配偶者暴力に関する統計資料(平成27年中)

配偶者暴力に関する統計資料(平成27年中)
1 配偶者からの暴力事案の過去5年間の受理件数と被害者の性別
500
390件
357件
400
435件
【特徴】
※ 法改正により、平成20年1月11日から「生命等に対する脅
迫」を受けた被害者からの相談等についても計上している。
※ 法改正により、同居する交際相手からの暴力についても
DV防止法の対象となった。(平成26年1月3日施行)
※平成27年中の受理件数は、過去最多となった。
439件
215件
300
200
349
379
424
427
8
11
11
12
214
100
1
0
平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
男性
女性
2 被害者と加害者の関係(件数、%)
元夫婦
40件, 9%
元内縁関係,
6件, 1%
同居交際
35件, 8%
平成26年中
同居交際
19件, 4%
元同居交際,
7件, 2%
元夫婦
41件, 9%
元内縁関係,
4件, 1%
平成27年中
元同居交際,
6件, 2%
内縁関係
35件, 8%
夫婦, 297件
68%
夫婦, 334件
76件 %
内縁関係
50件, 12%
【特徴】
平成26,27年中とも夫婦関係にある者からの相談が大半を占めている。
平成26年1月3日の改正法施行以降、同居する交際相手(元同居含む)からの暴力もDV防止法の対象となった。
3 被害者と加害者の年齢構成
150
125
100
平成26年中
131
112
加害者
104 102
被害者
80
49
50
【特徴】
被害者は20代が最も多く(約29%)、次いで30代(約
26%)となっており、加害者は30代が最も多く(約30%)、
次いで40代(約24%)となっている。
29 30 29 35 29
6 9
0
~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~
140 146
150
平成27年中
114 105
加害者
91
100
61
53
32 30 29
50
39
被害者
30
2 6
0
~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60~69 70~
【特徴】
被害者は30代が最も多く(約33%)、次いで40代(約
24%)となっており、加害者は30代が最も多く(約32%)、
次いで40代(約26%)となっている。
4 配偶者からの暴力事案に対して執った措置
措 置
平成26年中
平成27年中
配偶者暴力防止法による検挙(保護命令違反)
1
3
配偶者暴力防止法以外の法令による検挙※1
79
105
加害者への指導警告
213
270
警戒活動
32
17
被害者への防犯指導・防犯器具貸出し
381
283
警察本部長等の援助※2
121
112
関係機関への連絡
87
114
保護命令制度の説明
346
312
その他
97
92
【特徴】
平成27年中は、事件検挙と加害者への指
導警告が大幅に増加した。
※1 検挙罪名の内訳:平成26年中~傷害、暴行、暴力行為、住居侵入、脅迫、監禁、器物損壊、有印私文書偽造等
※1 検挙罪名の内訳:平成27年中~傷害、暴行、暴力行為、住居侵入、脅迫、殺人未遂、公務執行妨害、銃刀法
(事件発生により認知した事案や、相談なく殺人事件に発展した事案を含む。)
※2 援助の内訳:被害を自ら防止するための措置の教示、住所居所を知られないようにするための措置、被害防止交渉を行う場所
としての警察施設の利用等
5 配偶者暴力防止法に基づく保護命令発令状況
平成26年中
60
平成27年中
54
46
50
46
41
40
40
35
35
30
30
30
20
19
20
11
14
9
10
0
※ 「親族等への接近禁止命令」「電話等禁止命令」は、平成20年1月11日の改正法施行日から開始。
※ 「電話等禁止命令」「子への接近禁止命令」「親族等への接近禁止命令」は、「被害者に対する接近禁止命令」が発令された場合
にのみ発令される。