妊婦健康診査を受けましょう 元気な赤ちゃんを出産するためには、妊娠期の健康管理が大切です。 そのため、飯塚市では妊婦健康診査をできるだけ受けていただくために 母子健康手帳の交付時に妊婦健康診査の補助券を交付いたしております。 ● 妊婦が受診することが望ましい健診回数(国の指針) 妊娠初期~妊娠 23 週(第 6 月末) 4 週間に 1 回 妊娠 24 週(第 7 月)~35 周(第 9 月末) 2 週間に 1 回 妊娠 36 週(第 10 月)以降分娩まで 1 週間に 1 回 妊婦健康診査補助券の使用にあたっての注意事項 ● 補助券は、必ず住民票のある市町村の住所と住民票に記載されている氏名を記入して医 療機関に提出してください。 ● 補助券は 14 回分あります。 ● 補助の内容は妊婦健診の診察や検査等で、補助券に記載されている項目について補助し ます。それ以外の検査等については別途料金がかかります。 ● 補助券は金券と同じようなものですので再発行いたしません。 失くさないように充分気を付けしましょう。 ● 補助券が使えるのは交付を受けた妊婦のみです。余った補助券は出産後に使用すること はできません。また、他人に譲渡することもできません。 「HTLV-Ⅰ」とは、成人T細胞白血病(ATL)や 安心な妊娠出産のため HTLV-Ⅰ関連脊髄症(HAM)を引き起こすウイルスです。 感染症の検査 を 受 け ま し ょ う このウイルスは母乳による感染が多く、夫婦間感染や胎盤など の血液を通じた感染もあります。感染した人すべてが発症するわ けではありませんが、女性が感染者の約2%、男性が約4~7% といわれています。 母子感染には、一般的に妊娠中の子宮内での感染、分娩時の感染、 母乳による感染などがあります。 母乳栄養を避けることで、母子感染のリスクを下げることがで きます。 このような感染を防ぐためにも、妊婦健康診査は大切です。 現在、妊婦健康診査の際に行われている感染症の検査は、梅毒・ B型肝炎・C型肝炎・HIV(エイズ)・風疹に加えて平成 22 年からは、 HTLV-1(成人T細胞白血病)平成 24 年からはクラミジア・ GBS(溶血性レンサ球菌)などの検査が行われるようになりま した。(妊婦健康診査補助券の中に含まれています) 赤ちゃんへの感染を防ぐためには大切な検査ですので必ず妊婦健康 診査を受けましょう。また、もし感染がわかっても予防や治療など もありますのでご心配な方は、医療機関や下記相談窓口へ ご相談下さい。 でも出産までに薬を飲んで治療すれば母子感染は防げま す。思い当たる節や症状はなくても検査を受けることが大 切です。 普段から私たちの身体のどこにでもいる細菌で抗生物質がよく 情報や相談窓口~ 福 岡 県 ホ ー ム ペ ー ジ ☆ A T L 情 報 ☆ 相談 窓口: 福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所 保健衛生課 感染症係 電話:0948-21-4972 飯塚市保健センター 感染を知らないまま妊娠し、治療をしないで分娩すると赤 ちゃんに感染します。 感染した赤ちゃんは、肺炎などを起こしてときに重症に なることがあります。 GBS(溶血性レンサ球菌)という細菌は、常在菌といって ~「ATL及びHTLV-Ⅰ」に関する www.pref.fukuoka.lg.jp/b01/atl.html クラミジア感染症は女性の場合、自覚症状があまりない病気で 電話:0948-24-4002 効きます。弱い菌なので妊婦自身には何も悪さをしません。 しかしお母さんがGBSの抗体を持っていなくて生まれ てきた赤ちゃんには大敵です。分娩でお母さんから赤ちゃ んに感染すると新生児GBS感染症(肺炎・肺血症・髄膜 炎など)を起こします。感染を防ぐためにはGBSの抗体 検査を受けて分娩時に防ぐことが大切です。 助産所で妊婦健康診査を受ける方へ ※ 助産所での妊婦健康診査補助券の使用は、基本健診補助券の8回分 のみとなります。 ※ その他の補助券(血液検査等とセットになっているもの)の6回分は、 医療機関で使用できます。 (注)その他の補助券を基本健診補助券として助産所で使用することは できません。その他の補助券にセットされている検査は、妊婦さん にとって必要な検査です。必ず医療機関で受けましょう。 飯塚市から転出されたとき ※飯塚市で交付した妊婦健康診査の補助券は 使用できません。 ※転出先の市町村によって補助券の回数が異なりますので 転出先の市町村でご確認ください。 (問い合わせ先) 飯塚市保健センター (穂波庁舎1階) 電話:0948-24-4002 担当 宮原 県外で妊婦健康診査を受診される妊婦さんは、「妊婦一般健康診査 補助券」を医療機関に提出し、必ず健診結果を記入してもらってくださ い。 県外医療機関及び助産所妊婦健康診査助成金交付申請の手続の 際に領収書が必要になります。 健診料金は一旦全額支払いとなります。 ☆申請期間 ● 最終の補助券を使用した健診日から4か月以内 ☆申請に必要なもの ● 申請書(飯塚市保健センターにあります) ● 印鑑(朱肉を使用するもの) ● 医療機関の領収書のコピー ● 妊婦一般健康診査補助券の請求用 (検査結果と委託健診機関の名称が記入済みのもの) ● 銀行振り込み指定口座・口座番号(妊婦さん本人名義) *本人名義の口座でない場合は, 委任状が必要となりますので、 印鑑は2種類ご用意ください。 (問い合わせ先) 飯塚市保健センター 住所:飯塚市忠隈523 (穂波庁舎 1階) 電話:0948-24-4002 担当: 宮原
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