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第 11 次幸田町行政改革大綱
∼行財政運営の確実な推進を目指して∼
【期間
平成27年度∼29年度】
平成27年9月28日 策定
目
はじめに
1
行政改革大綱の目的
2
町を取り巻く状況と課題
3
行政改革の基本方針
⑴
改革の期間
⑵
改革の視点
4
第 11 次行政改革大綱の体系
5
取組項目
次
はじめに
人口減少社会の到来、少子高齢化の急速な進展、産業の空洞化など、社会構造自体が大き
な転換期を迎えています。そのようななか、地方分権改革の推進により、国と地方公共団体
の関係も新たな形に変わりつつあります。地方公共団体は自らの判断と責任において行政を
運営することが必要とされ、自主性と自立性の向上が求められています。さらには、少子高
齢化に対応するため、平成26年11月に「まち・ひと・しごと創生法」が施行され、国と
一体となり、それぞれの地方における独自性を活かした多様な地域社会の形成が進められる
とともに、自治体間においては競争が迫られます。
本町の財政状況は、堅調な町税の伸びに支えられ、全国的に見ても高水準の財政力を維持
してきました。しかしながら、世界的な金融危機に陥ったリーマンショックの影響により、
町税は大幅に減少し、厳しい財政状況に陥りました。景気の低迷が続きましたが、政府によ
る景気回復策が図られるなか、本町の財政状況も一時の低迷期を脱しつつありますが、今後、
大きな増収が期待できる状況にはありません。
このように、本町を取り巻く行財政状況は非常に大きく変わりつつあり、さらに、相見駅
の開業や土地区画整理事業等の進展により、新規住民が多く流入し、まちの構造自体も変わ
りつつある状況において、住民からの行政需要も急速に多種多様化し、高度化しています。
全国各地で市町村合併が行われたなかで、合併を選択せず、独立の道を歩み続けてきた本町
が、そのような時代においても持続可能なまちとして真の自立を果たしていくために、住民
の皆様等と総力を結集して行財政運営を推進していくことが求められています。
1 行政改革大綱の目的
行政改革大綱は、行財政運営を確実に推進するため、町を取り巻く状況や課題に対し、
必要な改革の基本的な方向性を定めることを目的として策定するものです。
【行政改革大綱の策定経過】
第 1 次
昭和60年度∼昭和62年度
第 2 次
昭和63年度∼平成 2 年度
第 3 次
平成 3 年度∼平成 5 年度
第 4 次
平成 6 年度∼平成 8 年度
第 5 次
平成 9 年度∼平成11年度
第 6 次
平成12年度∼平成14年度
第 7 次
平成15年度∼平成17年度
第 8 次
平成18年度∼平成20年度
第 9 次
平成21年度∼平成23年度
第10次
平成24年度∼平成26年度
2 町を取り巻く状況と課題
⑴
今までも伸び続け、今後も伸び続ける人口
少子高齢化、人口減少社会の到来などといわれるなか、日本創成会議における人口再生
産力に着目した全国の市区町村別将来推計人口では、本町は、若年女性人口変化率の増加
15 市区町村に選ばれ、今後も人口が伸び続けるまちとして紹介されました。土地区画整理
事業等により良好な住宅地を整備し、増加する人口の受け入れ態勢を整えていく一方で、
現状の住みやすさに満足することなく、住民の皆様にずっと住み続けたいと思っていただ
けるまちづくりを推進していくことが求められます。
※
日本創成会議とは
10年後の世界・アジアを見据えた日本全体のグランドデザインを描き、その実現に向けた戦略
を策定すべく、産業界労使や学識者など有志が立ち上げた組織です。日本の諸システムの総点検
を行い、国民の立場から新しい日本を創るための提言を発信し、国民的議論を興します。キーワ
ードは、「開(ひらく)」「自前主義の打破」「生活者や次世代の幸せを阻む既得権・旧弊の聖
域なき見直し」。日本独特の過剰な自前主義を捨て、国を開き、世界と共に発展していく国づく
りを目指します。
(日本創成会議事務局)
― 1 ―
⑵
地方分権、地方創生の進展に伴う「自主性」「自立性」の向上
地方分権の名のもと、住民に身近な行政は、できる限り地方公共団体が担い、その自主
性を発揮するとともに、地域住民が行政に参画し、協働していくことが進められています。
さらには、少子高齢化の進展に対応し、各地域がそれぞれの特徴を活かした自律的で持続
的な社会を形成するため、平成 26 年 11 月 28 日に「まち・ひと・しごと創生法」が施行さ
れ、今後、国と一体となった「地方創生」が進められていきます。このような状況により、
地方自治体の役割と責務はさらに拡大することになり、同時に「自主性」と「自立性」の
向上が求められます。
※
まち・ひと・しごと創生法
目的(第1条)
少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の
過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい住環境を確保して、将来にわたって活力ある日
本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施
する。
⑶
自然災害の脅威
過去には、三河地震(昭和 20 年)、東海豪雨(平成 12 年)、そして記憶に新しい平成 20
年8月末豪雨など、本町においても、多大な被害をもたらした自然災害が発生しています。
今後においても、近い将来、南海トラフ巨大地震が 70 パーセント程度の確率で発生すると
いわれており、また、気候変動等の影響に伴う台風の激化や局地的な大雨による風水害の
リスクも高まっています。このような状況にあることを踏まえ、過去の災害から得られた
教訓を生かし、防災体制の強化とともに、住民の防災意識の高揚を図っていくことが求め
られます。
― 2 ―
⑷
低迷期を脱しつつも、予断を許さない財政状況
本町の財政状況は、法人町民税の落ち込みによる非常に厳しい状況は脱しつつあり、回
復の状況にあります。しかしながら、税制改正等の影響もあり、今後大きな増収を期待で
きる状況にはありません。景気の変動に左右されない、健全な財政基盤の構築が求められ
ます。
(参考資料) 4頁「町税の推移」
5頁「基金現在高の推移」
6頁「地方債現在高の推移」
増加する
人口
自主性と自
立性の向上
幸田町
自然災害
の脅威
― 3 ―
予断を許さな
い財政状況
町税の推移
滞納繰越分
都市計画税
たばこ税
10,000,000
千円
軽自動車税
国有資産交付金等
固定(償却資産分)
固定(家屋分)
9,000,000
固定(土地分)
法人町民税
個人町民税
都市計画税
8,000,000
固定(償却資産分)
7,000,000
6,000,000
固定(家屋分)
5,000,000
固定(土地分)
4,000,000
3,000,000
法人町民税
2,000,000
1,000,000
個人町民税
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26 年度
(資料:財政課)
平成20年のリーマンショック後、経済が減速し、平成21年度からは町税も大きく減少しまし
た。経済対策等による景気の緩やかな回復により、平成25年度からは町税も増加に転じ、リーマ
ンショック前の水準に回復してきました。しかしながら、法人町民税の一部国税化の影響もあ
り、今後の大きな増収は期待できません。
― 4 ―
基金現在高の推移
千円
8,000,000
処遇改善臨時基金
介護給付準備基金
国保財政調整基金
7,000,000
土地開発基金
介護給付準備基金
福祉施設整備基金
医療施設整備基金
6,000,000
都市施設整備基金
教育施設整備基金
5,000,000
財政調整基金
4,000,000
国保財政調整基金
3,000,000
土地開発基金
2,000,000
都市施設整備基金
1,000,000教育施設整備基金
財政調整基金
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26年度
(資料:財政課)
基金は、特定目的のための特定基金、景気の影響を受けやすい法人町民税の減収等に備え
財政調整基金の積立を行っています。平成20年度からの財政調整基金の急増は、リーマン
ショックによる町税の減収補てん等のために、平成20年度と21年度に地方債(借金)を約29
億円借り入れたことによるものです。平成25年度から町税は回復していますが、基金への積
立増に結びついているものではありません。
― 5 ―
地方債現在高の推移
20,000,000
18,000,000
千円
企業会計(水道事業)
下水道事業特別会計
農業集落排水事業特別会計
幸田駅前土地区画整理事業特別会計
土地取得特別会計
一 般 会 計
企業会計(水道事業)
16,000,000
下水道事業特別会計
14,000,000
12,000,000
農業集落排水事業特別会計
幸田駅前土地区画
整理事業特別会計
10,000,000
土地取得特別会計
8,000,000
6,000,000
4,000,000
一 般 会 計
2,000,000
0
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
年度
(資料:財政課)
地方債は、町の借金にあたるものです。町民会館を始めとするハッピネス・ヒル・幸田の整備
に伴い、平成12年度には総額約228億円にもなりましたが、平成26年度末時点においては、約
108億円にまで減少しています。平成20年度から一般会計の地方債現在高が一時的に増加に転
じている理由は、税収不足により地方債の借り入れを行ったことによるものです。
― 6 ―
3 行政改革の基本方針
⑴
改革の期間
平成27年度から29年度までの3年とします。
⑵
改革の視点
第 11 次行政改革は、次の5つの視点を切り口に必要な取組項目を定め、推進していきま
す。
(視点1)住み続けたくなるまちづくり
住みやすさの尺度は人それぞれ異なりますが、安全で安心して暮らせるまちであるこ
とは、全ての人に共通するものであります。また、土地区画整理事業等による住宅地整
備により若い世代を受け入れ、さらに、今後、若年女性人口の増加も見込まれている本
町においては、安心して子どもを育てられるまちであることも非常に重要なことです。
本町に住む人たちに、この先もずっと住み続けたいと思っていただくために必要な取組
を推進していきます。
【主要取組項目】
・安全で安心なまちづくりの推進
・子育て環境の充実
(視点2)人財と資産を無駄なく最大限に活用
行政を運営する原動力である人財、またその基盤をなす資産には、いずれも限りがあ
ります。最小の経費で最大の成果をあげるため、その限りある人財と資産を、無駄なく
最大限に活用させるために必要な取組を推進していきます。
【主要取組項目】
・人財の確保と育成
・公共施設等の最適な管理と利活用
(視点3)多様な主体との連携・協働
近年、「多様な主体」という言葉が使われます。これは、公共的活動に主体的にかか
わる行政(=町)以外の主体を指すものであり、具体的には、住民、地域コミュニティ、
ボランティア団体、企業、大学等があげられます。これら、多様な主体が取り組む公共
的活動は、従来、行政が手の届かなかった領域にまで広がりを見せています。それぞれ
の主体が持つ特性や資源を活かしつつ連携・協働することにより、相乗効果を引き出し、
― 7 ―
行政サービスの拡大を推進していきます。
【主要取組項目】
・産・学・金等との連携
・民間活力の活用
・自治体間の連携
・地域(住民)との連携・協働
(視点4)絶え間ない改善
時代の変化とともに、住民の行政に対する需要は多種多様化し、高度化しています。
さらに、新規住民が多く流入し、今後も増え続けることが予想されている本町において
は、今後もその傾向は顕著に現れてくるものと思われます。従来から行っている住民サ
ービスにおいても、住民目線を意識し、常に改善を心掛け、サービスの質の向上と事務
の効率化を推進していきます。
【主要取組項目】
・住民サービスの改善・質の向上
・事務の改善・効率化
(視点5)強じんな足腰
地方公共団体を取り巻く様々な環境が大きく様変わりするなか、地方分権が進展し、
さらには各地域がそれぞれの特徴を生かした自律的で持続的な社会の形成を目指す「地
方創生」の取組が今後進められ、地方自治体には、自己責任のもと、自らの判断で行財
政運営を推進していくための自主性と自立性が求められています。
このような状況にも耐えうる強じんな足腰(=自立した行財政基盤)を確立する必要
があります。
【主要取組項目】
・健全な財政基盤の確立
・安定した行政基盤の確立
― 8 ―
4 第 11 次行政改革大綱の体系
目 的
主要取組項目
視 点
① 安全で安心なまちづくりの推進
住み続けたくなるまちづ
くり
② 子育て環境の充実
③ 人財の確保と育成
人財と資産を無駄なく
最大限に活用
行
財
政
運
営
の
確
実
な
推
進
④ 公共施設等の最適な管理と利活用
⑤ 産・学・金等との連携
⑥ 民間活力の活用
多様な主体との連携・
協働
⑦ 自治体間の連携
⑧ 地域(住民)との連携・協働
⑨ 住民サービスの改善・質の向上
絶え間ない改善
⑩ 事務の改善・効率化
⑪ 健全な財政基盤の確立
強じんな足腰
⑫ 安定した行政基盤の確立
― 9 ―
5 取組項目
① 安全で安心なまちづくりの推進
1
地域防災力の向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(防災安全課)
2
防犯灯のLED化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(防災安全課)
3
農業用施設の耐震化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(産業振興課)
4
Webカメラの設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(土木課)
5
防災備蓄倉庫の整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(予防防災課)
② 子育て環境の充実
6
子育て支援サービスの充実(児童館)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(こども課)
7
子育て支援サービスの充実(放課後児童クラブ)
・・・・・・・・・・・・・・・・
(こども課)
③ 人財の確保と育成
8
採用試験の見直しによる時代に相応しい人財の確保・・・・・・・・・・・・・・
(人事秘書課)
9
新たな人事評価制度の構築・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(人事秘書課)
10
メンタルヘルス対策の強化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(人事秘書課)
11
新規採用消防職員の育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(庶務課)
④ 公共施設等の最適な管理と利活用
12
公共施設及び地区集会施設の統廃合・長寿命化による維持管理・・・・・・・・・・・
(総務課)
13
借地の解消・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財政課)
14
上水道施設の耐震化・長寿命化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(水道課)
15
都市公園施設長寿命化計画に基づいた維持保全の取組・・・・・・・・・・・・・
(都市計画課)
16
下水道、集落排水管路の長寿命化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(下水道課)
⑤ 産・学・金等との連携
17
企業、大学、金融機関との連携・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(企業立地課)
⑥ 民間活力の活用
18
民間教育・保育施設の支援・誘致・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(こども課)
⑦ 自治体間の連携
19
岡崎市こども発達センターの整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(福祉課)
20
岡崎西尾ごみ処理広域化計画に基づくごみ処理施設の新設・・・・・・・・・・・・・
(環境課)
21
蒲郡市幸田町衛生組合新斎場の改築・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(環境課)
22
消防指令業務の共同運用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(消防署)
― 10 ―
⑧ 地域(住民)との連携・協働
23
女性の参画・活躍の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(企画政策課)
24
高齢者見守りネットワークの構築・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(福祉課)
25
公園の植栽・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(区画整理課)
26
地域に根ざした学校づくりの推進により、児童生徒の学習意欲の高揚を図ると共に、
地域で子どもを育てるという意識を醸成する・・・・・・・・・・・・・・・・・
(学校教育課)
⑨ 住民サービスの改善・質の向上
27
総合住民情報システムの整備・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(企画政策課)
28
ホームページの充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(企画政策課)
29
個人番号カードの普及促進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(住民課)
30
国民健康保険税の普通徴収による期別納付額の平準化・・・・・・・・・・・・・
(保険医療課)
31
データヘルスを活用した効果的な保健事業の実施・・・・・・・・・・・・・・・
(保険医療課)
32
社会教育施設及び社会体育施設の「利用案内(詳細)
」の作成・・・・・・・・・
(生涯学習課)
⑩ 事務の改善・効率化
33
課税資料の保管スペース確保と検索の高速化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(税務課)
34
予防接種、健康診査等のシステム化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(健康課)
35
納付書のバーコード読取化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(出納室)
⑪ 健全な財政基盤の確立
36
企業誘致・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(企業立地課)
37
プライマリーバランスの均衡保持・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(財政課)
⑫ 安定した行政基盤の確立
38
情報セキュリティ対策の強化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(企画政策課)
39
災害時の体制整備(業務継続計画の策定等)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
(防災安全課)
40
危機管理・防災体制の強化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(健康課)
― 11 ―
① 安全で安心なまちづくりの推進
取組項目
地域防災力の向上
(防災安全課)
内容
地域における防災活動を支援し、地域と行政の
連携強化と地域防災力の向上を図る。
1
防犯灯のLED化
(防災安全課)
2
― 12 ―
3
農業用施設の耐震化
(産業振興課)
Webカメラの設置
(土木課)
4
防災備蓄倉庫の整備
(予防防災課)
5
町内の防犯灯をLED化することで、明るく安
全安心なまちづくりに寄与し、防犯灯の維持管理
費用の軽減や環境への負荷の軽減のため防犯灯の
LED化事業を実施する。
農業用ため池・農業排水機場の耐震化
道路の冠水状況をライブ情報として把握し、通
行止等の速やかな危険回避措置を実施するため、
JR横断のアンダーパス道路にWebカメラを設
置する。町HP上での閲覧を可能とし、将来は河
川監視を目的としたカメラ利用も図っていく。
基幹避難所の防災備蓄倉庫整備
実施計画
H27
地区防災訓練支援、防災リーダー研修実施
H28
地区防災訓練支援、防災リーダー研修実施
H29
地区防災訓練支援、防災リーダー研修実施
H27
LED照明導入調査、導入
H28
―
H29
―
H27
一部実施・調査
H28
一部実施・調査
H29
一部実施・調査
H27
Web カメラ設置及び情報システムの構築
H28
Web カメラ設置増設
H29
Web カメラ設置増設
H27
南部中学校防災備蓄倉庫設置
H28
北部中学校防災備蓄倉庫設置
H29
防災倉庫改修工事計画の策定
数値目標又は指標/期待する効果等
(数値目標又は指標)
自主防災組織に属する住民全員が受講
(期待する効果等)
防災に関する実践的知識と技術を有し、災害時と平
時における地域の防災活動の中心となる人材及び組織
を養成する。
(数値目標又は指標)
町内防犯灯、約3,700基のLED化
(期待する効果等)
二酸化炭素排出量の削減効果及び消費電力の削減に
よる電気料金の軽減が図られる。
防犯灯の管理業務を業者へリース契約することで、
職員の事務軽減が図られる。
(期待する効果等)
水害に備えたまちづくり
(数値目標又は指標)
走行車両の水没事故件数
町HP上でのカメラ情報アクセス件数
(期待する効果等)
ライブ情報を基に現場に即した初動対応を実施する
ことにより走行車両の安全確保が可能になり、町HP
上で現場状況を即座に把握できることにより住民への
的確な危険情報提供が可能になるなど、現場での車両
水没事故等の防止、住民の防災意識、危機管理意識等
の高揚に効果が期待できる。
(数値目標又は指標)
2箇所
(期待する効果等)
防災施設と防災資機材、備蓄品等の整備充実するこ
とにより、災害時における防災体制の強化が図られる。
② 子育て環境の充実
取組項目
6
7
内容
子育て支援サービスの
充実(児童館)
(こども課)
坂崎、幸田、豊坂小学区に子どもの居場所づく
りとして、児童館の建設整備を進める。
子育て支援サービスの
充実(放課後児童クラ
ブ)
(こども課)
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
の受入れ体制の充実を図る。
実施計画
― 13 ―
H27
児童館建設基本構想の策定
H28
用地確保、実施設計業務
H29
建設着手(1館)
H27
放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の
受入れ体制の充実を図る。
H28
豊坂・深溝・坂崎第2児童クラブの開設・開設準
備
H29
豊坂・深溝・坂崎第2児童クラブの開設・開設準
備
H27
採用試験方法の見直しの検討、実施
H28
実施
H29
実施
数値目標又は指標/期待する効果等
(期待する効果等)
児童館を整備することにより、子どもの居場所や親
子がふれあえる場所の確保と子育て家庭に対する相
談・援助を行うなどにより、子育て支援の充実が図ら
れる。
(期待する効果等)
放課後児童クラブの受入れ体制拡充により、親が安
心して働き続けられる環境と遊びを通じた健全な育成
が図られる。
③ 人財の確保と育成
取組項目
内容
8
採用試験の見直しによ
る時代に相応しい人財
の確保
(人事秘書課)
公務員としての適性を見極められるよう、より
人物重視の試験方法に見直す。
9
新たな人事評価制度の
構築
(人事秘書課)
「能力評価」と「業績評価」の両面に基づく、
客観性・透明性の高い人事評価制度の構築と導入
を図る。
メンタルヘルス対策の
強化
(人事秘書課)
近年、メンタルヘルス不調者が増加傾向にある
状況を踏まえ、職員全員を対象にストレスチェッ
クを行い、ストレス関連疾患の予防と早期発見に
努める。
新規採用消防職員の育
成
(庶務課)
教育機関での専門知識の習得及び災害活動経験
者の技術の伝承を行い、災害現場での安全かつ迅
速な活動を図る。
10
11
実施計画
H27
人事評価制度の検討、評価者の研修
H28
実施
H29
実施
H27
職員全員を対象に、ストレスチェックを実施
H28
職員全員を対象に、ストレスチェックを実施
H29
職員全員を対象に、ストレスチェックを実施
H27
教育機関での専門知識の習得推進
H28
教育機関での専門知識の習得推進
H29
教育機関での専門知識の習得推進
数値目標又は指標/期待する効果等
(期待する効果等)
多種多様化、高度化する行政ニーズや行政課題に的
確に対応できる優秀な職員を確保する。
(期待する効果等)
能力と実績に基づく人事管理を行うことにより、職
員の育成につながる。
(期待する効果等)
職員のストレスの程度を把握し、職員自身のストレ
スへの気付きを促すとともに、職場改善につなげ、働
きやすい職場づくりを進めることによって、職員がメ
ンタルヘルス不調になることの未然防止が図られる。
(期待する効果等)
迅速な活動による災害の早期沈静化及び住民、隊員
の安全確保
④ 公共施設等の最適な管理と利活用
取組項目
公共施設及び地区集会
施設の統廃合・長寿命化
による維持管理
(総務課)
12
借地の解消
(財政課)
内容
幸田町の全てのインフラを対象とする「幸田町
公共施設等総合管理計画」を策定し、それに基づ
く実施計画となる公共施設及び地区集会施設の適
正管理計画を各行政区と協議をしながら策定し、
施設の統廃合・長寿命化を進め、将来的な本町の
財政負担の軽減を図る。これらを進めるには地元
行政区との協議が必要であり、平成27年度∼2
9年度の3か年のみで取り組めるものではないた
め、長期的に取り組む必要がある。
職員駐車場用地始めとする借地の解消及び借地
料の軽減
― 14 ―
13
14
15
16
上水道施設の耐震化・長
寿命化
(水道課)
重要拠点施設への給水管の耐震化、永野ポンプ
場の更新
都市公園施設長寿命化
計画に基づいた維持保
全の取組
(都市計画課)
平成26年3月に策定した「幸田町都市公園施
設長寿命化計画(計画期間 平成27年度∼平成3
6年度)」に基づいた公園施設の予防的な修繕及び
計画に沿った更新を実施する。
下水道、集落排水管路の
長寿命化
(下水道課)
管路内TV調査により腐食、変形等による流入
水の調査を行う。調査の結果により、管路更生工
事を行い長寿命化を図る。
実施計画
数値目標又は指標/期待する効果等
H27
幸田町公共施設等総合管理計画の策定、公共施設
及び地区集会施設への修繕を始めとする維持管
理負担等の見直し
H28
公共施設及び地区集会施設の統廃合・長寿命化を
始めとする適正管理計画の策定
H29
公共施設等の適正管理計画に基づき施設の統廃
合・長寿命化の推進(各行政区との協議等)
(数値目標又は指標)
公共施設等総合管理計画の策定及び計画内容の周知
(期待する効果等)
公共施設の中には、築数十年を経過するものもあり、
修繕等に膨大な経費が見込まれる。計画的な管理計画
により全町的な施設の配置を実現し、行政区等にとっ
ても大きな負担となる管理費の削減につなげたい。
H27
借地の更新時に、借地解消に向けた買収、借地料
の軽減に向けた交渉を実施
(期待する効果等)
借地料の減少
H28
借地の更新時に、借地解消に向けた買収、借地料
の軽減に向けた交渉を実施
H29
借地の更新時に、借地解消に向けた買収、借地料
の軽減に向けた交渉を実施
H27
重要拠点施設への給水管の耐震化、永野ポンプ場
の更新
H28
重要拠点施設への給水管の耐震化
H29
重要拠点施設への給水管の耐震化
H27
遊具等公園施設の修繕・更新の実施
H28
遊具等公園施設の修繕・更新の実施
H29
遊具等公園施設の修繕・更新の実施
H27
管路TV調査 L=3.8㎞、管更生 L=57m、内
面補修7箇所を実施
H28
管路TV調査及び管路更生工事の実施
H29
管路TV調査及び管路更生工事の実施
(数値目標又は指標)
耐震化率の向上
(期待する効果等)
災害時におけるライフラインの早期復旧、避難所へ
の水道水の安定供給
(期待する効果等)
公園施設の長寿命化と安全性の確保及びライフサイ
クルコストの縮減
(数値目標又は指標)
下水管路延長 L=273㎞(公下 L=167、集排 L=
106)の内TV調査 L=63㎞済。H26末点検率2
3%をH29末までに30%になるように努める。
(期待する効果)
管路TV調査及び更生補修により管路の長寿命化を
図る。補修による不明水を減少させ、維持管理費(処
理負担金)の減少につながる。
⑤ 産・学・金等との連携
取組項目
企業、大学、金融機関と
の連携
(企業立地課)
内容
新産業の創出及び経営改善による企業の留置に
向け、幸田ものづくり研究センター事業及びま
ち・ひと・しごと創生に係る地方版総合戦略の策
定と計画に掲げる施策に産金官学が連携して取り
組む。
実施計画
H27
幸田ものづくり研究センター事業開始/幸田町
まち・ひと・しごと創生総合戦略策定(地方創生
先行型事業)
H28
実施
H29
実施
H27
幸田町子ども・子育て支援事業計画の実施
H28
実施(既存私立幼稚園の認定こども園化)
H29
実施(民間認定こども園の誘致)
17
数値目標又は指標/期待する効果等
― 15 ―
(期待する効果等)
・幸田ものづくり研究センターにおいて、企業の経営
改善、改善インストラクターの養成により、企業の生
産力向上を促進することで、経営力の増進及び雇用の
拡大を図る。
・幸田町まち・ひと・しごと創生総合戦略において定
める人口ビジョンを実現するため、政策目標及び施策
を定め、持続可能なまちづくりにつなげる。
・地方創生先行型事業において、名古屋大学と連携す
ることで工業分野における技術を農水産業へ転用でき
る機器の開発を促進し、品質及び生産量を飛躍的に向
上させることで高付加価値産品の生産を可能にする。
また、町内企業が開発に参画することで、新たな機器
開発や新産業への進出等によるビジネスチャンスが期
待できる。
⑥ 民間活力の活用
取組項目
18
民間教育・保育施設の支
援・誘致
(こども課)
内容
平成26年度に策定した幸田町子ども・子育て
支援事業計画の実現に向け、既存の私立幼稚園へ
の支援、認定こども園の誘致を推進する。
実施計画
数値目標又は指標/期待する効果等
(期待する効果等)
民間教育・保育施設である認定こども園の誘致・支
援を進め、3歳未満児の受入れ拡大を進めることによ
り、仕事と子育ての両立を支援する環境整備が図られ
る。
⑦ 自治体間の連携
取組項目
19
岡崎市こども発達セン
ターの整備
(福祉課)
― 16 ―
20
岡崎西尾ごみ処理広域
化計画に基づくごみ焼
却施設の新設
(環境課)
21
蒲郡市幸田町衛生組合
新斎場の改築
(環境課)
消防指令業務の共同運
用
(消防署)
22
内容
岡崎市が整備する「岡崎市こども発達センター」
は幸田町との広域施設と位置付け、建設費、ラン
ニングコストについて負担し、応分の利用ができ
るよう調整を図る。
平成42年度の供用開始を目指し、広域でのご
み焼却場建設
蒲郡市との共同運営による新斎場の整備
実施計画
H27
債務負担行為
PFI事業者による施設の設計業務
H28
同上
PFI事業者による新築工事
H29
同上
供用開始(利用開始)
H27
調査・検討
H28
調査・検討
H29
調査・検討
H27
実施
H28
完了
数値目標又は指標/期待する効果等
(期待する効果等)
当施設を利用することで、発達に障害のある子又は
疑いのある子の対応を、発見から経過措置、診断、専
門療育、統合保育と一つの流れとして措置することか
できる。特に、医療関係者を入れることで、相談、診
断が専門的に対応できる。
(期待する効果等)
スケールメリットによるごみ処理施設建設費用とラ
イフサイクルコストの低廉化
(期待する効果等)
斎場の環境整備と利用申し込みの簡便化
H29
岡崎市と幸田町における消防指令業務の共同運
用。平成30年4月1日の開始を目指す。
H27
H28
実施設計
H29
整備工事
(数値目標又は指標)
高機能消防指令システムを岡崎市と共同で整備し、
整備費、運用費の低減化を図る。通信の効率化を図り
通信員を6名から4名に削減する。
(期待する効果等)
119番通報から現場到着時間の短縮、削減された
人員を現場投入し、消防力の強化、住民サービスの向
上が図れる。
⑧ 地域(住民)との連携・協働
取組項目
女性の参画・活躍の推進
(企画政策課)
内容
政策等の立案・決定に女性の意見を反映する。
23
24
― 17 ―
25
26
高齢者見守りネットワ
ークの構築
(福祉課)
公園の植栽
(区画整理課)
地域に根ざした学校づ
くりの推進により、児童
生徒の学習意欲の高揚
を図ると共に、地域で子
どもを育てるという意
識を醸成する
(学校教育課)
ひとり暮らし高齢者、高齢者世帯及び認知症高
齢者の増加が予想されるなか、地域住民、民生・
児童委員及びライフライン事業者等からなる「見
守りネットワーク」を構築し、早期対応、孤立化
の防止を図る。
地域住民にとって近くの公園がより身近で親し
みやすい公園となるよう、住民と一緒に整備する。
各学校の伝統、地域性、環境等の特殊性、独自
性等を十分に考慮した学習計画により、地域と学
校が一体となった学習環境を構築する。
実施計画
H27
審議会、委員会等への女性委員の登用の推進
H28
審議会、委員会等への女性委員の登用の推進
H29
審議会、委員会等への女性委員の登用の推進
H27
見守りネットワーク連絡会議の開催
ライフライン事業者との見守り協定締結
H28
見守りネットワーク連絡会議の開催
H29
見守りネットワーク連絡会議の開催
H27
公園の植栽を実施
H28
公園の植栽を実施
H29
公園の植栽を実施
H27
各校において地域の先生等、地域ボランティアの
積極的な活用を図る。
H28
地域人材情報を教育委員会から各校へ情報提供
する。
H29
町民全体で子どもを育てるという意識の高揚を
図る。
数値目標又は指標/期待する効果等
(数値目標又は指標)
平成30年度:審議会等での女性委員の比率30%
(期待する効果等)
画一的ではなく様々な視点によって、多様化する状
況に適応
(期待する効果等)
認知症等の高齢者の地域での見守り体制の確立
孤独死・孤立死等の防止、早期発見
(期待する効果等)
地域との協働で良好な住環境整備を行い、コミュニ
ティ形成を図る。
(数値目標又は指標)
全小中学校で独自の学習計画に基づく取組がなされ
る。また、学習計画に、地域人材の活用が盛り込まれ
ている。
(期待する効果等)
継続した取組により、町民全体で子どもを育てると
いう意識の醸成が図られる。
⑨ 住民サービスの改善・質の向上
取組項目
27
総合住民情報システム
の整備
(企画政策課)
内容
総合住民情報システム(基幹系システム)の整
備により、総合窓口の本格運用を実施する。
実施計画
H27
新システムの整備(構築)、運用マニュアルの整
備
H28
システム研修、運用マニュアルの整備・適正化
H29
システム研修、運用マニュアルの整備・適正化
数値目標又は指標/期待する効果等
(期待する効果等)
「顔の見えるワンストップサービス」を掲げ、住民
目線による「もれなく(漏れなく)やさしい(易しい)
窓口」の実現化を図り、住民にとって居心地の良い行
政サービスを提供
ホームページの充実
(企画政策課)
職員向けのホームページ編集委員会を設置し開
催する。職員の知識と意識を向上することで、最
新情報の提供に心がける。
28
― 18 ―
29
30
個人番号カードの普及
促進
(住民課)
周知、啓発活動を行うとともに、独自利用によ
るサービス拡大の検討を行う。
国民健康保険税の普通
徴収による期別納付額
の平準化
(保険医療課)
基幹系システム再構築及びコンビニ収納の実施
に合わせ、第2期以降の各納期の納付額の端数処
理を千円未満から百円未満に変更する。
H27
ホームページ編集委員会の設置及び開催
ホームページサーバーのクラウド化
広報誌の電子ブック化
H28
ホームページ編集委員会の開催
防災時のライブカメラの情報を発信
H29
ホームページ編集委員会の開催
H27
周知、啓発及び独自利用の検討
H28
周知、啓発及び独自利用の検討
H29
周知、啓発及び独自利用の検討
H27
条例改正、被保険者への周知
H28
実施
H29
実施
(数値目標又は指標)
月アクセス数 22,000回
(期待する効果等)
魅力あるホームページを作成することでアクセス数
の増加
職員のホームページ作成に対する知識の向上と最新
情報の提供
(期待する効果等)
社会保障・税番号制度の施行により個人番号カード
の交付が始まるが、個人番号カードに町独自の利用を
付加することにより、サービスの拡大が図られる。
(数値目標又は指標)
国民健康保険税(現年度分)
収納率(H26)93.8%
自主納付率(H26)22.2%
(期待する効果等)
第8期までの期別納付額が平準化されるとともに、
端数金額が合算される第1期の納付額が抑えられるた
め、口座振替によらず納付書による自主納付を選択す
る納税者にとっては、コンビニ収納とともに納付しや
すい環境となり、現年度分の収納率向上が期待できる。
データヘルスを活用し
た効果的な保健事業の
実施
(保険医療課)
国民健康保険の被保険者のレセプトや健診情報
等を活用して「計画→実施→評価→改善」のPD
CAサイクルに沿った効率的かつ効果的な保健事
業を実施する。
社会教育施設及び社会
体育施設の「利用案内
(詳細)」の作成
(生涯学習課)
各施設の利用に関する詳細(料金、予約や申請
の仕組み等)をわかりやすく明記したものを作成
し、窓口等で周知し、サービス利便性の向上を図
る。
H27
幸田町国民健康保険保健事業実施計画の策定
H28
実施
H29
実施
31
― 19 ―
32
H27
現状把握等、準備
H28
内容検討、作成
H29
実施
H27
課税資料のスキャニングとシステムへの取り込
み実施方法の確立
H28
実施
H29
実施
(数値目標又は指標)
国民健康保険
特定健康診査受診率(H25)55.7%
特定保健指導終了率(H25)36.5%
内臓脂肪症候群該当者・予備群の割合
(H25)27.0%
被保険者一人当たりの医療費
(H26)289,079円
(期待する効果等)
被保険者の健康増進とともに生活習慣病の予防、重
症化防止が図られ、それが医療費の適正化につながり、
国保財政の健全化に期待ができる。
・特定健康診査受診率、特定保健指導終了率の引上げ
・内臓脂肪症候群該当者・予備群の割合、被保険者一
人当たりの医療費の引下げ。
(数値目標又は指標)
利用者への周知不足による手続き及び利用上の間違
いを減らす。
(期待する効果等)
新規利用者等に申請上の注意点や仕組み等を事前に
分かりやすく周知することにより、手続き及び利用上
の間違い等を防ぐことができ、又、利用の促進にもつ
ながることが期待できる。
⑩ 事務の改善・効率化
取組項目
課税資料の保管スペー
ス確保と検索の高速化
(税務課)
33
内容
町県民税の課税資料(給与支払報告書、年金支
払報告書等)をスキャニングし、システムに取り
込み電子化することにより、課税資料の保管スペ
ース確保と検索の高速化を図る。また、賦課期日
に幸田町に在住していない人の課税資料を本来の
課税市町村に送付する事務も効率化が図られる。
実施計画
数値目標又は指標/期待する効果等
(数値目標又は指標)
給与支払報告書 約22,600件
年金支払報告書 約14,300件
確定申告書 約6,800件
住民税申告書 約1,700件
(期待する効果等)
・課税資料保管の省スペース化
・課税資料検索の効率化
予防接種、健康診査等の
システム化
(健康課)
予防接種、健康診査等のシステム化に伴い、事
務の効率化を図る。
納付書のバーコード読
取化
(出納室)
税料等の収納時、キャッシャーを手入力にて処
理をしているが、正確、安全性を期すためコンビ
ニ収納対応に合わせバーコード読取を実施する。
H27
システム導入のための、現状事務の見直し
H28
システム導入後の、事務の見直し
H29
システム導入後の、事務の見直し
H27
キャッシャーをバーコード読取への改修委託
H28
実施
H29
実施
H27
実施(関係協議、調査、周知の継続)
H28
実施(関係協議、調査、周知の継続)
H29
実施(関係協議、調査、周知の継続)
34
35
(数値目標又は指標)
接種券の交換・再交付の即日発行
交換・再発行件数 月平均10件
(期待する効果等)
予防接種における、接種券の発行、接種履歴の整理、
接種勧奨等、健康診査における、個人データの整理、
受診勧奨、健康施策等の業務に効率的に取り組むこと
ができる。
(期待する効果等)
手入力処理がなくなることにより、より正確かつ迅
速な対応が可能となる。
⑪ 健全な財政基盤の確立
― 20 ―
取組項目
36
37
企業誘致
(企業立地課)
プライマリーバランス
の均衡保持
(財政課)
内容
地域や愛知県企業庁等関係機関との協議、工業
団地開発に向けた各種調査、企業への周知等、須
美前山・東山地区及び久保田凧山地区を始めとし
た拡大工業地区等への企業誘致に取り組む。
起債の新規発行額を償還額以下に収めることに
より義務的経費を抑え、自由に使える予算の確保
を図る。
実施計画
数値目標又は指標/期待する効果等
H27
普通会計元利償還計画額
≧ 新規起債額
H28
普通会計元利償還計画額
≧ 新規起債額
H29
普通会計元利償還計画額
≧ 新規起債額
(期待する効果等)
幸田町への新規企業進出による法人住民税及び固定
資産税の増加を始め、雇用創出に伴う町内への移住促
進が期待できる。
(数値目標又は指標)
H30.3.31時点の起債残高を50億円以下にす
る。(H27.3.31時点 57億円)
(期待する効果等)
財政の弾力性の確保により財政の健全化を図る。
⑫ 安定した行政基盤の確立
取組項目
38
39
40
内容
情報セキュリティ対策
の強化
(企画政策課)
職員の情報管理能力の強化と情報セキュリティ
対策の実施による個人情報保護を徹底する。
災害時の体制整備(業務
継続計画の策定等)
(防災安全課)
大規模災害等の非常事態の発生に備え、業務継
続計画を策定するなど体制の整備を図る。
危機管理・防災体制の強
化
(健康課)
地域防災計画と県の災害時保健師活動マニュア
ル等の計画との整合を図り、発災時に的確な対応
を可能とする。
実施計画
H27
情報セキュリティ研修の実施
H28
情報セキュリティ研修の実施
H29
情報セキュリティ研修の実施
情報セキュリティポリシーの改定
― 21 ―
H27
業務継続計画の検討
H28
業務継続計画の策定
H29
業務継続計画の策定
H27
幸田町保健センター保健師等災害時保健活動マ
ニュアルの見直し
H28
発災時の対応の検討
H29
発災時の対応の検討
数値目標又は指標/期待する効果等
(数値目標又は指標)
年1回、情報セキュリティ研修を実施
(期待する効果等)
職員の情報セキュリティに対する重要性、意識の向
上
(期待する効果等)
通常業務の優先順位の区分や遂行に必要な職員数を
整理し、地域防災計画の実効性を担保する。
(期待する効果等)
県と町の災害時の保健活動マニュアルを調整し、日
ごろからの準備を進め、発災時に的確に保健師等の職
員が行動することができる。
【過去の行革大綱策定経過】
☆
第 1 次(昭和 60 年度から昭和 62 年度) 昭和 60 年 10 月 1 日 策定
☆
第 2 次(昭和 63 年度から平成 2 年度) 昭和 63 年 10 月 1 日 策定
☆
第 3 次(平成 3 年度から平成 5 年度) 平成 4 年 3 月 1 日 策定
☆
第 4 次(平成 6 年度から平成 8 年度) 平成 7 年 2 月 20 日 策定
☆
第 5 次(平成 9 年度から平成 11 年度) 平成 9 年 6 月 6 日 策定
☆
第 6 次(平成 12 年度から平成 14 年度 ) 平成 12 年 5 月 25 日 策定
☆
第 7 次(平成 15 年度から平成 17 年度) 平成 15 年 3 月 25 日 策定
☆
第 8 次(平成 18 年度から平成 20 年度 ) 平成 18 年 3 月 8 日 策定
☆
第 9 次(平成 21 年度から平成 23 年度) 平成 21 年 3 月 4 日 策定
☆
第 10 次(平成 24 年度から平成 26 年度) 平成 24 年 6 月 19 日 策定