平成19年度事業報告書 自 平成19年4月1日 至 平成20年3月31日 も く じ はじめに 1. 研 修 訓 練 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2. 海 外 技 術 協 力 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 3. 人 材 育 成 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 4. 国 際 交 流 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 5. 国 際 会 議 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 6. 調 査 研 究 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 7. 啓 発 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 8. 海 外 農 漁 村 人 材 育 成 施 設 整 備 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・ 49 9. 国 際 協 力 研 修 施 設 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 10. 部 門 別 会 計 事 業 1 . 独立行政法人 国際協力機構(JICA)受託研修事業 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 0 2.アジア太 平 洋 緑 化 運 動 『苗 木 一 本 の国 際 協 力 』事 業 ・・ 53 3.フィジー農 村 開 発 人 材 育 成 事 業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 11. 参 考 資 料 組 織 の 運 営 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 海外組織と国際機関交流 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 は じ め に この5月 はじめ、立 て続 けに発 生 したミャンマーでのサイクロン、中 国 ・四 川 大 地 震 は、いずれも多 くの犠 牲 者 を伴 う被 災 をもたらしました。宇 宙 でも、 昨 年 10月 に は 約 7周 期 で太 陽 をひ と回 りす る ホー ム ズ彗 星 が 僅 か 2日 で17 等 星 から40万 倍 以 上 の2等 星 台 にまで大 増 光 し、私 たちも肉 眼 で見 えるとい う非 常 に 珍 しい 出 来 事 がありました。 ま た、11年 周 期 で増 減 を繰 り返 す太 陽 黒 点 の数 も昨 年 極 小 期 を迎 えましたが、今 年 になってもいまだ増 える傾 向 が 見 られない状 況 となっています。 このような、地 球 を含 む宇 宙 の異 変 をどう捉 えるかは、人 さまざまだと思 いま すが、本 年 7月 に 開 かれる北 海 道 洞 爺 湖 サミットでも環 境 ・気 候 変 動 が主 要 テーマとなっているように、私 たち人 類 は今 、有 史 以 来 の大 きな岐 路 に立 たさ れているといえましょう。 オイスカは、常 に人 類 のあるべき姿 を考 え一 貫 して大 地 から離 れない活 動 を続 け てま い りま した。 こ こ に 、改 め てその 理 念 と使 命 を再 確 認 す る と と もに 、 引 き続 き微 力 ながらも国 際 社 会 に貢 献 していければ、と考 えております。 さ て、 昨 年 は 創 立 者 ・中 野 與 之 助 翁 の 生 誕 120 周 年 、 オイス カ 国 際 活 動 促 進 議 員 連 盟 設 立 40周 年 をはじめ、内 外 のいくつかの研 修 センターが開 設 10∼40周 年 を迎 えるなど、節 目 の年 となり、関 係 者 の多 大 なご尽 力 を得 てそ れぞれ盛 会 裏 に記 念 行 事 等 が催 されました。 一 方 、本 年 12月 1日 から施 行 される新 しい公 益 法 人 制 度 への移 行 に対 応 すべく、平 成 19年 度 は総 務 ・経 理 部 門 を主 体 とする運 営 管 理 や活 動 内 容 等 の見 直 しに着 手 いたしました。具 体 的 にはまだ緒 に着 いたばかりではあります が 、 組 織 内 部 の 意 識 改 革 に 努 め なが ら着 実 に 準 備 を進 め 、 新 しい法 体 制 の下 で今 まで以 上 に広 く国 民 の信 頼 を得 て、諸 活 動 を推 進 できるよう体 制 づ くりを図 ってまいりたいと思 います。 この一 年 間 、厳 しい社 会 環 境 のなかではありましたが、長 年 にわたる熱 心 な 会 員 ・ 支 援 者 諸 氏 のご参 加 ・ 協 力 を得 て、 諸 活 動 をつつ がなく 実 施 できま し たことは、偏 に、役 員 をはじめ会 員 や関 係 者 各 位 の多 大 なご尽 力 の賜 物 と心 から感 謝 申 し上 げます。 先 ず財 政 面 では、一 般 会 計 の基 盤 となる賛 助 金 収 入 (会 費 )は、関 係 者 の 精 力 的 な取 り組 みにもかかわらず、19年 度 もわずかながら減 額 となりました。 特 に長 野 県 、岐 阜 県 、佐 賀 県 など県 内 の全 自 治 体 が会 員 であった支 部 組 織 は、平 成 の大 合 併 の影 響 をもろに受 けるなど、部 分 的 に厳 しい状 況 となりまし た。ただ一 方 で、企 業 や団 体 等 との協 働 活 動 の積 極 的 な推 進 や、組 織 がより 一 体 となっての活 動 も徐 々に功 を奏 してきており、20年 度 も引 き続 き、この 流 れを確 実 なものとするための取 り組 みを通 じ、会 員 増 強 、国 内 組 織 体 制 の 強 化 を図 ってまいりたいと思 います。 事 業 面 は、国 内 外 の諸 活 動 を多 彩 に実 施 することができ、各 方 面 から高 い 評 価 をいただきました。 先 ず、研 修 訓 練 事 業 はオイスカ独 自 の方 式 により、各 国 の地 域 開 発 青 年 リーダーの育 成 に努 めました。特 に、中 部 日 本 研 修 センターでは有 機 農 業 の 普 及 を目 指 す新 しいJICAコースが開 始 され、西 日 本 でも企 業 の支 援 を得 て 新 たなコースが20年 4月 からスタートしております。厳 しい状 況 下 ではあります が、工 業 研 修 を含 め、研 修 生 の受 け入 れもほぼ前 年 度 並 みに実 施 することが できました。活 動 の柱 の一 つであるこの人 材 育 成 事 業 についても、さまざまな 視 点 からの見 直 しを行 いながらもオイスカ方 式 を堅 持 し、引 き続 き質 ・内 容 の 向 上 に努 めてまいりたいと思 います。 海 外 技 術 協 力 事 業 については、現 地 での自 助 自 立 という基 本 的 な考 えを 踏 まえながら、現 地 での人 材 育 成 、農 村 振 興 、緑 化 活 動 関 連 プロジェクトの 推 進 など、各 種 協 力 支 援 活 動 を実 施 いたしました。引 き続 き、現 地 関 係 者 の オーナーシップを一 層 高 めるよう意 識 改 革 を進 めながら、各 国 各 地 での地 域 開 発 、 ふるさと づくりに貢 献 してまいりたいと思 います。 一 方 、国 内 では、全 国 の支 部 ・支 局 等 を中 心 にそれぞれの地 域 に根 ざした 森 林 づくりや環 境 教 育 、農 業 体 験 や各 種 国 際 交 流 活 動 等 の開 催 など、地 域 の活 性 化 にもつながる啓 発 ・普 及 活 動 を多 岐 にわたって実 施 、多 くの国 民 の 参 加 を得 てオイスカ活 動 の輪 の広 がりに向 けての取 り組 みを行 いました。海 外 での協 力 活 動 と連 関 するこれら国 内 での諸 活 動 も、引 き続 き力 を入 れて推 進 して行 く所 存 です。 最 後 に、オイスカを取 り巻 く環 境 が大 きく変 化 していくなかではありますが、 母 体 であるオイスカ・インターナショナルの理 念 ・使 命 の具 現 化 を一 つひとつ 着 実 に図 りながら、公 益 法 人 としてその役 割 を果 たしていくべく、なお一 層 国 内 外 での活 動 に取 り組 み、微 力 を尽 くしてまいりたく存 じます。 各 位 の引 き続 きのご支 援 ご鞭 撻 をお願 いいたします。 平 成 20年 6月 財 団 法 人 オイスカ 会長 中 野 良 子 研修訓練事業 1.研修訓練事業 開発途上諸国からの訪日研修生の人数が年々増加傾向にあり、本年度は日本国内で 約 10 万人が研修に励んでいると言われている中、オイスカが長年に亘り取り組んで 来ているオイスカ独自の農業・工業研修は村づくり、国づくりを担う人材育成事業とし て、今日その役割は益々高く評価されるに至っている。 今年度も国内4研修センターでは多くの研修生が職員と寝食を共にして研修に励ん だが、技術の習得は勿論のこと、民族、宗教、言語、伝統文化の異なる者同士の共同 生活からは国の壁を越えた高い次元での国際理解が構築されるなど、研修の成果は多岐 にわたる。また、会員農家や企業での研修においては入国当初の3ヶ月間の基礎研修で 学んだ日本語や日本文化の理解力が功を奏して研修生の研修に取り組む姿勢は想像 以上に高く評価され、各地からそうした報告が寄せられている。 本年度、特筆すべき内容として中部日本研修センターでのJICA受託研修の 「農業者育成研修コース」が 12 月の研修修了をもってひとまず当初の契約期間を終え たことで、その成果についてはJICAからも一定の評価を得ることができた。その後、 JICAの受託研修は3ヵ年更新した形で、年明けの2月より新たに「環境保全型 有機農業の技術研修コース」が同研修センターでスタートした。本研修コースには昨今、 環境問題への関心の高さからアフリカのガーナやマダガスカル、また中米のハイチや ホンジュラスといったオイスカでも初となる広範囲の国々からの研修生受け入れとな り、今まで以上に国際色豊かになっている。JICAの研修事業においても年々その 見直しが行われている中、本研修にはJICAも大きな期待を寄せており、オイスカと してもJICAと連携し更に研修内容の充実に努めていく所存である。 今年度も外務省NGO事業補助金を受けて西日本研修センターと沖縄での研修を 実施した。特に沖縄での研修は日本最南端であり温暖な気候という条件を活かして熱帯 農業に類似した研修のカリキュラムも含まれており、研修生にとっては身近な作物栽培 技術として関心が高く、研修も当初の到達目標を十分に達成したと言える。当地での 研修希望者が年々増えているのが実情である。 冒頭に記したように日本国内においては海外から来日する研修生の数が年々増加 傾向にあり、オイスカの研修生もその一部として捉えられかねない。しかし、オイスカ が研修生の受け入れを開始した当初から目的とする農村地域開発の第一線で活躍する リーダー育成は今後も継続していくことに変わりはない。そのためには今後、より一層 国内の受け入れ体制の強化に努めていくと共に現地送出側の意識高揚をさらに高めて 行くことが肝要である。 − 1 − 研修訓練事業 1.受入事業 合 イ 計 ィ タ フ ジ ー ン バング ラ デ シュ ス タ 指 6 2 2 3 パ キ 1 業 1 ン 導 農 2 ピ 1 1 フ ィ リ 政 家 パプ ア ニュー ギ ニア 3 一 ア 般 業 ジ 農 カ ン ボ 3 ャ ン マ ー 国 際 ボ ラ ン テ ィ ア シ ア 研修科目 ミ 別 マ レ ー 国 イ ン ド ネ シ ア (1)研修員受入状況(国別および研修科目別) 1 1 1 11 9 5 1 4 6 椎 茸 1 1 養 蚕 7 7 合 計 8 3 2 1 3 (2) 国別、継続、新規研修員対比 19 1 1 1 1 40 (3)国別受入、帰国研修員延人数対比 年度末員数 6 44 マ レ ー シ ア 3 0 3 0 1 2 32.5 ミ ャ ン マ ー 1 1 2 1 1 1 10.5 カ ン ボ ジ ア 1 0 1 0 1 0 8.5 パプアニューギニア 2 1 3 1 1 2 23 続 月延員数 国 2 帰 入 4 受 計 8 合 規 4 新 4 継 イ ン ド ネ シ ア 項目 国名 フ ィ リ ピ ン 11 8 19 8 6 12 127 パ キ ス タ ン 0 1 1 1 0 1 2 バ ン グ ラ デ シ ュ 0 1 1 1 1 0 11.5 フ ー 0 1 1 1 0 1 2 イ 0 1 1 1 0 1 2 計 22 18 40 18 13 26 263 タ 合 ィ ジ − 2 − 研修訓練事業 (4)本年度研修員氏名一覧 No 研修期間 1 17.06-19.06 2 18.02-19.12 3 18.02-20.02 4 18.02-19.04 5 18.04-20.03 6 18.06-20.06 7 18.12-20.12 8 19.01-21.01 9 19.01-20.04 10 19.02-19.12 11 19.02-19.12 12 19.02-19.12 13 19.02-19.12 14 19.02-19.12 15 19.02-19.12 16 19.02-19.12 17 19.02-21.02 18 19.02-20.04 19 19.02-20.04 20 19.02-21.02 21 19.02-21.02 22 19.02-21.02 23 19.04-20.03 24 19.04-20.02 25 20.01-21.04 26 20.01-22.01 27 20.01-21.04 28 20.01-21.04 29 20.02-21.04 30 20.02-22.02 31 20.02-20.12 32 20.02-20.12 33 20.02-20.12 34 20.02-20.12 35 20.02-21.12 36 20.02-21.12 37 20.02-20.12 38 20.02-20.12 39 20.02-20.12 40 20.02-20.12 氏 Ms.Jama`Yah Mahyun 名 Ms.Wivina Linos Ms.Elvie Bahulay Etol Ms.Bacena Maribel Soriano Ms.Mary Joy Aurelio Roques Ms.Sepidi Betty Ms.Balingit Antonia Gerasol Ms.Baigin Nelly Binti Mr.Refranco Masangcay Torres Mr.Job Balceda Mr.Darwin Emilanan Mr.Noel Libres Clarito Mr.Gun Gun Sugesti Mr.Nun Chandara Mr.Kiraa Gabrial Mr.Vau Lian Ceu Ms.Hamot Jocelyn Estoya Mr.Estanzuela Jomel Tambo Mr.Diaz Silvester kopong Ms.Alcantara Mishiel Barber Mr.Avena Chiris Ms.Dwi Utami Mr.Mohammad Nasir Uddin Ahmed Ms.Bastas MA.Rachel Ocumen Mr.Santos Armando Aquino Ms.Anita Mikael Lingga Mr.Nara Boniface Mr.Zulhelmi Mr.Ocumen Marvin Manahan Mr.Iwan Ridwan Mr.Erik Mulyana Mr.Tin Ko Myo Mr.Bhatti Amir Imdad Mr.Bolaitamana Autiko Mr.Takat Sarawut Ms.Briones Agnes Viernes Mr.Cerveza Bryan Togle Mr.Samillano Brian Sapallo Mr.Langruto Rommel Supat Mr.Susana Joseph Torres − 3 − 国 名 インドネシア マレーシア フィリピン フィリピン フィリピン マレーシア フィリピン マレーシア フィリピン フィリピン フィリピン フィリピン インドネシア カンボジア パプアニューギニア ミャンマー フィリピン フィリピン インドネシア フィリピン パプアニューギニア インドネシア バングラデシュ フィリピン フィリピン インドネシア パプアニューギニア インドネシア フィリピン インドネシア インドネシア ミャンマー パキスタン フィジー タイ フィリピン フィリピン フィリピン フィリピン フィリピン 課 目 国際ボランティア 家政 家政 農業(椎茸) 国際家政ボランティア 家政 国際ボランティア 家政 農業指導 養蚕 養蚕 養蚕 農業一般 農業一般 農業一般 農業一般 家政 農業指導 農業指導 家政 国際ボランティア 国際ボランティア 農業一般 家政 農業指導 家政 農業一般 農業一般 農業指導 国際ボランティア 農業一般 農業一般 農業一般 農業一般 農業指導 家政 養蚕 養蚕 養蚕 養蚕 研修訓練事業 2. 協力事業所 本年度の技術実習に関する協力事業所は次の通りである。 ・芦澤養蚕 (山梨県) ・関場蚕業 (群馬県) 3.研修員派遣組織 本年度における研修員の現地派遣機関組織は下記の通りである。 1. インドネシア オイスカ・インドネシア駐在事務所 2. マレーシア オイスカ・マレーシア総局 KPD/オイスカ青年研修センター 3. パプアニューギニア オイスカ・ラバウル・エコテック研修センター 4. フィリピン オイスカ・フィリピン マニラ駐在事務所 5. カンボジア オイスカ・カンボジア総局 6. ミャンマー オイスカ・ミャンマー農林業研修センター 7. バングラデシュ オイスカ・バングラデシュ駐在事務所 8. パキスタン オイスカ・パキスタン ラホール支局 9. フィジー オイスカ・NYTCフィジー農林業開発プロジェクト タイ オイスカ・タイ総局 10. 4. 農業技能実習研修事業 昨今の産業界の事情に鑑み、兼ねてから現地派遣機関より要望の強かった技能実習制度 (1年間の研修修了後、2年間の技能実習に移行する制度)を、本年度も実施した。この 研修では 41 名の研修生がそれぞれ 11 科目の研修を行い、技能実習では 27 名の実習生が6 科目に分かれ実習を行った。これらの農業技術の習得は地域開発の即戦力的な人材として 農村社会の発展に寄与している。 【Ⅰ.農業技能研修】 ・肥育牛 <5 名> Mr.Alphonse Kauori (パプアニューギニア) 〔広島県 なかやま牧場〕 18/2∼19/5 Mr.Montanez Ricky Cabug os (フィリピン) 〔愛知県 藤井牧場〕 19/1∼20/4 予定 Mr.Nuon Dyna (カンボジア) 〔広島県・なかやま牧場〕 19/2∼20/4 予定 Mr.Nelson Gideon (パプアニューギニア) 〔広島県・なかやま牧場〕20/3∼21/予定 Mr.Dius Jasni Bin (マレーシア) 〔愛知県 藤井牧場〕 20/1∼21/4 予定 ・養豚 <4 名> Mr.Jonnel Villareal Marquez (フィリピン) 〔愛知県 トヨタファーム〕 18/2∼19/4 Mr.Johanes Marius Bin (マレーシア) 〔宮城県 久保畜産〕 20/2∼23/2 予定 Mr.Landicho Christopher Ferrer (フィリピン)〔愛知県 トヨタファーム〕20/1∼23/1 予定 Mr.Abrina Leo Palao (フィリピン) 〔愛知県 吉田畜産〕 20/1∼23/1 予定 − 4 − 研修訓練事業 ・養鶏 <6 名> Mr.Yusmin bin Yusof (マレーシア) 〔香川県 東山産業〕 18/1∼19/6 Mr.Carlito Tiago da Conceicao Costa (東ティモール) 〔奈良県 ヒグチファーム〕 18/2∼19/5 Mr.Ronnie Elopre Jamalon (フィリピン) 〔愛知県 永井養鶏園〕 18/2∼19/4 Mr.Coronel Rafael Tabanao (フィリピン) 〔愛知県 永井養鶏園〕 20/1∼23/1 予定 Mr.Lozano Freddie Beguella (フィリピン) 〔香川県 東山産業〕 19/2∼22/2 予定 Mr.Frans Matheos Hitipeuw (インドネシア) 〔香川県 東山産業〕 19/2∼20/6 予定 ・酪農 <2 名> Mr.Muhammad Saeed (パキスタン) 〔愛知県 小笠原牧場〕 18/2∼19/4 Mr.Kongkaeo Komsan (タイ) 〔大分県 アイアイディ〕 19/4∼22/4 予定 ・菊栽培 <6 名> Mr.Marthin Gustaf Kalempouw (インドネシア) 〔愛知県 山本園芸〕 18/2∼19/4 Mr.Ida Sutrisno (インドネシア) 〔愛知県 石本園芸〕 18/2∼19/4 Mr.Rohim Muhtar (インドネシア) 〔愛知県 山本園芸〕 19/1∼20/4 予定 Mr.Didin Sadiman (インドネシア) 〔愛知県 石本園芸〕 19/1∼20/4 予定 Mr.Joko Prasetyo (インドネシア) 〔愛知県 山本園芸〕 20/1∼21/4 予定 Mr.Aa Sumirat Fajarudin (インドネシア) 〔愛知県 石本園芸〕 20/1∼21/4 予定 ・観葉植物栽培 <1 名> Mr.Wasala Atapattu Mudiyanselage Pus (スリランカ) 〔愛知県 山本園芸〕 18/2∼19/4 ・稲作蔬菜 <9 名> Mr.Masruri Alzailani (インドネシア) 〔兵庫県 竹田農場〕 18/2∼19/5 Mr.Ade Kosana (インドネシア) 〔愛知県 土屋ライス〕 18/2∼19/4 Mr.Musdi Bin Marhama (マレーシア) 〔香川県 竹内農場〕 18/2∼19/7 Mr.Sarwono (インドネシア) 〔愛知県 土屋ライス〕 19/1∼20/4 予定 Mr.Doli Adlansyah (インドネシア) 〔兵庫県 竹田農場〕 19/1∼20/4 予定 Mr.Yanceanus Aron Bona (インドネシア) 〔香川県 竹内農場〕 19/2∼20/6 予定 Mr.Nofiyan Arif Wibowo (インドネシア) 〔兵庫県 竹田農場〕 20/3∼23/3 予定 Mr.Wai Linn Maung (ミャンマー) 〔愛知県 土屋ライス〕 20/1∼21/4 予定 Mr.Harianto (インドネシア) 〔香川県 竹内農場 〕 20/2∼21/6 予定 ・有機野菜栽培 <1 名> Ms.Muslie Mahani Binti (マレーシア) 〔香川県 有機綜合企画〕 20/2∼21/6 予定 ・イチゴ栽培 <1 名> Mr.Lando Benjamin Antonio Dimas (フィリピン) 〔愛知県 尾崎農園〕 20/1∼23/1 予定 ・みかん栽培 <1 名> Mr.Yahya Lakmau (インドネシア) 〔佐賀県 稲毛果樹園〕 19/4∼22/4 ・施設園芸 <5 名> Mr.Yaya Warya (インドネシア) 〔静岡県 柿島農園〕 17/12∼18/12 − 5 − 研修訓練事業 Ms.Nima Bhuti (チベット) 〔静岡県 宮木農園〕 18/9∼21/9 予定 Mr.Lagundino Marcelo Durinas (フィリピン) 〔静岡県 (有)佐野〕 19/2∼22/2 Mr.Agus Suheri (インドネシア) 〔静岡県 柿島農園〕 19/2∼20/2 Mr.Dradjat Tri Atmadja (インドネシア) 〔静岡県 柿島農園〕 19/2∼20/2 ベ ッ イ チ ゴ 栽 培 1 1 6 6 6 1 7 1 9 1 1 1 み か ん 栽 培 1 芸 1 2 9 計 ト ー 1 合 チ マ 有機野菜栽培 計 ン 2 1 1 合 ャ 1 培 園 ミ 1 稲 作 ・ 蔬 菜 設 5 4 観葉植物栽培 施 イ ン ド ネ シ ア ア ン ジ タ ボ ス カ ン キ ン 1 1 3 カ パ ラ 1 リ 3 ス 1 東 テ ィ モ ー ル 栽 1 イ 菊 タ 鶏 ア 養 シ 農 ー 酪 レ 豚 マ 養 2 ン 牛 ピ 育 リ 肥 ィ 技術目 フ 別 パ プ ア ニュー ギ ニア 国 1 3 5 1 1 1 1 1 18 1 1 5 1 41 【Ⅱ.農業技能実習】 ・養豚 <11 名> Mr. Morales Milco Asnain (フィリピン) 〔愛知県 トヨタファーム〕 16/6∼19/6 Mr. Noblezada Hanes M. (フィリピン) 〔宮城県 久保畜産〕 16/6∼19/6 Mr. Inigo Isidro. (フィリピン) 〔宮城県 日向養豚〕 16/6∼19/6 Mr.Batas Jeffrey Ocumen (フィリピン) 〔愛知県 トヨタファーム〕 18/1∼21/1 予定 Mr.Arnold Echague Dadaya (フィリピン) 〔宮城県 日向養豚〕 18/2∼21/2 予定 Mr.Patrick Bin Dolintin (マレーシア) 〔宮城県 久保畜産〕 18/2∼21/2 予定 Mr.Morales Lito Asnain (フィリピン) 〔愛知県 吉田畜産〕 18/6∼21/6 予定 Mr.Jimmy Jr. Defallo Gallego (フィリピン) 〔愛知県 トヨタファーム〕 19/2∼22/2 予定 Mr.Sumampon Saturnino Malapangue (フィリピン) 〔愛知県 吉田畜産〕 19/1∼22/1 予定 Mr.Ronnie Longenos (フィリピン) 〔宮城県 日向養豚〕 19/2∼22/2 予定 Mr.Sabatian Tikag (マレーシア) 〔宮城県 久保畜産〕 19/2∼22/2 予定 − 6 − 研修訓練事業 ・養鶏 <4 名> Mr.Azirin Bin Amir (マレーシア) 〔香川県 東山産業〕 17/2∼20/1 Mr.Edwin Garciano Royo (フィリピン) 〔愛知県 永井養鶏園〕 19/1∼22/1 予定 Mr.Demonteverde Edwin Bebic (フィリピン) 〔香川県 東山産業〕 19/1∼22/1 予定 Mr.Khun Sok Kheng (カンボジア) 〔奈良県 ヒグチファーム〕 19/2∼22/2 予定 ・酪農 <4 名> Mr.Emry Saigol Bin Duari (マレーシア) 〔大分県 坂本牧場〕 16/6∼19/6 Mr.Abdul Ajak Mohd.Izuddin Bakthi Bin (マレーシア) 〔大分県 アイ・アイ・ディ〕 17/2∼20/2 予定 Mr.Khamson Ekachai (タイ) 〔愛知県 小笠原牧場〕 19/1∼23/1 予定 Mr.Lunizo Mark Ruel Agdalpen (フィリピン) 〔大阪府 岡牧場〕 19/2∼23/2 予定 ・有機野菜栽培 <2 名> Mr.Aziggi Gahimun (マレーシア) 〔香川県 有機綜合企画〕 19/2∼22/2 予定 Mr.Alfian Sidek (マレーシア) 〔香川県 有機綜合企画〕 19/2∼22/2 予定 ・イチゴ栽培 <1 名> Mr.Padalegi Semuel Hendrik (インドネシア) 〔愛知県 尾崎農園〕 17/1∼20/1 ・施設園芸 <5 名> Ms.Jessica Fragio Lim (フィリピン) 〔兵庫県 米口グリーンナーセリー〕 18/2∼21/2 予定 Mr.Manzano Romel Valdez (フィリピン) 〔広島県 山本農園〕 19/2∼22/2 予定 Mr. Sigol Jasoon Bin (マレーシア) 〔静岡 (有)佐野〕 18/8∼21/8 予定 Ms. Raidin Jusliah Binti (マレーシア) 〔静岡県 宮木農園〕 18/8∼21/8 予定 Mr. Paez Eugene Tejano (フィリピン) 〔静岡県 仙寿園〕 18/11∼21/11 予定 農 2 1 養 鶏 1 2 培 2 計 酪 合 9 カンボジア 2 イ フィリ ピ ン 豚 別 タ マレ ー シ ア イ ンド ネ シア 養 国 技術目 有 イ 施 合 機 チ 野 ゴ 設 菜 栽 栽 園 培 1 4 1 1 − 7 − 4 2 1 芸 計 11 1 2 3 9 15 5 1 1 27 研修訓練事業 5.工業技能研修事業 開発途上国が産業発展を推し進める中で、先進諸国での当該技術の習得を希望する青年 は少なくない。その一方で、日本では頒布されて久しい工業技術も途上国では依然として 多くの地域で不足し必要とされている。オイスカでは、工業技術の領域を広げ、そうした 多様なニーズに対応するため、工業研修に技能実習制度を導入している。これにより研修 (実習)員は最大3年間の滞在が可能となり、より徹底して当該技術の習得に励むことが 可能となった。本年度受入れた研修(実習)員は以下の通りである。 ( 1) 氏 名:Mr. Khairil Azman Bin Abd Radzai(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 2) 氏 名:Mr. Nur Adam Mustapha Bin Mustapha(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 3) 氏 名:Mr. Haryanto Bin Pejar(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 4) 氏 名:Mr. Mohd Fafuan Hazim Bin Zulkipli(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 5) 氏 名:Mr. Mohamad Asri Bin Ahmad(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 6) 氏 名:Mr. Asyraf Samir Bin Zulkifli(マレーシア) 科 目:溶接 事 業 所:中村建設(株)〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 7) 氏 名:Mr. Zainudin Bin Jaapar(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 8) 氏 名:Mr. Mohd Zulkifli Bin Mohd Johari(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 ( 9) 氏 名:Mr. Mohd Hidzir Bin A. Kadir(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:16/05∼19/05 − 8 − 研修訓練事業 (10) 氏 名:Mr. Oliveros Osbert Villacillo(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間:16/9∼19/9 (11) 氏 名:Mr. Turalba Arnel Juan(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間:16/9∼19/9 (12) 氏 名:Mr. Bayle Tristan Castillo(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間:16/9∼19/9 (13) 氏 名:Mr. Dickenson Arlan Masaoay(フィリピン) 科 目:塗装 事 業 所:鈴木サービス工場〔兵庫県〕 研修期間:17/2∼20/2 (14) 氏 名:Mr. Mohammad Ahsan Ullah Bhuiyan(バングラデシュ) 科 目:印 刷 事 業 所:プリテック(株)〔愛知県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (15) 氏 名:Mr. Mohammad Kamrul Islam Bhuiyan(バングラデシュ) 科 目:印 刷 事 業 所:プリテック(株)〔愛知県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (16) 氏 名:Mr. Abdul Fatah Bin Abd Aziz(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所〔静岡県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (17) 氏 名:Mr. Muhammad Hazrul Bin Hassan(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所〔静岡県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (18) 氏 名:Mr. Mohd Norhazrin Bin Nordin(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (19) 氏 名:Mr. Md Firdaus Bin Md Nor(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (20) 氏 名:Mr. Azrulaffandi Bin Jasmane(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) (21) 氏 名:Mr. Mohd Ab Razak Bin Mohd Noor(マレーシア) 科 目:機械加工 − 9 − 研修訓練事業 (22) (23) (24) (25) (26) (27) (28) (29) (30) (31) (32) 事 業 所:(株)浜松メカテック〔静岡県〕 研修期間:17/05∼20/05(予定) 氏 名:Mr. Bilgera Nicanor Billedo(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Castro Mayer Daoan(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Tamo Maynard Lopez(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Ayco Raymond Blaza(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Divina Avelino Segundo(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Pilor Jenodine Franco(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Claor Sherwin Artienda(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Berce Butch Sevilla(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:愛知製鋼〔愛知県〕 研修期間:17/8∼20/8(予定) 氏 名:Mr. Tejero Rolly Molina(フィリピン) 科 目:鋳 造 事 業 所:(株)クボタ鋳造〔山梨県〕 研修期間:17/11∼20/11(予定) 氏 名:Mr. Komang Witara(インドネシア) 科 目:鉄筋施工 事 業 所:関西スチールフォーム〔大阪府〕 研修期間:18/2∼21/2(予定) 氏 名:Mr. Frenki Afandi(インドネシア) 科 目:鉄筋施工 事 業 所:関西スチールフォーム〔大阪府〕 研修期間:18/2∼21/2(予定) − 10 − 研修訓練事業 (33) 氏 名:Mr. Navarro Generoso Matro(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間:18/2∼21/2(予定) (34) 氏 名:Mr. Careon Jessie Claor(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間:18/2∼21/2(予定) (35) 氏 名:Mr. Barreyro Mar Bejarin(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業〔兵庫県〕 研修期間:18/2∼21/2(予定) (36) 氏 名:Mr. Lomioan Noel Balansi(フィリピン) 科 目:塗装 事 業 所:鈴木サービス工場〔兵庫県〕 研修期間 :18/2∼21/2(予定) (37) 氏 名: Mr.Carino Leo Gucan(フィリピン) 科 目: ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (38) 氏 名:Mr.Alfaro Roberto Jr. Bucarile(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (39) 氏 名:Mr.Pastores Dindo Domaoal(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (40) 氏 名:Mr.Cabintoy Samuel Virador(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (41) 氏 名:Mr.Mohd Firdaus bin Mohd Ghazali(マレーシア) 科 目:クリーニング 事 業 所:新日本ウエックス(株)〔愛知県〕 研修期間:18/6∼20/6(予定) (42) 氏 名:Mr.Mohd Khairi bin Jamaludin(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:(有)清明エンジニアリング〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (43) 氏 名:Mr.Mohd Muaz Rafiuddin bin Mazlan(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:(有)清明エンジニアリング〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (44) 氏 名:Mr.Noorazha bin Mohd Nordin(マレーシア) 科 目:金属プレス − 11 − 研修訓練事業 (45) (46) (47) (48) (49) (50) (51) (52) (53) (54) (55) 事 業 所:(有)清明工業 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Md. Dahlan bin Daud(マレーシア) 科 目:金属プレス 事 業 所:(有)清明工業 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Mohamad Faizal bin Mamat(マレーシア) 科 目:金属プレス 事 業 所:(有)清明工業 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Mohd Hanafi bin Mohd Aris(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Mohd Khairu Nizam bin Mat Husain(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Nor Mohd Halim Bin Sarwan(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Mohd Shafik bin Ishak(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:東名紙器製造(有) 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Muhamad Aizuddin bin Kamarudin(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:東名紙器製造(有) 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Shah Rizan bin Che Mud(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Suhaimi bin Mohd Salikan(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Suhaijan bin Salip(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) 氏 名:Mr.Mohd Faiz bin Azis(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) − 12 − 研修訓練事業 (56) 氏 名:Mr.Noor Azizan bin Mohamad(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (57) 氏 名:Mr.Hasrol bin Hassan(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (58) 氏 名: Mr.Sharif Mahmud(バングラデシュ) 科 目:印刷 事 業 所:プリテック(株) 〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (59) 氏 名:Mr.Mohammad Shahansha Bhuiyan(バングラデシュ) 科 目:印刷 事 業 所:プリテック(株) 〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (60) 氏 名:Mr.Castaneda Fredelito Lapena(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ 〔愛知県〕 研修期間:18/6∼21/6(予定) (61) 氏 名:Mr.Laoing Derek Apayao(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:(株)クボタ鋳造 〔山梨県〕 研修期間:18/8∼21/8(予定) (62) 氏 名:Mr. Velasco Maximo Medina(フィリピン) 科 目:自動車整備 事 業 所:仙台トヨペット(株) 〔宮城県〕 研修期間:18/8∼20/8(予定) (63) 氏 名:Mr. Diata Cruz Harold Veloria(フィリピン) 科 目:自動車整備 事 業 所:仙台トヨペット(株) 〔宮城県〕 研修期間:18/8∼20/8(予定) (64) 氏 名:Mr.Sagamang Angel Velasquez(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:(株)クボタ鋳造 〔山梨県〕 研修期間:18/9∼21/9(予定) (65) 氏 名:Mr. Pascua Anacleto Figares(フィリピン) 科 目:鍛造 事 業 所:愛知製鋼 〔愛知県〕 研修期間:18/9∼21/9(予定) (66) 氏 名:Mr. Hermoso Pablito Jr Magnual(フィリピン) 科 目:鍛造 事 業 所:愛知製鋼 〔愛知県〕 研修期間:18/9∼21/9(予定) (67) 氏 名:Mr. Belarmino Glenn Alagao(フィリピン) 科 目:鍛造 − 13 − 研修訓練事業 (68) (69) (70) (71) (72) (73) (74) (75) (76) (77) (78) 事 業 所:愛知製鋼 〔愛知県〕 研修期間:18/9∼21/9(予定) 氏 名:Mr. Claor Dexter Arcienta(フィリピン) 科 目:塗装 事 業 所:鈴木サービス工場 〔兵庫県〕 研修期間:18/9∼21/9(予定) 氏 名:Mr. Dufale Leonard Bautista(フィリピン) 科 目:鍛造 事 業 所:愛知製鋼 〔愛知県〕 研修期間:18/9∼21/9(予定) 氏 名:Mr. ZAINI BIN SUBOH(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:大日機工(株) 〔静岡県〕 研修期間:18/11∼19/10 氏 名:Mr.Mohd Nor Asri Bin Abdul Rashid(マレーシア) 科 目:溶接 事 業 所:トランステック(有) 〔静岡県〕 研修期間:18/11∼21/11(予定) 氏 名:Mr.AIZEARI BIN MAHMUD(マレーシア) 科 目:溶接 事 業 所:トランステック(有) 〔静岡県〕 研修期間:18/11∼21/11(予定) 氏 名:Mr.HAIRUN ANUAR BIN SARIAT(マレーシア) 科 目:溶接 事 業 所:(有)有玉自動車工業 〔静岡県〕 研修期間:18/11∼21/11(予定) 氏 名:Mr.MOHD FAIRUL ANUAR BIN MOHD DZALAM(マレーシア) 科 目:溶接 事 業 所:(有)有玉自動車工業 〔静岡県〕 研修期間:18/11∼21/11(予定) 氏 名:Mr.JETLEY AMIT(インド) 科 目:クリーニング 事 業 所:新日本ウェックス(株) 〔愛知県〕 研修期間:18/12∼21/12(予定) 氏 名:Mr.SHARMA AJIT(インド) 科 目:クリーニング 事 業 所:新日本ウェックス(株) 〔愛知県〕 研修期間:18/12∼21/12(予定) 氏 名:Mr.RATHEESH KUMAR(インド) 科 目:印刷 事 業 所:総合ビジネス(株) 〔愛知県〕 研修期間:18/12∼21/12(予定) 氏 名:Mr. CHAND OMKANWAR(インド) 科 目:印刷 事 業 所:総合ビジネス(株) 〔愛知県〕 研修期間:18/12∼21/12(予定) − 14 − 研修訓練事業 (79) 氏 名:Mr. Jomnanta Vittaya(タイ) 科 目:鉄筋施工 事 業 所:関西スチールフォーム 〔大阪府〕 研修期間:19/2∼22/2(予定) (80) 氏 名:Mr. Pruek-Ngoen Korawit(タイ) 科 目:鉄筋施工 事 業 所:関西スチールフォーム 〔大阪府〕 研修期間:19/2∼22/2(予定) (81) 氏 名:Mr. Pacleba Lloyd Adrian Bello(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業 〔兵庫県〕 研修期間:19/2∼22/2(予定) (82) 氏 名:Mr. Carino Clarence Lacsamana(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業 〔兵庫県〕 研修期間:19/2∼22/2(予定) (83) 氏 名:Mr. Artienda Fritchz Jay Bernal(フィリピン) 科 目:鉄工 事 業 所:平井工業 〔兵庫県〕 研修期間:19/2∼22/2(予定) (84) 氏 名:Ms. Sathyanathan Deepa Joseph(インド) 科 目:機械工作 事 業 所:美岡工業 〔兵庫県〕 研修期間:19/2∼20/2 (85) 氏 名:Ms. Valiyaparampath Meethal Shiji(インド) 科 目:機械工作 事 業 所:美岡工業 〔兵庫県〕 研修期間:19/2∼20/2 (86) 氏 名:Mr.Ramos Ronaldo Artienda(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (87) 氏 名:Mr.Vasquez Edmon Turqueza(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (88) 氏 名:Mr.Bulao Marlou Belleza(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (89) 氏 名:Mr.Baoalan Eric Ralph Segundo(フィリピン) 科 目:ダイカスト 事 業 所:(株)アーレスティ 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (90) 氏 名:Mr.Khairil Fakhriz bin Ahmad Suhaimi(マレーシア) 科 目:内装仕上げ − 15 − 研修訓練事業 事 業 所:加藤建材(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (91) 氏 名:Mr.Mohd Idham bin Zolkafli(マレーシア) 科 目:内装仕上げ 事 業 所:加藤建材(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (92) 氏 名:Mr.Mohamad Noriman Hamadi bin Md Tahir(マレーシア) 科 目:内装仕上げ 事 業 所:加藤建材(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (93) 氏 名:Mr.Tongtuedee Somchai(タイ) 科 目:電気めっき 事 業 所:神谷理研(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (94) 氏 名:Mr.Yodmee Sornchai(タイ) 科 目:電気めっき 事 業 所:神谷理研(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (95) 氏 名:Mr.Pinitwat Bunpot(タイ) 科 目:電気めっき 事 業 所:神谷理研(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (96) 氏 名:Mr.Carpio Reden Anquillano(フィリピン) 科 目:鋳造 事 業 所:(株)クボタ鋳造 〔山梨県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (97) 氏 名:Mr.Hosni bin Mohd Drus(マレーシア) 科 目:金属プレス 事 業 所:(有)清明工業 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (98) 氏 名:Mr.Abdul Kamal Darus bin Abdul Rahman(マレーシア) 科 目:金属プレス 事 業 所:(有)清明工業 〔静岡県〕 研修期間 :19/5∼22/5(予定) (99) 氏 名:Mr.Azarul Azuwad bin Abd Wahab(マレーシア) 科 目:金属プレス 事 業 所:(有)清明工業 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (100) 氏 名:Mr.Mohd Amir bin Chek Dol(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (101) 氏 名:Mr.Hizzat Firdaus bin Harun(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)大洋製作所 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) − 16 − 研修訓練事業 (102) 氏 名:Mr.Hizzat Firdaus bin Harun(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (103) 氏 名:Mr.Khairul Iqbal bin Mohammad Zainal(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (104) 氏 名:Mr.Amir Azrin bin Mohd Yusoff(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (105) 氏 名:Mr.Sharizan bin Ramli(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (106) 氏 名:Mr.Ahmad Solleh bin Abu Hasan(マレーシア) 科 目:建設機械施工 事 業 所:中村建設(株) 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (107) 氏 名:Mr.Mohd Fazli bin Aini(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (108) 氏 名:Mr.Paikul Razi bin Bujang(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (109) 氏 名:Mr.Mohd Shahrizal bin Mohd Shafie(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (110) 氏 名:Mr.Fairuz Hafriz bin Hamzah(マレーシア) 科 目 :機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (111) 氏 名:Mr.Muadz Bin Abdul Jabar(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (112) 氏 名:Mr.Mohammad Kamil Bin Senawi(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:(株)浜松メカテック 〔静岡県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) (113) 氏 名:Mr.Uddin Md Salah(バングラデシュ) 科 目:印刷 − 17 − 研修訓練事業 (114) (115) (116) (117) (118) (119) (120) (121) (122) (123) (124) 事 業 所:プリテック(株) 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) 氏 名:Mr.Masum Nur Muhammad(バングラデシュ) 科 目:印刷 事 業 所:プリテック(株) 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) 氏 名:Mr.Azad Abul Kalam(バングラデシュ) 科 目:印刷 事 業 所:プリテック(株) 〔愛知県〕 研修期間:19/5∼22/5(予定) 氏 名:Mr.Garcia Apolinario Dictado(フィリピン) 科 目:鍛造 事 業 所:愛知製鋼(株) 〔愛知県〕 研修期間:19/9∼22/9(予定) 氏 名:Mr.Orienda Reynaldo Rana(フィリピン) 科 目:鍛造 事 業 所:愛知製鋼(株) 〔愛知県〕 研修期間:19/9∼22/9(予定) 氏 名:Mr.Perez Marvin Clemente(フィリピン) 科 目:鍛造 事 業 所:愛知製鋼(株) 〔愛知県〕 研修期間:19/9∼22/9(予定) 氏 名:Mr.Mohd Hazrullah Bin Md Saleh(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:東名紙器製造(株) 〔静岡県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) 氏 名:Mr.Ahmad Faizul Bin Abdul Halim(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:東名紙器製造(株) 〔静岡県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) 氏 名:Mr.Ahmad Zhafrin Bin Halidan(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:東海精工(株) 〔静岡県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) 氏 名:Mr.Hohd Khaireen Bin Mohd Husnudin(マレーシア) 科 目:機械加工 事 業 所:東海精工(株) 〔静岡県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) 氏 名:Mr.Ahmad Kusaire Bin Bashab(マレーシア) 科 目:機械保全 事 業 所:(有)清明エンジニアリング 〔静岡県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) 氏 名:Mr.Soe Min Oo(ミャンマー) 科 目:自動車整備 事 業 所:静岡トヨペット(株) 〔静岡県〕 研修期間:20/2∼22/2(予定) − 18 − 研修訓練事業 (125) 氏 名:Mr.Valerio Larry Vargas(フィリピン) 科 目:機械加工 事 業 所:古川工業(株) 〔滋賀県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) (126) 氏 名:Mr.Birad Diosdado Ibanez(フィリピン) 科 目:機械加工 事 業 所:古川工業(株) 〔滋賀県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) (127) 氏 名:Mr.Ido Joel Avila(フィリピン) 科 目:機械加工 事 業 所:古川工業(株) 〔滋賀県〕 研修期間:20/2∼23/2(予定) 6.海外研修員受入(組織運営・活動能力向上支援事業) 外務省国際開発協力関係民間公益団体補助金(NGO事業補助金) 開発途上国における農村地域の発展は、それら諸国の経済社会の発展を推進していく上 で最も重要な位置を占めている。農村社会の中核を担っていく青年の人材育成は農村地域 の社会全体における開発に不可欠な要素であり、草の根レベルから図っていくことが必要 である。そのため、主体となり得る農村地域の青少年に対し持続可能な地域開発と農村地 域の全般的な発展に資する知識を提供し、現地リーダーとしての人材育成研修を実施した。 本年度は外務省NGO事業補助金で下記のコースに分かれ 29 名の研修員を平成 19 年 4月から平成 20 年3月の期間受け入れた。 〈農業一般実務コース〉 ・農村社会の歩み、文化、日本人の農業に対する考え方や取り組み、規律などの理解。 ・環境保全型有機農業をフィールドでの作業を通して理解するための実践。 ・有機農業のいろいろな形態についての学習。 ・田植えの前の準備から収穫までの一貫した稲作栽培作業内容を理解するための実践。 ・基本的な蔬菜栽培で苗作り、栽培管理、収穫まで一貫した作業を理解するための実践。 【Ⅰ.西日本研修センター】 ・農業一般 <12 名> Mr.Sugeng Handoyo Mr.Rashid Hassan Mr.Seavula Jiove Nikola Ms.Targa Melanie Eballa Mr.Vazhayil Subin Mr.Lobsang Samten Mr.Tun Tun Lin Ms.Nandre Henrica Mr.Tokalau Niko Rokorabale Mr.Gerald Jemina Abiera Ms.Dupo Miriam Babida Mr.Thomson Andrew (インドネシア) (パキスタン) (フィジー) (フィリピン) (インド) (インド(チベット)) (ミャンマー) (パプアニューギニア) (フィジー) (フィリピン) (フィリピン) (パプアニューギニア) − 19 − 研修訓練事業 【Ⅱ.本部(沖縄) 】 ・農業一般 <17 名(以下全てフィリピン)> Mr.Tatoy Hester Vilar Mr.Pagaduan Rudy Soliven Mr.Ancheta Marleon Abon Mr.Noche Carlos JR. Ella Mr.Glodoveza Gary Ryan Espejon Mr.Zacarias Rafael Jr. Uy Mr.Porceso Aldwin Goco Mr.Belangel Fritzie Donasco Mr.Alipalo Robert Joy Bediosas Ms.Padpad Maria Teresita Villanuena Ms.Maligdong Antonia Tumangan Mr.Malijoc Alejandro Pandoy Mr.Salas Marvin De La Torre Mr.Montano Ricky Locsin Mr.Menardo Jerry Enoc Mr.Manato Joelyn Villanueva Mr.De La Rama Romy Enoc 合 ィ ジ 計 ー フ ィ リ ピ ン フ パ キ ス タ ン イ ンド ネ シ ア イ ンド ︵チ ベット ︶ 一 ド 合 業 ン 農 イ 技術目 パプ アニュー ギ ニア 別 ミ ャ ン マ ー 国 般 1 2 1 1 1 1 2 20 29 計 1 2 1 1 1 1 2 20 29 − 20 − 海外技術協力事業 2.海外技術協力事業 過去半世紀の間に多くの国が独立を果たし、それぞれの国の発展を目指して、国づく りを進めてきた。残念ながら先進国中心で進められる金融・経済のグローバル化の恩恵 は途上国、特に農村部にいる人々に行渡らず、先進国と途上国、都市部と農村部の格差 は縮まるどころか、かえって開いてさえいる。そして、このような国家間、地域間に生 じている格差を埋めるためにも、オイスカの国際協力活動の実施意義がある。 それぞれの国や地域の人たちが自発的に動き、それぞれの国や地域を持続可能な社会 へと創りあげていくお手伝いをオイスカが始めて以来、48 年が過ぎた。持続可能な社 会とは、そこに住む人々が誇りをもち、環境にやさしい持続可能な産業が育成され経済 的にも自立して生活できる社会とも言えよう。このような持続可能な社会構築のために、 オイスカが行なってきた活動は、1、2年の協力のみで効果が上がるものではない。ま た1種類の活動のみで、そのような社会が構築できるものでもない。産業育成や森づく りなど、長期的な視点で永く関与し続けることで初めて芽が出るものもある。また、様々 な活動が有機的に行なわれることで、大きな成果へとつながるであろう。 平成 19 年度は、オイスカのそうした長期的・包括的取り組みの成果が現れた年となっ た。例えば 20 年続けてきたパプアニューギニア・ラバウルにおける稲作を始めとした研 修事業では、同国の国家的な注目と期待を集めるほどに成果を収めつつある。15 年続け てきたフィリピン・中部ルソン島の植林プロジェクトでは、森林伐採後 100 年間も放置 され、荒れ果てた山だったが、今では森が生まれ、ふもとの集落では、川の水量が増し 通年枯れないようになり、米の3期作もできるようになった。 活動開始後約 30 年を経過したフィリピン・ネグロス島では、農業の技術研修とそれに 伴う島内の青年への人材育成、そして 16 年間を経過し、50 校を超える「子供の森」計 画の実施、そして 22 ヶ所に及ぶデイケアーセンター(保育所)の建設など、多くの活動 が有機的につながり、それぞれに良い影響を与え、大統領も注目するような養蚕事業の 育成・振興を実現しつつある。 一方、昨年は、オイスカの国際協力活動における課題も認識する年となった。農業を 中心とした各国研修センターの存在は、フィールドの担い手を増やすことに貢献してき た。しかしプロジェクト全体のマネジメントを担うローカルの人材輩出に関しては満足 できる状況には至らず、この分野での人材不足が顕著となってきた。支援者の期待に応 えていくためにも、今後は、本年度確認された、こうした成果をより一層伸ばすととも に、浮かびあがった課題の対策に努めていきたい。 − 21 − 海外技術協力事業 − 22 − 海外技術協力事業 − 23 − 海外技術協力事業 1.技術員派遣事業 (1)派遣 番号 氏名 バングラデシュ 1 宮 嶋 秀 夫 インドネシア 2 吉 永 秀 喜 3 中 垣 豊 4 中 垣 ア ダ 5 武 鑓 史 恵 ミャンマー 6 岡 村 郁 男 7 藤 井 啓 介 8 安 部 雅 之 9 齊 藤 祐 子 フィリピン 10 渡 辺 重 美 11 池 田 広 志 12 木 村 春 光 スリランカ 13 佐 藤 立 輝 タイ 14 春 日 智 実 パプアニューギニア 15 荏原美知勝 16 澤 井 勝 之 フィジー 17 吉 田 孜 18 宗 像 ジュイエ 19 秋 山 真 年齢 出身地 担当分野 53 富山県 運営管理 57 38 46 29 福岡県 京都府 フィリピン 岡山県 運営管理 農業・庶務 調整 調整 76 32 31 32 長野県 兵庫県 大阪府 富山県 運営管理 研修・農業 研修・農業 調整 57 66 62 岐阜県 福岡県 高知県 運営管理 運営管理 運営管理 35 秋田県 調整 35 長野県 調整・渉外 49 49 東京都 岐阜県 農業・調整 運営管理 75 37 34 長野県 福島県 埼玉県 運営管理 調整・渉外 運営管理 (2)機材 供与対象国 機材名 パ プ ア ニ ュ ー ギ ニ ア コピー機、建設資材、試験器具資材 タイ、バングラデシュ、パプア 研修センター資材、水タンク、コンピューター、 ニューギニア、インドネシア、 試験器具資材 フィジー、ミャンマー 2.海外研修センター運営事業 海外研修センターもしくは、研修農場において農村青年に対する1年間、又は6ケ月の 長期、或は1ケ月間程度の短期等各種研修訓練を実施した。農業技術はもちろんのこと 勤労意欲、責任感、時間観念、礼節等の基本的事柄を身につけさせるべく厳格な生活指導 を行っている。その厳格な日常生活の中から自主性の芽生えがあり、時間を活用する姿勢 が生まれ、技術を駆使する人材養成が可能となっている。更に農業経営観念を身につける ことによって、自立する農村青年が誕生し村のリーダーとして村づくり、国づくりに向け 後輩の研修指導に努力している。一方日本に招聘する研修生は海外研修センターでの研修 修了者の中から選考するため、より目的に相応しい人材の選考が可能となる。 − 24 − 海外技術協力事業 (1)運営費支援事業 平成 19 年4月∼平成 20 年3月 インド 平成 19 年4月∼平成 20 年3月 東ティモール 平成 19 年4月∼平成 20 年3月 フィリピン 平成 19 年4月∼平成 20 年3月 バングラデシュ (2)南々協力研修事業 ミャンマー研修センターの指導員と日本人技術員4名がバングラデシュの研修センタ ー、開発現場を視察し、現地の有用技術を取り入れる研修を行った。両研修センターの スタッフが意見交換を行う場も設けた。 3.特定プロジェクト活動事業 (1)コスモ石油エコカード基金支援プロジェクト 定置型有機循環農業のモデルの確立ならびにその拠点となる研修センターの自立運営 の実現を目指してコスモ石油エコカード基金の助成を受け、本年度は自家製チョコレー ト製造事業、参考図書充実化事業、刑務所での稲作指導、定置型稲作普及事業などを 実施した。加えてスタッフの能力向上のための研修も実施した。 (2)ネグロス蚕種製造プロジェクト 昨年度からの外務省NGO支援無償資金を得ての継続事業として、現地における蚕種 の確保を目的とした蚕種製造プロジェクトを実施した。蚕種製造に係る関係施設の設置、 資機材の導入、さらに専門家派遣による技術指導を行った。完成した蚕種製造所では 様々な試験研究が行えるようになり、ネグロス島の地勢や気候に適合した品種また養蚕 農家の蚕飼育技術レベルの違いに適応した品種の開発を可能にした。特に病気に強い 優良蚕種を作ることができる体制が整ったことで、今後は安定した優良繭の生産量増加 が期待される。 (3)中部ジャワ・ダマック県地域開発基盤整備プロジェクト 昨年度より4ヶ年計画で開始した事業で、コニカミノルタ労働組合の支援で行っ ている。マングローブ林の過度の伐採が主因となり水没の危機にあるジャワ島中部 ジャワ州北岸のダマック県ベドノ村にて学校の校舎建設事業、校庭の土盛りによる 復元などを行った。 (4)フィジーサンゴ礁保全プロジェクト サンゴ礁の破壊が著しい同国ビチレブ島沿岸部 28 村においてサンゴの増殖、植え 付け活動、並びに住民への研修を行うことにより、同沿岸海域のサンゴ礁の復活並びに 持続的な保全体制の確立を目指す事業で、住友生命の支援を得て進めている。プロジェ クト実施期間は3年3ヶ月間(平成 20 年1月∼平成 23 年3月末)。平成 19 年度(2008 年1月から3月まで)は、10 ヶ所のサイトにおいて南太平洋大学等のメンバーと協同で 水質やサンゴ数などについての基礎調査を行うとともに、10 種類 492 のサンゴ苗の移植 を実施した。 − 25 − 海外技術協力事業 (5)農村地域住民のための農業研修 同国のビチレブ島ナンドロガナボサ県、ラ県等農村部の青年に対して、農業や コミュニティーディベロップメントの手法、そして環境教育や倫理教育を施すことによ り、研修修了者の終了後就農率・起業率を高め、その農村の健全な再生に寄与する事業。 実施期間は平成 19 年7月から 20 年6月まで。国際ボランティア貯金の助成を得て実施 する。平成 19 年度には国立青年研修センターでの 30 名の長期研修を実施した他、同 施設内にて養蜂技術の向上、設備の向上などの研修充実を図った。 4.業務促進事業 (1)開発調整会議 期 間:平成 19 年4月 11 日∼4月 14 日 内 容:海外現場責任者と国内業務従事者とが一同に会し、全体方針についての共有 ならびに各地からの報告を行った。また、国際協力分野、気象分野の専門家を 招聘し講演も実施した。 出席者:25 名 − 26 − 海外技術協力事業 海外プロジェクト概要 (1) 海外事業と受入れ機関 センター・プロジェクト・事務所 バングラデシュ研修センター チッタゴン・マングローブ植林プロジェクト 南インド事務所 北インド事務所 インドネシア・OB 会研修センター カランガニアル研修センター チトラ・オイスカ研修センター KPD-オイスカ青年研修センター ミャンマー農林業研修センター フィリピン事務所 バゴ研修センター ミンダナオ・エコテック研修センター アブラ農林業研修センター カンラオン研修センター パラワン研修センター ダバオ研修センター ヌエバビスカヤ植林プロジェクト ヌエバエシハ研修センター スリランカ事務所 タイ有機農業普及プロジェクト フィジー農林業開発プロジェクト 設立 1981.02 1992.07 1995.04 2001.07 2000.02 1988.12 1998.06 1989.06 1996.06 1989.03 1981.04 1997.04 1991.04 1979.04 1983.06 1984.05 1993.08 1980.03 1993.10 1992.08 1990.01 01 パプアニューギニア ラバウル・エコテック研修センター 1987.05 東ニューブリテン州政府 01 東ティモール 東ティモール地域開発研修センター 2001.02 オイスカ東ティモール総局 No 01 02 01 02 01 02 03 01 01 01 02 03 04 05 06 07 08 09 01 01 01 国名 バングラデシュ 南インド 北インド インドネシア マレーシア ミャンマー フィリピン スリランカ タイ フィジー 受け入れ機関 バングラデシュ総理府NGO 局・農業省 バングラデシュ研修生 OB 会 オイスカ南インド支局 デリー州政府 オイスカ・インドネシア研修生OB会 農村開発協同組合(KPD) 農業灌漑省、ミャンマー農業公社 ボランティア・サービス調整局 バゴ市 北ザンボアンガ州政府 アブラ州政府・計画開発課 ビサヤ支局・研修生OB会 パラワン州政府・農業経営事務所 コンポステラ・バレー州政府 キラン・ラブグリーン開発協同組合 ヌエバエシハ州政府 オイスカ/スリランカ総局・OB会 オイスカ・タイ総局 青年雇用機会スポーツ省 (2)各プロジェクト別−技術員・アシスタント・研修生の数 国名 No 01 バングラデシュ 02 01 02 01 02 03 01 01 01 02 03 04 05 06 07 08 09 01 01 01 01 01 インド インドネシア マレーシア ミャンマー フィリピン スリランカ タイ フィジー パプアニューギニア 東ティモール センター・プロジェクト・事務所 バングラデシュ研修センター チッタゴン・マングローブ植林プロジェクト 南インド事務所 北インド事務所 インドネシア OB 会研修センター カランガニアル研修センター チトラ・オイスカ研修センター KPD-オイスカ青年研修センター ミャンマー農林業研修センター フィリピン事務所 バゴ研修センター ミンダナオ・エコテック研修センター アブラ農林業研修センター カンラオン研修センター パラワン研修センター ダバオ研修センター ヌエバビスカヤ植林プロジェクト ヌエバエシハ研修センター スリランカ事務所 タイ有機農業普及プロジェクト フィジー農林業開発プロジェクト ラバウル・エコテック研修センター 東ティモール地域開発研修センター 合 計 − 27 − 技術員 現地スタッフ 1 0 0 0 4 0 0 0 4 0 1 1 0 0 1 0 0 0 1 1 3 2 0 10 5 15 4 36 8 6 13 23 4 22 3 4 2 4 4 4 4 12 12 12 22 11 研修生 男子 女子 20 0 0 0 0 0 0 0 24 4 326 36 150 0 16 11 9 9 0 1 12 4 4 3 13 7 0 0 9 2 4 0 0 0 3 1 0 0 5 5 28 0 208 46 10 0 19 240 841 129 海外技術協力事業 (3) 各プロジェクト別施設の規模・耕地面積・植林可能な期間 No 01 国 収容 水田 畑作 果樹 他 (ha) (人) (ha) (ha) (ha) (ha) バングラデシュ研修センター 4.0 50 2.0 1.0 0.5 0.5 7∼9 チッタゴン・マングローブ植林プロジェクト 0.15 15 0.0 0.0 0.0 0.0 6∼7 名 バングラデシュ 02 植林 規模 センター・プロジェクト・事務所 時期 (月) 南インド事務所 自宅 0 0.0 0.0 0.0 0.0 6∼8 02 北インド事務所 借家 0 0.0 0.0 0.0 0.0 7∼9 01 インドネシア OB 会研修センター 10.0 100 0.0 2.7 1.5 1.0 10∼2 カランガニアル研修センター 2.2 42 0.2 2.0 0.0 0.0 10∼12 チトラ・オイスカ研修センター 20.0 22 0.0 15.0 3.0 2.0 12∼2 01 02 インド インドネシア 03 01 マレーシア KPD-オイスカ青年研修センター 39.5 60 7.42 0.56 1.0 5.2 4∼8 01 ミャンマー ミャンマー農林業研修センター 7.5 30 4.0 1.5 0.0 0.0 5∼9 01 フィリピン事務所 0.05 20 0.0 0.0 0.0 0.0 6∼10 02 バゴ研修センター 32.0 30 10.0 10.0 1.0 5.0 6∼12 03 ミンダナオ・エコテック研修センター 24.0 50 1.5 5.5 8.0 4.0 6∼12 04 アブラ農林業研修センター 3.0 20 1.0 0.4 0.4 1.2 7∼10 カンラオン研修センター 2.0 33 0.62 0.7 0.5 0.6 6∼11 06 パラワン研修センター 8.0 45 3.0 2.32 1.0 0.25 6∼12 07 ダバオ研修センター 08 ヌエバビスカヤ植林プロジェクト 09 05 フィリピン 4.5 03 0.0 1.5 1.0 0.5 7∼10 500.0 30 0.0 0.0 0.0 0.0 6∼9 ヌエバエシハ研修センター 5.0 50 4.0 0.4 0.4 0.2 5∼11 01 スリランカ スリランカ事務所 4.42 2 0.0 0.0 0.0 4.22 9∼1 01 タイ タイ有機農業普及プロジェクト 21.0 33 0.0 0.06 1.76 0.0 5∼8 01 フィジー フィジー農林業開発プロジェクト 11.7 140 0.0 9.0 0.0 0.6 11∼4 01 パプア ニューギニア ラバウル・エコテック研修センター 161.9 205 7.3 0.4 3.8 102 不定 01 東ティモール 東ティモール地域開発研修センター 10.0 89 0.0 4.0 0.0 4.0 11∼4 "他は豚舎、養鶏舎、養魚池、桑畑畑、竹林、ゴム園、庭園、畜産、カカオ園などの面積を示す。 (4) 海外プロジェクト事業概要 <バングラデシュ> 所在地 責任者 OISCA Training Center of Bangladesh Village East Narasinghpur, station-Ashulia, バングラデシュ Bangladesh 研修センター 主 要 業 Post-Zirabo, Upazila-Savar, Dist. Police Dhaka, 宮嶋 秀夫 務 1.地域青年への農業研修機会の提供 2.児童、及び地域住民への環境教育の提供 3.農業関連の事業運営に関する普及啓発 4.養鶏関連の事業運営に関する普及啓発 チッタゴン・マングロー 所在地 責任者 ブ植林プロジェクト OISCA Mangrove Reforestation Project Village Illishia, Chakaria, Cox − 28 − s Bazar,Bangladesh Mr. Hamidul Hoque Manik 海外技術協力事業 主 要 業 務 1.マングローブ植林(今年度は 18.43 ヘクタール、18,700 万本を植林)。 2.環境保全・地域協力、塩田(製塩)などの技術指導 3.アクア・カルチャー・フォーレスト :マングローブ植林と魚介類の養殖・水林産物の共栄による生態系の調査と研究 <インド> 所在地 責任者 OISCA Youth Center UKS Road, Calicut, Kerala, S.India-670001 主 要 業 Mr. M. Aravind Babu 務 1.緑化活動 (1)「子供の森」計画活動(1151 校)、(2)環境保全プロジェクト(30ha の植林、維持 管理作業)(3)ハーブガーデンプロジェクト(ケララ州 367 校対象) 2.地域開発 (1)アグロフォレストリー研修センター(20 農家対象)、(2)飲料水供給プロジェクト 南インド事務所 (3,000 家庭対象)、(3)女性のエンパワーメント(技術研修)、(4)貧困層へ下水設備 提供 3.研修 (1)青年フォーラム/女性フォーラム、(2)リーダーシップ育成研修(学生対象)、(3) 雨水貯水マネジメント、(4)電気機械研修、(5)伝統工芸研修 4.特別活動 (1)奨学生制度、(2)救急車サービス、(3)クレーンサービス、(4)食糧・薬等の支援 5.その他連携 (1)国際会議の開催、(2)NGOフォーラムの開催、(3)地域開発フォーラムの開催、 (4)スタディツアーの開催、(5)その他ワークショップの開催 所在地 責任者 OISCA North India A1/3 Panchsheel Enclave, 北インド事務所 Mr. R.K.Jaitli New Delhi 110019, India 主 要 業 務 1.「子供の森」計画 2.環境啓蒙プログラム 3.地域開発事業:読み書き向上、所得向上・雇用率向上 <インドネシア> 所在地 責任者 OISCA Alumni Association T.C. in Indonesia KP. Cimenteng RT02/05 Desa Sukamulya, Kec.Cikembar, Sukabumi 43155, インドネシア OB 会研修センター 吉永 秀喜 Jawa Barat, Indonesia 主 要 業 務 1.研修業務 :長期及び短期の研修を実施。研修課目は、農業部門(蔬菜栽培、アグロフォレ ストリー、養鶏)のほか、女性生活改善、木工、農業機械、環境教育など。 2.「子供の森」計画:2007 年度は 62 校の 6.64ha にて 4,754 本を植付け。 3.東京海上マングローブ植林プロジェクト(TMMP) − 29 − 海外技術協力事業 :ジャワ島北岸 5 地域でのマングローブ植林。 第 2 フェーズの 4 年目。 4.ロンボク島「住民の森」計画(PFP) :日本より植林ボランティアを招いてのコミュニティフォレストづくり。 5.ヤマハの森 in Indonesia:緑化、環境教育、共同水場建設、教育支援等。 6.トヨタ車体グループの森:緑化、環境教育、共同水場建設、教育支援等 7.中部ジャワ・ダマック県地域開発基盤整備プロジェクト :コニカミノルタ労組支援事業。海岸浸食被害地域の村道護岸工事、 小学校改築、環境教育 8.オイスカ OB 会菊栽培プロジェクト :日本向け電照菊苗の栽培・輸出。近隣の村から女性労働者を約 50 名雇用。 所在地 責任者 OISCA Karanganyar Training Center JI TP Joko Songo, km 1.2, Desa Doplang, Mr. Kec.Karangpandan, Kab. Karanganyar 57791 Herlambang Ag. Mulyono Jawa Tengah, Indonesia 主 カランガニアル 要 業 務 1.研修業務 研修センター :農業経営に主眼を置いた実習及び講義。正規研修生である 22・23 期生のほか、 地方政府や高等学校、大学より委託を受けて短期研修を実施。 2.「Yamaki Way」 植林プロジェクト :お仏壇のやまき支援により 18 年度から 5 年間の植林事業を開始 3.「子供の森」計画 :カランガニアル県内 3 校(19 年度)における緑化活動、環境教育 所在地 責任者 CITRA-OISCA Training Center, Kupang-NTT Desa Oematnunu, Kec.Kupang Barat, Kab.Kupang Nusa Tanggara Timur, Indonesia 主 要 業 Mr. Bambang Sudarsono 務 1.研修業務:短期研修を実施。 チトラ・オイスカ 研修センター 2.参加型天水域統合開発計画 :国際農業開発基金の資金援助の下、東ヌサテンガラ州食用作物社会指導局が推 進するプログラムに協力する形で、乾燥地帯の農民グループへの指導を担当。 3.食料配布プログラム :国連世界食糧計画の委託を受け、干ばつ被害を受けた住民への食料配布を実施。 4.ACF との協力事業 :ACF(フランス生まれの国際 NGO)との協力事業。TTS 県の公共交通機関・情 報から取り残された 8 つの辺境村における農業指導。農産物販売ネットワーク 確立支援。 <マレーシア> KPD-オイスカ 所在地 青年研修センター KPD / OISCA YOUTH Training Center Jln. Lagud 責任者 Seberang, W.D.T.6,Tenom, Sabah, Malaysia − 30 − Mr. Jimil Bin Jainol 海外技術協力事業 主 要 業 務 1.研修事業 (1)農業研修 ①稲作と精米活動 ⑥果樹栽培 ②畜産 ⑦植林活動 ③蔬菜栽培 ④農機具の管理 ⑤堆肥作り ⑧環境教育 (2)食品加工研修−食品加工(豆腐・麺・クッキー・チップス(バナナ・タピオカ)・ジャム ①調理実習 ②販売実習:センター販売店並びに軽食堂での実習 (3)特別教科(基礎日本語・数学、グループマネジメント、マーケティング、人間育成など) 2.「子供の森」計画事業 :現在 17 校で実施。植林活動、ネイチャーキャンプの実施、各種ワークショップ開催など <ミャンマー> 所在地 責任者 OISCA Agro-forestry Training Center Pakhangyi, Yesagyo Township, Pakokku District, 岡村 郁男 Magway Division, Myanmar 主 要 業 務 1.農村青年リーダー育成研修 :ミャンマー全土から集まった男女 10 名ずつの農村青年に対し、11 ヶ月間の研修 プログラムを提供。稲作・蔬菜・養鶏・養豚・環境教育・食品加工・保健・日 本語・機械(男子)/洋裁(女子)の実習など 2.有機農業普及計画:ボカシを基礎とした有機農法の普及 ミャンマー農林業 研修センター 3.「子供の森」計画 :植林活動、環境セミナー、ゴミ拾い運動、環境劇の発表など、19 年度;26 校 4.貧困地域における食糧供給プロジェクト :WFP(国連機関)との提携による食糧供給プロジェクト。教育機会の向上 Food for Education (FFE)、雇用機会の向上 Food for Work (FFW;道路、ため池等インフ ラ整備)、Food for Training (FFT;有機農業・畜産研修)を実施。 5.教育支援:校舎の修復、建築、衛生環境の整備 6.農業用水・生活用水確保のための灌漑水路整備 7.水資源供給、衛生環境改善計画(WFP との共同事業) :雨水の確保、トイレ等の設置による衛生改善 <フィリピン> マニラ事務所 所在地 責任者 OISCA House No.8 Ferns Ville Street, White Plains Subdivision, Quezon City, Philippines − 31 − Mr. Welman N. Valencia 海外技術協力事業 主 要 業 務 1.プロジェクトの視察・訪問者の受け入れに伴う連絡調整 2.日本への研修生派遣に伴う連絡調整 3.「子供の森」計画の総合調整 4.比国内政府機関や関係組織との連絡調整 所在地 責任者 OISCA Abra Agro-forestry Training Center Mudiit, Dolores, Abra, Philippines 主 要 業 Mr. Delfin B. Tesoro 務 1.人材育成 :地域の青年への研修。稲作、畜産、蔬菜栽培、工業技術、環境保全活動(植林) アブラ農林業 研修センター などの技術指導 2.地域開発 :精米機、トラクター、粉砕機、草刈機などの貸出し及び使用方法の指導 3.有機農法の普及:ミミズによる堆肥づくり及び地域への普及 4.教育開発:デイケアセンターの建設支援 5.畜産事業:肥育牛、養豚、ヤギ、水牛の飼育 6.農林業開発:アグロフォレストリーの実施 7.「子供の森」計画事業の調整 所在地 責任者 OTTAA Nueva Vizcaya Reforestation Project #31, Washington Street, Aritao, Mr. Mario G. Lopez Nueva Vizcaya, Philippines ヌエバビスカヤ 主 植林プロジェクト 1.植林活動:植林および維持・管理作業 要 業 務 2.脱穀機・小型トラクターのリース 3.環境教育活動(森林火災の防止などについて):「子供の森」計画活動など 4.養豚プロジェクト :19 年 7 月開始。植林地管理費用捻出および地域雇用創出のため 所在地 責任者 OISCA Nueva Ecija Training Center ヌエバエシハ 研修センター Barangay Cabio,Lianera, Mrs. Leonila O. Santos Nueva Ecija, Philippines 主 要 業 務 1.稲作・蔬菜・養豚・養鶏・養魚、食肉加工、裁縫の技術指導 2.「子供の森」計画の調整 所在地 責任者 OISCA Palawan Training Center Mr. Ernest Darujuan Cabigaan, Aborlan, Palawan, Philippines パラワン研修センター 主 要 業 務 1.研修事業(稲作、蔬菜栽培、養豚) 2.精米および製粉事業 3.植林事業(マングローブ植林・陸地での植林) 4.「子供の森」計画の調整 5.果樹園 − 32 − 海外技術協力事業 所在地 責任者 OISCA-Bago Training Center 渡辺 重美 Tabunan, Bago City, Negros Occidental, Philippines 主 要 業 務 1.人材育成 (1)農業研修(7 月∼3 月:14 名)、(2)農業実習(バゴ大学農学生対象)、(3)沖縄農業 研修、(4)奨学制度 バゴ研修センター 2.農村開発 (1)養蚕普及(農家約 200 戸対象)、(2)紬糸作り指導(センター近隣主婦 50 名対象)、 (3)機織り(シルク・麻)、(4)養豚(子豚供給)、稲作(種籾供給) 3.地域協力 (1)保育所支援(バゴ市 22 箇所)、(2)保育所建設(1 棟)、(3)学校協力(楽器普及、 トイレ建設など) 4.植林 (1)アホイ梅田植林プロジェクト、(2)DSB 村の植林プロジェクト(地域住民と共同林 作り)、(3)マングローブ植林プロジェクト(VMA商船学校との共同プロジェクト 3ha) 所在地 責任者 OISCA Eco-Tech International School P.O.Box 8, Dipolog City, 池田 広志 Zamboanga del Norte, Philippines 主 要 業 務 1.植林活動 ミンダナオ・エコテック 研修センター (1)アグロフォレストリー、(2)マングローブ植林、(3)ゴム、果樹の植林(苗木の提供) 2.人材育成 現地青年−植林を通じた研修及び農業研修。西ミンダナオ大学林学部学生の研修など。 日本人青年−不登校生、ニート、大学生・専門学生など対象に 3 ヶ月∼1 年間の研修。 研修内容:稲作、蔬菜栽培、養豚、養鶏、ゴムプランテーション、 果樹(マンゴー、ランソーネス、ランブータン)、植林活動 3.畜産事業:養豚、養鶏 4.ふるさとづくり−CFP 活動など 所在地 責任者 OISCA Davao Training Center Purok 3,Pasian, Monkayo, Mr. Edgar A. Yonque Compostela Valley, Philippines 主 要 業 務 1.蔬菜栽培 2.穀物(米・とうもろこし)栽培 ダバオ研修センター 3.養鶏・養豚 4.「子供の森」計画の推進と環境保護活動 5.手作り紙製作(上記「子供の森」計画の活動の一環としての実施) 6.食肉加工・保存 7.集約的営農指導 8.マッシュルーム栽培 9.飼料配合 − 33 − 海外技術協力事業 所在地 責任者 OISCA Canlaon Training Center Lumapao, Canlaon City, カンラオン Negros 研修センター 主 Mr. Carrel D. Caduhada Oriental, Philippines 要 業 務 1.短期研修、稲作(168ha)、蔬菜、畜産、養蚕、種の普及、肥料の普及など 2.「子供の森」計画の推進 3.桑の栽培や養蚕の普及 <スリランカ> 所在地 責任者 OISCA Sri Lanka Office Mr. A.M.C.K.B.Alahakoon P.O.Box 44, スリランカ事務所 Nugegoda, Sri Lanka 主 要 業 務 1.環境教育(「子供の森」計画事業の推進) (1)植林活動、(2)管理作業、(3)セミナー開催 <タイ> 所在地 責任者 OISCA Thailand Organic Farming extension P.O.Box 15, Makok, Pasang, Mr. Somphong Johsen Lamphun 51120, Thailand 主 要 業 務 1.環境教育 タイ有機農業普及 プロジェクト (1)環境キャンプの実施、(2)環境劇団の結成(子供たちによる)、 (3)有機農法とアグロフォレストリーの指導、(4)苗木作り、 (5)環境活動に関する冊子作り、(6)外部視察(オイスカ以外の団体への視察)、 (7)エコグッズの作成(CFPプロダクト:草木染め、石鹸など) 2.植林事業 (1)緑化活動、(2)コミュニティフォレスト 3.研修事業 (1)農産物の生産・販売、(2)短期農業研修、(3)隣国間研修(南南研修) 4.交流事業:植林ボランティア派遣受け入れ、NGO 他団体との連携 <フィジー> 所在地 責任者 OISCA Fiji Agro-forestry Development Project P.O.Box 495, NYTC, 吉田 孜 Sigatoka, Fiji Island フィジー農林業開発 主 要 プロジェクト 1. 研修事業 業 務 :国立青年研修センター農業コース(一般農業、養鶏、養豚、養蜂、規律訓練、日本語) 2.CFP活動:学校植林、コミュニティ植林、環境教育 3.植林活動:山岳部の植林・果樹、沿岸部のマングローブ植林・サンゴ保全 4.地域協力(OB 支援) − 34 − 海外技術協力事業 5.JICA「持続可能な農村開発のための人材育成パイロットプロジェクト」 :平成 19 年 6 月完了 6.東京海上マングローブ事業:ビチレブ北東部ラ県地域 3 年間で 50ha 50 万本の植栽 7.住友生命サンゴ保全プロジェクト:フィジー海域 29 カ村でサンゴ育成・増殖・植え付け 8.農林開発(国際ボランティア貯金助成事業) :農業研修、地域開発活動、環境教育、倫理教育 <パプアニューギニア> 所在地 責任者 OISCA Eco-Tech Training Centre, Rabaul P.O.Box426, Rabaul, 澤井 勝之 East New Britain Province, Papua New Guinea 主 要 業 務 1.研修業務:定置型循環有機農業を基本とした研修。 2.技術指導 :精米機による精米技術指導。稲作(水稲、陸稲栽培)、発酵有機肥料作り。 ラバウル・エコテック 3.蔬菜栽培:発酵有機肥料作り、発酵有機農薬作り。 研修センター 4.畜産:豚、養鶏、アヒル、ウサギ、ワニ、淡水魚養殖、肥育・繁殖(除ワニ)。 5.林業:ノニ育苗、有用樹育苗、バルサ収穫、ノニジュース開発、バニラ栽培、 コーヒー栽培・加工、チョウ養殖、標本作り。 6.普及活動:東ニューブリテン州稲作普及、ガゼル地区稲作普及 7.短期研修(ADB 主催) :4 週間の内で、稲作、蔬菜、井戸掘り、バニラ栽培、チョウ養殖などを実施。 8.人材育成:(1)キリスト教教育の充実(Christian Religion Education)、(2)建 築技術研修、養鶏舎、ボカシ山屋、(3)プロジェクトマネジメントのディプロマコースを実施 <東ティモール> 所在地 OISCA East Timor Training Center Maubara, Liquica, East Timor 東ティモール 主 地域開発研修センター (1) 研修業務−農業、規律訓練 要 業 務 (2) 植林活動―山岳部の植林、沿岸部のマングローブ植林 (3) 技術指導−農業全般、養鶏 (4) 地域協力(OB 支援) − 35 − 責任者 Mr. Mirandolindo Guterres A. 人材育成事業 3.人材育成事業 1.業務推進能力向上研修事業 職員を対象として業務分野ごとに能力向上のための研修会を開催した。また、必要に応 じて、各職員が外部での研修プログラムに参加した。 − 36 − 国際交流事業 4.国際交流事業 1.海外関係者交流(受入れ) 月 日 4月 3日 4 月 23 日 5 月 17 日 7 月 10 日 7 月 24 日 国 籍 ブータン 中国 フィジー インド インド 8 月 31 日 インド 1 月 17 日 バングラデシュ 1 月 23 日 マレーシア 氏 名 ブータン王国農業大臣 中国環境文化促進会事務局長 駐日フィジー大使 ダライ・ラマ法王駐日事務所代表 慶応義塾大学アフターブ・セット教授 (元駐日インド大使) 目 的 懇談 懇談 懇談 懇談 懇談・情報交換 駐日インド大使 駐日バングラデシュ大使 駐日マレーシア大使 懇談 懇談・情報交換 懇談・意見交換 2.国際交流事業 (1) 訪問国:モンゴル 期 間:平成 19 年8月 28 日∼9月1日 目 的:オイスカ・モンゴル総局発会式に出席し、現地会員、政府関係者等との懇談 を行った。また緑化事業の政府との連携協力の可能性について検討した。 訪問者:中野利弘、木附文化 (2) 訪問国:フィリピン 期 間:平成 19 年9月 15 日∼22 日 目 的:ネグロス養蚕普及事業及びヌエバビスカヤ植林事業の視察を行い、関係者と の意見交換を行った。またフィリピン政府要人を表敬訪問した。 訪問者:中野良子、永石安明 (3) 訪問国:インド 期 間:平成 19 年9月 20 日∼30 日 目 的:南アジア地域のオイスカ組織間の活動基盤充実のために近隣諸国のオイスカ 組織代表者が参集し、連携強化のための会議を開催した。活動推進と多国間 の連携協力について話し合い、オイスカ関係者間の交流を図った。 訪問者:中野利弘、木附文化 (4) 訪問国:パプアニューギニア 期 間:平成 19 年 10 月 20 日∼27 日 目 的:オイスカ・エコテック研修センター20 周年記念行事へ出席し 20 年の歩みを 振り返った。政府要人、関係機関との意見交換を行い現地での活動基盤充実 について話し合った。 訪問者:中野良子、永石安明 − 37 − 国際交流事業 3. 親善交流事業 今年度においても、開発途上諸国との関係を連携強化するために、オイスカ会員等 国内支援者が各プロジェクト地を訪問し、現地オイスカ支援者及びオイスカ研修生 OB との意見交換、協働活動を行い、交流を図った。 № 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 組織名 北海道支部 山梨県支部 長野県支部 富山県支部 静岡県支部 静岡県支部 愛知県支部 愛知県支部 豊田支局 豊田支局 碧南高浜支局 岐阜県支部 関西研修センター 奈良支局 奈良支局 四国支部 三豊支局 香川東支局 愛媛県支局 佐賀県支部 甘木朝倉支局 沖縄県支局 派遣先 フィリピン・ネグロス タイ・ラノーン ミャンマー タイ・ラノーン タイ・ランプーン 中国・貴州省 パプアニューギニア・ラバウル スリランカ フィリピン・ネグロス タイ・ラノーン フィリピン・ネグロス パプアニューギニア・ラバウル フィリピン・アブラ タイ・チャイナット タイ・チャイナット インドネシア・ロンボック カンボジア マレーシア・サバ タイ・チャイナット フィリピン・ネグロス フィリピン・ミンダナオ フィリピン 期間 3 月 14 日∼21 日 7 月 23 日∼29 日 8 月 3 日∼10 日 8 月 22 日∼28 日 8 月 3 日∼9 日 3 月 8 日∼13 日 10 月 20 日∼26 日 11 月 19 日∼26 日 8 月 20 日∼24 日 1 月 17 日∼23 日 2 月 16 日∼20 日 10 月 20 日∼26 日 7 月 28 日∼8 月 4 日 8 月 1 日∼5 日 2 月 7 日∼12 日 8 月 19 日∼24 日 11 月 2 日∼7 日 2 月 1 日∼6 日 8 月 25 日∼29 日 8 月 17 日∼22 日 8 月 20 日∼25 日 2 月 25 日∼29 日 参加者数 15 36 10 36 30 11 16 19 12 19 12 6 17 12 7 42 27 6 32 19 5 11 計 400 名 − 38 − 国際会議事業 5.国際会議事業 1.国際会議事業 (1)環境教育と青年育成に関する国際会議 主 催:財団法人 オイスカ 日 時:平成 19 年 11 月1日∼2日 会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京) 参加者: 国 名 アゼルバイジャン バングラデシュ フィジー 香港 インド インドネシア 日本 氏 名 エルツィン・ナシーリ A・ラーマン・アティーク ヌルル・アラム モハマッド・ラヒムウッラ グルシャナ・パービーン エミノニ・ロラドゥリ C.U.トゥイコロ 仇 永 平 黒田 祐之進 石見 康雄 ラビンダー K. ジャイトリ リトゥ・プラサド M・アラビンド・バブ ビスワム・ビノイ T・O・ラマチャンドラン P・R・ナレンドラデブ メレタラ・バブラジ 澤田 健二 ムルヨノ・ヘルランバン スワント 中野 良子 中野 利弘 中野 悦子 廣瀬 道男 木附 文化 奈良 毅 廣野 良吉 友田 和臣 新屋敷 均 岡本 隆之 清水 利春 小杉 辰雄 小野 泰司 杉浦 正行 村瀬 恒治 雲井 純 平尾 三郎 沢井 利昭 黒田 吉則 寺内 和子 山田 浩之 角田 豊秋 平井 晴弘 小杉 裕一郎 − 39 − 役 職 アゼルバイジャン総局会長 前バングラデシュ総局会長 バングラデシュ総局事務局長 バングラデシュ研修センター主席指導員 バングラデシュ総局役員 国立青年研修センター所長 フィジー研修センター上級指導員 香港総局会長 オイスカ中国駐在代表 オイスカ国際基金事務局長 北インド支局会長 北インド支局事務局長 南インド支部事務局長 南インド名誉会員 カリカット支局会長 ペリンタルマンナ支局会長 Malayala Manorama 新聞社編集員 インドネシア事務所所長 カランガニアル研修センター所長 インドネシア OB 会相談役 オイスカ・インターナショナル総裁 オイスカ・インターナショナル常任副総裁 オイスカ・インターナショナル副総裁 オイスカ・インターナショナル事務局長 オイスカ・インターナショナル事務局次長 オイスカ・インターナショナル事務局顧問 財団法人オイスカ理事 オイスカ開発教育専門学校長 財団法人オイスカ理事 財団法人オイスカ理事 オイスカ関西研修センター所長 オイスカ中部日本研修センター所長 オイスカ四国研修センター所長 オイスカ愛知県支部会長 オイスカ岐阜県支部会長 オイスカ三重県支局会長 オイスカ北海道支部副会長 オイスカ岐阜県支部事務局長 オイスカ関西総支部事務局長 オイスカ四国支部事務局長 オイスカ熊本県支部事務局長 オイスカ宮城県支部事務局長 オイスカ三重県支局幹事 オイスカ愛知県支部事務局長代行 国際会議関連事業 韓国 マレーシア モンゴル ミャンマー パキスタン パラオ パラグアイ フィリピン スリランカ 台湾 東ティモール ウルグアイ 内 渡辺 重美 渡邉 忠 岡村 郁男 金太鐘 鄭在聖 金載潤 朴貴連 M・ソフィアン・A・ラヒム M・アンワール・ハシム ジャーパー・ハムザ イグナチウス・ピーター T・ドゥーレン ニンジン・ギリヤセド チット・トウィン テイ・リン・ウー バーバル・A・カーン N・R・カーン タンバー・ジャバイド・ラナ M・イクバル・ハッサン ミノル・F・X・ウエキ フラビアン・カルロス ミチオ 高倉 アルフレド・G・マラニオン マグダレノ・コルテス ジェット・C・ロハス マリベス・レボトン アベリノ・ロサダ リナ R.ティアム ルシル・T・ゲルボリア クリスティン・S・コルテス P・ティラク・ウィーラシンハ A.M.C.K.B. アラハコーン 謝 毅叡 陳 國盛 M・A・グテレス 三上 隆仁 フィリピン・バゴ研修センター所長 オイスカ中南米駐在代表 オイスカ・ミャンマー開発団長 韓国総会会長 韓国総会監査役 韓国総会理事 韓国総会理事 マレーシア総局副会長 マレーシア総局事務局長 マレーシア総局事務次長 オイスカ・サバ支局役員 モンゴル総局会長 モンゴル総局事務局長 農業灌漑省農業公社企画局次長 オイスカ農林業研修センター主任指導員 ラホール支局副会長 ラホール支局役員 ラホール支局幹事 ラホール支局会員 元パラオ総局会長 パラオ総局会員 パラグアイ総局会長 フィリピン総局理事長 フィリピン総局理事 フィリピン総局副会長 マニラ事務所主席調整員 ミンダナオ北ザンボアンガ州調整員 マニラ事務所主任調整員 バゴ研修センター主席調整員 フィリピン総局会員 スリランカ総局会長 スリランカ事務所参事 台湾総会事務局長 台湾総会理事 地域開発研修センター所長 ウルグアイ総局国際理事 容: 11月初旬に行った環境教育と青年育成に関する国際会議は、19カ国・地域から、80名の 参加を得て開催した。特に、オイスカが長年行ってきた人材育成活動を見直し、今日の 国際社会のニーズにいかにマッチしたものとして深化させていくかを検討した。会議では、 日本とインドの例を出し、後継者、環境教育推進員、持続可能な村づくりのための人材を いかに育成するか熱心な討議を行った。持続可能な村づくりのための人材育成、リーダー 育成のテーマでは、オイスカが2001年から提唱した、「ふるさとづくり」運動に焦点を当 て、人、環境、土地のつながり、特に精神的なつながりを考えるプレゼンを行った。日本 を始め多くの国・地域では、人がその土地を愛し、土地とつながり、土地の自然風土の中 で調和して生活しているが、このような考え方の上に、いっそう森の復興、村の緑化、美 化を進め、より良い環境の中で人々の生計を築いていくかを検討した。併せて、オイスカ・ インターナショナルの創立当時を映像で紹介し、オイスカ活動の意義を再確認した。 − 40 − 6.調査研究事業 1.調査研究事業 (1)フィリピン 派 遣 者:中野良子、永石安明 派遣期間:平成 19 年9月 15 日∼21 日 今後のフィリピンでの開発協力活動を模索するため、フィリピン上・下院各議長と の面会、若手下院議員7名との懇談会、日本大使館での臨時代理大使面会、ネグロス 島、ルソン島のプロジェクト訪問などを行った。各面会者から協力の要請、また申し 出を受け今後の活動に向けた布石とすることが出来た。 (2)フィリピン・カンボジア調査研究事業 派 遣 者:萬代保男 派遣期間:平成 19 年 11 月 12 日∼19 日 来年度より西日本研修センターにてスタートする新規研修事業の事前調査、関係者 との協議、カンボジアで実施されているマングローブ植林事業についての調査を行っ た。新規の派遣機関となる現地農業学校などにオイスカの研修への理解を促すなど実 りある調査となった。 − 41 − 啓発事業 07.啓発事業 1.組織充実事業 (1)組織構成 組織の充実事業は各地区において活発に活動が展開され、本年度 は新たに静岡県中部支局が発会した。また、各支部支局での積極的 な普及活動事業実施の効果により、ここ数年の会員総数・会費入金 額の減少傾向に歯止めがかかりつつある。 平 成 20年 3 月 31日 現 在 の 組 織 は 下 記 の 通 り 。 ①支部(14支部) 1 北 海 道 支 2 宮 城 県 支 3 首 都 圏 支 4 山 梨 県 支 5 長 野 県 支 6 富 山 県 支 7 静 岡 県 支 8 愛 知 県 支 9 岐 阜 県 支 10 関 西 総 支 11 四 国 支 12 西 日 本 後 援 13 佐 賀 県 支 14 熊 本 県 支 部 部 部 部 部 部 部 部 部 部 部 会 部 部 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 会長 横 山 亀 井 桝 本 岩 波 塚 田 山 田 井 上 杉 浦 村 瀬 鈴 木 佐 藤 川 合 長 沼 丸 本 清 伍 章 雄 之 蔵 一 行 治 胖 忠 義 辰 雄 冨 士 男 文 紀 昭 晃 政 俊 圭 光 正 恒 ②支局(58支局) 福島県 福島支局 茨城県 茨城県支局 東京都 東京築地支局 神奈川県 神奈川支局 飯田支局、上田支局、佐久支局、 長野県 諏訪支局、中信支局、長野支局 磐田天竜支局、掛川小笠支局、静岡県中部支局、 静岡県 浜北支局、浜松支局、袋井周智支局 安城支局、岡崎支局、尾張一宮支局、蒲郡支局、 刈谷支局、豊田支局、名古屋支局、西尾支局、 愛知県 日進長久手東郷支局、丹羽支局、半田支局、 碧南高浜支局、三河湾支局 三重県 三重県支局 大垣支局、可児支局、岐阜北支局、岐阜中央支局、 岐阜県 岐阜本巣支局、中濃支局、羽島支局 石川県 石川県支局 奈良県 奈良支局 − 42 − 啓発事業 広島県 広島支局 綾川支局、香川東支局、坂出支局、 高松支局、中讃支局、三豊支局 徳島県支局 高知県支局 愛媛県支局 甘 木 ・朝 倉 支 局 、 北 九 州 支 局 、 福 岡 東 支 局 佐世保支局 大分支局 宮崎支局、都城支局 鹿児島支局 沖縄県支局 香川県 徳島県 高知県 愛媛県 福岡県 長崎県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 2.会員の動向 (1)賛助会員 賛助会員の種別 法 人 : 特 別 法 人 会 員 ( 1 口 10万 円 /年 額 ) 維 持 法 人 会 員 ( 1 口 4 万 円 /年 額 ) 個 人 : 特 別 個 人 会 員 ( 1 口 5 万 円 /年 額 ) 維 持 個 人 会 員 ( 1 口 2 万 円 /年 額 ) マ ン ス リ ー 会 員 ( 月 額 2000円 ) (2) 会員の動向と会費納入状況 (「平成19年度会員の動向と入金額」「平成19年度所属別賦課額及び入金額」参照) 平成19年度期末の会員数は5,776件(法人件数:1,954件、個人件数:3,822件)、 賦課額は1億9302万1千円(法人賦課額:1億1298万3千円、個人賦課額:8003万8 千円)となった。前年度と比較すると、会員数は67件、賦課額は141万8千円の減 少となった。過去5年間の会員動向は、毎年平均367件の減少であり、会員の減少 は昨年度同様(昨年度:151件の減少)、下げ止まりの傾向が見受けられる。詳 細は以下に示すとおりである。 ①新入会・再入会・退会 平成19年度の新入会は、410件(法人:106件、個人:304件)となり前年度よ り25件減少した。退会は、589件(法人:123件、個人:466件)となり前年度よ り164件減少した。再入会は112件(法人:23件、個人:89件)となり前年度より 55件減少した。前年度に比べ、全体的にゆるやかな変動となった。 ②会費の納入 平成19年度会計の会費納入額については、1億7939万4千円(法人:1億725万6 千円、個人:7213万8千円)となった。前年度の会費納入額と比較すると514万4 千円の減額となった。期末賦課額に対する納入率は約93%である。 − 43 − 啓発事業 − 44 − 啓発事業 − 45 − 啓発事業 2 普及活動事業 普及活動事業は昨年度同様に各支部・支局で活発に実施された。自然体験・森づくり 活動では新たに「富士山の森づくり」活動がスタートし、複数の企業・団体との協働で 進められるとともに、支部支局も参加して植林活動が行われた。また、「森のつみ木広 場」活動が支部支局の参画によって、全国的な広がりを見せた。 (1)セミナー・講演会開催 № 組織名 1 北海道支部 2 3 4 5 宮城県支部 福島支局 首都圏支部 山梨県支部 6 静岡県支部 7 愛知県支部 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 事業名 参加 者数 期日 第7回「子供の森」計画 支援チャリティーディナーコンサート 山形県最上町国際交流会 支局会員研修会 活動報告会 講演会 静岡県中部支局 設立記念講演会 オイスカデー 国際親善の集い 12/12 9/18-19 8/19-20 11/17 5/15 中部日本 第91期国際青年教養講座 研修センター 「子供の森」交流会 岐阜県支部 三重県支局 中野良子講演会 三重県支部 オイスカ緑のコンサート 関西総支部 オイスカ活動報告会 関西総支部 海外ボランティア活動発表会 四国支部 四国のつどいin香川 愛媛県支局 四国のつどいin愛媛 愛媛県支局 国際協力推進・愛媛の集い 徳島県支局 四国のつどいin徳島 日タイ修好120周年 佐賀県支部 記念講演会 場所 211 札幌市 38 8 50 35 山形県最上町 浜松市 都内 アピオ 4/28 100 グランシップ 7/22 1000 安城市民会館 4/1-6 2/13-14 6/16 8/4 6月 12/1 10/12 6/18 10/5 6/14 12/2 24 中部日本研修センター 200 120 600 35 24 450 183 198 78 洞戸小、南帷子小 四日市商工会議所 川越あいあいホール 大阪国際交流センター 大阪国際交流センター 高松国際ホテル いよてつ高島屋 いよてつ高島屋 徳島市 200 佐賀市内 (2)自然体験・森づくり活動 № *支部支局開催の活動 組織名 事業名 1 北海道支部 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 北海道支部 北海道支部 宮城県支部 富山県支部 首都圏支部 首都圏支部 山梨県支部 山梨県支部 山梨県支部 静岡県支部 静岡県支部 期日 6/10,8/5, 第11回「山・林・SUN」体験 10/14 第12回「山・林・SUN」体験 9/29 森のつみ木広場 通年 森のつみ木広場 通年 「風の子の森」整備 10/27-28 夕やけ小やけ森づくり 通年 学校林整備活動 通年 オイスカの森づくり 8/25 学校林整備活動 通年 森のつみ木広場 通年 森のつみき広場 4/27 学校林整備活動 通年 − 46 − 参加 者数 場所 138 当別町字青山 5 岩見沢市 400 札幌市内小学校 他 96 山形県最上町/山形県舟形町 80 富山市下夕林 98 八王子市夕やけ小やけふれあいの里 − 相模原市広陵小学校 他 150 甲府市武田の杜 − 甲府市里垣小、大月市笹子小 他 − 県内各所幼稚園 他 155 浜松市村櫛小学校 − 静岡市松野小学校 啓発事業 5/12-13, 100 豊田市 5/19-20 あじさい園整備 10/6 17 犬山市内 森の文化祭 4/29 1000 蒲郡市 森のつみき広場 通年 832 四日市市、菰野町幼稚園 森のつみき広場 通年 360 白川町、岐阜市内小学校 「ふれあいの森」森林整備 通年 250 四条畷市 森のつみ木広場 通年 450 大阪市内小学校 他 NARA「子供の森」植林 7月 200 榛原町 直島町「山・林・SUN」体験 11/18 230 香川県直島町 美郷のホタル・和紙作り 6/2 40 徳島県美郷村 済美高校 植樹・ 7/16,8/18 141 松山市食場町 下草刈ボランティア ,3/12 私の青空松山空港真珠の森 3/8 31 宇和島市北灘 第6回「オイスカの森」inえひめ 3/23 157 松山市青波町 森のつみ木広場 10/4 75 伊予市栄養寺 桜島オイスカの森 2/9 120 鹿児島市桜島町 第1回「山・林SUN」 11/23 50 伊是名村 13 愛知県支部 オイスカの森づくり 14 15 16 17 18 19 20 21 22 丹羽支局 蒲郡支局 三重県支局 岐阜県支部 関西総支部 関西総支部 奈良支局 四国支部 高松支局 23 愛媛県支局 24 25 26 27 28 愛媛県支局 愛媛県支局 愛媛県支局 鹿児島支局 沖縄県支局 他 *企業との協働による活動 № 協働先 事業名 期日 場所 1 オルビス㈱ オイスカの森づくり 4,8月山梨県甲府市武田の杜(県有林) 2 オルビス㈱ 3 鈴健興業㈱ 日本鉄道労働 「富士山の 4 組合連合会 森づくり」活動/ 5-6月 山梨県南都留郡鳴沢村(県有林) 日本再共済生活 「富士山の森づくり」 5 協同組合連合会 推進協議会発足 6 昭和シェル石油㈱ 7 東京電力(株) 山梨県甲府市 ANAインターコンチネンタル 山梨県甲府市 8 つつじヶ崎の森林 4,9月 ホテル東京 つつじヶ崎の森(国有林) 再生活動 小菅村森づくり活動 5,10月山梨県小菅村(村有林) 9 本田技研工業㈱ 寄居町森づくり活動 6,9月埼玉県寄居町(町有林) 10 三菱自動車工業㈱ 早川町森づくり活動 6,11月山梨県早川町(財産区有林) 丹波山村森づくり活動 通年山梨県丹波山村(村有林) 11 サミット㈱ 森のつみ木広場 通年東京都世田谷区内児童館 普及活動 全国子ども会ジュニア・リーダー研究集会 (静岡県御殿場) 学校林・遊々の森全国子どもサミット 森のつみ木広場 12 ㈱SNKプレイモア 通年 (東京都八王子市) 普及活動 ネイチャーフェスティバル(神奈川県川崎市) 相模原シンポジュウム(神奈川県相模原市) 広陵小学校(神奈川県相模原市) 他 相川小学校(山梨県甲府市) 里垣小学校(山梨県甲府市) 13 松下電器産業㈱ 学校林活動 通年 松野小学校(静岡県静岡市) 笹子小学校(山梨県大月市) 他 − 47 − 啓発事業 3.広報出版事業 (1)月刊誌の製作・配布 誌 名:月刊OISCA(年11回発行) 体 裁:A4/4色刷り/16ページ(8・9月合併号=40ページ) 概 要:オイスカの活動の近況、会員・支援者の紹介記事、時事 的なトピックスに応じた特集記事、現場レポート、イベ ント参加情報等が記載されている。 (2)国際協力啓発図書の制作配布 タイトル:【「子供の森」計画──親子で読む環境問題】 編集…清流出版株式会社 企画発行…財団法人オイスカ 発行年月日…平成20年2月22日 仕様…112p A5判 内 容: 2007年のノーベル平和賞は、地球温暖化に警鐘を鳴らしたアル・ゴア氏と 「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が受賞したことからもわかるよ うに、地球温暖化は、今、人類が考え、緊急に手段を講じなければならぬ重 要な課題になっている。次代を担う子供たちに、地球温暖化などの環境問題 を知らせながら自らの頭で考え、発言し、行動することの大切さを説く。オ イスカの「子供の森」計画親善大使の赤井英和氏は、自然との触れ合いの大 切さを語り、アジア及び日本の各地で、子供たちが行なっている植林活動を 紹介した。親子で読む構成になっており、大人も子供も含めて一人でも多く の人間が、われわれの故郷である地球の問題について考えてほしいという願 いがこもっている。 配布先概要: ①公共図書館 1795件 ・都道府県立図書館及び市区町村立図書館 ②大学・短期大学図書館 1105件 ・大学・短期大学・高等専門学校の付属図書館 ③団体関係者 65件 ・役員、評議員等 ④会員 700件 ⑤その他 155件 合 計 : 4000冊 − 48 − 海外農漁村人材育成施設事業 8.海外農漁村人材育成事業 1.建物設備(学校等教育施設を含む) (1)ミャンマー研修センター内排水路建設 昨年度9月に近隣河川の氾濫のため研修センターの敷地が大きな被害を受けた。世界食 糧計画(WFP)からの支援を受けている食糧配給事業にも影響が出たため、未整備であった 研修センター内の排水路を整備し、今後の被害を最小限に食い止めるような態勢を整えた。 (2)ミャンマー倉庫建設 同じくミャンマーのマグウェイ管区、パカンジー町においてかねてから要望のあった 多目的倉庫の建設を支援した。WFP 支援の食糧配給の基地としても活用されている。 (3)ミャンマー保育所建設 上記研修センターから5分ほどのところに位置するシンチャウン村からの支援要請を 受け病院建設中の土地の隣接地に保育所を建設した。50 名ほどを収容できる施設および トイレを併設した。 (4)ミャンマー灌漑水路建設 平成 17 年度より継続して実施している水路の第二期分工事としてミャウピン村の溜池 内にレンガ積みの灌漑水路を建設した。既存の給水パイプの交換、灌漑水路の土盛り、 灌漑水路脇の井戸掘りも合わせて実施した。 (5)ミャンマー学校改築支援 今年度は4校の改築を実施した。ミャンマー政府の予算も限られていることから教育 環境の整備が行き届いていない学校が多数あり直接の要請も多いが、政府からの許可の出 たものを実施した。壁や屋根など老朽化した部分を中心に施工し、申し分のない出来栄え となった。 9.国際協力研修施設事業 1.国際協力研修施設の借上 (1)東京都杉並区和泉2丁目 17 番5号 敷 地 1,326.24 ㎡ 建物延 964.01 ㎡ 敷 地 965.40 ㎡ (2)東京都杉並区久我山3丁目5番 21 号 久我山研修館用地借上 今年度は久我山研修館用地が東京都市計画道路放射第5号線建設事業用地にあたる ため、東京都杉並区久我山にある建物を取壊し、年度末に同敷地を東京都に返還した。 また、これに伴い、移転補償金を受けるとともに、取壊しに伴う費用も発生した。 − 49 − 部門別会計事業 10.部門別会計事業 1.独立行政法人 国際協力機構(JICA)受託研修事業 独立行政法人 国際協力機構受託研修業務 昨年度に引き続き今年度も独立行政法人国際協力機構より研修員を受託し、第1、2 回は平成 18 年度の継続事業で農業者育成研修・農村女性の生活改善と村づくり研修を 実施した。第3回は研修コースの更新に伴い新たに環境保全型有機農業技術研修とし て実施、第4回は第2回の新規事業として実施した。 いずれのコースもJICAとの連携により予定通り研修業務が実施され、所期の到 達目標を達成することができた。研修員による評価も良好で、現地で有効な技術修得 ができたことに満足していた。研修員の今後の活躍に期待したい。 (1)第1回 1) コース名:平成 18 年度オイスカ農業者育成研修コース(第 26 回) 2) 研修期間:自 平成 19 年4月1日∼至 平成 19 年 12 月 15 日 3) 研修場所:財団法人オイスカ 中部日本研修センター 4) 研修員名: バングラデシュ 1. Ms. Acter Shahida (26 歳) 2. Ms.GHOSH Papia Rani (29 歳) インドネシア 1. Mr.Rifa'an (22 歳) マレーシア 1. Mr.AMOR Jebrail (24 歳) ミャンマー 1. Mr.CHAN Myae (21 歳) 2. Mr.MIN Lwin Oo (23 歳) パプアニューギニア 1. Mr.VOLE Nerius Luaina (27 歳) 2. Mr.KABE Hosea Junior (23 歳) フィリピン 1. Mr. ATIAGAN Lorlie Jr. Lequigan (32 歳) 2. Ms. ACERIT Ma. Grazen Abella (23 歳) スリランカ 1. Ms. HERATH MUDIYANSELAGE Vindya Srimali D (32 歳) 2. Ms. HETTIARACHCHIGE Deepa Shanthi H (33 歳) 3. Mr. BASSNAYAKE Mahinda Prasad (34 歳) 4. Mr. KORALE ARACHCHIGE Chaminda (35 歳) − 50 − 部門別会計事業 (2)第2回 1) コース名:平成 18 年度農村女性の生活改善と村づくり研修コース(第4回) 2) 研修期間:自 平成 19 年4月1日∼至 平成 19 年 12 月 15 日 3) 研修場所:財団法人オイスカ 四国研修センター 4) 研修員名: カンボジア 1. Ms.SAO Sitho (34 歳) フィジー 1. Ms.SARO Vasemaca Vakacegu (32 歳) 2. Ms.QIONIBARAVI Adi Elesi (24 歳) キルギス共和国 1. Ms.SULAIMANOVA Gulzana Melisovna (23 歳) 2. Ms.SALIMOVA Leila Ramazan Kyzy (26 歳) 3. Ms.IBYKEEVA Nurzat Baksosunovna (24 歳) ミャンマー 1. Ms.HTAR Htar Soe (24 歳) 2. Ms.KHIN May Thi (26 歳) バヌアツ 1. Ms.KALMET MoureenTounalae (23 歳) 2. Ms.KALORIS Virginia Pauline (20 歳) ネパール 1. Ms.KALPANA Lama (22 歳) 2. Ms.PUSPALATA Bastola (28 歳) (3)第3回 1) コース名:平成 19 年度環境保全型有機農業技術研修コース 2) 研修期間:自 平成 20 年2月 20 日∼至 平成 20 年3月 31 日 3) 研修場所:財団法人オイスカ 中部日本研修センター 4) 研修員名: フィジー 1. Mr.Josese Rogo TAGIVETAUA (29 歳) ガーナ 1. Mr.ABUKARI Ziblim (44 歳) ハイチ 1. Ms.VILMA Marie Flore (27 歳) ホンジュラス 1. Mr.ANARIBA BERNHARD Jorge Armando (24 歳) マダガスカル 1. Mr.ANDRIAMPARANY Solofonirina H. (30 歳) ミャンマー 1. Mr.TINT Myo Ko (29 歳) パプアニューギニア 1. Mr.ROBIN Samson (29 歳) 2. Mr.WAIKE Andrew (24 歳) フィリピン 1. Ms.DOCUYANAN Grace Dedicatoria (26 歳) − 51 − 部門別会計事業 タイ 1. Ms.SOMTHAWIN Chalinee 東ティモール 1. Ms.CARVALHO Maria Natercia de Jesus 2. Mr.SOARES Fernando トンガ 1. Mr.HALAIFONUA Ma'u Kakala To'a (27 歳) (26 歳) (34 歳) (28 歳) (4)第4回 1) コース名:平成 19 年度農村女性の生活改善と村づくり研修コース(第5回) 2) 研修期間:自 平成 20 年1月 16 日∼至 平成 20 年3月 31 日 3) 研修場所:財団法人 オイスカ 四国研修センター 4) 研修員名: バングラデシュ 1. Ms.MUNIRA Shirazum (23 歳) 2. Ms.KHATUN Rahima (23 歳) インドネシア 1. Ms.Dian Opi Mardianti (26 歳) 2. Ms.Sherly Sofie Poluan (25 歳) マレーシア 1. Ms.ROSMA LIA Bungin (25 歳) 2. Ms.NORFAZILAH Zah (25 歳) ミャンマー 1. Ms.SOE Myat Htwe (23 歳) 2. Ms.HYAY Htay Sein (24 歳) パプアニューギニア 1. Ms.NAVITAI Maria (30 歳) 2. Ms.TARERE Luna Buhin (23 歳) フィリピン 1. Ms.BALLANO Remelyn Rollera (22 歳) スリランカ 1. Ms.HETTIARACHCHI PATHIRANNAHALAGE I.P.H. (32 歳) 2. Ms.GAMA RALALAGE Shyamali Malkanthi Herath (34 歳) ベトナム 1. Ms.NGUYEN Thi Kim Oanh (30 歳) 2. Ms.LE Thi Tuong Van (31 歳) − 52 − 部門別会計事業 2.アジア太平洋緑化運動「苗木一本の国際協力」事業 「森林の大切さ、その役割および植林等の国際協力の重要性を幅広く国民に啓発すると ともに、アジア太平洋の青年たちが推進しようとする緑化運動に支援・協力する」ことを 目的に昭和 55 年(1980 年)にスタートした本キャンペーン事業も、開始以来 28 年が経過 した。以来緑化活動は国内の多くの支部支局の応援を得てきた。これに加えて 1990 年代前 半からは UI ゼンセン同盟、電力総連、そして電機連合等労働組合の支援が、そして 1990 年代後半からは企業の支援による緑化活動が増加傾向にある。全体としては、平成 19 年度 新たに 817ha の植林を行い、累計で 12,214ha となった。 労働組合や企業との協働形態による緑化事業は、支援する側の主体的な参加が好影響を 及ぼしているのか、長期間の実施となることが多い。苗木を育て森を作っていくためには 条件にもよるが最低 5 年間は要することを考えると、こうしたセクターの支援・参画は 緑化事業に向いていると言えよう。10 年以上経過した事業も多くなってきており長期支援 による成果が各地で見られつつある。フィリピンのルソン島中部(ヌエバビスカヤ)植林 プロジェクトで 19 年度実施した調査では、ふもとの小川の水量が増し、年間を通して流れ るようになり、その川の水を使用した稲作は、それまでの2期作から3期作実施できるよ うになったことが判明した。 「子供の森」計画も、開始以来 17 年を経過し、参加校・参加地域の拡大が進み 19 年度 新たに 308 校が参加し、累積では世界 26 カ国、総参加学校数 3,797 校となった。一方、 長期にわたり活動している学校では、新たな発見が見られつつある。昨年実施した調査で は、既に立派な成木に成長した木々の下に育つ野生苗を、子供たちが発見し、苗床に移し て育てるなど、子供たちの活動が持続的かつ自主的に継続している姿が確認された。この ように 19 年度は量の拡大を遂げる一方、長年の活動の成果ともいえる活動の質の高さにつ いても、改めて確認がなされた年となった。 (1)技術協力事業(プロジェクト支援) ①タイ・ラノーン マングローブ植林プロジェクト 同国ラノーン県には、25,000 ヘクタールにも及ぶ広大なマングローブ林帯が広がる。 しかし、近年違法伐採などが相次ぎ、その劣化が顕著になってきた。そこで同国政府王室 林野局(当時)の要請を受け、同地域のマングローブを健全な森に戻すための植林活動を 平成 12 年(2000 年)より開始した。東京海上日動火災保険を主な支援者として、現在で は多くの日本企業・市民からの支援に加え、ラノーン県民の主体的な参加も得ながら事業 は進められている。平成 19 年度(2007 年度)は 130 ヘクタールの植林を行った。また、 平成 20 年3月 31 日時点での累計植林面積は、982 ヘクタールに及んでいる。 ②インドネシア・ジャワ島 マングローブ植林プロジェクト 同国ジャワ島では、人口密度も高く、かつてあった沿岸の豊かなマングローブ林が宅地 化、農地化そしてエビ養殖池への転換などのために激減している。海洋資源漁業省、各県 の漁業局・林業局の要請を受け、平成7年(1995 年)のジャカルタ市近郊の沿岸での植林 を皮切りに、事業はスタートした。平成 11 年(1999 年)からは東京海上日動火災保険の − 53 − 部門別会計事業 支援も得て、これまでに、ジャワ島沿岸各地で合計、1,392 ヘクタールの植林を行ってい る。平成 19 年度(2007 年度)は 165 ヘクタールの植林を実施した。 ③フィリピン・カパロンガ マングローブ植林プロジェクト 平成 16 年(2004 年)より、同国の中で台風の一番多いルソン島南部地域、北カマリネ ス州カパロンガ町において、天然環境資源省並びにカパロンガ住民委員会の要請を受け、 また東京海上日動火災保険の支援を受けプロジェクトを開始した。これまで 110 ヘクター ルにおいてマングローブが植林され、平成 19 年度については補植を含む保育作業を行った。 ④フィジー マングローブ植林プロジェクト 同プロジェクトは、同国最大の島、ヴィチレブ島にて、平成5年(1993 年)よりスター ト。南西部コーラルコースト沿いで4ヵ所、西部沿岸で2ヵ所、そして北東部沿岸 11 ヵ所 に おいて植林並びにその維持管理を行っている。実施にあたっては村長以下住民皆の合意 のもと、住民参加型での植林・管理を重視して取り組んでいる。支援者は東京海上日動火 災保険、オルビスなど。約 48 ヘクタールのマングローブ林が生まれている。 ⑤バングラデシュ マングローブ植林事業 平成4年(1992 年)よりコックスバザール県チョコリア地区ならびにコックスバザール 地区でマングローブ植林活動を実施しており、今年度も UI ゼンセン同盟の支援を受けて 継続して実施した。平成 19 年度の実績として 17 万本の苗木を植林。毎年の支援労組から の現地派遣も8月に 12 名の参加の下、12 回目が実施された。 ⑥カンボジア 住民参加型マングローブ生態系保全活動 国土緑化推進機構(緑の募金事業)の支援を得て平成 17 年 10 月から3ヵ年計画で、 カンボジアの四大海岸線のひとつ、コーコン県内、ピーム・クラソップ野生動植物保護 地区で実施している。1990 年代に大量にマングローブ林伐採が行われ、海洋動植物の生存 が脅かされている地域であり、環境の改善はもちろんのこと持続的な管理保全を実施する ために地域全体の管理能力を育成することが求められている。種子の採取から植栽作業に いたるまで、地域住民や学校の生徒の積極的な参加を図ることでマングローブ保全への 責任感を醸成している。平成 19 年度は 15 ヘクタール、164,500 本の植林を実施した。 開始以来 30 ヘクタールの植林が完了している。 ⑦中国 日中友好植林計画 本年も日中緑化交流基金助成のもと、中国緑化基金会をカウンターパートとして中国 3ヶ所においてプロジェクトを実施した。 事業最終年となる、重慶では、過去植林したサイトの補植を含む保育作業を行った。 3年目を迎えた貴州省黄果樹の石漠化を改善するための植林では、平成 19 年度 40 ヘク タール、66,000 本の植林を行った。 台風の通り道である海南島では、海岸防護林のパイロットプロジェクトとしてのマング ローブ植林を実施。平成 19 年度は 50 ヘクタール、131,190 本の植林を行った。 − 54 − 部門別会計事業 ⑧中国 内モンゴル沙漠化防止プロジェクト 中国内蒙古自治区は、黄砂の原因ともなっている沙漠化が進んでいる。この沙漠化を防止 することを目標に同自治区阿拉善左旗において、平成 12 年(2000 年)よりオイスカ関係 組織 OISCA College の手により開始した。平成 18 年度までは航空播種で使う粘土団子の 土や種の配合など、調査研究活動が中心であったが、平成 19 年度は日本航空、大阪トヨタ 自動車の支援を得て、沙棗(ホソグミ)、花棒(イワオウギ)などの草本類約合計 6.5 ヘク タールの植林も行った。 ⑨フィリピン "ふるさとの森"プロジェクト 平成 18 年(2006 年)よりメディアグローバルリンクスの支援を得てフィリピン・パナ イ島アホイ町でスタートした。実施期間は平成 18 年5月から平成 23 年3月まで。平成 18 年度の調査を経て平成 19 年度からの4年間で約 440ha の森を作るべく、植林を開始した。 住民の要望を踏まえ、植林樹種はマホガニーとアカシアマンギウムを主に、マンゴなどの 果樹も植えた。平成 19 年度は 150ha の植林を行った。 ⑩フィリピン・ルソン島中部(ヌエバビスカヤ) 植林プロジェクト 電力総連支援により本年度も植林並びに防火帯の維持管理作業を行った。また、14 年間 の活動の評価と今後の展望の参考とするため専門家を派遣した。調査は各年度の植林地の 状況を土壌・生育・植生の面から評価するものであった。その結果、地形・土壌により 生育差はあるものの植栽後 10 年を経過するとほぼ森林を形作り、イネ科の単純な草地植生 からキク科などの草本類、ウツギ科やフトモモ科などの木本類の進入により多様な森林が 確実に形成されるなど、生態系の回復が認められた。これまで植栽を行った樹種が適切で あったことがわかった一方、大きな問題とは考えてこなかった風による被害が判明するな どした。今後、この調査をもとに管理作業の効率化、郷土樹種の導入などを検討していく ことにしている。 ⑪オイスカ・梅田植林プロジェクト 平成 5 年(1993 年)以来、フィリピン・パナイ島イロイロ州アホイ町で継続事業として 取り組んでいる植林プロジェクトは平成 19 年度 50 ヘクタールの植林を行い、累積合計で 1,130 ヘクタールの山林を形成した。同州においてもこれほど纏まって成功している植林 プロジェクトは他に類を見ないとして環境天然資源省、第 6 管区(西ビサヤ地区)局長か らも高い評価を得ている。平成 19 年度も、現地住民、子供たち、そして日本から桜美林 大学の学生も植林実習で訪れ、植林やその後の保育作業に参加した。また、アホイ町長の 提唱により毎年の恒例行事として始まった UMEDA-DAY には今回も梅田登氏の出席の下で 平成 20 年3月 29 日に町を上げて盛大な記念式典が開催された。同事業の実施により、現 地住民並びに行政の森林保全能力は高まり、その能力は平成 18 年度から同町内で始まった フィリピン"ふるさとの森"プロジェクトの実施にも活かされているなど、次なる植林の展 開を引き出すなどのインパクトをもたらしている。 − 55 − 部門別会計事業 ⑫インドネシア・スカブミ県 植林プロジェクト 平成 17 年度よりヤマハ・ヤマハ発動機、18 年度よりトヨタ車体の支援を受け、インド ネシア・ジャワ島中部で開始された植林事業は、植林活動・農業指導を通じて地域住民に 対して、森林と生活の関係・共生を教育指導し、結果として森林保全・水の確保・農業の 安定・住民の生活向上が実現される事を目指して実施している。3年目の今年度には合計 55 ヘクタールが植林されると共に、16 校での環境教育授業が実施された。また、植林地に おいては世界環境デーにあわせて大規模な環境イベントも実施され、地域全体の環境意識 が向上されつつある。具体的に植林を実施している住民グループの組織化も進んでいる。 また、農業技術の向上とオイスカの理解を深めることを目的とし、チメンテン研修センタ ーへの見学会が実施され、地域住民等は環境を保全しながら実施する農業について学んだ。 さらに、住民等の中から、研修センターに研修生として数名が入所するなど、地域全体を 巻き込んだ総合的な緑化が進められている。 ⑬マレーシア・キリム村 植林プロジェクト アジア最高峰キナバル山のふもとにある、人口約 700 人のキリム村において研修生 OB で村長イグナティウス・ピーター氏を中心に住民参加のもとコミュニティーフォレストを 造成している。森林が伐採され長年草に覆われたまま放置されていた7ha を対象に、電機 連合の支援を受けて植林を実施。しかし平成 19 年7月に発生した山火事により植林地1ha を消失した。村人などの協力により消火作業を行い、残りの植林地は延焼をまぬがれた。 これをうけて防火の必要性から三菱電機より防火帯造成への支援を得てこれを実施した。 本プロジェクトでは、今後5年間で植林地の草刈や、地域住民の防災意識の向上などを 盛り込んだ活動を行っていく計画である。 ⑭スリランカ 生徒・住民のための環境教育・植林事業 例年実施されていたスリランカでの「子供の森」計画の活動を補強する形で、国際ボラ ンティア貯金の助成を受け、スリランカにおいて生徒・住民のための環境教育・植林事業 を実施した。助成により、27 校に苗木や植林用具を配布、植林を実施した。参加校の生徒 はもちろん、地域住民や生徒等の父兄からも活動に対する評判は良く、助成の終了後も継 続して活動していくことが望まれる。 (2)海外派遣研修事業 独立行政法人環境再生保全機構(地球環境基金)が実施するプログラムである地球 環境市民大学校・海外派遣研修の案件を受託し、下記のとおり実施協力した。 期 間:平成 19 年8月 16 日∼9月 13 日 派遣国:インドネシア 参加者:大学生・社会人8名(別途主催者側から2名、オイスカから3名が同行) 内 容:派遣国にてオイスカが実施するプロジェクトのほか、環境 NGO、JICA など の現場を視察。また研修センター周辺での農業や植林、国立公園でのエコ ツアー、環境教育の企画・実施など、実習を中心とした活動を行った。 − 56 − 部門別会計事業 (3)「子供の森」計画推進事業 ①認定校支援 近年の傾向として、通常の学校単位の活動に加え環境キャンプやセミナーなど複数の 学校の代表の生徒や先生・スタッフを一箇所に集め、1日∼数日のプログラムを実施する 国が増えている。平成 19 年度はフィリピン、タイ、インドネシアでキャンプが実施された 他、その他の国でもセミナーが活発に行われた。セミナーでは学校の先生や調整員が集ま り活動の情報交換を行う形式のものや子どもたちが参加し、他地域の子どもと協力して 活動するものなど様々である。いずれの場合も、一校・一地域単位ではマンネリ化しやす い活動を他地域との交流を通じて活性化させようというねらいがある。財団が主導せず、 現地のスタッフなどがアイディアをだし、お互いに刺激しあいながら活動をより発展させ ようという自発的な取り組みであり、財団として今後もこのような取り組みを側面から サポートすることが望まれる。 ②海外からの支援者への報告 昨年に引き続き、支援者への活動報告や会計報告の質を高めるためワークショップ等に よる現地調整員への研修に努めた。報告類もウェブサイト、メールマガジン、そして機関 紙「ラブグリーン・ニュース」、活動案内などを活用した。現地からの声を直接届けること ができるグリーティングカードも送付した。会員のみならず、一般寄付者やベルマーク 寄付などを通じての小額寄付者にも伝えることができるよう努めた。 ③専門家・指導員派遣事業 現地調査及び業務の調整を目的とし、下記の専門家・指導員派遣を実施した。 1)期 間:平成 19 年5月 24 日∼5月 29 日 派遣国:東ティモール 派遣者:永石 安明(国際協力部) 内 容:現況調査・業務調整 2)期 間:平成 19 年6月 17 日∼6月 22 日, 8月8日∼8月 12 日 派遣国:中国 派遣者:冨樫 智(オイスカカレッジリミテット) 内 容:日中植林緑化事業業務調整 3)期 間:平成 19 年7月5日∼7月 14 日 平成 19 年8月 16 日∼9月7日 派遣国:インドネシア 派遣者:森田 章(国際協力部)斎藤梢(国際協力部)斉藤ゆい(国際協力部) 内 容:環境再生保全機構地球環境市民大学校海外研修の下見・同行 4)期 間:平成 19 年8月 28 日∼9月5日 派遣国:中国(内モンゴル) 派遣者:長 宏行(国際協力部)中村ゆかり(国際協力部) 内 容:砂漠化防止プロジェクト業務調整・サイト調査 − 57 − 部門別会計事業 5)期 間:平成 19 年 10 月 10 日∼10 月 13 日 派遣国:フィリピン 派遣者:長 宏行(国際協力部) 内 容:アホイ植林プロジェクト業務調整 6)期 間:平成 19 年 11 月5日∼11 月 15 日 派遣国:スリランカ 派遣者:杉山 達哉(経理部) 内 容:ボランティア貯金助成事業の調整業務 7)期 間:平成 20 年2月3日∼2月 14 日 派遣国:フィリピン 派遣者:塚本史緒(国際協力部)スワプナ・ヴァーギース(国際協力部) 内 容:「子供の森」計画調整員研修参加・同行 8)期 間:平成 20 年2月 9 日∼2月 22 日 派遣国:タイ 派遣者:斎藤 梢(国際協力部) 内 容:東京海上日動現地視察事前調整・同行 9)期 間:平成 20 年3月 10 日∼3月 17 日 派遣国:フィジー 派遣者:長 宏行(国際協力部) 内 容:国際ボランティア貯金助成事業の業務調整 ④調査研究事業 1)期 間:平成 19 年6月 10 日∼6月 19 日 派遣国:フィリピン 派遣者:清藤 城宏(緑化顧問)、永石 安明(国際協力部) 内 容:ヌエバビスカヤ植林地調査 財政の逼迫する中、今後のプロジェクトの継続的推進にあたり、これまでの事業 評価が肝要との観点から、特に造林学的見地からの調査・評価を行った。評価の結 果、防火体制の見直し、樹種の適地配置、森林管理、既存風衝林地の維持、苗木の 育種的配慮、 環境教育地・エコツアーサイトとしての開発が重要との結論に達した。 ⑤緑化プロジェクトリーダー育成研修 マレーシアで推進している緑化プロジェクトおよび、「子供の森」計画(以下、CFP)の スタッフを国際緑化推進センター(林業 NGO 等活動支援事業カウンターパート受入れ研修) の助成を受け、招聘し、日本における森林研究や林業技術、運営手法、森林の公的機能の 活用法、事業運営実務について、具体的な事例の視察や作業体験といった研修を通じて 理解を深め、各自の活動に対する意識や、森林、林業についての知識や技術の向上を図る。 また、彼らが帰国後、研修で得た成果をもとに効果的な活動の実践や効率的に活動を推進 することで 事業の更なる発展を目指すことを目的に実施した。今年は、マレーシアの − 58 − 部門別会計事業 サバ州から CFP 実施責任者、CFP 調整員、CFP 参加校の先生など異なる立場の4名が来日。 研修では、愛知県・山梨県・東京都を視察したほか、きのこ栽培農家や木工施設の視察、 間伐や体験型環境教育などの実習、森林に関する講義を受講した。また、中部日本研修セ ンターや本部において、職員と「今後の活動展開の方向性と協力体制」をテーマにディス カッションを行った。本年来日した研修員はほとんどがオイスカ本部や国内研修センター などの訪問経験がなく、また職員同士の交流もなかったため、今回の訪問を通じて互いの 状況を理解しあうことが出来たことは、今後の活動を円滑に行うためのよい機会となった。 ⑥「子供の森」計画コーディネーター研修事業(フィリピン) 昨年度に引き続き、自己資金(首都圏支部資金)にて開催した。過去2回のタイでの 研修に参加したフィリピンの調整員が刺激を受けて自国での開催を提案し、首都圏支部の 支援により実現した。研修の中心テーマとして選ばれたのは「気候変動の緩和と適応」。 インドネシア、インド、マレーシア、ミャンマー、タイ、日本、フィリピンの7ヵ国から 参加した CFP 調整員 25 名は、2月3∼14 日の 12 日間、気候変動の概要を学んだほか、実 際に農業に影響が出ている現場を視察。CFP 参加校で気候変動をテーマとして行われてい る活動も見学した。気候変動の緩和に植林などで貢献するだけでなく、今後子どもたちの 身近に起こるであろう、渇水や洪水などにどのように対処するかを伝える必要性について 活発に議論した。またフィリピン大学にて、問題解決のための方法を論理的に考え計画す る手法の講義を受け、実際に気候変動をテーマに活動計画立案に挑戦した。大きな目標を 達成するための論理的な活動計画の立て方などの考え方を初めて学んだ研修員が多く、活 動の自立のためにはこのような研修内容を徐々に取り入れていくことの必要性を痛感した。 (4)啓発普及事業 ①各種イベント等への参加 みどりの日などの記念日や、季節行事など各自治体や各種団体が主催するさまざまな 催しに積極的に参加し、パネル展示などで PR を行った。 ②広報、その他 「ラブグリーン・ニュース」を2回発行。また、各種出版物や会合等を利用して、積極 的に広報・啓発活動を展開した。しかし、経理システムなどの変更により、募金箱の取り 扱いは慎重にやらざるを得ない状況下にある。 その代わりインターネットを通じた募金や、 商品の売り上げの一部を寄付金としていただけるなどの新たな取り組みや、支援が増えた。 特にクリック募金といわれるインターネットを通じての募金は大幅に増えている。 各種メディアによる記事掲載、報道も多くなされた。 書き損じはがき、ベルマークの回収運動を広く全国的に呼びかけ、多くの成果を上げた。 総合的な学習の時間で学んだことから「自分達に何が出来るか」を考え、ベルマーク運動 に参加する学校などもあり、ボランティアに関する体験学習の機会を提供できた。 国内では支援者件数は昨年に続き減少しているが、さまざまな支援形態による寄付金を 合わせると 18 年度と比較して若干ではあるが支援額は増額した。 − 59 − 部門別会計事業 (5)グロ−バル「子供の森」基金 「子供の森」計画への参加要請に積極的に対応し、併せて地球規模での緑化再生に向け てより効果を高めるための安定した支援ができることを目的に、平成 11 年度から本基金を 設置、参加募集を開始した。これは一件 100 万円以上で募集するもので、参加者には参加 者名を冠した基金として永久登録し、毎年その果実をこれらの事業に活用するもの。 平成 19 年度は髙島屋、モンテローザ「子供の森」基金などが増額支援された。また株式 会社ビームスより新たに一口 100 万円の支援があり、19 年度の総額は 2,314,937 円となっ た。これにより、19 年度末現在の登録基金数は 28 件(総額 119,741,611 円)となってい る。 3.フィジー農村開発人材育成事業 JICA 草の根協力事業(草の根パートナー型) 事業名:「持続的な農村開発のための人材育成パイロットプロジェクト」 失業青年を多く抱える同国では、その対策として農業技術研修を行い出身地域での経済 的自立を促すため国立青年研修センターを設けている。しかし同センターでは、研修生の 選考・研修並びに終了後のフォローアップ等あらゆる面で機能が不十分な状態であった。 そこで、オイスカは同研修センターと協力し、研修を終え有用な知識・技術を習得した 青年男女の経済的自立率の向上を図るとともに、関係機関の連携による農村青年人材育成 システムの確立・維持を実現するための事業を、JICA の支援を得て平成 16 年7月から 平成 19 年6月 30 日まで実施した。具体的には、有機蔬菜栽培の他、養豚、養鶏、養蜂、 養魚の研修科目について、農村青年が出身地の状況に合わせて少ない投資で始められるよ う改良し、研修体制の変更などを行った。 その結果、平成 19 年度に行われた終了時評価では、事業開始時の研修修了者を対象に 技術支援などのフォローアップを実施した成果として、彼等の農業収入が、市場の近い県 の居住者では平均で 5.9 倍、市場から遠い県でも 3.2 倍増加した。また、平成 17 年と 18 年の同センターの研修修了者の就職率(自営での就農者含む)も 50%から 70%に向上 するなど(政府(NYTC)側発表資料より)、研修センターに入所する研修者の質の向上並び に、同センターでの研修内容の質向上が図られたことが成果として表れた。 − 60 − 参考資料 組織の運営 平成 19 年度においては理事会、評議員会等の会議を開催。その他、健全な運営に努 めた。 会議、役員、職員に関する件は次のとおりである。 1.会議の開催 (1)理事会 ①平成 19 年度第1回 理事会 日時:平成 19 年6月6日(水)16 時∼18 時 場所:日本工業倶楽部 議題:1.平成 18 年度事業報告及び収支決算報告について 2.平成 18 年度新規賛助会員の承認について 3.諸規程の改正案について 4.役員の選任案について 5.その他(報告事項等) ②平成 19 年度第2回 理事会 日時:平成 20 年3月 11 日(火)14 時 30 分∼16 時 30 分 場所:ルポール麹町(麹町会館) 議題:1.平成 19 年度収支予算第一次補正案について 2.平成 20 年度事業計画及び収支予算案について 3.新公益法人制度移行への対応について 4.その他(報告事項等) (2)評議員会 ①平成 19 年度第1回 評議員会 日時:平成 19 年6月6日(水)16 時∼18 時 場所:日本工業倶楽部 議題:1.平成 18 年度事業報告及び収支決算報告について 2.平成 18 年度新規賛助会員の承認について 3.諸規程の改正案について 4.役員の選任案について 5. その他(報告事項等) ②平成 19 年度第2回 評議員会 日時:平成 20 年3月 11 日(火)14 時 30 分∼16 時 30 分 場所:ルポール麹町(麹町会館) 議題:1.平成 19 年度収支予算第一次補正案について 2.平成 20 年度事業計画及び収支予算案について 3.新公益法人制度移行への対応について 4.その他(報告事項等) − 61 − 参考資料 2.役員 平成 20 年3月 31 日現在における当法人の役員は次の通りである。 (1)会長 № 氏 名 役 職 1 中 野 良 子 オイスカ・インターナショナル総裁 (2)理事長 № 氏 名 役 職 1 中 野 利 弘 オイスカ・インターナショナル副総裁 (3)常務理事 № 氏 名 役 職 役 職 1 廣 瀬 道 男 事務局長 2 木 附 文 化 事務局次長 (4)理事 № 1新 2岡 3川 4川 5佐 6冨 7友 8長 9中 10 西 11 廣 12 桝 氏 名 屋敷 本 隆 合 辰 口 文 藤 忠 安 秀 田 和 岡 村 芳 垣 野 良 本 晃 均 元事務局長 之 (財)国際文化交友会 常務理事 雄 九州電力(株) 相談役 夫 中部経済連合会 会長 義 四国経済連合会 相談役 敏 元西日本事務所長 臣 (学)中野学園 副理事長 實 (財)資本市場研究会 顧問 夫 日本経済団体連合会 事務総長 昭 東京電力㈱ 顧問 吉 成蹊大学 名誉教授 章 東京電力(株)顧問 (5)監事 № 氏 名 1 川 島 廣 守 (財)本田財団 2 鈴 木 稔 充 弁護士 役 職 理事長 (6)顧問 № 氏 名 役 1 桜 井 正 光 経済同友会 代表幹事 博 関西経済連合会 会長 2下 妻 3 多 田 公 熙 中国経済連合会 元会長 4 野 村 明 雄 大阪商工会議所 会頭 5 御手洗冨士夫 日本経済団体連合会 会長 6 山 下 敏 明 福岡銀行 名誉顧問 7 山 田 圭 藏 北陸経済連合会 名誉会長 − 62− 職 参考資料 (7)評議員 № 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 氏 名 役 職 綾 田 修 作 高松商工会議所 会頭 荒 木 光 弥 国際開発ジャーナル社 代表取締役 井 上 光 一 静岡中小企業団体中央会 会長 岩 波 政 雄 山梨県教育委員会 元委員長 鍛治舍 巧 松下電器産業(株)役員コーポレートコミュ二ケーション本部長 神 野 三 男 名鉄グランドホテル 元会長 亀 井 昭 伍 カメイ(株)取締役相談役 木 坂 孝 治 中国企業(株)元相談役 木 島 正 芳 (財)国際研修協力機構 理事 後 藤 達 太 西日本シティ銀行 取締役顧問 小 林 孝 雄 ㈱アルプス技研 代表取締役会長 篠 塚 徹 拓殖大学 国際学部長・教授 進士 五十八 東京農業大学 教授 杉 浦 正 行 元安城市長 杉 下 恒 夫 茨城大学 人文学部 教授 関 本 幸 也 東都水産㈱ 代表取締役会長 塚 田 俊 之 長野県経営者協会 副会長 土 井 泰 彦 文教大学 元教授 長沼 冨士男 ㈱佐賀共栄銀行 相談役 中 村 利 雄 日本商工会議所 専務理事 中 村 陽 子 NPO 法人メダカのがっこう 理事長 奈 良 毅 東京外国語大学 名誉教授 馬 田 一 日本鉄鋼連盟 会長 原 野 幸 康 (財)日本高等教育評価機構 専務理事 樋 泉 克 夫 愛知県立大学 外国語学部 教授 深 山 彬 石川県商工会議所連合会 会頭 藤 崎 正 和 オイスカ高等学校 校長 ペマ・ギャルポ 桐蔭横浜大学大学院 教授 村 瀬 恒 治 昭和コンクリート工業(株)社長 森 金 次 郎 日本税理士会連合会 顧問 横 田 次 男 関特工業㈱ 代表取締役会長 横 山 清 ㈱ラルズ 代表取締役会長 〈50 音順、平成 20 年3月 31 日現在〉 − 63 − 参考資料 3.事務機構及び職員 (1)機構図 会 長 評 議 員 会 顧 理 理 事 事 問 長 会 監 事 会 副 理 事 長 常 務 理 事 事 務 局 長 部 部 報 部 理 広 修 部 経 織 研 力 部 組 内 協 務 国 際 総 国 西 日 本 事 務 所 〈平成 20 年3月 31 日現在〉 (2)職員 平成 20 年3月 31 日現在における本法人職員は次のとおりである。 職 員 事 務 所 本 部 西日本事務所兼 西日本研修センター 中部日本研修センター 四国研修センター 関西研修センター 地 方 組 織 合 計 職 員 数 49 ボランティア (常勤)数 5 13 4 17 14 9 4 3 92 4 3 1 0 17 18 12 5 3 109 − 64− 合 計 54 参考資料 海外組織と国際機関交流 1.海外組織の充実 オイスカ・インターナショナルの組織として、モンゴルでは、8月 30 日にオイスカ モンゴル総局が発足した。これは、政府関係者、特に環境省の職員、実業家、大学関係な どの有志が参加して作ったもので、特にモンゴルにおいても植林活動を進め、緑豊かな 自然を復活させたいと活動の拠点として組織したものである。19 年度中に日本大使館に 草の根無償資金を申請し、パイロット植林地の柵作りを始めた。 インドでは、コルカタに支局が生まれ、南、北に加えて東でもオイスカ運動の拠点が 生まれた。南インドでは、ケララ、タミルナド、アンドラプラデシュ、カルナータカ州 全体に活動が広がり、支局の数も 44 まで増えた。カルナータカ州では、マイソールにおい て大規模な植林、また、バンガロールでは「子供の森」計画が国際協力銀行(JBIC)の 支援で始まった。北インドでも、やはり JBIC の支援で「子供の森」計画参加校が 600 校 まで増えている。各国では、財団法人オイスカの活動の受け皿として、組織が活動を行っ ているが、それに加えて、特に日本からの支援がない、もしくは少ない地域では、自発的 な「子供の森」計画活動が進んでいる。 (1)アゼルバイジャン <アゼルバイジャン総局> 会 長 エルチン・ナシーリ(政府関係者) (2)バングラデシュ <バングラデシュ総局> 会 長 A・T・M・コヒヌール(実業家) 事務局長 H・A・チョードリ <ダッカ支局> 会 長 モンタズディン・ブイヤン(会社経営) <チッタゴン支局> 会 長 アブドゥル・マレック(ジャーナリスト) 事務局長 S・K・ファルーク (3)ブラジル <ブラジル総局> 会 長 高木ラウル (ニッケイ新聞社社長) (4)カンボジア <カンボジア支局> 会 長 チャールズ・チェオ(実業家) (5)エチオピア <エチオピア総局> 会 長 M・バラクリシュナン(実業家) 事務局長 アラーサ・ホードファ (6)香港 <香港総局> 会 長 譚 華正(実業家) 理事長 仇 永平(写真家・会社経営) − 65 − 参考資料 <オイスカ国際基金> 会 長 中野 利弘 事務局長 石見 康雄 (7)インド <北インド支局> 会 長 ラビンドラ・ジャイトリ(研修生 OB・会社経営) 事務局長 リトゥ・プラサド <アンドラプラディッシュ支局> 会 長 ラグ・ラジ・クマール <東インド支局> 事務局長 Y・ビレン・シン(政府役人) <ウッタルプラデシュ支局> 会 長 ナレッシュ・チャンドラ(元ウッタルプラデシュ州大臣) <アグラ支局> 事務局長 G・C・グプタ(団体職員) <マニプール支局> 会 長 クンジェシュワル・シン 事務局長 Y・ビレン・シン(政府役人) <マハラシュトラ支局> 会 長 クリシュナ・カタウ <西ベンガル支局> 会 長 S・K・ディ 事務局長 K・G・チャッタルジー <南インド支局> 会 長 M・ジョイ・バーギース(会社経営) <カリクット支局> 会 長 ウシャ・タイタス(政府役人) <バンガロール支局> 会 長 P・P・スンダラン(会社経営) <バダガラ支局> 会 長 T・バラクルプ <コーチン支局> 会 長 A・サラウディン(弁護士) <グンテゥール支局> 会 長 M・B・セカラ・ラオ <カノール支局> 会 長 H・スレイマン <ハイデラバード AP 支局> 会 長 ベンカテシュワル・ラオ <カサラゴド支局> 会 長 K・サシダラン <コッタヤム支局> 会 長 P・H・クリアン・IAS(政府役人) <マドラス支局> 会 長 K・ビスワンバラン(会社経営) − 66− 参考資料 <マナンタバディ支局> 会 長 M・バラクリシュナン <マンジェリ支局> 会 長 T・K・サイダリクッティ <マヘ支局> 会 長 E・バルサラジ <マラプラム支局> 会 長 ラヒマン・カンダト <マイソール支局> 会 長 N・ベンコバ・ラオ <ナゲルコイル支局> 会 長 R・S・ラル・モーハン(専門家) <ネドゥムバッセリ支局> 会 長 K・ソマセカーラン <パラッカド支局> 会 長 S・G・K・キショーレ IAS(政府役人) <クイロン支局> 会 長 L・ラダクリシュナン・IAS(政府役人) <スリーカンダプラム支局> 会 長 ポール・バジッピリ・M・S <ティリチェリ支局> 会 長 リチャード・ヘイ <ティルール支局> 会 長 モハメッド・イブラヒム <トリバンドラム支局> 会 長 K・サシダーラン・ナイール <ツチコリン支局> 会 長 G・マヘンドラン <ワヤナド支局> 会 長 (空席) (8)インドネシア <アチェ支局> 会 長 ムスタファ・アリ 事務局長 ウスマン・マフムド <クラテン支局> 会 長 ジュワルディ・B・B・A 事務局長 スワルノ・B・S <カランガニヤル支局> 会 長 ムルヨノ・ヘルランバン (オイスカ・カランガニアル研修センター所長) <NTT支局> 会 長 バンバン・スダルソノ <ソロン支局> 会 長 ジョハン・ファミ 事務局長 ヤコブ・コミギ − 67 − 参考資料 <北スマトラ支局> 会 長 (9)イスラエル <イスラエル総局> 事務局長 (10)大韓民国 <韓国総会> 会 長 <カヤ支局> 会 長 <ハプチュン支局> 会 長 (11)マレーシア <マレーシア総局> 名誉会長 会 長 <サバ支局> 会 長 事務局長 <ケランタン支局> 会 長 <ラブアン支局> 会 長 <メラカ支局> 会 長 (12)メキシコ <メキシコ総局> 会 長 事務局長 (13)ネパール <ネパール総局> 会 長 <カトマンズ支局> 会 長 <バクタプール支局> 会 長 <ラリトプール支局> 会 長 <ドラカ支局> 会 長 <チットワン支局> 会 長 <ジャパ支局> 会 長 (14)パキスタン ヨピー・バツバラ ラーナン・カツィール(国際農業教育開発協力センター専門家) 金 太 鐘(会社経営) 金 大 吉 チュン・ジ・ミュン ムスタファ・ビン・モハメッド(マレーシア大蔵省経済顧問) モハメド・カレド・ノルディン(企業家育成組合大臣) アブドゥル・ラヒム・イスマイル(サバ州農業食糧産業大臣) アブドゥル・マレク・チュア モハメッド・ヤーコブ(前マレーシア上院議長) スハイリ・A・ラーマン(ラブアン州議会議員) ハジ・アーメッド・ビン・ハムザ ホセ・マーチン・アテラ・エシェバリア(水耕栽培研究所代表) モーリシオ・モラ ニール・タムラカール(会社経営) カルナ・ゴヴィダ・バイジャ シャラド・ラジョパドヤヤ ラム・クリシュナ・バラヒ モーハン・バハドル・シュレスタ プラディープ・ピヤ ナスハ・シュレスタ − 68− 参考資料 <エコロジカル・スクール支局> 会 長 ファティマ・ジャバイド・ラナ(団体職員) 事務局長 バーバル・カーン(会社員) <オイスカ・パキスタン青年クラブ> 会 長 ミアン・ファズル・マナン(農場経営) 事務局長 イザル・ヨウサフザイ(会社経営) <イスラマバード支局> 会 長 M・イクバル・カディール(実業家) 事務局長 サフダリ・アリ・シャー(家具製造業) <ハイデラバード支局> 会 長 モハマッド・ハルーン・イブラヒム(実業家) 事務局長 ハジ・アブドル・アジズ(実業家) (15)パラオ <パラオ総局> 会 長 ジョニー・キシガワ(実業家) 事務局長 ロベルラ・タフ (16)パレスチナ <パレスチナ総局> 会 長 サミ・クムシア 事務局長 イマド・アトラッシュ(パレスチナ野生生物協会) (17)パラグアイ <パラグアイ総局> 会 長 ミチオ高倉(日系ジャーナル社長) 副会長 エミ笠松(生花インターナショナル・パ国代表・大学講師) <イグアス支局> 会 長 久保田洋史(日系農業共同組合中央会会長) (18)パプアニューギニア <ラバウル支局> 会 長 シナイ・ブラウン(国家計画モニタリング大臣) 事務局長 ピーター・ブアク(州政府人事部長) (19)フィリピン <フィリピン総局> 会 長 ロセラー・バリナガ(国会議員) 事務局長 アントニオ・メンドーサ(大統領府職員、研修生 OB) <アブラ支局> 会 長 ビセンテ・バレラ(国会議員) <カンラオン支局> 会 長 ボゥテスタ(元市長) <カンラオン農場支局> 会 長 アントニオ・A・マパ(元フィリピン総局会長・実業家) <パラワン支局> 会 長 アポロニオ・アヌンシアド <メトロマニラ支局> 会 長 エンリケ・リム <ミンドロ支局> − 69 − 参考資料 会 長 <ヌバエビスカヤ支局> 会 長 <ダバオ支局> 会 長 <ヌエバエシア支局> 会 長 <サガイ支局> 会 長 <バゴ支局> 会 長 <ディポログ支局> 会 長 <ルクバン支局> 会 長 <ザンボアンガ支局> 会 長 (20)台湾 <中華民国総会> 理事長 秘書長 (21)スリランカ <スリランカ総局> 会 長 事務局長 <コロンボ支局> 会 長 <バデゥラ支局> 会 長 <ガンパハ支局> 会 長 <ガンポラ支局> 会 長 <カンドラタ支局> 会 長 <コトゥマレ支局> 会 長 <ケガレ支局> 会 長 <クルネガラ支局> 会 長 <プットラム支局> 会 長 <ラトナプラ支局> 会 長 アニタ・ビラローザ(西ミンドロ州副知事) ロドルフォ・アグバヤニ(ヌバエビスカヤ州知事) マリオ・コルコロン トーマス・ホソン III(ヌエバエシア州知事) アルフレッド・マラニョン(国会議員・元サガイ市長) マヌエル・トレス(バゴ市長) ロセラー・バリナガ(国会議員) ワルベルト・マカラーン ロベルト・ウイ(ディポログ市長) 許 文富(大学教授) 蔡 秋榮(銀行副頭取) ティラク・ウィーラシンハ(実業家) ジャガット・プリヤ・バンダラ(研修生 OB) インディラニ・ナワナ(JMC カレッジ校長) H・H・ジャヤティラカ P・B・ラジャカルナ(農業開発局次長) S・G・ヘッチアララクチ ラリット・グナワルダナ ティスパネ・J・テロ ラリット・ランブクウェラ J・カルナラットネ W・M・J・A・フェルナンド M・B・マラウィラ − 70− 参考資料 <アヌラダプラ支局> 会 長 D・P・B・マハディウルウェワ(弁護士) <テッサマハラマ支局> 会 長 ジャヤセナ・ナオトゥナ (22)タイ <バンコック支局> 会 長 アリ・チョアングリア(会社経営) 事務局長 アイサ・ミハラ(会社経営) <スリン支局> 会 長 チャチャワン・ムーラサート 事務局長 ワラウート・ワラシリ (23)ウルグアイ <ウルグアイ総局> 会 長 ジョージ・ソラー(ウルグアイ技術研究所工学士) 事務局長 フェルナンド・ストッツ(ウルグアイ技術研究所工学士) (24)オイスカ帰国研修生会 <オイスカ・フィリピン帰国研修生会(OTTAA)> 会 長 ウェルマン・バレンシア(西日本研修センター) 事務局長 ビクトリノ・デラス・アラス(中部日本研修センター) <オイスカ・フィジー研修修了者協会(OFETA)> 会 長 サイルシ・マシ(四国研修センター) <オイスカ・バングラデシュ帰国研修生会> 会 長 アラウディン・アーメッド(西日本研修センター) <オイスカ・MARA・マレーシア・帰国研修生会> 会 長 モハメッド・オマー(中部日本研修センター) <オイスカ・サバ帰国研修生会> 会 長 グァンディー・コホイ(中部日本研修センター) <オイスカ・KADA・ケランタン帰国研修生会> 会 長 モハメッド・アリフィン(四国研修センター) <オイスカ・パラオ帰国研修生会> 会 長 ジェフリー・フランシスコ(西日本研修センター) <オイスカ・インドネシア帰国研修生会> 会 長 スワント(西日本研修センター) <オイスカ・インド帰国研修生会> 会 長 ラビンダ・K・ジャイトリ(中部日本研修センター) <オイスカ・スリランカ帰国研修生会> 会 長 ジャガット・プリヤ・バンダラ(西日本研修センター) 2.各種国際および地域機関、外国政府機関との交流協力 〈現場レベルで相互協力を行っている機関〉 国連食糧農業機構(FAO・本部ローマ) 世界食糧計画(WFP・本部ローマ) アジア開発銀行(ADB・本部マニラ) − 71 − 参考資料 〈諮問資格、会員資格などを所有している機関〉 国連経済社会理事会 総合諮問資格(カテゴリー・ジェネラル) 国連広報局諮問資格 世界 NGO 協議会(CONGO・本部ジュネーブ)メンバー 南太平洋委員会(SPC・本部ヌーメア)常任オブザーバー 国際農業基金(IFAD・本部ローマ)/NGO コンサルテーション アドバイザーグループメンバー 国際竹籐学会(INBAR・本部カナダ) 〈情報交換を行っている機関、団体(会議参加などを含む)〉 国連開発計画(UNDP・本部ニューヨーク) 国連教育科学文化機構(UNESCO・本部パリ) 国連環境計画(UNEP・本部ナイロビ) 国連児童基金(UNICEF・本部ニューヨーク) 国連ボランティア計画(UNV・本部ボン) 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP・本部バンコク) 経済開発協力機構(OECD・本部パリ) 世界銀行(本部ワシントン) 米州開発銀行(IDB・本部ワシントン D.C.) 国際熱帯木材機関(ITTO・本部横浜) 国連広報センター(東京) アセアン事務局(ジャカルタ) 国際協力銀行(JBIC・本部東京) アース・カウンシル(本部コスタリカ) 国際青年財団(IYF・本部フィラデルフィア) セーブ・ザ・チルドレン(本部コネチカット) パートナーズ・オヴ・ザ・アメリカズ(本部ワシントン D.C.) 南太平洋財団(FSP・本部ニューヨーク) 世界資源研究所(本部ワシントン D.C.) ネイチャー・コンサーバンシー(本部ヴァージニア) ウィンロック・インターナショナル(アーカンサス) ベティバー・ネットワーク(本部ヴァージニア) オランダ国際開発機構(NOVIB・本部アムステルダム) アジア農村開発研究所(AIRD・本部バンガロール) 国際農村復興研修所(IIRR・本部マニラ) アジア農地改革農村開発 NGO 連合(ANGOC・本部マニラ) 世界オルト連合(WORLD ORT UNION・本部ロンドン) タイ・ガールガイド協会(GGAT・本部バンコク) ハンガープロジェクト(HUNGER PROJECT・本部ニューヨーク) レガシー・インターナショナル(REGACY INTERNATIONAL・本部ヴァージニア) ワールド・ラーニング(WLI− 元の EIL・本部バーモント) インターアクション(INTERACTION・本部ニューヨーク) カナダ国際協力協議会(CCIC・本部オタワ) オックスファム(OXFAM・本部オックスフォード) ソリダリオス(本部サントドミンゴ) − 72− 参考資料 マニトウ財団(本部コロラド) タンザニア日本友好協会(本部タンザニア) パナマ自然保護協会(ANCON・本部パナマ) その他 〈プロジェクト共同運営、研修生受け入れなどの協力機関/団体〉 フィジー青年雇用機会スポーツ省 ・研修センターの共同運営 ・農業研修生の受入れ クムブ農業開発公団(KADA・マレーシア、ケランタン州) ・研修センターの共同運営 ・農業研修生の受入れ マレーシア人材育成公団(MARA) ・工業研修生の受入れ 農村開発公社(KPD・マレーシア、サバ州) ・農業研修生の受入れ ・青少年ボランティアプロジェクト実施 ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 ・農業研修生の受入れ その他 〈在日大使館、国連機関との交流〉 (1)東京フォーラム(平成 19 年6月 29 日) 会 場:ルポール麹町 出席者:フィリピン大使、パプアニューギニア大使、東ティモール大使、ウルグアイ大使、 ネパール大使間臨時代理大使、バングラデシュ大使館公使、カンボジア大使館公 使参事官、ミャンマー大使館公使参事官、ベトナム大使館参事官、パラグアイ大 使館一等書記官、モンゴル大使館一等書記官 (2)研修生修了式(平成 19 年 12 月 14 日) 会 場:東京都議会特別応接室(東京) 出席者:キルギス大使、バングラデシュ大使館公使夫妻、ミャンマー大使館参事官 ネパール大使館参事官、フィジー大使館一等書記官 − 73 −
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