2013 日本工業大学ビジネスプランコンテスト応募用紙 エントリーシート ここは事務局でエントリーシートを貼り付けます。 姓 漢字 ひらがな 名 日工 太郎 にっこう たろう 住所 学科 建築学科 0480-33-xxxx 携帯電話 090-5497-xxxx パソコンメールアドレス 個人で提案 提案者1、エントリーシート提案者と同じ 姓 108xxxx 太郎 にっこう たろう グループで提案 以下は、応募者が記入してください。 名 日工 住所 学科 建築学科 学年 3 学籍番号 108xxxx 宮代町学園台4-XX-XX 固定電話 0480-33-xxxx 携帯電話 090-5497-xxxx パソコンメールアドレス 提案者2 3 [email protected] ■提案種別(どちらかを○で囲む) ひらがな 学籍番号 宮代町学園台4-XX-XX 固定電話 漢字 学年 [email protected] ここは、グループで応募した場合の一人目の共同応募者を記入してください。 姓 漢字 ひらがな 名 宮代 次郎 みやしろ じろう 住所 建築学科 学年 3 学籍番号 108xxxx 宮代町本田3-XX-XX 固定電話 0480-33-xxxx 携帯電話 080-5497-xxxx 提案者3 学科 ここは、グループで応募した場合の二人目の共同応募者を記入してください。 姓 名 漢字 東武 三郎 ひらがな とうぶ さぶろう 住所 学科 建築学科 宮代町中央2-XX-XX 固定電話 0480-33-xxxx 携帯電話 070-5497-xxxx (1) 応募テーマ名:(全角25文字以内) 応募テーマ名 「オンデマンドプリント事業」 学年 3 学籍番号 108xxxx ■ 2013BPC 応募用紙記入例 ① プランの具体的内容 プランの具体的内容 【内容とともに、プランの着想点(思いついたきっかけ)、提案理由、背景、ミッション・ビジョン(ビジネスの理念、意義、価値、目標など)が 分るようにまとめてください】 (1)着想点 私達は日本工業大学工学部○○学科で感性に関わる技術、デザインについて学んできて、地域の中でどのように学んで きたことを生かしていけるのか研究していました。しかし、地域の中では学生と地域とのコミュニケーションの場が少なく、 地域住民と学生とが何かを通してコミュニケーションできる場を作りたいという思いがありました。また上田市の方でも空き 店舗や地域活性化のための学生とのコミュニティの場を模索していました。私達学生が地域住民とコミュニケーションしな がら学んできたことを生かすことが出来るお店として空き店舗にオンデマンドプリント事業を立ち上げることが出来ないか と考えました。 (2)背景・提案理由 現在のアパレル業界はユニクロのような低価格帯商品とヴィトン・グッチといったラグジュアリーブランドのような高価格帯 商品との 2 極化の方向に進んでいます。低価格帯の商品には手軽さを、高価格帯の商品にはブランドを持つという優越感 とそれに対する愛着という付加価値を消費者は求めているからです。また商品が多様化し、これからは消費者デザイナー の時代ともいわれ、個々の商品を消費者の欲しい形に変えるコーディネーター的なデザイナーが台頭してくると考えられ ます。そのようなデザイナーが存在するお店があることで、消費者自身がコミュニケーションしながらプリントデザインに参 加することにより、2 極化の両面の長所である低価格で愛着の沸く服が提案できるのではないかと考えました。 (3)コンセプトとサービス内容 そこで私達が提案するオンデマンドプリントショップ「Ondemand Remake」は、「手軽に愛着のある服作り」をコンセプトに立 ち上げました。この事業は T シャツや今まで持っている低価格衣料に自分だけのデザインプリントを付ける事で愛着のある 服に作り上げるお店です。お店のサービスとしては、25 色の無地のTシャツと 100 種類に及ぶデザイン例の中からデザイン とTシャツを選んでいただき、デザインのサイズと色など消費者が変更したい点を言っていただき、パソコン上のディスプレ イを見ていただきながらデザインを変更していきます。初めからオリジナルのデザインが作りたい場合は、写真や絵などの お客様のデータをいただき、そこから一緒にデザイン案をデザイナーと作成していきます。そしてすぐにデザインを印刷しま す。印刷は縫製物専用のプリンタでフルカラー印刷できます。このようにプリンタやパソコンなどの技術とコミュニケーション デザイナーの存在により消費者がデザインに参加して世界に自分だけのデザイン衣料を安価で作る事ができます。 図 1-1:オンデマンドプリントの工程 (4)事業の社会的価値 学生が運営するデザインショップがある事で、地域と学生とのコミュニティの場になることがこのプランの社会的価値であ ると思います。それは私達学生と地域住民の方がデザインという共同作業を通して相互理解を深めていけるのではない かと考えるからです。 ② プランの優位性 【新規性、独創性、コアコンピタンス(独自の強み、競争力、差別的優位性)、明確な特徴などを強調してください】 (1)新規性・独創性 消費者がデザイナーとお店の中でコミュニケーションしながらデザインを作っていくことが出来る点です。消費者はお店に 並んでいるデザイン例(デザインアイコン)の中からデザインを選ぶ、または自身でデザインや写真を持ち込み、デザインに 対する要望や意見をデザイナーに伝えます。デザイナーはデザインを要望に沿って作成し、消費者に提示して再び消費 者と意見交換します。この作業を繰り返すことで消費者とデザイナーによるデザインを完成させます。例としてお店に来店 したお客様の中で 2 歳の子供の絵をプリントしたいというお客様がいました。その要望に応えて、一枚の画用紙に書いた 子供のらくがきが、デザイナーとのコミュニケーションを通じてデザインを付け加えることで色鮮やかなロゴマークとなり、 家族皆に喜んで頂ける満足度の高い商品を作ることができました。このようにその場ですぐにデザインを作成することが できるため消費者の満足度の高い商品が出来上がります。また学生が満足度の高い商品を作ることでお客様とつながり を持つことができ、地域との交流がさかんになっています。 (2)特徴 その場でデザインが決定次第、すぐにインクジェットプリンタにより 5 分でTシャツが完成するところです。今ま でにもチームでTシャツを作ったりすることは出来ましたが、10 枚受注の単位で完成も 2 日後、3 日後という業 者がほとんどですが、私達のお店は(株)ミマキエンジニアリングの開発した縫製物インクジェットプリンタにより、 パソコンからデータ送信して 5 分で印刷が完了し、製品が出来上がります。Tシャツだけでなく綿製品であれば、 シャツやトートバック、パーカなども同様に印刷できます。業者の中でも個人単位での印刷を低価格で実現し ているのは私達だけです。 インクジェットプリンタ プリンタでの印刷の様子 デザインプリント T シャツ ③ 実現方法、実行時期、課題 【プランの実現に向けてどのようにして推進していくのか。具体的な事業活動計画、目的、基本戦略を明記してください。その中で課題・問題 点とともに、その解決方法を示してください】 (1)実現過程 このプランを実現させるために 2005 年 8 月よりすでに動き始めています。よって 8 月から現在までの実現過程を説明した いと思います。初めに実現このプランをするためには、学生デザイナーと地元企業である(株)ミマキエンジニアリングの縫 製物プリンタ、そして上田市中心街の店舗が必要になりました。店舗は投資額を押さえるために空き店舗を利用した街の 活性化のために動いている上田市商工会と市の役員にプレゼンテーションし、低予算でチャレンジショップへの出店を可 能にしました。学生デザイナーは私達のメンバー3 人が行ないました。そして(株)ミマキエンジニアリングの社内IM開発部 と交渉し、プリンタが新規性のある本事業に使用されることでのプリンタのマーケティングデータを提供することで、低価格 でリースすることが可能となり、実現することができました。 (2)事業推進にあたっての課題、問題点 (ⅰ)新たな販促方法の提案 オンデマンドプリント事業は新規性に富んでいるため、なかなかそのシステムを理解してもらうには、時間がかかりPR 方法もシステムの理解を促すために重要でこれからの課題です。 (ⅱ)コミュニケーションデザイナーの不足 現在お店の方で抱えているデザイナーは 3 人のみで、接客からデザイン・プリントまで常時デザイナーがお店にいなけ ればならないシステムとなっているため、デザイナーの負担が大きい。そのため地域デザイナーのネットワークを構築 していき、デザイナーの人数を増加させていかなければならないと考えます。 (ⅲ)(株)ミマキエンジニアリングのインクジェットプリンタの問題点 本事業を行うにあたって不足している点として、白色のデザインを印刷することができない、またプリンターの印刷精度 の限界から、黒・紺など濃い色のTシャツにプリントするとデザインに暗みがかかるなどといったことが挙げられます。 以上のことから、今後は(株)ミマキエンジニアリングとともに使い手と作り手のコミュニケーションを円滑にとり、学生を 仲介した産学官連携による開発を進めて行きたいと考えています。 ④ 市場性 【現状と将来予測を立ててください。ターゲットは「どこ」「だれ」なのか。マーケットのニーズはどうゆうところにあるのか。調査資料、予測デー タがあれば、添付して下さい。】 (1)市場の現状とニーズ、将来の予測 現在のアパレル市場の規模は約 21 兆円、そして消費者ニーズはユニクロなどの低価格衣料品とヴィトンなどの高価格ブ ランド品を求める方向に 2 極化しています。またプロダクトアウトからマーケットイン、マーケットアウトへと様々な市場に消 費者主導の発想が求められています。その中でも若年層において欲しいデザインを手軽に顧客自身が作れるオンデマン ドシステムのニーズが高められています。そのため私達のオンデマンドプリント事業は、低価格帯市場と高価格帯市場の 中に参入するのではなく、消費者参加型の新たな市場を開拓します。将来は現在店舗展開している技術がさらに革新して いくため、消費者の要望や参加できる範囲が広がり現在の市場シェアを脅かす大きな市場になりうる事が考えられます (2)広義ターゲット:上田市周辺の 16~29 までの若者 流行の発信源である若年層において欲しいデザインを手軽に顧客自身が作れるオンデマンドシステムのニーズが高まっ ているためこの年齢層をターゲットとします。Web上ではなくあくまで店舗展開による事業であるため、地域周辺の住民を ターゲットとします。また上田市は「学生の街上田」と掲げられているように、学生の人口が多いため、コミュニティの場とし て店舗展開できるようにその中でも特に学生をターゲットとします。 (3)狭義ターゲットとポジショニング ターゲットの中でも商店街などの路面店で買い物をする消費者をターゲットにします。この層は先鋭的で個性的なファッシ ョン、音楽などのサブカルチャー要素の高いファッションを好むため、革新性の高いデザインや流行に興味がありオピニオ ンリーダーとなりうるポジションです。そのため本事業の店舗もターゲットの入りやすい店舗内装やデザインアイコンにしま した。 店舗正面 店舗内アイコン T シャツを制作したお客様 ⑤
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