中古住宅簡易チェックシート STEP1 STEP2 適合証明申請前の簡易

中古住宅簡易チェックシート
【マンション用】
適合証明書の申請について、不適合が明らかな物件を受託すると後にトラブルになることがあります。業務を受託する前に、
下記の事項についてヒアリング等でできる範囲で確認の上、適合証明業務を受託することをお勧めします。2 階以下の共同建て
は、【一戸建て、連続建て、重ね建て、2 階以下の共同建て用】をご覧ください。
STEP1
□
①
適合証明が必要であるかを確認(①又は②の場合は適合証明が不要)
財形住宅融資(リ・ユースマンション)のみの場合で、
表示登記が昭和 58 年 4 月 1 日以後(又は、建築確認日が昭和 56 年 6 月 1 日以後)
ご利用の融資種別が「財形住宅融資(リ・ユースマンション)」のみの場合で、表示登記が昭和 58 年 4 月 1 日以後(又
は、建築確認日が昭和 56 年 6 月 1 日以後)の場合は、適合証明申請は不要です。
「リ・ユースマンション適合確認書」を申込者が作成し、金融機関へ提出するよう申請者に伝えてください。
□
②
「中古マンションらくらくフラット35」である
築 20 年以内の分譲マンションの場合は【フラット35】ホームページ
「中古マンションらくらくフラット35」で物件検索をしてください。
申請予定物件が機構HPにある
→
http://www.flat35.com/used_mansion/index.html
適合証明申請は不要です。
「中古マンションらくらくフラット35」物件検索結果から、「適合証明省略に関する申出書」をダウンロードし
金融機関へ提出するよう申請者に伝えてください。
※都市再生機構(旧住宅・都市整備公団、旧都市基盤整備公団)が分譲した築 20 年以内(平成 20 年度借入申込みの場合
は昭和 63 年4月1日以降竣工)のマンションでHPにアップされていない場合、機構に登録手続きを行うよう申請者に伝え
てください。
マニュアル P.序-5
申請予定物件が機構HPにない
STEP2
→
適合証明申請は必要です。 STEP2へ。
適合証明申請前の簡易チェック
※財形(リ・ユースマンション)の場合、「②及び③」又は⑤が確認できれば可。
□
①
床面積の確認
マニュアル P.50
登記簿謄本、設計図書等で住宅の床面積が 30 ㎡以上であることを確認できる。
(財形住宅融資の場合、40㎡以上280㎡以下、併用住宅不可)
②
□
管理規約の内容の確認 マニュアル P.64~P.68
所定の事項の一部の内容が管理規約には規定されていないが、実際には同等の処理が行われている場合は、総会議事
録、決算書、予算書等により確認してください。
修繕積立金と管理費を区分経理することが定められていること。
マニュアル P.66
修繕積立金の使途範囲として、「一定年数の経過ごとに計画的に行う修繕」が入っていること。
次の項目以外の項目が入っていないこと。 マニュアル P.66
イ 一定年数の経過ごとに計画的に行う修繕
ロ 不足の事故その他特別の事由により必要となる修繕
ハ 建物の敷地及び共用部分等の変更
ニ 劣化診断
ホ 長期修繕計画の作成及び見直し
へ 上記に掲げるものに準ずる管理
(修繕積立金の使途範囲として明らかに不適となる事例:管理費に不足を生じた場合の補填)
次の事項が管理組合の集会の議決事項になっていること。
「収支決算」
「収支予算」
「管理費、修繕積立金及び使用料の額並びに賦課徴収方法」
「規約に定める修繕積
立金の使途範囲に充てるための資金の借入れ及び修繕積立金の取崩し」 マニュアル P.67
□
③
長期修繕計画の確認
マニュアル P.68
長期修繕計画の計画期間が 20 年以上(平成 6 年以前に計画を作成したものは 15 年以上)がある。
□
④
1
耐震評価基準(次の1又は2のいずれかであることを確認する)
確認済証や募集パンフレット等で、建築確認日が昭和 56 年 6 月 1 日以降、又は
登記簿謄本で表示登記の日付が、昭和 58 年 4 月 1 日以降
2 1 以外の場合は、耐震評価基準の確認のため設計図書等がある。
□
⑤
マニュアル P.55
劣化状況の確認
マニュアル P.56~
マニュアル P.69
申請者にヒアリングにより次の事項を確認する。
・コンクリートに鉄筋の露出がない。
20080401