ハリーポッターの息子たち(仮) ID:19994

ハリーポッターの息子
たち(仮)
S.K
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あらすじ
ホグワーツからヴォルテモートが去り、ハリーたちが卒業した19年後
ハリーはジニーと、ロンはハーマイオニーと結婚し子どもが生まれた。
さらに、今は亡きルーピンの息子もホグワーツに入学することが決まったのだ
※ハリーポッターを全巻読むor映画を見るなどしてから読む事をお勧めします
※タイトルは仮なんで、変わる可能性大です
!
目 次 1 ││││││││││││││
1
1
僕は絶対にスリザリンに行かない
﹂
ジェームズとアルバスは汽車に乗ってもなおスリザリンに入るか否かを揉めていた。
﹁絶対違う
!
アルたちのせいよ
だった。
﹁も う
﹁仕方ないだろ
﹂デディが指差した。
あった
!
﹂
﹂
﹁行こう
﹁うん
!
彼らが振り向く先には、背が高く、白髪で目の色がモスグリーンの少年が立っていた。
!
!
﹁ちょっと待った
﹂
その先には誰も座っていないコンパートメントがあった。
﹁あっ
!
!
ジェームズが・・・・﹂アルが反論した。
﹂ローズが悪態をつく。
!
!
!
あなたたち二人が言い争いを再燃させなければ座れたわ
既に発車したホグワーツ特急の中でコンパートメントに座れていないのは、彼らだけ
﹁いや。絶対行くね。何せ純血の住まう寮だから﹂ジェームズは言う。
!
1
全員純血だ
﹂
﹂テディが憤慨した。
ある。混血よりも位が上だから、お前には座らせない﹂
﹁混血なんかじゃない
!
私たちは高貴な純血で
誰かと思えばかねて父上から聞いていた選ばれしものの息子ではないか。それ
名前はスコーピウス。
﹁おや
俺たちが見つけたんだぞ
にそこのコンパートメントは私が目をつけていたものだ﹂
﹁何を言い出すんだ
!
﹁身分の低いものは高いものに譲るのが普通である。いいかね
スコーピウスは鼻で笑い、こう言った。
!
!
パシッ・・・・
テディに対してそんな呼び方をするな
!
をかいて帰って行った。
﹂負けた方は半べそ
!
決め組み倒したのだ。
スコーピウスはアルバスと組み合ったが、すぐにカタがついた。アルバスが関節技を
﹁あんた・・・。先輩を平手打ちとはな・・・。やるじゃねぇか・・・﹂
﹁ふざけるな
﹂アルバスが平手打ちをした。
える立場ではないことを物語っているではないか﹂スコーピウスはテディを下に見た。
﹁煩い。穢れた血め。お前は狼の血を引いているな。それこそ魔法使いと対等にモノ言
!
?
?
﹁くそ・・・覚えておけ・・・。この借りは何が何でも返すからな
1
2
﹁ありがとう。アル﹂テディはアルバスの手を握りながら言った。
﹂
!
∼イッチ年生はこっち
﹂
!
イッチ年生はこっち
∼ 駅に降り立ったジェームズは
!
昨年の魔法史の担当だったフリットウィック先生は、背が高く無精髭を生やした男、
た。
キングズ・クロスから馬車に乗って校門を潜って大広間へ移動したジェームズは驚い
﹁うん
﹁さぁ、皆向こうへ行って。また大広間でね﹂
声の主は彼に気が付き、手を振ってくれた。
聞き覚えのある声を聴いた。
!
しばらくすると、列車はホグズミードに到着した。
﹁OK
﹁さぁ、着替えるんだ﹂
いようにしてください∼
∼この列車はもうすぐホグワーツに到着します 生徒はローブに着替え忘れ物のな
﹁あぁ﹂彼らは、ジェームズが持ち込んだ魔法チェスやお菓子を食べて過ごした。
かかるわ﹂
﹁さぁ、勝ち取ったコンパートメントに座りましょう。ホグワーツまではまだしばらく
3
闇の魔術に対する防衛術
の先生は、まるで達磨の様な体つきをした人物だった。
皆さんは上級生らしい行
!
!
もうすぐ1年生が入ってきます
?
パンッ・・・ パンッ・・・
﹂
﹁よろしいですか、皆さん
動をとってくださいね
ガタンッ・・・
!
﹁どうも
新入生の皆さん
﹂
とマグゴナガルが言い、丸椅子に古ぼけて継ぎはぎだらけの帽子を置いた。
﹁では、組み分けを始めたいと思いますがその前に組み分け帽子から一言頂きましょう﹂
1年生は前方の丸太椅子に座った。
大広間の扉が開き、ハグリッドの後ろから1年生がゾロゾロと入ってくる。
!
!
!
グゴナガル先生。始めましょう﹂
﹂名前を呼ばれた生徒は、ばね仕掛けの人
けだが、本人の希望を最大限に尊重していくために希望があれば言ってくれ。では、マ
皆誇りに思う。私がこれからの7年間を生活していく寮を責任をもって決めていくわ
﹁まずはおめでとう。この神聖なるホグワーツ魔法魔術学校に入学してくれたことを、
帽子がつばの破れた部分から喋る。
!
﹁はい。では1番、アーノルド・クリビッチ
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4
形のように立ち上がり丸太の椅子に座った。
グリフィンドール
︵嫌だ
絶対に
﹂
︶組み分け帽子はそっと尋ねた
︶
純血の住まう寮じゃが・・・︶アルバスは懇願した。
スリザリンだけは避けてくれ
︶
はハップルハフ、ローズはレイブングローになった。
2時間後、1年生の組み分けと食事が終わった。組み分けの結果、テディとヒューゴ
アルバスは心なしかほっとした表情で仲間の待つテーブルに着いた。
グリフィンドール
!
︵スリザリンで良いかね
アルバスは緊張の面持ちで、恐る恐る椅子に腰かけた。
﹁アルバス・ポッター
その後も組み分けは進み、
グリフィンドールサイドは歓声に沸き、彼を温かく迎えた。
と組み分け帽子は声を上げた。
!!
!
!!
︵よし・・・それなら・・・︶
︵それでも嫌だ
︵スリザリンは嫌かね
!
!
?
!
?
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1人でもやっていける
もう友達も出来たし
それじゃ
﹂ジェームズが言った
!
その後、ヒューゴ、テディも各寮に入り就寝した。
﹂
!
﹁大丈夫
ローズは自分の寮に帰って行った。
!
﹁ホントに大丈夫なのだろうか・・・
?
!
﹁うん。大丈夫だよジェームズ。ローズなら﹂アルバスは答えた。
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