3 - 長柄小学校

2016年7月19日
長柄小学校
学習通信 No.3
子どもたちが楽しみにしている夏休みが近づいてきました。本年度の夏休みは39日間です。この長
い夏休 みをどのように過ごすかによって 、これからのお子さんの成長の様子が大きく変わります。今回
の学習 通信では、子どもたちが有意義な夏休みを過 せ、より成長できるためのコツについて、お話を
させて頂きたいと思います。
子どもたちが有意義な夏休みを過ごせるための環境作り - 夏休みのミニ計画 39日 間 と いう 日数 は 、 子 ど もた ち にと っ て想 像もで きな いく らい 長 い時 間で す。子ど もたち が、この
夏 休 み を 有 意 義 に 過 ご せ る た め に は 、 子 ど も た ち が 「 実 行 で き る 計 画 」 を 立 て 、 そ れ に 取 り 組 み、 夏
休みの終わりに「計画が実行できた! 自分は頑張った!」と、実感できることが重要になります。
【初めの3日間(7/21~23)の計画を具体的に立てて、実行してみましょう】
毎日やることや、
7月 20日 ( 終 業 式 )、 子 ど も た ち は 「 明日 から 夏 休み だ ! 」と い う開 放感 と 共に 、 起 床 時 間 、 就 寝 時 間
等を書き出します。
通知表や沢山の宿題を抱えて帰宅します。この日にお願いしたいのが、
お 子 さん と 一 緒 に 通知 表 や 課 題を 確 認 し 、 話 し 合 いな が ら、 初 め の3
日間の計画を具体的に立てて頂くことです。
昨年度もお話をさせて頂きましたが、夏休み39日間の
計画が実行でき
細かな計画を立てることはやめておきましょう。なぜなら、
た
ら
、チェックさ
39日間という長い期間の計画を変更せずにやり遂げる
せて下さい。
ことは、大人でも難しいからです。まずは明日から3日間
をどうやって過ごすかを一緒に考え、3日分の計画を立て
ま す 。 こ の 時 、 夏 休 み 帳 に 付 い て く る 1行 日 記 等 が 計 画 表 と し て 利 用
できます。計画表には、「毎日やること(夏休みの宿題と自主学習、
読書 、お手伝い等)」「 特別なイベント」「起きる時刻」「寝る時刻」等を
書き入れます。チェック欄がないときは、1行日記の一番下に線を引いてチェック欄を作ります。翌日
から は 早 速実 行 です。計画 が実行で きた 日に はチ ェッ ク欄に自分で印 を付けさせて下さい(毎 日自
分 で 印 を 付 け る こ と が 、 自 分 へ の ご 褒 美 に な り ま す) 。 そ し て 、 お 子 さ ん が 計 画 を 実 行 で き た ら 、 そ の
日ごとに褒めてあげてください(お家の方から褒めて頂くことが、2つ目のご褒美になります)。
【3日後に計画を見直し、必要に応じて改善、さらに次の3日間の計画を】
このように して 、まずは 3日間 、計画 通 りに実行させて下さい。そし て、3日目 の夜に 計画を実 行 した
感想 をお子さんから聞きます。この時、上手くいったところは継続し、上手くいかなかったところは改善
で き る よ う に 話 し 合 い、 次 の 3日 間 の 計画 を 立 てま す。 こ う し た 、 「計 画を 立て る」 「実 行 す る」 「振 り返
る」「改 善する」というサイクルを繰り返していくことで、子どもたちは少しずつ見通しをもって計画が立 て
られるようになります。
39日 間 の 夏 休 み の 過 ご し 方 次 第 で 、 こ れ か ら
のお子さんの成長の様子は大きく変わります。平
成 28年 の 夏 も 、 長 柄 小 の 子 ど も た ち が 有 意 義 な
夏休みを過ごせ、より成長できるよう、子どもたち
へのサポートをよろしくお願い致します。
毎日朝食を食べている子どもの方
が、学力調査の平均正答率や体力合計
点が高い傾向にあります。
夏休みの間も「早寝早起き朝ごは
ん」を心がけ、生活のリズムを維持さ
せて下さい。
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