平成 23(2011)年度 事 業 報 告 書 (平成 23 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日まで) 学校法人田村学園 目 次 Ⅰ.学校法人の概要 1.建学の理念・精神 ・・・・・・ 1 2.沿革 ・・・・・・ 3 3.設置学校等 ・・・・・・ 4 4.学生・生徒・園児数 ・・・・・・ 5 5.役員及び教職員に関する情報 ・・・・・・ 5 1.平成 23(2011)年度の主な事業の概要 ・・・・・・ 7 2.教育研究の概要 ・・・・・・ 11 3.管理運営の概要 ・・・・・・ 17 Ⅱ.事業の概要 Ⅲ.財務の概要 ・・・・・・ 19 Ⅰ.学校法人の概要 1.建学の理念・精神 (1)建学の理念・精神 昭和 12(1937)年からの七十余年の歴史を有する田村学園は、建学の精神「質実清楚・明朗 進取・感謝奉仕」を礎とし、一人一人の豊かな個性を伸ばし、一人一人の内在的能力を自らの 力で大きく伸長させ、新しい時代に活躍できる人材の育成を目指している。 特に、国際化、情報化社会の進展に即応して、世界の中で大きな役割を担う日本の将来を 担う人材としての自覚に基づいた強い実行力と広い視野をもち、自らを厳しく律することのでき る高い倫理観を育成することを最大の課題としてきた。 多摩大学では上記建学の理念に則り、社会の進展に貢献する自立した人材の育成を実践 している。 大学創立以来の基本理念は「国際性、学際性、実際性」の三つのキーワードで表現される。 〈国際性〉: グローバル社会の一員として積極的な役割を果たす人材を育成する。 〈学際性〉: 行き過ぎた専門化の弊害を是正するため、学際的な研究・教育への取組み を重視する。 〈実際性〉: 大学に対する「象牙の塔」批判を克服すべく、「社会に通用する大学」を標榜す る。 更に、大学の教育理念を「現代の志塾」と定め、教育・研究・社会貢献の全分野においての 共通の考え方としている。 高等学校・中学校においては、建学の精神に基づく教育に加えて、生徒の多様な個性、進 学ニーズに鑑み、多摩大学を始めとする様々な大学にも進学できる学力を培う男女共学中高 一貫教育を実践している。 3 つの幼稚園では、昭和 57(1982)年から、楽しみながら学ぶ英語指導、保育水泳を実施す るなど、それぞれの地域社会の要望に応え、園児一人ひとりの個性を伸ばし、小さな好奇心を 大きく育てる幼児教育を行っている。 (2)将来に向けてのビジョン 21 世紀は、国際化、情報化がますます進展するとともに変化の激しい「先の読めない」時代 と言われている。こうした新しい時代をたくましく生き抜いていくために社会人として備えておく べき基本的な能力は「自ら考え、学び、積極的に行動できる能力」である。学園の教育が、国 内外の社会動向の中で求められる社会人像を見据えたものとなるよう、常に気を配りながら教 育環境の整備、教職員の質の向上、施設・設備の充実に鋭意努力していく。 目指すべき学園の姿は、 ①グローバルな知識基盤社会の進展のなかで、ローカルに地域社会と密接に係わり合 い、広く社会に開かれたグローカルな学園。 ②常に新鮮な気持ちで、社会のニーズを見極めつつ、次代を担う学生の成長に役立つ 1 事であればなんでも積極的に取り入れて、進化を続けていける学園。 ③学生一人一人と向き合い、一人一人の個性を引き出し、成長を手助け出来る学園。 ④学生が常に目標を持ち、目標に向かって努力することや目標を達成・実現することの 素晴らしさを実感できるような学園。 であり、無限の可能性を秘めている学生にとって、更に魅力的な学園に進化させていく。 (3)教育目標 これらを実現するために、次の 3 点を教育目標に掲げ、学生が学園で自分らしさを発揮し、 学園生活を心から楽しみながら心身共に成長していけるよう、教職員一丸となって尽力する。 ①目標に向かって積極的に挑戦する資質を育てる。 ②その土台となる確固とした学力を育てる。 ③学生が心から望む進学・就職を実現する。 特に大学では、教員の実業界における経験が豊富であり、国際化・情報化時代に即応して、 学生に高度な外国語能力と世界に通用する教養・最新の経営知識及び的確な情報処理能力 を修得せしめ、国際的ビジネスの場で活躍できる人材の育成を目指すとともに、わが国の産業 社会の健全たる発展に寄与する指導的人材を育成することを目的とし、次のような教育を行っ ている。 ①実学に基づく問題発見力の養成 実業界で活躍した教員の経験を基に、実務現場で抱える問題を取り上げ、学生に問題 発見を促す教育を通じ、問題発見力を養う。また、学部間または学部・大学院の垣根を 超え、広く受講学生を集め、彼らの異なる視線を通して、多様な物の見方を知ることに よる新たな問題へのアプローチも経験させる。 ②志を伴った問題解決力の養成 授業の中で扱う問題を、単に客観的対象として捕らえるのではなく、自ら主体的に考え、 解決に向けて自ら行動するという熱意を持たせることにより、自らの志を発信し、仲間を 創りリーダーシップを発揮する力を養成する。 ③少人数ゼミ、少人数授業によるコミュニケーション力の養成 自らの志を伝える力を養成するには、単に自己主張を貫くだけでなく、他人の意見に耳 を傾け、彼らの考え方を理解した上で自分の思いを伝える必要がある。こうした意味で のコミュニケーション力・対話力は、少人数による時間をかけた議論の中から熟成され るものであり、年間を通したゼミ形式の授業で実現される。 ④社会・地域へ自ら働きかける力の養成 大学の拠って立つ地盤である地元地域を中心として、その土壌・風土にあった提案とそ の実行ができることを目指している。そのためには、地域で活動する人々との連携を強 めるだけでなく、連携にあたって学生たちがあらかじめ地域の特性を歴史的な観点を 含めて十分理解することを重視している。 2 2.沿革 (1)年表 昭和12(1937)年 10月 目黒商業女学校の設立認可 設立者 田村國雄 校長に就任 昭和18(1943)年 3月 設立者を財団法人田村学園に変更し、 田村國雄 理事長に就任 目黒女子商業学校と改称 昭和23(1948)年 4月 新学制により目黒学園女子商業高等学校と改称 昭和23(1948)年 5月 目黒学園幼稚園を設置 昭和26(1951)年 3月 学校法人田村学園に組織変更 昭和37(1962)年 3月 田村國雄理事長 学校法人渋谷教育学園理事長に就任 両学園は姉妹校となる 昭和43(1968)年 4月 昭和45(1970)年 1月 大森双葉幼稚園を設置 設立者 田村國雄理事長・校長逝去 田村邦彦 理事長・校長に就任 昭和50(1975)年 12月 田村邦彦理事長 学校法人青葉学園理事長に就任 両学園は姉妹校となる 昭和56(1981)年 3月 三宿さくら幼稚園を設置 昭和61(1986)年 7月 あざみ野総合グラウンド・セミナーハウス完成 昭和63(1988)年 4月 聖ヶ丘高等学校を設置 平成元(1989)年 4月 多摩大学(経営情報学部)を設置 平成元(1989)年 5月 聖ヶ丘高等学校を多摩大学附属聖ヶ丘高等学校と改称 平成 2(1990)年 4月 目黒学園女子商業高等学校に普通科を設置し、 目黒学園女子高等学校と改称 平成 3(1991)年 4月 多摩大学附属聖ヶ丘中学校を設置 平成 5(1993)年 4月 多摩大学に大学院(経営情報学研究科修士課程)を設置 平成 6(1994)年 4月 目黒学園女子中学校を設置 平成 7(1995)年 4月 目黒学園女子中学校を多摩大学目黒中学校と改称 平成 7(1995)年 4月 目黒学園幼稚園を目黒幼稚園と改称 平成 7(1995)年 4月 多摩大学大学院に博士課程を設置 平成 7(1995)年 9月 目黒学園女子高等学校を多摩大学目黒高等学校と改称 平成 8(1996)年 4月 多摩大学目黒中学校を男女共学化 平成10(1998)年 4月 多摩大学目黒高等学校を男女共学化 平成16(2004)年 4月 田村嘉浩常務理事 多摩大学目黒中学高等学校校長に就任 平成19(2007)年 4月 多摩大学にグローバルスタディーズ学部を設置 3 (2)学部学科等の一覧図(平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) 3.設置学校等(平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) 理事長 ・多摩大学 所在地 所在地 田村 邦彦 学長 寺島 実郎 〒206‐0022 東京都多摩市聖ケ丘4丁目1番地1(経営情報学部・大学院) 〒252‐0805 神奈川県藤沢市円行802番地 (グローバルスタディーズ学部) ・多摩大学附属聖ケ丘高等学校・多摩大学附属聖ケ丘中学校 所在地 〒206‐0022 東京都多摩市聖ケ丘4丁目1番地1 校長 丹伊田 敏 ・多摩大学目黒高等学校・多摩大学目黒中学校 所在地 〒153‐0064 東京都目黒区下目黒4丁目10番24号 校長 田村 嘉浩 4 ・目黒幼稚園 所在地 〒153‐0064 東京都目黒区下目黒4丁目10番24号 園長 田村 邦彦 ・大森双葉幼稚園 所在地 〒143‐0024 東京都大田区中央2丁目11番7 園長 田村 ふみこ ・三宿さくら幼稚園 所在地 〒154‐0005 東京都世田谷区三宿2丁目27番4 園長 田村 ふみこ 4.学生・生徒・園児数 (平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) 部門名 多 摩 大 学 博士 修士 大 学 院 小 計 経営情報学部 グロバルスタディーズ学部 学 部 小 計 多 摩 大 学 計 多摩大学附属聖ヶ丘高等学校 多摩大学附属聖ヶ丘中学校 聖 ヶ 丘 小 計 多摩大学目黒高等学校 多摩大学目黒中学校 目 黒 小 計 目黒幼稚園 大森双葉幼稚園 三宿さくら幼稚園 幼 稚 園 小 計 総 計 大学院 (単位:名) 入学定員 収容定員 入学者数 在籍者数 10 30 0 2 春40 秋20 120 59 112 70 150 59 114 320 1,280 353 1,466 150 600 171 600 470 1,880 524 2,066 (540) (2,030) (583) (2,180) 120 360 107 372 120 360 126 374 (240) (720) (233) (746) 264 792 249 866 114 342 91 336 (378) (1,134) (340) (1,202) 90 300 105 289 70 210 91 245 60 175 76 198 (220) (685) (272) (732) <1,378> <4,569> <1,428> <4,860> 5.役員及び教職員に関する情報(平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) (1)理事及び監事 理事: 定員6名 理事長 常務理事 理事 理事 理事 理事 (2)評議員 : 定員 14 名 田村 邦彦 山田 豊治 萩原 妙子 現員6名 田村 邦彦 田村 嘉浩 寺島 実郎 三角 哲生 村上 隆一 林 博 監事: 定員2名 監事 監事 現員2名 堀内 勉 内藤 娃子 現員 14 名 田村 嘉浩 三角 哲生 大慈弥 隆人 寺島 実郎 村上 隆一 網干 正裕 5 田村 ふみこ 林 博 川合 弘造 藤本 多眞美 池田 つぎ子 (3)専任教職員数 ・多摩大学 教 員 68 名 ・多摩大学附属聖ケ丘高等学校・中学校 ・多摩大学目黒高等学校・中学校 ・目黒幼稚園 ・大森双葉幼稚園 ・三宿さくら幼稚園 ・法人本部その他 38 55 17 16 12 0 合計 6 名 名 名 名 名 名 206 名 職 員 49 名 6 11 0 2 2 12 名 名 名 名 名 名 82 名 Ⅱ.事業の概要 1.平成 23(2011)年度の主な事業の概要 平成 23(2011)年度は、前年度方針をもう一段展開する軸として、「教育の質的向上」というテ ーマを掲げた。 (1)教育カリキュラムなど ①ホームゼミナール必修化を前提としたカリキュラムの体系化(経営情報学部) ・問題解決力を教育の主要テーマと位置づけ、「産業社会を知る→問題解決のための技術 を学ぶ→最前線事例を学ぶ」という流れで、カリキュラム体系の明確化を図った。 ・講義・ゼミナール間の関連を明確にし、授業のシナジー効果を出すことによって、実社会 の問題解決に対する基礎力をつけさせる体制を取った。 ・各講義・ゼミナールの位置づけを学生に意識させる目的で、位置づけマップを公表した上、 シラバスにも明記した。 ②少人数ゼミナールによるプロジェクト型教育(経営情報学部) ゼミナールの明確な目標を設定し、多様な環境・文化での経験と知識を有する教員が、問 題解決をはかるプロジェクト形態の教育を学生に体験させる場とすることに努めた。 ③英語教育の質の向上(グローバルスタディーズ学部) AEP(アカデミック・イングリッシュ・プログラム)の英語集中教育を中心とした英語教育プロ グラムを改訂、充実させ、英語教育の質の高さを教育の柱の一つとした。 ④ホスピタリティマネジメントコースの強化(グローバルスタディーズ学部) ホスピタリティマネジメントコースを強化するために、「ホスピタリティI」「同Ⅱ」「同Ⅲ」の 3 科 目を設置した(平成 22(2010)年度は 1 科目のみ)。 ⑤大学院の新規サテライト・新規コースの設置 ・八王子サテライト 1年間にわたり準備を進めてきた八王子サテライトを開設し、地元地域での大学院教育ニ ーズに応えた。 ・ビジネスICTコース 最先端ICTビジネスモデルの設計・運用技術・ノウハウによりビジネス現場の問題を解決す る人材の育成を目指し、学部直結大学院のビジネスICTコースをスタートさせた。 ⑥社会工学研究会「インターゼミ」(両学部、大学院) 社会工学研究会「インターゼミ」では、学部の学生から社会人大学院生まで年次も様々な 学生を 5 人程度のグループに分けて課題を設定し、1 年間かけて「課題解決型の共同研 究」を行っている。多様なメンバーからなる環境で発想力を養う教育研究活動を推進してお り、今年度は、「アジアダイナミズム」、「多摩学」、「サービスエンターテイメントディズニー」、 「震災と日本再生」の4 つのテーマで研究を進めた。「震災と日本再生」の提言は、経済産業 省、河北新報社などが後援する「復興構想コンテスト」において、優秀作を受賞した。 ⑦多摩学研究会の活動強化(全学) 「多摩学」の対象となる「多摩地域」とは相模川から多摩川の間の地域を指し、「多摩」の歴 7 史・政治・経済・文化などを現代の視点より研究し、グローバルな活動との接点を目指してい る。多摩を中心として世界を見るグローカルな問題の捉え方を教育する場を充実させるため に、今期は研究会を 6 回開催した。教職員による研究発表、多摩地域にて活動する外部講 師による講演とディスカッションなどを実施し、その成果を機関誌等による情報発信を通じて 広く伝えた。 (2)実学の場の開拓 ~ キャリア支援、学生支援 入学後の学生の成長を促し、卒業生を教職員が自信をもって社会に送り出せるように、ゼミ を中心とする就業力育成を核として、きめ細かい指導により学生サポートを行った。 ①1 年生から 4 年生までのキャリア教育の充実、体系化 従来のプログラムに加え、1年及び 2 年生の正課外キャリア教育プログラムを新規に開発し た。これを 3 年生のプログラムに繋げ、正課内教育と合わせてのキャリア教育の体系化を図 った。 ②提携先企業の増加 これまでは、EXゼミナールの一部として、企業提携で集客のためのプランと実践のプロジェ クトを開催してきた。今年度は、問題解決の実践とその効果を試す場としての現場を提供す るために、地元を中心とする企業・NPO団体等との連携を深め、学生のための実学の場を 増やす一環として、東証マザーズ上場の企業と産学連携教育の覚書を締結した。来年度に は、その企業の商品の販売企画を学生が実習・実践形式で行う予定である。 ③留学プログラムの充実 ・新たに交流協定を締結した海外の 2 大学を含めて、提携大学へ 8 名の交換留学生を派遣 した。 ・事前に韓国語を履修した学生 2 名が、韓国への「海外インターンシップ」に参加した。 ④父母就職懇談会・父母懇談会の実施(経営情報学部) 10 月に「父母就職懇談会」を開催した。3 月には、多摩にゆかりのある優良企業 4 社の話を 父母が直接聞ける懇談会を開催し、交流会につなげた。父母との連携を強めることに加え、 地元企業・団体への就職支援を強化した。 ⑤学習支援室の設置(グローバルスタディーズ学部) 学習支援室を開設し、新入生の導入教育、学生の日常の学習に関する様々な相談に対応 する支援を実施した。 ⑥サークル、学園祭、コミュニティ活動の活性化をサポートした。 (3)教員の教育技術の向上 ①自己点検プログラムのPDCAサイクルを回しながら教員自身の教育力・研究力向上を図る ため、教員の目標管理制度を実施した。年度の初めに、前年度の活動報告書・今年度の活 動計画書を学部長に提出した。それに基づいて個別面談を行い、対話シートを作成、学長 に提出した。 ②FD研修では、就職指導に関する勉強会を 3 回含む、合計 9 回の研修会を実施した。 ③Voice の活用と深化を図った。 8 (4)社会貢献・地域社会連携活動の概要 ①ビジネススクェア多摩の開設 地域との連携を推進する「地域活性化マネジメントセンター」では、「多摩で暮らし、多摩で 創業し、多摩に拠点を置き、そこから多様な場所で働く」という新しい郊外型の産業を育成 するために、多摩市、多摩信用金庫と「多摩市創業支援事業連携協定」を前年度に締結し た。平成 23(2011)年 4 月、永山駅前に創業支援施設「ビジネススクェア多摩」を開設、ビジネ スマッチングや相談を実施したほか、講座などの教育支援も行った。 ②リレー講座(現代世界解析講座) 多摩キャンパスでの「リレー講座(現代世界解析講座)」は 4 年目を迎えた。社会の第一線で 活躍する講師陣による毎週の講座に、市民約 300 名、多摩大学学生約 200 名の参加があり、 地域貢献事業として地元多摩を中心に定着し、好評を得ている。 ③多摩地域での社会連携 ・「多摩地域の採用実態調査報告会」を多摩信金と共催で開催し、多摩地域における求人・ 求職・採用に関する課題を提示するとともに、地域の優秀な人材と地元企業の人材ニーズ とのマッチングの基礎を築いた。 ・齋藤ゼミが立川市との産官学連携インターンシップ事業として「立川 秋の楽市 2011 アニ メフェスタまち回遊イベント スタンプラリー」を協働開催した。 ・梅澤ゼミが「多摩ニュータウンの団地再生やまちづくり」をテーマに活動・研究を発表した。 ④湘南地域での社会連携 ・湘南藤沢コンソーシアムの設立 藤沢市に立地する 4 大学と藤沢市との連携・協働。他の 3 大学と単位互換などの幅広い分 野で協力しあう。 ・藤沢市の市教育委員会と協力し、市民講座の第二回「グローバル化社会を考える」を 3 週 にわたり開催した。 ・藤沢市の市教育委員会と協力し、小学校英語授業への学生の支援を充実させた。 ・神奈川県総合教育センターとの連携協定に基づき、「県立学校新任校長研修講座」及び 「中学校・高等学校英語授業作り研修講座」を実施した。 ⑤道の駅プロジェクト 財団法人JKAからの助成を得た「東北『道の駅』東日本大震災研究プロジェクト」では、道 の駅が果たした救護、復旧・復興支援機能の実態を調査、今後、道の駅が果たしうる、平常 時と災害時との双方に適応した地域の多機能型交流拠点としての役割について報告をまと めた。平成 24(2012)年 2 月、せんだいメディアテークにて開催された報告会にて、『東北 「道の駅」の震災対応の実態と新しい役割』について、報告を行った。同報告会では、学長 の基調講演、本学教員による調査報告、「道の駅」関係者を交えたパネルディスカッションな ども行われ、200 名を超える行政・企業・学生・一般の方々の参加者を集め提案を行った。 ⑥学生の地域社会貢献のサポート ・「たまパト」は、グローバルスタディーズ学部の学生防犯ボランティア団体。地域防犯活動の 貢献に対して藤沢北警察署の特別表彰を受けた。 ・Eco 多摩 9 ⑦高等学校・中学校での社会連携 ・生徒参加型の環境対策を推進し、併せて、CO2削減・光熱費削減に努めた。 ・ボランティア活動を推進した。 ・目黒区と防災協定の締結をした。 ・ペットボトルキャップ運動を展開した。 ⑧幼稚園での社会連携 ・公開幼児教育講座(年 3 回)を開催した。 ・教育相談室の実施回数を年 12 回から年 19 回に増やした。 ・「預かり保育」を拡充した。 ・ペットボトルキャップ運動を展開した。 ・近隣小学校・中学校の職場体験学習を受け入れた。 ⑨節電 ・多摩キャンパスは、大口契約者として電力制限令による節電対策を実行した結果、使用電 力量が前年度比 17.4%減少し、その上での基本契約の見直しも図った。 ・湘南キャンパスでは、前年度比 16.8%減少した。 ・学園全体では、前年度比 15.4%減少した。 (5)大学間連携 <従来からの提携> ・帝塚山大学 <今年度の新規提携先> ・東海大学 ・ネットワーク多摩の加盟大学 (6)国際化 ①学術学生交流協定を新たに 2 大学と締結 <従来からの提携> ・オーストラリア ・ドイツ ・台湾 ・カナダ ・カナダ ・アメリカ ・アメリカ ・中国 ・中国 <今年度の新規提携先> ・韓国 ・シンガポール ロイヤルメルボルン工科大学 ブレーメン州立経済工科大学 ユダ大学 アルゴマ大学 ウィニペグ大学 バルダスタ州立大学 レイクランド大学 天津財経大学 新疆財経大学 漢陽大学 南洋理工学院 10 ②学生の留学を促進するため、留学プログラムを充実させた。 海外への留学生 短期長期合計 54 名参加 経営情報学部:4名、グローバルスタディーズ学部:50 名 ③ロイヤルメルボルン大学の学生 13 名を留学生交流支援制度(独立行政法人日本学生支援 機構)で 2 週間受け入れた。 ④グローバルスタディーズ学部で、職員の英語力のアップを目指して、研修を開始した。 ⑤高等学校・中学校・幼稚園において、国際理解教育を実施した。 ・海外修学旅行の実施(中学校) ・中国安徽省の高校生約 20 名の親善訪問受け入れ(高等学校) ・外国人英語ネイティブ教員による英語指導(高等学校・中学校) ・ネイティブスピーカーによる英語指導(歌・踊り・ゲーム)(幼稚園) ⑥ネットワーク多摩・大学国際化研究会を立ち上げた。 参加大学は、多摩大学、東京電通大学、首都大学東京、白百合女子大学、玉川大学、明星 大学。 (7)その他 ①同窓会、後援会との連携強化 ②25周年寄付金募集活動 今年度は、大口の募集に加えて、小口の募集活動の強化を図り、件数で 135 件、金額で約 2 百万円の協力を得た。今後の寄付者の利便性向上(税金関連の寄付金控除)に向けて動 き出した。 ③幼稚園とのタイアップ 幼稚園では、村山教授指導のゼミナール「日本大好きプロジェクト」とタイアップし、日本の 伝統文化を園児に伝えた。 (8)今後の課題 教育の質的向上には引続き取り組んで行く。「予測困難な時代において、生涯学び続け、 主体的に考える力を育成する大学」そして学園を築いていくこと。併せて、その基盤となる財 務体質を更にしっかりとしたものにすること。これらが、今後の課題である。 2.教育研究の概要 以下、教育研究の概要について説明する。なお、詳細については、次の多摩大学のホーム ページ等をご参照ください。 URL: http://www.tama.ac.jp/index.html (1)教育研究上の基本となる組織に関する情報 〈学部〉 経営情報学部 経営情報学科 マネジメントデザイン学科 グローバルスタディーズ学科 グローバルスタディーズ学部 11 〈大学院〉 経営情報学研究科 〈研究開発機構〉 経営情報学専攻 総合研究所 情報社会学研究所 統合リスクマネジメント研究所 知識リーダーシップ総合研究所 (2)入学試験に関する情報 (平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) 学部・研究科 経営情報学部 入学志 受験 合格 願者数 者数 者数 1,253 1,206 772 603 574 431 59 59 59 グローバル・スタディーズ学部 経営情報学研究科 (3)教員組織及び教員数並びに教員の保有学位、業績に関する情報 (平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) 学部・研究科等 学科・専攻等 専 任 教 員 数 教授 経営情報学部 経営情報学科 マネジメント デザイン学科 グローバル グローバル スタディーズ学部 スタディーズ学科 准教授 講師 計 助教 12 7 19 10 6 16 9 8 5 22 経営情報学研究科 経営情報学専攻 5 5 研究開発機構 6 6 合 計 42 21 5 0 ※保有する学位等の教員業績については、本学のホームページをご参照ください。 URL: http://www.tama.ac.jp/guide/teacher/index.html (4)学生に関する情報 学生数(平成 23(2011)年 5 月 1 日現在) 12 68 学部/研究科 課程 入学 定員 収容 定員 経営情報学科 200 800 マネジメント デザイン学科 120 480 経営情報学部計 320 グローバル グローバル スタディーズ学部 スタディーズ学科 経営情報 学部 在籍 者数 卒業 者数 進学 者数 就職希 望者数 就職 者数 1,466 234 4 167 153 1,280 1,466 234 4 167 153 150 600 600 54 1 41 39 グローバルスタディーズ学部計 150 600 600 54 1 41 39 大 学 合 計 470 1,880 2,066 288 5 208 192 修士課程 60 120 112 36 0 * 36 博士課程 10 30 2 0 0 * 0 70 150 114 36 0 * 36 経営情報 研究科 大 学 院 合 計 ※卒業生数・進学者数・就職者数は、平成 23(2011)年 3 月卒業生のデータ ※社会人大学院のため、研究科の卒業生と就職者は同数 ※就職者数及び卒業後の進路(主な就職分野〔具体的な就職先等〕)については、本学の ホームページをご参照ください。 URL:経営情報学部 http://www.tama.ac.jp/career_suppot/index.html グローバルスタディーズ学部 http://www.tama.ac.jp/sgs_career_support/005.html (5)教育課程に関する情報 ①教育課程に関する情報は、本学のホームページ(学則)をご参照ください。 URL: http://www.tama.ac.jp/guide/open/document/1-4-1.pdf ②授業科目、授業の方法及び内容、年間の授業計画並びに修得すべき知識及び能力につ いては、次のホームページ等をご参照ください。 ・経営情報学部 URL: http://www.tama.ac.jp/smis/index.html http://www.tama.ac.jp/smis/smis_curriculum.html ・グローバルスタディーズ学部 URL: http://www.tama.ac.jp/sgs/sgs_program.html#course http://www.tama.ac.jp/sgs/sgs_curriculum.html (6)学修の成果に係る評価及び卒業の認定に当たっての基準に関する情報 ①大学 学部の卒業要件単位数 13 修業 年限 必要 修得 単位数 経営情報学部 4年 124単位 14単位 56単位 グローバル スタディーズ学部 4年 128単位 36単位 8単位 学部 科目区分ごとの 修得単位数 必修 選択必修 選択 取得可能な学位 54単位 学士 (経営情報学) 学士 84単位 (グローバル スタディーズ学) ②大学院 経営情報学研究科の卒業要件単位数 修了年限 修了必要単位数 取得可能な学位 修士課程 2年 30 単位 修士(経営情報学) 博士課程 3年 20 単位 博士(経営情報学) ※修了には、必要な研究指導を受けた上、論文審査、最終試験合格が必要。 (7)学習環境に関する情報 ①多摩キャンパス: 所在地:〒206‐0022 東京都多摩市聖ヶ丘4丁目1番地1 主な交通手段:小田急線、京王線永山駅下車、学生バスないし京王バスで 10 分 キャンパスの概要:経営情報学部のキャンパス、大学院の主キャンパス 課外活動/サークル活動:スポーツ、文化、ボランティア関係 23 団体 ②湘南キャンパス : 所在地:〒252‐0805 神奈川県藤沢市円行 802 番地 主な交通手段:小田急線、横浜市営地下鉄、相鉄線湘南台駅下車徒歩 15 分 キャンパスの概要:グローバルスタディーズ学部のキャンパス 課外活動/サークル活動:スポーツ、文化、ボランティア関係 13 団体 ③サテライト・キャンパス (ⅰ)品川サテライト: 所在地:〒108‐0075 東京都港区港南 2 丁目 14 番 14 号 品川インターシティフロント 5 階 主な交通手段: JR、京浜急行品川駅下車徒歩 2 分 (ⅱ)九段サテライト: 所在地:〒102-0073 東京都千代田区九段北 1 丁目 9 番 17 号 主な交通手段: 東京メトロ東西線、半蔵門線九段下駅下車徒歩 3 分 JR水道橋駅下車徒歩 8 分 (ⅲ)八王子サテライト: 所在地:〒192‐0072 東京都八王子市南町 3 丁目 10 番 エイビット南町ビル 主な交通手段: JR中央線八王子駅下車徒歩 7 分 (平成 23(2011)年 4 月開講) アクセス、キャンパスの概要については、本学のホームページをご参照ください。 URL: http://www.tama.ac.jp/info/guide.html 14 (8)学生納付金に関する情報 ①経営情報学部 種 類 金 額 備 考 年 額 授 業 料 700,000 円 入 学 金 300,000 円 入 学 時 50,000 円 入 学 時 施 設 拡 充 費 施設費 (維持費) 230,000 円 年 額 図 書 教 材 費 30,000 円 年 額 備 考 年 額 ②グローバルスタディーズ学部 種 類 金 額 授 業 料 900,000 円 入 学 金 200,000 円 入 学 時 50,000 円 入 学 時 施 設 拡 充 費 施設費 (維持費) 230,000 円 年 額 図 書 教 材 費 30,000 円 年 額 備 考 年 額 ③大学院経営情報学研究科 経営情報学専攻 種 類 授 業 料 入 学 金 金 額 1,000,000 円 300,000 円 入 学 時 学生納付金に関する詳細情報は、本学のホームページをご参照ください。 URL: http://www.tama.ac.jp/info/exam2013/nyugaku.html http://tgs.tama.ac.jp/modules/eg/index.php?contet id=1 (9)学生支援と奨学金に関する情報 ①学生支援組織 組織名 機能 就職支援 キャリア支援課 就職支援 進学支援 教務課・キャリア支援課 大学院等への進学支援 履修支援 教務課 履修相談、履修指導 生活支援(住居、アルバイト等) 学生課 学生の生活支援 経済支援 学生課 奨学金手続等 保健・衛生・メンタルヘルス等 保健室、カウンセリングル 健康診断、専門員によるカウ ーム ンセリング実施 留学支援(受入、送出) 国際交流課 15 留学支援 ②奨学金 (ⅰ)入学時 : 「特待生奨学金」 奨 区分 学 生 数 1 2 3 経営情報学部 5 名以内 20 名以内 10 名以内 グローバルスタデ ィーズ学部 3 名以内(外国人 留学生を含む) グローバルスタデ ィーズ学部 外国人留学生枠 2 名以内 3 名以内 2 名以内 入学時に納付す べき学費の全額 ※ 初学期分の授業料 初学期分の授業料の うち 20 万円 支給額 8 名以内(外国人留学 4 名以内(外国人留学 生を含む) 生を含む) ※「入学金、初年度施設拡充費・施設費・図書費、初年度前期授業料」 (ⅱ)在学期間中 : 「成績優秀者奨学金」 奨 学 生 数 区分 1 2 経営情報学部 各学期毎に 各学年(1-3 年次生)1 名 各学期毎に 各学年(1-3 年次生)20 名以内 グローバルスタデ ィーズ学部 各学期毎に 各学年(1-3 年次生)1名 各学期毎に 各学年(1-3年次生)20 名以内 支給額 各学期分の授業料 5 万円 (ⅲ)海外留学時 経営情報学部: 区分 1 2 3 短期留学生 長期留学生 海外インターンシップ 奨学生数 3名以内 4名以内 給額 30万円以内 80万円以内 16 6名以内 5万円又は10万円 グローバルスタディーズ学部: 区分 1 2 3 4 5 長期留学 長期留学 長期留学 長期留学 短期留学・海外 Academic All type Academic All type 1年間 1年間 Semester Semester 4名以内 2名以内 2名以内 2名以内 インターンシッ 奨学生数 プ 20名以内 5万円 支給額 60万円 40万円 40万円 20万円 又は10万円 (ⅳ)海外からの留学生 奨学生数 支給額 支給期間 : 「私費外国人留学生奨学金」 経営情報学部 グローバルスタディーズ学部 経営情報学研究科 10 名以内 10 名以内 2 名以内 納入すべき授業料の年額の3割を減免する。 当該年度限り。但し、引き続き同取り扱いを受けることを妨げない。 3.管理運営の概要 (1)ガバナンス ①管理運営体制 管理運営体制は、寄附行為・法律等の定めに従って行われている。平成23(2011)年度の 理事会、評議員会は、4回開催され、提案された重要事項を審議、決定した。 ②大学運営会議、大学経営会議 平成 22(2010)年 4 月より、大学の運営、教育方針、大学・大学院間調整等、教学に関する 重要事項を協議、決定するために「大学運営会議」を設けた。それに際し、従来の「大学戦 略会議」を学校法人の「大学経営会議」とした。理事会と大学の更なる意思疎通を図り、大学 の重要事項を迅速に審議する体制を強化し、今年度は大学経営会議を 3 回開催した。 ③内部統制 公認会計士とともに、リスクアプローチの作業を実施した。 (2)自己点検・第三者評価 組織的な自己点検評価活動、FD 活動、SD 活動、VOICE 推進活動を展開し、教育研究の改 善につなげてきた。平成 23 年(2011 年)3 月には、日本高等評価機構から「認定書」を受けた。 今年度も引続き「自己点検評価報告書 2010」を作成し、PDCAサイクルを回した。 17 (3)情報公開 学園・大学の理念、教員業績に関する情報、入試に関する情報、学生数に関する情報、法人 の財務諸資料など、積極的にホームページ上で公開した。 (4)施設設備整備など ①経営情報学部(多摩キャンパス) ・スポーツアリーナの屋内天井の大規模修繕 体育施設としての屋内スポーツアリーナは、780 席の観客席を有しており、学園祭等多目 的イベントホールとしても利用している。このスポーツアリーナの屋内天井の大規模修繕を 実施した。 ・学生サービス支援システムの導入 入学から就職まで一貫した教育サポートを図る多摩大学「志」実現支援システムを、文部科 学省補助金の採択受け、導入した。 ・教室プリンターシステムの更改 教室プリンターシステムを最新システムに更改し、学生の利便性を高め、かつ、プリンタ用 紙の縮減を図った。 ・分煙施設の設置 受動喫煙防止のため、分煙の喫煙室を整備し、その他全ての場所の禁煙を徹底した。 ・図書館サービスの改善 図書館では、ホームページのリニューアル、館内案内図やサインなどの見直しを行い、 学生の学習・研究環境を改善した。 ②グローバルスタディ-ズ学部 ・学習支援室の設置 ・予算執行管理システム「Dr.Budget」の導入 ③高等学校・中学校(多摩大学目黒高校・中学、多摩大学附属聖ヶ丘高校・中学) ・あざみ野体育館の防水・外装工事 ・緊急時防災用品の購入 ・LL教室プロジェクター・スクリーンの交換 ・あざみ野トレーニング施設の設置 ④幼稚園(目黒幼稚園・大森双葉幼稚園・三宿さくら幼稚園) ・目黒第4校舎の外装工事 ・預かり保育を全園へ拡張する準備 預かり保育を既に実施している大森双葉幼稚園・三宿さくら幼稚園に加え、目黒幼稚園に おいても平成 24(2011)年 4 月から開始すべく、部屋の改修、インターフォン・電気錠の設 置工事を行った。 ・緊急時防災用品の購入 18 Ⅲ.財務の概要 主な施設設備の整備状況については、前ページの通りである。以下、財務の概要を、平成 23 年度決算の「消費収支計算書」に基づいて説明する。なお、「資金収支計算書」「貸借対照 表」「財産目録」「監事による報告書」「用語の定義」等については、22 ページ以降及び巻末の 掲載等を適宜ご参照ください。 1.消費収支計算書 単位:千円 消費収入の部 科 目 学生生徒等納付金 手数料 寄付金 補助金 国庫補助金 東京都補助金 その他補助金 資産運用収入 資産売却差額 事業収入 雑収入 帰属収入合計 基本金組入額合計 消費収入の部合計 消費支出の部 科 目 人件費 教育研究経費 管理経費 借入金等利息 資産処分差額 徴収不能引当金繰入額 徴収不能額 消費支出の部合計 当年度消費収入超過額 前年度繰越消費支出超過額 基本金取崩額 翌年度繰越消費支出超過額 平成21年度 平成22年度 平成23年度 3,642,335 3,740,346 3,544,316 69,515 75,769 81,620 75,986 55,244 51,935 1,189,020 1,187,864 1,136,123 318,738 297,971 260,876 848,575 861,862 834,533 21,707 28,031 40,714 23,016 15,053 15,693 0 0 0 338,570 157,739 143,541 134,301 77,933 171,206 5,411,629 5,268,306 5,247,191 -306,007 5,105,623 -140,886 5,106,305 -40,886 -62,001 平成21年度 平成22年度 平成23年度 3,071,959 2,965,609 2,840,637 1,499,197 1,299,715 1,351,816 712,838 577,858 543,976 0 0 0 6,865 26,292 0 8,790 26,749 11,690 3,548 2,373 830 5,303,196 4,898,597 4,748,950 前年度比 -124,972 52,101 -33,882 0 -26,292 -15,059 -1,543 -149,647 -197,573 -6,532,019 0 -6,729,592 -100,000 5,168,306 前年度比 98,011 5,851 -3,309 -51,741 -37,095 -27,329 12,683 640 0 -14,198 -56,368 -21,115 269,710 -6,729,592 25,774 -6,434,109 357,355 -6,434,109 0 -6,076,753 (1)帰属収入 5,247 百万円 帰属収入合計額が 21 百万円減少したが、大科目で大きく増減した金額及びその主因 は次のとおりである。 ① 学生生徒等納付金収入の増加 +98 百万円 グローバルスタディーズ学部が 5 年目に入り、計画の収容人員数(学生数)で運営でき 19 87,645 295,483 -25,774 357,356 たため、118 百万円増加した。 ②補助金収入の減少 -52 百万円 ・大学への国庫補助金の減少 -37 百万円 補助金のルール変更に伴い、ICT活用教育研究支援などの特別補助が減少した。 ・高校への都の補助金の減少 -23 百万円 ③事業収入の減少 -14 百万円 研究所の受託事業収入が減少した。 ④雑収入の減少 -56 百万円 退職金支払に際して退職金財団等から入金される収入が、61 百万円減少した。これは、 退職金支払金額とほぼ見合った数字となっている。 (2)消費支出 4,749 百万円 消費支出は、前年比で 150 百万円減少した。大科目で大きく増減した金額及びその主 因は次のとおりである。 ①人件費の減少 -125 百万円 ・教員人件費の減少 -43 百万円 とりわけ、大学で 35 百万円減少した。 ・退職金等の減少 -67 百万円 上述の退職金の減少 61 百万円及びその関連科目の変動があった。 ②教育研究費の増加 52 百万円 ・消耗品の増加 19 百万円 東京都の財団の補助金を得て、緊急防災用品を購入した。 ・修繕費の増加 63 百万円 目黒のキャンパスで校舎外装工事などから 45 百万円増加し、経営情報学部ではアリ ーナの屋根修繕などによる増減から 13 百万円増加した。 ・賃借料の減少 -62 百万円 大学院品川キャンパスの移転などから、大学で賃借料が 59 百万円減少した。 ③管理経費の減少 -34 百万円 ・大学において、報酬・委託・手数料が 29 百万円、広報費が 16 百万円減少した。 ・補助活動支出の増加 19 百万円 多摩キャンパスのスクールバスの運行を強化した。 ④資産処分差額の減少 -26 百万円 前年度は大学院品川キャンパスの引越しなどによる資産処分差額 26 百万円が発生し た。 ⑤徴収不能引当金繰入額の減少 -15 百万円 学生の授業料延滞に対する対策が明確化した。 (3)帰属収支差額 498 百万円 (帰属収入-消費支出) 20 (4)グラフ:学納金、帰属収入、消費支出の推移(単位:億円) 億円 60 55 50 帰属収入 消費支出 学納金 45 40 35 30 平成21年度 平成22年度 平成23年度 *平成 21 年度は、グローバルスタディーズ学部が設立 3 年目であり、完成年度に至ってい ない。また、同年度末に事業規模約 2 億円の研究所が廃止されている。 (5)大学部門の帰属収支差額 大学部門では、帰属収入 2,709 百万円、消費支出 2,469 百万円、帰属収支差額 240 百 万円。高校・中学・幼稚園等の合計では、帰属収入 2,538 百万円、消費支出 2,280 百万 円、帰属収支差額 258 百万円。 21 2.資金収支計算書 単位:千円 収入の部 科 目 学生生徒等納付金収入 手数料収入 寄付金収入 補助金収入 国庫補助金収入 東京都補助金収入 その他補助金収入 資産運用収入 資産売却収入 事業収入 雑収入 借入金等収入 前受金収入 その他の収入 資金収入調整勘定 前年度繰越支払資金 収入の部合計 平成21年度 平成22年度 平成23年度 3,544,316 3,642,335 3,740,346 69,515 75,769 81,620 75,754 55,043 51,728 1,189,020 1,187,864 1,136,123 318,738 297,971 260,876 848,575 861,862 834,533 21,707 28,031 40,714 23,016 15,053 16,254 4,600 0 0 338,570 163,409 143,541 171,206 134,301 77,933 1,000 600 1,400 683,593 699,555 729,154 131,713 244,294 217,386 -915,578 -871,026 -830,508 1,457,283 1,536,430 2,159,533 6,774,009 6,883,627 7,524,509 前年度比 98,011 5,851 -3,315 -51,741 -37,095 -27,329 12,683 1,201 0 -19,868 -56,368 800 29,599 -26,908 40,518 623,103 640,882 平成21年度 平成22年度 平成23年度 3,052,577 2,946,829 2,835,313 1,106,642 910,547 971,532 678,206 533,712 512,997 0 0 0 800 800 600 158,160 81,347 26,971 36,991 51,150 89,703 108,978 121,248 101,514 272,665 182,716 129,256 -177,440 -104,254 -171,006 1,536,430 2,159,533 3,027,630 6,774,009 6,883,627 7,524,509 前年度比 -111,516 60,985 -20,715 0 -200 -54,376 38,553 -19,734 -53,460 -66,752 868,097 640,882 支出の部 科 目 人件費支出 教育研究経費支出 管理経費支出 借入金等利息支出 借入金等返済支出 施設関係支出 設備関係支出 資産運用支出 その他の支出 資金支出調整勘定 次年度繰越支払資金 支出の部合計 今年度の資金収支は 868 百万円のプラスとなり、次年度繰越支払い資金(期末の現預 金残高)は 3,028 百万円となった。 22 3.貸借対照表 単位:千円 資産の部 科 目 固定資産 有形固定資産 土 地 そ の 他 その他の固定資産 借 地 権 そ の 他 流動資産 現 金 預 金 そ の 他 資産の部合計 平成21年度 平成22年度 平成23年度 22,364,125 22,135,397 21,906,677 20,997,552 20,673,495 20,378,825 11,992,431 11,992,431 11,992,431 9,005,121 8,681,064 8,386,394 1,366,574 1,461,902 1,527,852 4,242 0 0 1,362,331 1,461,902 1,527,852 2,594,331 3,159,640 3,967,066 1,536,430 2,159,533 3,027,630 1,057,901 1,000,107 939,436 24,958,456 25,295,037 25,873,743 前年度比 -228,720 -294,670 0 -294,670 65,950 0 65,950 807,426 868,097 -60,671 578,706 負債の部 科 目 固定負債 長 期 借 入 金 そ の 他 流動負債 短 期 借 入 金 そ の 他 負債の部合計 平成21年度 平成22年度 平成23年度 320,458 338,290 343,540 1,600 1,600 2,000 318,858 336,690 341,540 1,018,875 967,914 1,043,130 800 600 1,000 1,018,075 967,314 1,042,130 1,339,333 1,306,204 1,386,669 前年度比 5,250 400 4,850 75,216 400 74,816 80,465 基本金の部 科 目 第1号 基本金 第2号 基本金 第3号 基本金 第4号 基本金 基本金の部合計 平成21年度 平成22年度 平成23年度 28,759,435 28,733,661 28,774,547 1,100,000 1,200,000 1,300,000 92,280 92,280 92,280 397,000 397,000 397,000 30,348,715 30,422,941 30,563,827 前年度比 40,886 100,000 0 0 140,886 平成21年度 平成22年度 平成23年度 -6,729,592 -6,434,109 -6,076,753 -6,729,592 -6,434,109 -6,076,753 平成21年度 平成22年度 平成23年度 前年度比 357,356 357,356 前年度比 消費収支差額の部 科 目 翌年度繰越消費支出超過額 消費収支差額の部合計 科 目 負債の部、基本金の部及び 消費収支差額の部合計 24,958,456 25,295,037 25,873,743 578,706 ・有形固定資産は、当期新規取得額が減価償却額(412 百万円)を下回ったことなどの ため、295 百万円の減少となった。 ・2 号基本金引当資産の増加 100 百万円は、目黒中学高等学校校舎の建替資金として、 組入計画に従って毎年組み入れている資金である(平成 39 年度までの組入計画)。 23 4.財産目録 科 目 一 資産 (一) 基本財産 1 土地 校地 その他 2 建物 校舎 その他 3 図書 4 教具・校具・備品 5 その他 (二) 運用財産 1 預金、現金 現金(手許) 普通預金 その他 2 積立金 3 有価証券 4 その他 (三) 収益事業用財産 資産総額 平成21年度 数量 金額 115,651.78㎡ 40,055.57㎡ 75,596.21㎡ 51,213.95㎡ 46,573.21㎡ 4,640.74㎡ 138,604冊 23,028点 平成22年度 数量 金額 21,009,106 11,949,631 115,650.41㎡ 5,283,154 40,054.20㎡ 6,666,476 75,596.21㎡ 7,775,143 51,059.59㎡ 7,342,619 46,684.07㎡ 432,524 4,375.52㎡ 523,077 142,128冊 385,940 23,301点 375,315 3,831,271 1,536,430 13,041 1,501,575 21,813 1,192,280 797,989 304,572 118,079 24,958,456 単位:千円 平成23年度 数量 金額 20,667,027 11,949,631 115,650.41㎡ 5,283,154 40,054.20㎡ 6,666,476 75,596.21㎡ 7,574,905 51,059.59㎡ 7,159,023 46,684.07㎡ 415,882 4,375.52㎡ 537,111 145,139冊 329,199 23,005点 276,181 4,496,272 2,159,533 15,415 2,133,202 10,915 1,292,280 799,065 245,393 131,737 25,295,037 20,371,966 11,949,631 5,283,154 6,666,476 7,331,097 6,927,549 403,547 548,313 305,043 237,882 5,404,223 3,027,630 12,065 2,303,762 711,803 1,392,280 800,018 184,295 97,554 25,873,743 二 負債 1 固定負債 (1) 長期借入金 日本私立学校振興・ 共済事業団等 (2) 退職給与引当金 (3) 学校債 (4) 長期未払金 2 流動負債 (1) 短期借入金 (2) 前受金 (3) 未払金 (4) その他 負債総額合計 320,458 1,600 1,600 338,290 1,600 1,600 343,540 2,000 2,000 317,435 0 1,423 1,018,875 800 683,593 135,256 199,226 1,339,333 336,215 0 474 967,914 600 699,558 72,687 195,069 1,306,204 341,540 0 0 1,043,129 1,000 730,960 150,582 160,587 1,386,669 正味財産(資産総額-負債総額) 23,619,123 23,988,833 24,487,074 ・当学園は、いわゆる「金融機関借入のない無借金」の状態が続いている。 24 <グラフ> 資産総額、正味財産(純資産)の推移(単位:億円) 億円 265 260 255 250 245 資産総額 正味財産 240 235 230 225 220 平成21年度 平成22年度 平成23年度 *負債は 13 億円台で推移している。 <財務比率の全国平均との比較> 財務比率分析 比率 固定資産構成比率 流動資産構成比率 固定負債構成比率 流動負債構成比率 自己資金構成比率 固定比率 固定長期適合率 流動比率 総負債比率 負債比率 前受金保有率 基本金比率 上段:分子/下段:分母 固定資産 総資産 流動資産 総資産 固定負債 総資金 流動負債 総資金 自己資金 総資金 固定資産 自己資金 固定資産 自己資金+固定負債 流動資産 流動負債 総負債 総資産 総負債 自己資金 現金預金 前受金 基本金 基本金要組入額 平成21年度 平成22年度 平成23年度 全国平均 89.6% 87.5% 84.7% 87.0% ▼ 10.4% 12.5% 15.3% 13.0% △ 1.3% 1.3% 1.3% 7.4% ▼ 4.1% 3.8% 4.0% 5.5% ▼ 94.5% 94.8% 98.4% 87.2% △ 94.7% 92.3% 99.8% 89.5% ▼ 93.4% 91.0% 88.2% 92.1% ▼ 254.6% 380.3% 236.6% 326.4% △ 5.4% 5.2% 5.4% 12.8% ▼ 5.7% 5.4% 5.7% 14.7% ▼ 224.8% 308.7% 414.2% 305.8% △ 100.0% 100.0% 99.9% 97.0% △ * 「全国平均」は、平成23年度版「今日の私学財政」42ページの22年度データ(大学法人)(医歯系法人を除く)。 * 「総資金」は負債+基本金+消費収支差額を、「自己資金」は基本金+消費収支差額をさす。 * 評の記号 △ 高い値が良い ▼ 低い値が良い 25 5.監事による監査報告書 26 ◎学校会計の特徴、用語などの説明 * 学校会計基準 当学園は、私立学校振興助成法の定めにより「学校法人会計基準」に従い、会計処理を行 い、計算書類を作成し、公認会計士による監査を受けて所轄庁に届け出ている。 「学校法人会計基準」に定められている計算書類は、消費収支計算書、資金収支計算書、 貸借対照表であり、私立学校法によりこれらの他に財産目録、事業報告書を作成することにな っている。 * 消費収支計算書 消費収支計算書は、1 年間の収支状況を表す重要な計算書類で、帰属収入と消費支出の 内容を明らかにし、また消費支出が消費収入により賄われているかを表している。企業会計で の損益計算書に類似はしているが、相違点もある。 ・帰属収入=学生生徒等納付金、補助金などの学校法人の負債とならない収入 ・消費収入=帰属収入-基本金に組み入れる額 =施設設備拡充などへの充当額 ・消費支出=人件費、消耗品費、光熱水などの消費する支出 ・帰属収支差額=帰属収入-消費支出 =純資産の増加 * 資金収支計算書 資金収支計算書は、その年度の教育研究活動やこれに付随する活動に対応する、全ての 収入と支出の内容を明らかにし、また現金預金の1年間の動きを表している。 * 貸借対照表 貸借対照表は、年度末における学校法人の財務の状況(資産、負債、基本金、消費収支差 額)をあらわすものである。 * 基本金 基本金=帰属収入のうち、学校法人がその諸活動の計画に基づき必要な資産を継続的に 保持するために維持すべき額として決定した金額 =取得した施設設備(第1号)+施設設備の将来取得に向けた先行組み入れ(第 2 号)+各種基金(第 3 号)+運転資金(第 4 号) * 財産目録 財産目録は、貸借対照表の資産や負債について、具体的内容を表した目録である。学校 法人が所有する土地や建物の面積、図書の冊数などを知ることができる。 財産目録における財産の分類は次の通りである。 ・基本財産 :学校法人の設置する私立学校に必要な施設及び設備又はこれらに要する 資金 ・運用財産 :学校法人の設置する私立学校の経営に必要な財産 ・収益事業用財産 :収益を目的とする事業に必要な財産 以上 27
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