。これに対して、日本
後藤:世界規模で大規模プランテーションが生物
大成:建設業は土を扱う仕事ですので、汚染され
企業全般的に取り組みが遅れている分野に生
多様性を破壊しているという説があります。というの
た土を不適切な扱いによって拡散させないという
物多様性があります。建築や土木工事などは、 も石油の値上がりであらゆる作物が、現地の人が
ことを基本にしています。土壌汚染対策について
土地や生態系に影響を及ぼす事業であり、とり
食料とするものまで、エタノールに転換されはじめて
は、法律で必ずやらなければならないわけではあ
わけ生物多様性の保全を重要な環境対策に位
いるからです。この動きが環境に大きな影響を与え
りませんが、環境問題を引き起こさないということ
置づけて欲しい。
ています。
が大成建設の建設業としての大事な役割とひとつ
後藤:地球温暖化については75%の人々が重要
柴田:日本でも、放置されている山林における生
であり、必ず調査して、処置をしています。
下請業者の育成をどう考えるか?
51
広い業種だが、下請け会社をどう育てていくの
佐藤:この5〜6年で倒産・破産している会社や
でしょうか。こうした下請け業者に対して、良い労
個人は建設業が非常に多いです。建設で食べ
働条件の確保を働きかける、などの取り組みが
てきた人々の生活の基盤をどうするか、日本の
今求められています。今日、霞ヶ関の現場を見
社会全体から変えていかないといけません。大
ても非常に多くの下請け業者が出入りしている
成は一企業であるから株主志向、利益志向に
のが分かりました。現場管理という面での統制
ならざるを得ず、理想論として掲げるとしても現
は非常に厳しく、他業種に比べて先進的なこと
実の取り組みには限界がありそうだと思います。
森下:サプライチェーンの労働問題がCSRでも
をしています。しかし3年先、
5年先にその優位性
柴田:下請け業者に対しても、彼らの仕事がプ
大きなテーマとなっています。建設業は裾野が
や先進性が維持できているかはわかりません。
ロジェクト全体にどう関わっているのか開示し
大成建設CSR報告書
2006
ていくことは重要です。スーパーゼネコンには相
請業者はドメスティックで、地域性が非常に狭
っている巨大産業である。建設工事全体が5
応の責務を果たしていく義務があります。
く、移動性がないという大きな特殊性がある。
0兆円を切るという状況になっても数は変わ
大成:今後は下請業者の絞り込みということ
定着率も低い。当社単独で育成するには限界
っていません。その枠の中で育成をしていく
をやって行かなければならない。建設業の下
がある。また、業者50万社、600万人が関わ
のは非常に大変です。
大成建設のCSRに望むこと
川村:報告書の発行目的をはっきりさせ、PDC
て、次に何を目指すのか。景観等、昔は配慮
大成:会社法が施行され、コンプライアンスの重
A
(Plan,Do,Check,Action)の特にCとAも
されてなかったこともいまでは配慮するようにな
要性とそれを含めたガバナンスのあり方につい
内外に示して欲しい。それが重要です。
った。まだ法律になっていないことでも、会社
て問われるようになりました。外部環境の変化
後藤:生物多様性が日本で認識されていない
として半歩なり、一歩なり進んだことをやること
を踏まえて、ご意見でもいただいたPlan、Doだ
中で、技術を持っていて先進的なことをやって
を検討して欲しいと思います。
けでなくCheck、Ac
t
i
onをしっかりと本質的に
いるゼネコンですから、やっていることは報告
河口:ゼネコンの下請け構造の改善は大きな
取り組んでいきたい。そういう意味で今年は大
書の中で見えるようにしてもらいたい。
テーマです。ただし、製造業と違って、建設業
成建設のCSR元年です。
森下:業界のリーダーとしてサプライチェーンと
のサプライチェーンはいわば蟻
共存共栄の経営を行って欲しい。
の行列のようなもの。繋がって
柴田:大成がそこまでやるならうちもやろう、そ
いるようで繋がっていない。だ
こまでやっているなら共同研究したいという方
から取り組まない、ではなく、
が出てくると思います。また、クレーン等を見て
独自のサプライチェーンマネジ
あこがれる子供たちが将来、いい作業をしてく
メントを考案していただきた
れるかもしれません。楽しく企業をアピールし
い。そうした大成建設として独
てください。また工事中の仮囲にも社会に対し
自のメッセージをより多く発信
ての景観や環境保全が必要でしょう。
すればインパクトのあるものに
佐藤:法令遵守は最低限当たり前のことであっ
なるでしょう。
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大
成
建
設
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S
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を
問
う
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期
待
と
課
題
〜
﹈
〜ステークホルダー・ダイアログに参加して〜
当社では今年、ステークホルダー・ダイアロ
術産業である建設業の肯定的なイメージが社
今後も、今回のようなステークホルダーの皆様
グ
(対話)
を開催し、
「大成建設のCSRを問う〜
会に対して十分伝わってはいないのではないか
と社員による対話の機会を積極的に設け、当
期待と課題〜」
というテーマの下、
CSRに関連
という思いを強くしました。
社のCSR経営推進の糧とさせていただきたい
する各分野でご活躍されている6名の社外有
当社は、安全で快適な社会基盤と生活環境の
と考えております。
識者の方々からご意見・ご指摘をいただくとと
整備という重要な社会貢献を通じて成長して
もに、当社の関連各部門責任者8名及びCS
きた会社であり、今後もそのスタンスがなけれ
R委員会委員長である私が参加し、当社とし
ば企業としての持続的発展は維持できないと
ての考え方・取り組みについて率直に発言さ
認識しております。社長が法違反(談合)は行わ
せていただきました。
ないと明言しているのも、その点に関する強い
皆様からのご意見・ご指摘を直かに伺い、建
認識があるからでございます。
設業におけるコンプライアンス、取り分け談合
私共は、談合問題によって傷ついたブランドイ
問題に関する社会の関心の強さを改めて認識
メージを一刻も早く回復し、
「大成のコンプライ
しますとともに、談合問題のダーティーなイメー
アンスは大丈夫だ」
と社会から強く信頼される
ジの強さにより、本来は高度な技術を要する技
企業にならなければならないと思っております。
ス
テ
ー
ク
ホ
ル
ダ
ー
・
ダ
イ
ア
ロ
グ
代表取締役副社長・CSR委員会委員長
詫間 博康
【大成建設からの出席者】
阿久根 操
(執行役員経営企画部長)
杉崎 良一
(耐震推進部長)
大澤 豊司
(総務部長)
佐藤 和郎
(土壌環境事業部長)
松田 稔雄
(法務部長)
西村 正和
(環境計画・アセスメントグループリーダー)
前川 邦男
(安全部長)
大竹 公一
(環境マネジメント部長)
大成建設CSR報告書
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