平成24年度 認定看護管理者制度セカンドレベルカリキュラム 平成24

教科目
教科目
ねらい
ねらい
時間
時間
単位
平成24年度 認定看護管理者制度セカンドレベルカリキュラム
平成24年度 認定看護管理者制度セカンドレベルカリキュラム
授業形態
単 元
単 元
医療経済論の構造・ 単位
30 1)医療経済論
現状について学び、 (2)
医療経済論の構造・
30 1)医療経済論
変革が進む医療シ
現状について学び、
(2)
ステムについて理
変革が進む医療シ
解を深める。
ステムについて理
2)看護経済論
解を深める。
2)看護経済論
医
医
療
療
経
経
済
済
論
論
3)看護活動の経済的
評価
3)看護活動の経済的
評価
5)医療経済論演習
・看護における経済性と看護マネジメントにつ
いて学ぶ。
・看護における経済性と看護マネジメントにつ
いて学ぶ。
・サービスとコストバランスを考える。
講義6
講義6
講義3
講義3
演習3
演習3
講義3
講義3
演習3
演習3
講義3
講義3
演習3
演習3
・医療変革期における看護の動向を理解し、看
護管理者の役割と課題について考える。
・医療変革期における看護の動向を理解し、看
護管理者の役割と課題について考える。
・医療制度改革の課題と方向性について検討す
る。
・医療制度改革の課題と方向性について検討す
る。
30【講義21・演習9】
・医療経済学とは
・医療経済学とは
・保健医療福祉分野の国際比較
・保健医療福祉分野の国際比較
・日本の社会保障の概念と動向
・日本の社会保障の概念と動向
・ヘルスケア提供者の市場と現状(マーケティング)
・ヘルスケア提供者の市場と現状(マーケティング)
・看護経済と効率性・平等性・公平性
・看護経済と効率性・平等性・公平性
・人事管理と経済性
・人事管理と経済性
・物品管理と経済性
・物品管理と経済性
・情報管理と経済性
・情報管理と経済性
・時間管理
・時間管理
・効果的・効率的に資源の活用
・効果的・効率的に資源の活用
・医療保障の仕組み
・医療保障の仕組み
・診療報酬の仕組み(サービスの評価・モノの評価)
・診療報酬の仕組み(サービスの評価・モノの評価)
・看護関連診療報酬
・看護関連診療報酬
・看護要員配置要件の徹底理解と活用
・看護要員配置要件の徹底理解と活用
・経営に資する人材確保の戦略とは
・経営に資する人材確保の戦略とは
・所属部署の経済的分析と評価
・所属部署の経済的分析と評価
・コストとは
・コストとは
・経営、採算、資金面における安全性、成長性
・経営、採算、資金面における安全性、成長性
・看護の動向
・看護の動向
・看護管理者の役割・責任の拡大
・看護管理者の役割・責任の拡大
・医療経済論演習
・医療経済論演習
・システム論 ・変革理論
・システム論 ・役割理論
・変革理論
・役割理論
・意思決定理論
・意思決定理論
・看護実践の概念化・理論化
・看護実践の概念化・理論化
・看護現場学の方法と成果
・看護現場学の方法と成果
・組織文化とは
・組織文化とは
・組織の倫理
・組織の倫理
・看護管理の中での倫理
・看護管理の中での倫理
・管理者の倫理的ジレンマ
・管理者の倫理的ジレンマ
・倫理的意思決定プロセス
・倫理的意思決定プロセス
・組織の成り立ちと構造
・組織の成り立ちと構造
・所属組織の分析法
・所属組織の分析法
・所属組織の評価方法
・所属組織の評価方法
・病院組織の諸問題
・病院組織の諸問題
・組織デザインの戦略
・組織デザインの戦略
・組織の目標と管理
・アウトカム・マネジメント
・組織の目標と管理
・アウトカム・マネジメント
・目標管理の元になるもの
・組織の構造・機能・プロセスを理解するととも
にその分析・評価法を探求する。
・組織の構造・機能・プロセスを理解するととも
にその分析・評価法を探求する。
講義6
講義6
5)看護管理過程と目 ・組織における目標と目標管理過程を理解し、
標管理
5)看護管理過程と目
目標管理における中間管理者の役割を考察す
・組織における目標と目標管理過程を理解し、
標管理
る。
目標管理における中間管理者の役割を考察す
る。
講義6
講義6
6)保健・医療・福祉
・保健・医療・福祉サービス提供組織の仕組を
サービス提供組織
6)保健・医療・福祉
理解し、利用者のニーズについて検討する。
・保健・医療・福祉サービス提供組織の仕組を
の仕組
サービス提供組織
理解し、利用者のニーズについて検討する。
の仕組
・目標管理とモチベーション
講義6 ・保健・医療・福祉サービスの提供組織を規定する法律
講義6 ・保健・医療・福祉サービスの提供組織を規定する法律
・医療制度を構成するシステム
・医療制度を構成するシステム
・医療制度改革の歴史と概要
・医療制度改革の歴史と概要
・医療制度改革関連法の成立(2007年度)と今後の医療制度改革
の問題
・医療制度改革関連法の成立(2007年度)と今後の医療制度改革
の問題
・専門職チームによる地域ヘルスケアと課題
・専門職チームによる地域ヘルスケアと課題
講義3 ・国外の医療と医療人の意識
講義3 ・国外の医療と医療人の意識
・高齢者ケアサービス
4)組織分析
(組織診断)
4)組織分析
(組織診断)
7)ヘルスケアサービ
スの展望
7)ヘルスケアサービ
スの展望
・看護サービスの質保障に対する新しいシステ
ムを国内外から情報を収集し、組織化の能力
・看護サービスの質保障に対する新しいシステ
を発展させる。
ムを国内外から情報を収集し、組織化の能力
を発展させる。
8)リスクマネジメン ・看護管理者が、組織内に安全文化が醸成され
ト
る基盤づくりができる。
8)リスクマネジメン ・看護管理者が、組織内に安全文化が醸成され
ト
る基盤づくりができる。
・リスクマネジメントの原理を理解し、効果的・
効率的な安全対策の方略が立案できる。
・リスクマネジメントの原理を理解し、効果的・
効率的な安全対策の方略が立案できる。
演習①
演習②
演習①
演習②
看護管理演習①
看護管理演習①
看護管理演習②
計
計
講義6
30【講義21・演習9】
60 【公開講座】
・組織の基本概念について学ぶ。
講義6
60 【公開講座】
・組織の基本概念について学ぶ。
講義6
1)看護管理に必要な ・看護管理に必要な基礎理論と専門職としての
1. 組織運営に関す (4)
責務を明確にする。
知識体系
る諸理論に基づき、
1.
組織運営に関す (4) 1)看護管理に必要な ・看護管理に必要な基礎理論と専門職としての
責務を明確にする。
※通信研修
知識体系
当部署の看護管理
る諸理論に基づき、
※通信研修
過程を評価し、質向
【公開講座】
講義6
・看護実践を概念化、理論化する意義について
当部署の看護管理
上のための方策を見
理解を深める。
過程を評価し、質向
【公開講座】
講義6
・看護実践を概念化、理論化する意義について
2)看護実践の概念化
出す。
上のための方策を見
理解を深める。
-看護現場学の方 ・看護現場学の方法と成果について学ぶ
2)看護実践の概念化
出す。
法と成果・看護現場学の方法と成果について学ぶ
-看護現場学の方
法と成果講義6
3)組織文化と組織倫
・組織文化の概念とマネジメントへの影響につ
2. 他職種、他部門・
理
いて学ぶ。
講義6
3)組織文化と組織倫
・組織文化の概念とマネジメントへの影響につ
他施設・地域等との
2.
他職種、他部門・
理
いて学ぶ。
協働・連携の方法論
・意思決定プロセスと倫理的ジレンマについて
他施設・地域等との
について学ぶ。
理解する。
協働・連携の方法論
・意思決定プロセスと倫理的ジレンマについて
について学ぶ。
理解する。
3. 組織的看護サー
ビスの質評価・改善
3. 組織的看護サー
の方法について学
ビスの質評価・改善
ぶ。
の方法について学
ぶ。
看
看
護
護
組
組
織
織
論
論
および時間
講義6
・看護活動の経済的評価ができる。
・看護活動の経済的評価ができる。
・看護者が実践の中でコスト意識を持つことが
できるための指導の視点を学ぶ。
・看護者が実践の中でコスト意識を持つことが
できるための指導の視点を学ぶ。
単元の内容
単元の内容
授業形態
および時間
・サービスとコストバランスを考える。
4)医療の変革と看護
の動向
4)医療の変革と看護
の動向
5)医療経済論演習
計
計
単元の到達目標
単元の到達目標
・ヘルスケアシステムの経済性について学ぶ。
・ヘルスケアシステムの経済性について学ぶ。
看護管理演習②
看護管理演習③
看護管理演習③
・グループディスカッションや自己学習をとお
して、看護実践計画の概念化・理論化をおこな
・グループディスカッションや自己学習をとお
い実践へ応用する力を高める。
して、看護実践計画の概念化・理論化をおこな
い実践へ応用する力を高める。
・看護管理実践計画書作成をとおして、課題の
妥当性や問題解決のための検証を行い、看護
・看護管理実践計画書作成をとおして、課題の
管理実践に活用する。
妥当性や問題解決のための検証を行い、看護
管理実践に活用する。
・目標管理の元になるもの
・目標管理と管理プロセス
・目標管理と管理プロセス
・目標管理とモチベーション
・高齢者ケアサービス
・ネットワークの設立、組織化
・ネットワークの設立、組織化
講義6 ・医療サービスの基本特性
講義6 ・医療サービスの基本特性
・医療の質と安全
・医療の質と安全
・医療の質の組織的な管理
・医療の質の組織的な管理
・安全文化とは
・安全文化とは
・エラー特性に応じた安全対策:
「気をつけなさい」に気をつけて
・エラー特性に応じた安全対策:
「気をつけなさい」に気をつけて
・医療安全対策の2つの本質
・医療安全対策の2つの本質
・組織的安全活動の一般解
・看護組織論演習
演習3 ・組織的安全活動の一般解
演習3 ・看護組織論演習
演習3 ・看護組織論演習
演習3 ・看護管理実践計画書演習
演習3
演習3 ・看護管理実践計画書演習
〃
演習3 〃
演習3
〃
演習3 60【講義45・演習15】
60【講義45・演習15】
― 22 ―
〃
ねらい
教科目
時間
単 元
単位
60 1)看護人的資源開発
論
1.組織の理念、経営 (4)
目標を達成するため
の中心的要素である
人材の確保・育成・
活用等、人的資源管
理に必要な知識・技
術・態度について学
ぶ。
2. 看護職者のキャ
リア開発について、
概念・理論,具体的
方法について学ぶ。
2-1)
看護人事・労務管理
-人事システム-
単元の到達目標
授業形態
単元の内容
および時間
・看護の人的資源開発・支援に必要な基本的な
概念・知識を理解する。
講義
演習
・看護の人材開発のためのシステムを理解し、
システムの活用方法を学ぶ。
6
講義
演習
6
・看護職のキャリア開発
・キャリア発達とキャリア開発
・キャリア開発が求められる背景
・キャリア開発プログラムの構築
・演習(テーマは当日とする)
・キャリア形成支援と看護管理
・キャリアマネジメントの実際
・キャリアカウンセリングの方法
・臨床現場に即した人材育成と人的資源活用
・演習(テーマは当日とする)
・人事・労務管理の基本的な考え方を理解する。
講義6 ・人材確保の現状と課題(確保と定着)
・人的資源を有効に活用するために必要な知識
を理解する。
・人的資源計画の基本的な考え方
・採用(職務要件/能力要件/必要な人材)
・人材確保の方法(効果的な募集/採用の選抜方法)
・配置および配置転換
・看護と人事考課(目標管理・能力評価
講義6 ・人的資源管理における今日的課題
・労務管理から人的資源管理へ
・人的資源管理(HRM)の主な手法
・今後の展開
【公開講座】
※通信研修
人
的
資
源
2-2)
看護人事・労務管理
-労働環境と
関係法規-
・労働環境と法的責任について学習する。
【公開講座】
3-1)
人的資源活用
-継続教育-
・院内教育を実際に提供するために、看護管理
者として必要な知識について学ぶ。
活
用
論
3-2)
人的資源活用
-ワーク・ライフ・
バランスの戦略と
実現4)動機づけ
5)ストレスマネジメ
ント・タイムマネ
ジメント
講義3 ・労働と法律
・労働基準法違反、労働安全・災害補償
・業務命令違反と懲戒処分
・保助看法違反
・看護職者の裁量と法律
講義6 ・キャリア・ディベロップメント
・院内教育プログラムの立案・実施・評価に必要な基礎知識
・日本型看護職者キャリア・ディベロップメント支援システム
・継続教育立案時の知識と活用について考える。
・ワーク・ライフ・バランスの考え方を理解する。
講義3 ・ワーク・ライフ・バランスの意義
・ワーク・ライフ・バランスの戦略と看護管理者のマネジメント
・ワーク・ライフ・バランスの環境(取り組み施設の現状と課題/
多様な働き方/短時間勤務者の活用)
・看護師確保、定着に向けた取り組み施設の現
状と課題を学習する。
・人的資源開発に必要な動機づけ理論について
学習し、その活用について理解を深める。
・ストレスマネジメント・タイムマネジメント
についての知識を理解する。
講義3 ・動機づけ理論 ・動機づけを高める方法
演習3 ・フィードバック ・ティーチングとコーチング
講義3 ・看護現場のストレスマネジメント
・看護師のストレス
・ストレスマネジメントの実際
講義3 ・タイムマネジメントの目的
・アクションプランの必要性(計画的に行うためのポイント)
・演習(自己の時間の使い方を把握しこれからの時間の使い方を
考える)
看護管理演習④
看護管理演習⑤
看護管理演習⑥
看護管理演習⑦
・看護管理実践計画書作成をとおして、課題の
妥当性や問題解決のための検証を行い、看護
管理実践に活用する。
演習3 ・看護管理実践計画書演習
演習3
〃
演習3
〃
演習3
〃
60【講義42・演習18】
計
情報テクノロジーの 30 1)看護管理を支援す
保健医療福祉への導 (2) る情報技術
入・活用の現状を分
析し、将来を展望で
きる。
2)情報検索
3)文献活用と批判的
検討
・システム化の現状と課題について学習する。
・系統的に文献を検索するための方法について
学習する。
・文献活用と批判的検討について学習する。
講義9 ・看護管理に資する情報システムの構築と活用
・人的資源管理と情報活用
・看護サービス展開のための情報活用とマネジメント
・診療群分類別包括評価、看護必要度、電子カルテ
演習3 ・文献検索(系統的な文献検索とは/具体的なデータベースの活
用法)
講義3 ・文献の活用(研究の基盤となる思考方法/文献検索と文献検討の
必要性)
・批判的思考(クリティークとは/看護研究におけるクリティー
クの目的/クリティークの具体的な方法)
4)看護管理研究の
活用
ー
情
報
テ
ク
ノ
ロ
ジ
・看護管理を行うために必要な情報とそのシス
テム化を進める方法を学習する。
・わが国の看護管理および看護政策に影響を及
ぼした様々な研究に焦点をあてて、看護管理
研究の重要性と政策に影響を与える研究のあ
り方を学習する。
・看護管理領域で優先すべき研究は何か、また
看護管理に活用できる研究の手法等について
学習する。
講義3 ・看護制度の変遷と研究
・看護管理に関係した出来事
・政策に影響を与える研究
・看護管理研究に影響を及ぼした研究機関とその役割、活動
・看護管理学に関する最近の動向
・看護管理研究の優先度
5)看護管理研究の
実際
・認定看護管理者の実践プロセスをとおして、
看護管理者が行う研究の範囲と役割について
考える。
講義3 ・看護管理実践の展開
・看護管理者としての研究の活用
・看護管理者が行う研究の範囲、役割
6)情報伝達技術
・看護管理実践場面で効果的なプレゼンテー
ションを行うための知識と技術について学習
する。
講義3 ・プレゼンテーションとは
・看護実践場面での効果的なプレゼンテーションとは
演習3 ・演習(テーマは当日指定する)
看護管理演習⑧
・看護管理実践計画書作成をとおして、課題の
妥当性や問題解決のための検証を行い、看護
管理実践に活用する。
演習3 ・看護管理実践計画演習
30【講義21・演習9】
開講式・ガイダンス、ヒューマンネットワーキング
閉講式・全体会(今後の取組み)
総時間数 186時間 内訳:講義129/ 演習51/その他6
カリキュラム基準 180時間/12単位(1単位 15時間)
計
その他(6)
※講師等の調整で、内容等を変更する可能性があります。
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