業務 ぎょうむ 委託 いたく 仕様書 しようしょ

大玉村公式ホームページリニューアル
業務委託仕様書
平成27年6月24日
大玉村総務部政策推進課
-1-
1.業務名
大玉村公式ホームページリニューアル業務委託
2.概要
(1)目的
大玉村公式ウェブサイトは、前回リニューアルからこれまで改修を行いながら運用を行ってきた
が、
ウェブコンテンツアクセシビリティの指針である JISX8341-3 が平成22年8月に改正される
など情報発信を取り巻く状況が大きく変わりつつある中、従来以上にユーザビリティ(使いやす
さ)やアクセシビリティ(高齢者・障害者等の情報弱者対応)の向上が求められている。
大玉村においては、これまでコンテンツマネージメントシステム(以下CMSサービスという。
)
を導入してきておらず、職員の手作業による対応をしてきたが、改正 JIS 規格への対応には知識
や技術を必要とする事項が多く存在し、また今後従来の手法ではユーザビリティ・アクセシビリ
ティの確保と迅速な情報提供を両立させることが困難となってくる。
よって、大玉村ではCMSサービスを導入し、併せて優れたユーザビリティ・アクセシビリティ
を備えたウェブサイトを目指して構築を行うものである。
(2)基本方針
①既存ウェブサイトのデザインや内容、操作性を見直し、住民及び村外利用者等にとって魅力があり
アクセシビリティ、ユーザビリティに十分配慮した使い易い新しいウェブサイトを構築する。
②住民が必要とする情報が的確に分類された目的情報を探しやすいウェブサイトを構築する。
③各職員が住民からの問い合わせがあった際、細やかな説明に使えるウェブサイト上のマニュアル
となるように構築をする。
④ウェブサイトの運用は、外部のウェブサービス環境を利用し、サーバ機器の維持管理やセキュリテ
ィ対策等に係る作業及びコストの軽減を図る。
(3)業務概要
この業務は、ウェブサイト企画、設計、構築、CMSサービス導入設定、デザインの作成、運用マ
ニュアルの作成、既存ウェブコンテンツのデータ移行、CMSサービス導入教育、リニューアルに
伴う総合的なコンサルティングを行うものである。ウェブサイトの運用はセキュリティ面、日常の
運用管理面を軽減するため外部のウェブ環境提供サービスを利用する。
[業務委託の主な内容]
・ウェブサイトの企画、設計、構築
・ウェブサイトのデザイン及びデータの作成
・既存ウェブコンテンツの整理と構築する新ウェブサイトへのデータ移行(約 600 ページ)
・同上 アクセシビリティ向上
・ウェブ環境提供サービスの提供
・ウェブサイト運用支援
・ウェブコンテンツ作成、更新等の運用マニュアルの作成
・職員への操作方法の講習会
-2-
3.基本仕様
(1)基本コンセプト
①総務省「みんなの公共サイト運用モデル 2010 年改訂版」に配慮すること。
②情報の即時性、正確性を大幅に向上させるため、各職員が専門的な HTML・FTP 等の知識が無く
ても、簡単にウェブコンテンツの作成が可能で、サイトの運用・管理が容易に行えること。
③社会的要求であるアクセシビリティ、ユーザビリティ(ユニバーサルデザイン)に配慮したウェブ
コンテンツの作成が可能であること。
※日本工業規格「JIS X8341-3:2010」における「A(シングルエー)
」ランクを達成すること。
また、
「AA(ダブルエー)
」
、
「AAA(トリプルエー)
」に関しても可能な限り多くの項目を達成す
ること。
[遵守項目]
・視力の弱い人への配慮として、音声読み上げソフトへの対応をすること。
・色覚の不自由な人に対して配慮した配色であること。
・聴覚の不自由な人に対して配慮し、音声情報に頼ったものでないこと。
④ウェブコンテンツの内容を充実させるとともに、利用者がウェブ上で情報を簡易に引き出せ、必要
な情報の掲載場所がすぐに分かるものとし、統一したデザインで構成させること。
⑤パソコン向けサイトの内容をスマートフォンに合わせて表示を変更できること。
⑥外国語ページとして多言語(英語、中国語、スペイン語)のページを作成すること。ただし、外国
語ページはCMSサービスの機能、または自動翻訳等の別システムの連携も可能とする。
⑦バナー広告の登録・表示・管理の仕組みを構築すること。
⑧動画配信の仕組みを構築すること。
⑨SNS(Facebook、Twitter 等)とも情報共有が行えること。
⑩ウェブサイト構築、CMSサービス導入設定、外部ウェブ環境提供サービスによる情報発信におい
て、初期構築に関する部分に関し全て委託業者が行うこととする。
-3-
(2)サービス構成・条件等
①導入、運用実績
安心で安定した運用が行えるように、CMSサービス及びウェブ環境提供サービスは、自治体での
提供実績があること。また、現状の運用状況を提示すること。
②サービス構成
a)ウェブサイトは、外部のウェブ環境提供サービスで運用を行い、委託業者がサービスの維持管理
を行うこと。
b)CMSサービスは、用意されたユーザIDを用いてアクセスする形態とする。
(使用可能な端末制
限はしない)
c)FTPツール等を使用せずWebブラウザのみでWebコンテンツ編集、
登録作業が行えること。
d)クライアントPCは Windows 上のブラウザ(Internet Explorer8.0 以上、他の FireFox 等)で
職員が作成・更新・管理業務が行えること。
e)登録 ID 数やページ数の増加によるライセンス料金が発生しないこと。
f)
メールフォーム等を利用した個人情報の送信については SSL 対応により暗号化された通信が行わ
れること。SSL 使用に当たり費用が発生する場合は、その費用も見積もりに含めること。
g)原則24時間365日利用可能なサービスであること。ただし、定期点検は除く。
h)突発的な障害時にも継続して安定的なサービスを利用可能とするために冗長性、安全性を考慮
すること。
i)今後リリースされるOSやブラウザに対応できるよう、システムのバージョンアップ費用はCM
S使用料に含まれるサービスであること。
③データ形式
a)生成されるウェブコンテンツデータ(ページ)については HTML4.01Transitional 同等以上の規
格に準拠し、ウェブ標準に配慮した文書構造をもつこと。
b)アクセシビリティ・ツール等による、ウェブコンテンツの音声読み上げに対応していること。
c)ウェブサイトのレイアウト、デザイン等に関しては、table レイアウトを使用せず、データとデ
ザインが分離した適切な CSS を適用すること。
d)CMSで作成される HTML は、最新バージョンの各ブラウザ及びスマートフォンでレイアウト
が崩れないように表示できること。
④ウェブコンテンツ作成者数
CMSサービスを利用するWebコンテンツ作成者は、各課にユーザIDを設定することにより
課単位で編集権限の設けられたページの作成・編集を可能とする運用を想定している。また、
ウェブマスターは、専用のユーザIDを設けて全てのページの編集を可能とする。
ウェブマスター、承認者の数は別途協議を行うものとする。なお、複数端末からCMSサービス
管理画面へアクセスしたときに、レスポンスへの影響が感じられないように構築すること。
-4-
(3)CMSサービス編集機能
①基本ウェブコンテンツの作成・アクセシビリティ機能
a)CMSサービス編集画面は、わかり易く見やすい表示とする。
b)各課の作成・更新者はCMSサービス管理画面において、権限を設定することでページの作成・
更新が可能であること。
c)ウェブマスターは、トップページ、ヘッダー、フッターの編集を可能とし、ウェブマスター以外
は、これらのウェブサイトの共通部分は変更できないこと。
d)エディタは HTML 言語を意識することなく、一般的なワープロソフトに近い操作性により、コ
ンテンツを編集できること。なお、ウェブマスター用に HTML の使用を可能にすること。
e)表の挿入・編集は簡易な操作でできること。
f)相対指定による文字サイズの変更を可能にすること。
g)出力データは JIS X8341-3:2010 に配慮していること。
h)ウェブコンテンツはコピーして再利用が可能であること。
i)作成したすべてのWebコンテンツのフッターに担当課情報 (課名・電話番号など)の表示が可
能なこと。
j)掲載が終了したウェブコンテンツは再利用できるようにCMSサーバに保存できること。
k)公開前のWebコンテンツをプレビュー表示できること。
l)過去に公開されたウェブコンテンツをプレビュー表示できること。
m)ページ更新時に、そのページのファイル名が変更されないこと。
n)別途 HTML からの張り付けなどの作業により生成される、不要なタグや非推奨タグを消去でき
ること。
o)ウェブサイトに掲載されている情報の種類について、キーワード等を用いたサイト内検索が可能
であること。
②情報の分類
a)利用者が閲覧しやすいよう情報を分類するため、複数の検索方法を提案し、担当課と協議のうえ
決定すること。
b)各ページの編集の際、a)の複数の分類ができるような機能を有すること。
③Word、Excel、PDF の利用
a)Microsoft Word(2007・2010・2013)
・Microsoft Excel(2007・2010・2013)をコピー&ペー
ストによりウェブページに転用できること。
b)上記アプリケーションで通常 HTML 形式で保存した場合に生成されるアプリケーション固有の
タグを削除できること。
c)上記アプリケーションから取り込んだデータはCMS上で修正が可能なこと。
d)Word、Excel、PDF ファイルをリンクとして取り込んだ場合には、自動的にファイル容量及び
データ形式が表示されること。
④画像・動画
a)画像を挿入する際に代替テキストの入力が無い場合は警告を表示できること。
b)アップロードする画像を、CMSサービスの操作でトリミングやリサイズし、容量を減らせるこ
と。
-5-
⑤JIS X8341-3:2010 に対応した日本語スタイル表記
デザイン・使用スタイルの種類や名称に関しては契約後の打ち合わせのうえ決定する。
a)見出し1、見出し2等のスタイルはガイドラインに合わせて必要なものだけを一覧表示し、選択
して使用できること。
b)指定したスタイルはすべて日本語での表示を可能とし、作成者が容易に適切な HTML タグを指
定できること。
c)bのタグは CSS により統一された表示がされること。
⑥承認ワークフローの構築
a)ウェブコンテンツの内容によって、承認ルートを変更できること。
b)承認は、3段階以上設定できること(現時点では、課作成者⇒課承認者⇒ウェブマスターの3段
階の承認ルートを想定している)
。
c)承認を依頼しているページ、依頼されているページなど承認状況を表示できること。
⑦内部リンクの設定
a)各課で編集したページからリンク先(主にトップページの新着情報コーナーなどのカテゴリ)を
選択するだけで目次リンクを設定できること。
b)リンク確認をする場合やファイルを削除する場合リンク元を確認できること。
c)リンクが切れたページを一覧として作成者またはウェブマスターが確認できること。
d)サイトマップ、パンくずリストを自動生成すること。
⑧公開日時・公開終了日時の指定
a)各課の作成者が公開・非公開の日付・時間を入力することで、希望した日付・時間にWebコンテ
ンツの公開ができること。
⑨RSS 自動生成機能
a)新着情報について、RSS の自動生成ができること。
b)
「ニュース」
「トピックス」
「入札情報」など自動リンクで表示されるカテゴリページについては、
RSS の自動生成ができること。
⑩問い合わせフォーム
a)利用者からの問い合わせに対し、SSL に対応したフォーム設定ができること。
b)問い合わせ内容は、担当課で確認できること。
⑪アクセスログ解析
a)アクセスログが解析できること。
(解析結果のファイル出力は任意)
b)アクセス数、検索キーワード、ページ経路などが、日別、月別で解析できること。
c)アクセスの直帰率、滞在時間、ページ遷移トラッキングのページ毎の詳細な分析ができること。
-6-
⑫地図機能
a)作成者が住所または施設名を入力することにより、その場所の地図が表示できること。
b)利用者が拡大・縮小など操作可能な地図を導入すること。
⑬スマートフォン向けページ作成機能
a)スマートフォンに対応したページ作成ができること。
b)お知らせやイベント情報など定型情報に関しては、PC版のページを作成する時にスマート
フォンに対応したページ作成または変換・修正する機能を有すること。ページの内容は、文字
情報のみが記述できれば可とする。
⑭ウェブコンテンツの印刷
a)ウェブコンテンツは印刷用の CSS を保有し、規定のサイズで出力が可能であること。
-7-
(4)ウェブマスター機能
①各階層の各ページの編集権限については、担当課と打合せのうえ決定することとする。
②テンプレートの管理、ユーザー情報の管理、組織情報の管理、カテゴリ情報管理、承認ワークフロ
ー管理の一覧画面が付属すること。
③ユーザーID は課単位にする予定であるが、契約後に打ち合わせのうえ決定する。
④担当課の統廃合・増加などの変更ができること。
⑤全体の公開状況、公開非公開情報などが一覧で把握できること。
⑥緊急を要するWebコンテンツを、即時アップできること。
⑦災害等の緊急時に、緊急時用のテンプレートに差し替えができること。
⑧ウェブマスターから操作編集者へCMS利用上の注意等を促すために利用できるログイン画面上の
スペースを有すること。
⑨内部及び外部ページへのリンクチェック機能を有すること。
⑩利用者からの問い合わせフォームからの情報を、担当課で確認できるシステムとすること。
(5)バナー広告管理機能
①バナー広告の掲載の管理ができること。
②指定の場所にバナー広告を表示できること。
(6) 検索エンジン
①利用者側でフリーワードのサイト内検索ができること。
②広告表示等が表示されないこと。
(7) カレンダー機能(イベント情報など)
①イベント等の各種情報が、月別・日別に一覧表示できるイベントカレンダーのページ(または
そのエリア)を作成すること。
②カレンダーに掲載する各種情報は、カレンダー配下にデータを置く方式ではなく、各ページを作
成する際に、カレンダーへの登録月日を入力または選択した場合に、イベントカレンダーに表示さ
れる方式であること。
③カレンダー機能に登録した情報を利用し、スマートフォンにおいても情報の閲覧を可能とするこ
と。
(8)ロールバック機能及びバックアップ
①ページ毎に公開している一つ前の状態へ戻すことが可能なこと。
②Webコンテンツのバックアップを毎日行い、障害発生時には、バックアップ時点の内容に復旧
することが可能であること。
-8-
4.デザイン
(1) 画面デザイン
①サイト全体の構成と掲載項目の整理及び閲覧者のユーザビリティを考慮すること。
②サイト全体として,標準化・統一化されたページデザインとすること。
③文字サイズの変更を可能にする。
④背景色・文字色の変更を可能にする。
⑤全ページに、ふりがなをつけられるようにする。
⑥全ページを多言語(英語、中国語、スペイン語)で表記できるようにする。
⑦トップページ以外にも複数のデザインが作成できること。
(2) トップページ
①トップページはアクセシビリティに配慮しながらも、操作性の向上やデザインの容易な変更が可能
となること。
②トップページのメインビジュアルでは、Flash 等による動画を配信すること。
③ページ幅は可変とすること。
(3) 第2階層以下ページ
①第2階層以下ページはアクセシビリティに配慮しながらも、操作性の向上やデザインの容易な変更
が可能となること。
②アットホームおおたま、おおたまスポーツクラブ、大玉村議会、子育て応援団のページは、大玉村の
ウェブサイトと異なるデザインで作成すること。
(4) 基本デザインの作成
①上記にて決定したトップページにあわせた本文用のテンプレート・スタイルデザインを作成すること。
②ページに必要な要件として、タイトル情報、ナビゲーション(階層リンク)
、各課の連絡先を付与す
ること。
(5)テンプレートの作成
テンプレートデザインは、ある程度の HTML 等の知識がある管理者であれば、変更や新規作成・追
加が可能であること。デザインの詳細は契約後の打ち合わせのうえ決定する。
-9-
5.導入支援
(1) コンサルテーション
デザインやウェブサイト構造、不足していると思われるウェブコンテンツ等について、本村に最適と
思われるコンサルティングを行うこと。追加提案については自由な提案を可能とするが、実装につい
ては大玉村と別途協議を行うものとする。
(2)既存データの取り込み
①現在公開中のウェブコンテンツのデータ移行を実施すること。ただし、移行するにあたり整理が必要
と思われるデータについては別途協議を行うものとする。
②データを取り込む際は、1 ページずつ目視をしながら適切に H1、H2、H3 のタグを設定すること。
(3)ウェブコンテンツの新規作成及び改良
現在運用中のサイトに不足している項目については新規作成し、
修正が必要なページは改良すること。
(4)管理者用運用マニュアル(ウェブマスター用操作手順マニュアル)
大玉村の運用に合わせた実際の手順を記した管理者用操作マニュアルを作成すること。
内容は契約後
の打ち合わせのうえ、決定する。
(5)承認者用運用マニュアル(承認者用操作手順マニュアル)
大玉村の運用に合わせた実際の手順を記した承認者用操作マニュアルを作成すること。
内容は契約後
の打ち合わせのうえ、決定する。
(6)担当者用運用マニュアル(担当者用操作手順マニュアル)
大玉村の運用に合わせた実際の手順を記した担当者用操作マニュアルを作成すること。
内容は契約後
の打ち合わせのうえ、決定する。
(7)担当者用作成ガイドライン(アクセシビリティガイドライン)
提案する大玉村ウェブサイトのシステム及びアクセシビリティの維持のために必要と考える作成
ガイドラインを作成すること。内容は契約後の打ち合わせのうえ、決定する。
(8)作成担当者(承認者)への導入研修
①導入研修は、実機操作研修を予定している。以下に示した回数で研修会を実施し、研修に必要とな
るマニュアル等の印刷・納品は受注者側で実施すること。
②研修会回数は別途協議を行うものとする。
承認者研修会
担当者研修会
③納品印刷物は以下の数量とする。
承認者用運用マニュアル数量:10部
担当者用運用マニュアル数量:20部
アクセシビリティガイドライン数量:10部
- 10 -
④研修内容については別途協議を行うものとする。
(9) ウェブマスター研修
①ウェブマスターに対し、CMS管理画面の操作、テンプレート修正および作成ができるよう指導す
ること。
②研修会回数は別途協議を行うものとする。
管理者研修会
③納品印刷物は以下の数量とする。
管理者用運用マニュアル数量:10部
(10)打合せ議事録の作成
本業務に係る打合せを実施した場合は、その都度議事録を作成し、担当課に提出して、承認を得る
こと。
- 11 -
6.動作検証・評価
(1)完成したウェブコンテンツは、公開前に大玉村が移行先のWebサーバにて動作テストをし、正常動作
を確認をする。
(2)完成したウェブコンテンツは公開後、大玉村の評価審査を受け検査合格後完了とする。
7.ウェブ環境提供サービス運用体制内容及びセキュリティ対策
(1)ウェブ環境提供サービス運用体制について
①専門技術者による運用体制が確立されていること。
②自然災害発生時に対応した発電設備を完備していること。
③インターネットへ接続する上位回線は回線障害時における対策のため二重化構成となっていること。
④毎日データバックアップを行い、障害時には前日のデータ状態に戻せること。
⑤24 時間 365 日監視を行うこと。
⑥自然災害に因るものを除き、
メンテナンス等によるサービスの停止時間は限りなく短時間で実施し、
安定した運用に努めるものとする。
⑦サービス停止時にはトップページにて、利用者に対し案内を行うこと。
(2)セキュリティ対策について
①ディレクトリ表示、参照を禁止とする。
②ファイアウォールや通信機器によるアクセス制限等の不正アクセス対策を行うこと。
③運用状況の監視及びアクセスログの定期的な確認を行い、安定した運用に努めること。
④不正アクセスがあった場合、サービス停止を含め迅速に調査し口頭及び書面にて報告を行うこと。
⑤セキュリティ情報の管理を行い、セキュリティ上の問題が発生した場合、修正モジュールの適用等
を迅速に対応すること。
⑥公開している情報以外で、本業務上知りえた情報は提供・開示・漏洩しないこととしその体制が
確立されていること。
- 12 -
8.トラブル時の対応
(1)トラブルが発生時には、本村へ速やかに状況報告を行い、迅速に復旧作業を行うこと。
(2)トラブル復旧作業中も定期的に本村へ状況報告を行うこと。
9.納品・成果品
(1)ウェブサイト基本設計書
・ウェブサイトの基本設計書を作成すること。また、本業務仕様書を基に導入システムの機能要件を
整理し添付すること。
(2)管理者用運用マニュアル
(3)承認者用運用マニュアル
(4)担当者用運用マニュアル
(5)アクセシビリティガイドライン
(6)ウェブサイト緊急時対応マニュアル(障害復旧手順マニュアル)
(7)ウェブサイト保守体制表
10.その他
(1)文書データ写真などウェブサイト構築に必要と認められるものに関しては、大玉村が貸与する。
また、不足素材に関しては協議の上、構築をする。
(2)成果品及びその工程で制作された素材等は、全て大玉村に帰属するものとする。
11.疑義
この仕様書に定めない事項、この仕様書に定める業務の実施にあたって必要な詳細及び疑義が生じた
場合は、延滞なく協議し、これを定めるものとする。
12.問い合わせ先
大玉村役場 総務部 政策推進課 広報係
電話:0243-24-8098
- 13 -