粥状動脈硬化におけるリン指質遇酸化とグリケーションの分子機構 東北大学大学院農学研究科教授宮津陽夫 要旨 粥状動脈硬化における過酸化リン脂質 (PCOOH, p h o s p h a t i d y l c h o l i n eh y d r o p e r o x i d e ) 生成とグリケ ーションの分子機構を明らかにする目的で、ウサギへの食餌性コレステロールおよびフルクトース負 ーコレステロール値の増加と血祭リボタンパク質濃度の増加に伴って PCOOHが 荷実験を行った。 LDL 増加し、これが引き金になり粥状動脈硬化が発症した。さらにコレステロールとともにフルクトース を負荷するとグリケーションを介して膜脂質過酸化が促進され、粥状動脈硬化をさらに進行させるこ とが明らかになった。血薬過酸化リン脂質の増加は動脈硬化の発症と進展に深く関与することがわか った。 PCOOHは生体の酸化ストレスマーカーとして好適であることが示された。 、コレステロール、粥状動脈硬化、グリケーション キーワード:過酸化リン脂質、 PCOOH、酸化 LDL 1 はじめに 生体の酸化ストレスは粥状動脈硬化、糖尿病、癌など多くの疾病の原因と考えられる。粥状動脈硬 粒子の過酸化は泡沫細胞形成の初期ステップとして重 化の発症においで、リボタンパク質である LDL 要である。我々は先にコレステロール負荷ウサギの動脈硬化病変部位にリン脂質ハイドロパーオキサ イドが蓄積していることを認め、粥状動脈硬化の発症にリボタンパク質粒子の膜リン脂質の過酸化が 重要で、あることを見出した。 g l y c a t i o n ) が酸化ストレスを元進すると考えられ注目されている [ 1, 2 1 0糖 近年、グリケーション ( 尿病での高血糖状態では、生体内のタンパク質が非酵素的な糖化反応、を受けやすい。この糖化反応は、 3 ]。また、抗酸化酵素のひとつである その後期反応において活性酸素を生成することが知られている [ s u p e r o x i d ed i s m u t a s e (SOD) は 、 g l y c a t i o nを受けると酵素活性が低下するという報告もある[針。従 l y c a t i o nは脂質過酸化を促進する要因と考えられた。最近、われわれの研究グループは I I 型糖 って、 g 尿病では健常者に比べて血清 PCOOH 濃度が高値を示し、血清PCOOH 濃度がヘモグロビンがg l y c a t i o n を受けて生じるヘモグロビン A1 c (グリコヘモグロビン)と正相関することを明らかにした [ 5 ]。糖尿 病患者や高齢者の血清や動脈硬化病変部位には、糖化最終生成物 [ A d v a n c e dG l y c a t i o nE n d p r o d u c t s 勾 me 血y ll y s i n e (CML)が蓄積していると L、う報告もある [ 6 ]。したがっ ( A G E s ) ) の一種である C紅 bo l y c a t i o nが起きると脂質過酸化が促進され、粥状動脈硬化がより一層進展すると考えら て、生体内でg れた。 これまで、血液中の主要な糖質であるグルコースが体内で、の g l y c a t i o nに関与すると考えられていた。 糖化反応では、還元糖のア)!.-デヒド基やケトン基が、タンパク質のアミノ基やホスファチジルヱタノ ールアミン (PE) のような脂質のアミノ基と反応する [ 7 1 0 一方、甘味飲料に多く含まれるフルクト ースは生理的条件下でグルコースより o p e n c h a i nfonn の割合が多 p ため、約 1 C倍グルコースより糖化 反応を起こしやすいことが示されている[針。 四世0且による脂質過酸化の増悪化が粥状動脈硬化の進行の大き そこで本研究では、高血糖下でのg l y な要因であることを明らかにするために、コレステロール負荷ウサギにフルクトース水を与え、生体 内での過酸化リン脂質生成と AGEsの蓄積を調べ、粥状動脈硬化に及ぼす影響の分子機構を明らかにし ようとした。 2 実験方法 ( 1)実験動物と飼育条件 n~ 1 5 ;1 2 週齢、体重約 2kg 、雄)を、日本エスエルシー(栂から購入し、普通食・普 日本白色家兎 ( 群)、コレステロール食・普通水群 (CN 群)およびコレステロール食・フルクトース水群 通水群 (NN (CF 群)の 3群に分けた。 3 ' C前後、 1日1 2時間の明暗サイクルの条件下で、個別ケージで飼育した。実験用図形 動物は温度2 飼料は船橋農場(掬から購入し、 N N群にはウサギ用飼料 RM-基を、コレステロール負荷群には RM-4に 1 %コレステロールを添加した飼料を 1日100g ずつ与え、フルクトース負荷群にはさらに 10%フルク トース水を飲用させ、 8週間飼育した。なお、飲料水とフルクトース水は自由摂取とした。 ( 2 ) 脂質の分析 コレステロール、 HDL コレステロール、及び 採血は 4週ごとに行い、血薬総コレステロール、 LDL コレステロールテスト、 HDL コレステロールテ トリグリセライドは、コレステロールE-テスト、 LDL スト、及びトリグリセライド Eーテストキット(和光純薬工業側)を用いてそれぞれ酵素比色法で測定 2 : 1, v / v ) を用いて、 F o l c h 法[ 9 ]により抽出した。 した。血祭総脂質は、クロロホルム/メタノール ( 1 0 ]にて測定した。これは、脂質を分解して脂質分子中の有機リン リン脂質濃度はパートレット法 [ を全て無機リンに誘導し、その無機リンを比色定量する方法である。すなわち、抽出脂質(血祭O . l m e 当量)を試験管に分注し、 60%過塩素酸水溶液を O. 4m e加え、ブロックヒーターを用いて、 2 0 0 ' Cにて 2時間加熱した。室温まで冷却後、水を 4 . 2 m e、5%モリブデン酸アンモニウム水溶液を 0 . 2 m e、アミド . 2 m e加え撹詳し、 100'Cにて 15分加熱した。再度室温まで冷却後、 830nmにて比色定量を ール溶液を 0 行った。 8週間の飼育後、全てのウサギをネンブタール麻酔下(1mg/kg) で心臓採血し、大動脈弓部(心 m )、肝臓、腎臓を摘出し、素早くドライアイスで凍結後、使用するまで 8 0 ' Cで保存した。 臓から 2c 組織ホモジネートからの脂質抽出は、抗酸化剤として 0.002% ( w / v ) ブチルヒドロキシトルエン (BHT) を含むクロロホルム/メタノール ( 2 : 1, v / v ) を用いて、 F o l c h 法にて血祭と同様に行った。各 -2ー 組織のコレステロールは酵素法日 1 1で測定した。これはコレステロールオキシダーゼがコレステロー ルの 3 位のヒドロキシル基を脱水素する際に生じる過酸化水素を、ベ}~オキシターゼと共役させ蛍光 物質に誘導し、蛍光定量する方法である。すなわち、 1 50pg当量を 30μlのイソプロヒ。ルアルコールに 溶かして試験管に分注し、酵素液を 0 . 5 m e 加え撹持し、 3 TCにて 30分間加温した。この酵素液は、コレ 泌)、コレステロールエステラーゼ ( 0 . 3 u / m e )、ホースラディッシュ ステロールオキシダーゼ (0.3Uh 30u/me)、コール酸ナトリウム(5mM)、ポリエチレングリコール 6000 ( 0 . 1 7 ベルオキシダーゼ ( mM)、 p -ヒドロキシフェニル酢酸 ( 0 .1 5 m g / m e )、PBS (pH7.0;0.05M) を含む溶液である。反応後、 0.5NNaOHを lme 加え反応を停止させ、励起波長 ( E x ) 325nm、蛍光波長 (Em) 425nml二て 1時間 のイソプロピルアルコールに溶かし、試料と同様に行 以内に測定した。標品はコレステロールを 30ρl い検量線を作成した。トリグリセライドは、組織 1 0 m g当量を試験管に分注し、 0 . 0 5 % T r i t o nX 1 0 0で可 -テストを用いて酵素比色法で測定した。リン脂質は組織 6 溶化後、血禁と同様にトリグリセライド E m g当量を試験管に分注後、lUJ. l i 棄と同様にパートレット法にて測定した。 ( 3 ) 過酸化リン脂質、 TBARSの測定 化学発光ー高速液体クロマトグラフィー ( CL -HPLC) により、血薬、大動脈弓部、肝臓、腎臓の抽出 脂質に含まれるホスファチジルコリンハイドロパーオキサイド (PCOOH) とホスブアチジルエタノ ーオキサイド (PEOOH) を測定した。この CL-HPLC 装置は、高速液体クロマ ールアミンハイドロノ t PC) とホスブアチジルエタノールアミン ( P E ) を他の脂質成分より分離後、 スファチジルコリン ( 別のポンプから送り込まれる発光試薬と過酸化物を反応させて両脂質中のハイドロノ fーオキサイド基 由来の化学発光を選択的に検出した。 なお、 PCOOH 標品は、 L α-phospha 世d y l c h o I i ne,βo l e y l -yp a l m i t o y l( S 辺m a)の光酸化により調製 戸 HPLC 法で検量線を作成した。 し 、 CL CL HPLCの測定条件を以下に示した。 .HPLCポンプ :8 8 ふPU (日本分光工業社製) .HPU ごカラム :F i n e p a kSIL-NH2 , 4 . 6mmIDX250m m (日本分光工業社製) ・移動相 ・イソプロピルアルコール/メタノール/水 ( 1 3 0 / 4 5 / 2 5 , v / v / v ) 流速:1 .0ml/min ・カラムオーブン :8ωCO (日本分光工業社製) 温度:4 0 " C u v 検出器 :8 7 5 UV (日本分光工業社製) 検出波長:210nm ・発光試薬 :50mMホウ酸緩衝液 (pH1 0 ) に 2戸 Mのルミノール(和光純薬工業側)と 25 S i g m a , t y p eV I)を溶解して作成流速・l.s m e / m i n μ Mのチトクローム c ( -化学発光検出器 :C L D 1 0 0 (東北電子産業社製) -記録計 :クロマトコーダー 2 1 (システムインスツルメンツ社製) o . s m eの血塁走から、クロロホルム/メタノール ( 2 :1)を用いて、 F o l c h 法により脂質を抽声し、エパポ -3ー tFid-'ーで﹄ 12 14 1 0 HPL 日こよりホ トグラフィー (HPLC) と化学発光検出器 (CL)を組み合わせた色のである [ レーターで濃縮乾国後、 1 0 0 μ lのクロロホルム/メタノール ( 2 :1)に溶解し、その内 4 0 μ lをCL-HPLC に供した。 t 組織の場合は、 20%ホモジネ 2 0 0 m g当量)分取し、血祭と同様に脂質を抽出、濃縮後、 トを l mi ( 4 0 0l '1 のクロロホルム/メタノール ( 2 :1)に溶解し、その内 4 0 μ 1( 2 0 m g当量)を CL-HPLCに供した。 f 血祭のチオパルビツール酸反応性物質 ( T B A R S )は 、 1 , 1 , 3 , 3テトラメトキシプロパンを標品として、 ]にて測定した。血祭 1 0 μ lに 、 1 / 1 2NH 2 S 0 .を Zmi、10%リンタングステン酸水溶液を 2 5 0 八木法口 5 / 1 2NH 2 S 0 .を lmi、10%リ μ 1 加え、撹狩、遠心分離 ( 3 0 0 0 叩 m, 1 0 m i n ) した。上清を除去した後、 1 ンタングステン酸水溶液を 1 5 0 μ 泊Eえ、撹祥、再び遠心分離 ( 3 0 0 批pm ,1 0 m i n ) した。上清を除去し、 水を l m i、O .67%TBA 水溶液を 5 0 0 μ l 加え、撹狩し、沸騰湯浴中に 6 0 分間保った。冷却後、 n-フヲノー E x )5 1 5 n m、蛍 . 5 m i加えて 1分間撹詳し、遠心分離 ( 3 0 0 0 r p m ,1 0 r r u n ) した。上層を励起波長 ( ルを 2 光波長 ( E m )5 5 3 n mの蛍光測定に供した。標品は 5 0 μ I の標準液と 1 . 9 5 m iの水、プランクは Zmiの水を それぞれねじ口試験管に入れ、沸騰湯浴中 l 二6 0 分間保つ操作から試料と同様に行った。 組織のTBARS は 、 O hkawa 法[ 1 6 ]を改変した方法 [ 2 9 ]に従い定量した。すなわち、ねじ口試験管に :iiiiiithf 20%ホモジネートを 0 . 2 m i分取し、 8 . 1 %ドデシル硫酸ナトリウム ( S D S ) 水溶液を 0 . 2 m i、酢酸緩衝液 . 6 m iこの1 I 慎に ( p H3 . 5 ) を1 .5 m i、0 .8%BH 百字酸緩衝液を 5 0 μ l、0.8%TBA 水溶液を 1 .5 m i、 および水を 0 加えて密栓し、撹持した。氷中で 1時間保った後、沸騰湯浴中で 1時間保ち、氷で冷却し、水を 1 . 0m i、 I 子ブ'タノール/ピリジン 、 ( 1 5 : 1, v / v ) を5 . 0 m i 加えて混和した。その後、遠心分離 ( 3 0 0 0 r p m , l O m担) し 上層の 5 3 2 即 n の吸光度を測定した。ブランクは試料の代わりに水を 0 . 2 m i入れて同様の処理を行った。 ( 4 ) 動脈硬化巣の組織学的分析 大動脈弓部(心臓から1.0 c m ) を摘出後、。 . 1 5M N a C Iで、洗浄し、 50%ホルマリンで一晩固定後、パ ラフィン包埋した。 ミクロトームにより 5μm の厚さに切り出し、エラスティカーマッソン ( E M )染色 を行った。まず、脱塩水で洗浄後、ヘマトキシリン溶液にて核を染色した(5分間)。脱塩水で洗浄後、 1%塩酸含有70%エタノールで分別し、ポンソー・キシリジン・酸フクシン・アゾフロキシン混合液 にて細胞質を染色した (5分間)。脱塩水で洗浄後、 1%リンモリブデン酸水浴液中に 5分間浸し、そ の後、 0.4%アニリン青水溶液に 5分間浸した。 1%リンモリブデン酸溶液中に再び浸し (5分間)、 1%酢酸水溶液で分別し、最後に脱塩水で洗浄し、脱水後、樹脂封入剤にて封入した。 ( 5 )A d v a n c e dG l y c a t i o nE n d p r o d u c t s( A G E s ) の免疫染色 大動脈弓部(心臓から1.5 c m ) を摘出後、 0 . 1 5M N a C Iで洗浄し、 OCTコンパウンドで包埋後、 100% アセトンで 1 0 分間国定し、使用するまで8 0 ' Cで保存した。 2 4 時間後、クライオスタットにより 5μm の厚さに切り出し、 a v i d i n b i o t i ncomplex (ABC) 法により p y r r a l i n e、 p e n t o s i d i n e、 及 び C訂 0 . 0 1M P B S ;pH7 . 2 ) b o 勾r l m e 出y l l y s i n eにML)の免疫染色を行った。 リン酸緩衝化生理食塩水 ( で洗、浄 ( 5分 X3回) しOCTコンパウンドを洗いながし、二次抗体の非特異的結合を防ぐために、 1 0 Cの氷枕の上で4 0 0 倍希釈した n o r m a lh o r s es e r u mを切片にのせ、室温に 3 0 分間放置した。その後、 4' 倍希釈した一次抗体 ( p 戸T a l i n e,p e n ω s i d i n e,CMLa n 世b o d ym a d ei nm o u s e ) をのせ、そのまま一晩放 4ー 置し、 PBSで 洗 浄 (5分 X 3回)後、 1 %過酸化水素を含むメタノールにてブロッキングを行った ( 2 0 分、室温)。さらに PBSで洗浄 (5分 X 3回)後、 5 0倍希釈した HRP ( h o r s er a d i s hp e r o x i d a s e )標 識化二次抗体 ( p 戸T a l i n e,p e n i o s i 出ne ,CMLantibodymadei nh o r s e ) をのせ、室温に 30分間放置し、 0 . 0 0 2 % H z O z 含有 DAB ( 3, 3 'd i a m i n o b e n z i d i n e ) 溶液を用いて発色(1分)し、メチルグリーンにて核 を染色 ( 2 0 分)した。最後に脱塩水で洗浄後、エタノールに 5園、キシレンに 4回漬けて脱水後、封 入した。 ( 6 ) 統計処理 データはMe 四土 SE で表し、 ANOVAIこて解析した。 3 実験結果 ( 1)犬動脈弓部の粥状動脈硬化病変 Fig.1には、ウサギの大動脈弓部のエラスティカーマッソン (EM) 染色の結果を示した。 1 %コレス テロール /10%フルクトース水負荷 (CF 群)により、 1 %コレステロール負荷 (CN 群)よりも、粥 状動脈硬化がさらに進展することが明らかになった。 ( 2 ) ウサギ血築中の脂質組成の変化 NN ウサギ血築中の総コレステロール τ (' C ) 、 LDLコレス テロール (LDL-C)、HDLコレステロール (HDL-C)、 P Llの変化を F i g . トリグリセライ F (TG)、リン脂質 ( 2 1こ示した。フルクトース負荷により、 τ ちがさらに増加 傾向にあった。なお、フルクトース負荷は、血薬コレ CN ステロール濃度に影響を与えなかった。 ( 3 ) ウサギ血築中の過酸化リン脂質と TBARS の変化 ウサギ血築中の PCOOHとTBARSの変化を F i g .3 1二示 した。 CF 群の PCOOHは飼育 8週目に CN 群より有意に 群のTBARSはCN 群に比べ増加傾向にあっ 増加した。 CF CF たが統計的に有意差は認められなかった。 ( 4 ) ウサギ組織の脂質絶成 ウサギ大動脈弓部の脂質組成を Fig.4に示した。粥状 動脈硬化が進展するのに伴い、大動脈弓部にコレステ ロールとトリグリセライドの蓄積することが明らかに なった。一方、リン脂質濃度に遣いは認められなかった。 ウサギ肝臓の脂質組成を Fig.5に示した。コレステロ ール負荷により、組織中のコレステロールとトリグリセ -5ー F i g .1 A t h e r o s c l e r o t i cl e s i o no fr a b b i ta o r t a ( e l a s t i c a m a s s o ns t a i n i n g ) N N :N o r m a ld i e tg r o u p C N :1%C h o l e s t e r o ld i e tg r o u p C F :1%C h o l e s t e r o ld i e t110%F r u c t o s ew a t e rg r o u p 3000 L D L C 1 2 0 0 ド 司 由 。l teroJ . * 回 本 aBE晶早田 800 望 官 411' 1 1 ' ・ MS awao 担 音 。 011' 811' HDL-C MM 。 。0 I S 400 。 811' 411' TG 120 。 w 811' 。 411' 8. . CF NN PL 1200 τ ' r i g l y c e l ' i d e :* 1 8 0 司 ド 寧 411' CF NN イ ゴ3 : 。 011' -曲 剖 00 0 0 81 8 2 司hE 240 町 田. p h o l i p i . 由 1 2 0 4コ -N N . o L -CN a w 国冒盲目 auau -aa' 。 向- * 牟 。0 1 1 ' x -CF 。 NN 411' CN CF 811' F i g .2 Thechange0 1plasmal i p i dcomposit旧n F i g .4 L ip i dcomposition0 1r a b b i taor ! a 1l i v er a b b i t sl o reachg r o u p .HDし R e s u l t saremean土 SE0 C:H D L c h o l e s t e r o l ;LDしC:L D L c h o l e s t e r o l ;PL tSEolliverabbitslor R e s u l t saremean: eachgroup p h o s p h o l i p i d s ;TC:t o t a lc h o l e s t e r o l ;TG:t r i g l y c e r i d e s NN:Normald i e tgroup NN:Normald i e tgroup % Cholesterold i e tgroup CN:1 CN:1 %C h o l e s t e r o ld i e tgroup CF:1% C h o l e s t e r o ld i e t/10%F r u c t o s ewater 同 CF: 1% Cholesterold i e t/10% Fructosewatergroup 'p<0.05v s .NN 柑 下 <0.05v s .NN t<0 . 0 5v s .CN 、 300 group **p<0 . 0 5v s .CN PCOOH ホ* τBARS 6 ~ 200 E 品 * * 0 -N N . o L -CN 主 -x-CF 100 4 2 。 ~ ~ ~ F i g .3 Thechange0 1plasmaPCOOHandTBARSl e v e l s 。 メ ~ ~ ド 調 f E 0 -NN . o L -CN _x_CF ~ l l i v er a b b i t sl o reachg r o u p .PCOOH:p h o s p h a t i d y l c h o l i n eh y d r o p e r o x i d e ;TBARS: R e s u l t sa r emean士 SEo t h i o b a r b i t u r i ca c i dr e a c t i v esubstances NN:Normald i e tgroup % Cholesterold i e tgroup CN:1 !10%Fructosewatergroup CF:1%C h o l e s t e r o ld i et 'p<0.05v s .NN p<0.05v s .CN 帥 -6ー ライド含量が増加したが、 フルクトース負荷は肝臓の脂質組成に影響を与えなかった。 リン脂質濃度 は 、 3群聞に遣いは認められなかった。 また、腎臓の脂質組成もフルクトースの影響を受けなかった (Fig.6)。 ( 5 ) ウサギ組織の遇酸化リン脂質 思. 7に示した。粥状動脈硬化病変が進展した CF詳の大動脈弓部 ウサギ大動脈弓部の過酸化リン脂質を F には、 C N群に比べ、 PCOOHの有意な蓄積を認めた。 PEOOHもCF 群で増加傾向にあったが、 C N群と比 べて統計的な遠いは認められなかった。 一方、肝臓と腎臓では、 PCOOHとPEOOHともに、 CF群で増加傾向にあったが、 C N群と比べて統 計的に有意差は認められなかった σig.8)。 ( 6 ) ウサギ組織のTBARS 群 はC N群に比べ ウサギ組織(大動脈弓部、肝臓、腎臓) のTBARSをFig.9に示した。各組織とも CF 増加傾向にあったが、統計的に有意差はなかった。 Cholesterol 8 0 40 NN CF T r i g 1 y c e r i d e s 45 aaE且哩晶冨 調 献 2000 CF CN 45 z 。 NN CN CF CF NN Phospholipids 180 1 8 0 Phospholipi 也 NN:Normald i e tgroup CN:1% C h o l e s t e r o ld i e tgroup CF:1%C h o l e s t e r o ld i e t !10%Fructose 。 NN NN CF CN 脅 ip i dc o m p o s i t i o n0 1 Fig.6 L r a b b i tk i d n e y R e s u l t sa r emean士 SE0 1 l i v er a b b i t sf o reachgroup 1 R e s u l t sa r emean士 SE0 f i v er a b b i t sl o reachgroup NN:Normald i e tgroup NN:Normald i e tgroup CN:1%C h o l e s t e r o ld i e tgroup CN:1%C h o l e s t e r o ld i e tg r o u p CF:1%C h o l e s t e r o ld i e t /10% CF:1%C h o l e s t e r o ld i e t /10% F r u c t o s ew a t e rgroup F r u c t o s ewatergroup p<0.05v s .NN す 7 畠幽畠i CF ip i dc o m p o s i t i o n0 1 Fig.5 L r a b b i tl i v e r ' p<0 . 0 5v s .NN p h o s p h a t i d y l c h o l i n eh y d r o p e r o x i d e ; h y d r o p e r o x i d e ;PL :phospholipids H 60 R e s u l t sa r emean: tSEolliverabbits f o reachg r o u p .PCOOH PEOOH:p h o s p h a t i d y l e t h a n o l a m i n e ag自国却皆 as目白刷、皆同 1 2 0 PEOOH h o S p h O l i p i dh y d r o p e r o x i d e so f Fig.7 P a t h e r o s c l e r o t i cl e s i o n si nr a b b i t 吋a . ao 昔 日 。 1000 PCOOH 量 30 1 5 1500 ロNN 。 ‘ e •• 500 T r i g 1 y c e r i d e s ド 調 30 Jn 同官担当日間主 agR昆早野回 眉旦PE串関関 CN 事 事 o NN A o r t i ca r c b C h o l e s t e r o l 1 2日 watergroup p<0 . 0 5v s .NN "p<0.05vs.CN さ ( 7 ) 動脈硬化病変へのAGEsの蓄積 ウサギの大動脈弓部のAGEs (pyrraline、pentosidineおよびC ML ) の免疫染色の結果を Fig.1 0、Fig. 1 1、Fig.1 2にそれぞれ示した。 コレステロール負荷だけでも血管内膜にAGEsが染まり、 CF群では動 脈硬化巣(内膜)にさらに強く染まることが明らかになった。 L i v e r 210 国 俳 * 同官長呂呈 JR 140 ロNN 回 CN _CF 70 90 Jn同市ロロ︼芦田同国民 o K i d n e y 本 6曲 CF 。 NN L iver 30 d o CN 30 α α 事 長 ホ 60 間 400 Aorticarch 育長口毘毘 PCOOH PEOOH a b b i tl i v e r Fig.8 P h o s p h o l i p i dh y d r o p e r o x i d e s01r andk i d n e y . tSE01liverabbitsloreachgroup. R e s u l t sa r emean: 百d y l c h o l i n eh y d r o p e r o x i d e ;PEOOH PCOOH:phospha 本 20 1 0 。 p h o s p h a t i d y l e t h a n o l a m i n eh y d r o p e r o x i d e ;PL p h o s p h o l i p i d s CN NN NN:Normald i e tgroup CN:1% C h o l e s t e r o ld i e tg r o u p K i dney 30 h o l e s t e r o ld i e t/10%F r u c t o s ew a t e rgroup CF:1% C H 、 間劇的勝 f z z B f I s t e s t -r i s i ' a 、 醐的地伸 J仏首ロ告白回目 'p<0.05v s .NN * 20 1 0 。 In帥沼a CF NN CN CF 設 " ' " " Fig.9 Thel e v e l0 1TBARS0 1r a b b i tt i s s u e s .R e s u l t s Ch o l / F r u e 融 関 .. r 曲 Ch o la o r 阻 1l i v er a b b i t sl o reachgroup a r emean土 SE0 P L :p h o s p h o ; i p i d s ;TBARS:t h i o b a r b i t u r i ca c i d Sam p l e :阻.bb i ta 百 総 会 布 部 忍 碍c t i o n 世話出a lmagn 作曲叩 X2 卸 F i g .10 Immunostainning0 1p y r r a l i n e C h o l :1 %C h o l e s t e r o ld i e tgroup h o l e s t e r o ld i e t/10%I r u c t o s e Chol/F r u c t o s e :1% C watergroup r e a c t i v esubstances NN:Normald i e tgroup h o l e s t e r o ld i e tg r o u p CN:1%C h o l e s t e r o ld i et /10%F r u c t o s ewatergroup CF:1% C p<0.05v s .NN 脅 -8ー 出" l n 1 n t i m a 治>1 m" 叫 〔 Med 鴎 i 、 - C h o t /Fruc 叡溺 e a o r t a C h o l /耳'n1c t o 館 跡1 1 " C h o l即 時a S四 Sam p l e :阻 b b i ta o r t af r o z e n居 時 岨 世話i n a lma g J 場 出 回' n,X2 ω : p l e :r 油I b i t a ' 田1af 岡 田n s 配 t i 叩 O r i g i n a l刷 伊i f i c a 脚 1X 2 ; 岬 F i g .1 1 I m m u n o s t a i n n i n g0 1p e n t o s i d i n e C h o l :1 %C h o l e s t e r o ld i e tg r o u p ChollF r u c t o s e :1 %C h o l e s t e r o ld i e t110%I r u c t o s e w a t e rg r o u p F i g .1 2 I m m u n o s t a i n n i n g0 1c a r b o x ym e t y l l y s i n e %C h o l e s t e r o ld i e tg r o u p C h o l :1 C h o l /F r u c t o s e :1 %C h o l e s t e r o ld i e t110%I r u c t o s e w a t e rg r o u p 4 考察 本研究では、 g l y c a t i o nによる脂質過酸化の増悪化が粥状動脈硬化を一層進展させることを、フルク トース負荷ウサギを用いることにより検証しそれを明らかにした。生体内でg l y c a t i o nを促進させるた めにフルクトースを使用した理由は、 i nv i t r oの研究でフルクトースはグルコースより強い g l y c a t i n g であり、 AdvancedG l y c a t i o nE n d p r o d u c t s (AGEs) の形成作用が約 1 0 倍強いことが示されていて agent [ 8 ]、フルクトース摂取が生体内へのAGE 蓄積を促進させるのではな L功〉と考えたからである。 G l y c a t i o nが脂質過酸化に関与しこれを促進させるという報告は数多くある。当研究室でも、 I I 型糖 尿病では健常者に比べ血清PCOOH濃度が増加し、また血清 PCOOH濃度とヘモグロビン A1cが正相関 することを明らかにした [ 5 ]。この報告は、糖尿病に膜脂質過酸化が関与することを臨床レベルで確証 した極めて重要な論文である。 Taniguchiら[ 4 ]は、抗酸化酵素の一つである superoxidedismutase (SOD) がg l y c a t i o nを受けると酵素活性が低下すると報告している。また、タンパク質の g l y c a t i o nによ り、スーパーオキサイド、過酸化水素、ハイドロキシルラジカルなどの活性酸素が生成し、細胞を構 成している膜脂質を酸化する可能性がある[針。生体膜を構成しているリン脂質は不飽和脂肪酸を多く 含むので酸化を受けやすく、酸化されると脂質過酸化の第一次生成物であるリン脂質ハイドロパーオ キサイド (PLOOH) を生じる。この PLOOHからは第二次生成物として反応性の高いアルデヒドやカ ルボニル化合物、 LysoPCが形成される。このアルデヒドやカルボニル化合物はタンパク質と非酵素 的に反応して架橋を形成するので、 AGEの生成を促進する可能性がある。実際、 AGEの一種である c a r b o x y l m e t h y l l y s i n e(CML)は脂質遇酸化によっても生じることが報告さわしている [ 1 7 ]。本研究では、 脂質過酸化の第一次生成物である PLOOHを宮津らが開発した CL-HPLC法で定量し、第二次生成物を 負荷によりさらに有意に増加した。 TBARSはコレステロール食で有意に増加したが、フルクトースの -9 keA TBA 法で測定した。血禁中の PCOOH濃度はコレステロール食だけでも大きく増加し、フルクトース 影響は確認されなかった。 この測定結果の遠いは、生体内では、過酸化脂質はハイドロノ t ーオキサイ ドの形で蓄積すること、ハイドロパーオキサイドは比較的安定であること、 それから、測定の特異性 と検出感度の遣いが考えられた。 したがって、ハイドロパーオキサイド量を定量することが、生体内 の酸化ストレスを正確に評価する上で重要であると考えられた。 また我々は、 フルクトースにより PCOOHが増加するメカニズムを明らかにするため、 g ! y c a t i o nの指 標である大動脈弓部でのAGEsの免疫染色を行った。 フルクトースやグルコースなどの還元糖は、 タン パク質と反応して最終的に AGEsを形成する。今回、粥状動脈硬化病変部位について、 AGEs ( p y r r a Ji n e,p e n t o s i d i n eandCM L)蓄積の組織学的検討を行ったとごろ、 コレステロール食群にも AGEsの蓄積が確認され、 フルクトース負荷ウサギではさらに強く染まることが明らかになった。 h国 且agaら口 8 ]は、非糖尿病者の動脈硬化病変部位に、 g!ycatedLDLとCML が蓄積しているごとを報告 o ! y o !p a t h w a y の活性化により、 している。また、ストレプトゾトシン糖尿病ラットでは、高血糖に伴う p ! y c a t i o n( f r u c t a t i o n ) により AGE 化した c r y s 白1 1 i os が増加 目のレンズでのフルクトース濃度が増加し、 g したという報告がある日針。本研究では、血薬や血管壁でのg ! y c a t i o nが膜リン脂質の過酸化を促進し、 過酸化リン脂質の蓄積により粥状動脈硬化がより進展したのではな Lゆ冶と考えられた。 本研究では、 フルクトース摂取により血禁中のTG 濃度の増加が観察された。 Romsosら[ 2 0 ]は 、 ブ ットにフルクトースを摂取させることにより肝臓での脂肪合成が尤進することを報告している。 した がって、 フルクトースはグルコースに比べ、 g ! y c a t i o nを起乙しやすいだけでなく、血中のTGを増加さ 'G増加は認められなかったが、血援や動脈硬化病変部位で せやすいことがわかった。今回、肝臓でのτ のTG 沈着の増加という脂質自体の増加が、 PIβOH の増加に関与する可能性が考えられた。 4lrυ4V31βR7 本研究により、高コレステロール食はLDL コレステロールの増加と血祭リポタンパク質量の増加に 伴う PCOOHの増加により、粥状動脈硬化を発症し増悪化させることがわかった。 さらにフ)1.--クトー スを与えると、グリケーションを介して脂質過酸化が促され粥状動脈硬化をさらに進行させることが 明らかになった。 これらの知見から、血薬コレステロールの増加だけでなく血祭過酸化リン脂質の増 加が動脈硬化の発症と進展に深く関与すると考えられた。近年、 AGE 産生と相互に関連して起ごる生 体内酸化ストレスの元進が、糖尿病性の動脈硬化や合併症の発症、及びその進展機序として注目され ている o その点においても、 フルクトース負荷ウサギの糖尿病性動脈硬化のモデル動物としての有用 性が示唆された。 フルクトースの摂取は主に砂糖としてなされるが、我が国ではこの 20 年間で大幅に増加している。 ジュースや菓子類に多く含まれており、幼児期から長年摂取するためその健康への影響に留意する必 要があろう。今日の食糧産業におけるフルクトースの利用を考えれば、健常者や糖尿病患者の安全な フルクトース摂取量を明らかにするためにも、 さらなる長期的かつ基盤的な研究が必要と考えられた。 1 唱 ハU hum 血 C u Z n s u p e r ' O x i d ed i s m u t a s e .I d e n t i 宣回世'O n'Oft h ei nv i 廿'0g l y c a t e ds i 蛇s .JB i ' O lChem1 9 8 7 ; 2 6 2 :1 6 9 6 9 7 2 . i r a y a m aY, T'Ok i t aY,S e k i k a w a, AI s h i g a k iY, Yamada, R MiyazawaT: ( 5 ) NagashimaT,OikawaS,H ' Os p h a t i d y l c h'Ol i n ehydr ' Op e r ' O x i d ed e p e n d e n t'Ong l y c e m i cc ' O n t r ' O li nt y p e2 I n c r e a s e'Ofserumph d i a b e t i cp a t i e n t s .D i a b e t o l ' O g i a , s u b m i t t e d WagnerE,Ne r l i c hAG:I n c r e a s e da c c u m u l a t i ' O n'Of血eg l y c ' O x i d a t i'Onp r ' Od u c tN ( 6 ) S c h l e i c h e rED, ' O n )ー ( ぬr b 'O刃me 血y l )l y s i n ei nhumant i s s u e si nd i a b e t e sanda g i n g .JC l i nI n v e s t1 9 9 7 ;9 9 : ( e p s i l 4 5 7 6 8 . ( 7 ) OakJ ,Nakagawa, K MiyazawaT :Syn白 e t i c a l l yp r e p a r e dA阻 l a d'Or i g l y c a t e dph'Os p h a t i d y l e 1n i n ec a nt r i g g e r1 日 p i dp e r ' O x i d a t i ' O nv i af r e er a d i c a Jr e a c t i ' O n s .FEBSL e t t2 0 0 0 ;4 8 1 :26 3 0 . 世1 祖'0田 ( 8 ) BunnHF,H i g g i n sP J:R e a c t i o n'Ofm'On'Os a c c h a r i d e sw i t hp r o t e i n s :p'Os s i b l eev'Ol u t i'Onary s i g n i 宜c a n c e .S c i e n c e1 9 8 1 ;2 1 3 :2 2 2 4 . ( 9 ) F o l c h J, L e esM, S旬且l e yGHS: As i n l p l ef ' O rt h ei s'Ol a t i ' O n組 d p u r i 五c a t i ' O n'Of t 'O凶Ii p i d sf r ' O m阻 i n l a J t i s s u e .JB i ' O lChem1 9 5 7 ;2 2 6 :4 9 7 5 0 9 . ( 1 0 ) B訂 t l e 社 GR:P hosph ' O r u sa s s a yi nc'Olumnc h r o m a t o g r a p h y .JB i ' O lChem1 9 5 9 ;2 3 4 :4 66 8 . ( l l ) H e i d e rJG , B'Oy e t tRL:官l ep i c ' O m'Ol ed e t e r m i n a t i o n'Off r e eandω凶 ch ' Ol e s t e r o li nc e l l si nc u J t u r e . i p i dRes1 9 7 8 ;1 9 :5 14 8 . JL ( 1 2 ) M iyazawaT, F u j i m ' O t ' O, KS u z u k iT, YasudaK :D e t e r m i n a t i ' Ono fph ' Os ph ' O l i p i dhydr ' Op e r ' O x i d e s e h i g h p e r f ' Or manceIiq u i dc h r ' Om at ' O g r a p h y .Meth ' Od sEn 勾1ID'O l u s i n gl u m i n o lc h e m i l u m i n e s c e n c 4 3 2 1 9 9 4 ;2 3 3 :3 2 1 ( 司 MiyazawaT,S u z u k iT,F u j i m o t o, K YasudaK:Chemiluminescents i n l u l t a n e'Ousd e t e r m i n a t i ' O no f ' Os p h a t i d y l c h ' O l i n ehydr ' O p e r ' O x i d e阻 dph ' Os p h a t i d y l e t h a n ' O l a m i n ehydr ' Op e r ' O x i d ein~the Iiv e rand ph 1 1 b r a i no ft h er a t . ]L i p i dR e s1 9 9 2 ;33・1 0 5 1 9 凶 MiyazawaT ;Determinationo fp h o s p h o l i p i dh y d r o p e r o x i d e si nhumanbloodplasmabya c h e m i l u m i n e s c e n ce HPLCa s s a y .F r e eR且d i cB i o lMed1 9 8 9 ;7 ー ,2 0 9 1 7 ( 1 5 ) Y a g iK .; As 泊中l ef l u o r o m e t e ra s s a yf o rl i p o p e r o 対d ei nb l o o dp l a s m a .BiochemMed1 9 7 6 ;1 5 :212 6 . ( 1 時 OhkawaH,O h l s h iN,Y ; 昭iK :A ssayf o rl i p i dp e r o x i d e si na n i m a lt i s s u e sby吐l l Ob a r b i t u r i ca c i d a lB i ochem1 9 7 9 ;9 5 :3 5 1 8 r e a c t i o n .An 同 N e r l i c hAG, S c h l e i c h e rED: N( e p s i l o n )ー( c a r b o 勾 羽e t h y l )l y s i n ei na t h e r o s c l e r o t i cv a s c u l a rl e s i o n s 1 o c a lo x i d a t i v es t r e s s .A t h e r o s c l e r o s i s1 9 9 9 ;1 4 4 :4 1 7 . a sam a r k e r f or ( 1 司 h 血 管aY,S 北a 包 N, T a k e b a y a s h iS,MatsunagaA,S a s a k i ], Ar池田I/ a, KN a g a i, RH o r i u c h lS, l t a b eH, T ; 必 岨oT: I nv i v oandi nv i 仕 oe v i d e n c ef o rt h eg l y c o x i d a t i o no flowd e n s i t yl i p o p r o t e i ni n hum 却 a t h e r o s c l e r o t i cp l a q u e s .A t h e r o s c l e r o s i s2 0 0 0 ;1 5 0 :3 4 3 5 5 ( 1 9 ) Ka w a s a k iY,F u j i i ],MiyazawaN,H o s h iA,Okado, A TanoY, T a n i g u c h lN : S p e c i f i cd e t e c t i o n so f t h ee a r l yp r o c e s so f出 eg l y c a t i o nr e a c t i o nbyf r u c t o s ea 且 dg l u c o s ei nd i a b e t i cr a tl e n s .FEBSL e 社 1 9 9 8 ;4 41 :1 1 ら2 0 側 RososD, R Le v e i 1 l eGA:E宜' e c to fd i e t a r yf r u c t o s eoni nv i t r oa n di nv i v of a 均 7号c i ds y n 出e s i si n血e . tB i o c h i n lB i o p h y sA c t a1 9 7 4 ;3 6 0 :1 1 1 . r a -12-
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