マンション用EV・PHV普通充電器のご提案 株式会社エスコム はじめに 原油価格の高騰、エネルギー制約やエコ活動に対する認識の高まり、また環境保全の観点からも 近年電気自動車(EV・PHV)が注目されております。 各自動車メーカーや一般企業からも、電気自動車の先駆けとなるモデルが次々に登場しております。 しかしその反面、充電設備は自動車メーカーが販売店に設置したり、また公共の場に国や自治体が 設置したりしておりますが、従来のガソリンスタンドに比べまだまだ数が少ない為、これからの インフラ整備が望まれているのも現状です。 電気自動車の充電は、主に帰宅後の夜間の時間帯に行われるものと予想されます。 東京電力をはじめ、全国の電力会社は深夜の余剰電力を安く販売する制度を採用していますので、 この時間帯に充電すると、ガソリンに比べ約10~20%の燃料コストでまかなう事も可能です。 一戸建て住居の場合は充電専用のコンセントを設置し、帰宅後安い深夜電力で翌朝までに充電 出来ますが、従来型のマンションでは電気自動車の充電には、まだまだ対応出来ておりません。 そこで、マンションにお住まいの方に、戸建ての方と同じメリットを、またマンション住まいの為、 電気自動車をあきらめていた住民の方に、今回ご提案する「マンション用電気自動車普通充電器」です。 EV・PHVについて ※時間は目安であり、気温や電源の状態により、充電時間が異なる場合があります。 ※上記情報は、各メーカーが公表している情報に基づきます。 プリウスPHV 普通充電のみ 充電方式の種類 【 メリット 】 ◎設備導入費の負担が少ない。 ◎バッテリーへの負荷が少ない。 ◎省スペースでも設置できる。 【 メリット 】 ◎充電時間が短い。 普通充電器種類 ケーブル式 コンセント式 EV充電器設置に伴う問題点・解決策-Ⅰ マンションにEV充電設備を設置した場合の問題点として ①居住者様全員がEV充電器を使用しない。⇒設備費用は・・? ②EV充電器を使用する際、共用部の電気を使用する。⇒電気使用料は・・? ①設備費用は・・? ◎問題解決策 ①受益者負担の考えから、利用希望者の駐車場使用料に上乗せし、一定期間か けて回収。→設置後新たに利用希望者が現れた場合に、改めて費用負担の取り 扱いを調整する必要性がある。 ②マンションの資産価値向上につながるという観点から、修繕積立金等を用い て設置。→居住者のみなさんが納得出来るよう、意向を把握するアンケートや、 説明会などを開催し、合意を得られるプロセスを踏む。 バリューアップ工事!! EV充電器設置に伴う問題点・解決策-Ⅱ ②電気使用料は・・? ◎問題解決策 ①駐車料金への一定の金額を上乗せ。 ②課金システムを導入することにより使用された方が使用した分(電気代) を管理組合に支払っていく。 平等性 EV充電器使用者 管理組合 ※充電設備の設置にあたっては、工事に対する決議と、管理規則・駐車場使用細則の変 更に対する決議が必要。 課金システムパターン パナソニック社製EV普通充電器『ELSEEV』をベースに、 FeliCaカードによる個人認証機能を内蔵したEV普通充電スタンド 100円硬貨専用の検銭機能や領収書発行機能(オプション設定)を組み 込んだ現金決済型のEV普通充電スタンドがあります。 その他、クレジットカード決済型もあります。 導入事例 沖縄県 リゾートマンション駐車場設置例 沖縄県のリゾー ト分譲マンショ ンに設置した 「コイン式普通 充電器」です。 設備導入補助金について 一般社団法人次世代自動車振興センター H24補正予算「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」 1.補助対象と対象期間 マンションの駐車場及び月極め駐車場等への充電設備の設置・・・・・・充電設備機器費及び 設置工事費の1/2 【参考事例】 充電設備機器1基:1,000,000円+設置工事費:600,000円=1,600,000円 ⇒(補助金適用1/2):800,000円 2.申請受付期間 平成25年3月19日(火)~平成26年2月28日(金) ※補助金の交付を受けるためには平成26年10月31日(金)までに、充電設備の設置工事が完了し、充 電設備機器費用及び工事費用の支払いを終了させ、実績報告書をセンターに提出することが必要です。 (尚、申請総額が予算額を超過する場合には申請締め切り前であっても申請の受付けを終了します。) 管理組様へのご提案 管理組合様へ、ご提案頂くにあたり当社エスコムは、下記の流れでご提案 致します。 現地調査 管理組合様へ ご提案 見積書作成 提案書作成 提案内容 見積 打ち合わせ 当社は携帯基地局設置提案を、管理組合(理事会・総会)等でも行って きましたので、理事会・総会でのご提案も対応可能です。 住民説明会 千葉県分譲マンション駐車場にて説明会 千葉県幕張市の分譲マンションにて、EV充電器設置後、日産自動車・ 三菱自動車様の協力を得て、実車(リーフ・i-MiEV)を使ったEV充電器 の操作方法説明会の様子です。 最後に 電気自動車は、全国で約2万台(H23年度末)の普及状況となっていますが、 この福岡県において昨年度末までに補助金交付を受けて購入した電気自動車 の台数は約900台強。EV促進タウンの埼玉県とほぼ同じ台数が販売されて います。これは、エコや環境保全に対する関心の高さの表れかと思います。 この様に住民意識の高い土地において、今後何が望まれていくのか。 何をすれば住民の皆様に喜んで頂けるのかを考え提供する事が、 必要不可欠ではないでしょうか。 今回のこの提案が、皆様の力のひとつになって頂ければと思います。
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