2009.2.15 ぱそクラブ椿峰NTJ パソコンのメンテナンスについて パソコンを長期にわたって安定して使用できるように常日頃よりメンテナンスに努めましょ う。 ☆最初にパソコンの電源を入れてもパソコンが正常に起動しない時は、まず電源コードが正常 に接続されているか確認して下さい。 パソコンの操作中に正常に動作しなくなった時は、「Ctrl キー」「Alt キー」を同時に押しなが ら「Del キー」を押して下さい。 「タスクマネージャ」のウインドウが表示されますので「タス クの終了」をクリックし操作していたソフトの動作を終了して下さい。再度異常動作したソフ トを起動し正常に動作すればそのまま操作を続けて下さい。但しその場合はそれまでの作業中 のデータは失われます。出来るだけ作業中のデータをこまめに保存して置くようにして下さい。 それでも正常動作できない場合は、電源スイッチを4秒間程度押し続けてパソコンの動作を止 めて下さい。1~2分放置した後、電源スイッチを押して下さい。正常にパソコンが動作する か確認して下さい。正常に動作しない場合は再度パソコンの動作を終了させます。 電源コードを抜き 30 分間程度放置した後、電源コードを繋ぎ再起動させてみて下さい。正常 に動作出来る事が多い。 それでもパソコンが起動できない場合は、パソコンをセーフモードで起動してみて下さい。 セーフモードは、windows の機能を限定して、必要最小限のシステム環境でパソコンを起動し ます。通常の操作ではパソコンを起動出来ない場合でもセーフモードなら起動できることがあ ります。 セーフモードでは、windows の最小限の機能しか使えません。 パソコン本体の電源を切ります(切れない場合は、電源スイッチを4秒以上押したままにして 電源を切って下さい)。 パソコン本体の電源を入れ、パソコンメーカーのロゴマークが表示されたら、F8 キーを何度 かおします(キーをタップするように押す)。 「オペレーテングシステムの選択」の画面になりますのでセーフモードを選択しエンターキー を押します。その後は画面の指示に従って下さい。 起動できましたら、「スタート」「終了オプション」「再起動」をクリックし、再起動して問題 がなければ、正常な状態に戻ります。 以上のような操作をしてもパソコンが正常に稼働できないときには、パソコンを再セットアッ プして下さい。購入時の状態に戻すことが出来ます。但しこの場合パソコンのハード部品に故 障がない事が前提です。 ☆市販のパソコンにはメンテナンス機能が装備されていますので、これらの機能を活用するこ とを奨めます。 「すべてのプログラム」 「アクセサリ」 「システムツール」の中に次のプログラムが装備されて います。 a. システムの復元 b. デスククリーンアップ c. ディスクデフラグ a. システムの復元 1 何かの操作をした時(特殊のソフトのインストール・異常操作等)にパソコンの動作がおか しくなる場合があります、その時にはパソコンを再起動してみて下さい。それでも異常が解消 されない場合は、このプログラムを駆動して正常動作していた頃の(日付を指定して下さい、 最大約3ケ月前まで戻れます)パソコンの状態に戻れます。このプログラムを駆動するとカレ ンダーが表示されますので日付をクリックしてください。後は画面の指示に従って下さい。 b.デスククリーンアップ 週に1回程度このプログラムを駆動しパソコンの c:ドライブの整理を行ってください。プ ログラムを駆動するとディスククリーンアップを実行するドライブを設定する画面が出ます ので c: ドライブを指定して下さい。OK をクリックします。次に下記のような整理する 項目が表示されますので全ての項目にチェックを入れて下さい。OK をクリックします。 □ ダウンロードされたプログラムファイル □ Tempraey □ オフライン Web ページ □ Office □ ごみ箱 □ 一時ファイル □ Web □ 古いファイルの圧縮 □ コンテンツインデックス作成ツールのカタログファイル Internet File セットアップファイル Client / Publisher の一時ファイル c.ディスクデフラグ 長い間ハードディスクを使用していると、ファイルの保存、削除、移動といった処理の影響で クラスタに断片的に保存されてしまいます。この断片的な状態を連続した位置に再配置し、ハ ードディスクを最適化することでアクセス速度をアップさせるのがデフラグです。月に1度は このデフラグ処理を行いましょう。 ☆パソコンのハードディスクは一般に c:ドライブ と d:ドライブに区切られています。 通常のパソコンの動作は c:ドライブの情報をメモリーに取り込み駆動します。その為その 取り込む情報量が少ない方が立ち上げ時の時間等が短時間ですみます。 c:ドライブに保存 されている情報量は工夫することにより少なくすることが出来ます。 またパソコン動作が異常になったり(システムの復元機能で修復できない場合)、動作スピー ドが極端に遅くなったりした場合、パソコンを購入時の状態に戻す作業“再セットアップ”を 行います。 c:ドライブのみを再セットアップの手法があります。その場合は d:ドライ ブの情報は無くなる心配はありませんので通常の動作に関係しない情報は d:ドライブに保 存することを推奨します。 ☆c:ドライブを軽くする手法 a. パソコンにソフトをインストールする場合保存場所を d:ドライブに指定する (d:ドライブに program フォルダーを作成しておきその中に新しいソフト名のフ ォルダーを作成しそのフォルダーに保存する) b. マイドキュメントの保存場所を d:ドライブに変更する。 2 デスクトップのマイドキュメントのアイコンを右クリックし、プロパティをクリック する。ターゲットタグをクリックし、リンク先の「移動」をクリックし、ドキュメン トを保存するフォルダーを選択で d:の中の document を指定して、OK をクリ ックする。 c. Outolook Express の受信フォルダーの不要のメールはすぐ削除する。「ツール」 「オプション」「メンテナンス」タグの“終了時に削除済みアイテムを空にする”に チェックを入れる。保存フォルダの場所を変更する。「保存フォルダ」をクリックし d:ドライブの mail フォルダを指定する。 ☆ d:ドライブに program、document、mail 等フォルダを予め作成しておく。 ☆ 資料・写真等を d:ドライブに保存しても万全ではありま せんので定 期的に USB メモリー等にバックアップを取るようにしましょう。大容量の USB は 最近では安価で入手できます。特に動作スピードの遅いものは安価です、バックアッ プを取る時間が少々時間が掛かかりますが支障はないでしょう。但し USB メモリー に上書きでバックアップを取った場合必ず最新の状態で上書き保存されているかど うか確認しましょう。偶に誤動作し最新の状態に保存できない場合があります、等に 大容量になった場合は要注意です。 ☆定期的に下記の資料はエクスポーとしておきましょう。 a, お気に入り b, アドレス帳 「ファイル」「エキスポート」「お気に入り」or「アドレス帳」で適当な保存先 USB メモリ ー等にエキスポートします。 住所録はマイドキュメントフォルダーに有る筆王データ・筆ぐるめファイル等を USB メモリ ー等に定期的にコピーを作成しておきます。 ウインドウズの画面に表示されるボタンやメニューマークが、数字などになる場合があります。 これは「ttfCache」ファイルが壊れているためですので、このファイルを削除してパソコンを 再起動すれば自動復帰致します。 削除方法は「スタート」「検索」検索欄に ttfCache と印字し検索します。 ttfCache ファイルが表示されたらこのファイルを右クリックして削除をクリックします。削除 したらパソコンを再起動して下さい。 検索で ttfCache ファイルが表示されない場合は「マイコンピュータ」「ツール」「フォルダオ プション」の“表示”のタブで“全てのファイルとフォルダを表示する”にチェックを入れて 再度検索して下さい。 ☆ お持ちのパソコンの取説に再セットアップの方法は詳細に記述されていますのでご覧にな って下さい。その場合には写真・資料のバックアップ、インターネット接続の設定方法、 お気に入り・アドレス帳・住所録のバックアップ、アンチウイルスソフトの設定方法等、 忘れないようにしなければなりません、添付のチェックシートを参考にして下さい。 ☆Microsoft Windows のシステムは定期的に見直され改訂版が発行されています。定期的に それを確認して最新版をインストールして下さい。 (但し古いパソコンはそのサービスを受けられない場合がありますので承知しておいて下さ い)。「スタート」「全てのプログラム」「Windows Update」をクリックし画面の指示に従っ 3 て下さい。 ☆パソコンの CD・DVD ドライブで CD・DVD 盤の再生が出来なくなった時には、まずはレ ンズの汚れを疑ってみましょう。レンズクリーナーが市販されています。乾式のレンズクリー ナーを推奨致します。 レンズは使用頻度によりますが、定期的に市販の乾式のレンズクリーナーで清掃することを推 奨致します。レンズクリーナーで問題を解決できない場合は DVD の読み取りソフトを再イン ストールしてみて下さい。それでも問題を解決できない場合は重症です、CD・DVD ドライブ の修理となります。 ☆パソコンの動作が異常になった時はまずパソコンメーカーのサポートセンターに電話して 不具合状況を詳細に話をして指導を受けるのが良いでしょう(メーカーのサポート期限がある 事に注意)。 パソコンは少々いじつても滅多に壊れることはありません。最悪の場合は再セットアップで購 入時の状態に戻せると思えば気が楽でしょう(パソコンのハードウエアーの故障がない事が前 提ですが)。但しその場合は常日頃データーのバックアップを心がけておくことが必要です。 ☆迷惑メールへの対策として契約されているメールのプロバイダーと費用が掛かりますが“迷 惑メールのガード”契約をされることをお奨めします。 4 2009.2.15 ぱそクラブ椿峰 NTJ パソコン再セットアップ時のチェックシート 1.インターネット設定 契約プロバイダー名 Web ログインパスワード ユーザ ID ユーザパスワード メールアカウント名 メールパスワード 受信メールサーバ(POP) 送信メールサーバ(SMTP) アドレス帳のエクスポート ワイアレスの設定 メールのバックアップ 2.お気に入りリストのエクスポート 3.住所録のバックアップ (筆王データ等のバックアップ) 4.マイドキュメント 写真のバックアップ 資料のバックアップ 5.自分でインストールしたソフト名(今後も必要とするもの) 6.アンティウイルス関係のソフトの取り扱い 7.その他注意事項
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