第77期報告書 - アイダエンジニアリング株式会社

目 次
ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
第77回定時株主総会招集ご通知添付書類
■ 事業報告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
■ 連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
■ 連結損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
■ 連結株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・ 27
■ 連結注記表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
■ 貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
■ 損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
■ 株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・ 43
■ 個別注記表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45
■ 連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 ・・ 51
■ 会計監査人の監査報告書 ・・・・・・・・・・・・・ 52
■ 監査役会の監査報告書 ・・・・・・・・・・・・・・・ 53
(ご参考)
■ 事業トピックス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
■ 主要な事業所のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・ 57
■ 株主メモ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61
1
ごあいさつ
株主の皆様におかれましては、
平素は格別のご高配を賜り、厚
く御礼申し上げます。
ここに、 第 77 期( 平 成 23 年 4
月 1 日 か ら 平 成 24 年 3 月 31 日 ま
で)の報告書をお届けするにあ
たり、ご挨拶申し上げます。
当社グループは、第77期を初年度とする中期経営基本計
画を推し進め、受注状況は新興国向けを中心に回復基調で
推移し、当期の業績も増収増益を達成することが出来まし
た。しかしながら、グローバル市場での受注競争激化等、
当社グループの経営環境は決して楽観できない状態にあり
ます。
当社グループはこのような経営環境に対応するため、一
丸となって中期経営基本計画達成に邁進してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後ともより一層のご支
援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
平成24年6月
代表取締役社長
2
事 業 報 告
(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)
1. 企 業 集 団 の 現 況 に 関 す る 事 項
(1)事業の経過および成果
当連結会計年度における世界経済は、欧州債務危機の影響等に
よる景気減速の懸念を抱えつつも、全般的には緩やかな回復基調
を維持した状態で推移しました。国内経済については、震災及び
急激な円高により大きな打撃を受けましたが、サプライチェーン
の復旧も進み、景気は回復基調を辿ってまいりました。
鍛圧機械製造業界におきましては、円高が長期化する状況では
ありましたが、国内向け受注では自動車関連向けが増加し、また
海外向け受注では米州および東南アジア向けが大幅に増加した結
果、 当 年 度 の 受 注 は 前 年 度 比 17.9 % 増 の 1805 億 8 千 2 百 万 円
((社)日本鍛圧機械工業会 プレス系機械受注額)となりまし
た。
このような状況の下、当社グループは平成23年度を第1年次と
する中期経営基本計画(3ヵ年計画)を策定し、『「成形システム
ビルダとしての革新」と「グローバル企業としての持続的成長」
をバランスよく実現し、社会から信頼される企業グループとして
発展する』をスローガンとして掲げ、重点施策である「顧客の創
造」および「付加価値の拡大」に取り組んでまいりました。当連
結会計年度は、中国での新工場立ち上げおよびマレーシアでの工
場増築等、需要拡大が続くアジアでの生産能力を増強し、商品開
発においては、サーボ技術の更なる進化に注力し、「DSF-Pシ
リーズ」の商品化等サーボプレスのラインナップの強化に努めて
まいりました。
受注高
売上高
(単位:百万円)
70,000
58,021
60,000
(単位:百万円)
70,000
60,000
60,675
52,240
47,924
50,000
40,000
33,403
40,000
30,000
30,000
20,000
20,000
10,000
10,000
0
3
40,883
50,000
第74期 第75期 第76期 第77期
0
40,989
34,898
第74期 第75期 第76期 第77期
事 業 報 告
これらの取組みの結果、当連結会計年度の受注高は、新規ユー
ザーを含め日系および欧州の自動車向けが増加し580億2千1百万
円(前連結会計年度比 21.1%増)となり、売上高は、日本、米
州、 欧 州 で の 自 動 車 向 け の 増 加 等 に よ り 522 億 4 千 万 円( 同
27.4 %増)となりました。利益面におきましては、増収効果等
により営業利益は22億2千1百万円(同 52.0%増)、経常利益は
養 老 保 険 満 期 償 還 益 の 計 上 等 も あ り 30 億 2 千 1 百 万 円( 同
177.5%増)、当期純利益は28億4千2百万円(同 131.5%増)と
なりました。
営業利益
経常利益
(単位:百万円)
4,000
3,000
(単位:百万円)
4,000
3,021
3,000
2,221
2,000
2,000
1,461
1,000
955
△5,529
0
-6,000
1,000
0
第74期 第75期 第76期 第77期
-6,000
1,103
1,088
△5,414
第74期 第75期 第76期 第77期
当期純利益
(単位:百万円)
4,000
3,000
2,842
2,000
1,228
1,000
0
-13,000
810
△12,090
第74期 第75期 第76期 第77期
4
(2)部門別の概況
区 分
金 額
受 注 高
前期比増減 構成比
百万円
%
%
売 上 高
前期比増減 構成比
金 額
百万円
%
%
プレス機械
47,052
19.7
81.1
41,574
27.6
79.6
サ ー ビ ス
10,679
29.2
18.4
10,483
30.4
20.1
289
△19.7
0.5
181
△50.7
0.3
58,021
21.1
100.0
52,240
27.4
100.0
受注高
その他
そ
の
他
合 計
サービス
0.5%
18.4%
売上高
その他
サービス
0.3%
20.1%
プレス機械
81.1%
プレス機械
79.6%
a.プレス機械
新興国向けを主体に自動車関連が好調に推移し、受注高は470
億5千2百万円(前連結会計年度比19.7 %増)、売上高は415億7
千4百万円(同27.6%増)となりました。
b.サービス
大型移設工事案件およびタイ水害復旧工事等により、受注高は
106億7千9百万円(前連結会計年度比29.2%増)、売上高は104
億8千3百万円(同30.4%増)となりました。
c.その他
受注高は2億8千9百万円(前連結会計年度比19.7%減)、売上
高は1億8千1百万円(同50.7%減)となりました。
(3)設備投資の状況
当期中に実施しました設備投資の総額は26億6千7百万円であ
り、主なものは、海外子会社の新工場立ち上げ、工場増築および
加工機追設であります。
(4)資金調達の状況
当期において、重要な借入ならびに株式および社債の発行はあ
りませんでした。
5
事 業 報 告
(5)対処すべき課題
新興国を主体に自動車関連向けの設備投資が堅調に推移する
等、受注は増加傾向となっております。しかし、新興国経済につ
いては今後の成長鈍化が懸念され、欧州債務問題についても事態
の長期化等が見込まれる中、景気の先行きは不透明な状況にあり
ます。加えて、国内については円高の長期化や電力不足も危惧さ
れる等、当社グループを取り巻く環境は引き続き厳しい状況が見
込まれます。
こうした状況において、当社グループは中期経営基本計画の各
施策を着実に実行し、更なる事業基盤の強化、収益の確保に取り
組んでまいります。
(6)企業集団の財産および損益の状況の推移
区 分
第74期
第75期
第76期
第77期
(当連結会計年度)
(20.4.1~21.3.31)(21.4.1~22.3.31)(22.4.1~23.3.31)(23.4.1~24.3.31)
受
注
高
(百万円)
40,883
33,403
47,924
58,021
売
上
高
(百万円)
60,675
34,898
40,989
52,240
955
△5,529
1,461
2,221
1,103
△5,414
1,088
3,021
810 △12,090
1,228
2,842
営 業 利 益 又 は (百万円)
営 業 損 失 (△)
経 常 利 益 又 は (百万円)
経 常 損 失 (△)
当 期 純 利 益 又 は (百万円)
当 期 純 損 失(△)
1株当たり当期純利益又は
(円)
当 期 純 損 失 (△)
12.41 △189.36
19.44
46.90
純
資
産
(百万円)
57,869
45,706
45,216
47,472
総
資
産
(百万円)
74,796
63,867
67,342
71,300
(注)1株当たり当期純利益又は当期純損失は、当期純利益又は当期純損失を
期中平均株式数(期中平均発行済株式数から期中平均自己株式数を控
除した株式数)で除して算出しております。
(7)主要な事業内容(平成24年3月31日現在)
当社グループは、プレス機械を主力とする鍛圧機械、これに付
帯する各種自動装置、産業用ロボットおよび金型等の製造・販売
ならびにサービスを主な事業としております。
6
(8)主要な営業所および工場(平成24年3月31日現在)
①当社の主要な事業所
・本 社 神奈川県相模原市緑区
・営業所
小山(栃木県小山市)
高崎(群馬県高崎市)
神奈川(神奈川県相模原市緑区)
長野(長野県諏訪郡下諏訪町) 浜松(静岡県浜松市中区)中部(愛知県安城市)
中・四国(広島県福山市)福岡(福岡県福岡市博多区)
大阪(大阪府門真市)
・工 場
相模工場、津久井工場、下九沢工場
(神奈川県相模原市緑区)
白山工場(石川県白山市)
②子会社の主要な事業所
会社名
本社所在地
工場所在地
株 式 会 社 ア ク セ ス 石川県白山市
石川県白山市
アイダアメリカ CORP. アメリカ オハイオ州
アメリカ オハイオ州
ア
イタリア ブレシア市
イ
ダ S . r . l . イタリア ブレシア市
アイダグレイター
シンガポール
ア ジ ア P T E . LT D .
アイダエンジニアリング
マレーシア ジョホール州 マレーシア ジョホール州
( M )S D N . B H D .
ア イ ダ ホ ン コ ンLTD. 香港
会田工程技術有限公司 中国 上海市
会田鍛圧机床有限公司 中国 江蘇省南通市
中国 江蘇省南通市
(9)重要な子会社の状況
①重要な子会社の状況
会 社 名
株式会社アクセス
アイダアメリカ CORP.
ア
イ
ダ S . r . l .
資本金
50百万円
42,102千
米ドル
24,000千
ユーロ
アイダグレイター
300千
ア ジ ア P T E . L T D . シンガポールドル
アイダエンジニアリング
( M )S D N . B H D .
7
64,842千
リンギット
当社の出資比率(%)
100
100
100
主な事業内容
電子制御装置および自動
装置システムの製造・販売
プレス機械の製造・販
売・サービス
プレス機械の製造・販
売・サービス
100
プ レ ス 機 械 の 販 売・
サービス
(注)
100
プレス機械の製造・販売
資本金
ア イ ダ ホ ン コ ンLTD.
会田工程技術有限公司
会田鍛圧机床有限公司
当社の出資比率(%)
主な事業内容
100
プ レ ス 機 械 の 販 売・
サービス
(注)100
プ レ ス 機 械 の 販 売・
サービス
(注)100
プレス機械の製造・販売
660千
香港ドル
168,857千
人民元
111,547千
人民元
事 業 報 告
会 社 名
(注)
1.出資比率は、子会社保有の間接保有割合を含め記載しております。
2.会田工程技術有限公司は、当期中にプレス機械の製造機能を会田鍛
圧机床有限公司に移管しました。
②その他重要な企業結合の状況
該当するものはありません。
③企業結合の経過
該当するものはありません。
④企業結合の成果
1.連結子会社は19社あります。
2.当年度の当社グループの企業集団の成果は「(1)事業の経
過および成果」に記載のとおりであります。
(10)従業員の状況
(平成24年3月31日現在)
従業員数
前期末増・減(△)
1,566名
88名
(11)主要な借入先
(平成24年3月31日現在)
借入金残高
(百万円)
借入先
株 式 会 社 み ず ほ コ ー ポ レ ー ト 銀 行
548
第
一
生
命
保
険
株
式
会
社
500
日
本
生
命
保
険
相
互
会
社
500
明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社
500
(12)事業の譲渡、吸収分割または新設分割の状況
該当するものはありません。
(13)他の会社の事業の譲受けの状況
該当するものはありません。
8
(14)吸収合併または吸収分割による他の法人等の事業に関する
権利義務の承継の状況
該当するものはありません。
(15)他の会社の株式その他の持分または新株予約権等の取得ま
たは処分の状況
該当するものはありません。
(16)その他企業集団の現況に関する重要な事項
該当するものはありません。
2. 会社の株式に関する事項(平成24年3月31日現在)
(1)発行可能株式総数
188,149,000株
(2)発行済株式の総数
79,147,321株
(自己株式15,091,681株を含む)
(3)株主数
7,515名
(4)大株主
株 主 名
持株数(千株)
第 一 生 命 保 険 株 式 会 社
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
日本トラスティ・サービス信託銀行
株 式 会 社 ( 信 託 口 )
資 産 管 理 サ ー ビ ス 信 託 銀 行
株 式 会 社 ( 信 託 E 口 )
明 治 安 田 生 命 保 険 相 互 会 社
日本マスタートラスト信託銀行
株 式 会 社 ( 信 託 口 )
株式会社みずほコーポレート銀行
THE BANK OF NEW YORK,
持株比率(%)
4,000
3,725
6.24
5.82
3,417
5.34
3,397
5.30
2,516
3.93
2,488
3.88
2,179
3.40
T R E AT Y J A S D E C A C C O U N T
2,022
3.16
1,433
2.24
C B N Y D FA I N T L S M A L L C A P
V A L U E P O R T F O L I O
1,132
1.77
会
田
仁
一
(注)1.持株比率は、発行済株式の総数から自己株式を控除した株式数
(64,055,640株)を基準に算出しております。
2.資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)は、株式給付信
託(J-ESOP)における当社株式の再信託先です。
(5)その他株式に関する重要な事項
該当するものはありません。
9
当社役員に職務執行の対価として交付された新株予約権等の
事 業 報 告
3. 会社の新株予約権等に関する事項
(1)当事業年度末日における新株予約権等の状況
状況
①取締役(社外取締役を除く)の保有状況
発行決議日
新株予約 目的となる株式 行使
(取締役会)
権の数 の種類および数 金額
平成15年3月24日
普通株式
10個
304円
10,000株
(注1)
普通株式
平成16年1月29日 94個
388円
94,000株
普通株式
平成17年2月10日 95個
563円
95,000株
普通株式
平成17年9月30日 49個
725円
49,000株
平成19年9月10日
普通株式
15個
1円
(注2)
15,000株
平成20年9月8日
普通株式
25個
1円
(注2)
25,000株
平成21年9月7日
普通株式
59個
1円
(注2)
59,000株
平成22年9月7日
普通株式
55個
1円
55,000株
(注2)
平成23年9月13日
普通株式
49個
1円
(注2)
49,000株
人数
権利行使期間
16年7月 1 日から
2人 平成
平成24年3月31日まで
平成17年7月 1 日から
4人 平成25年3月31日まで
18年7月 1 日から
6人 平成
平成26年3月31日まで
19年7月 1 日から
6人 平成
平成27年3月31日まで
19年9月27日から
2人 平成
平成49年9月26日まで
20年9月26日から
4人 平成
平成50年9月25日まで
21年9月26日から
4人 平成
平成51年9月25日まで
22年9月25日から
4人 平成
平成52年9月24日まで
23年9月30日から
6人 平成
平成53年9月29日まで
(注)1.当該新株予約権等の権利行使期間は平成24年3月31日で終了して
おります。
2.当該新株予約権等は、役員退職慰労金制度にかわる制度としての
株式報酬型ストックオプションを割り当てるためのものでありま
す。
②社外取締役の保有状況
該当するものはありません。
③監査役の保有状況
該当するものはありません。
(2)当事業年度中に当社使用人ならびに子会社の役員および使用
人に交付した新株予約権等の状況
該当するものはありません。
(3)その他新株予約権等に関する重要な事項
該当するものはありません。
10
4. 会社役員の状況
(1)取締役および監査役の状況(平成24年3月31日現在)
当社での地位
氏 名
代表取締役社長 会
田
担当および重要な兼職の状況
仁
一 最高経営責任者(CEO)、開発本部長
取
締
役 中
西
直
副社長執行役員、事業執行責任者
(COO)、GCS推進室室長、㈱アク
義 セス代表取締役会長、アイダエン
ジニアリング(M)SDN.BHD.会長、
会田鍛圧机床有限公司董事長
取
締
役 武
井
栄
二
専 務 執 行 役 員、 ア イ ダ ア メ リ カ
CORP.会長、アイダS.r.l.会長兼CEO
取
締
役 八
木
隆
執行役員、
営業・サービス本部副本部長
取
締
役 金
村
貞
行 執行役員、営業・サービス本部本部長
取
締
役 片
岡
博
道
取
締
役 若
林
寛
夫 日本シイエムケイ㈱社外監査役
取
締
執行役員、財務執行責任者(CFO)、
管理本部長
役 山
崎
猛
常 勤 監 査 役 松
本
誠
郎
監
査
役 増
岡
由
弘
監
査
役 大
磯
公
男 財団法人心臓血管研究所理事長
弁護士、増岡・青田法律事務所所
長
(注)1.若林寛夫氏および山崎猛氏は社外取締役であります。
2.監査役は全員が社外監査役であります。
3.社外取締役および社外監査役につきましては、東京証券取引所に
対し、独立役員として届け出ております。
4.監査役松本誠郎氏は都市銀行において内部監査業務に従事した実
績があり、監査役増岡由弘氏は弁護士であり、監査役大磯公男氏
は生命保険会社において融資・審査業務に従事した実績があり、
監査役全員が財務および会計に関する相当程度の知見を有するも
のであります。
5.平成23年6月29日開催の第76回定時株主総会において、金村貞行
氏、片岡博道氏が取締役に新たに選任され、就任いたしました。
6.平成22年6月29日開催の第75回定時株主総会において、法令に定
める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条
第2項に定める補欠監査役として御子柴隆夫氏が選任されており
ます。
7.平成24年4月1日付で取締役武井栄二氏はアイダホンコンLTD.の
会長兼社長に就任いたしました。
8.当事業年度中に退任した役員の状況は以下のとおりです。
11
氏 名
退任時の担当および
重要な兼職の状況
退任日
退任理由
取 締 役 前
田
信
良
-
平成23年
6月29日
取 締 役 坂
木
雅
治
-
平成23年 辞任による
12月26日 退任
事 業 報 告
退任時の
当社での
地位
任期満了に
よる退任
(2)社外役員の状況(平成24年3月31日現在)
①他の法人等の業務執行者としての重要な兼職の状況
・監査役増岡由弘氏:増岡・青田法律事務所所長
当社と同事務所との間には取引関係はありません。
・監査役大磯公男氏:財団法人心臓血管研究所理事長
当社と同財団法人との間には取引関係はありません。
なお、他の法人等の業務執行者としての重要な兼職には該当し
ませんが、下記のとおり兼務しております。
・監査役増岡由弘氏:学校法人明海大学常務理事、学校法人朝日
大学常務理事
当社と同学校法人との間には取引関係はありません。
・常勤監査役松本誠郎氏は内閣官房情報セキュリティセンターに
おける「共通脅威分析及び分野横断的演習検討会」の委員であ
りましたが、平成24年3月30日付で退任しております。
当社と同センターとの間には取引関係はありません。
②他の法人等の社外役員としての重要な兼職の状況
・取締役若林寛夫氏は日本シイエムケイ㈱の社外監査役を兼務し
ております。同社は当社の顧客であります。
12
③当事業年度における活動状況
当社での地位
氏 名
取
締
役 若
林
寛
取
締
役 山
崎
常 勤 監 査 役 松
本
誠
当期の活動状況
当事業年度に開催された取締役会11回
夫 中10回出席し、生命保険会社の元役員
としての見地より発言を適宜行いました。
当事業年度に開催された取締役会11回全
猛 てに出席し、都市銀行の元役員としての
見地より発言を適宜行いました。
当事業年度に開催された取締役会11回
全てに、監査役会9回全てに出席し、都
郎 市銀行の元役員としての見地より発言を
適宜行いました。
監
査
役 増
岡
由
当事業年度に開催された取締役会11回
中9回、監査役会9回中8回出席し、弁護
弘 士、大学の経営者としての見地より発言
を適宜行いました。
監
査
役 大
磯
公
当 事 業 年 度 に 開 催 さ れ た 取 締 役 会 11
回全てに、監査役会 9 回全てに出席し、
男 生命保険会社の元役員としての見地よ
り発言を適宜行いました。
④責任限定契約の内容の概要
当社は社外役員全員と定款に基づき、会社法第423条第1項の
損害賠償責任について、同法第425条第1項各号に定める金額の
合計額を限度とする旨の契約を締結しております。
(3)当事業年度に係る取締役および監査役の報酬等の額
ストック
対象人員 基本報酬 オプション
区 分
賞与
総額
取 締 役( 社 外 取 締 役 を 除 く )
8名 90百万円 19百万円 43百万円 153百万円
社
2名 16百万円
-
- 16百万円
3名 23百万円
-
- 23百万円
外
取
締
役
監 査 役( 全 員 社 外 監 査 役 )
(注)1.上記の報酬等の額は、平成23年6月29日開催の当社第76回定時株主
総会終結の時をもって退任した取締役1名分および平成23年12月26
日付で辞任した取締役1名分を含んでおります。
2.賞与の額は、役員賞与引当金として繰入した金額であります。
3.上記の報酬等の額のほか、平成19年6月28日開催の当社第72回定時
株主総会決議に基づく役員退職慰労金制度廃止に伴う打ち切り支給
として、第76回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名
に対し2百万円を、平成23年12月26日付で辞任した取締役1名に対
し7百万円を支払っております。
4.上記のほか、使用人兼務取締役のうち7名に対して、使用人給与相当
額および使用人賞与相当額として1億6百万円を支払っております。
5.株主総会決議による取締役の報酬限度額は年額3億円(使用人兼務取
締役の使用人分給与は含まない)であります。
(平成13年6月28日開催の第66回定時株主総会決議)
6.前述の取締役の報酬限度額とは別枠として、取締役(社外取締役を
除く)に対するストックオプションとしての新株予約権に関する報
酬等の限度額は年額3千5百万円であります。
(平成19年6月28日開催
の第72回定時株主総会決議)
7.株主総会決議による監査役の報酬限度額は年額5千万円であります。
(平成4年6月26日開催の第57回定時株主総会決議)
13
事 業 報 告
5. 会計監査人の状況
(1)会計監査人の名称
新日本有限責任監査法人
(2)責任限定契約の状況
該当するものはありません。
(3)当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額
①当事業年度に係る ②当社および当社子会社が支払うべき
報酬等の額
金銭その他の財産上の利益の合計額
新日本有限責任監査法人
43百万円
43百万円
(注)1.当社と会計監査人との監査契約において会社法に基づく監査と金
融商品取引法に基づく監査の監査報酬等の額を区分しておりませ
んので、上記①に記載の金額には金融商品取引法に基づく監査の
報酬等の額を含めております。
2.当社の重要な子会社であるアイダアメリカCORP.、アイダS.r.l.、
アイダグレイターアジアPTE.LTD.、アイダエンジニアリング(M)
SDN.BHD.、アイダホンコンLTD.、会田工程技術有限公司、会田
鍛圧机床有限公司は、当社の会計監査人以外の監査法人(外国に
おけるこれらの資格に相当する資格を有する者を含む)の監査を
受けております。
(4)非監査業務の内容
該当するものはありません。
(5)会計監査人の解任または不再任の決定の方針
当社では法定の解任事由に該当すると認められる場合には、監
査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任すること
ができます。また、当社は、監査役会の同意を得た上で、または
監査役会の請求に基づいて、会計監査人の解任または不再任を株
主総会の会議の目的とすることができます。
(6)会計監査人が受けた過去2年間の業務停止の内容
該当するものはありません。
14
6. 会社の体制および方針
(1)取締役の職務の執行が法令および定款に適合することを確保
するための体制その他業務の適正を確保するための体制
当社が上記体制につき「内部統制システムの整備に関する基本
方針」として取締役会において決議した事項は次のとおりであり
ます。
①取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合すること
を確保するための体制
当社においては、アイダグループ行動指針を定め、その
推進のためコンプライアンス担当役員を任命し、その下に
コンプライアンス委員会を設置する体制により当行動指針
の徹底を図り、さらに、業務部門から独立した内部統制監
査室を設置し当行動指針の実施状況等の監査を行うことと
する。
当社の役職員が法令違反等の疑義のある行為を発見した
場合には、コンプライアンス委員を通じコンプライアンス
委員会に報告され、重大性に応じて取締役会において再発
防止策を策定するものとする。
また、内部統制監査室において当行動指針の実施状況に
ついての内部監査を行い、その結果を代表取締役及び監査
役会へ報告するものとする。
②取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
取締役の職務の執行に係る情報については、法令及び当
社社内規程に従い適切に保存・管理を行い、また、取締役
及び監査役は、当社社内規程に従い常時これらの文書を閲
覧できるものとする。
③損失の危険の管理に関する規程その他の体制
安全、環境、防災、品質、コンプライアンス、輸出管理
等に係るリスクについては各業務担当部門にて規則・ガイ
ドラインの制定、運用の監視等を行うことで対応するもの
とし、当社の全社的な事業の推進に係るリスクについて
15
的に審議のうえ決定することで対応を図ることとする。
事 業 報 告
は、重要事項について取締役会、経営会議等において多面
④取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための
体制
当社では全社的な目標として年度方針を定め、取締役は
その管掌部門においてその方針に基づいた部門別目標を策
定し、その実施状況を取締役会又は経営会議にて報告する
こととする。
また、重要事項については各規則に定める職務分掌及び
意思決定のルールに従い取締役会、経営会議等により充分
に審議をすることにより、関連部門における意思統一を得
ることで当該事項の効率的な執行を図るものとする。
⑤当社及びその子会社からなる企業集団における業務の適正を確
保するための体制
当社及びグループ各社については当社事業セグメント又
はグループ会社についてそれぞれを管掌する取締役を任命
し内部統制を構築する責任と権限を与えており、一方、こ
れら取締役はその管掌分野について取締役会又は経営会議
において定期的な業績報告及び内部統制の運用状況の報告
を行うこととする。
また、内部統制監査室は、子会社の管掌部門又は関連業
務部門と連携して子会社の経営管理体制及び業務プロセス
の妥当性、効率性の監査を行うものとする。
⑥監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合
における当該使用人に関する事項
監査役からの要請がある場合には、監査役の指示に従い
職務を補助する専任の使用人を配置するものとする。
⑦上記使用人の取締役からの独立性に関する事項
上記⑥に定める使用人の人事異動については監査役の同
意を必要とするものとする。
⑧取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監
16
査役への報告に関する体制
監査役は取締役会のほか経営会議等に出席し、重要な報
告を受けるものとする。
また、取締役については、法に定める場合の他、経営会
議で決議された事項、会社に著しい損害を及ぼすおそれの
ある事項、毎月の経営状況として重要な事項、内部監査状
況及びリスク管理に関する重要な事項、重要な法令・定款
違反、その他コンプライアンスに関する重要な事項等を発
見したときは、その事実を監査役会に報告することとす
る。
また、取締役及び使用人は取締役会と監査役会の協議に
よって定められたところに従い、各監査役の要請に応じて
必要な報告を行うものとする。
⑨その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための
体制
監査役は代表取締役と定期的に会合をもち、また、必要
に応じ都度取締役・使用人と協議し、又は報告を求めるこ
とができるものとする。
⑩財務報告の信頼性を確保するための体制
当社は、金融商品取引法に基づく内部統制報告制度への
対応を、企業基盤強化策の一環として位置づけ、財務報告
の信頼性を確保するため、当社グループ全体の内部統制の
整備・運用を行い、財務報告に係る内部統制の体制整備と
有効性向上を図るものとする。内部統制監査室は、健全か
つ適切な内部統制を確保するために、定期的かつ継続的に
内部統制の整備及び運用状況を評価し、必要な是正・改善
措置を提言するものとする。
⑪反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方
当社は、市民生活の秩序や安全に脅威を与える反社会的
勢力には毅然とした態度で対応し、一切の関係を遮断する
ものとする。
17
する基本方針
事 業 報 告
(2)当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関
①当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関す
る基本方針の内容
当社取締役会は、公開会社として当社株式の自由な売買
を認める以上、特定の者による当社の財務及び事業の方針
の決定に影響を及ぼすことが可能な数の当社株式を取得す
ることを目的とする大規模な買付行為が行われようとする
場合、これに応じて当社株式の売却を行うか否かは、最終
的には当社株式を保有する当社株主の皆様の判断に委ねら
れるべきものであると考えます。
しかし、当社の経営には、その主たる事業であるプレス
機械事業に関する高度な専門知識を前提とした特有の経営
のノウハウや、国内外の関係会社、取引先及び顧客等のス
テークホルダーとの間に築かれた関係等への理解が不可欠
であり、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者に
これらに関する十分な理解がなくては、株主の皆様が将来
実現することのできる株主価値を毀損してしまう可能性が
あります。
当社は、当社株式の適正な価値を投資家の皆様にご理解
いただくようIR活動に努めておりますものの、突然大規
模な買付行為がなされたときに、買付者の提示する当社株
式の取得対価が妥当かどうかを株主の皆様が短期間の間に
適切に判断するためには買付者及び当社取締役会の双方か
ら適切かつ十分な情報が提供されることが不可欠です。さ
らに、当社株式をそのまま継続的に保有することを考える
株主の皆様にとっても、当該大規模な買付行為が当社に与
える影響や、当社の従業員、関係会社、取引先及び顧客等
のステークホルダーとの関係についての方針を含む、買付
者が考える当社の経営に参画したときの経営方針や事業計
画の内容等は、その継続保有を検討するうえで重要な判断
18
材料であります。同様に、当社取締役会が当該大規模買付
行為についてどのような意見を有しているのかも、当社株
主にとっては重要な判断材料となると考えます。
以上のことを考慮し、当社としましては、当社の財務及
び事業の方針の決定に影響を及ぼすことが可能な数の当社
株式を取得することを目的とする大規模な買付行為に際し
ては、買付者は、株主の皆様の判断のために、当社が設定
し事前に開示する一定の合理的なルールに従って、必要か
つ十分な当該買付行為に関する情報を当社取締役会に事前
に提供し、当社取締役会のための一定の評価期間が経過し
た後にのみ当該買付行為を開始すべきであると考えており
ます。
また、大規模な買付行為の中には、当該買付行為が明ら
かに濫用目的によるものと認められ、その結果として当社
に回復し難い損害をもたらすなど、当社株主全体の利益を
著しく損なうものもないとは言えません。当社は、かかる
買付行為に対して、当社取締役会が、当社が設定し事前に
開示する一定の合理的なルールに従って適切と考える方策
を取ることも、当社株主全体の利益を守るために必要であ
ると考えております。(以上の当社の財務及び事業の方針
の決定を支配する者の在り方に関する考え方について、以
下「会社支配に関する基本方針」といいます。)
②当社の財産の有効な活用、適切な企業集団の形成その他の会社
支配に関する基本方針の実現に資する特別な取組み
当社は、会社支配に関する基本方針の実現に資する特別
な取組みとして、下記6.(2)③に記載しているもののほ
か、以下の取組みを行っております。
当社は「成形システムビルダとしてグローバルに発展
し、人と社会に貢献する企業であり続ける」ことを企業理
念として掲げております。
当社はこの企業理念を具現化するために、成形システム
19
商品開発に注力しております。また当社グループが保有す
事 業 報 告
を活用する顧客のニーズにきめ細かく対応する技術開発・
る財産を効率よく活用するため、国内外に子会社等を適宜
配置して連結収益の増大を重視した企業活動を展開するこ
とにより、企業価値・株主価値の向上を目指しておりま
す。特に国内4ヶ所に生産拠点を展開すると同時に、北米
(米国)、欧州(イタリア)、アジア(マレーシア、中国)
の海外主要市場にも生産拠点を設けてグローバル規模で販
売・生産・サービス活動を積極的に行い、国内外の顧客に
対して、安全で質の高い商品・サービスを適宜提供できる
体制を敷いており、中長期的に成形システム分野で「トッ
プランナー」となることを経営戦略の柱としております。
平成23年度より開始した新中期経営基本計画において
は、以下のスローガンを掲げております。
『「成形システムビルダとしての革新」と「グローバル企
業としての持続的成長」をバランスよく実現し、社会から
信頼される企業グループとして発展する』
このスローガンを実現するため、以下の重点施策を実行
してまいります。
1. 顧客の創造
・成長市場への傾注
・新機軸商品の拡充
2. 付加価値の拡大
・強い商品、高収益事業への傾注
・生産性の向上
これらの取り組みとともに、株主の皆様をはじめ顧客、
取引先等のステークホルダーとの信頼関係をより強固なも
のにし、
中長期にわたる企業価値の向上を目指しています。
上記取組みは、当社グループの市場価値を向上させ、そ
の結果、当社株主全体の利益を著しく損なう大規模買付者
が現れる危険性を低減するものであるため、会社支配に関
20
する基本方針に沿うものであると考えます。また、かかる
取組みは、当社グループの価値を向上させるものであるた
め、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、当社役
員の地位の維持を目的とするものではないことは明らかで
あると考えます。
③会社支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社
の財産及び事業の方針の決定が支配されることを防止するため
の取組み
当社は、平成22年5月13日開催の当社取締役会におい
て、会社支配に関する基本方針に照らして不適切な者に
よって当社の財産及び事業の方針の決定が支配されること
を防止するための取組みとして、同年6月29日開催の当社
定時株主総会の承認を停止条件として、特定株主グループ
の議決権割合を20 %以上とすることを目的とする当社株
券等の買付行為、又は結果として特定株主グループの議決
権割合が20 %以上となる当社株券等の買付行為(いずれ
についてもあらかじめ当社取締役会が同意したものを除
き、また市場取引、公開買付け等の具体的な買付方法の如
何を問いません。以下、かかる買付行為を「大規模買付行
為」といい、かかる買付行為を行う者を「大規模買付者」
といいます。)を対象とする大規模買付ルール(以下「大
規模買付ルール」といいます。)を設定し、大規模買付者
がこれを遵守した場合及びしなかった場合につき一定の対
応方針(以下「本対応方針」といいます。)を継続して採
用することを決議し、平成22年6月29日開催の当社定時株
主総会において承認をいただいております。
本対応方針の詳細につきましては、平成22年5月13日付
プレスリリース「会社の支配に関する基本方針及び大規模
買付行為への対応方針(買収防衛策)の継続に関するお知
らせ」(当社ホームページ:http://www.aida.co.jp)を
ご参照ください。
21
と、株主共同利益を損なうものではないこと及び会社役員の地
事 業 報 告
④本対応方針が会社支配に関する基本方針に沿うものであるこ
位の維持を目的とするものではないこと並びにその理由
・本対応方針が会社支配に関する基本方針に沿うものであること
本対応方針は、大規模買付ルールの内容、大規模買付行
為が為された場合の対応方針、特別委員会の設置、株主及
び投資家の皆様に与える影響等を規定するものです。
本対応方針は、大規模買付者が必要かつ十分な大規模買
付行為に関する情報を当社取締役会に事前に提供するこ
と、及び当社取締役会のための一定の評価期間が経過した
後にのみ当該大規模買付行為を開始することを求め、これ
を遵守しない大規模買付者に対して当社取締役会が対抗措
置を講じることがあることを明記しています。
また、大規模買付ルールが遵守されている場合であって
も、大規模買付者の大規模買付行為が当社株主全体の利益
を著しく損なうものと当社取締役会が判断した場合には、
かかる大規模買付者に対して当社取締役会は当社株主全体
の利益を守るために適切と考える対抗措置を講じることが
あることを明記しています。
このように本対応方針は、会社支配に関する基本方針の
考え方に沿って設計されたものであると言えます。
・本対応方針が株主共同利益を損なうものではないこと
上記6.(2)①記載のとおり、会社支配に関する基本方
針は、当社株主の共同の利益を尊重することを前提として
います。本対応方針は、かかる会社支配に関する基本方針
の考え方に沿って設計され、当社株主の皆様が大規模買付
行為に応じるか否かを判断するために必要な情報や当社取
締役会の意見の提供、代替案の提示を受ける機会の提供を
保証することを目的としております。本対応方針によっ
て、当社株主の共同の利益を損なうものではなく、むしろ
その利益に資するものであると考えます。
22
さらに、本対応方針の発効・延長及び有効期限前の廃止
が当社株主の皆様の承認を条件としており、当社株主が望
めば本対応方針の廃止も可能であることは、本対応方針が
当社株主の共同の利益を損なわないことを担保していると
考えられます。
なお、本対応方針は、経済産業省及び法務省が平成17
年5月27日に公表した「企業価値・株主共同の利益の確保
又は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原
則を充足しています。
・本対応方針が会社役員の地位の維持を目的とするものではな
いこと
本対応方針は、大規模買付行為を受け入れるか否かが最
終的には当社株主の皆様の判断に委ねられるべきことを大
原則としつつ、当社株主全体の利益を守るために必要な範
囲で大規模買付ルールの遵守の要請や対抗措置の発動を行
うものです。本対応方針は当社取締役会が対抗措置を発動
する場合を事前かつ詳細に開示しており、当社取締役会に
よる対抗措置の発動はかかる本対応方針の規定に従って行
われます。
また、大規模買付行為に関して当社取締役会が対抗措置
をとる場合など、本対応方針にかかる重要な判断に際して
は、必要に応じて独立の外部専門家等の助言を得るととも
に、当社の業務執行を行う経営陣から独立している委員で
構成される特別委員会へ諮問し、同委員会の勧告を最大限
尊重するものとされています。このように、本対応方針に
は、当社取締役会による適正な運用を担保するための手続
も盛り込まれています。
さらに、当社の取締役任期は1年であり、期差任期制は
採用しておりませんので、本対応方針はスローハンド型買
収防衛策(取締役会の構成員の交代を一度に行うことがで
きないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防
23
以上から、本対応方針が当社役員の地位の維持を目的と
事 業 報 告
衛策)ではありません。
するものではないことは明らかであると考えております。
(3)剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は、定款に会社法第459条第1項に基づき、剰余金の配当
等を取締役会の決議により行う旨の定めを設けておりませんの
で、該当事項はありません。
(注)本事業報告の数値は、特にことわりのない箇所について、金額は単位未満
切捨、比率は単位未満四捨五入で表示しております。
24
連 結 計 算 書 類
連 結 貸 借 対 照 表 (平成24年3月31日現在)
(単位 百万円)
科 目
金 額
資産の部
流動資産
金 額
46,613 流動負債
19,687
4,724
現金及び預金
13,222
買掛金
受取手形及び売掛金
11,618
リース債務
有価証券
4,000
未払金
製品
1,758
未払法人税等
仕掛品
8,096
原材料及び貯蔵品
2,581
繰延税金資産
1,215
その他
4,211
貸倒引当金
△ 89
固定資産
24,686
前受金
916
3,768
308
6,110
製品保証引当金
776
賞与引当金
692
役員賞与引当金
25
受注損失引当金
484
その他
1,878
固定負債
4,140
長期借入金
1,500
15,879
リース債務
43
建物及び構築物
6,152
長期未払金
機械装置及び運搬具
3,584
繰延税金負債
土地
4,697
退職給付引当金
306
その他
260
23,828
有形固定資産
リース資産
949
建設仮勘定
200
その他
294 負債合計
無形固定資産
623
461
ソフトウェア
160
投資その他の資産
1
8,183
投資有価証券
3,574
保険積立金
3,192
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
資産合計
320
1,709
純資産の部
借地権
その他
25
科 目
負債の部
株主資本
48,360
資本金
7,831
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
12,978
36,666
△ 9,114
その他の包括利益累計額
△ 955
その他有価証券評価差額金
1,570
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
36 新株予約権
19
△ 2,546
66
1,456
△ 76 純資産合計
71,300 負債・純資産合計
47,472
71,300
連 結 損 益 計 算 書 (平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)
(単位 百万円)
科 目
金 額
売上高
52,240
売上原価
42,593
9,647
販売費及び一般管理費
7,425
営業利益
2,221
営業外収益
受取利息
27
受取配当金
68
養老保険満期償還益
連 結 計 算 書 類
売上総利益
888
補助金収入
75
その他
71
1,131
営業外費用
支払利息
56
為替差損
63
支払手数料
87
貸倒引当金繰入額
50
その他
73
経常利益
331
3,021
特別利益
固定資産売却益
49
49
特別損失
固定資産売却損
8
固定資産除却損
53
減損損失
78
その他
6
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
148
2,922
343
△ 263
79
少数株主損益調整前当期純利益
2,842
当期純利益
2,842
26
連結株主資本等変動計算書(平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)
(単位 百万円)
株主資本
資本金
7,831
当期首残高
当期末残高
7,831
資本剰余金
当期首残高
12,991
当期変動額
△12
自己株式の処分
当期変動額合計
△12
当期末残高
12,978
利益剰余金
当期首残高
34,223
新規連結に伴う利益剰余金の減少
△ 16
当期変動額
剰余金の配当
△ 383
2,842
当期純利益
当期変動額合計
2,459
当期末残高
36,666
自己株式
当期首残高
△ 9,152
当期変動額
自己株式の取得
△0
38
自己株式の処分
当期変動額合計
37
当期末残高
△ 9,114
株主資本合計
45,892
当期首残高
新規連結に伴う利益剰余金の減少
△ 16
当期変動額
剰余金の配当
△ 383
当期純利益
2,842
自己株式の取得
△0
25
自己株式の処分
当期変動額合計
2,484
当期末残高
48,360
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
1,574
当期首残高
当期変動額
△3
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
△3
当期末残高
1,570
繰延ヘッジ損益
当期首残高
△ 42
当期変動額
62
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
62
当期末残高
19
為替換算調整勘定
当期首残高
△ 2,280
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △ 265
当期変動額合計
△ 265
当期末残高
△ 2,546
27
連 結 計 算 書 類
その他の包括利益累計額合計
当期首残高
△ 748
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △ 207
当期変動額合計
△ 207
当期末残高
△ 955
新株予約権
71
当期首残高
当期変動額
19
新株予約権の発行
新株予約権の行使
△ 23
△1
新株予約権の失効
当期変動額合計
△4
当期末残高
66
純資産合計
45,216
当期首残高
新規連結に伴う利益剰余金の減少
△ 16
当期変動額
剰余金の配当
△ 383
当期純利益
2,842
自己株式の取得
△0
自己株式の処分
25
新株予約権の発行
19
新株予約権の行使
△ 23
新株予約権の失効
△1
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) △ 207
当期変動額合計
2,271
当期末残高
47,472
28
連 結 注 記 表
連結計算書類作成のための基本となる重要な事項
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数及び連結子会社の名称
連結子会社 19社
連結子会社の名称
㈱アクセス、 ㈱エービーシー、 アイダグレイターアジアPTE.
LTD.、アイダマレーシアSDN.BHD.、アイダ(タイランド)
CO.,LTD.、PTアイダインドネシア、アイダインディアPVT.
LTD.、アイダベトナムCO.,LTD.、アイダエンジニアリング(M)
SDN.BHD.、アイダホンコンLTD.、会田工程技術有限公司、 会田鍛圧机床有限公司、アイダアメリカCORP.、アイダカナ
ダ,INC.、アイダdoブラジル、アイダエンジニアリングDE メキ
シ コ, S. DE R.L.DE C.V、 ア イ ダS.r.l.、 ア イ ダ プ レ ッ セ ン
GmbH、アイダモロッコSarl
当連結会計年度より、会田鍛圧机床有限公司は重要性が増した
ため、連結の範囲に含めております。また、新規設立したこと
により、当連結会計年度よりアイダベトナムCO.,LTD.および
アイダモロッコSarlを連結の範囲に含めております。
(2)非連結子会社の名称等
非連結子会社の名称
OOOアイダ、会田模具技術有限
公司
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社の総資産、売上高、当期純損益(持分相当
額)および利益剰余金(持分相当額)等のそれぞれの合
計額は、いずれも連結計算書類に重要な影響をおよぼし
ていないため、連結の範囲から除外しております。
2.持分法の適用に関する事項
持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の名称等
会社の名称
OOOアイダ、会田模具技術有限
公司
持分法を適用しない理由
非連結子会社の総資産、売上高、当期純損益(持分相当
額)および利益剰余金(持分相当額)等のそれぞれの合
計額は、いずれも連結計算書類に重要な影響をおよぼし
29
ていないため、持分法の適用範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
会田工程技術有限公司、 会田鍛圧机床有限公司は12月31日が
における仮決算による計算書類にて連結しております。その他
の連結子会社の決算日は連結決算日と一致しております。
4. 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
連 結 計 算 書 類
決算日でありますが、これらの会社につきましては連結決算日
その他有価証券
時価のあるもの…連結決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理
し、売却原価は移動平均法により算定)
時価のないもの…移動平均法による原価法
②デリバティブ……時価法
③たな卸資産
製品・仕掛品………主として個別法による原価法(収益性低
下による簿価切下げの方法)
原材料………………主として先入先出法による原価法(収益
性低下による簿価切下げの方法)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
主として定額法
当社の建物及び構築物、機械装置は当社が相当と認めた耐用
年数を使用
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物及び構築物
2年~50年
機械装置及び運搬具
2年~9年
②無形固定資産(リース資産を除く)
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能
期間(当社及び国内連結子会社は5 年)に基づく定額法に
よっております。
③リース資産(所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る
リース資産)
30
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロ(リース契約上
に残価保証の取り決めがある場合は、当該残価保証額)とす
る定額法によっております。
(3)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金………債権の貸倒れによる損失に備えるため、主
として一般債権については貸倒実績率法に
より、貸倒懸念債権等特定の債権について
は個別に回収可能性を勘案し、回収不能見
込額を計上しております。
②製品保証引当金…製品の引渡後に発生する費用支出に備える
ため、 主として保証期間内における補修費
用の見込額を計上しております。
③賞与引当金………従業員賞与の支出に充てるため、支給見込
額のうち当連結会計年度の負担額を計上し
ております。
④役員賞与引当金…役員賞与の支出に充てるため、支給見込額
のうち当連結会計年度の負担額を計上して
おります。
⑤受注損失引当金…受注契約に係る将来の損失に備えるため、
当連結会計年度末時点で将来の損失が確実
に見込まれ、かつ当該損失額を合理的に見
積もることが可能なものについて、将来の
損失見込額を計上しております。
⑥退職給付引当金…従業員の退職給付に備えるため、主として
当連結会計年度末における退職給付債務及
び年金資産の見込額に基づき、計上してお
ります。数理計算上の差異は、その発生時
の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年
数(10 年。ただし、一部の国内連結子会
社については5年)による定額法により翌
連結会計年度から費用処理しております。
過去勤務債務は、発生時に一括償却してお
ります。
なお、確定給付企業年金制度については、
当連結会計年度末において前払年金費用と
なっており、「投資その他の資産」の「そ
の他」に含めて記載しております。
31
(4)その他連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項
①外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円
貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。な
場により円貨に換算し、収益・費用は期中平均相場により円
貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘
定に含めております。
②ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段)
為替予約及び通貨オプション
(ヘッジ対象)
外貨建予定取引
ヘッジ方針
連 結 計 算 書 類
お、在外連結子会社の資産・負債は連結決算日の直物為替相
デリバティブ取引に関する権限規
程及び取引限度額等を定めた内部
規程に基づき、ヘッジ対象に係る
為替変動リスクを一定の範囲内で
ヘッジしております。
ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ対象とヘッジ手段との関係
が直接的であるため、ヘッジの有
効性の評価を省略しております。
③消費税等の会計処理
当社及び国内連結子会社は税抜方式によっております。
5.追加情報
当連結会計年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の
誤謬の訂正より、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計
基準」
(企業会計基準第24号 平成21年12月4日)及び「会計上
の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」(企業会
計基準適用指針第24号 平成21年12月4日)を適用しておりま
す。
32
連結貸借対照表に関する注記
1. 有形固定資産の減価償却累計額 20,077百万円
2. 固定資産の取得価格から直接控除した国庫補助金等による圧
縮記帳累計額
建物及び構築物 173百万円
連結株主資本等変動計算書に関する注記
1. 当連結会計年度末における発行済株式の種類及び総数
普通株式 79,147,321株
2. 剰余金の配当に関する事項
配当金支払額
株式の 配当の 配当金の 1株当た
効力
基準日
り配当額
種類
原資
総額
発生日
利益
平成23年 平成23年
平成23年6月29日 普通
383百万円
6円
3月31日 6月30日
定時株主総会
株式 剰余金
決議
基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発
生日が翌連結会計年度となるもの
次の通り決議を予定しております。
株式の 配当の 配当金の 1株当た
効力
基準日
り配当額
種類
原資
総額
発生日
利益
平成24年 平成24年
平成24年6月28日 普通
896百万円 14円
3月31日 6月29日
定時株主総会
株式 剰余金
決議
3. 当連結会計年度末において当社が発行している新株予約権(権
利行使期間が到来しているもの)に関する事項
発行決議日
(取締役会)
新株予約
権の数
目的となる株式の種類
および数
第1回新株予約権
平成15年3月24日
41個 普通株式
41,000株
第2回新株予約権
平成16年1月29日
149個 普通株式
149,000株
第3回新株予約権
平成17年2月10日
528個 普通株式
528,000株
第4回新株予約権
平成17年9月30日
918個 普通株式
918,000株
第5回新株予約権
平成19年9月10日
15個 普通株式
15,000株
第6回新株予約権
平成20年9月8日
25個 普通株式
25,000株
第7回新株予約権
平成21年9月7日
59個 普通株式
59,000株
第8回新株予約権
平成22年9月7日
55個 普通株式
55,000株
第9回新株予約権
平成22年9月13日
49個 普通株式
49,000株
金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に関する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に
33
限定し、資金調達は金融機関からの借入によっておりま
す。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利
用しており、投機的な取引は行なわない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
クに晒されております。またグローバルに事業展開をして
いることから生じる外貨建の営業債権は、為替の変動リス
クに晒されていますが、為替変動リスクを軽減するため、
先物為替予約等を利用してヘッジしております。
有価証券である譲渡性預金はペイオフ(預金保険制度)
の対象外となっておりますが、預入期間は一年未満の短期
連 結 計 算 書 類
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リス
としております。
営業債務である買掛金は、ほとんどが6ヶ月以内の期日
であります。また、その一部には、原材料等の輸入に伴う
外貨建のものがあり、為替変動のリスクに晒されておりま
すが、恒常的に同じ外貨建の営業債権の範囲内にあります。
長期借入金及びファイナンスリース取引に係るリース債
務は、主に設備投資、研究開発投資に必要な資金の調達を
目的としたものであり、返済期日は最長で5年以内であり
ます。
投資有価証券は、主として株式であり、価格変動のリス
クに晒されております。
デリバティブ取引は、外貨建の営業債権債務に係る為替
変動のリスクに対するヘッジ取引を目的とした先物為替予
約取引、通貨オプション取引であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、債権管理規程に従い、営業債権について営業及
びサービス担当部門が主要な取引先の状況を定期的にモニ
タリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとと
もに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽
減を図っております。連結子会社においても、当社の債権
管理規程に準じて、同様の処理を行なっております。
デリバティブ取引の利用にあたっては、カウンターパー
ティーリスクを軽減するために、信頼性の高い金融機関と
のみ取引を行なっております。
当期の連結決算日現在における最大信用リスク額は、信
34
用リスクに晒される金融資産の貸借対照表価額により表わ
されています。
② 市場リスクの管理
当社グループは、外貨建の営業債権債務について、為替
の変動リスクを回避するため先物為替予約等によるヘッジ
をしております。
デリバティブ取引については、デリバティブ取引に関す
る権限規程及び取引限度額等を定めた内部規程に基づき、
ヘッジ対象に係る為替変動リスクを一定の範囲内でヘッジ
しております。
投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引
先企業)の財務状況等を把握しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市
場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれて
おります。当該価額の算定において変動要因を織り込んで
いるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該
価額が変動することもあります。「2.金融商品の時価等に
関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等
については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場
リスクを示すものではありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
平成24年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価
及びこれらの差額については、次の通りであります。な
お、時価を把握することが極めて困難と認められるもの
は、次表には含めておりません((注2)を参照ください)。
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
13,222
13,222
-
(2)受取手形及び売掛金
11,618
11,618
-
4,000
4,000
-
3,501
3,501
-
32,342
32,342
-
(3)有価証券
(4)投資有価証券
その他有価証券
資産計
35
(単位:百万円)
連結貸借対照表
計上額
時価
差額
4,724
4,724
-
(2)未払金
3,768
3,768
-
(3)長期借入金
1,500
1,505
5
960
971
11
(4)リース債務(1年以内に返済予定のものを含む)
負債計
10,953
10,970
17
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引(※)
46
46
-
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引(※)
34
34
-
(※)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示してお
ります。
連 結 計 算 書 類
(1)買掛金
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティ
ブ取引に関する事項
資産
(1)現金及び預金
預金はすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似し
ていることから、当該帳簿価額によっております。
(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほ
ぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)有価証券
有価証券である譲渡性預金の預入期間は短期のため、時
価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっ
ております。
(4)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によってお
ります。
その他有価証券において種類ごとの取得原価、連結貸借
対照表計上額及びこれらの差額については、次の通りであ
ります。
36
(単位:百万円)
種類
時価が連結貸借対照表 株式
計上額を超えるもの
小計
時価が連結貸借対照表
計上額を超えないもの
株式
小計
合計
取得価額
連結貸借対照表
計上額
差額
956
3,384
2,427
956
3,384
2,427
135
116
△ 18
135
116
△ 18
1,092
3,501
2,409
負債
(1)買掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほ
ぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2)未払金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほ
ぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)長期借入金
これらの時価は元利金の合計額を新規に同様の借入を行
なった場合に想定される利率で割り引いて算定する方法に
よっております。
(4)リース債務
これらの時価は元利金の合計額を新規に同様のリースを
行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法に
よっております。
デリバティブ取引
① ヘッジ会計が適用されていないもの
ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引につい
て、取引の対象物の種類ごとの連結決算日における契約額
又は契約において定められた元本相当額、時価及び評価損
益並びに当該時価の算定方法は、次の通りであります。
37
通貨関連
区分
(単位:百万円)
契約額等
デリバティブ
取引の種類等
うち1年超
時価
評価損益
為替予約取引
売建
ユーロ
523
148
-
-
27
5
27
5
126
243
-
△2
△2
-
3
3
買建
円
ユーロ
通貨オプション取引
売建
市場取
引以外
の取引
コール
ユーロ
43
(オプション料)
米ドル
(△1)
965
(オプション料) (△19)
-
-
-
(-)
(△0)
(1)
-
-
(-) (△12)
連 結 計 算 書 類
米ドル
-
(7)
買建
プット
ユーロ
(オプション料)
米ドル
(注)時価の算定方法
為替予約取引
通貨オプション取引
-
-
-
(-)
(2)
(1)
965
(オプション料)
合計
43
(1)
(19)
1,040
(-)
-
(-)
-
(-)
-
(22)
34
(12)
-
(2)
34
(12)
取引先金融機関から提示された価格等に基づき算
定しております。
取引先金融機関から提示されたオプション料の時
価評価を記載しております。
② ヘッジ会計が適用されているもの
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引につい
て、ヘッジ会計の方法ごとの連結決算日における契約額又
は契約において定められた元本相当額は、次の通りであり
ます。
38
通貨関連
ヘッジ会計
の方法
(単位:百万円)
デリバティブ
取引の種類等
主な
ヘッジ対象
契約額等
うち1年超
時価
為替予約取引
売建
ユーロ
15
1,043
19
米ドル
円
-
19
-
0
27
△0
買建
円
43
87
米ドル
-
-
3
2
通貨オプション
売建
コール
米ドル
1,932
(オプション料)
原則的処理
方法
ユーロ
(オプション料)
外貨建
予定取引
(△29)
859
(△31)
-
-
(-) (△32)
-
-
(-)
(29)
プット
米ドル
140
(オプション料)
(△1)
-
-
(-)
(1)
-
-
買建
プット
米ドル
(オプション料)
ユーロ
(オプション料)
1,932
(29)
859
(31)
(-) (△16)
-
-
(-)
(19)
コール
米ドル
140
(オプション料)
合計
(注)時価の算定方法
為替予約取引
通貨オプション取引
(1)
1,207
(-)
-
(-)
19
(-)
-
(0)
32
(2)
取引先金融機関から提示された価格等に基づき算
定しております。
取引先金融機関から提示されたオプション料の時
価評価を記載しております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる主な金融商
品
(単位:百万円)
区分
連結貸借対照表計上額
その他有価証券
非上場株式
非連結子会社株式
39
60
13
これらについては、市場価格がなくかつ時価を把握する
ことが極めて困難と認められるため、
「資産(4)投資有価
証券」に含めておりません。
賃貸等不動産に関する注記
1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
781円51銭
46円90銭
(注)1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定する
為の「普通株式の自己株式数」においては、平成24年3月31日
現在において資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)
が所有する当社株式3,397,000株を自己株式として会計処理し
ていることから、「1株当たり純資産の算定に用いられた普通
株式の数」および「普通株式の期中平均株式数」は、当該株式
を控除して算出しております。
連 結 計 算 書 類
開示すべき重要な賃貸等不動産はありません。
重要な後発事象に関する注記
該当事項はありません。
40
個 別 計 算 書 類
貸 借 対 照 表 (平成24年3月31日現在)
(単位 百万円)
科 目
28,951
3,711
1,532
10,936
4,000
376
4,546
436
314
181
1,084
1,072
658
99
△0
固定資産
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車輌運搬具
工具器具及び備品
土地
リース資産
建設仮勘定
25,707
11,382
3,960
56
1,774
32
146
4,447
939
25
無形固定資産
ソフトウェア
その他
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
長期貸付金
従業員長期貸付金
破産・更生債権等
長期前払費用
保険積立金
差入保証金
その他
貸倒引当金
資産合計
41
金 額
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
有価証券
製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
前渡金
前払費用
繰延税金資産
未収入金
立替金
その他
貸倒引当金
146
145
1
14,178
3,552
6,217
50
9
1
16
3,182
815
410
△ 76
54,658
科 目
負債の部
流動負債
買掛金
リース債務
未払金
未払費用
未払法人税等
前受金
預り金
製品保証引当金
賞与引当金
役員賞与引当金
受注損失引当金
その他
固定負債
長期借入金
リース債務
長期未払金
繰延税金負債
その他
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
配当準備積立金
研究開発積立金
為替変動積立金
株式消却積立金
買換資産圧縮積立金
別途積立金
繰越利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
新株予約権
純資産合計
負債・純資産合計
金 額
11,249
3,597
913
3,745
289
50
1,076
76
428
512
25
351
182
3,391
1,500
37
311
1,520
23
14,641
38,368
7,831
12,988
12,425
563
26,663
1,957
24,706
1,370
5,400
2,000
6,000
1,031
6,710
2,193
△ 9,114
1,582
1,565
17
66
40,017
54,658
損 益 計 算 書 (平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)
(単位 百万円)
科 目
金 額
売上高
33,777
売上原価
28,253
売上総利益
5,523
販売費及び一般管理費
4,411
営業利益
1,112
営業外収益
受取利息
受取配当金
1
68
113
養老保険満期償還益
888
補助金収入
75
その他
42
1,189
営業外費用
支払利息
固定資産賃貸費用
41
個 別 計 算 書 類
固定資産賃貸料
119
為替差損
43
支払手数料
87
貸倒引当金繰入額
50
その他
56
経常利益
398
1,904
特別利益
固定資産売却益
19
19
特別損失
固定資産除却損
53
減損損失
31
その他
6
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
91
1,832
13
△ 254
△ 240
2,073
42
株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 (平成23年4月1日から平成24年3月31日まで)
(単位 百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
当期首残高
当期末残高
当期首残高
当期末残高
その他資本剰余金
当期首残高
当期変動額
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
資本剰余金合計
当期首残高
当期変動額
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
利益剰余金
利益準備金
当期首残高
当期末残高
その他利益剰余金
配当準備積立金
当期首残高
当期末残高
研究開発積立金
当期首残高
当期末残高
為替変動積立金
当期首残高
当期末残高
株式消却積立金
当期首残高
当期末残高
買換資産圧縮積立金
当期首残高
当期変動額
税率変更に伴う買換資産圧縮積立金の増加
買換資産圧縮積立金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
別途積立金
当期首残高
当期末残高
繰越利益剰余金
当期首残高
当期変動額
税率変更に伴う買換資産圧縮積立金の増加
買換資産圧縮積立金の取崩
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
43
利益剰余金合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
当期変動額合計
当期末残高
7,831
7,831
12,425
12,425
576
△ 12
△ 12
563
13,001
△ 12
△ 12
12,988
1,957
1,957
1,370
1,370
5,400
5,400
2,000
2,000
6,000
6,000
963
79
△ 11
68
1,031
6,710
6,710
572
△ 79
11
△ 383
2,073
1,621
2,193
24,974
△ 383
2,073
1,689
26,663
自己株式
株主資本合計
当期首残高
当期変動額
自己株式の取得
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
△0
38
37
△ 9,114
36,653
△ 383
2,073
△0
25
1,714
38,368
1,511
53
53
1,565
△ 80
98
98
17
個 別 計 算 書 類
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
繰延ヘッジ損益
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等合計
当期首残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
新株予約権
当期首残高
当期変動額
新株予約権の発行
新株予約権の行使
新株予約権の失効
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
当期首残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
新株予約権の発行
新株予約権の行使
新株予約権の失効
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
△ 9,152
1,431
151
151
1,582
71
19
△ 23
△1
△4
66
38,156
△ 383
2,073
△0
25
19
△ 23
△1
151
1,861
40,017
44
個 別 注 記 表
重要な会計方針に係る事項
1. 資産の評価基準及び評価方法
(1)有価証券
関係会社株式……………移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの………決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法によ
り処理し、売却原価は移動平均法に
より算定)
時価のないもの………移動平均法による原価法
(2)デリバティブ……時価法
(3)たな卸資産
製品・仕掛品…………個別法による原価法(収益性低下に
よる簿価切下げの方法)
原 材 料……………先入先出法による原価法(収益性低
下による簿価切下げの方法)
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)……定額法
(2)無形固定資産(リース資産を除く)……定額法
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可
能期間(5年)に基づく定額法によっております。
(3)リース資産………リース期間を耐用年数とし、残存価額を
ゼロ(リース契約上に残価保証の取り決
めがある場合は、当該残価保証額)とす
る定額法
3.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金………………債権の貸倒れによる損失に備えるた
め、一般債権については貸倒実績率
法により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘
案し、回収不能見込額を計上してお
ります。
(2)製品保証引当金…………製品の引渡後に発生する費用支出に
備えるため、 主として保証期間内に
おける補修費用の見込額を計上して
おります。
(3)賞与引当金………………従業員賞与の支出に充てるため、 支
給見込額のうち当期負担額を計上し
ております。
45
個 別 計 算 書 類
(4)役員賞与引当金…………役員賞与の支出に充てるため、 支給
見込額のうち当期負担額を計上して
おります。
(5)受注損失引当金…………受注契約に係る将来の損失に備える
ため、当期末時点で将来の損失が確
実に見込まれ、かつ当該損失額を合
理的に見積もることが可能なものに
ついて、将来の損失見込額を計上し
ております。
(6)退職給付引当金…………従業員の退職給付に備えるため、当
期末における退職給付債務及び年金
資産の見込額に基づき計上しており
ます。数理計算上の差異は、その発
生時の従業員の平均残存勤務期間以
内の一定の年数(10 年)による定
額法により翌期から費用処理してお
ります。過去勤務債務は、発生時に
一括償却しております。
なお、確定給付企業年金制度につい
ては、当期末において前払年金費用
となっており、「投資その他の資産」
の「その他」に含めて記載しており
ます。
4.その他計算書類の作成のための基本となる重要な事項
(1)ヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法 繰延ヘッジ処理によっておりま
す。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段) 為替予約及び通貨オプション
(ヘッジ対象) 外貨建予定取引
③ヘッジ方針 デリバティブ取引に関する権限
規程及び取引限度額等を定めた
内部規程に基づき、ヘッジ対象
に係る為替変動リスクを一定の
範囲内でヘッジしております。
④ヘッジ有効性評価の方法 ヘッジ対象とヘッジ手段との関
係が直接的であるため、ヘッジ
の有効性の評価を省略しており
ます。
46
(2)消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
表示方法の変更
貸借対照表関係
「立替金」は、金額的重要性が増したため、当事業年度
より区分掲記しております。なお、前事業年度は流動資産
の「その他」に483百万円を含めております。
5.追加情報
当事業年度の期首以後に行われる会計上の変更及び過去の
誤謬の訂正より、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会
計基準」
(企業会計基準第24号 平成21年12月4日)及び「会
計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第24号 平成21年12月4日)を適用し
ております。
貸借対照表等に関する注記
1.保証債務
子会社の銀行取引に関する保証債務
2,315百万円(21,101千ユーロ)
アイダS.r.l.
2.有形固定資産の減価償却累計額
16,871百万円
3.固定資産の取得価格から直接控除した国庫補助金等による圧縮
記帳累計額
建 物
4.関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
短期金銭債権
短期金銭債務
173百万円
8,108百万円
1,733百万円
損益計算書に関する注記
関係会社との取引高
営業取引による取引高
売上高
仕入高
販売手数料
その他の販売費および一般管理費
営業取引以外の取引高
47
14,462百万円
5,964百万円
60百万円
71百万円
110百万円
株主資本等変動計算書に関する注記
当事業年度末における自己株式の種類及び株式数
18,488,681株
普通株式
(注)当社は平成22年10月29日開催の取締役会において、従業員の報酬の一
部と当社の株価や業績との連動性をより高め、株価の変動による経済的
な効果を株主の皆様と共有することにより、株価上昇及び業績向上への
従 業 員 の 意 欲 や 士 気 を 高 め る こ と を 目 的 と し て、「 株 式 給 付 信 託
(J-ESOP)」を導入することを決議いたしました。この導入に伴い、平
成22年12月1日付けで自己株式3,400,000株を資産管理サービス信託銀
行株式会社(信託E口)へ拠出しております。平成24年3月31日現在に
おいて信託E口が所有する当社株式3,397,000株を自己株式数に含めて記
載しております。
税効果会計に関する注記
たな卸資産評価損
製品保証引当金
賞与引当金
減価償却費
有価証券評価損
ゴルフ会員権評価損
長期未払金
関係会社株式評価損
繰越欠損金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
2.繰延税金負債発生の主な原因の内訳
デリバティブ取引
退職給付引当金
買換資産圧縮積立金
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
348百万円
162百万円
194百万円
952百万円
39百万円
8百万円
89百万円
3,732百万円
1,888百万円
420百万円
7,836百万円
△ 6,731百万円
1,105百万円
個 別 計 算 書 類
1.繰延税金資産の発生の主な原因の内訳
△ 11百万円
△ 120百万円
△ 571百万円
△ 837百万円
△ 1,541百万円
リースにより使用する固定資産に関する注記
貸借対照表に計上した固定資産のほか、事務機器等の一部に
ついては、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用
しております。
なお、取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額
は、未経過リース料期末残高が当該未経過リース料の期末残高
及び有形固定資産の期末残高の合計額に占める割合が低いた
め、支払利子込み法により算定しております。
48
1.リース物件の取得原価相当額、減価償却累計額相当額及び期末
残高相当額
(単位 百万円)
取得価額相当額
減価償却累計額
相当額
期末残高相当額
工具器具及び備品
105
85
20
無形固定資産(ソフトウェア)
117
106
10
合 計
223
191
31
2.未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
27百万円
3百万円
31百万円
合 計
3.支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
減価償却費相当額
49百万円
49百万円
4.減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法に
よっております。
関連当事者との取引に関する注記
属性
会社等
の名称
住所
議決権等
関係内容
期末残
資本金 事業の内
取引金
の所有
取引の
又は出 容又は職
額(百 科目 高(百
(被所有) 役員の 事業上 内容
万円)
万円)
資金 業
兼任等
の関係
割合
注1
アイダホ
プレス機
千香港ドル
香港
械の販売・ 100%
子会社 ンコン
660
LTD.
サービス
なし
プレス機
アイダ
米国
千米ドル 械の製造・
子会社 アメリカ オハイ
100%
42,102 販売・サー
CORP.
オ州
ビス
兼任
1名
電子制御装置
㈱
石川県 百万円 および自動装
子会社
100%
50 置システムの
アクセス 白山市
製造・販売
兼任
2名
当社製
品の販
売等
売上
注1
当社製
品の製 売上
造委託・
販売等
注1
当社製品
の製造委
託等
仕入
注2
賃貸料
兼任
1名
アイダエン
マレーシ
プレス機
千リンギット
ジニアリング
ア ジョ
械の製造・ 100%
64,842
(M)
ホール州
販売
兼任
1名
アイダグレイ
千シンガポー プ レ ス 機
シンガ
子会社 ターアジア
ルドル 械の販売・ 100%
ポール
PTE.LTD.
300
サービス
なし
子会社
アイダ
S.r.l.
SDN.BHD.
49
注1
プレス機
イタリア 千ユーロ 械の製造・
100%
ブレシア市 24,000 販売・サー
ビス
子会社
4,648 売掛金 1,628
3,405 売掛金 1,626
4,166
85
買掛金
790
立替金
626
ー
ー
注3
2,315 ー
ー
当社製 債務保証
品の製
造委託・ 売上 2,618 売掛金 1,050
販売等
注1
当社製
品の製 売上
造委託・
販売等
1,423 売掛金 961
注1
当社製
品の販
売等
売上
1,533 売掛金 1,084
(注1)当社製品の販売及び製造委託等については、市場価格を勘案して一般
取引条件と同様に決定しております。
(注2)賃貸料につきましては減価償却費や固定資産税等の諸経費及び実勢金
利を勘案して決定しております。
(注3)債務保証については、アイダS.r.l.の銀行取引について債務保証を行っ
たものであり、「取引金額」は平成24年3月末残高であります。
1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
658円62銭
34円21銭
重要な後発事象に関する注記
該当事項はありません。
個 別 計 算 書 類
(注)1株当たり純資産及び1株当たり当期純利益を算定する為の「普通株式の
自己株式数」においては、平成24年3月31日現在において資産管理サー
ビス信託銀行株式会社(信託E口)が所有する当社株式3,397,000株を自
己株式として会計処理していることから、「1株当たり純資産の算定に用
いられた普通株式の数」および「普通株式の期中平均株式数」は、当該
株式を控除して算出しております。
50
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書
独立監査人の監査報告書
アイダエンジニアリング株式会社
取締役会 御 中
平成24年5月10日
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
山 元 清 二 ㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
山 﨑 隆 浩 ㊞
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、アイダエンジニア
リング株式会社の平成23年4月1日から平成24年3月31日までの連結会計年
度の連結計算書類、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主
資本等変動計算書及び連結注記表について監査を行った。
連結計算書類に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の
基準に準拠して連結計算書類を作成し適正に表示することにある。これに
は、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結計算書類を作成し適正に
表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが
含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場
から連結計算書類に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が
国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行っ
た。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽表示がないかど
うかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき
監査を実施することを求めている。
監査においては、連結計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手す
るための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又
は誤謬による連結計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択
及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するた
めのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応
じた適切な監査手続を立案するために、連結計算書類の作成と適正な表示に
関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針
及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての連結計算書類の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手した
と判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と
認められる企業会計の基準に準拠して、アイダエンジニアリング株式会社及
び連結子会社からなる企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損
益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定によ
り記載すべき利害関係はない。
以 上
51
会 計 監 査 人 の 監 査 報 告 書
独立監査人の監査報告書
アイダエンジニアリング株式会社
取締役会 御 中
平成24年5月10日
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
山 元 清 二 ㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
山 﨑 隆 浩 ㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、アイダエンジ
ニアリング株式会社の平成23年4月1日から平成24年3月31日までの第77期
事業年度の計算書類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動
計算書及び個別注記表並びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の
基準に準拠して計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することに
ある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類及びそ
の附属明細書を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統
制を整備及び運用することが含まれる。
監 査 報 告
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場
から計算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監
査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書
に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査
計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監
査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断
により、不正又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示
のリスクの評価に基づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の
有効性について意見表明するためのものではないが、当監査法人は、リスク
評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算
書類及び附属明細書の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。ま
た、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者に
よって行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細
書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手した
と判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一
般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びそ
の附属明細書に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において
適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定によ
り記載すべき利害関係はない。
以 上
52
監 査 役 会 の 監 査 報 告 書
監査報告書
当監査役会は、平成23年4月1日から平成24年3月31日までの第77期
事業年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告
書に基づき、審議の結果、監査役全員の一致した意見として、本監査報
告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の基本方針、監査計画等を定め、各監査役から監
査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計
監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説
明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の
基本方針、監査計画等に従い、取締役、内部監査部門、その他の使用
人等と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めると
ともに、取締役会その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等か
らその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求
め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務
及び財産の状況を調査いたしました。また、事業報告に記載されてい
る取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため
の体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとし
て会社法施行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関す
る取締役会決議の内容及び当該決議に基づき整備されている体制(内
部統制システム)について、取締役及び使用人等からその構築及び運
用の状況について定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、意
見を表明いたしました。なお、金融商品取引法上の財務報告に係る内
部統制については、取締役等及び新日本有限責任監査法人から当該内
部統制の評価及び監査の状況について報告を受け、必要に応じて説明
を求めました。事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第
3号イの基本方針及び第3号ロの各取組みについては、取締役会その他
における審議の状況等を踏まえ、その内容について検討を加えまし
た。子会社については、子会社の取締役等と意思疎通及び情報交換を
図り、必要に応じて事業の報告を受け、又は往査いたしました。以上
の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書に
ついて検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実
施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務
の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。ま
た、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するた
めの体制」
(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関す
る品質管理基準」
(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整
備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の
方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算
書、株主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書並び
に連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等
変動計算書及び連結注記表)について検討いたしました。
53
平成24年5月14日
アイダエンジニアリング株式会社 監査役会
常勤監査役(社外監査役) 松 本 誠 郎 ㊞
監 査 役(社外監査役) 増 岡 由 弘 ㊞
監 査 役(社外監査役) 大 磯 公 男 ㊞
以 上
監 査 報 告
2.監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の
状況を正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款
に違反する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると
認めます。また、当該内部統制システムに関する事業報告の記
載内容及び取締役の職務の執行についても、財務報告に係る内
部統制を含め、指摘すべき事項は認められません。
四 事業報告に記載されている会社の財務及び事業の方針の決定を
支配する者の在り方に関する基本方針については、指摘すべき
事項は認められません。事業報告に記載されている会社法施行
規則第118条第3号ロの各取組みは、当該基本方針に沿ったもの
であり、当社の株主共同の利益を損なうものではなく、かつ、
当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないと認め
ます。
(2)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当
であると認めます。
(3)連結計算書類の監査結果
会計監査人新日本有限責任監査法人の監査の方法及び結果は相当
であると認めます。
54
55
( ご 参 考 )
事 業 ト ピ ッ ク ス
「 大 容 量 低 速 ・ 高 ト ル ク サ ー ボ モ ー タ 装 置 」が 2 0 1 1 年
“超”モノづくり部品大賞において機械部品賞を受賞
当社が開発いたしました「大容量・低速・高トルクサーボモー
タ装置」が、昨年度、モノづくり日本会議および日刊工業新聞社
主催の「2011年“超”モノづくり部品大賞」において「機械部
品賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
当社がサーボプレス機の開発に着手した1990年代当時、プレ
ス加工に最適なサーボモータは市場に存在しなかったため、サー
ボモータ開発への取り組みを開始、減速機無しでダイレクト駆動
が可能な「大容量・低速・高トルクサーボモータ」を独自に開発
しました。その後はモータだけではなくアンプ、電源、モーショ
ンコントローラ、エネルギーマネジメントシステムまで自社開発
し、パッケージ化を推進した結果、プレス機械だけでなく、大型
産業機械をはじめとする多くの業界のニーズにもお応えできる画
期的なシステムとしてご提供できるようになりました。
︵ ご 参 考 ︶
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( ご 参 考 )
主 要 な 事 業 所 の ご 紹 介
国内生産体制
当社グループは神奈川県相模原市緑区に相模事業所、津久井事業所およ
び下九沢事業所、そして、石川県白山市に白山事業所を展開し、生産活動
を行っております。
相模事業所
所 在 地:神奈川県相模原市緑区大山町2番10号
電 話 番 号:042-772-5231 FA X 番 号:042-772-5263
主な事業内容:塑性加工部品成形システムの開発・設計・製造
精密成形用DSF-U1-6000
および自動車ボディ成形用DSF-S4-23000
津久井事業所
所 在 地:神奈川県相模原市緑区根小屋1752
電 話 番 号:042-784-2201 FA X 番 号:042-784-2315
主な事業内容:塑性加工部品およびモーターコア、IT関連、微細部品成
形システムの製造
DSF-C1-1500および
DSF-N1-2000のロボッ
トライン
営業・サービス本部(サービス部門)
電 話 番 号:042-784-5523 FA X 番 号:042-784-5563
主な事業内容:プレス機械のメンテナンス、近代化工事、スペアパーツ販売
保守点検やリビルドから、環境対策のコ
ンサルティングまで、幅広くお客様の生
産活動をサポートします。
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成形技術センター
電 話 番 号:042-784-3870 FA X 番 号:042-784-5531
主な事業内容:工法の研究開発および金型の製造
自動車用金型
下九沢事業所
株式会社エービーシー(当社子会社)(中古機事業部)
所 在 地:神奈川県相模原市緑区下九沢1662番地
電 話 番 号:042-784-7030 FA X 番 号:042-784-7174
主な事業内容:中古プレス機械の販売
(注)同社の本社は当社の相模事業所内に所在しております。
株式会社エービーシー
中古機事業部の工場
株式会社アクセス(当社子会社)
所 在 地:石川県白山市木津町1080番地
電 話 番 号:076-274-8200 FA X 番 号:076-274-8210
主な事業内容:電子制御装置および自動装置システムの製造・販売
︵ ご 参 考 ︶
白山事業所
幅広のハイテン材に対応する
大型レベラフィーダライン
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グローバル生産拠点
当社グループは米州、欧州、アジアの主要な需要地域に生産拠点を設
け、これに日本を含めたグローバル生産4極体制を構築し、生産活動を行っ
ております。
米州
アイダアメリカ CORP.
所 在 地:7660 Center Point 70 Blvd.,Dayton,Ohio 45424-6380,U.S.A.
電 話 番 号:
(1)
937-237-2382 FA X 番 号:(1)937-237-1995
主な事業内容:プレス機械の製造・販売・サービス
欧州
アイダS.r.l.
所 在 地:Via Brescia,26 25020 Pavone Mella(BS)-Italy
電 話 番 号:
(39)
030-9590111 FA X 番 号:(39)030-9959377
主な事業内容:プレス機械の製造・販売・サービス
アジア
アイダエンジニアリング(M)SDN.BHD.
所 在 地:Plo 524,Jalan Keluli,81700,Pasir Gudang,Johor,Malaysia
電 話 番 号:
(60)
7-251-6688 FA X 番 号:(60)7-252-0688
主な事業内容:プレス機械の製造・販売
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アジア
会田鍛圧机床有限公司
所 在 地:中国江蘇省南通市港 区南通船舶配套工 集中区集美路68号
電 話 番 号:
(86)
513-5100-6588 FA X 番 号:(86)513-5100-6018
主な事業内容:プレス機械の製造・販売
グローバル販売・サービス拠点
当社グループは前述の生産拠点のほか、世界各地に販売・サー
ビス拠点を設置し、顧客への密接なサービスを提供しておりま
す。
欧州・北アフリカ
北米
南米
︵ ご 参 考 ︶
アジア
※赤は生産拠点、青は営業サービス拠点
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株 主 メ モ
事業年度 ・・・・・・・・・・・
剰余金の配当基準日
・・・・
定時株主総会
・・・・・・・・
単元株式数
・・・・・・・・・
株主名簿管理人
・・・・・・・
4月1日~翌年3月31日
3月31日
毎年6月下旬
100株
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
みずほ信託銀行株式会社
証券会社等に口座を
お持ちの場合
証券会社等に口座をお持ちで
ない場合(特別口座の場合)
〒168-8507
東京都杉並区和泉2-8-4
みずほ信託銀行
証券代行部
郵便物送付先
電話お問い合
わせ先
フリーダイヤル0120-288-324
お取引の証券会社に (土・日・祝日を除く9:00~17:00)
なります。
みずほインベスターズ証券
各種手続お取扱店
本店および全国各支店
(住所変更、株主
プラネットブース
配当金受取り方法
(みずほ銀行内の店舗)
の変更等)
みずほ信託銀行
本店および全国各支店
未払配当金のお みずほ信託銀行およびみずほ銀行の本店および全国各支店
支払
(みずほインベスターズ証券では取次のみとなります。)
ご注意
公告方法
支払明細発行につい
て は、 右 の「 特 別 口
座の場合」の郵便物
送付先・電話お問い
合わせ先・各種手続
お取扱店をご利用く
ださい。
特別口座では、単元未満株式の買取・買
増以外の株式売買はできません。証券会
社等に口座を開設し、株式の振替手続を
行っていただく必要があります。
みずほインベスターズ証券で単元未満株
式の買増請求手続きをされる場合は、事
前にみずほ信託銀行が指定する口座に送
金していただく必要があります。
・・・・・・・・・・・ 電子公告により行い、公告掲載URLは
http://www.aida.co.jp/ir/koukoku/index.html
といたします。
ただし、事故その他やむを得ない事由によって
電子公告による公告をすることができない場合
は、日本経済新聞に掲載して行います。
○「復興特別所得税」についてのご案内
2011年12月2日に「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために
必要な財源の確保に関する特別措置法(平成23年法律第117号)」が公布されま
した。これに伴い、所得税全体を対象として、2013年1月から2037年12月ま
での25年間、基準所得税額に対し2.1%の「復興特別所得税」が課税されるこ
とになりますので、ご案内申しあげます。
なお、上場株式等の配当等に関する具体的な税率は、下表をご参照願います。
復興特別所得税を加算した
上場株式等の配当等に係る税金
上場株式等の配当等に
係る税金と税率
合 計
所得税
住民税
~2012年
【現在】
2013年
7%
3%
10%
7.147%
3%
10.147%
【軽減税率】【軽減税率】
2014年~
2037年
15.315%
5%
2038年~
20.315%
20%
15%
5%
※2013年1月以降の所得税率の計算方法
・2013年1月~2013年12月⇒ 7%+ 7%×2.1%= 7.147%
・2014年1月~2037年12月⇒15%+15%×2.1%=15.315%
※上記税率は源泉徴収が行われる場合の税率です。なお、内国法人の場合は住
民税が徴収されません。
※発行済株式の総数等の3%以上に相当する数または金額の株式等を有する個人
の大口株主さまにつきましては、別の税率となりますので、ご注意ください。
※以上により、2013年1月1日以降にお受け取りになる配当金計算書等につい
て、所得税に関する表記が変更になる予定です。
※詳細につきましては、所轄の税務署にお問い合わせください。
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