宇都宮市立宮の原中学校だより第 22 号平成 27 年 11 月 21 日（土）発行自主創造平成 27 年度学校経営の理念（25 年度より継続）豊かな心をもち、自律・実践する生徒の育成～夢・創造・感動の校風をめざして～心が温くなる出来事！社会体験学習先の方から御礼の手紙をいただきました。 10 月 19 日（月）から市内の各企業・営業所で行われました 2 年生の社会体験学習後、学校長あてで 1 通の手紙をいただきましたので、全文を掲載・紹介いたします。『菊花の美しい季節になりました。鷲谷病院に入院していましたところ、貴校の実習の生徒さん 4 名の方をお迎えしました。毎日、窓の外の木々や飛び回る小鳥を待つのが唯一の楽しみでしたが、実習生の若々しく礼儀正しい姿に周りの空気が新鮮になりました。汚れた足を洗ってくださったり、食事を運んでくださったり、まるで孫にお世話をしていただくようで一味もふた味も食事がおいしくなりました。最終日には、マジックを楽しませてもらいました。一生懸命の所作には患者たちもとても和やかにさせてくださいました。拍手喝采でした。男子生徒さん、女子生徒さんの優しく、丁寧な心遣いにナイチンゲールを思い出しました。ベテランの看護師さんのご指導のもと、あらゆる分野のことを学ばれましたことは、未来の夢に向かって、多くのことを習得されたことと存じます。暗いニュースが山積みしているような時に、今回の実習生の皆さんとお会いして、お世話をしていただき、明るい希望が湧いてまいりました。改めて宮の原中学校の校長先生、諸先生方の素晴らしい指導を感じさせていただきました。おかげさまで 10 月 31 日に退院ができまして、帰宅いたしましたところです。生徒さんの清々しい優しい心遣いが妙薬になりました。お別れの握手の時は、さびしくて涙が溢れるほどの思い出は忘れられません。大変乱筆乱文ですが、心から御礼申し上げます。二年生 4 名の生徒さんになにとぞ喜びをお伝えいただけましたら幸いでございます。』鷲谷病院に入院されていた市内在住の方からの手紙ですが、教師の手を離れた学校外の活動で、このような態度であった生徒の皆さんは大変素晴らしいです。「一所懸命にやっている姿を、誰かが必ず見ていてくれる。」社会体験学習の意義が十分に達成されたと思います。写真左は、いただいた手紙。写真右は、鷲谷病院で真剣に説明を聞く森田愛己さん、長島伊吹くん、頴川丈くん、藤田明彩菜さんの 4 人。写真左から「岩渕スポーツ」「ヨークベニマル」「宮ステーキ」「ホテルニューイタヤ」での宮チャレです。ロボット・チャレンジ 2015 決勝進出！ 11 月 7 日（土）に行われました第 26 回科学技術コンクール「ロボット・チャレンジ 2015」に出場した本校科学部の横山岳史くん（1 年）と磯山晴くん（1 年）が予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進出しました。ルールは、競技場の得点エリアに硬式テニスボールを運び、その得点を競うものです。試合時間は 3 分で、スタートエリアから得点エリアまでには、谷ゾーンや山ゾーンがあり、段差を乗り越えていかなければなりません。本校は、運動系の部活動の活躍だけでなく、文化・芸術系の部活動も活発に活動しています。ロボット製作の楽しさなどを、二人に聞きました。【写真左はリモコンを持つ横山くん、ロボット本体を持つ磯山くん】ロボットづくりのおもしろさは、「自分で作ったロボットが初めて動くところが一番ワクワクする。」（磯山くん）「完成した時が一番うれしい。」（横山くん）ということでした。また、工夫したところは、「キャタピラがまっすぐ回るようにするところが大変苦労した。」（磯山くん）「糸（ロープ）を巻き取り、アームの高さを調節して、ハンドでボールをつかめるようにするところが難しかった。」（横山くん）と話していました。来年度に向けての意欲も高まっていました。ちなみに製作費は、１台６，０００円だそうです。【学校情報メール配信システムの配信テストの結果について】 11 月 4 日（水）午後 0 時 40 分から 50 分の間に、市内 79 校で一斉メール配信テストが行われました。同時間帯送信ユーザー数（加入保護者・教職員）39,217 件に対して、最速送信時間 16 秒、最大遅延時間は 9 分 30 秒という結果が報告されました。今回のテストメール配信により、市教育委員会としては、「おおむね 3 分程度で配信されていることから、委託業者よる再発防止策の実行性が確認できたと判断する。」という通知（11 月 9 日付け）がありましたので、お知らせいたします。【生徒の写真や氏名など個人情報が掲載されていますので、お取扱いには十分お気をつけください】