2016年5月24日 東証1部 証券コード 8159 2016年3月期 決算説明会 会社概要 社 名 株式会社 立花エレテック 証券コード 創 業 1921(大正10)年9月1日 発行済株式数 代表者 代表取締役社長 渡邊武雄 株主数 本社所在地 大阪市西区西本町 1-13-25 大株主 資本金 58億74百万円 従業員数 連結 1,232名 (単体 768名) 連結売上高 8159 (東証1部) 26,025千株 3,104名 三菱電機 サンセイテクノス ケービーエルEPB 日本トラスティ・サービス信託 三菱東京UFJ銀行 1,621億42百万円 <16年3月期> 事業内容 産業用電機・電子の商品、システムを販売する技術商社 事業所 支社:東京、名古屋 支店:13 営業所:2 物流センター:1 * 国内、海外子会社は次ページ参照 [2016年3月末現在] 1 グループ会社 国 内 6社 研電工業㈱ ㈱立花宏和システムサービス ㈱テクネット ㈱大電社 ㈱立花デバイスコンポーネント ㈱高木商会 海 外 8社 立花オーバーシーズホールディングス社(TOH) タチバナセールス(シンガポール)社 タチバナセールス(香港)社 台湾立花股份有限公司 立花機電貿易(上海)有限公司 タチバナセールス(韓国)社 タチバナセールス(バンコク)社 タチバナセールス(インドネシア)社 ~ 海外ビジネス~ 海外子会社8社、合計13拠点で展開 海外子会社8社、合計14拠点で展開 2 事業ドメイン/事業内容 3 2016年3月期決算概要 【連結業績の概況】 ・FAシステム事業は、製造業を中心とした工場の中小設備投資案件が好調に推移 また政府の補助金効果も追い風になり大幅に増加 ・半導体デバイス事業は、国内では健闘し前年並み、海外で中国の景気減速を受け減少 ・㈱高木商会の連結子会社化(約176億円)が売上げに寄与 高木商会 : +129億円 【連結業績ハイライト】 主要科目 売 上 高 売上 総利益 営 業 利 益 経 常 利 益 当期 純利益 2015年3月期 2016年3月期 147,421 18,902 4,860 5,737 5,440 162,142 21,539 5,616 5,740 3,715 赤枠は過去最高 高木商会 : 子会社化関連損益 ▲15.99億円 (単位:百万円) 前期比 (%) 110.0 113.9 115.6 100.0 68.3 ・大 電 社 :負ののれん ▲3.75億円 ・高木商会 :持分法による投資利益 ▲1.33億円 ・為替差益 : ▲2.97億円 4 単体/子会社別 売上高(消去後) 15年3月期 16年3月期 1,621億円(+147) 1,474億円 TOH 14.1% TCD 3.2% 大電社 5.2% 1.1% 17 63 47 77 TOH 1.3% 11.9% 20 192 (+3) TCD 208 4.3% 高木商会 その他 その他 3.6% 58 (▲16) (▲5) 単体 72.0% 1,062 高木商会 176 (+129) 10.9% 大電社 65 (▲12) 4.0% 単体 68.4% 1,109 (+47) サニックス 太陽光関連商材▲10 *( )内は、前年との対比 5 単体/子会社別 総利益(消去後) 15年3月期 18,903百万円 16年3月期 21,539百万円(+2,636) その他 TOH 9.6% 1.6% 307 2.1% 1,817 高木商会 402 4.2% 789 大電社 969 5.2% TCD TOH TCD 7.7% 1.8% 高木商会 13.1% 単体 77.3% 単体 81.0% 14,619 その他 1.5% 326 (+19) 1,668 394 (▲148) (▲8) 2,826 (+2,037) (▲67) 大電社 902 4.2% 単体 71.6% 15,423 (+804) *( )内は、前年との対比 6 セグメント別 売上高 1,800 +10.0% 1,474 1,500 1,200 900 その他 産業DC 施設 半導体 デバイス 72 68 126 514 +62.8% 1,621 67 110 134 ▲5.1% 488 +127 +18.4% FA 693 システム 820 伸長率 0 15年3月期 16年3月期 ◉高木商会 +42 (11⇒53) (コネクター、コンピューターネットワーク関連機器) ~施設事業として過去最高の売上達成~ ◉受配電設備や産業冷熱分野向けに低温機器が増加 +6.0% 600 300 +42 ◉国内は減少要因を跳ね返し健闘 ①パワーモジュールは堅調 ②マイコン、ロジックICは減少 ③アナログICは大幅増加(外資半導体に注力) ④メモリカードやOA機器向け電子デバイスは増加 ◉海外は中国景気減速の影響により減少 ~単体で624億円の過去最高売上を達成~ ◉FA機器は自動車・液晶関連の製造装置メーカー 向けに好調 (PLC、インバーター、ACサーボ、配電制御機器等) ◉産業機械は「省エネ補助金」等の活用により大幅増加 (ワイヤカット放電加工機、レーザー加工機、工作機械) ◉高木商会 +87 (36⇒123) (表示器、センサ、制御駆動関連機器) (売上高:億円) *報告セグメントの変更 子会社の業績管理を単一から取扱商品に即した複数の事業セグメ ントに変更したことにより、上記数値は新しい報告セグメントに組み 替えて記載しています。 7 海外事業売上高 400 18.6% 海外事業売上高比率(%) 300 274 32 15.9% ▲6.0% その他 257 36 200 213 半導体 デバイス 185 100 0 29 15年3月期 FA システム 高木商会の売上(今期よりFULL算入176億円) を除くと海外事業売上高比率は 17.5% 36 中国及びアジア新興諸国の景気減速の 影響により、特に半導体分野が減少 (特に香港、上海子会社) 中国やタイでは放電加工機を中心とした 産業機械が大幅に増加 (高精細加工に対応した日本製高級機種 への置き換え) 16年3月期 (売上高:億円) 為替レート(1$) 120円 120円 *海外事業売上高は、セグメント別売上高の内数です。 8 財務状態(連結貸借対照表)<要旨> (資産の部) 流動資産合計 15年3末 16年3末 78,804 77,108 △1,696 増減 0.97ヶ月 13,628 13,168 △460 受取手形及び売掛金 52,878 51,163 △1,715 9,067 品 9,406 339 3,231 3,371 140 21,756 21,785 29 0.70ヶ月 その他 固定資産合計 16年3末 42,727 39,664 △3,063 35,549 △3,430 流動負債合計 短期借入金 1,751 その他 5,427 5,885 2,871 2,543 77 84 1 annka k7 1,811 1,380 △431 983 1,079 96 45,598 42,207 △3,391 48,458 51,069 2,611 資本金 5,874 5,874 0 資本剰余金 5,971 5,971 0 利益剰余金 36,617 39,759 3,142 4 △535 △531 その他の包括利益累計額 5,063 4,116 △947 非支配株主持分 1,439 1,499 60 54,961 56,685 1,724 100,560 98,893 △1,667 固定負債合計 その他 負債合計 △205 (純資産の部) 無形固定資産 324 355 31 株主資本合計 投資その他の資産合計 15,389 15,593 204 (内) 投資有価証券 (14,107) (14,565) 458 (内) その他 (1,282) (1,028) △254 △1,667 (単位:百万円) =0.13ヶ月 繰延税金負債 5,836 98,893 借入金 1,744 長期借入金 6,041 100,560 増減 32,119 1,660 1,682 有形固定資産 資産合計 15年3末 支払手形及び買掛金 現金及び預金 商 (負債の部) 自己株式 純資産合計 負債純資産合計 △ 自己資本比率 55.8% △91 △△23 458 △328 9 増配並びに自己株式を取得 配当金の増配 期末配当金を2円増配して14円、 年間配当金は中間配当金12円と合わせて26円 *今期予想 : 中間13円/期末13円 年間26円 自己株式の取得(2月、3月に実施) ・取得した株式総数 : 45万7,100株 (発行済株式総数の1.76%) ・取得総額 : 5億27百万円 10 中長期経営計画 『C.C.J2200』 2021年の創立100周年を見据えた2015年を初年度とする 6カ年の中長期経営計画 『C.C.J2200』 をスタート 「変わる」 こと 「挑戦する」 ことで さらなる 「飛躍」 に向け、新たな歩みを始めます Change <変革> Challenge <挑戦> Jump-up <飛躍> 連結売上高 2,200億円 11 『C.C.J2200』の目標 ~『確固たる基盤を持った電機・電子の一大技術商社』を目指して~ 増加額/増加率 2015年3月期 実績 2021年3月期目標 1,109億円 1,400億円 291億円 / 26.2% 国内子会社 227億円 460億円 233億円 /102.6% 海外子会社 237億円 440億円 203億円 / 85.7% ▲99億円 ▲100億円 (売上高目標) 単 消 体 去 (その他目標) 従業員数 (2021年3月期末) 1,530人 49.3% - 売上高 53.1% 増 営業利益 増 6年間の総投資額 87億円(人件費の累計) ROE (2021年3月期) 8%以上 1,474 2,200 億円 億円 2015年3月期 実績 49 75 億円 億円 2021年3月期 目標 2015年3月期 実績 2021年3月期 目標 12 『C.C.J2200』の基本戦略 ①地域のサービスレベルの均一化 ②半導体デバイス事業をグローバル事業として強化 ③自社保有技術の蓄積によるシステムソリューションビジネス強化 ④施設事業を第三の柱として主要事業化 ⑤子会社とのシナジー効果アップ ⑥海外ビジネス強化 ⑦CSR経営の推進 13 『C.C.J2200』 進捗状況 【ファーストステージ】 <16年3月期> 成長への体制づくり 【セカンドステージ】 <17年3月期 ~ 18年3月期> <19年3月期 ~ 21年3月期> 計画を着実に実行 ~ 成長を加速 ~ 持続的成長へ (人、仕組みを整備) 2016年3月期 *キャリア採用 30名 2015年3月期 ロボット プロジェクト発足 「売る力」をつける 2008年より スタート 人材への投資 (人材の確保) 継続して人材への投資を図り、機動的に投入 地域のサービスレベルの 均一化に注力 東京 ⇒ 施設、産業機械販売の拡大 名古屋 ⇒ FA機器の単品売りからシステム販売へ 産業系の多様なニーズ対応 ・三菱、川重、ABBと代理店 契約及びロボット常設 ・ロボット関連技術者の充実 産業用ロボットを核としたシステムソリューションビジネスを展開 ⇒構造設計から制御、システム構築までトータルで提案 ⇒国内や中国でSierとの協力体制を強化 ⇒特定業種向けロボットシステムのパッケージ化 「C.A.P.UP」、「人間道場」 の推進 「人基軸の経営」 を推進 「C.A.P.UP」、「人間道場」 継続推進による人材の育成・登用 売 上 1,621億円 海外売上拡大に注力 ⇒中国、アセアンを中心に半導体デバイス、FAシステムの拡販 売上目標 2,200 億円 7つの 「基本戦略」 を推進 14 特に注力して取り組んだ施策① 「C.C.J2200」の目標達成に向けて 基礎づくりのための体制づくり ~人材の確保~ 基本戦略、事業戦略の推進のため 多くの人材が必要 新卒採用とともに積極的に 経験豊富な人材を確保 *新卒採用 2016年度 35名 【キャリア採用】 今期30名 *キャリア採用を強力に推進 挑戦することに意欲のある人 15 特に注力して取り組んだ施策② 「C.C.J2200」の目標達成に向けて 地域のサービスレベルの均一化 東京・名古屋支社の提供できるサービスを 本社レベルまで引き上げる 各エリアの有望なビジネス分野を洗い出し 人材のシフトを含め経営資源を投入 ・人材の補充 ⇒ キャリア採用を強力に推進 ・本社から東京、名古屋支社へ異動 *東 京> 施設、産業機械などのポテンシャルの 高い分野に注力 *名古屋> FA機器の単品販売からセット販売や 据え付けまで請け負うシステム販売に注力 16 特に注力して取り組んだ施策③ 「C.C.J2200」の目標達成に向けて 自社保有技術の蓄積による システムソリューションビジネス推進 ~産業(生産・製造)系小型精密ロボットから中型ロボットシステム~ ロボット本体 (三菱電機、川崎重工業、ABB社) *代理店契約締結 及び 3メーカー4機種常設 *ロボット導入時の動作 テストやシステム検証 ができる環境を整備 + ・周辺装置・機器の開拓、選定+ソフトウエア開発 ・ロボット関連技術者の充実 産業系ユーザーの多様なニーズに対応 各種センサー(力覚、3Dビジョン)、 PLCを取り付けシステム構築した 三菱多機能ロボット 川重:双腕ロボット 「duAro」 ABB社:双腕ロボット「YuMi」及びパラレルリンクロボット 17 人基軸の経営(理念) 社員を幸せにすることは、 経営者として最も重要かつ価値ある経営目標 なぜなら、「社員が幸せを感じている会社は発展する」 そして一人ひとりの成長が会社発展の原動力になる 社員がやりがいを持ち、成長して力を発揮できる 環境をつくることが会社の使命 ①社員一人ひとりの成長を高めるための積極支援 「C.A.P.UP1500」と「人間道場」の取り組み ②公正、公平、平等の経営 ③適材適所による能力主義の経営 能力ある人(プロパー、中途採用の区別のない)の登用 ④3年連続でベースアップ実施 18 2017年3月期 業績計画 【業績計画(連結)】 主要科目 (単位:百万円) 2016年3月期 2017年3月期計画 前期比(%) 高 162,142 167,000 103.0 営 業 利 益 5,616 5,500 97.9 経 常 利 益 5,740 5,600 97.6 当 期 純利益 3,715 3,750 100.9 売 上 1株当たり年間配当金 26(円) 26(円) - 1株当たり当期純利益 143.12(円) 146.71(円) - *売上高の内 海外事業売上高 25,744 (15.9%) 27,000 (16.2%) 104.9 *( )は海外事業売上高比率 19 各種推移グラフ 業績の推移(連結) <売上高、営業利益、経常利益、当期純利益> セグメント別売上高の推移(連結) 海外事業の業績の推移 <海外事業売上高、海外事業売上比率> 1株当たり指標の推移 <配当金、当期純利益> 20 業績の推移(連結) 売上高/営業利益/経常利益/当期純利益 (億円) 80 1,800 1,200 900 42 34 19 300 43 41 24 5 28 57 56 1,237 1,235 27 6 売上高 1,474 1,418 600 70 1,621 1,500 38 6 32 48 54 60 56 57 19 35 37 営業利益 50 経常利益 40 当期純利益 30 負ののれん、 子会社株式取得益 20 21 10 0 0 12年3月期 (売上高:億円) 13年3月期 14年3月期 15年3月期 16年3月期 (利益:億円) 21 セグメント別売上高の推移(連結) (億円) 1,800 1,500 63 1,200 116 900 32 47 465 37 74 66 131 125 502 72 68 126 110 +6.0% 134 ▲5.1% 488 半導体 デバイス 820 FAシステム 514 438 +18.4% 600 300 その他 産業デバイス コンポーネント 施設 67 +62.8% 655 693 573 561 12年3月期 13年3月期 14年3月期 15年3月期 16年3月期 1,237 1,418 1,474 1,621 伸長率 0 【合計】 1,235 (億円) *報告セグメントの変更 子会社の業績管理を単一から取扱商品に即した複数の事業セグメントに変更した ことにより、前期(13/3)より新しい報告セグメントに組み替えて記載しております。 22 海外事業の業績の推移 海外事業売上高 (億円) 400 40.0 海外事業売上高比率(%) 300 200 260 181 100 30.0 257 194 20.0 18.4% 14.7% 273 18.6% 15.9% 15.7% 10.0 0 0.0 12年3月期 (売上高:億円) 13年3月期 14年3月期 15年3月期 16年3月期 (比率:%) 23 1株当たり指標の推移 30 1株当たり配当金の推移 (通期) 20 (20) (26) (23) (23) 13 12 (20) 14 期末 10 10 中間 10 10 10 11 12 12年3月期 13年3月期 14年3月期 15年3月期 16年3月期 10 0 (円) 1株当たり当期純利益の推移 209.09 200 153.13 100 98.99 112.16 12年3月期 13年3月期 143.12 0 (円) 14年3月期 15年3月期 16年3月期 *当社は、2015年4月1日を効力発生日として1対1.2の株式分割を実施、1株当たり当期純利益につきましては、 当該株式分割が12年3月期の期首に実施したと仮定して算出しております。 24 ご清聴いただき、誠にありがとうございました。 今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。 お問い合わせ先 ㈱立花エレテック 経営業務部 広報・株式業務課 Tel: (06)6539-2718 Fax: (06)6539-8821 http://www.tachibana.co.jp/ 本資料中の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき 当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。 そのため、事業環境の変化等の様々な要因により、実際の業績は言及または記述されて いる将来見通しとは異なる結果となることがあることをご承知おきください。
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