地域づくり団体カード N P O 法人 増毛山道の会 増毛山道の歴史の掘り起こしと 保存に関する活動を実施 活動背景・目的 増毛山道を通じて、社会教育の推進、まちづく りの推進、スポーツ振興及び環境保全を目的 として活動する。 活動分類 ■教育・子育て 代表者:伊達 東 連絡先:(事務局、小杉測量設計(株)内) 〒077-0046 留萌市港町3丁目60番地1 TEL: 0164-56-0003 FAX: 0164-43-0400 メール:[email protected] ホームページ:http://www.kosugi-sp.jp/sando/top.html 増毛山道は、今から約150年前に伊達林右衛門が 私財を投じて開鑿、増毛と浜益を結び、当時は商用 や生活道路として使われていましたが、時代の流れと ともに忘れ去られていました。その山道の復元に向け て平成20年に任意団体として発足し、平成22年5月 13日にNPO法人を取得し活動しています。 活動地区:増毛町・石狩市 活動内容 【増毛山道の整備】 ○平成21年から22年の2ヶ年をかけて、大別苅から岩 尾まで15.8㎞を復元しました。平成23年度以降は武 好駅逓(ぶよしえきてい)跡を含むこの歴史ルートの整 備維持管理を継続します。 【増毛山道トレッキング】 ○平成25年度は一般市民等を対象に、別苅~岩尾ル ートにおいて7回のトレッキングを実施。平成26年度 は雄冬山下まで復元し、新企画のコースを予定。 【出前授業】 ○増毛中学校で歴史の出前授業と体験トレッキングを実 施。留萌管内小学校高学年対象に同様の事業実施 予定。 【パネル展の開催】 ○増毛山道の歴史、環境、現状等を、パネルや航空写 真等を媒体にして、一般住民へ周知する活動を実 施。 【道内6山道サミット】 ○平成24年10月に道内6山道サミットを開催。各山道 の現状と歴史をふり返り、今後のあり方を講演を通して 参加者と共に考えました。 今後の展望・課題など ▲鳥瞰図 岩老上空初夏 ▲復元された増毛山道 ▲明治 22 年に設置された 電信線の電柱と増毛山道 ▲増毛山道に遺された 100 年前の 1 等水準点をガイドする様子 ○平成26年度以降の事業として、標識や道の整備を継続し、安全に歩ける山道にします。また、先人開拓者の歴史を子供 達にも理解してもらえるように、判り易い豆辞典「増毛山道あれこれ」利用や「ガイドマップ」を更新しPRします。 ○未開通部分の地権者対応やルート探索を行います。 ○課題は、山道の維持管理と、石狩市浜益区幌までの残りルートの開鑿(かいさく)。また、増毛山道を次の世代に受け継ぐ ために、若い人達の活動参加と会員の増強による NPO の経済的自立。 〔平成26年3月現在〕
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