育ててみよう!グリーンカーテン

育ててみよう!グリーンカーテン
グリーンカーテンは夏の暑さを和らげ、涼しさをもたらしてくれる、ご家庭でできるとても身近な地球
温暖化防止のひとつです。
♪グリーンカーテンの効果
① 強い日射を遮ってくれる
② 窓や壁などの温度上昇を抑えてくれる
③ 葉っぱの働き∼蒸散作用∼
④ 目で見て涼しい
つる性の植物を利用するグリーンカーテンは、赤外線を反射し、葉の気孔からは水分を蒸散してい
るため(蒸散作用)、日差しを和らげてくれるだけではなく、室温の上昇もおさえてくれます。ですから
エアコンの使用量を減らす効果があり、電気代も節約できて、省エネで家計にやさしく、地球環境にも
やさしい取り組みです。
この夏、みなさんもご家庭や学校、職場でグリーンカーテンにチャレンジしてみませんか?
【用意するもの】 ※ 園芸用プランターなどのご家庭にあるもので OK です。もしなければお近くのホ
ームセンターなどで手に入ります。
種(苗)
アサガオの種などは、発芽処理済のものが便利です。
プランター
ゴーヤの場合は容量の大きなものを。
鉢底石
赤玉土や軽石、パーライトなど(大きめの砂利などでも可)。
土(培養土) 園芸用のもの(元肥入り)があれば。
肥 料
市販の物やご家庭で作ったものなど。
ネット
網目 10×10cmくらいが適当で、4 角ひも付きが便利(軒やフェンスなどでも可)。
その他
じょうろ、シャベル、支柱、ビニタイ(つるを結ぶ)など。
【アサガオの育て方】 ∼春まき1年草∼
★ 土作り
プランターに鉢底石を敷き、培養土を入れます。元肥の入っていない土は、ゆっくり効く肥料を
土に混ぜたり埋めたりしておきます。
★ 種まき
発芽処理済みでないものは前日に一晩水につけておきます。1cm くらいの深さに土に穴をあ
け、種のまるい方を上にしてまき、再び土で覆っておきます。水をやって土が乾かないようにして
おくと、一週間くらいで発芽します(発芽適温は20℃以上です)。
★ ネット張り
つるが伸びる前に早めにネットを張っておき、つるが15㎝くらいになったらプランターに支柱を
立て、ビニタイなどで結んでつるを誘引してやります。
★ 水やり
毎朝・夕にしっかりと(特に夕方に)。
★ 追肥(緩行性のもの)
植付け後2週間おき(1ヶ月に1∼2回)くらいにやります。
★ グリーンカーテン完成(およそ 2 ヶ月後)
摘芯など手をかけてやれば、たくさんの花を咲かせ、緑の葉が緑陰を生み出してくれます。
【ゴーヤの育て方】 ∼春まき1年草∼
★ 土作り (アサガオの育て方参照)
★ 苗の植付け(種からももちろんできます)
1つのプランターに対し、苗をひとつ植えたほうが根がしっかりと張り、大きく育ちます。
★ ネット張り(アサガオの育て方参照)
※ネットと支柱がセットになったものも市販されています。
★ 水やり
毎朝・夕(虫がつく場合は、木酢液などを霧吹きでかけてやります)。
★ 追肥(アサガオの育て方参照)
★ グリーンカーテン完成(およそ 2 ヶ月後)
つる、葉がネットいっぱいに広がり、たくさんの実も収穫できます!