中国の電気通信機器会社であるファーウェイ

BSK第
25-8号
中国 の 電気通信機器会社 で ある フ ァー ウ ェイ
(華為)と ZTE(中
興通訊股傍有限公 司)に
よ りもた らされ る米国の 国家安全保障問題 に
関す る調査 報告書
(investigative Report on the U口
S. National Security issues Posed
by Chinese TetecolMmunications Companies Huawet and ZTE)
平成 25年
9月
公益財団法人 防 衛基盤整備協会
鐘 欝⑥
中国 の通信 機器会社 であるフ ァー ウエ イ ( 華為) 追
( 中興通訊股分有限公 司) に よ りもた ら
国家安 全保 障問題 に関す る調 査報告 書
情報 常設 特別 委員会 のマ イ ク ・ロ ジ ャー ズ委 員長及 び
C.A.ダ ッチ ・ル パ ー スバ ー ガ ー 幹部 メ ンバ ー に よる
報告書
米 国下院
第 1 1 2 回議会
2012年二10月 8 日
(TE
I
は しが き
本小冊子は、2 0 1 2 年1 0 月に米下院 ・情報常設特別委員会 ( H o u s e P e r m a n e n t S e l e c t
C o m m i t t e e o n l n t e l h g e n c e : H P S C Iミ
公表
) カ した 「
中国の通信機器会社 であるファー ウエ
イ ( 華為) と Z T E ( 中 果通訊股分有限公司) に よりもた らされ る米国の国家安全保障問題
に関する調査報告書 ( I n v e s t i g a t i v e R e p o r t o n t h e U . S . N a t i o n a l S e c u r i t y l s s u e s P o s e
Chinese Telecommunications Companies Huawei and ZTE」を翻訳 した ものです。 この
調 査報告 書 の経緯 は、2010年 1月に、米下院 ・情報 常設特別委員会 (HPSCI)の マ イ ク ・
ロジ ャー ズ委員長 が 、 フ ァー ウエ イやZTEを 含 む 中国企業 に よ り米 国 のセ キ ュ リテ ィ と通
信 イ ンフ ラが脅威 に さ らされて い る、 として予 備調査 を行 うよ う委員会 ス タ ッフに命 じま
した。 そ して 、情報機 関や民間企業 との一 連 の 会合 、聴取 、調 査 を行 つ た結果、 この 脅威
が 、米 国 に とって最優 先 となる国家安 全保 障 上 の懸念 につ なが る と判 断 し、2011年 11月に
本格 的調査 を開始 し、そ して 、約 1年にわた る調 査 の結果 を受 けて、本報告書 が作成 。公表
され ま した。
この調 査 報告書 は、 中国通信大手 の フ ァー ウエ イお よびZTEの 通信 イ ンフ ラ向 け の機器
あ るい はサ ー ビス には安全 保障 上の リス クがあ る と して 、米政府 に対 し、米 国政府 の シス
テ ム 、特 にセ ンシテ ィブなシス テ ムか らフ ァー ウェイ又 はZTEの 機器 を除外す べ きで ある
と提言 してい ます 。
我 が 国 では 、サ プ ライチ ェー ンは、物流や モ ノづ く りに関わ る問題 として とらえ られ る
こ とが 多 く、サプ ライ チ ェー ン を情報 セ キ ュ リテ ィ問題 と結び付 けて考 えることは、最近
に至 るまでほ とん ど行 われ ませ んで した。 一 方、諸外 国 では 、以前 か ら、 中国製 の 電気通
信機器 'シ ス テ ム が安全保 障に もた らす リス クが認識 され てお り、例 えば、米 国では、2006
年 に レノボPCを 機密 情報 を扱 う部署 か ら撤去 しま した。 イ ン ド政府 は2010年5月 、 一 部 の
中国製通信設備 ・機器 に対 して 、安全検査 を厳格化す るな どの事 実上 の輸入禁止 措置 を講
じ、英 国 は2010年 11月 、 フ ァー ウエ イ の製 品を審査す る 「
サイ バ ー セ キ ュ リテ ィ評価 セ ン
ター 」 を建設 しま した。豪政府 は、2012年3月 、高速通信網 の敷設事業 へ の フ ァー ウエ イ の
応 札 を拒否 しま した。
本小冊子 は 、 グ ロー バ ル な電気通信 サプ ライ チ ェー ン にお け る中国 の存在感 が増 大す る
中、 中国 の電気通信企 業 の 実態 を理 解す る最適 な参考資料 とな る と思われ ます。本 小 冊子
が我 が 国 の情報 セ キ ュ ジテ ィ体制 の 向上 にい ささかで も貢 献で きれ ば望外 の 幸せ で あ りま
す。
平成25年 9月
公益財 田法 人 防 衛 基盤 整備 協会
理 事長
宇
日川 新 一
目次
1.要 旨 .…… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … ・1
2.報 告 書 .…… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … ・
4
(1)現 状 の 問題 点 と調査 の 目的 (訳者補記)
重要イ ンフ ラの相 互依存 の増大 に よ り、電気通信 サ プ ライ チ ェー ンの施弱性
が米 国の 国家安全保 障上 の利益に もた らす 脅威 は益 々増大 してい る。;こ れ ら
のシステ ム が 直面す る脅威 の範囲 の拡大 iサ イ バ ー スパ イ活動 の増 大 iそ して 、
すべ て の 消費者 の少数 の機器 プ ロバ イ ダヘ の依存 の増大。 … … …… … … … … … 4
ア.中 国には、悪意 の ある 目的 のため に電気通信機器 会社 を使用す る手段 、機 会及び動
5
機 がある。 … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … "・
ー
イ .提 案 され た 「
軽減 処置」は、機器及びサ ビス を米国 の重要イ ンフ ラに提供 し
てい る中国 の通信 電気機器会社 によって もた らされ る脅威 に対 して完全 に対応す る
ことがで きな い。 ………………… … …………,………………… ……………… ……… ……………… … 7
(2)調 査 の概要 .…… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … Ⅲ
10
ア.調 査 の範 囲 .…… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 10
イ .調 査 プ ロセ ス .…
…… … … …… … … … … … …… … … … … …… … … … … … ……… … Ⅲ
ll
… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … 13
ウ.調 査 の課題 じ
(3)調 査結果 の 要約 .…… … … … … … … … … ……… … … … … …… …… … … … … …… … 14
ア.委 員会 は、 フ ァー ウエ イは米 国 の法律 に従 つて い ない とい う確 かな証拠 が 存在
す るの に も関わ らず 、調査 に協力的 でな く、中国政府 又 は中国共産党 との 関係
を説 明す る気 が な い と判断 した。… … … … … … … … … … … … … … … … … … 15
(ア)フ ァー ウエ イ は 、会社構造 と意思決定プ ロセスに 関す る明 白かつ 十分 な情報
を提供 しなか っ た。 フ ァー ウエ イ は、中国政府 の支援 に依存 し続 けて い る。 …16
(イ)フ ァー ウエ イ は 、 中国政府 との 関係 を説 明す るこ とがで きなか った。 また、中
国政府 の 支援 を否 定す る主張には信 憑性 がない。 …… … … … …… … …… "… … …22
(ウ)フ ァー ウエ イ は 、 中国共産党が会社 内に党委員会 を保持 して い るこ とを認 めて
い るが、 党委員会 が 中国共産党 のため に何 をす るか、 どの個人 が委員会 を構成
す るのか 、 を説 明す ることがで きなか っ た。 … … … … … … … … … …… … …… …24
(工)フ ァー ウエ イ の社史 は中国軍 との繁 が りを示唆 してい る。 しか し、 フ ァー ウエ
イは、それ らの 繁 が りに関す る質問に詳細 な回答 を提供す るこ とがで きな
い 。 ……. . ………・
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25
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( オ) 委 員 会 は 、 フ ァー ウエ イ が 、 中国政府 が 1 9 9 9 年 に実施 した フ ァー ウエ イ の 脱
税 の 調 査 に 関す る情 報 を提供 しなか った こ とは、 フ ァー ウエ イ に透 明性 が な い
こ とを実 証 して い る と見て い る。; フ ァー ウエ イ の 調査 が 簡 単 に終 了 した とい う
こ とは、 中国政府 は フ ァー ウエ イ を 中国 に不 都 合 な電気 通信 ノ リュ ー シ ョン ・
プ ロバイダであると見ているとい うファー ウエイ の主張の信憑性 を弱めてい る。
(力)フ ァー ウエ イは、西側 の コ ンサル テ ィ ング会社 との 関係 を説 明す る ことがで き
なかった。 そ のため、そ の成功 が 、中国政府 に よる支援 よ りもむ しろそれ らと
の関係 のおかげである とい う主張は信用で きな い。 …… … …… … … … … … … …27
(キ)フ ァー ウエ イ は、鍵 となる質 問 に答 えるか又は 中国政府 か ら財政的に独 立 して
い る とい う主張 を裏付 ける文書 を提供 す る ことがで きなか った。… … … … … 28
(ク)フ ァー ウエ イ は、米 国 での事 業 、資金調達及び管理 に 関す る十分 かつ詳細な文
の親会社 か ら完全 に
書 を提供す ることができなかった。:こ れ らの ことは 、深〕│十
独立 した子会 社 で ある とい うフ ァー ウエ イ の主張 の信 憑性 を弱 めて い る。… …30
(ケ)証 拠 は 、 フ ァー ウエ イが米 国にお いて他 の組織や会社 の知 的所 有権 を無視す る
行動 を取 つてい ることを示 している。 ………… …… …………"…………Ⅲ
……… … … … … 32
ー
(ヨ)フ ァ ウエ イは 、イ ラ ン政府 との取引を否 定 したが、イ ラ ンでの営業 の詳細 を
提供す ることがで きなか った。 また、す べ ての 国際制裁又 は米 国 の輸 出法 を順
守 してい る とい う主張 を裏付 ける証拠 を提供 しなか った。… … … … … … … … 33
(サ)フ ァー ウエ イは、研 究開発 計画 に関す る詳細 を提供 す るこ とを拒 否 した。 しか
し、他 の文書 は、 中国軍又 は情報機 関 のための研究 開発 を実施 していない とい
うフ ァー ウエ イ の主張の信 憑性 を弱 めてい る。.… ……………………………・34
(シ)フ ァー ウエ イ の 元及 び現従業員 は 、 フ ァー ウエ イ幹部社 員 に よる潜在 的な不法
行為 の慣行 の証拠 を提供 した。 … … … … … … … … …… …… … …… … … … … … …35
イ .ZTEは
、鍵 とな る質問へ の 回答又はそ の主張を裏付 ける資料 を提供す ることが
で きなか った。ZTEは 、内部 の企業活動 につい て委員会 の 質問 に答 える と、 中
国 の 国家秘密 法 に よ り会社 に刑事 責任 が負 わ され る と主張 した。 … … … … … …,36
(ア)ZTEは
、ZTEの ビジネ ス上 の意思決定 と事業 に対す る中国国有企業 に よる統
制 に 関す る委 員会 の懸念 を軽減 で きなか った。… … …… … … … … … … … … … 37
、会社 内に党委員会 を維持 してい るが、そ の委員会 について、如何 に機
能す るの か 、誰 が メンバ ー を選 定す るのか 、 よ り大 きな中国共産党 とどの よ う
(イ)ZTEは
な関係 を有 してい るのか 、 とい うことを十分に明 らか に しなか つた。 … … … …40
(ウ)ZTEは
、米 国で の活動 に 関す る情報 を開示す る ことがで きな か った。 … … … .41
(工)ZTEは
、知的財産権又 は米 国 の輸 出規制法 の順守 につい て 、 いか な る回答 も ..
証拠 も提供す るこ とがで きな かった。 … … … … … … …… … … … …… … … … … Ⅲ
42
(オ)ZTEは
、研究 開発活動、特 に軍隊又は政府 プ ロジェク トに関す る委 員会 の質
問 に対 して 、明確 な国答 を提供す ることができなか った。… ……………… … … ……43
3 . 結 論 と提 言 . …… … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … … …… … …4 4
要旨
2011年2月 、中国 の主要 な電気通信装置 メー カ ー で ある フ ァー ウエ イ (Huawei
Technolo夢eS COla■
pa呼 )は 、 自社又は 自社機器 に対 す るセ キ ュ リテ ィ上 の懸念 を否 定 し、
そ して会社活動 の完全 な調査 を要請す る公 開書簡 を、米 国政府 に対 して公 表 した 1。フ ァー
ウエ イは、会社活動 の完全 な調査 な しでは 、米 国 の電気通信ネ ッ トワー クで使用 され る機
器 とサ ー ビス に対す る米 国 の信頼 は得 られ ない であ ろ うと明 らかに考えてい た 2。
下院 ・情報常設特別委員会 (以下、委員会 とい う。 )は 、米国 で営業 してい る中国 の電
気通信機器会社 に よって もた らされ るセ キュ リテ ィ脅威 を調 べ るために、2011年 11月に こ
の 調査 を開始 した。正式 な調査 を始める前 に、委 員会 は 問題 の事前調査 を行 った。そ して 、
中国 の電気通信 セ クター 、米国で営業 して い る特定 の会社 の歴史 と活動及 び これ らの会社
と中国政府 との潜在 的 な繋 が りに関す る利用で きる情報 が大 きく不足 してい ることを確 認
した。最 も重要 な こ とは 、そ の事前調査 に よつて 、 中国政府又は軍隊 と中国 の電気通信機
器会社 との繁 が りによ って もた らされ る潜在的 なセ キ ュ リテ ィ脅威 が浮 かび上がった こ と
である。特 に、 これ らの会社 が 国 によって影響 され る範 囲又 は中国 の情報部 に通信 ネ ッ ト
ワー クヘ のア クセ ス を提供す る範 囲が大 きけれ ば大 きいほ ど、サイ バ ー スパ イ行為 の 主要
な犯人 で ある外 国 の 国家主体 による経済及 び産業 ス パ イ行為 の機会 がますます増加す るこ
とである。
多 くの他 の 国 々 と同 じよ うに、米国の安全 とセ キ ュ リテ ィに重要な役割 を果 た してい る
電気通信 セ クター が外 国 の情報機 関の標的 となって い る と、委員会 は確信 してい る。委員
会 の正式 な調査 は 、米 国 の電子通信イ ンフ ラ市場 に機器 を売 り込 も うと してい る中 国 の 電
気通信装置 メー カ ー の上位 2社であるフ ァー ウエ イ とZTEに 集 中 した。委員会 の主 な 目標 は、
これ らの会社 の米 国市場 の進 出 ・拡大に ともな って米 国 にもた らされ る リス クの レベ ル を
理解す ることであ った。脅威 を評価す るた めに 、調査 は、異 なる事項で あるけれ ども関係
の ある次 の2つ の事項 について行 われた。①会社 の歴 史 ・活動 ・財務情報及び中国政府又 は
中国共産 党 の潜在 的 な関係 に関す る公開情報 の調査 、 と②米国 の情報 コ ミュニテ ィ
:IC)が 、適切 に優先順位 を決定 しサプライチ ェー ン リス ク評 価
(IntelHgencc i CollmunⅢ
のため に資源 を道切 に配 分 してい るか ど うか を調査す るため の 、情報 コ ミュニテ ィ (IC)
のプ ログラム等 の調査 を含む機密情報 の調査 a。
何時間 ものイ ン タ ビュー 、大規模 かつ度重 な る文書要請 、公 開情報 の調査及び両会社 の
参考人 による公聴会 に もかかわ らず、それ ぞれ の会社 が示 した 協力 と率直 さの レベ ル は委
員会 が満足す るもので はなかった。 どち らの会社 も、委員会 の懸念 を改善す るの に十 分 な
証拠 を提供 しよ うとしなかった。 どち らの会社 も、 中国当局 との公式な関係又 は規制 ・被
規制 関係 の詳細 な情報 を提供す る ことに積極的 で なか つた。 どち らの会社 も、それぞれ の
につい て 、詳細 を提
会社 内 の 中国共産党委員会 (以下、党委員会 とい う。 )の 正確 な役害」
供 しなか った。 さらに、 どち らの会社 も、米国 での営業 に関す る詳細 を提供 しなか った。
特に、 フ ァー ウエイは、会社 の構造、歴史、所有構造 、営業活動、資金調達又 は管理 に関
す る完全 な情 報 を提供す ることができなか った。最 も重要 なこ とは、 どち らの会社 も、彼
らが委員会 の調査官 に提供 した限 られた回答 を裏付 け るための十分 な内部文書又は他 の証
拠 を提供 しなかった ことで ある。
本調査 の 間、委員会は、業界専門家や フ ァー ウエ イ の現及 び元従業員 か ら、 フ ァー ウエ
イが米 国 の法律 を犯 してい るか も しれ ない ことを示唆す る情報 を受取 つた。 これ らの 申 し
立ては、 フ ァー ウエ イが米 国 の法律義務又 は企業行動 に関す る国際標準 に従 わなか つた と
述 べ てい る。委員会は、今 後考 え られ る捜査 を含 む更 なる調査 のために 、 これ らの 申 し立
て を行政府 に付託す る。
要す るに、委員会 は 、両会社 は公 平 かつ 完全 な調査 を満 足 させ る証拠 を提供す る こ とが
できなか った と判断 してい る。 これだ けでは不正 を証 明 しないが、 これ らは下記 の委員会
の結論 に反映 されて い る。 さらに、 この報告書 には機密 扱 いの付属書が添付 され て い る。
それ は米 国に対す る リス クに関す る委 員会 の懸念 を増 大 させ るもので ある。本調査 は、 フ
ァー ウエ イ及びZTEの 機器 の米 国重要イ ンフ ラヘ の供給 に 関連 した リス クは、米国 の 国家安
全保 障 上 の利益 を徐 々 に損 な うであろ うと結論 づ けて い るじ
本調査 に基づ い て、委 員会 は以下を提言す る。
提言 1:米 国は、 中国 の電気通信機器会社 に よる米 国 の電気通信 市場 へ の継続的な進 出を
問題視 しなけれ ばな らない。
●米国情報 コ ミュニテ ィ (IC)は、この脅威 に対す る警戒を怠 らず、注視 しなければ
な らない。情報 コ ミュニテ ィ (IC)は、民間企業に対 して、脅威情報を出来 る限 り
提供 しなければな らない。
●外 国投資委員会 (CFIUS)は 、米 国 の 国家安全保 障 上の利益 に対 して脅威 を与 え
る フ ァー ウエ イ と ZTEに 関連す る取 得 、 買収 、又は合併 を阻止 しなければな らな
い。 外 国投資委員 会 (CFIUS)の 権 限拡 大 を求 め る立 法上 の提案 は 、関連 した議
会 の委員会 に よって十分な審議 を受 けなけれ ばな らな い。
o米 国政府 のシス テ ム、特 にセ ンシテ ィブ な システムには 、 フ ァー ウエ イ又 は ZTE
の機器 (部品を含 む)を 使用 してはいけない。同様 に、政府契約者 、特 にセ ンシテ
ィブな米国プ ログラムの契約 に関係す る契約者 は、彼 らのシステムか ら ZTE又 は
フ ァー ウエイ の機器 を除外 しなけれ ばな らない。
提言 2:米 国の民間企業 には、ZTE又 は フ ァー ウエ イ と、機器又 はサ ー ビスの取引す るこ
とに関連す る長期 的なセ キュ リテ ィ ,リ ス クを考慮す る ことが強 く求 め られ てい
る。米 国 のネ ッ トワー ク ・プ ロバ イ ダ とシス テム 開発者 には、彼 らのプ ロジェク
トの ために、ZTEや フ ァー ウエ イ以外 のベ ンダー を探す こ とが強 く求め られ てい
る。利用可能 な機密及 び非機密 情報 に基 づ けば、フ ァー ウエ イ と ZTEが 外 国政府
の影響 を受 けていない とい うこ とは信用 で きな い。従 つて 、フ ァー ウエ イ と ZTE
は、米国及び我 々 のシステム に対 してセ キュ リテ ィ上 の脅威 を もた らして い る。
提言 3:米 国議会内 の本件 に 関す る管轄権 を有す る委 員会 と政府 内 の執行機 関は、 中国 の
電気通信 セ クター の不 正 な商慣行 を調査 しなけれ ばな らない。 そ して、主要 な企
業に対す る中国政府 の継続的 な財政支 援 に特別 の注意 を払 わなけれ ばな らない。
提言 4:中 国企業は、迅速 に公 開性 と透 明性 を高めなけれ ばな らな い。 そ して 、透 明性 の
要件 を満た し、西側 の 証券取 引所 に上場 し、彼 らの財務情報 とサイ バ ー セ キ ュ リ
テ ィー ・プ ロセス に関す る独 立 した第 二者 の一 貫 した調査結果 を公表 し、情報 と
証拠 の 開示 に 関す る米 国 の法的基 準 を順守 し、そ してす べ ての知的財産法 と国際
標準 に従わなけれ ばな らない。特 に、 フ ァー ウエ イ は、 よ り透 明性 を高 め米 国 の
法的義務 に敏感 にな らなけれ ばな らない。
提言 5:米 国議会 の本件 に関す る管轄権 を有す る委員会 は 、国家 と結び つい た電気通信企
業、 さもなけれ ば明 らかに安 心 して重要イ ンフ ラの建設 をまかせ られない企 業 が
もた らす リス クに対応 す るため の 法律 を考慮 しなけれ ばな らな い。 そ の よ うな法
律 は、民間企 業間 の情報共有 と外 国投資委員会 (CFIUS)の 役割 を増大す るであ
ろ う。
2.報 告 書
(1)現 状 の問題点 と調査 目的 (注 :原 文 に表題 が付 され ていないため、訳者 が補記)
電気通信 サプ ライチ ェー ンの脆弱性 に よって米 国 の 国家安 全保 障 上の利益 に もた らされ
る脅威 は、ます ます優先度 が高 くな ってい る。:相 互 依存 してい る重要イ ンフ ラシ ステ ム
に対す る国 の依存 ;これ らのシステ ムが 直面す る脅威 の範 囲 の拡大 ;サ イバ ー スパ イ活 動
の増大 ;そ して 、す べ ての消費者 の少数 の機器 プ ロバ イダー ヘ の依存 の増大。
米 国 の重要イ ンフ ラ、特にそ の電気通信網 は、信用 と信頼性 に依存 している。電気通信
網 は、悪意 の あるかつ先進 の侵入又は破壊 的活動 に対 して施弱である。 したがつて 、機器
のプ ロバ イ ダ及び管理サー ビス を実行す る人物双方 に十分 な レベ ル の信用 がい つ も存在 し
な けれ ばな らない。 そ の よ うな機器 を提供 してい る会社及 び特 にそれ にアクセスす るす べ
ての会社 又はイ ンフ ラの構造上 の青写真 につい ての詳細 な知識 を有す るす べ て の会社 は、
米 国 の 法律 、政策、基準 を順守す る信用 で きる会社 でなけれ ばな らない。 万一 、信頼で き
な い な らば、そ の会社 が 、我 々の重要イ ンフ ラのネ ッ トワー クの分野 で 営業す べ きか ど う
か を問題 に しなければ な らない。
サイ バ ー 脅威 によって米国 の 国家安全保 障 上の利益及 び経済的利益 にもた らされ る リス
クは 、紛れ もな い優 先事項 で ある。第 1に、通信 イ ンフ ラに対す る国家 の依存 は、消費者 の
コ ン ピュー タシステ ムヘ の依存 よ り大 きい。 む しろ、複数 の重要イ ンフ ラシステムは 、電
気通信 システ ム を通 じた情報伝達 に依存 してい る。 これ らの現代 の重要イ ンフ ラには、送
電網 ;銀 行及 び金 融 システム ;天 然 ガ ス 、石 油及 び水道 システ ム ,そ して鉄道 及び輸送網 、
が含 まれ る。 それ らは コン ピュー タ化 され た コ ン トロー ル システムに依存 している。 さら
に、 これ らの重要イ ンフ ラの 間の相互依存 は 、 1つのシステ ムの故障 が複数 の重要イ ンフ ラ
の故 障又 は混 乱 を引き起 こす リス クを増大 してい る4。 したが って 、電気通信ネ ッ トワー ク
の混乱 は、現代 の米国の暮 らしのす べ ての面 に破壊 的な影響 を及ぼ し、供給不足 と停止 を
引 き起 こ し、それ が社会全体 に波及す る。
第2に は、 この依存 に伴 うセ キ ュ リテ ィ上の 脆弱性 は、極 めて広 範 囲 で 、イ ンサイダー 脅
威 か ら洗 練 され た 国家 か らのサイ バ ー スパ イ攻撃 に及 んでい る 5。実際、外 国 か ら供給 され
た電気 通信 サプ ライチ ェー ンか らもた らされ る施 弱性 がます ます認知 され てい る。 た とえ
ば 、FBIは、国家 主体 と犯 罪 グル ー プ 両者 か らのサプ ライチ ェー ンに対 す る脅威 が 、大 きな
サイ バ ー 脅威 を構 成 してい る と、高 い信頼性 を持 って評価 している 6。 同様 に、国家対情報
局長 (National Countcrintclligence Executive)は
、“米 国 の技術及 び経済情報を収集 し
よ うとす る外 国の試みは、高水 準 に とどまってお り、米 国 の経済安全保 障 に対す る増大す
る持続的な脅威 となってい る
7“
と評価 した。
第3に、米 国政府 は、米 国に高度 かつ 先進 のスパ イ活動 の脅威 を もた らして い る政体、例
えば中国 の よ うな政体 との繋 が りを持 ってい る会社 に よつ て生産 された製 品 に特 に注意 を
払 わなければな らない 。最近 の サイバ ー攻撃は、中国を発信源 として い る。 た とえ正確 な
責任帰属 が難 問 で ある として も,攻撃 の量,規模及 び高度 な技術 は 、 しば しば 国家 の 関与 を示
してい る。米 中経済安全保 障調査委員会 が 、機密扱 いで な い報告書 の 中で 、 サイ バ ー 戦 と
コ ンピュー タ ・ネ ッ トワー ク利用 (C■
lE)を 実行す る中国 の能力 につい て説 明 した よ うに、
中国 の活動家 は、彼 らの標 的か ら探知 され る可能性 にはほ とん ど直面せ ず、悪意 の あるサ
8。
イ バ ー活動 を通 して 、セ ンシテ ィブな経済情報 と国家安 全保 障上 の情報 を捜 して い る
最後 に、 この 問題 を さ らに難 しくしてい るの は、中国 の電気通信会社、例 えば フ ァー ウ
エ イ とZTEが 急速 に世 界 の 電気通信市場 にお いて支配 的な役割 を担 うよ うになってい る と
い う事実である。他 の産業 では 、 この よ うな状況 は特 に懸 念 で はな いか も しれ な い。 これ
らの会社 がスパ イ ロ的や他 の犯罪 目的に使用できるセ ンシテ ィブな機器やイ ンフ ラの市場
を支配 しよ うとす る時、市場 の 多様性 の欠如は、米 国及び他 の 国 々 の 国家的関心事項 とな
9。
る
注 目す べ きは、 これ らの こ とを懸念 して い るの は米 国 だけでない こ とである。 オー ス
トラ リアは、類 似 の懸念 を表 明 し、国家 ブ ロー ドバ ン ド ・イ ンフ ラ ・プ ロジェク トか らフ
1°
ァー ウエ イ をリド
除す るこ とを選択 した 。英国は、イ ンフ ラヘ の フ ァー ウエ イ のア クセス
を制 限す るため の評価 システ ム を設 け、そ して 、 どんなフ ァー ウエ イ の機器及 び ノフ トウ
ェアで も評価す る ことに よ りこの懸念 に対処 しよ うと した 11。
ア.中 国 には 、悪意 の ある 目的 のた めに、電気通信機器会社 を使 用す る手段 と機 会 と動
機 があ る。
“
ル
12。
米国政府 に対 す る中国 の情報収集活動 は、 規模 、激 しさ、巧妙 さ が増 大 して い る
13。
また、中国の活動家 は 、経 済 スパ イ の世界で最 も活発 か つ 持続 的な犯罪者 で ある
米国
ー
の 民間企業及びサイ バ セ キ ュ リテ ィのスペ シ ャ リス トは 、最 近 の 中国を発信元 とす る高
度 な コン ピュー タ ・ネ ッ トワー ク侵入 の猛攻撃 は、ほぼ間違 い な く中国 の政府 の仕業又 は
14。
政府 の支援 を受 けた もので あ る と報告 している
さらに、中国 の情報機 関 と同様 に民間
企業 な ども しば しば 、企業秘密及び他 のセ ンシテ ィブなデ ー タを盗 むために、標 的会社 の
15。
ネ ッ トワー クヘ の 直接 のア クセ ス権を有す る人4/m(部内者 )を 雇 つてい る
これ らのサイ バ ー スパ イ及 び人的 スパ イ活動は、 しば しば 高度 な技術力 を示す 。
そ して,これ らの能力 は,米国 で販売 され る中国製 の電気通信 の構成 品及び システ ム に 、悪
意 の あるハ ー ドウェ ア又 は ソフ トウェア を植 え込む能力 に転換 され る可能性 がある。電気
通信 の構成要素 とシステ ム を改 ざんす る機会 は、製 品 の 開発 ・製造 の期 間を通 して存在す
る。そ して 、フ ァー ウエ イやzTEの よ うな垂直的に統合 された巨大産業 は、中国 の情報機 関
に、悪意 の あるハ ー ドウェ ア又 は ソフ トウェア を、重要 な電気通信機器 の構成 品及び シス
テ ム に挿入す る多 くの機会 を提供す る こ とがで きる 16。 中国は、 このた めに 、 フ ァー ウエ
イ又 はZTEの よ うな会社 の指導部 に対 して 、協力 を求 めるか も しれ な い。た とえ会社 の指導
部がそ の よ うな要請 を拒否 した として も、 中国 の情報機 関 は 、 これ らの 会社 の 中の現場 レ
ベ ル の技術者又 は管理者 を雇 い さえすれ ば十分である。 さらに、中国 の法律 の 下では、ZTE
とファー ウエ イ は、 中国政府 に よる どんな要請 にで も、例 えば、 国家 のセ キ ュ タテ ィとい
う名 目の下 に、悪意のある 目的 の ために彼 らのシステ ム を使用又 はアクセスす るとい う要
17。
請 に も協力す る義務があるよ うである
中国 の よ うな洗練 された 国家主体 の活動家 は、世界的 な電気通信 サプ ライチ ェー ンに対
して不正工 作す る動機 があ る。米 国は、それ に高 い優先度 を付 けて取組 んで い る。世界的
なシ ステ ムのサ ー ビス を不能 にす る又 は混 乱 させ る能力 は、外 国 の組織 に対 して 、国が依
存 してい る重要イ ンフ ラに対 して圧力 をか ける又 は支配力 を行使す る機 会 を提供す る。政
府や会社 の情報 を改 ざん した り又 は盗み取 った りす る能力は、 中国に対 して 、世界 にお け
る中国の経済的地位 を向上す るこ とので き る高額かつ 多大 な時間を必要 とす る研究開発 に
(不正 に)ア クセ スす る機会 を提供す る。 また、米国 ・通信イ ンフ ラヘ のア クセスによっ
て 、 中国は、探知 され る こ とな く米 国政府 と民間セ クター の利益 を害す るスパ イ行為が可
18。
中国 の 軍隊 と情 報機 関は、米軍 の技術的優位 を認 めてお り、そ のため米 国 と
の 将来 の紛争 において利用す る こ とがで きる非対称 な優位性 を積極 的に探 してい る 19。
能 とな る
悪意 の あるハ ー ドウェア又 は ノフ トウェ ア を米 国の顧客向けの 中国製 の電気通信 の構成
品 とシス テ ム に挿入す るこ とに よって 、北京 は、危機 又は戦争 の 時 に、重要 な 国家安 全保
障 上 のシステ ム を停止又は機 能低 下す るこ とがで きるで あろ う。送電網 また は金 融ネ ッ ト
r/―クな どの重要イ ンフ ラに埋 め込 まれ た悪意のある
ウイル ス は、 中国 の軍事力 の 中で も
驚異的な兵器 となるで あろ う。 中国製 の悪意 の あ るハ ー ドウェア又 は ソフ トウェアは、 セ
ンシ テ ィブ な米 国 の 国家安全保 障 システムに侵入す るための強力な スパ イ活動 の道具で も
ある。 そ して 、同時に、セ ンシテ ィブな企 業秘密 、先進 の研究開発 デ ー タ及 び米 国 に対 し
て不 当な外交的又 は商業的優位 を得 る こ とに役 立 つ と中国 が考 える交 渉又 は訴訟 に関す る
情報 が蔵置 され て い る外 部 と接続 され てい な い米 国企 業 のネ ッ トワー クヘ のアクセ ス を提
供す る。
ハ ー ドウェ ア とノフ トウェ ア と関連 したサ プライチ ェー ン リス クに加 えて、 管理サ ー ビ
ス も脅威 をもた らす。 システ ム ・メ ンテナ ンス契約 の一 部 である管理サ ー ビス は、 ノフ ト
ウェ ア の更新及び修正 パ ッチ をあて るために 、 日常的 に リモ ー トア クセ ス を行 う。 さらに
不幸なこ とに、そ の よ うな契約 は 、管理サ ー ビス契約者 に対 して、正規 な支援 を装 った悪
意 の ある活動 の た めに合法的な ア クセス を使用す る こ とを可能 にす るか も しれない。 フ ァ
ー ウエ イ の よ うな電気通信企業 は 、彼 らの事業 のサ ー ビス部 門を拡大 しよ うと して い る 20。
米国政府 は、 この数年 間、電気通信 サプ ライチ ェー ン リス クに対す る これ らの懸念 を認
識 していた。事実 、2009年に ホ ワイ トハ ウスが発表 した 「
包活 的国家サイ バー セ キ ュ リテ
カミ
ィ ・イ エ シテ ィブ (comprehensive National Cybersecurity Llitiative:CNCI)」
取 り上 げた
ー
12のイ ニ シテ ィブの うちの 1つとして、サプライチ ェ ン リス ク管理 (supply Chain Risk
Management i SCRM)カミ
国家的懸念 であることが確認 され た。 同様 に、行政府 は 、2012年1
月 に発表 され た 「
世界 的なサ プ ライチ ェー ンセ キ ュ リテ ィの た めの 国家戦略 (National
Strategy for Global Supply Chain Secllrity)」
に沿 つて 、 サプ ライチ ェー ンの課題 を調査
し続 けて い る。そ の戦略 で説 明 されて い るよ うに、サ プ ライチ ェー ン リス ク管理 の主要 な
部分 は、 「
有害な製 品又 は材料 を挿入 しよ うとす る人 々 に よるシ ステ ムの改 ざん及び意 図
的攻撃 、事故、又 は 自然災害 が 引 き起 こす混乱 の両方 か らもた らされ る、サ プライチ ェー
ンの施弱性 を正 しく理 解 ・特定す ることで ある 219」
イ .提 案 され た 「
軽減措置」 は 、機器 とサー ビス を米 国 の重要イ ンフ ラに提供 してい る
中国 の電気通信企業 に よつて もた らされ る脅威 に対 して 完全 に対応す るこ とがで き
ない。
多 くの 国 々 は 、信用 で きな い電気通信企業 によつて もた らされ る潜在的脅威 に取組 んで
い る。英国政府 は、独 立 して管理 されたサイバ ー セ キ ュ リテ ィ評価 セ ンター (Cyber secu止
け
ー
エ
Evduation Centte i CSEC)を
フ
建設す る協定 を ァ ウ イ と締結す ることによ り、 (全体的
な軽減戦略 の一 部 として)こ の懸念 に対応す るための第 1歩を踏 み 出 した。 サイバ ー セ キ ュ
リテ ィ評価 セ ン ター (csEC)は 、芙国 の通信イ ンフ ラで使用 され る フ ァー ウエ イ の機器 と
ノフ トウェアの独 立 した検 査 を行 い、そ の結果 を関連 した英 国 の通信事業者 と英 国政府 に
提供す る。英 国政府 の 目標 は 、芙 国の重要イ ンフ ラに使用 され るファー ウエ イ製 品が英 国
のネ ッ トワー クの 有用性 と完全″
性に対 して もた らす脅威 を少 な くす るこ とである。
フ ァー ウエ イ とZTEは 、米 国 の 市場 に投入す る製品に対 して類似 した スキー ム を提案 した。
そ のス キー ム は 、米 国政府 は 関与せず 、電子戦協会 (Electtonic Warfare Assodttes)又
は他
の 民間 のセ キ ュ リテ ィ会社 に よつて管理 され る 22。 このパ ー トナ ー シ ップは、中国 の会社
が 中国政府 に対 して 、諜報活 動又 はサイ バ ー戦 を支援す るため の機 能や脆弱性 を彼 らの製
品に挿入す る こ とを許諾す るか も しれ ない とい う懸念 に対処 しよ うとす るもので ある。残
念 な ことに、そ の よ うな努 力 が米 国で実施 され た として も、米 国 の 電気通信市場 の広 さと
規模 を考 えれ ば、 セ キ ュ リテ ィ上の懸 念 に対処す るには不十 分 で ある。
生産後 の評価 プ ロセ ス は 、複雑 な ノフ トウェア集約型 のシステ ムのセ キ ュ リテ ィ特性 を
決定す る標 準的 なアプ ロー チである。情報技術 セ キ ュ リテ ィ評価 のための コモ ン ・クライ
テ リア (CoIIIImon Criteria i CC)及
び様 々 な民間 の認証サ ー ビスの よ うな プ ロセス は、評
価者 が製 品を評価基準 に基 づ き評価 し、格付 けをす るプ ロセ ス を定義 してい る。格付 けは、
消費者 が装置又 は ソフ トウェア ・パ ッケー ジのセ キ ュ リテ ィ機能 に どれ くらいの信頼 を置
くべ きか を手助 けす るよ うに意図 され てい る。 システ ムヘ のセキュ リテ ィ機能 の実装 とそ
の 開発 の ための方法 論 の両方 は、メー カー によって文書化 され、格付 けをす るため の証拠
として一 般 に使用 され る。 さらに、そ の よ うな プ ロセ ス は 、必ず しも悪意 ある コー ドを発
見す るためでな く、製 品の基礎 的セ キ ュ リテ ィ ・ベ ー ス ライ ン を引き上げるために設計 さ
れ てい る。
様 々 な技術的 及 び 経済理 由で、フ ァー ウエ イ とZTEに よつて提案 された評価 プ ログラム は、
期待 していた よ り有用性 が低 い もの であった。事 実、評価 プ ログラムは、不完全で、欠陥
があ り又 は不適 切 な評価 に よ り間違 った安 心感 を生み 出す か も しれ ない。 しか し、慎重 な
消費者 は、そ の よ うな評価 が必 要 とす る費用 を控 えるほ うを選 ぶ か も しれ な い。何故 な ら
ば、公認 され た外 部 の専門家 が 、製 品 の評価 を誤 るか も しれ ないか らである。
標準化 され た 第 二 者 のセ キ ュ リテ ィ評価 に よって対処 され ない1つの主要 な課題 は、製 品
と配置 の多様性 で ある。装置 又はシス テ ムの動作 は、それが どの よ うに、どこで設定 され、
イ ンス トール され 、そ して 、維持 され るかで大 き く異 な る。時間 と経費 の理 由で、評価 は、
特定 かつ しば しば非現実的 なほ ど制限的な方法で設定 され た1つの製 品モデ ル のスナ ップ
シ ョッ ト評価 (訳者 注 :特 定 の タイ ミングで抜 き出 し、評価す ること)を 目標 としてい る。
今 日、技術 開発 のペ ー ス は 、第 二者 の包活 的評価 プ ロセスが追随 できない速 さで製 品を進
化 させ てい る。テ ス トの 間に使用 され る狭除な設 定仕様 では、評価 された装置が、厳密 に
は正式 な評価 に よっ てカバ ー され ない 方法で配 置 され る ことが確 実に生起す る。製 品がテ
ス トされ たの と同 じ仕様 で正確 に配 置 され ない で使用 され るな らば 、複雑 な装置 のセ キ ュ
リテ ィ評価 は役 に立たない。
配置前 の製 品 の評価 は、ネ ッ トワー クの ライ フサイ クル の生産部分 に対処す るだけであ
る。各種 サー ビスのベ ンダー がネ ッ トワー クのセ キ ュ リテ ィに影響す るの と同 じよ うに、
ネ ッ トワー ク運 営者 が どの よ うにパ ッチ管理 、ト ラブル シュー テ ィ ング並び にメンテ ナ ン
ス、 ア ップ グ レー ド及び管理サ ー ビス を監督 してい るか を理解す ることは重要である。
彼 ら自身の セ キ ュ リテ ィ評価 に 出資 してい るベ ン ダー は、結果 の独 立性 と厳格 さについ
て疑惑 につ な が る利 害対 立 を引き起 こす。製 品メー カ ー は、消 費者 のす べ ての利益 に必ず
しも一 致 しない 自身 の利益 と目的 を当然 なが ら追 い求 めるであろ う。 これ とは状況 は異 な
るが、この よ うな底辺 へ の競争 (race to the bo悦
om)は 、ベ ンダー が 出資 して い る コモ ン ・
クライテ リア (Cc)評 価 に も見 ることがで きる 23。ョモ ン ・クライテ リア制度 の設計者 は 、
この危 険 を理解 して、 このシステ ムに評価者 に対 して政府 の認証 を組み入れた。貧弱 な評
価 実績 に もに もかかわ らず 、 この認証制度 には異議 が 唱 え られず又 は撤回 され なか つた。
このため、 この予 防措置 は 、 ほ とん ど表面的な もの である。英 国の サイバ ー セ キ ュ リテ ィ
評価 セ ン ター (csEC)で は 、類似 した懸念及び利益対立 を前提 と して、 フ ァー ウエ イ側 の
評価者 は 、英 国政府 に よ り身 元調査 がな され、英 国 のセ キ ュ リテ ィ ・ク リア ランス を保 有
す る。 そ して 、英国 のプ ロセス は、英 国 の事業者 の支援 を受 けて い る。 しか し、そ の よ う
な対処 が 、す ぐに米 国 の 市場 に導入で きるか又は本 当 に独 立 した調査 に繁 が るかは、 いま
だ 明 白でない。
複雑 な製 品 か らあ らゆる重大 な脆弱性 を発 見 ・排除す る仕事 は、途方 もない仕事 であ る。
意志 の 国 い 賢 いイ ンサイ ダー によって 、故意 に挿入 された欠 陥 を考慮す るな らば、 この仕
事 は実 質的 に不可能である
24。 ハ _ド
ゥェア及び ソフ トウェアシステ ムの未 だ現れ て い な
い施弱性 を発見す る技術 を記述 した文献が沢 山あ るが 、そ こでは 、 上記 の よ うな施弱性 を
既存 のシステ ムで発見す る能力 を要求 していない。そ こでは 、特定 の種類 の欠陥が ない こ
25。 の
と及 び設 計 と一 致 して い ることを証明す る技術が存在す るだ けである
そ よ うな技術
は、 効果 的な設計 ・開発 プ ロセス を通 して、組み入れ られ なけれ ばな らない。 しか し、そ
れ らの技術 は、現在 の大規模又 は複雑 な完成 品に適用す ることがで きない。 フ ァー ウエ イ
とZTEが 提案 した よ うな能力 と動機 か ら独 立 した セ キ ュ リテ ィ評価 パ ー トナ ー シ ップが 、重
要イ ンフ ラの規模 と複雑 さをもつた製 品 のす べ ての欠点 を特定す ることがで きる とい うこ
とは 、 とて もあ りそ うもな い。 も し、広 範 に使用 され る製 品 とプ ロセスの 中に潜在 的な敵
に知 られ てい る重大な欠 陥 が残 るな らば、そ の評価 プ ロセス が 、取 るに足 らない利益 だ け
を提供す るよ うな もので ある。
潜在 的に疑 わ しい機器 のセ キ ュ リテ ィ評価 は、提起 され てい るセ キ ュ リテ ィ問題 に対す
る解 答 の よ うに見 えるか も しれ な い。し か し、不幸 に も、電気通信網 の複雑 さを考慮すれ
ば、 現在 のセ キ ュ リテ ィ評価技術 の限界 とベ ンダー が 実施す る分析 の経済的意味は、実 際
のセ キ ュ リテ ィでな く安心感 を提供す るの みであ る。 有意義 なセ キ ュ リテ ィは、個別 の 技
術構成 品、それ らの相互作用、人的環境及び様 々 な敵対者 か らの脅威 な どの側面 を包含 す
る ところのデザイ ンか ら用廃 まで の ライ フサイ クル を通 しての 「システム ・オブ ,シ ス テ
ム 」 に対応 した 、完全 なデザイ ン及び エ ンジエ ア リング ・プ ロセス を通 してのみ入手 で き
る。 そ の よ うなプ ロセ スの結果 は、システ ム が我 々の信頼 に値す る様 々 な証拠か ら構成 さ
れ る説得力 の ある もので なけれ ばな らない 26。
(2)調 査 の 概 要
ア.調 査 の範 囲
委員会 は 、米 国 のイ ンテ リジ ェンス活動 を認可す る とともに、米国 の 国家安全保 障 上の
利 益 を保護 す るためにそれ らの活動 が合法的 で あるこ と、 効果的 であること及び適切 な資
源 が提 供 され てい ることを確実 にす るために、それ らの活動 を監督す る責任 を有 してい る。
具体的には、委 員会 は、イ ンテ リジ ェンス ・コ ミュニ テイの権限、 プ ログラム及び活動 を
継続 して調査 し、そ して、 コ ミュニ テ ィの資源 と手法 を非公 開で調査す る こ とを任務 と し
27。
てい る
これ とともに 、米国 の重要イ ンフ ラに直接 向け られ た外国 の脅威 の範 囲 を調査 ・
理 解す る責任 を有 してい る。 同様 に、委員会 は、外 国 のイ ンテ リジェンス活動 か らの脅威
を評価 しな けれ ばな らない。また、委員会 は、米 国 のカ ウンター イ ンテ リジ ェンス機 関 が
これ らの敵対的活動 に対 して適切 に対処 してい ること及びそれ らの活動 を打破す るために
資源 が適 切 に提 供 され ていることを確 実 としなけれ ばな らない 28。
本調査 にお け る委 員会 の 目標 は、 中国 の電気通信機器会社 の上位 2社に よつて もた らされ
る潜在的 なセ キ ュ リテ ィ ・リス クを調 べ 、米 国政府 がその脅威 を理解 し、対応す るよ うな
態勢 になってい るか ど うかを審 査す ることであった。このプ ロセ スの付力目
的 な狙 いは 、我 々
の 市場 にお けるこれ らの会社 の存在 が 、国家安全保 障上 の リス ク、例 えば、重要イ ンフ ラ
の 制御不能 な どを もた らすか も しれ な い とい う鍵 とな る問題 に注 目を集 めるために 、 どん
な情報 を公 開 で きるかを決定す ることであった。
言 うまで もな く、米 国 の電気通信 セ クター は 、機器 とサ ー ビスの生産 と輸送 を世界 的な
サプ ライチ ェー ンに益 々依存 してい る。 そ の依存 は、外 国 の政府 に よって後援 され た人 々
を含 む個人又 は組 織 が 、ネ ッ トワー クに不正工 作 し、そ の信頼性 を弱めるこ とがで きる と
い う重大 な ジス クを意 味 してい る。我 々 が我 々のネ ッ トワー クのセ キ ュ リテ ィと機能 を保
護 し、そ して 、それ らのネ ッ トワー クに対す る国家安 全保 障上及び経済上 の脅威 を防止 し
よ うとす るな らば、我 々 が直面す るサプ ライチ ェー ン リス クをよ りよく理 解す るこ とが不
可欠 であ る。
最近 の調査 は 、中国 の活動家が他 の どの 国 よ りも多 くのサイ バ ー攻撃 の源であるこ とを
指摘 してい る。 た とえば、国家対情報 局長 は、サイ バ ー スパ イ活動 に関す る公 開 レポー ト
“
の 中で 、 中国 の活動 家 は、世界 で最 も活発 かつ 執鋤 な経 済 スパ イである"と 指摘 した 29。
従 つて 、委員会 は、中国政府 との強 い潜在 的な繋 が りの ある会社 と、米 国市場 へ の参入 を
強 く求 める会社 とを重点的 に調査 した。フ ァー ウエ イ とzTEは 、中国政府 と繋 が りの あ る歴
史 を持 ってい る中国固有 の会社 で ある。フ ァー ウエ イ とzTEは 、米国 の子会社 をすでに合併
10
した。 そ して 、両社 とも米 国 の市場で の彼 らの勢力範 囲を拡大 しよ うとしてい る。特 に 、
フ ァー ウエ イ は、 これ までにアナ リス トとメデ ィアか ら大 きく注 目を集 めた。 しか し、 中
国政府 との潜在的 な繋が り、中国政府 か らの支援及 び彼 らの米国進 出 の 目標 な どの会社 の
類似点 を考慮 し、委員会 は フ ァー ウエ イ とzTEの 2社を重点的に調 査 した。
フ ァー ウエ イ とZTEの 両社 は、中国で部 品又 は機器 を製造 してい る他 の全 ての会社 を除外
して 、彼 らにだけ調 査 を集 中す べ きでな い と強 く主張 してい る。委員会 は、米 国 の技術会
社 を含 む 多 くの非 中国企業が 中国 で製 品を製造 してい ることを認 めてい る。 しか し、 リス
ク計算 に とって重要なの は製造場 所 だけで ない。 重要 な のは、所有構造 、歴 史及び市場 に
出 され る製 品である。 この リス クを示 しているのは 、 この2つの会社 だけではないか も しれ
な い。 しか し、彼 らは、重要 なネ ッ トワー ク装置 を米国に売 り込 も うと してい る中国人 に
よつて創 立 された中国人が所有す る電気通信機器 会社 であ る。ナプ ライチ ェー ン リス クを
調査す るに際 し、委員会 は、最初 に大 きく認識 され た脆55性に重点的 に取 り組む ことを決
定 した。 そ して、委員会 は、本調査 の結果 によ り、 中国及 び他 の 国 々 の会社又はメー カ ー
か らもた らされ るサプライチ ェー ンに対す る潜在 的な脅威 を如何 に考 えるべ きかについて
の情報 を提供 で きる こ とを 目標 としてい る。
イ .調 査 プ ロセス
委員会 の調査 プ ロセス には、会社及 び政府担 当者 との広 範 なイ ンタ ビュー 、多数 の文書
要請及 び フ ァー ウエイ とzTE両 社 の取締役 との公 聴会 が含 まれた。委員会 ス タッフは、特定
の 会社 に関す る利用で きる情報 を調査 した。そ して 、委員会 の メ ンバ ー とス タッフは、 フ
ァー ウエ イ とZTEの 担 当者 と長時 間の徹底 した ミー テ ィン グ とイ ン タ ビュー を行 つた。また、
委員会 ス タ ッフは、会社 の施設 と工場 を視 祭 した。
具体的 には、2012年2月23日、委員会 ス タ ッフ は 、 中国 の深り││の
会社本部で、 フ ァー ウエ
イ の 会社経営陣にイ ンタ ビュー を行 った。委員会 の代表 団 は 、 フ ァー ウエ イ の会社本部 を
視 祭 し、会社製 品ライ ン を調査 し、そ して大 きな製造 工場 を視察 した。 フ ァー ウエ イか ら
議 論 に参加 した 関係者 には 、胡厚 毘 (フー ・ホ ウ ・ク ン :Ken Hu)取締役会副会長兼最高経
営責任者 代理 (Acting CEO)、 白燿 (バイ ・イ :Evan Bai)財務管理部副部長、陳朝 暉 :
チ ェン ・デャオ ・フ ゥィ i charlie Chen)米
国 フ ァー ウエ イ上席 副社長 、江西生 (ジィァ
ン ・シー ・シ ォ ン :」iang Xisheng)取締役会事務長、 ジ ョン ・サ フォク (JOhn S配
飢 k)
ー
グ ロ バ ルセ キ ュ リテ ィ担 当、及び那藝 (ハオ ・イ ー :Rose HaO)輸 出規制担 当が含 まれ
ていた。
2012年4月 12日、委員会 ス タ ッフは、 中国 の深〕││の
会社本部 で 、zTEの 会社経営陣にイ ン
ー
ー
タ ビュ を行 った。 これ らの ミ テ ィ ングに加 えて 、代表 団 は、ZTEの 工場地域 を含 む会社
11
本部 を短時間視祭 した。zTEか らの 関係者 には、朱進雲 (デュ ・ジン ・ユ ン :Zhu Jinyun)
米 国及び北米市場 の上席副社長 、滝慶峰 (ファ ン ・チ ン ・フォ ン i Fan Qttngfeng)取
締役
兼世界 マ ー ケテ ィ ング ・販売副社長 、郭建軍 (グゥォ ・ジ ィェン ・ジ ュン :Guo」iattun)
法務部長 、テ ィモ シー ・ス タイナ ー ト (Timothy Steinert)取
締 役会 の独 立部長 (アリババ
社 の弁護 士 )、 マ ・クスー クシング (Ma Xuexing)法務部長 、曹魂 (ツァォ ・ウェイ i Ca0
Wei)セキュ リテ ィ及び情報公 開事務所 の投資家 向き広報担 当、銭宇 (チィェン ・ユ ー :Qian
Yu)セ キ ュ リテ ィ及 び情 報 公 開事務所 の投資家 向き広報担 当、 ジ ョン ・メア リガ ン (」
Ohn
ー
ー
Merrigan)デ ィ エ ル エ イ うミイ パ 社 (DLApiper)の弁護 士が含 まれ ていた。
2012年5月、 フ ァー ウエイ及びZTEの 会社幹部 と会 うた めに 、委員会 の幹部 メ ンバ ー であ
るル パ ー スベ ー ガー 氏 は、 ヌネ シュ下院議員 、バ ッハマ ン下院議員及び シ ッフ下院議 員 と
ともに香港 へ 旅立 った。 このス タ ッフ ・ミー テ ィ ン グに 出席 してい る幹部 に加 えて、委 員
会 メンバ ー は、フ ァー ウエ イ の311始
者 であ り会長 である任 正 非 (レン デォン フェイ :Ren
Zhengfei)氏 と会 った。
ミー テ ィ ングの後 、委員会 は、情報 ギ ャップ 、矛盾又 は不十分 な回答及び会社 の 主張 の
裏付 け とな る証拠文 書 の必要性 か ら、数 ペ ー ジの書面 での質 問 と文書要請 を引き続 き行 っ
た。残念 な ことに、 どち らの会 社 も、委員会 の文書要請 に、完全 に又は十分 に応 えなか っ
た。事実、フ ァー ウエ イ もZTEも 、委員会 の文書請 求 に応 じて内部文書 を提供 しなかつた 30。
再度 、残 りの 問題 に答 える機会 を与 えるために、委員会 はそれぞれ の会社 と公聴会 を開 い
た。
2012年9月13日、委員会 は、zTEと フ ァー ウエ イ の代表者 との公聴会 を開催 した。参考人
には 、丁少華 (ディ ン ・シ ャオ ・フ ァ i charles Ding)上
席副社長兼米 国 に対す る フ ァー
ウエ イ代表 、及び朱進雲 (デュ ・ジン ・ユ ン :Zhu」 inyun)ZTE北 米 ・欧州担 当上席 副社
長 が含 まれ た。 公聴 会 は、完全 かつ公 平 になるよ う設計 され た。各参考人 には 、20分の 冒
頭 陳述 が与 え られ た 、そ して、各参考人が質 問を理解 し、完全 かつ 事実 を答 える最大 の機
会 を与 えることを確実 にす るために、公聴 会 の質疑応 答 の 間、各参考人 は通訳 を付 けるこ
31。
とがで きた
繰 り返 しにな るが、参考人の 回答 は、 しば しば漠然 として い て、不 完全 で あっ た。例 え
ば、彼 らは、 一般 的に用 い られ る用語 が理 解 で きな い又 は知識 を持 たない と主張 し、会社
内部 の党委員会 の構成 に 関す る質問 には答 えず 、米 国 での彼 らの事業 につい て率 直 な回答
を提供す るこ とを拒 否 し、知的所有権保 護 に 関す る彼 らの歴 史 つい ての質 問に答 え るこ と
を回避 しよ うとし、そ して 、彼 らの機器 へ のア クセ ス を求 める中国政府 の要請 に応 ず る こ
とを強待」
す る中国 の法律 を理解 できない又 は知識 が な い と主張 した。 公聴会 の後 の記録 文
12
書作成 の ための委 員会 の質 問に対す る会社 の対応 は、同様 に回避 的であ った。
ウ.調 査 の課題
この非機密 の報告書 は、フ ァー ウエ イ及びZTEの 特性 、中国政 府 の公式 の役割、会社 内の
党委員会 の役害J及び米 国にお ける現在 の営業活動 を理解 しよ うとした際 に委 員会 が受 け と
った非機密情報 を公 開 してい る。調査 目標 を追求す る際に、委員会 は多 くの課題 に直面 し
た。そ して 、そ の課題 は、 中国 における政府 と ビジネ スの 関係及 び我 々のイ ンフ ラにもた
らされ る脅威 を理解 しよ うとす る多 くの人 々 に よって共有 され て い る。 これ らの課題 には
以 下 の ものが含 まれ る。:中 国 の企業及び官僚機構 の透 明性 の不足 ;知 的財産又は機密情
報 を提供す ることに対す る一 般 的 な民間企業 の懸念 ;民 間企業又 は個人 が彼 らの懸念 を議
論 した場合 の懲罰 の恐れ :そ して 、サイ バ ー攻撃 の不確 かな帰属 問題。
機密扱 いの付属文書 は、委員会 の懸念 を増大す るよ り多 くの情報 を提供 してい る。 そ の
情報 は、米 国 の 国家安全保 障 上 の ソス クに 関連す るため公 開 され な い。 しか し、非機密扱
いの本報告書 は、ファー ウエ イ とzTEと が 、米国へ の彼 らの継続 的な勢力拡大によつて もた
らされ る重要 なセ キ ュ リテ ィ懸念 を軽減す るこ とがで きな かつた こ とを明 白に して い る。
実際 に、2つ の会社 は繰 り返 し鍵 となる質問に完全 かつ 明確 には回答せず 、又 はそれ らの 回
答 を裏付 け る信用でき る内部証拠 を提 出 しなかった。 このため 、彼 らの活動 に対す る国家
安 全保 障上 の懸念 ほ改 善 され なか った。事実、彼 らの非協力的な態度 に よつて、委員会 は、
“
これ らの懸念 に対処す ることが、国家 のた めに 緊急 になす べ き こ と (lmpcrative)"にな
った と考 えて い る。
委員会 と会社 との議論 に加 えて 、委員会 の調査官 は、業界専 門家並び に元及び現従業員
の話 を聴 取 した。米国周辺 の会社 は、 フ ァー ウエ イ又 はZTEの 機器 を使用 した際 に奇妙 な
又 は注意 を要す るイ ンシデ ン トを経験 した。 しか し、 これ らの会社 の担 当者 は しば しば、
これ らの イ ンシデ ン トの公 表 は、彼 らのシステム を保護す るため の彼 らの 内部調査 に とっ
て有害 にな る とともに、彼 らの契約締結 を困難 にす る とい う懸念 を表 明 した。また、 フ ァ
ー ウエ イ又 はZTEの 装置 の欠 陥及 び フ ァー ウェイ幹部社員 の潜在 的 な非倫理的又は違法 な
行為 に 関す る元及 び現従業員 の 申 し立ては 、懲罰又 は報復 を恐れ る従業員 に よって妨害 さ
れ た 32。
さらに、米国内 の既知 のサイ バ ー攻撃 に責任 の ある個人又 は組織 を正確 に突 き止 めるこ
との 困難 さは、攻撃源 を究 明 しよ うとす る又は中国内の企業 と政府 とハ ッカー ・コ ミュニ
テ ィの 間 の 関係 を究明 しよ うとす る調査官 の努力 を阻害 し続 けて い る 33。
13
(3)調 査結果 の要約
中国の電気通信企業 は、 中国政府 に対 して米 国 の電気通信 サプ ライチ ェー ンに不正 工 作
す る機会 を提供 してい る。 とは言 うものの 、中国国内 の経済企業 に対す る国家 の影響及 び
支配 の レベル と手段 を理 解 す るこ とは困難 であ る。 中国 のアナ リス トが説 明す るよ うに、
34。
中国国内 の民間企業 に対す る国家 の統制又 は影響 は、明 白で もな く、公表 もされて い な い
専門家は、中国政府及び 中国共産党は民間企業 の経営層 に対 して 、人材選択又 は よ り巧妙
35。
な方法で影 響力 を及 ぼす こ とがで きる と説 明 してい る
zTEが 委員会 へ 提 出 した文書 に
"と
36。
は、“あ り得 る国家 の影響 の程度 は様 々 である
述 べ てい る
委員会は、主 として フ ァー ウエ イ とZTEの 国家 とのつ なが りを調査 した。それ には 、中国
政府及び国営銀行 に よる支 援 、 中国共産党 との 関係並びに中国軍 と情報機 関 の た めに実施
され た彼 らの役割 が含 まれ る。委員会 は、それ らの会社 が、信 頼 で きる良 い会社 であ るか
を判断す るために、例 えば知的所有権 の保護 な どの会社 の コ ンプ ライ ア ンス (法令順守)
を徹底調査 した。委員会 は 、zTEと フ アー ウエ イ の特定 の製 品又 は部 品 のす べ ての技術的脆
弱性 の検 査 を試 みたわ けで はない。 もちろん 、委員会 は、事前及 び調査 中に報告 され た ど
ち らの会社 の製 品に もあるバ ック ドア又はそ の他 の予想外 の要素 に 関す る最近 の 申 し立て
を重 く受 け止 めて い る。 しか し、委 員会 の専門知識 は 、特 定 の機器 ・部 品 の包括 的 な検 査
には役 に立たない。
調査は、会社 に 関す るい くつかの鍵 となる以下の質 問 の答 えを探そ うと した。
●会社 の歴史 と管理構 造 は どの よ うな ものか。それ には 、中国政府 、人 民解放軍又 は共産
党 との初期 の繁 が りが含 まれ る。
●中国政府又 は中 国共産党 は、フ ァー ウエ イ及びZTEの 意思決定、運営及び戦略 に対 して、
どの よ うに、そ して 、 どの程度 の支配又 は影響 を及 ぼ して い るのか。
●ファー ウエイ とZTEは 、ナ シ ョナルチ ャ ン ピオ ン として扱 われ てい るのか 、さもなけれ
ば 中国政府 に よって他社 よ り特別 に有利 な立場又 は財 政的イ ンセ ンテ ィブを与 え られ
てい るのか。 (訳者 注 :「 ナ シ ョナル チ ャ ン ピオ ン」 に指定 され る と資金提供 等 の優先
権 を得 る。)
o米 国にお けるそれぞれ の会社 の事業 は何 か。深〕│十
の親会社 は、米 国 にお ける活動 に対 し
て どの程度 の影響力 を持 ってい るのか。
●会社 は、知的所有権及び (イラ ンに対す る)国 際的制裁体制 の保護 を含 む法的義 務 を遵
14
守 してい るか。
委員会 は、 これ らの質問に対す る会社 の 回答 は不十分 かつ 不明陳 で ある と感 じた。 さら
に、度重 なる要請 に もかかわ らず 、会社 は、一 貫 してほ とん ど回答 しなかった。 も しあ つ
た として も、彼 らの 回答 を立証す る内部文書はほ とん どなか った。提供 された僅かな文書
も、本調査 の標準 として委 員会 が提供 した文 書作成基準 に従 つてい なか ったため、 ほ とん
ど有 効 でなか つた。さらに 、提 出 された これ らの情報 に対す る中国政府 の 明 らか な統制 は、
徹底 した調査 の 障害 となった。会社 の 1つは、 中国政府 の承認 を得 てか らでない と内部文書
37。
を提供す ることができな い と、 日頭 と書面で回答 した
中国企業 が彼 らの内部文書又は
国家 の機密」 であ る と考 えて い る とい う事実は、企業 とそ の活動 へ の 中国政府 の
情報 が 「
統制 に 関す る懸念 を高 めるだけである。
特 にファー ウエ イが十分か つ 完全な調査 を要請 した こ とを考 えれ ば、委 員会 は、 フ ァー
ウエ イ も ZTEも 詳細 に回答 せ ず 、
彼 らの 主張 を裏付 ける文書 も提 出 しなかったことに失望
した。委員会 は、米 国 の重要イ ンフラに使用 され てい る彼 らの機器 の存在 は脅威 とはな ら
な い 、そ して 、会社 は、米国 の利益 に反す る行動 を とる中国政府 の圧 力 を受 けてい ない し、
受 けない とい う、
会社担 当者 の発言 を単純 に信用す ることはできない 。以下 の調査結果 は、
委員会 が利用 で きる情報 か ら知 り得た ことを取 り纏 めた もの であ り、そ して、それ は将来
の調 査 の手段 を示唆 して い る。
ア.委 員会 は、フ ァー ウエ イ は米 国 の法律 に従 ってい ない とい う確 かな証拠 が存在す る
の に も関わ らず 、調査 に協力的でな く、中国政府又 は中国共産党 との関係 を説明す
る気がな い と判 断 した。
調査 を通 して、フ ァー ウエ イ担 当者 は 、会社 の透 明性 を説 明 しよ うとした。 しか し、 フ
ァー ウエ イは、書面で の詳紳 な回答又 は調査 の核 心 とな る質 問に対す る彼 らの回答 を裏付
ける内部文書 の提 出を一 貫 して拒 否 した。具体的 には 、 フ ァー ウエ イ は 、会社 の沿革、構
造及び経営並び に 子会社 に つい て委員会 が満足す るよ うな説 明を しなか った。委員会 は 、
フ ァー ウエ イ 内にある共産 党委員会 の役害J及び フ ァー ウエ イ と中国政府 との正式ル ー トで
の接触 の 詳細 に 関す る情報 をほ とん ど入手で きな かつた。 フ ァー ウエ イ は、米国で の事業
の詳細 の提供 を拒 否 し、 中国軍又 は情報機 関 との取 引 の詳細 を明 らかにせず、そ して、会
社 の意思決定 プ ロセス に関す る明確な回答 を提供 しなかった。 フ ァー ウエ イは、委員会 か
らの書面 による文 書要請 に対 して どんな内部文 書 も提供 しなかった。 この ことは、会社 の
回答又 は主張 を十 分 に評 価 しよ うとす る委員会 の努力 を阻害 した。
15
フ ァー ウエイ担 当者 との議論 に加 えて、委員会 は、数人 の米国 フ ァー ウエイ の現及び元
従業員 にイ ンタ ビュー した。彼 らは、米 国 フ ァー ウエ イ はほ とん ど完 全 に中国の親会社 に
管理 され てい る と説 明 した。 この よ うに、米国内の活動 はお しなべ て親会社 か ら独 立 して
い るとい うフ ァー ウエ イ側 の主張は否定 されて い る。米 国 フ ァー ウエ イ の現若 しくは元従
業員又はハー ウエ イ と取 引を した個人 の証言 と証拠 は 、 さらな る調査 を必要 とす る違法な
行為 に 関す るい くつかの重大な疑念 を抱かせ た。委員会 は、 これ らの 問題 の今後 の調査 を
行政府 に付託 す る。
これ らの疑念 ほ調査 の 焦点又 は 目的でなか ったが 、調査 の過程 で明 らかになった もので
あ る。委員会は、 フ ァー ウエ イ社員 の非倫理的及び違法 な行為並び にハ ー ウエ イが米 国 の
法的要求及び国際 ビジネ ス行動規範 に従 つて営業活動す る こ とが信用 できるか どうか とい
う疑念 を行政府 が 明 らか にす ると信 じてい る。
(ア)フ ァー ウエ イ は、会社 構造 と意思決定プ ロセス に 関す る明確 かつ 十分 な情報 を提
供 しなかった。 そ して 、 フ ァー ウエ イは中国政府 の 支援 に依存 し続 けて い る。
ファー ウエ イは 、“主要 な世界的 ICT(情 報通信技術)ノ リュー シ ョン ・プ ロバ イ ダー ル
として 自社 を売 り込 んでい る。それ は、“
信頼 できかつ 安全 なネ ッ トワー クの提供 を確約す
ることを意味す る 38。調査 を通 して 、フ ァー ウエ イ は、 中国政府 との どんなつ なが りも一
員 して否定 し、そ して 、従業員 が所有す る民間企業 である と主張 し続 けた 39。 しか し、多
くの業界 アナ リス トは、 フ ァー ゥェ イ と人民解放軍 との 関係 を示唆す るか、 さもなけれ ば
肯定 している。例 えば 、フ ァー ウエ ィ の創設者 である任 正 非 (レン ・ツ ェンフェイ)氏 は、
中国軍 の信号情報 (シギ ン ト)部 門である総参謀本部 の第 3部 と関係 がある と信 じられ て
い る人民解放車 の情報 工 学院 (InfOrmation Engineering Academy)の部長 (director)
であった。そ して 、彼 と軍 との 関係 は続 いてい る40。 さらに、多 くのアナ リス トは、中国
政府 と軍 は、 フ ァー ウエ イが 「
ナ シ ョナル チ ャ ンピオ ン」 である と宣言 し、 フ ァー ウエ イ
に対 して 市場 を歪 め るよ うな財政 的支援 を提 供 してい る とい うこ とを示唆 した 41。
中国 の電気通信企 業 に対す る中国政府 の影響 と統制 を理 解す るために、委員会 は フ ァー
ウエ イ の会社構造 と意思決 定 プ ロセス に注 目した。 フ ァー ウエ イ の会社構造 に関す る情報
は、 フ ァー ウエ イ の歴 史 の透 明性 の欠如 に起 因す る根 強 い 疑 問に答 えるの に役 立つで あろ
う 4 2 。 ァ ナ リ ス トは 長 い 間 、 フ ァ ー ウ エ イ の い わ ゆ る 従 業 員 所 有 モ デ ル
wnership mOdel)が
( e m p l o y e eo‐
実際に どの よ うに機 能す るのか 、そ して 、そ の よ うな所
有形態は会社 の指導 と意志決 定に どの よ うに結び付 け られ るのか を、理 解す るのに苦労 し
た 4 3 。 フ ァー ゥエ イ は、会 社 は中国政府又 は中国共産党 に よって影 響 され ていない し、従
業員 に よ り所有 ・統制 され てい る民間企業 である と繰 り返 し主張 して い る4 4 。経営陣 も、
16
ユニ ー クな株 主 と、報酬取 り決 め (cOmpensation arrangement)が
会社 の台頭 と成功 の
基盤 で あ る と主張 した。
利用 で きる情報は、 この構造 に関す る フ ァー ウエ イ の説 明 と一 致 しない。 そ して 、多 く
のアナ リス トは、 フ ァー ウエイは一般株主 によ つて統 制 されて い るのでは な く、そ の管理
部 門 の一 部 のエ リー トによって実 際は統制 され てい る と信 じて い る45。委員会 は、会社 の
所有構造 に関 す る詳 しい情報 を要請 した。 た とえば 、委員会 は 、会社 の 10人 の筆頭株 主
の リス トの作成 を要求 した。フ ァー ウエ イ は、回答 を拒否 した 46。2012年 9月 13日 の公
聴会 で 、 フ ァー ウエ イは、株主 間合意 に よ り、創 始者 であ り社長 である任正非 (レン ・ツ
ェンフェイ)氏 に拒 否権 を与 えて い るこ とを認 めてい る47。他 の会社 の公 式声明 も、 フ ァ
ー ウエ イ の 60,000人 の推定株主が会社 を統制 してい るとい
う説 明 の信憑性 を弱 めるもの
であ る。 た とえば、会社 の 2011年 の レポー トの 中で、任 氏は、 フ ァー ウエ イ の取締役会
は利 害 関係者 (従業員、政府及びサ プ ライ ヤ)の 利益 を最大 にす る ことをそ の ゴー ル とは
してお らず、む しろ、顧客 の利益 に注力 し、従業員 の貢献 を奨励す る とい う会社 の基本理
48。
念 を大切 に してい ることを強調 した
この よ うな声明は、従業員が会社 を統制 して い る とい うフ ァー ウエ イの度重 な る主張 の
信 憑性 を弱 めてい る。 したがって 、 これ らの不 一 致 を調査す るために、委員会は、多 くの
努力 を株 主 プ ログラム に集 中 させ た。注 目す べ きこ とは、調査 の 間 に フ ァー ウエ イが委員
会 に提 供 した 唯一 の非公 開 の 内部文書 は、 署名 が な い株 主問合意文書 の写であつた。残念
な こ とに、その文書 には署名 がな くかつ 非公式 な もので あったため、委員会 はその合法性
を確 か め るこ とがで きなか った。
フ ァー ウエ イ担 当者 は、中国の法律 は外 国人 が特別 の権利 を放棄 しない ままで 中国企業
の株 を所有す ることを禁 じてい ると説 明 した 49。 現及 び 元 フ アー ウエ イ従業員 は 、米 国 の
フ ァー ウエ イでrJ」
ぃ て ぃ る中国人 だけが株 式保有制度 に参加 してい ることを認 めてい る。
フ ァー ウエ イ の非 中国人従業員が会社 の株 主になれ な い とい うことは 、そ の グル ー プの従
業員 が 不利 な立場 に置 かれ るだけでな く、会社 の経営 プ ロセスに参加 す る機 会か ら自動的
に排 除 され てい るこ とを意味 してお り、そ して、それ は、 フ ァー ウエ イが本 当に従業員 に
よ り統制 され る組織 であるとい う主張 を否 定す るもので あ る。
フ ァー ウエ イは、 中国政府 は企業の行動 に対す る影 響 力 を持 ってお らず 、その代わ り、
同社 が従業員持 ち株制度 (Employee Stockmership
Progaln:ESOP)を通 じての従業員所
O、
一
有 の企業 として経営 されて い る と 貫 して主 張 した。 フ ァー ウエ イ担 当者 は、株式保有制
度 が利 益 を 目的 とした制度 でない と説 明 した。 む しろ、 それ は、業績 の優れ た従業員 が配
当株 を購入 し、会社 の価値 を共有す るオプ シ ョンを提供 してい る。資格 の ある従業員 は、
17
会社 が決 めた 一 定 の価格 で購入す るオプシ ョンを与 え られ る。そ して、会 社 を辞 める時 又
は承認 された時 にだけそ の株 を売 ることができる 50。
また 、 フ ァー ウエ イ は、組合代表及び取締役会 に一 票 を投ず る権利 を従業員 に提供 して
い る と主張 した。 これ は 、表面的には虚偽 には見 えな いが 、 しか し、第 二者 に よる確認 の
ために文 書 を フ ァー ウエ イ の施設 か ら持 ち出す こ とが許 され なか ったため、真実 であるか
否 か を確認す る こ とは不可能であった。そ の文書 に よる と、株 主が組合代表 につい ては記
名投票権 を有 してい ることを強調 してい るが、取締 役会 につい てはその よ うな権利 を有 し
ていない よ うである。 それ どころか、 フ ァー ウエ イ担 当者 は、取締役会 の候補者 は前回 の
取締役会 で投票 に よ り選 ばれ ると述 べ た。最初 の取締役会 が どの よ うに設 け られ たかは不
明であ った。 そ して 、 フ ァー ウエ イは、誰 が以前 の取締役会 に所属 していたか とい うこ と
に関 して一 貫 して回答 できなかった。
さらに、 フ ァー ウエ イ は、1994年に有限責任会社 の設 立 と運用 を規制す る中国最初 の会
51。
社法 が公 布 され た と説 明 した
この法律 の下では、株 主 の最大数 は、50人の個人 で あ つ
た。 したがって 、 フ ァー ウエ イは、 1997年にその法 的構造 を有限責 任会社 に変更 し、組合
を通 じて従業員株式所有制度 を開始 した と主張 した。 同様 に、 フ ァー ウエ イ は、1997年に
が従業員 の株式保有 に 関す る政策 を制定 した と主張 した 。 フ ァー ウエ イに よる と、
深り│1市
の法令 に従 うために、 フ ァー ウエ イ は株 主制 度 を考案 した もので あ
中国の会社法 と深 り│1市
る
52。
フ ァー ウエ イ に よる と、 「
フ ァー ウェ イ投資及 び ホー ル デ ィ ン グス株式会社組合 (Un10m
of Huaweilnvestment and Hollding Co.Ltd)Jと して知 られ て い る組合 が 、従業員持 ち
株制度 を促進 した。組合 は、 中国の合法的な団体 で あ る。 フ ァー ウエ イ担 当者 は、 フ ァー
ウエイ の成功 は独 特 の報酬体系 と直接結 び つい て い る と述 べ た 53。現在 、フ ァー ウエ イ は、
組合 が従業員持 ち株制 度 (ESOP)の 株 式 の98.7%を 所有 し、そ して 、任氏 が 1.3%を保有 し
てい ると主張す る。 フ ァー ウエイの説 明に よる と、2011年 12月31日 現在 の従業員持 ち株 制
度 (ESOP)の 参加者 は65,596名で ある。 これ が フ ァー ウエ イ 従業員 (現及 び元)の す べ て
であ り、そ こには政府機 関な どの会社 と利 害関係 を持 つ 第 二者 がない と主張す る。
委員会 ス タ ッフ とフ ァー ウエ イ担 当者 との ミー テ ィ ン グの後 に も疑 問 は残 つた。最 も重
要 な ことは 、委員会 は 、取締役会 の候補者 が どの よ うに選 ばれ るか とい うは つ き りした情
報 を受取 らなかった こ とである。これ は懸念事項 で あ る。何故 な らば、そ の よ うな個人 は、
会社 の重要な意思 決 定者 であ り、かつ政府 と緊密 な繋 が りを有す る人物 であ るか らであ る。
フ ァー ウエ イ担 当者 に よる と、前回の取締役会が現在 の取締役会 の候補者 を指名す る。 し
か し、最初 の役員会 が どの よ うに設 け られ たかは 明 らかでない 。そ して、ファー ウエ イ は、
18
最初 の取締役会 と最初 の監査委員会が どの ように選ばれたかについての説明を拒否 してい
54。
る
既述 したよ うに、 ファー ウエイは、委員会に対 して署名 のない本物 であることが証明さ
れ ていない以下の文書を提供 した。①制限付きファン トム株式 (Phantom shares、
架空株
式)の 条項、②制限付きファン トム株式の引き受けに関す る書面、③株式発行通知 と確認
書、④株式保有従業員 ジス ト、⑤従業員 の支払い と買い戻 し記録、⑥従業員 の支払 い と買
い戻 し受領書、②2010年従業員持 ち株制度 (ESOP)代 表者選挙 の選挙記録 (手順、投票、
結果 、発表 な ど)及 び③ 2010年従業員持 ち株制度 (ESOP)代 表者 会議 の結論。 フ ァー ウエ
イ が署名 の ない草案 を提供す るだ けだ つたので 、委員会 は これ らの 文書 の正 当性 を確認す
るこ とができなか った。以下は、これ らの文 書 か ら得 られ た鍵 とな る情報 の概 要である S6。
a,「 従業員持 ち株制度 (ESOP)制 限付 き フ ァ ン トム株式」一 要約
・「
従業員持 ち株制度 (ESOP)制 限付 きフ ァ ン トム株式」 の第 20条 には 、従業員持 ち
株 の被譲渡者 は、業績 の優れ た現従業員 で ある と規定 して い る。
・
会社 は毎 年 、従業員が購入 で きる株式数 を業績 に基 づい て決 定す る。資格 の ある従業
員は、確認書 と引き受 け書 に署名 し、株式 に対す る支払 い を しなけれ ばな らな い。
・
従業員 の株式 は、従業員 自身だけが保 有 でき、譲渡 した り又 は処 分 した りはで きな い。
従業員 が会社 を退職す る時 (8年の在職期 間 と45歳 とい う最小 限 の退職者条件 を満 たす
人 々 を除 い て)、株式 は会 社 によって 買 い戻 され る。現行株価 (current stock price)
とは 、そ の前年か らの株 の純資産価格 である。従業員 が 、 よ り多 くの株 式を購入す る
時又 は組合 が株式 を引 き取 る時の価格 は、現行株価 に基 づい てい る。各年 の配 当額 は、
会社 の業績 に基づ いてい る。
b.制 限付 き フ ァン トム株式 の条項
(a)最 高運営委員会 (CoIIlmission、
以 下 コ ミッシ ョン とい う。 )
●コ ミッシ ョンは、5年の任期 で、組合 によ り組織 され る。 コ ミッシ ョンは 、現役受
益者 (Active Beneiciaries)に
よ り選 ばれ た51人の代表 と9人 の代替要員 で構成 さ
みる。
オ
○現役 受益者 は 、深り││「
フ ァー ウエ イ投資及 びホール デ ィン グス株 式会社」又は持
19
分法適用会社 に勤務す る現役従業員、及び組合 の持 ち株制度 の参加者 と定 義 され
てい る。
①コ ミッシ ョンに空席 がで きた場合 、代替者 は順 番 に空席 を占めるもの とす る。代
替者 は会議 に出席す るが投票 はで きない。
①コ ミッシ ョンは 、 フ ァ ン トム株 式発行提 案 を審議 ・承認す る。i配 当配分提案 を
審議 ・承認す る。;持 ち株 従業員 理事会 の報告 を審議 。承認す る。;取 締役 会 の
メンバ ー を選 定 ・交代 させ る。;監 査 役会 の メ ンバ ー を選定 ・交代 させ る。;代
表者 の選 出に関す る手順 を審議 ・承認す る。 ;これ らの条項の改正 を承認 す る。 ;
積 立金 の使用 を審議 ・承認 す る。;制 限付 き フ ァ ン トム株式 に関す るそ の他 の重
大な問題 を審議 ・承認す る。;会 社 の株 主 として の機能 を果 た し、株主 の権利 を
行使 し、そ して 、例 えば増 資、利益 の分配、及び取締役 と監査役 の選定 な どの 重
要な問題 に 関す る解決策 を策定す る。
①コ ミッシ ョンの会議 は、少 な くて も年 一 回招 集 され る。それは取締役会 に よ り招
集 され 、取締役会長又 は副会長 が座 長 を務 める。
(b)取 締役 会
●取締役会 は 日常的な業務執行 に責任 を有 し、 コ ミッシ ョンに対 して責任 を有す るも
の とす る。
●取締役会 の主要 な機 能 は 、以下 の とお りである。;制 限付 き フ ァ ン トム株 式 の発行
提案 の準備 ;配 当配分提案 の 準備 ;制 限付 き フ ァ ン トム株 式に関す る詳細 な規則 、
プ ロセス及び実施方法 の制 定、承認及び改正 ;条 項 の 改 正の準備 ;積 立金 の使 用 に
関す る詳細な提 案 の決定 iコ ミッシ ョンの決定事項 の執行 ;コ ミッシ ョンの決議 が
必要 とされ る問題以外 の 、被投資会社 (Investee company)の株 主 の特定 の権利
又 は権限 の行使 ;取 締役会 が決定す るとされ るそ の他 の 問題 の決定。
●取締役会は、 コ ミッシ ョンに よ り選 定 された13名の取締役 に よ り構成 され る。
●取締役会は、少 な くとも年 一 回招集 されなけれ ばな らない。2/3以上の出席 が必要 で 、
会議 の決議 は、す べ て の取締役 の少 な くとも12以 上 に よ り承認 され るもの とす る。
●取締 役会 は 、 「
制限付 き フ ァ ン トム株 式管理委 員会」及 び他 に必 要 な組織 を設 立 す る
ことがで きる。そ の組織 は 、取締役会 に割 り当て られた任務及び制 限付 き フ ァ ン トム
株式 の管理 に 関す る、例 えば制 限付 き フ ァ ン トム株 式 の評価 、配布及び買戻 し、並 び
に制 限付 き フ ァン トム株式 の 関連 した 口座 及び準備金/自 己株式 (自社 で保有 してい
20
る 自社株 式 の こ と)の 管理 な どの 詳 細 な問題 を実行 す る責 任 を有 す る。
(C)監 査役 会
●監 査役 会 は、株 主計画 の 実行 を以 下 の よ うな機 能 と権 限 を持 って 監督 す る責任 を有
す る組 織 で あ る。
①取締役 会 の 決 定 の 実行 を監督す る。
①取締役 会 に よる 法律 、規則又 は条項 の どんな違 反 に 関 して も勧 告 又 は照会 を行 う。
① コ ミッシ ョン (最高運 営 委員 会)に 対 して 報告 を行 う。 そ して 、
○そ の他 の通 常 の機 能 と権 限
●監 査役 は 、投 票権 の な い 代表 と して 取締役 会 に出席 す る。
●監 査 役 会 は 、 コ ミッシ ョン よって選 定 され た5人 の 監査役 で構 成 され る。彼 らの任 期
は5年 で あ る。 また 、取締役 は監査役 を兼任 す る こ とはで きな い 。
●少 な く とも1年 1回 開催 され 、2/3以上 の 出席 が必 要 で あ る。決議 には少 な く とも監査
役 の2/3以上 の 賛成 が必 要 で あ る。
(d)決 議 の 有 効性
●2018年 12月31日 ま で 、任 氏 は、制 限付 き フ ァ ン トム株 式 とフ ァー ウエ イ の重 要事項
に 関す る決議 (取締役 会 、 ヨ ミッシ ョン 、株 主総会 の 決議 )を 拒 否 す る権利 を有 し
てい る。
●2013年 1月 1日 か らは 、リ ス トラ受益者 (Restructuring Beneiciaries)の
保 有す る
制 限付 き フ ァ ン トム株 式 と留 保 制 限付 き フ ァ ン トム株 式 (Retained Restricted
Phantom Shares)を 除 く、制 限付 き フ ァ ン トム株 式 の少 な くて も 15%を 占め る確 定
能動 的受 益者 (cOnttrmed Act市
e Beneiciaries)カミ、制 限付 き フ ァ ン トム株 式 とフ
ァー ウエ イ の 重要 事項 に 関す る決 議 (取締 役会 、 コ ミッシ ョン 、株 主総会 の決議 )
を拒 否 す る権利 を有 す る。
●拒 否権 の保 有者 が 、前述 の 決議 に対 して拒 否権 を行使 しな い 場 合 は、 関連 した決議
は発 効す る。
ワ︼
c.制 限付 き フ ァ ン トム株式 の取得
●組合 の制限付 き フ ァ ン トム株式 は、優れ た業績 を示 した主 要な従業員 に発行 され る。
●制 限付 き フ ァ ン トム株式管理委員会 は、毎年 、制 限付 き フ ァ ン トム株式 の評価 ル ール
による対 象従業員 の総合的な評価 に基づ き、株式 の発行 の 可否及び発行す る株式数 を
決定す る。 引退 した又 は ヅス トラ予定の受益者 は 、新株 の購入 は許 されない。
d,受 益者 の守秘義務及び 競争避 止 義務
●現役受益者又は ジス トラ予定 受益者 は、ファー ウエ イの書面 に よる同意又は フ ァー ウ
エイ との 関連 した契約 を結ぶ ことな く、 どんな形 で あれ 直接 的又 は間接 的にも、 フ ァ
ー ウエ イ 以外 の企 業 で 副業 を してはい
けない。
(イ)フ ァー ウエ イ は、 中国政府 との 関係 を説 明す るこ とがで きなか つ た。 また、 中国政
府 の支援 を否定す る主張 には信 憑性 が ない 。
現代 中国 の経済 の本質 を理 解す るには、 フ ァー ウエ イ と中国政府 との繋 が りを理解 しな
けれ ばな らない。 中国政府 は 、 しば しば戦略的な重要 な産 業 と会社 に対 して財政的援助 を
提供 して い る。事実、 中国 の政治経済学 のアナ リス トは、 次 の よ うに述 べ てい る。
ル
フ ァー ウエイは、北京 が明言 してい る7つの“
戦略的 セ クター の1つのセ クター に属 してい
る。戦略的セ クター は 、国益 と国家安全保障 の核 心である と考 え られて い る。 中国共産党
は 、 これ らの戦略的セ クター の 中で、 「
ナシ ョナルチ ャ ン ピオ ン」 が 、保護 主義、低利 ロ
ー ン、税及び助成金 プ ロ グラム 並びに外
、
交的支援 の組合せ を通 して 、優位 に立つ ことを
確 実に してい る。事実 、政府 の支援 と承認な しで、 中国 の戦略的 セ クター の 中で、成功す
る ことは不可能である
66。
同様 に、米 中経済安全保 障調査委員会 (以下、米 中委員会 とい う。)は 、中国企業 に 関
“
す る 政府 の役割は、必ず しも単純 明快 でな く又は公 表 され ていないル と説 明 した。 い く
つかの改革 に もかかわ らず 、“ 中国 の経済セ クター の多 くは、 中国政府 の様 々な部 門 の所
57。 ル
米 中委員会 は、 フ ァー ウエ イ を比較的新 しい市場 に存在
す る中国 の企業の形 と して リス トア ップ してい る。 つ ま り、政府 は 、 フ ァー ウエ イに政策
面で手厚 い支援 を与 える一 方 で 、外 国 の競合企業 に対 しては 困難 を課 してい る58。
有又は統制下 に残 ってい る
22
従 つて 、委員会 は、 中国政府 とフ ァー ウエ イ の正確 な関係 を調査 した。委員会 とファー
ウエ イ の役員 との ミー テ ィ ングの 間及 び2012年9月 13日の公聴会 の 間 に、フ ァー ウエ イ担 当
59。
者 は、中国政府 か らの一 般的な法令 を越 えた繋 が り又 は影響 を一 貫 して否定 した
特 に、
“
フ ァー ウエ イは、委員会 に対 して、 フ ァー ウエ イ は 、産業情報技術省及 び 商務省 を含 む
"書
60。
FEl連
す る政府 の監督機 関 との通 常 の商業的関係 を保持 して い る と
面 によ り回答 した
フ ァー ウエ イ は、国防省 、国家保安省 、 中央軍事委員会 な どの 自社 の商業活動 と関連 しな
い政府機 関 との繁 が りはな い と主張 して い る 61。し か し、 フ ァー ウエ イは、委員会が これ
らの主張 を評価す る こ とができる情報 を提供 しなか つ た。 また、 フ ァー ウエ イは、 これ ら
の政府機 関に よる規制 の正確 なメカニズム につい て の委員会 の 具体的な質 問に回答す るこ
とを拒 否 した。
“
ル
委員会 は 、 フ ァー ウエ イが政府 との 繁 が りが ない こ とを証 明す るこ とを期待 しなか
つた。 む しろ、中国 の 国営資本 主義体制 (state‐
run capitalist system)に
関す る専門家 の
ー
不足 を考慮 して 、委員会 は フ ァ ウエ イ と中国政府 との実際 の 関係 を理解 しよ うとした。
そ して 、委員会 は、 フ ァー ウエ イ に、 この正式 な関係 の性質 を説 明す る証拠 と詳細 を提供
す るこ とに よ り、通 常 の 関係 に関す る 自らの主張 を証 明す る こ とを求 めた。何故 な らば 、
米 国 で営業 してい る どんな会社 で も、そ の会社 が 関連す る連邦機 関 (監督機 関の連絡窓 口
を含む)に つ いて は簡 単に説明で きか つ 証拠 を提供す るこ とができるか らである。
委員会 の 質 問に対す る書面に よる回答 では、 フ ァー ウエ イ は、“産業情報技術省及び商
ル
務省 を含 む 関連す る監督省庁 との通常 の 商業 上の 関係 を保持 してい る と簡 単 に主張 した
62。
会社 が 中国政府 に よ り、 どの よ うに正式 に管理 され てい るか、統制 されてい るのか 、
さもなけれ ば管理 されてい るか、を説 明す るよ り詳細 な情報 を、 フ ァー ウエ イが提供 で き
なか つた こ とは、 中国政府 の影響 を受 けてい な い とい うフ ァー ウエ イ の度重 なる主張 の信
憑性 を弱 めてい る。 フ ァー ウエ イは、 セ キ ュ リテ ィ上 の懸念 を軽 減す るために必要 な中国
政府 との 関係 を説 明す るよ り詳細 な情報 を提供す る気 がない よ うに見 える。
同様 に、 フ ァー ウエ イ担 当者 は、直近 の取締役 会 の メンバ ー の背景 につい て、詳細 な回
答 を提供 しなかつた。 それ に代わ り、委員 会は、取締役会及 び監査 役会 の現在 のメンバ ー
につい て 以前 に公 開 され てい る略歴 を受 け取 つた 63。 直近 の取締役会 のメンバ ー は、 党、
軍又 は政府 とのよ り緊密 な関係 が あるか も しれ な い。 そ して、直近 の取締役会 が現在 の 取
締役会 の メンバ ー を指名す る責任 を有 して い る こ とか ら、 この情報 は会社 の歴史 の変遷 を
理解す るた めに重要 である。直近 の取締役 会 の メ ンバ ー の略歴 が 、中国政府 の軍又 は情 報
部 門 との 関係 の可能性 を浮かび上が らせ るか も しれ な い こ とを考慮すれ ば、フ ァー ウエ イ
が この情報 の提供 を一 貫 して拒否 した こ とは警戒 に値す る。
23
(ウ)フ ァー ウエ イは、中国共産党が会社 内に党委員会 を保持 してい る ことを認 めてい る
が 、党委員会 が 中国共産党 のため に何 をす るか、どの個人 が委員会 を構成す るのか 、
を説 明す ることができなか つた。
中国共産 党 とフ ァー ウエイ との 関係 は、委員会 の 主要 な懸念 である。何故 な らば、
それ は、米 国 の重要イ ンフ ラヘ の事業 を拡大 しよ うとす る会社 の意思決 定 と運営 に対 して
影響力 を及 ぼす機会 を意味す るか らである。 この懸念 は、 中国 の機 関 と団体 との 関係 にお
い て遍在す る中国 共産 党 の特質 と、中国共産 党 は 中国 の経済資産 に対 して圧力 ・指示 を与
64。
えてい る とい う合意見解 (consensus view)に
基 づ いてい る
中国共産 党 との 関係 に関す る質問に回答す る多 くの機 会 が あつたが 、 フ ァー ウエ イは 、
会社 は特段 の繋 が りを持 つてい ない と述 べ た。 た とえば 、会社 の業務 における党 の役割 に
“
関す る書面 での質 問に答 えて 、 フ ァー ウエ イは、単に 会社 は、その営業活動にお い て中
国共産党 との 関係 を有 して い ない
65"と
答 えただ けであ る。
しか し、 フ ァー ウエ イ は、会社 内部 に党委員会 が存在す ることを認 めて い る。 フ ァー ウ
エ イ は、す べ ての会社 に党委員会 が存在す る こ とは中国の法 律 で義務 づ け られてい る と述
べ た 66。 しか し、 これ らの党委員会 の存在 には、特別 の意義 がある。 フ ァー ウエ イは、中
国 のす べ ての企 業 は会社 内で共産党 の組織 を維持す る こ とが要求 されて い る と弁明 してい
る。し か し、 これ は、重要イ ンフ ラを米国に建設 しよ うとして い る会社 に とつて説 得力 の
ある弁 明ではな い。実際に、 中国の政治経済 の専 門家 は 、 中国共産党 が 、会社 内部 の党委
員会 を通 じて 、会社 の活動 に影響 を及 ぼ し、圧力 をか け、そ して 、監視 して い る ことに意
見が一 致 してい る。要す るに、これ らの党委員会 は 、 中国 の経済資源 の 方向 と動 きに巧妙
に影響 を及 ぼ し、監 督す るための 隠れ た手段 となってい る 67。 したがって、 フ ァー ウエ イ
が そ の 党委員会 の メンバ ー につい て議論す る こ と又 は説 明す るこ とを拒否す ることは、委
員会 に疑念 を抱 かせ る行為 である。 フ ァー ウエ イ は 、会社 の どんな決定が党委 員会 によっ
て 見直 され るのか 、そ して 、 どの よ うに党委員会 の メンバ ー が選 ばれ るのかを説明す る こ
とを同様 に拒否 してい る。
同様 に 、 フ ァー ウエ イ担 当者 は 、中国共産党 で の任 氏 の役割又 は地位 に 関す る情報 を提
供 しなか った。彼 の公式 略歴 では、任 氏が 1982年の 中国共産党第 12次全 国代表大会 の代表
に選 ばれ た こ とを認 めて い る。全 国代表大会 は、中国政府 の次 の指導者 が選挙 され る5年に
一 度 開催 され る重要 な フォー ラム である
。 中国 の指 導者 の交代 に役割 を果 たす党員 は、国
68。
家機構 にお ける鍵 となす
るプ レーヤ ー と考 え られ る
任 氏 は 、彼 がそ の全 国大会 に招待 さ
れた こ とを誇 りをもつて認 めてい る。 しか し、彼 は彼 の役害Jを説 明 して い な い。そ の よ う
な名 誉 な役害」
を与 え られた 直後 に 、任 氏は フ ァー ウエ イ を設立 した。 しか し、彼は、政府
24
又 は党 のいか なる支援 も受 けて い ない と主張 してい る
69。
同様 に、 フ ァー ウエ イ も、任氏
が 以降 の全 国大会 に招待 され たか又はその時期 か ら党 の どんな割 を演 じたか ど うか につい
70。
て回答す ることを拒否 している
利用可能 な情報 に よる と、 フ ァー ウエ イは 、それ が 明 らかにす る ことを拒否 して い る中
国指導部 との 関係 があるよ うである。認知 され た 党委員会 の詳細 を議論す るこ とを拒絶す
るファー ウエ イ の姿勢 を考慮すれ ば、委員会 は、政府 、軍又は中国共産党 との 関係 につい
ての フ ァー ウエ イ の回答 を疑わ ざるを得 ない。
(工)フ ァー ウエイ の社史は中国軍 との繋 が りを示唆 している。しか し、ファー ウエイは、
それ らの繁 が りに関する質問に詳細な回答 を提供することができない。
フ ァー ウエ イは、会社 の創設 と発展 を フ ァー ウエ イ の倉」
設者 である任 正 非 (レン ・ツェ
ンフェイ)氏 の人生 と歴 史に焦点 を当てて説 明 した。 フ ァー ウェイ担 当者 に よる と、任 氏
は 、遼陽化学繊維 工場 の設 立 を任務 とす る兵 士 と して 中国軍 の工兵部 隊に所属 して い た。
そ して 、副連 隊長 に相 当す る副所長 (Deputy Dttector)に
昇任 した。 しか し軍 の 階級 は持
71。
たなかつた
med
任 氏は、工兵部 隊 が解体 した あ と、1983年に退役 し、国有 企業 (state,o、
“
ent守:SOE)で 働 い た。 この説 明書に よる と、公 営 企業で の低賃金 とキャ リアパ ス に 不
"で
満
あ った任 氏 は、 1987年に フ ァー ウエ イ を設 立 した。 フ ァー ウエ イ担 当者 は 、彼 が ど
の よ うに国営企業 を辞 めることができたのか又 は彼 がそ うす る ことについて どの よ うに国
の合意 を得 ることができたのか 、 を説 明 しなかった。 フ ァー ウエイ担 当者 は、任 氏 が軍の
上 級 メ ンバ ー であった ことを否定 した 72。 また 、任氏 の軍歴及び専門的背景 に 関す る委 員
会 の質問 に対 して未 回答 であ った。 フ ァー ウエ イ は 、任氏 の軍 の背景 を説 明す る こ とを拒
絶 した。 フ ァー ウエ イ は 、彼 が軍隊にいた 時 の上 司等 につい ての説 明を拒 んだ。 フ ァー ウ
エ イ は、彼 が どの よ うに第 12回全 国大会 に招待 され たか 、彼 が党 のために どんな任 務 を果
た したか、そ して 、彼 が類似 の会合 へ の 出席 を求 め られ た ことが あるのか 、 についての質
問 へ の 回答 を拒絶 した。
同様 に 、 フ ァー ウエ イは、 フ ァー ウエ イ の会長 である孫 亜芳 (スン ・ヤ ー ・フ ァ ン)女
史が以前 国家保安省 に属 した とい う疑惑 を否 定 した。 丁氏 は、公聴会 の後 の委員会 の 質 問
に 対 し、彼 の知 る限 りでは 、新京報な どの 中国 の 出版物 にお ける孫女史 に関す る報道 は誤
73。
りである と答 えた
丁氏 は、上記 の 出版物 が どの よ うに してその よ うな情報 を得 た の か、
又 は同様 に フ ァー ウエ イ の ウェブサイ トの孫女史 の以前 の経歴 が ど うして誤 りだ つたか 、
に っ いての質問 には答 えなかった。丁氏 は 、答 える代 りに、単 にフ ァー ウエ イ の2011年の
74。
年 次報告 か ら孫女史 の 略歴 を提供 した
25
フ ァー ウエ イの倉J設者 に関 して、 フ ァー ウエイ担 当者 は、経済 開発 区 の新会社 には最低 5
人 の株主 と20,000人民元 の登記 資本金 がなければな らない とい う、 中国 の法的要件 を引用
した。委員会 との ミー テ ィ ングの 間に、 フ ァー ウエ イ担 当者 は 、 1987年に、任 氏が個人貯
金 の21,000人民元 と他 の5人 の民間投資家 を集 めた と主張 した。担 当者 の知 る限 りでは、5
人 の投資家 の誰 も以前 に任 氏 と仕事 を した ことは な く、1人は以前政府 と親 しい 関係 にあっ
75。
フ ァ_ゥ エイ担 当者 に よる と、実際に、5人 の投資家は決 して フ ァー ウエイで働 かな
た
かつた。 そ して 、数年後 も彼 らの投資 を取 りや めることはなかった 76。
委員会 は 、任氏 が どの よ うに個人投資家 を知 るよ うにな つた のか 、軍 と彼 のつ な が りが
会社 の発展 に とって重要だったか ど うか 、そ して 、党 での彼 の役害Jが彼 と彼 の会社 の成功
の 要 因 で あ つた のか ど うか 、を含 む創設 に 関す る詳細 な回答 を、 フ ァー ウエ イか ら得 るの
に 苦労 した。
(オ)委 員 会 は、 フ ァー ウエ イが、 中国政府 が1999年に実施 した フ ァー ウエ イ の脱税 の調
査 に 関す る情報 を提供 しなか った ことは、 フ ァー ウエ イ に透 明性 がない ことを実証
してい る と見てい る。;フ ァー ウエ イ の調査 が簡単 に終了 した とい うことは 、 中国
政府 は フ ァー ウエ イ を中国 に不都合 な電気通信 ソ リュー シ ョン ・プ ロバ イダー であ
る と見てい る とい うフ ァー ウエ イ の主張 の信憑性 を弱 めてい る。
フ ァー ウエ イ担 当者 は、1990年代 の 中国農村地帯 の発展 の後 に、中国政府 は1998‐
99年 の
77。
フ ァ_ゥ エ イ担 当者 は、この調査 は、
間、脱税容疑で会社 を詳細 に調査 した と主張 した
会社 の競争 を促進す るため、特 に、国有企業である他 の電気通信企業 との競争 を促進す る
とい う政治 的に動機 づ け され実行 され た と述 べ た。胡 氏 は 、調査 が会社 の歴史 の分岐点 で
78。
あ つた と説 明 した
具体的には、胡氏 は、 フ ァー ウエ イが海外進 出を開始 したのは 、 こ
の調 査 の結果 であると述 べ た。 これ らの担 当者 は、 このエ ピノー ドに よ り、 フ ァー ウエ イ
“
"又
が ナ シ ョナルチャンピオ ン
は中国 の好 ま しい会社 ではなかつた 、 とい うことを説 明
79。
しょ ぅと した
フ ァー ウエ イが この脱税調査 に置 い てい る明 白な重要性 を考慮 して 、委員会は、そ の 出
来事 の説 明を裏付 ける文書 と詳細 な情報 を求 めた。特 に、委 員会 は、 中国政府 の調 査結果
に関す る情報 を求 めた。 一 部 の深り十
1のフ ァー ウエ イ担 当者 が 、調査 を終 えるために どの よ
うな関係 を うま く使 つ たかについ て述 べ る ときに示す 明 らかな誇 りを考 える と、 この情報
は委 員会 に とって特 に重 要である。政治的 に動機 づ け され た調査 を終 わ らせ た会社幹部 の
能力 は 、会社幹部 の政治力又 は政府 へ の影響力が欠如 していなかった こ とを示唆 して い る。
この 出来事 の 重要性 に もかかわ らず 、 フ ァー ウエ イ は委員会 の質 問 に対 して書面 に よる
26
80。 フ
ァ_ウ エイは、調査が合法的に終了 した又 は フ アー ウエ イ には
付帯条件 が課 され なか った とい うフ ァー ウエ イ の主張 を裏付 ける どんな資料 も提供す る こ
81。
とができなかった
回答 ができなかった
(力)フ ァー ウエ イ は 、西側 の コ ンサル テ ィング会社 との関係 を説 明す るこ とがで きな か
つた。そ のた め、そ の成功 が、 中国政府 による支援 よ りもむ しろそれ らとの 関係 の
おかげで ある とい う主張は信用 でき ない。
フ ァー ウエ イ担 当者 は、会社 の成功 の 1つの理 由は、西側 の コ ンサ ル テ ィ ング会社、例 え
ばIBM、 アクセ ンチ ュア 、プ ライ ス ・ウォー ター ハ ウス ・クーパ ー の助言 のおかげである と
82。 フ _ゥ エ
述べ た
ァ
イ は 、近年 のフ ァー ウエ イ の奇跡 的な成長 が 中国政府 による支援 の
おかげでな く、 これ らの会社 の助言に よる もので あ るとい うことを委員会 に信 じさせ よ う
83。
とした
フ ァー ウエイが これ らの コ ンサル テ ィ ング会社 か ら得た助言 を強 調す るので 、委員会 は、
そ の よ うな助言 が会 社 に大 きな影響 を及 ぼ した ことを示す情報 と証拠 を求 めた。委員会 は、
コ ンサルテ ィング会社 との 契約条件 に 関す る情報 でな く、む しろ コ ンサ ルテ ィン グ会社 が
フ ァー ウエイか ら受 け取 つ た情報 とフ ァー ウエイ に提 供 された助言 に 関す る情報 を求 めて
い ることを明 らかに した。 委員会 は、企業 秘密 の 開示 に関す るフ ァー ウエ イ の懸念 を回避
す るために、そ の よ うな情報 を秘密 に してお くと申 し出た。
フ ァー ウエイ は 、 これ らの会社 か ら提供 された助 言 に関 して漠然 と回答 した。 具体的に
は、 “1997年以降、 フ ァー ウエ イは、その能力 を向上 し、そ のプ ロセス を構 築 し、顧客要
求 に基 づ く包括的 な管理 シ ス テ ム を開発す るために、西側 の経営 コ ンサ ルテ ィ ン グ会社 に
"と
説 明 した。し か し、 ファー ウエ イは西側 の経営 ヨンサ ル テ ィ ン グ会社 が如何
依存 した
にフ ァー ウエイ を改革 したか につい ては、LTC(lead to cash、
:利 益率 の 改善)、 IPD
(integrated product developmenti統
合製 品開発 )及びIFS(integrated inancial services、
ー
統合財務サ ビス)を 含 む標 準的な ビジネ ス慣行以外 につ い ては詳細 な説 明 がで きなか つ
た。 フ ァー ウエ イ は 、そ の助言 に含まれ る ヨンサ ルテ ィ ン グ会社 の企業秘密 につい ての懸
ル
念 を挙 げて、 “ コ ンサ ルテ ィ ン グに関す る さらなる詳細 を提供す るこ と を拒否 した 84。
委員会 は、それ らの助言 に応 じて ファー ウエ イが何 を したかを明 らかにす る証拠、特 に、
会社 の効率化 、成長及 び市場拡大が これ らの助言 のお かげである とい う会社 の主張 を裏付
ける財政的な証拠 又 は他 の 証拠 に 関心 を持 ってい る と説明 した 85。 フ ァ_ゥ エイ は 、 コ ン
サ ルテ ィ ング会社 の企 業秘密 を公 開す る こ とな く、そ の よ うな質 問に答 えることができた
86。
はず である
委員会 は、す べ ての 関係者 と秘密保持契約 を結ぶ用意 があったが 、 フ ァー
87。
ウエ イはそ の 申 し出を拒否 した
27
フ ァー ウエ イ は、そ の急速 な成功 の要 因 を コンサル テ ィ ング会社 の助言 に帰す ることに
よ り、 この調査 に関す る詳細 な回答 とした。 しか し、 フ ァー ウエ イ が 、彼 らの 主張 を評価
す るために必要 な情報 を、委 員会 に提供 しなかつた ことは合理的 でな い。 も し、 フ ァー ウ
エ イが これ らの会 社 の助言 が 自社 の成功 の鍵 であった とい うことを証 明す る情報 と文書 を
88。
委員会 は、
所 有 してい るな らば、 フ ァー ウエ イ は 、それ らの情報 を提供す べ きである
企業 秘密 の公 開に関す る懸念 を払 しょくす るためにす べ ての 関係者 と秘密保持契約 を結ぶ
用意があ った し、現在 もある。 フ ァー ウエ イ は、 この 申 し出を受 け入れ ることがで きなか
つた。 そ の こ とは、本調査 を通 して示 され たファー ウエ イ側 の協力 の欠如 を示 して い る。
(キ)フ ァー ウエ イは、鍵 とな る質 問 に答 えるか又 は中国政府 か ら財政的 に独 立 してい る
とい う主張を裏付 ける文書 を提供す る ことがで きなか つた。
中国 にとつて戦略的に重要 な企業 としての フ ァー ウエ イ の地位 は、財政援助 の レベ ル 並
89。
び にそれ が 中国政府及び党か ら受 ける統制 に反映 され るであろ う
国 か ら提供 され る支
援 と統制 を調査す る一 つの方法は、同社 が受 け取 る資金 を調査す る こ とである。多 くの業
界専門家 と電気通 信企業 は、企業 が受 け取 る資金 は市場 の価格設定以下 である と説 明す る
9°
。 しか し、委員会 は、顧客 の資金調達 を含 む フ ァー ウエイ の資金調達 に関す る さらなる
情報 を求 めた。 そ のよ うな財務情報 は、 ほ とん ど不透 明な会社 の財政構造 を理 解す るの を
手助 けす るか も しれ ない。
委員会 の公聴会 の 間、丁氏 は、 「
ナ シ ョナルチ ャ ンピオ ン」 とい う用語 について理 解 し
ていない し、知識 も有 してい ない と述 べ た。 「
ナシ ョナルチ ャ ン ピオ ン」 は、 中国 の経済
文献 では、特別待遇 の 中国企業 を説 明す る時に しば しば用 い られ る 91。 委員会 は 、用語 を
理 解 で きない とい う丁氏 の言葉 を信用 で きな い と判 断 した。 フ ァー ウエ イ 自体は、2011年
11月、連邦議会事務局 (Capitol Hi■
0盤 ces)に 数 回 「
ナ シ ョナルチ ャ ンピオ ン」 とい う用
語 を使用 したス ライ ド ・プ レゼ ンテ ー シ ョンを実施 した 92。委員会 の質 問 に対 して、 フ ァ
ー ウエ イ は、そ の文書 の で 「
ナ シ ョナル チ ャ ンピオ ン」 とい う用語 を使用 した こ とを否
中
定 しなかつた 93。 む しろ、 フ ァー ウエ イ は、特定 のス ライ ドが第 二者 に よって作成 された
の で 、 フ ァー ウエ イ の責任 で ない と述 べ た 94。 委員会 は、委員会 の代表 との議論 の 中で フ
ァー ウエ イが、その文 書 につい て言 及 した こ とは、 フ ァー ウエ イがそ の用語 を理解 してい
るこ とを証 明す る十 分 な証拠 であ る と判 断 した。 どの会 社 が 中国 の電気通信 セ クター のナ
シ ョナル チ ャ ン ピオ ン と考 え られ るか とい う質問 に対す る回答 を一 貫 して拒否す る丁氏 の
姿勢 は妨害者 の よ うであった。実 際、 “ これ まで、 フ ァー ウエ イはナ シ ョナ ルチ ャ ン ピオ
ンの意 味 に注意 を払 つて こなかった"と い う委員会 の質問 に対す る彼 の 回答 は、同社 が以
前 のプ レゼ ンテ ー シ ョンで そ の用語 を使用 して い る こ とを考 えれ ば、明 らか に偽 りである
28
95。 さらに、彼 の
回答 は、 フ ァー ウエ イが中国で第 一位 の電気通信 プ ロバ イダー であ るこ
と及 びファー ウエ イが世 界 で認 め られ てい るよ うな中国 の戦略的 に重要 な会社である こ と
を、説明 した くなか った ことを示唆 してい る。
また、 フ ァー ウエ イ担 当者 は、彼 らが 中国政府 か ら特別 な財政的優通又は支援 を受 け取
った ことを否定 してい る 96。 フ ァ_ゥ エ イは、同社 は単 に一般 的な中国の銀行 との取 引を
うま く利用 してい るが 、国営銀行 である中国開発銀行や輸 出入銀行 な どの銀行 に影 響 を与
えよ うとは していない と主張 した。以前 のプ レゼ ンテ ー シ ョンで 、 フ ァー ウエイは、 自社
が 、 国が支援す る金融機 関 とファー ウエ イ の顧客 との 間 の 「
仲介者 であ り橋渡 し」 と して
97。
ー
しか し、 フ ァ ウエ イ は 、如何 にこれ らの融資 限度額 を
機能 して い ることを示 唆 した
開拓 したかについ て、よ り詳細 な情報 を提供す ることを拒否 した。ま た 、フ ァー ウエ イ は、
中国 の銀行 との公式 な 関係 につい て詳細 に答 えることを拒否 した。 そ して、単に中国 の輸
“
ル
出入銀行 と 通常 の ビジネ ス 関係 を維持 して い る とい う回答 を選 んだ 98。
2012年 2月 の ミーテ ィ ングの 間 の委員会 へ のプ レゼ ンテ ー シ ョンで 、 フ ァー ウエ イ は 、顧
客 の 融資 限度額 のため に中 国 の銀行が署名 した とす る覚書 (MOU)の リス トを提 出 した 99。
フ ァー ウエイ は、そ の顧 客 が 1,00o億米 ドル の信用枠 を持 つてい る と認 めてい るが、それ に
もかかわ らず、フ ァー ウエ イ は、2005∼2011年 の期 間に、わず か58億6700万 ドルが振 り出
“
され た と主張 してい る。 さらに、書面 での 回答 で 、 フ ァー ウエ イは、それは 顧 客 が利用
つ
で き る融資であ り、フ ァー ウエ イ の もので な い と述 べ た 1°°。けれ ども、フ ァー ウエ イ は 、
2012年 2月23日 の委員会 の調 査 官 との ミー テ ィ ングで 、大 きな利用可能 な融資限度額 の 目的
“
"こ
“
は 、 中国を 堂 々 と見せ る
とであった こと、そ して、 中国 の銀行 か ら フ ァー ウエ イ
"と
1°1。
は もはや融資 を受 け る必要 がなかつた
説 明 した
度重 なる質 問 と文書要請 に際 して
ー
も、 フ ァ ウエ イ は、 これ らの 資金調達 か ら得 られ る利益 に 関す る書面 での説明を提供 す
る こ とができなかった し、資金調達 の範 囲 とプ ロセス に 関す る主張 を裏付 ける内部文書又
は どんな監査 情報 も提供 しなか つた。
同様 に、 フ ァー ウエ イ は 中国 の 国営銀行 との 関係 の詳細 を説 明す ることを拒否 した。 た
とえば、丁氏 の公式 な声 明にお い て、彼 は 、 フ ァー ウエ イ が 10の 中国 の銀行 か らロー ン を
受取 つてい る と説 明 した。 しか し、丁氏は、それ らの10の 金融機 関 うちのい くつ が 国営で
あるかを答 えるこ とを拒否 した 102。既述 した よ うに、フ ァー ウエ イは、秘密保持契約 によ
“
"と
の理 由で、そ の コ ンサ ルテ ィ ング関係 に関す る さら
高度 な企業秘密 を含 んでい る
1°3。
フ ァ_ゥ エ イ の成功 が 中国政府 か らの支援 に よる も
な る詳細 な情報 の提供 を拒否 した
のか どうか とい う委員会 の 質 問 に答 えて、 フ ァー ウエ イ は、委 員会 に対 して、 コ ンサル タ
る
ン ト会社 との 関係及 び彼 らか ら得 た助言 が会社 の世界 的な成功 の源 であることを説明 した
104。 フ _ゥ エ
イ は 、それ らとの 関係及 び与 え られ た助言 に 関す る詳細 の提供 を拒否 して
ァ
29
い るので 、委員会 は、成功がこれ らの 関係 に よる とい うフ ァー ウエ イ の主張 を評価す るこ
とができない。し たが って 、委員会 は 、 これ らの コ ンサ ルテ ィン グ会社 が演 じた役害Jを信
用で きない と考 え、 中国政府 の支援 か ら相 当の利益 を得て いた と判 断 してい る。
要す るに、フ ァー ウエ イは、そ の顧 客 が 中国 の 国営銀行 か ら数十億 ドル の支援 を受取 り、
そ して 、 自ら数年 の 間中国 の銀行 か ら有利 な ロー ンを受取 つていた ことを認 めてい る。 フ
ァー ウエ イは、 この支援が どの よ うに確保 され たか とい う直接 の質問 に回答す ることを拒
否 した。 また 、 フ ァー ウエ イは、それ らの協定 の条件 は標準的な慣行及 び国際貿易協定 に
適合 してい る とい うフ ァー ウエイ の主張 を評価す るための内部文書又は監査記録 も提供 し
ていない。委員会 は 、同社 が提供 した財務情報 に 関す る会社指導部 の声明に関心 を持 って
い る。例 えば、2007年 6月 の芙国 での従業員 に対す るス ピー チで 、任 氏は 、“デ ー タが正確
が
で あるか ど うかにかかわ らず 、財務諸表 を作成 しよ うとす る子会社 の努力 を評価す ると
1°5。
述べ た
利用 可能 な情報 に基 づ き、委員会 は 、フ ァー ウエ イが中国政府及び 中国の 国営
銀行 か ら相 当な支援 を受 け取 つてい る、そ して 、 フ ァー ウエ イ の世界市場 におけるその地
位 は 、少 な くとも部分的には中国政府及 び 国営銀行 の おかげである と判 断 してい る。
(ク)フ ァー ウエ イ は、米 国 での事 業 、資金調達及び管理 に関す る十分 かつ 詳細 な文書 を
提供す る こ とができなかった。;こ れ らの ことは、深切│の規会社 か ら完全 に独 立 し
た子 会社 で ある とい うフ ァー ウエ イ の主張 の信 憑性 を弱 めてい る。
フ ァー ウエ イ の機器 によって もた らされ るサプ ライチ ェー ン脅威 に対す る米国 の現在 の
施 弱性 を理 解す るためには、米国 のイ ンフ ラにファー ウエ イ の機器 が既 に使用 されてい る
範 囲を知 るこ とが必要である。米 国の電気通信イ ンフ ラは主 として民間セ クター によ り建
設 。所有 され てい るので、米国政府 は、イ ンフ ラの 中 に使用 されて い るものの全容 を把握
していない し、重要イ ンフ ラの保護政策 を作成す るた めに必要かつ 十分 な情報 を知 らされ
てい ない 1°6。
従 つて、委員会 は 、 フ ァー ウエ イに米 国内 の製 品 とサ ー ビスの契約 に 関す る情報 を求 め
た。 フ ァー ウエ イ の機器 が米国内にす でに存在す る範 囲 を理解す る こ とは、国家 に対す る
現在 の リス クを評価す るために も、米 国 での事 業 の規模 と範 囲 に 関す る フ ァー ウエイ の声
明 を確 かめるた めに も、必須 の もので ある。残念 な こ とに、 フ ァー ウエ イは、米 国内の ビ
ジネ ス に関す る特 定 の情報 を提供す るこ とがで きなか った。 しか し、 フ ァー ウエイは、委
員会 に米 国 の主要 な顧 客 の ジス トを提供 した。;ク リケ ッ ト通信 (Cricket
Communications;);ク リア フイヤ (Clearwtte);コ ックスTMI無 繰 (Cox TMI Wireless)、
ハ イベ ル ニ ア ・ア トランテ ィ ック (Hibernia Atlantic)、
レベ ル 3/BTW装 置 (Leve1 3/BTW
Equipment)、 サ ドン リンク (Suddenlink);コ ム キ ャス ト&ベ ン ド ・ブ ロー ドバ ン ド
30
(Comcast and Bend Broadband)。しか し、 フ ァー ウエ イは、そ の運用 の規模 と範 囲、
イ ンフ ラの どの部 品を提供 してい るのか 、 どこで運用 されてい るのか 、に関す る情報 を提
供 しなかった 107。
米 国 での フ ァー ウエ イ の契約 に関 して委員会 が要求 した情報 は、製 品及びサ ー ビス価格
に 関 してす べ ての法律及 び取 引上の義務 を遵守 して い るとい うフ ァー ウエ イ の主張 を評価
す るために も必要である
1°8。
現在まで 、フ ァー ウエ イ は、フ ァー ウエ イ の製品の価格 が市
場価格 に基 づ くもの である とい う主張 を検証す るため の どんな情報 も提供す ることがで き
なかった。 はっき り答 えるか、又 はそ の主張を裏付 ける文書 を提供す ることを拒否す る フ
ァー ウエ イ の姿勢 は、必然的に委員会 に フ ァー ウエ イ の説 明が信頼 で きない と思わせ た。
委員会 は、少 な くて も一 部 の製 品を生産 コス トよ り安 く米 国市場 に供給す ることがで きる
よ うに、 フ ァー ウエ イ は 中国政府 か ら相 当な支援 を受 けて い る可能 があると考 えて い る。
同様 に、米 国 のフ ァー ウエ イ の子会社 が深 う││の
親会社 か ら独立 して営業 してい る範 囲は、
不 明なままである。 中国 の規会社 と中国政府 との どんな繁 が りで も、米国の子会社 の活 動
と行動 に影 響す るか も しれ ないので、そ の よ うな情報 は重 要 である。 したがつて 、委員会
は 、米国 フ ァー ウエ イ の意思決定が親会社 に よって統制 ・影響 ・審査 され る範囲 に 関す る
情報 を要求 した。
フ ァー ウエ イ は、米 国 にお ける最初 の子会社 は、テ キサス州 プ ラー ノ (Plano)に本部 と
ともに2005年に創設 された と説明 した。 フ ァー ウエ イ は、親会社 は米 国 にお ける個 々の契
約 の 承認 を求 めていない と述 べ た。む しろ、中国 の 取締役会 は米 国 にお ける ビジネ スの 一
般 取 引条件 を設定 し、そ して 、親会社 は、子会社 が必 要 とす る資源 の供給及び戦略 の策定
を手助 けす ることがで きる と述 べ た 1°9。委員会 は、数人 の米国 フ ァー ウエ イの元従 業員 か
ら、 ビジネ ス ・モデ ル につい て フ ァー ウエ イ の説 明 と対立す る話 を聞い た。米国周 辺 の 情
報源 は、米 国 での ビジネ ス に 関す る意思決定につ いて 中国 の親会社 の承認 を必要 とす る多
数 の 具体的な例 を提供 した。 1つの例では、米国 の上 級 レベ ルの幹部 で も、中国の承認 な し
では 、サイ バ ー セ キ ュ リテ ィ ・サー ビス に 関す る契約 に署名 で きな い と、それ を直接 経験
した人物 が説 明 した。実際 に、 1つの例では、以前、米 国 の幹部 が 署名 した契約 が 、親会社
に よって拒否 された 11°。これ らの従業員 は 、中国 か らの会社方針 を議論 した内部 メモ や電
子 メール を含 む証拠文書 を提供 した。米国 の子会社 に 関す る この記述 は、他 の子会社 と中
国 の親会社 と関係 に 関す る レポー トと一 致 してい る 111。
この疑 問 を解決す るために 、委員会 は、深り││の
親会社 が米 国市場 へ の進 出 ・拡大 に 関す
るフ ァー ウエ イの戦略 を統制す る正確 なメカニ ズム を理 解 す るために、書面による質問 に
ル
よ り多 くの情報 を求 めた。 米国 フ ァー ウエ イは必要 に応 じて、 一般 的な指針 と “
資源 を
31
与 え られて い る とい うフ ァー ウイエ幹部 の声明は、米 国 フ ァー ウエ イに対す る北京 の支援
が 、米 国市場 に影 響 を及ぼ している とい う懸念 を さらに高 めた 112。 しか し、フ ァー ウエ イ
は、そ の書面 に よる回答 で 、委員会 の詳細 な質 問 に答 えることも、米国 フ ァー ウェイ と親
会社 の 間 の調整 の レベ ル に関す る詳 しい情報 を提供す る こ ともできなか つた
118。
直接 のア クセ ス権 をもつ フ ァー ウェイ の従業員 か ら提供 された情報 と資料 は、 フ ァー ウ
エ イが詳細な内部 情報 を提供す ることができなか った ことと相 ま つて、 フ ァー ウエ イ の 主
フ ァー ウエ
張 の信 憑性 を弱 めてい る。 これ らの理 由か ら、委員会 は、米国子会社 が深 り││の
イ本部 か ら独 立 して営業 してい るとい うフ ァー ウエ イ の主張 を信用できない と判 断 して い
る。
(ケ)証 拠 は 、 フ ァー ウエ イが米国 にお い て他 の組織や会社 の知的所有権 を無視す る行動
を取 つ てい ることを示 してい る。
知的所有権 を保護す るフ ァー ウエ イ の能力 は、米 国 の法律 を守 る会社 の能力 の重要 な指
標 であ る。従 つて 、委員会 は、 フ ァー ウエ イ の知的所有権保護 の歴史 に関す る多 くの情報
を求 めた。
委員会 には、 フ ァー ウエ イが知的所 有権保護 に熱心でな い と信 じる理 由がある。調査官
は、 フ ァー ジエ イ には、他 の組織 の知的所有権保 護 につい て波乱 に富 んだ歴 史がある こ と
を多数 の情報源 か ら聴取 してい る 114。具体的には、フ ァー ウエ イ の数人 の元従業員 は、フ
ァー ウエ イでは故意 に他社 の特許権 の ある材料 を使 うこ とが知 られてい る と述 べ た。元従
業員 の 目撃談 は、従業員 が使用す る ノフ トウェ ア ・アプ リケー シ ョンを適切 に購入 してい
115。
同様 に、委 員会 は、 フ ァー ウエ イが故意 に、他社 の特許権 の
116。
あ る製 品を使用 して市場 に 出 してい るこ とを業界専 門家 か ら聴取 してい る
最後 に、委
員会 は、連 邦議会事務局に提供 され たファー ウエ イ のス ライ ド ・プ レゼ ンテ ー シ ョンを受
な い こ とを示 唆 してい る
け取 つてい るが、その ス ライ ドが コ ンサル テ ィ ング会社か ら提供 された知 的財産 であるこ
とを知 りなが ら、その ス ライ ドには著作者 が表示 され て い ない な ど、著作権表示義務 に違
117。
反 してい る
フ ァー ウエ イ担 当者 は、これ までに他 の会社 の 知的所有権 の侵害 を一 貫 して否定 して い
る。 フ ァー ウエ イが市場か ら特定の製 品を除去す るこ とに同意 したシス コ との訴訟 に関 し
て さえ、ファー ウエ イは、それ がシス コの利益 を侵 害 しなかった と主張 して い る 118。む し
ろ、 フ ァー ウエ イ は、 専門家 の調 査では彼 らの機器 が シス コの特許 を侵害 していない こ と
が 明 らか になった と示 唆 した 119。
この フ ァー ウエ イ の弁 明は信用で きな い。第 1に、 シス ヨ訴訟 に 関す るフ ァー ウエ イ の声
32
明は、 フ ァー ウエ イが侵害 してい る機器 を除去す るとい う訴訟 の時 の声 明 と適合 して い な
v、120。 第 2に 、 シス コ訴訟 の和解 そ の ものは、“著作権又 は知的所有権 の侵 害 で告訴 され
"を
フ ァー ウエ イに要求 した 121。最後 に、2012年9月
た製 品の全 て を改修 ・改変す るこ と
13日の公聴 会 の 間に、丁氏は、 シス コ ・コー ドが これ まで にフ ァー ウエ イ の機器 に入 つて
い たか ど うかについて 明確 な答 えを拒 否 した 122。公聴会 の 間 の丁氏 の この 態度 は、シ ス コ
の特許 を侵 害 してい な かつた とい うフ ァー ウエ イ の 主張 の信憑性 を弱 めてい る。
委員会 は、知的所 有権侵 害 を否 定す るファー ウエイの声明 は信用で きな い又 は利用 で き
る証拠 で裏付 け されて い な い と判 断 してい る。何 故 な らば、 フ ァー ウエ イは、そ の説 明を
裏付 けす るどんな内部文書 も提 出す る ことがで きなか つた。そ して 、委員会 は、 フ ァー ウ
エ イ は他 の組織 の知的所有権 を、控 えめに言 つ て も、 「
未必 の故意」 に よ り侵害 してい る
と判 断 した。
(コ)フ ァー ウエ イは 、イ ラン政府 との取引を否 定 したが 、 イ ラ ンでの 営業 の詳細 を提供
す るこ とができなか つた。 また 、す べ ての 国際制裁又 は米 国 の輸 出法 を順守 してい
る とい う主張を裏付 ける証拠 を提供 しなかった。
国際制裁 レジー ム と米 国 の輸 出管理規則 を順守す る フ ァー ウエ イ の能力 は、企業活動 の
国際基準 を順守す る及び 中国の影響ま たは利益 にかかわ りな く米国 の法律 に従 う会社 の能
力 の重要な指標 である。 一 般報道 は、 これ らの法律 に対 す るフ ァー ウエ イ の コンプ ライ ア
ンス につ いて疑間を提起 して い る。
委員会 の質問 に答 えて 、 フ ァー ウエ イ担 当者 はす べ ての法 律 へ の彼 らの義務 につい て 、
漠然 とした主張だけを提供 した。 具体的には、 フ ァー ウエ イは、同社 はす べ ての法 律 上 の
義務 を順守 しよ うとしてお り、そ して 、国際制裁 レジー ムの順守 を確 実 にす るため の活 動
をよ り良 く監視す るために、外部 の コ ンサル タ ン トの助 けを借 りて、そ の ビジネ ス慣行 を
改善 した と主張 した。 フ ァー ウエ イは、意思決 定 に対す る中国政府 の影 響 がない こ とを強
調す るた めに、イ ラ ンでの ビジネ ス を制限す る とい うフ ァー ウエ イ の決 定に在イ ラ ン中国
大使館 が驚 い た と述 べ た。 また、 フ ァー ウエ イ は 、イ ラ ンの どこにお いて も、従業員 が 、
集 団 モ ニ タ リング (pOpulation monitorttng)のよ うなサイバ ー活動 に参力日
す る こ とを許
可 して い ない と述 べ た。
しか し、 フ ァー ウエ イは、イ ラン又 は他 の経済制裁 国 で の営業活動 に 関す る詳細 な質 問
に答 えるこ とを拒 否 した。委員会 へ提 出 した書面 で 、 フ ァー シエ イ は、制裁 の強化 とイ ラ
ンでの事業 の支払金 の徴収 がで きない ため、イ ラ ンでの将来 の事業 を制 限す ると繰 り返 し
ル
“
123。
て述 べ た
しか し、フ ァー ウエ イは、 顧 客 との署名 され た契約 を尊重す る 、従 つて 、
33
“
イ ランにおける現在 の契約 を継続す る こ とを強 調 した。フ ァー ウエイ は、 制裁 に 関 して 、
“
124。
国連、米国、 EU及 び他 の 国 ・地域 の法規 を守 ってい る と主張 して い る
また、 フ ァ
ー ウエイ は、 これ らの 問題 を管理す るため のベ ス トプ ラクテ ィス を含 む 貿易 に 関す る法令
順守 の 内部 プ ログラム を制 定 した と主張 した
125。
しか し、フ ァー ウエ イは、イ ランで の事
業縮小に関す る決定、 さもなけれ ば米 国 の 法令順守 を確実にす る ことに 関す る内部文 書 の
提 出を拒否 した。
そのような文書は、その決定が法令順守要件に基づいてお りかつ 中国政府 の圧力に影響
されていない とい うファー ウエイ の主張を立証できたであろう。
(サ)フ ァー ウエ イは、研 究開発 計画 に関す る詳細 を提供す る こ とを拒 否 した。 そ して 、
他 の文書 は、中国軍又は情報機 関 の ための研 究開発 を実施 していない とい うフ ァー
ウエ イの主張の信 憑性 を弱 めてい る。
フ ァー ウエ イが実施 してい る中国軍又 は情報機 関 の ための研究開発 の範 囲 を理 解 す るた
めに 、委員会 は、 中国政府又 は軍 隊 のための活動 に 関す る情報 を要求 した。 具体的 には、
委員会は、 中国政府 か らの 資金又 は補助金 に よ り開発 された技術、機器又 は能力 に 関す る
情報 を要求 した。 フ ァー ウェ ィは 、政府 に後援 され た研究開発 の詳細 についての委員会 の
126。
む しろ、フ ァー ウエ イ は、他 の企業
に も公 開 され た研 究開発 計画 に入札す るだ けであ る と主張 した 127。同様 に 、フ ァー ウエ イ
は 、 中国軍または国のセ キ ュ リテ ィ ・サ ー ビス に特別 なサ ー ビス を提供 していない と、委
質 問 に対す る回答 を提 供す ることがで きな かつた
128。
員会 との ミー テ ィ ングで主 張 した
公聴会の後 の委員会 の 質問 に対す る回答 で 、 フ ァー ウエイ は、“ どんな人民解放 軍 のネ
"そ
ッ トワー クも管理 していない 、
して 、 “軍 システ ムの研究開発計画 のた めに 中国政府
“
か ら決 して 資金提供 を受 けて い ない と再び主張 した。 しか し、 フ ァー ウエ イ は、 フ ァー
“
ウエ イ の総売 上高の1%を 占める、 中国軍 の 伝送網製 品、デ ー タ製 品、テ レビ会議製 品及
"を
129。
びす べ ての指揮所 並びにIP電話製 品
さらに、ハ ー ウエ イ は、
開発 した ことを認 めた
“
民間で使用す る 目的だけの通信機器 を開発 ・研 究 ・生産 してい ると主張 した 130。
また、委員会 は 、フ ァー ウエ イ の元従業員 か ら内部文 書 を受 け取 つた。そ の 内部文書 は、
人民解放軍 内 の選 り抜 き のサイバ ー戦部隊 と思われ る組織 に特別 なネ ッ トワー ク ・サ ー ビ
ス を提供 してい ることを示 してい る 131。そ の文書 は本物で公式 のフ ァー ウエ イの資 料 と思
われ る。 そ して 、元従業員 は、そ の資料 を フ ァー ウエ イ の従業員 として受 け取 つた と述 べ
132。 こ
た
れ らの文書 の存在 は 、また して も、フ ァー ウイ エ担 当者 が人民解 放 軍のた めの研
究開発又 は活動 に 関す る情報公 開 に前 向きでな かった こ とを示唆 してい る。
委員会 は 、中国軍 へ の販売 に関す るフ ァー ウエ イ の声 明が本質的に矛盾 してい ると判断
している。 また、委員会 は、研究開発 の詳細 につい ての質問 に 回答 で きな い こ と、中国軍
へ製 品を提供 してい るこ とを認 めたこ と、及び元従業員 か ら受 け取 った 文書 か ら判断 して、
フ ァー ウエ イが 中国政府又 は軍隊 のために研究開発 を行 つてい ない とい う主張は信用で き
な い と判 断 してい る。
(シ)フ ァー ウエ イ の元及び現従業員 は、 フ ァー ウエ イ幹部社員 に よる潜在 的な不法行為
の慣行 の証拠 を提供 した。
調査 中に、数人 の フ ァー ウエ イ の元及び現従業員が、米国 にお ける フ ァー ウエイ の活動
について声 明 と申 し立て を提 供す るために名乗 り出た。 問題 の複雑 さを考慮 し、 さらに、
これ らの 証人 を報復又 は解 雇 か ら保護 す るために、委員会 は、 これ らの個人 の身元 を秘匿
す ることに決定 した。委員会 は、 これ らの個人か ら、 フ ァー ウエ イ幹部社 員 のい くつ かの
潜在 的な違反行為 に関す る複数 の信頼 できる レポー トを受 け取 つた。
それ らの 申 し立 てには以 下 が含 まれ る。
●移民法違反
●贈収賄 と汚職
●差別的 な行為
●著作権侵 害
具体的には、委員会 は、観 光又 は会議 ビザで中国か ら訪れ てい る フ ァー ウエ イ従業員 が、
米 国の移 民法 に違反 して 、実は フ ァー ウエ イ施設 にお い てフル タイ ムで働 いてい ることを
多数 の従業員 か ら聴取 した。 同様 に、 フ ァー ウエ イ従業員 は、特定 の ビザ、例 えば、エ ン
ジ エ ア リン グ専門知識 を必要す る仕事 のための ビザで米国に来て い る個 人が実際には フ ァ
ー ウエイ にエ ンジエ ア とし雇用 されて い ない とい う信用できる証拠 を提供 した これ らの
。
移 民法 の違反行為 は、調 査 と捜査 のた めに 国土安全保 障省 に付託 され る。
第2に 、従業員 は、米 国 で契約 を求 め るときの詐欺 と贈収賄 の例 を 申 し立てた
133。
それ
らの 申 し立ては 、更な る調査 と捜査のために司法省 に付託 され る。
第 3に 、委員 会 と従 業員 は 、 フ ァー ウエ イ幹部社 員 に よる広 範 な差別 的行為に関す る申
し立てについ て議論 した。 これ らの個人 は、中国国籍 でない者 が 、米 国 の フ ァー ウエ イ の
事務所 で昇任す る こ とは不可能 で ない に して も非 常に難 しい こ とを主張 している。さらに、
これ らの従業員 は 、中国国籍 でない者 が 、中国 か ら短期 ビザ で来 た者 に替 わ るだけのため
35
に解雇 され てい ると主張 してい る 134。 これ らの 申 し立ては、調査 ・検討す るために行政
府 の適切 な機関に付託 され る。
最後 に、委員会 は、米 国 の施設 で海賊版 ノフ トを使用 して い る フ ァー ウエイ の慣行 につ
い て元従業員 か ら聴取 した。既述 の とお り、委員会 は、 フ ァー ウエ イ の ロゴが 、他 の会社
の著作権 を、故意 に、そ して、明 らかに侵害 してい る とい う情報 を受 け取 っていた 135。
従 って、委員会は、 フ ァー ウエ イが他 の企業 の著作権 を軽率 に無視 して い ると判断 してい
る。 これ らの従業員 の 申 し立てには信 憑性 がある とお もわれ るので 、委員会 は、調 査 のた
めにこれ らの 申 し立て を司法省 に付託す る。
イ .ZTEは
、鍵 とな る質 問へ の 回答 又はそ の主張を裏付 ける資料 を提供す ることがで き
なか つた。 Zl岡 は 、 内部 の企 業活動 につい て委員会 の質問 に答 える と、中国 の国家
秘密法 によ り会社 に刑事 責任 が負 わ され る と主張 した。
ZTEは 、調査 を通 して 、委員会 に提 出資料 をタイ ム リー に提 出 し、協力的 であるよ うに
装 った。 しか し、ZTEは 、具体的 な質 問には答 えず 、 さらに、同社 は 多 くの 主張を立証す
る内部文書 を提供 しなかった。 フ ァー ウエ イ と同様 に、委 員会 は、ZTEの 調査にお い て会
社 の歴史、管理、金 融 、研 究 開発及 び会社構造 だ けでな く、 中国政府 と会社 の 関係 に焦点
を当てた。委員会 は、以下 に述 べ るい くつ か の論 点につい ての詳細 な回答 を受 け取 らなか
つた。 ZTEは 、 中国政府 との公 式 な関係 を説 明 しなかつた。 ZTEは 、 一 般公 開 され てい る
以 上の財 務情報 を提供 しなか った。 ZTEは 、会社 内の 党委員会 の公 式 な役割 について説 明
しなかったが、最近 、党委員会 の個人 に関す る情報 だ けを提 供 した。委員 会 は、イ ラ ン及
び他 の被制裁 国 におけ るZTEの 営業活動 に関す る詳細 を受 け取 らなか った。最終的 に、ZTE
は 、米国で の営業活動 に 関す る詳細 な情報 を提供す る ことを拒否 した。
同様 に重 要な ことは 、 ZTEは 、情報提供等 が 中国 の 国家機密法違反 とな り、ZTE担 当者
が 当局に刑事告発 を受 け る恐れ が あるの で 、内部文書 を提供 で きな い又 は委員会 の 質問に
回答で きない とくど くどと説 明 した こ とで ある 136。 実際、ZTEは 、2012年4月の ミー テ ィ
ン グの 間 に、委員会 ス タ ンフに見せ た ス ライ ドさえ、それ らが 国家機密 法 の適用 を受 け る
か も しれ ない ことを恐れ て、提 供す ることを拒否 L/た。 中国 の法律 を理 由に、ZTEが 委員
会 の質問 に詳細な回答 がで きな い 限 り、米 国イ ンフ ラにお けるZl阿 (製品)の 存在 が 国家
安全保障上 の リス クを意味す る とい う委員会 の懸念 は大 き くな るであろ う。
委員会は、ZTEの 多 くの提 出文書が、公式 の法的 プ ロセス の よ うに特定 の質問 と文書請
求 と生 致す るよ うに番 号 が つ け られて い ない こ とに注 目して い る。委員会 は 、ZTEが 、 こ
の方法 によって どの質 問 の 回答 を拒 否 したかにつ いて 明 らかになることを回避 しよ うとし
36
ていた と考 えて い る。 さらに、ZTEの 回答 は、 しば しば繰 り返 しか 、文書 あるいは他 に証
拠 となるものが欠 如 してい るか、 さもなけれ ば不 完全 で あ つた。
また、委員会 は 、ZTEが 単 に世界的な電気通信 サプ ライチ ェー ンか ら生 じてい る国家安
全保障上 の懸念 を否定 していない ことに注 目した。 ZTEは 、“信用 された配送 モデ ル に基
"一
"が
づく
つの解決策 を主唱 した。そ こでは 、承認 され た “
独 立 した第 二者 の審査官
、
“
"を
ー
ー
ハ
ドウェア 、 ソフ トウェア、 フ ァ ム ウェ ア及び他 の部 品
機器 の
(配送先 の)審
査 官 へ移管す る 137。zTEが 提唱す るそ の よ うなモ デ ル には、特 に “ソフ トウェア ・コー ド
"、
" “ハ ー
の徹底的 な審査 と分析
“施弱性 ス キ ャ ン と侵入テ ス ト
ドウェア設計審査 と概
"、
略 システ ム図 の審査
“物理的な施設審査及 び ベ ン ダー の製造 ・保管 ・処理 ・配送活動
ル
の独 立 した包括 的監査 "、 並びに “
定期的な評 価 が含 まれ る。
ZTEは 、以前 フ ァー ウエ イ及 び他 の会社 によって提 案 され、そ して英 国 で導入 されてい る
モ デル とい くつ かの点 で類似 しているこのモ デル が様 々 な電気通信機器 プ ロバ イ ダで実行
され てい るこ とを示 唆 してい る。既述 した よ うに 、委員会 は、 このモ デ ルが軽減対策 にい
くらか役 に立 つ とはい え、電気通信装置 の特性 を評価 す る ことがで きな い ことを、引き続
き懸念 してい る。
(ア)ZTEは 、ZTEの ビジネ ス上 の意思決定 と事 業 に対 す る 中国国有企業 による統 制 に関
す る委 員会 の懸念 を軽減で きなか った。
フ ァー ウエ イ と同様 に、委員会 は、zTEの 事業 に対 す る 中国政府 の影響力 に懸念 を有 して
い る。そ の よ うなアクセス または影響力は、中国政府 に、ZTEの 機器 を含 む電気通信基盤 に
工 作す るための手 つ取 り早 い手段 を提供す る。 政府 との繋 が りを評価す るために、委員会
は 、会社 の歴史、構造及び 管理 に注 目した。多 くの コ メンテイ ター は、ZTEの 創設 には中国
の 国有企業 に よる相 当 の投資 と関与が 関係 してい るこ とを指摘 した。 そ して 、委員会 は、
中国政府 との繁 が りが残 つてい るか ど うか を理解 す る 目的で、現在 の活動 と所 有構造 を解
明 しよ うと した。
Z T E は 、 自らを、1 4 0 カ国で活動 してい る電気通信 機器 とネ ッ トワー ク ・ノリュー シ ョン
の世界的なプ ロバ イ ダである と述 べてい る。Z T E は 1 9 8 5 年にe l l 立
され た。 2 0 1 1 年の収益 は
2 4 % 増 加 の1 8 7 億 ドル で業界 1 位であった とZ T E は 述 べ てい る。i 海 外営業収益 は3 0 % 増 加
し、米 国 での収益 は7 4 億2 0 0 0 万 ドルで 、それ は 営業収益全体 の5 4 . 2 % を占めた 1 3 8 。z T E
は 、 システム と機器 を市場 に出 してお り、そ の システ ム と機器 が世界市場 で トップ クラス
の事業者 に使 用 され てい る と説 明 してい る。重要 な こ とに、Z T E が 、2 0 1 1 年の年次報告 の
中で 、中国 の第 1 2 次5 か年計画がZ T E の 最近 の 国 内成功 に相 当貢献 した こ とを強調 してい る
37
ことで あ る 139。
2012年4月 と5月のZTE担 当者 とのイ ン タ ビュー の 間、ZTE担 当者 は、ZTEが 株式公 開企
業 であ り、 1997年に深 り│1証
券取 引所 に上場 し、2004年に香港証 券取 引所 に上場 した こ とを
強調 した。ZTEは 、政府 の援助 も技術移転 も財政援助 もな く創業 した と主張 した。む しろ、
ZTEは 、 中国政府 が 1997年の株式公募 の 間 に株 主 にな つた と述 べ た。 また 、ZTEは 、国有
企業株主 には会 社 の戦略的方針 に対す る影響力がな い と主張 した 140。zTE担 当者 は、フ ァ
ー ウエ イ の名 前 には言及 しなかったが 、 しば しば 自分 自身 をファー ウエ イ と対比 した。特
に、ZTE担 当者 は、 フ ァー ウエ イ がZTEの 主な競 争相手 で あることを示唆 したが、ZTEが
株式公 開企業 であ るので 、 よ り透 明性 があ るとしば しば述 べ た。
これ らの担 当者 は、zTEの 財務 が透 明であ り、資産公 開に関 して 中国及 び香港 の法規 を順
守 してい るこ とを主 張す るために、 この株式公 開を引き合 い に 出 した。担 当者 は、年次報
告 に、要求 され た情報 、例 えば政府借款、補助金及び債務 の額 と限度 の詳細 が記載 され て
い るとい う事実に しば しば言及 した。 しか し、zi岡は、ZTEが ニユー ヨー ク株式取引所 の よ
うな西側 の証券取 引所 の報告及び透 明性条件 を満足 させ る気 があるか ど うかについ ての説
141。フ _ウ エ
明を拒否 した
イ と同 じよ うに、委員会 が主 要 な政府機 関 との 関係 に関 して
ァ
よ り詳細 な答 えを求 めた とき、zTEは 回答 を拒否 した。
ZTEが 委員会 へ提 出 した資料 が認 めて い るよ うに、zTEの 歴 史 と構造 は 、現在 も中国政府
及 び主要 な軍 の研究所 との 間に繋 が りがあることを示 して い る。質 問に答 えて、Zi岡担 当者
は、ZTEが 最初 は政府機 関 である航 空宇 宙省 か ら生まれ た こ とを示唆 してい る彼 ら自身 の公
式声 明を無視 し、表面上 は これ を否定 した。事実、深り叫
での ミー テ ィ ングの 間 の展示 では、
ZTEと 国営 の691工場及 び他 の 国営 企業 との吉 い 時期 の協働 を強調 していた。zTEは 、 この
ミー テ ィ ングで発表 され た ス ライ ドの コ ピー を委 員会 へ提供す る こ とを拒 否 した。
そ の代 わ りに、ZTE担 当者 は 、候為貴 (ホウ ・ウェイ ・グ ゥイ :HOu Weigui)氏 が5人
"エ ンジ エ
の他 の“
ア と共 に1985年にZTEを 設 立 した こ とを示唆 した。彼 ら全員が以
先駆者
前国有企業で働 いたが 、ZTEの 創設 が政府 との 関係 か らも生 まれ た もので ない ことをZTE
担 当者 は強 く主張 した。 ZTEが 委員会 へ提 出 した 書面 は、同社 は古 くは 中国政府 が設 立 し
た 第691工場 との繋 が りが あ った ことを認 めて い る 142。 zTEの 説 明 に よる と、現在 、691
工場 は西 安微 電子有 限公 司 (Xittn Microelectronics Company)と
して知 られてお り、国営
の研 究所 である 中国航 空 工業集 団公 司 (China Aerospace Electronics Technology
Research lnstitute)の
子会社 とな つてい る。そ の提 出資料 に よる と、ZTEの 株主である西
安微 電子有限公 司が 中興信 (ZhOngxingxin)の 株 の 34%を 所有 して い るこ とを認 めてい る
143。 中国政府及び軍 との繁 が りのある研究所 か らのZTEの 発展は、中国 の情報技術 (IT)
セ クター の特徴 を示 してい る。 事実、歴史 と所 有構造 に関す るZTEの 提 出資料 が本 当だ と
して 、ZTEの 発展 は、 中国 のITセ クター を研究 して い るアナ リス トの疑惑 を裏付 けるもの
であ る。 アナ リス トは 、それ を民間 と軍隊両方 の ニ ー ズ を満 た しているハ イ ブ リッ ドで あ
る と説 明 している 144。
1997年、ZTEは 、深り,証券取 引所 に初 めて上 場 した。 ZTEの 役員 は、そ の時、他 の 国有
企業 がZTEに 投資 し始 めた と主張 して い る。
現在 、ZTEの 株 の30%は 中興信 (ZHONGXINGXIN)グ
ル ー プが所 有 し、残 りの70%は 様 々
ミ
な公 的株 主 (public shareholders)カ
所有 してい る。委員会 は、特に中興信 による30%
の所 有 が支配的利権 を構成す るのか、又 は さもなけれ ば国有 企業 にZTEに 対す る影 響力 を
及 ぼす機 会 を提供 す るのか 、に興味を持 った。2つ の 国有企業 が 中興信 の株 の51%を 所有 し
て い るので 、 この 質問 は委員会 の興味 と関連 がある。ZTEの 役員 は、ZTEの 国有化 は中興
信 がそ の保有株 を売 り出 した時か ら進展 した と述 べ てい る。 (たとえば、2004年に 、 中興
信 はZTEの 44%を 所有 してい たが 、現在 中興信 はわず か30%を 保有 して い る。)ZT回 の7月
3日 の委員会 へ の提 出資料 の 中でZTEは 、“中国 の非 常 に少 数 の知識人は、ZTEを 国有企業
"と べ
(SOE)又 は政府 に コ ン トロー ル された企 業 と見 てい る
述 てい る 145。 しか し、委員
会 は 、特 にZTEの 株 主 に対す る説 明責任 は ど うな ってい るのか 、 この所有構造 か ら考 えて
筆頭株 主 に よる支配又 は影 響 はないのか 、につい て質 問 した。委員会へ の提 出資料 では 、
ZTEは 、株式 の30%保 有 が 、香港 と中国の法律 が株保 有者 を 「
支配株主」 である と考 える
分岐点 であるこ とを認 めた 146。zTEは 、会社 の 多数 の株 主 に対す る受託者義務 は、支配株
主が会社 に対 して多 くの影響力 を行使 しない こ とを意 味す る と述 べ た 147。 しか し、ZTE
は、 ど う して役員会 のメンバ ー が会社 の意思決定 に対 して どんな影 響力 も及 ぼ さな いか に
つい て 、 よ り詳細 な説 明を しなか った。役員会 の メ ンバ ー は、 国有企業 によって選 ばれ た5
人 とZTEの 内部 の党委員会 の メ ンバー と認知 され た何 人 かで構成 されて い る。
ZTEの 筆頭株 主である中興信 は、西安微電子有 限公 司 (XPan MicrOelectronics Company)
とエ ア ロー スペ イ ス ・グ ゥァ ン ・ ユー (航天廣宇 :Aerospace Guangyu)の 2つの 国有企
業 に よって株式 の一 部 が所有 され てい る。 そ して 、そ の 両社 は 、中国政府 との所有 関係 が
あるだ けでな く、伝 え られ るところでは 中国政府 と軍隊 の ためにセ ンシテ ィブな技術研 究
開発 に参カロしてい る。ZTEは 、 これ らの2社 の歴 史 と使命 の詳細 に関す る委員会 の質 問 に答
えるこ とがで きなか った。 また 、ZTEは 、 これ らの会社 と、ZTE内 の主要な リー ダー 、特
に侯 為貴 (ホウ ・ウェイ ・グ ゥィ)氏 及び主要 な株 主 で あるズホ ンジ ング恥硬T(Zhongzing
恥XT)と
の 関係 について答 えることができ なか った。
39
ZTEが そ の歴 史 と政府機 関 との 関係 に 関す る主要な質 問に答 えるこ とがで きな かった
の で 、委員会 は 、国家 の影響力、特 に主 要 な株 主 と委 員会 メンバ ー を通 じた影響 が ない と
い うことを信 じることがで きない。
(イ)ZTEは 、会社 内に党委員会 を維持 してい るが 、そ の委員会 につい て、如何 に機 能す
るのか 、誰 がメンバ ー を選 定す るのか 、 よ り大 きな中国共産 党 とどの よ うな関係 を
有 してい るのか、 とい うことを十分 に明 らかに しなかった。
フ ァー ウエ イ と同様 に、zTEと 中国共産党 との繋 が りは、委員会 の 主要な懸念で ある。そ
の よ うな繋 が りは 、中国共産党に対 して 、米国 の重要イ ンフ ラに製 品を提供 してい る会社
の意思決 定 と活動 に影 響 を与 える機会 を提供す る。既述 した よ うに、近代 中国 の 国家資本
主義経 済 は 、共産党 に支配 されて い な くとも、大部 分 は個 々の企業 の 中の党委員会 を通 じ
て、影響 を受 けて い る。
ZTE担 当者 とのイ ンタ ビュー の 間、zTEは 、取締役会 の メ ンバ ー が 中国共産党 の メ ンバ ー
であるか ど うかについて答 えるこ とを拒否 した。ZTEは 、ZTEの 中 の党委員会 の存在 を矮 小
化 した。 そ して 、会社 の代表 は、党委員会 の メ ンバ ー が 中国共産党 のメンバ ー であ るか ど
うか答 えるこ とがで きなか った。そ の後 、継続 的な委員会 の質問に答 えて、zTEは 、会社 内
部 に党委員会 が 存在す ることを認 めた。 そ して、それ は中 国の法律 に よって必要 とされ て
い るこ とを示 唆 した 148。 しか し、委員会 の書面に よる質 問 に対 して 、ZTEは 、党委員会 メ
ンバ ー の名 前 と役割 に 関す る情報 の提供 を再び拒 否 した。
2012年 9月 13日の公 聴会で、朱氏 は、ZTEが 党委員会 の個人名 を提供す る とい うことを宣
誓 して証言 した 149。 この公聴会での質問に答 えて 、ZTEは 、ZTEの 中 の党委員会 で 勤務す
る19人 の ソス トを委員会 に提 出 した。そ の メンバ ー の少 な くとも2人 は、ZTEの 取締役会 に
所属 してい るよ うに見 える。他 のメンバ ー は、ZTEの 大株 主であ る。ZTEは 、 これ らの個
人 の名 前 を公表 しない ことを要請 し、そ して 、委員会 は これ に同意 した。 ZTEは 、 これ ら
の個人 の会社 へ の影響力 を無視 してい る。ZTEは 、会社又 は個人 が 中国政府 または共産 党
の報復 に 直面す るか も しれ な い こ とを恐れ て 、委員会 が個人 の名前 を公表 しない よ う求 め
た。委員 会 は、それ らのメンバ ー の名 前 を この公 的報告書 の 中 に入れ な い ことに決 めた。
しか し、単 にZTE内 部 の委員会 の メンバ ー の名前 を提供す る こ とで、会社 が直面す る政府
か らの潜在 的な報復 に対す る会社 の懸念 は 、 中国政府 が会社 の活動 に対 して責任 を有 して
い るか、又 は有 してい るか も しれ な い とい う懸念 を強 くした。 中国 は 、明 らかに、 中国 の
経済 セ クター との深 い繁 が りを維持 しよ うとす る とともに 、そ の 繁 が りを秘密 に しよ うと
す る。 そ の会社 が 米国 の重要イ ンフ ラを建 設 しよ うとす る とき、その会社 の行動 に対す る
中国政府 の統制 と透 明性 の レベ ル は特 に懸 念 され る。
40
また 、zTEは 、党委員会 の役割 を詳細 に説 明 しなか つた。 そ の代 わ りに、ZTEは 、単 に党
委員会 が会社経営陣によって管 理 され てい ると述 べ た。この主張は、ZTEの 首脳部 と取締役
“
ル
会 の メ ンバ ー は本 当の ところ 中国共産党 のメンバ ー で 、そ の活動 の範 囲 が定 め られ て
い る とい うzTE自 身 の声明 と矛盾 してい る 150。 これ らの経営 陣 と取締役会 の メ ンバ ー は、
党委員会 を通 して、株主 と政府 の 両者 に対す る義務 を負 つてい る範囲で、彼 らの任 務 にお
いて 固有 の利害対 立がある。そ して、この声 明は、中国共産党 は 、これ らの個人 を通 じて、
おそ らく会社 の営業活動 に影 響 を及 ぼ している とい う確証 を提供 して い る。
よる宣誓供述書 は 、以
独 立役員 のテ ィモ シー ・シュタイナ ー ト (Timothy Steinert)に
下に述 べ る こ とに よつて 、政府又 は党 の影響 に関す る懸念 を軽減 しよ うと してい る。
私 の経験 と私 の知 る限 りでは、zTEの 取締役会 の メンバ ー は、中国政府 、人民解放軍
151。
又 は中国共産 党 の利益 を考慮 しなか った
この声 明は、委員会 の懸念 を解 消 して い ない。第 1に、取締 役会 で決定 されない 又 は審 査
され な い会社 内で 日常的にな され てい る作戦的及 び戦 略的な決 定がある。 シュタイナ ー ト
氏 の 宣誓供述書 は、取締役会 にかける前又 は取締役会 には全 くかか らない これ らの決定 に
お ける党委員会 の役割 につい ては何 も述 べ ていない。第 2には、ZTEの 党委員会 を通 じて の
中国共産党 の影響 は、取締役会 に審査 のた めに出 され た決 定文書では表面的 には明 らかで
な い場合 がある。何故 な らば、取締役会 の少 な くとも2人 の メ ンバ ー が中国共産党 の メンバ
ー で もあ るの で 、取締役会 の投票 が 中国共産党 の影響 な しで行 われ るか ど うかにつ いて 知
るこ とは不可能で ある。zTEの 活動 を検討す る時又は特 定 の対策 を採決す る時、それ らの 取
締役会 の メンバ ー は、 国の利益 のた め又 は国 の利益 を追求す るために行動す るので あ り、
あえて党 に言及 す る必要 はない。 これ らの理 由か ら、委員会は、 シ ュ タイナ ー ト氏 の 宣誓
“
供述書 が ZTEの ビジネ ス意思決定には政府 又は共産党 による影 響 がない こ とを裏付 けて い
"と
い うZTEの 主張 には説 得力 がない と判断 してい る 152。
る
最近 、ZTEは 、党委員会 が
“
"こ
とを示 唆 した。 6ヵ
儀礼及び社 交的機能だ けを実行す る
月 間、委員会 は 、zTEに 党委員会 の役割 につい て尋ねた、 しか し、ZTEは 全 く回答 を提供 し
なか った。zTEの 事業にお ける党委員会 の役 割 と影 響 に 関す る さらな る詳紳な情報 が な いの
で、委 員会 は、米 国 の重要イ ンフ ラを建設 しよ うとしてい る会社 内に存在 してい る内部 の
党組織 に対す る懸念 を簡 単 に軽減す る ことがで きな い。
(ウ)ZTEは 、米国 での活動 に 関す る情報 を開示す る こ とがで きな かった。
41
ZTEは 、 140カ国での広 範 な活動 を説 明 したが 、米 国 の売 り上げ の95%が 送受話器 で ある
ことを示唆す るこ とに よって、米 国に対す る潜在 的脅威 を矮小化 した。 ZTE担 当者 は、米
国に5つ の研 究開発 セ ンター を保有 し、お よそ300人 を雇用 してい る こ とを強調 した。 ZTE
担 当者 は、地方 のイ ンフ ラとネ ッ トワー クにお ける会社 の存在 は、地方 のブ ロー ドバ ン ド
計画 とい う米 国 の努力 を支援 して い る こ とを示 唆 しよ うと した。委員会 のス タ ッフは 、 こ
の論理 を疑 つた。 そ して 、ZTE担 当者 は、 これ らのプ ロジ ェク トでのZTEの 役割 が 、彼 ら
ル
がは じめに示 唆 した よ うに慈善事業又 は公 共奉仕 のた めでなく、米国内で“
足場 を得 て、米
国 の技術 を学ぶた めであることを認 めた。 ZTE担 当者 は、彼 らが米 国市場 を学ぶた めに原
のZTE
価以 下で機器 を米 国 に提 供す る気 があ る とさえ認 めた。具体的 には 、委員会 と深 り│十
担 当者 との ミー テ ィ ン グの 間 に、朱氏 は 、同社 は 、米 国 における足場 を得て、米 国 の技術
と標 準規格 を理解す るために、米国で のプ ロジ ェ ク トで損す ることをい とわなか つた と述
べ た。
現在 の米 国 の活動 に 関す るZTEの 説 明は、単に特定 の 時期 の話 である。委員会 は、委員会
の文書要請 に対す る回答 がないため、会社 の契約 の範 囲又 は米 国市場 へ のア クセ ス につい
て確認す るこ とがで きなか った 153。度 か さなる要請 にもかかわ らず、zTEは 、米 国 にお け
るイ ンフ ラ ・プ ロジェク トに関す る詳細 な情報 を提 出 しなか つた 154。 また、ZTEは 、故意
に原価以下で入札 したのか 、そ して如何 にそ の損失 に耐 える ことがで きた のか 、 とい うフ
ォ ロー ア ップ質 問に答 えることがで きなか つた。 さらに、9月 13日の下 院 ・情報 常設特別委
員会 の公聴会 で 、朱氏 は、彼 の以前 の答 えを翻 し、ZTEが これまでに米 国 で原価以下 の入札
を した ことを認 め るこ とを拒否 した 155。
(工)ZTEは 、知的所有権又 は米 国 の輸 出規制 法 の順守 につい て どんな回答又証拠 も提 出
す る こ とができなかった。
知的 所有権 の保護 と米 国 の輸 出規制法 の順守 は 、米国 の利益 に関連す る中心的 な懸念 で
あ る。 これ らの法律 を順守す る会社 の能力 は、 ビジネ ス上 の国際行動規範 を順守 し、国 の
影響 を受 けない とい う会社 の能力 を評価す る指標 とな る。
会社 の代表 は、ZTEが イ ラ ンに対 して輸 出規制 品 目を売却 した とい う最近 の報道 につ いて
コメン トす るの を一 貫 して拒絶 した 156。 2012年 9月 18日 の公 聴会 で 、ZTEは 、同社 がイ ラ
ンでの活動 に関連 した文 書又 は他 の証拠 を隠滅 したか ど うかを究 明す る内部調査 を実行 し
てい るこ とを認 めた 157。朱氏 は 、委員会 に対 して 、それ らの活動 の範 囲、米 国の 法律 の順
守又 は文 書 と証拠 の破棄 へ の首脳部 の 関与 を評価す るため の情報 を提供 しなかった。 zTE
は、何故、ZTEは イ ラ ンの事業 を制限 しよ うとしたか ;zTEは 、イ ラ ンでの現在 の 契約 を履
行す るのか :そ れ らの 契約 には監視装置 の 訓練又 は整 備 を含 んでい るか、 とい う委員会 か
42
らの具体的な書面で の質問に答 えなか った。 さらに、zTEは 、ZTEは どんな製 品をイ ラ ンで
売却 した の か とい う質問 に答 えることを拒 否 した。また、zTEは 、イ ラ ンにお ける活動に関
す るどんな文書 も提供す る こ とを拒否 した。
(オ)ZTEは 、研究開発活動、特 に軍隊又 は政府 プ ロジェク トに関す る委員会 の質問 に対
して 、明確 な回答 を提供す るこ とができなか っ た。
ZTEの 背景 を考慮すれ ば、委員会 は、zTEの 研 究開発 、特 に中 国軍又 は保安機 関 の ための
研 究開発 に興味 を持 っ てい る。 これ らの情報は、米 国 において重要イ ンフ ラを建設 しよ う
とす る会社が、それ らのシス テ ムの脆 弱性 を発 見又 は利用す る 目的 を持 った研究開発 を中
国政府 と協力す ることができ るか ど うか を、委員会が評価す るの を手助 けす る。
委員会 は 、特 に、中国 の政府 関連 の研 究所 とZTEと の既知 の繋 が りに興味がある。た とえ
ば 、ZTEの 主要 な株 主 の一 つで ある中興信 は、西安微電子 によつ て一 部 が所有 され 、そ の西
安微 電子 は 、国営 の研 究所 であ る中国航 空工業集 団公 司 の子会社 で あることを、ZTEは 認 め
158。
てい る
中興信 の株 の170/0は
よつて所有 されて い る。
、航天慶宇 (Aerospace Guangyu)に
航 天慶宇 は 、航空宇宙技術製 品等 を生産 している国有企業 の子会社 である 159。zTEは 、 こ
れ らの研 究所が中国政府 の た めに生産 してい る製 品 の範 囲に関す る詳細 な情報 を求 める委
員 会 の質 問に答 えることがで きなか っ た。 そ のた め、委員会 は 、それ らの技術が軍隊又 は
イ ンテ リジ ェンス ロ的 の た めに生み 出 された ものか ど うか、を評価す る こ とができなかつ
160。
た
中国政府 の研究所及び製造会 社 との繋 が りに関連 し、委員 会 は 、ZTEの 研究開発活動、
と りわけ、政府 、軍隊、保安機 関 のた め の活動 に関す る詳細 な情報 を求 めた。ZTEは 、中
国、 フ ラ ンス及びイ ン ドに18の最新技術 の研究開発 セ ンター を設 立 し、30,000人以 上の研
究者 を雇用 してい ると誇 らしげに説 明 した。さらに、ZTEは 、会社 の収益 の10%が 研究開発
に 投資 され ている と主張 して い る。 しか し、ZTEは 、ZTEが 開発又 は 中国政府 と軍隊に売
却す るか も しれ ない技術 に 関す る質問に答 えることができなかった。委員会 と会社担 当者
との2012年4月 12日の ミー テ ィ ン グの 間 に 、独立取締役 シュ タイナ ー ト氏 は、たまたま 国有
企 業 である 中国 の電気通信 プ ロバ イダのた めにZTEが 仕事 をす る こ とは、ZTEが 軍隊又 は
情報機 関 の ために働 いてい るこ とを意味 しない と述 べ た。書面 での回答 を提供す る時、ZTE
は 、 中国軍及び保安機 関 のための仕事 の性 質 と範 囲 につい て、明確 な答 えを提供す る こと
を拒否 した。む しろ、ZTEが 過 去 数年 の 間に政府又 は コン ノー シアムか ら受 け取 つた 資金
は、通常 の調達 プ ロセス を通 じて 、研 究 開発 に携 わつて い る会社 が世界 中で利用で きる類
似 資金 と区別 がつ かない と、ZTEは 述 べ て い る 161。
43
ZTEの 研究開発 が単に標 準的 な政府調達プ ロセス に対応 してい る限 り、委員会 は、ZTE
が それ らのプ ロジェク トの詳細 につい て直接質問 に答 えることを何故拒否す るのかが理解
で きない。 このために、委員会 は、ZTEが 中国軍及び情報部隊又 は研 究所 と連 携 してい る
とい う懸念 を軽減す るこ とができない。
3.結 論 及 び 提 言
委員会 は、中国 の電気通信 機器 会社 であるフ アー ウエ イ とZTE両 社 の 中国政府 との繁 が り
に 関す る幾つ かの疑義 に 関す る答 えを得 るために本調査 を開始 した。数 力月 の調 査 を通 し
て 、フ ァー ウエ イ とzTEは 、違 う言葉 を使 い なが ら、どち らの会社 もなぜ米 国 の 国家安全保
障 上の利益に対す る脅威 にな るのか とい う不満 を述 べ よ うとした。残念 な こ とに、zTEも フ
ァー ウエ イ も完全 には調査 に協力 しなかった。そ して 、両社 は彼 らの 主張 を立証す る又は
彼 らの物語 を裏付 ける文書若 しくは他 の証拠 を提供 しなか つた。
特 に、 フ ァー ウエ イは、提起 されたセ キ ュ リテ ィ問題 の核 心の 質問 に対 して 、回避す る
か、国答 しないか 、又は不完全 な回答 を提 供 した。 そ して 、中国政府 との 関係及 び政府 に
よる支援 につい ての質 問に直接 的 な回答 を提供 しない とい うこれ らの会社 の怠慢 な態度 は、
国際的な規則 ・慣行 を守 る彼 らの能力 につい て更な る疑念 を抱 かせ た。
本調査 に基 づ き、委員会 は 以下 の提言 を行 う
提言 1:米 国は、中国の 電気通信企業 に よる米国の電気通 信市場 へ の継続 的な進 出を問題
視 しなけれ ばな らな い。
o米 国情報 コ ミュニ テ ィ (IC)は 、 この脅威 に対 す る警戒 を怠 らず 、注視 しなけれ ば
な らない。情報 コ ミュニテ ィ (IC)は 、民間企業 に対 して 、脅威情報 を出来 る限 り
提供 しな けれ ばな らな い。
o外 国投資委員会 (cFIUS)は 、米 国 の 国家安全保 障 上 の利益 に対 して脅威 を与 えるフ
ァー ウエ イ とzTEに 関連す る取得 、買収又 は合 併 を阻止 しなけれ ばな らない 。外 国投
資委員会 (cFttS)の 権 限拡大 を求 める立法上 の提案 は、関連 した議会 の委員会 によ
る十 分 な審議 を受 けな けれ ばな らない。
o米 国政府 のシス テ ム 、特 にセ ンシテ ィブ な システ ム には 、 フ ァー ウエ イ又 は ZTE
の機器 (部品を含 む )を 使用 してはい けない。 同様 に、政府契約者 、特にセ ンシテ
44
ィブな米 国プ ログラムの契約 に関係す る契約者 は、彼 らのシステ ムか ら Z T E 又 は
フ ァー ウエ イ の機器 を除外 しな けれ ばな らない。
提言 2 : 米 国 の民間企 業 には、Z T E 又 はフ ァー ウエ イ と機器又 はサ ー ビスの 取 引す ること
に関連す る長 期的なセ キ ュ リテ ィ ・リス クを考慮す る こ とが強 く求 め られ てい る。
米国 のネ ッ トワー ク ・プ ロバ イ ダ とシ ステ ム 開発者 には、彼 らのプ ロジェク トの
ために、Z T E や ハ ー ウエ イ以外 のベ ン ダー を探す こ とが強 く求 め られ てい る。利
用可能な機密及び非機密情報 に基づ けば、フ ァー ウエイ と Z T E が 外 国政府 の影響
を受 けな い とい うことは信用 できな い。従 って 、フ ァー ウエ イ と Z T E は 、米国及
び我 々 のシス テ ム に対 してセ キ ュ リテ ィ上 の脅威 をもた らして い る。
提言 3:米 国議会 内の本件 に 関す る管轄権 を有す る委員会 と政府 内 の執行機 関は、 中国 の
電気通信 セ クター の不正 な商慣行 を調査 しなければな らない。 そ して 、主要 な企
業 に対す る中国政府 の継続的な財政支援 に特別 の注意 を払 わなけれ ばな らない。
提言 4:中 国企業 は、迅速 に公 開性 と透 明性 を高 めなけれ ばな らない。 そ して 、透 明性 の
要件 を満 た し、西側 の証券取 引所 に上場 し、彼 らの財務情報 とサイ バ ー セ キ ュ リ
テ ィ ・プ ロセ ス に 関す る独立 した第 二者 の一 貫 した調 査結果 を公表 し、情報 と証
拠 の 開示 に関す る米 国 の法的基準 を順守 し、そ してす べ ての知 的財産法 と国際標
準に従 わなけれ ばな らない。特 に、 フ ァー ウエ イは 、 よ り透 明性 を高め米 国 の法
的義務 に敏感 にな らなければな らな い。
提言 5i米 国議会 の本件 に 関す る管轄権 を有す る委員会は、国家 と結び つい た電気通信企
業又 は重 要イ ンフ ラの建設 をまかせ られ ない企 業 が もた らす リス クに対応 す るた
めの法 律 を考慮 しなけれ ばな らない。 そ の よ うな法律 は、民間企業 間の情報共有
と外 国投資委 員会 (CFIUS)の 役割 を増 大す るで あろ う。 (了)
1 胡 、 「フ ァー ゥェ ィ 公 開状」o n t t n e o w s J . c o m / p u behscoた
urces/documents
H u a w e i 2 0 1 1 0 2 0 5 . p 弧ア クセス 2 0 1 2 年 8 月 2 日 )
2 先進 の コン ピュー タ技術 を開発 した
米 国 のス リー リー フ社 ( 3 L e a O と の 2 0 1 0 年 の取 引に よ り受領
した資産 を、 フ ァー ウエ イ は意図的 に売 却す る提 言 を外 国投資委員会 ( C F I U S ) が 提 出 した時 、 フ
ァー ウエ イ の 手紙 は 2 0 1 1 年 2 月 に発簡 され た。 シンデ ィ ・ライ ス ( S h a y n t t R a i c e )委員
「 会 はフ
ァー クエ イ の取 引に反対す る提言 をす る構 えで あ る。」 ウオ ール ・ス トリー ト ・ジ ャー ナル ( 2 0 1 1
年 2 月 1 1 日)
3 こ の報告書 の秘密 の付属文書 は
、情報源及 びイ ンテ リジェンス コ ミュニテ ィの優 先順位 に関す る情報
だけでない 、議論 に 関す る秘密 情報 の 両方 を提供 してい る。
4 ス テ ィ_ ブ ン M . ツ ナル デ ィ、 ジェー ムズ R ピ ー レン びテ レンス
K . ク リー 「
及
重大 なイ ンフ ラの相 互
・
依存 を特 定 理 解。分析す る。」米電気電子 技術者協会 ( I E E E ) コ ン トロー ル システ ム誌 、2 0 0 1 年
12月
45
5元 国家対情報局長 の ロバ ー ト ・.ブ ライ ア ン ト氏は、次の ことを最近指摘 した。 「
イ ンサイ ダー 脅威
は我 々 の コ ミュニ テ ィに よつて トップ の課題 であ り続 けて い る。米 国政府 の人員 、施設 、情報 、機
器 、 ネ ッ トワー ク及び システ ム を含 む資源 へ の 、合 法的なア クセ ス権 を持 った個人 が 、米 国 のセ キ
ュ リテ ィを害す るためにそのア クセ ス権 を使用す る時にイ ンサイ ダー の脅威 は生起す る。 悪意 の あ
るイ ンサイ ダー は、計 り知れ な い損害 を与 えることがで きる。彼 らは、我 々の 前線後方 にマ ル ウエ
ア を植 え付 けることができ、我 が 国 の最 も重要 な努力 を危 うくす るこ とができる。過 去の 100年 間
で、最 も被害 の大 きか った米 国 カ ウン ターイ ンテ リジェンスの失敗 は 、隠 され た動機 を持 った イ ン
サイ ダー に実行 され た。」http7/巾 nC破・
govAssues/ithreat/index.php
6FBI、 イ ンテ ブジェンス紀 要、 「
サプ ライチ ェー ン中毒 :信 頼 で きる ソフ トウェア とハ ー ドウェアの
完全性 に対 す る脅威」2011年 6月 27日
7国 家対情報局、外 国 の経済収集及 び産 スパ イ に関 る議会報告 「
業
す
、 サイ バ ー空 間 で米 国 の経済秘密
を窃取 してい る外 国 のスパ イ」 (2011年 10月 ワシ ン トン DC)
8米 国議会、米 中経済及びセ キ ュ ツテ ィ調査 2011年 年次報告 (2011年 ワシン トン DC)
9米 国標 準技術 院 (■
lIST)SIISTER7622草 案 「
連邦情報 システ ムの た めのサ プライチ ェー ン リス ク管
理 の試 験」
10共 同記者会 見、2012年 3月 29日 、シ ドニー 、オー ス トラ リア。httpi〃
wttpm、 宮o立aぜpressottce/
transcript・
conference'sydBeン
jOht‐press‐
1 1 エ ヨニ ミス ト誌 「フ ァー シエ イ : 世 を怯 え さす会社、 エ コ ノ ミス ト誌、2 0 1 2 年 8 月 4 日
界
1 2 米 国議会、米 中経済 セ キュ リテ
ィ調査 2 0 1 1 年 の年次報告 ( 2 0 1 1 年 ワシ ン トン D C )
1 3 国家対情報局、外 国 の経済収集及 び産 スパイ に関す る議会報告 「
業
、 サイバ ー 空間で米国の経 済秘密
を窃取 してい る外 国 のスパ イ 」 ( 2 0 1 1 年 1 0 月 ワシ ン トン D C )
〕4 5 と 同 じ 情報委員会 ス タ ッフのサイバ ーセ キ ュ リテ
ィ専 門家 とのイ ンタ ビュー
155と 同 じ
16国 防科学委員会 、国防総省 ノフ トウェアに して外 の
対
国 影響 が もた らす任務 へ の影響 に関す る報告
書 2007年 9月
17国 家 のセ キ ュ リテ ィ上の要求に よ り、国 のセキュ リテ
ィ組織 は 、 どんな組織 または個人 が所有 し
家
てい る電子通信器 具、機器 、及 び他 の 同様 な器材 を査察す る。 中華 人民共和国 の 国家保安法 (第 11
条)
18国 防科学委員会、国防総 省 ソフ トウェアヘ の外 の
国 影響 が もた らす 任務 へ の影響 に関す る報告書 、
2007年 9月
19ノ ー ス ロ ップ ・グラマ ン
、米 中経 済 ・安全保 障調査委員会 に提 出 され た 「
情報優位 の獲得 :中 国 の
コ ン ピュー タ 。ネ ッ トワー ク作戦 とサイ バ ー スパ イ行為」2012年 3月 7日
20「 顔 の見 えない任氏 の長 い行進」 エ コノ ミス ト詰
、2011年 6月 2日
21FBI、 イ ンテ リジェンス紀要 「
サ プ ライチ ェー ン中毒 :信 頼 で き る ソフ トウェア とハ ー ドウェアの
完全性 に対す る脅威 」 2011年 6月 27日
22zTE、 情報委員会 へ の提 出、2012年 7月 3日 ZTE、
、
情報委員 会 へ の提 出、2012年 8月 3日 、胡
ー
エ
氏、 フ ァ ウ イ 公 開書簡 http:〃
o nhne,wsJ.com/pubhc/resowces/
documents/Huawei20110205,pdf(ア クセ ス 2012年 8月 2日 )
英 国がサイバ ーセ キュ リテ ィ評価 セ ン ター (CSEC)の 建設 につ いて フ ァー ウエ イ と契約 を締結 した
時、元英 国政府 の CIOで あ ったジ ョン ・サ フォー ク氏が 、フ ァー ウエ イ の グ ローバ ルセキ ュ リテ ィ ・
オ フ ィサ ー であった。 ジ ョン ・サ フ ォ ー ク氏 は、サイ バ ー セ キュ リテ ィ とサプ ライ チ ェー ン を国際
的 な懸念 であ るこ とを認 め、出来 るな らば、国際標 準設 立機 関です べ ての製 品が審査 され る とい う
問題 の解決 を主 唱 した。 サ フォ ー ク氏 は、今 の時代 は、技術 が 、制度 を適応 させ る我 々の能力 よ り
速 く進歩 しているこ とを強調 した。 鍵 となる前提 は、セ キ ュ リテ ィが全 部 のシステ ム ・アプ ロー チ
を必要 とす るとい うこ とで 、そ して 、す べ ての システムが幾 つ か のポイ ン トで破壊 され る とい うこ
とで あ る。従 って 、サ フォー ク氏 の見解 は電気通信 会社 と政府 は 、最 も懸念 され る分野の リス ク管
理 を し、多様性 と適応 性 を植 え付 け、そ して結果 に対応 す るこ とを学 ばなけれ ばな らない。 サ フ ォ
ー ク氏 は、す べ てのネ トワー ク ・ノ ュー シ ョンのエ ン
ッ
リ
ドツー エ ン ドのプ ロバ イ ダであ りた い と
ー
ー
エ
い うフ ァ ウ イ の願 望 が 、サプ ライ チ ェ ン懸念 に対す る彼 の提案 した供給 の多様性 に依存す る
解決策 と一 致 しない こ とを認 めた。 サ フォー ク氏 と情報 委員会 との ミー テ ィング 2012年 2月 23日
23ァ ン ダー ソン R,とフ ロー リア S、
証 明 と評 価 :セ キ ュ リテ ィ経 済学 の展望 、未来技術 と工場 オ ー ト
ー
メ シ ョン(2009年)
24ヶ ン ・トンプ ソン、信用 を信用す こ とにつ いての
る
考祭、チ ュー リング賞講義 (1984年 )
46
25ゲ ル ウィン ・クライ ン、OSカ ーヽ
ネル の正式 な検証 、オペ レーテ ィン グシ ステ ムの原 理 に関す る シ
ー
ンポジ ウム、 ビ ッグスカ 、MT、 USA:計 算機 学会 (2009年 )
26ダ ニェ ル ・ジ ャク ノン、マ ー テ ィン ・ トー マ ス、リ ネ ッ トI.ミレッ ト、信頼 で き る システムのため
の ソフ トウェア :十分 な証拠 ?正 真 正銘信頼 で きる ソフ トウェア システ ム委員会 、国家研究会議 (全
米 アカデ ミー ・プ レス、 2007年 )
27下 院規則 、 112回 議会 、規貝」10(3)
28中 国 の サイバ ー スパ イ活動 か ら米 国 を保護す るために戦略 を理解 ,開 発す るこ とは、米 国 のカ ウン
ター イ ンテ リジ ェンスの義務 の 1つ であ る。多 くの レポー トは、イ ンテ ツジェ ンス コ ミュニテ ィが 、
カ ウン ターイ ンテ リジ ェンス任務 の遂 行 に苦闘 し続 けて い る ことを示唆 してい る。 元 国家対情報 局
“
長 ミシ ェル ・ヴァン ・ク リー ブ氏 は 、 米 国政府 は外 国 のイ ンテ リジェンス活動 を評 価す るのが 遅 く、
"と
米 国 の外交政策 の 目標 又 は国家安全保 障上 の利益 に対す る脅威 に対応 できて い ない
説 明 した。
“
"“
ー
ミシ ェル ・ヴァ ン ・ク リー ブ
第 2章 、国家対情報局長 と国家 カ ウン タ イ ンテ リジェンスの任
“
務 :何 がで きて、何 がで きないか 、それ は何 故 、何 がそ うしないで 、そ lン
て、 なぜ か 21世 紀 のセ
キ ュ リテ ィ材も
戦、62
29国 家対情報 局、外 国 の経済収集 及び産業 スパ イ に関す る議会報告 、「
サイ バ ー 空 間 で米 国の経 済秘密
を窃取 してい る外国 のスパ イ」 (2011年 10月 ワシン トン DC)
302012年 6月 12日 、委員会 の文 書要請 に対 して ZTEは 、 1つ の文書 を提供 した。:そ のサイ バ ー セ
キュ リテ ィ対策 の概 要。 フ ァー ウエイ は、会社 の ウェブサイ トで公開 され た資料又 は既 に公 開 され
た資料 以外 の文書 を提供 しなか った。2012年 9月 13日 の とア リングの後 、「
内部 の コ ンプ ライア ン
ス ロプ ログラム (ICP)」 とい う題名 の文書 と 2012年 3月 に 日付 が入 つてい る文 書 を提供 した。 そ
の文書 は、取 引管理方針 に 関 して フ ァー ウエ イ の内部 の方針 をま とめ もので あ った。 フ ァー ウエ イ
は、委 員会 が彼 らの法令順守又 は方針 の実行 を評価 で きる材料 を提供 しなか つた。 また、 フ ァー ウ
エ イ は 、 ジ ョン ・サ フォー クに よって準備 され た 「
サイバ ー セ キュ リテ ィの展 望」及 びイ ラ ンでの
ー
ー
そ の営業 に関す るフ ァ ウエ イ の公式 声 明 の コ ピ を提供 した。
3い情報 常設特別委員会 、中国 の電気通信機器会社 フ ァー ウエ イ と ZTEに よ りもた らされ るセ キ ュ ソテ
ィ脅威 の調査 に関係す る とア リン グ、 112回 議会 、第 2回 セ ッシ ョン (2012年 9月 13日 )
32関 連す る事柄 のセ ンシテ ィブ と報 と
復 解雇 か らこれ らの証人 を保護す るために、委員 会 は これ らの
個人 の身元 を秘密 に してお くこ とに決 めた。
33米 中委員会が強調 した よ うに、イ ンシデ ン トは国家 が後援 して い ると見 られ る状況証拠 に よ り、ア
クター が 、民間 でな く国家 に とつて重 要 な国防及び外交4情
報 を標 的に してい る とい うことには説得
力が ある。米 国議会 、 2011年 米 中経済 セ キュ リテ ィ調査委員会報告 (2011年 ワシ ン トン DC59)
34(原 文 に記載 な し)
35米 国議会 、2011年 米 中経済 セ キ ュ リテ ィ調 査委
員会報告 (2011年 ワシ ン トン DC 59・60)
36zTE、 情報委員会 へ の提 出文書 2012年 7月 3日
,3
37人 民解 放軍 との討議 、 2012年 7月 、 フ ァー ウエ イ は、2012年 9月 13日 の ヒア リン グの後 の記録
のための質 問に答 えて、国家機密 へ の懸念 を否定 した。委員会 は、 フ ァー ウエ イ がその主張 を立証
す るこ とがで きる内部文書 の提供 をなぜ拒否 したか について疑 間 を持 ってい る。 さ らに、 フ ァー ウ
エ イが 党委員会 に所 属す る個人 の リス トを提供す る こ とができなか った こ とは、 委員 会 が 国家機密
に対す る懸念 を信 じてい る一 つ の例 で ある。 さもな けれ ば、そ の よ うな情報 を提 供す るこ とがで き
なか った フ ァー ウエ イ の怠慢 は、説明 で きな い。
38フ ァ_ゥ ェ イ投 資 &ホ ール デ ィ ン グス 、2011年
年次報告、7
39胡 “フ ァー シエ イ公 開書簡 http!〃
Onhne,wsJ.coII1/pubttcた
esources
/documents/Huawei20110205 pdf(ア クセ ス 2012年 8月 2日 )
40そ の レポー トは、 フ ァー ウェ イ は 、人 民解放 軍参謀本部 の総参謀本部 の情報 工 学 院 (中国軍 の電気
通信研 究 に対 して責任 を有す る)の 部長 であ つた任 正 非 (レン ・ツェンフェイ )氏 に よ り倉」
設 され
た。 フ ァー ウエ イ は、 中国軍 との深 い繋 が りを維持 してい る。 中国軍 は、 フ ァー ウエ イの政治的後
援者及 び研 究開発 のパ ー トナ ー としてだ けでな く、重要 な顧客 として多面的 な役割 を果 た してい る。
政府 と軍隊は 、 フ ァー シエ イ をナ シ ョナル チ ャ ン ピオ ン として宣伝 して い る。 そ して、同社 は、 現
在 中国 の最大手 の、最 も成長 の早 い、最 も印象 的な電気通信装置 メー カー であ る。 中国国防企業 の
新 しい方 向、 ラ ン ドコー ポ ラシ ョン、 218‐
219、http 7/ww.rand.org/pubs/111onographs/
2005月孔Ar嘔D_ヽ生
G334 pd二
4】「
尋_と、217・219
47
4 2 ェ コノ ミス ト誌 " フ ァー ウエ イ i 世 界 を怯 え させ る会社 " エ ヨ ノ ミス ト誌、2 0 1 2 年 8 月 4 日
h t t pふ
ヽ M e c o n O m i s t , c o m / n o d e / 2 1 5 5 9 9 2 9 クセ
(ア ス 2012年 9月 30日)
4 3 ュ ハ . サ_ リ ネ ン “分析 : 実 際は誰 が フ ァー ウエ イ を所有 してい るのか わI T ニ ュー ス、2 0 1 2 年 5
月 28日
4 4 胡 " フ ァー ウエ イ 公 開書簡 、h t t p 7 / o n l h e w s 3C ‐
Om/publicた
esources/
d O c u m e n t s / H u a w e 1 2 0 1 1 0 2 0 5 . p d f ( ア クセ ス 2 0 1 2 年 8 月 2 日 )
4 5 リ チ ャー ド ・マ グ レガ ー 、党 : 中 国 の共 産 主 義 の 統 治者 の
秘密 の世 界 、 2 0 1 0 : 2 0 4
4 6 フ ァ_ ゥ ェ イ 、情 報 委員 会 へ の 提 出 2 0 1 2 年 7 月 3 日
4 7 情 報 常設 特別 委員 会 、中国 の 電 気 通 信機 器 会 フ ァ ー ウエ イ と Z T E に よ りもた ら され るセ キ ュ リテ
社
ィ脅威 の調 査 に 関 関す る ヒア リン グ、 1 1 2 回 議 会 、第 2 回 セ ッシ ョン ( 2 0 1 2 年 9 月 1 3 日 )
4 8 フ ァ_ ゥ ェ イ 、投 資 とホ ー ル デ ィ ン グス 2 0 1 1 年 の 年 報告 、 2
、
次
4 9 フ ァ_ ゥ エイ、2 0 1 2 年 9 月 2 5 日 、記録のための
へ
の
回答
質問
5 0 フ ァ_ ゥ エ イ 、2 0 1 2 年 9 月 2 5 日 、 記録 の た めの 問 へ の 回答 6 ‐
質
、 7
5 1 フ ァ_ ゥ エ イ担 当者 とのイ ン タ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
5 2 フ ァ_ ゥ ェ イ担 当者 とのイ ンタ ビュ ー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
5 3 フ ァ_ ゥ ェ イ 担 当者 との イ ン タ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
5 4 マ イ ク ・ロ ジ ャー ズ とダ ッチ ・ル ペ ー ス ブ ー グ、 フ ァー ウエ イ ヘ の書簡 2 0 1 2 年 6 月 1 2 日 、 “2 0 1 2
"2012年
年 6 月 1 2 日 の 書簡 へ の 回答
7月 3日
5 5 フ ァ_ ゥ ェ イ 、2 0 1 2 年 2 月 2 3 日 に先 立 って
提 供 され た株 主協 定 と題 す る文 書
5 0 ジ ョン ・リー 、 「フ ァー ゥェ ィ の 向 こ
う側 」、 ビジ ネ ス ・スペ クテ イ タ ー 、 2 0 1 2 年 3
月 30日
57米 国議 会 、 米 中経 済及 び セ キ ュ リテ
ィ調 査 2011年 年 次報 告 (2011年 ワ シ ン トン DC)
58同 上
59情 報 常設 特別 委員 会 中国 の 電 気 通
、
信 機 器 会 社 フ ァー ウエ イ と ZTEに よ りもた らされ るセ キ ュ リテ
ィ脅威 の調 査 に 関係 す る ヒア リン グ 、 112回 議 会 、 第 2回 セ ッ シ ョン (2012年 9月 13日 )
60フ ァ_ゥ エ イ 、情 報 常任 特 別 委
員 会 へ の 提 出、 2012年 6月 3日 、 1
61同 上
62同 上
63フ ァ_ゥ ェ イ 、 2012年 7月 2日 に提
15
出、 7‐
64中国が 1990年代 に統制経済か ら移行 した時、中国企業は外国の資本市場か ら資本 を
集めることに特別な困難 を経験 したことを強調 している。それには、最 もセンシテ ィブ
なことは、
長 い間会社を運営 してい る社内の党委員会 の役割を如何 に説明するかが含 ま
れる。 リ チ ャー ド・マ グ レガー、党 :中 国の共産主義の統治者 の秘密 の世界、2010
ファー ゥェィ の向 こ う側」、ビジネス ・スペ クテイター 、2012
年 :47:ジ ョン ・リー、「
年 3月 30日
6 5 フ ァ_ ゥ ェ イ、情報 常設 特別委員会 へ の提 出、2 0 1 2 年
、7 月 3 日 、2
66同 上
G 7 ジ ョン ・リー 、 「フ ァー ゥェ ィ の 向 こ う側
」、 ビジネ ス ・スペ クテイター 、2 0 1 2 年 3 月 3 0 日 ; リ チ
ャー ド ・マ グ レガー 、党 : 中 国 の共産主義 の統治者 の秘密 の世界、2 0 1 0 年
6 8 リ チ ャ_ ド ・マ グ レガー 、党 i 中 の共
国
産主義 の統治者 の秘密 の世界 、 2 0 1 0 年 : 7 2
6 9 任 氏 と の ミー テ ィ ン グ 、 2 0 1 2 年 5 月 2 3 日
7 0 フ ァ_ ゥ エイ 、情報 常設特別委員会 へ の提
出、 2 0 1 2 年 、7 月 3 日
7 ] フ ァ_ ゥ エ イ担 当者 は、 中国 がその時 に序列 シテ ム を中止 した と述 べ た フ ー ウエ イ担 当者 との
。 ァ
イ ン タ ビュー ( 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日 )
7 2 フ ァ_ ゥ ェ イ の担 当者 は、任 氏 が元人 民解
ulong)と 混
放軍 の将 軍で ある とい う噂 は 、ユ ー ロン ( 」
ー
ユ
ロ ンは 、 中国 の 国有企業 の電気通信会社 で 、そ の会長 が 人民解
同 した結果 で ある と示 唆 した。
放軍 の少 将で ある。 情報 常設特別委員 会 とファー ウエ イ の担 当者 とのイ ンタ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 1 3
日
7 3 フ ァ_ ゥ ェ イ 、 2 0 1 2 年 9 月 2 5 日
、 記 録 の た め に情 報 委 員 会 の 質 問 に対 す る回答 、 8
7 4 フ ァ_ ゥ ェ イ 、2 0 1 2 年 9 月 2 5 日
、記 録 の た め に情 報 委 員 会 の 質 問 に対 す る回答 、 8
48
7 5 フ ァ_ ゥ ェイ は 3 ) 5 0 0 R M □ を投資 したチ ェン ・ジ ンヤ ン
、
( C h e n 」i n y a n g ) は 、中国通商部 の
ャ
2 6 歳 のマネ ー ジ ャー で ある と主張 した。
7 6 フ ァ_ ゥ ェイ担 当者 とのイ ンタ ビュー 、2 0 1 2 年 2 月 1 3 日
7 7 フ ァ_ ゥ ェイ担 当者 とのイ ン タ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 1 3 日
、
7 8 朝 氏 とのイ ン タ ビュー 、2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
7 9 中 国 の政治経済学 の学者 は、ナ シ ョナルチ ャ ンピオ ンは、 セ クター の
戦略的重要性 と中国の国益 の
ために選定 され、財 政 的 に支 援 され 、 さもなけれ ば国に よ り支 え られ ることを示唆 した。 ジ ョン ・
"ビ
リー ( 」
o h n L e e ) “フ ァー ウエ イ の他 の一 面
ジネ ス ・スペ クタイ ター 2 0 1 2 年 3 月 3 0 日
8 0 情 報常設特別委員会 へ の提 出、2 0 1 2 年 7 月 3 日 1 9
、
81同 上
8 2 フ ァ_ ゥ ェイ担 当者 とのイ ンタ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日 ; フ ー エイ の
説 明、2 0 1 2 年 2 月 2 3 目
ァ ウ
8 3 フ ァ_ ゥ ェイ担 当者 とのイ ンタ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
8 4 フ ァ_ ゥ ェ イ、情報常設 特別委員会 へ の提 出、2 0 1 2 年 7 月 3 日 1 9 ・
20
、
8 6 マ イ ク ・ロジ ャー ズ とダ ッチ ・ル ペ ー スブー グ フ ー ウエ イ ヘ の
、 ァ
書衝 2 0 1 2 年 6 月 1 2 日 、 6
8 6 フ ァ_ ゥ ェイ、情報 常設特別委
20
員会 へ の提 出 2 0 1 2 年 7 月 3 日 、 1 9 ヽ
8 7 フ ァ_ ゥ ェイ代表 との電話会談 2 0 1 2 年 6 月
、
8 8 フ ァ_ ゥ ェイ、情報 常設 特別委員会 へ の提 出 2 0 1 2 年 7 月 3 日 2 0 。
21
、
ル
8 9 ジ ョン 。リー ( J O h n L e e ) “
フ ァー ウエ イ の他 の一 面 ビジネ ス ・スペ クテイ ター 2 0 1 2 年 3 月 3 0
日
9 0 エ コニ ミス ト誌 フ ァー ウエ イ : 世 界 を怯 え さす会社 エ コ ノ ミス ト
誌、2 0 1 2 年 8 月 4 日 、
、
h t t p 7 w w w i e c o n o m i s t . c o/コ
n o d e / 2 1 5 5 9 9 2 9 ( アクセ ス 2 0 1 2 年 9 月 3 0 日 )
9 1 情 報 常設特別委員会 、中国 の電気通信会社 フ ー エ イ と Z T E に よ りもた
ァ ウ
らされ るセキ ュ リテ ィ脅
威 の調査に関関す る ヒア リン グ、 1 1 2 回 議会、第 2 回 セ ッシ ョン ( 2 0 1 2 年 9 月 1 3 日 )
9 2 フ ァ_ ゥ ェイ、2 0 1 1 年 1 1 月 8 日 のス ライ ドに よる説
明
9 3 フ ァ_ ゥ ェ イ、記録 のた めの情 報委員会 の
質問に対す る回答 、 2 0 1 2 年 9 月 2 5 日 、 1
94同 上
95同 上
9 6 フ ァ_ ゥ ェ イ担 当者 とのイ ンタ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
9 7 フ ァ_ ゥ ェ イ、企 業説 明、2 0 1 2 年 2 月 2 3 日 2 6
、
9 8 フ ァ_ ゥ ェ イ、情報 常設特別委員 会 へ の提 2 0 1 2 年 7 月 3 日 2
出
、
9 9 フ ァー ウエ イ、企 業説 明、 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、2 7
1 0 0 フ ァー ウエ イ、記録 のた めの情報委員会 の
質 問に対す る回答 、 2 0 1 2 年 9 月 2 5 日 、2
1 0 1 フ ァー ウエ イ担 当者 とのイ ン タ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
1 0 2 情 報常設特別委員会、中国の電気通信
会社 フ ァー ウエ イ と Z T E に よ りもた らされ るセ キ ュ リテ ィ
脅威 の調査 に関関す る とア リン グ、1 1 2 回 議会 、第 2 回 セ ッシ ョン ( 2 0 1 2 年 9 月 1 3 日 )
1 0 3 フ ァ_ ゥ ェ イ、情報 常設特別 委員会 へ の提 2 0 1 2 年 7 月 3 日 2 1
出
、
1 0 4 フ ァー ウエ イ担 当者 とのイ ン タ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
1 0 5 任 正非氏、 フ ァー ウエ イ B T 部 及 び フ ー ウエ イ
ァ
英 国にお け るス ピー チ、2 0 0 7 年 6 月 3 0 日 、 フ
ー
エ
の
ウ
イ詰改善
5
8
号
ァ
第
引用
1 0 6 商 務省 は、国防総省 と協力 し、国 の 重要な電気通信基盤 が
直面 しているサイバ ー リス クの全 ての
範 囲を理解す るた めに 、民間部 門か ら情報 を求 めた。 商務省 は、彼 らのネ ッ トワー クのセ キ ュ リ
テ ィに関す るよ り良 い情報 を集 めるために、米国 に拠点 を置 く会社 の多数 に、国防製造 法 に基づ
く調査 を行 つた。 この情報 の調査 は現在 実施 中で あ る。
1 0 7 委 員会 は、 フ ァー シエ イ に、非公 開会議 で又 は提
供 され た情報 を非公 開 とす る合意 の下で、米 国
のネ ッ トワー クのセ キ ュ リテ ィを評価す るために必 要 な情 報 を提供す る多数 の機 会 を与 えた。 フ
ァー ウエ イは、その よ うな 申 t ン
出を拒否 し、そ の代わ りに単 にそ の よ うな情報 は秘密 で あ る と主
張 した。委員 会 は、 これ らの 会社 に よって もた らされ る リス クを評価す る とい う委員会 の義務 を
果 たすために、 これ らの情報 を入手 し続 けるつ も りで ある。
1 0 8 外 交委員会、米 国 に対す る不公 正 な貿易慣行 に関す ヒア ング
る
リ
、第 1 1 2 議 会 、第 2 セ ッシ ョン
(2012年 7月 19日 )
1 0 9 フ ァー ウエ イ担 当者 とのイ ン タ ビュー 2 0 1 2 年 2 月 2 3 日
、
49
1 1 0 従 業 員 との イ ン タ ビ ュ ー
111ジ ョン ・リー “フ ァー ウエ イ の他 の一 面"ビ ジネ ス ,ス ペ クテイ ター 、2012年 3月 30日
112フ ァ_ゥ ェ イ担 当者 とのイ ンタ ビュー 、 2012年 2月 23日
113フ ァ_ゥ ェイ、情報常設特別 委員会 へ の提 出 2012年 7月 3日
〕14フ ァ_ゥ ェ イの従業員 とのイ ンタ ビュー
115フ ァ_ゥ ェ イの従業員 とのイ ンタ ビュー
116産 業専門家 とのイ ンタ ビュー
117フ ァ_ゥ ェ イ の代表者 は、委
員会 ス タ ッフに、 このプ レゼ ンテ ー シ ョン を使 うこ とがマ ッキ ンゼ
ー の著作権保護 に違反す ることを認 めた フ ー エ
。 ァ ウ イ、ス ライ ド、(マッキ ンゼ ー社 の使用 を使
用 した)2011年 11月 の説 明資料 、 フ ァー ウエ イ の担 当者 とのイ ン タ ビュー 、2012年 2月 13日
118フ ァ_ゥ ェ イ担 当者 とのイ ン タ ビュー 2012年 2月 13日
、
119同 上
120マ ー ガ ライ ト ・リア ドン、“フ ァー ウエ イ は コ ピー を認 める カ ライ トリー デ ィング、2003年 3月
。
25日 httpヽ
ふ Mlightrea tt cOm/docuElent.asp?doc id=30269(ア
クセ ス 2012年 3月 13日
121同 上
1 2 2 情 報 常設 特別 委
員 会 、中国 の 電 気 通 信 会 社 フ ァー ウエ イ と Z T E に よ りもた ら され るセ キ ュ リテ ィ
脅威 の調 査 に関 関す る ヒア リン グ、 1 1 2 回 議 会 、 第 2 回 セ ッ シ ョン ( 2 0 1 2 年 9 月 1 3 日 )
1 2 3 フ ァ_ ゥ ェ イ 、情 報 常設 特別
委 員 会 へ の 提 出 2 0 1 2 年 7 月 3 日 、6
124同 上
1 2 5 同 上、5 ‐
6
126同 上、3‐
4
1 2 7 同 上 、3
1 2 8 フ ァ_ ゥ ェ イ 担 当者 とのイ ン タ ビュ ー 2 0 1 2 年 2 月
23日
、
1 2 9 フ ァ_ ゥ エ イ 、2 0 1 2 年 9 月 2 5 日
、記 録 の た め の 情 報 委員 会 の 質 問 に対 す る回答 、 1 2
130同 上
1 3 1 フ ァ_ ゥ エ イ 内部 の E メ ー ル 日付 2 0 1 1 年 7 月
1日
、
132同 上
1 3 3 フ ァ_ ゥ ェ イ の 元従
業員 とのイ ン タ ビュ ー
1 3 4 フ ァ_ ゥ ェ イ の 元従
業員 とのイ ン タ ビュー
1 3 5 フ ァ_ ゥ ェ イ 、 ス ライ ド
説 明 、 日付 2 0 1 1 年 1 1 月 、8
136zTE、 2012を F8月 3日 t是
出、12‐17
1 3 7 z T E 、 情 報 常設 特別
委員 会 へ の提 出、 2 0 1 2 年 8 月 3 日 、 2 3
138zTE、 2011年 年 報 、68‐69
"ZTE、
1 3 9 国家 “
第 1 2 次 5 か年計画』は、国内の電気通信業の更なる発達に推進力を提供 した。
2011
年年報、6 9
140zTEの 担 当者 との ミー テ ィ ング 2012年 4月 12日
、
、深 り││、
中国
141zTE、 情報 常設 特別委員会 へ の提
出、 2012年 7月 3日
142同 上 、4
143同 上
144米 中委員 会 に よって委任 され た レポ ー トは次 の よ
うに述 べ てい る。:“中国 の ITセ クター は複合型
防衛産業 と考 え られ る こ とがで き る。 そ して 、軍顧客 の需要 に適合す るこ とに よ り、商業市場 に
おいて成 功す ることができ る。 中国 の電気 通信 市場 は、そ の 国内最大 の メ ンバ ー 、例 えばハ ー ド
ウェア とネ ッ トワー クの 巨人 フ ァー ウエ イ 、ZTE及 び ダー タ ンによつて 、 か な り影響 され る。 こ
れ らの会社 と一 部 の よ り小型 の会社 は、彼 らの強 い 国内及 び 国外 の商業 指 向 のた め、必ず しも直
接人 民解放章又 は C41SR近 代化 との関連 が あ るわ けで な い。 しか し、彼 らは、このデジ タル 三角
“
形 モ デ ル に よ り、国の研 究所及 び 政府 資金提供 プ ログラ ムか ら直接利益 を得 る こ とができ る。 ノ
ー スロ ップ ・グラマ ン
・
、米 中経 済 安全保 障調査 委員会 に提 出 され た 「
情報優位 の獲得 :中 国 の
コ ン ピュー タ ・ネ ッ トワー ク作 戦 とサイ バ ー スパ イ行為 」2012年 3月 7日
]45zTE、 情報 常設特別委
員会 へ の提 出、2012年 7月 3日 、2
146同 上 、9
]47同 上
50
148同 上 、 4
149情 報常設特別委員会、中国の電気通信
機器会社 ファー ウエイ とZTEに よ りもた らされ るセキュ ジティ脅威 の
調査に関係す るとア リング、112回議会、第 2回 セ ッシ ョン (2012年 9月 13日 )
150ジ ョン ・メ リガ ン、 ケイ テ ィ ・ウイ ー ル バ ー ガ ー ヘ の
手紙 、 2012年 9月 28日
151テ ィモ シ ー ・シ ュ タイ ナ ー トの 宣誓供
述 書 、 パ ラ グラ フ 6
152zTE、 情 報 常設 特別 委員 会 へ の 提 出、2012年 7月 3日
、5
153zTE担 当者 との ミー テ ン グ 2012年 4月 12日
ィ
、
、深 り‖、 中国
154同 上
155情 報 常設 特 別 委員 会 、中国 の 電 気 通信 会 フ ー エ イ と ZTEに よ りもた
社 ァ ウ
らされ るセ キ ュ ソテ ィ
脅威 の調 査 に関係 す る ヒア リン グ、 112回 議 会 、第 2回 セ ッ シ ョン (2012年 9月 13日 )
156ェ レン 中島 “中国 の 電 気 通
、
信 機 器 会 社 ZTEは 、 イ ラ ン に米 国 の 監視 装 置 売 却 した疑 惑 を調 査 し
" ワ
た。
シ ン トンポ ス ト、 2012年 7月 13日
http:〃
wwashingtonpost.co王
1/WOrld/natiOnal‐
security/chilleseteleco■
1・
五rttrzte'probed'for‐
a■eged‐sale‐
of‐
us'survettance‐
equipIIlent‐
tottan/
2012707/13/g」Gン生6mKUiW_storyjhtml.
167情 報常設特別委員 会 、中国 の電 気通信 会社 フ ー ウエ イ と ZTEに よ りもた らされ るセキ ュ リテ
ァ
ィ
脅威 の調査 に関関す る ヒア リング、 112回 議会、第 2回 セ ッシ ョン (2012年 9月 13日 )
158zTE、 情報 常設特別委員会 へ の提 出、2012年 7月 3日 4
、
159同 上
160同 上
161zTE、 情報 常設特別委員会 へ の提 出、2012年 7月 3日
、 17
﹀D
平成 22∼ 24年 度発刊 資料
BSK第
22- 4号
『
新 しい 防 衛 調 達 モ デ ル の 探 索 的 調 査 研 究 ( そ の 3 ) 』
エクスプロイテーション能刻
BSKケ 第22- 5堤 チ『中華人民共和国のサイバー戦とコンピュータ・
ネットワーク・
『米 中経 済 安 全 保 障 調 査 委 員 会 議 会 報 告 2 0 0 9 か ら抜 粋』
BSK第
23-1号
『セ キ ュ リ テ ィ 計 画 立 案 の ガ イ ド』
BSK第
23-2号
『サ イ バ ー ス ペ ー ス 政 策 の 再 検 討』
BSK第
23- 3号
我 が 国をめ ぐる諸外国 の技術情報等 の取得活動 と波及問題』
『
iメ
BSK 第 23- 4号
マ
の脅威に対する)ス
ンン
について(平
Ⅳ lギルIT社
会におけるサ
がLセ
れ)テ
タ
ト
成22年度)』
ィ
ネ
BSK第
23- 5号
『わが国の防衛調達改革におけるC P T 実 現 のための調査研究』
BSK第
24-1号
『サ イ バ ー 空 間 の た め の 国 際 戦 略』
°
ドー
ポイ
BSK第
25- 1亨 計『情報優位の獲得 :コ
とr夕・
ン
ス
ルタ
イ
わト
活動のための中国の能力』
作戦及びサ
BSK第
25- 2号
『防 衛 産 業 基 盤 セ ク タ ー 計 画 』
BSK第
25-3号
『情 報 セ キ ュ リ テ ィ の 現 状 と 動 向 に つ い て 』
BSK第
25- 4号
『
諸外国による兵器技術 ・情報の収集活動等と我が国の対策について』
BSK第
25- 5号
『重要インフラ防護におけるレジ リエンス ・マネジメントについて』
BSK第
25-6号
『防 衛 調 達 の 制 度 改 革 を 考 え る』
BSK第
25- 7号
『防衛施設 の建設工事に従事する技術者 の育成 に関する調査研究 』
本報告書の中で意見にわたるものは、委託研究先の見解 であることをお断 りしておきます。
中国 の通信機 器会社 であ る フ ァー ウェイ (華為)と ZTE(中
興
通訊股 分有限公 司)に よ りもた らされ る米 国 の 国家安 全 保 障問題
に 関す る調査報告書
平成 25年
非 売 品
発
行
編 集
〒160‐
0003
電 言舌 :
9月 発 行
無 断 転 載 ・複 製
禁
: 公 益財 団法人 防 衛基盤 整備 協会
: 防 衛基盤研 究 セ ン ター 刊行物等編集委員 会
東 京都新宿区本塩町 21番 3-2
03-3358-8754
FAX : 03-3358-8735
メ ー ル : koueki@bsk‐
z.or,ip
ー ムペ ー ジ : h t t D : 〃 w w w _ h s k ‐ z t t r i n
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