1 2010-09-15 自動認識総合展セミナー JAISAの標準化活動 自動認識システム協会 研究開発センター長 柴田 彰 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 2 JAISAの標準化活動 1 自動認識技術の概要 2 標準の必要性 3 国際標準化体制 4 自動認識技術の国際標準化 5 サプライチェーンの国際標準化 6 JAISAの標準化活動 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 3 自動認識技術の概要 1 1次元シンボル 2 2次元シンボル 3 RFID 4 バイオメトリクス All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 自動認識技術とは 4 1次元シンボル RFID 2次元シンボル バイオメトリクス 識別カード RFID All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 1次元シンボルの種類 5 インタリーブド 2 オブ 5 JAN-13 コーダバー コード 128 コード 39 GS1データバー All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 1次元シンボルの進化 6 Market demand for Automatic Identification Increased char. High Destiny 1972 1972 Interleaved 2 of 5 CODABAR Code 39 1973 12 Char. UPC 1977 1980 13 Char. EAN Alphabet 1981 Code 128 Full ASCII Factory Automation UPC/EAN Logistics Application 14 Char. GS1 Data Bar Retail All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 代表的な2次元シンボル 7 ISO Standard 2D Symbologies PDF417 Micro PDF417 Ultra Code QR Code Data Matrix Micro QR Code Code 49 Maxi Code Aztec Code GS1 Composite Code 16K Codablock Code One Veri Code Calula Code Post net Code BP04 State Code All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 2次元シンボルの進化 8 Market demand for High Capacity/ High Density 1982 1978 VERI CODE Kamban Code 1987 1987 1987 Maxi Code DATA MATRIX 1994 PDF 417 QR Code 1989 High Density Micro PDF 417 High Density Micro QR Code Factory Automation Code49 GS1 Composite Logistics Application Retail All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 RFID(RFタグ)の種類 9 13.56MHz 135KHz未満 2.4GHz 860MHz~960MHz 433MHz All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 バイオメトリクス 10 指静脈 認証 掌静脈 認証 指紋認証 虹彩認証 音声認証 顔認証 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 11 標準の必要性 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 標準の目的 12 技術のオープン化による競争の促進 共通インフラの利用促進 新技術の普及促進 国、地域の枠を越えた利用促進 業種、業界の枠を越えた利用促進 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 データキャリアの標準化と普及率の推移 普及率% 1次元/2次元 シンボル RFID ISO化 ISO化 14443 14443 15693等 15693等 コードの標準化 コードの標準化 UPC、ITF,Code39等 UPC、ITF,Code39等 1980 1990 ICカード Wall Wall mart, mart, DOD導入で低価格化 DOD導入で低価格化 テレカ、スイカ テレカ、スイカ 1970 13 ISO化 ISO化 18000シリース、EPC 18000シリース、EPC Gen2等 Gen2等 15459シリース 15459シリース 2000 2010 2020 2030 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 標準の必要性 14 ・貿易障害の除去(関税障壁の除去→非関税障壁の除去) 国際規格(ISO、IEC、ISO/IEC JTC1等)以外の規格は不可 ・世界単一市場化による世界共通規格化 地域連携の進展 EU(欧州連合15カ国)、NAFTA(北米自由貿易協定3カ国)、 AFTA(ASEAN自由貿易地域9カ国)、CEFTA(中欧自由貿易協定5カ国)… WTO (World Trade Organization) 世界貿易機構 MRA協定(Mutual Recognition Agreement) 相互承認協定 TBT協定 (Agreement on Technical Barriers to Trade) 貿易の技術的障害に関する協定 ・1998年11月: ・1998年12月: ・1999年1月: ・2002年1月: EU と カナダ EU と 米国 EU と オーストラリア EU と 日本 ・国家規格(JIS、ANSI、BS等)を国際規格 (ISO、IEC)に原則として合致させる。 ・安全規格の相互承認 ・輸出国と輸入国での物品の二重検査回避 (WTO加盟国は必須) (欧州でのCEマーク) ISO国際標準化機構 IEC国際電気標準会議 International Organization for Standardization International Electrotechnical Commission All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 15 自動認識技術の国際標準化 ISO/IEC JTC1 SC31 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 自動認識技術(データキャリア規格)の階層 自動車識別 TC204 航空機識別 TC20 船舶識別 TC8 列車識別 TC9 16 Layer 3 アプリケーション TC122 WG4,7,10 TC104 SC4 WG2 SC31 WG5 DoD DHS SCM、電子シール、RTLS UPU EIA Layer 2 データキャリアへのデータ格納方法規格 SC31 WG1/WG4 SG1 AIAG タグ/リーダ間インターフェイス リーダ/ホスト間インターフェイス データキャリア 識別子 タグ固有ID Layer 1 物品の識別規格 SC31 WG2 ユニーク識別(商品、輸送容器 etc) Layer 0 データキャリア SC31 WG1/WG4 エアーインターフェイス コンフォーマンス/パフォーマンス コンテナ識別 動物識別 情報識別 人の識別 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 自動認識技術(データキャリア)規格の階層 Layer 3 アプリケーション ISO15394,22742,28219 Layer 3 アプリケーション ISO15394,22742,28219 17 Layer 3 アプリケーション ISO17364-17367 Layer 2.5 データキャリア識別 シンボルが異なっても 格納データは同一 ISO/IEC15424 Layer 2 1Dシンボルへの Layer 2 2Dシンボルへの データ格納方法 ISO/IEC15418 ,ISO/IEC15434 データ格納方法 ISO/IEC15418 ,ISO/IEC15434 複数の エアーインターフェイス Layer 2 RFIDへの データ格納方法 ISO/IEC15961,ISO/IEC15962 Layer 1 物品の識別 ISO/IEC15459 エアーインターフェイス メモリー構造 Layer 0 1Dシンボル Layer 0 2Dシンボル Layer 0 RFID ISO/IEC15417 ISO/IEC18004 ISO/IEC18000 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 日本発国際提案 (JTC1 SC31) 規格番号 18004 18001 18000-2 15459-4 15459-6 24720 24791-2 29133 29162 20017 XXXXX 18 内容 2次元シンボルQRコード/マイクロQRコード 物品管理用RFIDのアプリケーション要件 物品管理用RFIDのエアインターフェイス 135 kHz以下 Annex 固有の商品コード 固有のトレーサビリティコード ダイレクトマーキングガイドライン データマネージメント リライタブルハイブリッドメディア AIDCメディアのデータ構造 RFIDが組み込み型医療機器に及ぼす影響の測定、緩和法 モバイル2次元シンボル All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 JAISA発国際提案 規格番号 ISO/IEC 18004 ISO/IEC 24720 ISO/IEC 29133 ISO/IEC 20017 19 規 格 名 称 Information technology – Automatic Identification Data Capture Techniques – QR Code 2005 bar code symbology specification Information technology – Automatic Identification Data Capture Techniques – Guideline for direct part marking (DPM) Information technology – Automatic Identification Data Capture Techniques – Quality test specification for rewritable hybrid media data carriers Information technology – Automatic Identification Data Capture Techniques – Experimental evaluation method for impact distance and mitigation method of Electromagnetic Interference (EMI) from RFID interrogators on active implantable medical device All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 20 ISO/IEC 24720 ダイレクトマーキング ガイドライン All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 ISO/IEC24720 ダイレクトマーキング 21 装置全体 ダイレクトマーキングの 印字品質規格は作成が困難 照明方法 照明角度に よって画像が 大きく変化 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 収集した画像データの解析 22 収集した画像データ(***.bmp)を処理し下記項目の解析を行う 解析項目 具体内容 1.シンボルコントラスト 全セルのコントラストの分布解析 2.軸の非均一性 切り出しシンボル間のX1X2寸法比較 3.タイミングパターン寸法 タイミングパターン間の寸法ズレを測定 4.印字バラツキ タイミングパターンの太り細りを測定 5.リファレンスデコード 読み取り可否 6.誤り訂正使用率 総合特性として、誤り訂正使用率を測定 解析結果を ***.csv ***.txt ファイルとして保存する All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 シンボルコントラスト シンボル全体の輝度分布 ① 23 ③ ② ① 度数 ④ ②③④ 輝度値 位置検出パターンの輝度分布 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 24 ISO/IEC 29133 リライタブルハイブリッドメディア All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 リライタブルラベルシステム 25 日本で開発された文字などの書換え可能システム 書換 ≧ 1000回 回数 リライタブル ラベル サーマル消去 加熱 低速冷却 サーマル印字 加熱 高速冷却 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 リライタブルハイブリッドメディアの構造 QRコード 26 感熱ヘッド(接触式) レーザ(非接触式)で リライタブル 印字/消字 ラベル/カード RFID層 ICチップ All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 リライタブルハイブリッドメディアのかんばん 27 リターナブル容器管理だけでなく、納品単位での RFID活用も視野に入れた事例 紙のように使い捨てではなく、環境保護を狙いとし リライト(書込み/消込み)ができるリライタブルシートに RFタグを埋め込み、遠隔でタグデータの読み/書きができる媒体 表面(書込み) 裏面(RFタグ埋め込み) 表面のQRコードと同一データをRFタグ に格納し、データの読み書きを行う 発色 800回程度繰返し 利用可 消色 表面(消し込み) All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 28 ISO/IEC 20017 RFIDが組み込み型医療機器に おぼす影響の測定、緩和法 ISO-TR提案審議委員会 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 ISO-TR提案審議委員会の目的 29 RFID機器が医療機器へ及ぼす影響に関して研究調査し, その結果をISOに提案する。 1. 植込み型医療機器電磁干渉実機特性の情報提供 ¾ RFID機器が植込み型医療機器へ及ぼす電磁干渉影響を取得 実機が及ぼす電磁干渉影響を実験評価し,その情報を国内外のRFID機器ベンダに提供 2. 新素材ファントムの開発と技術要件の提示 ¾ 取扱いが容易な新素材ファントムを開発し,開発した新素材ファントムを用いた新たな電磁干渉 影響試験系を提案 影響要因分析時に必要な実機による測定を容易にするための手段を提供 3. 電磁干渉緩和技術の提案 ¾植込み型医療機器に対する電磁干渉影響緩和技術を開発 影響緩和のためのRFIDリーダライタアンテナ電磁界分布・発射信号波形等の基礎情報を提供 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 RFIDリーダライタアンテナ設置状況 30 ¾ペースメーカ装着者がRFIDリーダライタアンテナと平行に向き合っていることを想定 ¾電磁干渉影響が発生した場合,アンテナと試験用ファントムの距離を遠ざけながら影 響が消滅する隔離距離:最大干渉消滅距離をセンチメートル単位で取得 植込み型医療機器 装着者 RFIDリーダライタ アンテナ 最大干渉消滅距離 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 電磁干渉試験系構成 直記式記録計 31 平板トルソーファントム RFIDリーダライタ ペースメーカ /ICD 1.8 w/v % NaCl水溶液 オシロスコープ アンテナ コントローラ 最大干渉 消滅距離 擬似心電位 発生器 34 cm RFID リーダライタ アンテナ 平板型トルソーファントム 平板トルソー ファントム y-axis direction 擬似心電位発生器 オシロスコープ x-axis 直記式記録計 植込み型 心臓 ペースメーカ RFIDリーダライタアンテナ リード線 36 cm direction 心室電極 測定台 最大干渉消滅距離 心房電極 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 電磁干渉を受けたECG信号例 32 電磁干渉を受けた ECG信号例 ペーシングパルスの抑制 正常 パルス間隔変化 異常 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 33 サプライチェーンの 国際標準化 ISO TC122 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 SCM高度化の考え方 EDI (EC)の 導入促進 UN/EDIFACT, EANCOM, XML 製品の ライフサイクル 管理の実現 部品・製品の 調達、生産、輸送、販 売、修理、リサイクル の一元管理が必要 34 全ての企業の EDI導入は不可能 EDIデータと荷物を紐 付けする必要がある リニアシンボルによる データベース集中 システムからの脱皮 全ての物品、全ての 輸送容器、全ての輸 送手段に固有の識別 番号が必要 ペーパー EDI EDI 補完の手段が必要 高容量データキャ リアの利用促進 2D シンボル RFタグ EDIデータを荷物に表 示する手段が必要 高容量データキャリアに よるデータベース複合 システムの構築 通関を含めた インターモーダル輸送 の実現 在庫削減、適切な 生産計画の実現 データキャリア/ コンテンツの 標準化 リアルタイムロケー ションシステムの 利用促進 絶対ロケーション コードの標準化 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 SCMでの物品識別の原則 35 SCMの高度化 全ての産業分野で 全ての輸送手段 に、世界で唯一のオー プンな識別コードを付 与する 複合一貫輸送の実現 全ての産業分野で全ての 発注者、受注者、配送 先 に、世界で唯一のオープ ンな識別コードを付与する 全ての産業分野で 全ての輸送容器 に、世界で唯一のオー プンな識別コードを付 与する 全ての産業分野で全ての 発注者、受注者、配 送先の位置 を示す、世 界で唯一のオープンな位置 コードを付与する 全ての産業分野で全ての輸送単位(梱包) に、世 界で唯一のオープンな識別コードを付与する GPS /GLSと連動 緯度経度 全ての税関/出入国 管理事務所の位置 を 示す、世界で唯一のオー プンな位置コードを付与す る 全ての輸送中継地点 (空港、港湾等)の位 置 を示す、世界で唯一の オープンな位置コードを付 与する 全ての産業分野で全ての物 に、世界で唯一のオープンな識別コードを付与する All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーンマネージメントのゴール 36 輸送手段 アイテム マスター カートン コンテナ RFID サプライチェーン 全域の可視化 パレット All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーンの階層 37 階層 5 階層 3 >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > >> > 階層 4 コンテナ 階層 0 パレット 階層 2 階層 1 個装 個品 集合梱包 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーンの階層 階層 5 階層 4 ISO 17363 階層 3 ISO 17364 ISO 15394 階層 2 ISO 17365 ISO 15394 階層 1 ISO 17366 ISO 22742 階層 0 ISO 17367 ISO 28219 38 輸送手段 (自動車、飛行機、船、列車) 大型集合単位 (コンテナ) Unit Load 中型集合単位 中型集合単位 (パレット) (パレット) Transport Unit 小型集合 単位 小型集合 単位 小型集合 単位 小型集合 単位 Packaging 個装 個装 個装 個装 個装 個装 個装 個装 Item 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 個品 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 個品 2010-09-15 SCMの階層のタグ応用例 梱包タグ B A A 39 B A A B A A B タグC A A 長距離 ・輸送単位番号、梱包数 送り先 等 個装タグ タグ B A 製品(商品)タグ タグA 中~長距離 ・製品品番、製造者、販売者 等 短~中距離 ・製品品番、製造者 等 ◆ 各階層のタグ毎に、要求される機能、格納される情報は違ってくる。 ◆ RFタグを一律のものと考えず、アプリケーションシーンに対応できる柔軟性が必要である。 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 40 JAISAの標準化活動 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 41 JAISAの組織 総会 理事会 GMC 企画運営会議 事務局 2010-09-15 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 標準化委員会 技術委員会 BSC委員会 統計調査委員会 展示会・ 普及啓発委員会 システム部会 バイオメトリクス部会 RFID部会 バーコード部会 カード部会 広報 研究開発センター 自動認識技術者資格認定審査会 プロジェクト JAISAの組織と標準化委員会 42 総会 理事会 事務局 研究開発センター 企画運営会議 部会 技術委員会 バーコード部会 RFID部会 カード部会 システム部会 バイオメトリクス部会 シンボル専門委員会 RFID専門委員会 システム専門委員会 BSC委員会 標準化委員会 物品識別標準化委員会 物流用データキャリアIF委員会 リターナブル容器のDM委員会 TC204SWG7.3委員会 ISO-TR提案審議委員会 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 43 物品識別標準化委員会 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーン関連標準化委員会 研究開発 センター 物品識別標準化委員会 リターナブル容器の ダイレクトマーキング委員会 44 事務局 物流用データキャリアの インターフェイス委員会 システム専門委員会 シンボル専門委員会 RFID専門委員会 TC204 SWG7.3委員会 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 物品識別標準化委員会 審議体制/審議規格 ISO 番号 15394 22742 経済産業省産業技術環境局 日本工業標準調査会(JISC) 28219 21849 TC20 航空・宇宙 WG13 TC122 包装 WG4、7、10 番号 17363 17364 17365 17366 物品識別標準化委員会 17367 45 規格名称 Bar code and two-dimensional symbols for shipping, transport and receiving labels Linear bar code and two dimensional symbols for product packaging Labeling and direct product marking with linear bar code and two – dimensional symbols Aircraft and space -- Industrial data -- Product identification and traceability 規格名称 Supply Chain Applications for RFID - Freight containers Supply Chain Applications for RFID - Returnable transport items Supply Chain Applications for RFID - Transport units Supply Chain Applications for RFID - Product packaging Supply Chain Applications for RFID - Product tagging All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 物品識別標準化委員会 委員会構成 委員長 副委員長 副委員長 幹事 委員 25団体 関係者 事務局 46 圓川隆夫 東京工業大学 (社)日本包装技術協会 専務理事 (社)日本航空宇宙工業会 常務理事 柴田 彰 (社)日本自動認識システム協会 (社)電子情報技術産業協会、(財)日本情報処理開発協会 (独)農林水産消費安全技術センター、(財)食品産業センター (財)流通システム開発センター、(財)家電製品協会 (社)日本ロジスティクスシステム協会 (社)日本自動車工業会、(社)日本自動車部品工業会 (社)日本鉄鋼連盟、(社)ビジネス機会・情報システム産業協会 日本製薬団体連合会、日本化粧品工業連合会 (社)日本パレット協会、(社)日本船主協会・・・・・・・ (社)日本自動認識システム協会・システム専門委員会委員長 RFID専門委員会委員長、シンボル専門委員会委員長 経済産業省、総務省、国土交通省、(財)日本規格協会 (社)日本自動認識システム協会 サプライチェーン 規格 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 RFIDサプライチェーンでの検討項目 (1)EDIとの連動 47 データベースの データ構造と同じか データが格納できるメモリー容量があるか? ISO/IEC18000-6Cでは50桁格納するためにはUIIバンクは 382ビット必要(7×50+32=382)。 バーコードは使用しているか (2)ホストへの伝送データ RFIDと1次元/2次元シンボルとを読んだ同じデータ構造になるのか? ISO/IEC15459、 ISO/IEC15434に基づいてデータを送信すべきか? (3)エアーインターフェイスの選択 複数のエアーインターフェイスの混在処理はどうするのか? オープン用途ではISO/IEC18000-6CとISO/IEC18000-3M3に限定すべきか? (4)RFIDへのデータ格納方法の選択 PC、DSFIDはどう使うのか? 小容量のUIIバンクにデータを格納するためにDSFIDを使用してデータ コンパクションを行うと対応する文字コード規格がないため、個別対応となる。 (5)複数リーダ/ライタ設置時のパフォーマンス ⇒RFID専門委員会、UHFワーキング (6)心臓のペースメーカ/除細動器への影響 ⇒ISO-TR提案審議委員会 RFID普及のためには (7)RFタグの廃棄処理 解決すべき課題がある。 ⇒RFタグ廃棄ワーキング All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーンのための国際規格 データ 対象物への媒体使用時の規格 キャリア 階層 48 RFID ISO17364 1次元/2次元シンボル ISO15394 輸送容器 1次元/2次元シンボル規格と RFID規格とは 整合性が取れているか? ISO17365 ISO15394 License Plate ・Shipping Labels ・GTL Global Transport Label ISO17366 ISO22742 ・Packaging Labels ISO28219 ・Labels ・Direct Marking 輸送単位 個装箱 部品・製品 ISO17367 RFタグは、既に活用されている自動認識技術との並存が必須である。 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーン階層図での検討項目 49 水平階層 (1)同一階層でデータキャリアが異なる場合 1次元シンボル、2次元シンボル、RFIDへのデータ格納方法 (ビットパターン)、データキャリアとリーダ間の転送データ構造、 リーダとホストコンピュータとの間の転送データ構造が不明確 で整合性に欠ける (2)階層3のRTIの範囲 RTIの定義が不明確 物流用データキャリアの インターフェイス委員会 垂直階層 (1)リターナブル容器の識別 階層3、階層1、階層0にリターナブル容器が使用されているが リターナブル容器の識別方法が不明確 (2)階層間の構造化データ 階層5の輸送手段に積載された全構成の表現方法が不明確 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 物流用データキャリアのインターフェイス委員会 目的 ・階層構造の再検討 (リターナブルパケージング アイテムの導入) ・複雑な階層構造の例示 ・データキャリアに影響されない 転送データ RTI 50 委員長 曹 徳粥 慶応義塾大学 幹事 柴田 彰 JAISA (社)電子情報技術産業協会 (財)日本情報処理開発協会 (社)日本包装技術協会 (財)流通システム開発センター (社)日本自動車部品工業会 日本製薬団体連合会 RFID家電コンソーシアム 19団体 (社)日本自動認識システム協会 システム専門委員会・・・・ 関係者 経済産業省 事務局 (社)日本自動認識システム協会 委員 RPI All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーンの階層構造詳細 例1 Transport Unit with RTI 51 Layer 3 RTI (pallet) RTI (Outer Package Materials) RTI (Package Materials) Transport Unit Layer 2 Product Packaging Layer 1 Product Package Material Product,Parts, Materials Layer 0 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 サプライチェーンの階層構造詳細 例2 Transport Unit with RTI 52 Layer 3 RTI (pallet) RTI (Outer Package Materials) RTI (Package Materials) Transport Unit Layer 2 Product Packaging Layer 1 Product Package Material Product,Parts, Materials Layer 0 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 データキャリアに影響されない転送データ ISO/IEC15418 53 ISO/IEC15961, ISO/IEC15962 ISO/IEC15424 ISO/IEC15963 ISO/IEC15459-5 ISO15394 ISO17364 ISO/IEC15459-1 ISO15394 ISO17365 ISO/IEC15459-4 ISO22742 ISO17346 ISO/IEC15459-6 ISO28219 ISO17367 1次元/2次元シンボル RFID ISO/IEC15434 ホストコンピュータ All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 リターナブル容器のダイレクトマーキング委員会 目的 RTIへのダイレクトマーキングを 可能にすることにより、低価格 のデータキャリアを提供し、RTI の紛失を防止する。 QRコード仕様 ・モデル:モデル2 ・セルサイズ:0.40㎜ ・ECC:Q(25%) ・バージョン:4 数字:111桁 英数字:67桁 54 委員長 小澤 眞治 愛知工科大学 幹事 柴田 彰 JAISA (社)電子情報技術産業協会 (社)日本包装技術協会、 (財)流通システム開発センター 6団体 (社)日本自動車部品工業会 日本製薬団体連合会・・・・・ オブ (株)三甲、(株)SUNX、 ザーバ (株)デンソーSI、(株)ベクトル・・ 関係者 経済産業省 事務局 (社)日本自動認識システム協会 委員 印字箇所 【選定理由】 作業者が端末(ハンディス キャナ、ハンディターミナル) を持って仕事をすることを想 定し、読取りやすさ重視で サイズを検討した。 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 55 TC204 SWG7.3委員会 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 TC204 SWG7.3委員会 審議体制 ISO 委員長 幹事 川嶋弘尚 慶応義塾大学 柴田 彰 (社)日本自動認識システム協会 関係者 (株)野村総合研究所 (財)日本自動車研究所 19団体 (財)鉄道総合技術研究所 (社)日本包装技術協会 (財)流通システム開発センター (社)日本ロジスティクスシステム協会 (財)情報処理開発協会・・・・ 経済産業省、国土交通省、財務省 事務局 (社)日本自動認識システム協会 委員長 川嶋弘尚 慶応義塾大学 柴田 彰 (社)日本自動認識システム協会 委員 経済産業省産業技術環境局 日本工業標準調査会(JISC) ISO TC204 56 TC204 SWG7.3本委員会 幹事 TC204 SWG7.3コア委員会 事務局 委員 (株)野村総合研究所 7団体 (株)NEC、(株)富士通 (株)ブレインネッタ TC204 WG4 アドバイザ (社)日本自動認識システム協会 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 TC204 SWG7.3委員会 提案規格の範囲 TC8 ISO 28000 security management Warehouse Truck Location ← 57 TC104 Freight Container ISO24534 ISO17261-3 TC ISO24534 2 ISO17261-3 04 W G4 /16 → OBU Warehouse Truck Location (←ICAO/IATA→) → /16 4 G ← TC8 ISO 20858 → (IMO) OBU ← 4W 20 nomadic C device T nomadic device ←TC204WG7.3→ Product ISO28219 ISO17367 Product tagging or or ← SC31WG2 → ← TC104/122 JWG → or ←TC204WG7.3→ PWI26683 seller ←TC204WG7.3→ ISO28219 ← SC31WG2 → ← TC104/122 JWG → ISO17367 Product tagging or etc. ISO22742 ISO22742 ISO17365 ISO17366 etc. ISO22742 ISO15394 ISO17366 Pallet Product packaging ISO17364 Network Consignee ISO17363 ISO17363 Container Container ISO15394 ISO17364 Pallet Product packaging ISO22742 ISO17365 Transport units ← TC154 EDI → Network Consignee All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15 58 ご清聴、ありがとうございました。 自動認識システム協会 研究開発センター長 柴田 彰 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata 2010-09-15
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