1.地球環境工学科地球システム工学コースの教育研究体制

1.地球環境工学科地球システム工学コースの教育研究体制
1.1 地球環境工学科地球システム工学コースの教育目標
地球の表層付近は様々な空間で構成されており,代表的なものとして都市空間,海洋空
間そして地下空間が挙げられます。これらの空間はお互いに緊密に関係しあい,さらに他
の空間との関わり合いの中で一つの有機的な世界を形作っています。地球環境工学科では,
この有機的な空間を一つの複合的なシステムと捉え,現代社会を取り巻く地球環境に対す
る幅広い知識と総合的な素養を備えると共に,都市空間,海洋空間,地下資源と自然環境,
あるいは物流・輸送システム等についての高度な専門知識を持った技術者と研究者を育成
することを目標としています。
地球環境工学科地球システム工学コースでは,現代社会の産業と生活を支えるエネルギ
ー資源・鉱物資源の探査から開発・利用までの地下資源に関わる広汎な教育と研究を行っ
ています。さらに,本コースの教職員・大学院生は,これらの対象が一つの「地球システ
ム」を構成する重要な要素であることを認識し,地球環境との共存を前提とした地下資源
の開発利用から,自然災害の防止技術,新しいエネルギー資源の開発,資源のリサイクル,
地球環境修復など新たな観点からの資源および環境への取り組みを進めています。地球シ
ステム工学コースは,このような観点に立脚した価値観と技術力を身に付け,国際的に展
開される地下資源の開発と供給,国内外における自然災害の防止技術の開発や地球環境へ
の負荷を軽減する諸技術の開発を担う 21 世紀の地球システム工学エンジニアの育成を目指
しています。このために,本コースの教育プログラムの学習・教育目標を次のように設定
しています。
(a)
【人間性の育成】技術者である前に一社会人として,生命の尊厳を尊び,他人を思い
やる心を持ち,心身ともに健康で,かつ自然環境を守ることのできる人間性豊かな人
材を育成する。
(b)
【技術者倫理】地球システム工学の持つ地球的規模での社会的意義の重要性をよく理
解し,技術者としての正義感と責任感を身につける。
(c)
【工学的基礎学力】技術者として多面的に物事を思考する能力を養うために,数学,
技術英語,情報処理,自然科学及び人文・社会科学等の基礎知識を習得し,幅広い知
識と総合的な素養を身につける。
(d)
【専門基礎学力・専門応用学力】工学基礎および地球システム工学に関する基礎的専
門知識を習得し,地球システム工学エンジニアとして必要な基礎能力を身につける。
また,地球システム工学の主要分野に関する専門知識・技術を習得し,地球システム
工学エンジニアとして社会貢献の責務を遂行するために必要な能力,あるいは大学院
においてさらに高度な専門知識を習得するために必要な能力を身につける。
(e)
【課題探求・解決能力】実験・演習・インターンシップ科目等を通して,地球システ
ム工学に関連する諸現象のメカニズムを理解し,科学的に分析する能力を養うと共に,
1
課題を探求し,その問題点を整理し解決する思考能力や創造性を身につける。
(f)
【コミュニケーション能力】卒業研究や実験・演習・インターンシップ科目を通して,
日本語および英語による論理的な記述や口頭発表および討議のできる能力を育成する。
(g)
【持続学習能力】卒業研究や実験・演習・インターンシップ科目を通して,実験・解
析・調査・分析等の計画立案,遂行,論文・報告書へのまとめ等,一連のプロセスを,
自主的,継続的に学習できる能力を身につける。
(h)
【マネージメント能力】卒業研究や実験・演習・インターンシップ科目を通して,実
験・解析・調査・分析等の計画立案,遂行,論文・報告書へのまとめ等,一連のプロ
セスを,地球システム工学の専門知識・技術を総動員して遂行するマネージメント能
力を身につける。
(i)
【国際性】アジアをはじめ世界の異文化を理解尊重し,地球的視点にたって環境保全
と人類の平和・発展に貢献できるような国際性を身につける。
(j)
【リーダーシップ】九州大学創立以来,今日まで社会の各方面に多くの資源工学エン
ジニアおよび地球システム工学エンジニアを輩出して,わが国の発展に貢献してきた
本コースの伝統を誇りとし,今後も社会においてリーダーシップを取るべき自覚と能
力を身につける。
1.2 地球環境工学科地球システム工学コースのカリキュラムの特色
① 地球システム工学コースの全容を系統的に把握し,その重要性を認識し得るように入
門科目を初年度に設けています。
② 創造性を培い,科学技術の発展に対応し得る基礎的能力を育成するために工学基礎と
しての基礎的,かつ重要科目を精選して配置しています。
③ 工学の基礎から地球システム工学の応用技術までを効率よく学習し得るようにカリキ
ュラムを階層的に構成し,その体系化を図っています。
④ 目的意識に裏付けられた学習意欲に応えられるように選択科目を導入し,継続的かつ
発展的な自己学習を可能にしています。
⑤ 問題の自己解決能力を育成するために演習,実験を強化し,自己学習も重視していま
す。
⑥ 大学教育と社会におけるニーズの関連を理解できるように野外実習およびフィールド
調査を重視しています。
⑦ 大学院における本格的専門教育への基礎としての学部教育という位置づけを重視した
教育体系を構成しています。
⑧ 外国語によるコミュニケーションの力を早くから身につけるために,海外インターン
シップや異文化交流プログラムを積極的に導入しています。
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2.地球システム工学コースの教科内容
2.1 地球システム工学コースの教科内容
(平成 26 年度以降入学生)
授業科目は基幹教育科目と専攻教育科目に大別されます。基幹教育科目は主として 1
年前後期と 2 年前期に開講されますが,2 年後期及び 3,4 年次に開講されるものもありま
す。これらは,基幹教育セミナー,課題協学科目,言語文化科目,文系ディシプリン科目,
理系ディシプリン科目,健康・スポーツ科目、高年次基幹教育科目に分けられ,それぞれ
必修・選択の区別や最低修得単位数が定められています。詳細は別資料となっている「基
幹教育履修要項」に掲載されていますので,よく読んでください。また,基幹教育科目の
各科目の授業内容については,
「基幹教育科目ガイドブック」に掲載されていますので,履
修の際に参考にしてください。
専攻教育科目は主として 2 年次前期以降に開講されますが,入門科目として 1 年前後期
に開講されているものもあります。専攻教育科目は地球環境工学科の必修科目と選択科目
に大きく分けられますが,地球環境工学科の選択科目は,所属するコースごとに指定され
ている「要求科目表」によりさらにコースの必修科目と選択科目に分けられます。それぞ
れの科目の授業内容や開講時期については,別資料となっている「工学部規則」内の「専
攻教育科目履修の手引」や「専攻教育科目授業計画(シラバス)
」を参照してください。
卒業に必要な最低修得単位数は,基幹教育科目 48.5 単位,専攻教育科目 85 単位を合わせ
た 133.5 単位です。
《専攻教育科目 要求科目表(地球システム工学コース)》
(平成 26 年度以降入学生)
地球システム工学コース選択科目の中から 21 単位以上を選択し,地球環境工学科必修科
目 16 単位,地球システム工学コース必修科目 48 単位と合わせて 85 単位以上を修得しなけ
ればならない。
【地球環境工学科 必修科目】
(16 単位)
入門科目
:地球環境工学入門Ⅰ,地球環境工学入門Ⅱ
応用数学関連科目 :常微分方式,複素関係論,フーリエ解析と偏微分方式
情報処理関連科目 :情報処理概論
地球環境工学全般 :地球環境工学卒業研究
【地球システム工学コース
地球環境工学全般
必修科目】
(48 単位)
:流体力学第一,固体力学
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電気工学関連科目
:電気工学基礎,電子情報工学基礎
機械工学関連科目
:機械工学大意第一
地球システム工学コース全般:地球システム工学実習,資源工学倫理及びマネージメント
地球環境化学
地球工学
:地球工学実験第一,地球工学実験第二
応用地質学
:地球システム学概論,環境地球科学,フィールド地球科学演習
物理探査学
:地球環境のイメージング,応用地球物理学
地球熱システム学
:地球熱学,地熱工学
資源システム工学
:資源システム工学実験第一,資源システム工学実験第二
資源開発工学
:資源開発生産工学,空調衛生および安全工学
岩盤・開発機械システム工学 :岩盤工学,地下空洞設計法
資源処理・環境修復工学 :粉体工学,リサイクル・環境修復工学
エネルギー資源工学 :エネルギー資源工学,地層内物質移動工学
【地球システム工学コース
選択科目】
(21 単位以上)
地球システム工学コース全般:地球システム工学インターンシップ,工業爆薬学,新エネルギー
工学,地熱発電工学,石灰石資源,石油・天然ガス資源開発,資
海外資源・資源経済学,廃棄物資源循環工学,エンジニアリング
エコノミー,スクールオンザムーブ国際インターンシップ
応用地質学
:資源地球科学
物理探査学
:環境地球物理学
地球熱システム学
:地熱貯留層工学
資源開発工学
:資源流体工学
岩盤・開発機械システム工学 :地圏開発システム工学
資源処理・環境修復工学 :環境微生物学
エネルギー資源工学 :石油工学
応用数学関連科目
:品質管理,応用複素関数論
応用原子核関連科目 :原子炉工学概論*
機械工学関連科目
:機械工学大意第二,材料力学(乙)
物質科学関連科目
:無機材料化学,金属材料大意
*平成 26 年度入学生のみ該当
2.2 定期試験についての注意
(a) 出席率が全体の 2/3 未満の科目は,原則として受験することができず,再履修を要し
ます。
(b) 試験において不正行為があった場合は,その試験期間に行われた科目はすべて 0 点と
し,場合によっては退学処分もあり得ます。
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2.3 進級について
3 年次以降に開講される専攻教育科目を履修するためには,「基幹教育履修要項」(平成
26 年度以降入学生)にも掲載されているとおり,2 年次終了までに下記の条件を満たして
いなければなりません。
地球システム工学コース(平成 26 年度以降入学生)
① 高年次基幹教育科目を除く基幹教育科目 46.5 単位を全て修得しておくこと。
② 専攻教育科目の入門科目 2 単位を修得しておくこと。
③ 2 年次終了までに開講される必修の専攻教育科目について,入門科目を除いた講義科
目について 14 単位以上を修得しておくこと。
2.4 地球システム工学インターンシップについて
3 年生の夏期休業中に,国内や海外にある石炭,金属,石灰石鉱山あるいは石油,天然ガ
ス,地熱開発会社など,またはセラミックス製造や砕石,産業廃棄物処理などの資源加工
関連会社において 2 週間程度(海外も 2 週間程度)の実習を行い,講義で習ったことを含
めて幅広く体験し,エネルギー資源・鉱物資源の開発・利用および環境保全に関する現場
の実務について理解を深めます。海外インターンシップを希望する学生については,国内
インターンシップを希望する学生と同様に,インターンシップ前に開講される,金属,石
炭,石油,地熱などの専門分野の教員による実習に向けた地球システム工学の専門知識の
講義を受講するほかに,語学(英語)について 3 年生の始め(4 月)に英会話及び英語によ
る文章力などのテストが課せられ,これらのテストに合格した学生のみが海外インターン
シップの資格があると認定され,指導教員から推薦を受けて期間,受け入れ条件などにつ
いてインターンシップ先と交渉することになります。
インターンシップ終了後は報告書を提出し,インターンシップで実習したことについて
口頭発表(発表 15 分,質疑応答 5 分)を行います。報告書の締め切りは 10 月中旬,発表
は 11 月中旬です。
2.5 卒業研究について
卒業研究は 4 年次に行われますが,そのための条件を満たした学生しか卒業研究に着手
できません。3 年次終了の段階で以下に示す「卒業研究着手の条件」を満たしていない学生
は,4 年次に開講される講義は履修できますが,卒業研究はできませんので自動的に留年と
いうことになります。このため,修得単位数には充分注意して履修してください。
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《卒業研究着手の条件(地球システム工学コース,平成 26 年度以降入学生)》
以下の各項目を満たしている者だけが,地球環境工学卒業研究(必修 6 単位)に着手で
きる。
(1)基幹教育科目(高年次基幹教育科目 2 単位を含む)48.5 単位および専攻教育科目
の入門科目 2 単位を修得していること。
(2)地球システム工学コース必修となっている実験,演習及び実習科目を全部修得して
いること。
(3)第 3 学年末までに履修することができる,地球環境工学科及び地球システム工学コ
ース必修となっている専攻教育科目の講義科目を 30 単位以上修得していること。
(4)地球システム工学コース選択となっている専攻教育科目を 10 単位以上修得してい
ること。
上記の項目を満たさず卒業研究に着手できない者は,卒業延期が見込まれるので,第 4
学年度始めに本人及び保証人にその旨通知する。
(留意事項)なお,卒業研究のための研究室配属は,将来の進路(就職/大学院進学)を
拘束するものではないことを申し添えておきます。
2.6 卒業論文・修士論文について
地球システム工学における教育と研究は,互いに影響を与えながら,異なる学問体系を
積極的に取り込み,これからますます高度化し多角化する先端技術に挑むと共に地球環境
問題にも対応できる分野にも広がっています。卒業論文・修士論文のテーマなどの詳細は
地球システム工学コースパンフレットを参照してください。
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3.大学院工学府地球資源システム工学専攻
大学院の特徴は,研究者としての素養を身につけることにあります。従って,研究テー
マや知識が与えられるのを待つのではなく,自ら研究テーマを見いだし,そのために必要
な知識を獲得するように努力しなければなりません。大学院のカリキュラムもそのような
目的で作成されており,自由に構成する要素が大きくなっています。
以下に地球資源システム工学専攻で開講している大学院修士課程と博士後期課程のカリ
キュラムを示していますが,この中の科目を集中して履修することもできます。以下には
示していませんが大学院入学時の資料「学府履修の手引」に示すように,地球環境工学専
攻群の他専攻が開講する科目や各専攻共通の科目を広く履修することもできます。さらに
は他学府の科目も履修できます。詳しくは「学府履修の手引」を参照してください。
受講科目は,工学府全体からはもちろん,理学府その他を含めた広い範囲から選択し,
研究テーマに必要な知識を積極的に身につけてください。
【修士課程カリキュラム】
応用地質学
:資源地質学第一,資源地質学第二,鉱物工学,鉱物工学実験第一,
鉱物工学実験第二
物理探査学
:地球情報学第一,地球情報学第二,地球情報学第三,地球情報学
実験第一,地球情報学実験第二
地球熱システム学 :地球熱学特論,地熱工学特論,地熱系モデリング,地熱工学特論
実験第一,地熱工学特論実験第二
資源開発工学
:資源開発環境学,資源生産システム学,安全工学特論,安全
工学特論実験,資源生産システム学実験
岩盤・開発機械システム工学:岩盤工学特論第一,岩盤工学特論第二,開発機械システム
工学特論,岩盤工学特論実験第一,岩盤工学特論実験第二
資源処理・環境修復工学:資源処理工学特論第一,資源処理工学特論第二,資源処理工学特
論第三,資源処理工学特論実験第一,資源処理工学特論実験第二
エネルギー資源工学:エネルギー資源工学特論,石油貯留層工学,物質移動工学特論,
エネルギー資源工学特論実験第一,エネルギー資源工学特論実験
第二
地球資源システム : 地球資源システム工学特論第一,地球資源システム工学特論第二,
工学専攻全般
地球資源システム工学特論第三,地球資源システム工学演習第一,
地球資源システム工学演習第二,地球資源システム工学演習第三
地球環境工学研究企画,産学連携研究,地球資源システム工学特
別講義第一,地球資源システム工学特別講義第二,地球資源シス
テム工学特別講義第三,地球工学国際連携特論,資源システム工
学国際連携特論,エネルギー資源工学国際連携特論,国際産学連
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携研究,地球資源システム工学国際連携演習,国際フィールド演
習,地球資源システム工学基礎第一,地球資源システム工学基礎
第二,国際プロジェクトマネジメント
【博士後期課程カリキュラム】
地球システム科学,地球情報工学,地球熱システム学,資源開発システム工学,
岩盤工学,資源処理・環境修復システム工学,エネルギー資源工学,
地球環境工学研究企画演習,地球環境工学指導演習,地球環境工学特別演習,
産学連携研究
■大学院工学府地球資源システム工学専攻修士課程試験科目(試験日:8 月中旬の予定)
専門科目(鉱床学,物理探査学,地熱工学,開発工学,岩盤工学,資源処理工学,エネル
ギー資源工学)のうちから 3 科目選択 1)(願書の選択科目欄に選択科目を記入すること)
,
数学,英語(TOEIC あるいは TOFEL のスコア)
,作文 2)。成績証明書の内容によっては学
科試験を免除することがある。なお,免除されるものに対しては願書締め切り後1週間以
内に通知する。
1)本学地球環境工学科地球システム工学コース以外の出身者は,本人がこれまで履修し
た科目に応じた関連 3 科目を選択することができる。
2)当専攻の志望理由を 1000 字以内にまとめる。
■大学院工学府地球資源システム工学専攻博士後期課程試験科目(試験日:2 月下旬および
8 月下旬の予定)
専門科目および修士学位論文についての口頭試問
■博士後期課程社会人特別選抜について(試験日:2 月下旬および 8 月下旬の予定)
大学院工学府には,技術革新や産業構造の変化を背景として,社会人の再教育など大学院
に対する要請に応えるため,官公庁,会社等に在職し,入学後も引き続きその身分を有す
る社会人を対象に博士後期課程の特別選抜があります。この特別選抜は,現在年に 2 回行
われています。
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4.地球環境工学科地球システム工学コース教職員一覧
■地球システム工学コース(*:平成 27 年度コース長)
講座/研究室
教 授
准教授
渡邊公一郎
米津幸太郎
助教
地球工学講座
応用地質学研究室
物理探査学研究室
水永 秀樹
サイビ ハキム
地球熱システム学研究室
藤光 康宏
辻 健**
佐々木久郎
井上 雅弘
西島
潤
資源システム工学講座
資源開発工学研究室
菅井 裕一
岩盤・開発機械システム工学研究室 島田 英樹
資源処理・環境修復工学研究室
平島
剛
笹岡 孝司
沖部奈緒子
野中 壮泰
笹木 圭子
エネルギー資源工学講座
エネルギー資源工学研究室
糸井 龍一*
**カーボンニュートラルエネルギー国際研究所
田中 俊昭
所属
■地球システム工学コース中央職員
事務室
田渕 志保 事務職員
中山 愛
事務職員
工作室
藤田 修一 技術職員
分析担当
山城 理恵 技術職員
■非常勤講師(平成 26 年度)
授業科目
氏名
本職
工業爆薬学
井上 篤雄
元日本化薬㈱厚狭工場
新エネルギー工学
分山 達也
(公財)自然エエネルギー財団研究員
木村 啓二
(公財)自然エネルギー財団上級研究員
栗原 政臣
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 課長代理
資源経済学
(海外資源・資源経済学) 升田
林
海外資源
健蔵
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 特命調査役
歳彦
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 技監
佐藤 徹
(株)物理計測コンサルタント 専務取締役
地熱発電工学
三村 利光
西日本技術開発㈱ 地熱部 担当部長
石灰石資源
大高 信之
三菱マテリアル㈱ 東谷鉱山 鉱山長
廃棄物処理工学
島岡 隆行
九州大学大学院工学研究院環境都市部門教授
(石油・天然ガス資源開発)
(廃棄物資源循環工学)
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5.おわりに
以上,地球環境工学科地球システムコースについての概要およびシラバスを記しました。
皆さんへの連絡や期末試験の結果発表などは全て掲示で行いますので,掲示板をいつも
注意しておいてください。
講義について質問や意見などがある場合には,各教員に遠慮なく尋ねてください。講義
中や講義終了直後だけでなく,各教員の部屋を訪ねていただいても結構です。出張などで
留守にしている場合もありますが,各教員の出張予定は事務室で判ります。私たちは意欲
のある学生を歓迎します。
履修の仕方や進路について,あるいは生活のことで相談したいことが生じた場合,研究
室に配属された学生には相談する教員が身近にいますが,研究室配属前の 2 年生,3 年生に
はなかなか相談できる教員がいないかもしれません。そのような時は,コース長の部屋あ
るいは事務室を訪ねてみてください。
また,常任相談教員を置いた学生生活・修学相談室,健康科学センター伊都地区分室が
あります。これらの施設も皆さんの学生生活の一助となるものと思います。
皆さんの学生生活が実り多いものになることを望んでいます。
■連絡先等一覧
九州大学 工学部 地球環境工学科 地球システム工学コース
所在地
〒819-0395 福岡市西区元岡 744
Motooka 744, Nishi-ku, Fukuoka 819-0395, Japan
平成 27 年度コース長
糸井 龍一 092-802-3342
事務室電話
092-802-3310・3354
〃 ファックス
地球システム工学コースホームページ
092-802-3368
http://www.mine.kyushu-u.ac.jp/info_kougakubu.html
地球資源システム工学専攻ホームページ http://www.mine.kyushu-u.ac.jp/info_daigakuin.html
学生生活・修学相談室ホームページ
〃
電話
健康科学センターホームページ
〃
伊都ウエストゾーン分室電話
九州大学ホームページ
http://cg.rche.kyushu-u.ac.jp/
092-802-5820
http://www.ihs.kyushu-u.ac.jp/
092-802-3297
http://www.kyushu-u.ac.jp/
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地球システム工学コース 履修科目一覧表
入学年
入
地
工
門
球
学
科
環
科
目
境
地
球
環
境
工
学
科
必
修
科
目
地
球
シ
ス
テ
ム
工
学
コ
ー
ス
必
修
科
目
地
球
シ
ス
テ
ム
工
学
コ
ー
ス
選
択
科
目
平成23年度
平成24年度
平成25年度
入学年
入
地
工
門
球
学
科
環
科
目
境
地球環境工学入門Ⅰ、Ⅱ
地球環境工学入門Ⅰ、Ⅱ
地球環境工学入門Ⅰ、Ⅱ
数学ⅠA
数学ⅠA
数学ⅠA
数学ⅠB
数学ⅠB
数学ⅠB
数学ⅡA
数学ⅡA
数学ⅡA
地
球
環
境
工
学
科
必
修
科
目
平成26年度
平成27年度
地球環境工学入門Ⅰ、Ⅱ
地球環境工学入門Ⅰ、Ⅱ
常微分方程式(*2)
常微分方程式(*2)
複素関係論(*2)
複素関係論(*2)
フーリエ解析と偏微分方程式(*2)
フーリエ解析と偏微分方程式(*2)
情報処理概論
情報処理概論
地球環境工学卒業研究
数学ⅡB
数学ⅡB
数学ⅡB
情報処理概論
情報処理概論
情報処理概論
電気工学基礎
電気工学基礎
電気工学基礎
電子情報工学基礎
電子情報工学基礎
電子情報工学基礎
機械工学大意第一
機械工学大意第一
機械工学大意第一
地球環境工学卒業研究
地球環境工学卒業研究
地球環境工学卒業研究
地球環境工学卒業研究
地球システム学概論
地球システム学概論
地球システム学概論
地球システム学概論
地球システム学概論
地球環境のイメージング
地球環境のイメージング
地球環境のイメージング
地球環境のイメージング
地球環境のイメージング
地球熱学
地球熱学
地球熱学
地球熱学
地球熱学
資源開発生産工学
資源開発生産工学
資源開発生産工学
資源開発生産工学
資源開発生産工学
ジオメカニクス
岩盤工学(*2)
岩盤工学
岩盤工学
岩盤工学
粉体工学
粉体工学
粉体工学
粉体工学
粉体工学
環境地球科学
環境地球科学
環境地球科学
環境地球科学
環境地球科学
フィールド地球科学演習
フィールド地球科学演習
フィールド地球科学演習
フィールド地球科学演習
フィールド地球科学演習
応用地球物理学
応用地球物理学
応用地球物理学
応用地球物理学
応用地球物理学
地熱工学
地熱工学
地熱工学
地熱工学
地熱工学
空調衛生および安全工学
空調衛生および安全工学
空調衛生および安全工学
空調衛生および安全工学
空調衛生および安全工学
岩盤工学
地下空洞設計法(*2)
地下空洞設計法
リサイクル・環境修復工学(*2)
リサイクル・環境修復工学
リサイクル・環境修復工学
地球環境化学
地球環境化学
地球環境化学
地球システム工学実習
地球システム工学実習
地球システム工学実習
地球工学実験第一、二
地球工学実験第一、二
地球工学実験第一、二
資源システム工学実験第一、二
資源システム工学実験第一、二
資源工学倫理及びマネージメント
エネルギー資源工学
地
球
シ
ス
テ
ム
工
学
コ
ー
ス
必
修
科
目
地下空洞設計法
地下空洞設計法
リサイクル・環境修復工学
リサイクル・環境修復工学
地球環境化学
地球環境化学
地球システム工学実習
地球システム工学実習
地球工学実験第一、二
地球工学実験第一、二
資源システム工学実験第一、二
資源システム工学実験第一、二
資源システム工学実験第一、二
資源工学倫理及びマネージメント
資源工学倫理及びマネージメント
資源工学倫理及びマネージメント
資源工学倫理及びマネージメント
エネルギー資源工学
エネルギー資源工学
エネルギー資源工学
エネルギー資源工学
地層内物質移動工学
地層内物質移動工学
地層内物質移動工学
地層内物質移動工学
地層内物質移動工学
流体力学第一
流体力学第一
流体力学第一
流体力学第一
流体力学第一
固体力学
固体力学
固体力学
固体力学
固体力学
電気工学基礎(*3)
電気工学基礎(*3)
電子情報工学基礎(*3)
電子情報工学基礎(*3)
機械工学大意第一(*3)
機械工学大意第一(*3)
資源地球科学
資源地球科学
資源地球科学
資源地球科学
資源地球科学
石油工学
石油工学
石油工学
石油工学
石油工学
地熱貯留層工学
地熱貯留層工学
地熱貯留層工学
地熱貯留層工学
地熱貯留層工学
資源流体工学
資源流体工学
資源流体工学
資源流体工学
資源流体工学
地下利用システム工学
地下利用システム工学
地下利用システム工学
地圏開発システム工学(*2)
地圏開発システム工学(*2)
環境微生物学(*2)
環境微生物学
環境微生物学
環境微生物学
環境微生物学
エンジニアリングエコノミー
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環境地球物理学
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環境地球物理学
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工業爆薬学
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地球システム工学インターンシップ
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資源経済学
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廃棄物処理工学
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地熱発電工学
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石灰石資源
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新エネルギー工学
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石油・天然ガス資源開発(*2)
スクールオンザムーブ・
国際インターンシップ(*1)
原子炉工学概論
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品質管理
品質管理
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地
球
シ
ス
テ
ム
工
学
コ
ー
ス
選
択
科
目
工業爆薬学
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地球システム工学インターンシップ
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海外資源・資源経済学
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廃棄物資源循環工学
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地熱発電工学
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石灰石資源
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新エネルギー工学
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石油・天然ガス資源開発
スクールオンザムーブ・
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原子炉工学概論
品質管理
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応用複素関数論(*2)(*3)
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機械工学大意第二
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材料力学(乙)
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無機材料化学
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金属材料大意
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