7月号② - 春日部市立谷原中学校

7月5日(火)に2年生(5時間目)・3年生(6時間目)を対象に保健講話を実施しました。
講師の先生は、谷原中学校の性教育指導にご協力いただいている、越谷市立病院助産師日野 暁子
先生にお願いしました。一人ひとり、命の大切さ、両親に対する感謝の気持ち、初めて知った知識
など学びの多い一時間になりました。
2年生<テーマ:自分(人)が生まれる時のお話>~感想~
命というものはとても大事なものなんだと改めて分かりました。特に印象に残ったのは赤ちゃんが骨盤を通って出
てくるところです。小さいすきまを頭をぐりぐりさせながら、回転しながら、記憶には残っていないけど赤ちゃんも
頑張っているなか賢いんだと思いました。大豆ほどの大きさだったものが大きくなって動くようになってしゃべるよ
うになって、走れるようになっていくのは本当にすごいんだと思いました。自分を産むのにも、助産師をはじめ様々
な方にお世話になって生まれてくることができたので、感謝を忘れずに生きていこうと思いました。
(2年
男子)
赤ちゃんを産むお母さんも大変だけれど、産まれてくる赤ちゃんも大
変なんだと知ることができました。
陣痛がなぜ痛いのかがよく分かった気がします。普通に出てくるので
はなく、骨(骨盤)からも頑張って出てくるんだと知って、たった 3
㎏の赤ちゃんがよくできるなと感心してしまいました。
帰ったら、お母さんにも私を産んだ時どう思ったか、感じたかなどを
聞きたいと思います。
(2 年
女子)
僕は、保健講話を聞いて改めて命の大切さについてよく知ることができました。一年の時も聞いたけど、僕たちは
3億の精子の中の1位だということがとてもすごいことだと思いました。命の時間の話を聞いて、大切なものは、生
きた時間じゃなくてどう生きるかはとてもいい言葉だと思いました。僕は男子なので女子の妊娠の痛みなどは分から
ないけど、その痛みを耐えて産んでくれたお母さんやお父さんにはとても感謝していきたいです。
(2 年
男子)
赤ちゃんがお母さんのお腹の中から外に出てくるには、長い月日とたく
さん大変さを必要とするということを改めて思いました。そして、産まれ
てくる間に赤ちゃんには大人の47倍のストレスがかかるということを知
って、自分もそれを耐え抜いて産まれてきたのかと驚きました。最後に日
野先生がおっしゃっていた「いらない命なんて一つもない」という言葉は、
絶対に忘れたくないです。生命の大切さを改めて実感しました。
(2 年 女子)
今回の話を聞いて、産まれてきて私は「よかった」と思いました。いつも、いいことや楽しいこと、嬉しい
ことだけでなく、悲しかったり、辛かったり、苦しかったり、人にはいろいろあるけれど、その自分を産んで
くれた親の苦労や赤ちゃんの時の自分、そして助産師さんがいないと私たち人間は生きていけなかったと思い
ます。今後もこれを思い出して、一日一日を大切にしたいです。
(2年 女子)
3年生<テーマ:未来への大切な知識>~感想~
日野さんのお話の中で一番印象に残ったのが、いらない命なん
て一つもないという言葉です。私は、今まで自分の意思じゃない
のに妊娠してしまったらすぐに中絶すればいいじゃんと思ってい
たのですが、産むか中絶するかでお腹の中にいる赤ちゃんの命が
左右されるということを改めて思いました。自分が産まれてこれ
たのは本当に良かったと思いました。
(3年 男子)
助産師さんの話を聞いたことで、出産が母子の体にすごく負担がかかり、自分だけでなく周りの人も巻き込む
という、すごく重大なものだということが分かり、改めて自分が将来子どもを持つことについて考えさせられま
した。そして、自分の判断一つであっさりと命を消してしまうことができるということも知り、今まで自分が思
っていた性への考えがものすごく無責任だなと思いました。もう一度、自分の将来のことを改めて考えてみよう
と思います。そして、私はちゃんと「今はするべきじゃない」とはっきり拒否できる人になりたいです。
(3 年 女子)
今回3度目の保健講話でした。
「いらない命なんてない」という言葉
は本当にそうだと思いました。自分の考えだけでお腹の中の小さな命
を殺すことはできません。最近、自殺をする子などが増えてきたりし
ているけど、一生懸命自分を産んでくれたお母さんや『おめでとう』
と言ってくれた人たちの事を考えたりしたら、死ぬという考えは出な
いと思う。
お母さんが何時間も痛みをこらえて産んでくれたことにしっかり感
謝しなければならないと今回改めて思いました。
(3 年 女子)
いらない命はひとつもないと僕も思いました。命は奇跡的なものなので大切にしていかないといけないなと
思いました。将来はしっかりと命に責任をもつということが大切なんだなと思いました。子どもがそのお母さ
んと一緒に頑張って産まれてきたのに、その命を大切に育てなかったり、せっかくお腹にできた赤ちゃんを中
絶したりするのは良くないなと思いました。だから、僕は将来しっかりと赤ちゃんが産まれてこられるように
準備をして育てていきたいなと思いました。
(3年 男子)
3回目のお話を聞いて毎年思うのは、命は大切なんだなと改めて思います。そして、ここまで生きれている
のはすごいことなんだなと思いました。いつも親には怒られて、うざいとかしつこいとか思ってしまうけど、
ここまで育ててくれたことに感謝しようと思います。最後のスライドショーで 1 カ月と16日しか生きられな
かった子は私たちに命の大切さを伝えるために生まれてきたんじゃないかなとも思いました。私は何のメッセ
ージをもって生まれたのか去年も一昨年も今年も考えたけどまだ分からないので、分かってからも、後悔しな
いように生きようと思いました。
(3年 女子)