「NKKフレームキット」の構造性能

「NKKフレームキット」の構造性能
Structural Performance of “NKK Frame Kit”
伊藤
難波
沖
江森
淵脇
二宮
均
隆行
晃司
邦夫
常貴
淳
基盤技術研究所
都市工学研究部
基盤技術研究所
都市工学研究部
基盤技術研究所
都市工学研究部
鉄鋼事業部
住宅建材チーム
鉄鋼事業部
住宅建材チーム
鉄鋼事業部
住宅建材チーム
主任研究員
工博
統括スタッフ
グループマネージャー
工博
Hitoshi Ito
Takayuki Nanba
Koji Oki
Kunio Emori
Tsunetaka Fuchiwaki
Atsushi Ninomiya
当社は独自の高耐震性住宅用建材商品として住宅用スチール建材「NKK フレームキット」を開発した。ブ
レースドパネルの構造実験では安定したスリップ型復元力を示し,層間変形角 1/15rad の変形能力が確認
され,設計用 Ds 値を 0.35 とした。2 階建実建物の加振実験により,減衰定数 7%を確認した。2 階建モデ
ルプランの弾塑性地震応答解析により,実地震波 50kine 入力に対する応答が,層間変形角 1/50rad 以内か
つ層塑性率 2 倍程度に納まることを確認した。
“NKK Frame Kit” has been developed as an original high earthquake resistant light-gauge steel frame for
house. Tests on braced panel show stable slip-type hysteresis and 1/15rad deformation without adverse cracks
and local buckling. Ds-value is evaluated as 0.35. Damping factor 7% is confirmed by vibration test of an
typical two-story house. Dynamic elasto-plastic analyses for two-story model plan confirm maximum
deformation response within 1/50rad and 2.0 times of story yielding deformation to 50kine earthquake motion
input.
「NKK フレームキット」は,3 階建以下軒高 13m 以下
1.
はじめに
の住宅および事務所・店舗・その他これらに類する用途を
阪神・淡路大震災では在来木造工法住宅に多大な被害が
兼ねる併用住宅に適用が可能である。積雪 2m 級までの多
生じ,その耐震性能に疑問が投げかけられた。その結果,
雪地域に対応する寒冷地対応住宅も製品ラインアップとし
建築基準法改正において,在来木造工法の耐震性基準が強
て整備されている。
化された。また,耐震性が高いとされる木造ツーバイフォ
本稿では「NKK フレームキット」の構造性能の確性の
ー住宅,鉄骨プレハブ住宅などの工業化住宅への需要が高
ために実施されたブレースドパネルの構造実験,実建物の
まりつつある。当社では,独自の高耐震性住宅用建材商品
加振実験および弾塑性地震応答解析について報告する。
と し て 住 宅 用 ス チ ー ル 建 材 「 NKK フ レ ー ム キ ッ ト 」
2.
(Fig.1)を開発した。
特長
「NKK フレームキット」は,在来木造工法住宅の軸組
部材(柱,梁,筋かい)を溶融亜鉛めっき軽量鉄骨部材に
置き換えた高耐久,高耐震性住宅用構造建材である。鉄骨
造としての信頼性と在来木造工法の持つ間取り配置の柔軟
性を兼ね備えている。柱は 75mm 角,厚さ 3.2~4.5mm の
一般構造用角形鋼管,梁は溶接軽量 H 形鋼 BH-250×99×
4.5×4.5~BH-250×100×6×9,鉛直筋かいは M20,M22
の建築用ターンバックル,水平筋かいは M12 の建築用タ
ーンバックルにより構成されている(Photo 1)。接合部
には独自開発の接合金物を用いボルトで接合する(Fig.2)。
2 階,3 階の床面および小屋下面の水平剛性は,M12 の建
築用ターンバックル筋かいを用いることにより確保してい
る。接合金物はすべて工場でセットされて現場に搬入され
Fig.1
“NKK Frame Kit”
るため,現場の作業は,建て方とボルト締めのみで,大幅
–21–
NKK 技報 No.175 (2001.12)
「NKKフレームキット」の構造性能
に省力化されている。基礎構造は,現場打ち鉄筋コンクリ
「NKK フレームキット」は,基本的に一品生産の鉄骨
ート造であり,建物外周部に布基礎を配置し,建物内部に
造であるため,建築確認申請に構造計算書などを必要とす
独立基礎または布基礎を配置する。べた基礎とする場合は,
るが,専用に開発された設計支援ソフト「AI-FRAME」を
建物の外周部および内部に基礎梁を矩形になるように配置
用いることにより,構造計算書をはじめとする書類,図面,
する。
帳票類が効率的に作成される。このようなことから,
「NKK フレームキット」は,鉄骨部材だけでなく構造計
算書,構造図面,施工マニュアルを一体としたキット販売
を原則としている。
3.
ブレースドパネルの構造実験
Photo 1 に見られる鉛直筋かいとその両側の柱材および
上下の梁材の部分をブレースドパネルと呼ぶ。「NKK フ
レームキット」の柱と梁の接合部は梁を通したピン接合で
あるため,地震荷重や風荷重など短期水平荷重は,すべて
このブレースドパネルによって基礎に伝えられる。ブレー
スドパネルでは,Fig.2 に示すように,筋かいの端部羽子
Photo 1
Frame with braced panels
板とガセットプレートとの接合に摩擦接合用溶融亜鉛めっ
き高力ボルト(F8T)の支圧接合が用いられ,接合部局部
Steel Column
Joint Metal
for Vertical Bracing
には変形防止のための接合金物が用いられるなど,性能確
Post
Vertical Bracing
保のためのさまざまな工夫がなされている。
Timber Liner
接合金物を含むブレースドパネルの力学性能すなわち剛
Joint Metal
for Beam-to-Column
性,耐力および変形性能を確認するため,日本建築センタ
ー「鉄骨系低層建築物の構造耐力性能に関する技術規程に
ついて」1)に準拠して,実大モデルによる構造実験を 21 体
実施した。試験体と載荷装置を Fig.3 に示す。実験パラメ
ータは,柱鋼管厚,下梁部材(梁または土台),ブレース
Reinforcement Metal
径,直交梁の接合状態,直交梁の貫通状態とした。載荷
Steel Beam
Fig.2
は,層間変形角±1/200rad 1 回,±1/100rad 2 回,±
Connection details
1/50rad 1 回の繰り返し載荷の後,1/15rad 程度まで単調載
荷した。
本工法は軸組部材を供給するものであるが,住宅として
の仕上げは在来木造工法住宅と変わらないものを想定して
2400
いる。根太や下地材などは鋼製と木製のいずれも可能で,
910
Test Specimen
Oil Jack
250
鉄骨軸組部材への取り付けには,ボルトまたはドリリング
タッピンねじ(Photo 2)を使用する。屋根小屋組も鋼製
Load Cell
δ1
と木製のいずれも可能で,母屋や垂木の小屋梁への接合に
2950
H=2600
はボルトまたはドリリングタッピンねじを用いる。
100
δ2
δ3
δ4
W
Fig.3
Photo 2
Apparatus of braced panel test
Drilling tapping screws
「NKK フレームキット」の大きな特長の一つは,プラ
Fig.4 に,2 階建の 2 階,1 階それぞれの標準試験体(ブ
ン設計の自由度にある。特に,柱と梁の接合部では梁を通
レース M20,梁貫通)の荷重-変形曲線を示す。すべての
すこととしているため,柱の位置は階の上下で連続してい
試験体ともに典型的なスリップ型であるが,安定した復元
る必要はない。
力特性を示した。層間変形角 1/15rad の大変形時まで部材
NKK 技報 No.175 (2001.12)
–22–
「NKKフレームキット」の構造性能
にき裂・破断が生じず,接合金物および接合部にも過大な
Fig.5 には,文献 2)より同様の方法で行った木造ツーバイ
局部変形やき裂・破断は認められず,ブレース軸部の降伏
フォーの耐力壁(合板 9mm+石膏ボード 12mm,壁倍率
により最大耐力が決定した。Fig.4 から Fig.5 に示す骨格曲
5.0)の結果を併せて掲げる。ブレースドパネルは,耐震要
線を作成し,さらに,エネルギー等価なバイリニアー曲線
素として 1 枚あたりの耐力が大きいので数が少なくて済み,
にモデル化し,構造設計用の剛性,許容耐力,降伏耐力お
開放的な空間が可能になることがわかる。
よび Ds 値を設定した。実験による Ds 値は,0.31~0.33
4.
であったが,設計用には安全側に 0.35 を採用している。
実建物の加振実験
耐震設計においては,構造の動的特性を把握する必要が
40
ある。特に,建物全体の固有振動数および減衰定数は,建
Standard Braced Panel for 2nd-story
Horizontal Load (kN)
30
築物の動的設計,振動解析を行う上で不可欠なデータであ
20
る。これらの特性は,構造要素のみを取り出した実験では
10
計測不可能なので,実際に建設された 2 階建「NKK フレ
0
-10
ームキット」の骨組段階および完成段階それぞれにおいて,
-20
加振器を用いた加振実験により動的特性を計測した。Fig.6
-30
に対象建物の伏図と加振器の配置を示す。この建物は,
-40
-0.04
M20 標準タイプブレースドパネルが,X 方向では,1 階
-0.02
0.00
0.02
0.04
0.06
0.08
0.10
に 8 枚,2 階に 7 枚,Y 方向では,1 階に 9 枚,2 階に 8
Story Deflection Angle (rad)
40
枚が配されている。これは,現行法令に基づく設計で必
Standard Braced Panel for 1st-story
要十分な枚数である。本建物は,構造的にほぼ対称な建
20
物であるので,建物のほぼ図心位置に加振器を設置した
10
(Photo 3:骨組段階)。
0
-10
T1
0.10
T1
Story Deflection Angle (rad)
C1
1
3
.
0
=
s
D
V1
560
C1
T1
T1
C1
T1
T1
T1
B1
B1
T1
B1
T1
B1
C1
)
N
k
(
7
.
2
1
=
a
P
B1
C1
V1
C1
T1
C1
B1
T1
C1
B1
B1
V1
V1
C1
B1
V1
T1
V1
20
C1
1940
Vibration Generator
T1
)
N
k
(
8
.
2
2
=
y
P
Horizontal Load (kN)
C1
T1
C1
C1
30
T1
B1
Standard Braced Panel for 2nd-story
T1
B1
40
C1
B1
V1
B1
V1
B1
716
1200
B1
B1
Load-deflection curve of braced panel
V1
Fig.4
C1
T1
B1
B1
V1
0.08
T1
0.06
C1
B1
0.04
B1
0.02
B1
0.00
B1
-0.02
V1
C1
B1
C1
-40
-0.04
C1
T1
-30
B1
V1
C1 B1 C1
C1
V1
B1
V1
-20
V1
Horizontal Load (kN)
30
C1
C1
B1
10
)
d
a
r
/
N
k
3
0
1
x
(
3
3
.
3
=
K
Fig.6
0
0.00
0.02
0.04
Frame plan of house for vibration test
(2nd floor)
0.06
0.08
0.10
Story Deflection Angle (rad)
40
Standard Braced Panel for 1st-story
)
N
k
(
0
.
4
2
=
y
P
20
)
N
k
(
2
.
4
1
=
a
P
Horizontal Load (kN)
3
3
.
0
=
s
D
30
Wooden 2x4
10
)
d
a
r
/
N
k
3
0
1
x
(
2
7
.
3
=
K
0
0.00
0.02
0.04
0.06
0.08
0.10
Story Deflection Angle (rad)
Fig.5
Skeleton curves of braced panel
Photo 3
–23–
Vibration generator for vibration test
NKK 技報 No.175 (2001.12)
「NKKフレームキット」の構造性能
Table 1
スウィープ加振実験および自由振動実験を,建物施工の
Fundamental frequency and damping factor
骨組段階,完成段階それぞれで行った。スウィープ加振実
Dir.
Fe (Hz)
Fc (Hz)
H (%)
Frame stage
Cont. stage
X-Dir.
4.49
3.29
2
Frame stage
Y-Dir.
5.08
3.39
3
よって計測された固有振動数と減衰定数を Table 1 に示す。
Finished stage
X-Dir.
5.60
2.02※
5
固有振動数は,弾性計算値も併せて示したが,計測値は計
Finished stage
Y-Dir.
6.60
2.07※
7
験により得られた共振曲線を Fig.7 に示す。自由振動実験
の減衰の記録を Fig.8 に示す。各施工段階の各実験方法に
算値に比べて大きな値を記録している。これは,二次部材
Note
Fe :
Fc :
H :
※ :
や仕上材など計算外の剛性が加わることによると考えられ
る。減衰定数は計測値にバラツキがあるが,骨組段階で約
2~3%,完成段階で約 5~8%と計測された。これより,完
成段階の減衰定数は,スチールハウスの計測例
3)
5.
,住宅展
4)
示場の計測例 をも考慮して,7%を用いるものとする。
Fundamental frequency , measured (Hz)
Fundamental frequency , calculated (Hz)
Damping factor (%)
Calculated on full mass including furniture
弾塑性地震応答解析
大地震時の動的挙動を把握するために,スリップ型復元
力特性を扱うことができるプログラム shearms5)を使用し
て弾塑性地震応答解析を行った。住宅性能表示制度の設計
Y
e
g
a
t
s
e
m
a
r
F
z
H
8
0
.
5
=
r
f
10
住宅性能評価を取得した 2 階建モデルプラン(Fig.9)の剛
8
Amplitude
%
0
3
0
.
0
=
h
性,強度を用いて,ばね質点せん断モデル(Fig.10)にモ
デル化した。復元力特性は,スリップ型バイリニアー,降
6
伏後接線剛性を初期剛性の 1/100 とし,減衰定数 7%を仮
4
定した。
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
C2
C2
C2
C2
C2
C2
V2
C2
C1
C2
D1
frequency (Hz)
D1
V2
V2
V2
0
V2
C2
D1
V2
D1
V2
D1
C2
D1
2
C2
D1
8
C2
C2
C2
C2
C2
V2
6
V2
C2
D1
D1
V2
C2
C2
D1
4
V2
C2
C2
D1
V2
Amplitude
C2
C1
V2
C2
C2
C2
D1
2
V2
C2
Fig.9
0
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
C2
C1
Model plan used for analysis model (1st floor)
10 11 12 13 14 15
frequency (Hz)
Fig.7
m2=18.63ton
Resonance curves by vibration tests
k2=5.93kN/mm
Qy2=151kN
Y
e
g
a
t
s
d
e
h
s
i
n
i
F
10
5
7
0
.
0
=
h
6
2950mm
m1=23.50ton
8
k1=10.94kN/mm
Qy1=236kN
4
2950mm
2
0
-2
π
-4
Fig.10
)
n
2
(
/
)
n
A
/
o
A
(
n
l
=
h
Acceleration (gal)
V2
C2
D1
%
2
7
0
.
0
=
h
D1
V2
D1
V2
C1
V2
Y
e
g
a
t
s
d
e
h
s
i
n
i
F
z
H
0
6
.
6
=
r
f
10
Analysis model
El centro NS 波および Yokohama 波の 50kine 入力に対
-6
する弾塑性応答結果を Fig.11 に示す。低層系鉄骨造の弾塑
-8
性応答に関して公的な設計用クライテリアは必ずしも確立
されていないが,50kine 入力に対する応答が,層間変形角
-10
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
6.5
1/50 以内かつ層塑性率 2 倍程度に納まり,十分安全である
time (sec)
Fig.8
ことを確認した。
Damping wave by free vibration test
NKK 技報 No.175 (2001.12)
–24–
「NKKフレームキット」の構造性能
Story Shear Force (kN)
F
2
e
n
i
k
0
5
S
N
O
R
T
N
E
C
L
E
300
6.
結論
(1) 本工法のブレースドパネルは,安定したスリップ型復
200
元力特性を示した。
100
(2) 本工法のブレースドパネルは,層間変形角 1/15rad 程
度の大変形時まで,部材にき裂・破断が生じず,接合金物
0
および接合部にも過大な局部変形やき裂・破断は認められ
-100
ず,ブレース軸部の降伏により最大耐力が決定した。
(3) ブレースドパネルの構造実験結果に基づき,構造設計
-200
用の剛性,降伏耐力および Ds 値を設定した。Ds 値は,0.35
-300
-0.04
-0.02
0.00
0.02
とした。
0.04
Story Deflection Angle (rad)
Story Shear Force (kN)
(4) 2 階建実建物の加振実験により,計算値より高い固有振
動数を計測するとともに,完成段階の振動解析(診断)用
F
1
e
n
i
k
0
5
S
N
O
R
T
N
E
C
L
E
300
として減衰定数 7%を用いることができることを確認した。
200
(5) 設計住宅性能評価を取得した 2 階建モデルプランの剛
性と強度は,スリップ型バイリニアー,減衰定数 7%を仮
100
定した弾塑性振動解析により,実地震波 50kine の大地震
0
時の応答が,層間変形角 1/50 以内かつ層塑性率 2 倍程度
に納まることを確認した。
-100
-200
-300
-0.04
7.
-0.02
0.00
0.02
0.04
日本建築センターの一般評定を受け,建設大臣一般認定を
Story Deflection Angle (rad)
F
2
e
n
i
k
0
5
Story Shear Force (kN)
取得した。また,「住宅の品質確保の促進等に関する法律」
A
M
A
H
O
K
O
Y
300
おわりに
「NKK フレームキット」は,その工法に対して(財)
に基づき 2000 年 10 月からスタートした住宅性能表示制度
における耐震等級,劣化対策等級などの最高等級への対応
200
が極めて容易である。本工法は,部材と部品の種類を最小
100
限に標準化しつつ,組み合わせによる多様性を実現して,
在来木造工法住宅とほぼ同等のコストを実現している。木
0
材の使用量を少なくできるので森林資源の保護など地球環
-100
境へのメリットも多い。
-200
参考文献
-300
-0.04
-0.02
0.00
0.02
1) 日本建築センター. “鉄骨系低層建築物の構造耐力性能に関す
0.04
Story Deflection Angle (rad)
F
1
e
n
i
k
0
5
Story Shear Force (kN)
1997 年 9 月.
A
M
A
H
O
K
O
Y
300
る 技 術 規 程 に つ い て ”. ビ ル デ ィ ン グ レ タ ー . pp.219–233,
2) 日本ツーバイフォー建築協会. 枠組壁工法/建築物構造計算指
針. 1998 年 3 月.
200
3) 鋼材 倶 楽 部. KC 型 スチ ー ル ハウ ス の 構 造 設計 と 耐 震 性 能.
100
1999 年 3 月.
4) 建築研究所. 建築研究資料. No.94, pp.S27, 2000 年 3 月.
0
5) 小川厚治. shearms. f Ver.1.2 利用説明書. 熊本大学工学部環境
-100
システム工学科. 1997 年.
-200
<問い合わせ先>
-300
-0.04
-0.02
0.00
0.02
鉄鋼事業部
0.04
Story Deflection Angle (rad)
Fig.11
住宅建材チーム
Tel. 03 (3217) 2734
吹原
秀行
E-mail address : [email protected]
Result of dynamic elasto-plastic analyses
–25–
NKK 技報 No.175 (2001.12)