2015年度 (平成27年度) 事 業 報 告 書 2015年4月1日から2016年3月31日まで (平成27年4月1日から平成28年3月31日まで) 学校法人 柳城学院 1 2015年度 事業報告書 《目次》 はじめに Ⅰ.学校法人の概要 1.法人設置の目的・建学の精神 2.学校法人の沿革 3.設置する学校等・所在地・学科・ 4.役員(理事・監事)の状況 5.評議員に関する事項及び顧問 6.理事会・評議員会の開催状況 7.教職員の状況 8.校地校舎面積の状況 Ⅱ.事業の概要 1.事業の概要 2.学校の入学定員・収容定員・現員 ①附属幼稚園 ②短期大学 3.短期大学卒業生の進路 4.学納金 5.教育課程に関する情報 6.学修の成果に係わる評価及び卒業認定に当たっての基準に関する情報 7.学生支援と奨学金 Ⅲ.財務の概要 1.資金収支計算書 2.事業活動収支計算書 3.貸借対照表 4.財産目録 2 はじめに―2015 年度の主要な成果と今後の課題― 新海 英行(前学長) 2015 年度の第1回教授会において、山積する改革課題を念頭に置きつつ、13項目にわ たって重点的な課題・方針を提案し、決定した(『柳城』第 60 号、2015 年度参照)。同年度 におけるさまざまな取り組みを振り返って見ると、当面ないし短期の課題を中心におおむ ね実施に移すことができた。また、中長期的な課題についても検討を開始し、一定の方向 性が明らかにされた。本稿では、上述の取り組みを総括的に鳥瞰し、いくつかの顕著な成 果をふりかえり、さらに今後に残された課題に言及してみたい。 第 1 に、将来計画委員会が中心となって、また法人事務局をはじめ各種委員会・各課(図 書館を含む)の協力のもとに、冒頭に述べた13の課題の着実な実現をめざしてより具体 的かつ実行可能な改革計画にまとめられたことである。この改革計画の作成過程において 4年制大学への改革の可能性について緻密な検討を行い、その結果、財政、学生募集等の 理由で実現の困難性を認めざるを得なかったが、専攻科、とくに介護福祉専攻は社会的需 要に応えるためにも今後いっそうの発展をめざして改革のあり方を探求することが結論づ けられた。ともあれこの1年は、教職員の中で本学の将来像を大いに語り合い、柳城の夢 を実現するためのリアルな議論を深めたという意味で有意義な1年であった。今後、課題 の一つ一つが学内外の情勢やタイミングを見きわめしつつ着実に実行されていくことを願 うばかりである。 第2に、学生の満足度調査実施によって学生たちの学習・生活上の満足・不満足の実態 が把握できたことである。とくに2年生と一番直近の卒業生の回答から学生食堂・購買部 がない、授業が過密、教室・トイレの汚れなどを解決してほしいとの声がいかに大きいか が分かった。学校としてもこれらのことの重要性を自覚し、不十分ながら業者による弁当 の出張販売を実施し、また清掃業者による教室等の清掃日を増やし、さらに次年度より5 時限目の授業をなくし、カリキュラムの精選と構造化を試みることとした。言うまでもな く、学生主体の学校づくりは学生の願いや要求に耳を傾けることが基本要件である。今後 こうした取り組みの広がりに期待したい。 第3に、当年度最大の課題の一つであった入学定員の充足という目標がみごとに達成で きたことである。本年度は1年生が50名減というこれまでの長い本学の歴史の中でほと んど未経験の試練を与えられた 1 年であったが、多忙な本務の合間を縫っての全教員と課 長以上の事務職員による高校訪問という画期的な取り組みをはじめ、高大連携の工夫、広 報の拡充、さらにスプリング・オープンキャンパスの開設などに取り組むことによって、 まずは当面の難問を解決することができただけでなく、全教職員の連帯感を強めた点も大 きな副産物であったと思う。この成果をふまえ、高校とのいっそう豊富で緻密なネットワ ークづくりを強化し、ぜひ今年度も多くの新入生を迎えたいと思う。 第4に、短大と附属幼稚園を含む法人事務局の役割(規程の制定、予算・人事計画、学 校経営、広報等)を充実強化したことである。正確に言えば、両者の実態を視野において 3 企画・構想し、学校運営すべき法人の業務のあり方をめざして、そのための業務の緒に着 いたというべきであろう。専攻科保育専攻における附属幼稚園と連携した実習教育の充実 によって従来理論的な教育にやや偏向していた同専攻の教育体制がより実践的・技能的な 体験教育との結びつきが実現されるに違いない。また、短大のFDへの幼稚園長の参加、 現任保育士研修への附属幼稚園長の出講(これまでの継続) 、豊田幼稚園のこども園化の実 現に向けて始まった全学的協働など、この1年、法人事務局、短大と付属幼稚園との連携・ 協働は随分進展した。今後も相互の発展を目指して上記のコラボレーションのさらなる進 化を期待したい。 第5に、予算の大幅な縮減の中で例年通りの業務が遂行され、学校全体の円滑な運営が 達成されたことである。強いコスト意識をもってルール通り相見積もりを取って業者を厳 選するなど、財政困窮の中で全学的な協力をいただいたことには感謝の言葉以外にない。 さらに賞与の一部カットを履行したことも教職員の皆様の計画的な生活設計を狂わせ、ご 迷惑をおかけした。あらためてお詫びを申し上げる次第である。言うまでもないが、私学 経営にとって授業料は最大の財政的根拠である。今後も、健全財政のもとで健全な学校経 営に取り組めるように、理事長・学長のリーダーシップのもと、全教職員に学生定員確保 の努力を惜しみなく継続していただくことを切に願うばかりである。 以上のほかに、幼児教育研究所の紙芝居の啓蒙普及を中心とする地域子育て支援の着実 な広がり、懇切丁寧なキャリア教育・支援がもたらした良好な就職結果、適切な人事考課 の前提としての自己申告の制度化、業務改善推進の取り組みをとおしてPDCAの業務手 順が漸次定着しつつあることなど、この1年の成果はまだまだ尽きない。しかし、一方で は検討すべき急務の課題も少なくない。すなわち、1つは、建学の精神を中心軸においた 教養教育のあり方をはじめ、保育をめぐる現代的な諸問題に応え得るカリキュラム開発(ア クティヴ・ラーニングなどの学習方法を含め)のあり方(保育コンソーシアムあいちとの 共同事業) 、人間・社会人としてのキャリア形成をサポートし得る生活支援のあり方などの 教学面の諸課題であり、2つは、IR担当部門及び実習指導センターの整備、学生支援の ための組織的連携と業務の合理的・系統的推進のための組織改革、キャンパス整備計画の 策定などの総務的諸課題である。これらはいずれも 2016 年度以降の改革に委ねられるであ ろう。 4 Ⅰ.学校法人の概要 1.法人設置の目的・建学の精神 「愛をもって仕えよ」 (ガラテアの信徒への手紙 5章13節より)の言葉を建学 の精神としている。本学は、宣教師マーガレット・ヤングによって興され、聖書 に語られたパウロの言葉を建学の精神として116年にわたって守り続け、ミッ ションスクールとして保育者・介護者養成の使命を果たしてきた。 2.法人の沿革 1898年 マーガレット・ヤング宣教師 名古屋市東区にて保母養成開始 1899 名古屋市東区白壁町に柳城幼稚園を開園 1910 保母養成所の名称を「柳城保姆伝習所」と改称 1924 校名を「柳城保姆養成所」と改称し愛知県の認可を受ける 1941 校名を「柳城保育専修学校」と改称 1950 校名を「柳城女子学院」と改称 1953 「柳城女子短期大学」設置認可を受ける 1978 柳城女子短期大学附属豊田幼稚園を開園 1996 法人名を「柳城学院」短大名を「名古屋柳城短期大学」と改称 1997 専攻科保育専攻を設置 1998 専攻科介護福祉専攻を設置 2000 名古屋柳城短期大学附属三好丘聖マーガレット幼稚園を開園 2005 附属瑞穂幼稚園廃園 2007 名古屋柳城短期大学保育科入学定員200名認可される 3.設置する学校・学部・学科等(2015年5月1日現在) 学校法人 柳城学院 理事長 渋澤一郎 [短期大学]名古屋柳城短期大学 学 長 新海英行 名古屋市昭和区明月町2-54 保育科 専攻科保育専攻 専攻科介護福祉専攻 [幼稚園] 名古屋柳城短期大学附属柳城幼稚園 園長 織田純代 名古屋市東区白壁1-31 名古屋柳城短期大学附属豊田幼稚園 園長 岡野尚子 豊田市市木町3-19-7 名古屋柳城短期大学附属三好丘聖マーガレット幼稚園 園長 児玉 みよし市三好丘桜1-9 5 文子 4、役員(理事・監事)に関する事項 (2015年5月1日現在) ・理事 8名(定数8名) 職 名 ・監事 2名(定数2名) 氏 名 常勤・非常勤 理事長 渋澤一郎 非常勤 理 新海英行 常勤 〃 野村 潔 非常勤 〃 池田正毅 〃 〃 関 俟子 〃 〃 長縄年延 〃 〃 伊藤秀章 〃 〃 松本 勝 常勤 塚田一宣 非常勤 日野忠市 〃 事 監 事 〃 5.評議員に関する事項及び顧問 (2015年5月1日現在) ・評議員 17名(定数17名) ・顧 問 0名 6.理事会・評議員会の開催状況 開催日現在の状況 区分 定 員 現 員(a) 開催年月日 開催時間 出 席 者 数 等 監事の 出席理 実出席率 意思表示 事数(b) (b/a) 出席者数 出席状況 平成 27 年 4 月 27 日 8人 13:30~16:10 7人 87.50% 1人 2/2 7人 87.50% 1人 2/2 7人 87.50% 1人 2/2 7人 87.50% 1人 1/2 7人 87.50% 1人 2/2 7人 100% 0人 1/2 7人 100% 0人 2/2 平成 27 年 5 月 28 日 8人 12:30~13:00 平成 27 年 5 月 28 日 8人 理事会 8人 14:10~16:25 平成 27 年 6 月 26 日 8人 13:30~16:30 平成 27 年 7 月 28 日 8人 13:30~16:30 7 人 平成 27 年 10 月 5 日 (欠員 1) 13:30~15:30 7 人 平成 27 年 11 月 16 日 (欠員 1) 13:30~16:10 6 8 人 平成 28 年 1 月 6 日 13:30~14:15 (欠員 1) 8 人 平成 28 年 1 月 18 日 13:30~15:40 (欠員 1) 7人 100% 0人 2/2 7人 100% 0人 2/2 6人 0.75% 2人 2/2 8人 100% 人 2/2 8人 100% 人 2/2 8人 100% 人 2/2 平成 28 年 2 月 15 日 8人 理事会 14:00~17:00 8人 平成 28 年 3 月 3 日 8人 8人 8人 14:00~14:50 平成 28 年 3 月 28 日 12:30~13:00 平成 28 年 3 月 28 日 開催日現在の状 況 開催年月日 出 席 者 数 等 監事の 区分 定 14:30~18:00 員 現 員 開催時間 (a) 出席理 実出席率 意思表示 事数(b) (b/a) 出席者数 出席状況 平成 27 年 5 月 28 日 17 人 評議員会 13:00~13:55 14 人 82.3% 3人 2/2 15 人 88.2% 2人 2/2 16 人 94.1% 1人 2/2 平成 28 年 2 月 15 日 17 人 17 人 13:00~13:50 平成 28 年 3 月 23 日 17 人 13:00~14:20 7.教職員の状況(2015年5月1日現在) 名古屋 柳城短期大学 短大附属 柳城幼稚園 短大附属 豊田幼稚園 短大附属三好丘 聖マーガレット幼稚園 専任教員 特任教員 非常勤教員 専任職員 特任職員 非常勤職員他 18 2 32 13 3 11 6 0 7 2 9 0 9 4 10 0 7 3 7 8.校地校舎面積等 校地 名古屋柳城短期大学 15,021㎡ 6,917㎡ 短大附属柳城幼稚園 1,219㎡ 717㎡ 短大附属豊田幼稚園 4,321㎡ 1,356㎡ 3,264㎡ 1,557㎡ 短大附属三好丘聖マーガレット幼稚園 Ⅱ 校舎 事業の概要 1.2015年度(平成27年度)事業の概要 4月 2日(木) 短大入学式 4月 8日(水) 附属豊田幼稚園入園式 4月10日(金) 附属柳城幼稚園・附属三好丘聖マーガレット幼稚園入園式 4月23日(木)~24日(金) 短大1・2年・専攻科合同ゼミナール 5月13日(水) 後援会総会 6月 7日(日) ホームカミングデー 6月10日(水) 全学合同礼拝 6月13日(土) オープンキャンパス 7月11日(土) オープンキャンパス 7月18日(土) 専攻科入試 8月17日(月)~20日(木)東日本大震災復興支援学生ボランティア派遣 学生16名、教員5名 8月22日(土) オープンキャンパス 9月12日(土)・19日(土) 9月28日(月) AO入試 短大防災避難訓練 10月17日(土) 公募制推薦A(専願)入試 10月31日(土) 創立記念礼拝・記念行事・墓地礼拝 11月2日(月) 柳城祭 11月3日(祝) 柳城子どもフェスタ 手づくりキッズ紙芝居コンテスト表彰式 オープンキャンパス 11月 7日(土) 指定校推薦入試・専攻科介護福祉専攻入試 11月14日(土) 公募制推薦B(併願)入試 12月16日(水) クリスマス礼拝 1月27日(水) 一般入試A 1月28日(水) 一般入試B 2月 6日(土) 専攻科入試 3月 3日(火) 一般入試C 8 3月17日(木) 短大卒業式・修了式 3月18日(金) 附属豊田幼稚園卒園式 3月17日(木) 附属三好丘聖マーガレット幼稚園卒園式 3月19日(土) 附属柳城幼稚園卒園式 短大スプリングオープンキャンパス 3月27日(日) 「保育コンソーシアムあいち」シンポジウム (1)教学関係 ①専攻科「保育専攻」は大学評価・学位授与機構の行う、教育の実施状況の審査 (7年目審査)及び教員審査を受けて「適」とされた。 ②学生管理教学システムを新システムに移行した。次年度以降はWebを活用し教員・ 学生の利便を図るべくシステムを更に整えていく。 ③幼児教育研究所機能強化し(紙芝居プロジェクト関係及びキッズルームの活用 と運用)教育研究活動と地域との連携を強める取り組みを充実させた。 (2)私立大学等改革総合支援事業 「私立大学等改革総合支援事業」のタイプ1:大学教育の質的転換(大学の精神 を生かした大学教育の質向上)に本年度は大学・短大合わせて714校が申請し、 うち本学を含む320校が選定された。 (短大では233校が申請し、100校が 選定)これにより経常費補助(一般・特別)の加算などが可能となった。ただ選 定ラインは年々向上し、今回はライン上であり更なる改革向上が求められている。 (3)大学間連携 大学改革推進事業として文部科学省が進める大学間連携共同教育推進事業として 名古屋短期大学・岡崎女子短期大学・名古屋柳城短期大学・桜花学園大学・岡崎 女子大学が連携した基幹保育者養成プログラム開発のための共同教育事業「保育 コンソーシアムあいち」は4年目にはいり3つのテーマに集約し「基幹保育者養 成プログラム」の検討を進めた。また合同シンポジウムにも積極的に参加した。 (4)業務改善 業務改善推進委員会にて、日常業務の中における各課の取組課題を明確にし、そ の進捗状況をチェック・シェアーしている。 (5)マーガレット・ヤング基金 本年度末までに、延べ445名の方から寄付をいただき総額5,246,336 円となった。 (6)将来計画委員会 新海学長より当面~中長期にわたる13項目の「大学改革課題」が提示された。 2015年度は学長から示された「重点方針」中心に据えて改革活動を続けた。 また、教職員によるディスカッションに加え、学生の満足度調査の分析と検討を ワーキンググループの下で進めた。清掃強化、弁当の移動販売導入等すぐに対応 できるところは進めたが、学生負担を軽くする教学面の改革は次年度となる。ま 9 た当面の課題を解消するために校舎の増改築を含む短大キャンパスの整備に取り 掛かることとなる。 2. 学校の入学定員・学生数の状況(2015年5月1日現在) この10数年、受験者数は若干の増減を繰り返しながらもほぼ横ばいを続けてき たが、2014年度は204名に留まり、2015年はついに定員を50名下回ると いう緊急事態になった。2016年度募集に向けて全教職員で取り組む体制をとり、 110余年の伝統ときめ細かい教育体制、高い就職率を今後もアピールして学生の確 保に努めた。 名古屋柳城短期大学 入学定員 保 育 科 1年生 2年生 合計 収容定員 200 150 200 350 400 専攻科保育専攻 30 8 4 12 30 〃 30 15 15 30 介護福祉専攻 附属幼稚園はそれぞれに地域性があり、地域の特性や課題を上手くとらえ、保育 に生かしていくことが求められているが、どの園においてもキリスト教主義をベース とした本学院の特色ある教育を積極的にアピールして、地区内のシェアーを高めるよ う努力している。なお、三好丘聖マーガレット幼稚園で今年度より満3歳児の受入が 可能となった。また豊田幼稚園は幼保連携型こども園化に向けて調査・検討に入った。 附属幼稚園 定員 3歳児 満3歳児 4才児 5才児 合計 柳城幼稚園 120 2 27 36 30 95 豊田幼稚園 200 2 72 54 68 196 180 0 41 53 55 149 三好丘聖マーガレ ット幼稚園 3.短期大学卒業生の進路(2016 年 3 月卒業生) この年度も就職内定率は100%であった。保育園就職者が全体の48.6% 幼稚園就職者が43.3%と保育園就職者が幼稚園就職者を上回った。 保育科 専攻科保育専攻 専攻科介護福祉専攻 短期大学全体 卒業者 195 4 14 213 就職希望者 177 4 13 194 就職者 177 4 13 194 進学者 16 0 1 17 就職希望無 2 0 0 2 10 4.学納金等 【短期大学】 保育科 1年次 専攻科保育専攻 2年次 1年次 専攻科 2年次 介護福祉専攻 入学金 250,000 円 200,000 円 200,000 円 教育充実費 300,000 円 300,000 円 100,000 円 100,000 円 200,000 円 授業料 750,000 円 750,000 円 550,000 円 550,000 円 650,000 円 200,000 円 実習費 計 1,300,000 円 1,050,000 円 850,000 円 650,000 円 1,250,000 円 【附属幼稚園】 柳城 入園料 豊田 40,000 円 施設費 25,000 円 授業料 満 3 歳児月額 25,000 円 満 3 歳児・3 歳児 40,000 円 4・5 才児 35,000 円 3 歳児 40,000 円 4・5 才児 30,000 円 月額 2,000 円 20,000 円 満 3・3 歳児月額 19,000 円 3 歳児月額 23,000 円 3 歳児月額 22,000 円 4・5 才児 三好丘聖マーガレット 4・5 才児 16,000 円 20,000 円 月額 3,000 円 教育充実費 11 4・5 才児 21,000 円 5.教育課程に関する情報 教育理念・目標 名古屋柳城短期大学(以下、本学という)は1世紀余にわたる保育者養成の歴史と 伝統を誇り、多くのすぐれた保育者を、そして近年では有用な介護福祉士を輩出して きた。「建学の精神」は、こうした歴史と伝統を築いてきた精神的支柱であったし、 現在もそうあり続けている。 「建学の精神」は、「愛をもって仕えよ」(「新約聖書」ガラテヤの信徒への手 紙第5章13節)である。愛はイエス・キリストが私たちに示された最高の教えであ り、キリスト教の根幹である。幼児教育・保育や介護福祉の道を志す者は、子ども、 高齢者、そして障がい者に何よりも「愛をもって仕える」人間・市民として、あるい は専門家として成長し、それぞれの社会で先導的な役割を大いに発揮することが期待 されている。 本学では、そうした有為な人材の養成のために、キリスト教精神・価値観に積極 的に学びながら21世紀に生きる人間として、また市民・職業人として必須の教養を 身につけ、多様化・高度化する社会的ニーズに対応した保育や介護の知識・技能を育 成する教育を目指している。上述の教育理念・目標にもとづいて、本学における基本 的な教育方針を設定する。 入学者に関する受入方針(アドミッション・ポリシー) ○本学の入学者に関する受入方針 ・本学の教育理念及び教育目標に基づき、本学では以下のような学生を求める。 ・建学の精神「愛をもって仕えよ」と、それに即した教育目標を理解し、専門的 な知識と高度な技術の修得に自ら努めようとする人 ・人間に対する深い理解と豊かな人間性を身につけ、人とのつながりを大切にし ようとする人 ・他者への思いやりを持ち、社会や環境に貢献しようと努力する人 ○保育科の入学者受入方針 ・幼稚園教諭・保育士としての将来の目的意識をはっきりと持っている人 ・子どもの成長・発達に関わる専門的な知識・高度な技術を身につけようと努力 する人 ・明朗快活でコミュニケーション能力と協調性に富み、子どもたちから慕われ魅 力ある教諭・保育士をめざし、保育・幼児教育に貢献しようと努力する人 学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー) 【保育科】 本科(2年課程)では、本学の「建学の精神」を基本にすえたキリスト教主義の教 育理念・教育目標にもとづいて、人間として、また社会人として必要な倫理観と教養 を身につけ、幼児教育・保育に関する幅広い知識・技能を修得し、総合的かつ的確な 12 判断力や実践的専門能力を有する幼稚園教諭(二種免許)ならびに保育士の養成を目 指す。所定の授業科目を履修し、以下の教養と知識・技能を修得した者には、「短期 大学士(保育学)」を授与する。 1.豊かな倫理観(道徳的価値観)や人間性(人間的感性や人格)、コミュニケーシ ョン能力(自他認識能力や言語等による表現力)を有し、幼稚園教諭・保育士と して責任ある行動ができる、その基盤となる教養 2.社会や保護者のニーズに対応できる幼児教育・保育に関する専門知識(科学的理 解力 3.多様化・高度化する21世紀の社会状況に対応できる幼児教育・保育の専門家と しての技能(実践的問題発見・解決能力) 4.生涯にわたって幼児教育・保育への関心と学習意欲を持続し、幼児教育・保育の 発展に貢献しようとする意欲・態度(キャリア形成力) 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー) 【保育科】 本科では、本学の「建学の精神」にもとづくキリスト教主義の教育理念・目標に従っ てすぐれた保育者(幼稚園2種免許教諭ならびに保育士)を養成するために、豊かな 倫理観や人間性を培い、幼児教育・保育に関する専門的知識・技能を育て、21世紀 社会の動向(とくに幼児教育・保育をめぐる問題点や課題)を的確にとらえ、課題解 決に適切に対処するとともに、生涯にわたって学習・実践への意欲を持続できるよう に、そのために必要な教育課程を編成している。 本科の教育課程は、教養科目と専門科目から構成されている。いずれも固有の特色を 有するものであることは言うまでもない。しかし、それぞれの科目はつながりをもっ て働きあうことも軽視されてはならない。教養科目が専門的知識・技能を補い、専門 科目が教養を高めるうえで有益・有効であり、また教養科目内の科目が相互に関連し あい教養をいっそう深め、専門科目内の科目が結びつくことによって個別の専門的知 識・技能をさらに強化することもけっして稀ではないからである。また、本科では実 習など実践現場での体験的学習のみならず、すべての科目をとおして職業的資質能力 の育成を中心とするキャリア形成のための教育指導を行う。教育課程の主要な構成、 教育形態、及びその評価は以下のとおりである。 1.教育課程の構成 (1)教養科目 ①人間性や社会性を中心とする教養に関する科目群(「キリスト教概論」、「宗 教学(聖書と人間)」、「日本国憲法」、「環境と人間」、「倫理学(生きる ことの意味)」等) ②学習・研究のための言語・情報系科目群(「英語コミュニケーション」、「情 報機器の操作等) ③保健体育系科目群(「生涯体育論」、「スポーツとエクササイズ」) 13 (2)専門科目 ①子どもの心身の発達過程に関する科目群(「心理学」系、「保健」系、「栄養」 系の科目)。 ②保育内容の指導のあり方に関する科目群(「保育内容指導法」系の科目) ③保育の技術や技能に関する科目群(「音楽」、「図画工作」、「体育」等) ④福祉の意義や課題に関する科目群(「社会福祉」、「児童福祉」、「障がい児 保育」等) ⑤人間教育のあり方に関する科目群(「教育原理」、「教育と社会」、「教育方 法・技術」等) ⑥教育相談・カウンセリングに関する科目群(「保育臨床心理学」等) ⑦科目の枠を超えた横断的な課題、学習者の関心にもとづく課題についての問題 解決学習的な科目群(「教職実践演習」) ⑧保育の実践に関する科目群(「教育実習」、「保育実習」等) 2.教育形態とその特色 主要な教育形態は、①講義、②演習、③実習の 3 種類から構成されている。講義は教 養科目及び一部の専門科目であり、多くは演習及び実習である。「保育基礎演習」で は、保育者となるための動機づけと意欲を喚起し、主体的な授業参加を促している。 そのほかの多くの演習では、理論と実践を結合し、問題解決的で能動的な学習能力と 実践力の育成を目指し、実習では、幼稚園・保育所で保育実践・体験的学習に取り組 むことによって自発的な学習能力と実践力の育成をはかっている。いずれも予めシラ バスにおいて、学習目標、目標達成のための授業の計画・方法、成績評価基準等につ いて明示している(『学生便覧』)。さらに本科では、附属幼稚園と連携し園長・教 諭を講師として招へいし、また多人数の演習ではTAを活用するなど、より丁寧な実 践的指導ができるように配慮している。 6.学修の成果に係わる評価及び卒業認定に当たっての基準に関する情報 教育課程の評価 教育課程の成否を決定する大きな要因はその評価のあり方である。本科では、主に 教務委員会やFDの取組において、教育評価をPDCAマネジメント・サイクル(教 育課程の計画、実施、点検・評価)の一環として位置づけ、保育専門職として必要な 専門性と学生の学習能力の発達過程・段階を十分に勘案しつつ、学習達成目標や成績 評価基準を厳格に設定し、そうした目標の達成状況などの自己点検・評価の結果を次 年度以降の教育課程の改善・見直し、さらには教育計画の改革に反映している。なお、 教育課程の点検・評価の結果は、その概要を学内外に公表している(『名古屋柳城短 期大学の現状と課題』)。 卒業認定 (卒業の要件) 第21条 本学に2年以上在学し、第10条に定める授業科目を履修し、かつ、第13条 14 に規定する所定の単位を修得した者に対し、教授会の議を経て、学長は卒業を認定 する。 (学位の授与) 第22条 前条の規定により卒業した者には、本学学位規定の定めるところにより 短期大学士(保育学)の学位を授与する。 (取得資格) 第23条 本学において取得することができる免許及び資格の種類は、次のとおり とする。 幼稚園教諭二種免許状 保育士資格 7.学生支援と奨学金 1)就職オリエンテーションは、保育科 1 年の後期から 2 年の前期までの 1 年間を通 じて実施。内容は、採用試験の時期、採用試験内容とその対策、マナー、自己分析、 履歴書の書き方、面接のしかた、 受験手続き、試験に臨むに当たっての心構え等、 多岐にわたっている。さらに、外部から講師を招聘しての特別実技講座や、公務員 を目指す学生対象の一般教養対策講座や模擬試験も実施している。 2)就職資料室には、進路選択に役立つ資料をたくさん揃えて、学生をサポートして いる。卒業生の就職先や試験問題、園毎にパンフレットや過去の求人票、卒業生の 試験報告書等が個別にファイルされており、職場選択や就職対策に役立っています。 3)就職課では、個人面談や個別の就職試験対策指導も重視し、職場を選ぶに当たっ ての相談や参考資料の提供、試験内容に対するアドバイス、受験手続きの援助など、 一人 ひとりの思いを尊重し、その希望をかなえることができるよう支援している。 さらに、アドバイザーも、担当する学生の様々な相談に応じ、就職の手助けができ る体制を整えている。 4)本学にはアドバイザー制度があり、学生はまずアドバイザーとの関わりの中で問 題を解決するよう奨励している。このシステムの中で、本学においては全教員が直 接的・間接的に学生相談に関わっている。しかし、他の視点からのアドバイスを求 めたい場合などには、学生相談室を利用することができるようになっている。 学生 相談室担当のスタッフは、看護師・臨床心理士などで構成されており、学生の様々 の相談に対応している。 5)独立行政法人日本学生支援機構法に基づき、経済的理由により修学に困難がある 学生に学資として貸与される奨学金のほかに、本学独自のものとして名古屋柳城短 期大学百周年記念奨学金により家庭の経済的事情により修学が困難となった場合に 奨学金を貸与する制度及び学修成績の優れた学生に支援を行う給付奨学金制度があ る。 15 Ⅲ 財務の概要 1.資金収支計算書 2.事業活動収支計算書 3.貸借対照表 4.財産目録 1)収支の状況 短大においてこの年度の入学者は150名で、専攻科を含む学生総数は377名にとど まった。これを反映し、2015年度の事業活動収入は、842,645千円、事業活動 支出846,119千円と基本金組入前当年度収支差額では△3,474千円となり事業 収支では支出超過となった。人件費割合は経常収入の減少より63.3%と前年に対して 7%上回る結果となった。財政安定のためにも、次年度以降、定員確保による収入の回復 が何より課題となった。また、支払い資金の増減としては、今年度は小さな設備改修等を 行ったのみであったが、前年比27,574千円の増加に留まった。 2)貸借対照表の状況比率 2015年度は北館底地を購入したため固定資産(土地)が増加、減価償却により固定 資産(建物)が減少し、総資産額は4,020,339千円となり前年対比1,102千 円減少した。固定負債は借入金返済等で14,926千円減少、流動負債は前受金増加で 2.371千円増加、基本金は1号基本金が59,777千円増加した。従って自己資本 =純資産(総資産-負債)は3,760.825千円となり、純資産構成比率(自己資本 比率)は93,5%、また固定比率(固定資産÷純資産)は63.5%と前年とほぼ同じ であった。なお、流動資産は1,632,895千円で、資産総額のその98.9%が現 預金である。現金保有率が高いのは、将来に向けての投資余力を準備しておくためである。 なお、本学ではデリバティブ投資は行っていない。 以上 16 資金収支計算書 収入の部 科目 単位:円 2011 年度(H23) 2012 年度(H24) 2013 年度(H25) 2014 年度(H26) 669,779,300 606,335,310 624,407,240 586,908,980 510,405,160 手数料収入 12,645,620 14,148,100 13,354,550 11,105,450 11,692,650 寄付金収入 8,301,272 8,578,872 9,014,325 ..12,969,970 9,239,443 補助金収入 189,348,700 226,723,571 330,652,256 242,484,700 243,474,588 53,118,000 89,936,000 192,735,000 85,229,000 72,742,000 136,190,700 136,787,571 137,317,256 157,255,700 170,652,588 学生生徒納付金収入 国庫補助金収入 地方公共団体補助金収入 その他補助金収入 資産売却収入 40,000 600,000 2015 度(H27) 80,000 1,209,284,000 1,157,719,000 1,014,036,260 1,013,128,408 1,048,901,173 付随事業・収益事業収入 44,238,505 44,418,458 44,156,364 42,510,571 42,614,614 受取利息・配当金収入 13,867,393 8,058,082 5,075,072 5,669,677 1,516,533 雑収入 21,148,458 34,359,150 2,189,999 33,910,879 21,571,406 前受金収入 61,757,000 70,965,000 63,810,000 58,777,000 74,453,000 その他の収入 10,031,623 22,957,528 42,653,402 112,979,077 45,326,055 ▲178,294,191 ▲103,120,338 ▲182,296,070 ▲106,050,554 ▲74,795,429 前年度繰越支払資金 1,232,341,666 1,264,847,587 1,398,507,228 1,375,147,510 1,588,155,913 収入の部合計 3,294,449,346 3,355,990,320 3,365,560,626 3,389,551,668 3,522,555,106 単位:円 単位:円 資金収入調整勘定 支出の部 科目 2011 年度(H23) 2012 年度(H24) 2013 年度(H25) 2014 年度(H26) 人件費支出 509,153,333 518,200,066 481,769,795 531,786,540 529,335,522 教育研究経費支出 177,402,201 170,616,421 170,926,215 171,808,681 183,874,486 管理経費費支出 59,748,669 53,750,981 59,865,271 53,516,314 56,668,557 借入金利息支出 1,261,755 1,107,045 952,335 797,625 642,915 借入金返済支出 9,270,000 9,270,000 9,270,000 9,270,000 9,270,000 施設関係支出 11,285,408 10,875,583 240,970,508 2,063,375 52,613,339 設備関係支出 46,025,389 37,700,751 14,791,636 17,649,226 9,237,932 資産運用支出 1,210,790,403 1,153,861,384 1,013,647,763 1,013,129,115 1,065,113,684 その他の支出 18,527,874 17,475,825 14,576,572 16,010,394 14,140,222 ▲ 13,863,273 ▲ 15,374,964 ▲ 16,356,979 ▲14,635,515 ▲14,341,709* 次年度繰越支払資金 1,264,847,587 1,398,507,228 1,375,147,510 1,588,155,913 1,615,730,158 支出の部合計 3,294,449,346 3,355,990,320 3,365,560,626 3,389,551,668 3,522,555,106 資金支出調整勘定 17 2015 度(H27) 事業活動収支計算書 科目 予算 学生生徒納付金 515,114,000 510,405,160 手数料 11,824,300 11,692,650 寄付金 6,704,400 7,049,443 経常費等補助金収入 229,159,448 241,413,588 国庫補助金収入 66,770,000 70,681,000 160,079,448 170,652,588 2,310,000 80,000 付随事業収入 41,926,029 42,614,614 雑収入 22,389,606 21,571,406 教育活動収入計 827,117,783 834,746,861 科目 予算 事業 人件費支出 539,125,845 523,479,607 活動 教育研究経費 271,139,432 261,899,286 支出 管理経費 60,788,306 58,659,329 の部 徴収不能額等 224,040 112,020 871,277,623 844,150,242 ▲44,159,840 ▲9,403,381 事 業 教 育 活 動 収 活 動 収 地方公共団体補助金収入 入 その他補助金収入 の 部 支 教育活動支出計 教育活動収支差額 科目 教 育 決算 事業 受取利息・配当金 活動 その他の教育活動外収入 決算 予算 決算 1,759,225 1,516,533 0 0 1,759,225 1,516,533 収入 の部 活 教育外活動収入 動 科目 外 事業 収 活動 支 支出 の部 予算 借入金等利息 その他の教育活動外支出 教育外活動支出 教育活動外収支 経常収支差額 18 決算 642,915 642,915 0 0 642,915 642,915 1,116,310 873,618 ▲43,043,530 ▲8,529,763 特 事 別 業 収 活 支 動 科目 予算 資産売却差額 車両売却差額 その他の特別収入 決算 0 549,999 0 549,999 2,061,000 5,831,465 収 施設設備寄附金 0 2,190,000 入 現物寄付 0 1,580,465 の 施設設備補助金 2,061,000 2,061,000 部 特別収入計 2,061,000 6,381,464 事 資産処分差額 1,325,796 1,325,778 1 1 33 33 1 0 1,325,760 1,325,760 1 0 0 0 1,325,796 1,325,778 735,204 5,055,686 業 構築物処分差額 活 教育研究用機器備品処分差額 動 管理用機器備品処分差額 支 図書処分 出 車両 の その他の特別支出 部 特別支出計 特別収支差額 予備費 (10,165,131) 38,334,869 基本金組入前当年度収支差額 ▲80,643,195 ▲3,474,077 基本金組入額 ▲72.954.020 ▲60.046.747 ▲153.597.215 ▲63.520.824 170.866.672 170.866.672 4.363.204 269.642 21.632.661 107.615.490 事業活動収入計 830.938.008 842.644.858 事業活動支出計 911.581.203 846.118.935 当年度収支差額 前年度繰越収支差額 基本金取崩額 翌年度繰越収支差額 19 貸 借 対 照 表 2011 年度(H23) 2012 年度(H24) 2013 年度(H25) 2014年度(H26) 2015 年度(H27) 【資産の部】 固定資産 2,377,384,401 2,341,734,848 2,452,556,687 2,389,301,289 2,387,443,725 2,195,237,251 2,165,786,884 2,278,327,687 2,216,031,582 2,198,125,387 土地 674,469,281 674,469,281 674,469,281 674,469,281 724,469,281 建物 1,250,339,797 1,207,410,557 1,323,989,119 1,272,079,423 1,222,626,991 構築物 29,072,299 29,476,360 35,121,110 31,365,797 28,292,468 教育研究用機器備品 86,329,868 95,484,865 88,586,967 84,143,762 67,830,074 その他の機器備品 4,502,621 8,211,504 6,347,717 4,354,774 2,678,573 図書 144,155,063 146,112,775 146,938,731 148,490,563 149,639,704 車両 6,368,322 4,621,542 2,874,762 1,127,982 2,588,296 有形固定資産 特定資産 31,160,410 奨学金特定預金 その他の固定資産 31,160,410 182,147,150 175,947,964 174,229,000 173,269,707 158,157,928 施設利用権 108,228 67,825 27,422 3,422 2 電話加入権 1,151,837 1,151,837 1,151,837 1,151,837 1,151,837 150,000,000 144,636,800 142,742,540 141,227,132 156,783,459 28,001,764 29,507,348 29,918,111 30,674,226 出資金 2,426,231 195,064 0 0 0 保証金 309,090 389,090 389,090 213,090 222,630 奨学金貸付 150,000 0 0 0 0 1,288,056,225 1,441,975,926 1,487,966,222 1,632,140,617 1,632,895,609 現金預金 1,264,847,587 1,398,507,228 1,375,147,510 1,588,155,913 1,615,730,158 未収入金 20,231,096 41,363,338 111,331,070 42,240,554 15,906,409 貯蔵品 17,500 17,500 17,500 1,000 1,000 仮払金 0 0 11,875 322,560 48,808 立替金 5,265 0 4,200 0 176,463 140,000 0 0 0 0 2,814,777 2,087,860 1,454,067 1,420,590 1,032,771 3,665,440,626 3,783,710,774 3,940,522,909 4,021,441,906 4,020,339,334 有価証券 奨学金特定預金 流動資産 1 年以内回収予定奨学金貸付金 前払金 資産の部合計 20 2011 年度(H23) 2012 年度(H24) 2013 年度(H25) 2014 年度(H26) 2015 年度(H27) 204,233,456 197,612,396 185,436,936 171,395,326 156,469,411 60,450,000 51,180,000 41,910,000 32,640,000 23,370,000 143,783,456 146,432,396 143,526,936 138,755,326 132,899,411 【負債の部】 固定負債 長期借入金 退職給与引当金 長期預り保証金 流動負債 200,000 90,359,454 97,019,676 91,027,485 85,747,137 103,044,557 9,270,000 9,270,000 9,270,000 9,270,000 9,270,000 未払金 13,258,426 12,560,187 14,269,119 13,181,448 12,921,119 前受金 61,757,000 70,965,000 63,850,000 58,777,000 74,453,000 預り金 6,074,028 4,024,489 3,438,366 4,318,689 6,400,438 0 200,000 200,000 200,000 0 294,592,910 294,632,072 276,464,421 257,142,463 259,513,968 第1号基本金 3,334,434,953 3,297,669,695 3,516,809,358 3,536,432,771 3,596,209,876 第4号基本金 57,000,000 57,000,000 57,000,000 57,000,000 57,000,000 基本金の部合計 3,391,434,953 3,354,669,695 3,573,809,358 3,593,432,771 3,653,209,876 短期借入金 預かり保証金 負債の部合計 【基本金の部】 【繰越収支差額】 107,615,490 翌年度繰越消費収入 134,409,007 90,249,130 170,866,672 ▲ 20,587,237 134,409,007 90,249,130 170,866,672 3,370,847,716 3,489,078,702 3,664,058,480 3,764,299,443 3,760,825,366 3,665,440,626 3,783,710,774 3,940,522,909 4,021,441,906 4,020,339,334 超過額 翌年度繰越消費支出 超過額 消費収支差額の部合 計 純資産の部合計 負債の部、および純 資産の部合計 20,587,237 21 財 産 目 録 単位:円 平成28年3月31日現在 1.資 産 の 部 4,020,339,334 一 基本財産 1 土 地 724,469,281 2 建 物 1,222,626,991 3 構 築 物 28,292,468 4 図 書 149,639,704 5 教育用機器備品 67,830,074 6 その他の機器備品 2,678,573 7 そ の 他 8 有 価 証 券 3,962,765 156,783,459 二 運用財産 1 預金、現金 1,615,730,158 2 奨学金特定預金 31,160,410 3 未 収 入 金 15,906,409 4 そ の 他 1,259,042 2.負 債 の 部 259,513,968 一 固定負債 156,469,411 1 長期借入金 2 退職金引当金 69,720,000円 23,370,000 132,899,411 3 長期預り保証金 200,000 二 流 動 負 債 103,044,557 1 短期借入金 9,270,000 2 前 受 金 74,453,000 3 未 払 金 12,921,119 4 預 り 金 6,400,438 5 預り保証金 0 3.差引正味財産 3,760,825,366 22
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