ら、被災された皆さまの暮らし と人の絆や連携を大切にしなが りました。今後も、こうした人 しいまちづくりに皆様と共に 祉の充実やスポーツ振興など新 出、そして生活再建を図り、福 誘致を進め、さらなる雇用の創 や命、財産を守り、一日も早く しっかりと取り組んでいきたい よろこ 元の幸せな生活に戻れるよう大 と思います。 んで新年のお慶びを申し 皆さまには、日頃から町政へ ご協力を頂き、誠にありがとう 津町の復旧・復興に全力をあげ 上げます。 ございます。 て取り組んでいきたいと考えて 謹 昨年は、4月に熊本地方を震 源 と す る「 平 成 年 熊 本 地 震 」 そして、昨年、大津町は町村 合併 周年という大きな節目を 計画を3月末までに策定し、実 は、先人たちが夢や希望を持っ 迎 え ま し た。 今 日 の 町 の 発 展 おります。まずは、復旧・復興 痛感した一年でした。 町内では、 行してまいります。 が発生し、改めて自然の脅威を 地 震 発 生 直 後 に 一 時 約 1 3, 明申請は約4, 000件に達し、 ています。また、住宅のり災証 設住宅での生活を余儀なくされ 号線の代替 害も発生しています。その対応 る騒音・振動などの間接的な被 線では、急激な交通量増加によ 迂回路となったミルクロード沿 元気、心かよい合うまち」の実 もに、今後も「人と自然、共に に改めて敬意と謝意を表すとと されてきた多くの町民の皆さま めております。町の発展に寄与 て、まちづくりにたゆまぬ挑戦 000人の住民が避難生活を送 を続けられたおかげだと受け止 うち1,400件以上が半壊以 策 と し て、 国 道 57 上の判定となっております。さ り、現在でも約260世帯が仮 また、地震の被害は直接的な ものだけでなく、国道 号線の 60 28 公民館などが被災し、利用者の 庁 舎 を は じ め、 学 校 や 体 育 館、 いても、使用不能となった役場 のとなりました。公共施設にお 済産業が受けた被害も甚大なも 施設などの被災により、町の経 らには、工場・店舗や各種農業 中九州高規格道路 (阿 さらに、 蘇~大津間)の5カ年の整備が ているところです。 和対策を県や国に対しお願いし 路につきましても早急な被害緩 よびミルクロードに接続する道 でおりますが、ミルクロードお (阿蘇~大津間)の整備が進ん ルートである中九州高規格道路 を 心 よ り 祈 念 申 し 上 げ ま し て、 よう、皆さまのご健康とご多幸 最後になりましたが、今年一 年が皆さまにとって、そして大 ろしくお願い致します。 政に対するご支援とご協力をよ り組んでまいります。本年も町 をひとつにしてまちづくりに取 現を目指し、町民の皆さまと心 ランティア支援、避難所への炊 このように甚大な被害を受け た中でも、多くの物資支援やボ 都市計画マスタープランを見直 土地利用「用途地域」を含めた から、工業団地や商業地域等の 変化することが予想されること 日現在) 。 き出し、そして避難所における すことにより、産業育成や企業 月 住民同士の助け合いなど、人の と思います。 した。 た。ただし、現在の議員の任期が 研修を行うなど、 「議会活性化特 副町長 田中 令児 教育長 齊藤 公拓 大津町長 家入 勲 温かさを実感できた一年でもあ れや土砂崩れ、道路の陥没や阿 います。 蘇大橋の崩落など、ライフライ 明 また、農業用施設や学校施設 などで地震に関連した被害がい 2月末をもって任期満了となり 平成 年を迎え、議会を代表 して謹んでごあいさつ申し上げ 面におかれましては、平素から たるところで発生し、地震の直 ますので、2月5日に町長選挙と ものの、災害関連死3人、重傷 在、 直 接 的 な 死 者 は な か っ た 日現 を含めて150人にのぼりま 本県内では、死者が災害関連死 大な被害をもたらしました。熊 る「熊本地震」が熊本県下に甚 昨年は、4月 日と 日に発 生 し た、 熊 本 地 方 を 震 源 と す よう議会といたしましても支援 以前のように安心して暮らせる ございませんが、1日でも早く 早期に完全復興できるものでは きく、町内全域にわたっており、 しております。被害の規模も大 の皆様の生活にも影響をおよぼ の間接的な被害も発生し、町民 通渋滞のほか、騒音や振動など いるミルクロード沿線では、交 祈念申し上げまして新年のごあ 最後になりましたが町民の皆 様のご健勝、ご多幸を心よりご てまいります。 ある地域社会であるよう検証し ていくとともに、安心と安らぎの 明性の高い議論の展開を目指し がれることになります。今後も透 津町議会の新しい体制へ引き継 り組みにつきましては、今後、大 されております。議会活性化の取 別委員会」の活動に取り組みまし 町議会に対しまして温かいご支 接被害ではありませんが、国道 議会議員選挙の同日選挙が予定 者 9 人 の ほ か、 住 宅 被 害 が 3, してまいります。 いさつといたします。 ます。 975棟にのぼり、全壊145 昨年、大津町は合併 周年と いう歴史的に大きな節目の年を 民の皆さんのご理解、ご協力と 月 棟、大規模半壊209棟、半壊1, ました。 られた関係者各位の努力の賜物 した。大津町では、 082棟、一部損壊2,576 4月 日の前震以降、強い余 震が続き、十分な食料もない中 であると思います。わたくした 断水が発生し、JR豊肥本線の 地震によって町内全域で停電や 非常に危険な状態が続きました。 13,000人が避難するなど、 しながら、努力してまいりたい 当局と協力、あるいは切磋琢磨 後更なる繁栄と飛躍のため、町 に敬意を表しますとともに、今 展の礎を築かれた先人のご努力 や車中泊も含め、最大 肥後大津―阿蘇間の不通、地割 これまで町政全般に携わってこ で、一時は町指定以外の避難所 ち議会といたしましても、町発 12 箇所に 60 12 83 手嶋 靖隆 永田 和彦 津田 桂伸 荒木 俊彦 府内 隆博 吉永 弘則 源川 貞夫 坂本 典光 佐藤 真二 桐原 則雄 金田 英樹 豊 瀨 和久 松 田 純子 本 田 省生 町議会議員 大津町議会議長 大 塚龍一郎 57 迎えました。これもひとえに町 16 棟という甚大な被害をもたらし 14 ます。町民の皆様をはじめ各方 援を賜り、心より感謝申し上げ 号被災のため迂回路となって ンにも深刻な被害をもたらしま けましておめでとうござ 津町にとって良い年となります 皆さまにご迷惑をお掛けしてい 進むにつれて、交通の流れやそ 年頭のごあいさつと致します。 る状況です(震災関係の数字は れに伴う土地利用条件が大きく 57 また、議会のさらなる充実と活 性化のために、昨年は先進事例の 12 29 14 4 広報おおづ 2017.1 広報おおづ 2017.1 5 12 平成29年 新年のごあいさつ
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