“⼤和投資信託”ツイッター @DaiwaAM 情報提供資料 2016年8月5日 No. 198 米国リート『4-6月期』の業績動向 ~好調な決算続く~ 1株FFO * 総収入 銘柄名 セクター エクイティ・レジデンシャル 集合住宅 0.76㌦ (- 10.6%) 0.76㌦ -12.4% 96.3% (+0.1%) アバロンベイ・コミュニティーズ 集合住宅 2.03㌦ (+ 8.6%) 2.02㌦ + 9.8% 95.5% (-0.2%) ボストン・プロパティーズ オフィス 1.43㌦ (+ 5.1%) 1.39㌦ + 0.9% (前年同期比) 市場予想 (前年同期比) SLグリーン・リアルティ オフィス 1.69㌦ (+ 2.4%) 1.61㌦ +51.0% サイモン・プロパティー・グループ 商業施設 2.63㌦ (+ 9.1%) 2.62㌦ - 2.5% 入居率(前年比) 90.8% (-0.3%) ** マンハッタン地区 97.4% (+0.3%) 95.9% (-0.2%) * FFOとは:リートが賃料からどれだけの現金収入を得ているかを示す数値で、リートの収益力を示す指標。前年との比較のため継続事業ベースに調整。 **物件売却に伴う一時収益を含む。 集合住宅セクター エクイティ・レジデンシャル ~全米最大の集合住宅リート ~ 4-6月期の1株FFOは非中核物件売却の影響などを背景に前年同期比でマイナスとなったものの、既存保有物件からの 収益は、賃料の上昇と入居率の改善から同+5.3%となった。 同社の中核都市としているサンフランシスコやニューヨークで需給の悪化が垣間見られ、2016年通年の収益見通しを引き下げた ものの、入居率は96.3%と依然高い水準を継続しており、賃貸住宅需要の底堅さが伺える。 アバロンベイ・コミュニティーズ ~全米第2位の集合住宅リート~ 強い集合住宅需要を背景に、4-6月期の1株FFOは$2.03と会社予想レンジ($1.97-$2.03)の上限いっぱいの良好な 結果となった。2016年通年の1株FFO予想は前年比+9%と前年に引き続き、力強い成長率となる見通しだ。 1980年代~2000年台初頭生まれの『ミレニアル世代』は賃貸住宅を選好する傾向があるが、米国勢調査局が6月に行 なった調査によると、『ミレニアル世代』は米国最大の年齢層に転じた。『彼らの世帯形成に伴う賃貸住宅市場への追い風 は今後5年以上続くと見ている』と経営陣はコメントしている。 オフィス・セクター ボストン・プロパティーズ ~全米最大手のオフィス・リート~ 4-6月期の1株FFOは$1.43と、会社予想のレンジ($1.36-$1.38)や市場予想($1.39)を上回る堅調な結果となった。 4-6月期の契約更新時におけるオフィス賃料の伸びは、前年同期比で平均+18.3%と前期の同+16.4%から加速して いる。経営陣から『予期していたように、オフィス賃料はボストンやサンフランシスコで非常に力強い成長が続いているが、全ての地 域でも良好な成長が続いている』と伝えられた。 SLグリーン・リアルティ ~マンハッタン最大手のオフィス・リート~ 4-6月期の1株FFOは前年同期比+2.4%、早期リース解約や大型物件売却などによる一時収入を含めると同 +106.7%となった。4-6月期に契約した新たな賃料はマンハッタンで平均+16.1%と、既存物件における収益も堅調な 結果となっている。 経営陣から『4-6月期の決算結果は、オフィス市場において想定を上回る良好なトレンドが継続していることを示している。』 と伝えられた。同社は今回の決算を受けて、保有不動産の賃料成長率見通しを昨年末の13~16%から22%にまで 引き上げている。 商業施設セクター サイモン・プロパティー・グループ ~全米最大の商業施設(ショッピング・モール、アウトレット)リート~ 4-6月期の1株FFO成長率は前年同期比+9.1%と堅調な結果となり、2016年通年の見通しは前四半期に次いで 再度の上方修正が行なわれた。また、1株配当は$1.60から$1.65への増配が発表されている。 『我々の保有する商業施設への小売業の強い需要を背景に、契約更改は良好な結果となった。』と決算説明会で伝え られたように、4-6月期の契約更新時における賃料の伸びは+14.8%と、17四半期連続で2桁成長を遂げている。 当ページに記載している銘柄は、米国リートの代表銘柄であり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。 (出所)ブルームバーグ、各決算発表データより大和投資信託作成 ※次ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧下さい。 (1/2) 投資信託の留意点 以下の記載は、金融商品取引法第 37 条により表示が義務付けられている事項です。お客さまが実際にご購入される個々 のファンドに適用される費用やリスクとは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。ファンドにかかる費用の項 目や料率等は販売会社や個々のファンドによって異なるため、費用の料率は大和投資信託が運用する一般的なファンドの うち、徴収するそれぞれの費用における最高料率を表示しております。また、特定ファンドの取得をご希望の場合には、 当該ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」をあらかじめ、または同時にお渡しいたしますので必ずご覧いただき、 投資に関する最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いします。 お客さまにご負担いただく費用 ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。 直接的にご負担いただく費用 購入時手数料 料率の上限は、3.24%(税込) です。 換金手数料 料率の上限は、1.296%(税込) です。 信託財産留保額 料率の上限は、0.5%です。 保有期間中に間接的にご負担いただく費用 運用管理費用(信託報酬) その他の費用・手数料 費用の料率の上限は、年率2.1816%(税込) です。 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引 等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負 担いただきます。 (その他の費用・手数料については、 運用状況等により 変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。 ) ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ※ ファンドにより異なりますので、 くわしくは販売会社にお問合わせください。 ※ 詳細につきましては、 「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。 ファンドのリスクについて ファンドは値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証 されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金 とは異なります。また、新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスクなどがあります。リスクの要因については、 ファンドが投資する有価証券等により異なりますので、お申込みにあたっては、ファンドの「投資信託説明書(交付 目論見書) 」をご覧ください。 当資料のお取扱いにおけるご注意 ◆当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的として 大和証券投資信託委託株式会社が作成したものであり、勧誘を目的とした ものではありません。投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書) 」の内容 を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ◆当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実 績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。記載内容は資料作成時点のものであ り、予告なく変更されることがあります。 販売会社等についてのお問合わせ フリーダイヤル 0120-106212(営業日の9:00∼17:00) ホームページアドレス http://www.daiwa-am.co.jp/ (2/2)
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