JAISAの標準化活動 - 日本自動認識システム協会

1
2010-09-15
自動認識総合展セミナー
JAISAの標準化活動
自動認識システム協会
研究開発センター長
柴田 彰
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2010-09-15
2
JAISAの標準化活動
1 自動認識技術の概要 2 標準の必要性 3 国際標準化体制
4 自動認識技術の国際標準化
5 サプライチェーンの国際標準化
6 JAISAの標準化活動 All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata
2010-09-15
3
自動認識技術の概要
1 1次元シンボル
2 2次元シンボル
3 RFID
4 バイオメトリクス
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2010-09-15
自動認識技術とは
4
1次元シンボル
RFID
2次元シンボル
バイオメトリクス
識別カード
RFID
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2010-09-15
1次元シンボルの種類
5
インタリーブド 2 オブ 5
JAN-13
コーダバー
コード 128
コード 39
GS1データバー
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2010-09-15
1次元シンボルの進化
6
Market demand for Automatic Identification
Increased
char.
High Destiny
1972
1972
Interleaved 2 of 5
CODABAR
Code 39
1973
12 Char.
UPC
1977
1980
13 Char.
EAN
Alphabet
1981
Code 128
Full ASCII
Factory Automation
UPC/EAN
Logistics
Application
14 Char.
GS1 Data Bar
Retail
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2010-09-15
代表的な2次元シンボル
7
ISO Standard 2D Symbologies
PDF417
Micro PDF417
Ultra Code
QR Code
Data Matrix
Micro QR Code
Code 49
Maxi Code
Aztec Code
GS1 Composite
Code 16K
Codablock
Code One
Veri Code
Calula Code
Post net Code
BP04 State Code
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2010-09-15
2次元シンボルの進化
8
Market demand for High Capacity/ High Density
1982
1978
VERI CODE
Kamban Code
1987
1987
1987
Maxi Code
DATA MATRIX
1994
PDF 417
QR Code
1989
High Density
Micro PDF 417
High Density
Micro QR Code
Factory Automation
Code49
GS1 Composite
Logistics
Application
Retail
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2010-09-15
RFID(RFタグ)の種類
9
13.56MHz
135KHz未満
2.4GHz
860MHz~960MHz
433MHz
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2010-09-15
バイオメトリクス
10
指静脈
認証
掌静脈
認証
指紋認証
虹彩認証
音声認証
顔認証
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2010-09-15
11
標準の必要性
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標準の目的
12
— 技術のオープン化による競争の促進
— 共通インフラの利用促進
— 新技術の普及促進
— 国、地域の枠を越えた利用促進
— 業種、業界の枠を越えた利用促進
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2010-09-15
データキャリアの標準化と普及率の推移
普及率%
1次元/2次元
シンボル
RFID
ISO化
ISO化
14443
14443
15693等
15693等
コードの標準化
コードの標準化
UPC、ITF,Code39等
UPC、ITF,Code39等
1980
1990
ICカード
Wall
Wall mart,
mart,
DOD導入で低価格化
DOD導入で低価格化
テレカ、スイカ
テレカ、スイカ
1970
13
ISO化
ISO化
18000シリース、EPC
18000シリース、EPC Gen2等
Gen2等
15459シリース
15459シリース
2000
2010
2020
2030
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2010-09-15
標準の必要性
14
・貿易障害の除去(関税障壁の除去→非関税障壁の除去)
国際規格(ISO、IEC、ISO/IEC JTC1等)以外の規格は不可
・世界単一市場化による世界共通規格化
地域連携の進展 EU(欧州連合15カ国)、NAFTA(北米自由貿易協定3カ国)、
AFTA(ASEAN自由貿易地域9カ国)、CEFTA(中欧自由貿易協定5カ国)…
WTO (World Trade Organization)
世界貿易機構
MRA協定(Mutual Recognition Agreement)
相互承認協定
TBT協定 (Agreement on Technical Barriers to Trade)
貿易の技術的障害に関する協定
・1998年11月:
・1998年12月:
・1999年1月:
・2002年1月:
EU と カナダ
EU と 米国
EU と オーストラリア
EU と 日本
・国家規格(JIS、ANSI、BS等)を国際規格
(ISO、IEC)に原則として合致させる。
・安全規格の相互承認
・輸出国と輸入国での物品の二重検査回避
(WTO加盟国は必須)
(欧州でのCEマーク)
ISO国際標準化機構
IEC国際電気標準会議
International Organization for Standardization
International Electrotechnical Commission
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2010-09-15
15
自動認識技術の国際標準化
ISO/IEC JTC1 SC31
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2010-09-15
自動認識技術(データキャリア規格)の階層
自動車識別 TC204
航空機識別 TC20
船舶識別 TC8
列車識別 TC9
16
Layer 3 アプリケーション
TC122 WG4,7,10
TC104 SC4 WG2
SC31 WG5
DoD
DHS
SCM、電子シール、RTLS
UPU
EIA
Layer 2 データキャリアへのデータ格納方法規格
SC31 WG1/WG4 SG1
AIAG
タグ/リーダ間インターフェイス
リーダ/ホスト間インターフェイス
データキャリア
識別子
タグ固有ID
Layer 1 物品の識別規格
SC31 WG2
ユニーク識別(商品、輸送容器 etc)
Layer 0 データキャリア
SC31 WG1/WG4
エアーインターフェイス
コンフォーマンス/パフォーマンス
コンテナ識別
動物識別
情報識別
人の識別
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2010-09-15
自動認識技術(データキャリア)規格の階層
Layer 3 アプリケーション
ISO15394,22742,28219
Layer 3 アプリケーション
ISO15394,22742,28219
17
Layer 3 アプリケーション
ISO17364-17367
Layer 2.5 データキャリア識別
シンボルが異なっても
格納データは同一
ISO/IEC15424
Layer 2 1Dシンボルへの
Layer 2 2Dシンボルへの
データ格納方法
ISO/IEC15418 ,ISO/IEC15434
データ格納方法
ISO/IEC15418 ,ISO/IEC15434
複数の
エアーインターフェイス
Layer 2 RFIDへの
データ格納方法
ISO/IEC15961,ISO/IEC15962
Layer 1 物品の識別
ISO/IEC15459
エアーインターフェイス
メモリー構造
Layer 0 1Dシンボル
Layer 0 2Dシンボル
Layer 0 RFID
ISO/IEC15417
ISO/IEC18004
ISO/IEC18000
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日本発国際提案 (JTC1 SC31)
規格番号
18004
18001
18000-2
15459-4
15459-6
24720
24791-2
29133
29162
20017
XXXXX
18
内容
2次元シンボルQRコード/マイクロQRコード
物品管理用RFIDのアプリケーション要件
物品管理用RFIDのエアインターフェイス 135 kHz以下 Annex
固有の商品コード
固有のトレーサビリティコード
ダイレクトマーキングガイドライン
データマネージメント
リライタブルハイブリッドメディア
AIDCメディアのデータ構造
RFIDが組み込み型医療機器に及ぼす影響の測定、緩和法
モバイル2次元シンボル
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JAISA発国際提案
規格番号
ISO/IEC
18004
ISO/IEC
24720
ISO/IEC
29133
ISO/IEC
20017
19
規 格 名 称
Information technology – Automatic Identification
Data Capture Techniques – QR Code 2005 bar code
symbology specification
Information technology – Automatic Identification
Data Capture Techniques – Guideline for direct part
marking (DPM)
Information technology – Automatic Identification
Data Capture Techniques – Quality test specification
for rewritable hybrid media data carriers
Information technology – Automatic Identification
Data Capture Techniques – Experimental evaluation
method for impact distance and mitigation method
of Electromagnetic Interference (EMI) from RFID
interrogators on active implantable medical device
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20
ISO/IEC 24720
ダイレクトマーキング
ガイドライン
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ISO/IEC24720 ダイレクトマーキング
21
装置全体
ダイレクトマーキングの
印字品質規格は作成が困難
照明方法
照明角度に
よって画像が
大きく変化
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2010-09-15
収集した画像データの解析
22
収集した画像データ(***.bmp)を処理し下記項目の解析を行う
解析項目
具体内容
1.シンボルコントラスト
全セルのコントラストの分布解析
2.軸の非均一性
切り出しシンボル間のX1X2寸法比較
3.タイミングパターン寸法
タイミングパターン間の寸法ズレを測定
4.印字バラツキ
タイミングパターンの太り細りを測定
5.リファレンスデコード
読み取り可否
6.誤り訂正使用率
総合特性として、誤り訂正使用率を測定
解析結果を
***.csv ***.txt ファイルとして保存する
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2010-09-15
シンボルコントラスト
シンボル全体の輝度分布
①
23
③
②
①
度数
④
②③④
輝度値
位置検出パターンの輝度分布
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24
ISO/IEC 29133
リライタブルハイブリッドメディア
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リライタブルラベルシステム
25
日本で開発された文字などの書換え可能システム
書換
≧ 1000回
回数
リライタブル
ラベル
サーマル消去
加熱
低速冷却
サーマル印字
加熱
高速冷却
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2010-09-15
リライタブルハイブリッドメディアの構造
QRコード
26
感熱ヘッド(接触式)
レーザ(非接触式)で
リライタブル 印字/消字
ラベル/カード
RFID層
ICチップ
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2010-09-15
リライタブルハイブリッドメディアのかんばん
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リターナブル容器管理だけでなく、納品単位での
RFID活用も視野に入れた事例
紙のように使い捨てではなく、環境保護を狙いとし
リライト(書込み/消込み)ができるリライタブルシートに
RFタグを埋め込み、遠隔でタグデータの読み/書きができる媒体
表面(書込み)
裏面(RFタグ埋め込み)
表面のQRコードと同一データをRFタグ
に格納し、データの読み書きを行う
発色
800回程度繰返し
利用可
消色
表面(消し込み)
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2010-09-15
28
ISO/IEC 20017
RFIDが組み込み型医療機器に
おぼす影響の測定、緩和法
ISO-TR提案審議委員会
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2010-09-15
ISO-TR提案審議委員会の目的
29
RFID機器が医療機器へ及ぼす影響に関して研究調査し,
その結果をISOに提案する。
1. 植込み型医療機器電磁干渉実機特性の情報提供
¾ RFID機器が植込み型医療機器へ及ぼす電磁干渉影響を取得
実機が及ぼす電磁干渉影響を実験評価し,その情報を国内外のRFID機器ベンダに提供
2. 新素材ファントムの開発と技術要件の提示
¾ 取扱いが容易な新素材ファントムを開発し,開発した新素材ファントムを用いた新たな電磁干渉
影響試験系を提案
影響要因分析時に必要な実機による測定を容易にするための手段を提供
3. 電磁干渉緩和技術の提案
¾植込み型医療機器に対する電磁干渉影響緩和技術を開発
影響緩和のためのRFIDリーダライタアンテナ電磁界分布・発射信号波形等の基礎情報を提供
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2010-09-15
RFIDリーダライタアンテナ設置状況
30
¾ペースメーカ装着者がRFIDリーダライタアンテナと平行に向き合っていることを想定
¾電磁干渉影響が発生した場合,アンテナと試験用ファントムの距離を遠ざけながら影
響が消滅する隔離距離:最大干渉消滅距離をセンチメートル単位で取得
植込み型医療機器
装着者
RFIDリーダライタ
アンテナ
最大干渉消滅距離
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2010-09-15
電磁干渉試験系構成
直記式記録計
31
平板トルソーファントム
RFIDリーダライタ
ペースメーカ
/ICD
1.8 w/v %
NaCl水溶液
オシロスコープ
アンテナ
コントローラ
最大干渉
消滅距離
擬似心電位
発生器
34 cm
RFID
リーダライタ
アンテナ
平板型トルソーファントム
平板トルソー
ファントム
y-axis direction
擬似心電位発生器
オシロスコープ
x-axis
直記式記録計
植込み型
心臓
ペースメーカ
RFIDリーダライタアンテナ
リード線
36 cm
direction
心室電極
測定台
最大干渉消滅距離
心房電極
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2010-09-15
電磁干渉を受けたECG信号例
32
電磁干渉を受けた
ECG信号例
ペーシングパルスの抑制
正常
パルス間隔変化
異常
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2010-09-15
33
サプライチェーンの
国際標準化
ISO TC122
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2010-09-15
SCM高度化の考え方
EDI (EC)の
導入促進
UN/EDIFACT,
EANCOM, XML
製品の
ライフサイクル
管理の実現
部品・製品の
調達、生産、輸送、販
売、修理、リサイクル
の一元管理が必要
34
全ての企業の
EDI導入は不可能
EDIデータと荷物を紐
付けする必要がある
リニアシンボルによる
データベース集中
システムからの脱皮
全ての物品、全ての
輸送容器、全ての輸
送手段に固有の識別
番号が必要
ペーパー EDI
EDI 補完の手段が必要
高容量データキャ
リアの利用促進
2D シンボル
RFタグ
EDIデータを荷物に表
示する手段が必要
高容量データキャリアに
よるデータベース複合
システムの構築
通関を含めた
インターモーダル輸送
の実現
在庫削減、適切な
生産計画の実現
データキャリア/
コンテンツの
標準化
リアルタイムロケー
ションシステムの
利用促進
絶対ロケーション
コードの標準化
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2010-09-15
SCMでの物品識別の原則
35
SCMの高度化
全ての産業分野で
全ての輸送手段
に、世界で唯一のオー
プンな識別コードを付
与する
複合一貫輸送の実現
全ての産業分野で全ての
発注者、受注者、配送
先 に、世界で唯一のオープ
ンな識別コードを付与する
全ての産業分野で
全ての輸送容器
に、世界で唯一のオー
プンな識別コードを付
与する
全ての産業分野で全ての
発注者、受注者、配
送先の位置 を示す、世
界で唯一のオープンな位置
コードを付与する
全ての産業分野で全ての輸送単位(梱包) に、世
界で唯一のオープンな識別コードを付与する
GPS /GLSと連動
緯度経度
全ての税関/出入国
管理事務所の位置 を
示す、世界で唯一のオー
プンな位置コードを付与す
る
全ての輸送中継地点
(空港、港湾等)の位
置 を示す、世界で唯一の
オープンな位置コードを付
与する
全ての産業分野で全ての物 に、世界で唯一のオープンな識別コードを付与する
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2010-09-15
サプライチェーンマネージメントのゴール
36
輸送手段
アイテム
マスター
カートン
コンテナ
RFID
サプライチェーン
全域の可視化
パレット
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2010-09-15
サプライチェーンの階層
37
階層 5
階層 3
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>> >
>> >
>> >
>> >
>> >
>> >
>> >
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階層 4
コンテナ
階層 0
パレット
階層 2
階層 1
個装
個品
集合梱包
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2010-09-15
サプライチェーンの階層
階層 5
階層 4
ISO 17363
階層 3
ISO 17364
ISO 15394
階層 2
ISO 17365
ISO 15394
階層 1
ISO 17366
ISO 22742
階層 0
ISO 17367
ISO 28219
38
輸送手段 (自動車、飛行機、船、列車)
大型集合単位 (コンテナ)
Unit Load
中型集合単位
中型集合単位
(パレット)
(パレット)
Transport Unit
小型集合
単位
小型集合
単位
小型集合
単位
小型集合
単位
Packaging
個装
個装
個装
個装
個装
個装
個装
個装
Item
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
個品
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個品
2010-09-15
SCMの階層のタグ応用例
梱包タグ
B
A
A
39
B
A
A
B
A
A
B
タグC
A
A
長距離
・輸送単位番号、梱包数
送り先 等
個装タグ
タグ B
A
製品(商品)タグ
タグA
中~長距離
・製品品番、製造者、販売者 等
短~中距離
・製品品番、製造者 等
◆ 各階層のタグ毎に、要求される機能、格納される情報は違ってくる。
◆ RFタグを一律のものと考えず、アプリケーションシーンに対応できる柔軟性が必要である。
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2010-09-15
40
JAISAの標準化活動
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2010-09-15
41
JAISAの組織
総会
理事会
GMC
企画運営会議
事務局
2010-09-15
All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata
標準化委員会
技術委員会
BSC委員会
統計調査委員会
展示会・
普及啓発委員会
システム部会
バイオメトリクス部会
RFID部会
バーコード部会
カード部会
広報
研究開発センター
自動認識技術者資格認定審査会
プロジェクト
JAISAの組織と標準化委員会
42
総会
理事会
事務局
研究開発センター
企画運営会議
部会
技術委員会
バーコード部会
RFID部会
カード部会
システム部会
バイオメトリクス部会
シンボル専門委員会
RFID専門委員会
システム専門委員会
BSC委員会
標準化委員会
物品識別標準化委員会
物流用データキャリアIF委員会
リターナブル容器のDM委員会
TC204SWG7.3委員会
ISO-TR提案審議委員会
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2010-09-15
43
物品識別標準化委員会
All Rights Reserved, Copyright (C) Akira Shibata
2010-09-15
サプライチェーン関連標準化委員会
研究開発
センター
物品識別標準化委員会
リターナブル容器の
ダイレクトマーキング委員会
44
事務局
物流用データキャリアの
インターフェイス委員会
システム専門委員会
シンボル専門委員会
RFID専門委員会
TC204 SWG7.3委員会
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2010-09-15
物品識別標準化委員会 審議体制/審議規格
ISO
番号
15394
22742
経済産業省産業技術環境局
日本工業標準調査会(JISC)
28219
21849
TC20
航空・宇宙
WG13
TC122
包装
WG4、7、10
番号
17363
17364
17365
17366
物品識別標準化委員会
17367
45
規格名称
Bar code and two-dimensional
symbols for shipping, transport and
receiving labels
Linear bar code and two dimensional symbols for product
packaging
Labeling and direct product
marking with linear bar code and
two – dimensional symbols
Aircraft and space -- Industrial
data -- Product identification and
traceability
規格名称
Supply Chain Applications for RFID
- Freight containers
Supply Chain Applications for RFID
- Returnable transport items
Supply Chain Applications for RFID
- Transport units
Supply Chain Applications for RFID
- Product packaging
Supply Chain Applications for RFID
- Product tagging
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2010-09-15
物品識別標準化委員会 委員会構成
委員長
副委員長
副委員長
幹事
委員
25団体
関係者
事務局
46
圓川隆夫 東京工業大学
(社)日本包装技術協会 専務理事
(社)日本航空宇宙工業会 常務理事
柴田 彰 (社)日本自動認識システム協会
(社)電子情報技術産業協会、(財)日本情報処理開発協会
(独)農林水産消費安全技術センター、(財)食品産業センター
(財)流通システム開発センター、(財)家電製品協会
(社)日本ロジスティクスシステム協会
(社)日本自動車工業会、(社)日本自動車部品工業会
(社)日本鉄鋼連盟、(社)ビジネス機会・情報システム産業協会
日本製薬団体連合会、日本化粧品工業連合会
(社)日本パレット協会、(社)日本船主協会・・・・・・・
(社)日本自動認識システム協会・システム専門委員会委員長
RFID専門委員会委員長、シンボル専門委員会委員長
経済産業省、総務省、国土交通省、(財)日本規格協会
(社)日本自動認識システム協会
サプライチェーン
規格
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2010-09-15
RFIDサプライチェーンでの検討項目
(1)EDIとの連動
47
データベースの
データ構造と同じか
データが格納できるメモリー容量があるか?
ISO/IEC18000-6Cでは50桁格納するためにはUIIバンクは
382ビット必要(7×50+32=382)。
バーコードは使用しているか
(2)ホストへの伝送データ
RFIDと1次元/2次元シンボルとを読んだ同じデータ構造になるのか?
ISO/IEC15459、 ISO/IEC15434に基づいてデータを送信すべきか?
(3)エアーインターフェイスの選択
複数のエアーインターフェイスの混在処理はどうするのか?
オープン用途ではISO/IEC18000-6CとISO/IEC18000-3M3に限定すべきか?
(4)RFIDへのデータ格納方法の選択
PC、DSFIDはどう使うのか?
小容量のUIIバンクにデータを格納するためにDSFIDを使用してデータ
コンパクションを行うと対応する文字コード規格がないため、個別対応となる。
(5)複数リーダ/ライタ設置時のパフォーマンス
⇒RFID専門委員会、UHFワーキング
(6)心臓のペースメーカ/除細動器への影響
⇒ISO-TR提案審議委員会
RFID普及のためには
(7)RFタグの廃棄処理
解決すべき課題がある。
⇒RFタグ廃棄ワーキング
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2010-09-15
サプライチェーンのための国際規格
データ 対象物への媒体使用時の規格
キャリア
階層
48
RFID
ISO17364
1次元/2次元シンボル
ISO15394
輸送容器
1次元/2次元シンボル規格と
RFID規格とは
整合性が取れているか?
ISO17365
ISO15394
License Plate
・Shipping Labels
・GTL Global Transport Label
ISO17366
ISO22742
・Packaging Labels
ISO28219
・Labels
・Direct Marking
輸送単位
個装箱
部品・製品
ISO17367
RFタグは、既に活用されている自動認識技術との並存が必須である。
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2010-09-15
サプライチェーン階層図での検討項目
49
水平階層
(1)同一階層でデータキャリアが異なる場合
1次元シンボル、2次元シンボル、RFIDへのデータ格納方法
(ビットパターン)、データキャリアとリーダ間の転送データ構造、
リーダとホストコンピュータとの間の転送データ構造が不明確
で整合性に欠ける
(2)階層3のRTIの範囲
RTIの定義が不明確
物流用データキャリアの
インターフェイス委員会
垂直階層
(1)リターナブル容器の識別
階層3、階層1、階層0にリターナブル容器が使用されているが
リターナブル容器の識別方法が不明確
(2)階層間の構造化データ
階層5の輸送手段に積載された全構成の表現方法が不明確
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2010-09-15
物流用データキャリアのインターフェイス委員会
目的
・階層構造の再検討
(リターナブルパケージング
アイテムの導入)
・複雑な階層構造の例示
・データキャリアに影響されない
転送データ
RTI
50
委員長 曹 徳粥 慶応義塾大学
幹事 柴田 彰 JAISA
(社)電子情報技術産業協会
(財)日本情報処理開発協会
(社)日本包装技術協会
(財)流通システム開発センター
(社)日本自動車部品工業会
日本製薬団体連合会
RFID家電コンソーシアム
19団体
(社)日本自動認識システム協会
システム専門委員会・・・・
関係者 経済産業省
事務局 (社)日本自動認識システム協会
委員
RPI
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2010-09-15
サプライチェーンの階層構造詳細 例1
Transport Unit
with RTI
51
Layer 3
RTI (pallet)
RTI
(Outer Package Materials)
RTI
(Package Materials)
Transport Unit
Layer 2
Product Packaging
Layer 1
Product
Package Material
Product,Parts,
Materials
Layer
0
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2010-09-15
サプライチェーンの階層構造詳細 例2
Transport Unit
with RTI
52
Layer 3
RTI (pallet)
RTI
(Outer Package Materials)
RTI
(Package Materials)
Transport Unit
Layer 2
Product Packaging
Layer 1
Product
Package Material
Product,Parts,
Materials
Layer
0
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2010-09-15
データキャリアに影響されない転送データ
ISO/IEC15418
53
ISO/IEC15961, ISO/IEC15962
ISO/IEC15424
ISO/IEC15963
ISO/IEC15459-5
ISO15394
ISO17364
ISO/IEC15459-1
ISO15394
ISO17365
ISO/IEC15459-4
ISO22742
ISO17346
ISO/IEC15459-6
ISO28219
ISO17367
1次元/2次元シンボル
RFID
ISO/IEC15434
ホストコンピュータ
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リターナブル容器のダイレクトマーキング委員会
目的
RTIへのダイレクトマーキングを
可能にすることにより、低価格
のデータキャリアを提供し、RTI
の紛失を防止する。
QRコード仕様
・モデル:モデル2
・セルサイズ:0.40㎜
・ECC:Q(25%)
・バージョン:4
数字:111桁
英数字:67桁
54
委員長 小澤 眞治 愛知工科大学
幹事 柴田 彰 JAISA
(社)電子情報技術産業協会
(社)日本包装技術協会、
(財)流通システム開発センター
6団体
(社)日本自動車部品工業会
日本製薬団体連合会・・・・・
オブ
(株)三甲、(株)SUNX、
ザーバ (株)デンソーSI、(株)ベクトル・・
関係者 経済産業省
事務局 (社)日本自動認識システム協会
委員
印字箇所
【選定理由】
作業者が端末(ハンディス
キャナ、ハンディターミナル)
を持って仕事をすることを想
定し、読取りやすさ重視で
サイズを検討した。
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55
TC204 SWG7.3委員会
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TC204 SWG7.3委員会 審議体制
ISO
委員長
幹事
川嶋弘尚 慶応義塾大学
柴田 彰 (社)日本自動認識システム協会
関係者
(株)野村総合研究所
(財)日本自動車研究所
19団体
(財)鉄道総合技術研究所
(社)日本包装技術協会
(財)流通システム開発センター
(社)日本ロジスティクスシステム協会
(財)情報処理開発協会・・・・
経済産業省、国土交通省、財務省
事務局
(社)日本自動認識システム協会
委員長
川嶋弘尚 慶応義塾大学
柴田 彰 (社)日本自動認識システム協会
委員
経済産業省産業技術環境局
日本工業標準調査会(JISC)
ISO TC204
56
TC204 SWG7.3本委員会
幹事
TC204 SWG7.3コア委員会
事務局
委員
(株)野村総合研究所
7団体
(株)NEC、(株)富士通
(株)ブレインネッタ
TC204 WG4 アドバイザ
(社)日本自動認識システム協会
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TC204 SWG7.3委員会 提案規格の範囲
TC8 ISO 28000 security management
Warehouse
Truck Location
←
57
TC104 Freight Container
ISO24534
ISO17261-3
TC ISO24534
2 ISO17261-3
04
W
G4
/16
→
OBU
Warehouse
Truck Location
(←ICAO/IATA→)
→
/16
4
G
← TC8 ISO 20858 →
(IMO)
OBU
←
4W
20 nomadic
C
device
T
nomadic
device
←TC204WG7.3→
Product
ISO28219
ISO17367
Product
tagging
or
or
← SC31WG2 →
← TC104/122 JWG →
or
←TC204WG7.3→
PWI26683
seller
←TC204WG7.3→
ISO28219
← SC31WG2 →
← TC104/122 JWG →
ISO17367
Product
tagging
or
etc.
ISO22742
ISO22742
ISO17365
ISO17366
etc.
ISO22742
ISO15394
ISO17366
Pallet
Product packaging ISO17364
Network Consignee
ISO17363
ISO17363
Container
Container
ISO15394
ISO17364
Pallet
Product
packaging
ISO22742
ISO17365
Transport units
← TC154 EDI →
Network Consignee
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2010-09-15
58
ご清聴、ありがとうございました。
自動認識システム協会
研究開発センター長
柴田 彰
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2010-09-15