『ミャンマー人バイリンガルIT技術者の育成と 日本企業の国際化支援

セミナー出席者 御中
『ミャンマー人バイリンガルIT技術者の育成と
日本企業の国際化支援』
‘2015年11月19日
グローバル イノベーション コンサルティング 株式会社
代表取締役 社長 岩永 智之
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Global Innovation Consultingとは ? !
1. 日本でのミャンマー人正式無期雇用 No.1 (現在80名)
社員の89%がミャンマー人バイリンガルITエンジニア
(エンジニアの77%が女性)
2. ミャンマー人バイリンガルITエンジニアの基礎的な能力
日本語2級以上: 70%以上、TOEIC Ave. 740点
3. 海外進出のお客様対応の為に
ミャンマー・フィリピン・シンガポールに拠点
日本(秋葉原)を窓口として各現地でサポート
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2
ミャンマー基礎Data
1. 人口: 5,141万人(‘2014/8/30)
2. 面積: 67万8,330k㎡
(日本の約1.8倍)
3. 宗教:
仏教(89.3%)/キリスト教(5.6%)
イスラム教(3.8%)
4. 首都: Naypyidaw(ネーピードー)
5. 通貨: Kyat (チャット)
6. 為替Rate($に対して):
実勢=1,287Kyat (2015/10/1)
7. 民族構成(約135民族/主要7民族)
ビルマ族(70%)
シャン族(8.5%)
カレン族(6.2%)
ラカイン族(4.0%)
華人(3.6%)
モン族(2%)
地図出所) Googleより2010/12/29 Download
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3
目次
1. バイリンガルIT技術者に対する市場のNeeds
2. 日本人のバイリンガルIT技術者はいないか?
3. 外国人のバイリンガルIT技術者の選抜のPoints
4. ミャンマー人バイリンガルIT技術者の育成
5. バイリンガルIT技術者の日本とミャンマーの比較
6. ミャンマーでのビジネスの注意点
7. 日本企業の国際化の支援について
8. ミャンマー進出事例
9. 弊社からの特別Offer
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4
< 参考資料 >
1. Global System Engineer(GSE)の必要性
2. GSEのJob Missionについて
3. GSEと従来のBSE(Bridge SE)の違い
4. Advantages (Myanmar GSEの優位性)
5. GSEのTechnical Skill例
6. 海外進出コンサルタントの選択要件
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5
1. バイリンガルIT技術者に対する市場のNeeds
1.
-
お客様のGlobal化
海外への拠点進出
英語でのSystem開発
外国人の採用
(Global企業/楽天/
Yahoo/etc.,)
2.
-
System開発方法の変化
オフショア開発(中国/インド)
Cloud Computing
Open Systemの台頭
Package Softwareの浸透
IOTの爆発的な
3. IT分野の雇用環境の
変化
- 3K業種への変化
- Morale/Motivation
- ITのOutsourcing化
バイリンガルIT技術者のNeeds
- 日本人
- 中国人
- インド人
- ミャンマー人・・・。
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6
日本語の伝播説 (India
Nepal/Bangladesh/Myanmar
Mongol
Korea
Japan)
特徴
- インドの東側が語源(諸説あり)
- 文法(語順)がほぼ同じ
- 聞いたり/話したりが早く習熟できる
● Mongol
● Japan
● Nepal
● India
● Korea
● Bangladesh
● Myanmar
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日本語との類似性及びGlobal(英語)を意識した言語の違い
国
中国
インド
インドネシア
バングラデシュ
ネパール
モンゴル
韓国
台湾
ベトナム
フィリピン
タイ
ミャンマー
マレーシア
カンボジア
ラオス
シンガポール
スリランカ
日本語
読み・書き 聞く・話す
×
◎
×
×
×
×
△
○
△
○
△
○
△
○
×
◎
×
×
×
×
×
×
△
○
×
×
×
×
×
×
×
×
△
○
英語
読み・書き 聞く・話す
×
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
○
△
○
×
△
◎
◎
×
×
○
○
○
○
×
×
×
×
◎
◎
○
○
Points
3.5
1.0
1.0
4.0
4.0
4.0
4.5
4.5
0.5
3.0
0.0
5.0
2.0
0.0
0.0
3.0
5.0
備考
漢字文化
文盲が多い、元英領
文盲が多い
文盲が多い、アルタイ語族(日本語との相似性あり)、元英領
文盲が多い、アルタイ語族、元英領
アルタイ語族、人口が少ない
アルタイ語族、日本人より英語はできる
漢字文化、日本人より英語ができる
元フランス領、言葉は中国の雲南省からという説あり
英語は準公用語
占領されておらず、英語ができない、ラオスの言葉と相似性あり
アルタイ語族、元英領
英語は準公用語
元フランス領、文盲が多い、クメール語という独自文化
元フランス領、文盲が多い、タイの言葉と相似性あり
英語は公用語
英語は準公用語、シンハラ語は日本語との相似性あり
① ◎・・・1.5点、○・・・1点、△・・・0.5点で計算
1. アルタイ語・シンハラ語は日本語に近い
2. 英語はイギリス・アメリカの占領下であったことが一つのPoints
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ミャンマーオフショアのメリット/デメリット(一般論)
メリット
・
日本人に近く親和性が高い
=> 仏教国で協調性あり(個性の強い中国とは違う)
・
真面目・正直
=> 言われたことはきちんと最後までやる気質
=> 嘘をつかない
デメリット
・
インフラが脆弱
=> 不安定な電力(不定期で停電あり)
=> 遅いインターネット回線(2M Bpsが主流)
=> 日本にあるサーバーを利用したオンラインの開発には不向き
・
深夜に及ぶ残業対応が困難
=> 交通機関が不十分、夜道が暗いなどの理由で深夜帰宅が困難
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ミャンマーオフショアのメリット (GIC Myanmar
Pilot)
1.
リーダー以上が全員日本就業経験者
=> 最長はマネージャーで7年
=> リーダーは2年以上
2.
高度な日本語レベルと高い英語能力
=> 全員日本語資格保有者(新入社員除く)
=> 88%がN3以上(〃)
=> Leaderは全員N2(ManagerはN1)
=> ManagerはSingapore他ASEANでのBusiness経験あり
3.
高度なITスキル
=> Leader以上は日本で開発実務を2年以上経験(最長7年)
=> 全員技術系大学出身
(ほとんどがヤンゴンTOPクラスののUCSY出身)
4.
お客様第一主義
=> 社員全員がお客様を第一に考えている
まずは、小規模/Pilotで ! (Laboratory等体制は等組みます)
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<参考 日本語能力レベル (JLPT / NAT‐TEST) >
日本語能力向上をはかるうえでGICは2つの試験を推奨!
日本語スキルレベル
難易度
高
難易度
低
読む
聞く
N1
幅広い場面で使われる日本語を
理解することが出来る。
幅広い話題について書かれた新聞の論説、評論など
論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを
読んで、文章の校正や内容を理解することができる。
幅広い場面において自然なスピードの、まとまりのある
会話やニュース、講義を聞いて、話の流れや内容、
登場人物の関係や内容の論理構成など詳細に
理解したり、要旨を把握したりすることができる。
N2
日常的な場面で使われる日本語の
理解に加え、より幅広い場面で使われる
日本語をある程度理解することができる
幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説
平易な評論など、論旨が明快な文章を読んで文章の
内容を理解することができる。
一般的な話題に関する読み物を読んで話の流れや
表現意図を理解することができる。
日常的な場面に加え幅広い場面で自然に近いスピードの
まとまりのある会話やニュースを聞いて話の流れや内容
登場人物の関係を理解したり、要旨を把握したりする
事ができる。
N3
N3
日常的な場面で使われる日本語を
ある程度理解することができる。
日常的な話題について書かれた具体的な内容を表す
文章を読んで理解することができる。
日常的な場面で目にする範囲な難易度がやや高い文章
は言い換え表現が与えられれば要旨を理解することが
出来る。
日常的な場面でやや自然に近いスピードのまとまりのある
会話を聞いて話の具体的な登場人物の関係などと
あわせてほぼ理解ができる。
N4
基本的な日本語を理解することができる
基本的な語彙や漢字を使って書かれた
日常生活の中でも身近な話題の文章を読んで
理解することができる。
日常的な場面でややゆっくりと話される会話であれば
内容がほぼ理解できる。
ひらがなやカタカナ、日常生活で用いられる基本的な
幹事で書かれた定型的な語句や文、文章を読んで
理解することができる。
教室や身の回りなど日常生活の中でもよく出会う場面で
ゆっくり話される短い会話であれば必要な情報を聞き取る
ことができる。
N5
基本的な日本語をある程度
理解する事ができる
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8. ミャンマー進出事例
CyberMissions Myanmar Co., Ltd.
株式会社 サイバーミッションズ
設立
資本金
本社
事業所
代表
従業員数
事業内容
取得認可
加盟団体
お取引先
2003年4月1日(現在13期目)
1000万円
神奈川県横浜市中区本町1-3
横浜、ヤンゴン
有馬 治彦
約140名(全従業員数)
ITサービス事業(一括3割、派遣7割)
特定労働者派遣、Ruby協会認定SI
情報サービス産業協会(JISA)
新生銀行、花王(カネボウ化粧品)、
日産車体コンピュータサービス、
日立グループ、三菱グループ、
パナソニック、電通国際情報サービス、
NTTデータ、神奈川県(順不同、敬称略)
CyberMissions Myanmar Co., Ltd.
設立
2012年4月1日(現在4期目)
資本金
約5500万円(日本法人100%子会社)
本社
10F・7F, No.256, Tower A, Pansodan Road.
代表
有馬 治彦
従業員数 100名
事業内容 ① 対日オフショア(ソフトウェア開発)
② 現地日本企業のITサポート
(ミャンマー国内)
③ SEのグローバル派遣(日本、ASEAN各国)
お取引先 ① 日立グループ
② 社名は控えさせて頂きます。
③ 日立グループ、三菱グループ各社 等
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①進出の背景
「請負の仕事が英語必須とオフショアによるコスト競争」
「ポスト/ネクスト チャイナ・ベトナムは、ミャンマーのみ」
②進出のポイント
メリット:真面目×日本語能力×安価な労働力
デメリット:インフラ(電気、インターネット)不十分
変えられない要素 人が素晴らしい。
変えられる要素
インフラは必ず良くなる。
③進出して分かったハードル
資金調達の難しさ(自己資金による運転を)
物品調達の難しさ(IT機器を日本からハンドキャリー)
ビジネスを理解させる難しさ(IT仕様→Bが未成熟)
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④弊社の代表的なスキーム
新卒を毎年20~50名採用(現在100名)
選抜者5名/年ほどを日本のお客様先に派遣(現在15名)
1~2年後、選抜メンバをミャンマーに戻し、オフショア開始
選抜メンバをリーダーとし、2~10名のメンバで体制構築
⑤教育体制
入社前研修
3ヵ月~6ヵ月
入社後研修
1~2年
入社後研修
2~3年
入社後研修
3年~
①IT(Java,C#)
①IT(Ruby,PHP・・)
①IT(PG設計,Leadership) ①IT(PM)
②日本語(N4)
②日本語(N3)
②日本語(N2~)
②日本語(N1~)
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⑥組織
ローカライズと分掌の明確化
マネージングディレクター(有馬 治彦)
経営管理
グローバルデリバリーマネージャー(日本人2名)
技術管理
グローバルデリバリーマネージャー(ミャンマー人)
運営管理
リーダー(ミャンマー人)
チーム1
チーム2
リーダー(ミャンマー人)
チーム3
サブリーダー
(ミャンマー人)
メンバー
2~10人
(ミャンマー人)
メンバー
2~10人
(ミャンマー人)
チーム4
日本語ブリッジ
リーダー(ミャンマー人)
チーム5
サブリーダー
(ミャンマー人)
メンバー
2~10人
(ミャンマー人)
メンバー
2~10人
(ミャンマー人)
チーム6
サブリーダー
(ミャンマー人)
メンバー
2~10人
(ミャンマー人)
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メンバー
2~10人
(ミャンマー人)
3
⑦事業内容
90%以上が、対日本企業向けのオフショア開発
1
対日オフショア開発
・
2
3
ミャンマー進出企業の支援
・
銀行情報系システム開発(C#)
業務アプリケーションのローカライ
人事管理システム開発(JAVA)
ズ
士業向けパッケージ開発(Ruby on ITエンジニア派遣(メーカー、保険会
Rails)
社)
スマホアプリ開発(Android , iOS)
PC購入・LAN構築サポート
ホームページ制作(HTML5)
ホームページ制作
CADパッケージ改修
(HTML5、日・英・緬対応)
データ解析作業
視察アテンド・通訳
パッケージ開発に強み
海外オンサイト派遣
・
ブリッジSE派遣(日本)
プログラマー派遣(日本)
4
企業研修、企画アテンド
・
企業幹部研修
新入社員研修
インターン受け入れ
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日本政策金融公庫「海外展開事例集」
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日本体験
古都 鎌倉
ソフトウェア開発環境展2013
東京ビックサイト
日本体験
富士山五合目
ソフトウェア開発環境展2014
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Consulting Inc. All Rights Reserved
東京ビックサイト
日本語教室(日本人講師)
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9. 弊社からの特別Offer
① 海外進出無料相談
(1時間/社)
通常: 20,000円/時
② グローバル対応社員
育成コース(e-Learning)
20万円/人
10万円/人
で提供
③ ミャンマー・
フィリピン視察
2泊3日通常コースを
特別価格で提供(Flight別)
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9-1. 海外進出無料相談
① 海外進出無料相談
(1時間/社)
通常 20,000円/時
こんなお客様に最適 !
① 現在の業種でどの国に進出したらよいかが判らない!
② 上司から海外進出計画を策定するよう指示があった
③ 外国の人と仕事をした経験がない
④ 英語ができないが赴任して大丈夫か?
⑤ その他・・・(Second Opinion含む)
海外事業計画書のCheck/Adviseも致します!
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9-2. グローバル対応社員育成コース
講座の目的
① グローバルな環境でビジネスを行うために
必要となるスキルを身に付ける。
② グローバルな環境でビジネスを行うために
必要となる人材を育成する。
受講時間:合計12時間
② グローバル対応社員
育成コース(e-Learning)
20万円/人
10万円/人
で提供
• 基本講座コース
• 国別講座コース
:7時間
:2時間
(ミャンマー編・フィリピン編・ベトナム編)
• テーマ別講座コース
:3時間
(IT編)
http://global-elearning.gicjp.com/overnote/post-1/
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9-3. ミャンマー・フィリピン視察
ミャンマー(ヤンゴン)視察
フィリピン(セブ)視察
:15万円/人
:12万円/人
<サービス内容(ミャンマーの場合)>
① ミャンマービザ取得代行
② 視察先企業アポ調整(2社予定)
③ 視察スケジュール調整/作成
④ ホテル予約代行
⑤ 現地空港送迎
⑥ レンタカー/タクシー手配
⑦ 通訳手配(必要に応じて)
⑧ 視察アテンド(弊社現地社員のフールアテンド)
⑨ 食事手配/同行
※ミャンマーの場合、別途商用ビザ申請料
5,800円が掛かります。
③ ミャンマー・
フィリピン視察
2泊3日通常コースを
特別価格で提供(Flight別)
下記は含まれていません。
1. 航空券(お客様ご自身で手配して頂きます。)
2. 視察報告書の作成・提出
3. 食事(昼・夜)時のお酒代
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9-4. その他サービス
1. ミャンマー/フィリピン現地法人設立サポート
2. ミャンマー/フィリピン現地業務サポート
・人材採用
・IT/日本語研修
・月次業務支援、年次会計申告
(バックオフィスサービス)
・登記内容変更
・インキュベーションオフィス
・日本国技術ビザ申請
・ビジネスコンシェルジュ
3. フィリピンM&Aサポート
4. 日本国内P-Mark, ISMSコンサルティング
5. 日本国内ミャンマーIT技術者(バイリンガル)派遣
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参-1. Global System Engineer(GSE)の必要性
背景 : 日本企業のグローバリゼイションの急加速
日本企業のグローバリゼイションとは
1. 自社あるいはグループ企業の海外進出・展開
2. 日本顧客や日本パートナー企業の海外進出の加速
3. 顧客・パートナー企業のグローバル化(日系以外の企業との関連の増加)
ニーズ・課題 : グローバリゼイションの中で企業に求められるものは?
・ 企業のグローバル戦略の展開
〜 グローバルな短・中・長期戦略の計画策定と実施
・ 海外企業とのビジネストランザクション増加への対応
〜 対応部門・担当者の強化、海外業務プロセスの強化
〜 英語・日本語の対応できるスタッフの強化
・ オープンシステムへの迅速な対応
・ 自社のグローバル文化への対応
〜 ダイバーシティ人事の取り組み
解決策:
日本語・英語に秀でた
ミャンマーエンジニア・
スタッフの採用
(Global System Engineer)
GSEの定義: IT及びGlobal
Managementに精通しており
英語を含んだ二か国語以上が
堪能
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参-2. GSEのJob Missionについて
1. BSE (Bridge System Engineer) 〜 IT系
システム及びアプリケーション開発におけるシステムエンジニア(SE)業務のブリッジング。
業務スキルのトランスファーや日本・ミャンマー(ASEAN)間での開発における窓口・ブリッジを実施。
あるいは、日本で開発SEとして日本の開発メンバー一員として業務を担当
2. GSE (Global System Engineer) 〜 Global対応系
① お客様のグローバル化及び海外企業の日本進出に伴い、オープン化への対応・グローバ
ル案件の提案・データセンターの保守・運用等、IT/英語/日本語共に優れた人材が必要
② IT系以外の業務のアウトソーシングをおこなうブリッジング・スタッフ。
BTO/BPOにおける業務スキルのトランスファーや日本・ミャンマー間の窓口・ブリッジを実施。
あるいは、日本で開発SEとして日本の開発メンバー一員として業務を担当
③ ASEANでの企業設立や管理業務をサポートするコーポレートスタッフ。
通訳を初め現時での企業設立や企業運営を多角度から支援を実施
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参-3. GSEと従来のBSE(Bridge SE)の違い
Project対応
GSE
BSE = Offshore
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
Globalなお客様の開発・保守・運用
海外からのPackageの日本での展開
Globalなお客様への営業Presentation
ASEAN諸国の管理窓口(Staff)
ASEAN諸国への営業展開
Open Systemへの即時対応
・・・
Company・
部門 対応
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参-4. Advantages (Myanmar GSEの優位性)
中国人/日本人
ASEAN人(?)・India人/日本人
Myanmar人 GSE
(日本語/英語
/IT/Management
・・・・)
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参-5. GSEのTechnical Skill例
プログラミング言語
Java / .NET(C#/VB) / PL-SQL / C / PHP /
HTML / CSS / JavaScript / Twitter (Botroid)
ミドルウェア/OS
Apache / Tomcat
Oracle / MySQL / Postgre SQL / SQL Server
Windows / Linux
開発環境/フレームワーク
Eclipse / J-Creator /
Struts2 / iPhone / Android /
Dreamweaver / Fireworks / Photoshop / Flash
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参-6. 海外進出コンサルタントの選択要件
海外進出コンサルタントの選択要件
Check Points
Comment
① 組織形態はどうなっているか?
個人
会社
個人の場合は一般的に費用は安価(海外視察同行は別費用)、会社は信用重視
② コンサルタント(個人)が商社出身である
ある
ない
本人の力量に左右される。英語力は一般的に問題ないが、現地コンサルタント
に対して指示をする立場が多い。
③ コンサルタント(会社の場合)が複数名である
ある
ない
小規模の会社は社長兼コンサルタントが多いので時間的に余裕がない場合が
多いため
③ 自社の業務にその会社が詳しいかどうか?
詳しい
詳しくない
詳しい方が望ましいが、機密保持契約が必要(競合会社も取り扱っているCase
が多いため)
④ 自社の業務にアサインされたコンサルタントが詳しいかどうか?
詳しい
詳しくない 詳しい方が望ましいが、必要条件ではない。
⑤ 日本に法人もしくは自社の常設窓口があるかないか?
ある
ない
ある方が望ましい。この50年以来日本人が海外進出しているコンサルタント会社
は現地しかない場合も多い(過当競争で淘汰される為)
⑥ 進出しようとしている国に常設の拠点がある
ある
ない
ない場合は実質的に次の計画ができないので、ない場合ははずすことが重要
⑦ 視察/調査/採用/研修/経理・給与のアウトソーシングといった現地
でのサポート体制がある
ある
ない
コンサルタント会社に海外進出の際の必要十分条件の機能がないと複数の会
社に同じ説明をしたりすることでワークロードが増えるため
⑧ 日本の士業の資格(弁護士・公認会計士・税理士等)を有する
ある
ない
資格の点で実際の各種業務は当該国の士業が行う。海外ではコンサルタントと
立ち位置は同じ
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