東南アジア青年の船 3周年アンケート

ここにつづられているのは、3 年前に船を下り、日常生活に戻った 31 回生が振り返る、SSEAYP という体験に
対する思いです。
船で何を学んだのか? 船で感じたこと、学んだことは、今の自分にどう生きているのか? 船という経験を
今後どうしていきたいのか? そんな思いを語ってもらいました。 SSEAYP は、これで終わりじゃないのです!!!
東京都在住男性・30 代前半
当時、日本語学校職員、下船後、退職し、国際弁護士を目指して、現在勉強中!ファイト!
①
SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など) ②↓の現実を知り、自分も早く、結果を出さなきゃ、という推進力を得た。
子どものころから、ずっと憧れを抱きながら、様々な迷いや、諦めゆえに、行動を起こすことが出来なかった、
「法律」×「国際」という世界に、飛び込んで行く決意が出来た。弁護士になるため、7年間勤務した、日本語学
校を退職して、司法試験の勉強を集中してやっている。
大学時代に頑張った、国際交流サークルの同期の女性と、SSEAYP 中のフィリピンで奇跡的に再会したのが、
直接の開眼のきっかけになった。彼女は、大学時代の、国際協力のプロになるという実現し、東ティモール勤務
を経て、そのときマニラで勤務していた。 有言実行の彼女の姿はすごく刺激的で、自分が余りにも恵まれた環
境にいるにもかかわらず、それを生かしきれていないことを痛感させられた。もうそれまで十分、道草食ってきた
から、今度こそ素直に思いを成し遂げようと心を決めた。
同様に、夢を実現させた、NL の達さんにも影響された。船の中で、自分の中での理想形である、世界と日本
国内での活躍を結びつけられる存在に出会えたおかげで、自分が目指していた、「法律」と「国際」という分野を
つなぐ、具体的なイメージが出来たというのも大きい。
②船で感じたどんな思いが、今の自分を作ったか。
みんな、ガンバッテルんだから、自分もがんばんなきゃ、という当たり前の思い。
年(世)代、職業(専門)、大学、国籍等を越え、みんな、足元のことをがんばりつつ、世界中にも目を、心を配り、
それを行動に移し、世界を足元から変える具体的な動きをしているという現実を船で知った。そんなメンバーが
沢山いて、自分もその一人として恥ずかしくないよう頑張らなきゃ、という思い。(JPY でも FPY でも)
③ SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました?
自分から発信できるよう、現在、incubate 中?
(正直、皆との再会は得るものばかりが多すぎ、自分から何かを share 出来るものがないため、その間の関係を
つなぐのに苦慮。うわぁ~、正直すぎる~。)
④ SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
ジャンル(専門等)、世代、世界を越えて、常に刺激を与えてくれるもの。
25 歳・女性 山口県在住
当時 大学4年生(イスラム研究)、現在地方金融機関勤務
1
SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
1/18
★ SSEAYP での出会いを大切にしていくことで、大きな変化につながっていた。
SSEAYP 後に JPY 同士で集まっていたら、JPY が、私にとって、ちょっとずつ大きな存在になってきて、いつ
の間にか、JPY が、自分の中の変化の原動力のひとつになっていた。
事業参加前は、外国の青年と交流することと、事後活動でいかに自分ひとりがどう貢献できるのか、ばかりが
大切であると、難しく考えていた。でも、今思うのは、あわてなくても、 「SSEAYP での出会いを大切にしていくこと」
=特に日本でできた仲間、ネットワークを大切にすること、SSEAYP の経験をにんまり思い出すことで、ちょっとず
つ成長していると思う。
年月がたてばたつほど SSEAYP の経験はいい味を出してくるのではないでしょうか。
★ 強烈な体験で、すぐに生活が変化したようにみえた。でも、実は、自分の人生を左右するような大切なことは
ゆっくりじっくり変わって行くということに気づいた。
たとえば、どんな分野や専門に進みたいとか、職業とか、価値観とか、家族や友人への接し方など、大切なこ
とは急には変わらない。
SSEAYP が終わったら、やはり日常が待っている。だから、そんなに自分自身は、急に変わるものではない。
SSEAYP の経験は、何かを決めるきっかけにはなるかもしれないけれど、何か突然ミラクルが起こるわけではな
い。でも経験自体はミラクルだと思う・・・!(夢のように面白い出来事だった。特別な経験だったけど、同じような
感動、共通する大切なことはいろんな場面で転がっていると思う。)
②
SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました?
まだまだチャレンジ。たぶん、3 年前と同じことで、今も同じように悩んでいる(笑)。 それは、自分に自信がも
てなかったり、他と比較したり、他人の評価を気にしたり。
SSEAYP で学んだ大切なことは、 「個性を活かすこと。自分らしくあること。周りの当たり前のことや、表面に見
えないものに感謝すること。お礼の色紙、楽しく前向きに取り組むこと、約束を守ること、などなど・・・。達さんが言
ったこと、みんなが教えてくれたこと」そのまんま!
課題は違っても、当時と変わらぬ悩みを抱えながら、あのとき得た学びを生かそうとチャレンジ中。
今国際交流を離れて仕事をしているが、その中での、具体的な、仕事上の課題・ゴールは何かというと、 「お
客さん・会社の上司・先輩・後輩との信頼関係の構築」に尽きる。この答えはすべてSSEAYPに盛り込まれてい
た! SSEAYP で学んだ、それらのことを実行し、大切にすると、上手くいく!
<例>
○ 営業に抜擢されたとき、地区一番の成績をおさめることができた。
仕事を始めてから、事務方に配属されていたが、それまで、私は事務が苦手で、ひどく苦労していた。営業
になったとき、自分の「どこへでも行き、誰とでも話し、何でも食べる」性格を生かせると思い、全力で頑張った
結果だった。
そういう結果が出たのは、わたしが特別優れていたわけではなくて、自分を生かせる場所に置いてくれた上
司の判断、協力、そして私の仕事を支えてくれた内部事務の方々の助けがあってこそだと、本当に感謝してい
る。それを口にし、感謝をいつも伝え、相手がスムーズに仕事ができるよう気を配ることを心がけた。
○誰かが転勤したとき色紙を作り、とにかく出会いを大切に。
職場で雑用ばかりをしていて、苦しかった社会人1年目は、それらの雑用を私がすることで、他の誰かが必ず
助かっている、必要な仕事なのだと、前向きにとらえ、出来るだけ付加価値の高い仕事をするよう心がけた。(そ
う思わないとやっていけなかった・・・)
○仕事上で、お客さんに感動してもらおうと思った。国際交流と同様、仕事で出会うお客さんに対して、関心を
持ち、相手に敬意と誠意をもって対応している!
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○ 3 年目にして、企画部署にきた現在、組織を変える作業をさせてもらっているが、より多くの人の満足を考
えていかなくてはいけない。 見えないけど向こうにいるお客さん、上司・先輩、そして企画を実践してもらわないといけない従業員という、
3 次元の世界で、すべてのニーズを満たす必要があり、優先順位を立て、分かりやすく行うようにしている。や
りがいはあるけど簡単ではない。
異文化・多言語でこれを実践したSSEAYPの経験は、当然仕事上でも生かせるはず。
でもあの経験は魔法ではないので、やっぱりいろんな壁にあたる。だから楽しくいまもチャレンジしています。
③・
SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
その後の人生を一層面白くさせる出会いをいっぺんにくれたもの。思い出すだけで幸せ。そして思い出の中だ
けでなく、現在進行形で生きているのが SSEAYP。
「思い出の中だけでなく現在進行形で生きている経験」に付け加え、毎年開催されるのでそれを見ることで疑
似体験できるし、あのミラクルに自分も貢献できる面白さがある。
今後もよろしくって感じの、色あせない出来事。終わりじゃなくて始まりなので、おわってからすることも沢山ある 。
成長できる機会も沢山ある。
④ SSEAYP 後に取り組んだ、事後活動について、今後やってみたい活動。
(事後活動は強制ではないので、自然な気持ちが沸いたら、させてもらえるゆるやかなものだと思いました。社
会人としてのスキルとしても役立つし、あの経験を自分が思い出すため、そして何らかの形で貢献したいなという
気持ちから行動がうまれると思います。)
★SSEAYP の経験を通じて、社会との接点をもち、還元したいと思う。
「どんなにいい経験も社会との接点をもち、そこで生かさなければ意味が無い。」NL 達さんが言っていたことを
思い出します。
船のあと、みんなあの経験は一体何だったんだ・・・どうやって生かせばいいんだ・・・という呆然とした感じにとら
われた。経験者と一緒にいると、話題も盛り上がるし楽しいし気持ちがいいけど、普段接するのはそんな経験した
ことない人たち。日常生活の中で、あの船はよかったとだけ言っていても、自分も周りもむなしい。 社会との接
点をもち、還元し、あせらずできることから貢献しようという気持ちさえもっていれば、きっと SSEAYP の意味が出
てくるはず。
各地のIYEOはその事後活動をとってもスムーズにしてくれる、ありがたい組織だと思う。ノウハウも蓄積され、
共通の感動でつながるネットワークがすでにある。日本全国どこにでもある。
たまたまIYEOを通していない場合もあるし、人生のタイミングでいろんな場面で、少し使命感をもって(税金も
返すぜ!くらいの気持ちで)とりくめたらいいよね。
○IYEOでやったこと
・コアリーダー育成プログラムの地方受け入れをした。今回は身体障害者の方もおり、ホームステイのアレンジな
どいい勉強になった。
・事前研修兼壮行会を行った
・そのほか定例会議に参加できるときに参加
○IYEO でこれからやりたいこと
事業を自分の地域の若者に広めたい!!将来のリーダーを育成したい!!
自分のいる下関市で事後説明会をしたい!山口県は各都市が離れすぎていて、なかなか集まれず、説明会も
数箇所でしか行えていないから。また、会員のネットワーク・連携をより広げ強めたい。
○仕事上で
現在、会社でCSRもやや担当していることから、会社の個人でボランティアなどに従事する人にスポットをあて、
支援していきたい。その上で自分もその両立を実行しておきたい。
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25 歳女性・東京在住
参加時・福祉系大学生、現在、作業療法士として、都内の病院勤務。来年から、青年海外協力隊で 、
専門性を生かし、南米のあるコミュニティのリハビリテーション向上に貢献します。
①船から得た事、変化したこと
一番は、人とのつながりを得た。
それと、あと仕事の進め方を学んだ。特にチーム単位で働くときにどう動いたらいいか学んだ気がします。
② 3 年たった今船の経験、船による変化はどう生きてる?今どういかしてる?
船の仲間が、皆頑張っていて、それぞれに前進しているから、自分も目標を持てるようになりました。
グローバルに活躍するみんなから、元気をもらって、自分もできることを見出すことが出来たのです。私は、病
院での仕事を始めてからの3年間、みんなのおかげで、病院での仕事に、より大きな意味を見いだしてこられまし
た。 その場限りでない、この繋がりこそが、少しずつ自分を成長させてくれている気がします。
③船で得たものを、今後の人生にどう生かしたい?船を経てしたいと思えるようになったことは?
SSEAYP を受験するときから、多分何かが始まっていたのだと思います。 それまでは、自分の中で「できたら
いいな」という漠然とした思いでしかなかった、海外で作業療法士として働くことが、船に参加したことで、具体的
な目標になりました。今年、晴れて青年海外協力隊に合格し、私の目標は、実現へと近づいています。
作業療法士であるという、私に出来ること・個性を、船で出会えた仲間に、認めてもらえたのが今の私の自信
につながったと思います。
④実際にやってみた、船後の社会的活動は?
作業療法士として働き始めたこと。
あとは小学校で、民族衣装を着て SSEAYP の話しをしたりもしました。
これからはもっと自分の専門生を磨きつつ、いつか各国の友人たちの所へ行った時、障害の有無に関わらず
一人でも多くの人が笑顔で暮らせるお手伝いができたらいいなぁと思っています。
⑤他の活動と船は違う結果がでたかな?違うならなぜ?
船を特別にできるかはその人次第だと思います。私の中では国際交流だけでない、自分とも向き合う時間が
できたのが特別なことでした。
この船を通して得たものをしっかり乗船中に振り返ることが大事だと思います。具体的に目標を立ててみたらこ
れからの自分にもつながる、いいきっかけにできると思います。
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①
20 代後半女性・山梨県在住
参加時・警察官、現在、転職後、国際交流を仕事に。(国際交流協会勤務、企画
等)
SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
高い志をもった仲間と出会う中、他と比較することや自分を卑下することは無意味だということを感じた。
自らの意思で、自らの道を進んでいくことが本当の幸せにつながるのではないか、と思った。
また、目的を持って一つのことに取り組む素晴らしさを体感した。
人との出会いが宝であることを実感した。
②
SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました?
自分が心地いいと思う生活バランスがつかめるようになった。また、自らその道をすすめる勇気ができた。地位
や名誉よりも、自分が感じる幸せを大切にできるようになった。
③ SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
経験や時間、出会った仲間は、お金ではもちろん買えないし、勇気を持って参加しなければ得られなかった世
界だったと思う。当時、参加させてくださった同僚はじめ、周りの全ての方に感謝している。
あたり前をあたり前と思わず、常に感謝する気持ちの大切さを実感すると共に、前を向いて、志を持って生き
ていく大切さを学んだ。
私は、警察の仕事にとてもやりがいをもっていたけれど、時間的、精神的に余裕が持てなかったことがとても苦
しく、生活をあらゆる角度から見たときに、仕事に生活のほとんどをとられてしまう、大きな重点をおかざるを得な
い生活が、決して幸せとはいえないと思った。仕事は生活していく上でとても大切な一部分だけれど、趣味や学
びたいこと、会いたい人々との語らいの時間や経験も、私にとっては同じくらい重要な気がしてならなかった。
生活をトータルで見たときに、違った働き方をしながら生きる道を選んでもいいのではないか、と。そう思い、転
職の一歩を踏み出した。
公務員を辞めるということ、やめたら二度となれない職業であったため、周りは阻止する意見がほとんどであり、
自分の選択が正しかったのか?!と、自問自答する日々が2年ほど続いたが、今、幸せに生きている。といえる
のは、自分が警察の仕事をやめてやってみたい、と思っていた、国際交流・国際協力の仕事に携わることが出来
ているからだと思う。何事もやってみなければその世界のことはわからないし、やってみて、はじめて分かることも
たくさんある。自分が理想だと思う、完璧な環境などないのではないか、と思うが、周りがどう思うか、や、どんな
仕事をしているか、ではなく、大切なのは、自分がきちんと納得して日々をすごせているかどうか、だと思う。
私にとっては、負担の大きすぎる警察の仕事は重かったが、そのやりがいが生きがいになっている友達もたく
さんいる。うまく、自分の感情をコントロールしてやりくりしている友達もたくさんいる。
ただ、私は、船に乗って、青い海と、空をぼ~っと眺める余裕を経験して、私自身が生きていきたい、と思う生
き方が「ただ忙しい日々」ではない。ということを知った気がする。
これから先、ずっと今の仕事を続けていくか否かはわからないけれど、少なくとも、地位や名誉に縛られること
なく、自分の感情や幸せを素直な気持ちで判断することは出来るようになったと思う。
また、自分で自分の好きなこと、学びたいことを素直に選んでいけるようになった。
そんな素直さを得られたような気がする。
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30 代前半女性・埼玉から選出、
参加時・外資系企業人事部勤務、現在、アメリカの大学院に留学中(人事 HR 専攻)
船の期間、会社を休職するために、数年前から、準備して努力されていたそうです。
① SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
世界が広がった。いろんな生き方や選択肢(私の場合、海外の大学院/海外で働く)があるってことを教えてくれ
た。日々、頑張っている仲間と出会えたので常に刺激を受けて暮らしている。
② SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました?
刺激を受け、アメリカの大学院に行くことになりました。世の中の普通や常識にとらわれることなく学びたい、やりた
いと思ったときがタイミングではないかと。
③ SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
仲間との出会い:SSEAYP で出会った仲間は生涯親友として付き合っていけると思うし、どんなに離れていてもい
つも繋がっていると感じられる家族のような帰れる場所。
人材ネットワーク:SSEAYP を通じて出会った人との縁で、いろいろな生き方(アメリカの大学院や海外で働くという
こと)を知ることが出来たし、これからもいい意味でコネクションとして使っていけると思う。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
2005 年 10 月 「21 世紀ルネッサンス青年リーダー招へい事業」ヤング・リーダーズ・フォーラム(NPO マネジメ
ントコース)参加
2006 年 7 月 文教大学の新入生ゼミナールにおいて、キャリアプランについて講演 … NL たつさんからの依
頼で、働くことの意義などについて語る。
2006 年 12 月 「東南アジア青年の船」(第 33 回)課題別視察同行案内スタッフ
30 代男性・東京在住
参加時・会社員、最近、一児のパパになりました。
まず、船から得たものを、後進の方々に伝えたい!と思っても、伝わるものではない、実際に参加して個々に
感じるしかない、というのが私の認識です。船に参加するために、特別な努力や犠牲を払ったわけではなく、単に
参加させていただいただけですから。
なので、実際に参加された方には、この幸運に感謝して欲しい、とはいいません、この幸運を冒涜しないような人
生を送ってください、ということくらいを伝えたいですね。
このような認識の私でも、乗船してよかった、乗船はかけがえのない体験だった、
と思っていますので。
なんて抽象的な話だけですと、場が持たないと思いますので、いくつか具体的なお話を。
人生の豊かさとは何か?を考える、まとまった時間を与えられたことが
その後の人生に影響を与えているかもしれませんね。
どういう人生だと、自分は幸せだと思うのか、感じるのか、など。
もちろん、まじめに働くんですけれど、それだけでは成し遂げられないものがあるだろう、
とか、それだけでいいの?など。
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自分が直接関与したいとは未だ思いませんが、
国連とか、IYEOとか、NPOなどの意義を素直に認めることができるようになりました。
今は、直接関与したいと思っていませんが、
間接的に、フォスタープランとWWFに関与しています。
といっても、せいぜい月々数千円の負担だと思いますが。
また、コミュニケーションのツールとしての言語の大事さを痛感しました。
(別に英語にこだわらなくてもいいと思うけれど。
マレー語、とか、日本で希少価値のある言語をかじってみるのも
おもしろいんじゃないかな、と思います。)
仕事の役に立つ、ということよりも、コミュニケーションのツールが
いろいろあると、人生が豊かになるよね、という意味で。
その他、イスラムを感じる機会としては、
この船は非常に貴重だと思いますけどね。
当然すぎるけれど、国際交流は中韓米が多いですからね。
国際交流という観点ではありませんが、
社会人になってからのお付き合いは、ほぼほぼ打算が付きまといますが、
(たとえ、趣味のようなものでもね。)
そういうことを気にしないでいい日本人の集団に属している、
ということは、かけがえのない財産ではないでしょうか。
だんだん打算も入ってくるのでしょうが、とりあえずは、
打算なんてないよね、という前提で話を聞くことができますので。
冷め冷めの人がこのプログラムに参加することは少ないのでしょうが、
論語のいうとおり、之を知る者<之を好む者<之を楽しむ者、
という図式を痛感しました。
あのプログラムを趣旨どおりに楽しんでいた人が、もっとも
貢献されていたのではないかと思います。
この図式は、当然、仕事においても同じです。
では、どうやったら仕事って楽しくなるの?
ということを考えると、やらなくてはいけないこととか
仕事のやり方の工夫を考えますよね。
楽しい仕事が与えられる、なんてことはありませんから。
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25 歳男性・東京在住
参加時・大学 4 年生(長野在住)、現在、2 年の非常勤勤務の後、大学院で教育を学ぶ
①
船
で
何
を
得
た
か
。
一生もんの友達ができた。
これからもSSEAYP-FAMILYとして、お互い高めあって、いける仲間でいたい。
集団で時間を守った、約束を守った、感謝をした、といったことは、今でもよい印象を持っている。
2
船で得た経験をどうしたいか。
細くとも長く縁をつなげていくことが大事。
ボランティアは無理をすると続かないので、自分の気持ちに素直になって、自分の楽しいことを活動していれば、
それが自然と社会の益になるのかな。
俺はラッキーで、アドミの人にも仲良くしてもらっているし、もちろん毎年新しい可能性を持った刺激的なPYにも
会える。それは、それが純粋に「楽しい」から続けたいと思うだけ。
今は大学院で教育開発について学んでるけど、将来的には、「日本の教育、世界の教育をよりよく変える」こと
が夢。 いじめのない、できない子ができるようになる、腹のそこからの感動を先生がつくりだせるように、先生を育
てたい。
20 代女性・愛知県在住
参加時・裏千家代表・主婦、現在、一児のママになりました。
①SSEAYPに参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
☆価値観:感謝すること、時間の大切さ
☆環境:東南アジアに住む友人が増えた
②SSEAYPで得たものは、3年経って、どうなりました?実生活で生かせていることなどありますか?
☆子供が生まれて、夜泣きなどで子育てが大変なときでも、一度しかない大切な時間と考えて楽しく過ごすこと
ができる。また、たくさんの友人を得たことで、彼らの活躍を今も知ることができる。(ずっと家にいるとそんな情報
がとても嬉しい☆)
③SSEAYPの経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。これからどのように生かしたい
ですか?
☆SSEAYPは自分の視野を広げるきっかけになった。どう生かしていくかはまだ不明T.T (ごめん)
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
☆今のところ愛知IYEOでの活動だけです。(受入とか広報活動とか。)子供が大きくなったらホストファミリーにな
りたい^^
25 歳女性・東京在住
参加時・大学5年生、現在、転職を経て、金融機関勤務。
最近結婚。披露宴には、10 名以上の JPY が日本中から集まりました。
~SSEAYP で学んだこと~
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自分の意思さえあれば、仲間ができて、応援してくれる人ができて、実現できる・大きな変化を起こすことができ
るということ。
逆に、自分が何もしなかったら、何も起こらないということ。をいろんな場面で感じた。
これは SSEAYP というか、NL 達さんの影響かな!?
でも、いろんな PY の活躍ぶりを見ても感じるから、やはり SSEAYP で学んだことだと思います。
3 年経った今でも、私自身はまだそれを体現できていない。
けど、ますますそう強く感じるようになっている。
SSEAYP の経験は私にとって自信につながるものです。
あの時の自分は本当に充実していて、いろいろ吸収して毎日成長していたと思うから。
うまくいかない時でも、あの時の自分を目指してがんばれる。
20 代後半女性・千葉在住。
参加時から現在まで、公務員。
1
SSEAYPに参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
A. 「アクティブになった」と友達に言われます。
日ごろあたりまえと思っていることに感謝するする気持ちや、自分とは違う価値観などに偏見を持たずに向き合う
ことの大切さを感じるようになりました。
2
SSEAYPで得たものは、3年経って、どうなりました? 実生活で生かせていることなどありますか?
A.
大人になると自分とは違う世界にいる人と知り合う機会がどんどん減っていくけれど、たくさんの個性を持っ
た仲間と知り合えたことがSSEAYPで得た一番の大きなものだと思います。3年たった今でも、常に刺激をく
れ、励ましあい、いろいろな思いを共有できる、かけがえのない存在です。
3
SSEAYPの経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。 これからどのように生かして
いきたいと思っていますか?
A.
模索中。
4
事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
A. 地元の国際交流協会に入って、ホストファミリーを経験しました。
23 歳男性・群馬在住
参加時・大学3年生、現在、地方金融機関勤務。
①SSEAYPに参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
・ASEANに自分を知り、自分を待っていてくれる人がいるという心の温かさ。
・ASEANのニュースが他人事ではなく、顔の見えるニュース(グッと身近になった)
・高い志を持った仲間からの刺激が自分のエネルギーになる。
②SSEAYPで得たものは、3年経って、どうなりました?実生活で生かせていることなどありますか?
・各局面で頑張れる力がついた。JPY・FPY達が、頑張っていると思うと自分も頑張れる。
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・ローカルに居ながらもASEANに目を向けていることを他人に自然と伝えられる。
他人に伝えることで、他人からいろんな情報や、協力を得られるようになった。
③SSEAYPの経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
・いつまでも、前に進む活力を与えてくれる、仲間の存在。支えてくれる仲間は国内外頼もしい存在。
これからどのように生かしていきたいと思っていますか?
・世代を超え、国を超えて1つ大きな事をやってみたいと思う。
なかなか難しいが、SSEAYPのつながりで事業をしている人に先日マレーシアで会い、SSEAYPのつながりを生活
そのものに生かした、生き方もあるのだと知って驚いた。SSEAYPの輪の強さを痛感した。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
・群馬青友会(IYEO)での活動が主だが、世代や事業の違いを超えたまた新しい仲間ができた。
・個人的リユニオンを果たすためにASEANを回り、交友を深めている。
25歳女性・埼玉在住。
参加時・大学 4 年生。現在、仕事を休職、ダンスセラピー(ダンスで人を癒す)を極めるべく、修行中。
①船から得た事、変化したことは?(価値観、生活、周囲の環境など)
変化が日常に溶けこんでいます
今の生き方
仕事
価値観
すべてに影響を与えています
だからピンポイントでいえません
②実際にやってみた、船後の社会的活動は?これからやりたい社会活動は?
IYEOの活動:ルネサンスの実行委員や船の受け入れスタッフなど
自分のフィールドである歌や踊りで、船やらIYEOに関わりたい
24 歳女性・大阪在住。参加は奈良推薦。
参加時・大学3年生、現在、大阪で金融機関勤務。
①船から得た事、変化したことは?(価値観、生活、周囲の環境など)
国籍とか関係なく一人一人個性があって色々な考え方があっていいんだなと思った。
違いを認めて受け入れることを大切にしようと考えるようになった。
②3年たった今船の経験、船による変化はどう生きている?今どう生かしている?
船を降りてから、自分の経験を周囲の人にも伝え、国際交流が「特別」なものではなく、「身近」なものに感じて
もらうと努力している。事後活動の中で船の経験を生かしている。
また、自分の役割を考え、責任を果たすことの大切さをSSEAYPから学んだ。
みんなで何かをするときは「ほうれんそう」が重要。これは仕事においても同じで生かせていると思う。
③船で得たものを、今後の人生にどう生かしたい?船を経てしたいと思えるようになったことはあった?
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これからも自分のできるところから、船のよさ、国際交流のよさを伝えていきたい。
家族や友人など周りの人たちを思いやり大切にしていきたい。
④実際にやってみた、船後の社会的活動は?これからやりたい社会活動は?なぜやりたい?
・奈良IYEOの東ア船受入実行委員長を経験。
・将来海外に関わる仕事ができたらいいなと思う。英語を使ったり、色んな文化や価値観の違いに触れたりす
ることに興味があるから。
「海外と関る仕事がしたい」という思いは、船に乗ってから強くなった。そして、さらに仕事を始めるようになって
から強くなった。普段仕事をしていると、生活の大半が仕事になるので、今までのように、英語を勉強するなど、
海外に関わる時間がとれないため、余計に仕事で外国と関われたらいいと思うのかもしれない。
具体的なアイディアはまだ見つかっていないけれど、船降りてから10年をめどに目標をはっきりさせていきたい
と思っている。
⑤他の活動と船は違う結果がでましたか?違うならば、なぜ?
いつあっても自然と心が打ち明けられる仲間がたくさんできた。これは船が持つ不思議なパワーだと思う。
年齢や国など関係なく、本当に一生つきあっていきたい人たちに出会うことができた。
25 歳男性・兵庫県在住。
当時、神奈川で大学院生(埼玉推薦)。現在、メーカー勤務。
①SSEAYPに参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
ASEANが身近に感じられるようになった。同時に、ASEANに限らずアジア、ひいては世界には自分の知らない
ことが多く、刺激的なことも多々あり、世界の国々にも興味を持つようになった。また、日本について聞かれること
も多く、自分の知らない日本の知識を得ることができた。
同期の仲間ができた。(みな優秀で、自分とは違った感覚をもっているので話していて楽しく、離れている現在で
も刺激を受けるよい仲間である。)
②SSEAYPで得たものは、3年経って、どうなりました? 実生活で生かせていることなどありますか?
仕事で海外に行き、現地人を指導しなければならないことがあったが、船で外国人とものを作り上げるような活
動をした経験があったため、すんなり現地人と打ち解けることができた。
③SSEAYPの経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。これからどのように生かしてい
きたいと思っていますか?
仕事で海外に行く機会も多いので、(船とは違うとは思うが)船で得た感覚は忘れないようにしたい。やりたいこ
とは④の後半と同様。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
実家でホームステイを受け入れた。今後もこのような活動を続けたいが、現在の仕事を続ける限り難しい。
また、仕事柄環境問題について考え、環境系の資格を取得することが多々ある。 将来的に、船のような活
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動と、環境問題を交えて、何かできたらと思っている。
30 代前半女性・沖縄在住
参加時・非常勤英語教師。
1
船から得た事、変化したことは?(価値観、生活、周囲の環境など)
東南アジアがもっと大好きになりました。
心から信頼できる仲間に出会うことが出来ました。何年たってもこのメンバーはすてきだなと思えるだろうし、こ
の出会いは、宝物だったと思う。
船のことを思い出すだけで、心が温かくなるし、みんなの笑顔を思い出すだけで幸せな気分になれる。
2
船で得たものを、今後どう生かしたい? 船を経てしたいと思えるようになったことは?
より多くの人に、東南アジアの良いところを紹介したい。
私自身はより広い世界を見たいと思うようになった。
3
実際にやってみた、事後活動は?また、これからやってみたい社会活動は?
高校で船での体験を話したり、DVDや写真などの紹介。東南アジアの国々の衣装を着てもらったり、民芸品
などを紹介などをした。あと、知人や家族へ船での経験を紹介した。世界を回って色んな国を紹介したり、将来
的に、人と人を繋げる架け橋のような人になりたい。
30 代前半女性・広島在住。岡山より推薦。
参加時・会社員(船を機に退職)、現在、主婦。つい最近ママになり、すっごく忙しく 、
子育てボケで文章が思いつかないそうです(笑)
①SSEAYPに参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
価値観、環境など本当にいろいろと変わりました。
ここでは書ききれないくらい。
②SSEAYPで得たものは、3年経って、どうなりました?実生活で生かせていることなどありますか?
SSEAYPで得たものは、友達だと思います。
3年経った今でも、変わらず連絡を取り続けています。
③SSEAYPの経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。これからどのように生かしてい
きたいと思っていますか?
SSEAYPは、ずっとずっと乗りたいって思っていたもの。
乗りたいと思いながら、事前活動でたくさんの経験を積んで乗りました。
人生の一つの重要な通過点って感じかなぁ。
私は、SSEAYPの経験を生かすというよりも、この経験を一人でも多くの人に伝えたいと思ってます。
「SSEAYPに興味を持つ=世界に目を向ける」と思ってるので、そんな人が一人でも多くなればいいな。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
今までは、地方のIYEOで東亜船の地方プログラムの受け入れを手伝ったり、地域の国際交流イベントの手伝い
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などをしていました。今は、子供が生まれたばかりなので、活動が全くできてない状態です。
でも、もう少し子供が大きくなったら、ホストファミリーとして関わっていきたいです。いつか自分の子供もSSEAY
Pに参加してほしいなぁと思っています。
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20 代後半男性・東京在住。大分より推薦。
参加時・青年海外協力隊 OB、現在、2つの NPO(国際協力、IT 系研究)職員。
①SSEAYPに参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
・「身近な人を大切にする」「すべてのことに感謝する」といった、大事なことを再確認する場になりました。
・アセアン各国のニュースをとても身近に感じます。
・下船後、東京へ転居&再就職をしました。 (現在の就職先は、JPYからの紹介です)
②SSEAYPで得たものは、3年経って、どうなりました? 実生活で生かせていることなどありますか?
・日常のふとした瞬間に船のことやその時に考えたことを思い出します。今後とも大切にし続けたいです。
・船の友人の紹介で今の職場に居ます。
・今、自分の中で特に興味のあることが2つあって、それが「国際」と「IT」(特に、ホームページを使った情報の受
発信)の2点です。「国際」という意味では、やはり協力隊やSSEYPから受けた影響がかなり大きいです。
それだけでなく、「IT」を使った情報の受発信という意味でも、根本には”伝えたいこと”があり、その中身が、協
力隊やSSEAYPから来ているのだと思います。
今、その興味のある事を、そのまま仕事にしています。もちろん、仕事にすることで、全部を納得しながら行え
ない部分も出てくるけれど、それはそれで勉強になっていると感じます。
③SSEAYPの経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
・船で出会った友人達との関係は、ずっと続いていくのだと思います。
・船の活動を通して、他のPY達との価値観の衝突をほとんど経験しませんでした。逆に言えば、アセアンのみん
なも自分も同じようなことを考えて生きていることを実感できました。そのことが、今後のいろんな場面で活きてく
ると思っています。
・僕のときの、OBSCが言ってくれた言葉が、いまだに残っています。
「船は舞台で、PYはその舞台に立つ役者。舞台に立っている間、役者は自分の成長に気づかないけれど、舞台
が終わってからきっとたくさんの気づきがあるよ」
プログラム終了後に参加者がどのような人生を送るか、とても興味深いです。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
・下船後も、他のIYEOのプログラムにボランティアとして参加し、PY達を案内しました。
・将来、PYのホームステイ受け入れ先をやりたいです。
・IYEOに関しては、下船後の活動をほとんどしていないけれど、協力隊OB会の活動などをしながら、様々なボラ
ンティア活動について考えています。
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23 歳女性・東京在住。岡山より推薦。
参加時・大学 2 年生、現在、会社員。商社勤務
1 船から得た事、変化したことは?
日本、日本人という感覚。アジア、アジア人という感覚。
世界で活躍していく上での自分の座標軸が出来た
②3年たった今船の経験、船による変化はどう生きてる?今どういかしてる?
まだ目に見える形にはなっていないが、どんな仕事をする上でも、ASEANの仲間を意識する。自国やアジアの
発展に尽力しているSSEAYPの仲間に恥ずかしくない生き方をしたいと思うようになった。
③船で得たものを、今後どう生かしたい?船を経てしたいと思えるようになったことはあった?
日本、東南アジアの発展に貢献したい。
④実際にやってみた、船後の社会的活動は?これからやりたい社会活動は?
事業、政治的な活動
⑤他の活動と船は違う結果がでましたか?違うならなぜ?
長期で深い関係を結べるから。
25 歳女性・三重在住。
参加時、学生。現在、英会話講師。
① SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
・世界に目が向いたこと。
・日本人と外国人という壁がとても低くなったこと。
② SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました? 実生活で生かせていることなどありますか?
私の場合あまり環境は変わっていないので、大きく変化したことはありませんが、
いつも何かにトライしようという気持ちを持ち続けることができています。
③ SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
自分を知り、世界を少し知り、どのように生きるべきか考えるきっかけをくれたものでした。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
地元のIYEOで、SSEAYPの受け入れやIYEO活動に取り組んでいます。
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20代後半男性・神奈川在住。北海道より推薦。
参加時・大学院生。現在、メーカー勤務。つい最近パパになり、娘大好きです★
① SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
SSEAYP に参加したことで、ASEAN や世界で起こっている問題について、以前よりも関心を持つようになったこ
とはもちろんですが、それ以上に、自分の国である日本のことをもっと知らなければいけないと思うようになりまし
た。
FPY と話していて違和感を持ったのが、いざ自国の政治・経済や歴史・文化について話そうとすると、うまく説
明できなかったということです。国際協力や貧困などの地球上の問題については、元々関心を持っていたので、
まあまあ話ができたのですが、意外にも、自国についての説明を難しいと感じたのです。しかし、逆に、FPY は自
国に対して堂々と誇りを持っているし、国の政治・経済・歴史がどのような状態にあるか説明できていました。そこ
から、自分との国家に対する意識が異なることに驚き、また、いかに自分が、自国について無知だったかを痛感
しました。
現在は、自分の国のことについて関心を持ち、休みの日には寺社巡りをしたり、歴史の本を読んだりだいぶ週
末の過ごし方も変わったと思います。
また、一番変わったことといえば、現在の妻に知り合ったことです。
結婚して、子供も授かったので、それを考えると、大変ありがたい縁だと思います。
② SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました? 実生活で生かせていることなどありますか?
SSEAYP で得て、生かせていることといえば、社交性とか、英語力、といいたいところですが、3年経った今で言う
と、ちょっと薄れ気味かも。
③ SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
人と人との結びつき・出会いがとても貴重であるということ、また、相手に何かを伝える時に、一方的に自分の
考えを述べるのではなく、相手のことも知り、お互いの信頼関係を築くことが大切であることが認識できたと思いま
す。
現在メーカーで仕事をしており、海外の人に作業を教えたり、製品について教えたりする機会がありますが、やは
り、文化も習慣も違うので、ただ言葉で教えるのではなく、相手の立場を理解してしっかりとコミュニケーション取る
ことがまず大切です。
今後日本以外の国の人と仕事をする上でも、そのことを意識し心がけたいと思います。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
SSEAYP32 の 地 方 プ ロ グ ラ ム ホ ー ム ス テ イ の 受 け 入 れ を 行 い ま し た 。 ( 実 家 の 新 潟 で の 受 け 入 れ )
ホームステイの受け入れは楽しかったですし、受け入れ側の私の家族も良い思い出とつながりができたと大変喜
んでいたので、また行いたいです。
正直なところ現在仕事が忙しくて、地域の IYEO の活動にほとんど参加できていないですが、自分ができる範
囲でやれることを見つけて活動していきたいと思います。
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20 代後半女性・神奈川在住。
参加時・団体職員、現在主婦。最近は子育てに追われています。
① SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
自分のフィールドが、地理的にも精神的にも劇的に広くなった。
「人」を大切にするようになり、他者との関わり方にあたたか味が出た気がする。
② SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました? 実生活で生かせていることなどありますか?
SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
これからどのように生かしていきたいと思っていますか?
「人付き合いが嫌いな自分」は変わらないと思っていたけれど、セアップに参加して、びっくりするくらい、人のあた
たかさや、可能性や、「仲間」というもののすばらしさに気づかされた。3年たって、今、私の人生がこんなにも素
敵なものになっている理由の大きな一因が、セアップへの参加だと思う。そういうものの大きさを、かけがえのない
自分の子どもに、伝えたいと考えている。
③事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
事後活動といえるかわからないが、私の後に、日本丸に乗船するメンバーに会って、アドバイスをしたり、励ました
り、下船後の「消化」の手助けをしたりしている。今後、私の子どもが成長して余裕が出来たら、日本でのプログラ
ムにおいて、ホストファミリーをしてみたいと思っている。
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20 代後半男性・鳥取在住。
参加時・学生、現在地元で国際交流推進をがんばっています。
①船から得た事、変化したことは?(価値観、生活、周囲の環境など)
自分に限界を設定しないという考え方。
周りを自分たちの味方についてもらう振る舞い方。
感謝の表現の仕方
を身につけたこと。
② 3 年たった今船の経験、船による変化はどう生きてる?今どういかしてる?
とっとり青友会(鳥取 IYEO)や、その他地元での街づくり分野、環境分野などでの活動などに生きている。
③船で得たものを、今後の人生にどう生かしたい?船を経てしたいと思えるようになったことはあった?
教育分野で起業したい。
④実際にやってみた、船後の社会的活動は?これからやりたい社会活動は?
【やったこと】
内閣府の育成交流事業の受け入れ統括、実行委員長。
JICA 青年研修事業の通訳コーディネーター。
地元の国際フェスティバルの実行委員。
小学校 PTA の役員研修会講師。
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在住外国人を巻き込んでの参加型ワークショップのファシリテーター。 などなど
【これからやりたいこと】
他団体とのさらなる連携。
地元大学生のディスカッションスキルアップセミナー。
ファシリテーター養成講座。
独自のスタディーツアー。
海外との絵本交流事業。
⑤他の活動と船は違う結果がでましたか?違うならなぜ?
自分を含め参加するメンバーのモチベーションがはるかに高い。よって、よいものが次々とできる。なぜか?それ
は若いメンバーの意見やアイデアを受け入れてくれる人がたくさんいるから。
それぞれの違いや個性や立場を認め合い、それを思う存分に発揮することができるステージを作ってくれるから
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20 代前半男性・東京在住。
参加~現在・学生、船後、アメリカに留学。今は弁護士になるため、頑張っています。
① SSEAYP に参加したことで、大きく変わったことは?(価値観・生活・環境など)
腹を割って話せる仲間がいることに喜びを感じるようになった。
人とのつながりを大切にしようとおもうようになった。
一方、人との繋がりだけじゃ productive でないことにも気づいた。
② SSEAYP で得たものは、3 年経って、どうなりました?
船からおりた直後は、自分の短所をいくらでも良い方向へ変えていけると思っていた。
自分にはない魅力を持っている人を、背伸びをしてでも、真似ようとしていた。
でも3年経ってみると、欠点も弱点も自分の本質的部分で、自力ではどうにもならないという諦めがついた。
船での経験をはじめ、アメリカ留学、モロッコでの自転車旅行、寮での生活を通して、誰とでもコミュニケーション
をとれる自信がついた。積極的になったと思う。
でも他方で、ミスコミュニケーションで人を傷つけてしまうことも多くなったかもしれない。
常に自己反省的でないといけないと気づく。
③ SSEAYP の経験は、今後あなたにとって、どんな意味を持ちうるものでしょうか。
端的に、東南アジアとの心理的な距離がせばまった。
自分が東ア船でお世話になった人々のことを思い出すと、東南アジアからの留学生と出会ったときはいつも、何
か力になってあげたいと思う。
④事後活動として、これをやった、あるいはこれをやりたいという活動はありますか?
小学校訪問や都内観光のお手伝いをさせてもらった。
機会があれば今後も IYEO の活動のお手伝いをしていきたい。
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