第7号

◇ 1 学期のクラブ活動の様子(4・5・6年)
長田小だより
今年は、クラブの活動で、特別非常勤講師として 北寺清子さん(文化クラブ)、和田久子さん(運動ク
7 月号
ラブ)に指導に入っていただいています。
№7
H28(2016)年 7 月 5 日(火)
【運動クラブ】 基礎的な体力づくり。音楽に合わせて楽しく運動する子どもたち。
◇ アンプティーサッカーを 体験しました
【アンプティサッカーとは】
アンプティサッカーとは、主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするサッカーである。競技は国際
アンプティサッカー連盟(WAFF)が統括しており、日本でのアンプティサッカーは日本アンプティサッカー協
会(JAFA)が統括する。従来のような障害者スポーツに必要とされた専用の器具を必要とせず、日常の生活や
リハビリ・医療目的で使用しているクラッチ(主にロフストランドクラッチ)で競技を行うため、足に障害を持つ
人々にとっては、最も気楽に楽しめるスポーツとして海外、そして日本国内でも急速に普及・認知度が高まっ
ている。現在、WAFF には30か国以上が加盟。
(日本アンプティサッカー協会 HP より)
【文化クラブ】 風船に紙をぺたぺた!さて、何ができるのかな? 夢中になって取り組む子どもたち。
6月30日(木)、大阪を拠点とするアンプティサッカーチーム「関西セッチエストレーラス」の雨堤さ
ん(GK)と辻さん(プレーヤー)と中出さん(スタッフ)にお越しいただき、全校児童がアンプティサッカー
の体験をさせていただきました。先の6月18日の人権コンサートのたなか きょうさんとの出会いに続き、
今回の出会いと体験を通して、自分自身の感性や考え方と向き合う切っ掛けとなったことと信じます。
◇ 第50回交通安全子ども自転車三重県大会 入賞おめでとう!!
三重県交通安全協会と県警が主催する
「第50回交通安全子ども自転車県大会」
が7月2日(土)、津市芸濃総合文化センタ
ー内アリーナで開かれました。県内18小
学校が参加し、1校4人ずつでチームを組
み、信号に従った交差点の渡り方や踏切の
<子どもの作文から>
○
雨堤さんは、右うでの神経が切れて動かなくなった状態です。辻さんは右足を太ももあたりから無くし
ています。辻さんは松葉杖をついてサッカーをしています。私はそれを見てすごいと思いました。理由は、
松葉杖で支えてボールをけっていたからです。体験してみて難しいと思いました。キーパーの体験では、片
手でキャッチしないといけませんでした。高くボールがとんだ時、ボールをキャッチすることができません
でした。
(ビデオで)試合とかを見せてもらった時、かっこいいなぁと思いました。前向きにやっていること
安全確認などの「安全走行テスト」と、10メートル区間を25秒以上で走ったり S 字路を走り抜けた
が強いなぁと思いました。
りする「技能走行テスト」に取り組みました。審査の結果は、午前中に行った学科テストを含む総得点
○・・・辻さんと雨堤さんは身体に障がいがある人でした。でもその二人は、
「自分のことを障がい者と思って
により、団体の部、個人の部のそれぞれ6位までが入賞となります。本校チーム(6年:大石明美さん・
ないし、思ってほしくない。
」と言っていました。だから、かわいそうだとか、ぼくはけがしたくないなぁと
中村 善さん・百北航大さん・若林さくらさん・ウルタド ジャンさん)の結果は、以下のとおりです。
★【団体の部】
か思ってはいけないと思いました。ぼくは基本的にネガティブだから、ポジティブな雨堤さんと辻さんを見
4位入賞
★【個人の部】 5位入賞(中村 善さん)
6月6日から放課後の2時間、毎日汗だくになりながら我慢強く練習を積み重ねてきた成果です。
ていると、尊敬したくなってきました。このことをきっかけに、ちょっとしたことで被害妄想するのを減ら
そうと思いました。
伊賀地区交通安全協会会長の森林様をはじめ、同理事様や同委員の皆様方、並びに伊賀警察署交通課様
○
の熱心なあたたかいご指導に心から感謝いたします。ありがとうございました。
私が一番心に残った言葉は「自分の個性だと受け止める」です。なぜかというと、
“人と違うことは当た
り前”と手や足がないことを個性として受け止められてすごいと思いました。私がもし手や足など普段当た
り前に使っているものがなくなると、自分自身でそのことを受け止められないと思ったから、西光寺の清原
さんも言っていたように「ありのまま、まるごと受け止める」という言葉と似ているなと思いました。
◇ 【お知らせ&お願い】
○
夏休みを目前にした20日にも、自転車の乗り方を中心とした交通安全教室(伊賀警察署・伊賀地区
交通安全協会)を開催する予定です。<夏の交通安全週間 7/11~7/20>
・・・雨堤さんは右手が使えないことをハンデと思うのではなく自分の個性だと思っていて、辻さんは足を使え
○ 7月7日(木)は、親子ふれあい行事(PTA 体育部主催)と救急法講習会が体育館で行われます。また、同
ないことも受け止めているから、そこが強いと思いました。障がいがある人を「かわいそう」と見るのでは
日、長田地区市民センターをおかりして、地区懇談会(午後7時30分~午後9時)が開催されます。
なく、その人をまるごと受け止め、人と人との違いをおかしいと思わず、その人の個性として受け止めたい
ご参加いただきますようお願いします。
です。
文責 清水祐子(校長室より)
○ 保護者アンケートへのご協力、ありがとうございました。
1学期を振り返っての保護者アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。結果につきまし
ては、児童アンケートの結果とともに「長田小だより」でお知らせさせていただき、今後の取組に活かし
ていきたいと考えています。