平成17年1号(No.26)

上目黒福祉工房だより
目黒区立上目黒福祉工房
目黒区上目黒3-10-8
Tel
Fax
(03)-3713-5798
(03)-3713-5819
発行部数
題字:吉野
静
平成 17 年度 第 1 号(No26)
かいさい
1,200部
2005年12月20日
だいせいきょう
11月12日に開催された第27回落葉祭は、今年もたくさんの方に支えられ大 盛 況 のうちに終
えることができました。今年の落葉祭のテーマが「ラテン」でしたので、本場のタコスが味わえる
しょうか そんじゅく
メキシカンカフェや本格ラテンロックバンド「傷歌尊 塾 」のライブが目玉となり、大いに盛り上
がりました。
目黒区立上目黒福祉工房は、1977 年に開設された大人の障害者のための施
設です。24 名の仲間たちが、古くなった電線のリサイクル、アルミ缶回収
カレンダー制作等の作業、レクリエーション等の活動をしています。私た
ちは、いろいろな人たちと交流をめざすために広報を発行しています。ぜ
ひ読んでください。
あ お き えい じ
め ぐろくちょう
ロングインタビュー 青木英二目黒区長
このコーナーも3回目となりました。
か
こ
しょうがいしゃ うんどう
じ り つ せいかつ
1回目は、過去の 障 害 者 運動のあゆみと今後ついて、2回目は、自立 生活をテー
しょうらい
かんが
マに自分自身の 将 来 について 考 えてきました。
しょうがいしゃ せいさく
ぎょうせい
ちょう
そこで今回は、これからの目黒区における 障 害 者 政策 について、 行 政 の 長 であ
うかが
ほうもん
る青木英二目黒区長にお話を 伺 いました。(6月7日に、区長が工房を訪問してく
いらい
じつげん
ださった時に、インタビューの依頼をして、7月13日に実現しました。)
なお
さんか
りようしゃ
ひらやま
たなか
うめたに
尚、このインタビューに参加した工房利用者は、平山・田中・梅谷です。
らいほう じ
いんしょう
梅谷:先日区長来訪時の、工房の 印 象 についてお聞かせください。
たず
区長:何回も上目黒福祉工房にはお訪ねしているのですが感じた印象は二つありまし
みな
せっきょくてき
た。一つ目は皆 さんとても元気で 積 極 的 だったことです。これからもその
せっきょくせい
積 極 性 を大切にしてください。
こうつうりょう
しんぱい
じしん
かさい
そな
もう一つは、工房前の 交 通 量 が多いので心配でした。また、地震や火災に備
つうろ
ぼうさい
えて通路に物を置かないなど、防災の面でも気をつけてほしいと思いました。
く
してん
梅谷:利用者が感じている暮らしにくさについて(利用者の視点から見たバリアフリ
ーについて)平山さん、田中さんの意見をお聞きください。
しんせつ
くるまいすよう
平山:都立大学駅(東急東横線)に新設された車椅子用トイレは男女別になっている
いせい
かいじょしゃ
ので、ガールフレンドなどの異性の介助者によっては利用しにくい。
田中:外出をして思うのですが、中目黒駅もそうなのですが、エレベーターはなぜ車
くらい せま
椅子が1台しかはいらないのですか。それも足がぶつかる 位 狭 いです。障害
やさ
せっけい
おも
者に優しい設計にしてほしいと思います。また、車椅子はいつも遠回りしなけ
ればならないのでこのことも気になっています。
区長:エレベーターもそうですが、バリアフリーというのは、大きくわけて二つある
と思うんですね。
こうぞうじょう
と
一つは心のバリア、もう一つは 構 造 上 のバリア。大事なのは心のバリアを取
のぞ
く
り除く事だと思います。その為には障害を持つ人、持たない人が共に暮らす事
を通して学ぶ事ができれば心のバリアはできないと思います。これからは目黒
区も、心と構造上のバリアフリー両方に取り組んでいきたいと思っています。
まだエレベーターのない自由が丘駅のこともありますので、このことについて
きかい
は、平山さんのトイレの件も含めて、東急電鉄には機会をみてお願いしたいと
思います。また、中目黒の放置自転車の問題も皆さんだけでなく、視覚障害の
てっきょ
方も困りますので引き続き撤去する努力をしていきたいと思います。
だ い き ぼ
さいかいはつ
よてい
これから区では上目黒一丁目、大橋で大規模な再開発を予定しています。この
やす
けんとう
再開発についても皆さんの使い易いように検討していきたいと思っています。
梅谷:区長はご兄弟に障害者がいらっしゃると伺いましたが、これからも目黒区で僕
らが生活出来る為の、障害者政策についてお聞きします。
さい
ちてき
区長:私の兄が、54歳で知的障害者です。私は50歳で、一緒に暮らして介助する
こうれい
母も高齢 です。人は皆、年をとります。障害をもっている方や、高齢の方も
ちいき
だいげんそく
地域で引き続き生活ができる事を目指す事が、大原則だと思っています。
よう
い ば し ょ
近くにグループホームの様な居場所を作る事も一つ。 自分の家で生活ができ
る人は、そのまま地域で生活できるよう区だけでなく都や、国の力も借りてサ
ポートしていきたいと思っています。
やくわり
梅谷:地域における僕達の役割についてどうお考えですか。
区長:それぞれがそれぞれの能力にあわせて元気に一日の生活を送ってもらう事が大
原則です。
は
毎日の生活に張りを持って、自信を持って暮らしてほしいと思います。
梅谷:具体的にどのような生活が出来ると思いますか。
区長:生活をする為には、居場所が大事だと思います。自宅も一つの場所、そういう
かんきょう
場所ではない 環 境 で生活出来る事も必要だと思います。その二つで対応して
かだい
いく事が大きな課題です。
けんせつ
東が丘の、グループホームの建設もその一つだと思っています。
梅谷:東が丘グループホームのことが少しずつ工房でも話題になってきています。
そこで平山さん、田中さんから意見があります。
平山:東が丘グループホームの学習会に行って感じた事は、もっと個々の障害に応じ
えんじょ
じっさい
た対応、援助を考えてほしいと思い、実際に僕らの介助に入って僕ら一人ひと
おく
りの事を知ってほしいと思った。東が丘グループホームは23区でも遅れてで
きるので、これまで建設されたグループホームの良いところを参考にしてほし
い。
さが
区長:皆さんのお話を聞いて良い方法を捜したいので、また意見を聞かせてください。
にゅうしょ き げ ん
田中:重い身体障害の人でも、入れるようにつくってほしい。 入 所 期限 をつくらな
いでほしい。
かいてき
区長:出来るだけ快適な生活ができるような対応をしていかなければいけないと思っ
ています。障害の重い方々の対応が遅れていましたが、今度の東が丘グループ
しせつ
ホームはそのような方も対応できる施設となっております。なお、定員は7名
きせいかんわ
ほうじんなど
の予定です。これからは国の規制緩和などもあり、NPO法人等でも対応出来
る様になっていくでしょう。
梅谷:東が丘だけでなく、他にも計画はありますか。
たいさく
区長:まだありませんが、充分ではありません。色々な対策がまだまだなので、これ
からどういう対応をしていくかが課題です。
あ
この後は、フリートークで盛り上がりました。
後列
前列
平山
浅野(職員)
田中
青木区長
平井(職員)
梅谷
撮影 長田(職員)
インタビューを終えて
「元気で生活する事が大事。生活に張りをもって自信をもって・・・。」
今回のインタビューで僕が強く印象に残った言葉です。
この言葉からは、色々な事を考えさせられました。
一つは、ご兄弟に障害を持っている方がいらっしゃるので自然と出てくる気持ち
を感じました。
むずか
もう一つは、区長という仕事は一人ひとり細かい事まで、受け止めるのは 難 し
いのかなと思いました。
今、自分達に何が出来るかという事は、自分達で考え、そして発信する努力を惜
しまずやっていく事だと思いました。
いそが
なか
いただ
青木区長にはお 忙 しい中、気さくに応対して 頂 いてありがとうございました。
さいご
じんりょく
最後に、この企画にご 尽 力 くださった工房や区役所の皆様に、お礼申し上げます。
ぶんせき
文責
うめたに
梅谷
たつや
竜也
山川雄馬
僕は車イスにのっています。12月、外出したいと思って
ガイドヘルパーを申し込みました。でも、あそこは断られました。
3月になってから「はちくりうす」に頼みました。
そしたら、受けてくれました。
こないだ、台風の日、はちくりうすの男の介助者とニンテンドー64の野球ゲームで、
あそびにました。その後で、ムシキングをやりました。
みんないいひとです。
のりがいいです。
いくときは2人付きます。
トイレや食事かいじょが、うまかったよ。
トーヨーボールや和民へいきました。ダイエーへもいきました。
それから、つぎに銀座の博品館へいきました。
それから、ついに念願の秋葉原にもいくことができました。
もっと、近くから、遠くへいけるようになりたいです。
※このお話は山川雄馬さんが、NPO 法人はちくりうす(ガイドヘルパー事業)を利用
して自由に外出ができた経験をもとに自身で書かれたものです。
こんにちは小松聖一です。今回の MIX からはじ
まり-ました「Seiichi のおすすめ映画情報」は、
僕が特に興味のある映画を Pick Up して紹介して
いきます。今回紹介する映画は「ハリーポッター
と炎のゴブレット」です。
まずは今まで上映された映画の内容をふりかえってみましょう。
ハリー・ポッター 1部
賢者の石
11歳の誕生日になった夜ハリーは、自分が有名な魔法使いの子どもと知りホグワ-
ツ魔法学校に入学することとなった。しかしホグワ-ツに行くと闇の帝王が、ハリー
の行く先に魔の手がおそいかかる。ハリーはそれらの困難をくぐり抜けると、ついに
闇の帝王と戦った。ハリーが、勝ったに見えたが、
闇の帝王は、逃げてしまった。
ハリー・ポッター 2部
秘密の部屋
ハリーの部屋に召使いが現れて今回のホグワ-ツ魔法学校に来てはいけないといわれ
たハリーは忠告を無視し、ホグワ-ツ行き車に乗りなんとかホグワ-ツに行くと
そこに近ごろ石にされるうわさを耳にした。うわさが失言し仲間の1人が石にされま
した。石にされる原因を調べるとクモがやっているのを止めるハリーだった。
ハリー・ポッター 3部
アズカバンの囚人
ま ほ う はんざい け い む し ょ
ある日ホグワーツに魔法犯罪刑務所アズカバンから囚人が逃げたというニュースがは
さっそく
いった。満月の夜に人間がオオカミになって人を襲うという話を聞きハリーは、早速
そうさ
ま ほ う はんざい け い む し ょ
しゅうじん
操作に出かけた。その後、時間を戻って魔法犯罪刑務所から 囚 人 を逃がすためにハリ
ー達は手を貸した。
ハリー・ポッター 4部
今年の、今までの映画と違って、戦いあり、ハリーの恋の行方はど
うなる事になるかは? この映画を見れば、わかります。どうぞご覧下さい。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」
上演中
初め て の 恋に つ いて 調べ た ピ ョ ン !!み んな に 忘れら れ
あ ま ず
な い思い出に な っ て いき た い!甘酸っ ぱいエ ピ ソ ード が
いっ ぱい!
初恋はいつ ?
1 位、小学4年生
3 位、小学5年生
2 位、小学6 年生
●小4の時、話をするたびにっとしてたなぁー(*^_^*) ゆかり中3
せいいっぱい
●小5のときで好きな人が出来た時は、見てるだけで精一杯。でも、毎
日が楽しかった(>_<) ルキア中2
相手はど んな 人?
1 位、同級生
3 位、年下
2 位、年上
●同じクラスの子で、誰にでも優しく、運動神経がいい人だった(T_T)
ミルク中2
ち な み に 僕の 初恋は?
こうはい
かわい
僕の初恋は、中2のときで1個下の後輩です。とても可愛い子でした。
その時に友達の弟に紹介をしてもらってつきあったのです。その時の告
白の言葉は、忘れてしまったけどその子に告白した所と言えば、学校の
裏の階段の1年生の所というのだけ今でもおぼえています!!その時は
なつ
ドキドキしました。今そのことを思い出すだけで懐かしいと思います。
み んな も 初恋の 事思い出す だけ でド キ ド キ し ち ゃ う ゾ !!
僕は、中2 で遅かっ た け ど 、でも 高2 ま で約4年間つ き あ っ た ゾ ー
高2 に な っ た 時に ふら れた の も 記憶に あ り ま す ・・・。
フ ァ イ ト !!
まーちゃんより
田中憲宏
目黒区立上目黒福祉工房はいろいろな障害者がアクティ・ひまわり・つばさの
3グループに分かれてみんなで生活・作業しています。
つばさグル-プの仕事は目がみえない人に目黒区の広報を読んだテープを工房
の大きい機械で、ダビングをやっています。その他の仕事は工房の広報MIXを
発行して、外の人や色々な学校に広報におくっています。
秋には落葉祭で売るカレンダーのいろいろな絵を書いています。
上目黒福祉工房ではグループ活動の他に、水曜日にはクラブ活動(音楽・料理・
工作など)や木曜日にはレクリエーション(外出・映画鑑賞・カラオケなど)など
よ か かつどう
の余暇活動も行っています。
あなたも上目黒福祉工房でボランティアしてみませんか。ボランティア経験が
ない方もご安心ください。スタッフが完全サポートいたします。午前だけや、
だいかんげい
午後だけなど少ない時間でも大歓迎 です。お気軽にお問い合わせください。
編
集
後 記
◆広報でのボランティアの募集は自分は1年振りにやりました。(田中宏憲)
◆落葉祭に来て頂いた皆さん。ありがとうございました。久しぶりの編集長でしたの
で祭りまでに発行したかったのですが、遅れてしまいすみません。(梅谷竜也)
◆Seiichi のおすすめ映画情報で、僕の大好きなハリーポッターを紹介できたことをと
てもうれしく思います。(小松聖一)
◆今回の MIX の女の子コーナー大変でした。(藤井正樹)
◆僕の記事を読んでくれてありがとう。次回のMIXもがんばります。(山川雄馬)
◆今回記事は書いてないけど、読んでくれたみんなに「I LOVE YOU☝ 」そして「メリ
ークリスマス」。(平山静男)
この紙面は、つばさグループ利用者の広報班〔6 名〕が担当して作成して
います。職員の協力を得ながら、企画から原稿作成、原稿依頼、インタビ
ュー、文章入力、編集、校正まで、自分たちの力で行っています。読者の
みなさまのご意見、ご感想をお聞かせください。