神戸税関は、兵庫県と四国・中国（山口県を除く）地方を管轄しており、本関（神戸市）のほか１５の支署において秩序ある貿易の推進に努めています。 ◇問い合わせ先◇ 神戸税関総務部人事課人事第１係〒650-0041 神戸市中央区新港町１２−１ Tel：078-333-3013 http://www.customs.go.jp/kobe/ 税関の仕事って何？？ ◎ 安全・安心な社会の実現税関は、輸出入の規制物品を最終的にチェックする機関として、覚醒剤、麻薬、銃砲等の社会悪物品や知的財産侵害物品などを水際の第一線で取り締まっています。 ◎ 適正かつ公平な関税等の徴収輸入品には、関税や消費税などの税金がかかり、税関はこれを徴収しています。税関は国税収入の約１割を徴収する歳入官庁として重要な役割を果たしています。 ◎ 貿易の円滑化税関においては、増え続ける輸出入貨物に係る税関手続きのＩＴ化を一層進めることで、通関手続きの簡素化・効率化、利用者利便の向上に取り組んでいます。先輩からのメッセージ私は現在、監視部歩留部門で勤務しており、外国から来た貨物が保管されている工場を訪問して貨物の流れや製造工程の確認、書類の検査などを行っています。業務の中で化学式や反応式が出てくることも多く、今まで培ってきた専門知識を活かすことができ、大変やりがいを感じています。また、これまでの職場では、貨物を検査する際に使用する X 線検査装置などの科学技術を活用した様々な検査機器の開発にも携わりました。技術職の方も専門分野を十分に活かすことができる職場なので、興味のある方は一度、税関にお越しください。【平成１６年度Ⅱ種化学】 ≪人事院四国事務局管内における支署≫ ★徳島県（小松島） ★香川県（坂出） ★愛媛県（松山・今治・新居浜） ★高知県（高知） ◇職場の魅力・やりがい◇ 税関はその名のとおり、税金を徴収する（経済発展を支える）税的な仕事と、けん銃、麻薬等を国内に流入させないよう水際で取り締まる（治安を守る）関所的な仕事を併せ持っており、職員は日々、やりがい、誇り、そして緊張感を持って仕事に取り組んでいます。また、税関の業務は外国と密接な関係があるため、あなたが持っている国際感覚を生かせる仕事が多くあります。業務内容は、麻薬探知犬ハンドラー、輸入者への立入調査、貿易統計の作成・発表や輸入貨物についての化学分析等多岐にわたっているので、自分に合った仕事を見つけられるはずです。 ◇採用後の処遇◇ 採用研修（大卒程度：約２ヶ月半、高卒者：約６ヶ月）終了後、海港や空港等の職場に配属され、幅広い実務を経験します。また、財務省本省に出向して関税政策の第一線で企画・立案に携わったり、国際機関等で勤務したりする機会もあります。上位ポストへの任用は、各人の適性、能力等によって行われ、実力次第で税関幹部のポストに就くことができます。また、研修制度も充実しており、集中して様々な研修を受講できます。例えば、採用研修のほかに、職務に応じた実務研修や語学研修（英語、中国語、韓国語等）などがあります。私は現在、境税関支署の通関担当部門に勤務しています。通関部門では、適正な税金の徴収並びに偽ブランド品や不正薬物等の社会悪物品の密輸出入阻止等を目的として、輸出入貨物の審査・検査を行っています。日本の安全・安心な社会の実現のために重要な役割を担う現在の仕事に、大きなやりがいを感じています。この他にも幅広い業務があり、様々な経験を積みながら業務に取り組むことが出来ます。仕事に誇りとやりがいを持てる税関で、皆さんも是非一緒に働きましょう！【平成２３年度Ⅱ種行政】