2014年 NGH 購入皆様 NGH 9 2サイクル 9cc ガソリン 8月現在 エンジン 取扱説明書 : エンジンを購入戴きありがとうございます。 本製品は全ての RC 模型飛行機 愛好者様にご利用いただけますよう、新しく設計されたガソリン エンジンです。 安価 なガソリンを使用し且つ安定した品質をお楽しみ下さい。 安全のための注意事項 : 本製品をご使用の前に、必ず、取扱説明書を良く参照の上、正しくお使い下さい。 誤った使用により怪我や事故が発生する危険が有ります。分解や改造はしない事。 又、修理或いはメンテナンス時は必ず、弊社供給の NGH 社の純正部品をご利用下さい。 これらの注意事項を守る事なく、発生したいかなる破損について、標準品質保証期間内で ありましても対象外となります。 同時に、本製品は、ラジオ無線装置式模型飛行機用エ ンジンとして設計されています。 これ以外の用途に使用する事は出来ません。 予め、 ご承知下さい。 免責事項 : 弊社は、使用者による本製品の誤使用により発生する如何なる損失、破損或いは事故等に つきまして、その責を負う事は出来ません。 特に次の条件につきまして、ご注意下さい。 * エンジン操作時、5M 四方に参観者を近づけない事 * エンジン操作時、衣服に紐類やベルト類の装身具が無い事 * 火気の近くでエンジンを操作しない事 * エンジン始動は屋内で行わない事 * プロペラは好くバランスが取れており、先端に割れや欠けが無い事。 定期的にプロペラ固定ねじを増し締めする事 * プロペラ回転中は、プロペラ回転の前方に立たないこと * エンジン始動後、本体は高温となっているので、触らない事 * ガソリンは極めて引火し易い液体のため、火花の発生しやすい器具の 近くでエンジン始動を行わない事 * エンジン固定用ねじ及びマフラー固定用ねじは定期的に増し締めする事 * エンジン本体及びマフラーが充分に冷却するよう空気流入経路を作る事 * 適合プロペラ サイズよりも小さい或いは大きなものを装着しない事 尚、適合プロペラは2葉 (ブレード) Pdf 図の説明 燃料タンク~ポンプ~エンジン キャブレターの配管は図の通りです。 燃料タンク容量は150~200ccを推奨します。 専用燃料配管チューブを使用します。 が適合します。 ます。 配管チューブは内径2.0mm/外径4.0mm 燃料タンクは Pdf 図に示す構造で空気漏れが無いよう注意の上、組立て 必ずアンチ シリンダー ヘッド となっています。 バブル TDC フィルター式錘を使用します。 (トップ デッド センター)は、図の位置にあり、40度 本体 NGH 刻印面に ポンプには3つの配管ニップルがあります。 ある1個はエンジン本体後部にあるクランク 右側 ガソリン燃料専用のタンク及び ケース側ニップルと接続します。 側面手前の配管ニップルは燃料タンクの燃料供給側と接続します。 ップルはスロットル キャブレターにある配管ニップルと接続します。 下側の配管ニ 燃料タンクは、 エンジンの振動に泡たちを低減するため、機体内部搭載時、フォームラバー等によりタン ク本体を包み装着します。 プロペラ装着時、TDC 得る位置とします。 40度(圧縮が一番強くなる位置)でプロペラが回転トルクを TDC より遅い或いは 40度の線とプロペラ羽根を合わせます。 速い位置でプロペラを固定すると、回転トルクの発生が激減する場合があります。 キャブレターの部品番号 及び ① 高速側 空気吸入口 ねじ ④ トロール 燃料配管ニップル 調整ニードル ⑤ 低速側 ③ スロットル 調整ニードル ⑥ スプレーバー調整ねじは工場調整済みです。 キャブレターの初期調整 : 調整ニードルを右ねじ巻き方向へ締め込みます。 この位置より左ねじ緩み方向へ1.5回転戻します。 ない事。 コン バルブ全開時、エンジンは最高回転となります。 バルブの開度は約3.0mmとします。 高速側 スロットル 触らない事。 低速回転時のスロットル ② スプレーバー調整 ホーン ③ スロットル スロットル ② 燃料ポンプは図の通りです。 安全のため、エンジン ③ 力の限り締め付けない事。 調整ねじは上記の通り、触ら トリムを最スロー位置とした時、スロットル が「全閉」となるように調整し、任意にエンジンを停止できるようにします。 「全閉」位置によりエンジン始動前の燃料送り込み作業を行います。 バルブ 又、この エンジンの慣らし運転と始動 : 1. エンジンを慣らし運転するにあたり、安全注意事項で説明した条件である事を、再 度確認します。 雨の日の慣らし運転はお勧めできません。 2. 慣らし運転時は、ガソリンとオイル比率を20:1とします。 イクル模型エンジン専用の高品質製品をご利用下さい。 潤滑オイルは2サ 燃料は150~200c cが適合量です。 3. CDI 用 規定電圧の DC 電源を ON・OFF スイッチ付コネクターにより接続します。 4. 燃料タンク側配管とポンプ間(燃料ポンプとキャブレター ニップル間ではありま せん)に高品質な「燃料フィルター」の装着を推奨致します。 5. 適合サイズ プロペラ中、11x6を装着します。 TDC 位置にプロペラ ブレー ドがシンクロ(同調)する位置で、プロペラ固定ナットを固定します。 電動セルフ スターターが使用できるよう、適合サイズのプロペラ スピンナーを 装着します。 6. エンジン始動には、12V 鉛電池及び電動式セルフ スターターが必要になります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7. CDI 用 電源のスイッチを OFF、キャブレターを全閉とします。 スターターによりプロペラを空転させ、燃料がキャブレター 込み供給されている事を目視確認します。 ぎますと、プラグが燃料で湿り、WET 電動式セルフ ニップル口まで吸い この時、キャブレターに燃料が入り過 プラグとなり、始動不安定になりますので、 注意します。 8. スロットル バルブを全閉より3mm開放とし、スロー回転位置とします。 9. CDI 用 電源のスイッチを ON, スロットル バルブ開閉3mmの位置で、電動式 セルフ スターターによりエンジンを始動します。WET プラグでない限り、エン ジンは簡単に始動します。この状態で10秒程回転が連続する事を確認しましたら、 スロットル 停止します。 バルブを半開(50%開閉)位置とし、約30秒間回転させて一度、 この時、スロットル バルブは全開としない事。 10.エンジン本体が充分に冷却しましたら、7~9の作動によりエンジンを始動します。 スロットル バルブ半開位置より、緩やかにエンジン スロットルを上げ、全開位 置とします。エンジン新品中は回転上昇が不安定ですが、故障ではありません。 スロットル全開位置で、必要に準じて、エンジン爆発音が一番甲高いピーク音とな るよう、② 高速側 調整ニードルを緩やかに締め込みます。 ピーク音がでまし たら、クリックで3ノッチ緩めます。 エンジン 1分以上継続しないよう注意します。 次に緩やかにスロットル 最スロー位置とします。 ではありません。 ピーク出し作業時、全開状態を バルブを下げ、 この段階では回転が少し不安定かもしれませんが、故障 エンジンを停止させます。 11. エンジン本体が充分に冷却しましたら、エンジンを始動します。 スロットル キャブレターを約3分の1開いた状態により約4000rpmで 回転します。 この状態で約10分間回転させます。回転計の有る方は、こちら でスロットル開閉を調整して下さい。 い事。 10分経過後、回転継続状態により、スロットル 3分の2開いた状態とします。 態で約3分間回転させます。 せます。 この時、4000rpm以上回転させな キャブレターを約 これで約9000rpm回転します。 この状 この後、エンジンを停止し、本体を充分に冷却さ この作業を地上で3回繰り返します。作業中、エンジン 変化するようでしたら、高速側 調整ニードルを都度、僅かに、調整します。 次にエンジンを機体に装着して飛行しながら、10分間 ら、慣らし運転は終了です。 ピーク音が 5回ほど飛行しました カウリング等で内部にエンジン本体が隠れる装着 の場合、必ず、外部より流入の空気がエンジン、マフラー本体を流れて外部へ排 出する経路を作ります。 エンジン始動不良 或いは 外出口面積は入口面積の約3~4倍にします。 回転不安定 : エンジン始動不良の原因は、主に次の3点があります。 1. 何らかの原因により、燃料がキャブレター 2. 何らかの原因により、スパーク ニップルまで流れてこない プラグが発火しない 3. 何らかの原因により、キャブレター スプレー バーが詰まり燃料が噴射しない 1.< 燃料ポンプに燃料内の微小なゴミが継続的にたまると、1の原因となります。 燃料ポン プは分解せず、清掃のため弊社まで送付(有償)下さい。 1.< 燃料配管に亀裂や穴が生じると、1の原因になります。 新品に交換します。 1.< 燃料タンクが Pdf 図通りに製作されていないと、空中で飛行する機体の急激な姿勢変化に よりタンク内部及びキャップ口の原因で、燃料供給に問題が生じる事があります。 タン ク内部の気泡はエンジンを継続安定回転せず、僅かに回転数が上下する問題となります。 2.> CDI ユニットの電気的故障により、スパーク プラグが発火しないと、2の原因になりま す。 メンテナンス及び新品交換が必要で有るかどうか弊社まで送付(有償)下さい。 2.> スパーク プラグが老朽化すると発火が弱くなります。 新品に交換します。 3.> エンジン回転時、キャブレター口より空気が強く吸入されます。 に有る微小物が燃料に混じりスプレー 長期使用により、空中 バーの噴射口が詰まる事があります。 タンク内に混入した微小物が流れてスプレー バーが詰まる事があります。 又、燃料 メンテナン スが必要であるかどうか弊社まで送付(有償)下さい。 3.> 指定の位置に、高品質な燃料フィルターを装着します。 本製品は、弊社の定める「標準品質保証」が付保されます。 使用者様が本書に指定され る指示により通常の使用時に、製造工程により発生したと推察される不良・不具合に対し て最大の保証があります。 但し、使用者により分解或いは改造後の再組立、説明書に指 定された以外の適用、過負荷運転によるオーバーヒート、墜落等による本体損傷等は保証 外となりますので、予め宜しくご承知おき下さい。 添付の Pdf 図に示す部品を、メンテナンス及び修理用として単品で準備致します。 ご参照、ありがとうございます。 安全第一で楽しい模型生活をお楽しみ下さい。 〒300-1626 茨城県北相馬郡利根町四季の丘1-11-22 (株) ルミナー エアー モデルス 電話/ファクス : 0297-86-8181 電子メール : [email protected]
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