認知症対応型グループホーム等に対する固定資産税等の課税誤り

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 22 年 11 月5日
中 区 税 務 課
旭 区 税 務 課
青葉区 税 務 課
総務局 法人税務課
認知症対応型グループホーム等に対する固定資産税等の課税誤りについて
本来非課税となる医療法人の社会福祉施設(認知症対応型グループホーム・老人デイサービスセ
ンター)の一部に対して、固定資産税・都市計画税を課税していたことが判明しました。本件につ
いては、他都市で同様の誤りがあったことから、本市で再確認を行なった結果、判明したものです。
直ちに納税者にお詫びをするとともに、本来非課税であった税額は、速やかにお返しします。
返還する件数及び税額は、土地・家屋・償却資産を併せて、本市全体で、6区11件であり、還付
加算金を含め、総額で、約2,200万円(3万円~368万円/件)となります。
1
課税誤りの状況(6区 11 件)
税額
還付加算金
19,341,600
円
2,780,830
円
合計
22,122,430 円
※
税額等は見込みです。
<内訳>
種類
認知症対応型
グループホーム
老人デイサービス
センター
お返しする年度
平成 17 年度から=1施設
担当課
旭区税務課
施設の概要(参考)
平成 18 年度から=3施設
旭区税務課
青葉区税務課
法人税務課
平成 19 年度のみ=1施設
法人税務課
平成 14 年度から=1施設
平成 16 年度から=2施設
法人税務課
平成 17 年度から=1施設
中区税務課
認知症の老人が共同生活をする住
居で、入浴、排せつ、食事等の介
護その他の日常生活上の世話及び
機能訓練を行う施設
平成 18 年度から=1施設
法人税務課
平成 21 年度から=1施設
※ 担当課は、各区税務課が「土地・家屋」分、法人税務課が「償却資産」分
老人デイサービス事業(入浴、排
せつ、食事等の介護その他の日常
生活上の世話や機能訓練等)を行
う施設
2 誤りの原因
(1)本件は、平成 11 年度地方税法の改正により、非課税範囲が拡大したものですが、担当職員の非
課税要件の理解が十分ではなかったこと
(2)既に課税されていた家屋の一部を非課税施設に変更した場合、課税担当において当該変更に関
する情報が把握できなかったこと
3 再発防止策
(1)担当職員に対し、研修等を実施して非課税制度の周知確認を行います。
(2)毎年度、関係部署から情報収集を行って対象施設の情報を把握します。
(3)医療法人の関係団体への周知を行い、非課税申告を促します。
【参考】本件対象施設の状況
法の規定
事業主体
※
非課税
課税
(
)内は本件誤りの対象数
認知症対応型グループホーム
老人デイサービス
計
42
58
170
270
27
245
293
565
69
303
463
835
医療法人・医療法人社団
社会福祉法人等
その他(株式会社等)
計
(5)
(6)
(11)
※有料で借り受けて当該事業で使用している固定資産は、非課税となりません。
中 区
旭 区
青葉区
総務局
総務局
税務課長
税務課長
税務課長
法人税務課 償却資産担当課長
税務課 固定資産税担当課長
お問い合わせ先
坂本 清英 TEL
白井 利雄 TEL
山岸 二郎 TEL
近野 真一 TEL
平野 正典 TEL
045-224-8190
045-954-6040
045-978-2240
045-671-2199
045-671-2190(全市集約を担当)
今回確認
従来から非課税
従来から課税