(2)4 階廊下・ランゲージラウンジ・ELV ホール、1 階ELVホール、1~4 階階段室 仕様書 1.4階 廊下 4 階廊下は、事務室側の壁面に学生向けの案内やギャラリー、写真等を掲示する。 そのため来訪される全ての方々に対して、今まで以上に広島市立大学語学センターらしい 魅力を発信できる空間を作ることを前提とすること。 床材は、タイルカーペット(東リ GX3801 同等品)と塩ビタイル(川島織物セルコン RE55144 同等品)の併用張りとする。別紙図面参照のこと。 廊下の 403 教室側の壁面及び天井には広島県産の杉材を用いリブ加工したものを設置する。 杉材寸法と材質は、以下のとおりとする。 天井 30 ㎜×30 ㎜ 赤白上小節 (無塗装) 壁面平角材 30 ㎜×30 ㎜、30 ㎜×70 ㎜、30 ㎜×100 ㎜ 赤白上小節 (無塗装) 壁面角材 100 ㎜×180 ㎜ 赤白1級芯有(無塗装) 杉材取付けにあたっては、白焼付け塗装を施した 40mm×60mm のスチール金物で下地を 作ること。 杉リブの配置については、別紙図面参照のこと。 廊下の 410 教室側の壁面は、マグネットが利用可能なホワイトボード壁とする。ただし、 ホワイトボード面は全面タイプで、且つつなぎ目をなくすためスチールやホーローを使用 せず塗料塗布タイプで製作すること。 塗料については、対人環境を考慮しホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆を取得したもの を使用すること。 ホワイトボードの使用に必要なマーカー類を収納するペン立てを木製で作ること。 片開きドアを厚み 5 ミリ以上のガラスを使った框ガラス扉に変更する。 親子ドアの親ドアを厚み 5 ミリ以上のガラスを使った框ガラス扉に変更する。 ガラスには飛散防止フィルムを貼ること。 建具は電気錠対応とし、既設セキュリティ設備を転用すること。 建具枠は既存を活用する。変更する扉については既存枠の塗装を行うこと。 405、406 室へ通じるドアに、 「405 スタジオ編集室」「406 グループ学習室」のシールサイ ンを施すこと。内容については、事前に語学センターと協議をすること。 LED 照明を天井・壁面と杉材の間に設置し、間接照明とすること。 LED 照明は直管型の 40W 電源内蔵タイプで、消費電力 21W 以下のものを用いること。 LED 照明はタブレットでコントロール可能な調光機能を有するシステムを有すること。 LED 照明の本数は 48 本とする。 LED 照明のメンテナンスを考慮し、杉リブは脱着可能とする。 照明は照度人感センサーを用い、節電に配慮されていること。 室名サインはアクリル切り文字で製作し、サイン文字色は杉リブ壁面をホワイト色、ホワ イトボード壁面はライトグレー色とする。別紙図面参照のこと。 事務室と自習室、共同研究室の室名サインは日本語と英語を併記すること。 杉リブで装飾された壁面にピクチャーレールを敷設し、A1サイズのポスターパネルを最 大20枚展示できるようにすること。 ワイヤー仕様は 1.5 ㎜φ1.5m 長とし、天井から床へ上下に杉リブ面との浮きを極力排除す るように吊りこむこと。 2.4階 ランゲージラウンジ 先生、生徒、留学生が自由に交流でき、お互いのコミュニケーションを一層促進すること ができる ICT 環境を整備したデザイン重視の空間作りを前提とすること。 間仕切りブースの骨格は柱・梁などの「フレーム」 、連結する部材として「ジョイント」 、 構造を補強するブレスやパネルの「サポート」から構成されていること。 (内田洋行製スマ ートインフィル同等品) 基本フレームは既製品、または半既製品のシステムであり、主たる部品・部材は将来的に 供給可能な在庫商品であること。 幅(3,800 ㎜~4,000 ㎜)×奥行き(5,600 ㎜~5,800 ㎜)×高さ(2,700 ㎜~2,900 ㎜)の 範囲でフレームを構築すること。 容易に組替えができるパーツで構成されているシステムであり、使用状況の変化等により レイアウトの変更が可能なこと。 主たる構造部材(柱・梁など)はアルミ材、またはステンレス材を使用していること。 組上げ精度及び強度を上げるため、ジョイント部材はロストワックス鋳造方法(鋳物砂で 覆い固めたロウ原型を溶解除去してできた空洞に金属を流し固める方法)で製作された部 材とする。 フレームの柱・梁には自由な位置に、機器類(プロジェクター、モニターなど)・電源コン セント・照明器具等の取付けができること。 間仕切りブースの骨格側面にホワイトボードパネルを 3 面(6枚) 、飛散防止フィルムを貼 ったクリアガラスパネルを 2 面(4 枚)装着すること。別紙図面参照のこと。パネル装着に あたっては、フレームがパネルの加重に耐えうる強度を有すること。 間仕切りブースの骨格天井面にスポットライト(コイズミ XSE-640-466 同等品)を 6 台、 ペンダントライト(ENDO ERP7021W 同等品)を 6 台設置すること。別紙図面参照のこ と。 機器類は液晶モニター(60 インチ相当)を1台、iPAD6台 を初期設置とする。 フレームの柱・梁上部内に容易に電源や LAN 等の配線が収納可能な構造となっていること。 間仕切りブースの投影スクリーン両端は杉材リブ仕様とし、30 ㎜×100 ㎜赤白小節(無塗 装)の広島県産平角材を使用すること。 間仕切りブースにはカウンター及びオープン書架を装着し、仕様は以下のとおりとする。 カウンター 杉材 赤白1等芯有(無塗装)広島県産材 100 ㎜×150 ㎜×2,325 ㎜ 4 本 2 分割で構成され、フレームシステム支柱を挟み込むよう設置 オープン書架 杉材 赤白上小節 (無塗装)広島県産材 1,000 ㎜×300 ㎜×300 ㎜ 1 台 間仕切りブース内にはテーブル 2 台とチェア 12 脚を配置すること。 テーブルについては、W600 ㎜×D600 ㎜×H720 ㎜程度のサイズとし、スクエア型で天板 の折り畳みが可能であること。 チェアについては、W509 ㎜×D555 ㎜×H786 ㎜/SH462 ㎜程度のサイズとし、カラーは 8 色以上から選べること。 ランゲージラウンジ フレームシステム横には、ソファベンチとサイドテーブルを配置し、 寸法と数量はそれぞれ以下のとおりとする。 ソファベンチ 背あり W1,600 ㎜×D800 ㎜×H620 ㎜程度 1台 背なし W800 ㎜×D800 ㎜×H320 ㎜程度 2台 サイドテーブル 円形天板 1 本支柱脚タイプ φ450 ㎜×H500 ㎜程度 2 台 ラウンジ右側壁面(研究室(1)側)はマグネットが利用可能なホワイトボード壁とする。廊 下と同じ塗料塗布タイプで製作すること。加えて、W4,615mm×D300mm×H300mm の 寸法のポリメラ仕上げの造作オープン棚を1台設置すること。 3.4 階 ELV ホール 廊下と整合性のあるデザインのダストボックスを収納可能なカウンターを設置すること。 床材は、タイルカーペット(東リ GX3801 同等品)貼りとする。 木材とステンレスを組み合わせたカウンターを設置する。 木材は広島県産の杉材(赤白上小節 無塗装)とし、複数の木材を組合せることにより W2,600 ㎜×D618 ㎜×H100 ㎜の天板を構成する。 天板下本体はステンレス製とし、寸法は W1,600 ㎜×D700 ㎜×H1,000mm 程度でダスト ボックスが 6 台格納できること。扉は不要とする。 ダストボックスは分別用に 6 台必要で、 サイズは W252 ㎜×D252 ㎜×H588 ㎜程度とする。 ダストボックスへのポリ袋のセットは、金具等で固定ができはずれ防止が考慮されている こと。 ダストボックスは横に並べるだけでなく縦にも並べて配置するため、ペダルではなくプッ シュ式でフタを開閉するタイプとする。 ウェルカムメッセージやイベント情報を手書きできるメッセージボードをカウンター後ろ の壁に配置する。このメッセージボードは1階ホールから階段室をとおり4階まで連続し た意匠とすること。 メッセージボードは、チョーク書きのブラックボード仕様とし、マグネット利用可能とす ること。 壁面の既設建物案内図を更新すること。入口ガラスに「語学センター」のサインシールを 施すこと。内容については、事前に語学センターと協議をすること。 4.1F ELV ホール・階段室 1F ホールから 4F ホールにつながるメッセージボードを設置。自由にアートを描いたり、 メッセージを書き込んだり、外国語の学びの場へのアプローチを感じさせるような演出が できる空間にすることを前提にすること。 1F ELV ホール既存床及び階段をタイルカーペット(東リ GX7902 同等品)に張り替える。 階段室の壁の補修と塗装を行うこと。 階段室の手すりを塗装すること。塗装色については、業者決定後に大学と協議の上決定と する。 階段室の照明、階数標記の移設を行うこと。移設先については、業者決定後に大学と協議 の上決定とする。 ウェルカムメッセージやイベント情報を手書きできるメッセージボードを1階ホール及び 階段室、そして4階まで連続した意匠で設置すること。別紙図面参照のこと。 メッセージボードは、チョーク書きのブラックボード仕様とし、マグネット利用可能とす ること。 ブラックボード使用に必要なチョーク類を収納する木製ペン立てを作製すること。 壁面の既設建物案内図を更新すること。内容については、事前に語学センターと協議をす ること。 その他 各教室に、48 本程度収納の傘立て 4 台と 32 本程度収納の傘立て 3 台を設置すること。 AV 機器仕様 4階ランゲージラウンジ 間仕切りブース内(内田洋行製スマートインフィル同等品) 60 インチ相当のディスプレイを1台設置すること。 間仕切りブース内の図示部分へ取り付けをすること。別紙図面参照のこと。 持ち込んだ PC の画像を、無線接続によりディスプレイに投影が可能な機器を 1 台設置する こと。 (内田洋行製 Wivia4 同等品) ブルーレイ/DVD、TV の投影が可能であること。 HDMI×1端子、RGB×1端子の有線入力端子を間仕切りブースの柱に設けること。別紙 図面参照のこと。 スピーカーを接続し設置すること。 iPAD を6台設置すること。 間仕切りブース内の図示部分へ取り付けること。別紙図面参照のこと。 取付け方法は任意の位置で固定できるフレキシブルなアームを使い、ホルダー部に鍵がつ いており、セキュリティ対策がなされていること。 常時通電状態で、学内の無線 LAN に接続が可能なこと。 5.その他 既存感知器等の移設が発生する場合には、監督官庁等への必要な手続き申請書類の作成及 び届け出をすること。また、本学まで報告をすること。
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