No.TC02-06 トレンチバッグ土留め工法(エアーバッグ工法) 4.作業フロー 1.はじめに トレンチバッグ工法は、気密性の袋体(エアーバッグ)を用いることで、従来工法より簡便に土留めが行えることを 目的に開発したものです。 掘削・バッグ設置 溝掘削 2.工法の概要 エアーバッグ設置 (1)工法の説明 (萎んだ状態で溝内にセット) パイプライン敷設工事においては、開削により矢板と切り梁を用いた土止め工法が一般的である。この方法の場 合、掘削溝内に管を吊り下ろす際に作業者が溝内に入り切梁の撤去および再設置を行う必要があった。そこで、 溝掘削を行うと同時に、袋状のエアーバッグを開削部に設置し、適正圧の空気を注入し、土留めの機能を持たせ ることにより、管敷設工事の省力化・効率化を目的に開発した工法です。 エアー給気 (エアー注入圧:2N~3N) 工法概念図・施工写真 トレンチバッグ工法 エアー注入 応用工法 管吊り込み (エアーバッグ撤去・再設置) エアー排気 パイプ吊込み バッグ再設置 (エアーバッグ撤去) 埋め戻し仮復旧 5.コストメリット 掘削幅 実 績 従来工法に対し10cm縮小 効 果 掘削土量、埋戻し骨材量削減 安全性 土止め、及び、管吊り込み作業が地上操作で可能 溝内作業の排除 6.施工実績 3.工法の特徴 お問い合わせ下さい。 ・ ・ ・ ・ ・ 上下二段のバッグ相互の盛替えで、土留めが堅固に行えます。 掘削幅を従来より狭くすることができ、掘削及び埋め戻し土量を減らすことができます。 コンプレッサーや給気用ブロワーによる空気注入により、スピーディな土留め作業が可能です。 危険を伴う溝内作業が少なくなり、安全性が高まります。 軽量で持ち運びや設置に伴う取扱いが簡単にできます。 Copyright ⓒ 2012 NIPPON STEEL & SUMIKIN Pipeline & Engineering Corporation All Rights Reserved
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