第2回定例会会議録(PDF 1.03 MB)

平成 27 年第 2 回
つくばみらい市議会定例会会議録
平成 27 年 6 月 3 日 開会
平成 27 年 6 月 18 日 閉会
つくばみらい市議会
平成27年第2回つくばみらい市議会定例会会議録
○招集告示
…………………………………………………………………………………
1
………………………………………………………………………………
2
○会期日程表
会
○日時
議
録
第
1
号
………………………………………………………………………………………
○出席並びに欠席議員
○出席説明員
3
……………………………………………………………………
3
………………………………………………………………………………
3
○出席事務局職員
…………………………………………………………………………
3
○会議録署名議員
…………………………………………………………………………
4
…………………………………………………………………………………
4
○議事日程
○本日の会議に付した事件
○開会
………………………………………………………………
5
………………………………………………………………………………………
5
・開会の宣告
………………………………………………………………………………
・会議録署名議員の指名について
………………………………………………………
6
……………………………………………………………………
6
……………………………………………………………………………
7
・会期の決定について
・請願について
・請願第2号
5
上程、委員長報告、質疑、討論、採決
………………………………
7
・報告第1号~報告第7号、承認第1号~承認第7号、諮問第1号、諮問第2号、
同意第1号~同意第4号、議案第46号~議案第48号
・提案理由の説明
上程
………………………
9
…………………………………………………………………………
10
・諮問第1号について先議
………………………………………………………………
14
・諮問第2号について先議
………………………………………………………………
14
・同意第1号について先議
………………………………………………………………
14
・同意第2号について先議
………………………………………………………………
15
・同意第3号について先議
………………………………………………………………
15
・同意第4号について先議
………………………………………………………………
15
………………………………………………………………………………
16
………………………………………………………………………………………
16
・散会の宣告
○散会
会
○日時
議
録
第
2
号
………………………………………………………………………………………
○出席並びに欠席議員
○出席説明員
17
……………………………………………………………………
17
………………………………………………………………………………
17
○出席事務局職員
…………………………………………………………………………
18
○議事日程
…………………………………………………………………………………
○本日の会議に付した事件
○開議
………………………………………………………………
18
………………………………………………………………………………………
18
・開議の宣告
・一般質問
15番
18
………………………………………………………………………………
18
…………………………………………………………………………………
18
海老原
弘
君
……………………………………………………………
19
1.小中学校の適正配置について
2.歩道の整備について
4番
直
井
高
宏
君
……………………………………………………………
26
1.マダニ媒介の感染症「日本紅斑熱」「重症熱性血小板減少症候群」
の予防について
2.生活困窮のひとり親家庭等への子育て支援策及び多子世帯への支援
策について
2番
鐘ケ江
礼生奈
君
……………………………………………………………
32
1.地方版総合戦略について
2.小中学校の体育館トイレや屋外トイレの改修について
6番
坂
洋
君
……………………………………………………………
38
1.プレミアム商品券発行について
2.防犯灯の電気料について
8番
染
谷
礼
子
君
……………………………………………………………
45
1.防犯対策の強化について
2.高齢者の通院通所交通費助成事業について
・散会の宣告
○散会
………………………………………………………………………………
52
………………………………………………………………………………………
52
会
○日時
○出席説明員
第
3
号
○議事日程
53
……………………………………………………………………
53
………………………………………………………………………………
53
○出席事務局職員
…………………………………………………………………………
54
…………………………………………………………………………………
54
○本日の会議に付した事件
………………………………………………………………
54
………………………………………………………………………………………
55
・開議の宣告
・一般質問
16番
録
………………………………………………………………………………………
○出席並びに欠席議員
○開議
議
今
………………………………………………………………………………
55
…………………………………………………………………………………
55
川
55
英
明
君
……………………………………………………………
1.景気回復に向けた取組について
2.学校問題について
3.ゴミ問題について
3番
小田川
浩
君
……………………………………………………………
64
1.公立小中学校の教科書採択について
2.戦没者追悼式について
18番
川
上
文
子
君
……………………………………………………………
73
1.防災行政無線情報を各戸に周知できるように対応策を
2.福岡地区工業用地の整備について
3.マイナンバー制度について
14番
古
川
よし枝
君
……………………………………………………………
85
1.小学校統廃合について
2.スマートインターチェンジ設置事業について
3.公共施設使用料と使用手続の簡素化、減免の拡充について
・承認第1号~承認第7号、議案第46号~議案第48号
・承認第1号~承認第7号について先議
………………………
96
………………………………………………
97
・議案第46号及び議案第47号について各委員会付託
・日程追加
…………………………………
99
…………………………………………………………………………………
99
・議案第49号~議案第53号
・散会の宣告
○散会
上程、提案理由説明、質疑、委員会付託
議
録
第
4
号
……………………………………………………………………………………… 103
○出席説明員
○議事日程
…………………………………………………………………… 103
……………………………………………………………………………… 103
○出席事務局職員
………………………………………………………………………… 103
………………………………………………………………………………… 103
○本日の会議に付した事件
……………………………………………………………… 104
……………………………………………………………………………………… 104
・開議の宣告
……………………………………………………………………………… 104
・議案第46号~議案第53号、請願第3号
・討論・採決
・閉会の宣告
委員長報告、質疑
……………………… 105
……………………………………………………………………………… 109
・閉会中の継続調査の件
○閉会
99
……………………………………………………………………………………… 101
○出席並びに欠席議員
○開議
……………
……………………………………………………………………………… 101
会
○日時
質疑
………………………………………………………………… 118
……………………………………………………………………………… 118
……………………………………………………………………………………… 118
つくばみらい市告示第117号
平成27年第2回つくばみらい市議会定例会を、次のとおり招集する。
平成27年5月27日
つくばみらい市長
1.期
日
平成27年6月3日
2.場
所
つくばみらい市議会議事堂
- 1 -
片
庭
正
雄
平成27年第2回つくばみらい市議会定例会会期日程
月
日
曜
日
区
分
議
事
内
容
◎開会
◎会議録署名議員の指名
◎会期の決定
6月3日
水
本会議
◎請願の委員会付託
◎請願第2号の委員長報告、質疑、討論及び採決
◎議案の上程及び説明
◎人事案件の採決
6月4日
木
休
会
6月5日
金
本会議
6月6日
土
休
日
6月7日
日
休
日
◎一般質問
◎一般質問
◎議案に対する質疑
6月8日
月
本会議
◎専決処分案件の採決
◎追加議案の上程、説明及び質疑
◎議案の委員会付託
6月9日
火
休
会
6月10日
水
休
会
6月11日
木
委員会
◎総務常任委員会
6月12日
金
委員会
◎教育民生常任委員会
6月13日
土
休
日
6月14日
日
休
日
6月15日
月
委員会
6月16日
火
休
会
6月17日
水
休
会
◎経済常任委員会
◎委員長報告、質疑、討論、採決
6月18日
木
本会議
◎閉会中の継続調査
◎閉会
- 2 -
第 1 号
〔 6月3日 〕
平成27年第2回
つくばみらい市議会定例会会議録
平成27年6月3日
第1号
午前10時00分開会
1.出席議員
1番
文

靖
君
10番
古
舘
千恵子
君
2番
鐘ケ江
礼生奈
君
11番
直
井
誠
巳
君
3番
小田川
浩
君
12番
横
張
光
男
君
4番
直
井
高
宏
君
13番
松
本
和
男
君
5番
中
島
清
和
君
14番
古
川
よし枝
君
6番
坂
洋
君
15番
海老原
弘
君
7番
高
木
寛
房
君
16番
今
川
明
君
8番
染
谷
礼
子
君
17番
豊
島
葵
君
9番
中
山
栄
一
君
18番
川
上
子
君
英
文
1.欠席議員
な
し
1.地方自治法第121条の規定により案件説明のため出席を求めた者
市
長
片
庭
正
雄
君
副
市
長
小
野
一
浩
君
教
育
長
石
塚
眞
典
君
長
石
神
栄
君
長
木
村
明
夫
君
和
広
君
一
君
己
君
市
長
総
公
務
室
部
市
民
経
済
部
長
中
山
保
健
福
祉
部
長
斉
藤
都
市
建
設
部
長
間根山
長
井
波
進
君
者
奈
幡
優
君
長
飯
泉
勝
宏
君
長
吉
田
弘
之
君
長
中
島
強
君
教
育
会
政
参
計
策
事
財
部
管
秘
兼
政
理
書
総
務
課
課
課
知
社
会
福
祉
課
長
豊
嶋
千恵子
君
学
校
教
育
課
長
菊
地
龍
夫
君
農 業 委 員 会 事 務 局 長
永
野
鉄
雄
君
伸
次
君
竜
也
君
1.職務のため出席した者の氏名
参 事 兼 議 会 事 務 局 長
森
書
嶋
記
- 3 -
田
1.会議録署名議員
12番
横
張
光
男
君
13番
松
本
和
男
君
1.議事日程
議
事
日
程
第
1
号
平成27年6月3日(水曜日)
午前10時00分開会
日程第1
会議録署名議員の指名について
日程第2
会期の決定について
日程第3
請願について
日程第4
請願第2号
「政党助成金の廃止を求める意見書」提出を求める請願
日程第5
報告第1号
平成26年度つくばみらい市一般会計繰越明許費繰越計算書につい
て
報告第2号
平成26年度つくばみらい市国民健康保険特別会計繰越明許費繰越
計算書について
報告第3号
平成26年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰
越計算書について
報告第4号
平成26年度つくばみらい市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算
書について
報告第5号
平成26年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計繰越明許費
繰越計算書について
報告第6号
平成26年度つくばみらい市一般会計事故繰越し繰越計算書につい
て
報告第7号
平成26年度つくばみらい市一般会計継続費繰越計算書について
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)
承認第2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)
承認第3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)
承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)
承認第5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)
承認第6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)
承認第7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)
諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
同意第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第4号
教育委員会委員の任命について
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
- 4 -
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
1.本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名について
日程第2
会期の決定について
日程第3
請願について
日程第4
請願第2号
「政党助成金の廃止を求める意見書」提出を求める請願
日程第5
報告第1号
平成26年度つくばみらい市一般会計繰越明許費繰越計算書に
ついて
報告第2号
平成26年度つくばみらい市国民健康保険特別会計繰越明許費
繰越計算書について
報告第3号
平成26年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計繰越明許
費繰越計算書について
報告第4号
平成26年度つくばみらい市介護保険特別会計繰越明許費繰越
計算書について
報告第5号
平成26年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計繰越明
許費繰越計算書について
報告第6号
平成26年度つくばみらい市一般会計事故繰越し繰越計算書に
ついて
報告第7号
平成26年度つくばみらい市一般会計継続費繰越計算書につい
て
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)
承認第2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)
承認第3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)
承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)
承認第5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)
承認第6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)
承認第7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)
諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
同意第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第4号
教育委員会委員の任命について
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
午前10時00分開会
開会の宣告
- 5 -
○議長(直井誠巳君)
おはようございます。ご苦労さまでございます。
会議に入る前に皆さん方にお願いがございます。携帯電話お持ちの方は、電源を切るか、
マナーモードに切り替えますようお願いを申し上げます。
ただいまの出席議員は18名です。全員出席です。定足数に達しておりますので、ただい
まから平成27年第2回つくばみらい市議会定例会を開会します。
○議長(直井誠巳君)
これから本日の会議を開きます。
本日の会議の書記に議会事務局長、事務局職員。議案説明のため市長、副市長、教育長、
市長公室長、各部長、会計管理者、各関係課長及び局長が出席です。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
会議録署名議員の指名について
○議長(直井誠巳君)
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、12番横張光男君、13番松本和男君を
指名いたします。
会期の決定について
○議長(直井誠巳君)
日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りする前に、過日、議会運営委員会を開催しておりますので、議会運営委員長から
会期等について委員会の結果を報告願います。
議会運営委員長松本和男君。
〔議会運営委員長
○議会運営委員長(松本和男君)
松本和男君
登壇〕
おはようございます。それでは、議会運営委員会の報
告をいたします。
平成27年第2回つくばみらい市議会定例会の招集に伴い、去る5月29日に議会運営委員
会を開催し、本定例会の日程等について協議をいたしました。その結果についてご報告を
申し上げます。
会期につきましては、本日から18日までの16日間であります。
本日は、議案の上程及び説明を求めます。なお、諮問第1号、第2号及び同意第1号か
ら第4号までは人事案件ですので、委員会付託は省略し、先議していただきます。
4日は、議案等の調査のため休会となります。
5日は、午前10時から本会議を開き、通告順に従い5名の方の一般質問を行います。
6日、7日は休日であります。
8日は、午前10時から本会議を開き、4名の方の一般質問を行います。
一般質問終了後、議案に対する質疑を行います。質疑は、通告制でありますので、質疑
のある方は、5日の正午までにお願いをいたします。続いて専決処分案件の採決、議案の
委員会付託を予定しております。
9日、10日は、議案等の調査のため休会となります。
11日は、午後1時30分から総務常任委員会を開催し、付託された請願及び陳情の審査を
- 6 -
行っていただきます。
12日は、午後1時30分から教育民生常任委員会を開催し、付託された議案の審査を行っ
ていただきます。
13日、14日は、休日であります。
15日は、午後1時30分から経済常任委員会を開催し、付託された議案の審査を行ってい
ただきます。
16日、17日は、議事整理のため、休会となります。
最終日18日は、午後1時30分から本会議を開き、各常任委員長の報告、質疑、討論を行
います。なお、討論は通告制でありますので、討論のある方は17日正午までにお願いいた
します。引き続いて、議案の採決を行い、その後、閉会中の継続調査の件が予定されてお
ります。
以上が、議会運営委員会における会期日程についての協議結果であります。議員各位の
ご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員会からの報告を終わります。
○議長(直井誠巳君)
委員長の報告が終わりました。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日から6月18日までの16日間にしたいと思います。これにご異議
ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
異議なしと認めます。したがって、会期は本日から6月18日まで
の16日間に決定いたしました。
請願について
○議長(直井誠巳君)
続きまして、日程第3、請願についてを議題とします。
今期定例会までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託しましたから報告をいたします。
請願第2号
「政党助成金の廃止を求める意見書」提出を求める請願
○議長(直井誠巳君)
日程第4、請願第2号
「政党助成金の廃止を求める意見書」提
出を求める請願を議題とします。
本件について、委員長の報告を求めます。
総務常任委員長中島清和君。
〔総務常任委員長
○総務常任委員長(中島清和君)
中島清和君
登壇〕
それでは、総務常任委員会からご報告申し上げます。
総務常任委員会において、閉会中の継続審査としておりました、請願第2号
「政党助
成金の廃止を求める意見書」提出を求める請願の審査を行いましたので、その報告をいた
します。
委員会は、去る5月29日に、議会全員協議会室において、委員全員出席のもと審査を行
いました。請願の趣旨については、議員各位のお手元に配付のとおりであります。
本請願は、平成27年第1回定例会に付託され、その後委員会を開き、委員からは本請願
- 7 -
の審査に当たっては、政党助成金制度の内容や現状をよく把握するため、調査、研究が必
要であるとの意見が多く、その結果、継続審査にすべきものと決したものであります。
次いで、審査は、前回の意見を踏まえ、委員各自が調査、研究などにより、同制度の内
容等について熟知するに十分な時間が経過していることから、その旨を確認し、採決をす
ることといたしました。
採決の結果、賛成者はなく、本請願は不採択すべきものと決しました。この決定に対し、
議員各位のご理解とご賛同をお願いいたしまして、委員長の報告といたします。終わりま
す。
○議長(直井誠巳君)
委員長の報告が終わりました。
ただいまの報告に対して質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。
次に、請願第2号について討論を行います。
まず、原案に対し賛成の方の発言を許します。18番川上文子君。
〔18番
○18番(川上文子君)
川上文子君
登壇〕
請願第2号の「政党助成金の廃止を求める意見書」提出を求め
る請願について、賛成の討論を行います。
政党助成制度は、1995年、政治改革の名のもとに、小選挙区比例代表制とともに導入、
施行されました。この制度は、国民1人当たり250円を負担させ、毎年約320億円もの税金
を 各 党 に 配分 す る 仕 組み で あ り 、こ の 20年 間の 政 党 助 成金 の 総 額 は約 6,311億円 に の ぼ り
ます。
そもそも国民は、みずからの思想、政治信条に従い、支持政党に寄附する自由と権利を
持っており、政党資金の拠出は国民の政治の参加の権利そのものです。ところが、税金を
政党に配分する政党助成の仕組みによって、国民はみずから支持しない政党に対しても強
制的に寄附させられることになります。日本共産党は、このような制度は、思想信条の自
由や政党支持の自由を脅かす憲法違反の制度であると指摘をし、その創設に反対するとと
もに、一貫して政党助成金の受け取りを拒否してきました。
重大なことは、政党助成制度が極めて深刻な形で政党の堕落を招いていることです。政
党助成金を受け取っている各党の本部収入に占める割合は、自民党が約6割、民主党が約
8割、当時の日本維新の会が約7割です。この制度の導入の際には、提案者から、税金に
過度に依存しないことが必要との議論がありましたが、いまや政党助成金を受け取ってい
る多くの党が、その運動資金の大半を税金に依存しているのが実態です。また5人以上の
国会議員を集めれば政党助成金をもらえることから、理念も政策も抜きに政党助成金目当
てに、おびただしい数の新党の設立と解散が繰り返されてきました。
政党は何よりも、国民の中で活動し、国民の支持を得て、その活動資金をつくるという
ことが基本です。政党が国民有権者から浄財を集める努力をしないで、税金頼みになって
いることから、金への感覚が麻痺をし、腐敗政治をつくり出す一つの根源になっているこ
とも重大です。
またこの制度は、もともと金権政治一掃を求める国民の声を受け、企業団体献金を禁止
するからという口実で導入をされました。しかし実際には、政党本部、支部に対する企業
団体献金が温存され、政党助成金との二重取りが続けられています。
- 8 -
このように政党助成金頼みの政党をつくり出す制度は、虚構の多数をつくり出す小選挙
区制とともに、政党の劣化や堕落を生み出しています。民主主義を壊す極めて有害な制度
を続けていいのか、今厳しく問われているのだというふうに思います。
ぜひ、請願を採択をし、政党助成金の廃止を国会、政府に求めるよう、請願の採択を求
めて賛成の討論といたします。
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから請願第2号について採決します。
この採決は起立によって行います。
本請願に対する委員長報告は不採択であります。
お諮りします。
請願第2号を採択することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(直井誠巳君)
起立少数でございます。よって、請願第2号は不採択とすること
に決定いたしました。
報告第
1号
平成26年度つくばみらい市一般会計繰越明許費繰越計算書について
報告第
2号
平成26年度つくばみらい市国民健康保険特別会計繰越明許費繰越計算
書について
報告第
3号
平成26年度つくばみらい市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計
算書について
報告第
4号
平成26年度つくばみらい市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書に
ついて
報告第
5号
平成26年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越
計算書について
報告第
6号
平成26年度つくばみらい市一般会計事故繰越し繰越計算書について
報告第
7号
平成26年度つくばみらい市一般会計継続費繰越計算書について
承認第
1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)
承認第
2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)
承認第
3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)
承認第
4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)
承認第
5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)
承認第
6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)
承認第
7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)
諮問第
1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
諮問第
2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
同意第
1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第
2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第
3号
固定資産評価審査委員会委員の選任について
同意第
4号
教育委員会委員の任命について
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
- 9 -
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
○議長(直井誠巳君)
日程第5、報告第1号から報告第7号まで、承認第1号から承認
第7号まで、諮問第1号、諮問第2号、同意第1号から同意第4号まで、及び議案第46号
から議案第48号まで、以上23案件を一括上程いたします。
提案理由の説明
○議長(直井誠巳君)
提案理由の説明を求めます。
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
皆さん、おはようございます。新年度に入りました。きょうは、
新しい執行部の体制となりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
平成27年第2回つくばみらい市議会定例会の開会に当たり提出いたしました議案等の説
明を申し上げます。
最初に、市で現在取り組んでいる施策についてご説明をいたします。
まず、社会保障・税番号制度の導入に伴う市民の利便性の向上につながる施策について
でございます。
この制度は、国民の利便性を高め、行政を効率化し、公平かつ公正な社会を実現する社
会基盤として期待されております。現在、国や全国の自治体で、国民生活を支える社会的
基盤として、平成28年1月からの導入を目指し、社会保障・税番号制度の準備が進められ
ているところであります。
この制度は、通称マイナンバー制度と呼ばれ、住民票を有する全ての方に、1人一つの
番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報管理いたします。このマイ
ナンバー制度の今後の予定につきましては、まず、通知カードと呼ばれる、氏名、住所、
生年月日、性別、12桁のマイナンバーが記載された紙製のカードの配布を、世帯ごとに本
年10月から送付する予定となっております。その通知カードで、マイナンバーが通知され
た後に、希望する市民が市役所等で申請すると、平成28年1月以降、個人番号カードの交
付を受けることができます。
この個人番号カードは、先ほど申し上げました情報に加え、本人の写真も表示されたカ
ードで、本人確認のための身分証明書としても利用できるものであります。そのほか、カ
ードにはICチップが搭載されており、そのICチップの電子証明書を利用して、国税の
電子申告・納税システムをはじめとした、各種電子申請が行えます。
当市としましては、市民の利便性の向上の取り組みの一つとして、この個人番号カード
を利用した住民票、印鑑登録証明書、税証明書をコンビニエンスストア等で交付できるよ
う準備を進めてまいります。
開始する時期につきましては、今年度内を目指しております。市内のコンビニエンスス
トアをはじめ、全国のコンビニエンスストアで、年末年始は除き、午前6時半から午後11
時まで、住民票等の証明書の交付を受けることができるよう準備を進めてまいります。市
といたしましては、制度導入に当たり混乱を来さないよう、本年10月から伊奈庁舎、谷和
原庁舎に相談窓口を設け、市民からの問い合わせに対応できるよう、臨時職員の配置を予
- 10 -
定しております。さらに、県や近隣自治体と情報交換をしながら準備を進めるとともに、
国の動向を注視しながら、市民の利便性の向上につながる利活用についても検討してまい
ります。
次に、まち・ひと・しごと創生の一つとして取り組みますプレミアムつき商品券につい
てでございます。このプレミアムつき商品券につきましては、まち・ひと・しごと創生の
取り組みの一つとして、地域経済の活性化を図るため、地域活性化、地域住民生活等緊急
支援交付金を活用し、実施いたします。
この事業の概要につきましては、商品券の名称を、フランス語で未来を意味する「あぶ
にーる」とし、額面1,000円の券を12枚、1万2,000円分の商品券を1冊1万円で、全部で
2万冊販売いたします。販売方法につきましては、多くの市民が購入できるよう、基本的
には平成27年6月15日まで予約を受け付ける予約販売とし、販売日及び利用開始時期は、
平成27年7月12日の日曜日からとなります。
なお、今回のプレミアムつき商品券につきましては、子育て世代や高齢者の経済的負担
を軽減するため、いばらきキッズカード、いばらきシニアカードの所有者は、1冊に限り
2,000円 引 き の 8,000円 で 購 入 す る こ と が で き ま す 。 販 売 冊 数 は 、 2 万 冊 の う ち 4,900冊 と
なります。市といたしましては、地域消費者の購買意欲を刺激しながら、地域経済の活性
化を図ってまいります。
次に、当市におけるまち・ひと・しごと創生の取り組みについてでございます。
当市におきましても、現在、人口ビジョン、地方版総合戦略の策定作業を進めておると
ころであります。今後は、この戦略の策定に際し、広くご意見を伺うため、有識者会議を
設置し、平成27年度内策定に向け、策定作業を進めております。現在、委員につきまして
は、6月の第1回会議に向け調整を行っているところでもございます。なお、当市の人口
ビジョン、総合戦略につきましては、有識者会議のご意見、市民アンケートなどを行い、
10月ごろまでに素案を取りまとめます。その後、パブリックコメントを経て年度内に策定
する予定でございます。
それでは、今定例会に提出いたしました議案についてご説明をいたします。
今定例会に提出いたしました案件の内容は、報告案件7件、専決処分の承認案件7件、
人事案件6件、条例の改正案件1件、委託契約案件1件、補正予算案件1件、合わせて23
案件でございます。
報告第1号
告第5号
平成26年度つくばみらい市一般会計繰越明許費繰越計算書についてから報
平成26年度つくばみらい市農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書に
ついてでございます。それぞれの会計の経費のうち、翌年度に繰り越して使用するものに
つき明許繰越をしたため報告するものでございます。
報告第6号
平成26年度つくばみらい市一般会計事故繰越し繰越計算書についてでござ
います。一般会計の経費のうち、翌年度に繰り越して使用するものにつき事故繰越をした
ため、報告するものでございます。
報告第7号
平成26年度つくばみらい市一般会計継続費繰越計算書についてでございま
す。一般会計の経費のうち、翌年度に繰り越して使用するものにつき、継続費逓次繰り越
しをしたため報告するものでございます。
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)でございます。内容は、
平成26年度つくばみらい市一般会計補正予算(第11号)でございます。
- 11 -
歳 入 歳出予 算 の 総額に そ れ ぞれ2 億 464万円 を 追 加し、 歳 入 歳出予 算 の 総額を そ れ ぞ れ
196億8,396万6,000円とするものでございます。
歳入につきましては、平成26年度地方交付税及び各種交付金等の額が確定したことによ
り補正するものです。歳出につきましては、地方債償還利子が確定したことにより減額、
財政調整基金積立金2億1,747万4,000円の計上等でございます。この平成26年度つくばみ
らい市一般会計補正予算(第11号)につきましては、議会を招集する時間的余裕がなかっ
たことから専決処分したため、承認を求めるものでございます。
承認第2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)でございます。地方税法
施行令の一部を改正する政令が、平成27年3月31日に公布されたことに伴い、つくばみら
い市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分したため、承認を求める
ものです。主な改正内容は、国民健康保険税の課税限度額を引き上げるとともに、国民健
康保険税の軽減判定所得の基準を引き上げ、国民健康保険税の軽減対象を拡大するもので
す。
承認第3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)でございます。指定地域
密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準省令の改正に伴い、つくばみら
い市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一
部を改正する必要が生じ、専決処分したため、承認を求めるものでございます。
承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)でございます。指定地域
密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サー
ビスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準省令の改正等に伴い、つく
ばみらい市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域
密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定め
る条例の一部を改正する必要が生じ、専決処分したため、承認を求めるものでございます。
承認第5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)及び承認第6号
専決処
分の承認を求めることについて(第6号)でございます。地方税法の一部を改正する法律
が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、文言の削除、引用条項の改正等のため、つ
くばみらい市税条例等及びつくばみらい市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じ、
専決処分したため、承認を求めるものでございます。
承認第7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)でございます。介護保険
法施行令の一部改正に伴い、つくばみらい市介護保険条例の一部を改正する必要が生じ、
専決処分したため、承認を求めるものでございます。改正内容は、第1号被保険者のうち、
所得が最も少ない第一段階に該当する方の保険料の軽減を行うものでございます。
諮問第1号及び諮問第2号の人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでご
ざいます。当市の人口増により、人権擁護委員定数が4名から6名に増員されたことに伴
い、新たに人見実俊氏及び大好三智子氏を人権擁護委員に推薦したく、議会に意見を求め
るものでございます。
同意第1号から同意第3号の固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございます。
本年6月の任期満了に伴い、再度、村上功夫氏、寺脇利美氏、富山利夫氏をつくばみらい
市固定資産評価審査委員会の委員に選任したく、議会の同意を求めるものでございます。
同意第4号
教育委員会委員の任命についてでございます。本年6月の任期満了に伴い、
新たに八島秀仁氏をつくばみらい市教育委員会委員として任命したく、議会の同意を求め
- 12 -
るものでございます。
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例でございます。
保健福祉センター健康増進室の使用料について減免制度を設けるため、つくばみらい市保
健福祉センター条例の一部を改正するものでございます。
議案第47号
委託契約の締結についてでございます。合併特例債事業である東楢戸台線
道路整備事業の委託契約を締結するに当たり提案するものでございます。委託内容といた
しましては、田村地区から台地区までの舗装工事などを茨城県へ委託するものです。
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)でございます。歳
入歳出予算の総額に、それぞれ4,056万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ
208億7,082万4,000円とするものでございます。
歳出の主なものをご説明いたします。
冒頭に申し上げました、社会保障・税番号制度の導入に伴い、個人番号カードを市民の
皆様へ発行するため、臨時職員を雇用する経費とあわせて住民票等の諸証明をコンビニエ
ンスストアで交付を開始するため、システムの構築、管理業務の委託料等に税務課分とし
て76万7,000円、市民窓口課分として880万7,000円を計上いたしました。
次に、市民活動を支援する事業として、市民が行う自主的なコミュニティ活動を積極的
に推進するため、市民団体に対し貸し出すテントなどのイベント用備品を整備するため、
205万4,000円を計上いたしました。
次に、ひとり親家庭等の子供の学習を応援する事業として、子供の学習用の図書購入に
かかる経済的負担を軽減するため、ひとり親家庭等の基準を満たす18歳未満の児童、生徒
1 人 に 対し、 1 万 円の図 書 カ ードの 配 布 を実施 い た します 。 そ のため の 経 費とし て 、 470
万円を計上いたしました。
次に、がん対策事業として、がん検診の受診率のさらなる向上を図るため、過去に子宮
がん、乳がん検診のクーポン券が配布された方のうち、未受診者の方への再勧奨と、がん
検診で要精密検査と判断された方で、精密検査未受診者への受診再勧奨を行うものとして
225万2,000円を計上いたしました。
次に、農道整備にかかる測量、地質調査業務の負担金として、845万1,000円を計上いた
しました。
歳入の主なものといたしましては、歳出でご説明いたしました個人番号カードの発行事
業財源として、国補助金342万5,000円、市民活動を支援する事業の財源として、自治総合
セ ン タ ーから の 助 成金200万 円 、ひ と り 親家庭 等 の 子供の 学 習 を応援 す る 事業の 財 源 と し
て 、 県 補 助金 470万 円 、 歳 出 予 算の 財 源 と して 、 財 政 調整 基 金 繰 入金 2,971万 4,000円 を 計
上いたしました。
以上、詳細につきましては、お手元に配付いたしました議案書によりご審議をいただき、
ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(直井誠巳君)
説明が終わりました。
報告第1号から報告第7号までの7案件については、報告案件でありますのでご了承願
います。
お諮りします。
ただいま議題となっております16案件のうち、諮問第1号、諮問第2号及び同意第1号
から同意第4号までの6案件については、人事案件でありますので、委員会の付託を省略
- 13 -
し、先議したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。したがって、諮問第1号、諮問第2号及
び同意第1号から同意第4号までの6案件については、委員長の付託を省略し、先議する
ことに決定いたしました。
諮問第1号について先議
○議長(直井誠巳君)
諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについ
て質疑を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。
討論を省略し、これから諮問第1号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり適任とすることに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、諮問第1号は適任とすることに決
定いたしました。
諮問第2号について先議
○議長(直井誠巳君)
続きまして、諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求め
ることについて質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。
討論を省略し、これから諮問第2号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり適任とすることに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、諮問第2号は適任とすることに決
定しました。
同意第1号について先議
○議長(直井誠巳君)
続いて、同意第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任につい
て、質疑を行います。
質疑ありませんか。
- 14 -
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。
討論を省略し、これから同意第1号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、同意第1号は、原案のとおり同意
することに決定しました。
同意第2号について先議
○議長(直井誠巳君)
続いて、同意第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任につい
て質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。討論を省略し、これから同意第2号に
ついて採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、同意第2号は、原案のとおり同意
することに決定しました。
同意第3号について先議
○議長(直井誠巳君)
続いて、同意第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任につい
て質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。討論を省略し、これから同意第3号に
ついて採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、同意第3号は、原案のとおり同意
することに決定しました。
同意第4号について先議
- 15 -
○議長(直井誠巳君)
続いて、同意第4号
教育委員会委員の任命について質疑を行い
ます。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。討論を省略し、これから同意第4号に
ついて採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、同意第4号は、原案のとおり同意
することに決定いたしました。
散会の宣告
○議長(直井誠巳君)
以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。
次回は、6月5日午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。
なお、議案に対する質疑を行う場合は、6月5日の正午までに通告願います。
本日はこれにて散会をいたします。ご苦労さまでございました。
午前10時38分散会
- 16 -
第 2 号
〔 6月5日 〕
平成27年第2回
つくばみらい市議会定例会会議録
平成27年6月5日
第2号
午前10時00分開議
1.出席議員
1番
文

靖
君
10番
古
舘
千恵子
君
2番
鐘ケ江
礼生奈
君
11番
直
井
誠
巳
君
3番
小田川
浩
君
12番
横
張
光
男
君
4番
直
井
高
宏
君
13番
松
本
和
男
君
5番
中
島
清
和
君
14番
古
川
よし枝
君
6番
坂
洋
君
15番
海老原
弘
君
7番
高
木
寛
房
君
16番
今
川
明
君
8番
染
谷
礼
子
君
17番
豊
島
葵
君
9番
中
山
栄
一
君
18番
川
上
子
君
な
し
英
文
1.欠席議員
1.地方自治法第121条の規定により案件説明のため出席を求めた者
市
長
片
庭
正
雄
君
副
市
長
小
野
一
浩
君
教
育
長
石
塚
眞
典
君
長
石
神
栄
君
長
木
村
明
夫
君
和
広
君
一
君
己
君
市
長
総
公
務
室
部
市
民
経
済
部
長
中
山
保
健
福
祉
部
長
斉
藤
都
市
建
設
部
長
間根山
長
井
波
進
君
者
奈
幡
優
君
長
飯
泉
勝
宏
君
長
吉
田
弘
之
君
長
中
島
強
君
教
育
会
政
参
計
策
事
財
部
管
秘
兼
理
書
総
政
務
課
課
課
知
安
心
安
全
課
長
須加尾
博
司
君
産
業
経
済
課
長
谷
口
雅
之
君
社
会
福
祉
課
長
豊
嶋
千恵子
君
長
関
俊
明
君
こ
ど
も
福
祉
課
介
護
福
祉
課
長
草
間
節
君
健
康
増
進
課
長
坂
本
伊津美
君
長
石
島
昭
夫
君
長
菊
地
龍
夫
君
建
学
設
校
教
課
育
課
- 17 -
農 業 委 員 会 事 務 局 長
永
野
鉄
雄
君
伸
次
君
1.職務のため出席した者の氏名
参 事 兼 議 会 事 務 局 長
森
書
記
嶋
田
竜
也
君
書
記
小
川
多美子
君
1.議事日程
議
事
日
程
第
2
号
平成27年6月5日(水曜日)
午前10時00分開議
日程第1
一般質問
1.本日の会議に付した事件
日程第1
一般質問
午前10時00分開議
開議の宣告
○議長(直井誠巳君)
おはようございます。会議に入る前に皆様にお願いがございます。
携帯電話をお持ちの方は、電源を切るか、マナーモードに切り替えますようお願いを申し
上げます。
傍聴者に申し上げます。傍聴人の守るべき事項を遵守し、静かに傍聴をお願いをいたし
ます。また、写真撮影や録音など禁止されておりますので、守るようにお願いを申し上げ
ます。
また当市議会では、小中学校の児童生徒を対象に、計画的に議会の本会議を傍聴してい
ただくため市教育委員会並びに各学校の協力のもと、事業を展開しております。本日も谷
和原中学校の生徒が傍聴に来る予定でございます。本会議中に途中で入退出をすることが
ありますので、皆様方のご理解ご協力お願いを申し上げます。
それでは、ただいまから会議を始めます。
ただいまの出席議員は18名です。全員出席でございます。定足数に達しておりますので、
これから本日の会議を開きます。
本日の会議の書記に議会事務局長、事務局職員。議案説明のため市長、副市長、教育長、
市長公室長、各部長、会計管理者、各関係課長及び局長が出席しております。
本日の議事日程はお手元に配付のとおりでございます。
一般質問
○議長(直井誠巳君)
日程第1、一般質問を行います。
順次、発言を許します。
- 18 -
15番海老原
弘君。
〔15番
○15番(海老原
弘君)
海老原
弘君
登壇〕
おはようございます。15番の海老原です。私からは2問提出
してありますので、順次質問をいたします。
まず、第1点目は、小中学校の適正配置についてということで、お尋ねをいたします。
本年の1月27日の全員協議会において、つくばみらい市義務教育適正配置審議会の経過
報告がありました。その中で、三つのパターンが示されていました。また、茨城県として
は、クラスがえができる1学年2学級の指針を示して、市町村の統廃合を指導してきまし
た。その資料のパターンの3では、12学校を5校にする案になっていますが、今後建設し
ようとしている富士見ヶ丘小学校に、谷原小、十和小、福岡小の統合を図り、陽光台小に
小張小を統合する案を見て、私は大変失望をいたしました。それは、このパターンが可能
ならば、逆のパターンである小張小にみらい平地区の一部の生徒、そして谷原小、十和小、
福岡小へみらい平から運ぶことによって、以上の4校の存続は約束されていたと考えてい
ます。その当時の市民のアンケートに複式学級や1クラス10人以下でなければ、存続すべ
き と い う 意 見 が 42 % あ り 、 陽 光 台 小 と 周 辺 の 小 学 校 合 わ せ て 編 成 す べ き と い う 意 見 が
63.6%、これは全市民ではありませんでしたが、相当多数の市民がこのアンケートに答え
ております。しかし、検討委員会の答申は、2校目を60億円以上もかけて、先ほど申し上
げた4校は廃校になってしまうかもしれませんけれども、そういう結論を出した。検討委
員会、教育委員会、市当局は、この地域の人々にどう説明し、実行されるつもりなのかを
私は懸念しています。きょうはまだ来ていませんが、谷和原中の皆さんが傍聴される予定
ですけれども、現在の中学校については、現在の状況と今後の推移については、どのよう
になるのでしょうか。中学校の適正配置については、平成35年に、みらい平地区の生徒数
は647人の推計をしています。その640人の平成35年には、どのような中学校の配置になる
のか、市の考え方の基本的な考え方をお聞かせください。陽光台小と富士見ヶ丘小学校の
区域に分けて、数字が示されていましたが、中学校区をどのように考えたらよいのでしょ
うか。以上、小中学校の適正配置について、お伺いをいたします。
○議長(直井誠巳君)
教育部長井波
〔教育部長
○教育部長(井波
進君)
進君。
井波
進君
登壇〕
海老原議員のご質問にお答えいたします。
まず今までの審議状況について、概要を説明させていただきたいと思います。つくばみ
らい市では、議会代表者、PTA関係者、それから学校関係者などで構成するつくばみら
い市義務教育施設適正配置審議会を設置しており、平成25年12月につくばみらい市義務教
育施設の適正配置について、諮問をいたしました。当審議会において、義務教育施設の適
正配置について、ご審議をいただいております。平成25年に1回、それから平成26年に3
回、審議会を開催しております。これまでの審議状況でありますが、まず第1段階の検討
として、みらい平地区の急激な児童の増加により、陽光台小学校に受け入れられる児童数
が飽和状態になることが予想されていることから、周辺小学校で対応するケースや新設小
学校2校で対応するケースのもとに、みらい平地区における教育環境について、検討を行
っていただいております。これについては、昨年の8月にみらい平地区に2校目となる小
学校を早急に設置する必要があるとの答申を審議会からいただいたところであります。
次に、昨年11月に開催した審議会では、第2段階として、既存小学校の適正規模、適正
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配置について、検討を行っております。検討内容としましては、学校の小規模化で一番の
課題となっている複式学級を解消するケース、また平成23年に適正配置審議会から、学校
の適正な規模についての答申をいただいておりますが、その中の単学級であっても、1学
級当たり20人を超える学級規模とするケース、そして、国や県が示している適正規模の基
準であるクラスがえができる1学年2学級以上とするケースの三つのケースをもとに審議
を行っていただいております。まだ結論に至っておりませんが、議員のおっしゃるとおり、
議員の皆様には、平成27年1月の全員協議会でご説明をして、報告をさせていただいてい
るところでございます。
それから、中学校についてでございます。中学校についてでございますが、今回の適正
配置審議会に諮問をしてございます。諮問内容でございますが、みらい平地区の生徒数が
増加していることから、現在の4校体制について、検証を行い、適正配置を検討する必要
が生じています。こうした状況を踏まえ、つくばみらい市の児童生徒のよりよい教育環境
を目指し、意見を求めております。審議途中でございますので、まだ結論が出ておりませ
んので、申しわけございませんが、以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
○15番(海老原
海老原
弘君)
弘君。
今、井波部長のほうから答弁がありましたけれども、その後
の審議はまださほど1月の時点と変わらないような答弁だと思います。
そこで、これからのことになりますが、次に、適正配置の答申がされるのはいつごろの
見通しなのか、これから何回か会議を開かれて、いつごろを目指して答申されるのか、そ
の答申が出た後のことでございますけれども、地域住民の皆さんに、どのように周知徹底
されていく予定なのか、その際地域住民の意見や、希望については、どのように聴取され
る予定なのかをお伺いいたします。児童のいる家庭はもちろん、長い歴史のある小学校で
は、地域の文化の中心であり、行政においても中心的な存在として、これまで役割を果た
してきたと思います。その統廃合については、住民の皆様の十分な理解を得ることが重要
と考えております。合併前の旧伊奈町でも、旧谷和原村でも、長い間1学年1クラス、6
学年6クラスがほとんどで推移してきたと考えています。教育上何の問題があったのでし
ょうか。私が小学校に入学したのは、はるか昔の話ですけれども、谷原小に入学し、当時
谷原小は、1学年2クラスありました。今回市が目指している2クラス、1学年2クラス
あったわけです。3年生までは持ち上がりのクラスでしたが、先生は毎年変わりました。
私は、3年のときに谷井田小に転校しましたけれども、谷井田小では1学年1クラス、学
校で6クラス。別にその当時の伊奈村、谷和原村は、ほとんどそういう状態ではなかった
かというふうに思っております。それが、なぜ今になって、クラスがえができないとまず
い、適正審議会までが1学年2学級なければならないということが主流ですけれども、こ
れは、いわゆる学力とかそういう面から来ているのかもしれませんけれども、その辺のこ
とを部長からもう一回答弁をいただきたい。
○議長(直井誠巳君)
教育部長井波
〔教育部長
○教育部長(井波
進君)
進君。
井波
進君
登壇〕
海老原議員のご質問にお答えします。
まず1点目の地域住民からどのように意見を聴取するのかということについて、ご答弁
を差し上げたいと思います。地域住民からの意見聴取でありますが、昨年度まで7名のP
TA会長の方に、委員を委嘱させていただいておりましたが、今年度は、審議する中で、
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それぞれの地域の保護者のご意見をいただきたいと考え、市内全小学校のPTA会長及び
PTA連絡協議会の会長、合わせて12名の方に委員を委嘱させていただきました。また、
秋ごろには、地域のご意見をいただく機会として、小学校区ごとに市民説明会を開催した
いと考えております。
次に、今後の計画でございますが、前回の審議会で、中学校も踏まえた適正配置の検討
をすべきであるという意見が多かったことから、中学校も含めた適正配置についての審議
を行っていただく審議会を6月中旬に開催する予定であります。また、スクールバスの運
行方針などについて、審議していただいた後、審議会より、つくばみらい市義務教育施設
の適正配置についての答申をいただき、今年度中に、つくばみらい市としての適正配置に
関する方針を決定したいと、このように考えております。
いずれにしましても、学校規模の適正化や、適正配置の検証につきましては、市が一方
的に進めるものではございません。子供たちが集団生活の中で、多様な考え方に触れ、強
力し合い、切磋琢磨することを通じて、表現力や判断力などを育み、規範意識を身につけ
ることが重要であると、そのように思います。現在、通っている児童生徒の保護者や、こ
れから通う就学前の子供たちの保護者の声を重視しつつ、地域住民の十分な理解と協力を
得ながら、地域とともにある学校づくりの視点を踏まえ、丁寧に説明していきたい、その
ように考えております。
小規模校についての関連でございますけれども、もちろんデメリット、それからメリッ
トももちろんございます。適正配置審議会の中で、それらのことを現状認識した上で、検
討していただいておりますので、ご理解のほどをお願いしたいと、そのように思います。
以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
○15番(海老原
海老原
弘君)
弘君。
部長のほうから丁寧にご説明をいただきましたけれども、今
審議会が審議中ですので、それ以上のお答えはいただけないのかなと思いますが、この質
問については、古川議員からも出ていますので、古川議員の質問に譲りたいと思いますけ
れども、今後の計画については、今一部説明がありましたけれども、統廃合を考える上に
おいて、1学年2クラス、いわゆるそれが国・県の指針であるかもしれませんけれども、
私は逆に小規模校の特徴を生かした現在の東小学校や十和小学校の子供たちは、ほかの学
校にない1年生から6年生までの一体感を大規模校よりはあると私は東小学校の毎年3世
代交流の会などを見せていただいて、すごくすばらしいものがあると。やはり、こういう
ものは、私はつくばみらい市として、残していけないか、それを審議会の中でも考えてい
ただきたいと思っています。
かつて伊奈町が、伊奈村であったころ、今から45年も前の話です。当時村長であった中
島村長が農家の方が減反で困ったときに、農家から村が土地を買って、六つの小学校区に
分譲住宅をつくりました。80万円前後という本当に当時としても画期的な値段で、あっと
いう間に申し込みが来た。それは、伊奈村が人口1万人に減ってしまって、その過疎対策
として行った施策でした。そのときは、村長だけではなくて、当時の村会議員、有志の
方 々 、 農家の 方 々 、それ ぞ れ が協力 し て 、1万 人 に 減った 人 口 を 700戸 以 上の分 譲 住 宅 に
約 人 口 として 、 2,000人 、 一 気に増 え た んです 。 そ の後民 間 の 不動産 が そ の周辺 に で き て 、
今日の谷井田や伊奈東のまちができたわけでございます。この先人の知恵を今、形は違い
ますけれども、私は今のつくばみらい市でそういう政策ができないかといえば、できると
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思います。地域にはまだまだ家を建てられるところもあるし、それから今空き家の問題が
我々分譲住宅でも、空き家の対策を何とかしてくれと、安心安全課のほうに要望もいたし
てきました。文科省でも、小規模でも存続を認めた場合、情報通信技術を活用して、授業
をするなどの対策を示しています。絶対に統廃合しろということではないと思います。テ
レビ等では、離島や、今回の地震が起こった口永良部島、あの小学校にも、あの地区にも
子供たちが勉強していたということを知って、やはり残すべきことは残しても、必要なこ
とではないかなというふうに思います。いろいろ市の今後の施策の中で、やはりその兼ね
合いを図るわけですけれども、やはりその審議する過程の中で、私が今申し上げたような
ことも考えていくべきではないかと。全く質問には関係ないかもしれませんけれども、当
市よりも先に、6校の廃校を決めた取手市から、取手市から一番つくばみらい市に移転し
ている、これは詳しく私は分析をしておりませんけれども、その廃校になった地区の父兄
や子供さんたちがみらい平へ移っていることは、私は間違いないというふうに考えており
ます。当市も、みらい平だけが増えている。ほかの地区がそういうふうにならないように、
私は、この施策を市民と一緒になって、やっていただけることを最後に要望したいと思い
ます。もし答弁があれば、お願いします。
○議長(直井誠巳君)
○15番(海老原
弘君)
○議長(直井誠巳君)
○15番(海老原
答弁を希望ですか。
あればということで、なければいいです。
ございませんか。ないようでございます。
弘君)
先ほど申し上げましたように、この質問は古川議員もありま
すので、古川議員のほうに、期待をいたしたいと思います。
それでは、2問目に移ります。
歩道の整備について。質問通告書と質問の順序が逆になりますが、まず初めに市道の整
備からお伺いをいたします。市道の整備計画から質問をいたします。
市道の中で、以前から、私も何回か質問したことがありますけれども、山王新田の県道
の交差点から、青木の県道の交差点までの市道については、かつて伊奈町時代の道路計画
があったことを、今はやめてしまった職員から聞いたことがあります。しかし、事情があ
って、そのままになって今までに来ております。この地域の歩道について考えますと、私
は、1メートルもないのではないかというふうに考えております。この間は。しかし、こ
の抜け道といいますか、守谷方面に行く、以前豊体の合併特例債の道路ができる前は、み
んな抜け道として、相当の車が通行しました。カーブも多く、非常に車はもちろん危ない
ですけれども、自転車や人はそれ以上に危険な状態です。この地域については、今後の計
画においては、どのように考えているか、お答えをいただきたいと思います。合併特例債
の市道整備は、山王新田あるいは足高のほうですけれども、いわゆる、まだ完全には完成
しておりませんけれども、一部ですけれども、完成したところを見ますと、両サイドに白
線を引いただけで、とても歩行者や自転車は今までと変わらない、危険な状態だと思いま
す。
次に、谷井田地区では、以前から私が提案しておりますけれども、北1区、いわゆるた
ちばな台自治会に行く市道、それから北3区と4区の間、いわゆる東映住宅と言われると
ころ、それから北5区と6区の間、そして、まだ整備はされておりませんけれども、北7
区は、これまで、私も何回も質問をしてきましたが、もともと谷井田の田園地帯ではあり
ますけれども、田んぼの耕作がなくなってしまったところが大半で、福岡堰の水利組合の
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理解も得て、水利組合の敷地まで道路舗装をして、幅が相当広くある、こういうところの
白線でもいいから、早く引いてくださいという要望を、これまでしてきました。しかし、
もう私が前の質問をしたのは、1年以上前だと思うんですけれども、全く白線は引かれて
いない。白線だけではなくて、北3区と4区の間なんかは、歩道をつくっても大丈夫なぐ
らいのスペースがあるんです。広いから安全だと思うのかもしれませんけれども、やはり
そういうところ、できるところほど、そんなに費用も白線引いたり、例えば、交通のポー
ルを立てるぐらいであれば、そんなに大変は費用はかからないと思うんですけれども、な
ぜこういうところができないのか、私は前から疑問に思っているのですが、今度の計画で
どのようになるか、もう一度お願いをいたします。
それから、谷井田小北側の農業排水路に、要するに、教習所の横のほうですけれども、
橋をかけるというPTAからの要望もありますけれども、ここはできるだけ早くつけてあ
げたら安全かなというふうに思います。非常に、教習所の横の道路は狭くて、交通量もか
なりあるんです。
それと、前から私が、もう2回ぐらい質問しておりますけれども、中通川にかかる伊奈
新橋の谷井田側と中島側。要するに、橋のところは、歩道はちゃんと立派な歩道があるん
だけれども、その両サイドはないと。非常に道路として不備だなと思うんです。これは、
橋をかけると同時にやはりやってほしかったと思うし、道路の拡幅を伴いますのであれで
すけれども、その付近は田んぼも多く、拡幅することには、人家とかそういうものがあま
りかからないところなので、できるだけ計画を早めていただきたいと思っております。
それから、これは、先日の開智学園の開校式の帰りに私、ちょっと用事があって、筒戸
の集落の道で、新守谷駅のほうへつながる道路を行ったんですが、ここが農業用の水路に
沿って、道路工事をしていました。これは、市道だと思いますが、何か学校のほうで整備
をしたのかどうか、私も確認はとれなかったんですが、ここも歩道がつけられるような広
い道路になっていましたので、その、どうなっているのか、答弁をいただきたい。以上で
す。
○議長(直井誠巳君)
都市建設部長間根山知己君。
〔都市建設部長
○都市建設部長(間根山知己君)
間根山知己君
登壇〕
海老原議員のご質問にお答えいたします。
市道の歩道整備につきましては、平成26年3月策定の歩道整備基本計画に基づき、整備
を進めております。計画書では、各学校ごとに、対策必要路線の選定や対策案を決定し、
整備時期につきましても、5年以内に整備を行うものを短期、5年から10年の間に整備を
行うものを中期、10年目以降に整備を行うものを長期として位置づけ、効果的な整備を推
進することとしております。また、計画策定に当たっては、策定委員会を設置し、有識者
や市議会議長をはじめ、各関係機関の代表の方々に、委員をお願いするとともに、各小中
学校区ごとにワークショップを開催し、市民の代表の方々に参加いただき、忌憚のないご
意見をちょうだいするなど、市民協働での計画書の策定となりました。この場をおかりし
まして、関係各位の協力に対して、お礼申し上げます。
それでは、議員質問の市道の整備計画について、ご説明いたします。
初 め に 、山王 新 田 交差点 か ら 、長渡 呂 に 至る市 道 131号線 に つ きまし て は 、延長 が 長 く 、
三島小学校、谷井田小学校、豊小学校の3学校区に分かれており、対策内容及び整備時期
が異なっております。まず三島小学校区、山王新田地内につきましては、カラー舗装での
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対策を短期の5年以内に実施する予定でございます。谷井田小学校区、下平柳から上平柳
区間につきましては、交差点部やカーブなどの危険箇所の路面表示を平成28年度に実施す
る予定であり、さらに、長期では、狭さくやカラー舗装の対策を計画しております。豊小
学校区、狸渕から長渡呂区間につきましては、路面表示、狭さく、カラー舗装の対策が長
期計画として、位置づけております。谷井田北2区から北7区につきましては、小用水敷
地に、側溝を整備し、道路を拡幅する計画となっており、現在2路線が完了しております。
今年度は、北5区及び北6区について、取手地方広域下水道組合の雨水工事に併せ、側溝
整備が予定されておりますので、順次ポストコーンによる歩行者通行帯の確保などの整備
を行ってまいります。
谷井田教習所東側の北12区、13区につきましては、排水路に新たに歩行者専用の横断ボ
ックスを設置し、通学児童の安全を確保する計画となっており、平成28年度より設計に着
手する予定でございます。
中通川橋梁、伊奈新橋の歩道未整備箇所につきましては、三島側が中期の10年以内に、
谷井田側を長期の10年以降に歩道を整備する計画としております。
学校法人開智学園周りの道路整備につきましては、開発行為による道路となりますので、
開智学園が整備をすることになります。工事につきましては、現道を拡幅して整備を行い、
守谷地内も含みとなりますが、新守谷駅ロータリーから、市道125号線までの延長約500メ
ートルの歩道つきの道路を整備中でございます。
今後とも、歩道整備基本計画を、道路整備の指針として活用し、道路利用者の安全が図
れる道路整備を推進してまいります。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
○15番(海老原
海老原
弘君)
弘君。
部長のほうから質問の内容を詳しくお答えいただきました。
特に 、最 後 の開 智学 園 のと ころ 、 500メ ート ル、 私初 め て通 った の で、 今ま で その 道路 は 、
対向車が来るとどこかで退避していなくては通れないような道路であったのですが、工事
中ではありましたけれども、かなり広いんです。今部長からありましたように、ちょうど
学校の裏門のほうへつながるところが、ちょうど整備中でございました。本当に今言われ
た よ う に、新 守 谷 駅まで 500メ ート ル の 道路が で き れば、 こ れ は筒戸 地 域 の方々 の 通 勤 と
か、通学等も非常によくなるのではないかというふうに思いますけれども。やはり、市長
が言われる歩道のない道路は道路ではないというのは、私はああいう道路を指すのかなと
思うんです。それは、予算が莫大にかかるというふうに、以前にお聞きしましたのですが、
しかし、長いスパンでは、今部長からありましたように、谷井田の伊奈新橋については、
私が生きているうちではないなと思われるような答弁で残念なんですけれども、今現在そ
こを通っている市民は、非常に危険な思いをしております。中通川については、これから
も何本も橋がかかるんですが、やはり県がやられる道路には、歩道がつけられると思いま
すけれども、できるだけ早く要望をいたしたいと思います。
次に、県道の未整備地区について、質問をいたします。
以 前 から何 回 も 質問し ま し たが、 山 王 新田の 片 側 ですけ れ ど も、150メ ー トル ぐ ら い 、
それから青木の交差点から小貝川までの橋まで、全くこの質問は、私もやったし、以前に
川上議員もやったと思うんですが、全く進展がありません。その間に、青木のほうは、コ
ンビニができて、危険は前よりも増大しております。
次に、板橋から野堀方面の間は、ゴルフ場付近が、非常によく整備されました。その先
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野堀方面について、どうなるのでしょうか。それから、つくば野田線の茨城ゴルフ、常陽
ゴルフの間はなかなかこういうときの話題にはなるんですが、一向に工事が進展していな
いと。さらに、同じ線の古川西楢戸線は、現在も県道の下に農道といいますか、そういう
ところを市民の皆さんが通行しているのが現状なんですが、どうでしょう。さらに、中通
川を越えた谷井田交差点から、伊奈高まで、これも以前に質問いたしましたけれども、こ
れは、中通川の橋の工事と一体の工事ですので、進められると思うんですが、現状をどの
ぐらいかお答えいただきたい。
先般、国は自転車の通行に対し、いろいろ法整備をされたんですけれども、しかし、今
当市の県道の歩道の状況を見ますと、両側あるところは少ないです。片側、あるいは全然
ないというところが大半でございます。国が言うような自転車が車道のほうを通って、安
心して通行できるような状態ではないというふうに判断します。そういう法整備をしたの
であれば、国交省のほうも、どんどん市町村に補助金をおろしていただきたいと思うわけ
で、交通ルールは右側通行、車は左というふうに子供たちは教わってきたのですけれども、
それはもう当市においては、通用しないですね。歩道があっても片側。もう谷井田小学校
なんかは、遠崎町長時代にふれあい道路というのができたんです。それからもう数十年た
っているんですが、その他のところは全然できておりません。合併特例債で、県道の整備
に、68億円の支出をしている当市に対し、いま一層の県による県道の整備を大至急やって
いただきたいというふうに思っておりますけれども、県道の状況を答弁いただきます。
○議長(直井誠巳君)
都市建設部長間根山知己君。
〔都市建設部長
○都市建設部長(間根山知己君)
間根山知己君
登壇〕
海老原議員のご質問にお答えいたします。
県道の歩道未整備箇所につきましては、以前より危険が指摘され、道路管理者である茨
城県に対し、整備要望を重ねている状況でございます。また、つくばみらい市歩道整備基
本計画の策定においても、各地区から県道に関する多くの意見、要望が出たことから、平
成26年5月に道路整備に関する要望書を土浦土木事務所に提出いたしております。
それでは、議員ご質問の歩道未整備箇所の進捗状況について、ご説明いたします。
取 手 つ く ば線 、 山 王 新田 地 内 に つき ま し て は、 山 王 新 田交 差 点 か ら、 北 側 の 約130メー
トル区間の歩道が未整備となっておりますが、道路利用者の安全確保のため、必要不可欠
なことであることから、早期の歩道整備を要望した経緯がございます。現在は、土浦土木
事務所において、地権者への事業説明及び測量、設計を進めているところでございます。
野 田 牛 久 線、 青 木 地 内に つ き ま して は 、 常 総橋 か ら 青 木交 差 点 ま での 約 370メー ト ル 区
間の歩道が未整備となっており、かねてより、議員の方々から、歩道整備のご質問をいた
だいている箇所でございます。当該区間の歩道整備につきましては、合併前からの懸案事
項であり、道路管理者である茨城県への要望はもとより、工事説明会や用地交渉などへ建
設課職員を同席させるなど、事業の早期完了に向け、連携を図っておりますが、調整が整
わず事業着手には至っておりません。なお、平成26年3月に、中谷原住宅の安全対策とし
て、常総橋左岸に横断歩道を設置したところであり、現在併せて信号機の設置を要望して
いるところでございます。
野 田 牛 久 線、 板 橋 取 手ゴ ル フ 場 から 、 大 和 田地 内 に つ きま し て は 、計 画 延 長 が1,240メ
ー ト ル のうち 655メ ート ル が 供用開 始 さ れてお り 、 平成27年 度 には、 用 地 買収と 改 良 工 事
が予定されております。
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つくば野田線、小島新田地内につきましては、新市町村づくり支援事業により整備を進
めており、現在対象地権者と用地交渉を続けているところでございます。また、みらい平
から小島新田地内の用地買収済み区間については、平成27年度より一部工事に着手する予
定となっております。
同じく、つくば野田線、西楢戸から古川地内につきましては、優先整備区間となってお
り、道路拡幅用地の買収を推進しております。現在は、四箇村橋周辺の用地買収及び河川
管理者との協議を進めているところでございます。
最後に、常総取手線、谷井田地内と取手つくば線、バイパス交差点付近の歩道につきま
しては、谷井田郵便局側への片側歩道で計画されておりますが、伊奈庁舎より、伊奈高校
までは、両側歩道で整備されておりますので、片側歩道でなく、両側に歩道を整備してい
ただくよう、土浦土木事務所に要望しております。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
○15番(海老原
海老原
弘君)
弘君。
部長のほうから、県道の未整備地区について、お答えをいた
だきました。
板橋のほうも、1,240のうちの650が完成したと。非常にきれいな道路で、この地域も安
全ですけれども、まだ一部完成していないので、なるべく早くお願いをしたいと思います。
いろいろ市道と県道の歩道について、質問をいたしましたけれども、危ないところは早
急にやらないとやっぱりいけないと思うので、予算のかかることですけれども、できるこ
とは、先ほど言いましたように、市道の白線やポールを立てるぐらいの工事は、補正でも
とって、なるべく早く整備をしていただけますよう、要望をして、この質問を終わりたい
と思います。ありがとうございました。
○議長(直井誠巳君)
ここで、暫時休憩をいたします。
再開は11時5分ということで。
午前10時54分休憩
午前11時05分開議
○議長(直井誠巳君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
谷和原中学校の3年生、78名の方が、傍聴にいらっしゃっております。楽しんでいって
ください。
次に、4番直井高宏君。
〔4番
○4番(直井高宏君)
直井高宏君
登壇〕
4番直井高宏です。本定例会におきまして、私のほうからは、マ
ダニ媒介の感染症日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群の予防について。生活困窮のひ
とり親家庭等への子育ての支援策及び多子世帯への支援策について、この2問を通告をさ
せていただいておりますので、順番に質問させていただきます。
まず初めに、マダニ媒介の感染症日本紅斑熱及び重症熱性血小板減少症候群SFTSの
予防について質問をさせていただきます。
昨年、都内の代々木公園内におきまして、埼玉県内に住む10代後半の女性が、東南アジ
アや中南米で流行しているデング熱に感染し、この女性は、海外への渡航歴がなく、国内
で 感 染 したも の と 確認を さ れ ました 。 海 外渡航 者 の 感染は 、 毎 年 200人 程 度確認 さ れ て い
ますが、渡航歴のない人が国内で確認がされたのは、約70年ぶりということであります。
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このニュースが流れたのは、皆様にも記憶に新しいことと思いますが、マダニが媒介して
発症する感染症も最近大きな問題となってきております。マダニ媒介の感染症のうち日本
紅斑熱は、リケッチアという病原体を持つマダニ類に刺されて感染する病気で、全国の感
染 者 数 は 2006年 の 49名か ら 2014年に は 240名へ 増 え て おり ま す 。 年々 増 加 を して き て お り
ます。また、重症熱性血小板減少症候群は、2011年に初めて特定された新しいウイルスS
FTSウイルスによるマダニ媒介性の全身性感染症であります。2013年1月に国内でSF
TSを発症していた患者がいたことが、初めて報告されました。感染原因のマダニは、鹿
やイノシシなど野生動物とともに移動すると考えられていますが、野山だけではなく、住
宅地の裏の草むらでマダニに刺されて発症したという例もあったと報告があります。発生
地域は、西日本での発生が多いとされておりますが、日本紅斑熱は近隣の千葉県等におい
ても、数例ではございますが、毎年発生が報告されています。また日本紅斑熱は、人から
人に感染することはないとのことですが、重症熱性血小板減少症候群においては、血液等
の患者体液との接触により、人から人への感染も報告がされております。治療がおくれる
と、命にかかわり、速やかな治療が必要とされています。日本紅斑熱及び重症熱性血小板
減少症候群による死亡例も発生しております。治療のおくれで、命の危険もある日本紅斑
熱及び重症熱性血小板減少症候群について、住民への周知が必要と考えられます。そこで、
市としての現状と、市としての予防啓発の方策について、お伺いをいたします。ご答弁を
お願いいたします。
○議長(直井誠巳君)
保健福祉部長斉藤
〔保健福祉部長
○保健福祉部長(斉藤
一君)
一君。
斉藤
一君
登壇〕
直井高宏議員のご質問にお答えをいたします。
日本紅斑熱は、リケッチアジャポニカという病原体によって発病する病気で、この病原
体を持っているマダニにかまれることで感染し、潜伏期間は2日から8日です。発熱、発
疹、刺し傷が主要3兆候であり、倦怠感、頭痛を伴って発症します。人から人へ感染する
ことはありません。一般的には、テトラサイクリン系抗生物質で治療することにより回復
をいたします。
重症熱性血小板減少症候群は、2011年に初めて特定された新しいウイルスSFTSウイ
ルスを保有しているマダニにかまれることで感染し、潜伏期間は6日から2週間程度です。
マダニの刺し傷が見つからない場合も多くありますが、症状としては、原因不明の発熱、
嘔吐、下痢、腹痛などの消化器症状が中心で、時に頭痛、意識障害などの神経症状、呼吸
不全症状、下血などの出血症状が見られます。患者血液との直接接触が原因と考えられる
人から人への感染事例も報告されております。2013年1月に国内で初めて患者が確認され
ましたが、過去にさかのぼって調査した結果、2005年から2012年までの間に既に10名の方
がかかっていたことが確認されております。有効な抗ウイルス薬等の特異的な治療法はな
く、対症療法が主体となります。
両疾患とも重症化することもあり、重症化した場合は、多臓器不全などを起こして死亡
することもあります。日本紅斑熱及び重症熱性血小板減少症候群は、感染症法において、
4類感染症に位置づけられ、医療機関からの全数報告が義務づけられております。
日本紅斑熱は、茨城県での報告はありませんが、発生状況としては、沖縄から青森まで
の広範囲にわたり、その中でも特に西日本での発生が多く報告されております。全国では、
2014年 に 240名 の 感 染者 が 報 告 され 、 2015年の 4 月 ま でに 、 12名 の死 亡 報 告 がさ れ て お り
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ます。感染者数も年々増加傾向にあり、関東でも2014年に千葉県で6名、神奈川県で1名
の感染者の報告がされております。
重症熱性血小板減少症候群は、西日本の15県のみから報告がされておりまして、国内で
初 め て 発 生し た 2013年以 降 、 110名 の 感 染 者が 報 告 さ れ、 2015年 4月 ま で に 、32名 の 死 亡
報告がされております。予防策としましては、マダニにかまれないようにすることが重要
であります。マダニは草むらや森林等に広く生息しており、春から秋までの長い期間の注
意が必要であります。マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、帽子、
手袋、首筋にタオルを巻くなど肌の露出を少なくするように気をつけることが大切です。
また吸血中のマダニに気がついた際は、速やかに病院で処置を行い、マダニにかまれた後
に発熱等の症状があった場合は、早期に病院受診をすることが大切です。
議員ご質問の市の予防啓発としましては、春から秋にかけて感染例が多く、野山での散
策や農作業など野外活動の多くなるこの時期に、マダニ媒介による日本紅斑熱、重症熱性
血小板減少症候群などの疾患はもちろんのこと、その他蚊の媒介による疾患なども含めて、
予防対策を広報、ホームページ、ツイッター等に掲載し、注意喚起に努めてまいりたいと
思います。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
直井高宏君。
○4番(直井高宏君)
今、部長から答弁ありましたように、春先からもう既にマダニの
活動は活性化してくると。実は、一昨日だったか、今年も3月に既に愛媛県の宇和島町と
いうところで、愛媛大学の学生11人のうち3人がダニのような生き物にかまれた可能性が
あり、2人が発熱し、病院で受診をしていたことが4月の6日に発表になっております。
愛媛大学によると、重い症状は出ていませんが、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症
候群への感染のケースも想定されているので、大学内で危機管理室を設置し、情報収集を
していると、このようなニュースも流れております。
先ほど部長からありましたように、マダニの感染は、最近本当に気をつけなければなら
ない大きな病気の一つになっているかと思います。2013年1月30日に、山口県の女性がこ
のSFTSが原因で亡くなったのが最初の事件だそうです。現在まで80名以上が感染し、
何と30名以上の方が亡くなっているという、非常に恐ろしい感染症でもあります。先ほど
も述べましたように、この春先から秋にかけてが、非常にマダニの繁殖期というか活動期
でありまして、このマダニというのが、一生のうちに3回だけ血を吸うんだと。この3回
はほとんどが野生動物につくんですが、運が悪く人についてしまう、人が刺されてしまう
ということがあるそうです。これも国立感染症の先生の報告ですけれども、徳島県のAさ
んというご主人様が畑仕事をしているときに、マダニにかまれたんですが、全く気がつか
なかった。数日後、お風呂上がりに奥さんが脇腹が赤いのに気がついて、よく見るとダニ
が刺して血を吸っていたと。慌てて病院に行きまして、ダニは取り除いてもらったんです
が、ダニを取り除いた翌日から、発熱、嘔吐、下痢というSFTS特有の病気になりまし
て、駆け込んだ徳島医療センターで血液検査を行うと、やはりSFTSの感染が確認をさ
れたと。奥さまは、大学病院に搬送されて、抗ウイルス剤などの適切な処置をしていただ
いたおかげで2週間ほどで退院ができたということで、事なきを得たことに安堵感を伝え
ているようですけれども、このように、本当に自然の中で、我々人間も感染するおそれが
ある恐ろしい病気でございます。それから、昨年3月には、NHKのあさイチにおきまし
て、春のアウトドア遊び、マダニに注意、感染致死率3割、庭や草むらにうようよと、こ
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ういうふうな形で注意喚起を昨年の3月に流しております。ですから、本市におきまして
も、市民に徹底した注意の喚起というものをお願いをさせていただきまして、1問目の質
問を終わりにさせていただきます。
次に、生活困窮の1人親家庭等の子育て支援策及び多子世帯への支援策について、お伺
いをさせていただきたいと思います。
2013年国民生活基礎調査によりますと、日本の相対的貧困率は、2012年で16.1%、子供
の貧困率は16.3%に達し、過去最悪を更新をいたしました。特に1人親家庭世帯では、貧
困率が54.6%に上り、その大半は母子家庭が占め、働く母親の多くは非正規雇用という現
状 が あ ります 。 平 成 23年 全 国 母子世 帯 調 査によ り ま すと、 そ の 平均年 収 は 181万 円 に と ど
まると報告されております。そこで未来を担う子供たちへの支援の中で、母子家庭等の生
活困窮世帯に対する子育て支援策について、国を含む現在の政策と状況、今後の支援策に
ついて、お話をお伺いをさせていただきたいと思います。また過日、政府が発表したま
ち・ひと・しごと創生総合戦略では、少子化対策として、結婚、出産、子育て支援の中に、
多子世帯支援が盛り込まれました。市長は、子育て支援については、積極的に取り組んで
いると思われますが、私は3人以上の児童がいる多子世帯の支援策について、積極的に取
り組まれるべきだと考えております。そこで、子供が3人以上の多子世帯に対する支援策
についての現況と今後の支援策について、お伺いをいたします。ご答弁をお願いいたしま
す。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
直井高宏議員の質問にお答えいたします。
その前に谷和原中学校の3年1組の皆さん、こんにちは。ようこそいらっしゃいました。
どうぞ時間の限りご覧になっていただきたいと思います。
直井高宏議員の質問にお答えいたします。
私は、常々子供たちは時代の宝であり、その子育て世代の方々が住んでよかったと思っ
ていただけるまちづくりを行うことが重要であると考えております。
さて、生活困窮する世帯への子育て支援ということでございますが、冒頭で議員から相
対的貧困率が16%を超え、さらに1人親、とりわけ母子家庭の貧困率が非常に高いとのお
話がございました。私もこの状況については、承知をしておりますが、お子さんの教育に
対する不安や、心配で心を痛めておられる親御さんの心情をお察しいたすところでござい
ます。またそのような中で、将来が不安定な非正規雇用などの就業形態に陥り、次の世代
にまで貧困が連鎖していくという現状は、私も承知をしているところでございます。そう
いった状況を憂慮し、国が、この4月に施行した生活困窮者自立支援法の理念は、経済的
に困窮する者へ最低限の生活が維持できるよう、早期に支援することであると同時に、世
代をまたいでの貧困の連鎖を断ち切るということにも重きが置かれた法律であります。
つくばみらい市では、これまでも独自事業といたしまして、父子及び母子家庭等の福祉
金の支給により、生活困窮の1人親家庭等の子育てを支援してまいりましたが、この4月
からは、生活困窮者自立支援法に基づき家計相談支援を開始いたしました。本事業は、金
銭のやりとりなどをアドバイスし、自立を支援するもので、県内の自治体では、つくばみ
らい市のみが実施しております。また生活困窮世帯を対象に、月1度程度の寺子屋のよう
な形で、学習や生活習慣の改善のアドバイスを行う学習支援を今年8月から本市社会福祉
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協議会の自主事業として開始する予定でございます。こちらは、全国的にも30%ほどの自
治体で取り組まれておりますが、県内では現在、1市のみが実施しており、本市は2市目
の取り組みになる予定でございます。さらに、保育所保育料の算定に当たって、未婚の1
人親家庭の婦寡控除のみなし適用を今年4月より市の独自の制度として実施いたしました。
この制度は、平成25年第4回定例会において、議員からの一般質問を受けて、調査研究を
し、未婚の1人親家庭への有効な子育て支援策であるとの結論に至り、制度化したもので
ございます。
最後にご質問の子供が3人以上の多子世帯に対する今後の支援策につきましては、市が
進めるまち・ひと・しごと創生総合戦略の中で一つの課題として模索していきたいと考え
ております。詳細につきましては、担当部長から説明いたしますが、未来を担う子供たち
が、幸せに暮らしていけるよう、そして支援の幅が広がるよう、取り組んでいきたいと考
えております。
○議長(直井誠巳君)
保健福祉部長斉藤
〔保健福祉部長
○保健福祉部長(斉藤
一君)
一君。
斉藤
一君
登壇〕
直井高宏議員のご質問にお答えをいたします。
初めに、国の制度に基づき実施する1人親家庭等を含む生活に困窮する世帯への子育て
支援としましては、生活保護法の制度による支援と、今年4月1日施行になった生活困窮
者自立支援法の制度による支援並びに児童扶養手当の支給がございます。生活保護制度に
より支援を受けている世帯で、高校生までを含む子育て世帯としては、父子家庭の該当は
なく、母子家庭が4世帯、両親とも職につけないなどの低所得世帯が3世帯で、合計7世
帯ございます。また、生活保護制度では、義務教育であれば教育扶助、高校に進学した場
合の学費は、生業扶助として法に基づいて支給をされます。
さらに生活困窮者自立支援法の支援について、ご説明をいたします。
この法による支援の基本は、生活困窮に至った原因は何か、離職や失職なのか、病気な
のか、浪費なのか、それに対処するにはどのような支援ができるか、まず相談にのり、多
角的に検討をし、計画を立てていきます。そして、幾つかの支援メニューから支援し、生
活を立て直すことで、自立につなげていく制度でございます。この相談支援は、今年度か
らすべての自治体で実施されております。先ほど市長からも紹介させていただきましたが、
法による制度の支援メニューのうち、任意事業として当市で実施する支援事業は、家計相
談支援や学習支援がございます。まず一つ目として、家計相談支援について、ご説明をい
たします。生活困窮者の多くは、税あるいは公共料金の滞納など、家計にかかわる問題を
抱えておりますので、税金の分割納付や減免申請等へとつなぐなど、家計の安定を図るた
めの支援が必要不可欠と考えております。また、金銭管理のため、家計簿をつけることで、
みずから課題に気づき、家計を管理しようという意欲を引き出すことにも有効と考えてお
ります。市長からもありましたが、県内の自治体では本市のみで実施しており、事業は本
市社会福祉協議会へ委託をしております。そして二つ目の事業として、学習支援でござい
ます。その内容は、保護者からの養育相談や進学相談に応じるほか、生活困窮世帯の児童
が基礎的な学力を身につけるとともに、社会とのつながりを持ち、自分の居場所を実感で
きるようにするため、個別学習支援の拠点を設け、月に1回の学習会を開催するものでご
ざいます。またそれが、児童の日常的な生活習慣や学習習慣の獲得、学び直しの機会とな
り、さらには進学、高校生の中退防止などにもつながっていくものと考えております。こ
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の事業は、本市社会福祉協議会の自主事業として、8月から事業を開始できるよう準備を
進めているところでございます。こちらは県内2市目の実施という予定になってございま
す。いずれの事業につきましても、他市に先駆けての実施となりますので、さまざまな課
題等もあろうかと思いますが、市としましても、本市社会福祉協議会をはじめ、各方面と
協力し、事業を推進することで未来を担う子供たちを支援してまいりたいと考えておりま
す。
次に、児童扶養手当につきまして、父母の離婚などにより、父または母の一方もしくは
両方と生計をともにしていない児童を養育するものに対し、児童の心身の健やかな成長や
1人親家庭の自立促進に寄与するために手当を支給し、もって福祉の増進を図ることを目
的に支給するものでございます。本年4月現在、297世帯、462人の児童がその対象となっ
ております。
続きまして、市の独自事業として実施する生活困窮の1人親家庭等の子育て支援としま
しては、父子及び母子家庭福祉金の支給がございます。本福祉金は、事故等で両親を失い、
または父子もしくは母子家庭となった家庭の児童に対し福祉金を支給することにより、精
神的動揺をやわらげ、併せて当該児童の健全育成を助長するとともに、福祉の増進を図る
ことを目的としております。本年3月末現在、398世帯、565人の児童がその対象となって
おります。また保育所保育料の算定に当たって、未婚の1人親家庭の寡婦控除のみなし適
用を本年4月より市の独自制度として実施をいたしました。この新たな取り組みは、平成
25年第4回定例会において、議員よりございましたみなし寡婦制度による子育て支援の考
え方についての一般質問を受け、庁内で検討を重ね実施したものでございます。議員ご承
知のとおり、保育料の寡婦控除のみなし適用については、寡婦控除が適用されない未婚の
1人親家庭の保育料の減免につながり、有効な子育て支援策の一つでございます。保育所
保育料は税額と年齢に応じて決定いたしますが、同じ1人親世帯であっても、婚姻の有無
によって、利用者負担額に差が生じることは不公平であることから、婚姻によらず1人親
になった方に対して、寡婦控除のみなし適用を実施し、保育料を算定することといたしま
した。最後に、子供が3人以上の多子世帯に対する支援策につきましては、国の制度に基
づき、認可幼稚園及び認可保育園に在籍する3人目以降の児童の保育料の無料化を実施し
ております。今後の支援策につきましては、先ほど市長がご説明しましたとおり、市が進
めるまち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、一つの課題として模索したいと考えており
ます。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
答弁の訂正をさせていただきます。
先ほど私の答弁の中で、婦寡控除と申し上げましたものは、正しくは寡婦控除です。訂
正いたします。
○議長(直井誠巳君)
直井高宏君。
○4番(直井高宏君)
先ほど市長、部長からもご答弁をいただきました、私が平成25年
第4回定例会におきまして一般質問をさせていただきましたみなし寡婦制度による子育て
支援のあり方に関しましては、調査研究をしていただきまして、今年4月からこの制度を
市独自の制度として、実施していただきましたことに、本当に心から厚く御礼を申し上げ
たいと思います。
- 31 -
子育て支援策というものは、市の政策の中で、とりわけ重要な政策と私は認識をしてお
ります。またその支援策の範囲は、広く多岐にわたることも理解をしております。今後も
保育所の定員の増員や本市の実施している子供の医療費助成制度といった子育て支援策に
対する需要はますます高まっていくものと考えています。こうした状況の中、限られた予
算をできる限り広く公平に活用していくことが必要であるとも考えております。これから
も子育てしやすいつくばみらい市であるように、努めていただき、住んでよかった、住ん
でみたい市と、多くの皆様から認識いただける市政の運営をお願いいたしまして、私の今
回の一般質問を終わりにさせていただきます。
○議長(直井誠巳君)
続いて一般質問の発言を許します。
2番鐘ケ江礼生奈君。
〔2番
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
鐘ケ江礼生奈君
登壇〕
2番鐘ケ江礼生奈です。2問通告してありますので、よろし
くお願いいたします。
1問目、地方版総合戦略について、お伺いいたします。
各地方自治体は、平成26年度に制定されたまち・ひと・しごと創生法に基づき、地方版
総合戦略を今年度内に策定するよう国から求められ、2060年を目安とした中長期展望型の
長期ビジョンと、それに伴った5カ年の総合戦略を全国各自治体において、一斉に策定す
ることになりました。地方創生とは、地方に安定した雇用を創出し、新しい人の流れをつ
くり、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえ、地域の連携を図り、安心な暮らし
を守ることを目標としています。これまでも、片庭市長の政策においては、企業誘致、子
供を産み育てやすいまち、魅力あるまちづくりへの取り組みがなされ、現在人口が増加、
子 供 や 若 い世 代 も 増 加し て 、 高 齢化 率 も 24.6% と 全 国 平均 よ り も 1.8% 低 い 状況 に あ り ま
す。しかし、これといった特徴あるものが少ないので、つくばみらい市をつくば市と同じ
と思っている方が多く、まだまだ認知度が低いのが現状です。地方に人の流れをつくるに
は、雇用促進も重要ですが、ほか自治体からみても魅力がある、そして生活環境において
も、住みやすい場所に住民が定住することになると思います。各自治体によって、課題は
違うので、住民のニーズや地域に合った環境づくりにどれだけ力を入れている自治体なの
かによって、魅力度が違ってきます。そこでつくばみらい市版総合戦略の策定を機に、ほ
か自治体よりも特徴ある施策を考えられているのか、伺いたいと思います。また地域と地
域とで公共交通の連携も重要な施策の一つとなると思いますが、近隣自治体と連携した公
共交通網など検討されているのか、また国の交付金ありきで事業が運営され、万が一交付
金打ち切りになり、事業中止とならないためにも、将来自立性のある施策が必要と思いま
すが、そういったような本市にとってデメリットとして考えることはないでしょうか。ま
た、これまでの各事業計画では、計画終了年度まで変更できないとか、見直しできないと
いうことが多々あったと思いますが、この総合戦略の5カ年の事業の中で、効果検証をし、
改善や見直しができるのかどうか、これは状況によって、見直し、改善できる柔軟性のあ
る自治体は、市民にとっても魅力であり、住民がここへ定住するかの判断材料にもなる重
要なところであります。
最後に、つくばみらい市総合戦略を策定するに当たり、有識者会議によって議論するこ
ととなると思いますが、その詳細について、お伺いいたします。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
- 32 -
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
鐘ケ江議員の質問にお答えいたします。
国立社会保障・人口問題研究所発表の日本の将来の推計人口、平成24年1月推計では、
国 の 人 口 は 2008年 の 1 億 2808万 人 を お お む ね ピ ー ク に 、 2060年 で は 約 8,700万 人 ま で 減 少
するという推計結果を発表しております。国としましては、この人口減少問題に対応する
ため、2060年に1億人程度の人口を確保し、国と地方が将来にわたって活力ある日本社会
を維持するためにまち・ひと・しごと創生、いわゆる地方創生に取り組んでいるところで
あります。この地方創生は、国と地方とが一体となって、中長期的視点に立って取り組む
必要があることから、地方自治体においても国と同様の取り組みとして、地方版まち・ひ
と・しごと創生総合戦略を定めるよう努めなければならないとされております。そのため
当市としては、今年の3月2日に私を本部長とするつくばみらい市まち・ひと・しごと創
生本部を設置し、当市においても、国の計画を勘案しつつ2060年までの長期を見据えた人
口ビジョン及び今後5カ年の目標や施策の基本方向、具体的な施策をとりまとめた総合戦
略を平成27年度中に策定することとしたところであります。つくばみらい市におきまして
は、現在、TXの開業、みらい平地区の開発により、順調に人口が増え、もうすぐ市の人
口は、5万人になるところまで来ております。しかし、当市の人口のこれまでの推移を見
ますと、みらい平地区以外の地域では、人口が減少しており、高齢化率が上昇している傾
向にありますので、将来の人口については、楽観視していないところであります。そのた
め、この総合戦略において、少子化対策として、結婚から出産、子育てまでの切れ目のな
い支援や、当市の移住の推進として、若者雇用対策、都市部から当市へ移住しやすい環境
づくりなどを施策として盛り込んでいきたいと考えております。そして、未来を担う子供
たちに誇れるまちに向けて、将来にわたって、活力のあるつくばみらい市になるような各
種施策を盛り込んだ総合戦略を策定してまいります。詳細につきましては、市長公室長よ
り答弁させていただきます。
○議長(直井誠巳君)
市長公室長石神
〔市長公室長
○市長公室長(石神
栄君)
栄君。
石神
栄君
登壇〕
鐘ケ江議員のご質問にお答えいたします。
私からは、今度の取り組みなどについて、ご答弁をさせていただきます。
議員がおっしゃるように、安定した雇用、人の流れ、結婚、出産、子育ての希望、地域
と地域との連携など、自治体にはそれぞれの課題があるため、地域の特色のある施策は大
切でございます。議員ご質問の政策分野での当市の特徴ある施策、近隣自治体との公共交
通連携、交付金に頼らない自立性のある施策、総合戦略のデメリットなどについてでござ
いますが、この総合戦略の策定作業につきましては、昨年度の後半から全国で一斉に始ま
ったものでございまして、当市におきましても、先ほど市長からの答弁にもございました
ように、市長を本部長とするつくばみらい市まち・ひと・しごと創生本部を、本年3月に
設置いたしました。そのようなことから、現在庁内におきまして、市長から答弁をさせて
いただきましたが、少子化対策としての結婚から出産、子育てまでの切れ目のない支援、
当市への移住の推進として、若者雇用対策、都市部から当市へ移住しやすい環境づくりな
ど、当市の現状に合わせた施策の洗い出し作業を行っているところであります。今後議員
の皆様には、取り組み施策につきまして、策定の進捗に併せ、ご報告をさせていただきた
いと思っております。
- 33 -
続きまして、総合戦略とは、5カ年内に効果検証し、必要に応じて改定することが可能
かということでございますが、この総合戦略では、施策ごとにKPI重要業績評価指数と
いうものを、施策ごとの進捗状況を検証するための指標を、5年後の基本目標として盛り
込む政策分野ごとに設定をいたします。このKPIの数値目標を達成するために、プラン、
ドゥー、チェック、アクションのPDCAサイクルで施策を実施してまいりますので、状
況に適した対応をしてまいりたいと考えております。具体的にこのKPIとはどのような
ものかと申しますと、今年度地方創生の先行事業として行う子育てにやさしいまちづくり
事業の子育てガイドブック、子育て支援サイトの拡充、赤ちゃんの駅の整備などの事業を
例にご説明いたしますと、これらの事業のKPIは、この事業に対する認知度や満足度の
目標値をKPIとして設定いたしました。これらの事業は、この目標値達成のために、毎
年目標値に対する年度進捗状況をチェック、評価し、目標に向かうためのアクション、改
善行動を起こすというものでございます。最後に今後の総合戦略策定の組織体制等につい
てでございますが、当市の総合戦略の策定につきましては、基本的には先ほど市長が申し
上げましたとおり、市長を本部長とする庁内組織、つくばみらい市まち・ひと・しごと創
生本部で策定作業を進めてまいります。しかし、策定後の総合戦略を効果的、効率的に推
進していくためには、行政だけではなく、市民、関係団体、民間事業者等の参加、協力が
重要でございます。そのため、産業界、行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、メデ
ィアなどいわゆる産・官・学・金・労・言の皆様方のご意見を伺いながら、策定してまい
ります。当市におきましては、仮称でございますが、つくばみらい市まち・ひと・しごと
有識者会議として、市議会、産業界、行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、メディ
ア関係のほか、子育て世代など、さまざまな分野、年代の皆様の中のご意見を伺いながら、
策定してまいります。なお、この有識者会議におきましては、6月中に設置しまして、策
定まで4回程度の会議を予定してございます。また有識者だけでなく市民アンケートや子
育て団体などからのご意見を伺う場を設けるなど、市民の皆様から広くご意見を伺いなが
ら、当市の地方版総合戦略を策定してまいります。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
鐘ケ江礼生奈君。
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
ありがとうございます。まず地域と地域の連携した公共交通
網についてなんですが、これから策定するように検討していくと思うんですが、現在公共
交通では、病院や買い物への不便さを感じている市民が大変多いので、各近隣の自治体と
連携して、交通手段ができればアクセスも利便性が上がると思いますので、そちらのほう
をよく検討して、お願いしたいと思います。
そして、私が思うデメリットについて。メリットの面では、定住促進等をしながら、メ
リットの面では、多くあるように思えるのですけれども、やはり交付金というものをいた
だきながらやっていく事業だと思うので、交付金率は、人口増加率や財政力により、各自
治体によって違いが出てくると思うんです。本市は、現在人口が増加傾向にあり、財政力
も特段悪いほうではないと思います。交付金が少なくなって、計画どおりの事業ができな
くなるなどの問題が出てくるのではないかと思っております。国、県からの大きな枠組み
の中で、交付金ありきの事業ではなくて、自立した施策が大変重要であると思いますので、
今回の総合戦略の中に、これまで行ってきた事業に似通った分野があると思うんです。そ
れらを見直して、また新たな総合戦略を打ち出していくことが必要だと思っております。
有識者会議についてですが、ほかの自治体の例として、有識者会議の中に、無作為に抽
- 34 -
出した市民が参加するという自治体があります。また、高校生や大学生、若い世代を多く
会議に参加させて、平均年齢を低くして、未来を担う者たちの意見を幅広く聞き、住民を
巻き込んで、どこまで意見を取り入れられるかも大切だと思います。アンケートのみでな
くて、やはり直接住民の生の声を聞く機会、ぜひ与えていただきたいと、そして学生や若
い世代にも、自分たちの市の将来がこうあってほしいという意識を真剣に考えていただけ
るチャンスでもあると思います。
既に創生会議をスタートしている自治体もあります。本市はこれからということで、対
応が少しおくれているのではないかと感じます。今から、人員を調整して、今年度内の総
合戦略策定に向けて、4回の会議ということですが、果たして十分な施策を打ち出せるの
かどうか、少し疑問が残りますが、次の質問で、アンケート以外に、学生や若者を含む住
民へ直接意見を聞く機会というのはつくれるのかどうか、その1年間の間に。また国が打
ち出している基本方針の中で、似通った既存の事業を見直し、総合戦略に盛り込むことが
できるのかどうか、また創生会議では、5年間の総合戦略を策定し、1年ごとにKPIの
評価、見直し、チェックを行っていくということですが、会議のメンバーというのは、こ
の有識者会議のメンバーが5年間携わって継続していくのかどうか、それとも、その都度
メンバーが変わって、そのKPIのチェックを行っていくのかどうか、お伺いいたします。
○議長(直井誠巳君)
市長公室長石神
〔市長公室長
○市長公室長(石神
栄君)
栄君。
石神
栄君
登壇〕
鐘ケ江議員のご質問にお答えいたします。
ただいま議員からご紹介をいただきました近隣自治体と連携した公共交通網、それから
デメリットなどにつきましては、貴重なご意見として、今後の策定過程の中で検討させて
いただきたいというふうに思っております。また議員のご意見の中で、4回の会議で果た
して十分な施策が打ち出せるのかということでございますけれども、私どもといたしまし
ては、より効率的な集中審議によりまして、このような回数であっても、十分な結果が打
ち出せるように努力をしてまいりたいというふうに考えております。
続きまして、住民へ直接意見を聞く機会はつくれるかというふうなご質問かと思います
が、住民へ直接意見を聞く機会といたしましては、まずは先ほども答弁にもございました
ように、アンケート調査を考えております。またそのアンケート調査以外にも、幅広い年
齢層の個人であるとか、各種団体等の直接意見を聞く機会をただいま検討しているところ
でございます。また既存の事業を見直しして、総合戦略に盛り込むことは可能ではないか
というようなご意見でございますが、こちらにつきましては、市の事業というものが、基
本的には市民の福祉の向上を目的とした事業でございます。この総合戦略に合致する事業
というものは多数あると思います。またこういったものをよく検証いたしまして、部分的
に衣がえを必要とするものについては、こういった事業の見直し、もしくはさらに事業の
検討を加えさせていただきながら、この事業、既存事業についても、やはり積極的な登用
というものを今後策定過程の中で検討はしていきたいというふうに思っております。
また検証の部分についてのご質問でございますが、総合戦略の効果検証に際しましては、
その妥当性、それから客観性を担保するためには、行政の中だけで行うのではなく、やは
り外部有識者等の参画が重要であると考えております。よって、先ほどご説明をいたしま
したが、仮称まち・ひと・しごと有識者会議におきまして、効果検証することを検討して
いるところでございます。以上でございます。
- 35 -
○議長(直井誠巳君)
鐘ケ江礼生奈君。
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
ありがとうございます。ぜひ行政主導の会議で決まってしま
わないように、多くの市民の意見、またできればこれから未来を担っていく子供たち、学
生とか、若い方たちの意見を多く取り入れていただきたいと思います。
有識者会議のほうですが、5年間見直しを行っていくに当たりましても、同じ会議で総
合戦略をつくった同じメンバーで検証するだけではなく、やはりまたほかの方の意見とい
うのを多数聞きながら検証していっていただきたいと思います。
いずれにしても、これから創生会議が始まってから、事業を決めていくということです
ので、ぜひ議会に詳細な現況報告というのを逐一お願いしたいと思います。また現在総合
戦略策定において、全国的にコンサルタントバブルとも言われているようで、ぜひ総合戦
略、コンサル任せにならないように、スピード感と十分な調査を行った上での、ほか自治
体とは違ったつくばみらい市の魅力ある戦略を打ち出していただきたいと思います。1問
目の質問を終わりにいたします。
○議長(直井誠巳君)
鐘ケ江議員のほうからは、2問の質問が申し出あるんですが、1
問目の質問が終わったということで、2問目は暫時休憩の後ということで、ご了解いただ
ければと思います。
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
○議長(直井誠巳君)
はい。
ここで、暫時休憩をいたします。
再開は午後1時ちょうどでお願いをいたします。
午前11時58分休憩
午後
○議長(直井誠巳君)
1時00分開議
休憩前に引き続き、一般質問、会議を再開をいたします。休憩前
の2番の鐘ケ江礼生奈君に続けてお願いしたいと思います。
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
続きまして、2問目、お伺いいたします。
小中学校体育館及び屋外のトイレ改修について、お伺いいたします。
現在、耐震工事に伴って、市内全校の校舎内トイレ改修がほぼ終了するところですが、
学校の体育館や屋外のトイレ整備については、築数十年もたっているのにもかかわらず、
改修の予定も計画もない状態だと思います。体育館や、屋外運動場は、バスケットやサッ
カーなどのスポーツ少年団の試合で、市内外からの来場者や、土日、夜間は市民スポーツ
団体の利用もあり、トイレの利用者は、学校内の子供たちだけではありません。また学校
施設は、災害時避難所の拠点であることから、体育館や屋外のトイレ整備も重要な課題で
す。恐らくこれまでも学校からトイレ改修の要望があったかと思いますが、まず現在の小
中学校の体育館、屋外トイレの現状について、お伺いいたします。
○議長(直井誠巳君)
教育部長井波
〔教育部長
○教育部長(井波
進君)
進君。
井波
進君
登壇〕
鐘ケ江議員のご質問にお答えしたいと思います。
小中学校の体育館のトイレや屋外トイレの現状について申し上げます。まず体育館のト
イレについてでございますが、市内各小中学校の体育館は、一番新しいものでも、谷和原
中学校の平成12年の建築、古いものだと伊奈中学校体育館の昭和46年建築をはじめ、ほと
んどの学校の体育館が昭和50年代前半に建築されたものとなっております。全小中学校の
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15校のうち10校が昭和56年以前の建築であり、診断の結果耐震化が必要とされたことから、
既に耐震化工事が完了しております。この耐震化工事と併せ大規模改修工事も施工してい
るところでありますが、数年前まではそれほどトイレの洋式化の必要性が認められていな
かったことから、改修当時使用に不便を来していないトイレについては、手をつけておら
ず、和式のままとなっている状況でございます。このようなことから、現在全小中学校15
校の体育館のうち7校の体育館は、洋式化されていない状況であります。
次に、屋外トイレの状況について、申し上げます。現在、小張小学校を除く14校に屋外
トイレが設置されております。半数の7校については、男女の区別がない状況です。そし
て、平成25年度に伊奈中学校のグラウンド改修に併せて設置されたものは別として、比較
的新しいものでも、十和小学校と福岡小学校屋外トイレが平成13年の建築で、15年近く経
過しております。板橋小学校にあっては、昭和52年の建築であり、既に38年が経過し、老
朽化が進んでいる状況であります。それぞれ各学校では、壊れたらその都度修繕しながら
使っている状況でございます。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
鐘ケ江礼生奈君。
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
ありがとうございます。体育館トイレの環境についてですが、
やはり災害時の避難所として考えた場合は、多くの住民が使用するということになります。
障害者や高齢者も使用することを考えると、洋式化、乾式化にまだなっていないところは、
改修をすべきだと思っております。また、屋外トイレについてですが、特に多くの父兄か
らご相談を受けているのは、板橋小学校の屋外トイレについてです。まずは部長からもあ
りました問題は、男女共有になっているということ。また和式の個室は、半間、90センチ
ちょっとの幅しかないので、狭い上に窓が大きく外にシルエットが映ってしまうという状
態です。また内装が薄暗くて汚い、建物自体、先ほどもありましたが、38年たっていると
いうことで、古くて今にも倒壊しそうな状態であります。先日板橋小学校にお伺いしたと
きに、子供たちはほとんど使用していないということでありました。長い間使用不可の便
器が2カ所放置してあった便器がありまして、その後運動会もありましたので、使用可能
に、先生方で修理をしましたという話を伺っております。子供たちは実際使用しないので
はなくて、この状態では使用できないという状態だと思います。今、学校で便ができない
子供たちが増えています。自宅まで我慢して帰ったころには便が出なくなってしまい、便
秘に悩んでいる子供たちが増えています。これでは子供たちの健康も害してしまうおそれ
があると思います。放課後児童クラブの子供たちや、スポーツ少年団の子供たち、外遊び
をする子供たちに不便な思いをさせているに違いないと感じています。このような現状を
受けとめていただいて、PTAの声や、学校からの要望をどのように感じているのでしょ
うか。体育館や屋外のトイレ改修を要望いたします。いかがでしょうか。
○議長(直井誠巳君)
教育部長井波
〔教育部長
○教育部長(井波
進君)
進君。
井波
進君
登壇〕
鐘ケ江議員のご質問にお答えしたいと思います。
議員のおっしゃるとおりだと思います。学校は、災害時の上で避難所として指定されて
おりますので、前回の3.11の東日本大震災のときにも谷和原中学校をはじめまして、11校
避難所として開設をして、そしてうち6校が実際に避難所として使用されたところでござ
います。しかし、この避難所も建物本体が危険な状態では使用できなくなってしまいます。
そして、児童生徒の命を守ることを第一に考え、まずは、建物本体の耐震化を優先して、
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これまで進めてきたところでございます。この耐震化工事については、今年度三島小学校、
それから伊奈中学校が完了すれば、一通り学校施設の耐震化は完了いたします。しかしな
がら、今後伊奈東中学校、それから小絹中学校のように、昭和57年以降の建築のため、耐
震化工事を実施しなくてもよい学校については、何も手をつけていない状況でございます。
今後、計画的に大規模改修の実施をしていく予定でおります。各学校の体育館のトイレ改
修については、こういった計画の中で組み入れ、順次改修していきたい、そういうふうに
考えております。
一方、各学校の屋外トイレ改修につきましては、避難所としての位置づけ、それから学
校での必要性など十分に検討させていただいて、今後まいりたいとそのように思いますの
で、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
鐘ケ江礼生奈君。
○2番(鐘ケ江礼生奈君)
ありがとうございます。大規模改修等進めた中で、計画をし
ていっていただけるということですので、ぜひこれは学校、生徒が使用するものだけでな
くて、やはり市内外のいろいろな方が、例えば、練習試合でほかの市町村から、ほかの学
校から来るような場合もございますので、市長も教育環境の整備に力を入れていくと、運
動会のときにも、皆さんの前で言っておりましたので、体育館や屋外のトイレ、整備も含
まれると思います。前向きにぜひ検討していただいて、早急な計画と整備のほうをよろし
くお願いしたいと思います。以上です。
○議長(直井誠巳君)
次に、6番坂
〔6番
○6番(坂
洋君)
6番、公明党の坂
洋君。
坂
洋君
登壇〕
洋です。今一番眠くなる時間だと思います。私
もこのまま立ったまま寝ないように、一生懸命頑張りますので、どうぞよろしくお願いい
たします。
プレミアム商品券がこの夏発行されるこのことについて、お尋ねをいたします。政府は
昨年の12月27日に、地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策を閣議決定をいたしまして、
1 月 9 日 に2014年 度 の補 正 予 算 で、 総 額 3.5兆 円 の 閣 議決 定 を い たし ま し た 。生 活 者 、 事
業者への支援、地方の活性化、災害危機等への対応、地方と消費喚起をキーワードに、各
自治体の体制づくりとして、今後5年間の地方人口のビジョンと、地方版総合戦略を策定
することになります。この経済対策の目玉とされるのが、地域住民生活緊急支援のための
交付金、これ仮称ですが、地域消費喚起・生活支援型の、これは地方創生関連に位置づけ
られておりますが、内容は当面の経済政策であり、地方版総合戦略とは切り離して各地域
の緊急経済対策と考えるべき事業と言われております。即効性のある事業の検討が求めら
れるということで、そこでつくばみらい市公明党議員団として、染谷礼子議員とともに、
地方の積極的な取り組みを支援する自由度の高い、同交付金を活用して、一定割合を上乗
せした金額を使えるプレミアムつき商品券の発行事業を求める旨の要望書を本年2月4日
に片庭市長に手渡したところであります。今までの、消費刺激策と、今回のプレミアムつ
き商品券による消費刺激策の異なる点は、地域振興券や定額給付金は、支給という形態で
あったのに対し、プレミアムつき商品券は、支給ではなく、消費者による購入が前提とな
っております。今回はあくまでも発行の支援であり、所得対策を伴った支給ではありませ
ん 。 定 額 給付 金 は 約 2兆 円 規 模 の国 費 が 投 入さ れ た の に対 し 、 今 回は 2,500億円 と 8 分 の
1の規模であります。行政からの支援の額が3倍から5倍強の消費が期待されると言われ
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ております。自治体が企画するメニュー次第で消費喚起の効果が大きく作用されることに
なりますが、この事業をぜひ大成功してほしいという観点から質問をさせていただきます。
まずつくばみらい市としては、5月25日から、6月の15日までの往復はがきによる予約
販売ということでありますが、ちょうどきょうは6月5日で中間点というところでありま
す。今回のプレミアム商品券の概要と、現在直近の予約数と今後の予想はどのような状況
なのか、お伺いをいたします。
○議長(直井誠巳君)
市民経済部長中山和広君。
〔市民経済部長
○市民経済部長(中山和広君)
中山和広君
登壇〕
坂議員のご質問にお答えいたします。
プレミアムつき商品券発行事業につきましては、市内商工業者などの活性化を図りなが
ら、個人消費を喚起し、地域における消費機会を拡大することを目的に、市がプレミアム
分の費用や発行経費などを補助し、つくばみらい市商工会が事業主体となって実施するも
のでございます。この事業は、地域における消費喚起策やこれに直接効果を有する生活支
援策に対して、国が支援を行う地域住民生活等緊急支援のための交付金及び茨城県が子育
て応援、シニア応援を目的として行うプレミアム商品券購入補助事業補助金が主な財源と
なっております。プレミアムつき商品券がつくばみらい市内においてのみ使用することが
できるものとし、市内に在住、在勤の方及び高校生以上の在学者のみが購入できるものと
し て お ります 。 1 冊に1,000円 券が 12枚 つづら れ て いるも の を 、1万 円 で 販売し ま す の で 、
20% の プ レミ ア ム が つき 、 1 万 2,000円 分 の利 用 が で きる こ と に なっ て お り ます 。 発 行 総
数 は 2 万 冊で す の で 、2 億 4,000万 円 分 と なり ま す 。 12枚 の う ち 半数 の 6 枚 は、 店 舗 面 積
が 1,000平方 メ ー ト ル未 満 の 中 小規 模 の 事 業所 専 用 と する こ と で 、大 型 店 の み利 用 が 集 中
することがないように配慮しております。1人当たりの販売数は3冊を限度としておりま
す。また、子育て支援、シニア支援のため、いばらきKids
Clubカードまたはい
ば ら き シ ニア カ ー ド をお 持 ち の 方に 、 カ ー ド1 枚 に つ き1 冊 の み 、さ ら に 2,000円 引 き の
8,000円で販売いたします。ただし、対象数は2万冊のうち4,900冊だけの限定となります。
利用期間は、7月12日の販売日から、平成28年1月11日までの半年間でございますが、5
月25日には、利用を案内するチラシを全戸配布しており、ただいま往復はがきによる予約
販売の受け付けを行っております。坂議員からありましたように、現時点でございますが、
現 時 点 での状 況 に つきま し て は、直 近 で すと6 月 4 日まで の 受 け付け が 745通ご ざ い ま し
て 、 2,383冊 と な っ てお り ま す 。ま だ 現 在 少な い ん で すが 、 こ れ から K i d s
Club
カード、シニアカードの申し込みも大変今増えているということですので、今後商品券の
申し込みも増加してくるものと思われます。市といたしましては、商工会と協力し、商品
券を取り扱う事業所の情報などチラシやホームページなどによりPRし、市民の皆様に商
品券の積極的な利用を呼びかけ、一層の消費喚起につなげてまいりたいと考えております。
また、商品券を取り扱う各事業所においても、いろいろと工夫を凝らした営業活動などを
行うことで、地域の消費拡大につなげていきたいと考えております。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
○6番(坂
洋君)
坂
洋君。
現在の予約はがきは、10%ちょっとということであります。きのう
谷和原郵便局に行ってきまして、往復はがきの売れ行きはどうですかと聞きましたら、大
変今、すごい売れ行きだということでありました。売れ残るということは、私は考えられ
ないのです。というのは、牛久市のほうは、13年間毎年このハートフルクーポンというこ
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とで、10%のプレミアムを出しておりまして、売れ残ったことはありませんと。今回もこ
の年も、牛久市では、前期分として4万セット、後期分もそのぐらいだと思うんですけれ
ども、4月6月7月と前期分はそういう形で売り出しております。でも、売れ残ることは
ありませんでしょうということであります。
こ の プ レ ミ ア ム つ き 商 品 券 と い う の は 、 6 年 前 、 平 成 21年 に も 発 行 さ れ て お り ま す 。
2009年 で あり ま す 。 2009年 と い えば 、 衆 議 院選 挙 で 民 主党 が 308議席 を 獲 得 して 圧 勝 し ま
した。それで、民主党政権が誕生した年であります。国民の多くが経済の立て直しを民主
党に期待したところでありますが、物価の下落は収まらず、長期化をして、その11月にデ
フレ宣言をいたしました。その後も何ら有効な経済政策もなく、さらに悪化していく時期
でありました。このような中、つくばみらい市商工会が市と連携して、愛称あぶにーる商
品券を発行したのであります。その当時の事業趣旨を読んでみますと、つくばみらい市商
工会では、景気が急速に後退直面に陥る経済状況にあって、地方経済にも波及し、当市内
地域においても、これまでにない大変憂慮する状況にあり、景気浮揚の対応が緊急となっ
ております。このような中にあって、国の第2次補正予算が成立したことを受け、定額給
付金支給による景気対策実施の機会に連動して、地域活性化の刺激策として、プレミアム
商品券を市支援のもと発行し、消費マインドの醸成を図り、購買動向に結びつけようとす
るものであります。プレミアム商品券の発行は、一時的なものであるとされておりますが、
支給されたものが、地元で利用されることにより、施策の目的が達成するものであること
から、商品券20%割り増しとする魅力のあるプレミアムを前面に打ち出し、購買意欲を喚
起し、市内商工業活性化の進展が図れる事態を展開いたしますということで、市から
1,000万のプレミアム分を助成したわけです。前回は20%、発行額が5,000万、発行はつく
ばみらい市が主体と、同じです、今回と。発行期間は、6月の6日から、そして1週間で
完売したということであります。有効期間は6月の6日から10月の31日の5カ月間、取扱
店は221店舗、商工会の事業費として330万を支出しております。そしてさらに、37型地デ
ジ対応テレビ5台が当たる景品の抽選会もありました。そこのときの、終わって反省点と
いうことでありますけれども、一つとして、6月6日から1週間で完売してしまったと。
多 く の 人 が購 入 を で きな か っ た とい う こ と が一 つ の 反 省点 で す 。 さら に 、 1,000平 方 メ ー
トル未満の店舗に、共通券が利用できる取り扱いという資格により、ドラッグストアに買
い物が集まってしまったこと、地元商店について、各商店の特典などが工夫があればよか
ったのではないかという反省点がありました。そうした取扱店でありますが、商品券の換
金に、手数料として、2%差し引かれるわけです。これは、地元商店の人には負担があり、
不満が残ったのではないかという反省点であります。今回発行される商品券は、前回の反
省点に対して、どのような対応をしていくのか、教えてください。
○議長(直井誠巳君)
市民経済部長中山和広君。
〔市民経済部長
○市民経済部長(中山和広君)
中山和広君
登壇〕
坂議員のご質問にお答えいたします。
プレミアムつき商品券は、国により定額給付金が交付された平成21年度に当市において、
発 行 し て お り ま す が 、 平 成 21年 度 に は 、 発 行 総 額 が 6,000万 と い う こ と で 、 今 回 は 2 億
4,000万 円と 、 4 倍 とな っ て お りま す 。 ま た、 1 人 当 たり の 購 入 限度 に つ き まし て は 、 平
成21年度の1万円に対し、今回3万円と3倍にしたことなど、事業内容について、幾つか
の変更を行っております。まず販売方法につきましては、平成21年度には、先ほど坂議員
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からもありましたように、窓口での直接販売のみで、1週間で完売をしておりますが、日
程の都合などで、購入できなかった方も多かったということを聞いております。今回は、
往復はがきによる予約販売とすることで、公平な販売となるよう、改善いたしました。予
約申し込みが発行数の2万冊を上回った場合は、抽選となりますが、なるべく多くの方に
利用していただけるよう、購入できる数を調整することにいたします。いばらきKids
Clubカード、シニアカード分についても、同様に抽選を行いますが、こちらについて
は、割引の対象外となる世帯がございます。なお、申し込み数が少なかった場合は、7月
12日から商工会窓口などで残りの商品券を直接販売いたします。
次に、取扱店につきましては、前回販売価格の2%を事務手数料として負担していただ
きましたが、今回はその負担をなくすことにより、取扱店への加盟が容易となるようにし
ております。
今回のプレミアムつき商品券発行事業においては、新たな消費に結びついたのかどうか
を判断する材料として、商品券の利用者に対するアンケートを実施することにしておりま
す。アンケートに協力してくださった方の中から、抽選により景品を進呈することにして
おります。このアンケートにより、プレミアムつき商品券発行事業の消費喚起の効果を検
証することで、今後の商工振興に関する施策につなげてまいりたいと考えております。以
上でございます。
○議長(直井誠巳君)
○6番(坂
洋君)
坂
洋君。
前回の反省点を踏まえて、改善、努力をしているということが、わ
かりました。前回と今回の根底的ないま一重深い視点で捉えた場合、6年前の商工会の事
業指針にもあるように、景気が急速に後退局面に陥る経済状況にあるさなかに、商工会と
市が知恵を出し合って発行したということであります。そして、今回の商品券の特徴は、
歴史的なデフレ脱却を必死に進める中で、地方公共団体が実施する消費喚起策や生活支援
策に対して、国として支援するものの中の一つとして、今回のプレミアム商品券があると
いうことであります。
もう一つ忘れてはならないのは、先ほど触れましたキッズカード、シニアカードであり
ます。シニアカードにつきましては、県議会の公明党が強力に推進してきたものでありま
すけれども、高齢者の皆さんが積極的に外出をしていただき、健康増進やひとり暮らしの
方の引きこもり防止につなげるため、平成26年度の12月1日からこの優待制度が始まりま
した。この茨城県内の協賛店舗にいばらきシニアカードを提示することで、料金が割り引
か れ た り 、ポ イ ン ト が加 算 さ れ るな ど が あ りま す 。 と りせ ん で は 、木 曜 日 に 1,000円 以 上
買い物をいたしますと、5%割り引くと。ケーズ電気では、限定品はありますけれども、
これも商品の5%を割り引く、このカードと提示しますとですね。そういうことになりま
す。キッズカードのほうは、子育て家庭を社会全体で応援し、子供連れでの外出を温かく
サポートしていくということであります。これも、このカードを協賛店舗に提示すると、
料金割引や粗品の進呈、協賛店舗が独自に設定した優待サービスが受けられるという制度
であります。このカードの配布状況でありますけれども、このキッズカードのほうは、学
校からの配布とか、母子手帳の交付とともに配布されるようで、子育て家庭には漏れはな
いようなんですけれども、シニアカードのほうですが、これは原則的に65歳のご本人が、
庁舎の窓口に行って、自分の本人確認の証明をするものを持って、窓口に行かなければな
らない。そう申請するシステムであります。これなかなか普及しておりませんで、この高
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齢者優待制度があることすら知らない人がほとんどであります。今配布数というのは、65
歳 以 上 の 該 当 者 が 1 万 2,000人 を 市 内 で 超 え る ん で す け れ ど も 、 4 月 末 の 現 在 で わ ず か
8.8%の1,071名だということであります。8,000円で1万2,000円の商品券が買えるわけで
あ り ま す 。4,000円 も得 に な る 。知 ら な か った と い う こと で 、 不 満が 出 な い よう 、 混 乱 し
ないようにしなければいけないと思います。商品券の案内チラシにも大きく書かれており
ましたので、それはすばらしいことだと思います。この契機に、この高齢者優待制度があ
ることを大きく宣伝をしていただきたいと思います。なぜかといいますと、今後の人口構
図を考えると、高齢者の存在が大きく消費市場を動かしていくように思います。お金は、
体に例えると血液みたいなものですから、お金の循環をよくすることで、地域が元気にな
る、またこのシニア世代に偏り過ぎているこの金融資産が有効資産になることも考えられ
ます。この質問の最後に、6年前、商品券発行事業について、当時の商工会長、総括とし
てこのように、全体的に好評だったと思われると。今回の商品券事業も大成功に終わるこ
とを期待しておりますが、また、今後もプレミアム事業を研究していきたいと、6年前の
商工会長さんは言っていらっしゃるんです。この、先ほどの牛久市、ハートフルクーポン
という名称でプレミアム商品券を毎年13年間発行して、10%でありますけれども、毎年売
れ残らずに完売していると。今回の発行支援は、年度内の予算に限っていますけれども、
高い費用対効果を生み出せるのであれば、一過性ではなく、継続していくことも考えては
どうかと思います。担当部署または関係者の皆様には、今まで数カ月に及ぶ準備は大変だ
ったと思います。さらにこれからも、来年の1月の商品券有効期間まで、何かとご苦労が
多いと思いますが、大成功を期して、頑張っていただきたいと思います。
次の質問ですが、防犯灯についての質問に移ります。
防犯灯は、人が通行する生活道路で、暗くて通行に支障がある場合や、防犯上不安のあ
る場所に設置される電灯でありますけれども、この防犯灯にかかる電気代を経過的に見て
みますと、平成21年度から、25年度まで、この経過的に申しますと、電気代、21年度から
25年 度 ま で 言 っ て み ま す と 、 1,837万 、 1,900万 、 2,018万 、 2,841万 、 3,037万 と 、 年 度 ご
とに上がっているのがわかります。26年度はまだわかりませんけれども、特に23年度から
24年 度 にかけ て 、 一気に 800万 近く 上 が ってお り ま す。24年 度 、当初 予 算 として は 、 こ の
電 気 代 を 2,025万 と 試算 し て い たも の が 、 原発 の 事 故 を受 け て 、 火力 発 電 所 の稼 働 と 燃 料
費の高騰が原因として、その年の9月に986万2,000円の補正の予算を組んで、対処してお
り ま す 。平成 22年 度防犯 灯 の 年間コ ス ト として 、 修 繕費と 合 わ せて1,900万 だっ た も の が 、
25年度決算では、電気代3,037万と修繕料の維持費約1,000万で、市内防犯灯の年間コスト
と い う の が、 合 計 4,000万 円 の お金 が か か って い る わ けで あ り ま す。 10年 で 4億 円 と な り
ます。これからも、先、年々増加していくかと思います。今後の電気料金を考えると、上
がることはあっても、下がることはないと思います。いわゆる防犯灯といっても、そのほ
かに幹線道路に設置する道路照明灯、公園にある公園灯、遊歩道、総称して街路灯と言う
場 合 も あ りま す け れ ども 、 近 隣 市の 街 路 灯 の電 気 料 を 見て み ま す と、 守 谷 市 では 、 4,900
基 、 4,900灯 あ る ん で す が 、 こ れ が 約 4,650万 か か っ て お り ま す 。 1 件 当 た り 、 年 間 9,490
円 。 常 総 市 の ほ う は 、 5,700基 、 約 3,045万 、 1 件 当 た り 年 間 5,342円 と ば ら つ き が あ る わ
けですけれども、この22年の私の9月議会で、私の質問で、防犯灯LED化への質問をし
て い ま す けれ ど も 、 生活 環 境 課 に教 え て い ただ い た の は、 そ の 当 時平 成 22年 度で 、 2,950
基あるんですということでありましたが、それからこの5年後において、現在の当市にお
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いては、どのような状況なのか、これから電気料の、そして、電気料の電気契約の仕組み
というのは、どのようになっているのか、お尋ねをいたします。
○議長(直井誠巳君)
総務部長木村明夫君。
〔総務部長
○総務部長(木村明夫君)
木村明夫君
登壇〕
坂議員のご質問にお答えいたします。
ご 質 問 の 防犯 灯 の 電 気料 の 契 約 は、 本 年 平 成27年 4 月 1日 現 在 、 LE D が 現 在425基、
蛍 光 灯 の 防犯 灯 が 3,628基 、 水 銀灯 978基 、 合 計 で 5,031基 契 約 して ご ざ い ます 。 電 気 料 金
には、使用電力量によらず一定の電気料を支払う定額料金制と使用電力量に電力量単価を
乗じて料金を決定する従量料金制がございます。定額料金制で契約しているのは、つくば
みらい市の場合、5,031基のうち4,116基ございまして、これを一括前払いにより、電気料
を支払ってございます。一括前払い契約といいますのは、12カ月分の電気料を前払いする
ことによって、1カ月当たり1基10.8円、10円80銭割り引きになるもので、蛍光灯ですと、
20から40ワットの契約で3.3%、LEDの10ワットの契約で7.2%割り引きされまして、つ
く ば み ら い市 の 場 合 年間 で 約 53万3,000円 の電 気 使 用 料の 削 減 に なっ て お り ます 。 ま た 蛍
光灯、これ20から40ワットの契約なんですが、1カ月当たり定額で326円、1年間で3,912
円の電気料がかかりますが、LEDにしますと、10ワット契約で契約できまして、この場
合1カ月149円、1年間では1,788円ということになることから、LEDへの切り替えは電
気料の削減につながるものというふうに考えてございます。今後一括前払い契約の活用、
それからLEDへの切り替え等を進めながら、電気料金の削減、防犯対策の推進に努めて
まいりたいと思います。以上です。
○議長(直井誠巳君)
○6番(坂
洋君)
坂
洋君。
先ほど他市の1件当たりの年間の電気料にばらつきがあるというふ
うにも言えるんですけれども、このばらつきは、蛍光灯と水銀灯、ハロゲンランプの割合
で少々ばらつきが出てきてしまうということでありますね。
防犯灯へのLED照明の導入でありますけれども、東京電力の原発の事故を受けて、逼
迫する電力事情を背景に、省エネ対策として、LED照明の導入を積極的に検討すべき課
題であると。LED照明の導入は、今先ほど答弁にもありましたように、財政負担の軽減
になっていくんだよということでありました。この発光ダイオードというのは、電子回路
を組み込むことにコストが高くつくわけです。しかし、最近では非常に安くなってきてお
ります。白熱灯や蛍光灯に比べて重量が重いという欠点はあります。しかし、蛍光灯の約
4倍の寿命、ランプ切れの交換の手間の省略、蛍光灯に比べて約2分の1の電気代と、こ
の電気、光源に熱をほとんど持たない、間接的に空調の利用が抑えられるということです。
熱が発生しにくいということでありますから、その分空調の電気代が安くなるなどの、あ
と虫が寄ってこないとか。廃棄が容易で環境には優しいというメリットがあります。日本
の 再 生 戦 略で は 、 2020年 ま で に 公的 設 備 、 施設 の L E D等 の 高 効 率照 明 の 導 入を 100% に
するというのが示されております。こういう背景を細かく言いますと、2013年に水銀を含
む製品の製造、流通を規制する水銀に関する水俣条約が採択されて、日本もまた署名して
いるんですが、この条約には、今までの蛍光灯の多くや、一般的な水銀灯などは新規の製
造及び輸出入を2020年度までに禁止するという内容が含まれております。発効は50カ国以
上の批准が条件でありますけれども、早くても2016年以降と見られますけれども、欧州で
は既に水銀を含む製品の規制が進んでおります。こういう中、国内でもある大手メーカー
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は2015年度中に住宅向けの蛍光灯器具の生産を終えると発表しまして、その終える理由と
しては、導入時の初期費用でもLEDは蛍光灯と同一水準に下がってきたためということ
を理由として挙げています。消費者の交換需要もあるために、蛍光灯自体の生産はしばら
く続けると。今後の新製品の開発はしないということであります。蛍光灯の生産中止や電
気料金の今後の値上がり、LED照明の価格の低価格化などで、家庭での蛍光灯がLED
化になっていくのは時間の問題だと言えます。そして、私はこの市内の防犯灯LED化へ
の早期実現については、22年の9月議会の5年前にも行っております。片庭市政が始まっ
た年であります。そのときの市長の答弁、ちょっと読ませていただきますが、LED照明
に関しましては、市内の蛍光灯の防犯灯をすべてLED照明に取りかえる場合には、工事
費 を 含 め、概 算 で はござ い ま すが、 5,600万程 度 支 出が生 じ る 見込み で ご ざいま す 。 中 略 。
コストや技術開発の動向を見極めながら、計画的に進めていかなければならないと考えて
おります。まずは、球切れや老朽化のように、取りかえなければならない防犯灯をLED
防犯灯に交換していくなど、できるものから進めていきますと。ご理解をいただきたいと
いう答弁をいただきました。それで、計画的に進めていかなければならないと考えており
ますというのは5年前だったんです。それから5年経過しましたが、その計画は今どの程
度進んでいるのかということを市長にお尋ねいたします。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
坂議員の質問にお答えいたします。
ご質問の防犯灯のLED化については、先ほど議員がおっしゃるように、平成22年の第
3回の定例会での議員のご質問以降、新設または老朽化により取りかえなければならない
ものをLED照明に交換し、順次進めているところでございます。平成26年度までに、み
らい平地区内の防犯灯のLEDによる整備がほぼ完了しましたので、今度は、議員がおっ
しゃるように、壊れたものだけでなくLEDに転換できるものについて、今年度内に年次
計画を立てて、LED化を進めてまいりたいと考えております。詳細につきましては、担
当部長より答弁いたします。
○議長(直井誠巳君)
総務部長木村明夫君。
〔総務部長
○総務部長(木村明夫君)
木村明夫君
登壇〕
ご質問にお答えいたします。
防犯灯のLED化はただいま市長のご答弁にもございましたように、新設はすべてLE
D化とし、老朽化により取りかえなければならないものもLED照明にしておりまして、
防犯灯全体のLEDの割合は、前に坂議員からご質問がありました平成22年度、23年度は、
ほとんどございませんでしたが、平成24年度では3.8%、平成25年度では6.2%、平成26年
度 で は 8.5% と 順 次LE D 化 を進め て ご ざいま す 。 また先 ほ ど 坂議員 が お っしゃ っ て お り
ましたけれども、水銀を一定量以上含有している一部の蛍光灯の製造が2020年までに禁止
されるということや、LED照明の普及による器具の低価格化、LED照明の切り替えに
より電気料の削減が大幅に見込まれるということから、今まで以上に防犯灯のLED化の
推進が必要であると考えております。防犯灯のLED化につきましては、市長も申し上げ
ましたけれども、今年度内に年次計画を立て、進めてまいりたいと思いますので、ご理解
賜りたいと思います。以上です。
○議長(直井誠巳君)
坂
洋君。
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○6番(坂
洋君)
わかりました。これから年次計画を練っていく計画をしていくとい
うことのようですね。これで質問を終わりますけれども、最後に、先週のちょうど金曜日、
5月29日の取手市議会で、ある議員が、LED化されたことによる削減効果という、直接
的に質問しているところがあるんです。取手市は24年度からLED化しましたので、この
削減効果はどういうものかという直接議会で聞いている場面がありまして、私もこれ筆記
しまして、市長答弁は電気代は2,700万円が1,060万円になりましたと。蛍光灯の場合です
け れ ど も 。 1 万 弱 あ る ん で す 。 修 繕 費 が 、 そ の L E D 化 す る 前 、 年 間 3,075件 あ っ て 、
1,500万 か か っ て い たん で す が 、26年 度 に は138件 で 256万 、 L E D化 し て い ない 水 銀 灯 と
かナトリウムランプですが、LED灯はありません。さらに詳しく部長答弁としては、東
電 の 省 エ ネ対 策 と し て、 新 料 金 が設 定 さ れ たと 。 リ ー ス契 約 は 年 間1,475万 、こ れ は 24年
3月1日から34年3月31日まで。安くなった電気料は、1,640万。この先ほどの2,700万か
ら1,060万になったのを引いたんです。安くなった修繕費は、1,244万で、削減の合計とし
ては、2,884万。そして、先ほど市長が1,800万と言ったのは、人件費が、これにかかわる
職 員 の 人 件費 を 勘 案 して 400万 を足 し て い るわ け で す 。1,400万 プ ラ ス 400万で 、 掛 け る10
年 で 、 1 億8,000万 と市 長 が 答 弁し た と お りで あ り ま す。 L E D 化は 3 年 間 たっ た わ け で
すけれども、この間LED灯は修理は18件ありましたと。いずれも落雷による損傷で、費
用はすべてリース料に含まれていますと。このことは、質問した議員自身もLED化の削
減効果に対して、すばらしい事業であるというふうに締めくくっておりました。市におき
ましても、新設分に加え、老朽化の交換に必要な蛍光防犯灯をLED防犯灯にかえている
わけですけれども、つくばみらい市固有の事情もありますから、節電や環境負荷の低減を
考えるとき、LED防犯灯は大変有効な手段であります。どうか早急にその計画を練って、
実行に移していただきたいと思います。以上であります。
○議長(直井誠巳君)
ここで、暫時休憩をいたします。
再開は2時5分でお願いします。
午後1時54分休憩
午後2時05分開議
○議長(直井誠巳君)
休憩前に引き続き会議を再開します。
次に、8番染谷礼子君。
〔8番
○8番(染谷礼子君)
染谷礼子君
登壇〕
8番の染谷です。本定例会で2問通告しております。順次、質問
をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
初めに防犯対策の強化についてということでお伺いをいたします。
毎日のテレビニュースや新聞報道などで、凶悪な傷害事件から身近な窃盗事件まで犯罪
報道のされない日がないというほどであります。そして、その犯罪は、予測不能で多様化、
高度化した悪質な犯罪が増加しています。特に通り魔犯罪などはどこでも起こり得る状況
で、誰でもその被害に遭遇するおそれがある状況にあります。本市におきましても、コン
ビニ強盗事件等何度か起き、報道をされています。また近年子供たちが学校に通う登校班
の列に車が突っ込むという痛ましい事故も多発しております。
そこで初めに、学校内と通学路の防犯対策の現状についてお伺いをしたいと思います。
文科省は平成11年12月に、京都市の小学校と、平成13年6月に、大阪教育大学附属小学校
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で起きた児童殺傷事件をきっかけに、子供たちが犯罪に巻き込まれることなく安全に学校
生活を送る環境をつくるための対策強化を講じました。そして、平成21年3月に発表され
ました文科省と国立教育政策研究所によると、防犯設備の積極的な活用について、防犯監
視システムの整備普及や全国的に増加しており、防犯カメラと職員室などのモニター録画
整備が導入され、正門にはカメラつきインターホンを設置して、来訪者を確認した上で解
錠するといった予防措置が上げられておりますが、本市の学校でのセキュリティー状況に
ついて、お伺いします。
それともう一点、児童生徒の登下校時の安全確保として、子供たちが身の危険を感じた
と き 、 保護を 求 め 駆け込 む こ とので き る 子ども 110番 の家 を 、 市民の 皆 さ んのご 協 力 を い
た だ き 設置さ れ て おりま す が 、現在 市 内 で何軒 あ る のか。 ま た 今まで に 、 この子 ど も 110
番の家に助けを求めたといったことがあったかどうかについて、初めにお伺いをいたしま
す。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
染谷議員のご質問にお答えいたします。
市内小中学校の防犯対策の現状についてでございますが、現在教育委員会としましては、
児童生徒が学校にいる間の安全確保並びに登下校途中の安全確保に努めているところでご
ざいます。
まず学校にいる間の安全確保については、市内の全小中学校に防犯カメラを設置してあ
ります。学校への人の出入り、また死角となる部分の監視などを行っております。防犯カ
メラとは、その名前のとおり、設置することで犯罪を未然に防ぐ、つまりカメラで撮って
いるよと威嚇することが大きな目的となっております。また学校では、校門のところなど、
人目につきやすい場所に防犯カメラを設置していますとの看板を掲示し、犯罪の抑止を図
っているところであります。また登下校時間帯以外の校門の閉鎖も行っております。不審
者が容易に学校内に侵入することを防止しています。
次 に 登下校 途 中 の安全 対 策 であり ま す が、ご 承 知 のとお り 子 どもを 守 る 110番 の 家 と い
う制度を実施しております。登下校途中、児童生徒が不審者に追いかけられたりした場合
に駆け込める家庭などの協力をお願いしているところであります。幸いこれまで、この
110番 の 家に 駆 け 込んだ 児 童 生徒は い な いと聞 い て おりま す が 、つい 先 日 ですが 、 み ら い
平地区の公園に不審者が出没し、児童が近くのコミュニティセンターに駆け込んだ事件が
あ り ま し た。 現 在 市 内全 域 で 1,680世 帯 の 方に ご 協 力 いた だ い て おり ま す が 、み ら い 平 地
区 内 に は、ま だ 110番の 家 が ありま せ ん ので、 今 後 協力を お 願 いして ま い りたい と 考 え て
お り ま す。な お 各 学校で は 、 いざと い う ときの た め に、子 供 た ちが110番 の 家の お 宅 を 訪
問し、顔見知りになるなどして、周知を図っているところであります。また毎年市内の金
融機関から、新入児童に対して、防犯ブザーを寄贈いただいております。みんなランドセ
ルにぶら下げるなどして、持ち歩いています。さらに、スクールガード、今年度6月から
まず小絹小をモデルケースとして発足いたしました。このスクールガードとは、ボランテ
ィアの方に児童の登下校の見守りをお願いするものであります。現在68名のボランティア
の登録をいただいております。社会福祉協議会がメインとなり、学校教育課そしてやわら
ライオンズクラブが連携して進めているものであります。このように、つくばみらい市に
おいても、市民協同により、児童生徒の安全対策に現在取り組んでいるところであります。
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以上です。
○議長(直井誠巳君)
染谷礼子君。
○8番(染谷礼子君)
学校の防犯対策ということで、詳しい説明をいただきました。
本市におきましては、少子化の中、新設校の開校、そしてまた次の学校を整備しなけれ
ばならないというぐらい子供が増え、大変うれしいことではありますが、子供たちの安
全・安心な教育環境の整備が今後ますます求められると思いますので、ぜひとも積極的に
今後も取り組んでいただきたいと要望いたします。
それと子ども110番の家の状況の答弁がございました。市内1,680世帯のご協力をいただ
い て い る。た だ 現 在まで に 、 子ども 110番 の家 に 助 けを求 め た という 事 例 はない と い う こ
とで、大変安心をいたしますけれども、いつ何どきどういうことが起きるかわかりません。
大 変 子 ども110番 の 家は 、 子 供たち の 登 下校に つ い ても、 そ れ から父 兄 に とって も 、 大 変
安 心 で ある取 り 組 みだと 思 い ます。 そ こ で、子 ど も 110番 の 家 にはス テ ッ カー等 が 張 ら れ
ているかと思いますけれども、大変今後工夫をしていただくということも、一つ提案した
い と 思 います 。 大 阪のほ う で は、こ の 子 ども110番 の 家に 、 小 さな小 型 の のぼり 旗 を つ く
り ま し て、子 ど も 110番 の ご 協力を い た だいて い る お宅に そ の のぼり 旗 を 提示し て い た だ
く 、 こ れで、 子 供 たちが 見 て すぐわ か る ような 形 で 110番 の 家 を周知 し て いると い っ た 取
り組みをしているところもございます。今後ぜひこういったことも参考にしていただけれ
ばと思います。
学校に関しましては、大変防犯対策については、積極的にやっていただいているという
ことですけれども、次に、つくばみらい市全体につきまして、お伺いをしたいと思います。
本 市 は 合併 時 に は 4万 1,000人だ っ た 人 口が 、 み ら い平 の 開 発 に伴 い 本 年 6月 1 日 現 在
で は 、 4 万9,847人 と、 日 本 で は類 を 見 な いほ ど 速 い スピ ー ド で 人口 が 増 え てお り ま す 。
今後残りの開発に伴い、ますます人口が増え、市が活性化することによって、犯罪や事故
への対策の強化も不可欠となります。その対策の一つに、防犯カメラを活用してはどうか
と思うのであります。もちろん防犯カメラですべての犯罪を防げるわけではございません
が、防犯カメラが事件や事故の解明に大きな効果を上げていることが、警視庁の調べで実
証されております。その事例として、本年2月20日、川崎市で起きました中学1年生上村
遼太君が多摩川河川敷で殺害された事件は、多くの人に深い悲しみをもたらすとともに、
問題提起がなされました。そして、この事件は1週間で収束しましたが、事件が速やかに
解決をした決め手は、防犯カメラのビデオ映像が大変大きかったのではないでしょうか。
防犯カメラは、事件や事故の解明効果と犯罪の抑制効果もあります。そこで、以前からみ
らい平駅の駐輪場などでの盗難、そしていたずらが取り上げられております。また、死角
となりやすい公衆トイレも設置されております。防犯対策が大変急務ではないのでしょう
か。また、市内の公園は、現在全部で20公園ありますが、そのうちみらい平地域には、14
の公園が設置されました。利用者の多い公園なども防犯の強化が今後必要となります。ま
た、先月陽光台小学校の児童が前日から行方がわからなくなったということがございまし
た。大事には至らず、無事保護されて本当によかったということですけれども、大変心配
をいたしました。市長がいつも言っておられる、行きたくなる、住みたくなるまちのため
にも、通学路、また公共施設など市内の防犯対策が今後重要となります。現在市が管理を
する防犯カメラは、1カ所もございません。防犯カメラの設置を推進し、防犯対策の強化
をすべきと思いますが、この点につきまして、市長の見解をお伺いいたします。
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○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
染谷議員の質問にお答えいたします。
都市化の進展やライフスタイルの変化に伴い、犯罪においても、複雑化、多様化してお
る と こ ろであ り ま す。茨 城 県 内にお き ま しては 、 平 成 26年 中 の 刑法犯 認 知 件数は 3 万 502
件で、平成15年から12年間連続で減少し、治安情勢が改善している状況にあります。しか
し な が ら、つ く ば みらい 市 に おいて は 、 平成26年 中 に空き 巣 や 窃盗な ど 436件の 刑 法 犯 罪
が認知されており、前年より26件増加しております。このような中で、私は、犯罪を起こ
さない人づくりが非常に重要であると考えております。犯罪をなくすためには、取り締ま
りの強化や、処罰を厳しくすることも必要でありますが、しかし、それだけでは犯罪はな
くすことはできないと思います。そのために、市といたしましては、家庭や地域ぐるみで
の自主的な防犯活動を支援し、警察や関係機関と連携しながら、地域における防犯活動を
効果的に展開できるようにしていく必要があると考えます。また、市民が犯罪に遭わない
ための知識の普及に努めることや、防犯団体等の育成、さらに防犯体制を強化していくこ
とも必要であります。染谷議員ご提案の防犯カメラは、被害の未然防止や犯罪の速やかな
認知、被害者の保護など、迅速、的確な対応、犯罪捜査や客観的な立証などに極めて有効
であると考えております。また地域の目として、犯罪を許さない機運を醸成させる意味で
も、犯罪の発生しにくいまちづくりの一翼を担うものであり、防犯対策の強化に有効であ
ると考えます。しかし、防犯カメラ設置においては、留意しなければならない点もあるこ
とから、常総警察署等の関係機関と協議し、設置に向け前向きに検討しているところでご
ざいます。
最後になりますが、犯罪を未然に防ぐ防犯という考え方も重要でございますが、それに
も増して、犯罪を起こさせない、犯罪は悪いことであるという心を子供のときから育成し
ていくということが、私は重要であると思っております。そのために、家庭教育が私は一
番重要であると思っております。子供が友達の悪口を言ったりしたら注意をするのは当然
です。中には、自分の子供や孫のいる前で、人の悪口を言う大人がいます。それは、私は
大変いけないことであると思っています。まず大人が模範を示すことが必要であると私は
考えております。以上でございます。
○議長(直井誠巳君)
染谷礼子君。
○8番(染谷礼子君)
ありがとうございました。
市長のほうからのご見解を伺いました。私も、犯罪を起こさない人づくり、これは本当
に基本であるとは思います。防犯対策には、やはり総合的な対策、また人間づくりが大変
重要であるかと思いますけれども、現在の犯罪の状況は大変に理解しにくい多様化をして
いるという部分がございます。遭わないためのやっぱり対策も今後大変重要になると思い
ます。この防犯カメラも、各自治体で設置をされているところが大変多くなっております。
先ほど坂議員の中のLEDの質問もございましたが、財政的な面から、防犯カメラのリー
スなどもあるようです。また、取手市では、4月15日に、ボウガン傷害事件が起きました。
男性が、クロスボウの矢のようなもので足を撃たれけがをしました。この事件で、取手市
は防犯カメラを増設設置を決定しているそうです。市の防犯対策の強化には、行政の積極
的な取り組みと、市内の商店や民間事業所との協力、こういうことも大事ですので、防犯
カメラの設置の推進を、市内の商店または事業所などにも推進をしていただいて、犯罪を
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撲滅し、安心・安全なつくばみらい市を目指して積極的に取り組んでいただくことを要望
して、1問目の質問を終わりたいと思います。
2問目の質問で、高齢者の通院通所の交通費助成事業についてということで、2問目に
通告をしております。
今年度から、高齢者の通院通所交通費助成事業が改正をされました。合併前の旧伊奈町
時代に実施をされました路線バス運賃助成が、タクシー運賃の初乗り料金の助成に改正を
されたわけです。この事業が始まった旧伊奈町時代の十数年前には、路線バスも取手市、
つくば市、水海道市と、コースもバスの本数も、そして乗り継ぎのアクセスも大変充実を
しておりました。しかし、現在では、廃止される路線も大変増え、路線バスだけで通勤通
学、また生活をすることも大変難しいのが現状であります。年々路線バスは減少し、市内
全体を見ても、路線バスで生活できる地域は本当に限られてきております。このような現
状の中での通院通所の交通費助成は、路線バス廃止となった、路線バスが通っていない地
域の高齢者の方にとっては、通院通所にタクシー初乗り運賃助成の実施ということは、福
祉の公平性から考えても、大変評価をしているところでございます。しかし、路線バスで
十分通院通所が可能な地域もございます。関鉄バスの取手駅から守谷駅行きは、山王新田
から谷井田、山谷を通り、日中でも1時間に3本から4本が通っております。取手市の病
院や守谷市の病院への利用者が多いようです。そして、バスの運賃は谷井田または山王新
田からバスに乗りまして、取手駅、守谷駅まで片道約500円前後ですので、往復で約1,000
円 で あ り ます 。 今 ま での バ ス チ ケッ ト 助 成 が月 1,000円の 助 成 を して い た だ いて お り ま し
たので、通常の通院、月1回のお薬をもらいに行くための通所であれば、自己負担はほと
んどなかったわけでございます。しかし、タクシーを利用しますと、谷井田や山王新田か
ら取手や守谷まで、片道約2,500円前後かかります。往復で約5,000円になります。今度の
タクシー初乗り運賃助成は、片道740円ですので、往復で1,480円の助成がありますが、自
己 負 担 は 約3,500円 前後 と な る わけ で す 。 今ま で バ ス チケ ッ ト 助 成を 受 け て いた 方 は 、 約
130名 近 くい ら し たよう で す けれど も 、 その方 た ち が、タ ク シ ー助成 に 変 わった か ら と い
っ て 、 自 己負 担 約 3,500円 を 支 払っ て 、 タ クシ ー で 行 く方 は ほ と んど い な い ので は な い で
しょうか。もちろんタクシーは、玄関から玄関で、歩かないで済むといった利点もござい
ますが、やはり介護予防の観点からはバス停まで歩き、乗り継ぎ、自分のことは自分です
ることも大事ではないのでしょうか。何よりも通院通所の交通費助成であるわけですから、
タクシーを使っても、バスを使っても、一緒ではないのでしょうか。そうであるならば、
公平な支援が必要です。路線バスが十分に通っている地域については、もう一度復活し、
バスチケット助成も併せて実施をし、公平な福祉サービスをしてはどうかと思うのであり
ます。改正をしてまだ2カ月ほどではございますが、バスチケットを利用された方々から
は、早速大変残念だという声が多くあります。そこで、市の現在の考えをお伺いいたしま
す。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
染谷議員の質問にお答えいたします。
高齢者通院通所交通費助成事業のタクシー料金助成は、今年度から始まったものです。
75歳以上のひとり暮らし、高齢者で住民税非課税の方及び75歳以上の高齢者のみの世帯で、
住民税非課税世帯の方を対象に医療機関等への通院通所の往復に要するタクシー料金の助
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成を行い、高齢者福祉の増進を図るというものでございます。タクシー料金の助成方法で
すが、対象者に福祉タクシー利用券を交付し、タクシーをおりる際に、この利用券1枚を
添え乗車料金の全額から初乗り運賃相当額を差し引いた金額を支払うもので、初乗り運賃
相当額を世帯で年間24回を限度として助成するものです。昨年度までの高齢者通院通所交
通 助 成 事 業 で は 、 75歳 以 上 の 方 を 対 象 に 、 医 療 機 関 等 へ の 往 復 に 要 す る バ ス 料 金 を 1 月
1,000円を限度に年間1万2,000円助成しておりました。しかし、バス路線が通っていない
地区にお住まいの方から、バスの通っている地区に住んでいる者のみが助成を受けられる
のは不公平ではないかという意見が毎年寄せられていたことから、市内のどこにお住まい
の方にも、公平に助成が受けられるようにとの検討をした結果、バス料金の助成を廃止し、
今年度から新たにタクシー料金の助成を始めたものであります。また、昨年度までは、世
帯状況や課税状況によらず助成をしておりましたが、福祉政策を見直し、交通弱者を救済
するという観点から、高齢者のみの世帯とし、所得制限を設けた次第であります。
染谷議員からご提案のありましたバス料金とタクシー料金のいわゆる選択制についてで
ございますが、バス路線のない地区にお住まいの方には、その選択の余地がなく、不公平
感を残すことになります。そのため、選択制については、まだ今年度より始めた事業でも
ありますので、当面の間、この事業を継続させていただきたいと考えております。ご理解
のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。詳細につきましては、保健福祉部長が
説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
○議長(直井誠巳君)
保健福祉部長斉藤
〔保健福祉部長
○保健福祉部長(斉藤
一君)
一君。
斉藤
一君
登壇〕
染谷議員のご質問にお答えします。
初めに昨年度までのバス料金助成の利用状況について、ご説明をいたします。過去3年
間 の 利 用 数で ご ざ い ます が 、 平 成24年 度 は 132人 、 平 成 25年 度 は 127人 、 平 成 26年 度 は 114
人の利用となっておりまして、利用者数は年々減少傾向にございました。利用者の住所で
ございますが、伊奈地区の利用者は谷井田が50人、続いて伊奈東が14人とこの2地区で、
64人となり、利用者全体の過半数を占めており、次に多い山王新田、板橋、狸穴のそれぞ
れ9人を合わせると、91人となり、この5地区で全体の80%を占めております。谷和原地
区の利用者ですが、絹の台で5人、福岡で2人、細代で1人の合計8人で、利用者全体の
7%と、伊奈地区と比べかなり少ない状況となっております。今年度からのタクシー料金
助成の状況ですが、5月末現在での申請者数は32人と、昨年度に比べ減少しております。
これは、昨年度までは、75歳以上の方であれば、世帯の構成状況や課税状況によらずどな
たでもバス料金の助成を受けられたのですが、今年度からの助成では、75歳以上のひとり
暮らし高齢者及び高齢者のみの世帯で非課税世帯に属する方が対象となったことで、対象
者が絞られたため、減少したものと思われます。ちなみに32人のうち、昨年度から引き続
き申請のあった方が26人、今年度から申請した方が6人であることから、新たに助成を受
けることができた方は、申請者の約19%となっております。また昨年度は、利用者がいな
かった青木と東楢戸からそれぞれ1人ではございますが、申請がございました。今後は申
請者が増加するような制度周知のPRを図る所存でございます。
市長の答弁にもございましたように、市内のどこにお住まいの方にも公平に助成が受け
られるようにと、バス券助成を廃止し、今年度からタクシー料金の助成を始めたものであ
りますので、現段階では、今後もこの制度を継続していきたいと考えております。以上で
- 50 -
ございます。
○議長(直井誠巳君)
染谷礼子君。
○8番(染谷礼子君)
ありがとうございました。
バスチケット助成の利用状況、また新年度から始まりましたタクシーの初乗り助成の利
用状況も詳しくいただきました。せっかくやった事業でありますので、利用者が多くなら
なければ、私は意味がないと思います。どうもこの事業に対して、私が納得いかない部分
は、75歳以上の対象ということは変わらないんですけれども、今回のタクシー、初乗りチ
ケットの助成につきましては、規定を締めつけたというか、75歳以上のひとり暮らしの方
で非課税世帯ということなんです。これでいて利用者を増やしていく、せっかくやった事
業ですから、増えていかなかったら意味がありません。特に福祉事業の改正については、
充実をして、利用者が増えていくということが一番理想であります。しかし、縛りを厳し
くして、実施をするということですと、これは増えていくことも大変厳しいわけですから、
私はこの事業に関しましては、充実をさせて、より皆さんに利用していただこうという方
向性ではないように思えます。であるならば、いっそのことこの助成事業はやめて、すべ
てデマンドタクシー、乗合タクシーを活用すべきではないかと思います。これは、通告し
ておりませんので、意見として言わせていただきますが、このデマンドタクシーの利用に
ついては、市民の方からも大変多くの声があります。そこで、午前中鐘ケ江議員のほうか
らも、まち・ひと・しごと創生法についての質問がございました。その中の総合戦略の中
で、公共交通網のお話がございましたけれども、私はデマンドタクシーに多額のお金をか
けて実施しているんですから、これを通院通所に関しては、市外に出す形を推進する、こ
れも広域で近隣自治体と連携して、今後ぜひとも進めていって、この通院通所の交通費の
助成事業は、バスかタクシーかということではなくて、いっそデマンドタクシーですべて
運営できるような形を今後取り入れていただきたいように思います。でなければ、無駄な
事業になってしまいますので、私はこの最後に、デマンド乗合タクシーの市外乗り入れを
強く要望いたしまして、質問を終わりたいと思います。このことについて、市長、特に答
弁、ございませんか。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
染谷議員の質問にお答えいたします。
先ほど鐘ケ江議員の質問もありましたけれども、近隣の自治体と結んでいくということ
は、非常に私はいいことだと思っています。例えば、まだまだ取手市と守谷市とも常総市
とも話はしていないからあれなんですけれども、例えば、私どものデマンドにしても、コ
ミュニティバスにしても、あるところに行くと、そこから先は取手の公共システムを利用
する、守谷のバスを利用するとか、そういうことは、やはりこれからは近隣の自治体が一
緒になってやっていくということは、必要だと思っています。というのは、やっぱり今、
県南市長会は、一つになろうといういろいろなことで勉強会をやっておりますから、そう
いう意味では、公共的なものは、一緒に運営できるということは、非常にいいことなので、
私自身としても、それは検討していきたいと思うし、ある程度まとまれば、近隣の市町村
長さんにはお話したいなというふうに思っていますので、先ほどの鐘ケ江議員の質問と、
染谷議員の質問でございますが、どちらかというと、私もいい方向性だなというふうに思
っていますので、役所の中でしっかりと検討して、勉強していきたいというふうに思って
- 51 -
いますので、ありがとうございます。
○議長(直井誠巳君)
染谷礼子君。
○8番(染谷礼子君)
ありがとうございます。ちなみに、私たちも近隣の自治体の議員
との交流もございまして、これは近隣市町村もどこもやはりこの問題については、同じよ
うな希望がある声も聞いております。特に守谷市なんかの声の中には、そういう声もござ
いますので、ぜひ今後積極的に進めていただきますことを要望いたしまして、本日の質問
をすべて終わります。ありがとうございました。
散会の宣告
○議長(直井誠巳君)
以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。
次回は、6月8日午前10時から本会議を開き、一般質問、議案に対する質疑等を行いま
す。
本日はこれにて散会します。ご苦労さまでした。
午後2時44分散会
- 52 -
第 3 号
〔 6月8日 〕
平成27年第2回
つくばみらい市議会定例会会議録
平成27年6月8日
第3号
午前10時00分開議
1.出席議員
1番
文

靖
君
10番
古
舘
千恵子
君
2番
鐘ケ江
礼生奈
君
11番
直
井
誠
巳
君
3番
小田川
浩
君
12番
横
張
光
男
君
4番
直
井
高
宏
君
13番
松
本
和
男
君
5番
中
島
清
和
君
14番
古
川
よし枝
君
6番
坂
洋
君
15番
海老原
弘
君
7番
高
木
寛
房
君
16番
今
川
明
君
8番
染
谷
礼
子
君
17番
豊
島
葵
君
9番
中
山
栄
一
君
18番
川
上
子
君
な
し
英
文
1.欠席議員
1.地方自治法第121条の規定により案件説明のため出席を求めた者
市
長
片
庭
正
雄
君
副
市
長
小
野
一
浩
君
教
育
長
石
塚
眞
典
君
長
石
神
栄
君
長
木
村
明
夫
君
和
広
君
一
君
己
君
市
長
総
公
務
室
部
市
民
経
済
部
長
中
山
保
健
福
祉
部
長
斉
藤
都
市
建
設
部
長
間根山
長
井
波
進
君
者
奈
幡
優
君
長
飯
泉
勝
宏
君
みらいまちづくり課長
斉
藤
孝
次
君
参
長
吉
田
弘
之
君
長
中
島
強
君
教
育
会
政
計
策
事
財
部
管
秘
兼
政
理
書
総
務
課
課
課
知
安
心
安
全
課
長
須加尾
博
司
君
産
業
経
済
課
長
谷
口
雅
之
君
生
活
環
境
課
長
中
村
渉
君
市
民
窓
口
課
長
小
菅
美智子
君
社
会
福
祉
課
長
豊
嶋
千恵子
君
学
校
教
育
課
長
菊
地
龍
夫
君
生
涯
学
習
課
長
木
川
眞
君
- 53 -
農 業 委 員 会 事 務 局 長
永
野
鉄
雄
君
伸
次
君
竜
也
君
1.職務のため出席した者の氏名
参 事 兼 議 会 事 務 局 長
森
書
嶋
記
田
1.議事日程
議
事
日
程
第
3
号
平成27年6月8日(月曜日)
午前10時00分開議
日程第1
一般質問
日程第2
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)
承認第2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)
承認第3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)
承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)
承認第5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)
承認第6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)
承認第7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
日程第3
議案第46号及び議案第47号について各委員会付託
1.本日の会議に付した事件
日程第1
一般質問
日程第2
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)
承認第2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)
承認第3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)
承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)
承認第5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)
承認第6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)
承認第7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
日程第3
議案第46号及び議案第47号について各委員会付託
追加日程第1
議案第49号
財産の取得について
議案第50号
財産の取得について
議案第51号
工事請負契約の締結について
議案第52号
工事請負契約の締結について
- 54 -
議案第53号
財産の取得について
午前10時00分開議
開議の宣告
○議長(直井誠巳君)
おはようございます。会議に入る前に皆さん方にお願いがござい
ます。携帯電話をお持ちの方は、電源を切るか、マナーモードに切り替えますようお願い
申し上げます。
傍聴される方にお願い申し上げます。傍聴人の守るべき事項を遵守し、静かに傍聴なさ
れますようお願い申し上げます。また、写真撮影、録音等禁止されておりますので、守る
ようにお願いを申し上げます。
また、当市議会では、小中学校の児童生徒に対し計画的に議会の本会議を傍聴していた
だくため、市教育委員会並びに各学校の協力のもと、事業を展開しております。本日も、
小張小学校29名の生徒が傍聴に来ております。また後、谷井田小学校の54人の生徒も来る
予定でございます。本会議中に途中で入退室をすることがありますので、皆さんのご理解、
ご協力をお願いいたします。
ただいまの出席議員は18名です。全員出席でございます。
定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
本日の会議の書記に議会事務局長、事務局職員。議案説明のため市長、副市長、教育長、
市長公室長、各部長、会計管理者、各関係課長及び局長が出席でございます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
一般質問
○議長(直井誠巳君)
日程第1、一般質問を行います。
順次、発言を許します。
16番今川英明君。
〔16番
○16番(今川英明君)
今川英明君
登壇〕
3点ほど通告をしてありますので、よろしくお願いしたいと思
います。
まず、1点目でありますけれども、景気回復に向けた取り組みについてということで質
問をしてございます。
この件に関しましては、国が、日銀ですけれども、景気回復がだんだんよくなっている
ということでありますけれども、当市におきましては、農業、商業、工業、いろいろ大変
な部分が出てきているわけであります。その中でも、特に農業、商業については大変な状
況にあるわけであります。
農 業 は 、昨 年 は 米 が1 俵 9,000円 と い う こと で 、 生 産価 格 に と ても 追 い つ かな い と い っ
た状況があるわけであります。大きい農家ほどダメージが大きくて、これから先どうやっ
たらいいんだというのが現状であろうと思います。
商業も、今年度はプレミアム商品券が発行されまして、一時的にはカンフル剤になるの
ではないかなと思うわけでありますけれども、個人の商業経営者は大変な今状況にあるわ
- 55 -
けです。大店舗法が改正されまして大きい店がどんどん来ているわけですから、とてもか
なわないという環境であるわけです。
そういった中で、市は、農業、工業、商業に関してどんなこれから進めていく方策を持
っているのか、お伺いをしたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
おはようございます。小張小学校の6年1組の皆さん、ようこそ
いらっしゃいました。どうぞ時間のある限りごらんいただきたいと思います。
今川議員の質問にお答えをいたします。
景気回復の状況についてでございますが、内閣府における5月27日発表の月例報告にお
いては、景気は緩やかな回復基調が続いているとし、先行きについても、雇用、所得環境
の改善傾向が続くとの判断を示しております。一方、茨城県の状況につきましては、財務
省水戸財務事務所によると、4月分経済情勢報告において、個人消費は持ち直しつつあり、
生産活動は回復の動きが続き、雇用情勢も緩やかに改善しつつあることから、持ち直しの
動きが続いていると総括しているところでございます。
つくばみらい市における状況につきましては、市内事業者における求人数の増加傾向が
続いていること、そして法人市民税の増収などの状況から、私も、景気は、緩やかにでは
ありますが、回復の傾向にあるのではないかと感じているところでございます。しかしな
がら、市民の皆さんにおかれましては、まだまだ景気の回復の実感を十分に持てないと思
われる方が多いということも認識しているところでございます。
農業の状況におきましても、当市は、とりわけ水田農業を中心とする農家が占める割合
が多く、近年の米価の下落傾向により、稲作の収益性が悪化し、多くの農家の皆様が農業
経営に厳しさを感じているものと考えております。
特に、平成26年産米の価格下落に対しましては、国の収入減少影響緩和対策、いわゆる
ナラシ対策と呼ばれる制度が発動され、実際の収入額と過去5年間の標準的収入額との差
額の90%が補填される予定となっております。
いずれにいたしましても、景気の継続的な回復につきましては、決して楽観できるもの
ではないと思われます。国においても、さまざまな景気回復のための政策が講じられてい
ることから、つくばみらい市といたしましても、国及び県の動向を注視しながら、市内の
農業、商工業の活性化に努めてまいりたいと考えております。
○議長(直井誠巳君)
市民経済部長中山和広君。
〔市民経済部長
○市民経済部長(中山和広君)
中山和広君
登壇〕
今川議員のご質問にお答えいたします。
当市の産業振興への取り組みとしましては、基幹産業の農業におきましては、人・農地
プランに基づき、担い手の育成確保を図り、農地の利用集積を推進するなど、農業を成長
産業化する施策を充実させてまいります。
担い手育成の取り組みとしましては、新規就農者がひとり立ちするまで助成を行う青年
就農給付金事業により、現在7名の新規就農者に補助金を交付しております。平成26年度
には、平成27年度分の前倒し給付も実施しております。
農地集積につきましては、茨城県が設置する農地中間管理機構を通じた担い手などへの
農地の利用集積を推進しており、当市は県内でも大きな実績を上げている地域となってお
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ります。
この事業においては、機構を通じて利用権設定を行った場合、農地の出し手側への支援
として、経営転換協力金、耕作者の集積協力金などの協力金の交付があります。また、農
地を集積した地域に対し、集積された割合に応じた地域集積協力金の交付もございます。
機械、設備への投資につきましては、大規模化を目指す農家や法人等への支援としまして、
市の独自予算による農業機械・施設整備事業費補助金事業を実施しております。
農地の集積を行っていく際、農業用機械や施設の導入に対し、集積目標に応じて購入費
用の10%から30%の補助金を交付する事業となっており、平成26年度は3経営体が利用い
たしました。農業経営の規模拡大によりまして、農地利用の効率化及び高度化等の促進を
図り、農業の生産性の向上に資することができるものと考えております。
米価下落の大きな要因であります主食用米の過剰作付を解消するための生産調整の施策
といたしましては、水田に麦、大豆、あるいは家畜のえさになる飼料用米などの戦略作物
を作付し転作を達成した農業者に対し、市独自の補助金を交付しております。その交付単
価は10アール当たり2万円、さらに、出荷用野菜の取り組みを行えば10アール当たり1万
3,000円 の 上 乗 せ を 行 っ て お り ま す 。 平 成 26年 度 に お い て は 、 690の 農 家 に 対 し 8,430万
2,000円を交付いたしました。
また、地域産業の活性化を目的に、市内農産物を活用しました加工品を認証するみらい
プレミアム事業を推進しているところでございます。現在、29品目の特産品を認証してお
りますが、今年度も、みらいプレミアム等開発育成支援事業により、新たな特産品の開発
及びPRを支援してまいります。
当市では、つくばエクスプレス沿線開発に伴い人口が増加しており、消費者が身近にい
るというメリットがございますので、新鮮で味のよい安全な農産物を販売することができ
るよう、JA茨城みなみなどとも連携して研究してまいりたいと考えております。
商工業につきましては、活性化の一つの施策といたしまして、市内の中小企業者の経営
の安定と基盤強化を目的に、市が商工会と連携して融資あっせんする自治金融及び振興金
融 制 度 を 実施 し て お りま す 。 平 成26年 度 は 、73事 業 者 に対 し 3 億 8,880万 円 の融 資 を あ っ
せんいたしました。さらに、新たな創業に必要な知識を体系的に学ぶことができる創業支
援のためのセミナーが商工会の主催により予定されております。市といたしましても、セ
ミナーを受講した方が創業につながるよう、国の制度を活用した支援策を検討してまいり
ます。
また、先週の金曜日、坂議員のご質問にお答えしましたが、市内における消費喚起を図
ることを目的としましたつくばみらい市プレミアム付き商品券発行事業も、商工業の活性
化に効果があるものと考えております。
以上でございますが、今後も、市内の農業、商工業が活性化していけるようなさまざま
な取り組みを関係機関と連携して進めてまいりたいと考えております。
○議長(直井誠巳君)
○16番(今川英明君)
今川英明君。
今、市長、部長から答弁あったわけでありますけれども、私が
思うのに、従来の事業を踏襲しているという部分が大体主なんですよね。私が言いたいの
は、市長も緩やかな景気回復状況ということで、工業も商業もそれなりに上昇機運にある
ということでありますけれども、私が見た範囲では、そうじゃないんですよね。閉めよう
かどうかという人も結構いるんですよ。そういう人たちのために、やはりつくばみらい市
- 57 -
独自の施策、例えば小美玉市は空の駅ということで空港を利用したそういった事業を起こ
しています。それから常総市も、今後圏央道が開通しますけれども、そのインター周辺に
そういった地域おこしといった事業を展開するということも伺っております。
つくばみらい市は環境が非常にいいんですよね、東京にも近いし。ですから、つくばみ
らい市独自の事業を展開すれば、十分集客も見込めるし、そういったことで地域は発展す
るという思いがあるわけでありますけれども、市長が挙げている市のスローガンである、
活力とうるおいに満ちたやすらぎのあるまちということで、非常にいい文句でありますけ
れども、具体的な施策を言いますと、ほとんどつくばみらい市独自の施策はないというこ
とで、国からの施策とか、さっきの就農者にはそういったお金もやりながら就農してもら
うという部分も国の施策ですから、つくばみらい市独自の施策ではないわけですよね。例
えば自主金融なんかもそうです。
そういったことで、みらいプレミアムですか、29品目つくってこれからも増やしていき
たいという思いがあるわけでありますけれども、例えば29品目をしても、それなりのバッ
クアップ、品目をつくるにはいろいろお金がかかるわけですよ。特色のある部分に関して
はお金もかかるわけですよ。そういった事業を起こすときに、相談に来ても、こういった
事業は対象にならないとか、そういったことでなかなか前へ進まないのが現状なんですよ
ね。
確かに農協の直売所は繁盛しています。ですから、そういった方向で、もう一つぐらい、
例えばワープステーションとか、きらくやま、あの辺も特例債事業で道路が立派になりま
すから、そういった部分も含めて、全体の地域おこしをやっていかなければ、つくばみら
い市は名前のとおりの市にならないと思うわけであります。
そういったことで、この地域振興策、具体的に例えば今後10周年記念事業では、いろい
ろ事業方針あるわけです。ひと・まち・しごとの創生に向けた本市の新しい魅力づくりに
つながる事業ということであります。それから人と人、地域と地域のコミュニケーション
の形成と連帯意識づくりにつながる事業ということでうたっています。それから、本市の
魅力を市内外に広く発信し、イメージアップにつながる事業ということで、10周年の記念
事業でこういうことをやりたいという方針はあるわけですね。ですけども、具体的にこれ
をやればこんなふうになりますよといったことがないわけですよ。
これはそういった会議の中でいろいろ有識者の発言の中で取り上げてやる方向であるん
でしょうけれども、やっぱり事業を進めるのには、執行部の皆さんの発想が一番大事だと
思うんですよね。それにつながる地域を、各方面を視察したり、そしていろいろな知識を
得ながら検討して進んでいくといったことが必要ではないかと思います。そういった点、
今後どんなふうに考えておられるのか、もう1回ご答弁をお願いします。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
今川議員の質問にお答えいたします。
国では、地方の経済を活性化し、雇用の創出、賃金の引き上げへとつなげる経済の好循
環を生み出すために、去年の平成26年12月27日に地方の好循環拡大に向けた緊急経済対策
を定めております。これを受けて、つくばみらい市においても、まち・ひと・しごと創生
にかかわる総合戦略の作業を今進めておるところでございます。今後とも、さまざまな施
策を検討してまいりたいと考えております。
- 58 -
○議長(直井誠巳君)
○16番(今川英明君)
今川英明君。
今の市長の答弁にありましたように、玉虫色の話は結構でしょ
うけれども、具体的に、市民が、なるほど、こういうことができたんだといった方向の事
業をこれから展開していただいて、そして地域の発展につなげていただきたいと思います。
この件につきましては以上にしたいと思います。
2点目の学校問題についてということで通告をしてございます。
この件につきましては、先ほど小田川議員も説明されましたけれども、学校指導、いわ
ゆる学校にいろいろな問題があった場合には、先生方あるいは関係者が平常な通常の授業
ができるように努力するのが必要ではないかと思います。
それから、遠距離通学につきましては、今、一部地域はコミュニティバス、あるいはバ
スを利用した通学の便宜を図っておりますけれども、そうでない地域がいっぱいあります。
そういった件についてどんなお考えをお持ちかをお答え願いたいと思います。
それから、学区編成については、つくばみらい市になりましても、旧来の伊奈地区、谷
和原地区のそのままの学区編成ということで学区があるわけでありますけれども、中には、
学区内でもその学校のほうが近いといったこともあろうかと思います。そういったときに、
伝統がありますから、昔から行っているという学校という話もあるでしょうけれども、教
育長としてはどんなお考えをお持ちかお伺いしたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
今川議員のご質問にお答えいたします。
学校における児童生徒に対する指導ということですが、現在、市内のどの学校も、問題
なく普通に授業が行われております。現状では、どの学校も学習規律や生活規律について
油断することなく日々指導しています。もし児童生徒同士のトラブルや問題行動が生じた
場合は、その都度対応することにしていますが、その対応や解決のためには、教師からの
一方的な指導だけでなく、保護者の協力が不可欠であります。
また、特に傷害事件につながるような問題行動に対しては、警察との協力を得ながら毅
然とした態度で指導に当たることとしています。学校や教育委員会も、常日ごろから常総
警察署の生活安全課や刑事課に足を運び、協力を仰ぎながら指導に当たっています。
特に警察との連携については、つくばみらい市学校警察連絡協議会、略して学警連と呼
んでおります。この構成メンバーとしては、警察署長、生活安全課長、それから教育相談
員、青少年相談員、民生委員等の地域の方々、そして各校の校長、生徒指導主事ですが、
この学警連は年2回実施しております。
この会議では、第一に情報の共有を目的としており、警察関係者からは、管内における
犯罪、事故の情報をいただき、注意すべき点などの研究を行っています。また、学校側か
らは、児童生徒の情報を提供し、警察においても注意して警らに当たっていただいていま
す。
さらに、児童生徒の健全育成に関する警察と学校との連絡制度に係る協定、ちょっと長
い協定ですが、この協定を平成25年に締結して、組織的な連携がより強化されております。
この協定では、深刻な暴力行為、集団暴力、そして恐喝に発展するおそれのあるいじめ等、
学校教育のみでは対応できない事案もあり、個別の児童生徒の指導も連携することで早期
解決を図るものとしております。
- 59 -
生徒指導は、問題が起きたときに対応するだけでなく、わかる授業を工夫したり、自己
実現ができる楽しい学校行事を企画するなど、学校の教育活動全体を通じて個性の伸長を
図りながら、社会的資質や行動力を高めることを目指しています。
生徒指導の目的は、一口でいえば、児童生徒の中に自己指導の力を育てることです。こ
の自己指導の力とは、児童生徒自らが、そのときその場でどのような行動が適切か自分で
考えて、決めて、実行する能力を言います。どのような行動が適切か、その適切性の判断
の基準は、他の人の主体性の尊重、そして自己実現です。具体的にいえば、ほかの人のた
めにもなり、そして自分のためにもなるという、そういう行動を自分で考えて実行する力
です。
そういった力は、一人一人が大事にされ、一人一人がたった一人の存在として認めても
らえる毎日の学校生活の中で育ちます。いじめのない、楽しい、明日が楽しみな学校づく
りのために、今、学校では、全職員一丸となって懸命に取り組んでいます。状況について
は以上です。
続いて、今川議員のご質問の遠距離通学と学区編成についてですが、今川議員が言われ
たとおり、谷井田小、小張小、並びに板橋小では、遠距離通学ということから、民間の路
線バスを利用して通学している児童がおります。平成26年度は17名の児童がおりました。
また、各学校とも、数名ではありますが、ほぼ毎日保護者が児童を車で迎えに来ている
状況もあります。迎えに来る理由としては、通学距離が遠いからとの方もおりますが、遠
いからというよりは、通学路において交通事故や不審者などが心配だからという方もおり
ます。
文部科学省では、通学距離については、以前にも申し上げましたが、小学校は4キロ以
下、中学校は6キロ以下が適切な距離であるとしています。当市においては、学区の区域
から見ると、一部この4キロを超える地域があります。しかしながら、そこから通学する
児童はおりません。
保護者が車で送迎しているといって、それが学区の編成に問題があるとは、今のところ
は考えておりません。保護者の方がお子さんを思って送迎しているものと考えております。
ただし、送迎の際、交通事故など起こさぬように、PTA総会など保護者が集まる機会に
注意喚起してまいりたいと考えております。
なお、今後の学区の見直しについては、義務教育施設の適正配置が決まった段階で、そ
の配置に即したものにするよう学区審議会において検討いただく予定でおります。
○議長(直井誠巳君)
○16番(今川英明君)
今川英明君。
今、教育長から答弁あったわけでありますけれども、まさにそ
ういったことでいけば、何の問題もなく、そしてすばらしい教育ができるということであ
ります。
しかし、うわさを聞いたところによりますと、結構乱れている学校もあるということで
あります。そして、その状況はなかなか表沙汰にならないといったことが多いようであり
ます。
何年か前、これは非常に乱れていたので表面に出たわけでありますけれども、伊奈東中
学校におきまして、授業にならないような環境がありました。私もちょっと見に行って、
体育館なんか鍵締めて授業をやっているんですね。どうしたんですかと言ったら、鍵締め
ないとほかの生徒が乱入してとても授業にならないんですと、そういうことを言われてい
- 60 -
る先生もいたんですよね。そういったひどい環境になる前に、やはり今、教育長がおっし
ゃいましたように、適切な指導によって早目にそういったことがないようにするというこ
とが肝要ではないかと思います。
保護者の協力とか警察の指導とか、もちろん大事でありますけれども、学校の先生方も、
ちょっと変だなということがあれば、早目にみんなで対応するといったことが重要ではな
いかと思います。今日は小張小学校の皆さん来ていますけれども、やっぱりいじめは、そ
のときはいじめじゃないような話でなっていますけれども、本人はすごくショックなんで
すよね。そういったことが重なると、自殺とか非常に悪い方向に行くわけです。それを大
人がもちろん管理はしなくちゃならないわけでありますけれども、今、教育長がそういう
指導の中に、教育の中に取り入れているということでありますので安心しているわけであ
りますけれども、もし何か起きたら、隠すことなく、全部こういう状況だということを出
して、みんなで考えて、そしてみんなで事前にいい方向に向けるといったことが大事では
ないかなと思います。
小張小学校の皆さんにもお願いしたいんですけれども、友達同士仲よくするのは大いに
結構ですし、親友をつくるのも結構です。ですけれども、何か気にさわるような言葉を言
えば、自分は言ったつもりじゃなくても、受けた人は、そういったことで非常に、ひきこ
もりとか、学校に来るのが嫌だといったこともあるかもしれませんから、気をつけていた
だきたいと思います。
この件につきましては、非常に奥が深くて難しい問題でありますので、何か起きた場合
は、隠すんじゃなくて皆さんにお知らせしながら、何回も言うようですけれども、お知ら
せしながら、そして事前に大事が起きないような方策が必要ではないかと思いますので、
その辺を要望としてお願いしまして、この件はこの程度にとどめたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
今、今川議員のおっしゃったことについて補足したいんですが、
今、議員のおっしゃるような事態、いわゆる問題行動に対することですが、今のところと
いう言い方はおかしいですが、先ほど申し上げましたように、問題なく普通に授業が行わ
れているという状況であります。
また、学校は、どこの学校もそうですが、開示ということについてはいつでも学校を開
いていく、私いつも校長たちにはそう話しておりますので、いつでも結構ですので、議員
の先生方にも学校を訪問してご支援、応援のほうをお願いできればと思います。学校はい
つでも常に開いております。そして、皆様方の訪問を待っております。よろしくお願いし
ます。
○議長(直井誠巳君)
○16番(今川英明君)
今川英明君。
それでは、次の質問に移りたいと思います。ごみ問題について
ということで通告をしてあります。
この件につきまして、まず最初に、資源ごみの盗難について、どんなふうな認識を持た
れているのかご答弁をお願いします。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
今川議員の質問にお答えいたします。
- 61 -
まず、資源ごみの盗難、いわゆる持ち去りについてお答えをいたします。
ご存じのとおり、現在、家庭ごみの分別は、可燃ごみ、不燃ごみといったごみと、空き
缶、古紙といった資源物に大別されます。家庭ごみの中でも、資源物は家庭ごみの収集か
ら生まれる貴重な財源の一つになっておりますので、適正に処理が行われるべきと考えて
おります。
昨年度、資源物の持ち去りに関する市民の皆様からの通報は8件ございまして、その内
容は、空き缶の収集日に集積所から無断で持ち去り行為が行われるという事例が多いよう
でございます。
市といたしましては、通報いただきますと、職員によるパトロールを行っておりますが、
持ち去り行為は後を絶たず、苦慮しているところでございます。
今後、常総広域圏内の自治体などとの連携をとりながら、無断での持ち去り行為者に対
して注意を行い、警告看板の設置などの対応も行ってまいります。市民の皆様が目撃した
場合は、市役所のほうへご連絡をいただきますようお願いいたします。
詳細につきましては、担当部長より答弁させます。
○議長(直井誠巳君)
市民経済部長中山和広君。
〔市民経済部長
○市民経済部長(中山和広君)
中山和広君
登壇〕
今川議員のご質問にお答えいたします。
資源物の持ち去りについてでございますが、まず、本市の資源物の概況についてご説明
させていただきます。
本市を含む取手市、守谷市、常総市の4市から排出されたごみのほとんどは、常総地方
広域市町村圏事務組合が管理運営する常総環境センターへ搬入されますが、平成26年度に
常 総 広 域 圏の 4 市 か ら常 総 環 境 セン タ ー に 搬入 さ れ た 資源 物 の 総 搬入 量 は 約 5,650ト ン ご
ざ い ま して、 前 年 度と比 べ ま すと約 196ト ン減 少 し ており 、 約 3%の 減 少 となっ て お り ま
す。
そ の うち、 本 市 分だけ の 平 成 26年 度 の 資源物 搬 入 量は約 909ト ンご ざ い まして 、 前 年 度
と比べますと約21トン減少しており、約2%の減少となっております。さらに、資源物の
中 で も 空き缶 だ け の搬入 量 に ついて 申 し 上げま す と 、約121ト ン でご ざ い まして 、 約 18ト
ン減少し、約13%の減少となっております。
資源物の量は、本市だけではなく近隣3市においてもそれぞれ減少しており、また、持
ち去りの対象となっている空き缶だけではなく、ペットボトルやプラスチック製容器包装
についても同様に減少しているため、空き缶の減少が全て持ち去り行為によるものとは言
い切れず、持ち去りによる被害状況の把握ができていないのが現状でございます。
市といたしましては、つくばみらい市廃棄物の適正処理及び再利用に関する条例にて、
廃棄された資源物は有価物であり、所有権は市に帰属するとし、許可なく集積所から運搬
することを禁じております。また、持ち去り行為は周辺地域の方々も不安を覚えるかと思
いますので、市長からも答弁申し上げましたとおり、集積所のパトロールを行い、無断で
持ち去り行為を行う者への注意や警告看板の設置により、不適切な行為を抑制してまいり
たいと考えております。
○議長(直井誠巳君)
○16番(今川英明君)
今川英明君。
今、市長、部長から答弁をいただいたわけでありますけれども、
5種9分別のうち、空き缶と新聞紙、それから雑誌とか段ボール類が主なお金になる資源
- 62 -
物だと思うんですけれども、今、持ち去りと言いましたけれども、持ち去りじゃないんで
すね。盗難なんです。盗まれちゃうんですよね。その業者は、何曜日に何時から資源物回
収という看板ありますから、皆さんその前に出すわけですよね。その時間を見計らって、
その前に全部新聞紙とか空き缶とか持っていっちゃうんですよね。非常に悪質なんですよ、
計画的ですから。
ですから、今言ったように、看板立てて、それなりにパトロールすればという話ですけ
れども、そんな生半可なものではなくならないわけですよね。市の大切な財源ですから、
例えば警察にパトロール頼むとか、あるいは持ち去った車があればナンバーを地域の方に
控えてもらってそれに対応すると、そういった突っ込んだ部分でいかないと、これはなく
なりませんよ。大切な資源ですから、お金ですから、そういった方向でお願いしたいと思
います。
それから、次の同じごみ問題について、生ごみの減量化の現状と今後の対応策というこ
とで通告してありますけれども、生ごみも減れば、当然常総広域に持っていく量も減るわ
けですから、市の負担も少なくて済むという状況があるわけであります。
特に生ごみは、エコクリーン常総がやっていまして、つくばみらい市もそれなりにお世
話 に な っ てい る と い うこ と で あ りま す け れ ども 、 守 谷 市は 3,000世帯 も や っ てい る ん で す
よね。うちのほうは、それと比べるとかなり少ないわけです。戸数も少ないですけれども。
ですから、この辺をもうちょっと進めて、そして生ごみに関しては、最終的には堆肥化し
たものを出した人に還元するといった方向までできているわけですから、そういった方向
での指導をお願いしたり、今後どんなふうにこの減量化に関して考えているのかご答弁を
お願いします。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
今川議員の質問にお答えいたします。
生ごみの減量化についてですが、常総地方広域市町村圏事務組合が事業の主体となり、
生ごみ堆肥化事業を行っております。生ごみ堆肥化事業とは、市が行っております集積所
からのごみ収集とは別に行われている事業でございまして、この事業への参加を希望する
世帯を対象に、生ごみだけを戸別に収集する取り組みでございます。
事業に参加するには、おおむね30世帯以上のまとまった地域や自治会で参加を希望して
いただければ、生ごみの戸別収集の対象地域とさせていただいております。
現在、つくばみらい市の事業への参加状況でございますが、平成26年度末現在で、既に
671世帯、八つの地域の方々に参加をいただいております。
市といたしましても、ごみの減量化とリサイクルの推進のため、この生ごみ堆肥化事業
をさらに推進してまいりたいと考えております。
そこで、本年4月以降の新たな取り組みといたしまして、19カ所の行政区や班の代表者
の方々を通じて事業の内容を説明させていただいたところ、新規での申し込みをいただい
た地域や事業への参加を前向きに検討いただいている地域もございます。今後も引き続き
市民の皆様への周知を図り、事業への積極的な参加を呼びかけてまいります。
詳細につきましては、担当部長より答弁いたします。
○議長(直井誠巳君)
市民経済部長中山和広君。
〔市民経済部長
中山和広君
- 63 -
登壇〕
○市民経済部長(中山和広君)
今川議員のご質問にお答えします。
生ごみ堆肥化事業については、議員もご承知でございますが、平成20年度より家庭ごみ
の減量を図る目的で開始されております。事業参加の申し込み窓口は生活環境課となって
おり、事業の主体である常総地方広域市町村圏事務組合では、市に申し込みをいただいた
参加世帯に対し、生ごみ専用の袋と回収容器を配布し、生ごみの戸別回収を週2回行って
おります。現在、この事業によってつくられた堆肥は、参加している世帯を対象に、1世
帯当たり年1回5キログラムが無料で提供されております。
市といたしましては、可燃ごみから生ごみを分けて収集を行うということで、幾つかの
効果が生まれると考えております。まず一つ目は、可燃ごみ減量の効果、二つ目は可燃ご
みの焼却経費の削減効果、もう一つは生ごみの堆肥化というリサイクル効果でございます。
この事業に参加いただきますと、生ごみは戸別回収されますので、地域で管理しておら
れる集積所のごみ袋が野鳥や野良猫などにより荒らされる被害を避けることができ、また、
専用の容器を使用することでご家庭での生ごみのにおい軽減にもつながるなど、事業の参
加世帯でもメリットがございます。
生ごみ堆肥化の施設は平成25年度に拡張工事がなされており、今後も多くの方にこの生
ごみ堆肥化事業を理解していただき、できるだけ多くの地域でこの事業の展開がなされま
すよう、市民の皆様へ積極的に働きかけを行ってまいります。
そ れ で 、先 ほ ど の 守谷 市 の ほ うで 約 3,000世 帯 と い うこ と で ご ざい ま し た が、 26年 度 末
現 在 で は、つ く ば みらい 市 の 加入世 帯 は 671世 帯 で すが、 率 と しまし て は 、世帯 で や り ま
す と 約 3.5% と な ってお り ま す。確 か に 守谷市 が 今 現在は 高 い のでご ざ い ますが 、 先 ほ ど
市長の答弁でもありましたように、今現在、働きかけということで行っておりますので、
この数字的なことは今後増えていくと思われます。
○議長(直井誠巳君)
今川英明君。
○16番(今川英明君)
ただいま市長、部長から答弁あったわけでありますけれども、
生ごみに関しては、そういった方向で今後どんどん進めていくといったことでよろしいの
ではないかと思います。知らない人もいるわけですね、この件に関しましては。ですから、
どんどんPRをしながら、本当にいい事業なので、これを行っていただきたいと思います。
それから、今、話しましたように資源ごみの盗難、これにつきましては、答弁なかった
わけでありますけれども、やはり厳正に対応していただいて、泥棒なんですから、盗まれ
ちゃうんですから、それは持ち去りなどという甘いことじゃなくて、市の財源を盗られる
わけですから、厳しい方向でいろいろな対応、できるだけ対応をお願いして終わりにした
いと思います。
○議長(直井誠巳君)
ここで暫時休憩をいたします。
再開は11時ちょうどでお願いいたします。
午前10時48分休憩
午前11時00分開議
○議長(直井誠巳君)
次に、3番小田川
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
浩君。
〔3番
○3番(小田川
浩君)
3番小田川
小田川
浩君
登壇〕
浩です。私の質問は、公立小中学校の教科書採択
- 64 -
についてです。
本年度は、ちょうど中学校の教科書が新たに採択される予定になっています。来年度か
ら使う教科書を今から選ぶという作業に入ると思われますが、最初の質問として、その採
択がどのように行われているのか。また、どのような段階を経て採択されるのかを伺いま
す。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
小田川議員のご質問にお答えいたします。
小中学校で使用する教科書については、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関す
る法律で、その採択方法が規定されています。通常、小中学校の教科書については、4年
に一度改定されます。昨年平成26年度は小学校の教科書採択を行っており、今年度は中学
校教科書の採択を行う予定になっております。
教科書採択までの流れを簡単に申し上げますと、まず、国において検定が実施されます。
検定とは、民間で著作、編集された図書について、文部科学大臣が教科書として適切か否
かを審査して、これに合格したものを教科書として使用することを認めることです。
国は、検定に合格したものの中から、発行者が届け出したものを教科書目録として作成
し、都道府県教育委員会に送付されます。
都道府県教育委員会では、この教科書目録を都道府県の教科書選定審議会に諮り、審議
会の調査、研究をもとに選定資料を作成し、市町村など採択権者に送付します。
採択権者である市町村は、都道府県の資料を参考にするほか、独自の調査、研究を実施
した上で、1種目について1種類の教科書を採択することになっております。
このように、公立の小中学校で使用する教科書の採択権限は、その学校を設置する市町
村の教育委員会にありますが、初めに都道府県教育委員会の主導で、単独あるいは複数の
市町村教育委員会をグループ化した共同採択地区が設定されます。この採択地区内では、
共通の教科書を使うことが義務づけされています。
茨城県においては、県内11の採択地区が設定され、水戸市だけが単独の採択地区とされ
ており、水戸市以外は複数の自治体による共同採択地区になっております。
当市は、つくば市との2市で第7採択地区に設定されております。
参考までに、近隣市を申し上げますと、隣の守谷市は、取手市、利根町の3市町で第9
採択地区、常総市においては、坂東市、古河市、五霞町、そして境町、この5市町で第11
採択地区に設定されている状況です。
これら採択地区においては、地区ごとに教科用図書選定協議会を設置しており、協議会
から委嘱された調査員、校長とか教員、指導主事等から委嘱されますが、その調査員が、
本県教育の目標達成、学習指導要領の目標達成など指導方針に沿った十分な調査、検討を
行い、各教科、出版社ごとにその調査結果を取りまとめ協議会に提出します。選定協議会
は、それら調査結果をもとに教科書を選定し、調査研究報告書を作成します。そして、そ
の調査研究報告書を各教育委員会で審議し決定している、一連の流れはこんなふうになり
ます。
教科書の採択に当たっては、教育課程全般及び地区の実情等を考慮するとともに、公正
確保に留意し、慎重に選定している状況です。よろしくお願いします。
○議長(直井誠巳君)
小田川
浩君。
- 65 -
○3番(小田川
浩君)
採択までの説明をしていただきましたが、その制度というのが
法律で義務づけられている等々、グループ、採択地区ですか、そういったもので同じもの
を選ぶということもわかりました。
国で、文科省のほうで認定を受けて決められた教科書が県のほうに行くということで、
審査というか、そういったものが通ったものを独自にグループで採択していくということ
になるんだと思いますが、先ほど答弁の中で、1科目1種類選ばれたものというようなこ
とだったんでしょうか、調査員が1科目につき1種類を選んだものを採択しているのかど
うかというところがちょっとわかりづらかったんですが、そういう制度ということで問題
はないのかということで、常々文科省のほうは、現場の教師から選ばれた先生たちが調査
部会の構成メンバーになって、その中で1社、2社の教科書を選ぶと、絞り込みと呼ばれ
る行為、これはだめですよと禁止する通知というのを文科省のほうは出しています。
聞いたところでは、その調査部会というのは、選ばれた先生、それは公表もされないと。
そして、周りの人たちも、誰が選ばれたのか、選ばれた人ももちろん言わないと。そして、
調査部会は密室の状態で行われて、公開されないというふうに聞きました。
そこで選ばれた1社ないし2社の教科書の中から決定するということでは、既に決まっ
た1社、2社、そこからしか選べないということになってくるんでしょうか。それでは、
市の教育委員会の方たち、採択するに当たって、グループのつくば、つくばみらい地区の
教育委員会からの人たちが、ほかの幾つもある教科書の内容も見ずに選ぶということにな
ってしまうのではないかと思います。
そこで、現在は、市単独でも教科書の採択というのは可能になっていると思います。つ
くばみらい市では市単独での採択というのはできないのかということが一つ。それと、実
際に採択するときに1社しか自分たちは見ることができないのかどうか。調査部会からお
りてきたものが一つだけなのかどうか、その辺をもうちょっと細かくお聞きしたいと思い
ます。
それと、実際に調査部会というのはどういう形、実際に密室のような形で行われている
のだろうか、どこに密室にしなければいけない必要性というものがあるのかというのをお
聞かせください。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
小田川議員のご質問にお答えいたします。
先ほどの私の説明で、ちょっとわかりにくかったところもあったと思うんですが、共同
採択地区、つくば市とつくばみらい市で第7採択地区という地区になっております。
これは先ほどの繰り返しになりますけれども、この協議会から委嘱された調査員が調査
をします。これは全部の教科書について、かなりの時間をかけて、一つの教科書について
多いところで10人ぐらい、7~8人選ばれた先生方、ベテランの先生方、指導にたけてい
る、誰が見てもあの先生かなと思われるような先生方を選びます。そして、全部の届け出
されている教科書の特徴、指導に当たってこんな点がこの教科書は特徴がありますという
のを全部まとめます。その調査結果をつくばみらい市、つくば市の選定協議会という席上
で報告します。その報告に基づいて、選定協議会で1種目につき1社の教科書を選定する
ということになります。
そこの調査員が大きく公表されない理由は、それは教科書会社との接点がないようにと
- 66 -
いうことが一番大きな、教科書会社にとっては、自分のところの教科書が選定されていく
というのは、かなりの額になりますから、社の命運にもかかります。ということで、これ
はずっとこの制度が始まったときからそういう形で進められております。
それから、採択についての今後の市の方針でございますけれども、この共同採択方式で
は、以前も沖縄の八重山地区で、あそこは三つの町で構成されておりますが、地区内で意
見の相違があった場合どうしようかと、そういう課題が指摘されて問題になったことがあ
ります。しかしながら、私どもは、それ以上の共同採択のメリットとして、小規模市町村
でも教科書の調査研究を十分に行う体制が整えられる。つくばみらい市では非常に先生方
の数も限られておりますので、つくば市との共同ということで調査、研究が十分に行える。
それから、近隣市町村内での転出入の際、児童生徒の負担が少なくなる。ここでも同じ教
科書なんだということですね。それから、一般の教職員が近隣や他校との共同での授業研
究が行いやすい、そして授業の質を高めるのに役立つ、そういった利点が挙げられるかと
思います。
市町村の意向についてもその協議会の場で議論して、反映することは可能でありますの
で、今の共同採択方式は、特に私は問題がないと思います。これからも、この共同採択方
式によって、県、国の指導方針に基づき適正に選択していきたいと考えております。
○議長(直井誠巳君)
○3番(小田川
浩君)
小田川
浩君。
わかりました。ありがとうございます。
次に、教科書の中身ということでちょっと質問したいんですが、私、この現行の歴史の
教科書を見てみました。ほかの会社の教科書の内容も見たんですが、教科書の会社によっ
て内容がちょっと違うというところが見受けられます。私は、教科書というのは、大体ど
れも同じようなことが書いてあるんだろうと思っていたんですが、記述の仕方ですとか、
当然歴史認識も違う。歴史ですと、歴史上の人物の掲載されている人名、そういったもの
もちょっと違ってくるというものが見受けられました。
例えば例を挙げますと、本年度使われている中学の歴史の教科書では、植民地と占領地
という項目で、朝鮮や中国の人々、そして東南アジアでも日本軍が労働を強制したり、物
資を取り上げたりしたと書いてあります。そして、そのページには写真が載っていまして、
強制労働なんでしょう、鉄道をひいている、工事を行っている人の写真が載っていました。
その下に、タイからビルマに鉄道を引くために住民や捕虜が働かされて数万人の死者が出
たというふうなことが書いてある写真が載っていました。
一方、別の教科書を見ると、同じミャンマー、当時のビルマ、現在のミャンマー、そこ
の初代の首相、モウ首相という人の言葉を載せていまして、歴史を見るならば、日本ほど
アジアを白人支配から離脱させることに貢献した国はないと。しかし、日本ほど誤解を受
けている国はないというふうに教科書に載っていました。そして、タイからビルマに鉄道
を引いたと言われているそのタイ、そこのプラモード元首相、総理大臣は、日本のおかげ
でアジア諸国は全て独立したんだと。日本というお母さんは難産をしたけれども、母体を
失ったけれども、生まれた子供は今すくすくと育っているというように例えて、日本の功
績をたたえたという言葉が教科書に載せてありました。
やっぱり温度差が若干違うのかなということをそこで私も感じたんですが、一方では、
植民地として強制労働を強いたと。しかし、もう一方の教科書では、それらの国が日本に
感謝しているというようなことを載せています。果たして植民地で強制労働させられて苦
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しんだ国の人たちの一国の首相が、そういうことをさせられた日本に感謝する言葉を述べ
るのかということ自体が、どちらが正しいのかというふうに私は考えさせられました。こ
れを見ても、明らかに歴史認識というのは観点が違ったところから見られていると私は思
います。
このほかにも、例えば拉致問題の記述の違い、領土問題の取り上げ方、これも大小あり
ました。現行で使われている教科書を見ますと、ちょっと自虐的な観点から捉えているの
かなというふうに感じられるところも正直私は思います。
新教育基本法では、愛国心、愛郷心、それと公共の精神などの教育目標が掲げられてい
ると書いてあります。今のような状況の中で、果たして自国に日本人であるということに
誇りを持って、このスーパーグローバルと言われるこの社会、世界に飛び立って行けるの
か、日本人としてのアイデンティティーを確かなものとして自覚して社会に貢献できるの
かということを考えたときに、その辺がちょっと疑問になるなと私は思いました。
それでは、教育委員会では、現行の教科書をどのように評価しているのか。それともう
一つ、このように教科書によって記述も違うわけです。歴史認識解釈も異なるところがあ
ります。これまで認定を受けた教科書たくさんあると思いますが、何社かあると思います
が、それらを見比べてみて、実際に比較検討を、この市の教育委員会の方たち、先生でも
いいんですが、その中そういった話し合い、検討されたということはあるんでしょうか。
一つは現行の教科書の評価というところと、比較検討という点について、2点伺います。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
小田川議員のご質問にお答えいたします。
子供たちが毎日学校で教科書を使いながら学習しているわけですが、今、議員がおっし
ゃるように、今の子供たちが自分の国を愛し、そしてきちっと歴史を正しく判断できるよ
うな、そういった能力を備えた子供たちに育てるのが一番肝要だと思います。
学校では、一つの教科書でどの教科もやっておりますが、こういう言葉があります。教
科書を教えるのでなく、教科書で教えるという言い方ですが、私も実は社会科の教師であ
りますが、私も実際教えたときには、手元には全部の教科書が大体そろっております、学
校には。それはどれも国の検定を通ったものであります。国の検定を通っていますから、
学校としては、それに沿って指導するということでは一つの教科書でなくてもいいわけで
すが、そういったものを常に参考にしながら先生方は取り組んでいるかと思います。
いずれにしましても、先ほどから言われている愛郷心、国を愛する心、大事なものであ
ると私も思います。そして、そういった議論が今の日本の中で教科書をめぐっていろいろ
あるということも、子供たちには知ってもらいたいと思います。
ということで、学校では新聞や何かも教材に取り入れておりますので、一元的な見方だ
けでなく、いろいろな方面から歴史を正しく見ていこうという、そういう子供たちを育て
ていきたいなと思っております。お答えになるかどうかわかりませんが、以上です。
○議長(直井誠巳君)
○3番(小田川
浩君)
小田川
浩君。
答えになっているかどうかと言われると、まさにざっくりとし
た評価といいますか、教育長の思いというのは私には伝わりました。ありがとうございま
す。
こういった問題で、茨城県議会でも、平成23年3月に新教育基本法の学習指導要領の目
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標達成するため最も適した教科書の採択を求める決議というのがされています。本市にお
いても、教育長おっしゃるとおり、新教育基本法にのっとった教科書の採択、肝心なのは、
教育長が言う先生だと、教科書で教える先生だということがわかりました。ありがとうご
ざいます。それでは、この質問を終わりにしたいと思います。
次の質問に移ります。
今年は戦後70年を迎える年です。まず質問の前に、さきの大戦においてとうとい命をさ
さげられた戦没者の方々に対し、市議会の一人として深く感謝するとともに、謹んで哀悼
の意を表します。
それでは、質問に入ります。
本年10月に、つくばみらい市では戦没者追悼式を行うと聞いております。その規模と形
式、どのような形で行われるのか、まず1点。
次に、遺族会の方々も出席されると思います。遺族会の方は何分高齢の方も多いと思い
ますので、式典への交通手段、そういったものはどのような形で考えているのか、送迎な
どそういった準備をするのかどうか。
それと、もう一つ、一般の方も参加したいという声があります。当日は平日だと思うん
ですが、そういった中で一般の方の参加はどのようにすればいいのか。
最後にもう一つ、現在のつくばみらい市の遺族会の構成を教えていただきたいと思いま
す。
1番目は式典の規模と形式、2番目が遺族会の方の交通手段、3番目が一般の参加がど
うか、4番目が遺族会の規模、以上4点お願いします。
○議長(直井誠巳君)
保健福祉部長斉藤
〔保健福祉部長
○保健福祉部長(斉藤
一君)
一君。
斉藤
一君
登壇〕
小田川議員のご質問にお答えいたします。
つくばみらい市戦没者追悼式の概要についてのお答えに先立ち、追悼式の主旨をお話し
させていただきます。
さきの大戦から数え、本年は戦後70年の節目の年です。まずは、戦争で犠牲となられた
つくばみらい市関係の戦没者などのとうといみたまに対し、追悼の意をあらわすとともに、
ご遺族に対し深く敬意をあらわしたいと思います。
また、この機会に戦争の歴史を学び、今後の日本のあり方を考えることも大切であると
いうことは言うまでもありませんが、加えて、戦後の復興に尽力された皆様に対し、また
このような平和な世の中を享受できることに対し、心から感謝するとともに、さらなる市
政発展への決意をお示しするためにも、つくばみらい市戦没者追悼式を行うことといたし
ました。
また、この追悼式は、つくばみらい市と市遺族会との共催で実施をいたします。
次に、概要としましては、開催日を平成27年10月21日水曜日といたします。開会の時間
については午後2時ということで、場所については、きらくやまふれあいの丘世代ふれあ
いの館において実施いたします。
追悼式の内容としましては、世代ふれあいの館のステージに祭壇と慰霊碑、献花台を設
け、戦没者への黙祷、追悼の辞や献花をささげます。それと、今ご質問にありました一般
の方の献花台も別に用意しようということで考えております。
合併以来、昨年まで、市内10支部の各遺族会の方々で追悼式を開催してきましたが、冒
- 69 -
頭にも申し上げましたとおり、今年は戦後70年という節目の年であることから、市全体で
大規模な式を挙行することにいたしました。
また、この式を成功させるためにも、遺族会をはじめ、関係者の皆様のご協力をいただ
きながら、スムーズな運営ができるよう十分に準備を進めてまいりたいと思っております。
議員の皆様にも、ご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
それから、送迎でありますが、予算にも計上してありまして、市のバスが4台というこ
ともあるんですが、それ以外のバスもチャーターをしまして、10学校区での送迎というこ
とで予定をしております。
そ れ から、 規 模 という ご 質 問もあ っ た かと思 い ま すが、 一 応 遺族の 方 を 200名 前 後 、 来
賓の方を50名前後お呼びするような形で実施をしたいなと考えております。具体的なこと
はこれから決めさせていただきたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
○3番(小田川
浩君)
小田川
浩君。
一般の方の参加も視野に入れてということで、献花台をつくっ
ていただき、一般の方が献花できる、ささげられるということで、非常に私もいいと思い
ます。ぜひやっていただきたいとお願いしたいと思います。
次の質問ですが、遺族会の方、大分高齢になりました。そして、年々その人数も減って
いると聞いています。そのためか、今度は孫の会というのができたということも聞きまし
た。これも会員が減少しているということに対しての対策だと思いますけれども、市内に
は遺族会というものに入っていない遺族の方も当然いると思います。例えば宗教宗派の違
いということで入らないという方もいらっしゃれば、お子さんが結婚して引っ越してしま
ったとか、お嫁に行ってしまってという形で遺族会というところからは抜けているという
ような方、そしてあとは、遺族の方というのはたくさんいると思うんですが、このつくば
みらい市に移り住んできた、引っ越してきたという人の中にも、当然遺族と呼ばれる方は
たくさんいると思います。その人たちというのは、当然、このつくばみらい市の10地区の
遺族会というものには入らない、入れないでしょうね。それは、各地区忠霊塔と呼ばれる
ものがあります。そこにお名前が刻まれている方のご遺族の方が遺族会の方ということに
なるわけですから、当然無理なのかなと思います。
しかし、行政側が、遺族会とそういった方たちの横のつながりをつくっていくというか、
そういった遺族の方たちに対しての何らかの働きかけ、そういったものがこれまであった
のかどうか。そういった連絡といったものは、これまでは何もなかったのかどうかという
ところがちょっと気になるところです。
そこで、次の質問なんですが、先ほどちょっと私漏れてしまったんですが、遺族会の構
成と、遺族会に入らない人たちと遺族会とのつながり、または入っていない方たちへの対
応、それもどうやっていくのか。それと、遺族会の支援ということでもちょっとお伺いし
たいと思うんですが、3点になりますか、遺族会の構成、それとそういった遺族会に入っ
ていない人たちのこと、それと遺族会への支援という形で3点伺いたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
保健福祉部長斉藤
〔保健福祉部長
○保健福祉部長(斉藤
一君)
一君。
斉藤
一君
登壇〕
小田川議員のご質問にお答えしたいと思います。
まず、遺族会の構成でありますが、先ほど忠霊塔というお話がございましたけれども、
小学校区の10地区で構成されておるということでございます。
- 70 -
ただ、お話にもあったように、年々高齢化が進んでおりまして、今、孫の会と言われま
したけれども、私が30年近く前に担当していたころは、青年部とか婦人部とかそういうの
があったんですが、残念なことにそういう方はお亡くなりになったというような構成にな
っています。
それから、越してこられた等で入ってない方については、今まで一度もお話はなかった
ものですから、そういう方がどれぐらいいるのか、どういう希望なのかということについ
ては把握しておりません。
それから、支援については、今と同じような形での支援を引き続きやっていきたいと考
えています。
○議長(直井誠巳君)
○3番(小田川
小田川
浩君)
浩君。
遺族会に入っていない遺族の方とは何もなかったということで
すよね。そういった方たちも、追悼式があるのであれば出たいという方も当然いらっしゃ
るかなと思います。ですから、広報紙等を利用していただいて、その辺は告知に努めてい
ただければなと思います。
遺族会の支援ということで、構成されている会員の方、人数も大分少なくなってきたと
聞いていまして、地区の役員の方もそこは頭が痛いということを漏らしているのを聞いた
ことがあります。市のほうからは、助成という形でいただいているということを聞いてお
りますので、今後も支援していただければと、それは引き続きお願いしたいというところ
はあります。
それと、先ほど各地区の忠霊塔というところにも触れましたけれども、私なんかの世代
ですとか、30代、20代、そして10代の子供たち、忠霊塔ということ自体、そこに戦没者の
お名前が刻まれているというようなことを知っている人は、果たしてどれだけいるのかな
と私も思うんですけれども、私は三島小学校ですので、当時の小学校、私が通っていたと
きは、現在のすみれ幼稚園の場所に三島小学校がありました。木造の校舎でありました。
そのすぐ近くに、現在も忠霊塔が建っています。
私は、それが忠霊塔だということ、そして戦没者のお名前が刻まれているということ、
学校とかで教わったという記憶はないんですね。誰かから聞いて、見てわかったのか、不
思議に思って見たものなのか、ただ、学校の授業の中ではなかったような気がします。授
業でやるのがいいとか悪いとかということではなくて、それがどういうものなのかという
ことを誰かが伝えていかないと、遺族の方だけが忠霊塔を守っているという現実があるわ
けですから、もっと地域ですとか、その地区全体で、そのゆえんや意義というものを伝え
て守っていかなければいけない、継承していかなければいけないんじゃないかなと考えま
した。そこにも、私たち議会ですとか行政の役割というのが何かあるのかなという気がす
るんですけれども、今回、戦後70年ということで、改めてその点を考えさせられました。
そこでですが、戦争という悲惨な出来事があったわけです。これを遺族の方だけの記憶
にするのではなくて、この記憶を風化させない、忘れさせないというために、何らか活動
が必要になってくるんだと思います。行政のほうでは、そういった啓蒙ですとかそういっ
たことをどういうふうに考えているのかというところについて伺いたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
小田川議員の質問にお答えいたします。
- 71 -
議員ご指摘のとおり、今年で戦後70年を迎えようとしている今、戦争を体験した方が少
なくなり、また、そのときの状況を聞かせてくださる方も同様で、戦争の記憶が薄れてき
ているのは、議員おっしゃるようなことでございます。
本年は戦後70年の節目であり、大手の新聞などメディアでは、戦争についての特集が組
まれているようです。さきの大戦から数え本年は戦後70年の節目の年でございますので、
この大戦において犠牲となられたつくばみらい市関係の戦没者のとうといみたまに対して、
哀 悼 の 意をあ ら わ すとと も に 、大変 つ ら く悲し い 思 いをさ れ て こられ た 458名の ご 遺 族 に
対し、これまで市全体、いや、伊奈町、谷和原村時代から追悼式というのは行っていない
と聞いておりますので、この機会を設けることにいたしました。つくばみらい市戦没者追
悼式として行うことにいたしたわけでございます。
この追悼式がよりよいものであるよう、華美になり過ぎず、その中でとうといみたまに
追悼の気持ちをあらわすにふさわしい式典にしたいと思いますので、皆様のご協力をお願
い申し上げたいと思います。
この節目の年が、戦争を知らない若い世代の方たちに、戦争はどんなに悲惨で、この国
がどのような状況であったのか、そして二度と戦争をしてはいけないということを伝える
きっかけになればと思っております。
私は、10年間、ちょうど先ほど言いました30年前から、茨城県遺族連合会の会長狩野明
男の秘書を10年間務めてまいりました。恐らくこの中にいらっしゃる方においても、靖国
神社、護国神社に行った回数は私が断然多いと思います。遺族の皆様方が本当によく靖国
神社に来ておりました。そういった方をお迎えしながら案内をさせていただいたことを、
今、思い出すところでございます。
市といたしましては、遺族会と共同で、学校などの協力をいただきながら児童や生徒た
ちへの戦争体験の講話、市内各所にあります慰霊碑への献花など、市といたしましても何
らかの事業を今検討したいと考えているところでございます。また、遺族会の皆さんに対
しても、今までと変わらず支援をしていきたいと思っております。
○議長(直井誠巳君)
○3番(小田川
浩君)
小田川
浩君。
小学校、中学校での講話ですとか、そういった戦争の体験談と
いうのは、私も聞いてみたいですし、子供たちも聞いてみたいのではないかと思いますの
で、ぜひ実現させていただきたいと思います。
ここで、私の後輩の話をちょっとさせていただきたいと思います。彼は3年前に単身で
ソロモン諸島のガタルカナル島に渡りまして、名前は西冨謙太郎というんですが、彼は伊
奈中学校の当時、谷井田に住んでいました。現在は土浦市在住なんですが、彼は3年ほど
前から、ガダルカナル島で戦死された日本兵の遺骨を探して、集めて、日本へ送り返すと
いう活動を現在も続けています。彼は、現地でホテルの警備員ということで仕事をしなが
ら、休みの日はジャングルの奥に入って自分で歩いて遺骨を集めているそうです。昨年帰
国した際にちょっと話をしましたら、どうやって日本兵だというのがわかるんだというふ
うに聞きました。そうしましたら、例えば飯合ですとか、ヘルメット、銃ですとか、そう
いった身につけているもの、持っているものを見て区別するんだそうです。遺骨を集めて、
遺族会の方たちがなされている団体なんでしょうけれども、そういう支援団体を通じて日
本に送り届けているというような活動をしているそうです。
それが、昨年ですか、戦後初めてガダルカナル島に自衛隊の護衛艦が任務として遺骨を
- 72 -
引き取りに来たという出来事があったそうです。今までで自衛隊が来るというのは初めて
じゃないかと彼は言っていましたけれども、それを見て、彼は感激して涙が出たというよ
うな話をしていました。
これは余談になりましたけれども、70年という月日は記憶から歴史に変わる年数と言わ
れているそうです。私たち議員も、地域の人たちと協力して、行政と連携を図って、そう
いった平和への思い、そういったものをつなげていければいいなと考えます。
以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(直井誠巳君)
次に、18番川上文子君。
〔18番
○18番(川上文子君)
川上文子君
登壇〕
18番の川上です。3問通告してあります。
まず、1点目ですけれども、防災行政無線情報を各戸に周知できるように対応策をとい
うことで通告をいたしました。
私、過去4回にわたって防災行政無線から発信される情報が大変聞きづらいと、特にこ
のところ大きな台風だとか大雨なんかがあるわけですけれども、そういうときには窓を締
め切ってしまうわけで、全く放送内容が伝わらないと。防災ラジオを導入してはと要求を
してきました。今回、5回目の取り上げなんですが、3月の議会報告会のときにも、ぜひ
再度取り上げてほしいという声がありまして、またうちのほうの自治会の総会でも、防災
行政無線の音が聞こえないという議論が続出でした。そういう実態もあるので、再度、5
回目ですが、取り上げさせていただきました。
過去どういう答弁がされたかといいますと、一番初めに取り上げました2011年の9月に、
市長が、調査をしたけれども、全国1,746市町村のうち防災ラジオの導入は113自治体、時
期尚早だという答弁でした。12月には、部長が、情報の伝達収集するのは災害防止に欠か
せないと、あらゆる補助的な手段を使っていくように今後検討していくという答弁があり
ました。
2013年の12月に質問したときに、市長から、緊急速報メールでの対応を考えているとい
う答弁がありましたけれども、緊急速報メールというのは、川の氾濫だとか、大雨だとか、
暴風警報だけでは配信ができないと。そのことによって避難勧告だとか避難準備指示が出
て初めて配信できるという、限られた発信なものですから、実際には市民が求めているよ
うな行政無線の音を緊急速報メールで代行することはできないという議論になりまして、
総務部長がそのときに言ったのは、全国瞬時警報システムJアラート、これによる登録制
のメール配信を検討中だという答弁でした。
このJアラートの整備費用も組まれて、この間整備が進められてきました。全国瞬時情
報システムの整備の進捗状況と、登録制メール配信と今後の予定はどうなっているのか、
また、登録メールがどの程度普及できると予想しているのか、まずご答弁をお願いします。
○議長(直井誠巳君)
総務部長木村明夫君。
〔総務部長
○総務部長(木村明夫君)
木村明夫君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えいたします。
全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートでございますけれども、これは津波や大地
震をはじめとする自然災害、弾道ミサイル情報などの武力攻撃等の事態が発生した際、国
民の保護のために必要な情報を、通信衛星を利用して瞬時に地方公共団体に伝達するとと
もに、市町村の防災行政無線を自動起動させて市民に緊急情報を伝達するというシステム
- 73 -
でございます。この事業は、総務省消防庁が平成16年から開発を始め、平成26年3月には
全国全ての市町村が運用を始めております。
つくばみらい市では、平成21年4月から運用を始めてございます。その後、平成23年の
東日本大震災、翌24年4月及び12月では北朝鮮によるミサイル発射事案ですとか、隣のつ
くば市で起こった竜巻被害、そういった教訓から、単純にスピーカーからだけの放送では
なくて、伝達手段の多様化が課題となってきました。
このため、国では、このJアラートの多様化事業について、全額補助による国庫補助事
業の展開を始めました。
つくばみらい市でも、平成25年度にこの事業の採択を受けまして、防災行政無線の自動
周知に加え、緊急速報メールを自動配信し、市内において受信可能な携帯端末に情報を伝
達できるよう改修整備をいたしました。これにより、スピーカーからの声による情報、そ
れからメールという文字による情報の二つの情報ツールを確保したということになります。
次に、議員ご質問の登録制メール配信でございますけれども、これは、今申し上げまし
たJアラートを改修したことによりまして、さらに市町村が独自で登録されたメールアド
レスに情報を提供することが可能となりました。Jアラートで流される情報というのは、
先ほど申し上げましたとおり、大規模災害をはじめとしたそういうものでございますけれ
ども、登録制メール配信を導入することによって、水害であるとか火災等の身近な情報も
取り扱うことができるようになります。
これを運用するためには、幾つかのハードルがあるのですが、市としましては、身近な
災害等の情報を手始めに、できるところからこの登録メールでの情報発信をしていきたい
と考えております。実際には、今年秋ごろには、市民の皆様からメールアドレスの登録を
広報紙等で募集しまして、早い時期に部分的にも運用を始めてまいりたいと考えてござい
ます。
東日本大震災のときには、つくばみらい市でも、一時は携帯電話のみならず、加入電話
でもつながらない状況になりました。情報の伝達は大変重要な課題でございます。今後も、
幾つかのツールを使って、市民の皆様に必要な情報を届けられますよう努力してまいりた
いと思います。
○議長(直井誠巳君)
○18番(川上文子君)
川上文子君。
ご答弁がありました。登録メール、一定の有効性は当然あると
思うんですが、ただ、どのぐらいの人が登録をするかということと、災害弱者と言われる
老人だとかお子さんたち自身が、メールアドレスを受けるためのスマホなり携帯なりを持
っているかどうかということだとか、それから電波自身が大きな災害の場合だと情報が過
多になりますから、電波自身が携帯のほうに届かないという事態が起こることだとか、そ
れから充電も1日ないし2日間ぐらいでほとんど切れてしまうと、停電している場合につ
いてはなかなか難しいという状況が片側にあります。
私は、何しろ伝わればいいと思っているんですが、部長が答弁されたので、その意味で
はいろいろな方法で伝わらない状況を解決していくということが必要だと思います。
整備状況がどうなっているかといいますと、今年1月1日の県の調査資料によりますと、
戸 別 受 信 機全 戸 設 置 自治 体 が 、 12市 町 村 に 増加 を し て いま す 。 全 県で 31万 8,000台 と い う
ことで、いわゆる固定した戸別受信機を全戸に配布している常陸太田市だとか、稲敷市も
あるんですけれども、これは大変高い、1基3万から5万円ぐらいしますね。しかも、固
- 74 -
定なので持ち運びができないという状況で、それとあわせて、受信しているツールとして
防災ラジオがあるわけです。全県の中でも広がっている。これ何度も持ってきましたけど、
今日も持ってきました。これが防災ラジオで、AM、FMの受信ができる。ラジオを聞い
ていなくても、防災無線が発信すると自動切りかえで防災無線の音が入ってくるという状
況です。これはライトもついていまして、そういう役割も果たすというものです。
これが、当時2011年の時点では、市長が言われたようにわずかだからという話ですが、
2011年時点では113市町村、今年になりますと270市町村に広がっていると。価格という点
で も 、 台 数 の 発 注 に よ り ま す け れ ど も 、 安 い と こ ろ で は 3,000円 台 か ら 、 台 数 が 少 な い
1,000台ぐらいだと8,000円という価格のものです。戸別受信機と比べるとはるかに価格も
安いわけで、私は、何しろいろいろなツールを使いながら情報が安心して市民のところに
届くという備えが必要なので、こういう機器も含めて、何しろ集まると聞こえないという
話になるので、今の事態を克服していく努力を強く求めたいと思うんですが、再度部長の
答弁をお願いします。
○議長(直井誠巳君)
総務部長木村明夫君。
〔総務部長
○総務部長(木村明夫君)
木村明夫君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えいたします。
戸別受信機という話でございましたけれども、これまでも防災行政無線の放送が聞きづ
らいという場合には、例えばスピーカーの向きの調整であるとか、音量の調整であるとか、
時差放送であるとか、また、戸別受信機の貸し付け等も市としては行ってまいりました。
しかし、おっしゃるように、強風、暴風等の場合であるとか、建築技術の向上による建物
の気密性なども増しまして、雨戸を閉めた場合などでは聞きづらいという状況になる場合
もございます。このため、先ほど申し上げましたけれども、現行の防災行政無線システム
だけでなくて、伝達手段の多様化を図り、緊急時の情報伝達体制の強化に努めたいと考え
ております。
現在までに、災害時に市が避難情報を市内の携帯端末に一斉に配信できる、先ほどの話
とはまた別ですけれども、緊急速報メール、これも25年3月からNTTドコモ、KDDI、
ソフトバンクモバイル社、この3社と契約しまして、こちらの運用も実際に開始してござ
います。実際にこちらは平成26年1月23日のシェイクアウト訓練のときに緊急速報メール
として配信してございます。
議員ご提案の防災ラジオについてでございますけれども、現在、当市の防災行政無線は
アナログ方式で整備してございます。平成18年に整備したと思います。しかし、防災行政
無線局による電波は、現在、国によりデジタル化への移行の方針が示されてございます。
現在のところ、デジタル化について明確な移行時期は示されておりませんけれども、平成
17年に関東総合通信局長より、防災行政用無線局に係る留意点についてという通達がござ
いまして、その中に市町村における同報通信系について、無線設備の耐用年数等を考慮し
た上で、できる限り早い時期にデジタル同報通信系に移行することとすると。なお、平成
19年12月1日以降は、現に周波数の指定を受けている場合を除き、同報通信系の指定は行
わないこととするというふうな通達がございます。そのため、近い将来デジタル化に向け
ての対応が必要になるということから、現時点でアナログ対応の防災ラジオの導入は難し
いものかなと考えてございます。
今後は、先ほども申し上げましたけれども、登録制メール配信の早期運用を開始し、ま
- 75 -
た、防災行政無線が聞きづらかった場合の例えばテレホンサービスの検討なども含めて伝
達手段の多様化を図り、緊急時の情報伝達体制の強化を進めてまいりたいと考えておりま
す。
○議長(直井誠巳君)
○18番(川上文子君)
川上文子君。
デジタル化の方向で国が進めているのも事実ですが、今、地方
自治体にそこが強制される年度は定まっていないというのが状況で、ただ、防災ラジオに
ついていいますと、アナログとデジタルと両方確保すればいいわけだし、もしデジタル化
になったとしても、途中で中継点を設けて、もう1回電波を組み直すということで可能で
すから、決して届かなくなるわけではありませんので、いろいろな方法を通じて市民の聞
こえないというストレスを解決するために努力をしてほしいと再度言って、この質問を終
わります。
○議長(直井誠巳君)
川上議員のほうから3問通告してあるんですが、区切りのいいと
ころで、2問からの分を暫時休憩の後ということでご了解いただければと思うんですが。
○18番(川上文子君)
○議長(直井誠巳君)
はい、よろしくお願いします。
では、ここで暫時休憩をいたします。
再開は午後1時ちょうどでお願いいたします。
午前11時58分休憩
午後
○議長(直井誠巳君)
1時00分開議
会議に入る前に皆さん方にお願いがございます。携帯電話をお持
ちの方は、電源を切るか、マナーモードに切り替えますようお願いを申し上げます。
傍聴される方にお願いを申し上げます。傍聴人の守るべき事項を遵守し、静かに傍聴な
されますようお願いを申し上げます。
また、写真撮影、録音等禁止されておりますので、ご協力のほどお願いを申し上げます。
休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
18番川上文子君。
川上議員、午前中の分もあるので、45分持ち時間がございますので、よろしくお願いし
ます。
○18番(川上文子君)
2問目の質問に入ります。よろしくお願いします。
福岡工業用地の整備について伺います。
福岡地区に工業団地の拡大計画が出されていまして、32ヘクタール、地権者は今年の4
月 1 日 現在で 121名 とい う こ とです が 、 今、茨 城 県 、呼び 込 み 型開発 に よ って塩 漬 け 土 地
が 広 大 に 残っ て い ま す。 茨 城 県 内で い い ま すと 、 借 入 金が あ る 工 業用 地 2,411ヘ ク タ ー ル
のうち、未分譲面積が1,153ヘクタール、47.8%が未分譲というのが実態です。
私は、今回の開発について、開発をするのなら組合が責任を持って事業を行うべきで、
市の呼び込み型優遇策はとるべきではないと主張してきました。福岡地区工業用地の整備
をどう進めるのか、この間の経過も含めて、まずご説明をお願いします。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
川上議員の質問にお答えいたします。
福岡地区における工業用地の整備については、私の2期目の政策として、地域経済の発
- 76 -
展と雇用の促進を図るため企業誘致を積極的に推進するという公約を具体的に進める事業
として、昨年の6月に公表しております。事業手法については、市が事業費を直接負担し
て開発することは困難であることから、民間の技術力や資金調達力を生かした民間による
買収型の組合土地区画整理事業業務代行方式で進めることとしました。昨年9月から10月
にかけて地権者説明会を開催した後に、地権者の皆様の意向調査を実施しました。その結
果、回答をいただいた方の約9割から事業への賛同をいただいたわけでございます。
市といたしましても、市長直轄の市長公室内にみらいまちづくり課を新設し、課内に福
岡地区整備推進室を設置するなど、この事業を積極的に進めるための組織体制強化を図っ
ております。
さて、今年度については、去る4月19日に、本格的な事業の実施に向けた第一歩となる
地権者による福岡地区土地区画整理組合設立準備会を発足いたしました。翌日4月20日に
は、組合設立準備会より市に対して、土地区画整理法第75条に基づく技術的援助申請が提
出され、市はこれを承認しております。今年度下半期には、組合設立準備会と協力して土
地区画整理事業の業務を代行する民間事業者の募集及び選定を進めるとともに、都市計画
の変更手続に入る予定でございます。
今後も、地権者や市の負担をできるだけ軽減するために、民間事業者の持つ資力、信用、
技術力、企業誘致のノウハウを取り入れ、その中で市が主導的な役割を果たしながら、地
権者や民間事業者と緊密に連携、協力し、みらいを担う子供たちに誇れるまちづくりの実
現に向け事業に取り組んでまいりたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
川上文子君。
○18番(川上文子君)
今説明がありました。方式としては、民間事業者による買収型
の業務代行方式なんだということですよね。業務代行方式というのは、素案を見ますと、
民間事業者が保留地の取得を条件として、組合からの委託に基づき、組合の事務、計画、
設計、工事といった業務を代行する制度です。民間事業者の資金調達能力と知識、技術、
経験により円滑な事業推進と企業誘致が図られ、権利者の皆さんの手間や負担が軽減され
ますというふうに書かれています。
それで、その素案の民間事業者の役割というところに、計画、測量、設計、工事施工、
そして保留地の買い受け、それから地権者の土地を買い受けるという項目が入っています。
地権者の土地買い受けと保留地の買い受けを準備組織と業務代行者との契約内容、基本協
定なのかもしれませんけれども、そういう契約の内容のところに、その二つについて明確
に位置づけるということかどうか、担当部長の答弁をお願いしたいと思います。
もう一つですけれども、組合施行ですから、本来いえば、整備構想案だとか事業者の選
定等を含めて全て組合が行うのが本来です。しかし、この間市は、一定の調査費用も組み
ながらここに技術援助という形でかかわっているわけですけれども、市の技術援助はどこ
までやるのか、どの時点まで技術援助をするのか、この2点についてご答弁をお願いしま
す。
○議長(直井誠巳君)
市長公室長石神
〔市長公室長
○市長公室長(石神
栄君)
栄君。
石神
栄君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えいたします。
福岡地区工業用地の整備につきましては、今、市長が答弁させていただきましたとおり、
地域経済の発展と雇用の促進、さらには市の安定した財政運営を図るために、市の施策と
- 77 -
して決定したものでございます。本来であれば、市が事業主体となって行うべきところで
ございますが、事業の円滑な推進、財政負担の軽減、さらには早期の企業誘致をなし得る
ために、地権者の皆様の協力をいただき、組合による土地区画整理事業を事業手法といた
しました。
また、その事業手法により事業を強力に推し進めるために、資力、技術力、企業誘致の
ノウハウなどを有する民間事業者による業務代行方式を採用するものでございます。
先ほどの市長の答弁にもございましたが、この4月に本格的な事業実施に向けた第一歩
として、地権者による組合設立準備会が発足いたしました。市といたしましても、組合設
立準備会と協力をして、土地区画整理組合の設立認可等に向けた準備を進めてまいります。
この組合設立準備会では、土地区画整理事業や企業誘致などの豊富な経験とノウハウを
持つ民間事業者を業務代行者として募集選定し、事業を委託する予定であります。業務代
行者の募集予定時期については、12月から1月ごろを見込んでおります。
業務代行者には、本事業の確実かつ効率的な推進を目指して業務への協力を依頼するこ
ととなります。業務代行者に委託する業務の範囲は、土地区画整理事業の計画、設計、工
事など多岐にわたることが想定されますので、基本協定を締結して委託する業務の内容を
明確に定めます。
次に、業務代行者の選定についてでございますが、地権者の代表者と市の職員から成る
選定委員会を組織し、応募者の財務状況や土地区画整理事業の実績、事業計画の確実性や
効率性、まちづくりへの提案などを審査する予定でございます。また、本事業においては、
業務代行者に地権者の土地の先行買収を行ってもらうことを想定していることから、用地
買収や企業誘致の方策などについても提案を求める考えでおります。
具体的な選定の方法については、選考委員会において、応募者から提出された事業提案
書などの応募書類を審査項目に基づき審査するとともに、プレゼンテーションによるヒア
リングを想定しております。
最後になりますが、民間事業者の協力に当たっては、事業提案の内容を総合的に勘案し、
資力、信用、技術力、企業誘致のノウハウを持ったふさわしい者を選定していきたいと考
えております。
また、組合へどこまで支援していくのかということでございますが、冒頭申し上げまし
たとおり、この事業は市の事業として決定したものでございますので、市といたしまして
は総合的な支援を続けてまいりたいと思っております。
○議長(直井誠巳君)
○18番(川上文子君)
川上文子君。
質問に答えてないんですよね。地権者の土地、それから保留地
処分に責任を追う形で業務代行者との基本協定にそこを明確に盛り込むのかということに
ついて聞いているんです。そこを盛り込むかどうかというのは大事なところで、実際には
業務代行者がその責任関係を曖昧にして、市に深く関与を求める形で入ってくる可能性も
ある。圏央道が、今、業務代行方式が中心のようですが、15から17の開発行為が今行われ
ていて、そこでも同じような問題が起こっているようですけれども、再度聞きます。地権
者の土地買い受け、保留地の買い上げに責任を追う形で、今言われた基本協定の中に明記
をするのか、そこがどうなのかということで再度伺います。
市 の か かわ り な ん です け れ ど も、 今 年 度 の予 算 の 中 で現 況 測 量 業務 委 託 1,948万 円 、 民
間事業者募集要項の策定委託料が150万円と、3,000万円を超える予算化がされています。
- 78 -
本来組合でやるのであれば、組合がこれらの事業を含めて全て組合が立てかえながらその
事業の推進に当たるべきもので、既にここで市のお金が投じられているわけですが、市の
かかわりの部分についていいますと、市のやらなければならないこととして、素案に書い
てあるのは、都市計画法、区画整理法、農林協議等の行政手続、インフラの整備、これは
私も当然市がやるべきことだと思っています。加えて、市が今持っています固定資産の3
年間の減免措置や雇用促進奨励の条例、これは当然適用になっていいと思うんですが、私
はこの範囲に限るべきだと。
今説明がありましたように、みらいまちづくり課が、今、福岡地区の整備の推進室とい
う形で3人の職員が当たって、そこに課長も含めて入るわけで、かなりの人件費、人が充
てられているわけです。延々とこの状態で続けていくと大変な負担になることは明らかで、
私は、市のかかわりは、さっき言った都市計画法等の市がやらなきゃならない業務は別と
して、それはそれとして、それ以外のものについていえば、市のかかわりは、少なくとも
民間事業者の決定までというところで抑えるべきだと思いますけれども、その2点につい
て、再度、担当部長のご答弁をお願いします。
○議長(直井誠巳君)
副市長小野一浩君。
〔副市長
○副市長(小野一浩君)
小野一浩君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えします。
まず、改めましてお話しさせていただきたいのは、先ほど公室長からもご答弁申し上げ
ましたように、今回の工業団地の整備につきましては、基本的には市主導と、市が音頭を
とって始めている事業でございます。それは本来であれば、企業誘致ということで市自ら
が土地を買い、造成工事も行い、企業誘致も行い、それを全てやっていくというのが、一
番形上というか、市がやるということであれば、その道筋が一番標準的なパターンなのか
なというふうに考えます。
ただ、そうはいっても、まず、我々にはその企業誘致のノウハウがなかなかないと。そ
ういうことで、先ほど議員ご紹介のとおり、ほかの市町村の工業団地でもなかなか埋まら
ない状況にあると私は認識しております。また、市がやることによって、造成費も含めて
莫大なお金、あと用地買収費も莫大なお金がかかるということになってきます。それらを
全て検討して市長に決定していただいたのが、今回の区画整理事業というあくまで手法を
とった工業団地整備ということでございます。言いかえれば、市がメーンで行っていると
いうこの事業でございます。
続きまして、その中で議員がおっしゃりたいことは、区画整理なんだから組合の利益に
なるんでしょうと。そこに対して税金を入れるのはどうなのかというご趣旨だと思います。
ただ、ここで、今までの組合施行の区画整理につきましては、例えば住宅系が多いんです
が、その場合には、簡単にいえば、それぞれの地権者の土地が区画整理することによって
価値が上がると。その価値が上がったことによって、例えば売買する場合にも、今まで畑
だったものが住宅地として高く売れるということで資産価値が上がるということで、私も
県のときに1年間組合施行の区画整理の指導のほうを担当させていただきましたが、それ
に対して補助金を入れるということで、なかなか住民の方の理解が得られない例というの
は私も数多く見ています。
ただ、今回の場合には、先ほど公室長からも答弁ありましたように、先行して土地を取
得してしまうということですので、地権者の皆様方の土地の価値が上がる前に企業に買っ
- 79 -
てもらうということで、決してその地権者の方々の土地の価値が上がるということではご
ざいません。その前に、今の素地というか、畑なら畑、田んぼなら田んぼの値段で業務代
行者に買っていただく予定としていますので、我々としては、先ほど市長も答弁しました
ように、これからも市がメーンとなって、地権者の方々のご協力を得ながら、この工業用
地の整備は進めていきたいと考えております。
また、先ほどご質問の地権者の土地と保留地というところでございますが、今ご説明し
ましたように、通常であれば、地権者の土地があって、それを減歩して保留地ができると。
その保留地を要は工事代金のかわりとして業務代行者が買って、それを売って要は自分た
ちの収入にするというものでございます。
ただ、今回の場合は、事前に地権者の土地を業務代行者が買ってしまいます、ほとんど。
何人かの地権者の方には残っていただきますが、大部分の土地は業務代行者が買います。
そうすると、業務代行者が一組合員となると。そこら辺の一組合員である土地と、今回実
際に保留地というものを生み出すかどうか、それも今のところ詳細に詰めているところで
す。場合によっては全部業務代行者の土地になるわけですから、わざわざ保留地をつくら
なくてもいいかもしれない。そこはこれから勉強しているところですので、どちらにして
も、議員がご心配しているようなことがないように、そこら辺は明確に基本方針にのっと
って公募前に決めまして、当然契約のほうにもきちんと入れていきたいと今のところ考え
ています。
○議長(直井誠巳君)
○18番(川上文子君)
川上文子君。
この開発の説明が当初あったときに、呼び込み型ではだめだと
いう話に、担当の課長は、そうではないと、組合施行で、しかも業務代行なので民間事業
者が責任を持つんだという話でした。そこはしっかり押さえてもらわないと困ります。
それから、今言われたように、皆さんの土地は事業認可を条件に民間事業者が買います
というふうに明確に記しているわけですね。そこのところは、しっかりと契約の中に明記
をする。そういう形でやるのであれば、ある意味一人事業者ですから、一人地権者という
形になるわけで、そういう事業体を何も市が援助をする必要はなくて、専門家が入るわけ
ですから、その事業者が仕事をやればいいわけで、そこはしっかりさせる必要がある。市
のかかわりも、事業者の決定のところまでというふうにすべきだということを再度強く言
っておきます。
時間がないので先に移ります。
最後のマイナンバー制度について伺います。
6月1日に日本年金機構は、年金の個人情報を管理しているシステムがウイルスによる
不 正 メ ールに よ っ て不正 ア ク セスを 受 け て、125万 件 に上 る 個 人情報 が 流 出をし た と 発 表
いたしました。この年金情報の大量流出は、公的機関の個人情報管理の脆弱性と絶対安全
などないということを示しており、10月に番号通知を開始するマイナンバー制度の前提が
崩れていることを浮き彫りにしました。
マイナンバー制度は、今回流出をした年金情報を含む社会保障と税などの膨大な個人情
報を行政が一元的に把握、活用するものです。しかも、安倍内閣は、まだ施行もしていな
いのに、国民の預貯金や健康診断情報など民間機関が扱う情報にも拡大する法案を今国会
で成立を狙っています。そして、さらにカルテや診療報酬など医療情報、戸籍、旅券、自
動車登録など、次々と拡大する方針を打ち出しています。マイナンバーは、税金や社会保
- 80 -
険料などの徴収強化と社会保障などの給付抑制を狙うものである上に、ひとたび流出すれ
ば計り知れない被害を招く制度です。実施は中止、撤回をし、個人情報の分散管理と徹底
した個人情報保護対策こそ必要だと考えます。
そこで、マイナンバー制度の市の取り組み状況をまず確認をしたいと思います。一つと
して、自治体として個人番号制度導入のために進めている準備内容と今後のスケジュール
はどうなっているのか。
それから、カードは社会保障や税や災害対策の分野で利用されるとしています。市の管
理している個人情報のうち、個人番号といわゆるひもづけられる事務というふうに言って
おりますけれども、個人番号とひもづけられる事務というのは、市のどのような事務で、
何項目にわたるのか。
三つ目として、個人情報保護条例との関係が重要となります。番号法との整合性による
市の個人情報保護条例は、どの条文を、いつまで、どのように改正をするのかお答えくだ
さい。
○議長(直井誠巳君)
市長公室長石神
〔市長公室長
○市長公室長(石神
栄君)
栄君。
石神
栄君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えいたします。
このマイナンバー制度につきましては、平成25年5月に、行政手続における特定の個人
を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆるマイナンバー法が国会で成立し、
平成28年1月から番号の利用が開始されるものであります。
このマイナンバーは、住民票を有する全ての方に対して、1人につき一つの番号のマイ
ナンバーを住所地の市町村長が指定するもので、原則として、一度指定されたマイナンバ
ーは生涯変わるものではございません。
マイナンバーが導入されることにより、国の行政機関や地方公共団体などでは、社会保
障、税、災害対策の分野で保有する個人の情報とマイナンバーとをひもづけて効率的に情
報の管理を行い、さらに、マイナンバーを活用して、同一の者に関する個人情報を他の機
関との間で迅速かつ確実にやりとり、つまり情報連携することができるようになります。
議員からのご質問の準備内容とスケジュール、それから市のひもづけられる事業につい
て、私のほうから順にお答えをさせていただきます。
初めに、現在行っている準備と今後のスケジュールについてでございます。具体的な準
備の内容としては、番号制度の影響が庁内各業務の広範囲に及ぶことから、制度導入のた
めの各作業として、住民基本台帳、税などの情報システムの改修、特定個人情報保護評価、
番号利用、提供条例の制定、個人情報保護条例の改正などの準備を進めております。
今後のスケジュールといたしましては、マイナンバー事務に関する個人情報保護条例の
改正や各課で所管しているシステムの改修を本年の9月までに実施いたします。
また、市民の皆様につきましては、市から平成27年10月から住民票を有する市民一人一
人に12桁の個人番号を付番する通知カードを送付いたします。通知カードを送付された後、
希望される方には、市などへの申請により、顔写真が掲載された個人番号カードが交付さ
れることになります。
続きまして、当市におけるマイナンバーに係るひもづけされる事務についてでございま
す。当市における法令に基づく個人番号とひもづけられる項目は、児童扶養手当や介護保
険など37項目ございます。この37項目に基づく事務事業につきましては、法令に基づく具
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体的な手続を所管する部署において、現在確認作業を鋭意行っているところで、詳細の事
務事業数につきましては、現時点では調査している状況でございます。
○議長(直井誠巳君)
川上文子君。
○18番(川上文子君)
今お話がありました。個人情報保護条例、9月までに条例整備
をしなければならないというお話でした。どこをどう直すのかということについては、お
答えになりませんでした。事前に確認をしましたけれども、これはまだ国からの通知がな
いので、現時点でも担当者も明確につかめないということです。
個人情報の保護が非常に心配されている中で、市の業務をさまざま進めるに当たって、
個人情報保護条例をどう改正して、どう保護するのかというのが今時点でもわからない。
これで個人情報が守られるのかというふうに思うわけです。
市の個人情報保護条例の第12条に、オンライン結合の制限というのがあります。実施機
関以外の者に対して、通信回線による情報機器との結合により個人情報を提供してはなら
ないとしているわけです。しかし、例外として、1に、法令等に定めがあるときには情報
機器と結合してもいいよという条例になっていまして、この法令に定める情報が、今回の
番号法に基づくさまざまな事務については、この法令に定める情報ということで結合が制
限されない、結合してもいいということになる、ここをすごい数で増やすわけです。
さっきひもづけられる情報は、法令数で37項目という答弁がありました。これは番号法
の9条の1項に別表第1と定めてあって、個人番号を利用できる事務、その中に98項目の
事務、法令文が書いてあって、そのうちの37項目が市町村にかかわる事務だということで
選び出したものだと思うんですが、例えば1番目にある児童福祉法による障害児通所給付
費、特定障害児通所給付費、高額障害児通所給付費、肢体不自由児通所医療費、障害児相
談支援給付費、もしくは特例障害児相談支援給付費の支給、障害福祉サービスの提供、保
育所における保育の実施もしくは措置または費用の徴収に関する事務、1項目でもこれだ
けのものがあるわけですよね。生活保護法によるものでいうと、決定及び実施、就労自立
給付金の支給、保護に要する費用の返還または徴収金の徴収に関する事務、これ37項目の
ものですけど、膨大な資料がひもづけられる。
市の事務の中で全てここに個人番号が付されて、29年の1月には国での情報の連携が開
始をされ、29年7月、国と地方自治体、全国の自治体と情報の連携の開始が行われると。
大変な情報量が連結をされて動くことになる。漏えいされたら大変な事態になることは明
らかですよね。そういう危険を冒す一方で、市民にとってどの程度のメリットがあるのか。
ここで伺いますが、予想される整備総額と維持管理費用はどのぐらいになりますか。
二つ目として、番号制の導入で簡素化される行政手続はどういうものが具体的に簡素化
されるのか。また、その簡素化されることによって市の支出削減はどのぐらいになるのか。
三つ目として、自治体としての利用拡大、別建ての利用の拡大をするんだと言っている
わけですが、どういう分野で、どういう業務が利用拡大のものになるのか。その結果、市
民の利便性はどのぐらい高まるのか。事前に通告をしてありますので、ご答弁ください。
○議長(直井誠巳君)
総務部長木村明夫君。
〔総務部長
○総務部長(木村明夫君)
木村明夫君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えいたします。
まず、マイナンバー制度を導入するに当たり、費用の総額等ということでございますけ
れども、マイナンバー制度システム事業そのものが完了しておりませんので、最終的な費
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用はまだ確定してございませんけれども、国の補助対象として取り組んでおります現在ま
でのシステム改修等につきましてご説明をさせていただきたいと思います。
平成26年、27年度の2カ年で、住民基本台帳システム、地方税務システム、国民健康保
険 シ ス テ ムな ど の 既 存の 11の シ ステ ム を 改 修す る 費 用 とし て 、 1,640万 円 の 支出 を 見 込 ん
でおります。
また、国や地方公共団体などの間で情報のやりとりを行うため必要な中間サーバープラ
ッ ト フ ォーム の 利 用に係 る 負 担金と い た しまし て 、 約 750万 円 の支出 を 見 込んで お り ま し
て、2カ年の支出総額の見込みは約2,400万円になります。
な お 、 これ ら の 整 備費 用 に 対 しま し て は 、総 務 省 と 厚生 労 働 省 から 約 1,920万 円 の 補 助
金が交付されております。実質市の負担額は480万円で20%程度となります。
次に、維持管理費用につきましては、中間サーバーの運用、保守費用が見込まれますけ
れども、これらの費用については、中間サーバーを整備運用する地方公共団体情報システ
ム機構、いわゆるJ-LISという組織より金額がまだ示されておりませんので、現在の
ところ把握できておりません。
最後に、費用対効果といいますか、その利用についてのことでございますけれども、諸
証明のコンビニエンスストアでの交付などが今後可能になってくると。そういうものが定
着することによって、市役所での交付件数が減るということが考えられます。窓口の業務
も負担がこれまでよりも軽減されると、そういう効果が期待されるであろうと考えられま
す。
まだ数字的なものまで算出はできておりませんけれども、そもそもこの番号制度そのも
のが、国の政策として開始されたものでございまして、金額による費用対効果よりも、住
民サービスの向上を目的とするものであるというふうに考えてございます。今後の利用拡
大についても、今後検討していくということでございます。
○議長(直井誠巳君)
市長公室長石神
〔市長公室長
○市長公室長(石神
栄君)
栄君。
石神
栄君
登壇〕
川上議員のご質問にお答えいたします。
マイナンバー制度の導入によりまして、社会保障や税など個人情報の照会が一元管理さ
れることになります。そのため、これまでに各種申請時に求められてきた書類が不要にな
ります。
国や地方公共団体など関係機関との情報連携後の代表的な例を申し上げますと、児童扶
養手当の関係では、申請、認定や現況届において、個人情報の照会が一元管理されること
により、転入された方が以前住まわれていた自治体からの税関係の提出書類が不要になり、
市民の皆さんとしても手続が簡素化されます。
なお、関係機関との情報連携につきましては、平成29年1月から国の行政機関の間で情
報連携が始まります。地方公共団体を含めた情報連携は、平成29年7月から連携を開始す
る予定でございます。
自治体としての利用拡大の計画、市民の利便性はどの程度高まるかということでござい
ますが、このマイナンバー制度につきましては、現在、国でさまざまな議論、それからさ
まざまな利用拡大が検討されているところでございます。
市といたしましては、先ほど総務部長が費用対効果でご説明をさせていただきましたが、
今年度を目途に、市内のコンビニエンスストアはもちろんのこと、全国のコンビニエンス
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ストアで住民票であるとか税証明の交付ができるということで、市民の皆様の利便性が拡
大するというものでございます。
市といたしましては、制度導入に当たり、事務事業に混乱を来さないよう、県や近隣自
治体と情報を交換しながら準備を進めるとともに、国の動向を注視しながら、市民の利便
性の向上につながる利活用についても検討してまいりたいと思っております。
○議長(直井誠巳君)
川上文子君。
○ 1 8 番 (川 上 文 子 君)
シ ス テム 改 修 費 2,400万 円 と、 維 持 管 理費 は 現 時 点で は わ か ら
ないという状況で、簡素化される行政手続については、コンビニ等で交付ができるので窓
口負担が軽減をされる。数字的にはどのぐらい軽減になるかわからない。それから、申請
等で個人情報の照会が一元管理されて、前に住んでいた自治体からの書類提出が不要にな
ると。しかし、一生のうち何回こういう行為が市民にとってあるでしょうかね。それに伴
う支出削減は、極めて私はわずかなものだと思います。自治体としての利用拡大の計画も、
利便性がどのぐらい高まるかも現時点では見えない、国の動向を見てというご答弁です。
繰り返しますけれども、膨大な個人情報を行政が一元的に把握、活用する。地方公共団
体情報システム機構を通じて、全てひもがつながる形で情報が取れるわけです。しかも、
ここに国民の預貯金だとか健康診断情報、法が通ればそれも入れよう。さらに、レセプト、
医療情報、戸籍や旅券や事業者登録など、民間機関の扱うさまざまな情報を次々と拡大を
するということで、これはひとたび流出すれば計り知れない被害だと思います。
得をするのはどこなのかと。マイナンバーは、税金や社会保険料などの徴収強化と社会
保障などの給付抑制を狙うものではないかと言われていますけれども、国会の議論でも、
高齢者の金融資産を調べて医療介護負担を引き上げるのが狙いではないかという質問に、
麻生財務相は、負担能力に応じて負担を求めることは必要だと、ここも含めて認めている
わけです。銀行の通帳番号も明らかになって、それが流出すれば人格破壊にもつながると
いうことが危惧されています。
漏えいですけれども、この間市民窓口課で伺ったらば、このパソコンだけでほかとはつ
ながない形で個人番号の業務はやるんですとおっしゃるんですが、そこに扱えるのには、
手の認証をやって、パスワードを入れて見れると。では、手の認証事務はこの職員の中で
どのぐらいの方がやるんですかと言ったら、市民窓口課のかなりの人数の方がやれるとい
う状態ですよね。
今回の年金の漏えいでも、CD-ROMで外部媒体を利用して情報を落して、それを自
分のパソコン、LANでつながるパソコンに入れ込んで、そして漏えいしているという事
態があるわけで、こういうことだって十分今起こり得る。いろいろ説明を求めると、罰則
があります、罰則がありますと言うんですけれども、罰則によってしか安全が確保できな
いものは、絶対これは守れないですよね。罰則があったって、その前段で罰則に値する行
為が行われることが想定されるわけですから。
私はぜひ中止、廃止の声を、地方自治体としても、もしこの制度で漏えいすれば、とり
ようもないような責任が負わされることになるわけですから。現場の今の状況から見ても、
職員さんとお話しても、国からも県からも情報が来ないと、やれる範囲で一生懸命やって
いらっしゃる、それはとてもよくわかるわけですが、いかにその整備の状況が無検討であ
って、十分な検証がされない中での無理やりの仕組みかということが、伺っていてもとて
もよくわかるわけですが、よりわかっているのは市自身だと思うんですね。市の側からも、
- 84 -
この間の状況なども冷静に見た上で、ぜひ国や県に対しても中止、廃止の声を上げていた
だきたいということを、答弁は無理でしょうから、求めて質問を終わります。よろしくお
願いします。
○議長(直井誠巳君)
次に、14番古川よし枝君。
古川議員、ちょっとお待ちください。小中学生の市議会傍聴に、ただいま谷井田小学校
6年2組の皆さんが来ております。限られた時間ではありますが、勉強していっていただ
きたいと思います。楽しんでいってください。よろしくどうぞ。
古川議員、済みません、よろしくどうぞ。
〔14番
○14番(古川よし枝君)
古川よし枝君
登壇〕
14番の古川です。3問通告しておりますので、順番に質問さ
せていただきます。
最初に、小学校の統廃合問題について伺います。
先日、市の義務教育施設適正配置による小学校の統廃合案、パターンが示されました。
とりわけクラス替えにこだわる1学年2学級以上を確保するというパターンですと、市街
地周辺地域の学校は全て廃校となることになります。
今年の1月、文部科学省は、公立小学校、中学校の適正規模、適正配置等に関する手引
きを発表しました。この手引き書は、小規模校の統廃合を一層促進させる手引きとなって
おります。しかし、一方では、地域の事情により小規模で存続させる場合の教育の充実、
特認校としての存続をさせるなど、かなり充実した既存校存続の選択肢についても詳しく
述べられています。
しかし、市が示したパターンには、既存校存続の選択肢はありません。しかも、3パタ
ーンから方針を一つに絞り、この6月、次の審議会には諮問をして、秋には各小学校ごと
に説明会を行い、審議答申をしてもらって、今年度中に方針を決定するとの説明です。パ
ターンが示され、具体的な状況となっているのですから、市民の意見、特に統廃合が対象
とされる学校の地域の人々の考えをきちんと聞くべきではありませんか。
審議会に諮問をするときには、その意見などもつけて諮問すべきではないかと思います。
統廃合を選択しない選択肢もあるということもきちんと示し、その上で地域の判断を仰ぐ
べきではないでしょうか、答弁を求めます。
○議長(直井誠巳君)
教育部長井波
〔教育部長
○教育部長(井波
進君)
進君。
井波
進君
登壇〕
古川議員のご質問にお答えいたします。
つくばみらい市の義務教育施設適正配置計画については、平成25年度においてアンケー
ト調査をもとにいろいろ報告をさせていただいております。小学校就学前のお子さんのい
る世帯、それから学校に通うお子さんのいる世帯、そして一般の世帯を合わせますと、
7,600名 以上 の 方 を 対象 に ア ン ケー ト 調 査 を実 施 し て いる と こ ろ でご ざ い ま す。 そ の 後 、
延べ5回のアンケート調査の結果の報告であるとか、各学校の児童数の推移などを説明会
を通して皆さんの意見を聴取したところでございます。
まず、ここでアンケート調査の結果から、幾ら小さい学校でも存続すべきであるという
ようなご意見があること、私どもも承知しているところでございます。この小規模校の存
続についてのアンケート結果を、少々時間をいただいて申し上げたいと思います。
一番重要視すべきと考えている、現にお子さんが学校に通学している保護者の方のデー
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タになります。「どれだけ小規模になろうが、小学校は存続すべきだ」とのご意見は、市
内全域だと15.9%、地域別に見ますと、東小学校区が一番高くて41.2%と、現在小規模校
と言われている学校区が比較的高い割合になっております。
しかしながら、別の角度で見ますと、「複式学級が生じたら統合すべき」と考えている
方が、東小学校区でも58.8%と、過半数の方々が統合すべきだと考えている結果になりま
す。これが市内全体だと80.7%となり、ほとんどの方は「複式学級が生じたら統合すべき
である」と、そのように考えている結果になっております。
また、1クラス当たりの望ましい児童の数の質問には、「どんなに小規模になっても存
続すべき」との意見が最も多かった東小学校区でも、「1クラス20人程度が望ましい」と
回 答 さ れ た 方 が 47.1 % と 最 も 多 い 結 果 に な っ て お り ま す 。 こ れ が 、 市 内 全 域 だ と 実 に
96.1%の保護者が「1クラス20人以上が望ましい」と回答している状況でございます。学
校はなくなってほしくはないが児童が少ないのも困ると、心の葛藤が見て取れる結果とな
っています。こういったことを踏まえた中で、適正配置審議会では審議を進めさせていた
だいているところでございます。
今後は、議員の言ったとおり、秋までに審議会から答申をいただき、その答申を踏まえ、
市の方針案を作成していきたいと、そのように考えているところでございます。
それから、この方針案について、地元住民への説明会等、今後、小学校区単位で開催す
ることとしております。市民の方に市の方針案を説明して、ご理解いただけるようにして
いきたいと考えておりますので、どうぞご理解のほどをお願いしたいと思います。
○議長(直井誠巳君)
古川よし枝君。
○14番(古川よし枝君)
今回の統廃合案、パターンの出し方の経過について説明があ
って、平成25年度の9月に行ったアンケート結果に基づいて、こういうパターンが提案さ
れているということですけれども、市民は、先ほど言いました複式になって10人以下にな
ったら統廃合はやむを得ないと、それから1クラス20人以上が望ましい、理想というか、
そういうことですよね。でも、実際は自分のところが小規模で複式もやっているし、それ
から単学年でもあるし、それからクラスの人員も少ないということに直面したときに、本
当にこの統廃合について考えれば、またいろいろな思いも出てきて、考えも出てくるわけ
ですけど、また、児童を持つ父母だけではなく、長年そこに住んでいる地域の皆さんの思
いも大変重要なものだと思うんですね。これまで学校を支えてきたということでもありま
すので、それはアンケートの結果だけでは見れないものも十分にあると思うんです。
それで、私は、この統廃合問題を、さまざまな意見が当事者から、児童を通わせている
父母や地域の皆さんとかいろいろなところからいろいろな意見が出てきますので、どうい
うふうにこの学校の統廃合問題を考えたらいいんだろうかということで、私は、先日、5
月17日に谷井田のコミュニティセンターで、千葉大学の名誉教授の教育行政学の専門の三
輪定宣先生を呼んで勉強会をしたんですけれども、そこで語られたのは、少し長くなるん
ですけれども、教育とは人間をつくることであり、子供をよく知り、発達段階に応じて適
切な教育を行わなければならない。そのためには、一人一人に目が届く小規模の学校や少
人数学級が大原則である。文科省は小規模校に問題があるかのように言っているけれども、
小さな学校こそスタンダードで、世界を見ても、高い学力で知られているフィンランドで
は 1 校 当 たり 平 均 101人 、 フ ラ ンス で は 99人、 イ ギ リ スで は 190人、 日 本 は 322人 と 異 常に
過大である。これらの諸国では、複式も少なくないが、年齢を超えた郷土学習が成長を促
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している。クラス替えはなく、クラスの垣根を越えてよく知り合い、人間関係も深まり、
人間らしい豊かな社会性が育っている。クラス替えができないことは、教育的価値のある
ものである。小規模校では切磋琢磨ができないというけれども、切磋琢磨とは学問に励ん
で自分を磨くことで、学校規模との関係ではない。排他的競争では学問も弱められるし、
人格も育たない。現行法では12から18クラスを標準としているが、実際この基準を満たし
ている小中学校は3割程度だ。基準に満たない学校でも立派に教育効果を上げていること
が実証されているではないか。地域の住民の交流の核としても大切なものだが、教育的見
地からも小規模校を消すべきではないという講演をされました。
そして、先日、福岡小学校の運動会も、私も楽しませていただきましたけれども、この
ときに思ったことは、子供たちが校歌を歌ったんですね。私、大変感動しました。「青い
田んぼの白い道、仲よくみんなが通る道」から始まって、2番では「よい子に誰もがなる
ように、村はなんでもしてくれる、元気でしっかり頑張ろうよ」、3番では「郷土を開い
てくれた人、心にいつも思っている、楽しい福岡小学校」というので終わるんですけれど
も、69人の児童の元気いっぱいの歌に、人間を育てる教育と歴史を感じました。一人一人
名前を呼ぶ応援の声が響き、一人一人が主役の運動会、こういう光景は福岡小学校だけで
はありません。学校生活の一こまではありますけれども、この三輪先生の講演を思い起こ
し、そのとおりだなと思い返しました。
今回、手引き書の中でも、地域の実情で小規模校存続もあり得ることから小規模校のメ
リットをより発展させることや、デメリットとしていることを緩和する施策も細かく記載
されています。
また、今回の手引きには、財務省等の要請もあり、通学路の見直しなども含まれており
ま す 。 手 引 き で い う 12学 級 未 満 を な く せ ば 、 5,462校 の 小 中 学 校 を 減 ら し 、 職 員 も 1 万
8,000人 を削 減 で き ると 言 わ れ てい ま す 。 経費 削 減 の ため の 学 校 統廃 合 と ん でも な い と 、
将来の教育行政を懸念する声が今広がっております。
そういう意味でも、先ほどはつくばみらい市の小規模校という問題でのアンケートでは、
小規模校の統廃合を望んでいる声が大きいんだというふうなアンケートの結果は出ており
ますけれども、地域の住民の大事な拠点でもあるということからは、きちっと再度、地域
の意識調査は、特に小規模校で今回統廃合の対象となっているところの住民については意
識調査が必要だと思います。
そこで、教育長に伺いますけれども、この小規模校における教育効果をどのように考え
ますか、規模が大きいほうが教育的効果は有利だと考えておられるのかどうか伺います。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
古川議員のご質問にお答えいたします。
小規模校をどう考えているのか、また大規模校をどう考えているのかというご質問であ
りますが、私は小規模校をよいと思っているのか、悪いと思っているか、そういうことで
すけれども、それぞれのメリット、デメリットがあるかと思います。ただいまもありまし
たように、小規模校では、きめ細かな教育ができるとか、先生の目が行き届くとか、そう
いうふうに言われております。反面、人間関係が固定化してしまう、切磋琢磨が難しい、
学校行事等の集団教育活動に制約が生じるなどとも言われております。
こういったことを踏まえた上で、国や茨城県の示す指針を考慮し、平成23年の適正配置
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審議会から、小学校は1学年2クラス、中学校は3クラス、そして1クラス20人以上であ
れば単学級であっても適正な規模であるといった答申がなされたものと考えております。
これまでもそうですが、今後も、この平成23年に出された答申に沿って適正配置計画を進
めていきたいと考えております。
今、市内の小規模校と言われる学校では、小規模校の特徴を生かして小規模校ならでは
の教育を展開しております。先生方も自信を持って教育に当たっております。
今、運動会の話がありましたが、私も、先日、小学校の運動会に行ってきました。谷井
田小から東小と、二つの学校へ行ってきました。どちらの運動会もすばらしいものがあり
ました。谷井田小では、1年生から6年生が児童全員による大玉送りをやっていました。
大変見応えがありました。東小に行きましたら、今、議員の言われたように、誰々頑張れ、
誰々ちゃん頑張れと、みんな子供の名前を叫んで応援していました。誰もが子供の名前を
知っているんですね。どちらもすばらしい運動会でした。
でも、私もたびたび訪問はしておりますが、10人に満たないクラスや、たった2人のク
ラス、そういったクラスを見るたびに、この子たちに私はもっといい教育環境欲しいなと、
ずっと考えております。
学校は、集団社会の中で、将来に必要な社会性、さまざまな規範意識を身につけるとこ
ろです。クラス替えのできる2学級以上、または1クラス20人以上の適正規模だからでき
るさまざまな学校行事、教育活動もあります。いずれにしましても、今、子供たちにとっ
て最良のベストの教育環境はどうあるべきか、その視点で適正配置の作業を今後進めてい
きたいと考えております。
○議長(直井誠巳君)
古川よし枝君。
○14番(古川よし枝君)
教育長から、小規模校についてもいろいろな工夫をして、自
信を持って子供たちの教育に当たっているということが説明されました。私はいろいろな
選択肢があると思うんですね。小規模校でも、そういうふうに自信を持って、いろいろな
機会を通じて努力してやっているという中で、実際にすばらしい教育が行われているとこ
ろもあります。
それから、先ほど1クラス10人未満で2人のクラスもあるということも含めて、地元で
はいろいろなそういうものに対する不安もたくさんあると思うんですね。そういう地域も
あるし、そうでない地域もあるわけですから、一律にこの間言っていた複式学級は全部な
くしてしまう、それから3案としては1学年2クラス以上のパターンにしてしまう、そう
いうことにこだわらないで、既存校も選択肢なんだよということをきちっと住民にお知ら
せをする、そういうことを周知していくということも選択肢の中ではあると思うんですね。
一方的に適正配置はこうなんだということではなくて、既存校についても、きちっと政府
も手引きを示しているし、子供たちにもそこに合った教育ができるんだということですか
ら、今の教育長の話だと、今の小規模校もきちっと視野に入れたもので十分に私はいいん
だと思うんですね。そこはきちっと再度見直してほしいと思います。
それから、もう一つ統廃合について言えば、今、小学校の通学範囲というのは、遠くて
も4キロですけれども、統廃合が進めば、当然通学距離は遠くなって、4キロ以上をはる
かに超える地域が多くなるわけですね。もはや徒歩の通学では困難になるでしょうという
ことなんですけれども、この徒歩通学の教育的要素というか、それは非常に私は大事だと
思うんですね。
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一つ見ましたら、39年前になりますけれども、名古屋の高裁金沢支部の判決で、ご存じ
かと思いますけれども、統廃合により徒歩通学の機会が失われることにより、人間形成上、
教育上のよき諸条件を失う、徒歩通学の子供の人格形成に果たす役割、地域の人々や四季
折々の自然との触れ合いの重要性についても、裁判所が判断して、廃校処分の取り消しの
請求を認めたという判決があるんですけれども、私は、人間形成の上で徒歩通学というの
はとても大事な教育的環境だと思っています。公教育が徒歩通学ができるように、行政は
最良の環境整備に努力をしなければならないと思うんですね。
そういう点では、今回の統廃合の問題についても、一番大きな要素でもあるのではない
かと思います。今回の手引き書では、政府は所要時間1時間程度の時間でもよいとしてい
ますから、どこの学校に行っても車であればオーケーですよということで、本当にとんで
もないと私は思っているんです。
それから、小学生というのは、発達段階の中で、本当に身近な地域の中で人間関係をつ
くっていく、そういう成長段階ということもあって、徒歩通学というのは、地域の人たち
とも出会いがあって、地域での住民とのコミュニティも生まれるし、いろいろなところで
お互いに知り合い、発達を支える役割、こういうことが非常に大事だと思っているんです
ね。このことが、今回の統廃合の問題についても一つの課題ではないかと私は思うんです
けれども、教育長の考えはどうでしょうか。
○議長(直井誠巳君)
教育長石塚眞典君。
〔教育長
○教育長(石塚眞典君)
石塚眞典君
登壇〕
古川議員のご質問にお答えいたします。
統廃合、先ほど小規模校の是非論については申し上げたとおりです。そして、先ほどの
ような視点に立ってこれからの統廃合を進めていくということも、先ほどお話したとおり
です。
その統廃合の方針が出て、これから説明会ということでありますが、その中でも、今、
古川議員の徒歩通学のことはもちろん出てくるかと思います。一番重要というか、その徒
歩通学をどうするかという視点で私どもは今、もちろんそれも一つに入っておりますが、
適正配置のこの仕事を今進めているということではありません。一番大切なことは、現在
の児童と、そしてこれから入学予定の児童のことです。この方たちの意見を尊重しなけれ
ばなりません。私たち大人は、子供たちのために、繰り返しになりますが、ベストの教育
環境を築いていかなければならない責任があります。どうかご理解のほどよろしくお願い
したいと思います。
○議長(直井誠巳君)
古川よし枝君。
○14番(古川よし枝君)
当然、子供たちのためにいろいろ考えているわけですけれど
も、とりわけ学校の統廃合というのは、まちづくりの問題でもあります。地域の子供たち
の数が同じでも、教師の数は減る、そして財政的に国の地方交付税も減らされるというこ
とになるわけですけれども、そういう中で小規模校が消えて、そして子供たちは遠距離通
学を強いられ、地域の過疎化はますます促進されます。先日の海老原議員の質問にもあり
ましたけれども、子供たちを増やす政策も必要ではないか。政府も言っている小規模特認
校制度の導入、こういうものも取り入れ、一人一人を大切にするという小規模校ならでは
の教育の原点、そこをきちっと守ってほしい。そのためには、その学校を支える地域の皆
さんの意見も十分聴取して、その意見を尊重して方針に反映させることをぜひ立ちどまっ
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てほしい。そして、今後強引に統廃合を進めることがないように求めて、この質問を終わ
ります。
二つ目の質問に入ります。
スマートインターチェンジ設置事業についてですけれども、市は、平成23年から、常磐
道の谷和原インターチェンジと谷田部のインターチェンジの間に、ETC搭載の通行車が
利用するスマートインターチェンジを設置することを検討してきました。5月29日の全員
協議会で、この間の経過とおおよその事業費、今後の進め方について説明がありましたが、
本会議においても現状と今後の進め方について説明を求めます。また、事業を行うことで
の市民へのメリットはいかに考えているのか伺います。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
古川議員の質問にお答えいたします。
スマートインターチェンジにつきましては、平成23年度から設置に向けた検討を開始し、
平成24年8月には、関係機関である国、県、警察、東日本高速道路株式会社をメンバーと
するつくばみらいスマートインターチェンジ整備推進検討会を組織し検討を進めておりま
す。
水田地帯における軟弱地盤対策や国の基準の変更に伴う交通量推計等の作業に時間を要
しておりますが、同検討会では、スマートインターチェンジの接続路線として、一般県道
常総取手線、主要地方道つくば野田線、都市軸道路の3路線を候補地として検討中でござ
います。今後、夏ごろを目途に、経済性や利便性、将来計画等を総合的に勘案しながら接
続路線の絞り込みの作業をしてまいりたいと思います。
私はかねがね申し上げておりますが、本市のほぼ中央に常磐自動車道のスマートインタ
ーチェンジを設置することにより、高速道路の利便性が飛躍的に向上し、現在整備を進め
ている福岡地区工業用地への企業誘致や定住促進など、本市のさらなる発展の起爆剤にな
るものと考えております。また、谷和原インターチェンジ付近における渋滞の緩和につき
ましても、大きな効果が大いに期待できるところでございます。
そのため、今後、市民の皆様にご理解をいただきながら、関係機関と慎重に協議、検討
を重ね、国土交通省への連結許可申請に向けた取り組みを鋭意進めてまいります。
○議長(直井誠巳君)
古川よし枝君。
○14番(古川よし枝君)
私は、この問題について、この23年から今日までの状況を見
て、これは接続許可の申請を先送りしたという、軟弱地盤だということで財政の負担の増
大によって大変なことになる、こういう経過から見ても、私は強引に進めるべきではない
と考えています。
先ほど市長から、この接続についての期待性が語られました。一つは、福岡地区の工業
専用地への優位性、それから谷和原のインターチェンジ混雑の解消、そういうことが言わ
れましたけれども、それについてどのぐらい市民にとってメリットがあるのか、きちっと
検証したものが必要だと思います。
これまで市長は、ご自分の公約だということで進めてきましたけれども、公約といって
も、それだけで市長を選んで選挙をするわけではありませんので、重大な施策については
きちっと市民に説明責任もあるし、今後の事業についてもきちんと説明をしていくという
ことが必要だと思います。しかし、既に今年の下半期にはこの接続路線1カ所に方針を絞
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り込んで、そして来年の上半期には連結許可申請を国土交通省に出していくという、非常
にスケジュール的にもピッチを上げたように思います。
しかし、コースによっては、事業費が59億円で市の負担が14億円にも膨らむという概算
も出ています。そういうところから見ると、かなり市民への影響は大きいと思うんです。
例えば市民にとってどうかといいますと、歩道の未整備が多い状況です。車の通行量が増
えれば各所で危険なことになっていくんじゃないかと。
特につくば野田線、野田牛久線、取手つくば線、谷田部小張線など、インターチェンジ
の接続するであろう市内の既存の道路については、道路の拡幅とか歩道の整備がおくれて、
そういう計画すらないところもあります。これ以上に市内の交通状況も悪化させるのでは
ないかと思います。
昨年策定した市の歩道整備事業というのも市長の公約でありますけれども、長期にわた
る 計 画 で す。 こ れ は 概算 事 業 費 31億 2,300万円 で す ね 、全 額 で い きま す と 。 この 計 画 を 遂
行するには、多額な財源も必要になってきます。限られた財源の中で、事業の優位性から
いえば、住民の身近なところで安全・安心の確保が優先ではないかと思います。
それから、企業誘致のための優位な条件確保ということですけれども、福岡地区の工業
団地整備の条件の一つとしているのではないかと思いますけれども、遠距離からの通勤も
可能になりますね。企業を誘致しても、どういう企業がそこに配置されるのかというのは
ありますけれども、交通の便益が高まれば遠くからも通勤はできるわけですから、必ずし
も地元の雇用の状況が有利だということでもありませんし、どのような事業が来るのかと
いうのも未知数です。そういう点では、本当に企業呼び込みのための一つの事業ではない
かと思います。
それから、高速道を利用するのに市民の便益が高まるということですけれども、中央に
接続すれば、西と東、東西は既存の高速道路のほうが近いわけですし、当然、経済的に行
き先のほうに近いところにというのが一般に考えているわけですね。そうしますと、爆発
的に便益が考えられるかということが言えるのではないかと思います。
既にスマートインターチェンジが供用されている東海スマートインターチェンジは1日
3,000台ですね。石岡の小美玉スマートインターチェンジは1日4,100台という実績がある
わけですけれども、つくばみらい市の今やっている計画ですと、コースで一番多いところ
で 5,200台1 日 と い うふ う に 計 画書 の 中 で は出 て い る んで す け れ ども 、 す ご く過 大 で は な
いかなと思ったりもしております。そういうことで、市民的にはまだまだわからないとこ
ろがあります。
市長は、そういう中でも、特に事業費について、どんなに事業費がかさんでもこれは何
がなんでも進めるということでやっていくのかどうか伺います。
○議長(直井誠巳君)
市長公室長石神
〔市長公室長
○市長公室長(石神
栄君)
栄君。
石神
栄君
登壇〕
古川議員のご質問にお答えいたします。
古川議員からのご質問の中で、市民へのメリットについてのご質問が最初にあったかと
思いますので、そちらについて、まず最初にご説明をさせていただきたいと思います。
スマートインターチェンジが設置されることにより、高速道路の利便性が向上するとい
うことはもちろんのことでございます。市民の皆さんの使い勝手もよくなって、そういっ
たことが直接なメリットだけではなく、高速道路の利便性が向上することによって、本市
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にもたらされる効果というものは非常に大きいものと考えております。
特に企業誘致につきましては、工業用地の整備と並行してスマートインターチェンジの
設置を進めることにより、大きな相乗効果が期待できると思います。スマートインターチ
ェンジにより高速道路の利便性が高まれば、移動時間の短縮につながり、首都圏からの距
離や発達した交通網など、本市の置かれた地理的優位性をさらに増大させることができま
す。地理的優位性という本市の強みを武器に企業誘致を進めることで、税収の増加や雇用
の促進が見込め、ひいては市民サービスの充実が図られるということが市民へのメリット
ということでございます。
また、整備スケジュールについてでございますが、先ほど市長の答弁にもございました
ように、今年夏ごろを目途に、つくばみらい市スマートインターチェンジ整備推進検討会
において接続路線の絞り込みの議論を進めていきたいと考えております。
国土交通省への連結許可申請は、今後の協議、調整の進捗にもよりますが、平成28年度
末ごろを目標に作業を進めてまいりたいと考えております。
また、事業経費につきましても、現在検討しております一般県道常総取手線、主要地方
道つくば野田線、都市軸道路の3路線、それぞれ接続場所の条件の違い等によりまして事
業費は異なります。また、現時点では詳細な設計を行っておりませんので、事業費は今後
も変動があり得るというものでございます。
ただし、先日行われました議会全員協議会でもご説明申し上げましたとおり、費用区分
につきましては、高速道路からインターチェンジの料金所まではネクスコ東日本の負担、
料金所から接続路線までが市の負担となります。事業費が増額の方向で変動いたしまして
も、市の負担額が大きく増大する可能性は少ないと考えております。
なお、市の負担となる経費につきましては、今のところ一般財源での対応となる予定で
ございます。ただし、当市といたしましても、負担軽減を図るため、引き続き活用できる
補助事業等を模索して、事業経費の削減ができるよう努めてまいりたいと思っております。
最後に、採択の見込みでございますけれども、スマートインターチェンジの設置は、市
のさらなる発展に大きく貢献できる事業と考えております。国から連結許可をいただくこ
とを目指しまして、採択に向けて情報収集に努めながら、関係機関と協議、調整を慎重か
つ迅速に進めてまいりたいと考えております。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
古川議員の質問にお答えします。
先ほど石神公室長が答弁したとおりでございます。それで、当然、費用対効果というの
を考えてやるのは、言われるまでもなく当たり前のことだし、何事も真剣に考えてやるの
は当然だろうと思っています。ですから、きちんとした検証をしておりますし、この前軟
弱地盤ということで費用が大きくなったので、とりあえず一歩下がって検討したという状
況でございまして、市政を預かっている以上は、当然当たり前に真剣に考えてやっており
ます。
それと、スマートインターチェンジは、古川議員はご存じかと思いますけれども、谷和
原インターチェンジができたことによって旧谷和原村が大変な効果をもたらしたわけでご
ざいます。これは谷和原インターチェンジだけじゃございません。高速道路のインターチ
ェンジなどというのは、どこの地域もかなり発展していますし、市民にとって非常に利便
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性のある形になっておるわけでございますので、もしもスマートインターチェンジの連結
許可がおりれば、私は大変な効果があるというのは、そういうよそのところを見ても証明
済みだと思います。
古川議員はこれに対して反対なのかどうかわかりませんが、よくほかの例も、共産党で
すからいろいろな例を見ていると思いますので、見ていただいて、スマートインターチェ
ンジができるということはどれだけ効果があるかということを検証していただければ、お
のずと答えは出てくるものだと思っております。
いずれにしましても、市民の利便性を第一に考えながら、真剣に検討しているところで
ございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
○議長(直井誠巳君)
古川よし枝君。
○14番(古川よし枝君)
今、市長から、スマートインターチェンジを接続していると
ころの市の振興状態は非常に良好だということですけれども、そういうことも示して、き
ちっと住民にわかる形で説明をしなきゃならないと思うんですよ。そもそも国は、このス
マートインターチェンジ設置事業を高速道路利便増進事業として推進しているんですね。
昨年も18事業が追加されるということで、各自治体が競争のごとくしているわけですけれ
ども、私はそういう中で、この事業は地方自治体が主体となって発意をして、条件を整え
て事業を行うということで、大変多大な負担が発生するわけです。
ですから、費用対効果はもちろんですよと市長はおっしゃいましたけれども、きちっと
そこは示す、明らかにすべきだと思いますよ。私が心配しているのは、そういう形で何が
なんでもやっていくんだということだけれども、本来の地方自治体の役割、住民の暮ら健
康など福祉を増進するという本旨から大きく外れていくのではないか、そういうことはな
いのだろうかということで心配をしているわけです。
そういう意味でも、この事業をどうしても進めていくんだということであれば、費用対
効果、そして十分に市民への期待があるんだと、市の発展のためにはなくてはならないん
だと、そういう検証したものをきちっと市民に提示をして、市民が納得できる説明が必要
だと思うんですね。
これまで市長は、そういうことでスマートインターチェンジここまで進めておりますけ
れども、市民にきちんと説明したことありますか。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
古川議員の質問にお答えします。
私は、最初、22年の市長選に出るころから、ちゃんとパンフレットにうたいまして、こ
ういうことでスマートインターチェンジは必要なんですよということを全戸に訴えており
ます。それから、市長と語る会においても、そういう質問はよく出ますから、そこでも答
えております。また、1年ちょっと前の選挙においても、ちゃんとパンフレットに明示し
て説明をしております。ですから、説明といいますか、全戸に私の方針というものがわか
るように説明しております。
それから、何がなんでもやるということならば、前回の軟弱地盤対策として非常にお金
が高くなってしまったので、そこで一旦引いて、もう一度検証しましょうということで検
証に入っているわけでございますから、何も強引にやるということじゃなくて、やはり市
民の税金ですから、市民の皆さん方が働いて汗水を流しながら納めているお金です。です
- 93 -
から、そのお金は当然真剣に議論して使うということは当たり前のことでございますので、
そのようにやっているわけでございます。全戸にそういう配布をしているということも、
あわせてお話しました。
それから、私はいろいろな会合で挨拶を求められますけれども、その中でも、状況によ
っては、集まるメンバーによってはお話もしていますから、いろいろなところでスマート
インターチェンジという話はしています。あとは逆に、市民の方から、スマートインター
チェンジはどうなっているんだよというふうな質問もよく受けておりますので、市民の間
ではいろいろと浸透してきているのかなと思っているところでございます。
○議長(直井誠巳君)
古川よし枝君。
○14番(古川よし枝君)
質問は終わりますけれども、選挙のときに公約で掲げたもの
と実際に執行部に入って事業をするときに市民への事業の説明、提案、またこれは違うも
のですから、そこは事業として、執行部をつかさどる者として、きちっと全市民にわかる
形で事業の説明をしていくべきだと思います。
それでは、3問目に入ります。
○議長(直井誠巳君)
古川議員、時間割できているのかと思いますが、残り10分なもの
ですから、よろしくお願いします。
○14番(古川よし枝君)
公共事業の料金見直しと、新たな減免制度、団体登録手続の
簡素化について質問をいたします。
昨年の6月に公共施設料金有料化になって、1年を過ぎて、市民から、料金の激変緩和
措置を延ばしてほしい、延長してほしいと。それから、高齢者とか障害者、子供たちの料
金を無料にしてほしいという要望書が市長に上がりまして、6月には激変緩和を1年延長
しました。今年6月までが延長期間で終了するわけですけれども、そこで質問いたします。
1年かけて検討した結果、減免拡大ということで、これまでの説明ですと、75歳以上、
中学生以下は料金を免除するということですけれども、使用料金の金額についてはどう検
討されたのか。基本料の金額についてはどう検討されたのか。
それから、今回の減免の対象の見直しで利用者のどのぐらいが対象になるのか。
それから、団体登録の簡素化についても伺いますが、現在、各施設ごとに団体登録をし
ていますが、一本化をすべきではないか。また、登録の際に記載をする項目を少なくして
簡素化が図れないかという点で伺います。
○議長(直井誠巳君)
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
古川議員の質問にお答えします。
公共施設の使用料につきましては、平成25年第1回の定例会におきまして各施設の管理
条例等を改正し、施設を利用される皆様に対して使用料のご負担をお願いし、3カ月の周
知期間を置いて、平成25年7月から平成26年6月までの1年間、激変緩和措置の期間を設
け、使用料をいただいてまいりました。
さらに、この激変緩和措置の期間を今年の6月末まで1年間延長し、改めて使用料の減
額、免除も含めた見直し等について検討する期間とさせていただいたところでございます。
私は、この施設使用料の見直しにつきましては、昨年の第1回の定例会で、議員からの
一般質問に対しまして、使用料をご負担いただくという基本方針は変えるものではありま
せんが、減額、免除の適用の拡大や使用料の金額の見直しを含めて今後検討してまいりま
- 94 -
すとお答えしております。
1年間という期間をいただきまして、検討を重ねてまいりました。その結果、当初の方
針のとおり、公共施設を利用する方と利用しない方との負担の公平性を確保するため、利
用する方に応分の負担をしていただくという受益者負担の考え方を原則とする基本方針は
変えないものの、高齢者と子供たちの施設利用につきましては、免除制度を拡充いたしま
した。
具体的には、健康な高齢者づくりのため、市内に在住する75歳以上の高齢者に対しては
介護予防及び健康増進による医療費の削減や社会参加促進を目的として、さらに、中学生
以下の子供に対しましては健康増進や体力向上、子育て世代の負担軽減を図るために、免
除制度を拡充することといたしました。なお、障害者の方につきましても、免除する方向
で既に検討するよう指示しております。
この免除制度拡充により、該当される方については、平成27年7月1日より公共施設使
用料の全額を免除いたします。今後も、市民の皆さんにとりまして利用しやすい施設の運
営を進めてまいります。
団体登録の簡素化につきましては、担当部長より説明させます。
○議長(直井誠巳君)
教育部長井波
〔教育部長
○教育部長(井波
進君)
進君。
井波
進君
登壇〕
古川議員のご質問にお答えいたします。
私からは、団体登録の簡素化についてご答弁申し上げたいと思います。
生涯学習課所管の各施設の定期的な利用にあっては、まず、団体登録を行っていただい
ております。この団体登録には、活動内容など団体の情報を記入していただき、会員名簿
を添付して提出をお願いしているところでございます。これらは、免除対象であるかの確
認のほか、営利目的の利用であるかどうか、それから施設の設置目的に適合しているかな
どを確認するものであることから、必要な情報として記入をお願いしているものでござい
ます。
また、現在、複数の施設を別々に利用する際には、それぞれの施設に団体登録をしてい
ただいております。しかし、団体によっては、毎年利用する複数の施設に同様な登録は負
担であり、一本化してほしい旨の要望があることから、団体登録の簡素化を図るため、現
在、担当課において既に検討をしているところでございます。
今後、各施設で団体登録情報を共有し、情報をデータベース化することで、減免の対象
基準も共有化することができ、利用者の負担軽減に向けて、来年度からの実施を目指して
おります。
○議長(直井誠巳君)
残り2分です。よろしくお願いします。
○14番(古川よし枝君)
今、市長から減免の対象枠を広めたと言うんですけれども、
担当課のほうからいただいた資料で見ますと、27年度、75歳以上の団体の方が新たな免除
に な る のはわ ず か 5%で す 。 非常に う れ しい面 で も あるん で す けれど も 、 468団 体 の う ち
24団体が新たな免除の対象になる、これは非常にいいんですけれども、ごくわずかですよ
ね。ぜひこれは再検討してほしい。75歳の健康増進を言うならば、少なくとも65歳から健
康増進の対策として充実してほしいと思います。他の市町村見ても、60歳、65歳からは無
料がほとんどです。
それから、施設の基本料についても、つくばみらい市は守谷とか牛久から見ても非常に
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高いです。コミュニティセンターについては無料のところもありますし、それから団体に
ついて、私は、担当課のほうに前もって、時間がないんですけれども、自治会の総会など
についても無料で使えるような、自治会組織の拡充に向けて当然必要なことですから検討
願いたいというふうに言っております。ぜひそれはしてほしいんです。
それから、先ほど団体の手続の簡素化ということですけれども、一本化はいいんだけれ
ども、その団体のときに申請をする用紙がありますけれども、ここに書く項目が非常に細
かいんですよ。本当にこれが必要なのかと思うのは、主な活動日とか会費だとか、それか
ら年間の活動計画、それから講師の名前や住所や電話番号も書くというふうなことがあっ
て、これが利用することどういう必要性があるのかということも市民から出されていまし
て、一本化とあわせて、ぜひこの見直しもしてほしいということでお願いしたいと思いま
す。それから……
○議長(直井誠巳君)
時間が参りました。途中で申しわけございません。
○14番(古川よし枝君)
そういうことで、要望になりますけれども、お願いいたしま
す。以上で終わります。
○議長(直井誠巳君)
ここで暫時休憩します。
再開は2時50分でお願いいたします。
午後2時43分休憩
午後2時51分開議
○議長(直井誠巳君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
承認第
1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)
承認第
2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)
承認第
3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)
承認第
4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)
承認第
5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)
承認第
6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)
承認第
7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
○議長(直井誠巳君)
続きまして、日程第2、承認第1号から承認第7号まで及び議案
第46号から議案第48号まで、以上10案件を一括して議題といたします。
議案に対する質疑については、期限までに本職宛てに通告がありませんでしたので、省
略をいたします。
お諮りします。
ただいま議題となっております10議案のうち、承認第1号から承認第7号までの7案件
については、委員会付託を省略し先議したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。よって、承認第1号から承認第7号まで
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の7案件については、委員会付託を省略し、先議することに決定をいたしました。
承認第1号から承認第7号までについて先議
○議長(直井誠巳君)
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて(第1号)の
討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第1号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
全員挙手であります。よって、承認第1号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
続いて、承認第2号
専決処分の承認を求めることについて(第2号)の討論を行いま
す。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第2号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手多数であります。よって、承認第2号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
続いて、承認第3号
専決処分の承認を求めることについて(第3号)の討論を行いま
す。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第3号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、承認第3号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
続いて、承認第4号
専決処分の承認を求めることについて(第4号)の討論を行いま
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す。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第4号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、承認第4号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
続いて、承認第5号
専決処分の承認を求めることについて(第5号)の討論を行いま
す。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第5号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手多数であります。よって、承認第5号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
続いて、承認第6号
専決処分の承認を求めることについて(第6号)の討論を行いま
す。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第6号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手多数であります。よって、承認第6号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
続いて、承認第7号
専決処分の承認を求めることについて(第7号)の討論を行いま
す。
討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで討論を終わります。
これから承認第7号について採決します。
- 98 -
この採決は挙手によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり承認することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手多数であります。よって、承認第7号は原案のとおり承認す
ることに決定いたしました。
議案第46号及び議案第47号について各委員会付託
○議長(直井誠巳君)
日程第3、議案第46号及び議案第47号について各委員会を議題と
します。
お諮りします。
この際、お手元に配付しました議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託した
いと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。したがって、お手元の議案付託表のとお
り各委員会に付託することに決定しました。
なお、議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)については、
各委員会において所管部分の審査を行うことといたします。
ここで暫時休憩をいたします。
午後2時58分休憩
午後3時30分開議
○議長(直井誠巳君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
日程追加
○議長(直井誠巳君)
市長から、議案第49号
お諮りします。
財産の取得について、議案第50号
第51号
工事請負契約の締結について、議案第52号
第53号
財産の取得についてが提出されました。
財産の取得について、議案
工事請負契約の締結について、議案
この際、これを日程に追加し、追加日程第1として議題としたいと思います。ご異議ご
ざいませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。よって、議案第49号から議案第53号まで
を日程に追加し、追加日程第1とし、議題とすることに決定いたしました。
議事日程表の配付は省略いたします。
議案第49号
財産の取得について
議案第50号
財産の取得について
議案第51号
工事請負契約の締結について
- 99 -
議案第52号
工事請負契約の締結について
議案第53号
財産の取得について
○議長(直井誠巳君)
追 加 日 程 第 1 、 議 案 第 49号
財 産 の 取 得 に つ い て 、 議 案 第 50号
財産の取得について、議案第51号
工事請負契約の締結について、議案第52号
工事請負
契約の締結について、議案第53号
財産の取得についてを一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長片庭正雄君。
〔市長
○市長(片庭正雄君)
片庭正雄君
登壇〕
それでは、今定例会に追加提出いたしました議案についてご説明
を申し上げます。
今定例会に追加提出いたしました案件の内容は、財産の取得案件3件、工事請負契約の
締結案件2件の合わせて5案件でございます。
では、内容についてご説明いたします。
議案第49号
財産の取得についてでございます。
この案件につきましては、伊奈学校給食センターの食缶洗浄機の更新をするものでござ
います。伊奈学校給食センターでは、現在、平成7年に購入した食缶洗浄機を使用してお
ります。メーカーが提示する耐用年数の10年をはるかに超え、老朽化が著しく、蒸気が漏
れることでの洗浄槽の温度低下や周辺温度の上昇など、衛生面、作業環境の悪化につなが
っている状況にあります。そのため、安心・安全な給食の提供を確保することから、今回、
食缶洗浄機の更新をするものでございます。
議案第50号
財産の取得についてでございます。
この案件につきましては、谷和原学校給食センターの食器洗浄機の更新を行うものであ
ります。谷和原学校給食センターでは、現在使用する食器洗浄機は、平成14年に購入した
ものであります。こちらも老朽化が進んでおり、食器を流すコンベア部分の樹脂劣化、表
面剥離による異物混入の懸念がある状況であります。そのため、安心・安全な給食の提供
を確保することから、食器洗浄機の更新を行うものであります。
議案第51号及び議案第52号
工事請負契約の締結についてでございます。
この2案件は、伊奈中学校及び三島小学校に係る耐震補強及び大規模改修工事の工事請
負契約の締結について提案するものです。
学校施設の耐震補強については、平成27年度の完了を目指し、計画的に進めているとこ
ろでございます。
本年度において、伊奈中学校校舎並びに三島小学校校舎の耐震工事を実施することで、
学 校 施 設の耐 震 化 率は100% と 全て 完 了 するこ と に なり、 児 童 生徒が 安 心 して授 業 に 集 中
できる環境が整えられると考えております。
なお、議案第49号から議案第52号の4案件につきましては、入札を6月1日に実施した
ため、追加提案するものでございます。
議案第53号
財産の取得についてでございます。
この案件につきましては、合併特例債事業である東楢戸台線道路整備事業の道路用地を
取得したく提案するものであります。
この財産の取得につきましては、本年6月5日に仮契約に至ったことから、今回追加提
- 100 -
案するものでございます。
詳細につきましては、お手元に配付いたしました議案書によりご審議をいただき、ご可
決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(直井誠巳君)
説明が終わりました。
これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
お諮りします。
ただいま議題となっております議案第49号から議案第52号までについては教育民生常任
委員会に、議案第53号については経済常任委員会に付託したいと思います。これにご異議
ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。よって、議案第49号から議案第52号まで
については教育民生常任委員会に、議案第53号については経済常任委員会に付託すること
に決定いたしました。
散会の宣告
○議長(直井誠巳君)
以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。
次回の本会議は、6月18日午後1時30分から開きます。
なお、討論を行う場合には6月17日の正午までに通告願います。
本日はこれにて散会をいたします。ご苦労さまでした。
午後3時36分散会
- 101 -
第 4 号
〔 6 月 18 日 〕
平成27年第2回
つくばみらい市議会定例会会議録
平成27年6月18日
第4号
午後1時30分開議
1.出席議員
1番
文

靖
君
10番
古
舘
千恵子
君
2番
鐘ケ江
礼生奈
君
11番
直
井
誠
巳
君
3番
小田川
浩
君
12番
横
張
光
男
君
4番
直
井
高
宏
君
13番
松
本
和
男
君
5番
中
島
清
和
君
14番
古
川
よし枝
君
6番
坂
洋
君
15番
海老原
弘
君
7番
高
木
寛
房
君
16番
今
川
明
君
8番
染
谷
礼
子
君
17番
豊
島
葵
君
9番
中
山
栄
一
君
18番
川
上
子
君
英
文
1.欠席議員
な
し
1.地方自治法第121条の規定により案件説明のため出席を求めた者
市
長
片
庭
正
雄
君
副
市
長
小
野
一
浩
君
教
育
長
石
塚
眞
典
君
長
石
神
栄
君
長
木
村
明
夫
君
和
広
君
一
君
己
君
市
長
総
公
務
室
部
市
民
経
済
部
長
中
山
保
健
福
祉
部
長
斉
藤
都
市
建
設
部
長
間根山
長
井
波
進
君
者
奈
幡
優
君
長
飯
泉
勝
宏
君
長
吉
田
弘
之
君
長
中
島
強
君
農 業 委 員 会 事 務 局 長
永
野
雄
君
教
育
会
政
参
財
計
策
事
部
管
秘
兼
政
理
書
総
務
課
課
課
知
鉄
1.職務のため出席した者の氏名
参 事 兼 議 会 事 務 局 長
森
書
嶋
記
1.議事日程
- 103 -
田
伸
次
君
竜
也
君
議
事
日
程
第
4
号
平成27年6月18日(木曜日)
午後1時30分開議
日程第1
日程第2
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
議案第49号
財産の取得について
議案第50号
財産の取得について
議案第51号
工事請負契約の締結について
議案第52号
工事請負契約の締結について
議案第53号
財産の取得について
請願第3号
「安全保障関連法案」の廃案へ意見書提出を求める請願書
閉会中の継続調査の件
1.本日の会議に付した事件
日程第1
日程第2
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
議案第49号
財産の取得について
議案第50号
財産の取得について
議案第51号
工事請負契約の締結について
議案第52号
工事請負契約の締結について
議案第53号
財産の取得について
請願第3号
「安全保障関連法案」の廃案へ意見書提出を求める請願書
閉会中の継続調査の件
午後1時30分開議
開議の宣告
○議長(直井誠巳君)
会議に入る前に、皆さん方にお願いがございます。携帯電話をお
持ちの方は、電源を切るか、マナーモードに切り替えますようお願いを申し上げます。
また、傍聴者に申し上げます。傍聴人の守るべき事項を遵守し、静かに傍聴するようお
願いを申し上げます。また、写真撮影、録音等は禁止されておりますので、お守りくださ
いますようお願いを申し上げます。
ただいまの出席議員は18名です。全員出席でございます。
定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
本日の会議の書記に議会事務局長、事務局職員。議案説明のため市長、副市長、教育長、
市長公室長、各部長、会計管理者、各関係課長及び局長が出席でございます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
- 104 -
議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第47号
委託契約の締結について
議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)
議案第49号
財産の取得について
議案第50号
財産の取得について
議案第51号
工事請負契約の締結について
議案第52号
工事請負契約の締結について
議案第53号
財産の取得について
請願第
「安全保障関連法案」の廃案へ意見書提出を求める請願書
3号
○議長(直井誠巳君)
日程第1、議案第46号から議案第53号まで及び請願第3号、以上
9案件を一括して議題といたします。
これより委員長報告に入ります。
過日、本会議において各委員会に付託された議案等の審査経過と結果について、各委員
長の報告を求めます。
初めに、総務常任委員長中島清和君。
〔総務常任委員長
○総務常任委員長(中島清和君)
総務常任委員会は、議案第48号
中島清和君
登壇〕
それでは、総務常任委員会の報告を行います。
平成27年一般会計補正予算(第1号)の委員会所管部
分及び請願1件を審査するため、去る6月11日午後1時30分より、全員協議会室において
開催をいたしました。その審査の経過と結果についてご報告いたします。
説明のため、市当局から総務部長、関係課長及び担当職員の出席を求め、詳細な説明を
聴取しつつ、各委員から質疑、意見を求める形で慎重に審査を行いました。
まず、議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)について、
審査の過程で議論されました主な内容を申し上げます。
委員からは、マイナンバーについては反対している人もいるが、通知の受け取りを拒否
した場合の取り扱いについて質問が出され、執行機関からは、10月1日から一斉に本人宛
てに個人番号の通知がされるが、個人番号カードの交付申請は個々の判断になる。なお、
個人番号そのものを拒否することはできないものと思われるとの答弁がございました。
また、委員からは、個人番号カードの交付を受けない方が住民票などの交付を受ける場
合は従来どおりかとの質問が出され、執行機関からは、従来どおりであるとの答弁がなさ
れるなど、活発な質疑応答が行われました。
次に、本委員会に付託されました1件の請願について審査を行いました。請願第3号
「安全保障関連法案」の廃案へ意見書提出を求める請願書でありますが、その主な趣旨は、
議員各位のお手元に配付されました請願文書表のとおりであります。
提 出 者、つ く ば みらい 市 長 渡呂新 田 830-1 、 日 本共産 党 つ くばみ ら い 市委員 会 代 表 市
川忠夫氏より、川上文子議員の紹介で、議長宛てに平成27年5月22日付で提出されたもの
です。
紹介議員の川上文子議員より説明を受けた後、審査を行いました。
委員からは、日本とアメリカは安全保障条約を締結しており、現行法では日本は軍隊を
持てない状況であり、アメリカに守ってもらっている。そのような中で、自衛隊が災害を
- 105 -
含め我が国の安全のために幅広く活躍している。北朝鮮の日本人拉致事件や日本を横断し
たロケット問題、また、中国は我が国固有の領土である尖閣諸島を奪おうとする行為は大
きな脅威である。自国の安全が脅かされる、あるいは国民の安全が守れない状況であり、
この関連法案は必要であると考える。
また、他の委員からは、戦後70年を迎える中で諸外国との対外的な状況も変わってきて
おり、竹島や尖閣諸島などの問題も起こっている。自衛隊がより安全に友好国の後方支援
活動を行うようこの関連法案が整備されるものである、などの意見がありました。
採決の結果、賛成者はなく、本請願は不採択すべきものと決しました。
以上で、総務常任委員会に付託されました請願及び委員会所管部分の審査の経過と結果
について申し上げましたが、この決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
総務常任委員会の報告を終わります。
○議長(直井誠巳君)
総務常任委員長の報告が終わりました。
ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
これで質疑を終わります。
次に、教育民生常任委員長染谷礼子君。
〔教育民生常任委員長
○教育民生常任委員長(染谷礼子君)
び議案第48号
染谷礼子君
登壇〕
教育民生常任委員会に付託されました議案5件及
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)の委員会所管部分
につきまして審査を行うため、当委員会は、去る6月12日午後1時28分より、全員協議会
室において開催いたしました。その審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
説明のため、市当局から保健福祉部長、教育部長、関係課長及び担当職員の出席を求め、
詳細な説明を聴取しつつ、その後各委員から質疑、意見を求める形で慎重に審査を行いま
した。
まず、議案第46号
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例につい
ては、保健福祉センターの健康増進室の利用料において減免制度を設けるため、本条例の
一部を改正するものです。
委員からは、改正で新たに設けた第9条第2項の減免の内容について質問が出され、執
行機関からは、健康増進室の利用料について、市のほかの公共施設と同様の減免を行える
ように条文を追加して運用するものであるとの答弁がありました。
採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)の委員会所
管部分につきまして審査を行いました。
まず、保健福祉部所管に関する質疑、意見につきましては、委員からは、臨時福祉給付
金及び子育て世帯臨時特例給付金の未申請者の実情について質問が出され、執行機関から
は、いずれの給付金も同じ対応を行い、まず対象者に通知を発送し、申請期間の3カ月間
は市広報紙により周知を行い、それでも申請のなかった方に2回の催告書の送付、また、
日曜窓口実施の案内、受け付け期間については10月1日から12月末まで延長、さらに翌年
の3月末まで再延長を行ったが、臨時福祉給付金については427人、6.4%、子育て世帯臨
時特例給付金については194人、3.2%の方が未申請であった。市としては、できる限りの
周知は行ったとの答弁がありました。
- 106 -
また、他の委員からは、郵送による周知では見ていない場合もあるので、未申請者に対
する電話での対応をするよう要望があり、執行機関からは、平成27年度にも同様の事業が
あることから、参考にしたいとの答弁がありました。
次に、教育委員会所管に関する質疑、意見につきましては、今回のスクールライフサポ
ーターの実施は板橋小学校のみ行うのか。また、不登校の状況と板橋小学校以外の不登校
の対応について質問が出され、執行機関からは、今回はモデル校として板橋小学校のみ実
施し、その効果を検証するものである。不登校の状況については、5月末時点で小学校で
9人、中学校で27人おり、対応については、各学校において児童生徒の状況に応じて家庭
訪問や多様な支援を実施しているとの答弁がありました。
また、他の委員からは、スクールライフサポーターはどのような方がなるのか。また、
その実施期間について質問が出され、執行機関からは、スクールライフサポーターには教
師経験者を予定しており、期間としては、可決された後、来年3月末までの間で1日4時
間で66日間の実施を予定しているとの答弁がありました。
次に、議案第49号
財産の取得について及び議案第50号
財産の取得については、関連
していることから一括して審査を行いました。
議案第49号は、伊奈学校給食センターに設置する食缶洗浄機の取得であります。また、
議案第50号は、谷和原学校給食センターに設置する食器洗浄機の取得であります。いずれ
も、機械の老朽化に伴い入れ替えを行うものであり、地方自治法第96条第1項第8号の規
定により提案されたものです。
委員からは、既に新しい給食センターの建て替え計画が進められているが、新しい給食
センターになったとき、その食器洗浄機等の入れ替えが無駄にはならないかとの質問が出
され、執行機関からは、新しい給食センターはプロポーザル方式により選考を予定してい
る。そのプロポーザルの要求書に、現行の機械等を使用することを明記して実施したいと
考えている。課題としては、移設する時期で、調理を行わない学校の休みと機械の移設期
間が調整できるかであるとの答弁がありました。
それぞれ採決した結果、2議案とも、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しま
した。
次に、議案第51号
工事請負契約の締結について及び議案第52号
工事請負契約の締結
については、関連していることから一括して審査を行いました。
議案第51号は、伊奈中学校校舎耐震補強及び大規模改修工事請負契約の締結についてで
あります。また、議案第52号は、三島小学校校舎耐震補強及び大規模改修工事請負契約の
締結についてであります。いずれも、地方自治法第96条第1項第5号の規定により提案さ
れたものです。
委員からは、委員会として実際にどのような工事が行われるのか、今後現場を視察すべ
きとの意見が出され、工事現場の視察を委員会として今後検討することといたしました。
それぞれ採決した結果、2議案とも、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しま
した。
以上で、教育民生常任委員会に付託されました議案及び委員会所管部分の審査の経過と
結果について申し上げましたが、この決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまし
て、教育民生常任委員会報告を終わります。
○議長(直井誠巳君)
教育民生常任委員長の報告が終わりました。
- 107 -
ただいまの報告に対して質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
質疑なしと認めます。
これで質疑を終わります。
次に、経済常任委員長坂
洋君。
〔経済常任委員長
○経済常任委員長(坂
号
洋君)
坂
洋君
登壇〕
経済常任委員会に付託されました議案2件及び議案第48
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)の委員会所管部分につきまし
て審査を行いました。その審査の経過並びに結果についてご報告を申し上げます。
当委員会は、6月15日午後1時27分より、全員協議会室において開催をいたしました。
執行機関からは、市民経済部長、都市建設部長、関係課長及び担当職員の出席を求め、
詳細な説明を聴取しつつ、各委員から質疑、意見を求める形で慎重に審査を行いました。
まず、議案第47号
委託契約の締結については、合併特例債事業である東楢戸台線道路
整備事業の委託契約を茨城県と締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定
により提案されたものであります。
主な委託契約の内容は、東楢戸台線工事実施に係る調査及び設計に関する事務、並びに
工事に関する業務であり、契約金額は2億8,588万2,000円であります。
委員からは、今回の工事の内容及び工事完成までの見通しについて質問が出され、執行
機関からは、今回の工事については国庫補助が要望額に対して50%の交付となっているこ
と か ら 、工事 区 間 として は み らい平 地 区 から旧 国 道 354号 ま で の間で 、 工 事内容 は 、 本 線
は上層路盤と舗装は基層、中間層、上層の3層のうち1層目の基層を行うと。また、歩道
の路盤工と舗装を行うものであるということであります。
また、工事完了の見通しについては、市としては、平成27年度完了を目指し、茨城県に
補助の追加要望を行っているが、その追加交付については不透明な状況であるとの答弁が
ございました。
採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)について、
執行機関から所管部分の説明を求め、審査を行いました。
審査の過程で議論された主な内容を申し上げます。
委員からは、活動支援事業費のコミュニティ活動用備品の主な品目についてと、社会保
障・税番号制度の導入に伴う臨時職員の人件費における補助金と歳出予算との差額につい
ての質問が出され、執行機関からは、コミュニティ活動用備品の主な品目は、テント2張、
折り畳みテーブル10卓、折り畳み椅子36脚、ワイヤレスマイクとアンプのセット、発電機、
刈払機などである。また、臨時職員の人件費については、補助対象が賃金のみであり、通
勤手当と共済費については補助対象外となることから、差が生じているとの答弁がござい
ました。
また、ほかの委員からは、コミュニティ活動用備品の貸し出しについてどのように行う
のか。また、その周知についての質問が出され、執行機関からは、要綱を制定し、市内で
活動している自治会やNPO法人及びボランティア団体などに、無料で5日間程度の貸し
出しを想定している。また、その周知については市広報紙やホームページにより実施する
との答弁がございました。
- 108 -
また、ほかの委員からは、コンビニ交付に係る委託料と負担金について質問が出され、
執行機関からは、補正予算額は来年1月から3月までの3カ月間の金額であり、その金額
については市町村の人口規模に応じて決まっているとの答弁があり、そのほかにも活発な
質疑応答がございました。
最後に、議案第53号
財産の取得については、東楢戸台線の道路整備事業に係る道路用
地を取得するもので、地方自治法第96条第1項第8号の規定により提案されたものです。
委員からは、地目別の土地単価についての質問が出され、執行機関からは、地目別の単
価については、1平方メートル当たり宅地で2万8,100円、山林で1万800円、雑種地で1
万2,000円との答弁がございました。
さらに委員からは、今後の買収予定について質問が出され、執行機関からは、本件以外
に地権者数で10人、筆数で12筆、面積では5,132.19平方メートルが残っており、平成27年
度の完了を目指して進めていくとの答弁がございました。
また、ほかの委員からは、東楢戸台線道路整備に関して、つくば市側の整備予定につい
て質問が出され、執行機関からは、つくば市側の整備については茨城県土浦土木事務所で
実施を予定しており、今後詳細な設計を行い、用地買収が進められるものと思われるとの
答弁がございました。
採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、経済常任委員会に付託されました議案及び委員会所管部分の審査の経過と結果
について申し上げましたが、この決定に対し、議員各位のご賛同をお願いいたしまして、
経済常任委員長の報告を終わります。
○議長(直井誠巳君)
経済常任委員長の報告が終わりました。
ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
質疑なしと認め、これで質疑を終わります。
各常任委員長の報告及び質疑が終わりました。
討論・採決
○議長(直井誠巳君)
議案第46号
これから討論、採決に入ります。
つくばみらい市保健福祉センター条例の一部を改正する条例について討論
を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから議案第46号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、議案第46号は委員長報告のとおり
- 109 -
可決されました。
次に、議案第47号
委託契約の締結について討論を行います。
通告がありますので、まず、原案に対し反対の方の発言を許します。
18番川上文子君。
〔18番
○18番(川上文子君)
川上文子君
議案第47号
登壇〕
委託契約の締結について、反対の討論を行います。
本議案は、本年3月に当初予算で予算化して計上しました東楢戸台線実施に係る調査及
び設計に関する事務と東楢戸台線工事に関する業務4億7,000万円のうち、2億8,588万円
の事業を茨城県に委託をするものです。
委 員 会 の説 明 で は 、当 初 予 定 して い た 東 楢戸 台 線 の 社会 資 本 整 備総 合 交 付 金4 億 8,402
万円のうち、地域経済活力の向上と安全快適なみちづくり事業の2億3,402万円は100%採
択をされたものの、住宅市街地基盤整備事業費の2億5,000万円は63.2%、1億5,794万円
しか採択をされず、したがって、予定していた業務4億7,000万円のうち、2億8,588万円
の事業を茨城県に委託をするとしています。したがって、平成27年度予算時点で、平成27
年 度 中 に何と か 旧 354号 線 ま での道 路 事 業を終 了 し たいと 言 っ ていま し た けれど も 、 本 委
託 契 約 では旧 354号 線ま で の 上層部 と 舗 装部分 の 基 層まで の 工 事しか で き ず、今 後 、 社 会
資本整備総合交付金の追加交付がなければ、平成28年度まで工事がずれ込むことになりま
す。
私は、本来、全額県事業として行われるべき県道事業に市民が期待をしていた合併特例
債事業総額の5割を超える事業費を投じ、約4億円もの市負担をかけることは納得できな
い、県の責任でやらせるべきと、東楢戸台線事業の成り立ちそのものに反対をしてきまし
た 。 そ して、 少 な くとも 2 車 線、旧 354号 線ま で の 第1工 区 に 事業計 画 を 変更す る こ と を
強 く 求 めてき ま し た。こ と し 3月、 東 楢 戸台線 は ひ とまず 旧 354号線 ま で で工事 は 休 止 を
すると説明がありました。やっとこの出た決断を評価いたします。
県 の 担当職 員 は 、事業 当 初 から、 旧 354号線 ま で つなが れ ば 県道と し て の要件 は 備 わ る
と 答 弁 をして き ま した。 未 整 備の2 車 線 含め、 県 に 一刻も 早 く 移管を し 、 旧 354号 線 か ら
先は、土地買収を含めて県道として県に整備させるよう強く求めます。
交渉がずれ込めば、未整備の2車線分含めた管理費含め市負担は増大をし、市運営に大
きなゆがみをつくることになります。県道として県の責任を果たさせるよう、県と真正面
から対峙することを強く求めて、反対の討論とします。
○議長(直井誠巳君)
ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから議案第47号について採決します。
この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(直井誠巳君)
起立多数です。よって、議案第47号は委員長報告のとおり可決さ
れました。
- 110 -
次に、議案第48号
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算(第1号)について討
論を行います。
通告がありますので、まず、原案に対し反対の方の発言を許します。
14番古川よし枝君。
〔14番
○14番(古川よし枝君)
古川よし枝君
議案第48号
登壇〕
平成27年度つくばみらい市一般会計補正予算に
ついて反対の討論をいたします。
議案のうち、マイナンバーカードを使ってコンビニストアでの税証明書、戸籍住民票交
付のための諸システム構築費等について反対をいたします。
日本年金機構の年金の個人情報を管理しているシステムから、加入者の氏名や年金番号
な ど 約 125万 件 に 上る個 人 情 報が流 出 し ました 。 こ の年金 情 報 の大量 流 出 は、公 的 機 関 の
個人情報管理の脆弱性と絶対安全などないということを示しており、10月に番号通知を開
始する共通番号制度の前提が崩れていることを一層浮き彫りにしました。
マイナンバー制度は、今回流出した年金情報を含む社会保障と税などの膨大な個人情報
を行政が一元的に把握、活用するもので、10月から国民一人一人に番号を通知し、来年1
月から利用を始める計画です。膨大な個人情報を行政が一元的に把握、活用される。しか
も安倍内閣は、さらに国民の預貯金や健康診断情報、さらにカルテや診療報酬など医療情
報、戸籍や旅券、自動車登録など民間機関が扱う情報にも次々と拡大しようとしています。
マイナンバーは、税金や社会保障などの徴収強化と社会保障などの給付抑制を狙うもの
で、反対をするものですが、その上、ひとたび流出すれば今回の年金個人情報漏えいを超
えるはかり知れない被害を招く制度であり、廃止をすべきです。
通知された番号は、生涯変えることはできず、漏えいすれば地方自治体がとりようもな
いような大きな責任を負わされることになります。実際に住民の業務を行っている地方自
治体が、最もこの制度の危険性を感じているはずです。ぜひ中止、廃止の声を上げること
を求めて、反対の討論といたします。
○議長(直井誠巳君)
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ないようでございますので、討論を終わります。
これから議案第48号について採決します。
この採決は起立によって行います。
お諮りします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(直井誠巳君)
起立多数です。よって、議案第48号は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第49号
財産の取得について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認めます。これで討論を終わります。
これから議案第49号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
- 111 -
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、議案第49号は委員長報告のとおり
可決されました。
次に、議案第50号
財産の取得について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから議案第50号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、議案第50号は委員長報告のとおり
可決されました。
次に、議案第51号
工事請負契約の締結について討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから議案第51号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、議案第51号は委員長報告のとおり
可決されました。
次に、議案第52号
工事請負契約の締結について討論を行います。
討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから議案第52号について採決します。
この採決は挙手によって行います。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
○議長(直井誠巳君)
挙手全員であります。よって、議案第52号は委員長報告のとおり
- 112 -
可決されました。
次に、議案第53号
財産取得について討論を行います。
通告がありますので、まず、原案に対し反対の方の発言を許します。
18番川上文子君。
〔18番
○18番(川上文子君)
川上文子君
議案第53号
登壇〕
財産の取得について、反対の討論を行います。
本 議 案 は、 本 年 3 月に 当 初 予 算で 議 決 を した 東 楢 戸 台線 の 公 有 財産 購 入 費 1億 5,730万
円 の う ち 9,685万 円 を、 補 償 ・ 補填 及 び 賠 償費 3 億 364万 円 の う ち2 億 6,915万 円 支 出 をし 、
旧354号線から354号バイパス間にあるパナホームの用地を買収するものです。土地買収費
は 宅 地 が 1平 米 2 万 8,100円 、 山 林 は 1 平 米1 万 800円 、 雑 種 地 は1 万 2,000円 、 合 わ せて
5,249平 米の 買 収 で す。 さ ら に 、こ こ に モ デル ハ ウ ス 含め 建 屋 等 の買 収 に 伴 う補 償 ・ 補 填
及び賠償費に2億6,915万円を投じます。本議案の財産取得が行われますと、旧354号線か
ら354号バイパス間の土地の84%を市が購入することになります。
ことし3月、東楢戸台線はひとまず旧354号線までで工事は休止をする、旧354号線から
354号 線 バイ パ ス までに つ い ては県 に 事 業化を 求 め るとい う 決 断が出 さ れ ました 。 や っ と
出 た こ の決断 を 評 価しま す が 、この 決 断 が出た の な ら、旧 354号 線か ら 先 は、土 地 買 収 を
含めて県道として県が買収、整備を行うよう要求すべきではありませんか。県道事業であ
り、県に責任を持たせるべきです。
平 成 27年度 予 算 時点で 、 担 当者は 、 平 成 27年 度 中 に何と か 旧 354号 線 ま での道 路 事 業 を
終了したいとしていましたが、議案第47号の討論で述べたように、ことしも社会資本整備
総合交付金が予定の63%しか採択をされず、今後、社会資本整備総合交付金の追加交付が
なければ、平成28年度まで工事がずれ込むことになります。
今議会に出されている47号議案と、今この審議をしている財産取得の議案を含めますと、
現時点までの東楢戸台線の事業費総額は44億2,000万円を超えます。市負担額は1億3,488
万円、ここに加えて合併特例債の元利償還金の市負担分が加わります。加えて、この7年
間の事業期間に投じた人件費を合わせると、市の負担は極めて大きなものがあります。
交渉がずれ込めば、未整備の2車線を含めた管理費含め市負担は増大をし、市運営を大
きくゆがませることになります。一刻も早く県道として県の責任を果たさせるよう、県と
真正面から交渉を進めることを強く求めて、反対の討論とします。
○議長(直井誠巳君)
ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから議案第53号について採決します。
この採決は起立によって行います。
本案に対する委員長報告は原案可決であります。
お諮りします。
本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(直井誠巳君)
起立多数です。よって、議案第53号は委員長報告のとおり可決さ
れました。
次に、請願第3号
「安全保障関連法案」の廃案へ意見書提出を求める請願書について
- 113 -
討論を行います。
通告がありますので、まず、原案に対し賛成の方の発言を許します。
14番古川よし枝君。
〔14番
○14番(古川よし枝君)
古川よし枝君
請願第3号
登壇〕
「安全保障関連法案」の廃案への意見書提出を
求める請願について、賛成討論いたします。
戦後70年、戦地で殺し殺される体験を強いられた高齢者の方々が、長い間家族にも誰に
も語れず、加害者として、被害者として一人苦しんでこられた方が口を開き、その凄惨な
体験を語り、そして力を込めて、戦争だけはだめだと語っています。私は、その重みを戦
後の私たちはしっかりと受けとめなければならないと思います。
しかし、今、安倍政権は、集団的自衛権を行使するための安全保障関連法と称した海外
の戦闘地域に自衛隊を派遣し、アメリカと一緒に戦争ができる国づくりの法律を押し通そ
うとしています。安倍首相は、国民の命を守ると繰り返して言っておりますが、この間の
国会論戦で、法案の議論を深めようとすればするほど、憲法解釈を乱暴に変更して海外で
戦争ができるという、安全どころか、国民を危険な状態にさらすというのが本案の正体で
あることが明らかになっています。
日ごとに、国民の戦争ができる国づくり反対の行動が大きく広がっています。6月4日
の衆議院憲法審査会では、憲法学者3人全員とも、自民党の推薦の委員からも、集団的自
衛権行使は明らかな憲法違反だと発言、12日には元自民幹部ら4人が反対を表明するなど、
安倍政権の暴挙に反対をしています。15日には、戦争する国へ進む安全保障関連法案に反
対 す る 学 者の 会 の 声 明に 全 国 の 学者 、 研 究 者2,700人 余が 賛 成 す るな ど 、 政 治的 立 場 の 違
い、思想、信条の違いを超えて、安全保障関連法は憲法を破壊し、立憲主義をないがしろ
ろにするものだと抗議の声が広がっています。
そして、連日、国会前を埋め尽くす戦争できる国づくりに反対する民の包囲、全国至る
ところで反対の集会やパレードが沸き上がっています。各種世論調査では、どの調査でも
法案反対、そして今の国会で決めることに反対を合わせると8割を超え、世論は圧倒的に
集団的自衛権11行使に反対です。
政府・与党は、武力行使の新3要件として、これを歯どめだとしておりますけれども、
その基準は極めて不明瞭で、時の政府が判断するもので歯どめになり得ないことも、この
間の国会の論争で明らかです。それでも、安倍政権は国会の会期を延長して成立を強行し
ようとするのは許されません。
紛争地から安全保障関連法についてどう見ているのかとのインタビューに、ヨルダンの
難民キャンプの取材をしているフォトジャーリストの安田菜津紀さんは、攻撃しない国と
いうのは日本の強みだ。軍事優先で多くの紛争地の人々を切り捨ててしまう戦争に加担す
るのが今回のこの法案だ。一度武器を使い始めれば対話の余地はなくなり、相手のことを
理解する道を断ってしまうことになる。憲法9条を持つ日本の役割は武力対武力の連鎖を
断ち切ることだと思う。日本はどこも攻撃しない国だから、難民キャンプでは多くの方に
信頼され、シリアの人たちは耳を傾け人道支援を受け入れている。法案が通れば、どこも
攻撃しない国、平和な国というこれまでの日本の強みが失われ、あなたたちもアメリカと
同じかということになれば、これまで長く積み上げてきた日本の強みをみずから失うこと
になってしまう。中国や北朝鮮、隣国の攻撃を想定して法案に賛成する人もいるようだが、
- 114 -
集団的自衛権の行使の一番の問題は、イラク戦争のようなアメリカの無法な戦争に日本が
参加し、日本人が侵略の加害者になるかもしれないということですと、中東の紛争地から
日本国憲法の9条の強みを語っています。
私は、さきの大戦で被った甚大な犠牲のもとに国民が選択した、二度と戦争はしない、
戦争放棄の道をしっかりと守り、子供たちに引き継いでいくことが最も大事なことである
と思っています。ぜひ当議会でも多数の民意を反映した議会の意思が示されることを求め
て、賛成の討論といたします。
○議長(直井誠巳君)
次に、原案に対し反対の方の発言を許します。
8番染谷礼子君。
〔8番
○8番(染谷礼子君)
請願第3号
染谷礼子君
登壇〕
「安全保障関連法案」の廃案へ意見書提出を求める
請願に反対の立場で討論いたします。
初めに、なぜ今、法制整備が必要かについて触れておきたいと思います。
現在、核兵器や弾道ミサイルなど大量破壊兵器の脅威があり、しかもそれが各地に拡散
しております。また、軍事技術も著しく高度化しております。
日本の近隣においても、北朝鮮が日本の大半を射程に入れる弾道ミサイルを配備し、開
発をしております。日本人も犠牲になっている国際テロ、また、サイバーテロの脅威も深
刻な状況です。今や、脅威は容易に国境を越えてやってきています。
こうした中で、国と国民を守ることは政治の最も大事な仕事であり、どのような状況で
あっても対応できるすき間のない安全保障体制を構築するとともに、抑止力を強化する必
要もあると考えます。
また、公明党は憲法9条を断固守る立場です。国際間の紛争解決に武力を使用すること
は認めません。他国を攻撃するための軍隊は持ちません。しかし、一方、憲法13条には国
民の幸福追求権が認められ、国民を守る義務が政府には課せられていると考えております。
請願趣旨の文章の中で、憲法9条を壊す違憲立法とありますが、そうではありません。
政府の憲法第9条解釈は、長年にわたる国会等の議論の中で形成されてきました。その中
で一番の根幹になっているのが、1972年、昭和47年の政府見解であると認識しております。
すなわち、自衛の措置はあくまでも外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福
追求の権利が根底から覆されるという急迫、不正の事態に対処し、国民のこれらの権利を
守るためのやむを得ない措置として初めて容認されるものであり、そのための必要最小限
度の武力行使は許されるという考え方です。
その考え方に立ち、日本を取り巻く安保環境が厳しさを増す中で、国民を守るためには
自衛の措置がどこまで認められるか、その限界はどこにあるのかを突き詰めて議論した結
果が、昨年の閣議決定だったと理解しております。
憲法9条のもとで許される自衛の措置、発動の新3要件が定められ、法案に全て明記さ
れました。改めて、確認の意味でこの場で申し上げますが、1、我が国に対する武力攻撃
が発生した場合のみならず、我が国と密接な関係にある国に対する武力攻撃が発生し、こ
れにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆さ
れる明白な危険がある場合、2、それを排除し我が国の存立を全うし、国民を守るために
ほかに適当な手段がないとき、3、必要最小限度の実力を行使する、というものです。
あくまで専守防衛、自国防衛に限って許されるという厳しい条件がついていると理解し
- 115 -
ております。9条のもとで、国民を守るすき間のない体制を構築するものであると考えま
す。
よって、請願趣旨の中の自衛隊がアメリカの戦争や軍事行動にいつでもどこでも切れ目
なく参加するといったことは考えられません。また、時の政府が判断すればアメリカの先
制攻撃にも参加できると書かれておりますが、新3要件の意味を理解すれば、他国を守る
ことそれ自体を目的とした集団的自衛権の行使は今後も認められません。
また、特に請願趣旨の中の日本を「殺し殺される」国へとつくり変えるものとの一文は、
全く認めることができません。平和憲法のかなめである専守防衛の理念を堅持しながら、
安全保障環境が厳しさを増す中、国民を守るすき間のない体制を構築し、国際社会の平和
にも貢献するため安保法制の整備を進める必要があると考えます。よって、請願3号には
反対です。
○議長(直井誠巳君)
次に、原案に対し賛成の方の発言ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
なしと認めます。
次に、原案に対し反対の方の発言を許します。
17番豊島
葵君。
〔17番
○17番(豊島
葵君)
豊島
葵君
登壇〕
17番の豊島でございます。「安全保障関連法案」の廃案へ意見
書提出を求める請願に反対の立場から討論したいと思います。
現在、この問題は国会で各党が審議している最中でありますが、振り返ってみますと、
昭和29年に自衛隊法が公布施行され、また昭和35年に日米安保条約を締結しております。
このときにも国民を二分した議論、論争をし、一部赤軍派などの激しい抵抗の中、成立し
たものであります。
この間我が国は、この法のおかげもあり、戦後の世界に類を見ない早い経済復興をなし
遂げたものと私自身は思っています。これは日本を除いた各国が、中国をはじめ各国が軍
の増強を図り、莫大な軍事費を使ってきました。我が国は、軍事費は極力抑えて、経済最
優先で来たからそういう発展ができたと思っております。
しかし、現在、安全保障の脅威が以前とは変わってきています。日本人を拉致誘拐した
北朝鮮の共産党一党独裁政権は核ミサイル開発を進め、我が国の固有の領土である尖閣諸
島を奪おうとしている共産党独裁政権の中国の台頭で、東南アジアのパワーバランスは大
きく崩れようとしているのが現在の状況でございます。従来の安保法制では、国民の生命
と財産を十分守れないような状況になってきております。
また、以前の政権は、これは民主党も含めて、党内の亀裂や国民の批判を生むような法
案からはみんな逃げてきたというのが事実であると思います。しかし、現在の安倍政権は、
前の政権が避けてきた問題を、国民を巻き込んだ議論の場に出してきました。これは立派
な、私は、国民に対しても、こういうことが議論する場ができたということは非常に評価
するものであります。これは安倍総理が、これまでの政権にはないほど多数の国を訪問し
た結果、そのままでは日本の防衛は危ないと思ったのだろうと私個人は思っています。
我が国は、唯一の被爆国であります。ちょっと例を申し上げますと、ことし1月時点の、
こ れ は 各 国の 脅 威 の 問題 で す け れど も 、 核 弾頭 の 数 で あり ま す が 、1 位 ロ シ ア、 7,500で
あります。2位が米国、7,260、フランス300、中国260、英国215、パキスタン100~120、
- 116 -
インド90~110、イスラエル80、北朝鮮が6~8ということになっています。
それで、今、各国で核拡散防止条約に基づいて核の軍縮をやっていますけれども、去年
1年間でふえたのは、隣国の中国が10基ふやしています。あとは少しずつ減らしているわ
けでありますけれども、北朝鮮はちょっと調べようがないのでこれは推測だと思います。
こういう中で、本当に10分もあれば日本に着弾するような核弾頭でありますから、こうい
うのが報じられている中で、この安保法案を廃案にしろと言っている考えは、ちょっと私
には理解できないということでございます。
今の国会の野党の質問の内容は、共産党も同じですけれども、毎日テレビでやっていま
すから私もよく見ていますけれども、憲法違反ではないか、あるいは憲法に合致している
とか、そういうものばっかりです。私は、そういうものと一緒に、この国を守るにはこれ
からどうするのか、防衛体制をどういうふうにとればいいのかといった案を各党が出すの
が筋だと思います。ただ文句ばかり言ってないで、例えば自分の党が天下とったら、アメ
リカが嫌ならどこに守ってもらうのか、そういう議論をしないと国民は、ただテレビでや
っている、あるいはマスコミが報じている憲法違反かどうか、それだけしか選択肢がない
ように私は思います。
ですから、各政党は、質問する場合は、自分のところではこういうふうに国を守ってい
くんだというような案を出して自民党と対決していただければ、国民はどっちの選択肢が
いいのかというのははっきりするんじゃないかと思います。
また、この請願を出しているのは共産党でありますので、言っておきますけれども、共
産党の場合は、個別的自衛権も認めてないという政党であります。この個別的自衛権とい
うのは、自国が攻撃されたときに反撃する権利であります。この権利を放棄しちゃったら、
攻撃されたらどうするのかなというのが一般国民の見方であります。そういった場合、植
民地になっちゃうのか、あるいは違う国に守ってもらうのか、それをはっきりしないでこ
の論争をしていたのでは、いつになってもこの安保法案がいいほうには行かないのではな
いかなと思うわけであります。
そういったことで、私は、違う議論も含めて、憲法解釈はいずれにしても賛成、反対が
あるわけですから、全部が全部解釈の仕方によっては変わるわけですから、それじゃなく、
今からの国防はどういった形に持っていくのかを各党に出してもらって、それを論議する
のが一番安保法案の、廃案にしちゃったら審議できないですからね。ですから、廃案じゃ
なく、そういった問題を提起して各党で議論してもらうのが、この日本の国の防衛の姿じ
ゃないかということであります。
ですから、この廃案にするという案件にはもちろん反対でございます。
○議長(直井誠巳君)
ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
討論なしと認め、これで討論を終わります。
これから請願第3号について採決します。
この採決は起立によって行います。
本請願に対する委員長報告は不採択であります。
お諮りします。
本請願を採択することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
- 117 -
○議長(直井誠巳君)
起立少数であります。よって、請願第3号は不採択とすることに
決定をいたしました。
閉会中の継続調査の件
○議長(直井誠巳君)
日程第2、閉会中の継続調査の件を議題といたします。
議会運営委員長から、委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しました申出書の
とおり、議会運営について閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませ
んか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり
閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
次に、議会広報特別委員長から、委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しまし
た申出書のとおり、議会の広報発行について閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
議会広報特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり
閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
次に、議会改革特別委員長から、委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しまし
た申出書のとおり、議会改革について閉会中の継続調査の申し出があります。
お諮りします。
議会改革特別委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ござい
ませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(直井誠巳君)
ご異議なしと認めます。したがって、委員長から申し出のとおり
閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
閉会の宣告
○議長(直井誠巳君)
以上で、今定例会に付議された事件は全部終了いたしました。
これで会議を閉じます。
平成27年第2回つくばみらい市議会定例会を閉会いたします。
午後2時38分閉会
- 118 -
地方自治法第123条第2項の規定により署名する
平成27年6月18日
つくばみらい市議会議長
直
井
誠
巳
つくばみらい市議会議員
横
張
光
男
つくばみらい市議会議員
松
本
和
男
- 119 -