米軍F15戦闘機の墜落事故に関する意見書 1月17日午前10時頃、嘉手納基地所属F15戦闘機が訓練中に沖縄本島 近海に墜落した。事故現場は訓練空域とはいえ、一歩間違えれば県内漁業者は もとより一般船舶を直撃して大惨事を引き起こしかねないものとして市民、県 民に大きな不安と恐怖を与えている。 同型戦闘機は、平成14年4月にフレアー及び風防ガラス落下事故、そして 7月31日、8月1日と連続してエンジン部分から突然炎が噴き出す事故を引 き起こし、8月末には沖縄本島の南約100キロメートルの海上に墜落する事 故が発生している。 このような事故が頻発することは、極めて異常であり断じて許すべきもので はない。密集した民間地域上空を飛行する米軍機が、万一墜落することがあれ ば住民を巻き込む大惨事になることは必至である。 本市議会は、これまでも米軍や関係機関に厳重に抗議するとともに、事件、 事故の再発防止等を強く要請してきたにもかかわらずまたしてもこのような重 大な事故を起こしたことは、誠に遺憾であり断じて容認できるものではない。 よって、本市議会は、市民、県民の尊い生命と財産を守る立場から今回の事 故に厳重に抗議するとともに、下記事項が速やかに実現されるよう強く要請す る。 記 1 F15戦闘機の事故原因の徹底究明と公表がなされるまで同型機の飛行を 中止すること。 2 事故の再発防止について万全を期すこと。 3 事故現場周辺海域の油汚染防止策を早急に講じること。 4 すべての米軍機の安全管理及び兵員の綱紀粛正を徹底すること。 5 住民地域上空での飛行訓練を即時中止すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成18年1月25日 糸 満 市 議 会 米軍F15戦闘機の墜落事故に関する抗議決議 1月17日午前10時頃、嘉手納基地所属F15戦闘機が訓練中に沖縄本島 近海に墜落した。事故現場は訓練空域とはいえ、一歩間違えれば県内漁業者は もとより一般船舶を直撃して大惨事を引き起こしかねないものとして市民、県 民に大きな不安と恐怖を与えている。 同型戦闘機は、平成14年4月にフレアー及び風防ガラス落下事故、そして 7月31日、8月1日と連続してエンジン部分から突然炎が噴き出す事故を引 き起こし、8月末には沖縄本島の南約100キロメートルの海上に墜落する事 故が発生している。 このような事故が頻発することは、極めて異常であり断じて許すべきもので はない。密集した民間地域上空を飛行する米軍機が、万一墜落することがあれ ば住民を巻き込む大惨事になることは必至である。 本市議会は、これまでも米軍や関係機関に厳重に抗議するとともに、事件、 事故の再発防止等を強く要請してきたにもかかわらずまたしてもこのような重 大な事故を起こしたことは、誠に遺憾であり断じて容認できるものではない。 よって、本市議会は、市民、県民の尊い生命と財産を守る立場から今回の事 故に厳重に抗議するとともに、下記事項が速やかに実現されるよう強く要請す る。 記 1 F15戦闘機の事故原因の徹底究明と公表がなされるまで同型機の飛行を 中止すること。 2 事故の再発防止について万全を期すこと。 3 事故現場周辺海域の油汚染防止策を早急に講じること。 4 すべての米軍機の安全管理及び兵員の綱紀粛正を徹底すること。 5 住民地域上空での飛行訓練を即時中止すること。 以上、決議する。 平成18年1月25日 糸 満 市 議 会
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