ダイワ/モルガン・スタンレー新興4カ国不動産関連ファンド

Monthly Fund Report
投資者の皆さまへ
ダイワ/モルガン・スタンレー新興4カ国不動産関連ファンド
-成長の槌音(つちおと)-
追加型投信/海外/資産複合
信託期間 : 平成22年3月5日 から 平成32年3月4日 まで 決算日
: 毎年3月4日および9月4日(休業日の場合翌営業日)
基 準 日 : 2016年12月30日
4744
回次コード :
※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
≪基準価額・純資産の推移≫
基準価額
純資産総額
9,190 円
585百万円
11,000
基
準 10,000
価
額
9,000
円
8,000
210
180
純
資
150 産
総
120 額
90
7,000
60
6,000
30
5,000
設定時
12/6/11
14/9/12
億
円
)
%
%
%
%
%
%
%
%
12,000
240
(
ファンド
+1.3
-0.0
+11.9
-10.0
+4.0
+45.8
-10.0
-5.9
純資産総額
分配金再投資基準価額
基準価額
( )
期間別騰落率
期間
1カ月間
3カ月間
6カ月間
1年間
3年間
5年間
年初来
設定来
当初設定日(2010年3月5日)~2016年12月30日
13,000
2016年12月30日現在
0
16/12/27
※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。
※基準価額の計算において、実質的な運用管理費用(信託報酬)は控除しています(後述のファンドの費用をご覧ください)。
※「期間別騰落率」の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間とし、当該ファンドの「分配金再投資基準価額」を用いた騰落率を表しています。
※実際のファンドでは、課税条件によって投資者ごとの騰落率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮していません。
≪分配の推移≫
≪主要な資産の状況≫
※比率は、純資産総額に対するものです。
(1万口当たり、税引前)
決算期(年/月)
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
第6期
第7期
第8期
第9期
第10期
第11期
第12期
第13期
分配金合計額
(10/09)
(11/03)
(11/09)
(12/03)
(12/09)
(13/03)
(13/09)
(14/03)
(14/09)
(15/03)
(15/09)
(16/03)
(16/09)
分配金
0円
0円
0円
0円
0円
100円
0円
0円
0円
150円
0円
0円
0円
設定来: 250円
※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決
定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するもの
ではありません。分配金が支払われない場合もあります。
組入ファンド
運用会社名
ファンド名
合計98.5%
比率
モルガン・スタンレー・
インベストメント・マネジメント
新興4カ国リアルエステート・ファンド
(適格機関投資家限定)
96.6%
大和証券投資信託委託
ダイワ・マネーストック・マザーファンド
1.9%
≪組入ファンドの資産の状況≫
※比率は、各組入ファンドの純資産総額に対するものです。
新興4カ国リアルエステート・ファンド(適格機関投資家限定)の資産構成
国・地域別構成
合計99.5%
通貨別構成
36.0% 香港ドル
中国
25.7% 南アフリカ・ランド
香港
17.5% ブラジル・レアル
南アフリカ
10.2% シンガポールドル
ブラジル
8.3% 米ドル
シンガポール
1.8% インド・ルピー
インド
日本円
業種別構成
合計99.5%
組入銘柄数
80.5%
不動産事業会社
19.0%
不動産投資信託
合計100.0%
57.9%
17.5%
10.3%
8.3%
4.5%
1.8%
-0.2%
22銘柄
※国・地域は法人登録国です。
※業種分類につきましては、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントが決定しております。
ダイワ・マネーストック・マザーファンドの資産構成
合計100.0%
資産
コール・ローン、その他
100.0%
■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものです。当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価
額は大きく変動します。したがって投資元本が保証されているものではありません。当ファンドの取得をご希望の場合には投資信託説明書(交付目論見書)を販売会社よりお渡し
いたしますので、必ず内容をご確認の上ご自身でご判断ください。後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
1/5
組入上位10銘柄
銘柄名
CHINA OVERSEAS LAND&INVEST
GROWTHPOINT PROPERTIES LTD
CHINA RESOURCES LAND LTD
LONGFOR PROPERTIES
GLOBAL LOGISTIC PROPERTIES L
BR MALLS PARTICIPACOES SA
SHANGHAI LUJIAZUI FIN&TRAD-B
REDEFINE PROPERTIES LTD
COUNTRY GARDEN HOLDINGS CO
IGUATEMI EMP DE SHOPPING
国・地域名
香港
南アフリカ
中国
中国
シンガポール
ブラジル
中国
南アフリカ
中国
ブラジル
業種名
不動産事業会社
不動産投資信託
不動産事業会社
不動産事業会社
不動産事業会社
不動産事業会社
不動産事業会社
不動産投資信託
不動産事業会社
不動産事業会社
合計88.4%
比率
25.7%
13.8%
13.1%
10.6%
6.8%
6.1%
3.8%
3.6%
3.0%
1.8%
※比率は、新興4カ国リアルエステート・ファンド(適格機関投資家限定)の純資産総額に対するものです。
※国・地域名は法人登録国です。
※業種分類につきましては、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントが決定しております。
※同銘柄名であってもIDが異なる場合は別建で計上しています。
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
≪ファンドマネージャーのコメント≫
※以下は、新興4カ国リアルエステート・ファンド(適格機関投資家限定)の運用会社であるモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントによるコメントを基に大和投資信託が
作成したものです。
【市場動向】
新興国不動産証券市場は上昇
12月のFTSE EPRA/NAREIT BICS (Custom) Net Index (税引後配当込み、円換算ベース)のリターンは、
+1.2%となりました。各国市場の動きを見ると、円ベースのリターンでは、最大ウエートの中国が下落しま
したが、ブラジルと南アフリカの上昇が大きくなったことから、全体でもプラスとなりました。
ブラジルは大幅上昇
ブラジルの不動産株式のリターンは、円ベースで+13.8%となりました。国内経済の低迷を受け、中央銀
行は10月に続いて政策金利を引き下げました。オフィスセクターでは引き続きサンパウロ地区における新規
供給による需給悪化が懸念されているほか、商業施設セクターでは小売売り上げの伸びが弱まってきている
ことが相場の重しとなっています。
インドは上昇
インドの不動産株式のリターンは、円ベースで+1.8%となりました。オフィスでは、ムンバイやデリーな
どの主要都市ではテナント需要の改善が継続していますが、空室率は依然高水準です。商業施設セクターで
は、優良ショッピングモールの新規賃貸動向は低下傾向にありますが、当該セクターへの外国資本規制の緩
和によって、今後海外からの投資が期待されることは好材料と考えられます。
中国は下落
中国の不動産株式のリターンは、円ベースで▲3.3%となりました。住宅価格が2016年は11月までで約10%
上昇したことから、中国政府は住宅購入の規制を復活させ、頭金や住宅ローンの基準を厳しくすることで、
上位都市の住宅に対する過熱感を和らげる政策を継続しています。
南アフリカは上昇
南アフリカの不動産株式のリターンは、円ベースで+10.4%となりました。同国の商業用不動産の事業
ファンダメンタルズは安定しており、配当利回りは魅力的なものとなっています。
【ファンドの運用状況】
月間騰落率:+1.3%
中国を除く新興国不動産証券市場が円ベースで値上がりしたことから、基準価額は上昇しました。
運用のポイント
4カ国におけるトップダウンおよびボトムアップ・アプローチによる相対的な割安度に応じて投資戦略を策
定しております。バリュエーションの観点から、中国とブラジルを小幅のオーバーウエート、インドと南ア
フリカをアンダーウエートにしています。パフォーマンスを要因分解すると、南アフリカのアンダーウエー
トがマイナス寄与となりましたが、ブラジルや中国の銘柄選択がプラス寄与しました。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
2/5
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
≪ファンドマネージャーのコメント≫
※以下は、新興4カ国リアルエステート・ファンド(適格機関投資家限定)の運用会社であるモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントによるコメントを基に大和投資信託が
作成したものです。
【今後の展望・運用方針】
市場展望
中国においては景気減速、ブラジルならびに南アフリカについては政治の不安定さが懸念されますが、投
資対象国の不動産のファンダメンタルズは比較的安定しております。最大のウエートを占める中国の商業用
不動産は、主要都市の優良物件を中心に国内外の投資家の根強い需要に支えられています。政治の不安定さ
などが、足元では新興国の不動産株式にも少なからず影響を与えていますが、中長期的には相対的に高い成
長期待を織り込む展開が予想されます。
運用方針
今後の運用方針としては、引き続き独自のトップダウンおよびボトムアップ・アプローチを用いた投資対
象市場および銘柄の調査・分析を行います。保有する実物不動産価値に対して相対的に割安感が強く投資妙
味が高いと推察される銘柄選択を行うほか、投資対象の4カ国に対して当該国内の実物不動産市場動向を勘
案、相対的な割安度を考察し、相対的に割安感が強いと考える国へ積極的に投資する国別配分を行います。
「新興4カ国リアルエステート・ファンド(適格機関投資家限定)」は、FTSE International Limited(以下「FTSE」)、ロンドン証券取引所(以下「取引所」)、Euronext N.V.(以下
「Euronext」)、フィナンシャルタイムズ・リミテッド(以下「FT」)、欧州不動産協会(以下「EPRA」)、全米不動産投資信託協会(以下「NAREIT」)、(以下総称して「ライセンス供
与者」)のいずれによっても、後援、推薦、販売または販売促進されるものではありません。ライセンス供与者は、FTSE EPRA/NAREIT BICS (Custom) Net Index(以下「本指
数」)の使用およびいかなる時点における本指数値の利用から生じるいかなる結果に対しても、明示的か黙示的かを問わず、何ら表明や保証を行なうものではありません。本指数
はFTSEにより編集、算出されます。ライセンス供与者は本指数の誤差脱漏について何人に対しても責任を負わず(過失の有無を問わず)、かつ本指数の誤差脱漏に関してアドバ
イスする義務を負いません。
FTSE®は、取引所とFTの登録商標です。NAREIT®は、National Association of Real Estate Investment Trusts(全米不動産投資信託協会)の登録商標です。EPRA®は、
EPRA(European Public Real Estate Association:欧州不動産協会)の登録商標です。これら登録商標は全てライセンスに基づいてFTSEが使用しています。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
3/5
≪ファンドの目的・特色≫
ファンドの目的
● ブラジル、インド、中国および南アフリカの株式およびリート(不動産投資信託)に投資し、信託財産の成長をめざ
します。
ファンドの特色
1. ブラジル、インド、中国および南アフリカの不動産関連事業を行なう企業の株式(注)およびリートに投資します。
 ブラジル、インド、中国および南アフリカの不動産関連事業を行なう企業の株式およびリートは、都市部の人口増大等による
住宅施設、商業用施設などの需要増大を受け、今後の成長が期待できます。
(注)
「株式」… DR(預託証券)を含みます。
2. 当ファンドは、複数の投資信託証券に投資する「ファンド・オブ・ファンズ」です。
 当ファンドは、複数の投資信託証券への投資を通じて、ブラジル、インド、中国および南アフリカの不動産関連事業を行なう
企業の株式およびリートに投資します。
※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「ファンドの目的・特色」をご覧ください。
≪投資リスク≫
● 当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証さ
れているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属し
ます。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。
「価格変動リスク・信用リスク(株価の変動、リートの価格変動)」、「為替変動リスク」、
「カントリー・リスク」、「そ
の他(解約申込みに伴うリスク等)
」
※ 新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスクなどがあります。
※ 基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。
※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)
」の「投資リスク」をご覧ください。
≪ファンドの費用≫
投資者が直接的に負担する費用
料率等
販売会社が別に定める率
購 入 時 手 数 料
〈上限〉3.24%(税抜 3.0%)
信託財産留保額
ありません。
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
料率等
運 用 管 理 費 用
( 信 託 報 酬 )
投資対象とする
投資信託証券
実質的に負担する
運 用 管 理 費 用
その他の費用・
手
数
料
費用の内容
購入時の商品説明または商品情報の提供、投資情報の提
供、取引執行等の対価です。
—
費用の内容
運用管理費用の総額は、毎日、信託財産の純資産総額に
年率 1.1124%
対して左記の率を乗じて得た額とします。運用管理費用
(税抜 1.03%)
は、毎計算期末または信託終了のときに信託財産中から
支弁します。
新興 4 カ国リアルエステート・ファンド(適格機関投資家限定)の信託財産の純資産総額に対
して下記の率
400 億円未満の部分
年率 0.918%(税抜 0.85%)
400 億円以上の部分
年率 0.81%(税抜 0.75%)
年率 1.951%(税込)程度~ 2.030%(税込)程度(実際の組入状況により変動します。)
(注)
監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・
オプション取引等に要する費用、資産を外国で保管する
場合の費用等を信託財産でご負担いただきます。
(注)「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことが
できません。
※ 購入時手数料について、くわしくは販売会社にお問合わせください。
※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。また、上場不動産
投資信託は市場価格により取引されており、費用を表示することができません。
※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「手続・手数料等」をご覧ください。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
4/5
≪当資料のお取り扱いにおけるご注意≫

当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたもの
です。

当ファンドのお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)
」の内
容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

投資信託は、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、
投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失
は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。

投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありま
せん。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。

当資料は、信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性を保証するもの
ではありません。運用実績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものでは
ありません。また、税金、手数料等を考慮していませんので、投資者のみなさまの実質的な投資成果を
示すものではありません。

当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変
更されることがあります。

分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するも
のではありません。分配金が支払われない場合もあります。
販売会社等についてのお問い合わせ
► 大和投資信託 フリーダイヤル 0120-106212(営業日の 9:00~17:00)
当社ホームページ
► http://www.daiwa-am.co.jp/
5/5