環境学習発表学習会 2年生 私たちのヤギを紹介します

環境学習発表学習会
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2年生
これから 2年生の はっぴょうを はじめます。
気をつけ れい。
ぼくたち
わたしたちのやぎを
しょうかい します。
ハッピーは トカラヤギの 女の子です。
6月ごろ、ハッピーのようすが かわって きました。
3週間ごとに、メーメーと なくように なりました。
小さいころは さみしくて ないていましたが、
わたしたち がいても なきます。
そこで、ぼくたちは どうして こんなに なくのか
本で しらべました。
本には 「メスヤギは 3週間 ごとに 赤ちゃんをうむ じゅんびが
できる」とかいてあることを 先生が 教えて くれました。
「そうか!ハッピーは 赤ちゃんが ほしいんだね。」
「赤ちゃんがうまれたら ヤギごやは どうするの?」
「2つしか おへやが ないよ。
」
「ラッキーを おいだしたりしちゃ いやだよ!」
ぼくたちは、いっぱい考えました。
いっぱい 話し合いました。
そして、赤ちゃんをうみたがっているハッピーの気持ちを考えて、うま
せてあげよう!ということになりました。
校長先生からも うませていいよと きょかを いただきました。
のうこう大学のわたなべせんせいにたのんで、
ハッピーを こうはい させました。
ハッピーがのうこう大学から帰ってきてからも、わたしたち(ぼくたち)
は、ハッピーのようすを よくかんさつしました。
11月ごろ、ハッピーのおっぱいが 大きくなっていることに 気がつ
きました。
でも、まだ 小さくて よく わかりません。
さいしょ、わたしは ハッピーのおっぱいは 牛と同じで 4つあると
思いました。
よしだ牧場の牛たちは、みんな おっぱいが4つあったからです。
でも、よくかんさつしていると 2つしか ちぶさが ありません。
吉田さんに聞いたら
「よく見てごらん。ヤギのおっぱいは 2つだよ。
」
と教えてもらいました。
1月になると どんどん おなかも おっぱいも
おおきくなって きました。
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おっぱいは ゆさゆさ ゆれています。
おなかも サッカーボールくらいの 大きさに なりました。
ハッピーが さんぽから 帰って こやにもどるとき
走らないで もどるようになりました。
きっと おなかの中の 赤ちゃんを まもっているのだと
思いました。
大きくなるおなかや おっぱいを見ていると 赤ちゃんがうまれてくる
日が どんどん 楽しみになってきました。
でも、それと同時に どんどん ふあんに なってきました。
赤ちゃんがうまれる日のために、何をじゅんびすればいいの?
ハッピーは こやの中でうむのかな?そとで、うむのかな?
もし、しゅっさんの 時間が 長くて いつまでたってもうまれなかっ
たらどうしよう・・・
もし、赤ちゃんが さかご だったら どうしよう・・・
ハッピーが、うまれてすぐ 赤ちゃんのおせわをしなかったら どうし
よう・・・
2ひきいじょう うまれたら どうしよう・・・おっぱいがたりないよ。
わたしたちは のうこう大学のわたなべ先生といまほこ先生に、インタ
ビューしました。
インタビューして わかったことを はっぴょうします。
<うまれるまえ>
・こやには わらをひきます。
・もしかしたら 土の 上で うむことも あります。
・さむくならないように ちゅういをすることが たいせつです。
<うんでいるとき>
・前足から出てくれば さかごではありません。
見分けかたは ひづめが上を向いていたら さかごです。
そのときは、人間が お手伝いを してあげると いいです。
なぜなら、へそのおが とちゅうで切れてしまって
いきができなくなるからです。
・ハッピーが 赤ちゃんを なめなかったら、人間がタオルでふいてあ
げたり、ドライヤーでかわかしたりして あげるといいです。
さむくないように してあげることが だいじです。
・たくさんの人が 近くで見ていると、そのあと ハッピーが お世話
をしなくなってしまうかもしれないので、遠くて見守ることが 大切
です。
<赤ちゃんをうんだあと>
・2ひきいじょううまれたら おっぱいが たりないので 人間がおち
ちをあげるといいです。
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2年生
わたなべ先生といまほこ先生に聞いて、少し安心しました。
でも、予定日の2月2日にむけて、
ぼくたち(わたしたち)はドキドキしていました。
2月1日の朝、いつものように おせわをしようと
こやを あけました。
でも、ハッピーは なかなか こやから 出てくれません。
いつもは わたしたちがいれば さみしくないから 鳴かないのに
この日はみんながいても 鳴き続けます。
いつもは「めぇ」となくのに
この日は「んめぇ」とひくいこえで鳴きました。
「どこか いたいのかな?」と みんなで しんぱいしました。
お水がきらいなハッピーは、こやをそうじするとき
かならず 外にでます。
でも、この日は、水切りをしていても こやの 中に はいってきます。
こやを でたり はいったり していました。
大すきな 台の上にも のりません。
キャベツも わらも 大すきな へーキューブも たべません。
立ったり すわったり していました。
校長先生が「今日、うまれるかもしれないよ。」と お話ししました。
わたなべ先生から 近くで見てはいけないって言われたけど
どうしよう・・・しんぱいだな・・・ そばに いてあげたいな・・・
って思っていました。
1年生も2年生も3年生も みんなが 同じ気持ちだったと思います。
校長先生が「みんなが これまで ハッピーを 家族のように
かわいがってきた。ハッピーの出産を だまって しずかに
みまもれるなら そばにいてもいいよ。
」と 言ってくれました。
ぼくたち(わたしたちは)ずっと だまって
ハッピーの様子を見守っていました。
いよいよ しゅっさんが はじまりました。
まず ようまくと ようすいが 出てきました。
その後、しばらくして 小さな足が見えてきました。
さかごかな? ひづめは どっちを むいているの?
みんなは とても しんぱい しました。
校長先生が 「なかなか、出てこないな」といって 赤ちゃんの足を ひ
っぱりました。
ハッピーが いたそうに 大きな声で なきました。
1センチくらいだったあなが 5センチくらい 大きくなりました。
その後 赤ちゃんは するーっと出てきました。
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その時の ようすを 見てください。
見てください。
(動画)
「白ヤギだ!ラッキーが帰ってきたよ!」(白ヤギが出たときに言う)
みんな 泣いていました。
どうして ないているのか わかりませんでした。
とにかく、とてもとてもうれしかったのです。
2匹目もハッピーは 上手に 出産しました。
ハッピーの赤ちゃんは 白ヤギの男の子と、女の子でした。
1年生の時に学習した「どうぶつの赤ちゃん」のシマウマのように
赤ちゃんヤギも うまれて すぐに 立とうと しました。
もう、次の日には 赤ちゃんヤギは立って
ハッピーのあとをついてあるきます。
ぼくたち(わたしたち)は、1さいになって ようやくあるけたのに
すごいなーっておもいました。
ハッピーは ぼくたち(わたしたち)の目の前で、赤ちゃんをうんでく
れました。ハッピー ありがとう。
ありがとう。
ハッピーがいたがりながら 赤ちゃんをうむのを見て ぼくたちのお母
さんも こんなふうに がんばって うんでくれたことが よくわかり
ました。お母さん、ありがとう。
ありがとう。
ぼくたち(わたしたち)は、小さな命のたんじょうを
この目で見ました。
命がうまれてくるって すごいことだと思いました。
だから、とてもとても 大切にしたいと思います。
この2匹の子ヤギは ぼくたち(わたしたち)の 新しいかぞくです。
これからも、ひがしとやまのみんなで
いっしょうけんめい そだてます。
天国のラッキーも きっと おうえんしてくれていると思います。
これで、ぼくたちの家族、ヤギの発表を 終わります。
気をつけ れい!
ありがとうございました。