レディーテーブルの鏡は・・?,フランス人アンティーク屋さん,ルイ16世

レディーテーブルの鏡は・・?
小ぶりなレディーテーブルのご紹介です
こちらはローズウッドで作られたレディーテーブルです
レディーテーブルとはその昔、女性たちの作業台として使われていたもので、天板を開けると鏡や収納
スペースがついています。
木目を生かした模様が本当に美しい!
こちらの鏡は真横からよく見ると、少し波打つような形状をしていて、
下の写真のように、鏡に映るものもなんだか歪んで見えます。
これじゃぁ鏡の役割を果たせない、”不良品”なのでしょうか・・
いいえ、違います!
その昔、機械がなかった時代には、鏡だって手作業で作られていました。
機械がなければ、現代のように物がそっくりそのまま綺麗に写る鏡にはなかなかなりません。
そんな不恰好な鏡は、つまり手作業で作られていたもの=機械がないほど古い時代のものが、そのまま
残されている証
なのです。
これは鏡だけでなく、ディスプレイキャビネットに使われているガラスなどにも同じことが言えます。
ご自宅に古い鏡やガラスがあれば、一度真横から見てみてください。細かく波打つようなものであれば、
相当古いものであると言えるでしょう
そんな昔から大切に残されてきたのですね
これからもずっと受け継がれていきますように
http://laurentcluet.com/details.php?ref=LPC169
フランス人アンティーク屋さん
フランスより買い付け便りが届きました
通訳しておきます
フランスと日本の両方でブログを書けるなんて、便利な世の中ですね
◇◇◇
Bonjour
few days ago, my son and me invited for lunch at a antiques dealer’s home, somewhere in France:
先日、私と息子はフランスでアンティークディーラーをする友人のお宅のランチにご招待していただき
ました。
Tomatoes came from a small vegetable garden, « à l’ancienne », and the vinegar for dressing was
also hand made.
トマトは友人が家庭菜園で作ったもの、そしてドレッシングに使うビネガーも手作りです!
◇◇◇
フランス道中、なかなか楽しんでいるようですね(ちゃんと仕事もしていますよ)
今回の買い付けは4歳の息子も同行しています
夜明け前からのブロカント巡りや山の上の蚤の市も頑張っていっているようですよ!
フランス語とパパのお仕事をしっかり目と耳に焼き付けて帰ってきてくれることを期待しています^^
肝心の家具のご紹介も続々アップいたします
お楽しみに!
ルイ16世チェア
店主のフランス買い付け旅、順調に進んでいるようです
さて今日は先日新しい姿に生まれ変わったばかりの素敵なチェアのご紹介です
ホワイト×シルキーブルーの素敵なチェア
こちらは木枠以外の部分(背もたれ、座面、側面、クッション)は内部構造まで全て新しく作り変えて
おります。
元々とても古く内部も生地も相当使い込まれていましたので、一度木枠のみを残して全て取り外しまし
た。
ファブリック部分が新しいと、安心してこれから長くご愛用いただけますね(もちろん古いものの奥ゆ
かしさも私は大好きですが・・)
今回新しく生まれ変わって、これからまたこの椅子の長い歴史が始まるのです!
シルキーな生地なので、光の具合によって色味が変わります。
リボンにガーランド、お花のエレガントな生地がとても美しいですよね
座面や背もたれも大きめなので、ゆったりリラックスして座っていただけますよ
是非ごらんください
http://laurentcluet.com/details.php?ref=LPC170
買い付けの旅2016
ただいま店主が新しい商品買い付けのため、渡仏しております
そのため店舗の営業日時を臨時変更いたします
期間:9月1日から1∼2ヶ月間(帰国日未定)
open:9時~16時
お休み:土・日・祝
上記以外に不定期でお休みいただく場合もございます
なお、インターネットやお電話での受付は随時行っておりますのでご連絡ください
e-mail:[email protected]
お電話:080-7133-0077 080-7130-0077
開店時に不在にしている場合はお電話ください。
不定期にお休みいただく場合がございますので、ご来店の際には事前にお電話いただけますと確実です。
お客様各位にはご不便おかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます
今回の買い付けた商品は、フランス現地より随時掲載してまいりますので、ぜひご覧ください
スタッフのemailにはさっそく現地の様子が送られてきております
楽しみですね∼∼
商品の到着は年末∼来年始ごろとなっておりますのでどうぞお楽しみに!!
バーゲンセールのご案内
只今行っております、店主のきまぐれバーゲンセール
ベッドサイドテーブルがお買い得となっております
期間中はたくさんお問い合わせいただきましてありがとうございます!!
期間も未定のきまぐれバーゲンセールでしたが、7月10日(日)をもって終了とさせていただきます
大きさも手ごろでどのご家庭でも取り入れていただきやすいベッドサイドテーブルは、通年大変人気の
商品となっております。
店主のきまぐれバーゲンセール、残り10日ほどとなっておりますので、この機会に是非ご検討ください
ませ!!
※お写真にはsold out のものを含んでいます
ちなみに
ホームページ未掲載のベッドサイドテーブルも数点ございます
ご希望のタイプなどございましたらお尋ねください。
今なら未掲載商品もバーゲン価格にいたしますよ!
詳しくはホームページをご覧ください
http://laurentcluet.com/
Maison Kriéger (日本語訳)
Bonjour
Few months ago, I wrote few lines about the Maison Kriéger.
Today I am giving some more information about it.
数ヶ月前、私は「Maison Kriéger(メゾン・クリガー)社」についての話を少し書きました。
今回は、もう少し詳しく書いてみようと思います。
Above is the Maison Kriéger workshop located at the faubourg Saint-Antoine, in Paris around 1884.
(« L’ameublement d’art francais 1850-1900″ page 41 )
The company started in the middle of the 19th century till about 1945 (« L’ameublement d’art
francais 1850-1900″ page 310 ).
It was specialized in the furniture but later on also developed the decoration. Around 1920-1930
about 1000 persons were working at the workshop.
上の写真は、1884年のパリのセイント--。
この会社は19世紀中ごろから1945年までに活躍しました。
家具製作会社として繁栄し、のちには室内デコレーションも手がけました。1920年∼1930年頃には、
約1000人の従業員を抱える会社でした。
[caption id="attachment_2771" align="alignnone" width="300"] Kriégerカービング工房[/caption]
[caption id="attachment_2770" align="alignnone" width="300"] Kriéger工房[/caption]
The company used different marks to sign its pieces, among others, some are below:
メゾン・クリガー社のサインは数種類ありましたが、下の写真はそのうちの2例です
According to Emile Bergerat (« L’ameublement d’art francais 1850-1900″ page 41),
in 1878 the Kriéger company was the biggest furniture company in Paris and was famous all over
Europe.
At the end of the 19th century the workshop was like a factory covering a surface of two hectares .
Good quality piece and also exceptional pieces were produced.
Emile
Bergerat
の著によると、メゾン・クリガー社は、1870年のパリで最も大きな家具制作会社であり、ヨーロッパ
全体においてもとても有名な会社でした。
19世紀末、ワークショップは2ヘクタールの敷地をもつ工場のようで、高品質で一般的なものから希少
性の高い商品まで幅広く手がけていました。
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osition universelle de Bruxelles in 1910[/caption]
Among others prizes, the company got the silver medal at the 5th exhibition of the Union centrale
des Beaux-Arts in 1876, and also the grand prix at the Exposition universelle internationale de Paris
in 1889 (« L’ameublement d’art francais 1850-1900″).
Ok, most probably you wont get their top pieces which were made for the aristocracy and rich
customers of this time, but it is also precised that the company was using quartersawn oak for their
furniture structure and also well selected mahogany(« L’ameublement d’art francais 1850-1900″
page 310).
So this is the most important point for a person who may buy a normal Kriéger piece cause this
guarantee the stability of the wood hence the quality of the furniture.
1876年centrale
des
Beaux-Arts
において行われた博覧会にて銀メダルを獲得、また、1889年パリ万国博覧会では家具製作の技術など
を披露し、各国を差し置いてグランプリを獲得しています。
もちろん展覧会で展示されたような家具は一部の上流階級に作られた、ほんの一部の特別なものではあ
ります。しかし、メゾンクリガー社が手がけた家具全般にquartersawn
(柾目びき)という製材技術が用いられていられたり、厳選されたマホガニー材が用いられていたりと、
一般的な層のものでも大変クオリティーが高いものであることがわかります。
メゾン・クリガー社についていろいろ説明してきましたが、会社の歴史や獲得メダルの話よりも最も大
切なポイントは、現代に残されているメゾン・クリガー社の商品は、大変クオリティーの高いもので間
違いないということです。
たとえそれがメゾン・クリガー社の中で最も一般的なものであったとしても、彼らが作ったものは、基
本的なベースがすでにハイクオリティーであり、良質な商品として自信を持ってご紹介できるものです。
ぜひホームページをご覧ください
http://laurentcluet.com/details.php?ref=LPC102
新掲載商品<アンティークフラワースタンド>
こちらも新しく掲載いたしましたルイ15世様式フラワースタンド
本当に美しい商品です
こちらは、少し前にブロンズを綺麗にしているところをブログでご紹介いたしました
http://www.blog.laurentcluet.com/%E6%89%8B%E5%BD%AB%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%83%9
6%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BA/
そのときの迫力満点のドラゴンヘッドが四本の脚を飾っています
蓋をした状態です
こちらは140年∼150年ほど前のものですが、当時お花を飾る専用の家具としてつくられました。
写真のお花がある部分は直接水や土を入れられる容器になっています。
当時はお花を飾るためだけのものでしたが、ここへ氷などを入れてシャンパンやワインを冷やしてテー
ブル横へ置いてもとても素敵ですよね!
とても美しくて、修復が完了したときはしばしウットリ眺めてしまいました・・
詳しくはホームページをご覧ください
http://laurentcluet.com/deMianville.php?ref=LPC146#LPC146
新掲載商品<ルイ15世アームチェアセット>
こちらも新しく掲載いたしました
修復が完了したばかりのルイ15世様式アームチェアセットです
椅子を新しく張りなおす時は輸入生地を扱うショールームで生地を選んで、いつも椅子張りをお願いし
ている職人さんの工房へ店主が自らはこびます。
椅子張りが完了すればまた店主が運転する車で迎えにいき、当店へ戻ってきます。
新しい生地を選ぶのはとても難しく時間がかかるのですが、生まれ変わった姿を見たときはいつもとて
も感動します!
こちらのセットもとても素晴らしい姿になって戻ってきました
スツールは単品でもセットでもお買い求めいただけます
ちなみに今回の生地は、店主が選びました
大きなヒゲのおじさんが選んだとは思えない可愛さですよね・・^^
詳しくはホームページをご覧ください
http://laurentcluet.com/details.php?ref=LPC144
新掲載商品<ナポレオン3世アームチェア>
新しくホームページへ掲載いたしました
ナポレオン3世スタイルのアームチェアです
こちらは、フランス語で
«
crapaud(クラポ)”
と呼ばれる形で、crapaud
は、「雄のカエル」という意味で、日本で言うガマガエルやヒキガエルのような、どっしりした大きめ
のカエルというイメージです・・
そう言われてみればかたちが似てる・・!
・・か?な?(笑)
名前の由来は置いといて
今回は下のフリンジのみを新しく付け直し、生地はフランスで買い付けたそのままの状態です
生地はとても美しく、とても保存状態が良い商品です
このスタイルは座面が低く作られており、ゆったり深く座れるようになっています。
その昔は暖炉の前や寝室へ置かれ、プライベートなリラックスタイムのために使われたそうですよ
体の大きなフランス人がそうしたように、このソファにゆったり座って読書などを楽しんでみませんか?
詳しくはホームページをご覧ください
http://laurentcluet.com/details.php?ref=LPC143
一部商品セールのご案内
只今、一部のベッドサイドテーブルがお買い得になっております!
人気のフラワーマーケトリーのものなど、非常に状態が良くどのご家庭にも取り入れていただきやすい
ベッドサイドテーブルを、10%∼18%オフにてご紹介中です
その他「お買い得商品」カテゴリー内で、ベッドサイドテーブル以外の一部商品もお買い得価格にて掲
載いたしておりますので、そちらも合わせてご覧ください
セール期間は未定となっておりますので、このチャンスをぜひお見逃しなく!!
詳しくはホームページをご覧ください
http://laurentcluet.com/display.php?choix=Table%20de%20nuit