クマグスノユメ クマグスノユメ - 南方熊楠顕彰会のホームページ

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クマグスノユメ
2010.1.28(THU) 19:00 − 21:00
−南方熊楠という巨人
南方熊楠に「抜群の記憶力」「型破りの天才」などの断片的イメージを持つ人は少なくないが、その生涯をかけた
研究の全貌はあまり知られていない。わたしたちは得てして物事を細分化し、限定的理解に甘んじようとしがちだ。
−
それは学問においても同様かもしれない。だが熊楠が確固たる信念をもってとり続けた姿勢は、広大無辺の宇宙
をありのままに捉え、そこに生きるということではなかったか。近年よく耳にする「エコロジー」「スピリチュアル」とい
う言葉。100年以上も前からそれを体現していた熊楠に、もう一度、学ぼう。
クマグスノユメ
クマグスノユメ
−南方熊楠 世界放浪の夢(前半生)−
−南方熊楠 世界放浪の夢(前半生)
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幼少期から型にはまらない異端児であった熊楠は、上京後、東大予備門に入学し、後に各界において
幼少期から型にはまらない異端児であった熊楠は、上京後、東大予備門に入学し、後に各界において
明治の日本を形作る役割を担う夏目漱石、正岡子規などと同窓になる。さらなる夢をアメリカ留学にか
明治の日本を形作る役割を担う夏目漱石、正岡子規などと同窓になる。さらなる夢をアメリカ留学にか
け20才で渡米、植物学及び菌学に取り組み世界的な隠花植物コレクターを夢見てフロリダ、キューバ
け20才で渡米、植物学及び菌学に取り組み世界的な隠花植物コレクターを夢見てフロリダ、キューバ
へ渡るが、やがて採集から研究へと夢をシフトさせロンドンへ移り住む。その前半生は明治の日本人が
へ渡るが、やがて採集から研究へと夢をシフトさせロンドンへ移り住む。その前半生は明治の日本人が
共有した夢を追い続ける日々だった。
共有した夢を追い続ける日々だった。
南方熊楠 1867-1941
和歌山市出身。和歌山中学卒業後上京、東大予備門に学ぶが退学し、20歳で渡米。1900年まで、英米を渡り歩きながらほぼ
独学で生物学(高等植物および隠花植物)と民俗学、比較説話学を修め、イギリスの学術誌『ネイチャー』などに論考多数を発
表。帰国後は紀南の地にあって、民俗学・説話学の論考多数を日英の雑誌に寄稿し、在野の知的巨人の名声を博すとともに、
日本産キノコおよび粘菌の生態相解明を志して採集・観察を生涯続けた。
田村 義也氏
[南方熊楠顕彰会理事・学術部委員、成城大学講師]
1966年生まれ。比較文学比較文化専攻。平成6年頃より、田辺市・南方熊楠邸保存顕彰会による熊楠旧邸の蔵書・資料調査
に参加し、蔵書目録・資料目録の編集に携わる。現在、南方熊楠顕彰館所蔵一次資料の調査および翻刻紹介事業に協力。
また『(全訳)南方熊楠英文論考「ネイチャー」誌篇』(集英社、共編訳)を刊行後、現在同『〔ノーツ・アンド・クエリーズ〕誌編』を
鋭意翻訳中。
■お申し込みはHP またはお電話にて承ります。 (参加費無料・予約制・定員になり次第受付を終了させていただきます)
TEL:03−5411−2363
[担当: 高橋 ・ 加藤 ・ 小名木]
URL:http://www.d-labo-midtown.com/index.php
■東京都港区赤坂9−7−1 ミッドタウン・タワー7F
営業時間:
月∼金曜日 11:00∼19:00
土・日・祝日(年末年始を除く) 10:00∼18:00
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2010.2.4(THU) 19:00 − 21:00
クマグスノユメ
−南方熊楠という巨人−
南方熊楠に「抜群の記憶力」「型破りの天才」などの断片的イメージを持つ人は少なくないが、その生涯をかけた研
究の全貌はあまり知られていない。わたしたちは得てして物事を細分化し、限定的理解に甘んじようとしがちだ。そ
れは学問においても同様かもしれない。だが熊楠が確固たる信念をもってとり続けた姿勢は、広大無辺の宇宙を
ありのままに捉え、そこに生きるということではなかったか。近年よく耳にする「エコロジー」「スピリチュアル」という
言葉。100年以上も前からそれを体現していた熊楠に、もう一度、学ぼう。
クマグスノユメ
−南方熊楠 熊野の森で見た夢(後半生) −
1900年、帰国した熊楠は紀南勝浦・那智へと移り住み、那智大社のふもとで昼は植物採集、夜は和
漢洋の書籍を耽読する学問三昧の日々を送る。精神の危機も抱えながら続けた隠花植物研究の成
果を『ネイチャー』誌に投稿するなど膨大な量の植物標本を採集発表すると共に、その後生涯続くこ
とになる変形菌とキノコの採集・観察にのめり込んだ。森の生物の世界との対峠の中に彼は何を見、
考えたのか。
南方熊楠 1867-1941
和歌山市出身。和歌山中学卒業後上京、東大予備門に学ぶが退学し、20歳で渡米。1900年まで、英米を渡り歩きながらほぼ
独学で生物学(高等植物および隠花植物)と民俗学、比較説話学を修め、イギリスの学術誌『ネイチャー』などに論考多数を発
表。帰国後は紀南の地にあって、民俗学・説話学の論考多数を日英の雑誌に寄稿し、在野の知的巨人の名声を博すとともに、
日本産キノコおよび粘菌の生態相解明を志して採集観察を生涯続けた。
萩原 博光 氏
[元国立科学博物館植物研究部微生物研究室長/現同館名誉研究員]
1945年生。菌類学者。特に細胞性粘菌の生態および分類が専門。早くから南方熊楠の遺した菌類標本および図譜の整理に
携わり、熊楠の業績を生物学の面から多面的に検証してきた。また、各地での変形菌(粘菌)の観察・採集会での指導
経験も豊富。編著書に『日本変形菌類図鑑』(平凡社)『南方熊楠菌類図譜』(新潮社)など。
郷間 秀夫 氏
[栃木県農業大学校教授]
1963年生。植物病理学者。農作物に病害を起こす菌類についての研究のほか近代日本の植物学史についても造詣が深い。
また変形菌の登場する文芸作品の収集紹介など、菌類の社会的イメージについても観察を続けている。植物病理学以外の
論文に「幻の熊楠粘菌学とその謎」(『現代思想』20巻7号)「南方熊楠と博物学者白井光太郎」(『熊楠研究』7号、8号)など。
コーディネーター: 田村
義也氏
[南方熊楠顕彰会理事・学術部委員、成城大学講師]
■お申し込みはHP またはお電話にて承ります。 (参加費無料・予約制・定員になり次第受付を終了させていただきます)
TEL:03−5411−2363
[担当: 高橋 ・ 加藤 ・ 小名木]
URL:http://www.d-labo-midtown.com/index.php
■東京都港区赤坂9−7−1 ミッドタウン・タワー7F
営業時間:
月∼金曜日 11:00∼19:00
土・日・祝日(年末年始を除く) 10:00∼18:00