1. SD メモリーカードについて SD カードには右図の様に3種類の形の商品が

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本資料は、パソコンで編集し保存された文書や音楽、写真などを、外部のメモリー(SD メモリーカード、USB、
HDD,DVD/CD/BD 等々)に保存する方法を述べたものです。
本資料では、書込み先の外部メモリとして SD メモリーカードについて説明しています。
1. SD メモリーカードについて
1.1
SD カードとは、
SD カードの種類と外観
SD メモリーカード(エスディーメモリーカード、SD Memory Card)は、フラ
ッシュメモリーに属するメモリーカードです。
SD カードとも呼ばれる。デジタルカメラ、携帯電話などの携帯機器
やテレビなどの家電機器まで幅広く利用されています。
保存できるデーター量も最近ではカード1枚当たりで最低 2GB~最大
128GB(USB と同等、CD の 3~150 倍)と大容量・高速化しています。
カメラやパソコン用として通常使用されるのは2~8GB 程度のも
ので、コンパクトカメラなどは機種によって最大値は異なります。
1.2 SD カードの種類
SD カードには右図の様に3種類の形の商品がありメモリーの
機能的には概ね同じです。例えば、携帯用には最も小さい
“MicroSD カード”を、カメラ用には大きい方(標準)の SD カードを、用途により使い分けされています。
パソコン、カメラ等で、どの形の SD カードでも使用できるように変換用のアダプターカードも準備され
ています。
1.3 SD カードのデータの転送速度とメモリーの性能
(規格:Class 分け)
SD メモリーカードは、電気店やコンビニ等で簡単に購入で
きますが同じ“容量”でも価格が大幅に違います。これは、
製造メーカーによっても多少異なりますが基本的にはそ
の SD メモリーカードの書込み・読み取り速度の性能差(規格値)
によるものです。
諸々用途、例えば高速連写撮影や動画撮影に使用し、
しかも高解像度の画像用として使用する場合のメモリーカード
は、高速タイプが良いわけで、この場合は高性能のメモリー
となるわけです。
通常のデータや写真の保存用には、あまり速度は気にすることは無く、出来るだけ多くのデータ(容量)
を保存できて、しかも安く買えるものがあれば十分です。
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2. SD メモリーへの書込み
パソコンに保存されたデータファイル(文書、写真、動画、音楽など)を外部メモリー(SD メモリーカード)へ
保存する方法を説明します。
当資料では以前に作成した Word 文書の保存方法を事例とします。
保存の操作方法には、該当のファイルラベルを選択し、右クリックでサブメニューより「送る」をクリックする
方法、該当のファイルを「ドラッグアンドドロップ」で移動する方法の概ね 2 通りあります。
本稿では、前者の右クリックでの「送る」の操作方法で説明します。
2.1
SD カードをパソコンにセット
パソコン本体の SD カードスロットにメモリーカードをセットします。
「自動再生」画面が表示される場合、右上の「x」ボタン
で閉じてください。(今回は使用しない)
パソコンは、SD カードが挿入されたことを認識(自動再生
画面)します。
「自動再生画面」がパソコンの設定によって“表示しない”
場合もあります。 この場合は次の方法で確認する事がで
きます。
<参考>
SD メモリカード装置の確認方法:
①「スタート」→②「コンピューター」の順にクリックすると下の画
像が表示され、その中に先に挿入セットしたメモリーカードを確認する事ができます。
挿入した SD カードのデバイス名は
“リムーバブルディスク”という名称で表示され
ます。
更に、どの程度メモリが余っているかなどは
該当の「ディスク」のアイコンを右クリック→「プ
ロパティ」をクリックする事でディスクの総容量
及び使用済容量などが確認(右画像)することができ
ます。
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3. 2 書込みたいファイル(又はフォルダ)選択
SD メモリーカードに書き込みたいデータ又は、データが保存されているフォルダーを選択して右クリックし
て開きます。 先ず、
①
該当のデータファイルを探がす方法を説明します。
「スタート」→②「ドキュメント」→③「ライブラリー」→④「ドキュメント」→⑤「マイドキュメント」又は
「パブリックドキュメント」の順にクリックすると以前に作成した文書などのリストが表示されます。
これで、該当の文書などのファイルを見つけるこ
とができます。
パソコンが自動的に作成したライブラリーの中
のフォルダを探すのには慣れないと結構面倒な
方法です。
従って、日常たくさんの資料を作成する場合は
あらかじめ自分なりに指定した場所(USER 専用」
の場所に、自分なりに整理しやすい様なフォルダ
ーを作成しておく方法も一つです。
<最近使ったファイルの保存場所を探す方法>
ごく最近作成した Word 文書であれば次の方法で簡単に見つける事ができます。
①
「スタート」→スタートメニューより
②
“Microsoft
Word2010”のタイトル名の
上にマウスを移動すると
③
“最近使ったもの”の案内の下欄にファイ
ル名が表示されます。(左の画像)
これは、Word 文書作成や編集作業中に同じファイル
を開くときと同じ方法です。
続いて、
④ 該当のファイル名を選び「右クリック」すると右画像のサブメニ
ューが表示されますので
⑤ 「ファイルの場所を開く」(I)をクリックすると、前項で探した
保存場所を表示する事ができます。
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3.3 SD メモリーカードへのデーターの書込み
SD カードに書き込みたいデータファイル(又はフォルダー)が見つかったら SD カードへの書込みを開始
します。
①
書込みたい文書を選び「右クリック」します。
② 下の画像のサブメニューが表示されますので「送る」をクリックします。
③
更に、“送り先の場所を示す”サブメニュー
が表示されますので
送り先の
場所を指定
④ 「リムーバブルディスク」をクリックすると書き込
みを開始します。
<参考>
書き込むメディアが今回説明の SD カード以外に
USB メモリーやハードデスク(HDD)、BD/DVD/CD
に書き込む場合にも前述と同じ操作方法となります。
例えば、文書ファイルや写真等を DVD 又は CD などに書き込みたい時には送り先メニューより送り先
は、「DVD RW ドライブ」をクリックします。
この場合は、書き込むメモリーは SD カードの代わりに DVD 又は CD を挿入しておく必要があります。
4. 書込み完了の確認
これでデーターは SD カードに書き込みが完了しました。実際に書き込まれたことを確認しましょう。
①
「スタート」→②「コンピューター」をクリック→
② 「リムーバブルディスク」をダブルクリックすると書き込まれ
たファイルが確認できます。
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5. SD カードの取り外し
SD メモリーカードや USB メモリーなどパソコンにセットしたメモリーを取り外す場合には決められた操作
手順で行う必要があり、手順を誤ると保存された情報を壊す恐れがあります。
SD カード以外の他のメディアの取り外しについても基本的な手順は同じです。
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6. 既に保存された SD カードのファイルを閲覧する方法
取り外した SD メモリーカードや USB メモリーなどをパソコンにセットして保存されたファイルの閲覧方法を説
明します。閲覧方法には、下記の方法と4.項の書込みの確認の方法でも可能です。
①
SD メモリーカードをパソコンのカードスロットにセットします。
パソコンがメモリーカードがセットされたことを認識すると“2.1 項で記述と同様の動作となり「自動
再生」の画面が表示されます。
SD カードにデータが保存されている場合には「自動再生」
画面は右の様な画面となります。
この表示は、SD カードに保存されているデータに対して、
パソコンが処理できる機能を表しているものです。
本項では、「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリッ
クします。
② SD カードに保存されているフォルダやファイル等が
表示されます。
下の画像は、カメラに使用している SD カードの例で
カメラの機能でフォルダ単位で保存された例です。
フォルダー内に保存されたデータを表示し
てみましょう。
③ DCIM を“ダブルクリック”しフォルダ
を開きます。
④ 事例ではフォルダ単位に保存された
フォルダが2個保存されています。
⑤ 閲覧したいフォルダをダブルクリックすると
フォルダ内に保存されているデータファイルを閲
覧する事ができます。事例では写真を表示。
<備考>SD や USB 等へのデータ保存は管理を容
易とするため名前を付けて分類されたフォルダ単位
フォルダ単位に保存
で保存するのが一般的です。
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