自動機能テストソフトウェア HP Functional Testing software 導入事例 株式会社ISIDインターテクノロジーは、システム開発、導入から機能追加、改善、保 守まで、安定した技術力と高品質なサービスを、顧客のために、顧客の立場で価値創 造するシステム・インテグレータです。同社は2009年、システム開発サービスの一環 として、テスト・プロセス関連ビジネスへの進出を決定しました。その際、自動機能テス ト・ソフトウェアとして採用したのが「HP Functional Testing software(旧名称: HP QuickTest Professional software)」(以下、Functional Testing)でした が、 これを補完するツールとして、AT45という商品を合わせて導入しました。 Functional TestingとAT45を併用すれば、開発/テスト・プロセスを高いレ ベルで迅速に進めることができると確信した同社は、比較的大規模ながら短納期で あったWebサイト更改案件に適用しました。そして、開発チームとテスト・チームを 独立させ、開発自体はニアショア(国内の遠隔地にソフトウェア開発を外注するこ と)を選択してプロジェクトを進めたのです。その結果、当初の計画どおり本稼働を 果たすことに成功しました。完成したWebサイトは安定稼働を続け、 “運用に手がか からない” と顧客から称賛の声が寄せられています。 Functional TestingとAT45のコンビによるシステム開発のQ(Quality)・ C(Cost)・D(Delivery)管理が高められると確信した同社は、アシストとともにこ れを広めていくことを決定しています。 株式会社ISIDインターテクノロジー 本 社:〒108-0075 東京都港区港南2-17-1 設 立:1971 (昭和46)年10月1日 資本金:3億2,600万円 従業員数:401名(2011年4月現在) 主な事業内容: システム構築サービス 金融機関、広告会社、流通業 POINT 1 2 3 Functional Testing と AT45 の 併用により、技術者の習熟度に 依らない自動テスト体制が確立できる Functional Testing と AT45 の 併用により、テストプロセスが 前倒しで開始できる Functional Testing と AT45 の 併用により、システム開発の QCD 向上が実現できる 自動機能テストの普及を目指して 商品化されたAT45。 Functional Testingとのコンビネーションにより、 システム開発のQCDを大きく向上。 短納期のWebサイト開発プロジェクトを高い品質で本稼働させることに成功 導入の背景 導入の理由 導入の効果 ISIDインタテクノロジーでは2009 年、システム開発サービスをさらに拡 充するため、テスト・プロセス関連ビジ ネスを手掛けることになりました。そ こで 、自 動 機 能 テスト・ソフトウェア 「Functional Testing」を採用。提 供するサービスの付加価値を高める 目的で、自社で業務効率向上のため に使っていたFunctional Testing 補完ツールに着目。これをブラッシュ アップしたAT45という商品を合わせ て導入しました。 Functional TestingとAT45を併 用すれば、開 発やテスト・プロセスの あり方を大きく変革できます。そうし た折、比較的大規模ながら短納期で あったWebサイト更改開発案件を受 注します 。シミュレーションの 結 果 、 Functional TestingとAT45の併 用で完全納品が可能と判断し適用を 決 定 。そして 、開 発 チ ー ムとテスト・ チームを分離、開発をニアショアに外 注して、自社はテスト・プロセスに専念 しました。 W e b サイトは、当 初 の 予 定どおり本 稼働を果たしました。早い段階でテス ト・プロセスをスタートできたため、時 間的に余裕を持ちつつプログラム品 質を高めることができました。完成し たWebサイトも安定稼働を続けてお り、顧客からも運用しやすいと喜ばれ ています。Functional Testingと A T 4 5 の 併 用 がシステム 開 発 の QCD管理向上に貢献できることを実 証した同社は、今後、アシストとも協 業しながらこの効果を市場に訴求し ていく予定です。 HP Functional Testing software 顧客に“安心と信頼”を提供する ライフタイム・コラボレーション・パートナー 株式会社ISIDインターテクノロジー 折、同社は親会社である電通国際情報サービスから、顧 客企業向けWebサイトであるISID Customer Center 顧客から品質に称賛の声 システム開発のQCD向上を確信 更改開発案件を受注しました。比較的大規模なWebサ 株式会社 ISIDインターテクノロジー(以下、ISID-IT) イトながら本番稼働は9ヶ月後に予定されており、テス ISID-IT 取締役の吉川広文氏は、今回のプロジェクト は、 システム開発、導入から機能追加、改善、保守まで、安 ト・プロセスには2ヶ月しか割けません。この案件を統括 を評価して、次のように語ります。 定した技術力と高品質なサービスを、顧客のために、顧 することになったISID-ITの山本卓也氏は、手動でテス 客の立場で価値創造するシステム・インテグレータです。 トを行う場合とFunctional TestingとAT45を利用 手がかからず、顧客からお褒めの言葉をいただきました。 経営理念の根幹は 「Stand by the Customers」。常に する場合をシミュレーションしてみました。いつもなら、 これに関連するWebサイトもこのチーム体制で開発お よびテストしてほしいと名 指しで依 頼が来ています。 「本稼働したWebサイトは非常に順調に稼働し、運用も 顧客に信頼されるライフタイム・コラボレーション・パー 開発とテストは同一メンバーで行うため、開発が完了し トナーを目指し、豊富な実績と経験に基づくベスト・プラ ないとテスト・プロセスに入れず、また、プログラムが完 Functional TestingとAT45のコンビネーションは、 クティスを提供する実践力、妥協のない技術開発と品質 成しなければテストを開始できません。そのため、テス システム開発のQCD管理向上に貢献でき、オフショア 優位を目指すプロフェッショナリズムを発揮する技術力、 ト・プロセスは時間が切迫し、納期や品質に関するリス 開発にも活用できると確信しました」 1人ひとりの個性に磨きをかけ、人間魅にあふれたサー クを抱えがちです。しかし、AT45を利用することに 同 社 はこ の プ ロ ジェクト 終 了 後 、F u n c t i o n a l ビス・パワーを提供する人間力という3つの力を駆使し よって、開発チームとテスト・チームが分離でき、開発を TestingとAT45の展開にあたってアシストとの協業 て、顧客に “安心と信頼” を提供しています。 外 注して 自 社 は テ ストに 専 念 することも で きま す 。 を 選 択しました 。これ は 日 本 で 最 も F u n c t i o n a l 自動機能テスト・ツール Functional Testingを強力に補完する AT45 “Functional TestingとAT45の併用で、最悪でも Testingの販売で実績を有し、 また、そのサポートの手 9ヶ月間の開発期間で間違いなく納品できる” と判断し 厚さに感銘を受けたからだといいます。今後は両社で た山本氏は、実際、開発チームとテスト・チームを独立 手を取り合い、まずは電通国際情報サービスのグルー させ、開発自体はニアショアを選択することにしました。 プ内へ、Functional Testing利用企業や、その他の お客様へとアプローチを深めていきたいと構想は大き Functional TestingとAT45で 短納期プロジェクトを余裕を持って完遂 ISID-ITでは2009年、システム開発サービスの一環 として、テスト・プロセス関連ビジネスに進出することにな りました。その際、自動機能テスト・ソフトウェアとして採 用したのが、 「HP Functional Testing software」 プロジェクトは2009年7月中旬にキックオフ。10月 (以下、Functional Testing)です。Functional から設計・開発プロセスに入り、2010年2月から本格 Testingは、回帰テストや環境別の動作確認など何度 的なテスト・プロセスに進み、2ヶ月で内部結合テスト、 も繰り返すテスト・パターンを自動化することでテスト工 統合テスト、負荷テスト、ブラウザのバージョン・テスト、 数を削減し、アプリケーション品質を向上させます。使 セキュリティ・テストをすべて完了し、ゴールデンウィー いやすいGUIで誰もがテスト・スクリプトを開発でき、最 ク明けの5月9日には当初の予定どおり本番稼働を果 新の開発環境やテクノロジーに幅広く対応しているの たしました。山本氏はこのプロジェクトを振り返って次 が特長です。それゆえ日本市場でも自動機能テスト・ 「当初の計画どおりプロジェクトを完遂できたのはこの ています。同社がこのソリューションを選択したのもそ 体制を取ったからです。設計が完了したパートから、実 のためでしたが、少しだけ懸念もありました。それは、高 装を待たずして次々テスト・ケースを作成することが可 機能であるがゆえに徹底的に使いこなそうとすると習 能だったため、開発のピークを前倒しにでき、 プロジェク 熟に時間が必要な点と、アプリケーションが完成しない ト・マネージャーとして心身ともに余裕を持って進捗管 とテスト・スクリプトを作れないため、テスト・プロセスに 理が行えました。また従来はプロジェクト・メンバーを増 入れないという点でした。そこで、同社は自社で業務効 やすことはあっても減らせませんでしたが、今回はピー 率向上のために使っていたFunctional Testing補完 クをにらみつつ人数コントロールも可能でした」 ツールに着目しました。これをブラッシュアップしたのが 今回、テスト・チームメンバーとして、ISID-ITの石田 AT45です。ISID-ITの原田純一氏は、AT45の特長を 広宣氏、平田いつか氏、下村まり氏が参加。皆さんに 次のように語ります。 Functional TestingとAT45でテストを行った感想 を伺いました。 れており、自然言語でテスト・ケースをセル内に記述し、 「設計段階でAT45を使ってテストケースを作成できる データシートという形で作成できます。それをAT45に 読みこませると、 バックグラウンドで自動的にFunctional Testingスクリプトを作成し、 テストが実行されます。 自然言語で記述されたテスト・ケースですから、開発 【取材にご対応いただいた方々】 のように語ります。 ツールとして最も高い市場シェア、高い認知度を獲得し 「このソフトウェアはExcelをインタフェースとして開発さ く広がっています。 ため、問題を早い段階で発見し、対処できた」 取締役 営業部長 吉川広文氏 営業部 シニアマネージャー 原田純一氏 開発二部 プロジェクトディレクター グループマネージャー 山本卓也氏 開発二部 石田広宣氏 開発二部 平田いつか氏 開発二部 下村まり氏 「AT45を使うのは初めてだったが、自然言語をExcel に記述するだけだけだったので直ぐに習熟できた」 「 実 装 段 階 で 見 つ かった 不 具 合 も 、F u n c t i o n a l 完了後、保守プロセスに入った際もメンテナンスしやす Testingで取得した不具合状況の動画と、AT45の く、開発者以外の技術者であっても容易に担当すること データシートで発生状況が一目瞭然になり、再現性に ができます」 関わらず開発チームへの共有が容易だった」 と、 どなたからも効果を実感した声が返ってきました。 ISID Customer Center更改開発案件に Functional TestingとAT45を適用 Functional TestingとAT45を併用すれば、開発や テスト・プロセスの遂行を劇的に変革できます。そうした (2011年4月現在の取材内容です) 株式会社アシスト 〒102-8109 東京都千代田区九段北4-2-1 市ヶ谷東急ビル TEL:03-5276-5565 URL:http://www.ashisuto.co.jp/ 製品URL:http://www.ashisuto.co.jp/prod/qtp/ E-Mail:[email protected] 【札 幌】〒060-0808 札幌市北区北8条西4-1-1 パストラルビルN8 5F TEL:011-746-8484 【神 戸】〒650-0035 神戸市中央区浪花町 59 神戸朝日ビルディング22F TEL:078-393-2115 【仙 台】〒980-0013 仙台市青葉区花京院1-1-20 花京院スクエア19F TEL:022-713-5802 【広 島】〒730-0011 広島市中区基町12-3 COI広島紙屋町ビル3F TEL:082-224-6170 【名古屋】〒460-0003 名古屋市中区錦1-11-11 名古屋インターシティ4F TEL:052-232-8211 【福 岡】〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2-6-1 九勧筑紫通ビル9F TEL:092-481-7156 【松 本】〒390-0815 松本市深志1-4-25 松本フコク生命駅前ビル6F TEL:0263-39-1315 【沖 縄】〒901-2131 浦添市牧港5-2-1 沖縄電力本店別館6F TEL:098-942-5430 【金 沢】〒920-0853 金沢市本町2-15-1 ポルテ金沢 8F TEL:076-260-4921 【大 阪】〒530-0015 大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル28F TEL:06-6373-7113 ※製品内容は、予告なく変更される場合があります。 ※記載されている会社名、 製品名は、 各社の商標または登録商標です。 HP-080-APR11
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